JP6703356B2 - グリップの取付構造 - Google Patents
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Description
また、従来、管状のハンドルバーの端部に嵌めたグリップ内を固定用ばね部材がスライドするように設けられ、前記グリップの端部外側からの固定用ネジの挿入により、固定用ばね部材の脚部材が径方向外向きに拡張し、固定用ばね部材がハンドルバーに固定される「グリップの抜け止め構造」が知られている(特許文献2の段落番号「0020」、「0021」及び「0028」、並びに図2〜図7参照)。
また、上記した従来の「グリップの抜け止め構造」(特許文献2)では、部品点数が多く、エンドキャップのハンドル内壁への圧接のみのため巻上げ力によっては外れるおそれがあり、叉、グリップの位置決め機能がないという第2の問題点があった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する第1、第2の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
請求項1に記載の発明は、次の点を目的とする。
すなわち、請求項1に記載の発明は、クリップにパイプとグリップそれぞれへの廻り止
め手段を有することで、クリップを介してパイプとグリップとをそれぞれ位置決めして固
定することができるようにしたものである。
これに加え、請求項1に記載の発明は、パイプとクリップとの廻り止め手段が、パイプの端部に形成された切れ込みと、切れ込みに挿入されるガイド突部であることで、パイプとクリップが相対回転不可に係合する構成とすることができるようにしたものである。
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項2に記載の発明は、パイプとクリップとに係り部を有することで、パイプとクリップとを抜け止めすることができるようにしたものである。
請求項3に記載の発明は、上記した請求項2に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項3に記載の発明は、クリップの係り部がクリップの径方向に弾性変形可能な爪片であり、締結手段の係合により弾性変形が阻止されることで、クリップの挿入性が良く、且つパイプとクリップとを抜け止めできるようにしたものである。
請求項4に記載の発明は、上記した請求項3に記載の発明の目的に
加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項4に記載の発明は、爪片がガイド突部と同軸上に設けられることで、
パイプの切れ込みがクリップの挿入ガイドとなるようにしたものである。
請求項5に記載の発明は、上記した請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明の目的に
加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項5に記載の発明は、クリップとグリップとの廻り止め手段がクリップ
とグリップとの一方に設けられる溝と、他方に設けられる突起であることで、クリップと
グリップ間を最小限に廻り止めを構成できるようにしたものである。
請求項6に記載の発明は、上記した請求項1〜5のいずれか1項に記載の発明の目的に
加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項6に記載の発明は、クリップとグリップとの廻り止め手段が、グリッ
プ筒内の隔壁のクリップに対向する側とクリップの隔壁に対向する側の一方に設けられる
突起と、他方に設けられ、突起と係合する受け部であることで、グリップ径方向の撓みに
影響されず、クリップとグリップの廻り止めが可能であるようにしたものである。
請求項7に記載の発明は、上記した請求項1〜6のいずれか1項に記載の発明の目的に
加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項7に記載の発明は、締結手段がクリップにタッピングされるタッピングネジであることで、クリップが廻り止めされるため強固に締結できるようにしたものである。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
請求項1に記載の発明は、次の点を特徴とする。
