JP6702715B2 - テープ材巻きロールの自動移載装置及びラベル貼着機 - Google Patents

テープ材巻きロールの自動移載装置及びラベル貼着機 Download PDF

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本発明は、各種のテープ材巻きロールの引き出し完了後に新たなテープ材巻きロールを固設テーブル上の所定位置に自動的に移載するとともに、以降の処理を自動で行わせるテープ材巻きロールの自動移載装置及びその自動移載装置が配されているラベル貼着機に関する。
巻きロールから引き出したテープ類を所定の寸法に切断しながら連続して送り込まれ、瓶類や箱類などの各種容器の周面に貼着するラベル貼着機は広く知られている。この種のラベル貼着機において巻きロールからのテープの引き出しが終了すると、テープ終端部を巻き付けた状態で紙管がテーブル上に残される。この残された紙管は人手で取り除かれ、巻きロール集積領域に予め積み上げられている新たな巻きロールを人手で持ち上げて所定の位置に配された処理テーブル上のラベル貼着位置へと運び上げて、同巻きロールの中心部にある紙管をテーブル中心に突出する芯棒に位置合わせして外挿してテーブル上へと移載していた。
このように、この種のラベル貼着機における新たな巻きロールの移載を人手に頼っているのが一般的であった。そのため、所要の人員の確保が避けられず、生産量を増加させるにも限界があり、更には現場に紙ぼこりや衣類などから出るほこりの量も多くなりやすく、特に食料品用容器や医薬品用容器など塵芥を嫌う容器へのラベル貼着作業に様々な弊害を与えることが多くなる。
こうした弊害を排除するため、例えば特開平8−165040号公報(特許文献1)によれば、テープ巻きロール体の自動補給装置が提案されている。この巻きロール体の自動補給装置は、新たなロール体を簡単な構造をもってテーブル上の所定位置に簡単確実にセットできる巻きロール体の自動補給装置を提供することを目的としている。
その自動補給装置の構成は、各紙管Pの中心を同一水平線上に配して複数の巻きロール体Rを処理方向に向けて順次立てて搭載したコンベア30をテーブル20に接近して設けるとともに、コンベア30とテーブル20との間に移送板40を配している。移送板40は巻きロール体Rの中心位置を決める左右一対の支持体48,48を備えており、水平支軸41を中心としてコンベア30と対面する鉛直位置とテーブル20に対向する水平位置との間を約90°起倒自在とされ、かつテーブル20の載置面に沿って摺動自在とされている。
かかる構成により、ラベル貼着作業の無人化と作業時間の短縮化が可能となり、移送板が中心位置決め機構を有するため、例えば巻きロール体の径が変更されても同一装置で対応可能となるなど多様な作用効果を発揮するとしている。
特開平8−165040号公報
しかるに、上記特許文献1により提案された発明は、未だにその構成が複雑であり、しかもその補給作業も機械化して自動化されたとは言え操作手順などが相変わらず煩雑であり、更には上記移送板40の起立時に新たな巻きロール体Rを受け取り、これを移送板40の下端部左右に配されたピン状の支持体48に巻きロール体Rを載置して、同支持体によりロール体Rの下端部周縁を支持させるため、巻きロール体Rが確実に移送板40に密接して支持できるという保証はなく、新たな巻きロール体Rが前記支持体48から外れて移送板40から落下する可能性もある。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、その基本的な構成は回転可能なテーブルの上面に突出/退避するロール支持部材を紙管に挿通して支持された紙管付きのテープ材巻きロールのテープ材を引き出し完了後に、新たなテープ材巻きロールを前記テーブル上の所定の移載位置へと自動的に移載するテープ材巻きロールの自動移載装置であって、複数個の前記テープ材巻きロールが各紙管の中心を通る同一垂線上に多段に積み重ねられて所定の搭載位置に搭載され、機外の待機領域と機内の移載領域との間を移動する台車と、同移載領域に配され、前記台車を所定の停止位置に停止させる停止位置決め手段と、前記停止位置にある前記台車上の複数の前記テープ材巻きロールを、上段から1個づつ把持して前記テーブル上の前記移載位置まで搬送した後、その把持を自動的に解除する把持解除部材と、同把持解除部材を前記台車の前記搭載位置と前記テーブルの前記移載位置との間を所定の経路に沿って自動的に移動させる把持解除部材移動手段と、内部の記憶部に記憶されたシーケンスプログラムに従い、前記ロール支持部材のテーブル上への突出/退避動作、前記把持解除部材の把持/解除動作及び前記把持解除部材移動手段の始動/停止動作の各タイミングに合わせて前記ロール支持部材、前記把持解除部材及び前記把持解除部材移動手段の各駆動部に駆動信号を出力する制御盤とを備えてなることを特徴とする。
また、本発明のテープ材巻きロール自動移載装置は、前記テーブル上に移載された前記紙管付きのテープ材巻きロールのテープ材引き出し始端の近接部位に配され、前記制御盤からの信号を受けて前記テープ材引き出し始端部の一部を吸着把持後、張力調整部に配されたテープ材引き出し始端送りローラーへと移送導入したのち、同テープ材引き出し始端の吸着を解除して元の待機位置まで戻るテープ材始端部吸着移送部材を備えている。ここで、前記各駆動部は位置決めのための格別のセンサー類が不要なACサーボモーターを使うとよい。
更に、前記張力調整部は、複数の固定ローラーと複数のダンサーローラーとがそれぞれ整列して所要のテープ材走行間隙を空けて交互に配されるとともに、前記テープ材走行間隔に形成された空間を上下に移動可能なテープ材走行ガイド板を配したダンサーローラーユニットを有し、前記制御盤からの信号を受けて、前記テープ材のテープ材引き出し始端の通過時には前記テープ材走行ガイド板がテープ材ガイド位置に下降し、テープ材の通常走行時には前記テープ材走行ガイド板が所定位置まで上昇したのち前記複数のダンサーローラーが前記固定ローラーの間を一斉に下方へと移動する。
