JP6700432B2 - 作業支援装置及び作業支援方法 - Google Patents

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Description

本発明は、主に作業支援装置に関する。
物流事業において、倉庫内作業の商品収集、仕分け、検品、梱包や在庫管理といった作業を自動化、または支援するシステムが考案され普及している。梱包作業においては、例えば梱包箱の大きさを梱包する商品群の大きさから計算し、それらが収まる梱包箱を提案する方法などが考案され普及している。
梱包箱を提案する支援技術の一つとして、特開2011−157139(特許文献1)がある。本公報では、「仕分け先からの物品の注文情報に基づいて、集品容器へ集品される物品の容積が求められ、求められた容積に基づいて、複数の梱包容器の中から、求められた容積を満足する物品の収納容積を有する梱包容器が選択され、この選択された梱包容器が収納された区画載置空間が表示手段により表示される。これにより、梱包容器投入エリアの作業者は、集品容器内の物品の容積を判断することなく、表示手段により表示された区画載置空間より、最適な梱包容器を取り出すことが可能となり、このように表示手段の表示に従って梱包容器を集品容器へ投入することにより、作業時間が短縮され、さらに複数の梱包容器の中から求められた物品の容積を満足する収納容積を有する梱包容器が選択され、表示されるため、適切でない梱包容器が誤って選択される可能性が低減される。」と記載されている。
特許文献1:特開2011−157139号公報
商品収集時に収集箱に商品を格納する際、収集作業者は、これからどのような商品をどれだけ収集する必要があるかが分からないため、それらが収まる収集箱の大きさを適切に選択することが難しい。また、収集作業中においても、後からどのような商品をどれだけ収集する必要があるかが分からないため、収集箱の中にどのように格納すれば、後から収集する商品が収まるのかを考えながら、商品の収集と格納作業をしてゆくことは難しく、この格納位置によっては後から収集した商品が入らないことや、後から収集した商品を格納するために、収集箱内の格納位置の入れ替え作業が必要になり作業効率が低下することがある。
また、収集箱に収集された商品を梱包箱に格納する際、梱包作業者は、収集箱の中にどのような商品がどれだけ収集されているか分からないため、これらが収まる梱包箱の大きさを適切に選択することが難しい。また、梱包作業中においても、後からどのような大きさで、例えば横に倒してはいけないなどの梱包上の特徴のある商品が収集箱の中から出てくるか分からないため、梱包箱の中にどのように格納すれば、全ての商品を適切な位置に格納できるのかを考えながら、梱包作業をしてゆくことは難しく、この格納位置によっては商品が全て入らないことや、梱包箱内の格納位置の入れ替え作業が必要になり作業効率が低下することがある。
そこで、特許文献1のように、商品群の容積情報から格納する収集箱や梱包箱の大きさを決定し、作業者に提示することは、作業者が必要となる最適な収集箱や梱包箱の大きさを考えることなく選択できるため、梱包作業支援の方法として有効である。しかし、容積による計算を行っているため、収集箱・梱包箱の幅・奥行き・高さのいずれかを超える大きさの商品の場合入らないことがある。
また、これからどのような商品をどれだけ格納する必要があるかが分からない状態で梱包作業を行うことの難しさについては解決していない。
上記課題を解決するための、本発明の代表的なものの一例を示すと、次の通りである。すなわち、複数の種類の複数の物品を梱包箱に格納する作業を支援する作業支援装置であって、プロセッサと、記憶部と、表示部と、指示情報読取部と、を有し、前記記憶部は、少なくとも各種類の前記物品のサイズを保持し、前記指示情報読取部は、前記物品を前記梱包箱に格納する梱包作業を指示するための作業指示情報を読み取り、前記プロセッサは、前記作業指示情報及び前記記憶部に保持された情報に基づいて、前記梱包箱に格納される各種類の物品の数量及びサイズを取得し、前記梱包箱に格納される各種類の物品のサイズを同一の縮尺で縮小した図形を、前記梱包箱に格納される各種類の数量ずつ、所定の基準位置から、所定の規則に基づく前記各種類の物品の表示順序に従って所定の方向に並べた3次元空間を俯瞰する支援画像を生成し、前記表示部は、前記支援画像を表示することを特徴とする。
本発明によれば、使用勝手のよい作業支援装置を提供することによって、作業効率を向上させることが出来る。上記した以外の課題、構成、および効果は、以下の実施形態の説明によって明らかにされる。
本発明の実施例1における作業支援装置を示すブロック図である。 本発明の実施例1における作業支援装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1における支援表示内容を示す説明図である。 本発明の実施例1における梱包支援処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例1で作成される支援指示情報の一例を示す説明図である。 本発明の実施例2における支援指示内容を示す説明図である。 本発明の実施例2における支援指示内容の別の例を示す説明図である。 本発明の実施例2における梱包支援処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例2における梱包支援処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例2における、梱包箱に関する支援指示情報の例の説明図である。 本発明の実施例2における支援指示内容の第1のバリエーションを示す説明図である。 本発明の実施例2における支援指示内容の第2のバリエーションを示す説明図である。 本発明の実施例2における作業支援処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例3における作業支援装置を示すブロック図である。 本発明の実施例3における支援表示内容を示す説明図である。 本発明の実施例3における表示切替処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例3における、底面に格納すべき被梱包物に関する支援表示内容を示す説明図である。 本発明の実施例3における、一部の被梱包物を半透明化する支援表示内容を示す説明図である。 本発明の実施例3において梱包表示を行う際の支援指示情報を示す説明図である。 本発明の実施例4における作業支援装置を示すブロック図である。 本発明の実施例4における作業支援装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施例4における支援指示内容の第1の例を示す説明図である。 本発明の実施例4における支援指示内容の第2の例を示す説明図である。 本発明の実施例4における支援指示内容の第3の例を示す説明図である。 本発明の実施例4における作業指示処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例4において、作業者が指示と異なる作業を行った場合の作業指示の第1の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例4において、作業者が指示と異なる作業を行った場合の作業指示の第2の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例4において、仮格納を行った後、本来の位置に被梱包物の移動を誘導する処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例4において、仮格納場所を指示する表示画面例を示す説明図である。 本発明の実施例4において、仮格納位置から本来の位置に移動を指示する際の表示画面例を示す説明図である。 本発明の実施例5において、作業支援装置が被梱包物のサイズなどの情報を取得し、保存する処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例5において、作業支援装置が支援指示情報の生成時に色情報を決定する処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例2における支援指示内容の第3のバリエーションを示す説明図である。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
最初に、本発明に従った梱包支援方法の実施例1を示す。実施例1では、被梱包物の格納位置の入れ替え作業を行うことなく梱包作業を行う事で作業効率を向上させることが可能になる。
まず、本実施例における作業支援装置の基本的動作について説明する。
