JP6700566B2 - 等化回路、受信回路、及び半導体集積回路 - Google Patents

等化回路、受信回路、及び半導体集積回路 Download PDF

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Description

本発明は、等化回路、受信回路、及び半導体集積回路に関する。
受信したデータ信号のビット列の影響によって生じる符号間干渉(ISI:Inter Symbol Interference)による信号損失を補償する等化回路の一つに、判定帰還型等化回路(DFE:Decision Feedback Equalizer)がある(例えば、特許文献1、2参照)。判定帰還型等化回路における補償は、過去のビット列の判定結果を基に行われ、フローティングタップ判定帰還型等化回路は、ビット列の内の任意のビットによる影響を補償することができる。
フローティングタップ判定帰還型等化回路は、図7に一例を示すように、加算回路701、比較回路702、複数のDラッチ回路703、選択回路(マルチプレクサ)704、及びデジタルアナログ(DA)変換回路705を有する。加算回路701は、過去のビット列の内から選択したビットに応じてDA変換回路705から出力される補償信号SG1を入力データ信号IDTに加算する。比較回路702は、加算回路701の出力に対する2値判定を行い、判定結果を出力データ信号ODTとして出力する。
複数のDラッチ回路703は、図示しないクロック信号により駆動され、図7に示すように縦続接続されて出力データ信号ODTを保持する。図7には、8個のDラッチ回路703−1〜703−8を有する(タップ数が8)例を示しており、過去の8ビットを保持することができる。比較回路702から出力される出力データ信号ODTがDラッチ回路703−1に入力され、Dラッチ回路703−i(i=1〜7の整数)の出力がDラッチ回路703−(i+1)に入力される。
マルチプレクサ704は、複数のDラッチ回路703の出力が入力され、選択したビットに対応するDラッチ回路703の出力を選択して出力する。DA変換回路705は、補償強度に応じた係数に従ってマルチプレクサ704の出力をデジタルアナログ変換して補償信号SG1を生成し出力する。
図7に示すフローティングタップ判定帰還型等化回路700は、Dラッチ回路703により保持した過去のビット列をマルチプレクサ704により選択することで補償する位置を選択し、DA変換回路705で補償強度を決定して、加算回路701へのフィードバックを行う。例えば、5UI(ユニットインターバル)前のデータ信号による影響を補償する場合、Dラッチ回路(L5)703−5の出力がマルチプレクサ704で選択されDA変換回路705に出力される。このようにして、フローティングタップ判定帰還型等化回路700は、入力データ信号IDTに過去のデータ信号の影響を反映させ、符号間干渉による信号損失を補償する。
図7に示した従来のフローティングタップ判定帰還型等化回路700において、DA変換回路705への入力は、図8に示すようにDラッチ回路703による遅延Tcdとマルチプレクサ704による遅延Tmuxとを合わせた遅延量(Tcd+Tmux)だけ遅延する。そのため、回路の動作速度が高速になると、加算回路701に補償信号SG1をフィードバックするタイミングが厳しくなる。
また、図7に示した従来のフローティングタップ判定帰還型等化回路700は、Dラッチ回路703の数を増加させることで補償範囲を広げることが可能であるが、Dラッチ回路703の数を増加させるとマルチプレクサ704の負荷が増加し遅延Tmuxが大きくなる。その結果、加算回路701に補償信号SG1をフィードバックするタイミングが厳しくなる。
特開2015−192200号公報 特開2000−49664号公報
本発明の目的は、補償信号の遅延を短縮し、加算回路へのフィードバックタイミングを緩和することができる等化回路を提供することにある。
等化回路の一態様は、入力信号と補償信号とを加算する加算回路と、加算回路の出力信号を所定のしきい値と比較する比較回路と、比較回路の出力信号を保持する、縦続接続された複数の第1のラッチ回路と、比較回路及び各々の第1のラッチ回路の出力信号を受けて何れか1つを選択して出力する選択回路と、選択回路の出力信号を保持する第2のラッチ回路と、第2のラッチ回路の出力信号に基づいて補償信号を生成するデジタルアナログ変換回路とを有する。