また、前記台車の前記停止位置決め手段が枠材から構成された台車停止領域に配されており、前記停止位置決め手段は前記台車停止領域には前記台車の前面に当接するストッパーと同ストッパーへと前記台車の左右側面に挟着して案内する複数のガイドローラーとで構成されるとよい。好ましくは、前記台車に搭載された複数段のテープ材巻きロールの各周面のテープ材引き出し始端に弾接するテープ材始端押さえを有している。更に好ましくは、前記台車は、前記複数のテープ材巻きロールの配設領域と同テープ材巻きロールの引き出し終端付き紙管の廃棄領域とを有している。また、テープ材巻きロールの上記把持解除部材は、吸排気により外径が膨張/収縮する吊りチャックからなることが好ましい。
前記テーブル上に移載された前記テープ材巻きロールにおける前記テープ材の引き出し経路に配され、同テープ材を所定の長さごとに切断する切断部を有していることが好ましい。この場合、前記テープ材巻きロールが長尺のラベルのテープ材巻きロールであり、前記テープ材巻きロール自動移載装置がラベル貼着機の一部に配される。
本発明の最も特徴とする構成は複数のテープ材巻きロールを同時に運べる上記台車にあり、同台車に複数のテープ材巻きロールを垂直に多段に積み重ねて搭載し、機外の待機領域から機内の所定の移載領域へと移動させて、テープ材巻きロールを把持解除部材によって1個づつ隣接するテーブル上へと自動的に移載する。前記台車と複数のテープ材巻きロールの搭載形態と、上記したその他の構成とが組み合わされて、本発明のテープ材巻きロール自動移載装置であればこそ発揮される以下の特有に優れた作用効果が発揮される。
すなわち、テープ材巻きロール自動移載装置自体の構造が従来以上に簡単であって、その設置面積も狭小化できることは当然のこととして、テープ材巻きロールの移載作業及び移載以降のテープ材巻きロール処理操作にも全く人手を要さず、完全自動化が可能であるため、テープ材巻きロールの移載及び処理時間を大幅に短縮することができる。因みに、医薬品用小瓶のラベル貼着速度を例にとれば、従来はせいぜい600個/分〜800個/分であった処理量が本発明によれば900個/分〜1,500個/分のラベル貼着速度で高速に処理できる。
代表的な実施例のラベル巻きロール移載装置が配されたラベル貼着機の概略平面図とPA部及びPB部の拡大図である。 複数の巻きロールを所定の停止領域に搬送する搬送部と巻きロールの処理テーブル上への移載手順の概略を説明する説明図である。 複数の巻きロールを搭載した台車を示す側面図である。 複数の巻きロールを搭載した台車を示す図3Aの上面図である。 処理テーブルの回転機構の代表例を示す縦断面図である。 台車上に積載された巻きロールの取り上げ機構例を示す図である。 図5Aの巻きロール把持解除部材の一例を示す正面図である。 停止位置にある台車上の巻きロール積載位置における巻きロール把持上限位置と同下限位置を示す正面図である。 台車内における巻きロールの把持移動経路とその把持移動機構例を示す側面図である。
以下、本発明を代表的な実施形態の1つである医薬品用小瓶に対するラベル貼着機100に適用されるラベル巻きロール自動移載装置110の実施例を中心に図面を参照しながら具体的に説明する。
なお、本発明は前記ラベル巻きロール自動移載装置110に限定されるものではなく、例えば長尺の各種テープ材の巻きロールをテープ材処理装置の搬入位置から処理テーブル上へと自動的に移載したのち、同テーブル上の巻きロールからテープ材を引出しながら所要の処理を連続して自動的に行う各種のテープ材自動処理機に適用可能である。
図1は、本実施例のラベル巻きロール自動移載装置110を配したラベル貼着機100の全体構成とそのラベル貼着の全工程とを概略で示している。
前記ラベル貼着機100には、連続稼働を実現すべく同じ構成を備えた2基(A),(B)のラベル巻きロール自動移載装置110が組み込まれている。紙管にロール状に巻き付けられた長尺のラベル巻きロールからラベルが引き出されて、その全長にわたって所定の長さごとに切断されて次工程に移行し終えると、同時に隣に配されている別のラベル巻きロール自動移載装置の稼働へと自動的に切り替わる。この切り替えがなさて稼働が続く間に、隣に配された元のラベル巻きロール自動移載装置では次回に移載されるラベル巻きロールの移載準備作業を完了させることができ、ラベル巻きロールの移載以降の各工程にラベル片を連続して供給することが可能となる。ただし、前記ラベル貼着機100によるラベル被着瓶の個数が、例えば900個/分以下で足りる場合には、前記ラベル巻きロール自動移載装置110は一基でも十分に対応できる。
同図中、符号10は長尺のラベル11を紙管12にロール状に巻いた本発明におけるテープ材巻きロールに相当するラベル巻きロールを示し、符号13はラベル被着体である医薬品用の小瓶を示している。前記ラベル貼着機100は、機外に集積された多数のラベル巻きロール10から10〜20個のラベル巻きロール10を台車14に積載して、前記ラベル巻きロール自動移載装置110に配された所定の停止位置まで搬送するラベル巻きロール搬送部(a)と、前記台車14の前記停止位置に隣接するラベル巻きロール10のラベル処理経路の一部に配され、前記台車14に積載された複数の前記ラベル巻きロール10の一つを前記台車14から所定の移載部へと移載し、移載された前記ラベル巻きロール10からラベル11を引出しつつ以降の処理経路へと送り出し所定の長さに切断し次工程へと送り出すラベル巻きロール移載部(b)と、所定長に切断されたラベル片11’が導入され、周面に所定の間隔ごとに貼り付けて捺印する捺印ドラム部(c)と、該捺印ドラム部(c)にて捺印されたラベル片11’を受取り、別途の瓶供給経路を通って連続して供給される多数の小瓶13の周面に前記ラベル片11’を順次貼着するラベル貼着部(d)とを備えている。
前記ラベル巻きロール搬送部(a)は、ラベル巻きロール10の搬送手段として本発明の重要な構成部材の一つである台車14を採用している。この台車14には、手押し部14aとその床面の周面に配された枠材14bとを有している。台車14の物品載置床面の面積は、前記ラベル巻きロール10の1個分の積載面積と、同ラベル巻きロール10の積載部の前方に隣り合って配される図2に仮想線で示す廃棄紙管12’の収納容器17の配置面積との和にほぼ等しい。前記ラベル巻きロール10の積載床面部には、長円形の巻きロール積載台16が固設されており、10〜20個のラベル巻きロール10が前記巻きロール積載台16に積み上げられて搭載されている。前記台車14の前端部に配される前記枠材14bには、図3A及び図3Bに示すように、台車停止領域15を構成するフレーム枠材15aの台車当接部に固設された当接部材15cと当接するストッパー14cが配されている。
