JP6700767B2 - 現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジ、装置本体および画像形成装置 - Google Patents
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Description
開口及び現像剤を収容する収容室を形成する枠体と、
シート状の第1撹拌部と前記第1撹拌部が取り付けられた第1回転軸とを有する第1撹拌部材と、
シート状の第2撹拌部と前記第2撹拌部が取り付けられた第2回転軸とを有する第2撹拌部材と、
前記収容室は、前記開口側から奥側に向かって、第1収容領域と第2収容領域とに分けられており、
現像剤の量に応じた値を検出するために用いられ、かつ前記第1収容領域に間隔を空けて配置された第1電極及び第2電極と、を備え、
前記収容室における前記第1電極と前記第2電極との間の第1領域が、前記第1撹拌部材の回転軸の下方に位置し、
前記シート状の第1撹拌部は、前記第1撹拌部材が回転することにより前記第1領域と接しており、
前記第2収容領域に、前記第2撹拌部材が回転可能に設けられ、
現像剤の量に応じた値を検出するために用いられ、かつ前記第2収容領域に間隔を空けて配置された第3電極及び第4電極をさらに備えることを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、
現像剤により記録材に画像を形成する画像形成装置であって、
装置本体と、
開口及び現像剤を収容する収容室を形成する枠体と、シート状の撹拌部と前記撹拌部が取り付けられた回転軸とを有する撹拌部材と、現像剤の量に応じた値を検出するために用いられ、かつ間隔を空けて配置された第1電極及び第2電極と、を有する現像剤容器と、を備え、
前記収容室における前記第1電極と前記第2電極との間の領域が、前記撹拌部材の回転軸の下方に位置し、
前記シート状の撹拌部は、前記撹拌部材が回転することにより前記領域と接しており、
新品の画像形成装置が使用され始めた直後における前記第1電極と前記第2電極との間の静電容量の値である初期値と、所定のタイミングにおける前記静電容量の値との差が取得され、
前記差に基づいて、前記収容室内の現像剤の残量レベルに関する報知を行う報知手段を更に備え、
前記初期値は、前記収容室内の現像剤が前記撹拌部材によって撹拌された後に取得される前記静電容量の値であることを特徴とする。
さらに、上記目的を達成するため、本発明に係る現像剤容器は、
開口及び現像剤を収容する収容室を形成する枠体と、
シート状の撹拌部と前記撹拌部が取り付けられた回転軸とを有する撹拌部材と、
現像剤の量に応じた値を検出するために用いられ、かつ間隔を空けて配置された第1電極及び第2電極と、を備え、
前記収容室の壁面に沿って配置された前記第1電極と前記第2電極との間の領域が、前記撹拌部材の回転軸の下方に位置し、且つ前記回転軸と垂直な面において、前記第1電極は第1の水平方向に関し前記間隔の部分から離れると上方に位置するよう傾斜しており、前記第2電極は前記第1の水平方向とは逆の第2の水平方向に関し前記間隔の部分から離れると上方に位置するよう傾斜していることを特徴とする。
現像剤を収容する収容室と、前記収容室内の現像剤の量の検出に用いられる複数の電極と、を有するカートリッジが装着されて、記録材に画像を形成する画像形成装置の装置本体であって、
前記電極の数が異なる複数種類の前記カートリッジが着脱可能に構成され、
前記カートリッジが前記装置本体に装着されたときに前記電極と電気的に接続する端子を備え、
前記端子は、前記複数種類のカートリッジがそれぞれ有する前記電極の数の中で最大の数と同じ数以上が設けられていることを特徴とする。
記録材に画像を形成する画像形成装置であって、
装置本体と、
現像剤を収容する収容室を形成する枠体と、前記収容室内の現像剤の量に応じた値の検出に用いられる複数の電極と、を有し、装置本体に着脱可能に構成されたカートリッジと、
前記カートリッジが前記装置本体に装着されたときに前記電極と前記装置本体とを電気的に接続する端子と、
前記端子を介して前記複数の電極のうちの第1電極に電圧を印加する印加部と、
前記印加部が前記第1電極に電圧を印加することで、前記第1電極と前記複数の電極のうちの第2電極との間の静電容量に対応する電圧値を、前記端子を介して検出する検出部と、
を備え、
前記装置本体は、前記電極の数が異なる複数種類の前記カートリッジが着脱可能に構成され、
前記端子は、前記複数種類のカートリッジがそれぞれ有する前記電極の数の中で最大の数と同じ数が設けられており、
前記第2電極は、複数あり、
前記検出部は、前記第1電極と複数の前記第2電極との間の合成された静電容量に対応した電圧値を検出することを特徴とする。
<画像形成装置とプロセスカートリッジの構成と動作の概略>
図2は、本発明の実施例に係る画像形成装置の概略構成を示す模式的断面図である。この画像形成装置は、電子写真方式かつプロセスカートリッジ着脱方式のレーザービームプリンタである。このプリンタは、パソコンや画像読取装置等の外部ホスト装置を接続することで、画像情報を受け取りプリントする。101はプリンタ本体(画像形成装置本体)、102はプリンタ本体101に対して着脱可能なプロセスカートリッジである。