図1Aは、本発明の実施例1における作業支援装置を示すブロック図である。
作業支援装置100は、制御部101、指示記号読取部102、支援指示作成部103及び表示部104から成り、データベース105を保持する。
制御部101は、作業支援装置全体を制御する。指示記号読取部102は、これから作業者が行うべき作業内容と対応付けられた作業指示記号、及び、被梱包物(すなわちこれから梱包箱に梱包される物品)に印字された被梱包物固有の記号の少なくとも一方を読み取る。支援指示作成部103は、作業者に指示を表示するための指示情報を作成する。表示部104は、前記支援指示作成部103で作成した支援指示情報を元に表示を行う。
データベース105には、作業者が行う作業情報、及び、被梱包物のサイズ情報などの情報が保持されている。
図1Bは、本発明の実施例1における作業支援装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
作業支援装置100は、相互に接続されたプロセッサ111、主記憶部112、補助記憶部113、指示記号読取部102及び表示部104を有する。
プロセッサ111は、主記憶部112に格納されたプログラムに従って作業支援装置100内の各部を制御して、後述する梱包支援処理等の種々の処理を実現する。具体的には、制御部101及び支援指示作成部103の処理は、実際にはプロセッサ111が主記憶部112に格納されたプログラムに従って実行する。
主記憶部112は、例えば半導体メモリのような記憶装置であり、プロセッサ111によって実行されるプログラム及びプロセッサ111によって参照されるデータ等が格納される。また、例えば後述する支援指示情報及び支援指示内容等のように、プロセッサ111が作成したデータも主記憶部112に格納される。
補助記憶部113は、例えばハードディスクドライブ又はフラッシュメモリ装置のような記憶装置であり、プロセッサ111によって参照されるデータ等が格納される。例えば、データベース105が補助記憶部113に格納され、その少なくとも一部が必要に応じて主記憶部112にコピーされてもよい。また、プロセッサ111によって実行されるプログラムも、補助記憶部113に格納され、必要に応じてその少なくとも一部が主記憶部112にコピーされてもよい。また、プロセッサ111が主記憶部112に格納したデータの少なくとも一部が必要に応じて補助記憶部113に格納されてもよい。
指示記号読取部102は、作業指示記号等を読み取るための入力装置であり、例えばバーコードリーダ又はカメラ等であってもよい。指示記号読取部102は、例えば文字又は数字等を入力する必要がある場合には、キーボードのような入力装置を含んでもよいし、例えば後述する画面上のボタン等を操作する必要がある場合には、マウスのような入力装置を含んでもよい。
表示部104は、後述する支援指示内容(例えば図5等)の画像を表示する出力装置である。
図2は、本発明の実施例1における支援表示内容を示す説明図である。
図2では、作業者が予めどのような被梱包物があるかが分かるように、例えば作業台に一旦全ての被梱包物を並べて置いたかのように、被梱包物のサイズと物量が分かるよう、被梱包物のサイズの縮尺を一致させて縮小した形状で、被梱包物の種類(すなわち品目)ごとにまとめて俯瞰的に表示している。
さらに、種類ごとの被梱包物の個数、及び、被梱包物が「割れ物である」「天地無用」といった梱包箱時に注意すべき特徴情報が表示されている。
図2に示した表示内容の詳細な説明は後述する。
図3は、本発明の実施例1における梱包支援処理を示すフローチャートである。
図3において、ステップ301では、指示記号読取部102が、梱包作業を指示するための作業指示書に印字された作業指示記号を読み取る。この作業指示書は、例えば、梱包すべき被梱包物の種類と、その個数及び梱包後の被梱包物が格納された梱包箱の送り先などの作業指示情報とを対応付けるためのものである。作業指示書に印字された作業指示記号とは、例えばバーコード又は2次元バーコードといったものでもよく、作業指示情報と1対1に対応することが出来る固有の数値又は写真の類のものでもよい。データベース105には、この作業指示情報に加えて、被梱包物の幅・高さ・奥行きから成るサイズ、被梱包物の重量、及び、梱包時に注意すべき被梱包物の特徴情報が格納されている。
ステップ302では、取得された作業指示記号を元に、制御部101がデータベース105から梱包すべき被梱包物の種類及び個数などの作業指示情報を取得する。
ステップ303では、取得された作業指示情報を元に、制御部101がデータベース105から被梱包物のサイズ、重量及び特徴といった配置情報を取得する。
次に、ステップ304では、制御部101は、表示時に被梱包物をどのような順で表示するかを表す表示規則を取得する。これは、作業支援装置100で予め決定しておいたものでもよく、作業者が個別に設定したものでもよい。表示規則は、例えば「重量順」、「容積(体積)順」、「被梱包物の個数の昇順または降順」、「被梱包物の収集順または梱包順」、「被梱包物の幅、高さ及び奥行きの少なくともいずれかの昇順または降順」または「被梱包物の特徴順」などに挙げられる規則を示すものであるが、それに基づいて被梱包物の表示の順序を決められる規則である限り、上記以外の規則であってもよい。
例えば、重量順に並べることによって、重い被梱包物を梱包箱の下段に、軽い被梱包物を梱包箱の上段に配置するといった作業が容易になる。容積順に並べることによって、例えば大きいサイズの被梱包物を先に梱包箱に格納し、残った空間に小さいサイズの被梱包物を格納するといった作業が容易になる。被梱包物の個数の順に並べることによって、例えば同一種類の多数の被梱包物を先に梱包箱にまとめて格納し、残った空間に少数の被梱包物を格納するといった作業が容易になる。
被梱包物の収集順とは、例えばピッキングした物品を梱包箱に梱包する場合には、ピッキングを行う順序である。収集順は、例えば作業指示情報等に基づいて生成され、データベース105に格納される。また、被梱包物の梱包順とは、後述するように被梱包物の梱包箱内の配置及びそれぞれの配置への格納順が計算された場合の格納順である。これらの順で被梱包物を並べることによって、実際の流れに沿った作業の支援が可能になる。
被梱包物の幅、高さ及び奥行きの少なくともいずれかの順に被梱包物を並べることによって、例えば幅が広い物など、梱包箱内の配置の自由度が小さい被梱包物を先に格納し、それ以外の被梱包物を後で格納すると言った作業が容易になる。被梱包物の特徴(例えば割れ物、天地無用など)の順に並べることによって、注意事項の見落としが防止される。
なお、上記の表示規則は単独で適用されてもよいが、複数の表示規則の組合せが適用されてもよい。例えば、重量順に被梱包物を並べ、重量が同じ被梱包物は容積順に並べてもよい。
ステップ305では、支援指示作成部103が前記取得した表示規則に従い、被梱包物の表示位置座標及び被梱包物の特徴表示情報などを含む支援指示情報を作成する。ここで、表示位置座標は画面上の配置基準位置、例えば図2の点A(0、0、0)を原点として、同じ品目の被梱包物を1箇所にまとめ、前記表示規則に従い被梱包物の表示位置を設定する。支援指示作成部103は、被梱包物を表示する際、被梱包物の形状を模した図形を1方向に順に並べ、全ての被梱包物が1つの画面内に収まらない場合は画面をスクロールする機能を持たせ、全体を確認できるように支援指示情報を作成してもよい。あるいは、支援指示作成部103は、スクロールしなくても全ての被梱包物が画面内に収まるように、被梱包物の表示位置を画面端で折り返すことで、1方向に並べた場合には画面内に収まらない被梱包物を後段に並べる支援指示情報を作成してもよい。
ステップ306では表示部104が、前記作成された支援指示情報を用いて図2に示す表示を行う。
図2には、上記の処理の結果、10種類の被梱包物の形状を模した図形がいずれかの表示規則(例えば「重量順」など)で並べられた表示画面の例を示す。例えば、表示順が最上位の被梱包物を示す図形201が、基準位置である点A(0、0、0)に表示される。この図形201は、当該被梱包物の形状を模したものであり、例えば、当該被梱包物のサイズを所定の縮尺で縮小した3次元の形状の斜視図である。この図形201は、対応する被梱包物の形状を忠実に模したものを縮小したものであってもよいし、例えば被梱包物と同一のサイズの直方体を縮小したもののように抽象化又は単純化したものであってもよい。以下、図形201を単に被梱包物201とも記載する。他の被梱包物についても同様である。被梱包物201の上に表示された「1」の数字は、種類ごとの被梱包物の数であり、当該被梱包物201の種類の物品が1個だけ梱包されることを示している。このため、図形201は一つだけ表示される。