なお、本実施例では前記台車14の移動とラベル巻きロール10の台車14への積み上げ作業に人手が使われる場合を例に挙げているが、台車14の移動やラベル巻きロール10の台車14への積み上げ作業を、人手を使わずに機械化することも可能である。この場合、ラベル貼着機100の全工程が完全自動化されることになる。
前記台車14上に設置された前記巻きロール積載台16の手押し部14a側とは反対側の隣接部位には、図2に示すとおり長尺の前記ラベル11の引出しを終えた後に残るラベル終端部を巻き付けた廃棄紙管12’の収納容器17が配置される。また、前記巻きロール積載台16に紙管12の中心軸線を共有して積み上げられた複数個のラベル巻きロール10の各周面に近接する部位には、図5Aに示すようにスプリング力を利用して、各ラベル巻きロール10の各周面の、ラベル引き出し始端の近傍を個別に押さえる弾圧押え部材18が多段に配されている。
台車14が上記構成を備えることにより、前述のラベル巻きロール搬送部(a)では、多数のラベル巻きロール10が集積される図示せぬ巻きロール集積領域に配された空の台車14上の巻きロール積載台16上に所要数のラベル巻きロール10を積載して、所定の台車停止領域15まで移動させて停止する。このとき、前記所要数のラベル巻きロール10は各紙管12の中心を一致させて台車14上の巻きロール積載台16に多段に積み重ねられて台車14に搭載されている。前記台車停止領域15は適当な柱や梁等を組み立てて構成され、台車14の入口と、台車14の左右枠部を挟持案内する複数のガイドローラー15bと、台車14の前面枠材14bに当接する当接部材15cとを有している。このように、各ラベル巻きロール10が垂直に多段に積み重ねられて台車14に搭載されるため、台車14上の巻きロール搭載面積は単一のラベル巻きロール10の横載置面の面積で足り、紙管12の収納容器17の設置面積を加えたとしても、その床面積を極力小さく抑えることが可能である。
更に所要数の紙管付きのラベル巻きロール10は前述のとおり同一垂直線上を多段に積み重ねられるため、ラベル巻きロール10の積載位置の近傍に配される前記処理テーブル111へのラベル巻きロール10の移載経路は、図2に示すように、停止台車の搭載位置に積み重ねられた複数の紙管付きラベル巻きロール10の各紙管12のうち最下段の紙管12の中心位置O1と、その直上の予め決められた高さ位置にある第1昇降位置P1との間の第1垂線経路Y1、前記第1昇降位置P1と上記処理テーブル111の回転中心O’を通る垂線上にあって前記第1の降下開始位置P1の高さと同じ高さ位置にある第2昇降位置P2とを結ぶ水平線経路X、前記回転中心O’及び前記水平線経路Xとが垂線軌道で結ばれる第2垂線経路Y2、及び前記水平線経路Xと前記収納容器17の紙管廃棄位置P3とが垂線軌道で結ばれる第3垂線経路Y3である。
これらの各経路X,Y1〜Y3は、いずれも同一の垂直平面内に配される直交直線経路となる。このことは、前記ラベル巻きロール10の把持解除部材112が4本の直線上に配された所定位置の間を格別なセンサーを配さずに所定のタイミングで停止と往復駆動を確実に繰り返して駆動ができる駆動手段をもって制御駆動させればよいことを意味する。
こうしたことから本実施例の上記ラベル巻きロール移載部(b)にあっては、前記駆動手段として格別のセンサーを用いずに位置決め制御を含む駆動制御が容易に且つ確実に実現できるACサーボモーターである第1及び第2サーボモーター113a,113bと第1及び第2ボールネジ114a,114bとの組み合わせを採用するとともに、様々なプログラムが書き込みできる記憶部を備えた制御盤115が設置されている。前記第1及び第2サーボモーター113a,113bの駆動部には前記第1及び第2ボールネジ114a,114bの各一端が固着一体化され、前記第1サーボモーター113a及び第1ボールネジ114aは、図6及び図7に示すように台車の一側面の近傍にあって、台車14の床面上の上記巻きロール積載台16のラベル巻きロール載置面の高さ位置に台車14の前後間に渡って水平に配され、一方の前記第2サーボモーター113b及び第2ボールネジ114bは、同図に示すように台車14の前記一側面の近傍で前記第1ボールネジ114aとの非干渉位置であって、台車14の全長の中央部位に天井部と前記巻きロール積載台16のラベル巻きロール載置面との間を全長にわたって垂直に配されている。
なお、上記処理テーブル111は、図2に示すとおり台車14上に搭載されるラベル巻きロール10の積載高さよりも高い位置に配されることから、これらの配設位置を考慮すると、前記第2サーボモーター113b及び第2ボールネジ114bの配置位置は台車14の前後長さと前記処理テーブル111の径とを加えた長さの中央位置となる。
ところで、前記第1及び第2サーボモーター113a,113bの各駆動部と前記制御盤115とは電気的に接続されており、同制御盤115の記憶部に書き込まれた所要のシーケンスプログラムに従った駆動信号が前記各サーボモーター113a,113bの各駆動部に順次出力される。また、上記ラベル巻きロール移載部(b)には、前記第1及び第2サーボモーター113a,113bの各駆動部が前記制御盤115からの前記駆動信号を受けると、上記第1垂線経路Y1、水平線経路X、第2垂線経路Y2及び第3垂線経路Y3に沿って所定の位置の間を垂直方向及び水平方向の同一平面上を自動的に移動する移動体116が配されている。
この移動体116は、図5A及び図5Bと図7に示すように、移動体本体116aと前記把持解除部材112の上半部を構成する把持解除作動部112aを支持する作動部支持部材116bとを有している。前記移動体本体116aは、図5A及び図5Bに示すとおり、全体が略U字状をなす板材からなり、その左右脚部の背面にそれぞれ上下一対の都合4個のガイド杆支持摺動部材19が配されている。このガイド杆支持摺動部材19には、前記第2ボールネジ114bの左右に配され同第2ボールネジ114bとほぼ同等の長さをもつ2本の摺動案内杆20が挿通されて前記移動体本体116aを第1垂線経路Y1に沿って摺動案内する。前記左右脚部の下端連結部の中央位置には、図5A、図5B及び図7に示すように上記第2ボールネジ114bのナット21が固設されており、同第2ボールネジ114bのネジ軸の両端は台車14の所定部位に固定されている支持板に取り付けられた通常の固定軸受22に回転可能に支持されている。