第1に、例えば図1に示すように、筒状のパイプ(30)と前記パイプ(30)に挿入固定されるクリップ(40)を介してパイプ(30)の端部に筒状のグリップ(50)を連結するグリップ(50)の取付構造(20)である。
第2に、クリップ(40)には、例えば図4、図33に示すように、パイプ(30)とグリップ(50)それぞれへの廻り止め手段(例えば第1、第2の廻り止め手段110,120)を有すると共に、グリップ(50)の筒内の隔壁(54)を挿通される締結手段(例えばネジ60)により固定される。
ここで、「前記グリップ(50)それぞれへの廻り止め手段」として、例えば図1及び図15に示すように、第2の廻り止め手段(120)を有し、第2の廻り止め手段(120)は、クリップ(40)とグリップ(50)との廻り止めのものであり、例えばクリップ(40)側のガイド溝(121)と、グリップ(50)側の筒内の内部突起(122)とから構成されている。
第3に、パイプ(30)とクリップ(40)との廻り止め手段(例えば第1の廻り止め手段110)は、例えば図4に示すように、パイプ(30)の端部に形成された切れ込み(111)と、切れ込み(111)に挿入されるガイド突部(112)である。
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、パイプ(30)とクリップ(40)とには、例えば図4に示すように、係り部(例えばパイプ側のロック穴131、クリップ側の爪片132)を有する。
請求項3に記載の発明は、上記した請求項2に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、クリップ(40)の係り部は、例えば図33に示すように、クリップ(40)の径方向に弾性変形可能な爪片(131)であり、締結手段(例えばネジ60)の係合により弾性変形が阻止される。
請求項4に記載の発明は、上記した請求項3に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、爪片(131)は、例えば図5に示すように、ガイド突部(112)と同軸上に設けられる。
請求項5に記載の発明は、上記した請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、クリップ(40)とグリップ(50)との廻り止め手段(例えば第2の廻り止め手段120)は、例えば図5及び図15に示すように、クリップ(40)とグリップ(50)との一方に設けられる溝(例えばガイド突部112側のガイド溝121)と、他方に設けられる突起(グリップ50の筒内の内部突起122)である。
なお、「一方に設けられる溝」として、例えば図5及び図9に示すように、クリップ(40)側にガイド溝(121)を設け、「他方に設けられる突起」として、例えば図15に示すように、グリップ(50)の筒内に内部突起(122)を設けたが、これに限定されず、図示しないが、例えばクリップ(40)側に「突起」を設け、グリップ(50)側に「溝」を設けても良い。
請求項6に記載の発明は、上記した請求項1〜5のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、クリップ(40)とグリップ(50)との廻り止め手段(例えば第3の廻り止め手段200)は、例えば図35及び図36に示すように、グリップ(50)の筒内の隔壁(54)のクリップ(40)に対向する側とクリップ(40)の隔壁(54)に対向する側の一方に設けられる突起(例えばクリップ40側の外部突起210)と、他方に設けられ、突起(例えば外部突起210)と係合する受け部(例えばグリップ50側の受け部220)である。
なお、「突起」として、例えば図35に示すように、クリップ(40)側に外部突起(210)を設け、「受け部」として、例えば図36に示すように、グリップ(50)側に受け部(220)を設けたが、これに限定されず、図示しないが、クリップ(40)側に「受け部」を設け、グリップ(50)側に「突起」を設けても良い。
請求項7に記載の発明は、上記した請求項1〜6のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、締結手段は、例えば図1に示すように、クリップ(40)にタッピングされるタッピングネジ(60)である。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、クリップにパイプとグリップそれぞれへの廻り止め手段を有することで、クリップを介してパイプとグリップとをそれぞれ位置決めして固定することができる。