開示の等化回路は、補償信号を生成するデジタルアナログ変換回路への入力に係る遅延を短縮し、補償信号をフィードバックするタイミングを緩和することができ、回路の動作マージンを向上させることができる。
図1は、第1の実施形態における等化回路の構成例を示す図である。 図2は、第1の実施形態における補償位置選択処理の例を示すフローチャートである。 図3は、第1の実施形態における等化回路の動作例を示すタイミングチャートである。 図4は、第1の実施形態における等化回路での遅延を説明する図である。 図5は、第2の実施形態における等化回路の構成例を示す図である。 図6は、本実施形態における半導体集積回路の構成例を示す図である。 図7は、従来の等化回路の構成例を示す図である。 図8は、従来の等化回路での遅延を説明する図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、第1の実施形態における等化回路100の構成例を示す図である。等化回路100は、過去のビット列の内の任意のビットによる影響を補償するフローティングタップ判定帰還型等化回路である。フローティングタップ判定帰還型等化回路100は、加算回路101、比較回路102、複数のDラッチ回路103、選択回路(マルチプレクサ)104、Dラッチ回路105、デジタルアナログ(DA)変換回路106、及びロジック回路107を有する。
加算回路101は、過去のビット列の内から選択したビットに応じてDA変換回路106から出力される補償信号SG1を入力データ信号IDTに加算して出力する。比較回路102は、加算回路101の出力を比較する。比較回路102は、加算回路101の出力に対する2値判定を行い、判定結果を出力データ信号ODTとして出力する。
複数のDラッチ回路103は、図示しないクロック信号により駆動され、図1に示すように縦続接続されて出力データ信号ODTを保持する。図1には、7個のDラッチ回路103−1〜103−7を有する例を示しており、過去の7ビットを保持することができる。比較回路102から出力される出力データ信号ODTがDラッチ回路103−1に入力され、Dラッチ回路103−i(i=1〜6の整数)の出力がDラッチ回路103−(i+1)に入力される。なお、Dラッチ回路103の数は、これに限定されるものではなく、等化回路におけるタップ数よりも1少ない数である。言い換えれば、Dラッチ回路103とDラッチ回路105とを合わせた回路の総数が等化回路におけるタップ数と等しい。
マルチプレクサ104は、比較回路102の出力(出力データ信号ODT)及び各々のDラッチ回路103−1〜103−7の出力が入力される。マルチプレクサ104は、比較回路102の出力及び各々のDラッチ回路103−1〜103−7の出力の内から、ロジック回路107による制御に従って1つを選択して出力する。
Dラッチ回路105は、図示しないクロック信号により駆動され、マルチプレクサ104の出力を保持する。DA変換回路106は、補償強度に応じてロジック回路107から供給される係数に従ってDラッチ回路105の出力をデジタルアナログ変換して補償信号SG1を生成し出力する。
ロジック回路107は、補償位置選択処理を行い、マルチプレクサ104による選択動作及びDA変換回路106に供給する補償強度に応じた係数を制御する。ロジック回路107は、等化回路における各タップでの符号間干渉(ISI)に対する補償強度(調整値)の情報を保持するレジスタ108を有する。補償強度(調整値)の情報は、実際に通信を行う前、例えば起動時等に予め測定することで取得されレジスタ108に格納される。
ロジック回路107は、レジスタ108に保持されている情報に基づき、補償強度が最も大きいタップ位置を検出して、マルチプレクサ104による選択動作及びDA変換回路106に供給する補償強度に応じた係数を制御する。本実施形態では、マルチプレクサ104の後段にDラッチ回路105を配置しているので、ロジック回路107は、マルチプレクサ104において補償強度が最も大きいタップ位置よりも1つ前の位置のタップが選択されるように制御する。
図2は、第1の実施形態における補償位置選択処理の例を示すフローチャートである。補償位置選択処理は、実際に通信を行う前、例えば起動時等に行われる。まず、ステップS201にて、ロジック回路107は、タップ位置として1番目のタップ(タップ1)を選択する。