前記把持解除部材112の空圧作動部からなる上記把持解除作動部112aを支持する前記作動部支持部材116bは、図5A及び図5Bに示すとおり、前記移動体本体116aの上下中央の表面から台車14内の積載空間に向けて水平に延出する水平板材116b−1と、同水平板材116b−1の左右側外縁部から垂直に立ち上がる左右一対の垂直板材116b−2とを備え、上記ラベル巻きロール積載台16の巻きロール積載部中心を通る垂線と前記水平板材116b−1とが交差する交差部位で上記把持解除部材112の前記把持解除作動部112aを支持する。
また前記水平板材116b−1の先端部の下面には、図5Aに示すように、次回に移載されるラベル巻きロール10の周面のラベル始端圧接位置と非圧接位置との間を僅かに移動してラベル11の引き出し始端部を押さえるラベル始端部押え器23がブラケットを介して固設され、前記移動体116の前記作動部支持部材116bに支持される前記把持解除作動部112aを挟んで前記ラベル始端部押え器23とは反対側の所定部位には、同じくブラケットを介して配され、ラベル11の引き出し完了時に残るラベル終端部を介して廃棄紙管12’を押さえるラベル終端部押え器24が固設されている。各端部押え器23,24は、それぞれの先端部に押え部材23a,24aを有しており、各押え部材23a,24aはエアシリンダー23b,24bの作動によりラベル巻きロール10及び廃棄紙管12’の各周面の押接位置と離間位置との間を進退する。
図4は本発明のラベル巻きロール移載装置における台車停止領域に隣接して配される処理テーブル111の回転機構の説明図である。同図に示すように、前記処理テーブル111は、上記フレーム枠材15aに各種のブラケット等を介して固定支持され、前記処理テーブル111から下方に延びる円筒状支柱27に固設されたベルトプーリー28に巻き回されたベルト26により駆動回転する。
そのテーブル支持構造とテーブル回転機構とをより具体的に述べると、処理テーブル111の中心部にはラベル巻きロール10の紙管12の外径よりも僅かに小さい内径の貫通孔111aが形成されており、同貫通孔111aの下面周縁部に沿って円筒形の大径部と小径部とを有する円筒状支柱27の上端が前記貫通孔111aの中心を合わせて処理テーブル111に固設されている。前記円筒状支柱27の内部空間にはスプライン軸29が配されており、その上端にボス29bを介して一体化した摺動ブロック30が上下に移動可能に支持されている。前記円筒状支柱27の下端にはベルトプーリー28が固設されている。また、前記スプライン軸29の下端部は前記円筒状支柱27の中間部に固定したスプラインボス29aに上下に移動可能でかつ回転可能に挿通案内されている。一方、前記スプライン軸29の下端部にはブロック支持管31を上下動可能に案内保持する支持杆保持部材29cが垂直下方に向けて延設されている。
更に、前記スプライン軸29の内部空間には、上端部が前記摺動ブロック30の中心孔30aに遊挿されるブロック支持管31が垂直に配されている。このブロック支持管31の上端は、給排気により外径が膨張/収縮して、前記ラベル巻きロール10の中心に配された上記紙管12の内周面に圧接/離間する、図4に仮想線で示す、本発明のロール支持部材の一部である空圧接離部材32の給排気口と接続一体化されている。前記ブロック支持管31の下端には図示せぬ機外の給排気源と接続された給排気用シリンダー31aが取り付けられている。
こうした回転/上下動機構を備えた処理テーブル111の上記円筒状支柱27は、図4に示すように、機枠の一部フレーム枠材15aに直接固設されたフランジ付きの円筒状支持部材33に玉軸受33aを介して回転自在に支持されている。前記円筒状支持部材33の前記フランジから支持ブラケット34bが下方に突出しており、同支持ブラケット34bの下端部に空圧シリンダー34が固設されている。該空圧シリンダー34のピストン下端部には水平ブラケット34cが上下動可能に支持されている。前記処理テーブル111に固設された前記円筒状支柱27は前記フレーム枠材15aに固設された前記円筒状支持部材33と玉軸受33aを介して回転可能に支持固定されている。
上記ベルトプーリー28がベルト26により駆動回転すると、処理テーブル111が回転し、処理テーブル111が回転すると前記スプライン軸29が前記摺動ブロック30とともに回転する。この回転時に、図4に示す空圧シリンダー34が作動してピストンを所定の距離を上下動させると、前記空圧接離部材32は前記摺動ブロック30とともに前記円筒状支柱27の円筒内外の間を所定の距離を上下に摺動するが、前記ブロック支持管31は前記ベルトプーリー28による積極的な回転機構を備えていないため、同ブロック支持管31に接続される前記空圧接離部材32もまた回転しない。
上記ラベル貼着機100の全ての点検が終わった稼働開始時には、ラベル巻きロール移載装置110の台車停止領域15の所定停止位置には複数のラベル巻きロール10を搭載した台車14が停止している。ここで前記把持解除部材112の前記把持解除作動部112aを作動して前記ラベル巻きロール10の把持と解除を行わせる。また、上記第1サーボモーター113a及び第2サーボモーター113bの各駆動部が前記制御盤115から駆動信号を受けると、各サーボモーター113a,113bの各駆動部が前記駆動信号に対応する駆動を開始させる。
これらの駆動は、前記制御盤115の記憶部に書き込まれたシーケンスプログラムに従って逐次なされるが、特にその駆動手段としてサーボモーターが使われているため、内蔵するエンコーダのフィードバック制御により、その駆動タイミングの制御や速度制御及び位置制御が自動的に正確に且つ高速になされる。例えば、本実施例によれば第1サーボモーター113a及び第1ボールネジ114aが一体化して水平に、また第2サーボモーター113b及び第2ボールネジ114bが一体化して垂直に、各ボールネジ114a,114bが上記移動体116を介して所定の間隔をおいて、互いが干渉しないように交差して配されていることから、前記移動体116に支持された上記把持解除部材112を所定の位置の間を垂直方向及び水平方向に正確に且つ高速に移動させることが可能である。
