JP2017169286A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】永久磁石を備えたロータからステータに鎖交する磁束を低コストな構成で可変させることができる回転電機を提供すること。【解決手段】ステータとロータ20とを備えた回転電機において、ロータ20は、ロータティース23に巻かれ、ステータ側で発生した磁束に基づいて誘導電流を発生する誘導コイル22と、ロータコア21の周方向に複数配置された永久磁石24と、磁路部材25と、ロータティース23からステータに鎖交する磁束の磁束量を誘導コイル22で発生した誘導電流に基づいて調整可能な可変界磁コイル30とを有し、磁路部材25は、ロータコア21に内包された内磁路部251と、ロータコア21の軸方向で内磁路部251に空隙Gを介して対向するよう配置された外磁路部252と、周方向に隣り合う外磁路部252同士を接続する環状の環状磁路部253とを有し、可変界磁コイル30が外磁路部252に設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、回転電機に関する。
永久磁石の磁束を利用してトルクを出力する回転電機では、永久磁石による有効磁束量を可変することができる回転電機が知られている。例えば、特許文献1には、電機子巻線が巻かれた固定子と、該固定子と空隙を介して回転可能に設けられた回転子を有する回転電機において、固定子が回転軸方向に第1回転子と第2回転子とに二分割され、それぞれに極性の異なる界磁用磁石が回転方向に交互に配置された構造が記載されている。
このような構造から、特許文献1に記載の回転電機は、トルクや回転数の変化に応じて第2回転子を動作させ、第1回転子の永久磁石の極性と第2回転子の永久磁石の極性との位置関係を可変することによって、永久磁石による有効磁束量を調整することができる。このとき、特許文献1に記載の回転電機は、第1回転子の永久磁石の極性と第2回転子の永久磁石の極性との位置関係を可変するにあたって、アクチュエータに入力された制御信号により第2回転子を所定状態に位置させるように制御している。
第2回転子を第1回転子から回転軸方向に離隔させた任意所定位置に移動させた状態では、固定子鉄心に設けられた磁気抵抗層によって回転軸方向に生じる磁束流れを遮断することができる。これにより、磁束可変型回転電機の高速回転領域における鉄損を低減することができる。
特開2010−246196号公報
しかしながら、特許文献1に記載の回転電機は、上述したように、第2回転子を所定状態に位置させるため、アクチュエータや該アクチュエータを制御するための制御装置が必要である。また、第1回転子と第2回転子とが所定の位置関係となるように第2回転子を機械的に移動させていることから精密な制御が必要である。このため、低コストな構成で永久磁石の磁束を可変させることができない。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたもので、永久磁石を備えたロータからステータに鎖交する磁束を低コストな構成で可変させることができる回転電機を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、通電により磁束を発生させる電機子コイルを有するステータと、複数のロータティースが形成されたロータコアを有するロータと、を備えた回転電機であって、前記ロータは、前記複数のロータティースのそれぞれに巻かれ、前記ステータ側で発生した磁束に基づいて誘導電流を発生する誘導コイルと、前記ロータコアに内包され、前記ロータコアの周方向に所定の間隔をおいて複数配置された永久磁石と、周方向に隣り合う前記永久磁石の間に配置された磁路部材と、前記ロータティースから前記ステータに鎖交する磁束の磁束量を前記誘導電流に基づいて調整可能な可変界磁コイルと、を有し、前記磁路部材は、前記ロータコアに内包された内磁路部と、前記ロータコアの軸方向で前記内磁路部に空隙を介して対向するよう配置された外磁路部と、周方向に隣り合う前記外磁路部同士を接続する環状の環状磁路部と、を有し、前記可変界磁コイルは、前記外磁路部に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、永久磁石を備えたロータからステータに鎖交する磁束を低コストな構成で可変させることができる回転電機を提供することができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る回転電機を示す斜視図である。 図2は、本発明の一実施の形態に係る回転電機のロータを示す斜視図である。 図3は、本発明の一実施の形態に係る回転電機のロータを径方向の内方側から見た一部断面斜視図である。 図4は、本発明の一実施の形態に係る回転電機のロータを径方向の外方側から見た一部断面斜視図である。 図5は、本発明の一実施の形態に係る回転電機のロータから可変界磁コイルを取り外した状態を示す一部断面斜視図である。 図6は、本発明の一実施の形態に係る回転電機のロータにおける永久磁石の磁化方向を示す斜視図である。 