JP6696617B1 - マルチフェーズllcコンバータ - Google Patents

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Abstract

【課題】共振回路の巻線に不要な高調波電流を流すことなく損失を低減できるマルチフェーズLLCコンバータ。【解決手段】スイッチQ11とスイッチQ12とが接続される接続端に一端が接続される共振リアクトルLr1、第1共振コンデンサC11、第2共振コンデンサC12及びトランスT1の1次巻線P1からなる共振回路、スイッチQ11とスイッチQ12とを交互にオンオフさせる制御回路10、トランスの2次巻線S1の電圧を整流平滑する整流平滑回路D11−D14を有し、360°/nの位相差を有するn相のマルチフェーズで動作させるn個のLLC共振コンバータを備え、第1共振コンデンサは一端を共振リアクトルとトランスの1次巻線との直列回路に接続し、他端を各相共通の中性点Kに接続し、第2共振コンデンサは一端を共振リアクトルとトランスの1次巻線との直列回路に接続し、他端を入力の共通電位Gに接続する。【選択図】図1

Description

本発明は、マルチフェーズLLCコンバータに関する。
マルチフェーズLLCコンバータは、3相マルチフェーズ動作させる際、トランスの一次巻線を共振コンデンサを介してスター結線として、各相の電流位相が互いに120°ずれるように各コンバータのスイッチをオンオフさせている(特許文献1)。特許文献2及び3は、それぞれの相の共振回路部品を磁気的に結合させ、各相の電流をバランスさせている。
しかしながら、これらの方法では、以下の問題点がある。特許文献1では、各相の共振電流として図14に示すような各相の共振電流が流れる。各共振コンデンサの結合点では、図14に示すようなフローティング合成点電圧が発生する。各相の共振回路に流れる電流は、図15に示すように、2つの周波数f,fの共振基本成分を持つn相分の波形が中性点で合成されて、図14のような矩形波状の中性点電圧となる。これが各相の共振回路に印加される電圧となって、中性点の矩形波波形のタイミングに合わせて各相の共振電流は図14あるいは図17のように大きく歪んだ波形となる。即ち、他の相からの高調波電流も加わるため、不要な渦電流損失が増加する。
また、特許文献1−3には以下の問題点A,B,Cがある。いずれかの相が欠相した場合、一般的には各相の電流を個別に検出して欠相を判定するので、各相に設けた検出回路で判別する。n相であればn個の検出要素が必要である(問題点A)。
また、軽負荷時に効率を改善する方法として良く行われる稼働台数を減らして効率上げる方法が一般的に行われる。しかし、n相の共振回路の部品が互いに結合しているので、1相だけを動作させることはできない(問題点B)。
さらに、一般にLLC共振コンバータは、図16に示すように、共振リアクトルLrと共振コンデンサCrとによる共振周波数f1、及びトランスの励磁イダクタンスLpと共振コンデンサCrとによる共振周波数f2において、以下の動作周波数fの範囲で出力を調整する。
<f≦f
ここにf、fは以下の式で表せる。
Figure 0006696617
このとき、共振回路に流れる電流またはスイッチに流れる電流は図15に示すように、期間T1では周波数fを持つ正弦波、T2期間は周波数fを持つ正弦波となる。
共振電流は、図15に示すように単一周波数成分のみの波形ではないので、結合され、位相シフト動作すると共振電流波形は合成されて、特許文献2の回路では共振電流波形は3つの相数分の歪み成分を持った電流となる。このため、各相の共振電流は図17に示すように歪み、多くの高調波成分を持つ。
さらに、この共振電流は、トランスの1次側巻線や共振リアクトルにも流れるため、巻線に発生する銅損及びコアの鉄損が大きくなる。そこで、高周波化の際には、この高調波電流が渦電流損失となるので、高周波化に対して阻害する要因となる(問題点C)。
米国特許第9780678号 特許4406967号公報 特許6295173号公報
本発明の課題は、共振回路の巻線に不要な高調波電流を流すことなく、損失を低減させることできるマルチフェーズLLCコンバータを提供する。