さらに、表示順が2位の被梱包物202が、点AからX方向に移動(シフト)した点に表示される。この移動の量は、被梱包物201を示す図形のX方向の大きさより大きい必要がある。すなわち、被梱包物202の表示位置は、点A(0、0、0)のX座標の値に被梱包物201のX方向の大きさより大きい値を加えた座標値が示す位置である。図2の例では、さらに、当該被梱包物202の種類の被梱包物の数を示す数字「1」、当該被梱包物202が割れ物であるという特徴情報を示すアイコン211、及び、当該被梱包物202が下積み禁止であるという特徴情報を示すアイコン212が表示される。
表示順が3位以降の被梱包物203〜209も、同様に、上位の被梱包物の表示位置からいずれかの方向に移動した位置に順次表示される。ただし、例えば、移動した表示位置が画面の表示範囲外となる場合などには、そのまま表示位置を決定して、画面のスクロール等によって表示可能としてもよいが、スクロースせずに表示可能となるように、表示位置の移動方向を変更してもよい。
図2の例では、表示順が3位の被梱包物203が、被梱包物202の表示位置からさらにX方向に移動した位置ではなく、被梱包物201の表示位置からY方向に移動した位置に表示される。この場合、移動量は、被梱包物201を示す図形のY方向の大きさより大きい。また、この例では4個の被梱包物203が梱包される(すなわち同じ種類の4個の物品が梱包される)ため、4個の被梱包物203が表示され、その数「4」を示す数字が表示される。さらに、当該被梱包物203に関する特徴情報を示すアイコン211及び212が表示される。
さらに、図2の例では、表示順が4位の被梱包物204が被梱包物203の表示位置からX方向に移動した位置に2個表示される。図2の例では4個の被梱包物203がX方向に2列、Y方向に2列に並べられているため、被梱包物203の表示位置から被梱包物204の表示位置までの距離は、被梱包物203のX方向の大きさの2倍より大きい。
同様に、それぞれ梱包される個数の被梱包物205〜209が、上位の表示順の被梱包物の表示位置からX方向又はY方向に必要な量だけ移動させた位置に表示される。また、必要に応じて、それぞれの被梱包物について、特徴情報を示すアイコン、例えば天地無用を示すアイコン213、袋にまとめることを示すアイコン214及び重量物を示すアイコン215等が表示される。
図2の例では、上記のように、各被梱包物の表示位置を表示順に従ってX方向に移動させ、必要に応じてY方向にも移動させたが、これは表示順と表示位置との対応付けの一例であり、別の対応付けを採用してもよい。例えば、各被梱包物の表示位置を表示順に従ってY方向に移動させ、必要に応じてX方向にも移動させてもよい。
また、図2の例では、各被梱包物のサイズを所定の縮尺で変換(例えば縮小)した3次元の図形の斜視図を並べた2次元の画像が表示される。これは、各被梱包物に対応する3次元の図形を並べた3次元空間を俯瞰する画像を表示する方法の一例であり、別の表示方法が採用されてもよい。ただし、各被梱包物の3次元形状が把握しやすく、かつ、異なる種類の被梱包物間の形状及びサイズの違いが把握しやすい方法であることが望ましい。例えば、各被梱包物のサイズを所定の縮尺で変換した3次元の図形を並べた3次元空間を所定の視点から俯瞰する2次元の画像が表示されてもよい。なお、3次元空間を俯瞰する2次元の画像を生成する際に遠近法を使用する場合には、3次元空間における各物品に対応する図形の縮尺が同一であっても、それを俯瞰する2次元の画像における各物品の縮尺は互いに異なる場合がある。具体的には、3次元空間において視点から近い位置に配置される図形の2次元画像上の縮小率は、遠い位置に配置される図形のそれより小さくなる。
図4は、本発明の実施例1のステップ305で作成される支援指示情報の一例を示す説明図である。
支援指示情報400は、例えば支援指示情報400の各レコードを識別するID情報401、被梱包物の名称402、個数403、サイズ404、重さ405、被梱包物を表示するための座標位置406、梱包の順番407、及び梱包の注意事項に関する情報(例えば割れ物408及び天地無用409)等から成る。これらは表示に利用される情報の例であり、必要に応じてさらに他の情報を含んでもよいし、必要ない部分が省略されてもよい。
名称402は、被梱包物を識別する。同じ種類の被梱包物は同じ名称402によって識別される。個数403は、種類ごとの被梱包物の数である。サイズ404に関しては、本来の被梱包物のサイズを所定の比率で縮小したサイズを設定している。縮小する比率は、作業支援装置で予め決定しておいたものでもよく、表示部104の画面のサイズに合わせて決定してもよく、作業者が個別に設定したものでもよい。
重さ405は、各被梱包物の重さである。表示位置座標406は、各被梱包物が表示される位置を示す座標である。より詳細には、表示位置座標406は、例えば図2に示すように、各被梱包物の形状を模した図形が並べられる(仮想的な)3次元の空間における各図形の表示位置の座標である。この座標は例えば図2を参照して説明した方法で決定される。
割れ物408及び天地無用等の梱包の注意事項に関しては、被梱包物が割れ物であるといった梱包上の注意事項に当てはまる場合はTrue、当てはまらない場合はFalseが格納される。注意事項としては「割れ物である」、「天地無用」、「袋にまとめる」または「緩衝材で包む」などが挙げられるが、梱包時に注意すべき事項であればこれらに限らない。
また、支援指示情報400は図4に記載の形式でもよく、これをWebブラウザで表示可能な、例えばHTML形式の情報に変換したものでもよいが、それらに限らず、さらに他の形式であってもよい。
このように、作業前に、格納すべき被梱包物のサイズ及び個数を文字情報だけでなく当該被梱包物の形状を模した図形を視覚的に俯瞰的に表示することによって、どの位置にどの商品を格納するかといった格納計画が立て易くなる。適切な格納計画を立案せずに作業を行った場合には、例えば梱包箱にまだ空間が残っているにも関わらず全ての被梱包物が入りきらず、一旦格納した被梱包物を取り出して別の格納位置に入れ替えるといった作業が発生する場合があり、これによって作業効率が低下する。本実施例によれば、格納計画の立案を支援することによって、被梱包物の格納位置の入れ替え作業が発生することを防ぎ、作業効率を向上させることが可能となる。
次に、本発明に従った梱包支援方法に関する実施例2を示す。実施例2では、被梱包物の格納位置の入れ替え作業を行うことなく梱包作業を行う事で作業効率を向上させることが可能になる。以下に説明する相違点を除き、実施例2のシステムの各部は、図1A〜図4に示された実施例1の同一の符号を付された各部と同一の機能を有するため、それらの説明は省略する。
本実施例における作業支援装置100の構成及び基本的動作については実施例1と同様である(図1A及び図1B参照)。
図5は、本発明の実施例2における支援指示内容を示す説明図である。
図5では、被梱包物を俯瞰的に表示する際、被梱包物の梱包箱内での格納位置(すなわち、被梱包物がこれから格納される梱包箱内において予定されている格納位置)に応じて表示位置を異ならせるものである。具体的には、作業支援装置100は、梱包箱内の底面(すなわち最下段)に格納すべき被梱包物を所定の領域501に表示する。さらに、作業支援装置100は、梱包箱の底面に接地せず、底面から数えて2段目以上の位置に格納すべき被梱包物を、上記の領域501とは異なる領域502に表示する。図5の例では、領域501が左側に、領域502が右側に、それぞれ配置されているが、この配置は一例であり、それぞれの配置が予め決められていれば、どのように配置されてもよい。このように、底面に格納すべき被梱包物を他の被梱包物と区別して表示することによって、先に梱包箱に格納すべき被梱包物を作業者に容易に認識させることができ、誤った順に被梱包物を格納すること及びその結果として発生する被梱包物の入れ替え作業を防止することができる。
また、底面に格納すべき被梱包物に関しては、梱包箱内での格納位置を更に詳細に指示することが可能である。図5の例では、領域501内に梱包箱の底面503が表示され、その上に各被梱包物がそれぞれを格納すべき位置に表示される。具体的には、後述するように計算された各被梱包物の梱包箱内の配置に従って各被梱包物の図形が並べられる。更に、梱包箱の長側面方向を示す強調表示504が表示される。強調表示504は、図5に示すように、長側面方向に平行な太線であってもよく、「長側面方向」のような文字を含んでもよい。
図6は、本発明の実施例2における支援指示内容の別の例を示す説明図である。
図6の例では、梱包箱の蓋を含む外観604が表示される。これによって、梱包箱の長側面方向が示される。ただし、長側面方法を示す方法はこれらに限定しない。例えば、強調表示504及び梱包箱の外観604の両方が併せて表示されてもよい。これによって、作業者が実際に作業する梱包箱の向きと支援指示内容に含まれる梱包箱の向きとを間違いなく対応付けることができ、梱包作業の誤り及びその結果として発生する被梱包物の入れ替え作業を防止することができる。