画像情報のレーザ走査露光がなされる。露光装置103から出力されたレーザ光はカートリッジ内に入光して感光ドラム120の面を露光する。レーザ光が照射された感光ドラム面部分(露光明部)の電位が減衰して画像情報に対応した静電潜像(または静電像)が感光ドラム面に形成される。本実施例では画像情報部を露光するイメージ露光方式である。露光の光源には、LEDなどを用いることができる。その静電潜像は、現像装置140の現像剤担持体としての現像スリーブ(または現像ローラ)141上のトナーTによって現像される。
図1は、実施例1に係る現像装置の模式的断面図である。本実施例における現像装置140は、現像剤担持体である現像スリーブ141を回転可能に配設した現像室146と、現像剤であるトナーTを収納するための現像剤収納容室147(以下、トナー室と記す)からなる。また、現像装置140は、クリーニングユニットとは別体の現像装置(現像ユニット)として構成させている。もちろん、現像装置とクリーンングユニットとを一体にしたプロセスカートリッジとして用いる構成でもよい。
次に、実施例1における現像剤容器について図1を用いて説明する。ここで、本実施例では、現像装置140の枠体においてトナー室147を形成する枠体部分を指して現像剤容器とする。本実施例に係る現像剤容器は、トナー室147内(収容室内)に回転可能に設けられた撹拌部材160と、トナー室147の壁面(底面)に沿って設置された現像剤量検出部材である電極としてのアンテナ部材143、144と、を有している。アンテナ部材143(第1電極)とアンテナ部材144(第2電極)との間の静電容量と、アンテナ部材143と電極としての現像スリーブ141との間の静電容量との合成容量の変化を
元に現像剤量を検出することができる。
本実施例の構成では、トナーTが現像装置140から漏れないように、新品の状態ではトナー供給開口をシート部材である封止部材160cで封止している。封止部材160cを開封するために開封部材を装置内に設ける必要があるが、本実施例では撹拌部材が開封部材の機能も有している。もちろん、開封部材を別に設けてもよい。装置本体からの駆動力を現像装置に取り付けられた駆動伝達部材であるギアが駆動力を受け、ギアが受けた駆動力を開封部材である撹拌部材が受けて回転する。撹拌部材が回転することにより、封止部材が撹拌部材に巻きつけられ、封止部材がトナー室の壁面から剥離され開封される。
例では、現像バイアス印加手段としての交流電源145Aから所定のACバイアスが出力されると、リファレンス用コンデンサ154と現像スリーブ141とアンテナ部材144の其々にACバイアスが印加される。これによって、リファレンス用コンデンサ154には電圧V11が発生し、アンテナ部材143には、現像スリーブ141との間の静電容量とアンテナ部材144との間の静電容量とを合成した静電容量に応じた電流に伴って電圧V12が発生する。検出回路155は、V11とV12の電圧差から電圧V13を生成し、AD変換部156に出力する。AD変換部156は、アナログ電圧V13をデジタル変換した結果を制御手段157(CPUなど)に出力する。制御手段157は、この結果からトナー残量レベルを決定し、その結果を記憶媒体149(装置本体に設けられたRAMやROMなど)に格納し表示手段113(装置本体に設けられた表示パネルなど)で残量表示する。
次に、本実施例の現像剤量検知についての詳細な説明により、本実施例の有効性について述べる。図1に示す通り、本実施例において撹拌部材160は、撹拌軸160aの回転駆動の際に、アンテナ部材143とアンテナ部材144の間に挟まれた領域A1内を撹拌部160bが通過する配置をとっている。ここで、領域A1とは、トナー室147内において、アンテナ部材143、144のそれぞれの鉛直方向の上端部を結んだ仮想面(図1等の断面においては仮想線)よりも下方の領域を指す。アンテナ部材143、144、間隙X1、底面における最下方部(最も深い箇所)であるV10は、領域A1に含まれ、撹拌軸160aは、領域A1よりも上方(領域A1を外れた位置)に位置している。
C1=εS/d1 …式(1)
しかしながら、本実施例のアンテナ部材は、トナー室147の壁面に沿うように配置されており、例えば距離d1が小さい領域において、静電容量における寄与度が高くなり、距離d1が大きい領域は静電容量における寄与度が小さくなる。
図1の状態を別の側面から説明すると、電極間の最も近接する電極間線分が撹拌軸の下方に位置し、撹拌軸を通る重力方向の直線が電極間線分と交差する位置関係にある。
まず、本実施例における撹拌部材の駆動と静電容量の詳細を説明する。
図5は、本実施例構成において、トナー量が40gのときに撹拌部材160が回転駆動した際の静電容量変化を表した図であり、t11〜t15のタイミングで周期的に静電容量の変化が起きていることを表している。
図6は、本実施例に係る現像装置の模式的断面図であり、トナー室147内において撹拌部160bが通過するタイミングをT11〜T15の位置で定義している。
の大半が持ちあげられ、領域A1から遠ざかり、またSLV上に保持されたトナーが撹拌部160bにより掻き取られるため、静電容量が極小値をとることになる。図5中のt13において、静電容量が極小値を取ることから、図6中T13と図5中t13の対応が取れることが分かる。
