JP6435745B2 - 現像装置、組立体、及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置、組立体、及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6435745B2
JP6435745B2 JP2014193954A JP2014193954A JP6435745B2 JP 6435745 B2 JP6435745 B2 JP 6435745B2 JP 2014193954 A JP2014193954 A JP 2014193954A JP 2014193954 A JP2014193954 A JP 2014193954A JP 6435745 B2 JP6435745 B2 JP 6435745B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
developing device
speed
toner
stirring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014193954A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016065946A (ja
Inventor
加藤 直
加藤  直
須藤 真樹
真樹 須藤
菊池 睦
睦 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2014193954A priority Critical patent/JP6435745B2/ja
Publication of JP2016065946A publication Critical patent/JP2016065946A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6435745B2 publication Critical patent/JP6435745B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、現像装置、組立体、及び画像形成装置に関する。
特許文献1の現像装置は、第2回転搬送体と、第2回転搬送体よりも現像剤の搬送能力が大きい第1回転搬送体とで、現像剤を撹拌及び搬送している。第2回転搬送体の上方には、現像剤が溜まる現像剤溜まり部が設けられており、現像剤溜まり部内には、現像剤量検知装置が設けられている。
特開2011−002526号公報
トナーとキャリアを含む現像剤を撹拌部材で撹拌及び搬送しながら保持部材へ供給し現像する現像装置にトナー濃度センサを設け、トナー濃度センサで検知されたトナー濃度が低いときにトナーを補給する構成がある。この構成では、現像で消費されるトナー量が増加する場合、撹拌部材による現像剤の搬送速度を基準速度よりも高速にするとトナー濃度センサ周辺の現像剤量が増加する。このため、実際のトナー濃度が低くてもトナーが必要量あると検知され、トナーが補給されない可能性がある。即ち、現像剤の搬送速度を変えたときにトナー補給量と必要量との差が大きくなる可能性がある。
本発明は、トナーとキャリアを含む現像剤を保持する保持部材に現像剤を搬送しながら供給すると共にトナーを補給する現像装置において、収容部から補助収容部に流入する単位時間当りの現像剤量よりも搬送部材で搬送される単位時間当りの現像剤量が少ない構成に比べて、撹拌部材による現像剤の搬送速度を変えたときにトナーの補給量と必要量との差が大きくなるのを抑制することを目的とする。
本発明の請求項1に係る現像装置は、自軸中心に回転しトナーとキャリアとを含む現像剤を自軸方向に搬送しながら撹拌する撹拌部材を収容し、補充口を通じて上方からトナーが補充され、現像剤を保持する保持部材に供給される現像剤を収容する収容部と、前記撹拌部材による現像剤の搬送速度を変更する変更手段と、前記撹拌部材の軸部に設けられ前記収容部内で現像剤を滞留させる滞留手段と、前記収容部内の現像剤が滞留する前記自軸方向の一部で流入口を通じて接続され、現像剤を収容する補助収容部と、前記補助収容部に設けられ、前記収容部から前記補助収容部に流入する単位時間当りの現像剤量よりも搬送される単位時間当りの現像剤量が多くなるように、前記自軸方向に沿って現像剤を搬送する搬送部材と、前記収容部及び前記補助収容部の上方に設けられ、前記補充口に臨み、自軸中心に回転して前記補助収容部内の現像剤を吸着し、前記補充口内を経由し、現像剤を前記収容部まで搬送する回転部材と、を有する。
本発明の請求項2に係る現像装置の前記滞留手段は、前記収容部の壁部で囲まれ前記軸部よりも直径が大きい軸太部を有する。
本発明の請求項3に係る現像装置の前記搬送部材は、前記補助収容部の内側で回転可能に支持された回転軸に設けられ、前記回転軸の回転に伴って軸方向に現像剤を搬送する複数の翼部を備え、前記回転部材と対向する複数の前記翼部の外径は、前記流入口に近い方が前記流入口から遠い方に比べて大きくなっている。
本発明の請求項4に係る現像装置の前記搬送部材は、前記補助収容部の内側で回転可能に支持された回転軸に設けられ、前記回転軸の回転に伴って軸方向に現像剤を搬送する複数の翼部を備え、前記回転部材と対向する複数の前記翼部の前記軸方向の間隔は、前記流入口に近い方が前記流入口から遠い方に比べて広くなっている。
本発明の請求項5に係る組立体は、像保持体と、前記像保持体に前記保持部材の現像剤による現像剤像を形成する。
本発明の請求項6に係る画像形成装置は、請求項5に記載の組立体と、前記現像剤像を記録媒体に転写する転写部と、を有する。
本発明の請求項7に係る画像形成装置は、像保持体と、前記像保持体に前記保持部材の現像剤による現像剤像を形成する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の現像装置と、前記現像剤像を記録媒体に転写する転写部と、を有する。
請求項1の発明は、トナーとキャリアを含む現像剤を保持する保持部材に現像剤を搬送しながら供給すると共にトナーを補給する現像装置において、収容部から補助収容部に流入する単位時間当りの現像剤量よりも搬送部材で搬送される単位時間当りの現像剤量が少ない構成に比べて、撹拌部材による現像剤の搬送速度を変えたときにトナーの補給量と必要量との差が大きくなるのを抑制することができる。
請求項2の発明は、現像剤の流路が開放されている構成に比べて、現像剤の滞留部よりも下流側へ搬送される現像剤の搬送量の変動を抑制することができる。
請求項3の発明は、複数の翼部の外径が同じ構成に比べて、回転部材に吸着される現像剤量の軸方向の差を低減することができる。
請求項4の発明は、複数の翼部の軸方向の間隔が同じ構成に比べて、回転部材に吸着される現像剤量の軸方向の差を低減することができる。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の現像装置を有していない構成に比べて、現像剤像の必要とされる濃度と得られた濃度との差が大きくなるのを抑制することができる。
請求項6の発明は、請求項5に記載の組立体を有していない構成に比べて、現像剤像の必要とされる濃度と得られた濃度との差が大きくなることに起因する画像不良を抑制することができる。
請求項7の発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の現像装置を有していない構成に比べて、現像剤像の必要とされる濃度と得られた濃度との差が大きくなることに起因する画像不良を抑制することができる。