上記課題を解決するために、本発明に係るマルチフェーズLLCコンバータは、直流電源の両端に第1スイッチと第2スイッチとが直列に接続されたスイッチ回路と、前記第1スイッチと前記第2スイッチとが接続される接続端に一端が接続される共振リアクトル、第1共振コンデンサ、第2共振コンデンサ及びトランスの1次巻線からなる共振回路と、前記第1スイッチと前記第2スイッチとを交互にオンオフさせる制御回路と、前記トランスの2次巻線の電圧を整流平滑する整流平滑回路とを有し、360°/nの位相差を有するn相のマルチフェーズで動作させるn個のLLC共振コンバータを備え、前記第1共振コンデンサは、一端を前記共振リアクトルと前記トランスの1次巻線との直列回路に接続し、他端を各相共通の中性点に接続し、前記第2共振コンデンサは、一端を前記共振リアクトルと前記トランスの1次巻線との直列回路に接続し、他端を入力の共通電位に接続し、前記中性点と前記共通電位との間に接続された欠相検出コンデンサと、前記欠相検出コンデンサに流れる電流を検出し、前記欠相検出コンデンサに所定値以上の電流が流れた場合には、n相のいずれかの相が欠相したと判断する欠相検出回路とを備える
本発明によれば、第1共振コンデンサは、一端を共振リアクトルとトランスの1次巻線との直列回路に接続し、他端を各相共通の中性点に接続し、各相のトランスの一次巻線が、第1共振コンデンサを介して中性点でスター結線されることで各相の電流をバランスさせる。
第2共振コンデンサは、一端を共振リアクトルとトランスの1次巻線との直列回路に接続し、他端を入力の共通電位に接続し、各相に流れる高調波電流をトランス及び共振リアクトルからバイパスさせる。また、欠相検出回路は、中性点と共通電位との間に接続された欠相検出コンデンサに流れる電流を検出し、欠相検出コンデンサに所定値以上の電流が流れた場合には、n相のいずれかの相が欠相したと判断する。
従って、共振回路の巻線に不要な高調波電流を流すことなく、損失を低減させることできるマルチフェーズLLCコンバータを提供することができる。また、欠相検出コンデンサに所定値以上の電流が流れた場合には、n相のいずれかの相が欠相したと判断することができる。
本発明の第1の実施形態に係るマルチフェーズLLCコンバータの構成ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るマルチフェーズLLCコンバータの変形例の構成ブロック図である。 図1に示すコンバータが正常に3相動作しているときの共振電流波形と中性点電圧と検出抵抗Rsの電圧を示す図である。 3相のいずれかの相が欠相した場合の共振電流波形と中性点電圧と検出抵抗Rsの電圧を示す図である。 軽負荷時に1相を動作させ、他の相を停止させる場合のスイッチQ11、Q12のスイッチング電流が流れる経路を示す図である。 軽負荷時に稼働台数を変更したときの効率曲線を示す図である。 各相の共振リアクトル電流と共振コンデンサ電流を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るマルチフェーズLLCコンバータの構成ブロック図である。 第2の実施形態に係るマルチフェーズLLCコンバータの各列の共振リアクトル電流を示す図である。 トランス及び共振リアクトルを一纏めにするための説明図である。 トランス及び共振リアクトルを一纏めにするための説明図である。 トランス及び共振リアクトルを一纏めにするための説明図である。 マルチフェーズLLCコンバータの各トランス及び各共振リアクトルを示す図である。 従来のマルチフェーズLLCコンバータの各相の共振電流とフローティング合成点電圧を示す図である。 従来の単相LLCコンバータの各相の共振回路に流れる2つの周波数が合成された共振電流を示す図である。 共振リアクトルと共振コンデンサとによる共振周波数f1及びトランスの励磁イダクタンスと共振コンデンサとによる共振周波数f2において動作周波数fの範囲で出力を調整する様子を示す図である。 従来のマルチフェーズLLCコンバータの各相の共振電流が歪み、高調波成分を持つ様子を示す図である。
以下、本発明の実施の形態に係るマルチフェーズLLCコンバータについて、図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るマルチフェーズLLCコンバータの構成ブロック図である。図1に示すマルチフェーズLLCコンバータは、入力及び出力側が並列に接続され、360°/nの位相差を有するn相のマルチフェーズで動作させるn個のハーフブリッジ型のLLC共振コンバータを備えている。