図7及び図8は、本発明の実施例2における梱包支援処理を示すフローチャートである。
ステップ301では、指示記号読取部102が、梱包作業を指示するための作業指示書に印字された作業指示記号を読み取る。ステップ302では、取得された作業指示記号を元に、制御部101がデータベース105から梱包すべき被梱包物の種類及び個数などの作業指示情報を取得する。
ステップ303では、取得された作業指示情報を元に、制御部101がデータベース105から被梱包物のサイズ、重量及び特徴といった配置情報を取得する。ここで、配置情報は予め被梱包物のサイズ及び個数から計算された梱包箱内の被梱包物の配置位置座標を含む。または、制御部101は、梱包箱のサイズ、被梱包物のサイズ及び個数から、梱包箱内での被梱包物の配置位置を計算してもよい。また、制御部101は、このようにして計算したそれぞれの種類の被梱包物の配置位置に基づいて、被梱包物の梱包の順番407を計算してもよい。このような計算は、従来から知られた方法で実現できるため、ここでは詳細な説明を省略する。
ステップ800では、支援指示作成部103が支援指示情報を作成する。この処理については図8を参照して後述する。
ステップ704では、支援指示作成部103が梱包箱底面503及び梱包箱の外観604の少なくとも一方を表示するための支援指示情報を作成する。これは、例えば図9(詳細は後述)に示すような、梱包箱底面及び長側面を強調表示するための表示上の位置情報である。
最後に、ステップ306では表示部104が、作成された支援指示情報を用いて図5または図6に示す表示を行う。
図8を参照して、ステップ800に示した支援指示情報作成フローを説明する。ステップ801では、制御部101は表示時に被梱包物をどのような順で表示するかを表す表示規則を取得する。これは、作業支援装置で予め決定しておいたものでもよく、作業者が個別に設定したものでもよい。
次に、ステップ802では、支援指示作成部103は、ステップ303で取得した被梱包物の配置情報を参照し、配置位置(すなわち表示位置座標406)を決定していない被梱包物が残っているかどうかを確認する。配置位置を決定していない被梱包物が残っていなければ処理が終了し、あればステップ803に進む。
ステップ803では、支援指示作成部103は、配置位置を決定していない被梱包物の一つを選択し、選択した被梱包物が梱包箱の底面へ格納されるべきものであるかどうかを確認する。選択した被梱包物が梱包箱の底面へ格納されるべきものであればステップ804に進み、2段目以上の位置へ格納されるべきものであればステップ805に進む。
ステップ804では、支援指示作成部103は、梱包箱内の格納位置(すなわちステップ303で算出された梱包箱内の配置位置)に被梱包物を表示するか、一定の規則(例えば重量順等)に従って被梱包物を表示するかを確認する。どちらの表示を行うかは作業支援装置100が決めてもよく、作業者が予め決定し設定してもよい。梱包箱内の格納位置に表示を行う場合はステップ806に進み、一定の規則に従い表示を行う場合はステップ807に進む。
ステップ805では、2段目以上の位置への格納であるため、図5で例えば点A(0、0、0)を配置基準位置とした場合に、2段目以上の被梱包物の表示位置を領域502に表示するため、支援指示作成部103は、右方向(すなわちX方向)に配置基準位置をシフトし、配置基準位置を点B(200、0、0)とし、本位置を基準に、表示規則に従い被梱包物の表示位置座標を決定する。
ステップ806では、支援指示作成部103は、底面に配置する被梱包物を梱包箱内の格納位置に表示するため、梱包箱底面上での配置基準位置を決定する。具体的には、支援指示作成部103は、配置基準位置を例えば点A(0、0、0)とし、各被梱包物の実際の格納位置に配置するよう表示座標を決定する。
ステップ807では、支援指示作成部103は、底面に配置する被梱包物を表示規則に従い表示するための配置基準位置を決定する。具体的には、支援指示作成部103は、配置基準位置を例えば点A(0、0、0)とし、各被梱包物の配置位置の表示規則に従い表示座標を決定する。
ステップ808では、支援指示作成部103は、被梱包物の表示座標及び被梱包物の特徴表示情報などを含む支援指示情報を作成し、ステップ802に戻る。
図9は、本発明の実施例2における、梱包箱に関する支援指示情報の例の説明図である。
支援指示情報900は、ID情報901、梱包箱の名称902、梱包箱のサイズ903、梱包箱を表示する際の回転の有無904、表示する座標位置905、長側面の方向を示すための梱包箱底面の辺を形成する座標906、及び、梱包箱の蓋と長側面との関係を示す蓋方向907などから成る。ただし、図9は一例であり、梱包箱を表示するための情報であればこれに限らない。
梱包箱を表示する際の回転の有無904は、梱包箱の幅と奥行きの方向の回転を示し、回転を行う場合はTrue、回転しない場合はFalseが設定される。梱包箱の蓋と長側面との関係を示す蓋方向907については、長側面の方向と蓋を開ける方向が同じ場合はTrue、異なる場合はFalseが設定される。梱包箱の回転の指定方法はこれに限らず、回転したか否かに応じて、サイズ903に登録された被梱包物のサイズを修正してもよい。また、被梱包物の物量に応じて、梱包箱は1つでもよく2つ以上でもよい。
なお、上記の方法は、梱包箱の長側面方向と当該梱包箱の蓋の開閉方向との関係を示す情報を保持し、その情報に従って梱包箱の蓋の開閉方向を図示することによって作業者に梱包箱の長側面方向を認識させる方法の一例であり、別の方法が採用されてもよい。これによって、作業者に梱包箱の向きを正しく認識させることができる。
次に、図5の表示方法のバリエーション例を説明する。
図10及び図11は、それぞれ、本発明の実施例2における支援指示内容の第1及び第2のバリエーションを示す説明図である。
表示すべき被梱包物の種類数が増えると、全ての被梱包物が表示画面内に収まり難くなる。表示される被梱包物の縮小率を小さくすることでそれらの全てを表示画面内に収めることは可能だが、それぞれの被梱包物が小さくなり見づらくなる。そこで、底面に格納する被梱包物と、2段目以上の位置に格納する被梱包物を分離して表示する際に、梱包箱底面の方向と2段目以上の位置に格納する被梱包物の表示位置の配置基準位置を変更することで表示画面を有効に利用する。
表示器の縦横比が、縦方向(すなわち上下方向)より横方向(すなわち左右方向)が長い場合について説明する。
図10に示すように、被梱包物の種類数が少ない場合は、画面上の領域をY軸方向に2領域に分割し、一方には底面に格納すべき被梱包物を表示し、もう一方には2段目以上の位置に格納する被梱包物を表示する。この時、梱包箱の長側面方向とX軸方向を一致させて表示する。
より詳細には、図10に示すように、各梱包物に対応する図形が配置された仮想的な3次元空間の斜視図が画面に表示される場合であって、当該3次元空間のX軸方向と画面の左右方向とが対応し、3次元空間のZ軸方向と画面の上下方向とが対応し、3次元空間のY軸方向と画面の奥行き方向を表現する右上方向とが対応する場合を例として説明する。この例において、3次元空間が、手前側の(すなわちY座標値が所定の値より小さい)領域1001と、奥側の(すなわちY座標値が所定の値より大きい)領域1002とに分割される。画面上では、領域1001が下側、領域1002が上側に対応する。
この例において、梱包箱の底面に格納すべき被梱包物は、領域1001に、梱包箱内の格納位置と一致する配置で表示される。このとき、梱包箱の長側面の方向1003がX軸方向と一致するように表示される。
図11に示すように、被梱包物の種類数が多い場合は、画面上の領域をX軸方向に2領域に分割し、一方には底面に格納すべき被梱包物を表示し、もう一方には2段目以上の位置に格納する被梱包物を表示する。この時、梱包箱の長側面方向とY軸方向を一致させて表示する。
より詳細には、仮想的な3次元空間と画面との対応が図10と同様である場合に、3次元空間が、左側の(すなわちX座標値が所定の値より小さい)領域1101と、右側の(すなわちX座標値が所定の値より大きい)領域1102とに分割される。
この例において、梱包箱の底面に格納すべき被梱包物は、領域1101に、梱包箱内の格納位置と一致する配置で表示される。このとき、梱包箱の長側面の方向1103がY軸方向と一致するように表示される。
表示器の縦横比が本例と逆の(すなわち縦方向が長い)場合は、2つに分割する軸方向と、長側面方向と一致させる軸方向をそれぞれ上記の例の逆とする。
図12は、本発明の実施例2における作業支援処理を示すフローチャートである。
