JP6610357B2 - 回転電機 - Google Patents
回転電機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6610357B2 JP6610357B2 JP2016050136A JP2016050136A JP6610357B2 JP 6610357 B2 JP6610357 B2 JP 6610357B2 JP 2016050136 A JP2016050136 A JP 2016050136A JP 2016050136 A JP2016050136 A JP 2016050136A JP 6610357 B2 JP6610357 B2 JP 6610357B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic path
- rotor
- path portion
- magnetic flux
- rotor core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Description
ステータ10は、図示しないモータケースに固定されている。ステータ10は、高透磁率の磁性材料からなる環状のステータコア12を備えている。ステータコア12には、径方向の内方側に突出したステータティース13が周方向に沿って複数形成されている。周方向に隣り合うステータティース13の間には、溝状の空間であるスロット14が形成されている。
図1、図2、図3及び図4に示すように、ロータ20は、外周面がステータコア12の内周面と対向するように、ステータコア12の径方向の内方側に配置されている。ロータ20は、環状のロータコア21と、誘導コイル22と、磁路部材25とを含んで構成されている。
図3及び図4に示すように、磁路部材25の外磁路部252には、可変界磁コイル30が設けられている。可変界磁コイル30は、ロータコア21の周方向に延在する環状のコイルからなり、ロータコア21の軸方向の両側にそれぞれ設けられている。
回転電機1は、誘導コイル22によって誘起された交流の誘導電流を直流に整流して可変界磁コイル30に供給する整流回路40を備えている。
次に、図7及び図8を参照して、本実施の形態に係る回転電機1の作用について説明する。
本実施の形態に係る回転電機1において電機子コイル11に供給される電流が高調波成分を含まない正弦波電流である場合、誘導コイル22に鎖交する高調波成分の磁束はないか、あるいは鎖交していても微量である。このため、可変界磁コイル30は、界磁磁束を発生してないか、あるいは発生していても微量である。したがって、空隙Gにおいては、磁気抵抗が高い状態である。
本実施の形態に係る回転電機1において電機子コイル11に供給される電流に高調波成分が重畳されている場合、誘導コイル22に高調波成分の磁束が鎖交し、誘導電流が誘起される。この誘導電流が、整流回路40によって整流されて直流電流として可変界磁コイル30に供給される。直流電流が供給された可変界磁コイル30は、界磁磁束を発生させる。
本実施の形態に係る回転電機1では、内磁路部251がロータコア21の径方向における中間位置に配置されたロータ20を適用したが、図11に示すように、内磁路部251がロータコア21の径方向における内方側に配置されたロータ120を適用してもよい。
上述したロータの第1の変形例では、外磁路部252の端部252aと内磁路部251の端面との間に空隙Gが形成されていたが、図12及び図13に示すように、外磁路部252の端部252aと内磁路部251の端面との間に空隙Gを形成しない構成であってもよい。
上述したロータの第2の変形例では、外磁路部252の端部252aと内磁路部251の端面との間に空隙Gを形成しない構成としたが、図15に示すように、外磁路部252の端部252aと内磁路部251の端面との間に空隙Gを形成してもよい。
10 ステータ
11 電機子コイル
20、120、220、320 ロータ
21 ロータコア
22 誘導コイル
23 ロータティース
24 永久磁石
25 磁路部材
30 可変界磁コイル
40 整流回路
251 内磁路部
252、252N、252S 外磁路部
253 環状磁路部
D1,D2,D3,D4 ダイオード
G、Gr 空隙
Claims (5)
- 通電により磁束を発生させる電機子コイルを有するステータと、複数のロータティースが形成されたロータコアを有するロータと、を備えた回転電機であって、
前記ロータは、
前記複数のロータティースのそれぞれに巻かれ、前記ステータ側で発生した磁束に基づいて誘導電流を発生する誘導コイルと、
前記ロータコアに内包され、前記ロータコアの周方向に所定の間隔をおいて複数配置された永久磁石と、
周方向に隣り合う前記永久磁石の間に配置された磁路部材と、
前記ロータティースから前記ステータに鎖交する磁束の磁束量を前記誘導電流に基づいて調整可能な可変界磁コイルと、を有し、
前記磁路部材は、
前記ロータコアに内包された内磁路部と、
前記ロータコアの軸方向で前記内磁路部に空隙を介して対向するよう配置された外磁路部と、
周方向に隣り合う前記外磁路部同士を接続する環状の環状磁路部と、を有し、
前記可変界磁コイルは、前記外磁路部に設けられていることを特徴とする回転電機。 - 周方向に隣り合う前記永久磁石は、互いに磁化方向が逆向きとなるよう配置されていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
- 前記内磁路部は、前記ロータティースの径方向の内方側で前記ロータコアに内包されており、
前記永久磁石は、周方向に隣り合う前記内磁路部の間で前記ロータコアに内包されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回転電機。 - 前記可変界磁コイルは、前記ロータコアの周方向に延在する環状のコイルからなり、周方向に隣り合う前記外磁路部のうち一方の外磁路部では該外磁路部の径方向の内方側を通り、他方の外磁路部では該外磁路部の径方向の外方側を通るよう形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の回転電機。
- 前記外磁路部は、前記内磁路部の軸方向の両側に設けられ、