第1実施形態に係る画像形成装置の全体構成図である。 第1実施形態に係る現像装置の平面図である。 第1実施形態に係る現像装置の縦断面図(図2の3−3断面)である。 第1実施形態に係る現像装置を平面視した概略図である。 (A)第1実施形態の第1撹拌室及び補助収容部の概略を示す縦断面図(図2の5A−5A断面)である。(B)第1実施形態の第1撹拌室の概略を示す縦断面図(図2の5B−5B断面)である。(C)第1実施形態の第1撹拌室の概略を示す縦断面図(図2の5C−5C断面)である。 第1実施形態に係る搬送部材の説明図である。 (A)第1実施形態の第1撹拌室から補助収容部へ現像剤が溢れる状態を示す説明図である。(B)第1実施形態の第1撹拌室内で現像剤が撹拌及び搬送されている状態を示す説明図である。(C)第1実施形態の第1撹拌室内の軸太部の周囲で現像剤が撹拌及び搬送されている状態を示す説明図である。 第1実施形態に係るハウジング内の現像剤のトナー濃度と補助収容室内の現像剤量との関係を示すグラフである。 (A)第2実施形態に係る搬送部材の説明図である。(B)、(C)第2実施形態に係る搬送部材により回転部材へ現像剤が搬送される状態を示す説明図である。 (A)第3実施形態に係る搬送部材の説明図である。(B)、(C)第3実施形態に係る搬送部材により回転部材へ現像剤が搬送される状態を示す説明図である。
[第1実施形態]
第1実施形態に係る現像装置、組立体、及び画像形成装置の一例について説明する。
〔全体構成〕
図1には、第1実施形態の画像形成装置10が示されている。画像形成装置10は、筐体11を有する。また、画像形成装置10は、一例として、用紙Pを搬送する搬送部12と、トナー像TZを形成する組立体の一例としての4つの画像形成ユニット20と、用紙Pにトナー像TZを転写する転写部30と、トナー像TZを用紙Pに定着する定着部40とを有する。4つの画像形成ユニット20は、使用する4色(例えば、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック)のトナーを除いて、同様の構成とされている。
また、画像形成装置10は、各部及び各ユニットの動作を制御する制御部50を有する。用紙Pは、記録媒体の一例である。トナー像TZは、現像剤像の一例である。また、トナー像TZは、後述する現像装置100が現像剤G(図3参照)で現像を行うことで形成される。
なお、以下の説明では、画像形成装置10をユーザ(図示省略)が立つ側から正面視して、装置幅方向、装置高さ方向、装置奥行き方向をX方向、Y方向、Z方向と記載する。X方向、Y方向、Z方向は、互いに直交している。また、X方向、Y方向、Z方向のそれぞれ一方側と他方側を区別する必要がある場合は、画像形成装置10を正面視して、上側をY側、下側を−Y側、右側をX側、左側を−X側、奥側をZ側、前側を−Z側と記載する。
(現像剤)
図3に示すように、現像剤Gは、一例として、負極性に帯電する非磁性のトナーT及び正極性に帯電し磁性を有するキャリアCを主成分として、さらに、添加剤を含んで構成されている。
<画像形成ユニット>
図1に示すように、画像形成ユニット20は、像保持体の一例としての感光体22と、感光体22を帯電させる帯電ロール24と、帯電した感光体22を露光して潜像を形成する露光部26と、感光体22にトナー像TZを形成する現像装置100とを有する。さらに、画像形成ユニット20は、感光体22をクリーニングするクリーニングブレード28を有する。このように、画像形成ユニット20は、帯電、露光、現像、清掃の各工程を行う電子写真方式のユニットである。なお、現像装置100の詳細については、後述する。
<転写部>
図1に示すように、転写部30は、感光体22からトナー像TZが転写される転写ベルト32と、転写ベルト32が巻き掛けられた駆動ロール33及び従動ロール34と、4本の一次転写ロール36と、二次転写ロール38とを有する。一次転写ロール36は、接地された感光体22との電位差により、感光体22上のトナー像TZを転写ベルト32へ一次転写させる。二次転写ロール38は、接地された駆動ロール33との電位差により、転写ベルト32上のトナー像TZを搬送されてきた用紙Pへ二次転写させる。
〔要部構成〕
次に、現像装置100について説明する。
図3に示すように、現像装置100は、収容部の一例としてのハウジング102と、保持部材の一例としての現像ロール104と、撹拌部材の一例としての第1撹拌部材106と、第2撹拌部材108とを有する。また、図2に示すように、現像装置100は、変更手段の一例としての速度切替部110と、滞留手段の一例としての軸太部106Bと、補助収容部の一例としての補助収容室107と、搬送部材112と、回転部材120とを有する。
さらに、図3に示すように、現像装置100は、現像ロール104の外周面に保持された現像剤Gの層の厚みを規制する層規制部材109と、回転部材120を介してハウジング102内へ供給されるトナーTを収容するホッパ部119とを有する。ハウジング102のY側には、ハウジング102を覆うカバー部材115が設けられている。なお、図3では、各部材を見やすくするために、一部の部材における断面のハッチングを省略している。
<ハウジング>
図3に示すように、ハウジング102は、Z方向に見て、X−Z面に沿った底壁102Aと、底壁102Aの中央部に立つ壁部の一例としての第1仕切壁102Bと、底壁102Aの中央部よりも−X側に立つ第2仕切壁102Cとを有する。さらに、ハウジング102は、底壁102AのZ側、−Z側、及び−X側の縁部で立つ側壁102Dを有する。ハウジング102のX側は開放されている。そして、ハウジング102は、現像剤Gを内部に収容している。
図4に示すように、ハウジング102は、Y方向に見てZ方向を長辺方向とし、X方向を短辺方向とする矩形状に形成されている。第1仕切壁102Bは、ハウジング102のX方向中央部でZ方向に沿って延びている。第2仕切壁102Cは、一例として、第1仕切壁102Bの1/3程度の長さで、ハウジング102の−Z側からZ方向に沿って延びている。また、ハウジング102の内部には、第1仕切壁102B及び第2仕切壁102Cによって仕切られることにより、第1撹拌室103、第2撹拌室105、及び補助収容室107が形成されている。
(第1撹拌室)
図4に示すように、第1撹拌室103は、第1仕切壁102Bに対して−X側にあり、且つ第2仕切壁102Cに対してX側に配置されている。また、第1撹拌室103は、ハウジング102の−Z側の側壁102DからZ側の側壁102Dまで形成されている。第1撹拌室103には、第1撹拌部材106がZ方向を軸方向として回転可能に設けられている。第1撹拌部材106は、軸部106A、軸太部106B、及び第1翼部106Cを有する。なお、第1撹拌部材106の詳細については、後述する。さらに、図3に示すように、第1撹拌室103の底面103Aは、Z方向に見て、Y側を開口側とする半円状に湾曲した湾曲面となっている。
また、図5(A)に示すように、第1撹拌室103は、補助収容室107とX方向で隣り合う位置において、Z方向に見て、底壁102Aと、第1仕切壁102Bと、第2仕切壁102Cと、カバー部材115とで囲まれている。軸部106Aとカバー部材115との間隔d1は、軸部106Aと底壁102Aとの間隔、軸部106Aと第1仕切壁102Bとの間隔、及び軸部106Aと第2仕切壁102Cとの間隔よりも大きくなっている。
さらに、図2に示す第1撹拌室103は、補助収容室107とX方向で隣り合う位置よりもZ側で、且つ後述する軸太部106Bよりも−Z側の中間位置(断面5B−5B)において、図5(B)に示すように、断面円形に形成されている。具体的には、第1撹拌室103は、該中間位置において、Z方向に見て、底壁102Aと、第1仕切壁102Bと、第2仕切壁102Cと、流路部材102Eとに囲まれている。