また第1及び第2サーボモーター113a,113bを所定のタイミングをもって上記把持解除部材112の前記把持解除作動部112aを作動させてラベル巻きロール10又は廃棄紙管12’を所定の把持解除位置にて自動的に把持又は解除する。本実施例における紙管12付きラベル巻きロール10の上記把持解除部材112として、例えばエアの給排気に応じて径方向に拡縮し、給気による拡径時にその表面が紙管12の内面を広い面積をもって強く圧着してラベル巻きロール10や廃棄紙管12’を吊り下げて把持することができ、排気により前記表面を縮径させて、前記ラベル巻きロール10の把持を解除する吊り具が好適に用いられるが、他の方式の市販されている把持解除部材を用いることもできる。
ここで、本実施例に係るラベル巻きロールの移載装置は、台車14上に積載された複数のラベル巻きロール10を順次把持して処理テーブル111へと移載する移載部だけに止まらず、処理テーブル111に移載されたラベル巻きロール10から引き出される長尺のラベルを所定の長さごとに切断し、切断された各ラベル片を次工程である捺印ドラム部120に送り込むまでの工程を含むとともに、ラベル引出し完了時に処理テーブル111上に残される紙管12を自動的に収納容器に廃棄する工程をも含むものである。そのため本実施例にあっては、上述のラベル巻きロール移載部(b)には、次の設備を備えている。
前記処理テーブル111上に移載された前記紙管12付きのラベル巻きロール10のラベル引き出し始端の近接部位に、ラベル始端部吸着移送部材40が配設されている。このラベル始端部吸着移送部材40は、ラベル巻きロール10の引出し移送経路に配されたダンサーローラーユニット42を備えた張力調整部と、ラベル巻きロール10のラベル引き出し始端を円滑に引き出す引き出しローラー対40aと、次工程の前記捺印ドラム部120のラベル片導入部位に配されるラベル切断部60との間の引出し移送切断経路へとラベル11を円滑に送り出す部材であって、本実施例では所定の吸着面を有し、前記ラベル巻きロール10のラベル引き出し始端部とその待機位置との間を移動可能で、且つ前記ラベル引き出し始端部への接近時に吸気して前記吸着面をもって前記ラベル引き出し始端部を吸着する。
前記ラベル始端部吸着移送部材40は、前記張力調整部の前記固定ガイドローラー40a’と前記引き出し移送切断経路を横切って前記固定ガイドローラー40a’に接離可能に動作する回転駆動ローラー40a”とからなる引き出しローラー対40aを備えており、制御盤115からの信号を受けて前記引き出し始端部の一部を吸着把持後、その始端部を前記引き出しローラー対40aの上流側に隣接して配される固定ローラー41aを介して引き出しローラー対40aに移送導入したのち、同始端部の吸着を解除して処理テーブル111の近傍の元の待機位置まで戻る。このときのラベル始端部吸着後の現実のラベル引き出し始端は、前記回転駆動ローラー40a”の配設位置まで延びている。
前記張力調整部のダンサーローラーユニット42には複数の固定ローラー41aと複数のダンサーローラー41bとがラベル移送経路に沿って整列して配されており、そのラベル移送経路内に出入りする平板からなる図示せぬラベル走行ガイド板が同移送路に起立して配されている。このラベル走行ガイド板の作動部、制御盤115からの信号を受けて、ラベル11の引き出し始端の通過時には前記ラベル走行ガイド板がラベル移送経路まで下降し、ラベルの通常走行時には固定ローラー41aと複数のダンサーローラー40bとを越える高さ位置までラベル移送経路から退避したのち、前記複数のダンサーローラー41bが前記固定ローラー41aの間を図示せぬ弾力付与手段の弾力に抗して一斉に下方へと移動する。
前記処理テーブル111の中心部に移載された前記ラベル巻きロール10の前記ラベル始端引き出し経路の終端には前記ラベル11を所定の長さに切断するラベル切断部60を有している。このラベル切断部60と前記張力調整部との間の始端引き出し経路の途中には、ラベル11を積極的に送り出す一対の圧接ローラー51,51を有する送りローラー部50が配されている。前記ラベル切断部60は、一般的な駆動回転ローラー61と、同駆動回転ローラー61と同期して逆方向に回転し、その周面の一部に回転軸に平行な直線的に切断刃を有する切断ローラー62とを備え、更にこのラベル切断部60と前記送りローラー部50との間のラベル始端引き出し経路上には長尺のラベル11上に所定の間隔をおいて印刷されている切断マーク位置を検出するマーク位置検出器63を備えている。
次に、上記巻きロール移載部における前記ラベル巻きロール10及び廃棄紙管12’の把持、移送、解除の各操作及び処理テーブル111上への自動移載手順を図面を参照して具体的に説明する。
上記実施例にあっては、把持解除部材である上記吊り具112に、使用空気圧が0.45〜0.7Mpaの範囲にあり、最大吊荷重が40kgの「(株)ハイメックス社製ハイロック(商品名)」が使われている。上記ラベル巻きロール自動移載装置110の稼働時、台車14は上記ラベル巻きロール自動移載装置110の前記台車停止領域15に停止している。台車14には複数の巻きロール積載台16上に積み重ねてられている。その積載されたラベル巻きロール10の紙管中心を通る上記第1垂線経路Y1上の上記第1降下開始位置P1には、図2に示すとおり、移動体116が待機している。
ここで、上記第2サーボモータ113bが上記制御盤115からの駆動信号を受けて駆動を開始し、第1降下開始位置P1に配された第2サーボモータ113bの垂直下方に伸びる第2ボールネジ114bを所望の速度で下降方向に回転させる。この回転により、第2ボールネジ114bの上端部に取り付けられた上記移動体116は前記吊り具112とともに下降を開始して、前記吊り具112が直下に配された最上段のラベル巻きロール10を取りにいく。
前記吊り具112の下端部に配された把持解除部112bが前記ラベル巻きロール10の紙管12の中心部に挿入されると、図5Aに示すとおり、前記吊り具112の把持解除作動部112aを介して把持解除部112bに空圧が供給され、把持解除部112bが拡径し紙管12の内面を押圧して前記ラベル巻きロール10を把持する。このとき同時に上記ラベル始端部押え器23の押え部材23aが前記ラベル巻きロール10の周面のラベル始端部に当接して、ラベル始端部のほぐれを防止する。こうして、前記ラベル巻きロール10の把持がなされると、次いで第2サーボモーター113bが駆動を開始して第2ボールネジ114bを逆転させて、前記ラベル巻きロール10を移動体116を介して直上の上記第1降下開始位置P1へと移動させたのち駆動を停止する。