ステップS202にて、ロジック回路107は、DA変換回路106に与える係数の調整を行う。次に、ステップS203にて、等化回路100に入力データ信号IDTとして試験データパターン等を入力し、ロジック回路107は、選択したタップ位置での符号間干渉(ISI)の大きさを計算する。続いて、ステップS204にて、ロジック回路107は、ステップS203において求められた符号間干渉(ISI)の大きさが基準値以下であるか否かを判定する。
ステップS203において求められた符号間干渉(ISI)の大きさが基準値以下でないとロジック回路107が判定した場合、ステップS202に戻り、DA変換回路106に与える係数を変更して、前述した処理を行う。一方、ステップS203において求められた符号間干渉(ISI)の大きさが基準値以下であるとロジック回路107が判定した場合、ステップS205にて、ロジック回路107は、DA変換回路106に与えた係数(調整値)をレジスタ108に保持する。
次に、ステップS206にて、ロジック回路107は、選択しているタップ位置が最後であるn番目のタップ(タップn)であるか、すなわち未選択のタップ位置があるかを判断する。その結果、選択しているタップ位置がn番目のタップでない、すなわち未選択のタップ位置がある場合、ステップS207にて、ロジック回路107は、タップ位置として次のタップを選択し、ステップS202以降の処理を行う。一方、選択しているタップ位置がn番目のタップである、すなわち未選択のタップ位置がない場合、ステップS208へ進む。
ステップS208にて、ロジック回路107は、レジスタ108に保持している情報を参照して、DA変換回路106に与えた係数(調整値)が最も大きいタップから1つ前の位置のタップを選択し、それを補償に用いるタップに決定して処理を終了する。
第1の実施形態におけるフローティングタップ判定帰還型等化回路100は、前述したようにして決定したタップのビットをマルチプレクサ104により選択してDA変換回路106で補償信号SG1を生成し、加算回路101へのフィードバックを行う。このようにして、フローティングタップ判定帰還型等化回路100は、入力データ信号IDTに過去のデータ信号の影響を反映させ、符号間干渉による信号損失を補償する。
例えば、5UI(ユニットインターバル)前のデータ信号による影響を補償する場合、図3に示すようにDラッチ回路(L4)103−4の出力がマルチプレクサ104で選択され、Dラッチ回路105を介してDA変換回路106に出力される。例えば、図3に示すデータ(D8)311の補償を行う場合、5UI前のデータ(D3)312を用いて補償を行うことになる。この場合、マルチプレクサ104によりDラッチ回路(L4)103−4の出力を選択することで、時刻t301にDラッチ回路105から出力されるデータ(D3)313に応じた補償信号SG1が生成され、データ(D8)311の補償が行われる。
ここで、本実施形態では、DA変換回路106に対して、Dラッチ回路105を介してマルチプレクサ104の出力を供給するので、図4に示すようにマルチプレクサ104による遅延Tmuxはキャンセルされ、DA変換回路106への入力はDラッチ回路105による遅延Tcdだけ遅延する。したがって、本実施形態によれば、加算回路101に補償信号SG1をフィードバックするタイミングを緩和することができ、回路の動作マージンを向上させることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図5は、第2の実施形態における等化回路500の構成例を示す図である。等化回路500は、過去のビット列の内の任意のビットによる影響を補償するフローティングタップ判定帰還型等化回路である。フローティングタップ判定帰還型等化回路500は、複数の加算回路501、複数の比較回路502、選択回路(マルチプレクサ)503、複数のDラッチ回路504、複数のデジタルアナログ(DA)変換回路505、及びロジック回路506を有する。
加算回路501−j(jは1〜4の整数)は、DA変換回路505−jから出力される補償信号を入力データ信号IDTに加算して出力する。比較回路502−jは、加算回路501−jの出力を比較する。比較回路502−jは、加算回路501−jの出力に対する2値判定を行い、判定結果を出力する。
マルチプレクサ503は、比較回路502−1〜502−4の出力が入力され、ロジック回路506による制御に従って1つを選択し出力データ信号ODTとして出力する。Dラッチ回路504は、図示しないクロック信号により駆動され、図5に示すように縦続接続されて出力データ信号ODTを保持する。図5には、4個のDラッチ回路504−1〜504−4を有する例を示しており、過去の4ビットを保持することができる。マルチプレクサ503から出力される出力データ信号ODTがDラッチ回路504−1に入力され、Dラッチ回路504−i(i=1〜3の整数)の出力がDラッチ回路504−(i+1)に入力される。