これに加え、請求項1に記載の発明によれば、パイプとクリップとの廻り止め手段が、パイプの端部に形成された切れ込みと、切れ込みに挿入されるガイド突部であることで、パイプとクリップが相対回転不可に係合する構成とすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、上記した請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項2に記載の発明によれば、パイプとクリップとに係り部を有することで、パイプとクリップとを抜け止めすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、上記した請求項2に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項3に記載の発明によれば、クリップの係り部がクリップの径方向に弾性変形可能な爪片であり、締結手段の係合により弾性変形が阻止されることで、クリップの挿入性が良く、且つパイプとクリップとを抜け止めできる。
請求項4に記載の発明によれば、上記した請求項3に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項4に記載の発明によれば、爪片がガイド突部と同軸上に設けられることで、パイプの切れ込みがクリップの挿入ガイドとなる。
請求項5に記載の発明によれば、上記した請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項5に記載の発明によれば、クリップとグリップとの廻り止め手段がクリップとグリップとの一方に設けられる溝と、他方に設けられる突起であることで、クリップとグリップ間を最小限に廻り止めを構成できる。
請求項6に記載の発明によれば、上記した請求項1〜5のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項6に記載の発明によれば、クリップとグリップとの廻り止め手段が、グリップ筒内の隔壁のクリップに対向する側とクリップの隔壁に対向する側の一方に設けられる突起と、他方に設けられ、突起と係合する受け部であることで、グリップ径方向の撓みに影響されず、クリップとグリップの廻り止めが可能である。
請求項7に記載の発明によれば、上記した請求項1〜6のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項7に記載の発明によれば、締結手段がクリップにタッピングされるタッピングネジであることで、クリップが廻り止めされるため強固に締結できる。
図1中、20はグリップ50の取付構造20を示すものであり、図2に示す掃除用モップ10に用いられる。
なお、本取付構造20の使用例として、掃除用モップ10を例示したが、これに限定されない。
本取付構造20は、図1に示すように、大別すると、次のパーツから構成されている。
なお、次の(1)〜(5)については後述する。
(1)パイプ30
(2)クリップ40
(3)グリップ50
(4)ネジ60(締結手段)
(5)キャップ70
なお、取付構造20のパーツは、上記した(1)〜(5)に限定されない。
なお、次の(6)及び(7)については後述する。
(6)第1の廻り止め手段110
(7)ロック手段130
また、クリップ40とグリップ50との間には、図33に示すように、次の手段を設けている。
なお、次の(8)については後述する。
(8)第2の廻り止め手段120
パイプ30は、アルミニウム等の金属製のパイプ材から形成されている。
なお、パイプ30の材質として、アルミニウムを例示したが、これに限定されず、例えばアルミニウム以外の金属製のパイプ材を使用してもよいし、或いは樹脂製のパイプ材から構成しても良い。
(1)切れ込み111(第1の廻り止め手段110)
(2)ロック穴131(ロック手段130)
切れ込み111は、図4に示すように、パイプ30の端部に形成され、クリップ40の後述するガイド突部112が挿入される。切れ込み111は、クリップ40側のガイド突部112と共に、「第1の廻り止め手段110」を構成する。
切れ込み111は、パイプ30の端面から略矩形に切り欠かれ、直径方向、すなわち図4において上下に対向して一対形成される。