前記可変界磁コイルは、前記ロータコアの軸方向の両側に設けられ、前記軸方向の両側で同一の内磁路部に対向する外磁路部のうち一方の外磁路部では該外磁路部の径方向の内方側を通り、他方の外磁路部では該外磁路部の径方向の外方側を通るよう形成されていることを特徴とする請求項4に記載の回転電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016050136A JP6610357B2 (ja) | 2016-03-14 | 2016-03-14 | 回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016050136A JP6610357B2 (ja) | 2016-03-14 | 2016-03-14 | 回転電機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017169286A JP2017169286A (ja) | 2017-09-21 |
JP6610357B2 true JP6610357B2 (ja) | 2019-11-27 |
Family
ID=59909205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016050136A Active JP6610357B2 (ja) | 2016-03-14 | 2016-03-14 | 回転電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6610357B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210074527A (ko) * | 2019-12-12 | 2021-06-22 | 한국전자기술연구원 | 스포크 타입의 모터 구조 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1037365A1 (en) * | 1999-03-12 | 2000-09-20 | Isuzu Ceramics Research Institute Co., Ltd. | Motor generator developing high torque |
FR2876231B1 (fr) * | 2004-05-06 | 2006-12-22 | Gerard Koehler | Machine dynamo-electrique tournante a reluctance variable a globalisation des circuits magnetiques, electriques et de polarisation et son procede de fabrication |
JP4519928B2 (ja) * | 2008-06-02 | 2010-08-04 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | ハイブリッド励磁型同期機 |
JP2010022185A (ja) * | 2008-06-13 | 2010-01-28 | Suri-Ai:Kk | 同期機 |
-
2016
- 2016-03-14 JP JP2016050136A patent/JP6610357B2/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210074527A (ko) * | 2019-12-12 | 2021-06-22 | 한국전자기술연구원 | 스포크 타입의 모터 구조 |
KR102423928B1 (ko) * | 2019-12-12 | 2022-07-22 | 한국전자기술연구원 | 스포크 타입의 모터 구조 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017169286A (ja) | 2017-09-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5302527B2 (ja) | 回転電機及びその駆動制御装置 | |
JP5682600B2 (ja) | 回転電機のロータ | |
JP5742804B2 (ja) | 回転電機のロータ及び回転電機 | |
JP6668844B2 (ja) | 回転電機 | |
JP6485102B2 (ja) | 回転電機 | |
JP2017169281A (ja) | 回転電機 | |
WO2018051938A1 (ja) | 回転電機 | |
JP6766575B2 (ja) | 回転電機 | |
JP6645351B2 (ja) | 回転電機 | |
WO2017171037A1 (ja) | ロータ及びロータの設計方法 | |
JP6083307B2 (ja) | 回転機 | |
JP6589703B2 (ja) | 回転電機 | |
JP5802487B2 (ja) | 永久磁石式回転電機 | |
JP6610357B2 (ja) | 回転電機 | |
JP2013165592A (ja) | 回転電機 | |
JP6201405B2 (ja) | 回転電機 | |
JP6766574B2 (ja) | 回転電機 | |
JP6645352B2 (ja) | 回転電機 | |
JP6790389B2 (ja) | 回転電機 | |
JP6593163B2 (ja) | 回転電機 | |
JP6724362B2 (ja) | 回転電機 | |
JP6485073B2 (ja) | 回転電機 | |
JP2014030293A (ja) | 回転電機のロータ | |
JP6772492B2 (ja) | 回転電機 | |
JP6696238B2 (ja) | 回転電機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181108 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190925 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191001 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191014 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6610357 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |