JP6699212B2 - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、現像装置および画像形成装置に関する。
特許文献1は、第1回転搬送体と、第2回転搬送体とで現像剤を撹拌し搬送する現像装置について開示している。この現像装置の第2回転搬送体の上方には、現像剤が溜まる現像剤溜まり部が設けられており、現像剤溜まり部内には、現像剤量検知装置が設けられている。
特開2011−002526号公報
画像形成材としてのトナーとトナーの搬送媒体としてのキャリアとを含む現像剤を撹拌部材で撹拌し搬送しながら保持部材へ供給し現像する現像装置において、トナー濃度に応じてトナーが補給される。このトナー濃度を検知するためにトナー濃度センサを用いた構成では、現像で消費されるトナー量が増加し、撹拌部材による単位時間当たりの現像剤の搬送量(搬送速度)を基準速度よりも高速にすると、トナー濃度センサ周辺の現像剤量が増加する場合がある。この場合、トナー補給量と必要量との差が拡大し、必要なトナーが補給されない可能性がある。
本発明は、トナーとキャリアを含む現像剤を保持部材に供給する現像装置において、現像剤の搬送速度の変化に基づくトナーの補給量と必要量との差の拡大を抑制することを目的とする。
本発明の請求項1に係る現像装置は、
トナーおよびキャリアを含み、像保持体に現像剤像を形成するのに用いられる現像剤を収容する収容部と、
この収容部に対し、収容部内へ現像剤を供給する第1開口および収容部内の現像剤を取り込む第2開口を介して接続され、現像剤を収容する補助収容部と、
第1開口に設けられ、補助収容部内の現像剤を収容部内へ送る第1搬送部材と、
第2開口に設けられ、収容部内の現像剤を補助収容部内へ送る第2搬送部材と、
第1搬送部材に相対して開口し、補助収容部内から収容部内へ送られる現像剤に補充されるトナーを供給する供給部と、
を備え
第1搬送部材は、回転しながら補助収容部に対向する面に補助収容部内の現像剤を吸着させ、現像剤を吸着させた面を供給部の開口に対向させた後、この面を収容部に対向させて現像剤の吸着を解く回転体であり、
第2搬送部材は、回転しながら収容部に対向する面に収容部内の現像剤を吸着させた後、現像剤を吸着させた面を補助収容部に対向させて現像剤の吸着を解く回転体である。
本発明の請求項2に係る現像装置において、第2搬送部材は、第1搬送部材が単位時間あたりに補助収容部から収容部へ搬送する現像剤に相当する量の現像剤を、単位時間あたりに収容部から補助収容部へ搬送する。
本発明の請求項3に係る現像装置において、
供給部は、第1搬送部材の上方に設けられ、
第1搬送部材は、回転しながら、少なくとも特定の面を、補助収容部、供給部、収容部の順に対向させるように回転し、
第2搬送部材は、回転しながら、少なくとも特定の面を、収容部、補助収容部の順に対向させるように回転する
本発明の請求項4に係る現像装置において、第2搬送部材は、現像剤を吸着させる面を収容部に対向させた後、この面を回転軸に対して上方を通過させて、補助収容部に対向させるように回転する
本発明の請求項5に係る現像装置において、第1搬送部材および第2搬送部材は、同じ回転軸の周りを同じ方向に回転する
本発明の請求項6に係る現像装置において、キャリアは磁性を有し、
第1搬送部材は、磁力により現像剤を吸着し、磁力により現像剤の吸着を解き、
第2搬送部材は、磁力により現像剤を吸着し、磁力により現像剤の吸着を解く
本発明の請求項7に係る画像形成装置は、
像保持体と、
トナーおよびキャリアを含み、像保持体に現像剤像を形成するのに用いられる現像剤を収容する収容部と、
この収容部に対し、収容部内へ現像剤を供給する第1開口および収容部内の現像剤を取り込む第2開口を介して接続され、現像剤を収容する補助収容部と、
第1開口に設けられ、補助収容部内の現像剤を収容部内へ送る第1搬送部材と、
第2開口に設けられ、収容部内の現像剤を補助収容部内へ送る第2搬送部材と、
第1搬送部材に相対して開口し、補助収容部内から収容部内へ送られる現像剤に補充されるトナーを供給する供給部と、
像保持体に形成された現像剤像を記録媒体に転写する転写部と、
を備え
第1搬送部材は、回転しながら補助収容部に対向する面に補助収容部内の現像剤を吸着させ、現像剤を吸着させた面を供給部の開口に対向させた後、この面を収容部に対向させて現像剤の吸着を解く回転体であり、
第2搬送部材は、回転しながら収容部に対向する面に収容部内の現像剤を吸着させた後、現像剤を吸着させた面を補助収容部に対向させて現像剤の吸着を解く回転体である。
請求項1の発明によれば、トナーとキャリアを含む現像剤を保持する保持部材に現像剤を供給する現像装置において、補助収容部内の現像剤量を制御しない構成に比べて、現像剤に対するトナーの補給量と必要量との差が拡大するのを抑制することができる。
請求項2の発明によれば、補助収容部から収容部へ供給する現像剤量と収容部から補助収容部内に取り込む現像剤量とを同程度に制御していない構成に比べて、現像剤に対するトナーの補給量と必要量との差が拡大するのを抑制する制御の追従性を向上させることができる。
請求項3の発明によれば、回転体の回転に伴って回転体の上方に配置された供給部からトナーを供給する構成としたため、回転体を回転駆動するだけで補助収容部への現像剤の取り込み、収容部への現像剤の供給およびトナーの補充を制御することができる
請求項4の発明によれば、第2搬送部材の現像剤を吸着した面が上方へ移動することにより、現像剤を過剰に吸着することなく、吸着した現像剤を補助収容部へ搬送することができる
請求項5の発明によれば、第1搬送部材と第2搬送部材とを共通の駆動手段により駆動することができ、別個の駆動手段で駆動する構成に比べて、簡単な構造とすることができる
請求項6の発明によれば、磁力により回転体の面に現像剤を吸着させ、回転体を回転させることにより現像剤を搬送する構成としたため、回転体の回転速度を制御するだけで現像剤の搬送量を制御することができる
請求項7の発明によれば、第1搬送部材および第2搬送部材により収容部からの現像剤の取り込みおよび収容部への現像剤の供給を制御しない構成に比べて、現像剤像の必要とされる濃度と得られた濃度との差が大きくなることに起因する画像不良を抑制することができる。
本実施形態が適用される画像形成装置の全体構成図である。 現像装置の構成を示す図である。 図2のIII−III断面を示す図である。 現像装置のハウジングの構成を示す図である。 図2に示した現像装置の断面図であり、図5(A)はVA−VA断面を示す図、図5(B)はVB−VB断面を示す図、図5(C)はVC−VC断面を示す図である。 補助収容室内に設けられる搬送部材の構成を示す図である。 図5(A)に対応する断面を拡大した図である。 第2回転部材の他の構成例を採用した場合の図5(A)に対応する断面を拡大した図である。