ロック穴131は、パイプ30の筒内にクリップ40を挿入した場合に、クリップ40の後述する爪片132と係合するものである。ロック穴131は、クリップ40の爪片132と共に、「係り部」を構成する。ロック穴131は、爪片132と係合することで、パイプ30の筒内からのクリップ40の抜けを阻止する「ロック手段130」を構成する。
ロック穴131は、図4に示すように、筒の内外に貫通する平面が方形に形成され、直径方向、すなわち同図において上下に対向して一対形成される。
また、ロック穴131は、図4に示すように、切れ込み111と同軸上に設けられている。
クリップ40は、図1に示すように、パイプ30の端部にグリップ50を連結するためのものである。
クリップ40は、図34に示すように、全体が円柱形に形成され、一端部、同図の向かって左側の端部がパイプ30の筒内の内径以下に設定され、叉、右側の端部の外径を後述するグリップ50の筒内の内径以下に設定されている。
クリップ40は、図4に示すように、同一構造を有する計2個のグロメット100a,100bから構成される。なお、グロメット100a,100bについては後述する。
グリップ50は、図1及び図12〜図20に示すように、筒状に形成され、図2、図3、図28〜図33に示すように、パイプ30の端部に外嵌される。
グリップ50は、適度な剛性と弾性とを有する、例えばPP(ポリプロピレン(polypropylene))等の熱可塑性の樹脂により一体的に成形されている。なお、グリップ50の材質として、「PP」を例示したが、他の樹脂でも良いし、或いは金属製としても良い。
グリップ50は、図15及び図16に示すように、その外形を断面非円形、例えば略三角形に形成し、叉、内形を断面円形に形成し、その内径をパイプ30の外径と略一致させている。
なお、次の(1)〜(8)については後述する。
(1)取付部51
(2)凸部52
(3)凹溝53
(4)隔壁54
(5)貫通孔55
(6)パイプ側内部リブ56
(7)キャップ側内部リブ57
(8)内部突起122(第2の廻り止め手段120)
取付部51は、図12に示すように、グリップ50の終端部に位置し、細くなり、図30に示すように、キャップ70が外嵌される。
取付部51の外形は、図16に示すように、断面非円形、例えば略三角形に形成し、キャップ70の供回りを防止している。
凸部52は、図12〜図14、図16及び図19に示すように、取付部51に位置し、当該取付部51から隆起し、複数個、例えば120度間隔で、計3個形成されている。
凸部52には、図32に示すように、キャップ70の後述する凹部71(図21)にはまり込み、グリップ50の終端部にキャップ70を固定するためのものである。
凹溝53は、図16に示すように、取付部51に位置し、端面からグリップ50の長尺方向に向かって溝状に形成されている。
凹溝53には、図32に示すように、キャップ70の後述する突条72(図21)がはまり込み、キャップ70の取り付け方向を規制するものである。
隔壁54は、図15〜図17に示すように、グリップ50の筒内部に位置し、当該筒内部を二分するものである。筒内部は、隔壁54を境として、図17において、向かって左側のパイプ30側と、右側のキャップ70側とに二分される。
貫通孔55は、図15〜図17に示すように、隔壁54を貫通するものであり、略円形に形成されている。貫通孔55は、後述するネジ60が挿入され、その内形をネジ60の軸部の外径以下に設定している。
パイプ側内部リブ56は、図15、図17及び図18に示すように、グリップ50の筒内部のパイプ30側に位置し、パイプ30に対するグリップ50の挿入方向に沿って長く延び、内周面から複数本、放射状に突出する。パイプ側内部リブ56は、グリップ50の筒内部に挿入されるクリップ40を案内するものであり、クリップ40の外周面との間の接触抵抗を軽減する。
キャップ側内部リブ57は、図16及び図17に示すように、グリップ50の筒内部のキャップ70側に位置し、ネジ60の挿入方向に沿って長く延び、内周面から複数本、放射状に突出する。キャップ側内部リブ57は、グリップ50の筒内部に挿入される、後述するネジ60を案内するものであり、ネジ60の軸部が隔壁54の貫通孔55にはまり込むように案内するものである。
内部突起122は、図15及び図17に示すように、グリップ50の筒内部のパイプ30側であって、隔壁54に隣接して位置し、内周面から直径方向に対向して突出する。内部突起122は、図5、図9及び図33に示すように、グリップ50の筒内部に挿入される、後述するグロメット100a,100bのガイド溝121にはまり込み、クリップ40とグリップ50との廻り止めのための「第2の廻り止め手段120」を構成する。