図7は、本発明の一実施の形態に係る回転電機の可変界磁コイルに通電したときの磁束の経路を径方向の内方側から見た斜視図である。 図8は、本発明の一実施の形態に係る回転電機の可変界磁コイルに通電したときの磁束の経路を径方向の外方側から見た斜視図である。 図9は、本発明の一実施の形態に係る回転電機における誘導コイル及び可変界磁コイルと整流回路との結線図である。 図10は、本発明の一実施の形態に係る回転電機のステータ鎖交磁束数の構成を示すグラフである。 図11は、本発明の一実施の形態に係る回転電機のロータの第1の変形例を示す一部断面斜視図である。 図12は、本発明の一実施の形態に係る回転電機のロータの第2の変形例を示す一部断面斜視図である。 図13は、第2の変形例のロータから可変界磁コイルを取り外した状態を示す一部断面斜視図である。 図14は、第2の変形例に係るロータのロータコアを軸方向から見た正面図である。 図15は、本発明の一実施の形態に係る回転電機のロータの第3の変形例を示す一部断面斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1から図10は本発明の一実施の形態に係る回転電機を説明する図である。
図1に示すように、回転電機1は、通電により磁束を発生させるW相、V相、U相の三相の電機子コイル11を有するステータ10と、ステータ10で発生した磁束の通過により回転するロータ20と、を備えている。
(ステータ)
ステータ10は、図示しないモータケースに固定されている。ステータ10は、高透磁率の磁性材料からなる環状のステータコア12を備えている。ステータコア12には、径方向の内方側に突出したステータティース13が周方向に沿って複数形成されている。周方向に隣り合うステータティース13の間には、溝状の空間であるスロット14が形成されている。
径方向とは、ロータ20の回転軸が延伸する方向と直交する方向を示す。径方向の内方側とは、径方向においてロータ20の回転軸に近い側を示す。径方向の外方側とは、径方向においてロータ20の回転軸から遠い側を示す。周方向とは、ロータ20の回転軸を中心とする円周方向を示す。なお、径方向は、回転軸を中心として放射方向に示される。
ステータコア12の各スロット14には、ステータコア12の周方向に沿ってW相、V相、U相の三相の電機子コイル11がそれぞれ配置されている。W相、V相、U相の各電機子コイル11は、分布巻によりステータティース13に巻き回されている。また、W相、V相、U相の各電機子コイル11は、集中巻によりステータティース13に巻き回されていてもよい。
ステータ10は、電機子コイル11に三相交流が供給されることで、周方向に回転する回転磁界を発生させる。ステータ10で発生した磁束(以下、この磁束を「主磁束」という)は、ロータ20に鎖交するようになっている。これにより、ステータ10は、ロータ20を回転させることができる。
(ロータ)
図1、図2、図3及び図4に示すように、ロータ20は、外周面がステータコア12の内周面と対向するように、ステータコア12の径方向の内方側に配置されている。ロータ20は、環状のロータコア21と、誘導コイル22と、磁路部材25とを含んで構成されている。
ロータコア21は、高透磁率の磁性材料からなり、ロータ20の回転軸に一体回転可能に固定されている。ロータコア21には、図3に示すように、ロータコア21から径方向の外方側に向けて突出したロータティース23がロータコア21の周方向に沿って所定の間隔をおいて複数形成されている。ロータ20の回転軸は、ロータコア21の内周面に固定され、ロータコア21の径方向と直交する方向に延伸している。以下においては、ロータ20の回転軸が延伸する方向を軸方向という。
図5及び図6に示すように、ロータコア21は、永久磁石24を備えている。永久磁石24は、例えばネオジウム磁石(Nd−Fe−B磁石)で構成されており、ロータコア21に内包されている。
永久磁石24は、ロータコア21の周方向に沿って所定の間隔をおいて複数配置されている。永久磁石24は、図6に示すように、周方向に隣り合う磁路部材25の間でロータコア21に内包されている。
具体的には、永久磁石24は、ロータコア21をロータティース23が形成された部分とロータティース23が形成されていない部分とに周方向に領域分割したときに、ロータティース23が形成されていない部分に配置される。すなわち、永久磁石24は、周方向に隣り合うロータティース23の間の各q軸(図6参照)上に配置されている。
永久磁石24は、磁束の向きが周方向になるようにロータコア21に配置されている。周方向に隣り合う永久磁石24は、互いに磁化方向が逆向きとなるように配置されている。これにより、周方向に隣り合う永久磁石24の間では、同一の磁極が対向することとなる。
このため、隣り合う永久磁石24のN極側から出た磁束は、その永久磁石24のN極側に位置するロータティース23を通じてステータ10に鎖交し、ステータ10から隣り合う永久磁石24のS極側に位置するロータティース23に鎖交する。すなわち、永久磁石24の磁束は、隣り合う永久磁石24のN極が対向する側に位置するロータティース23からステータ10へ鎖交し、ステータ10から隣り合う永久磁石24のS極が対向する側に位置するロータティース23へ鎖交する。