<画像形成装置の構成>
図1は、本実施形態が適用される画像形成装置の構成例を示す図である。
図1に示す画像形成装置10は、用紙Pを搬送する搬送部12と、トナー像TZを形成する4つの画像形成ユニット20と、用紙Pにトナー像TZを転写する転写部30と、トナー像TZを用紙Pに定着する定着部40とを有する。4つの画像形成ユニット20は、同様の構成であり、使用するトナーの色(例えば、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4色)が異なっている。また、画像形成装置10は、各部および各ユニットの動作を制御する制御部50を有する。ここで、用紙Pは、記録媒体の一例であり、トナー像TZは、現像剤像の一例である。
画像形成ユニット20は、像保持体の一例としての感光体22と、感光体22を帯電させる帯電ロール24と、帯電した感光体22を露光して潜像を形成する露光部26と、感光体22にトナー像TZを形成する現像装置100とを有する。さらに、画像形成ユニット20は、感光体22をクリーニングするクリーニングブレード28を有する。このように、画像形成ユニット20は、帯電、露光、現像、清掃の各工程を行う電子写真方式のユニットである。
現像装置100は、現像剤G(図3参照)を用いて現像を行うことによりトナー像TZを形成する。現像剤Gは、図3に示すように、例えば、負極性に帯電する非磁性のトナーTおよび正極性に帯電し磁性を有するキャリアCを主成分として、さらに、添加剤を含んで構成される。
転写部30は、感光体22からトナー像TZが転写される転写ベルト32と、転写ベルト32が巻き掛けられた駆動ロール33および従動ロール34と、4本の一次転写ロール36と、二次転写ロール38とを有する。一次転写ロール36は、接地された感光体22との電位差により、感光体22上のトナー像TZを転写ベルト32へ一次転写させる。二次転写ロール38は、接地された駆動ロール33との電位差により、転写ベルト32上のトナー像TZを搬送されてきた用紙Pへ二次転写させる。
<現像装置>
図2は、現像装置100の構成を示す図、図3は、図2のIII−III断面を示す図である。
図2および図3に示すように、現像装置100は、収容部の一例としてのハウジング102と、保持部材の一例としての現像ロール104と、撹拌部材の一例としての第1撹拌部材106と、第2撹拌部材108とを有する。また、図2に示すように、現像装置100は、変更手段の一例としての速度切替部110と、滞留手段の一例としての軸太部106Bと、補助収容部の一例としての補助収容室107と、搬送部材112と、第1搬送部材の一例としての第1回転部材120(回転体)と、第2搬送部材の一例としての第2回転部材130(回転体)とを有する。
また、図3に示すように、現像装置100は、現像ロール104の外周面に保持された現像剤Gの層の厚みを規制する層規制部材109と、第1回転部材120を介してハウジング102内へ供給されるトナーTを収容するホッパ部119とを有する。ホッパ部119は、収容部内の現像剤Gに補充されるトナーTを供給する供給部の一例である。ハウジング102には、ハウジング102を覆うカバー部材115が設けられている。なお、図3では、各部材を見やすくするために、一部の部材における断面のハッチングを省略している。
図3に示すように、ハウジング102は、底壁102Aと、底壁102Aの中央部に立つ壁部の一例としての第1仕切壁102Bと、第1仕切壁102Bと一定の間隔をあけて並んで底壁102Aに立つ第2仕切壁102Cとを有する。さらに、ハウジング102は、底壁102Aの周囲の縁部で立つ側壁102Dを有する。また、ハウジング102の一側(図2では下側、図3では右側)は開放されている。そして、ハウジング102は、現像剤Gを内部に収容している。
<ハウジング>
図4は、現像装置100のハウジング102の構成を示す図である。
図4に示すように、ハウジング102は、矩形状に形成されている。第1仕切壁102Bは、ハウジング102の短辺方向中央部で長辺方向に沿って延びている。第2仕切壁102Cは、図示の例において、第1仕切壁102Bの1/3程度の長さであり、ハウジング102の長辺方向に沿って延びている。また、ハウジング102の内部には、第1仕切壁102Bおよび第2仕切壁102Cによって仕切られることにより、第1撹拌室103、第2撹拌室105および補助収容室107が形成されている。図4に示す構成例において、第1撹拌室103および第2撹拌室105は、ハウジング102の長辺方向の略全体にわたって形成されている。補助収容室107は、ハウジング102の一方の短辺側に偏った位置に、長辺方向に沿って適当な長さにわたって形成されている。図示の例では、補助収容室107の長さは、第1撹拌室103の1/3程度の長さとなっている。したがって、第1撹拌室103は、補助収容室107と隣り合う部分と、隣り合わない部分とがある。
第1撹拌室103は、第1仕切壁102Bおよび第2仕切壁102Cの間に位置する。また、第1撹拌室103は、ハウジング102の一方の短辺側の側壁102Dから他方の短辺側の側壁102Dまで形成されている。第1撹拌室103には、棒状の第1撹拌部材106が、ハウジング102の長辺方向に沿う方向を軸方向として、回転可能に設けられている。第1撹拌部材106は、軸部106A、軸太部106Bおよび第1翼部106Cを有する。第1撹拌部材106の詳細については後述する。また、図3に示すように、第1撹拌室103の底面103Aは、ハウジング102の長辺方向(図3において紙面に垂直な方向)に沿って見た場合に、半円状に湾曲した湾曲面となっている。
図5は、図2に示した現像装置100の断面図であり、図5(A)はVA−VA断面を示す図、図5(B)はVB−VB断面を示す図、図5(C)はVC−VC断面を示す図である。VA−VA断面は、第1撹拌室103と補助収容室107とが隣り合う位置に対応している。VB−VB断面は、第1撹拌室103と補助収容室107とが隣り合わない位置であって、第1撹拌部材106の軸部106Aにおける軸太部106Bでない位置に対応している。VC−VC断面は、第1撹拌室103と補助収容室107とが隣り合わない位置であって、第1撹拌部材106の軸部106Aが軸太部106Bである位置に対応している。なお、図5(A)〜図5(C)において、第2撹拌室105、第2撹拌部材108、現像室111および現像ロール104は省略されている。
第1撹拌室103は、図5(A)に示すように、補助収容室107と隣り合う位置において、底壁102Aと、第1仕切壁102Bと、第2仕切壁102Cと、カバー部材115とで囲まれている。第1撹拌部材106の軸部106Aとカバー部材115との間隔d1は、軸部106Aと底壁102Aとの間隔、軸部106Aと第1仕切壁102Bとの間隔および軸部106Aと第2仕切壁102Cとの間隔よりも大きくなっている。