ネジ60は、図1及び図30〜図33に示すように、グリップ50の筒内部に一方から挿入され、筒内部の隔壁54を挿通し、グリップ50の筒内部に反対側から挿入されたクリップ40に締結され、グリップ50の筒内部にクリップ40を固定するためのものであり、「締結手段」を構成する。
ネジ60は、具体的には、クリップ40にタッピングされるタッピングネジから構成されている。ネジ60は、頭部と軸部とから構成され、軸部はグリップ50の隔壁54を貫通する貫通孔55を介して、クリップ40の挿入穴101にねじ込まれ、頭部はその外径を貫通孔55の内径より大きく設定している。
なお、締結手段として、タッピングネジを例示したが、これに限定されず、例えばネジ溝の無い先細状のピンから構成してもよい。
キャップ70は、図1〜図3、図21〜図30及び図32に示すように、グリップ50の終端部に取り付けられ、その終端部の開口を塞ぐものである。
キャップ70は、グリップ50と同様に、適度な剛性と弾性とを有する、例えばPP等の熱可塑性の樹脂により一体的に成形されている。なお、キャップ70の材質として、「PP」を例示したが、他の樹脂でも良いし、或いは金属製としても良い。
キャップ70は、図21に示すように、一端部が閉じた略円筒形に形成されている。キャップ70は、図24〜26に示すように、その外形をグリップ50の外形に一致させ、断面非円形に形成している。また、キャップ70の内形も、グリップ50の取付部51の外形に一致させ、断面非円形に形成している。
なお、次の(1)〜(3)については後述する。
(1)凹部71
(2)突条72
(3)ガイドピン73
凹部71は、図21に示すように、キャップ70の内周面に沿って凹状で形成されている。凹部71は、複数個、例えば120度間隔で、計3個形成されている。凹部71は、キャップ70をグリップ50の取付部51に外嵌した際に、図32に示すように、グリップ50の凸部52(図16)がはまり込み、グリップ50の終端部にキャップ70が固定される。
突条72は、図21に示すように、キャップ70の内周面に位置し、その開放した端面から奥側に向かって棒状に延びている。突条72は、キャップ70をグリップ50の取付部51に外嵌する際に、図32に示すように、グリップ50の凹溝53(図16)にはまり込み、キャップ70の挿入方向を規制している。
ガイドピン73は、図21に示すように、奥側の閉塞面から開放面に向かって棒状に伸びている。ガイドピン73は、キャップ70をグリップ50の取付部51に外嵌する際に、グリップ50の筒内部にはまり込み、キャップ70を取付部51に外嵌し易いように案内している。
グロメット100a,100bは、クリップ40が、図34に示すように、全体が円柱形に形成されるのに対し、図4に示すように、当該円柱形を直径方向に二分した半円柱形に形成されている。
すなわち、2個のグロメット100a,100bは、図5及び図6に示すように、突き合わせ面が平面に形成され、その外面が半円形に湾曲している。そして、2個のグロメット100a,100bは、平面である突き合わせ面に対し、図4においては上下に対称に形成され、1個のパーツを上下に2個突き合わせることで、クリップ40を構成している。ここでは、2個のグロメット100a,100bのうち、図6〜図11に示すように、片側、すなわち図4において下側に位置するグロメット100bについて説明する。
グロメット100bは、適度な剛性と弾性とを有する、例えばPOM(ポリアセタール(polyacetal)又はポリオキシメチレン(polyoxymethylene))等の熱可塑性の樹脂により一体的に成形されている。なお、グロメット100bの材質として、「POM」を例示したが、他の樹脂でも良いし、或いは金属製としても良い。
なお、次の(1)〜(9)については後述する。
(1)挿入穴101
(2)連結ピン102及び連結穴103
(3)空洞部104
(4)突片105
(5)外部リブ107
(6)肉抜き部108
(7)ガイド突部112(第1の廻り止め手段110)
(8)ガイド溝121(第2の廻り止め手段120)
(9)爪片132(ロック手段130)及びスリット106
挿入穴101は、図9に示すように、平面である突き合わせ面に位置し、断面が半円形に凹み、図6において向かって左側の側面に開口するとともに、内部、すなわち右側に向かって途中まで延びている。挿入穴101は、2個のグロメット100a,100bを上下に突き合わせた際に断面が円形の穴を成し、ネジ60の軸部が挿入される。円形の穴の内径は、ネジ60の軸部の外径より小さく設定され、「下穴」として機能し、ネジ60をねじ込んだ際に、円形の穴の内周面がタッピングされる。