流路部材102Eは、Z方向を長手方向とする角柱状の部材から−Y側が半円状に切り欠かれて湾曲面102Fが形成された形状となっている。また、流路部材102Eは、湾曲面102Fが第1撹拌部材106と対向した状態で、且つ第1仕切壁102B、側壁102D、及びカバー部材115と接触した状態で固定されている。ここで、既述の中間位置では、湾曲面である底面103Aと湾曲面102Fとで囲まれることにより、軸部106Aと第1撹拌室103の各壁との間隔d2が周方向で同程度となり、X−Y断面が円形の流路が形成されている。なお、間隔d2は、既述の間隔d1(図5(A)参照)よりも小さい。
加えて、図5(C)に示すように、第1撹拌室103は、後述する軸太部106Bが形成された位置において、底壁102Aと、第1仕切壁102Bと、第2仕切壁102Cと、流路部材102Eとに囲まれて、既述の中間位置と同様に断面円形に形成されている。即ち、既述の中間位置における第1撹拌室103の断面積と、軸太部106Bが設けられた位置における第1撹拌室103の断面積とは、同程度となっている。
また、軸太部106Bと、軸太部106Bを囲む各壁との間隔d3は、既述の間隔d2(図5(B)参照)よりも小さい。即ち、軸太部106Bが設けられた位置では、既述の中間位置に比べて、第1撹拌室103内の現像剤Gの流路の断面積が小さくなっている。
(第2撹拌室)
図4に示すように、第2撹拌室105は、第1仕切壁102Bに対してX側に配置されている。第2撹拌室105には、第2撹拌部材108がZ方向を軸方向として回転可能に設けられている。また、図3に示すように、ハウジング102の内部には、第2撹拌室105に対するX側に現像ロール104が収容される現像室111が形成されている。第2撹拌室105と現像室111とは、仕切部材が無く繋がっている。
図4に示すように、仕切壁102Bの−Z側の端部に対する−Z側には、X方向に開口し、第1撹拌室103と第2撹拌室105とを繋ぐ入口116が形成されている。また、仕切壁102BのZ側の端部に対するZ側には、X方向に開口し、第1撹拌室103と第2撹拌室105とを繋ぐ出口118が形成されている。つまり、仕切壁102Bは、入口116から出口118まで形成されている。
ここで、ハウジング102の内部に収容された現像剤G(図3参照)は、第1撹拌部材106及び第2撹拌部材108の回転により、第1撹拌室103内及び第2撹拌室105内を搬送され、図示の時計回り方向に循環する。また、第2撹拌室105内の現像剤Gの一部は、現像ロール104に供給される。
<現像ロール>
図3に示すように、現像ロール104は、Z方向を軸方向として固定されたマグネットロール104Aと、マグネットロール104Aの外側でマグネットロール104Aと同心で回転可能に支持された現像スリーブ104Bとを有する。マグネットロール104Aは、周方向に沿って、後述する複数の磁極が設けられており、現像剤Gを引き付ける、もしくは、退ける磁力を発生する。
現像スリーブ104Bは、現像剤Gを外周面に保持し、感光体22の潜像をトナーTで現像してトナー像TZを形成するようになっている。なお、図4には、現像ロール104の現像剤Gが吸着される範囲が二点鎖線で示されている。また、図4には、現像剤GのZ方向の使用領域Kが矢印で示されている。使用領域Kとは、現像ロール104における現像剤Gが保持された領域で、且つ感光体22(図3参照)の潜像を現像するときに使用される現像剤Gの領域を表している。
<第1撹拌部材>
図4に示すように、第1撹拌部材106は、Z方向を軸方向とする円柱状の軸部106Aと、軸部106Aに設けられた軸太部106Bと、軸部106A及び軸太部106Bの外周に形成された螺旋状の第1翼部106Cとを有する。そして、第1撹拌部材106は、自軸中心に回転して−Z側からZ側に現像剤Gを撹拌しながら搬送する。第1撹拌部材106によりZ側に搬送された現像剤Gは、出口118を通して第2撹拌室105内へ流入するようになっている。
(軸太部)
図5(C)に示すように、軸太部106Bは、第1撹拌室103の壁部(底壁102A、第1仕切壁102B、側壁102D、及び流路部材102E)と間隔d3をあけて、軸部106A(図5(B)参照)の径方向に張り出された円柱状の部位である。軸太部106Bの直径は、軸部106Aの直径よりも大きく、且つ第1翼部106Cの直径よりも小さい大きさとされている。
また、図4に示すように、軸太部106Bは、軸部106AのZ方向中央部よりも−Z側で、且つ軸部106Aにおける補助収容室107のZ側端部とX方向に隣り合う部位よりもZ側となる部位に設けられている。ここで、既述のように、軸太部106Bが設けられた位置では、既述の中間位置における現像剤Gの流路の断面積に比べて、現像剤Gの流路の断面積が小さくなっており、軸太部106Bよりも−Z側の第1撹拌室103内で現像剤Gが滞留するようになっている。
<第2撹拌部材>
図4に示すように、第2撹拌部材108は、Z方向を軸方向とする円柱状の軸部108Aと、軸部108Aの外周に形成された螺旋状の第2翼部108Bとを有する。そして、第2撹拌部材108は、自軸中心に回転して現像剤Gを撹拌しながらZ側から−Z側に搬送する。第2撹拌部材108により−Z側に搬送された現像剤Gは、入口116を通して第1撹拌室103内へ流入するようになっている。なお、第2翼部108Bは、軸部108Aの現像ロール104(使用領域K)と対向する位置に配置されている。
第2撹拌部材108における第2翼部108BのZ方向の1ピッチの長さと、第1撹拌部材106における第1翼部106CのZ方向の1ピッチの長さとは、同程度とされている。このため、第1撹拌部材106と第2撹拌部材108とは、現像剤Gの第1搬送速度[g/m]が同程度となっている。
<変更部>
図4に示すように、速度切替部110は、既述の制御部50(図1参照)に含まれる制御部60と、制御部60により動作が制御される駆動部70とを有する。駆動部70は、図示しないモータ及びギヤを有しており、第1撹拌部材106、第2撹拌部材108、及び搬送部材112を回転駆動させるようになっている。また、図2に示すように、駆動部70は、現像ロール104及び回転部材120を回転駆動させるようになっている。
ここで、図2及び図4において、制御部50は、現像ロール104、回転部材120、及び搬送部材112が、それぞれに設定された設定回転速度で回転するように制御を行う。また、制御部50は、画像形成装置10(図1参照)において、画像形成速度(トナー像TZ(図1参照)が形成される用紙Pの搬送速度)が変更されたとき、第1撹拌部材106及び第2撹拌部材108の回転速度を変更する制御を行うようになっている。
具体的には、速度切替部110は、画像形成装置10(図1参照)における画像形成速度を基準速度に対して増加させるとき、第1撹拌部材106及び第2撹拌部材108の回転速度を基準回転速度よりも増加させて現像剤Gの第1搬送速度を増加させる。また、速度切替部110は、既述の画像形成速度を基準速度に対して低下させるとき、第1撹拌部材106及び第2撹拌部材108の回転速度を基準回転速度よりも低下させて現像剤Gの第1搬送速度を低下させる。
さらに、速度切替部110は、一例として、画像形成装置10(図1参照)における画像形成速度を基準速度に対して増加させるとき、後述する搬送部材112及び回転部材120の回転速度をそれぞれの基準回転速度よりも増加させる。また、速度切替部110は、一例として、画像形成装置10(図1参照)における画像形成速度を基準速度に対して低下させるとき、後述する搬送部材112及び回転部材120の回転速度をそれぞれの基準回転速度よりも低下させる。
<補助収容部>
図5(A)に示すように、補助収容室107は、第2仕切壁102Cに対して−X側に配置されている。また、補助収容室107は、Z方向に見て、底壁102Aと、第2仕切壁102Cと、側壁102Dとで囲まれており、内部に現像剤G(図3参照)を収容可能となっている。さらに、補助収容室107内の底面は、第1撹拌室103内の底面103AよりもY側の高い位置にある。