DA変換回路505−jは、補償強度に応じてロジック回路506から供給される係数に従ってDラッチ回路504−jの出力をデジタルアナログ変換して補償信号を生成し出力する。ロジック回路506は、前述した補償位置選択処理を行い、マルチプレクサ503による選択動作及びDA変換回路505に供給する補償強度に応じた係数を制御する。ロジック回路506は、等化回路における各タップでの符号間干渉(ISI)に対する補償強度(調整値)の情報を保持するレジスタ507を有する。補償強度(調整値)の情報は、実際に通信を行う前、例えば起動時等に予め測定することで取得されレジスタ507に格納される。
ロジック回路506は、レジスタ507に保持されている情報に基づき、補償強度が最も大きいタップ位置を検出して、マルチプレクサ503による選択動作及びDA変換回路505に供給する補償強度に応じた係数を制御する。本実施形態では、ロジック回路506は、マルチプレクサ503において補償強度が最も大きいタップ位置に対応する比較回路502の出力が選択されるように制御する。
第2の実施形態においても、DA変換回路505への入力は、Dラッチ回路504による遅延Tcdだけ遅延するので、加算回路501に補償信号SG1をフィードバックするタイミングを緩和することができ、回路の動作マージンを向上させることができる。
図6は、前述した各実施形態における等化回路を含む半導体集積回路の構成例を示す図である。本実施形態における半導体集積回路601は、入力シリアル信号をパラレル信号に変換するデシリアライザ回路の機能を有する受信回路602、及び受信回路602からのパラレル信号(データ)を受けて処理動作を行うロジック回路等の内部回路611を有する。
受信回路602は、フロントエンド部603、ロジック回路607、及びクロック生成部610を有する。フロントエンド部603は、バッファ604、判定帰還型等化回路605、及びデマルチプレクサ606を有する。バッファ604は、伝送路等を介して伝送された入力シリアル信号RXINを受ける。判定帰還型等化回路605は、例えば図1や図5に示した判定帰還型等化回路であり、入力シリアル信号の符号(データ)を判定する。デマルチプレクサ606は、判定帰還型等化回路605の出力に対してシリアル・パラレル変換を行い、パラレル信号RXOUTとして出力するとともに受信データクロックRXCLKを出力する。
ロジック回路607は、イコライザロジック回路608及びクロックデータリカバリロジック回路609を有する。イコライザロジック回路608は、判定帰還型等化回路605に係る制御を行い、例えば選択回路の動作やDA変換回路に与える係数を制御する。クロックデータリカバリロジック回路609は、デマルチプレクサ606の出力信号(パラレル信号RXOUT)に基づいてクロック生成部610が出力するクロック信号の位相を適切に制御する。
クロック生成部610が出力するクロック信号を用いて、判定帰還型等化回路605が適切なタイミングで入力シリアル信号のサンプリングを行う。受信回路602から出力されるパラレル信号RXOUTは、受信データクロックRXCLKで動作するフリップフロップ612によって内部回路611に取り込まれ処理等が行われる。
また、前記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明によれば、補償信号を生成するDA変換回路への入力に係る遅延が小さくなり、補償信号をフィードバックするタイミングを緩和することができ、回路の動作マージンを向上させることができる。

Claims (11)

  1. 入力信号と補償信号とを加算する加算回路と、
    前記加算回路の出力信号を所定のしきい値と比較する比較回路と、
    前記比較回路の出力信号を保持する、縦続接続された複数の第1のラッチ回路と、
    前記比較回路及び各々の前記第1のラッチ回路の出力信号を受けて何れか1つを選択して出力する選択回路と、
    前記選択回路の出力信号を保持する第2のラッチ回路と、
    前記第2のラッチ回路の出力信号に基づいて前記補償信号を生成するデジタルアナログ変換回路とを有することを特徴とする等化回路。
  2. 前記複数の第1のラッチ回路の個数は、前記等化回路のタップ数より1だけ小さいことを特徴とする請求項1記載の等化回路。