また、第1撹拌室103は、補助収容室107と隣り合っていない位置においては、図5(B)および図5(C)に示すように、底壁102Aと、第1仕切壁102Bと、側壁102Dと、流路部材102Eとに囲まれ、断面円形に形成されている。
流路部材102Eは、ハウジング102の長辺方向を長手方向とする長尺な部材であり、第1仕切壁102B、側壁102Dおよびカバー部材115と接触した状態でハウジング102に取り付けられている。流路部材102Eは、ハウジング102に取り付けられた状態で第1撹拌部材106と対向する面に、湾曲面102Fが形成されている。この流路部材102Eの湾曲面102Fと底面103Aとで、断面円形の流路が形成される。したがって、図5(B)に示すVB−VB断面の位置において、流路部材102Eの湾曲面102Fと第1撹拌部材106の軸部106Aとの間隔d2は、軸部106Aと底壁102Aとの間隔、軸部106Aと第1仕切壁102Bとの間隔および軸部106Aと第2仕切壁102Cとの間隔と同程度である。そして、この間隔d2は、図5(A)に示した間隔d1よりも小さい。
図5(C)に示すVC−VC断面の位置において、第1撹拌部材106は、軸太部106Bとなっている。また、第1撹拌室103における流路部材102Eの湾曲面102Fおよび底面103Aの構成は、図5(B)に示したVB−VB断面の位置における構成と同様である。この位置において、流路部材102Eの湾曲面102Fと軸太部106Bとの間隔d3は、軸太部106Bと底壁102Aとの間隔、軸部106Aと第1仕切壁102Bとの間隔および軸部106Aと第2仕切壁102Cとの間隔と同程度である。そして、この間隔d3は、図5(B)に示した間隔d2よりも小さい。そのため、軸太部106Bが設けられた位置では、図5(B)のVB−VB断面の位置のような軸部106Aの位置と比べて、第1撹拌室103内の現像剤Gの流路の断面積が小さくなっている。
第2撹拌室105は、図4に示すように、第1仕切壁102Bを挟んで第1撹拌室103の反対側(図4において下側)に位置する。第2撹拌室105は、第1撹拌室103と同様に、ハウジング102の一方の短辺側の側壁102Dから他方の短辺側の側壁102Dまで形成されている。第2撹拌室105には、棒状の第2撹拌部材108が、ハウジング102の長辺方向に沿う方向を軸方向として、回転可能に設けられている。また、ハウジング102の内部には、第2撹拌室105の一側(図4において下側)に現像ロール104が収容される現像室111が形成されている。第2撹拌室105と現像室111とは、仕切部材が無く連続している。
第1仕切壁102Bは、図4に示すように、両端が開口されている。両端の開口のうち一方(図4において左側に位置する開口)を入口116とし、他方(図4において右側に位置する開口)を出口118とする。したがって、第1撹拌室103と第2撹拌室105とは、入口116および出口118を介してつながっている。ハウジング102の内部に収容された現像剤G(図3参照)は、第1撹拌部材106が回転することにより、入口116側から出口118側(図4において右方向)へ搬送される。また、現像剤Gは、第2撹拌部材108が回転することにより、出口118側から入口116側(図4において左方向)へ搬送される。そして、現像剤Gは、第1撹拌部材106および第2撹拌部材108による搬送にしたがって、出口118を介して第1撹拌室103から第2撹拌室105へ移動し、入口116を介して第2撹拌室105から第1撹拌室103へ移動する。これにより、現像剤Gは、白抜きの矢印で示すように、図4において時計回り方向に循環する。そして、第2撹拌室105内の現像剤Gの一部は、現像ロール104に供給される。
現像ロール104は、図3に示すように、ハウジング102の長辺方向に沿う方向を軸方向として固定されたマグネットロール104Aと、マグネットロール104Aの外側でマグネットロール104Aと同心で回転可能に支持された現像スリーブ104Bとを有する。マグネットロール104Aは、周方向に沿って、複数の磁極が設けられており、現像剤Gを引き付ける、もしくは、退ける磁力を発生する。
現像スリーブ104Bは、現像剤Gを外周面に保持し、感光体22の潜像をトナーTで現像してトナー像TZを形成するようになっている。なお、図4には、現像ロール104の現像剤Gが吸着される範囲が二点鎖線で示されている。また、図4には、現像剤GのZ方向の使用領域Kが矢印で示されている。使用領域Kとは、現像ロール104における現像剤Gが保持された領域で、かつ感光体22(図3参照)の潜像を現像するときに使用される現像剤Gの領域を表している。
第1撹拌部材106および第2撹拌部材108について、さらに説明する。
第1撹拌部材106は、図4に示すように、ハウジング102の長辺方向に沿う方向を軸方向とする円柱状の軸部106Aと、軸部106Aの一部の径を太くして設けられた軸太部106Bと、軸部106Aおよび軸太部106Bの外周に形成された螺旋状の第1翼部106Cとを有する。そして、第1撹拌部材106は、自軸中心に回転して現像剤Gを撹拌しながら一定方向(図4において白抜きの矢印で示された左から右へ向かう方向)に搬送する。
軸太部106Bは、図5(C)に示すように、軸部106A(図5(B)参照)の径方向に張り出された円柱状の部位である。軸太部106Bの直径は、軸部106Aの直径よりも大きく、かつ第1翼部106Cの直径よりも小さい。図4に示す構成例において、軸太部106Bは、軸部106Aの軸方向中央よりも補助収容室107が形成されている側の短辺寄りであって、補助収容室107とは隣り合わない位置に設けられている。さらに詳細に説明すると、軸部106Aにおける補助収容室107と隣り合う位置と軸太部106Bの位置との間には、補助収容室107と隣り合っておらず、かつ軸太部106Bでない軸部106Aの部分が存在している。
上述したように、軸太部106Bが設けられた位置では、軸太部106Bでない軸部106Aの部分と比較して、第1撹拌室103における現像剤Gの流路の断面積が小さくなる。そのため、軸太部106Bに対して現像剤Gの搬送方向の上流側において、第1撹拌室103内に現像剤Gが滞留するようになっている。
第2撹拌部材108は、図4に示すように、ハウジング102の長辺方向に沿う方向を軸方向とする円柱状の軸部108Aと、軸部108Aの外周に形成された螺旋状の第2翼部108Bとを有する。そして、第2撹拌部材108は、自軸中心に回転して現像剤Gを撹拌しながら、第1撹拌部材106による搬送方向とは反対の方向(図4において白抜きの矢印で示された右から左へ向かう方向)に搬送する。
第2撹拌部材108における第2翼部108Bの間隔と、第1撹拌部材106における第1翼部106Cの間隔とは同程度である。したがって、第1撹拌部材106による現像剤Gの搬送速度と第2撹拌部材108による現像剤Gの搬送速度は同程度であり、以下、第1搬送速度[g/m]と呼ぶ。
<補助収容室および搬送部材>
補助収容室107は、図2および図5(A)に示すように、第2仕切壁102Cを挟んで第1撹拌室103の反対側に位置し、底壁102Aと、第2仕切壁102Cと、側壁102Dとで囲まれ、内部に現像剤G(図3参照)を収容可能となっている。さらに、補助収容室107内の底面は、第1撹拌室103内の底面103Aよりも高い位置(図5(A)において上)にある。また、補助収容室107は、上方が開放されているが、図2に示すように、一部が上壁部121により覆われている。そして、上壁部121により覆われていない開口部分のうち、ハウジング102の短辺に近い方(図2において左側)の開口部分を第1開口部117Aと呼び、短辺から遠い方(図2において右側)の開口部分を第2開口部117Bと呼ぶ。本実施形態では、この第1開口部117Aを介して補助収容室107内の現像剤Gが第1撹拌室103へ供給され、第2開口部117Bを介して第1撹拌室103内の現像剤Gが補助収容室107へ取り込まれる。
ここで、図4に示す現像装置100において、第1撹拌室103内の軸太部106Bよりも現像剤Gの搬送方向の上流側(図4において左側)であり、かつ補助収容室107の第2開口部117Bに臨む領域を滞留域Rと称する。滞留域Rでは、軸太部106Bによって現像剤Gの流れが制限されることで、現像剤Gが滞留するようになっている。
図6は、補助収容室107内に設けられる搬送部材112の構成を示す図である。
搬送部材112は、図4および図5(A)に示すように、補助収容室107内に、ハウジング102の長辺方向に沿う方向を軸方向として、回転可能に設けられている。この搬送部材112は、図6に示すように、円柱状の回転軸112Aと、回転軸112Aの外周に形成された螺旋状の第3翼部112Bと、回転軸112Aの外周に形成され第3翼部112Bとは逆向きの第4翼部112Cとを有する。第3翼部112Bは、回転軸112Aの回転に伴って、現像剤Gを補助収容室107の第2開口部117B側から第1開口部117A側へ(図6において右方から左方へ)搬送するように形成されている。これによって、現像剤Gは、第2開口部117Bから補助収容室107内へ入り、搬送部材112により搬送された後、第1開口部117Aから補助収容室107の外へ排出される。搬送部材112によって搬送される単位時間当たりの現像剤量を、以下、第2搬送速度[g/m]と呼ぶ。
<第1回転部材>
次に、第1回転部材120について説明する。
図3に示すように、カバー部材115の第1回転部材120に対応する位置には、貫通孔115Aが形成されている。第1回転部材120は、カバー部材115の貫通孔115Aの位置に、ハウジング102の長辺方向に沿う方向を軸方向として設けられている。また、第1回転部材120は、磁力により現像剤Gを外周に保持可能なロールであり、磁石120Aと、スリーブ120Bとを有する。
磁石120Aは、円柱状に形成され、ハウジング102に固定されている。この磁石120Aは、一例として、補助収容室107内の現像剤Gを吸い上げ、当該現像剤Gをスリーブ120Bの外周に吸着させるN極(ピックアップ極)と、当該現像剤Gをスリーブ120Bの外周に保持させるためのS極(保持極)とを有する。
スリーブ120Bは、磁石120Aの外周を覆う円筒状に形成され、磁石120Aの周囲で回転可能に設けられている。スリーブ120Bは、第1撹拌部材106および第2撹拌部材108が回転している間、連続して回転するように制御される。
磁石120Aの磁極Nは、第1開口部117Aを介して第1回転部材120と搬送部材112とが対向する位置に配置されている。図3に示す例では、いわゆる時計の8時の位置に磁極Nが配置されている。また、磁極Sは、第1回転部材120と後述するホッパ部119の補充口119Aとが対向する位置に配置されている。図3に示す例では、いわゆる時計の12時の位置に磁極Sが配置されている。なお、これらの磁極の位置は、例示に過ぎず、図示の位置に限定するものではない。ピックアップ極である磁極Nの位置は、補助収容室107内の現像剤Gを吸着するのに適当な位置であれば良く、保持極である磁極Sの位置は、吸着された現像剤Gが補助収容室107に戻ってしまわない位置まで、現像剤Gを保持する位置であれば良い。また、スリーブ120Bの回転方向に沿って保持極である磁極Sの先に、スリーブ120Bの外周に保持された現像剤Gをスリーブ120Bから剥離するための磁極(ピックオフ極)を設けてもよい。ピックオフ極は、一例として、S極で構成され、第1回転部材120と第1撹拌部材106とが対向する位置(図3に示す例では、いわゆる時計の4時の位置)に配置される。
第1回転部材120において、スリーブ120Bは、第1撹拌部材106および第2撹拌部材108による現像剤Gの第1搬送速度が増加され、搬送部材112による現像剤Gの第2搬送速度が増加されたときに、回転速度が増加するように制御される。また、スリーブ120Bは、第1撹拌部材106および第2撹拌部材108による現像剤Gの第1搬送速度が低下され、搬送部材112による現像剤Gの第2搬送速度が低下されたときに、回転速度が低下するように制御される。
このような構成において、第1回転部材120は、磁石120AのN極によって補助収容室107内の現像剤Gをスリーブ120Bの外周に吸着し、スリーブ120Bが自軸中心に回転することで、現像剤Gを補助収容室107内から補充口119Aを経由して、第1撹拌室103側へ搬送する。すなわち、第1回転部材120は、回転しながら補助収容室107に対向する面に補助収容室107内の現像剤Gを吸着させ、この現像剤Gを吸着させた面を補充口119Aに対向させた後、さらにこの面を第1撹拌室103に対向させて現像剤Gの吸着を解く。現像剤Gは、スリーブ120Bが磁石120AのS極を越えると、吸着を解かれ、自重で第1撹拌室103内へ落下する。
<第2回転部材>
次に、第2回転部材130について説明する。図7は、図5(A)に対応する断面を拡大した図である。
図7に示すように、カバー部材115の第2回転部材130に対応する位置には、現像装置100の外方(図7に示す例では上方)へ、断面がアーチ状となるように突出させた湾曲部115Bが形成されている。第2回転部材130は、カバー部材115の湾曲部115Bにより形成された空間に、ハウジング102の長辺方向に沿う方向を軸方向として設けられている。また、第2回転部材130は、磁力により現像剤Gを外周に保持可能なロールであり、磁石130Aと、スリーブ130Bとを有する。
磁石130Aは、円柱状に形成され、ハウジング102に固定されている。この磁石130Aは、一例として、第1撹拌室103内の現像剤Gを吸い上げ、当該現像剤Gをスリーブ130Bの外周に吸着させるN極(ピックアップ極)と、当該現像剤Gをスリーブ130Bの外周に保持させるためのS極(保持極)とを有する。
スリーブ130Bは、磁石130Aの外周を覆う円筒状に形成され、磁石130Aの周囲で回転可能に設けられている。スリーブ130Bは、第1撹拌部材106および第2撹拌部材108が回転している間、連続して回転するように制御される。また、スリーブ130Bは、第1回転部材120のスリーブ120Bとは反対方向へ、同程度の回転速度で回転する。特に図示しないが、具体的な構成例としては、例えば、スリーブ120Bとスリーブ130Bとを同一の駆動源により回転駆動し、ギヤの組み合わせにより、スリーブ120Bとスリーブ130Bとが反対方向へ回転するように構成することが考えられる。
磁石130Aの磁極Nは、第2回転部材130と第1撹拌部材106とが対向する位置に配置される。図7に示す例では、いわゆる時計の4時の位置に磁極Nが配置されている。また、磁極Sは、スリーブ130Bの表面が最も高くなる位置に配置される。図7に示す例では、いわゆる時計の12時の位置に磁極Sが配置されている。なお、これらの磁極の位置は、例示に過ぎず、図示の位置に限定するものではない。ピックアップ極である磁極Nの位置は、第1撹拌室103の滞留域Rに滞留する現像剤Gを吸着するのに適当な位置であれば良く、保持極である磁極Sの位置は、吸着された現像剤Gが第1撹拌室103に戻ってしまわない位置まで、現像剤Gを保持する位置であれば良い。また、スリーブ130Bの回転方向に沿って保持極である磁極Sの先に、スリーブ130Bの外周に保持された現像剤Gをスリーブ130Bから剥離するための磁極(ピックオフ極)を設けてもよい。ピックオフ極は、一例として、S極で構成され、第2開口部117Bを介して第2回転部材130と搬送部材112とが対向する位置(図7に示す例では、いわゆる時計の8時の位置)に配置される。
第2回転部材130において、スリーブ130Bは、第1回転部材120のスリーブ120Bと同様に、第1撹拌部材106および第2撹拌部材108による現像剤Gの第1搬送速度および搬送部材112による現像剤Gの第2搬送速度の変化に伴って、回転速度が増減するように制御される。
このような構成において、第2回転部材130は、磁石130AのN極によって第1撹拌室103内の現像剤Gをスリーブ130Bの外周に吸着し、スリーブ130Bが自軸中心に回転することで、現像剤Gを第1撹拌室103内から第2回転部材130の上方を通って補助収容室107側へ搬送する。すなわち、第2回転部材130は、回転しながら第1撹拌室103に対向する面に第1撹拌室103内の現像剤Gを吸着させた後、この現像剤Gを吸着させた面を、第2回転部材130の回転軸の上方を通って補助収容室107に対向させ、現像剤Gの吸着を解く。現像剤Gは、スリーブ130Bが磁石130AのS極を越えると、吸着を解かれ、自重で補助収容室107内へ落下する。
<駆動制御部および駆動部>
図2および図4に示すように、速度切替部110は、駆動制御部60と、駆動制御部60により動作が制御される駆動部70とを有する。この駆動制御部60は図1に示した制御部50に含まれる。駆動部70は、図示しないモータおよびギヤを有しており、第1撹拌部材106、第2撹拌部材108、搬送部材112、現像ロール104、第1回転部材120および第2回転部材130を回転駆動する。
ここで、図2および図4において、駆動制御部60は、現像ロール104、第1回転部材120、第2回転部材130および搬送部材112が、それぞれに設定された回転速度で回転するように制御を行う。また、駆動制御部60は、制御部50の制御により、画像形成装置10(図1参照)において、画像形成速度(トナー像TZ(図1参照)が形成される用紙Pの搬送速度)が変更された場合に、第1撹拌部材106および第2撹拌部材108の回転速度を変更する制御を行う。なお、画像形成装置10の画像形成速度には、基準となる速度(例えば、通常動作時の速度)が設定されており、このときの第1撹拌部材106および第2撹拌部材108の回転速度が基準となる回転速度とする。画像形成装置10において、現像剤G中のトナーTの比率(トナー濃度)が低下して、トナー像TZの濃度(画像濃度)が低下すると、画像形成速度を増加する制御が行われる。
具体的には、速度切替部110は、画像形成装置10における画像形成速度を増加させるとき、第1撹拌部材106および第2撹拌部材108の回転速度を増加させて現像剤Gの第1搬送速度を増加させる。また、速度切替部110は、既述の画像形成速度を低下させるとき、第1撹拌部材106および第2撹拌部材108の回転速度を低下させて現像剤Gの第1搬送速度を低下させる。
さらに、速度切替部110は、一例として、画像形成装置10における画像形成速度を増加させるとき、搬送部材112、第1回転部材120および第2回転部材130の各々の回転速度を増加させる。また、速度切替部110は、一例として、画像形成装置10(図1参照)における画像形成速度を低下させるとき、搬送部材112、第1回転部材120および第2回転部材130の各々の回転速度を低下させる。
<ホッパ部>
図3に示すように、カバー部材115の貫通孔115Aの上には、トナーTを収容するホッパ部119が設けられている。ホッパ部119の底部には、現像装置100にトナーTを供給する補充口119Aが形成されている。補充口119Aは、貫通孔115Aと繋がっている。
また、補充口119Aの周囲の壁部と第1回転部材120の外周面との間には、第1回転部材120の外周面に形成された設定量の現像剤Gの磁気ブラシにより塞がる程度の間隔が形成されている。したがって、磁気ブラシを形成する現像剤Gの量が設定量よりも少ない場合は、補充口119Aの周囲の壁部と第1回転部材120の外周面との間が開放される。すなわち、補充口119Aは、第1回転部材120が保持する現像剤Gの磁気ブラシを形成する現像剤Gの増加に応じて閉塞され、減少に応じて開放されるようになっている。そして、補充口119Aの閉塞状態では、ハウジング102内にトナーTは補充されない。一方、補充口119Aの開放状態では、補充口119Aを通じてホッパ部119からハウジング102内にトナーTが補充される。
<現像剤の循環>
ここで、現像装置100の内部における現像剤Gの循環(流れ)について説明する。
図4に示すように、駆動部70により第1撹拌部材106および第2撹拌部材108が回転されると、第1撹拌室103内の現像剤Gは、第1撹拌部材106により図示の白抜きの矢印方向(図4において右方向)に搬送される。このとき、現像剤G中のトナーTとキャリアCとが撹拌される。そして、第1撹拌室103内の下流側端部に到達した現像剤Gは、出口118を通って第2撹拌室105内へ流入する。