図7は、本実施例におけるトナー量と、静電容量の平均値の関係を表した図である。前述したように、本実施例ではトナー量が40gと少ない場合であっても、撹拌動作中に静電容量の寄与度が高い間隙X1にトナーが居続けることによって、平均の静電容量が大きくなる効果が得られている。この効果により、トナー量が0gの時と静電容量が安定した200gの時との間での静電容量の変化量δC10が、3.6pFであるのに対し、0g〜40gにおける静電容量の変化量δC11は、1.7pFとなる。これは本実施例の効果により、トナー量が少量であるときに僅かなトナー量の変化に対して、静電容量が大きく変化することで、高精度にトナー量を検出することができることを表している。
本発明の実施例2は、実施例1に対して現像剤容器の構成が異なっている。ここでは、に、実施例1と異なる点について説明し、実施例1と共通する事項については説明を省略する。ここで説明しない事項は実施例1と同様である。
撹拌部材である第2撹拌部材185は、トナー供給室187の第2収容領域に配置されており、第2収容領域内のトナーが上記凸部を越えて第1収容領域に移動するように、第2収容領域内のトナーを撹拌する。第2撹拌部材185は、第2撹拌軸185a(第2回転軸)とシート状の第2撹拌部185bとを有する。
第2収容領域において、アンテナ部材183、184及び間隙Y1は、撹拌軸185aよりも下方の領域における撹拌部185bの移動方向(容器の奥側から開口側に向かって)に、アンテナ部材184、間隙Y1、アンテナ部材183の順に並んでいる。
<画像形成装置の構成及び画像形成プロセス>
図11は、本発明の実施例に係る画像形成装置の概略構成を示す模式的断面図である。この画像形成装置は、電子写真方式のレーザービームプリンタである。この画像形成装置は、例えば、接続されたパソコン、画像読取装置などの外部ホスト装置から送られた画像情報を基に、画像を出力することができる。
ト化されたものである。これらの構成要素はカートリッジ内で所定の相互配置関係をもって組み付けられている。
図12は、カートリッジA2の概略図である。本実施例におけるカートリッジA2は、クリーニング装置230と、現像装置211と、を備える。現像装置211は、現像スリーブ(現像ローラ)204が回転可能に配設されるとともに、トナーTを収容した現像剤収容部(以下、トナー室と記す)217を有する。
トナー量を検出するための電極としてのアンテナ部材214(第2電極)とアンテナ部材215(第1電極)が間隔を空けて壁面に沿うように配されている。アンテナ部材214、215、それらの間隙は、撹拌部材212の回転方向であって、撹拌部材212の撹拌部が撹拌軸(回転軸)よりも下方に位置するときの移動方向に、アンテナ部材215、間隙、アンテナ部材214の順に並んだ配置となっている。撹拌部材212の撹拌部は、その先端側が少なくともトナー室217における底面と摺動するように構成されており、底面に設置されたアンテナ部材214、215とも摺動接触する。
アンテナ部材214、215は、導電性であり、カートリッジが装置本体に装着されると、装置本体と電気的な導通がとられ、現像剤量の検出に用いられる。装置本体2100には、アンテナ部材214と導通を取る接点2104(第2端子)と、アンテナ部材215と導通を取る接点2105(第1端子)がある。後述のカートリッジB2のアンテナ部材226と導通を取る接点2106(第3端子)はフロートになっている。装置本体2100にカートリッジA2が装着された状態で、アンテナ部材215には接点2105を通じて装置本体2100から電圧が入力される。アンテナ部材214は、アンテナ部材215との間の静電容量に応じた電圧を、接点2104を通じて装置本体2100に出力する。この静電容量は、アンテナ部材214とアンテナ部材215との間の現像剤の量に相関をもつ。
れると、装置本体と電気的な導通がとられ、現像剤量の検出に用いられる。装置本体2100には、アンテナ部材224と導通を取る接点2104と、アンテナ部材225と導通を取る接点2105と、アンテナ部材226と導通を取る接点2106がある。装置本体2100にカートリッジB2が装着された状態で、アンテナ部材225には接点2105を通じて装置本体2100から電圧が入力される。アンテナ部材224は、アンテナ部材225との間の静電容量に応じた電圧を、接点2104を通じて装置本体2100に出力する。この静電容量(第1静電容量)は、アンテナ部材224とアンテナ部材225(のトナー室227側の部分)との間の現像剤の量に相関をもつ。同様に、アンテナ部材226は、アンテナ部材225との間の静電容量に応じた電圧を、接点2106を通じて装置本体2100に出力する。この静電容量(第2静電容量)は、アンテナ部材226とアンテナ部材225(のトナー室228側の部分)との間の現像剤の量に相関をもつ。
前述の通り、カートリッジA2(図12)、B2(図13)は、装置本体2100に装着されると、装置本体2100に対して機械的・電気的に結合した所定の装着状態になる。これにより、カートリッジ側の被駆動部が装置本体側の駆動機構により駆動可能状態になる。また、カートリッジ側の必要部材に対して装置本体側の電源部からバイアスを印加することが可能となる。また、カートリッジ側のセンサーや記憶媒体が装置本体側の制御部と導通状態になる。
画像形成装置の装置本体2100に設けられた制御部(コントローラ)は、ROMやRAMなどのメモリ(記憶部)とCPUとからなるマイクロコンピュータ(制御手段255
)や、各種入出力制御回路等で構成されている。
装置本体2100は、カートリッジ識別部によって、装着されたカートリッジの種類を判断し、その結果、現像剤量検出部の出力値の数、や閾値、演算方法を変更する。