ステップ301から303は図7と同様である。ステップ1204では、支援指示作成部103は、商品種類数がX個以上かどうかを判定する。X個未満(ステップ1204:No)の場合はステップ1206へ進み、X個以上(ステップ1204:Yes)の場合はステップ1205へ進む。なお、X個は、図10のような表示方法で1枚の画面に表示可能な商品種類数であり、表示部104が有する画面の大きさ及び被梱包物の図形の縮尺等に応じて適切な値が予め設定されていてもよい。
ステップ1205では、支援指示作成部103は、2段目以上の位置に格納する被梱包物の表示座標の配置基準位置を、X方向の分割位置にシフトし、ステップ800に進む。例えば、図11において底面に格納する被梱包物の表示座標の配置基準位置が(0、0、0)であり、領域1101と領域1102との境界のX座標値が「200」である場合、2段目以上の位置に格納する被梱包物の表示座標の配置基準位置は、(0、0、0)をX方向に200シフトした(200、0、0)となる。
ステップ1206では、支援指示作成部103は、2段目以上の位置に格納する被梱包物の表示座標の配置基準位置を、Y方向の分割位置にシフトし、ステップ800に進む。例えば、図10において底面に格納する被梱包物の表示座標の配置基準位置が(0、0、0)であり、領域1001と領域1002との境界のY座標値が「200」である場合、2段目以上の位置に格納する被梱包物の表示座標の配置基準位置は、(0、0、0)をY方向に200シフトした(0、200、0)となる。
ステップ704では、支援指示作成部103は、梱包箱用の支援指示情報を作成する。ここで、梱包箱の方向を長側面のXY軸どちらに合せるかを、例えば梱包箱の回転の有無によって設定する。
最後に、ステップ306では、表示部104が、上記のように作成された支援指示情報を元に図10または図11のように表示を行う。
次に、図5の表示方法のバリエーション例として、被梱包物を梱包箱に格納するにあたり、2つ以上の梱包箱が必要である場合の表示例を示す。
図30は、本発明の実施例2における支援指示内容の第3のバリエーションを示す説明図である。
複数の梱包箱に格納する場合、表示画面上に、図5で示したものと同様の表示内容を複数表示する。例えば手前(画面上では下側)の領域3001に1箱目の被梱包物が表示され、奥(画面上では上側)の領域3002に2箱目の被梱包物が表示される。表示画面上で一度に全てを把握しづらい場合は、表示画面を拡大することや、表示領域をシフトすることで、図5に示すものと同様に、1つの梱包箱への格納表示として確認することが出来る。
以上示した方法によって、作業前に、被梱包物のサイズ及び個数を文字情報だけでなく視覚的に俯瞰的に表示することと、梱包箱の底面に格納すべき被梱包物を予め知ることによって、作業者がどの位置にどの商品を格納するかといった格納計画を立て易くなり、被梱包物の格納位置の入れ替え作業が発生することを防ぎ作業効率を向上させることが可能となる。
次に、本発明に従った梱包支援方法に関する実施例3を示す。実施例3では、被梱包物の格納位置の入れ替え作業を行うことなく作業を行う事で作業効率を向上させることが可能になる。以下に説明する相違点を除き、実施例3のシステムの各部は、図1A〜図12及び図30に示された実施例1及び2の同一の符号を付された各部と同一の機能を有するため、それらの説明は省略する。
まず、本実施例における作業支援装置の基本動作について説明する。
図13は、本発明の実施例3における作業支援装置を示すブロック図である。
実施例3の作業支援装置100は、図1Aに示した各部に加え、表示切替部1306を保持する。実施例3の作業支援装置100のハードウェア構成は実施例1と同様であるため、説明を省略する。表示切替部1306の処理は、実際にはプロセッサ111が主記憶部112に格納されたプログラムに従って実行する。
実施例3の作業支援装置100の基本動作は、実施例1の基本動作に、表示切替部1306が表示内容を切り替える動作を追加したものである。
図14は、本発明の実施例3における支援表示内容を示す説明図である。
作業者が被梱包物を梱包箱内のどこに格納すれば良いかが分かるように、表示部104は、各被梱包物の縮尺を一致させて縮小した形状の図形をそれぞれの格納位置に配置した梱包表示画面を表示する。図2では省略されているが、画面上には表示切替ボタン1401が表示され、作業者はこの表示切替ボタン1401を操作することで図2に示した俯瞰表示と、図14に示した梱包表示画面とを切り替えることができる。
梱包作業は作業者が被梱包物を底面に格納することから始まるため、例えば作業が開始された直後の時点で、表示部104は、図14に示した梱包表示画面に表示された被梱包物のうち、底面に格納すべき被梱包物を表示し、それ以外を表示しなくてもよい。
図16は、本発明の実施例3における、底面に格納すべき被梱包物に関する支援表示内容を示す説明図である。
梱包表示画面は、図14のように全ての被梱包物を格納した表示画面としてもよく、図16のように、底面に格納すべき被梱包物など、被梱包物の一部のみを表示する表示画面としてもよい。
底面に格納すべきものだけでなく、被梱包物全てを格納したイメージを持ちながら、それらのうち特定の被梱包物の位置を把握したい場合は、表示部104は、被梱包物の一部を半透明化して表示する表示画面を表示してもよい。
図17は、本発明の実施例3における、一部の被梱包物を半透明化する支援表示内容を示す説明図である。
図17の例では、特定の被梱包物1701が通常の通りに(図17では実線で)表示され、その他の複数の被梱包物が半透明化して(図17では破線で)表示されている。例えば梱包箱に既に格納されている被梱包物を半透明化して表示し、次に梱包箱に格納しようとしている特定の被梱包物1701を通常の通りに表示することによって、作業者は次に格納する被梱包物の格納位置を把握しやすくなる。
特定の被梱包物1701を指定する方法としては、例えば指示記号読取部102で被梱包物に印字されたバーコードを読み取ること、及び、表示部104上に表示された被梱包物を選択することで指定するなどの方法が挙げられるが、これに限定されず、任意の方法を採用することができる。
図15は、本発明の実施例3における表示切替処理を示すフローチャートである。
ステップ1501では、表示切替部1306は、作業者による表示切替指示の有無を判定する。表示切替手段は、表示画面上の表示切替ボタン1401の押下によるものや、例えば作業者の音声によるものでもよく、これらに限定されない。表示切替指示があった場合はステップ1502に進み、表示切替指示が無い場合は終了する。
ステップ1502では、表示切替部1306は、保持していた表示内容と異なる表示内容へ切替を行う。ステップ1503では、表示切替部1306は、現在の表示方法を保持する。表示内容の切替に関して、支援指示作成部103は、予め俯瞰表示と梱包表示の支援指示情報を作成しておき、ステップ1502で表示切替部1306の指示に従って、表示部104が表示を行ってもよいし、表示切替指示ごとに支援指示作成部103が支援指示情報を作成し、それを表示部104が表示してもよい。
また、図17の被梱包物1701のように、梱包箱の内壁に隣接する位置に格納される被梱包物(すなわちその被梱包物といずれかの壁面との間に別の被梱包物が格納されない被梱包物)を表示する場合、被梱包物の壁面側の辺に強調表示1702を追加するなどによって、該当の被梱包物が壁面側に格納すべきものであることを示している。このような表示をすることによって、作業者が格納位置を間違えることが防止される。また、被梱包物の名称(例えば「商品名AAA」)及び被梱包物の梱包時の注意事項(例えば「天地無用」)等を表示してもよい。
図18は、本発明の実施例3において梱包表示を行う際の支援指示情報を示す説明図である。
実施例3の支援指示情報1800は、例えばID情報401、被梱包物の名称402、個数403、サイズ404、重さ405、梱包箱内に格納された被梱包物を表示するための被梱包物の座標位置1801、被梱包物が壁面に隣接するかどうかを示すフラグ1802、梱包の順番407、及び梱包の注意事項に関する情報1803から成る。これらは表示に利用される情報の例であり、必要に応じてさらに他の情報を含んでもよいし、必要ない部分が省略されてもよい。
フラグ1802は、被梱包物が壁面に隣接する場合はTrue、隣接しない場合はFalseに設定される。または、支援指示情報1800は、壁面に隣接するかどうかを示すために画面上に追加する強調表示1702の始点と終点の座標を保持しても良い。また、梱包の注意事項に関する情報1803は、図4に示した割れ物408及び天地無用409等と同様である。