第2仕切壁102CのY側の端面とカバー部材115の−Y側の下面との間が、流入口113とされている。また、第2仕切壁102CのY側の端部の高さは、一例として、第1撹拌部材106のY方向の最も高い位置とほぼ同じ高さとなっている。これにより、第1撹拌室103から溢れて補助収容室107内に流入する現像剤G(図3参照)の量(g/s)が設定範囲内となり、補助収容室107内では、現像剤Gが詰まらないようになっている。
流入口113のY方向の幅はd4(<d1)となっている。なお、側壁102Dの高さは、第2仕切壁102Cの高さよりも高くなっており、補助収容室107に流入した現像剤Gがハウジング102の外側へ流出しないようになっている。
ここで、図4に示す現像装置100において、第1撹拌室103内の軸太部106Bよりも−Z側(上流側)で且つ流入口113に臨む部位を滞留部132と称する。補助収容室107は、流入口113を通じて滞留部132に接続されている。滞留部132では、軸太部106Bによって現像剤Gの流れが制限されることで、現像剤Gが滞留するようになっている。
図2に示すように、補助収容室107のZ方向中央部のY側(上方)には、補助収容室107の一部を覆う上壁部121が形成されている。そして、流入口113は、補助収容室107のZ側の端部から上壁部121のZ側の端部までに臨んで形成されている。なお、上壁部121の−Z側の端部から補助収容室107の−Z側の端部までの間でY方向に開口する部位を開口部117と称する。
<搬送部材>
図6に示すように、搬送部材112は、Z方向を軸方向とする円柱状の回転軸112Aと、回転軸112Aの外周に形成された螺旋状の第3翼部112Bと、回転軸112Aの外周に形成され第3翼部112Bとは逆向きの第4翼部112Cとを有する。第3翼部112Bは、翼部の一例であり、回転軸112Aの回転に伴って補助収容室107の−Z側に現像剤Gを搬送するように形成されている。搬送部材112によりZ方向(自軸方向)に沿って補助収容室107の−Z側に搬送された現像剤Gは、開口部117(図3参照)を通して回転部材120へ供給されるようになっている。
複数の第3翼部112Bの一部は、回転部材120と対向している。また、複数の第3翼部112BのZ方向の間隔は、一例として、それぞれ間隔L1となっている。さらに、複数の第3翼部112Bの外径は、一例として、それぞれ外径D1となっている。
図4に示すハウジング102から補助収容室107に流入する単位時間当りの現像剤量を流入速度[g/m]と称し、搬送部材112によって搬送される単位時間当りの現像剤量を第2搬送速度[g/m]と称する。ここで、速度切替部110は、第1撹拌部材106及び第2撹拌部材108による第1搬送速度が変更されても、第2搬送速度が流入速度よりも速い状態が保持(維持)されるように、搬送部材112の回転速度を制御している。
具体的に、本実施形態では、流入速度が第1搬送速度と相関があるものとして設定されている。即ち、本実施形態では、第1搬送速度の増加又は減少が決定されることにより、第1搬送速度に対応する流入速度の増加又は減少が決定されるようになっている。そして、速度切替部110は、決定された流入速度よりも第2搬送速度が速くなる(単位時間当りの現像剤Gの搬送量が多くなる)ように、搬送部材112を回転制御する構成とされている。
<回転部材>
図3に示すように、カバー部材115には、Y方向に貫通された貫通孔115Aが形成されている。回転部材120は、第1撹拌室103及び補助収容室107の上方(Y側)で且つ貫通孔115Aの内側に、Z方向を軸方向として設けられている。また、回転部材120は、磁力により現像剤Gを外周に保持可能なロールであり、磁石120Aと、スリーブ120Bとを有する。
磁石120Aは、Z方向両端部がハウジング102のZ側及び−Z側に固定された円柱状に形成されている。また、磁石120Aは、一例として、補助収容室107内の現像剤Gを吸い上げ、当該現像剤Gをスリーブ120Bの外周に吸着させるN極(ピックアップ極)と、当該現像剤Gをスリーブ120Bの外周に保持させるためのS極(保持極)とを有する。
磁極Nは、一例として、回転部材120をZ方向に見て、回転方向を時計回り方向として8時の位置に配置されている。8時の位置とは、開口部117を介して回転部材120と搬送部材112とが対向する位置に相当する。
磁極Sは、回転方向を時計回り方向として12時の位置(磁極Nよりも下流側の位置)に配置されている。12時の位置とは、回転部材120が、後述するホッパ部119の補充口119Aに臨む位置である。なお、スリーブ120Bの外周に保持された現像剤Gをスリーブ120Bから剥離するための磁極(ピックオフ極)を設けてもよい。ピックオフ極は、一例として、S極で構成され、回転方向を時計回り方向として4時の位置に配置してよい。
スリーブ120Bは、Z方向両端部がハウジング102のZ側及び−Z側の側壁102D(図4参照)に支持されており、磁石120Aの周囲でZ方向を軸方向として回転可能に設けられている。スリーブ120Bの回転駆動は、制御部60(図2参照)により制御され、駆動部70(図2参照)により行われる。また、スリーブ120Bは、第1撹拌部材106及び第2撹拌部材108が回転している間、連続して回転するように制御される。
具体的に、スリーブ120Bは、第1撹拌部材106及び第2撹拌部材108による現像剤Gの第1搬送速度が増加され、搬送部材112による現像剤Gの第2搬送速度が増加されたとき、制御部60(図2参照)により、回転速度が増加するように制御される。また、スリーブ120Bは、第1撹拌部材106及び第2撹拌部材108による現像剤Gの第1搬送速度が低下され、搬送部材112による現像剤Gの第2搬送速度が低下されたとき、制御部60により、回転速度が低下するように制御される。
このように、回転部材120は、N極によって補助収容室107内の現像剤Gをスリーブ120Bの外周に吸着し、スリーブ120Bが自軸中心に回転することで、現像剤Gを補助収容室107内から補充口119Aを経由して、第1撹拌室103内まで搬送する。なお、現像剤Gは、スリーブ120Bが磁石120AのS極を越えると、自重で第1撹拌室103内へ落下するようになっている。
<ホッパ部>
図3に示すように、カバー部材115上には、トナーTを収容するホッパ部119が設けられている。ホッパ部119の底部には、Y方向に貫通された補充口119Aが形成されている。補充口119Aは、貫通孔115Aと繋がっている。
また、補充口119Aの周囲の壁部と回転部材120の外周面との間には、回転部材120の外周面に形成された設定量の現像剤Gの磁気ブラシにより塞がる大きさの間隔が形成されている。磁気ブラシを形成する現像剤Gの量が設定量よりも少ない場合は、補充口119Aの周囲の壁部と回転部材120の外周面との間が開放される。
即ち、補充口119Aは、回転部材120が保持する現像剤Gの磁気ブラシを形成する現像剤Gの量の増加又は減少により、閉塞され又は開放されるようになっている。補充口119Aの閉塞状態では、ハウジング102内にトナーTは補充されない。補充口119Aの開放状態では、補充口119Aを通じてホッパ部119からハウジング102内にトナーTが補充される。
〔比較例〕
図4に示す第1実施形態の現像装置100において、補助収容室107内に搬送部材112が無く、軸太部106B及び滞留部132が設けられておらず、補助収容室107の側面にトナー濃度センサが設けられたものを比較例の現像装置(図示省略)とする。トナー濃度センサは、一例として、光学式のセンサであり、現像剤Gの嵩が設定量よりも少なくなり、現像剤Gの剤面を検知する光が遮断されなくなることを検知して、現像剤G中のトナーTの濃度の不足を検知するようになっている。なお、現像剤G中のトナーTの濃度が高くなることは、現像剤Gの嵩が上がることを意味している。