本実施例では、装置本体2100にカートリッジA2とカートリッジB2が装着可能である。カートリッジA2、B2にはそれぞれカートリッジ識別部が付属されており、装置本体2100はカートリッジA2あるいはカートリッジB2が装着された際に、カートリッジ識別部と導通をとり、カートリッジA2、B2を判別する。また、カートリッジA2とカートリッジB2では現像剤量検出部の構成が異なっており、装置本体2100に装着された際には、現像剤量検出システムとしての回路構成が図14と図15のように異なり、それぞれの回路構成にて現像剤量検出動作を行う。
S701:装置本体にカートリッジが装着される。
S702:カートリッジ識別部を用いて、カートリッジの種類を判断し、カートリッジA2と判断した場合はS703に進み、カートリッジB2と判断した場合はS708に進む。
S703:検出回路253を通じて検出電圧V24を測定する。
S704:AD変換部254を用いてV24を演算・デジタル変換し、V24Aを生成する。ここで、AD変換部254におけるV24に対する演算方法はカートリッジA2、B2で異なる。
S705:メモリに予め格納してある現像剤残量テーブルTA(検出された電圧値と現像剤の量との対応関係を含むテーブル)において、V24Aの値を照らし合わせて、現像剤残量Y2[%]に変換する。ここで、現像剤残量テーブルTAとは、V24Aに閾値を持たせて現像剤残量Y2[%]が1%刻みで変換されるように、Y2[%]とV24Aを関連付けたカートリッジA2のためのテーブルである。この閾値は、カートリッジA2とカートリッジB2とで異なる。
S706:Y2[%]を表示手段256に表示する。
S707:現像剤残量Y2[%]が0%に達したかどうかを確認する。”NO”と判断した場合にはS703に進み、”YES”と判断した場合にはS713に進む。
S708:検出回路253を通じて検出電圧V24を測定する。
S709:AD変換部254を用いてV24を演算・デジタル変換し、V24Bを生成する。ここで、AD変換部254におけるV24に対する演算方法はカートリッジA2、B2で異なる。
S710:メモリに予め格納してある現像剤残量テーブルTBにおいて、V24Bの値を照らし合わせて、現像剤残量Y2[%]に変換する。ここで、現像剤残量テーブルTBとは、V24Bに閾値を持たせて現像剤残量Y2[%]が1%刻みで変換されるように、Y2[%]とV24Bを関連付けたカートリッジB2のためのテーブルである。この閾値はカートリッジA2とカートリッジB2とで異なる。
S711:Y2[%]を表示手段256に表示する。
S712:現像剤残量Y2[%]が0%に達したかどうかを確認する。”NO”と判断した場合にはS708に進み、”YES”と判断した場合にはS713に進む。
S713:現像剤量検出の終了。
値のいずれか、またはその組み合わせを変更した他の構成でもよい。
実施例3では、現像剤量検出システムにおいて、カートリッジB2におけるアンテナ部材224から生じる電圧V21と、アンテナ部材226から生じる電圧V22を合成した電圧V23を検出回路253に入力して、現像剤量検出を行っていた。
本発明の実施例4は、アンテナ部材224、225それぞれから生じる電圧V21、V22を合成せずに現像剤量検出を行う構成となっている。具体的には、現像剤残量に応じて、検出回路253に入力する電圧V21、V22のいずれかを選択して現像剤残量の検出に用いるというものである。
以下、実施例3と重複している箇所は説明を割愛し、実施例4の特徴部分を主として説明する。ここで説明しない事項は、実施例3と同様である。
図16は、装置本体2100にカートリッジB2(図13)が装着された場合の現像剤量検出システム250の回路構成図である。装置本体2100に備えられた交流電源251から所定のACバイアスが出力されると、リファレンス用コンデンサ252と、接点2105を通じてカートリッジB2のアンテナ部材225と、にそれぞれACバイアスが印加される。これによって、リファレンス用コンデンサ252には電圧V20が発生し、アンテナ部材224、226にはそれぞれアンテナ部材225との間の静電容量に応じた電流に伴ってそれぞれ電圧V21、V22が発生する。V21(第1電圧値)は接点2104を通じて、V22(第2電圧値)は接点2106を通じて、それぞれ別々に検出回路253に出力される。検出回路253は、V21とV20の電位差である電圧V25と、V22とV20の電位差である電圧V26を生成し、AD変換部254に出力する。AD変換部254は、アナログ電圧V25、V26をデジタル変換したそれぞれの結果V25B、V26Bを制御手段255に出力する。制御手段255は、現像剤残量に応じて、V25BとV26Bのいずれかを選択した上で、カートリッジ識別部にて判断したカートリッジ種類の結果を用いて、現像剤量のレベルを決定する。表示手段256は、制御手段255によって決定された現像剤量のレベルをユーザーに報知する。
図17は、装置本体2100にカートリッジA2(図12)またはB2(図13)が装着された後における、現像剤量検出動作のフローチャートである。現像剤量検出方法について図17のフローチャートを用いて詳細に説明する。
S1301:装置本体にカートリッジが装着される。
S1302:カートリッジ識別部を用いて、カートリッジの種類を判断し、カートリッジA2と判断した場合はS1303に進み、カートリッジB2と判断した場合にはS1308に進む。
S1303:検出回路253を通じて検出電圧V25を測定する。