このように、格納すべき被梱包物のサイズ及び個数を文字情報だけでなく視覚的に俯瞰的に表示することと、どの位置にどの商品を格納するかを表示することを切り替え、格納位置を示すことで、被梱包物の種類と物量及び格納位置をイメージしながら作業を行うことができ、被梱包物の格納位置の入れ替え作業を防ぎ作業効率を向上させることが可能となる。
次に、本発明に従った作業支援方法に関する実施例4を示す。実施例4では、作業者に梱包する被梱包物とその順番と位置を指示することで、被梱包物の格納位置の入れ替え作業が不要となり作業効率を向上させることが可能になる。以下に説明する相違点を除き、実施例4のシステムの各部は、図1A〜図18及び図30に示された実施例1〜3の同一の符号を付された各部と同一の機能を有するため、それらの説明は省略する。
図19Aは、本発明の実施例4における作業支援装置を示すブロック図である。
図19Aに示すように、実施例4の作業支援装置100は、図1Aに示した実施例1の作業支援装置100に認識部1905を追加したものである。認識部1905は、作業者が手に持った被梱包物、作業者が格納した被梱包物、及び、作業者が格納した被梱包物の位置の少なくともいずれかを認識する。
図19Bは、本発明の実施例4における作業支援装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
認識部1905は、カメラなどを含み、それを用いて被梱包物を認識してもよいし、重量計などを含み、それを用いて格納した個々の被梱包物を特定してもよいし、上記以外の方法で被梱包物を認識してもよい。
図20、図21A及び図21Bを用いて、支援指示の例を説明する。例えば、支援指示作成部103は、図20、図21A及び図21Bに示す支援指示内容を生成し、制御部101がそれらのいずれかを表示部104に表示させ、切り替えの指示に従って表示させる支援指示内容を切り替えてもよい。
図20は、本発明の実施例4における支援指示内容の第1の例を示す説明図である。
図20に示す支援指示内容は、図5と同様の支援指示内容に加えて、次に格納すべき被梱包物を示す矢印2001を含む。実施例4の作業支援装置100は、作業者に、次に梱包すべき被梱包物の種類及び位置を、矢印2001を用いた強調表示によって指示する。
図21Aは、本発明の実施例4における支援指示内容の第2の例を示す説明図である。
図21に示す支援指示内容は、図14と同様の支援指示内容に加えて、次に格納すべき被梱包物の梱包箱内の格納位置を示す矢印2101を含む。
例えば、図20の矢印2001によって強調表示された被梱包物2002と、図21Aの矢印2101によって強調表示された被梱包物2102とが同一の被梱包物であってもよい。作業者は、図20の支援指示内容を参照して、これから梱包する被梱包物2102の大きさ、形状及び注意事項等を確認し、表示切り替えボタン2003を操作すると、画面が図21Aの支援指示内容に切り替わる。作業者は、図21Aの支援指示内容を参照して、被梱包物2102を梱包箱内のどの位置に格納すべきかを確認することができる。その後、必要に応じて作業者が表示切り替えボタン2103を操作すると、再び図20に示す支援指示内容が表示される。
なお、表示部104に図20のような支援指示内容が表示されているときに、作業者が被梱包物を手に取ったことを認識部1905が認識した場合、制御部101がその認識結果を参照して、表示部104に図21Aの支援指示内容を表示するように通知してもよい。
また、図20及び図21Aでは、強調表示の例として、矢印2001を使用したが、例えば対象の被梱包物を枠で囲う方法でもよく、対象の被梱包物または非対象の被梱包物の表示色を変更することや、対象の被梱包物の名称や被梱包物の画像を示すなどが挙げられ、これに限定しない。
図21Bは、本発明の実施例4における支援指示内容の第3の例を示す説明図である。
図21Bに示すように、梱包される順に、被梱包物を追加して表示し、実際の梱包箱内の状態と、表示された支援指示内容における梱包箱内の状態とを同一とするように表示してもよい。図21Bの例では、半透明化して表示した被梱包物を破線で示す。図21Bは、半透明化して表示した被梱包物は既に梱包箱に格納済みであり、矢印2104で強調表示した非梱包物2105を格納するための指示を行っている例を示している。
図22は、本発明の実施例4における作業指示処理を示すフローチャートである。
ステップ2201では、指示記号読取部1202が、作業者が手にした被梱包物、及び、作業者が格納した被梱包物を検出する。ステップ2202では、制御部101は、図18に示した支援指示情報の順番情報407を参照し、次に格納すべき被梱包物の情報を取得する。ステップ2203では、制御部101は、次に格納すべき被梱包物を特定するための情報を表示部104に通知する。被梱包物を特定するための情報としては、例えば図18で示したID情報401、被梱包物の名称402、又は座標位置1801などが挙げられる。ステップ2204では、表示部104は指定された被梱包物を例えば図20〜図21Bに示した方法で強調表示する。
図23は、本発明の実施例4において、作業者が指示と異なる作業を行った場合の作業指示の第1の処理を示すフローチャートである。
図23の処理は、例えば作業者が誤って指示と異なる作業を行った場合に実行されることを想定しているが、作業者が意図的に指示と異なる作業を行った場合に実行されてもよい。
ステップ2301では、認識部1905は、作業者が手にしている被梱包物とその格納位置を検出する。ステップ2302において、制御部101は、認識した被梱包物が指示された被梱包物(すなわち順番情報407から特定される、次に格納するべき被梱包物)であるかどうかを判定する。認識した被梱包物が指示された被梱包物である場合はステップ2306に進み、指示されたものとは異なる被梱包物である場合はステップ2303に進む。
ステップ2303では、制御部101は、異なる被梱包物であることを注意喚起した回数がN回以上かどうかを判定し、N回以上であればステップ2306に進み、N回未満であれば、ステップ2304に進む。ここで、Nは任意であり、予め適切に定めておくことができる。ステップ2304では、制御部101は、異なる被梱包物であることを注意喚起する。注意喚起の方法は、例えば表示画面上にメッセージを出すことや、スピーカを使用し間違いを示す音を発するようなものでもよく、これらに限らない。ステップ2305では、注意喚起した回数をカウントし保持しておき、ステップ2301に戻る。
ステップ2306では、認識部1905が、作業者が被梱包物を格納したことと格納位置を検知する。ステップ2307では、制御部101が、格納先が正しいかどうかを判定し、ステップ2202で次の被梱包物の情報を取得する。被梱包物の格納位置が誤っている場合はステップ2308に進む。ステップ2308では、制御部101は、格納位置が異なったことを注意喚起した回数がN回以上かどうかを判定し、N回以上であればステップ2309に進み、N回未満であればステップ2310に進む。ステップ2310では、制御部101は、格納位置が異なることを注意喚起し、ステップ2311では注意回数をカウントし保持する。注意喚起の方法は、例えば表示画面上にメッセージを出すことなど、前述の通りでありこれらに限らない。
格納位置が異なったことを注意喚起した回数がN回以上であると判定された場合、作業者は格納位置をN回以上誤ったがこれを訂正せず正しい位置に格納しなかったため、本来の計画とは異なるレイアウトに被梱包物が格納されたことになる。この場合は、他の未格納の被梱包物の格納位置も変更する必要があるため、ステップ2309では、制御部101は、現在のレイアウトに合せて格納位置を再計算する。具体的には、制御部101は、誤った位置に格納された被梱包物も含めて、現在までに格納された被梱包物の位置に基づいて、現時点で未格納の被梱包物の梱包箱内の配置を再計算する。これによって、梱包箱の現状を前提とした最適な被梱包物の格納位置が計算され、既に格納された被梱包物の入れ替え作業が防止される。ステップ2203では、制御部101が表示部104に通知を行い、ステップ2204で表示部104が表示を行う。
図24は、本発明の実施例4において、作業者が指示と異なる作業を行った場合の作業指示の第2の処理を示すフローチャートである。
図24の処理は、例えば、作業の都合上、指示された作業が行えない場合に実行されることを想定している。作業の都合上、指示された作業が行えない場合とは、例えば、商品の収集作業を行う場合において、収集作業場所の混雑具合又は収集物の在庫状況によって、指示された作業ができない場合である。この時、指示された順番では被梱包物を格納できないため、一旦収集箱の空き領域に仮格納しておき、後で格納位置を修正するという作業を行うことがある。
ステップ2301からステップ2305までは図23を参照して説明した通りである。ステップ2303で注意喚起した回数がN回以上であった場合、ステップ2401に進む。