比較例の現像装置では、画像形成装置10(図1参照)において、既述の画像形成速度を増加させるとき、第1撹拌部材106及び第2撹拌部材108による現像剤Gの第1搬送速度が増加される。ここで、比較例の現像装置では、現像剤Gの第1搬送速度が増加されると、補助収容室107内に流入する単位時間当りの現像剤Gの量が増加する。
しかし、比較例の現像装置では、補助収容室107内に現像剤Gを搬送する部材が無いため、補助収容室107内を下流側へ向けて単位時間当りに流れる現像剤Gの量が、補助収容室107内へ流入する単位時間当りの現像剤Gの量よりも少なくなる。このため、トナー濃度センサで検知している部位の現像剤Gの嵩が、第1搬送速度の増加に起因して上がる。これにより、比較例の現像装置では、現像剤G中のトナーTの濃度が低い場合でも、嵩の増加によりトナーTの濃度が高い状態であると検知してしまう可能性がある。
[作用]
次に、第1実施形態の作用について説明する。
<現像剤の循環>
図4に示すように、駆動部70により第1撹拌部材106及び第2撹拌部材108が回転されると、第1撹拌室103内の現像剤Gは、第1撹拌部材106によりZ側に搬送される。このとき、現像剤G中のトナーTとキャリアCとが撹拌される。そして、第1撹拌室103内のZ側端部に到達した現像剤Gは、出口118を通って第2撹拌室105内へ流入する。
第2撹拌室105内へ流入した現像剤Gは、第2撹拌部材108により−Z側に搬送される。このとき、現像剤Gは、トナーTとキャリアCとが撹拌されつつ使用領域Kに搬送される。使用領域Kでは、搬送中の現像剤Gの一部が、現像ロール104に供給され、磁力により現像ロール104の外周面に保持される。また、現像ロール104に保持されなかった現像剤Gは、第2撹拌室105内の−Z側端部に到達し、入口116を通って第1撹拌室103内へ流入する。このようにして、現像剤Gは、第1撹拌室103内及び第2撹拌室105内を循環される。
ここで、図7(C)に示すように、第1撹拌室103内における軸太部106Bの周囲では、現像剤Gが通過可能な流路断面積が、軸太部106Bが形成されていない部位(図7(B)参照)に比べて小さい。このため、軸太部106B付近で且つ軸太部106Bよりも上流側の位置では、図7(B)に示すように、現像剤Gが滞留して滞留部132が形成され、第1撹拌室103内に現像剤Gが満ちた状態となる。
続いて、図7(B)、(C)に示すように、軸太部106Bよりも上流側で第1撹拌室103内に現像剤Gが満ちた状態となることで、第1撹拌室103内における軸太部106Bの周囲での現像剤Gの量が断続的に変化することが抑制される。これにより、第1撹拌部材106が単位時間当りに搬送方向に搬送する現像剤Gの体積が一定に近い状態となる。さらに、軸太部106Bの周囲では、現像剤Gが圧縮された状態で搬送されるので、現像剤Gに作用する抵抗力が一定に近い状態となる。
このように、現像装置100では、軸太部106Bにより、現像剤Gを搬送する搬送力及び現像剤Gに作用する抵抗力が一定に近い状態となるため、軸太部106Bよりも下流側へ搬送される現像剤Gの搬送量の変動が抑制される。また、現像装置100では、図4に示すように、第1撹拌室103内の中央部に軸太部106Bが配置されている。このため、現像装置100では、軸太部106BがZ側端部に配置される場合に比べて、軸太部106Bよりも下流側で現像剤Gの搬送量の変動が抑制される搬送経路が長くなるので、トナーTの帯電量が必要とされる帯電量よりも低下することが抑制される。
一方、図4に示す現像装置100において、軸太部106Bにより滞留部132に滞留され、且つ滞留部132から溢れて補助収容室107内に流入した現像剤Gは、搬送部材112により−Z側へ搬送される。そして、搬送された現像剤Gは、回転部材120に吸着され、回転部材120の回転により第1撹拌室103内へ戻される。
ここで、図7(A)に示すように、流入口113が、第1撹拌部材106の上側の第1翼部106Cと同程度の高さに位置しているので、補助収容室107内に流入する現像剤Gの量は、滞留部132内の現像剤Gの量に比べて少ない。これにより、補助収容室107内が現像剤Gで詰まることがなくなるので、搬送部材112による現像剤Gの第2搬送速度[g/m]は、設定された搬送速度に近い状態で維持される。
<トナーの補給>
図1に示す画像形成装置10において、画像濃度の低下により、画像形成速度を増加させた場合、図4に示す現像装置100では、第1撹拌部材106及び第2撹拌部材108による現像剤Gの第1搬送速度が増加される。この場合、滞留部132で溢れて補助収容室107内に流れ込む現像剤Gの流入速度が、第1搬送速度を増加させる前に比べて増加する。
ここで、搬送部材112による現像剤Gの第2搬送速度は、画像形成速度の増加に伴い増加され、流入速度よりも速い状態が保持される。さらに、回転部材120の回転速度も第1搬送速度と等比で増加する。このため、回転部材120の周囲に現像剤Gが滞留することが抑制される。これにより、回転部材120(補助収容室107内の−Z側)に搬送される現像剤Gは、現像剤G中のトナーTの比率(トナー濃度)が低い状態が維持される。そして、現像装置100では、トナー濃度が低い場合、回転部材120に吸着される現像剤Gの量が少なくなるので、補充口119A(図3参照)と回転部材120との隙間が開放され、トナーTが第1撹拌室103内に補充される。
一方、画像濃度が設定濃度となっており、画像形成速度を基準速度に減少させた場合、現像装置100では、第1撹拌部材106及び第2撹拌部材108による現像剤Gの第1搬送速度が減少される。この場合、滞留部132で溢れて補助収容室107内に流れ込む現像剤Gの流入速度が、第1搬送速度を減少させる前に比べて減少する。
ここで、搬送部材112による現像剤Gの第2搬送速度は、画像形成速度の減少に伴い減少されるが、流入速度よりも速い状態が保持される。さらに、回転部材120の回転速度も第1搬送速度と等比で減少する。このため、回転部材120の周囲の現像剤Gの量が不足することが抑制される。これにより、回転部材120に搬送される現像剤Gは、トナー濃度が高い状態が維持される。そして、現像装置100では、トナー濃度が高い場合、回転部材120に吸着される現像剤Gの量が多くなるので、補充口119A(図3参照)と回転部材120との隙間が閉塞され、トナーTが第1撹拌室103内に補充されない。
このように、現像装置100では、画像形成速度に関わらず、現像剤G中のトナー濃度に応じて補充口119Aの開閉が行われるので、現像剤Gの第1搬送速度を変えたときにトナーTの補給量と必要量との差が大きくなることが、既述の比較例に比べて抑制される。また、現像装置100では、現像剤G中のトナー濃度に応じて補充口119Aの開閉が行われるので、トナー濃度センサを設けなくても、トナー濃度が自律制御される。
図8には、予め測定された現像剤G中のトナー濃度[%]と、補助収容室107内の現像剤Gの量[g]との関係がグラフG1、G2、G3、G4、G5で示されている。なお、補助収容室107内の現像剤Gの量[g]とは、回転部材120(図2参照)と対向する部位に存在する現像剤Gの量である。また、図8では、一例として、補充口119A(図3参照)が閉塞されるときの補助収容室107内の現像剤Gの最小量を3.0[g]として、破線Mで示している。
さらに、図8では、画像形成装置10(図1参照)が画像形成動作を行っているときに必要とされるトナー濃度の制御範囲をTCで示している。制御範囲TCは、一例として、5[%]以上11[%]以下となっている。
グラフG1は、現像装置100(図3参照)において、第1撹拌部材106及び第2撹拌部材108(図3参照)による現像剤Gの第1搬送速度を通常速度としたとき(1.0倍速)のトナー濃度の増加に伴う補助収容室107内の現像剤Gの量の増加を表している。