S1304:AD変換部254を用いてV25を演算・デジタル変換し、V25Aを生成する。ここで、AD変換部254におけるV25に対する演算方法はカートリッジA2、B2で異なる。
S1305:メモリに予め格納してある現像剤残量テーブルTA1とV25Aの値を照らし合わせて、現像剤残量Y2[%]に変換する。ここで、現像剤残量テーブルTA1とは、V25Aに閾値を持たせて現像剤残量Y2[%]が1%刻みで変換されるように、Y2[%]とV25Aを関連付けたカートリッジA2のためのテーブルである。この閾値はカートリッジA2とカートリッジB2で異なる。
S1306:Y2[%]を表示手段256に表示する。
S1307:現像剤残量Y2[%]が0%に達したかどうかを確認する。”NO”と判断した場合にはS1303に進み、”YES”と判断した場合にはS1318に進む。
S1308:検出回路253を通じて検出電圧V26を測定する。
S1309:AD変換部254を用いてV26を演算・デジタル変換し、V26Bを生成する。
S1310:メモリに予め格納してある現像剤残量テーブルTB1(第2テーブル)とV26Bの値を照らし合わせて、現像剤残量Y2[%]に変換する。ここで、現像剤残量テーブルTB1とは、V26Bに閾値を持たせて現像剤残量Y2[%]が1%刻みで変換されるように、Y2[%]とV26Bを関連付けたカートリッジB2(トナー室228内の現像剤残量検出)のためのテーブルである。この閾値はカートリッジA2とカートリッジB2で異なる。
S1311:Y2[%]を表示手段256に表示する。
S1312:現像剤残量Y2[%]が200gに対応する値に達したか(現像剤の量が所定の閾値以下となったか)どうかを確認する。”NO”と判断した場合にはS1308に進み、”YES”と判断した場合にはS1313に進む。
S1313:検出回路253を通じて検出電圧V25を測定する。
S1314:AD変換部254を用いてV25を演算・デジタル変換し、V25Bを生成する。ここで、AD変換部254におけるV25に対する演算方法はカートリッジA2、B2で異なる。
S1315:メモリに予め格納してある現像剤残量テーブルTB2(第1テーブル)とV25Bの値を照らし合わせて、現像剤残量Y2[%]に変換する。ここで、現像剤残量テーブルTB2とは、V25Bに閾値を持たせて現像剤残量Y2[%]が1%刻みで変換されるように、Y2[%]とV25Bを関連付けたカートリッジB2(トナー室227内の現像剤残量検出)のためのテーブルである。なお、この閾値はカートリッジA2とカートリッジB2で同じとしてもよく、現像剤残量テーブルTB2として、現像剤残量テーブルTA1を用いてもよい。
S1316:Y2[%]を表示手段256に表示する。
S1317:現像剤残量Y2[%]が0%に達したかどうかを確認する。”NO”と判断した場合にはS1313に進み、”YES”と判断した場合にはS1318に進む。
S1318:現像剤量検出の終了。
本発明に係る実施例5について説明する。
実施例5に係る現像剤量検出手段について図19を用いて説明する。図19は、本実施例に係る現像装置の概略図である。図19の現像剤容器内の現像剤量を検出するための回路図は、図4と同様であるので省略する。現像剤容器に収容される現像剤の量と検出された合成静電容量との関係は、図7と同様であるので省略する。ここで、合成静電容量とは、アンテナ部材371(第1電極)とアンテナ部材372(第2電極)間(電極間)の静電容量と現像ローラ302とアンテナ部材371間の静電容量とを合成した静電容量である。実施例5では、現像剤容器311A内に収容される現像剤の量を検出する手段として、静電容量の変化を利用した現像剤量検出手段が用いられている。なお、アンテナ部材371とアンテナ部材372は、現像剤量を検出するために用いられる検出部材を構成する。
C3=Kε×S/d3 (2)
式(2)における比誘電率Kεは、アンテナ部材371とアンテナ部材372間の現像剤量によって変化する。アンテナ部材371とアンテナ部材372間の現像剤量が多い場合は、比誘電率Kεは高くなり、静電容量C3も高くなる。また、アンテナ部材371とアンテナ部材372間の現像剤量が少ない場合は、比誘電率Kεは低くなり、静電容量C3も低くなる。この関係を利用して、アンテナ部材371とアンテナ部材372間の静電容量C3と現像ローラ302とアンテナ部材371との間の静電容量との合成静電容量の変化に基づいて、現像剤容器311A内の現像剤量を検出することができる。
る現像剤を積載可能な空間は、撹拌部材160の回転に伴って徐々に狭まっていく(図26(a)→図26(b)→図26(c))。撹拌部材160に積載されたトナーは、接触部313がない場合よりも早く減っていく。また、接触部313は、撹拌部材160の撹拌軸160aよりも上方で、撹拌部材160に載る現像剤に接触する。
は合成静電容量の変化について説明するため、収容室311S内を移動する現像剤にのみ着目することとする。
また、実施例5では、接触部は、撹拌部材の回転軸よりも上方で、撹拌部材に載る現像剤に接触する。これにより、撹拌部材の回転軸よりも上方で撹拌部材上の現像剤が落下し、収容室内の現像剤が十分に撹拌される。