なお、説明を容易にするためn相マルチフェーズLLCコンバータを3相マルチフェーズLLCコンバータとして説明するが、本発明は3相に限定するものではなく、相数を限定しないn相に適用できる。
マルチフェーズLLC共振コンバータは、入力側が直流電源Vinに並列に接続され、出力側が並列に接続されて出力電圧Voを出力する。
マルチフェーズLLC共振コンバータは、直流電源Vinの両端にスイッチQ11とスイッチQ12とが直列に接続されたスイッチ回路と、スイッチQ11とスイッチQ12とが接続される接続端に一端が接続される共振リアクトルLr1、第1共振コンデンサC11、第2共振コンデンサC12及びトランスT1の1次巻線P1からなる共振回路と、スイッチQ11とスイッチQ12とを交互にオンオフさせる制御回路10と、トランスT1の2次巻線S1の電圧を整流平滑する整流平滑回路D11−D14とを有している。
また、マルチフェーズLLC共振コンバータは、直流電源Vinの両端にスイッチQ21とスイッチQ22とが直列に接続されたスイッチ回路と、スイッチQ21とスイッチQ22とが接続される接続端に一端が接続される共振リアクトルLr2、第1共振コンデンサC21、第2共振コンデンサC22及びトランスT2の1次巻線P2からなる共振回路と、スイッチQ21とスイッチQ22とを交互にオンオフさせる制御回路10と、トランスT2の2次巻線S2の電圧を整流平滑する整流平滑回路D21−D24とを有している。
さらに、マルチフェーズLLC共振コンバータは、直流電源Vinの両端にスイッチQ31とスイッチQ32とが直列に接続されたスイッチ回路と、スイッチQ31とスイッチQ32とが接続される接続端に一端が接続される共振リアクトルLr3、第1共振コンデンサC31、第2共振コンデンサC32及びトランスT3の1次巻線P3からなる共振回路と、スイッチQ31とスイッチQ32とを交互にオンオフさせる制御回路10と、トランスT3の2次巻線S3の電圧を整流平滑する整流平滑回路D31−D34とを有している。
スイッチQ11,Q21,Q31とスイッチQ12,Q22,Q32とは、MOSFETからなる。制御回路10は、スイッチQ11及びスイッチQ12と、スイッチQ21及びQ22と、スイッチQ31及びスイッチQ32とを、360°/nの位相差を有するn相のマルチフェーズで動作させる。
第1共振コンデンサC11は、一端を共振リアクトルLr1とトランスT1の1次巻線P1との直列回路に接続し、他端を各相共通の中性点Kに接続している。第2共振コンデンサC12は、一端を共振リアクトルLr1とトランスT1の1次巻線P1との直列回路に接続し、他端を入力の共通電位に接続する。ここでは、入力の共通電位は、グランドである。
第1共振コンデンサC21は、一端を共振リアクトルLr2とトランスT2の1次巻線P2との直列回路に接続し、他端を各相共通の中性点Kに接続している。第2共振コンデンサC22は、一端を共振リアクトルLr2とトランスT2の1次巻線P2との直列回路に接続し、他端を入力の共通電位に接続する。
第1共振コンデンサC31は、一端を共振リアクトルLr3とトランスT3の1次巻線P3との直列回路に接続し、他端を各相共通の中性点Kに接続している。第2共振コンデンサC32は、一端を共振リアクトルLr3とトランスT3の1次巻線P3との直列回路に接続し、他端を入力の共通電位に接続する。
即ち、共振コンデンサを第1共振コンデンサC11,C21,C31と第2共振コンデンサC12,C22,C32に分割している。
各LLC共振コンバータは、各相の共振リアクトルLr1,Lr2,Lr3とトランスT1,T2,T3の1次巻線P1,P2,P3と第1共振コンデンサC11,C21,C31で第1の共振回路を形成する。さらに各相の共振リアクトルLr1,Lr2,Lr3とトランスT1,T2,T3の1次巻線P1,P2,P3と第2共振コンデンサC12,C22,C32とで第2の共振回路を形成する。
また、図1では入力Gがマイナス側としているが、入力Gがプラス側にしてよい。即ち、入力の共通電位は、入力のプラス側であってもよい。