グラフG2は、現像装置100において、第1撹拌部材106及び第2撹拌部材108による現像剤Gの第1搬送速度を増加させたとき(1.5倍速)のトナー濃度の増加に伴う補助収容室107内の現像剤Gの量の増加を表している。
グラフG3は、現像装置100において、第1撹拌部材106及び第2撹拌部材108による現像剤Gの第1搬送速度を低下させたとき(0.5倍速)のトナー濃度の増加に伴う補助収容室107内の現像剤Gの量の増加を表している。
グラフG4は、比較例として、補助収容室107内の容積が本実施形態よりも小さいために、トナー濃度の変化に対する補助収容室107内の現像剤Gの量の変化の感度(以後、TC感度と称する)が高くなった場合を表している。
グラフG5は、比較例として、補助収容室107内の容積が本実施形態よりも大きいために、TC感度が低くなった場合を表している。
ここで、グラフG4から分かるように、TC感度が高い場合は、低いトナー濃度(例えば4.5[%]程度)でも、補充口119A(図3参照)が閉塞されてしまい、トナーTが補給されなくなってしまう。また、グラフG5から分かるように、TC感度が低い場合は、高いトナー濃度(例えば11[%]程度)でも、補充口119Aが開放されてしまい、トナーTが補給されてしまう。
一方、本実施形態の現像装置100(図3参照)では、グラフG1、G2、G3に示すように、第1撹拌部材106及び第2撹拌部材108(図3参照)による現像剤Gの第1搬送速度を変更しても、TC感度の変化は小さい。このように、現像装置100では、トナー濃度の増加に比例して、補助収容室107内の現像剤Gの量が制御範囲内で増加するので、補充口119Aの開放又は閉塞が、必要とされる時点に行われる。
なお、現像装置100では、既述のように、ハウジング102内で現像剤Gが循環している。このため、軸太部106B、補助収容室107、搬送部材112、及び回転部材120は、現像ロール104と対向する部位を除いて、ハウジング102内の他の場所に設けてもよい。即ち、現像装置100では、軸太部106B、補助収容室107、搬送部材112、及び回転部材120の配置の自由度が高い。
図1に示す画像形成ユニット20では、既述のように、現像剤Gの第1搬送速度を変えたときにトナーTの補給量と必要量との差が大きくなることが抑制される。これにより、画像形成ユニット20では、感光体22の潜像を現像するのに必要とされるトナーTの量が確保されるので、トナー像TZの必要とされる濃度と得られた濃度との差が大きくなることが抑制される。
図1に示す画像形成装置10では、画像形成ユニット20を有していない構成に比べて、トナー像TZの濃度の変動が抑制される。これにより、画像形成装置10では、トナー像TZの必要とされる濃度と得られた濃度との差が大きくなることに起因する画像不良(例えば、画像濃度の不足)が抑制される。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係る現像装置、組立体、及び画像形成装置の一例について説明する。なお、前述した第1実施形態と基本的に同一の部材及び部位には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図9(A)には、第2実施形態の現像装置140が示されている。現像装置140は、第1実施形態の現像装置100(図6参照)において、搬送部材112(図6参照)に換えて、搬送部材142が設けられている。
搬送部材142は、回転軸112Aと、回転軸112Aの外周に形成された螺旋状の第3翼部112B、112D、112Eと、第4翼部112Cとを有する。第3翼部112B、112D、112Eは、翼部の一例であり、回転軸112Aの回転に伴ってZ方向に現像剤Gを搬送するように形成されている。また、第3翼部112B、112D、112Eは、回転部材120の外周面と対向している。なお、第3翼部112B、112D、112Eは、流入口113に近い方(Z側)から遠い方(−Z側)に向けて、この順番で配置されている。
第3翼部112B、112D、112EのZ方向の間隔は、一例として、それぞれ間隔L1となっている。また、第3翼部112Bの外径D1、第3翼部112Dの外径D2、及び第3翼部112Eの外径D3は、D1>D2>D3となっている。回転部材120と対向しない複数の第3翼部112BのZ方向の間隔は、一例として、それぞれ間隔L1となっている。これにより、搬送部材142は、自軸中心に回転して、第1撹拌室103(図4参照)から流入した現像剤GをZ方向に沿って搬送し、開口部117(図3参照)を通して現像剤Gを回転部材120へ供給するようになっている。
ここで、速度切替部110(図4参照)は、既述の第1搬送速度が変更されたとき、搬送部材142が現像剤Gを搬送する第2速度が流入速度よりも速い状態が保持されるように、搬送部材142の回転速度を制御する。
[作用]
次に、第2実施形態の作用について説明する。
図1に示す画像形成装置10において、画像形成速度を増加させた場合、図9(A)に示す現像装置140では、第1撹拌部材106及び第2撹拌部材108(図4参照)による現像剤Gの第1搬送速度が増加される。この場合、滞留部132(図4参照)で溢れて補助収容室107内に流れ込む現像剤Gの流入速度が、第1搬送速度を増加させる前に比べて増加するが、搬送部材142の第2搬送速度も増加される。
続いて、図9(B)、(C)に示すように、補助収容室107内に流入した現像剤Gは、搬送部材142により搬送される。そして、搬送された現像剤Gは、回転部材120に吸着され、回転部材120の回転により第1撹拌室103(図3参照)内へ戻される。
ここで、搬送部材142による現像剤Gの第2搬送速度は、画像形成速度の増加に伴い増加されるが、流入速度よりも速い状態が保持される。さらに、回転部材120の回転速度も第1搬送速度と等比で増加する。そして、第1実施形態の現像装置100(図2参照)と同様の作用により、補助収容室107内の−Z側に搬送される現像剤Gの量は、現像剤G中のトナーTの比率(トナー濃度)の減少に応じて、減少する。
現像装置140では、トナー濃度が低い場合、回転部材120に吸着される現像剤Gの量が少なくなるので、補充口119A(図3参照)と回転部材120との隙間が開放され、トナーTが第1撹拌室103内に補充される。
一方、現像装置140では、トナー濃度が高い場合、回転部材120に吸着される現像剤Gの量が多くなるので、補充口119Aと回転部材120との隙間が現像剤Gにより閉塞され、トナーTが第1撹拌室103内に補充されない。即ち、補助収容室107内の−Z側に搬送される現像剤Gの量は、現像剤G中のトナーTの比率(トナー濃度)の増加又は減少に応じて、増加又は減少する。
このように、現像装置140では、画像形成速度に関わらず、現像剤G中のトナー濃度に応じて補充口119Aの開閉が行われるので、現像剤Gの第1搬送速度を変えたときにトナーTの補給量と必要量との差が大きくなることが抑制される。また、現像装置140では、現像剤G中のトナー濃度に応じて補充口119Aの開閉が行われるので、トナー濃度センサを設けなくても、トナー濃度が自律制御される。
さらに、図9(B)、(C)に示すように、現像装置140では、第3翼部112E、112D、112Bの順で外径が大きくなっている。このため、第3翼部112Bによる現像剤Gの第2搬送速度V1、第3翼部112Dによる現像剤Gの第2搬送速度V2、第3翼部112Eによる現像剤Gの第2搬送速度V3とすると、V1>V2>V3となる。これにより、現像剤Gの搬送方向における回転部材120の上流側と対向する位置では、現像剤Gが滞留しにくく、回転部材の中央部から下流側と対向する位置では、現像剤Gが滞留しやすくなる。
ここで、回転部材120に向けて搬送されてきた現像剤Gは、回転部材120の上流側部分から吸着が開始される。このため、補助収容室107内での現像剤Gの第2搬送速度が一定の場合は、回転部材120の上流側に多くの現像剤Gが吸着し、回転部材120の軸方向で吸着される現像剤Gの量に差が生じることになる。これは、補充口119A(図3参照)の開放状態又は閉塞状態に影響するため、補充されるトナーTの量が回転部材120の軸方向で異なる可能性がある。