次に、本発明の第6の実施例について図23と図24を用いて説明する。図23は、実施例6に係る現像装置の概略図である。また、図24は、実施例6に係る現像装置における現像剤量検出装置の回路図である。ここで、実施例6では、実施例5と同様の機能を有する部分については同一の符号を付してその説明を省略する。実施例6に係る現像剤容器3211Aは、アンテナ部材373(第3電極)とアンテナ部材374(第4電極)とアンテナ部材375(第5電極)とアンテナ部材376(第6電極)と第1収容室3212Sと第2収容室3213Sを有する。また、現像剤容器3211Aは、接触部3214と第1撹拌部材3410と第2撹拌部材3420とを有する。ここで、実施例6に係る現像
剤容器3211Aは、実施例5に係る現像剤容器311Aと同様に、画像形成装置に取り付けられる。また、実施例6に係る現像剤容器3211Aは、実施例5に係る現像剤容器311Aと同様に、現像装置とプロセスカートリッジとに備えられる。ここで、アンテナ部材373〜376は検出部材を構成する。
明する。実施例6では、現像剤容器3211A内における現像剤容器3211Aの天面3213Cの一部が接触部3214となっている。接触部3214は、実施例5と同様に、撹拌部材3420上の現像剤が撹拌部材3420から自重で落ちる場合よりも早く落下するように、撹拌部材3420上から現像剤を押し出している。
なお、各実施例では静電容量の変化に基づいて現像剤容器内の現像剤量を検出したが、現像剤量の検出方法はこれに限られることはない。例えば、収容室内の現像剤量は、現像剤容器内に検知光を照射することで取得してもよい。その場合、第1電極が、収容室内に検知光を導く第1導光部材に代わり、第2電極が、第1導光部材によって収容室内に導かれた検知光を収容室外の受光部に導く第2導光部材に代わる。そして、受光部に検知光が到達している時間を計測することによって、収容室に収容される現像剤の量を取得する。
容量が閾値を超える時間を測定することでトナー量を求めることができる。
<初期の静電容量検知方法>
これまでの構成では、現像剤の撹拌動作により、間隙X1(図1)の領域の現像剤が現像容器内で撹拌により空気と良く混ざった状態と現像剤の自重により空気が抜ける状態が交互に繰り返される。そして、間隙X1が撹拌部160bの下方にあることで、現像剤の自重により、空気を含んだり含まなかったりする状況はより高精度に判断できる。しかしながら本構成は物流時の振動等によって、現像剤中の空気が極端に抜けた状態(タッピング)の影響を受けやすい。そこで本実施例では、前述したように撹拌軸の下方に位置する電極部を設ける残量検知構成で、物流時の振動等によるタッピングの影響も低減可能な残量検知制御方法に関し説明する。
図27(b)のようにこの状態でユーザーが画像形成を行った場合、初期の残量検知においてはタッピングを受けた状態で開始されることになり、撹拌部材の下方の電極部を持つ本構成では静電容量値が極端に大きく見えてしまう。
そして、耐久後半の残量検知の際に想定以上の差分が生じることから、現像剤の残量を通常よりも減っている、すなわち早く残量が減っていると報知してしまう。
なお、上記のようにタッピングが解消された状態は、一度本体設置後した後で物流の影響がないため、耐久途中であっても検知領域のトナーが最も多い場合、通常の使用時で得られる正常な静電容量値を検知できる。
算出することで、より正確な残量検知を行えるものである。
本発明によれば、高精度に現像剤量を検出可能な現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置を提供することができる。
本実施例8は、実施例7に対して初期に検出される静電容量の代表値の算出方法が異なっている。ここでは実施例7と異なる点について説明し、実施例7と共通する項目については説明を省略する。
図28(a)は、本実施例における現像剤量と静電容量の関係を示した図である。初期の間隙X1(図1)の検知領域の現像剤を検知する際に、静電容量値が下がった後に静電容量が大きくなった静電容量値を検出するところまでは実施例7と共通である。その後、本実施例では、その後静電容量値が下がった後に静電容量が大きくなる測定を複数回行い、その測定毎に静電容量が大きくなった時の値を複数得る。そして得られた複数の静電容量から平均値を基準値としてトナー残量%を算出する。この実施例の良いところは、実施例7に加えて、耐久初期に検知領域の現像剤の流動性の変動があった場合でも、静電容量値が下がった後に静電容量が大きくなる複数回の測定結果をトナー残量%の算出に反映させることができる。そのため、精度良く初期の静電容量値の代表値を算出することができる。
本実施例では、実施例7に対して静電容量値の最大値の検出方法が異なっている。ここ
では実施例7と異なる点について説明し、実施例7と共通する項目については説明を省略する。
図28(b)は、本実施例における現像剤量と静電容量の関係を示した図である。初期の間隙X1(図1)の検知領域の現像剤を検知する際に、静電容量値が下がった後に静電容量が大きくなった静電容量値を検出するところまでは実施例7と共通である。その際、本実施例では、図28(b)のように画像形成行うための現像ローラや撹拌部材を所定時間駆動した後、静電容量値が下がった後に静電容量が大きくなった静電容量値を代表値として、トナー残量%を算出する。この実施例の良いところは、実施例7に加えて、電極近傍の現像ローラの駆動や撹拌駆動に合わせて静電容量の検知ができるので、実際に現像剤を撹拌した後に静電容量を測定できる。すなわち現像ローラの駆動や撹拌駆動が所定量行っている途中で、電気ノイズによる誤検知等により静電容量小→大になったとしても実際に現像剤を撹拌してから、静電容量の検知を行って代表値を算出できる。