  3. 入力信号と前記入力信号よりn(nは3以上の自然数)ユニットインターバル前のデータ信号に基づく補償信号とを加算する加算回路と、
    前記加算回路の出力信号を所定のしきい値と比較する比較回路と、
    前記比較回路の出力信号を保持する、縦続接続された少なくとも(n−1)個の第1のラッチ回路と、
    前記比較回路及び各々の前記第1のラッチ回路の出力信号から、前記入力信号より(n−1)ユニットインターバル前のデータ信号を選択して出力する選択回路と、
    前記選択回路の出力信号を保持する第2のラッチ回路と、
    前記第2のラッチ回路の出力信号に基づいて前記補償信号を生成するデジタルアナログ変換回路とを有することを特徴とする等化回路。
  4. 入力信号と補償信号とを加算する複数の加算回路と、
    前記加算回路と同数設けられ、対応する前記加算回路の出力信号を対応する所定のしきい値と比較する複数の比較回路と、
    各々の前記比較回路の出力信号の内から1つを選択して出力する選択回路と、
    前記加算回路と同数設けられ、前記選択回路の出力信号を保持する、縦続接続された複数のラッチ回路と、
    前記加算回路と同数設けられ、それぞれ、前記複数のラッチ回路の内の対応する前記ラッチ回路の出力信号に基づいて、対応する前記加算回路に供給する前記補償信号を生成する複数のデジタルアナログ変換回路とを有することを特徴とする等化回路。
  5. 前記第1のラッチ回路と前記第2のラッチ回路を合わせたラッチ回路の総数は、前記等化回路のタップ数に等しいことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の等化回路。
  6. クロック信号を用いてシリアル信号を入力信号としてサンプリングし、前記シリアル信号のデータを判定して出力する、請求項1または2記載の等化回路と、
    前記等化回路の出力信号に対してシリアル・パラレル変換を行いパラレル信号を出力するデマルチプレクサと、
    前記デマルチプレクサの出力信号に基づいて前記クロック信号の位相を制御するクロックデータリカバリ回路とを有することを特徴とする受信回路。
  7. クロック信号を用いてシリアル信号を入力信号としてサンプリングし、前記シリアル信号のデータを判定して出力する、請求項3記載の等化回路と、
    前記等化回路の出力信号に対してシリアル・パラレル変換を行いパラレル信号を出力するデマルチプレクサと、
    前記デマルチプレクサの出力信号に基づいて前記クロック信号の位相を制御するクロックデータリカバリ回路とを有することを特徴とする受信回路。
  8. 前記第1のラッチ回路と前記第2のラッチ回路を合わせたラッチ回路の総数は、前記等化回路のタップ数に等しいことを特徴とする請求項または記載の受信回路。
  9. クロック信号を用いてシリアル信号を入力信号としてサンプリングし、前記シリアル信号のデータを判定して出力する、請求項1または2記載の等化回路と、
    前記等化回路の出力信号に対してシリアル・パラレル変換を行いパラレル信号を出力するデマルチプレクサと、
    前記デマルチプレクサの出力信号に基づいて前記クロック信号の位相を制御するクロックデータリカバリ回路と、
    前記デマルチプレクサからの前記パラレル信号を受けて処理動作を行う内部回路とを有することを特徴とする半導体集積回路。
  10. クロック信号を用いてシリアル信号を入力信号としてサンプリングし、前記シリアル信号のデータを判定して出力する、請求項3記載の等化回路と、
    前記等化回路の出力信号に対してシリアル・パラレル変換を行いパラレル信号を出力するデマルチプレクサと、
    前記デマルチプレクサの出力信号に基づいて前記クロック信号の位相を制御するクロックデータリカバリ回路と、
    前記デマルチプレクサからの前記パラレル信号を受けて処理動作を行う内部回路とを有することを特徴とする半導体集積回路。
  11. 前記第1のラッチ回路と前記第2のラッチ回路を合わせたラッチ回路の総数は、前記等化回路のタップ数に等しいことを特徴とする請求項または10記載の半導体集積回路。
JP2018524656A 2016-06-30 2016-06-30 等化回路、受信回路、及び半導体集積回路 Active JP6700566B2 (ja)

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