各トランスT1,T2…の一次巻線P1,P2…は、各第1共振コンデンサC11,C21…を介してスター結線され、各相に流れる電流がバランスされる。また、第2共振コンデンサC12、C22…は、それぞれのコンバータの一次巻線P1,P2…と共振リアクトルLr1,Lr2…との直列回路と、入力Gに接続される。各相に流れる共振電流が歪み高調波電流が含まれる場合も、高調波電流は第2共振コンデンサC12、C22…を介して入力Gにバイパスされるので、高調波電流はトランスT1,T2…及び共振リアクトルLr1,Lr2…に流れることはない。このため、トランスT1,T2…及び共振リアクトルLr1,Lr2…に高調波電流が流れないので、高調波による損失を低減できる。
中性点Kで発生する高調波電流をバイパスするのであれば、中性点Kと入力Gの間に第2共振コンデンサC12、C22…を入れ、直接高調波をバイパスすることも考えられる。
しかしながら、このようにすると第1共振コンデンサC11,C21…による各相に流れる電流のバランスが十分にできなくなるので、第1共振コンデンサC11,C21…を介して第2共振コンデンサC12、C22…を接続すると良い。このように接続すると、各相の電流をバランスさせるとともに、高調波電流によって発生する損失を抑制することができる。
また、図2に示すように、中性点Kの電圧を検出するために、第1共振コンデンサC11,C21…及び第2共振コンデンサC12,C22…の容量よりも充分に小さい容量のコンデンサCs(欠相検出コンデンサに相当)を中性点Kと入力Gの間に接続する。コンデンサCsはコンバータの共振動作に影響を与えない程度の容量を選定する。コンデンサCsには直列に抵抗Rs(欠相検出回路)が接続されている。
コンデンサCsを設けることで、コンデンサCsに流れる電流に基づいて欠相を検出することができる。即ち、欠相すると、中性点Kの電圧が大きくなるので、コンデンサCsに流れる電流が大きくなり、コンデンサCsに直列に接続した抵抗Rsの電圧降下により、コンデンサCsに所定値以上の電流が流れた場合には、n相のいずれかの相が欠相したと判断することができる。
(従来の問題点Aに対する本願発明の解決方法)
次に、従来の問題点Aに対する本願発明の解決方法を説明する。図14は特許文献1における各相の共振電流波形と中性点Kの電圧を示す。各相の共振電流波形は高調波を含んでおり、また中性点Kの電圧は大きな振幅の矩形波を含んでいる。特許文献1の構成では中性点Kはフローティングである。
特許文献1の各LLC共振コンバータは、それぞれ120°位相をずらしているので、コンバータに流れている正弦波電流が歪んでいない期間は、ベクトル和としての中性電流はゼロになり、中性点電圧はほぼゼロ電圧となる。しかし、それ以外の期間では中性電流はゼロにならず、中性点電圧は矩形波が発生する。中性点電圧は変動するので、電圧を観測して欠相を検出することは難しい。
図1に示した本発明の回路は、図3に示すように中性点電圧はリップル成分を含んだ直流となる。これは第2共振コンデンサが充放電をするためである。
本発明では、中性点電圧を検出するため、第1共振コンデンサC11,C21…と第2共振コンデンサC12,C22…の合成容量に対して充分に小さい容量のコンデンサCsを接続して、リプル変動電流を流す。
図3は図1に示す回路が正常に3相動作しているときの共振電流波形と中性点電圧と検出抵抗Rsの電圧を示す図である。3相のいずれかの相が欠相した場合、図4に示すように、検出抵抗Rsの電圧が大きくなる。このため、抵抗Rsの電圧Vsによって高速に欠相を検出することができる。
このように中性点に設けたコンデンサCs、抵抗Rsによる検出回路により、n相マルチフェーズLLCコンバータの欠相を簡単に検出できる。また、n個の検出要素が不要となり、構成が簡単になる。
(従来の問題点Bに対する本願発明の解決方法)
次に、従来の問題点Bに対する本願発明の解決方法を説明する。制御回路10は、軽負荷時に、稼働台数を減らすために、例えば、1相を動作させ、他の相を停止させる。1相のスイッチQ11、Q12がスイッチングし、他の相のスイッチはオフとする。このとき、スイッチQ11、Q12のスイッチング電流が流れる経路は図5(a)の太線のようになる。