第2撹拌室105内へ流入した現像剤Gは、第2撹拌部材108により図示の白抜きの矢印方向(図4において左方向)に搬送される。これにより、現像剤Gは、トナーTとキャリアCとが撹拌されつつ使用領域Kに搬送される。使用領域Kでは、搬送中の現像剤Gの一部が、現像ロール104に供給され、磁力により現像ロール104の外周面に保持される。現像ロール104に保持されなかった現像剤Gは、第2撹拌室105内の下流側端部に到達し、入口116を通って第1撹拌室103内へ流入する。このようにして、現像剤Gは、第1撹拌室103内および第2撹拌室105内を循環する。
ここで、第1撹拌室103内における軸太部106Bの周囲では、現像剤Gが通過可能な流路断面積が、軸太部106Bが形成されていない部位に比べて小さい(図5(B)、(C)参照)。このため、軸太部106B付近でかつ軸太部106Bよりも上流側の位置では、現像剤Gが滞留して滞留域Rが形成され、第1撹拌室103内に現像剤Gが満ちた状態となる。
軸太部106Bよりも上流側で第1撹拌室103内に現像剤Gが満ちた状態となることで、第1撹拌室103内における軸太部106Bの周囲での現像剤Gの量が変化することが抑制される。これにより、第1撹拌部材106が単位時間当たりに搬送方向に搬送する現像剤Gの体積が一定に近い状態となる。さらに、軸太部106Bの周囲では、現像剤Gが圧縮された状態で搬送されるので、現像剤Gに作用する抵抗力が一定に近い状態となる。
このように、現像装置100では、軸太部106Bにより、現像剤Gを搬送する搬送力および現像剤Gに作用する抵抗力が一定に近い状態となるため、軸太部106Bよりも下流側へ搬送される現像剤Gの搬送量の変動が抑制される。また、図4に示す例では、第1撹拌室103内の中央付近に軸太部106Bが配置されている。このため、軸太部106Bが第1撹拌室103の下流側端部付近に配置される場合に比べて、軸太部106Bよりも下流側で現像剤Gの搬送量の変動が抑制される搬送経路が長くなる。これにより、トナーTの帯電量が必要とされる帯電量よりも低下することが抑制される。
また、図4に示す現像装置100において、軸太部106Bにより滞留域Rに滞留している現像剤Gは、第2回転部材130に吸着され、第2回転部材130の回転によって、第2開口部117Bから補助収容室107内へ移される。補助収容室107内に入った現像剤Gは、搬送部材112により図4に示す白抜きの矢印方向(図4において左方向)へ搬送される。そして、搬送された現像剤Gは、第1回転部材120に吸着され、第1回転部材120の回転により第1撹拌室103内へ戻される。
ここで、本実施形態において、第1撹拌室103から補助収容室107への現像剤Gの移動は第2回転部材130による現像剤Gの搬送によって行われるため、補助収容室107内に流入する現像剤Gの量は、第2回転部材130の回転速度によって制御される。したがって、例えば、時間当たりの補助収容室107内に流入する現像剤Gの量を定量的に制御し、滞留域R内の現像剤Gの量に比べて少ない量に抑えることができる。これにより、補助収容室107内が現像剤Gで詰まることがなくなるので、搬送部材112による現像剤Gの第2搬送速度[g/m]は、設定された搬送速度に近い状態で維持される。
第1撹拌部材106および第2撹拌部材108による現像剤Gの第1搬送速度が変化することにより、滞留域Rに滞留する現像剤Gの量が変動する。しかし、本実施形態では、第2回転部材130が滞留域Rに滞留している現像剤Gを吸着して補助収容室107へ移すので、単位時間当たりに第2開口部117Bから補助収容室107内に流れ込む現像剤Gの量(言い換えれば、第2開口部117Bから補助収容室107内に現像剤Gが流れ込む速度、以下、流入速度[g/m]と呼ぶ)は、第2回転部材130の回転速度により制御される。
また、本実施形態において、第2回転部材130の回転速度は、第1回転部材120の回転速度と同程度とした。そのため、第1回転部材120により単位時間あたりに補助収容室107から第1撹拌室103へ移される現像剤Gの量(言い換えれば、補助収容室107から現像剤Gが排出される速度、以下、排出速度[g/m]と呼ぶ)は、第2回転部材130による補助収容室107への現像剤Gの流入速度と同程度である。言い換えれば、第2回転部材130は、単位時間あたりに、第1回転部材120が補助収容室107から第1撹拌室103へ搬送する現像剤Gに相当する量の現像剤Gを、第1撹拌室103から補助収容室107へ搬送する。したがって、画像形成速度が安定している場合は、補助収容室107内の現像剤Gの量も大きく変化することはない。
また、現像剤Gの第1搬送速度(第1撹拌部材106および第2撹拌部材108の回転速度)が増加すると、第1回転部材120および第2回転部材130の回転速度も増加し、補助収容室107への現像剤Gの流入速度および排出速度も増加する。反対に、現像剤Gの第1搬送速度(第1撹拌部材106および第2撹拌部材108の回転速度)が減少すると、第1回転部材120および第2回転部材130の回転速度も減少し、補助収容室107への現像剤Gの流入速度および排出速度も減少する。さらに、補助収容室107の搬送部材112による現像剤Gの第2搬送速度は、画像形成速度の増加に伴って増加し、画像形成速度の減少に伴って減少する。
図1に示す本実施形態の画像形成装置10において、画像形成速度を増加させた場合、図4に示す現像装置100では、第1撹拌部材106および第2撹拌部材108による現像剤Gの第1搬送速度が増加する。また、画像形成速度を減少させた場合、現像剤Gの第1搬送速度が減少する。しかし、上記のように、第1搬送速度の増減に伴って、第2回転部材130の動作による流入速度、第1回転部材120の動作による排出速度、搬送部材112による第2搬送速度の全てが増減するため、本実施形態においては、画像形成速度が変化しても補助収容室107内の現像剤Gの量は大きく変化しない。
<トナーの補充>
図1に示す画像形成装置10において、現像剤G中のトナーTの比率(トナー濃度)が低下し、画像濃度が低下した場合を考える。この場合、第1撹拌室103の滞留域Rから第2回転部材130の動作により補助収容室107へ流入する現像剤Gにおいてもトナー濃度が低下する。そして、搬送部材112によって補助収容室107内を搬送され、第1回転部材120に吸着される現像剤Gにおいてもトナー濃度が低下する。そして、トナー濃度が低くなると、現像剤Gによって第1回転部材120の外周面に形成される磁気ブラシも減少するため、ホッパ部119の補充口119Aが開放状態となり、ホッパ部119からハウジング102内へトナーTが補充される。