ステップ2401では、検出された被梱包物が本来とは異なる順番で格納されようとしているが、梱包箱に格納されるべき被梱包物群の中に存在するものである(例えば、当該被梱包物がいずれは当該梱包箱に格納されるべきものであるが、予定より早く格納されようとしている)ため、当該作業時点で既に梱包箱内に格納されている被梱包物の配置に基づいて、当該被梱包物を当該作業時点で格納できるかどうかを判定する。例えば、当該被梱包物が本来底面から数えて2段目に格納すべきものであるが、底面に接地する一段目の被梱包物がまだ格納されていない状態であった場合は、格納できないと判断される。また、本来の順番通りではないが、前記の1段目の被梱包物が既に格納されており、その上に(すなわち本来の格納位置に)載せることが可能であれば、格納できると判断される。
格納できると判断された場合はステップ2203に進む。格納できないと判断された場合は、制御部101は、ステップ2402で既に梱包箱内に格納されている被梱包物の配置に基づいて仮格納位置を計算し、支援指示情報を作成する。ステップ2203では制御部101は表示部104に通知し、ステップ2204で表示部104が表示を行い、ステップ2500に進む。ステップ2500以降の処理については図25を参照して後述する。
図26は、本発明の実施例4において、仮格納場所を指示する表示画面例を示す説明図である。
図26の例では、仮格納場所を矢印と「仮格納」の文字で指定している。指定の仕方は、例えば表示する非梱包物の色を他の被梱包物群の色に使用しない色を使用し、強調するなどの方法でもよく、これらに限らない。
図25は、本発明の実施例4において、仮格納を行った後、本来の位置に被梱包物の移動を誘導する処理を示すフローチャートである。
ステップ2501では、制御部101は、格納すべき被梱包物が既に梱包箱内に仮格納されているかどうかを確認する。例えば、制御部101は、作業支援装置100内部で、仮格納を指示したかどうかを確認してもよく、認識部1905が梱包箱内の被梱包物の配置位置を確認し、その結果を制御部101参照してもよい。格納すべき被梱包物が仮格納済みであればステップ2502に進み、仮格納していない場合は、ステップ2503に進む。
ステップ2502では、制御部101は、仮格納位置から本来の位置に移動するよう指示情報を作成する。ステップ2503では、制御部101は、支援指示情報が変更となったことを表示部104へ通知し、ステップ2504では、表示部104が、変更された支援指示情報に基づき表示を行う。
なお、制御部101は、ステップ2501において、さらに、図24のステップ2401と同様の方法で、仮格納されている被梱包物を本来の格納位置に格納できるか否かを判定し、格納できると判定された場合にステップ2502を実行してもよい。
図27は、本発明の実施例4において、仮格納位置から本来の位置に移動を指示する際の表示画面例を示す説明図である。
図27の例では、移動対象となる被梱包物以外が半透明化して表示され、移動対象の被梱包物の移動の開始点(例えば仮置きを指示された位置)から終了点(例えば本来の格納位置)までの移動経路を矢印で表示し、「ここから」、「こちらに移動」という文字も表示されている。指定の仕方は上記に限られず、例えば、被梱包物の移動の経路を、実際に被梱包物を移動させる動画で示してもよい。
また、梱包作業時に、被梱包物自体が正しいかどうかの確認作業、たとえば「検品」作業を併せて行う場合は、制御部101は、ステップ2303において、注意喚起した回数がN回以上かどうかに関わらず、注意喚起をし続けて作業者に間違いの訂正を促す。
このように、格納する被梱包物及びその位置を認識し、格納位置を指示することで、被梱包物の格納位置の入れ替え作業を防ぎ作業効率を向上させることが可能となる。
次に、本発明に従った梱包支援方法の実施例5を示す。実施例5では、被梱包物の色を用いて支援指示表示を行うことによって、作業の間違いを防ぎ、被梱包物の格納位置の入れ替え作業が不要となり作業効率を向上させることが可能になる。以下に説明する相違点を除き、実施例5のシステムの各部は、図1A〜図27及び図30に示された実施例1〜4の同一の符号を付された各部と同一の機能を有するため、それらの説明は省略する。
本実施例における作業支援装置100の構成は、図19A及び図19Bに示した通りである。認識部1905は、被梱包物のサイズ、形状、色及び重量の少なくともいずれかを計測する。認識部1905は、カメラなどを含み、これを用いて被梱包物のサイズ、形状及び色を認識してもよいし、重量計などを含み、これによって計測された重量に基づいて格納した個々の被梱包物を特定してもよいし、上記以外の方法で被梱包物を認識してもよい。
図28は、本発明の実施例5において、作業支援装置が被梱包物のサイズなどの情報を取得し、保存する処理を示すフローチャートである。
ステップ2801では、認識部1905が少なくとも被梱包物の色を計測する。認識部1905は、さらに、被梱包物のサイズ、形状及び重量の少なくとも一つを計測してもよい。ステップ2802では、制御部101が、認識部1905による計測の結果に基づいて、取得した色のヒストグラムを作成する。ステップ2803では、制御部101は、作成したヒストグラムを参照し、被梱包物を構成する色の中で構成比率の高い色を抽出する。ここで抽出する色は1色でもよく、複数色でもよい。複数色を場合した場合、制御部101は、構成比率の高い順に付けた優先度を、候補順を示す情報として追加する。ステップ2804では、制御部101は、被梱包物の形状の抽象化を行う。例えば、作業支援装置100は、被梱包物の形状をそのまま表示するのではなく、被梱包物を模した形状に単純化して表示してもよい。ステップ2805では、制御部101は、計測及び抽出したサイズ、形状、色及び重量の少なくともいずれかの情報を、例えば作業支援装置100のデータベース105に登録する。
図29は、本発明の実施例5において、作業支援装置が支援指示情報の生成時に色情報を決定する処理を示すフローチャートである。
ステップ2901では、制御部101は、色情報を決定していない被梱包物が残っているかどうかを確認する。色情報を決定していない被梱包物が残っていなければ処理を終了し、残りがあればステップ2902に進む。ステップ2902では、制御部101は、色情報を決定していない被梱包物のいずれかを選択して、データベース105に登録されている当該選択した被梱包物の色情報を参照し、候補色を選択する。複数の色が登録されている場合は、制御部101は、例えば登録時に優先度が付加されているかどうかを確認し、付加されている場合は、優先度の高い順に選択する。
ステップ2903では、制御部101は、選択した候補色が他の被梱包物を示す色として使用済かどうかを確認する。使用済であれば、ステップ2902に戻り、制御部101は再度候補色を選択する。複数の色が登録されている場合は次の優先度が付加されている色を候補色として選択する。複数の色が登録されていない場合は、制御部101は、登録されている色とは関係なく、使用済でないいずれかの色を選択するか、登録されている色と同色の輝度及び明度の少なくとも一方を変更するなどによって、同系色の色を選択する。ステップ2904では、制御部101は、選択した色を支援指示情報に設定し、ステップ2901に戻る。
実施例5の支援指示情報は、例えば、図4に示した支援指示情報400又は図18に示した支援指示情報1800と同様の情報に加えて、上記のステップ2904において選択された色の情報を含む。
上記の実施例5によれば、支援指示内容に含まれる被梱包物を模した図形が、当該被梱包物の実物に近い色(すなわち、ステップ2904において設定された色)に彩色される。さらに、異なる種類の被梱包物の図形を同じ色彩に彩色することが防止される。これによって、作業の間違いを防ぎ、被梱包物の格納位置の入れ替え作業が不要となり作業効率を向上させることが可能になる。
なお、本発明では、作業支援装置100内に作業者が行う作業情報及び被梱包物のサイズ情報などの情報から成るデータベース105が保持されるが、これらのデータベースを外部装置にて保持し、作業支援装置100が外部装置間の通信によってそれらの情報を取得しても良い。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明のより良い理解のために詳細に説明したのであり、必ずしも説明の全ての構成を備えるものに限定されものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることが可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によってハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによってソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、不揮発性半導体メモリ、ハードディスクドライブ、SSD(Solid State Drive)等の記憶デバイス、または、ICカード、SDカード、DVD等の計算機読み取り可能な非一時的データ記憶媒体に格納することができる。