すると、他の相の第2共振コンデンサC21,C22,C32は、1相の各共振コンデンサC11,C12に中性されて、図5(b)に示すような一つの共振回路になる。第1及び第2共振コンデンサはそれぞれ等分割されたコンデンサであるから、容量値をCr/2とすると、このとき共振コンデンサの中性容量は3Cr/4となる。以下の式に示すように、共振周波数f3は周波数f1に対して15%程度増えるのみである。
Figure 0006696617
また、軽負荷時において、1相分だけ駆動し、他の相を停止することでスイッチのゲート駆動損失などの固定損失を削減することができ、効率を向上することができる。
このように、軽負荷時に稼働台数を変更することで図6に示すような効率曲線にすることができる。図6に示すように、3相動作を1相動作に切り替えることで負荷が変更しても高効率を維持できる。
(従来の問題点Cに対する本願発明の解決方法)
次に、従来の問題点Cに対する本願発明の解決方法を説明する。本来、共振回路は、共振リアクトルLrと共振コンデンサCrにより得られる共振周波数において、回路インピーダンスはゼロになり、共振周波数成分の電流しか流れない。
しかし、各先行文献は、共振電流が自身の相の共振回路ループしか流れることができない。このため、共振回路部品を結合又は接続させて動作させると、相数分の高調波成分が中性された電流になることは図17に示した通りである。
ところが、本発明のように共振コンデンサを第1共振コンデンサC11,C21,C31及び第2共振コンデンサC12,C22,C32に分割すると、中性点に接続されている第1共振コンデンサC11,C21,C31から他の相へ共振電流が流れ込み、中性されて高調波電流が第1共振コンデンサC11,C21,C31に流れることになる。
同時にバス電圧に接続された第2共振コンデンサC12,C22,C32にも等しく電流が流れ込むため、各相の共振回路網であるスイッチから共振リアクトルLr1,Lr2,Lr3とトランスT1,T2,T3の1次巻線P1,P2,P3には余分な電流である中性された高調波電流が流れることは無い。その相自身だけの共振周波数の電流が流れる。
これによって、共振リアクトルLr1,Lr2,Lr3とトランス巻線及びスイッチのチャネル抵抗には図15のような各相の共振基本波だけが流れて、高調波による巻線抵抗、チャネル抵抗の損失は削減される。
図7に共振リアクトルとトランス1次側に流れる共振電流と、共振コンデンサ電流を示す。共振コンデンサ電流は分割されているため、共振リアクトルやトランス1次側電流の半分の電流である。共振コンデンサ電流は高調波電流を含んでいる。
即ち、共振電流の歪によって発生した高調波電流を第1共振コンデンサC11,C21,C31及び第2共振コンデンサC12,C22,C32でバイパスするので、トランスT1,T2,T3及び共振リアクトルLr1,Lr2,Lr3には高調波電流は流れない。これにより、不要な損失を抑制できる。
このように第1の実施形態に係るマルチフェーズLLC共振コンバータによれば、図1及び図2に示すように、第1共振コンデンサC11,C21,C31は、一端を共振リアクトルLr1,Lr2,Lr3とトランスT1,T2,T3の1次巻線P1,P2,P3との直列回路に接続し、他端を各相共通の中性点Kに接続し、各相のトランスT1,T2,T3の一次巻線P1,P2,P3が、第1共振コンデンサC11,C21,C31を介して中性点Kでスター結線されることで各相の電流をバランスさせる。
第2共振コンデンサC12,C22,C32は、一端を共振リアクトルLr1,Lr2,Lr3とトランスT1,T2,T3の1次巻線P1,P2,P3との直列回路に接続し、他端を入力の共通電位に接続し、各相に流れる高調波電流をトランスT1,T2,T3及び共振リアクトルLr1,Lr2,Lr3からバイパスさせる。
従って、共振回路の巻線に不要な高調波電流を流すことなく、損失を低減させることできるマルチフェーズLLCコンバータを提供することができる。
なお、第1の実施形態に係るマルチフェーズLLCコンバータにおいて、入力バスラインに接続する第2共振コンデンサは、バスラインプラス側の共振コンデンサとグランド側の共振コンデンサとに分割して接続し、それぞれのコンデンサを半分ずつの容量にしても良い。この場合にも、図1に示すマルチフェーズLLCコンバータと同じ効果が得られる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、n相マルチフェーズLLCコンバータは、列方向に対してn相マルチフェース化していた。第2の実施形態に係るマルチフェーズLLCコンバータは、図8に示すように、LLCコンバータをm行、n列の2次元マトリックス状に配置し、列方向及び行方向にマルチフェーズ化したものである。