Claims (30)
- 開口及び現像剤を収容する収容室を形成する枠体と、
シート状の第1撹拌部と前記第1撹拌部が取り付けられた第1回転軸とを有する第1撹拌部材と、
シート状の第2撹拌部と前記第2撹拌部が取り付けられた第2回転軸とを有する第2撹拌部材と、
前記収容室は、前記開口側から奥側に向かって、第1収容領域と第2収容領域とに分けられており、
現像剤の量に応じた値を検出するために用いられ、かつ前記第1収容領域に間隔を空けて配置された第1電極及び第2電極と、を備え、
前記収容室における前記第1電極と前記第2電極との間の第1領域が、前記第1撹拌部材の第1回転軸の下方に位置し、
前記シート状の第1撹拌部は、前記第1撹拌部材が回転することにより前記第1領域と接しており、
前記第2収容領域に、前記第2撹拌部材が回転可能に設けられ、
現像剤の量に応じた値を検出するために用いられ、かつ前記第2収容領域に間隔を空けて配置された第3電極及び第4電極をさらに備えることを特徴とする現像剤容器。 - 前記第1電極及び第2電極は、前記第1撹拌部材の第1回転軸よりも下方に位置していることを特徴とする請求項1に記載の現像剤容器。
- 前記第1領域は、前記第1収容領域において最も低い位置を含む領域であることを特徴とする請求項1または2に記載の現像剤容器。
- 前記第1電極、前記第2電極及び前記第1領域は、前記第1回転軸の中心よりも下方における前記第1撹拌部材の回転方向に、前記第2電極、前記第1領域、第1電極の順に、並んで配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の現像剤容器。
- 前記第1電極及び第2電極は、前記収容室の壁面に沿って設置されたシート状の導電部
材であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の現像剤容器。 - 前記第2電極及び第3電極は、前記第1収容領域と前記第2収容領域とをまたいで配置される単一の電極部材であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の現像剤容器。
- 前記第1電極は、前記第1撹拌部材の前記第1回転軸よりも下方に位置し、
前記第4電極は、前記第2撹拌部材の前記第2回転軸よりも下方に位置していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の現像剤容器。 - 前記第2撹拌部材は、回転することにより、前記第2収容領域における前記第3電極と前記第4電極との間の第2領域と接することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の現像剤容器。
- 前記第1収容領域と前記第2収容領域は、前記収容室を形成する壁面において鉛直方向の上方に突き出た凸部により、分けられることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の現像剤容器。
- 前記開口の下端は、前記第1回転軸の上方に位置することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の現像剤容器。
- 現像剤の量に応じた値を検出するための検出部材と、
回転する前記第1撹拌部材及び前記第2撹拌部材と接触可能な接触部であって、前記第1撹拌部材及び前記第2撹拌部材上の現像剤が前記第1撹拌部材及び前記第2撹拌部材上から自重で落ちる場合よりも早く落下するように、前記第1撹拌部材及び前記第2撹拌部材上から現像剤を押し出すように接触可能な接触部と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の現像剤容器。 - 現像剤により記録材に画像を形成する画像形成装置であって、
装置本体と、
開口及び現像剤を収容する収容室を形成する枠体と、シート状の撹拌部と前記撹拌部が取り付けられた回転軸とを有する撹拌部材と、現像剤の量に応じた値を検出するために用いられ、かつ間隔を空けて配置された第1電極及び第2電極と、を有する現像剤容器と、を備え、
前記収容室における前記第1電極と前記第2電極との間の領域が、前記撹拌部材の回転軸の下方に位置し、
前記シート状の撹拌部は、前記撹拌部材が回転することにより前記領域と接しており、
新品の画像形成装置が使用され始めた直後における前記第1電極と前記第2電極との間の静電容量の値である初期値と、所定のタイミングにおける前記静電容量の値との差が取得され、
前記差に基づいて、前記収容室内の現像剤の残量レベルに関する報知を行う報知手段を更に備え、
前記初期値は、前記収容室内の現像剤が前記撹拌部材によって撹拌された後に取得される前記静電容量の値であることを特徴とする画像形成装置。 - 前記初期値は、前記静電容量が一度減少した後に再び増加した場合における前記静電容量の最大値であることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
- 開口及び現像剤を収容する収容室を形成する枠体と、
シート状の撹拌部と前記撹拌部が取り付けられた回転軸とを有する撹拌部材と、
現像剤の量に応じた値を検出するために用いられ、かつ間隔を空けて配置された第1電極及び第2電極と、を備え、