この第2サーボモーター113bの駆動が停止すると、続いて前記第1サーボモーター113aが駆動を開始し、第1ボールネジ114aを所定の回転速度で駆動回転させて、前記移動体116をラベル巻きロール10を把持したまま、図2に示す水平線経路Xに沿って図面左側の第2昇降位置P2へと移送し、前記第1サーボモーター113aの駆動を停止させる。この停止を待って、前記第2サーボモーター113bが駆動を開始し、第2垂線経路Y2に配された第2ボールネジ114bを下降方向に回転して前記移動体116を下降させたのち前記把持解除部112bによる把持を解除して、前記ラベル巻きロール10を台車停止位置に隣接して設置された処理テーブル111上の中心部へと移載する。
この移載を終えると、前記第2サーボモーター113bの駆動が停止するとともに、前記吊り具112の把持解除部112bの空圧が前記把持解除作動部112aを介して抜かれ、吊り具112による前記ラベル巻きロール10の把持を解除する。このラベル巻きロール10の把持が解除されると、前記第2サーボモーター113bの逆転駆動が開始されると同時に、上記空圧シリンダー34に向けて機外に配される図示せぬ空圧供給源から空気が送られ、ピストン34aが下方に伸長し、該ピストン34aの下端に水平に固設されたブラケット34cを介して上記空圧接離部材32、摺動ブロック30、スプライン軸29及び支持杆保持部材29cを、回転させることなくスプラインボス29aに案内されて、前記空圧接離部材32の頂点と処理テーブル111の上面とが一致する位置まで下降してラベル巻きロール10の処理テーブルへの移載作業が終了する。
この移載が終了すると、続いて処理テーブル111上に載置されたラベル巻きロール10の引き出し始端部の近傍に配された上記ラベル始端部吸着移送部材40が吸着を開始するともに、前記ラベル巻きロール10の周面のラベル引き出し始端部まで移動して同始端部を吸着する。この吸着後、前記ラベル始端部吸着移送部材40は上記サーボモーターユニット42の手前に配された固定ガイドローラー40a’の配設位置まで移動し、そこで前記固定ガイドローラー40a’との当接位置まで移動して一旦停止したのち始端部の吸着を解除する。この吸着が解除されると、前記ラベル始端部吸着移送部材40は同じ経路に沿って処理テーブル111の近傍の待機位置まで自動的に戻る。ところで、前記ラベル始端部吸着移送部材40により吸着されているラベル引き出し始端部の先端は、前記固定ガイドローラー40a’に隣接する上記引き出しローラー対40aまで延びており、ラベル11は前記引き出しローラー対40aが駆動されているため、その引き出しは維持され続ける。
前記引き出しローラー対40aにより引き出されるラベル始端部は、上記張力調整部の引き出し経路に配された図示せぬ上記ラベル走行ガイド板にガイドされて他の周辺部材と干渉することなく、上記送りローラー部50を経て上記ラベル切断部60まで円滑に送られる。このラベル移送の間、上記ダンサーローラーユニット42のダンサーローラー41bが隣り合う上記固定ローラー41aの間を弾力に抗して下方に移動して、ラベル11を固定ローラー41aとダンサーローラー41bとの間でジグザグ状に案内して張力を調整する。また、前記ラベル切断部60に配された上記マーク位置検出器63により切断位置マークが検出され、その検出信号が上記制御盤115に送られて駆動回転ローラー61及び切断ローラー62を駆動して、ラベル11を所定長ごとに切断し、切断されたラベル片11’を所定の間隔をおいて次工程の捺印ドラム部(c)へと順次送り込む。
一方、処理テーブル111上のラベル巻きロール10の周面に向けてラベル終端センサー44が配されており、前記ラベル巻きロール10にマーキングされた終端部マークを検出して、その検出信号を制御盤115に送ると、制御盤115から上記ベルト26の図示せぬ駆動源に信号が送られ、処理テーブル111の回転を逆転させてラベル11の終端部を紙管12に巻き戻す。この巻き戻しが終わると、上記移動体11に搭載された上記移動体116に搭載された上記吊り具112が上記第2昇降位置P2から第2垂直経路Y2下降して、その把持解除部112bが処理テーブル111上のラベル終端部が巻き付いた廃棄紙管12’の中心へと挿入される。この挿入時、上記空圧シリンダー34が作動して、それまでテーブル上面から上方に突出していた空圧接離部材32(図4)をテーブル下方へと引っ込ませ、前記吊り具112の把持解除部112bをラベル11の引き出し完了時に残るラベル終端部が巻き付いた廃棄紙管12’の中心に挿入する。
この挿入が終わると、図5Aに示すラベル終端部押え器24のエアシリンダー24bが作動し、その押え部材24aによって前記廃棄紙管12’の周面を押さえ、ラベル終端部がほぐれないようにして、前記廃棄紙管12’を把持する。次いで、上記第2サーボモーター113bが駆動されて、移動体116に固定把持された前記廃棄紙管12’を前記第2垂線経路Y2に沿って上昇させて前記第2昇降位置P2へと移動させる。この移動が終了すると、続いて上記第1サーボモーター113aが駆動され、前記移動体116を前記廃棄紙管12’を把持したまま上記水平線経路Xに沿って台車上に置かれた上記廃棄紙管12’の上記収納容器17の直上の紙管廃棄位置P3まで移動し、そこで上記吊り具112の把持解除作動部112aを介して把持解除部112bが自動的に作動し、前記廃棄紙管12’の把持を解除して自然落下させて前記収納容器17に収納する。前記把持解除作動部112aの作動が終わると移動体116は単独で同じ水平線経路Xを上記第1昇降位置P1へと移動する。
以上述べたとおり、ラベル巻きロール10の所定経路に沿った水平移動及び垂直移動と、所定の位置でのラベル巻きロール10の把持/解除操作及びその操作タイミングが全て上記制御盤115からの指令と同制御盤115の記憶部に書き込まれたシーケンスプログラムに従って自動的になされる。そして、これらの移動、操作及びタイミングが繰り返されて、ラベル片11’が次工程以降のラベル捺印ドラム部120及びラベル貼着ドラム部130へと順次送り込まれ、捺印、糊付け後に連続して小瓶13などの周面に自動的に貼着される。