連結ピン102及び連結穴103は、図5、図6及び図34に示すように、2個のグロメット100a,100bを上下に突き合わせた際に互いにはまり込み、2個のグロメット100a,100bを互いに連結するものである。連結ピン102と連結穴103とは、平面である突き合わせ面に位置し、挿入穴101を挟んで位置する。
空洞部104は、図6に示すように、平面である突き合わせ面に位置し、挿入穴101に連続し、凹状に形成され、挿入穴101の開口端面と反対側の端面が行き止まっている。
空洞部104は、突き合わせ面に向かって開放し、2個のグロメット100a,100bを上下に突き合わせた際に、一つの空間を形成し、当該空間にはネジ60の軸部が突出する。
突片105は、図6に示すように、空洞部104の一側面に位置し、板状に突出する。
突片105は、2個のグロメット100a,100bを上下に突き合わせた際に、他方のグロメット100aの空洞部104内にはまり込み、2個のグロメット100a,100bが平面である突き合わせ面におけるズレを防止している。
外部リブ107は、図6に示すように、湾曲した外面に位置し、パイプ30に対するクリップ40の挿入方向に沿って長く延びると共に、突片105の幅方向の両側に位置する。
外部リブ107は、パイプ30に対するクリップ40の挿入性を向上すると共に、両者間のガタツキを抑えるためのものである。
肉抜き部108は、図5に示すように、湾曲した外面に位置し、軽量化及び成形時のひずみを防止するためのものである。
ガイド突部112は、図4、図5及び図33に示すように、湾曲した外面から突出し、パイプ30の切れ込み111に挿入される。ガイド突部112は、パイプ30の切れ込み111と共に、「第1の廻り止め手段110」を構成する。
ガイド突部112は、図4に示すように、パイプ30に対するクリップ40の挿入方向の後方に位置し、湾曲した外面からリブ状に突出する。ガイド突部112は、図9に示すように、複数個、例えばグロメット100bの幅方向に離れて一対形成されている。
ガイド溝121は、図5、図20及び図33に示すように、湾曲した外面から凹み、パイプ30に取り付けられたクリップ40に対してグリップ50を外嵌した際に、グリップ50の筒内部において、当該筒内部に突出する内部突起122がはまり込み、当該内部突起122と共に、クリップ40とグリップ50との廻り止めのための「第2の廻り止め手段120」を構成する。
ガイド溝121は、図5に示すように、一対のガイド突部112の間隔内に位置する。
なお、ガイド溝121を、一対のガイド突部112の間隔内に位置させたが、これに限定されず、グリップ50側の内部突起122と位置が一致していれば良く、ガイド突部112の外側に形成しても良い。
爪片132は、図4〜図7、図10、図11、図33及び図34に示すように、湾曲した外面から突出し、パイプ30の筒内部に挿入した際に、そのロック穴131にはまり込むものであり、ロック穴131と共に「ロック手段130」を構成する。
爪片132は、図4に示すように、パイプ30に対するクリップ40の挿入方向の前方に位置し、図5に示すように、ガイド突部112と同軸上に設けられている。
爪片132には、その周囲を略コ字形或いは略C字形に縁取るスリット106が形成され、当該スリット106は空洞部104に貫通している。突片105は、図4においてパイプ30側と反対側の端部がヒンジとして、樹脂の弾性を利用して、当該ヒンジを中心に空洞部104の内部に向かってたわみ込める構造となっている。
第1の廻り止め手段110は、図4及び図33に示すように、クリップ40をパイプ30の筒内に挿入した際に、パイプ30とクリップ40との廻り止めのためのものである。
第1の廻り止め手段110は、パイプ30側の切れ込み111と、クリップ40側、すなわち上下のグロメット100a,100bの各ガイド突部112とから構成される。
なお、第1の廻り止め手段110として、パイプ30側の切れ込み111と、クリップ40側のガイド突部112とを例示したが、これに限定されず、図示しないが、パイプ30側に「ガイド突部」を設け、クリップ40側に「切れ込み」を設けても良い。
第2の廻り止め手段120は、図33に示すように、パイプ30に取り付けられたクリップ40に対してグリップ50を外嵌した際に、クリップ40とグリップ50との廻り止めのためのものである。