前記収容室の壁面に沿って配置された前記第1電極と前記第2電極との間の領域が、前記撹拌部材の回転軸の下方に位置し、且つ前記回転軸と垂直な面において、前記第1電極は第1の水平方向に関し前記間隔の部分から離れると上方に位置するよう傾斜しており、前記第2電極は前記第1の水平方向とは逆の第2の水平方向に関し前記間隔の部分から離れると上方に位置するよう傾斜していることを特徴とする現像剤容器。 - 前記第1電極及び第2電極は、前記撹拌部材の回転軸よりも下方に位置していることを特徴とする請求項14に記載の現像剤容器。
- 前記領域は、前記収容室において最も低い位置を含む領域であることを特徴とする請求項14または15に記載の現像剤容器。
- 前記第1電極、前記第2電極及び前記領域は、回転軸の中心よりも下方における前記撹拌部材の回転方向に、前記第2電極、前記領域、第1電極の順に、並んで配置されていることを特徴とする請求項14〜16のいずれか1項に記載の現像剤容器。
- 前記第1電極及び第2電極は、前記収容室の壁面に沿って設置されたシート状の導電部材であることを特徴とする請求項14〜17のいずれか1項に記載の現像剤容器。
- 前記収容室は、前記開口側から奥側に向かって、第1収容領域と第2収容領域とに分けられており、
前記第1収容領域に、第1撹拌部材が回転可能に設けられ、
前記第2収容領域に、第2撹拌部材が回転可能に設けられ、
前記第1電極及び第2電極は、前記第1収容領域に配置され、
現像剤の量に応じた値を検出するために用いられ、かつ前記第2収容領域に間隔を空けて配置された第3電極及び第4電極をさらに備えることを特徴とする請求項14〜18のいずれか1項に記載の現像剤容器。 - 前記第2電極及び第3電極は、前記第1収容領域と前記第2収容領域とをまたいで配置される単一の電極部材であることを特徴とする請求項19に記載の現像剤容器。
- 前記第1電極は、前記第1撹拌部材の回転軸よりも下方に位置し、
前記第4電極は、前記第2撹拌部材の回転軸よりも下方に位置していることを特徴とする請求項19または20に記載の現像剤容器。 - 前記第1撹拌部材は、回転することにより、前記第1収容領域における前記第1電極と前記第2電極との間の第1領域と接し、
前記第2撹拌部材は、回転することにより、前記第2収容領域における前記第3電極と前記第4電極との間の第2領域と接することを特徴とする請求項19〜21のいずれか1項に記載の現像剤容器。 - 前記第1収容領域と前記第2収容領域は、前記収容室を形成する壁面において鉛直方向の上方に突き出た凸部により、分けられることを特徴とする請求項19〜22のいずれか1項に記載の現像剤容器。
- 前記開口の下端は、前記回転軸の上方に位置することを特徴とする請求項19〜23のいずれか1項に記載の現像剤容器。
- 現像剤の量に応じた値を検出するための検出部材と、
回転する前記撹拌部材と接触可能な接触部であって、前記撹拌部材上の現像剤が前記撹拌部材上から自重で落ちる場合よりも早く落下するように、前記撹拌部材上から現像剤を押し出すように接触可能な接触部と、
を有することを特徴とする請求項14〜24のいずれか1項に記載の現像剤容器。 - 請求項1〜11、14〜25のいずれか1項に記載の現像剤容器と、
前記現像剤容器に設けられた開口を介して現像剤が供給される現像剤担持体と、
を備えることを特徴とする現像装置。 - 画像形成装置の装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジであって、
請求項1〜11、14〜25のいずれか1項に記載の現像剤容器、請求項26に記載の現像装置のうちの少なくとも1つと、
現像剤によって現像される静電像を担持する像担持体と、
を備えることを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 現像剤により記録材に画像を形成する画像形成装置であって、
装置本体に対して、請求項1〜11、14〜25のいずれか1項に記載の現像剤容器、請求項26に記載の現像装置、請求項27に記載のプロセスカートリッジ、のうちの少なくとも1つが着脱可能に構成されたことを特徴とする画像形成装置。 - 記録材に画像を形成する画像形成装置であって、
装置本体と、
現像剤を収容する収容室を形成する枠体と、前記収容室内の現像剤の量に応じた値の検出に用いられる複数の電極と、を有し、装置本体に着脱可能に構成されたカートリッジと、
前記カートリッジが前記装置本体に装着されたときに前記電極と前記装置本体とを電気的に接続する端子と、
前記端子を介して前記複数の電極のうちの第1電極に電圧を印加する印加部と、
前記印加部が前記第1電極に電圧を印加することで、前記第1電極と前記複数の電極のうちの第2電極との間の静電容量に対応する電圧値を、前記端子を介して検出する検出部と、を備え、
前記装置本体は、前記電極の数が異なる複数種類の前記カートリッジが着脱可能に構成され、
前記端子は、前記複数種類のカートリッジがそれぞれ有する前記電極の数の中で最大の数と同じ数が設けられており、
前記第2電極は、複数あり、
前記検出部は、前記第1電極と複数の前記第2電極との間の合成された静電容量に対応した電圧値を検出することを特徴とする画像形成装置。 - 前記検出部が検出した電圧値に基づいて、前記収容室内の現像剤の量を取得する取得部を備え、前記取得部は、前記検出部が検出する電圧値と前記収容室内の現像剤の量との対応関係を含むテーブルを用いて、前記収容室内の現像剤の量を取得することを特徴とする請求項29に記載の画像形成装置。
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