また、制御線及び情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線及び情報線を示しているとは限らない。実際にはほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。

Claims (15)

  1. 複数の種類の複数の物品を梱包箱に格納する作業を支援する作業支援装置であって、
    プロセッサと、記憶部と、表示部と、指示情報読取部と、を有し、
    前記記憶部は、少なくとも各種類の前記物品のサイズを保持し、
    前記指示情報読取部は、前記物品を前記梱包箱に格納する梱包作業を指示するための作業指示情報を読み取り、
    前記プロセッサは、
    前記作業指示情報及び前記記憶部に保持された情報に基づいて、前記梱包箱に格納される各種類の物品の数量及びサイズを取得し、
    前記梱包箱に格納される各種類の物品のサイズを同一の縮尺で縮小した図形を、前記梱包箱に格納される各種類の数量ずつ、所定の基準位置から、所定の規則に基づく前記各種類の物品の表示順序に従って所定の方向に並べた3次元空間を俯瞰する支援画像を生成し、
    前記表示部は、前記支援画像を表示することを特徴とする作業支援装置。
  2. 請求項1に記載の作業支援装置であって、
    前記記憶部は、前記各種類の物品の重量、収集順及び格納順の少なくとも一つをさらに保持し、
    前記所定の規則に基づく前記各種類の物品の表示順序は、前記記憶部に保持された情報に基づく前記各種類の物品の重量順、体積順、数量順、収集順及び格納順のいずれか、又はそれらの二つ以上の組合せであることを特徴とする作業支援装置。
  3. 請求項1に記載の作業支援装置であって、
    前記記憶部は、種類ごとの前記物品を格納する際の注意事項の情報をさらに保持し、
    前記プロセッサは、前記注意事項の表示を含む前記支援画像を生成することを特徴とする作業支援装置。
  4. 請求項1に記載の作業支援装置であって、
    前記記憶部は、前記梱包箱のサイズをさらに保持し、
    前記プロセッサは、
    前記梱包箱のサイズ、前記梱包箱に格納される各種類の前記物品の数量及びサイズに基づいて、前記梱包箱内の前記各物品の配置を計算し、
    前記梱包箱の底面に接して配置される物品と、それ以外の物品とが画面内の異なる領域に表示されるように、前記支援画像を生成することを特徴とする作業支援装置。
  5. 請求項4に記載の作業支援装置であって、
    前記プロセッサは、前記梱包箱の底面に接して配置される物品に対応する前記図形を、前記梱包箱内の配置に従って並べ、さらに、前記梱包箱の長側面の方向を表示する前記支援画像を生成することを特徴とする作業支援装置。
  6. 請求項5に記載の作業支援装置であって、
    前記プロセッサは、
    前記梱包箱の底面に接して配置される物品に対応する前記図形と、それ以外の物品に対応する前記図形とを、それぞれ異なる前記基準位置から所定の方向に並べた3次元空間を俯瞰する支援画像を生成し、
    表示の対象となる前記物品の数量に応じて、二つの前記基準位置の配置、及び、表示される前記梱包箱の長側面の方向を変更することを特徴とする作業支援装置。
  7. 請求項1に記載の作業支援装置であって、
    少なくとも前記各物品の色を認識する認識部をさらに有し、
    前記プロセッサは、前記認識部が認識した前記各物品を構成する一つ以上の色のうち一つを選択し、前記選択した色を前記各物品に対応する前記図形の色として表示するように前記支援画像を生成することを特徴とする作業支援装置。
  8. 請求項7に記載の作業支援装置であって、
    前記プロセッサは、前記物品の種類ごとに異なる色を選択することを特徴とする作業支援装置。
  9. 請求項1に記載の作業支援装置であって、
    前記記憶部は、前記梱包箱のサイズをさらに保持し、
    前記プロセッサは、
    前記梱包箱のサイズ、前記梱包箱に格納される各種類の前記物品の数量及びサイズに基づいて、前記梱包箱内の前記各物品の配置を計算し、
    前記支援画像として、前記各物品に対応する前記図形を前記所定の規則に基づく前記各種類の物品の表示順序に従って前記所定の方向に並べた3次元空間を俯瞰する第1の支援画像と、前記各物品に対応する前記図形を前記梱包箱内の前記各物品の配置に従って並べた第2の支援画像と、を生成し、
    前記第1の支援画像又は前記第2の支援画像の一方を前記表示部に表示させ、
    表示を切り替える指示が入力されると、前記表示部に表示させる前記支援画像を切り替えることを特徴とする作業支援装置。
  10. 請求項9に記載の作業支援装置であって、
    前記プロセッサは、前記梱包箱内に配置される前記物品のうち、前記梱包箱の壁面に隣接する物品に対応する前記図形に、前記物品が前記壁面に隣接することの表示を追加することを特徴とする作業支援装置。
  11. 請求項1に記載の作業支援装置であって、
    作業者が前記梱包箱に格納する梱包作業を行った物品を認識する認識部をさらに有し、
    前記記憶部は、前記梱包箱のサイズをさらに保持し、
    前記プロセッサは、
    前記梱包箱のサイズ、前記梱包箱に梱包される各種類の前記物品の数量及びサイズに基づいて、前記梱包箱内の前記各物品の配置及び前記梱包作業の順序を計算し、
    前記各物品に対応する前記図形を前記梱包箱内の前記各物品の配置に従って並べた支援画像を生成し、
    前記計算された梱包作業の順序に基づいて、次に梱包作業を行う前記物品に対応する前記図形を指示する情報を前記支援画像に追加することを特徴とする作業支援装置。
  12. 請求項11に記載の作業支援装置であって、
    前記認識部は、作業者が梱包作業を行った物品の前記梱包箱内の実際の配置を認識し、
    前記プロセッサは、前記作業者が梱包作業を行った物品の前記実際の配置と前記計算された配置とが異なる場合に、前記実際の配置に基づいて、まだ前記梱包箱に格納されていない物品の配置を再計算することを特徴とする作業支援装置。
  13. 請求項11に記載の作業支援装置であって、
    前記認識部は、前記作業者が梱包作業を行うために取り上げた物品を認識し、
    前記プロセッサは、
    前記認識された物品が、前記計算された梱包作業の順序に基づいて次に梱包作業を行う物品であるか否かを判定し、
    前記認識された物品が前記次に梱包作業を行う物品でない場合、既に前記梱包箱に格納された物品の配置に基づいて、前記認識された物品を前記計算された配置の通りに格納できるか否かを判定し、
    前記認識された物品を前記計算された配置の通りに格納できない場合、既に前記梱包箱に格納された物品の配置に基づいて、前記認識された物品の前記梱包箱内の仮格納位置を計算し、
    前記計算された仮格納位置の表示を含む前記支援画像を生成することを特徴とする作業支援装置。
  14. 請求項13に記載の作業支援装置であって、
    前記プロセッサは、前記仮格納位置に格納された物品を前記計算された配置の通りに格納する指示を含む前記支援画像を生成することを特徴とする作業支援装置。
  15. 複数の種類の複数の物品を梱包箱に格納する作業を作業支援装置が支援するために実行する作業支援方法であって、
    前記作業支援装置は、プロセッサと、記憶部と、表示部と、指示情報読取部と、を有し、
    前記記憶部は、少なくとも各種類の前記物品のサイズを保持し、
    前記作業支援方法は、
    前記指示情報読取部が、前記物品を前記梱包箱に格納する梱包作業を指示するための作業指示情報を読み取る手順と、
    前記プロセッサが、前記作業指示情報及び前記記憶部に保持された情報に基づいて、前記梱包箱に格納される各種類の物品の数量及びサイズを取得する手順と、
    前記プロセッサが、前記梱包箱に格納される各種類の物品のサイズを同一の縮尺で縮小した図形を、前記梱包箱に格納される各種類の数量ずつ、所定の基準位置から、所定の規則に基づく前記各種類の物品の表示順序に従って所定の方向に並べた3次元空間を俯瞰する支援画像を生成する手順と、
    前記表示部が、前記支援画像を表示する手順と、を含むことを特徴とする作業支援方法。
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