第2の廻り止め手段120は、クリップ40側、すなわち上下のグロメット100a,100bの各ガイド溝121と、グリップ50側の内部突起122とから構成される。
なお、第2の廻り止め手段120として、クリップ40側のガイド溝121と、グリップ50側の内部突起122とを例示したが、これに限定されず、図示しないが、クリップ40側に「突起」を設け、グリップ50側に「溝」を設けても良い。
ロック手段130は、図33及び図34に示すように、クリップ40をパイプ30の筒内に挿入した際に、パイプ30に対してクリップ40をロックし、パイプ30の筒内からのクリップ40の抜けを阻止するものである。
ロック手段130は、パイプ30側のロック穴131と、クリップ40側、すなわち上下のグロメット100a,100bの各爪片132とから構成される。
なお、ロック手段130として、パイプ30側のロック穴131と、クリップ40側の爪片132とをそれぞれ例示したが、これに限定されず、図示しないが、パイプ30側に「爪片」を形成し、クリップ40側に「ロック穴」を設けても良い。
上記した構成を備える取付構造20を用いたパイプ30に対するグリップ50の取り付けについて以下、説明する。
取り付け手順は、次の通りである。
なお、次の(1)〜(5)については、後述する。
(1)グロメット100a,100bの組み立て、クリップ40とする。
(2)パイプ30に対するクリップ40の取り付け。
(3)パイプ30に対し、クリップ40を介したグリップ50の取り付け。
(4)ネジ60の締結。
(5)グリップ50に対するキャップ70の取り付け。
上記した構成を備えた2個のグロメット100a,100bを用意し、図4に示すように、平面である突き合わせ面を互いに突き合わせ、図34に示すように、クリップ40とする。
2個のグロメット100a,100bを突き合わせると、相互の連結ピン102が他方の連結穴103にはまり込む。
このとき、お互いの突片105が、他方の空洞部104内にはまり込む。
つぎに、組み立てたクリップ40を、図34に示すように、その爪片132側からパイプ30の筒内に挿入する。このとき、爪片132が、パイプ30の切れ込み111に位置するように挿入する。
爪片132を切れ込み111に合わせて挿入すると、爪片132が切れ込み111の行き止まりの終端部に当接し、当該終端部に押されて、樹脂の弾性を利用して、空洞部104の内部に向かってたわみ込むことで、クリップ40がパイプ30の筒内に進行する。
クリップ40をパイプ30の筒内に更に押し込むと、爪片132がロック穴131に位置し、樹脂の弾性復元力により、ロック穴131にはまり込む。このため、クリップ40は、パイプ30に対して固定される。
また、このとき、クリップ40の各ガイド突部112が、パイプ30の切れ込み111にはまり込むことで、パイプ30とクリップ40との廻り止めとなる。
パイプ30に対するクリップ40の取り付け後、グリップ50を、図30、図32及び図33に示すように、パイプ30に取り付けられたクリップ40に合わせて外嵌する。
グリップ50は、パイプ側の内部リブ56の有る側の開口面から外嵌し、グリップ50の筒内部において、その隔壁54にクリップ40の端面が当接するまで深く外嵌する。
グリップ50の筒内部において、隔壁54にクリップ40が当接した位置で、グリップ50の内部突起122が、クリップ40のガイド溝121にはまり込み、クリップ40とグリップ50との廻り止めとなる。
また、このとき、グリップ50の隔壁54を貫通する貫通孔55と、クリップ40の挿入穴101の開口面とが互いに連通する。
つぎに、グリップ50は、図30、図32及び図33に示すように、キャップ側内部リブ57の有る側の開口面より、ネジ60をその軸部から挿入する。ネジ60の軸部は、グリップ50の筒内部において、隔壁54を貫通する貫通孔55に挿入され、当該貫通孔55を通してクリップ40の挿入穴101にねじ込まれる。
ネジ60をねじ込むと、その軸部が挿入穴101を通って空洞部104に達する。
このため、クリップ40の爪132は、空洞部104内にたわみ込めなくなると共にネジ60により外方に押広げられ、パイプ30のロック穴131に食込むように取付き、グリップ50はクリップ40及びネジ60を介してパイプ30に対してガタツクことなく固定される。
グリップ50の固定後、図30及び図32に示すように、その取付部51に合わせてキャップ70を外嵌する。
キャップ70は、その突条72(図21)を、取付部51の凹溝53(図16)に合わせて外嵌する。
キャップ70を外嵌すると、その凹部71(図21)に取付部51の凸部52(図16)がはまり込むことで、グリップ50の終端部にキャップ70を固定される。
つぎに、図35及び図36を用いて、取付構造20の第2の実施の形態について説明する。
本実施の形態は、クリップ40とグリップ50との廻り止めのための第3の廻り止め手段200を設けた点である。
第3の廻り止め手段200としては、図35に示すように、クリップ40には、グリップ50の筒内の隔壁54と対向する側に外部突起210を設け、グリップ50には、図36に示すように、クリップ40に対向する側に、外部突起210と係合する受け部220を設けている。
受け部220は、図36に示すように、隔壁54において、グリップ50と対向する面に位置し、外部突起210の外径に等しい内径を有する円形の穴として形成されている。なお、受け部220として、「穴」を例示したが、これに限定されず、凹部や溝状のものでも良い。
なお、第3の廻り止め手段200として、クリップ40の外部突起210と、グリップ50の受け部220とを例示したが、これに限定されず、図示しないが、例えばクリップ40側に「受け部」を設け、グリップ50側に「外部突起」を設けても良い。
10 掃除用モップ 20 取付構造
30 パイプ 40 クリップ
50 グリップ 51 取付部
52 凸部 53 凹溝
54 隔壁 55 貫通孔
56 パイプ側内部リブ 57 キャップ側内部リブ
60 ネジ(締結手段)
70 キャップ 71 凹部
72 突条 73 ガイドピン
80 モップヘッド 90 伸縮部
100a,100b グロメット
101 挿入穴 102 連結ピン
103 連結穴 104 空洞部
105 突片 106 スリット
107 外部リブ 108 肉抜き部
110 第1の廻り止め手段
111 切れ込み 112 ガイド突部
120 第2の廻り止め手段
121 ガイド溝 122 内部突起
130 ロック手段
131 ロック穴 132 爪片
(第2の実施の形態)
200 第3の廻り止め手段
210 外部突起 220 受け部
Claims (7)
- 筒状のパイプと、
前記パイプに挿入固定されるクリップを介して前記パイプの端部に筒状のグリップを連結するグリップの取付構造であって、
前記クリップには、
前記パイプと前記グリップそれぞれへの廻り止め手段を有すると共に、
前記グリップの筒内の隔壁を挿通される締結手段により固定され、
前記パイプと前記クリップとの前記廻り止め手段は、
前記パイプの端部に形成された切れ込みと、
前記切れ込みに挿入されるガイド突部である、
ことを特徴とするグリップの取付構造。 - 前記パイプと前記クリップとには、
係り部を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載のグリップの取付構造。 - 前記クリップの係り部は、
前記クリップの径方向に弾性変形可能な爪片であり、前記締結手段の係合により前記弾性変形が阻止される、
ことを特徴とする請求項2に記載のグリップの取付構造。 - 前記爪片は、
前記ガイド突部と同軸上に設けられる、
ことを特徴とする請求項3に記載のグリップの取付構造。 - 前記クリップと前記グリップとの前記廻り止め手段は、
前記クリップと前記グリップとの一方に設けられる溝と、
他方に設けられる突起である、
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のグリップの取付構造。 - 前記クリップと前記グリップとの前記廻り止め手段は、
前記グリップ筒内の隔壁の前記クリップに対向する側と前記クリップの前記隔壁に対向する側の一方に設けられる突起と、
他方に設けられ、前記突起と係合する受け部である、
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のグリップの取付構造。 - 前記締結手段は、
前記クリップにタッピングされるタッピングネジである、
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のグリップの取付構造。
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2017
- 2017-03-24 JP JP2017058606A patent/JP6703356B2/ja active Active
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