一方、現像装置140では、現像剤Gが吸着しやすい回転部材120の上流側において、現像剤Gの第2搬送速度が速く、現像剤Gが吸着しにくい回転部材120の下流側において、現像剤Gの第2搬送速度が遅くなっている。これにより、現像装置140では、回転部材120の上流側と下流側とで、単位時間当りに回転部材120の外周面に吸着される現像剤Gの量が近い量となるので、回転部材120に吸着される現像剤Gの量の軸方向の差が低減される。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態に係る現像装置、組立体、及び画像形成装置の一例について説明する。なお、前述した第1、第2実施形態と基本的に同一の部材及び部位には、前記第1、第2実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図10(A)には、第3実施形態の現像装置150が示されている。現像装置150は、第1実施形態の現像装置100(図6参照)において、搬送部材112(図6参照)に換えて、搬送部材152が設けられている。
搬送部材152は、第2実施形態の搬送部材142(図9(A)参照)において、第3翼部112Bと第3翼部112DとのZ方向の間隔L2、第3翼部112Dと第3翼部112EとのZ方向の間隔L3が、L1>L2>L3とされている。なお、搬送部材152は、第3翼部112B、112D、112EのZ方向の間隔を除く他の構成は、搬送部材142と同様である。
[作用]
次に、第3実施形態の作用について説明する。
図10(A)に示す現像装置150では、第2実施形態の現像装置140(図9(A)参照)と同様に、画像形成速度に関わらず、現像剤G中のトナー濃度に応じて、補充口119A(図3参照)と回転部材120との隙間の開放又は閉塞が行われる。このため、現像剤Gの第1搬送速度を変えたときにトナーTの補給量と必要量との差が大きくなることが抑制される。また、現像装置150では、現像剤G中のトナー濃度に応じて補充口119Aの開閉が行われるので、トナー濃度センサを設けなくても、トナー濃度が自律制御される。
さらに、図10(B)、(C)に示すように、現像装置150では、搬送部材152において、第3翼部112E、112D、112Bの順で間隔が広くなっている。このため、第3翼部112Bと第3翼部112Dとの間の現像剤Gの第2搬送速度V4、第3翼部112Dと第3翼部112Eとの間の現像剤Gの第2搬送速度V5とすると、V1>V4>V5となる。
第2搬送速度V4、V5は、第2実施形態の現像装置140(図9(A)参照)と比較すると、V4<V2、V5<V3となる。このため、現像剤Gの搬送方向における回転部材120の上流側と対向する位置では、現像剤Gが滞留しにくく、回転部材の中央部から下流側と対向する位置では、現像剤Gがさらに滞留しやすくなる。これにより、現像装置150では、回転部材120の上流側と下流側とで、単位時間当りに回転部材120の外周面に吸着される現像剤Gの量が近い量となるので、回転部材120に吸着される現像剤Gの量の軸方向の差が低減される。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されない。
軸太部106Bでは、第1翼部106Cを設けずに軸太部106Bの外周面にZ方向に沿った溝を形成して、Z側に現像剤Gを搬送させるようにしてもよい。また、滞留手段は、軸太部106Bに限らず、例えば、軸部106Aの外周面で径方向に突出した板状のパドルを用いて、現像剤Gを滞留させてもよい。
補助収容室107のZ方向の長さは、ハウジング102のZ方向の長さの1/3程度に限らない。例えば、トナー濃度の感度を高めたい場合は、補助収容室107のZ方向の長さを短くしてもよい。また、既述のように、補助収容室107のハウジング102内の配置の自由度が高いので、例えば、トナーカートリッジをハウジング102の−Z側に装着する現像装置では、補助収容室107を−Z側に伸ばしてもよい。
搬送部材112において、第3翼部112Bの外径を変えずに、Z方向の間隔のみを第3実施形態の現像装置150と同様に変えてもよい。
搬送部材112、142、152の第2速度は、流入速度よりも速い状態が保持される前提において、第1搬送速度の増加又は減少に合わせて変更せずに一定の速度とされていてもよい。また、回転部材120の回転速度も第2速度と共に一定の速度とされていてもよい。
感光体22と現像装置100、140、150とは、画像形成ユニット20のように組立体となっているものに限らず、それぞれ独立した要素(単品)であってもよい。また、画像形成装置10は、画像形成ユニット20を有するものに限らず、感光体22と現像装置100、140、150とが独立したものであってもよい。
10 画像形成装置
20 画像形成ユニット(組立体の一例)
22 感光体(像保持体の一例)
30 転写部
100 現像装置
102 ハウジング(収容部の一例)
102B 第1仕切壁(壁部の一例)
104 現像ロール(保持部材の一例)
106 第1撹拌部材(撹拌部材の一例)
106A 軸部
106B 軸太部(滞留手段の一例)
107 補助収容室(補助収容部の一例)
110 速度切替部(変更手段の一例)
112 搬送部材
112A 回転軸
112B 第3翼部(翼部の一例)
112D 第3翼部(翼部の一例)
112E 第3翼部(翼部の一例)
113 流入口
119A 補充口
120 回転部材
140 現像装置
142 搬送部材
150 現像装置
152 搬送部材
C キャリア
G 現像剤
T トナー
TZ トナー像(現像剤像の一例)

Claims (7)

  1. 自軸中心に回転しトナーとキャリアとを含む現像剤を自軸方向に搬送しながら撹拌する撹拌部材を収容し、補充口を通じて上方からトナーが補充され、現像剤を保持する保持部材に供給される現像剤を収容する収容部と、
    前記撹拌部材による現像剤の搬送速度を変更する変更手段と、
    前記撹拌部材の軸部に設けられ前記収容部内で現像剤を滞留させる滞留手段と、
    前記収容部内の現像剤が滞留する前記自軸方向の一部で流入口を通じて接続され、現像剤を収容する補助収容部と、
    前記補助収容部に設けられ、前記収容部から前記補助収容部に流入する単位時間当りの現像剤量よりも搬送される単位時間当りの現像剤量が多くなるように、前記自軸方向に沿って現像剤を搬送する搬送部材と、
    前記収容部及び前記補助収容部の上方に設けられ、前記補充口に臨み、自軸中心に回転して前記補助収容部内の現像剤を吸着し、前記補充口内を経由し、現像剤を前記収容部まで搬送する回転部材と、
    を有する現像装置。
  2. 前記滞留手段は、前記収容部の壁部で囲まれ前記軸部よりも直径が大きい軸太部を有する請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記搬送部材は、前記補助収容部の内側で回転可能に支持された回転軸に設けられ、前記回転軸の回転に伴って軸方向に現像剤を搬送する複数の翼部を備え、
    前記回転部材と対向する複数の前記翼部の外径は、前記流入口に近い方が前記流入口から遠い方に比べて大きくなっている請求項1又は請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記搬送部材は、前記補助収容部の内側で回転可能に支持された回転軸に設けられ、前記回転軸の回転に伴って軸方向に現像剤を搬送する複数の翼部を備え、
    前記回転部材と対向する複数の前記翼部の前記軸方向の間隔は、前記流入口に近い方が前記流入口から遠い方に比べて広くなっている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の現像装置。