制御回路10は、列方向のLLC共振コンバータをn相マルチフェーズで動作させ、行方向のLLC共振コンバータをm相マルチフェーズで動作させる。この時の共振コンデンサは、列方向の電流バランス用の第1共振コンデンサC11a,C21a,C31a、C11b,C21b,C31b、C11c,C21c,C31c、高調波電流をバイパスするための第2共振コンデンサC12a,C22a,C32a,C12b,C22b,C32b,C12c,C22c,C32c、行方向の電流バランス用の第3共振コンデンサC13a,C23a,C33a、C13b,C23b,C33b、C13c,C23c,C33cを用いる。
第1乃至第3共振コンデンサは等分割で良く、3相の場合には、各共振コンデンサはCr/3となる。第3共振コンデンサC13a,C13b,C13cは、共通に接続され、第3共振コンデンサC23a,C23b,C23cは、共通に接続され、第3共振コンデンサC33a,C33b,C33cは、共通に接続されているので、行方向の電流バランスさせることができる。図9に第2の実施形態に係るマルチフェーズLLCコンバータの各列の共振リアクトル電流を示した。
このように構成することで、並列運転の台数が増え大電力化が可能となる。また、コンバータに流れる電流を列又は行でベクトル中性した時の電流がゼロになるように隣同志のコンバータの電流位相を調整することにより、各コンバータの電流はバランスし、高調波電流によってトランス及びリアクトルに不要な損失を発生させることは無い。
(トランス及び共振リアクトルの一括構成)
次に、第1実施形態に係るLLC共振コンバータで用いられる3つのトランス及び3つの共振リアクトルを一括して、1つのトランスで構成する場合について説明する。
トランスT1は、図10(a)に示すように、ギャップ21を持つ磁気コア(以下、コア20と称する。)を有し、ギャップ21を挟む脚コアに一次巻線P1と二次巻線S1とが近接して巻回されている。
図10(a)に示すトランスT1を幾何学的に磁気抵抗と起電力で示すと、図10(b)に示すように、磁路にギャップのない抵抗Rm1,Rm2とギャップを持つ抵抗Rmgという磁気抵抗により表すことができる。
ここで、ギャップ21は空気であるから透磁率はほぼ1であり、コアは数百から数千倍の透磁率を持つ。磁気抵抗は透磁率の逆数であるから
Rmg≫Rm1,Rm2
であり、図10(c)に示すような起電力と抵抗とを持つ回路に簡略化できる。
次に、図10(d)に示すように、図10(a)に示すトランスと同じ構成を持つ3つのトランスT1,T2,T3を用意する。図10(c)に従って、図10(d)に示す3つのトランスT1,T2,T3を磁気抵抗と起電力で描きなおすと、図11(a)に示すようになる。
Rmg1,Rmg2,Rmg3は磁気的に高抵抗であるから、発生磁束Φは互いに干渉しない。磁束Φは図11(b)に示すように、磁気抵抗の低い一番右側の低抵抗の磁路を通過する。
幾何学的に磁気抵抗と起電力で示された図11(b)を実際のトランス形状に描きなおすと、コア20aは、図11(c)に示すように3つのギャップ21を有する脚コアとギャップ21を有しない脚コアとからなる。構成部品として、コア20aは、図11(d)に示すように2つのコア20bに分割されたものを組み合わせるから、図11(c)の構成は構造上不安定なものとなる。
従って、図12(a)に示すように、脚コアの両外側にギャップレスの脚コア22,23を設けることで構造上安定する。図12(b)に示すように、脚コア25の両外側にギャップレスの脚コア24を設けることで構造上安定する。
図12(b)では、トランスは、ギャップ21を有し3相に対応して設けられた3個の脚コア25と、3個の脚コア25の外側に形成され且つギャップ21を有しない閉ループ状の脚コア24(2個の脚コア)とを有する。各々の脚コア25には一次巻線P1と二次巻線S1とが近接して巻回されている。一次巻線P1と二次巻線S1とが近接することで、リーケージインダクタンス、即ち、共振リアクトルLrが形成される。