ここで本実施例によれば、同じ構成を備えた2基(A),(B)のラベル巻きロール自動移載装置110が前記捺印ドラム部120に接続されている。
そのため、上記ラベル貼着機100には上記ラベル巻きロール移載部(b)に続いて、以下に述べるような捺印ドラム部120とラベル貼着ドラム部130とが備えられている。前記捺印ドラム部120及びラベル貼着ドラム部130の大半は、一般に広く知られており、本実施例における後述の貼着仕上げベルト142によるラベル付き瓶の仕上げ工程を除くと、本発明に特有の格別の特徴的な構成は備えていない。そのため以下の説明では捺印ドラム部120及びラベル貼着ドラム部130についての詳しい説明は省略する。
前記捺印ドラム部120は、図1に示すように、上記ラベル巻きロール移載装置110の最終処理部であるラベル切断部60に隣接して配されており、その主な構成部材は捺印ドラム121であって、上記ラベル貼着機100の稼働中は定常的に一方向に所定の速度で駆動回転しており、前記ラベル切断部60にて所定の長さに切断されたラベル片11’を所定の間隔をおいて捺印ドラム121の周面に負圧を使って順次吸着して次工程のラベル貼着ドラム部130に順次移行させる。前記捺印ドラム121の周面の近傍には、その回転方向の下流側に向けて、ラベル位置修正器122、捺印機123、捺印検査器124の順に順次間隔をおいて配されている。前記捺印ドラム121の周面の回転速度はラベル貼着ドラム131の周面の回転速度より小さく、その速度差によって前記捺印ドラム121の周面に吸着される前記ラベル切断部60で切断されたラベル片11’間の間隔が決まる。
前記ラベル位置修正器122は前記ラベル切断部60にて切断されたラベル片11’の吸着位置にずれなどがあるとき、そのずれを修正する。前記捺印機123は前記切断部60に配された上記マーク位置検出器63からの検出信号を受けて、捺印ドラム部120に導入されるラベル片11’の表面に所要の捺印を行い、前記捺印検査器124では順次流れてくる前記ラベル片11’に正確に捺印がなされているかどうかを検査し、捺印が正確になされていないときは、前述のラベル貼着ドラム部130におけるラベル貼着ドラム131の周面近傍に配置され、捺印不良ラベルを排出する不良ラベル排出器(スクレーパ)132に作動信号が送られて、不良ラベルを排出する。
前記ラベル貼着ドラム部130における前記ラベル貼着ドラム131は前記捺印検査器124の近傍にあって、前記捺印ドラム121の周面の隣接位置にドラム周面を近接させて配されており、所定の速度をもって前記捺印ドラム121の回転方向とは逆方向に駆動回転している。このときの前記ラベル貼着ドラム131の回転速度は、前記捺印ドラム121と前記ラベル貼着ドラム131の径との差に応じて決まる。
前記ラベル貼着ドラム131の周面の近傍には、その回転方向の下流側に向けて、前記不良ラベル排出器132、糊供給ローラー133及び糊付ローラー134が順に配されている。前記糊供給ローラー133と糊付ローラー134とは周接している。前記不良ラベル排出器132は、既述したとおり前記捺印検査器124で検出された捺印不良ラベルを排出する。前記糊付ローラー134は、前記糊供給ローラー133から糊を供給されて、回転する前記ラベル貼着ドラム131の周面に間隔をおいて移行し送られてくる各ラベル片11’の裏面に順次糊付けして、同糊付ラベル片11’をスターホイール135と協働して次々と送り込まれる無ラベルの小瓶13の周面に巻き付け貼着する。
図1に示すように、無ラベルの小瓶13が図示せぬ集積部から小瓶移送路Zに配された移送ベルト上に起立した姿勢でラベル貼着ドラム部130に向けて順次移送されてくる。前記小瓶移送路Z上のラベル貼着部位APには前記ラベル貼着ドラム131に対向して互いの周面を接触するほどに近接してスターホイール135が配され、ラベル貼着ドラム131及びスターホイール135は互いが小瓶13の送り出し方向に所要の速度差をもって逆回転しており、連続して送られてくる無ラベルの小瓶13は前記ラベル貼着ドラム131の周面と前記スターホイール135の歯間に形成される空間との間に回転しながら入り込む。このとき同時に前記ラベル貼着ドラム131の周面に吸着している糊付ラベル片11’の先端が無ラベルの前記小瓶13の周面に貼着し、同小瓶13の回転とともに前記ラベル片11が小瓶13の周囲に巻き付き貼着されてラベル11を貼着したラベル付き小瓶13’となって、以降の小瓶移送路Z’を移送されて機外へと送られる。
ここで、前記ラベル貼着部位AP以降の前記小瓶移送路Z’には同小瓶移送路Z’を挟んで一対の貼着仕上げベルト142が配されている。この貼着仕上げベルト142は無端ベルトからなり、その前記ラベル付き小瓶13’の挟持面として、例えばスポンジを貼り付けたゴムやウレタン製のベルトから構成され、移送時に前記ラベル付き小瓶13’の周面を弾性的に強く挟持しながら上記移送ベルト上を回転させつつ移送する。本実施例では、小瓶の前記回転を確実にするため、一対の無端の貼着仕上げベルト142を互いに僅かな速度差をもたせて同一方向に、すなわち前記ラベル付き小瓶13’の一対の挟持面が逆方向に駆動される。また、前記貼着仕上げベルト142の配設領域に続く下流領域の一部には、図1に示すように、不良瓶検出器143”と不良瓶を廃棄する不良瓶排出部143’とが配されている。
前記不良瓶検出器143”にてラベル11’が剥がれていたり、瓶自体が損傷しているなどの不良瓶を検出すると、それを不良瓶排出部143’にて不良瓶回収部143へと排出する。不良が検出されなかったラベル付き小瓶13’は良瓶搬出路144を通って機外の図示せぬ箱詰め工程へと搬出される。一方、上記ラベル貼着部位APの小瓶導入部には、合成樹脂製の小瓶導入用スクリュー136が配設され、上記スターホイール135に無ラベルの前記小瓶13を1個ずつ確実に且つ円滑に導入する。
10 ラベル巻きロール
11 ラベル
11’ ラベル片
12 紙管
12’ 廃棄紙管
13 (無ラベルの)小瓶
13’ ラベル付き小瓶
14 台車
14a 手押し部
14b 枠材
14c ストッパー
15 台車停止領域
15a フレーム枠材
15b ガイドローラー
15c 当接部材
16 巻きロール積載台
17 (廃棄紙管廃棄用)収納容器
18 弾圧押え部材