次に、トナーTが補充されてトナー濃度が上昇し、画像濃度が要求される濃度に戻った場合を考える。この場合、第1撹拌室103の滞留域Rから第2回転部材130の動作により補助収容室107へ流入する現像剤Gにおいてもトナー濃度が上昇する。そして、搬送部材112によって補助収容室107内を搬送され、第1回転部材120に吸着される現像剤Gにおいてもトナー濃度が上昇する。そして、トナー濃度が高くなると、現像剤Gによって第1回転部材120の外周面に形成される磁気ブラシも増加するため、ホッパ部119の補充口119Aが閉塞状態となり、ホッパ部119からハウジング102内へのトナーTの補充が抑制される。
以上のように、本実施形態の現像装置100では、画像形成速度に関わらず、現像剤Gのトナー濃度に応じて補充口119Aが開閉される。そのため、現像剤Gの第1搬送速度を変更したときに、トナー像TZの濃度を維持するために必要なトナーTの量と、トナーTが実際に補給される量との差が大きくなることが抑制される。また、本実施形態の現像装置100では、第1回転部材120の外周に形成される磁気ブラシにより補充口119Aの開閉が行われるので、トナー濃度センサを設けることなく、トナー濃度を自律制御することが実現される。
ここで、第2回転部材130を設けず、第1撹拌室103の滞留域Rに滞留した現像剤Gがハウジング102の第2仕切壁102Cを超えて補助収容室107へ流入する構成を考える。このような構成では、補助収容室107への現像剤Gの流入速度を制御しないため、第1撹拌室103の滞留域Rに滞留する現像剤Gの量が増加すると、それだけ流入速度も増加する。そして、流入速度が第1回転部材120による現像剤Gの排出速度を上回ると、補助収容室107内に現像剤Gが充満する。このような状況では、第1撹拌室103における現像剤Gのトナー濃度が低下したとしても、しばらくは補助収容室107に充満した多くの現像剤Gが第1回転部材120に吸着されることによりホッパ部119の補充口119Aが閉塞状態となるため、トナーTの補充が直ちに行われない。すなわち、トナー濃度の自律制御における追従性が低下してしまう。
これに対し、本実施形態では、第2回転部材130の動作により、補助収容室107への現像剤Gの流入速度が制御されるため、第1撹拌室103の滞留域Rに滞留する現像剤Gの量が増加しても、第2回転部材130の回転速度の増加分以上に現像剤Gの流入速度が増加することはない。したがって、本実施形態によれば、補助収容室107に現像剤Gが充満してしまうことはなく、そのため、第1撹拌室103における現像剤Gのトナー濃度の低下に対して感度良く追従し、トナーTの補充が行われる。
<第2回転部材の他の構成例>
図8は、第2回転部材130の他の構成例を採用した場合の図5(A)に対応する断面を拡大した図である。
本構成例において、現像装置100のハウジング102は、図7に示した構成と同様であり、カバー部材115の湾曲部115Bにより形成された空間に、第2回転部材130が収容されている。図8に示す第2回転部材130は、図7に示した構成例と同様に、円柱状の磁石130Cと、磁石130Cの外周を覆う円筒状のスリーブ130Dとを備えている。
磁石130Cは、図7に示した磁石130Aと同様に、ピックアップ極であるN極と、保持極であるS極とを有する。磁石130Cの磁極Nは、磁石130Aの磁極Nと同様に、第2回転部材130と第1撹拌部材106とが対向する位置(図8において、いわゆる時計の4時の位置)に配置される。一方、磁極Sは、磁石130Aの磁極Sとは異なり、スリーブ130Dの表面が最も低くなる位置に配置される。図8に示す例では、いわゆる時計の6時の位置に磁極Sが配置されている。なお、これらの磁極の位置は、例示に過ぎず、図示の位置に限定するものではない。ピックアップ極である磁極Nの位置は、第1撹拌室103の滞留域Rに滞留する現像剤Gを吸着するのに適当な位置であれば良く、保持極である磁極Sの位置は、吸着された現像剤Gが第1撹拌室103に戻ってしまわない位置まで、現像剤Gを保持する位置であれば良い。また、スリーブ130Dの回転方向に沿って保持極である磁極Sの先に、スリーブ130の外周に保持された現像剤Gをスリーブ130から剥離するための磁極(ピックオフ極)を設けてもよい。ピックオフ極は、一例として、S極で構成され、第2開口部117Bを介して第2回転部材130と搬送部材112とが対向する位置(図7に示す例では、いわゆる時計の8時の位置)に配置される。
図8に示す第2回転部材130のスリーブ130Dは、第1撹拌部材106および第2撹拌部材108が回転している間、第1回転部材120のスリーブ120Bと同じ方向へ、同程度の回転速度で連続して回転するように制御される。また、第2回転部材130は、第1回転部材120と回転軸を同一とするように構成して良い。言い換えれば、この構成例において、第1回転部材120のスリーブ120Bと第2回転部材130のスリーブ130Dとは、同じ回転軸の周りを同じ方向に回転する。したがって、具体的構成の一例としては、第1回転部材120のスリーブ120Bと第2回転部材130のスリーブ130Dとを一体の筒状部材として形成し、回転させるようにしても良い。このスリーブ130Dは、第1回転部材120のスリーブ120Bと共に、第1撹拌部材106および第2撹拌部材108による現像剤Gの第1搬送速度および搬送部材112による現像剤Gの第2搬送速度の変化に伴って、回転速度が増減するように制御される。
このような構成としたことにより、第2回転部材130は、磁石130CのN極によって第1撹拌室103内の現像剤Gをスリーブ130Dの外周に吸着し、スリーブ130Dが自軸中心に回転することで、現像剤Gを第1撹拌室103内から第2回転部材130の下方を通って補助収容室107側へ搬送する。現像剤Gは、スリーブ130Dが磁石130CのS極を越えると、自重で補助収容室107内へ落下する。なお、図8に示す構成においては、スリーブ130DのN極からS極までの領域が第1撹拌室103に対向している。そのため、第2回転部材130の磁石130CのN極よりも低い位置で現像剤Gが第2回転部材130に吸着されてしまう可能性がある。この場合、第1撹拌室103の滞留域Rに滞留する現像剤Gの量が第2回転部材130のピックアップ極に吸着されるほど多くなくても現像剤Gが補助収容室107に流入することとなり、トナー濃度の自律制御の制度を低下させる原因となる。そこで、このような構成とする場合は、例えば、ハウジング102の第2仕切壁102Cの上辺に第1撹拌室103側へ迫り出し、N極の高さまで第2回転部材130を覆うカバーを設け、N極よりも低い位置で現像剤Gが第2回転部材130に吸着されないように構成しても良い。
