JP6696238B2 - 回転電機 - Google Patents
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Description
ステータ10は、図示しないモータケースに固定されている。ステータ10は、高透磁率の磁性材料からなる環状のステータコア12を備えている。ステータコア12には、径方向の内方側に突出したステータティース13が周方向に沿って複数形成されている。周方向に隣り合うステータティース13の間には、溝状の空間であるスロット14が形成されている。
ロータ20は、外周面がステータコア12の内周面と対向するように、ステータコア12の径方向の内方側に配置されている。ロータ20は、ロータコア21と、補極部22とを含んで構成されている。
また、回転電機1は、誘導コイル28で発生した誘導電流を整流して可変界磁コイル26に供給する整流回路30を備えている。
整流回路30において、誘導コイル28で発生した交流の誘導電流は、ダイオードD1,D2,D3,D4により整流され、整流後の直流電流は、界磁電流として可変界磁コイル26に供給される。可変界磁コイル26は、直流電流が供給されることにより誘導磁束を発生させる。
次に、図7及び図8を参照して、本実施形態に係る回転電機1の作用について説明する。
本実施形態に係る回転電機1においてステータ10の電機子コイル11に供給される電流が、高調波成分を含まない正弦波電流である場合、ロータ20の誘導コイル28に鎖交する磁束はないか、あるいは鎖交していても微量である。このため、ロータ20の可変界磁コイル26は、誘導磁束を発生してないか、あるいは発生していても微量である。したがって、ギャップGにおいては、磁気抵抗が高い状態である。
本実施形態に係る回転電機1において、ステータ10の電機子コイル11に供給される電流が高調波成分を重畳された電流である場合、ロータ20の誘導コイル28に磁束が鎖交し、誘導電流が誘起される。この誘導電流が、整流回路30によって整流されて直流電流として可変界磁コイル26に供給される。直流電流が供給された可変界磁コイル26は、図8に示すように、誘導磁束を発生させる。この誘導磁束が内包部251を通ってステータ10に鎖交する。このため、永久磁石24の磁束に加えて、可変界磁コイル26による誘導磁束をステータ10に鎖交させることができ、ロータ20の界磁量を強めることができる。
10 ステータ
11 電機子コイル
20 ロータ
22 補極部
23 突極部
24 永久磁石
24a 側面
25 磁路部材
26 可変界磁コイル
28 誘導コイル
30 整流回路
251 内包部
252 第1の延伸部
252a 接続部
252b 環状部
253 第2の延伸部
253a 接続部
253b 環状部
Claims (4)
- 通電により磁束を発生させる電機子コイルを有するステータと、前記磁束の通過により回転するロータと、を備えた回転電機であって、
前記ロータは、
永久磁石及び磁束を導く磁路部材を有する複数の突極部と、
前記ステータ側で発生した磁束に基づいて誘導電流を発生する誘導コイルが巻かれた複数の補極部と、
前記誘導コイルで発生した誘導電流に基づいて前記ロータから前記ステータへ鎖交する磁束の磁束量を調整可能な可変界磁コイルと、を有し、
前記磁路部材は、前記永久磁石の周囲で周方向に対して垂直な平面内に、環状に形成され、前記突極部に内包される内包部と、前記突極部から軸方向に延伸され前記内包部とは軸方向に分離されている延伸部とを有し、
前記内包部は、径方向において前記永久磁石を挟むように配置されており、
前記延伸部は、前記内包部の一方から他方への磁路を形成する環状部を有し、第1の延伸部と、前記環状部の磁路の向きが前記第1の延伸部とは逆向きになる第2の延伸部とを含み、
前記可変界磁コイルは、軸方向の両側にそれぞれ前記環状部の内周側を通って軸方向に対して垂直な平面内に、環状に巻かれており、
前記突極部の軸方向の同一の端部側において、前記第1の延伸部と前記第2の延伸部とが周方向に交互に配置されており、
前記磁路部材の軸方向の一方側が前記第1の延伸部である場合には、他方側が前記第2の延伸部となるように配置されている回転電機。 - 前記補極部は、隣接する前記突極部の間に空隙を介して配置されている請求項1に記載の回転電機。
- 前記電機子コイルに供給される電流に高調波電流を重畳させることにより前記誘導コイルに前記誘導電流を発生させる請求項1または請求項2に記載の回転電機。
- 前記高調波電流の周波数及び振幅の少なくともいずれか一方を変更することで前記誘導コイルに発生する前記誘導電流を変更する請求項3に記載の回転電機。
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JP2016050135A JP6696238B2 (ja) | 2016-03-14 | 2016-03-14 | 回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016050135A JP6696238B2 (ja) | 2016-03-14 | 2016-03-14 | 回転電機 |
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JP2017169285A JP2017169285A (ja) | 2017-09-21 |
JP6696238B2 true JP6696238B2 (ja) | 2020-05-20 |
Family
ID=59910222
Family Applications (1)
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JP2016050135A Active JP6696238B2 (ja) | 2016-03-14 | 2016-03-14 | 回転電機 |
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-
2016
- 2016-03-14 JP JP2016050135A patent/JP6696238B2/ja active Active
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