19 ガイド杆支持摺動部材
20 摺動案内杵
21 ナット
22 固定軸受
23 ラベル始端部押え器
23a,24a 押え部材
23b,24b エアシリンダー
24 ラベル終端部押え器
26 ベルト
27 円筒状支柱
28 ベルトプーリー
29 スプライン軸
29a スプラインボス
29b ボス
29c 支持杆保持部材
30 摺動ブロック
30a 中心孔
31 ブロック支持管
31a 給排気用シリンダー
32 空圧接離部材
33 円筒状支持部材
33a 玉軸受
34 空圧シリンダー
34a ピストン
34b 支持ブラケット 34c 水平ブラケット
40 ラベル始端部吸着移送部材
40a 引き出しローラー対
40a’ 固定ガイドローラー
40a” 回転駆動ローラー
41a 固定ローラー
41b ダンサーローラー
42 ダンサーローラーユニット
44 ラベル終端センサー
50 送りローラー部
51 圧接ローラー
60 ラベル切断部
61 駆動回転ローラー
62 切断ローラー
63 マーク位置検出器
100 ラベル貼着機
110 ラベル巻きロール自動移載装置
111 処理テーブル
111a 貫通孔
112 把持解除部材(吊り具)
112a 把持解除作動部
112b 把持解除部
113a 第1サーボモーター
113b 第2サーボモーター
114a 第1ボールネジ
114b 第2ボールネジ
115 制御盤
116 移動体
116a 移動体本体
116b 作動部支持部材
116b−1 水平板材
116b−2 垂直板材
120 捺印ドラム部
121 捺印ドラム
122 ラベル位置修正器
123 捺印機
124 捺印検査器
130 ラベル貼着ドラム部
131 ラベル貼着ドラム
132 不良ラベル排出器(スクレーパ)
133 糊供給ローラー
134 糊付ローラー
135 スターホイール
136 小瓶導入用スクリュー
142 貼着仕上げベルト
143 不良瓶回収部
143’ 不良瓶排出部
143” 不良瓶検出器
144 良瓶搬出路
P1 第1昇降位置
P2 第2昇降位置
P3 紙管廃棄位置
X 水平線経路
Y1 第1垂線経路
Y2 第2垂線経路
Y3 第3垂線経路
Z (無ラベルの)小瓶移送路
Z’ (ラベル付きの)小瓶移送路
AP ラベル貼着部位

Claims (8)

  1. 回転可能なテーブルの上面に突出/退避するロール支持部材を紙管に挿通して支持された紙管付きのテープ材巻きロールからテープ材を引き出し完了後、新たなテープ材巻きロールを前記テーブル上の所定の移載位置へと自動的に移載するテープ材巻きロールの自動移載装置であって、
    複数個の前記テープ材巻きロールが各紙管の中心を通る同一垂線上に多段に積み重ねられて所定の搭載位置に搭載され、機外の待機領域と機内の移載領域との間を移動する台車と、
    同移載領域に配され、前記台車を所定の停止位置に停止させる停止位置決め手段と、
    前記停止位置にある前記台車上の複数の前記テープ材巻きロールを、上段から1個づつ自動的に把持して前記テーブル上の前記移載位置まで移送した後、その把持を自動的に解除する把持解除部材と、
    前記把持解除部材を前記台車の前記搭載位置と前記テーブルの前記移載位置との間を所定の経路に沿って自動的に移動させる把持解除部材移動手段と、
    内部の記憶部に記憶されたシーケンスプログラムに従い、前記ロール支持部材のテーブル上への突出/退避、前記把持解除部材の把持/解除及び前記把持解除部材移動手段の始動/停止の各タイミングに合わせて前記ロール支持部材、前記把持解除部材及び前記把持解除部材移動手段の各駆動部に駆動信号を出力する制御盤と、
    前記テーブル上に移載された前記紙管付きのテープ材巻きロールのテープ材引き出し始端部の近接部位に配され、前記制御盤からの信号を受けて前記テープ材引き出し始端部の一部を吸着把持後、張力調整部に配されたテープ材引き出し始端送りローラーへと移送導入したのち、同テープ材引き出し始端部の吸着を解除して元の待機位置まで戻るテープ材始端部吸着移送部材と、
    を備えてなり、
    前記張力調整部は、前記張力調整部のテープ材移送経路内にダンサーローラーユニットを有し、該ダンサーローラーユニットは複数の固定ローラーと複数のダンサーローラーとがテープ材移送経路に沿って整列して配されており、そのテープ材移送経路内を昇降するテープ材走行ガイド板が真っ直ぐ起立して、前記制御盤からの信号を受けて、そのテープ材のテープ材引き出し始端部の通過時には前記テープ材走行ガイド板がテープ材ガイド位置に下降し、テープ材の通常走行時には上昇したのち、前記複数のダンサーローラーが前記固定ローラーの間を一斉に弾力に抗して下方へと移動する張力調整手段を備えてなる
    ことを特徴とするテープ材巻きロール自動移載装置。
  2. 前記各駆動部がサーボモーターを有してなる、請求項に記載のテープ材巻きロール自動移載装置。
  3. 前記台車の前記停止位置決め手段が枠材から構成される台車停止領域に配され、同台車停止領域には前記台車の前面に当接するストッパーと同ストッパーへと前記台車の左右側面に挟着して案内する複数のガイドローラーとが配されてなる、請求項1記載のテープ材巻きロール自動移載装置。
  4. 前記台車が、同台車に搭載された複数段のテープ材巻きロールにおける各周面のテープ材引き出し始端に弾接するテープ材始端押さえを有してなる、請求項1記載のテープ材巻きロール自動移載装置。
  5. 前記台車は、前記複数のテープ材巻きロールの配設領域と同テープ材巻きロールの紙管付き引き出し終端の廃棄領域とを有してなる、請求項1記載のテープ材巻きロール自動移載装置。
  6. 前記テープ材巻きロールの前記把持解除部材が吸排気により外径が膨張/収縮する吊りチャックを有してなる、請求項1〜のいずれかに記載のテープ材巻きロール自動移載装置。
  7. 前記テーブル上に移載された前記テープ材巻きロールの前記テープ材の引き出し経路の終端に配され、同テープ材を所定の長さに切断する切断部を有してなる、請求項記載のテープ材巻きロール自動移載装置。
  8. 請求項1〜のいずれかに記載の前記テープ材巻きロールがラベルのテープ材巻きロールであり、前記テープ材巻きロール自動移載装置が配されているラベル貼着機
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