以上、本実施形態について説明したが、本発明の具体的な態様は上記の実施形態に限定されるものではない。例えば、上記の実施形態では、第1撹拌部材106において、軸太部106Bにも第1翼部106Cを設けた。これに対し、軸太部106Bには第1翼部106Cを設けず、軸太部106Bの外周面に軸方向へ延びる溝を形成し、この溝を介して滞留域Rから軸太部106Bの下流側へ現像剤Gを搬送させるようにしても良い。また、軸太部106Bに代えて、例えば、軸部106Aの外周面で径方向に突出した板状のパドルを設けることにより、パドルの上流側に滞留域Rを発生させる構成としても良い。
また、上記の実施形態では、補助収容室107の長さをハウジング102(第1撹拌室103)の1/3程度とした。これに対し、例えば、トナー濃度の感度を高めたい場合は、補助収容室107の長さを短くしても良い。また、ハウジング102内における補助収容室107の配置の自由度は高いので、例えば、トナーカートリッジの装着位置等によっては、補助収容室107を第1撹拌室103と隣り合わない位置(例えば、図2および図4において左側に突出する位置)に設けても良い。
また、上記の実施形態では、第1撹拌部材106および第2撹拌部材108による現像剤Gの第1搬送速度の増減に応じて補助収容室107の搬送部材112による現像剤Gの第2搬送速度も増減することとした。これに対し、第2搬送速度は、第2回転部材130の動作による補助収容室107への現像剤Gの流入速度よりも速い状態が保持されることを条件として、第1搬送速度の増減に関わらず一定としても良い。また、第1回転部材120および第2回転部材130の回転速度も、上記の条件下で、第1搬送速度の増減に関わらず一定として良い。その他、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲の様々な実施態様や変形例が、本発明に含まれる。
10…画像形成装置、20…画像形成ユニット、22…感光体、30…転写部、100…現像装置、102…ハウジング、102B…第1仕切壁、104…現像ロール、106…第1撹拌部材、106A…軸部、106B…軸太部、107…補助収容室、110…速度切替部、112…搬送部材、112A…回転軸、112B…第3翼部、112C…第4翼部、119…ホッパ部、119A…補充口、120…第1回転部材、120A…磁石、120B…スリーブ、130…第2回転部材、130A…磁石、130B…スリーブ、130C…磁石、130D…スリーブ、C…キャリア、G…現像剤、T…トナー、TZ…トナー像

Claims (7)

  1. トナーおよびキャリアを含み、像保持体に現像剤像を形成するのに用いられる現像剤を収容する収容部と、
    前記収容部に対し、当該収容部内へ現像剤を供給する第1開口および当該収容部内の現像剤を取り込む第2開口を介して接続され、現像剤を収容する補助収容部と、
    前記第1開口に設けられ、前記補助収容部内の現像剤を前記収容部内へ送る第1搬送部材と、
    前記第2開口に設けられ、前記収容部内の現像剤を前記補助収容部内へ送る第2搬送部材と、
    前記第1搬送部材に相対して開口し、前記補助収容部内から前記収容部内へ送られる現像剤に補充されるトナーを供給する供給部と、
    を備え
    前記第1搬送部材は、回転しながら前記補助収容部に対向する面に当該補助収容部内の現像剤を吸着させ、当該面を前記供給部の開口に対向させた後、当該面を前記収容部に対向させて現像剤の吸着を解く回転体であり、
    前記第2搬送部材は、回転しながら前記収容部に対向する面に当該収容部内の現像剤を吸着させた後、当該面を前記補助収容部に対向させて現像剤の吸着を解く回転体であることを特徴とする、現像装置。
  2. 前記第2搬送部材は、前記第1搬送部材が単位時間あたりに前記補助収容部から前記収容部へ搬送する現像剤に相当する量の現像剤を、単位時間あたりに前記収容部から前記補助収容部へ搬送することを特徴とする、請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記供給部は、前記第1搬送部材の上方に設けられ、
    前記第1搬送部材は、回転しながら、少なくとも特定の面を、前記補助収容部、前記供給部、前記収容部の順に対向させるように回転し、
    前記第2搬送部材は、回転しながら、少なくとも特定の面を、前記収容部、前記補助収容部の順に対向させるように回転することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記第2搬送部材は、現像剤を吸着させる面を前記収容部に対向させた後、当該面を回転軸に対して上方を通過させて、前記補助収容部に対向させるように回転することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の現像装置。
  5. 前記第1搬送部材および前記第2搬送部材は、同じ回転軸の周りを同じ方向に回転することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の現像装置。
  6. 前記キャリアは磁性を有し、
    前記第1搬送部材は、磁力により現像剤を吸着し、磁力により現像剤の吸着を解き、
    前記第2搬送部材は、磁力により現像剤を吸着し、磁力により現像剤の吸着を解くことを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の現像装置。
  7. 像保持体と、
    トナーおよびキャリアを含み、前記像保持体に現像剤像を形成するのに用いられる現像剤を収容する収容部と、
    前記収容部に対し、当該収容部内へ現像剤を供給する第1開口および当該収容部内の現像剤を取り込む第2開口を介して接続され、現像剤を収容する補助収容部と、
    前記第1開口に設けられ、前記補助収容部内の現像剤を前記収容部内へ送る第1搬送部材と、
    前記第2開口に設けられ、前記収容部内の現像剤を前記補助収容部内へ送る第2搬送部材と、
    前記第1搬送部材に相対して開口し、前記補助収容部内から前記収容部内へ送られる現像剤に補充されるトナーを供給する供給部と、
    前記像保持体に形成された現像剤像を記録媒体に転写する転写部と、
    を備え
    前記第1搬送部材は、回転しながら前記補助収容部に対向する面に当該補助収容部内の現像剤を吸着させ、当該面を前記供給部の開口に対向させた後、当該面を前記収容部に対向させて現像剤の吸着を解く回転体であり、
    前記第2搬送部材は、回転しながら前記収容部に対向する面に当該収容部内の現像剤を吸着させた後、当該面を前記補助収容部に対向させて現像剤の吸着を解く回転体であることを特徴とする、画像形成装置。
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