  5. 像保持体と、
    前記像保持体に前記保持部材の現像剤による現像剤像を形成する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の現像装置と、
    を有する組立体。
  6. 請求項5に記載の組立体と、
    前記現像剤像を記録媒体に転写する転写部と、
    を有する画像形成装置。
  7. 像保持体と、
    前記像保持体に前記保持部材の現像剤による現像剤像を形成する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の現像装置と、
    前記現像剤像を記録媒体に転写する転写部と、
    を有する画像形成装置。
JP2014193954A 2014-09-24 2014-09-24 現像装置、組立体、及び画像形成装置 Active JP6435745B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014193954A JP6435745B2 (ja) 2014-09-24 2014-09-24 現像装置、組立体、及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014193954A JP6435745B2 (ja) 2014-09-24 2014-09-24 現像装置、組立体、及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016065946A JP2016065946A (ja) 2016-04-28
JP6435745B2 true JP6435745B2 (ja) 2018-12-12

Family

ID=55805419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014193954A Active JP6435745B2 (ja) 2014-09-24 2014-09-24 現像装置、組立体、及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6435745B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6699212B2 (ja) * 2016-02-10 2020-05-27 富士ゼロックス株式会社 現像装置および画像形成装置
JP2018013606A (ja) * 2016-07-21 2018-01-25 富士ゼロックス株式会社 現像装置及び画像形成装置
JP6828324B2 (ja) * 2016-09-06 2021-02-10 富士ゼロックス株式会社 現像装置及び画像形成装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS627073A (ja) * 1985-07-03 1987-01-14 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 現像装置
JPH0486775A (ja) * 1990-07-30 1992-03-19 Minolta Camera Co Ltd トナー補給装置
JP3290364B2 (ja) * 1996-11-15 2002-06-10 京セラミタ株式会社 現像装置およびその現像装置を含む画像形成ユニット
JP5082664B2 (ja) * 2007-08-09 2012-11-28 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
KR101546848B1 (ko) * 2008-12-18 2015-08-25 삼성전자주식회사 현상제 공급장치 및 이를 구비한 화상형성장치
JP5712568B2 (ja) * 2010-11-09 2015-05-07 富士ゼロックス株式会社 現像装置および画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016065946A (ja) 2016-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6127884B2 (ja) 画像形成装置及び現像装置
JP5141302B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP5728970B2 (ja) 現像剤量検知装置、現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置
JP5847883B2 (ja) 搬送装置、現像装置および画像形成装置
JP5925240B2 (ja) 搬送装置、現像装置および画像形成装置
JP4702466B2 (ja) 現像器、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2010002589A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP6435745B2 (ja) 現像装置、組立体、及び画像形成装置
JP4770951B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP4655113B2 (ja) 現像装置及び該現像装置を備えた画像形成装置
JP6699212B2 (ja) 現像装置および画像形成装置
JP5300002B2 (ja) トナー搬送機構及び該トナー搬送機構を備える現像装置、並びに画像形成装置
JP4862419B2 (ja) 現像器
JP5233855B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP6507732B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP6492480B2 (ja) 現像装置、組立体、及び画像形成装置
JP2006171037A (ja) 現像剤補給装置及び画像形成装置
JP2011191581A (ja) 現像装置、この現像装置を有したプロセスカートリッジ、及びこの現像装置もしくはプロセスカートリッジを備えた画像形成装置
JP7200564B2 (ja) トナー搬送装置及び画像形成装置
JP2018116245A (ja) 現像装置
JP2018005029A (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2017198808A (ja) 搬送装置、収容容器および画像形成装置
JP2009236964A (ja) 現像装置および画像形成装置
CN117413226A (zh) 显影装置和具备该显影装置的图像形成装置
JP2013003399A (ja) 現像装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170831

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180605

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181016

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181029

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6435745

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350