これにより、3つの磁束は、互いに干渉することなく、個別の3つのトランスを以って動作する場合と同じになる。
なお、3相マルチフェーズの場合、5脚トランス、リアクトルとなる。N相マルチフェーズでは(N+2)脚のトランス、リアクトルとなる。
このように、磁気的に結合していないので、各脚で発生した磁束はお互いに干渉しない。磁路を共用してマルチフェーズ動作という位相差ずれを利用して合成磁束は低減されて、コア損失は低減できる。
これにより、図13に示すようなトランスT1a,T2a,T3a及び共振リアクトルを上述した1つのトランスで構成することができる。
なお、実施形態では、整流平滑回路をブリッジ整流のみで表現しているが、センタタップ整流、倍電圧整流等もあり、発明の要旨を逸脱しない範囲での整流方式が適用される。
Vin 直流電源
Q11,Q12,Q21,Q22,Q31,Q32 スイッチ
C11,C21,C31 第1共振コンデンサ
C12,C22,C32 第2共振コンデンサ
Lr1,Lr2,Lr3 共振リアクトル
T1,T2,T3 トランス
P1,P2,P3 一次巻線
S1,S2,S3 二次巻線
D11−D14,D21−D24,D31−D34 ダイオード
Cs コンデンサ
Rs 抵抗
10 制御回路
20 コア
21 ギャップ
24,25 脚コア

Claims (6)

  1. 直流電源の両端に第1スイッチと第2スイッチとが直列に接続されたスイッチ回路と、
    前記第1スイッチと前記第2スイッチとが接続される接続端に一端が接続される共振リアクトル、第1共振コンデンサ、第2共振コンデンサ及びトランスの1次巻線からなる共振回路と、
    前記第1スイッチと前記第2スイッチとを交互にオンオフさせる制御回路と、
    前記トランスの2次巻線の電圧を整流平滑する整流平滑回路とを有し、360°/nの位相差を有するn相のマルチフェーズで動作させるn個のLLC共振コンバータを備え、
    前記第1共振コンデンサは、一端を前記共振リアクトルと前記トランスの1次巻線との直列回路に接続し、他端を各相共通の中性点に接続し、
    前記第2共振コンデンサは、一端を前記共振リアクトルと前記トランスの1次巻線との直列回路に接続し、他端を入力の共通電位に接続し、
    前記中性点と前記共通電位との間に接続された欠相検出コンデンサと、
    前記欠相検出コンデンサに流れる電流を検出し、前記欠相検出コンデンサに所定値以上の電流が流れた場合には、n相のいずれかの相が欠相したと判断する欠相検出回路と、
    を備えるマルチフェーズLLC共振コンバータ。
  2. 前記入力の共通電位は、入力のプラス側であることを特徴とする請求項1記載のマルチフェーズLLC共振コンバータ。
  3. 前記第1共振コンデンサ及び前記第2共振コンデンサは、所定の共振コンデンサを等分に分割した値からなる請求項1又は請求項2に記載のマルチフェーズLLC共振コンバータ。
  4. 前記制御回路は、軽負荷時にはn相のいずれかの相を停止させ、
    前記欠相検出回路は、いずれかの相が欠相したと判断しない請求項に記載のマルチフェーズLLC共振コンバータ。
  5. 列方向に配列された前記n個のLLC共振コンバータを行方向にm(m≧2)列配列して構成されるn個×m個のLLC共振コンバータを備え、
    各行において一端を前記共振リアクトルと前記トランスの1次巻線との直列回路に接続し、他端を共通接続したm個の第3共振コンデンサを設けた請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のマルチフェーズLLC共振コンバータ。
  6. 前記トランスは、ギャップを有し前記n相に対応して設けられたn個の脚コアと、
    前記n個の脚コアの外側に形成され且つ前記ギャップを有しない閉ループ状の外周コアとを有し、
    前記各々の脚コアには前記1次巻線と前記2次巻線とが近接して巻回されている請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のマルチフェーズLLC共振コンバータ。
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