したがって、隣り合う永久磁石24のN極が対向する側に位置するロータティース23には、N極の磁極が形成される。隣り合う永久磁石24のS極が対向する側に位置するロータティース23には、S極の磁極が形成される。このように、周方向に隣り合うロータティース23は、周方向において互いに逆の極性の磁極が形成される。
誘導コイル22は、ロータティース23の側面を囲むように複数のロータティース23のそれぞれに巻かれている。誘導コイル22は、ステータ10側で発生した磁束に重畳された高調波成分に基づいて誘導電流を発生するようになっている。
本実施の形態では、電機子コイル11に供給される三相交流に対して各相の電流と非同期の高調波電流が、図示しない制御装置によって重畳されるようになっている。これにより、ステータ10側で発生した主磁束に高調波成分が重畳される。
高調波電流の重畳された三相交流が電機子コイル11に供給されてステータ10に回転磁界が発生すると、ステータ10側で発生した高調波成分の磁束が誘導コイル22に鎖交する。これにより、誘導コイル22は、誘導電流を誘起させる。
また、本実施の形態における回転電機1は、ロータ20の回転速度が所定の回転速度未満のときには電機子コイル11に供給される三相交流に高調波電流を重畳し、ロータ20の回転速度が所定の回転速度以上のときには電機子コイル11に供給される三相交流に高調波電流を重畳しないといったロータ20の回転速度に応じた制御が可能に構成されている。このように、制御装置によって高調波電流の重畳の有無を切り替えるようになっている。高調波電流は、その大きさがロータ20の回転速度に比例してリニアに変更されることによって重畳の有無を切り替えるものであってもよい。
したがって、ロータ20の回転速度が所定の回転速度未満であるロータ低回転時は、電機子コイル11に供給される正弦波電流に高調波電流が重畳された状態である。本実施の形態では、この状態を高調波重畳励磁時という。
ロータ20の回転速度が所定の回転速度以上であるロータ高回転時は、電機子コイル11に供給される正弦波電流に高調波電流が重畳されない状態である。本実施の形態では、この状態を正弦波励磁時という。
図1、図2、図3、図4、図5及び図6に示すように、磁路部材25は、後述する可変界磁コイル30で発生した磁束(以下、この磁束を「界磁磁束」という)をロータ20に導くものである。
磁路部材25は、周方向に隣り合う永久磁石24の間のそれぞれに配置されている。磁路部材25は、内磁路部251と、外磁路部252と、環状磁路部253とを含んで構成されている。
図5及び図6に示すように、内磁路部251は、ロータティース23の径方向の内方側でロータコア21に内包されている。換言すれば、内磁路部251は、ロータティース23が形成された各d軸(図6参照)上で、かつロータコア21の径方向の中間位置に配置されている。
内磁路部251は、ロータコア21を軸方向に貫通するようにロータコア21内に設けられている。内磁路部251は、強磁性体の微細な粉末が圧縮して固められた圧粉磁心によって形成されている。
図5に示すように、外磁路部252は、ロータコア21の軸方向において内磁路部251に空隙Gを介して対向するように配置されている。具体的には、外磁路部252は、軸方向におけるロータコア21側の端面が内磁路部251の軸方向の端面と対向するように、内磁路部251の軸方向の両側にそれぞれ配置されている。ロータコア21側の軸方向の端面と内磁路部251の軸方向の端面との間には、高磁気抵抗の領域として所定の大きさの空隙Gが形成されている。
空隙Gは、後述する可変界磁コイル30に直流電流が供給されていないときには、永久磁石24の磁束が内磁路部251と外磁路部252との間で流れることがない、又は流れても微量となるような大きさである。また、空隙Gは、可変界磁コイル30に直流電流が供給されているときには、可変界磁コイル30で発生した界磁磁束が外磁路部252から内磁路部251に流れるような大きさに設定されている。
環状磁路部253は、環状に形成され、ロータコア21の軸方向の両側の端面から該軸方向に離隔した位置で周方向に隣り合う外磁路部252同士を接続するようになっている。これにより、周方向に隣り合う外磁路部252は、環状磁路部253を介して磁気的に結合される。
外磁路部252と環状磁路部253とは、強磁性体の微細な粉末が圧縮して固められた圧粉磁心によって一体形成されている。外磁路部252及び環状磁路部253は、内磁路部251とは別体として構成されている。
外磁路部252及び環状磁路部253は、例えば樹脂等の非磁性体からなる図示しないブラケットや連結部材等を介してロータ20の回転軸又はロータコア21に保持されている。したがって、外磁路部252及び環状磁路部253は、ロータ20と一体回転するようになっている。
非磁性体を用いずに外磁路部252及び環状磁路部253をロータ20の回転軸又はロータコア21に保持させる場合には、外磁路部252及び環状磁路部253とロータ20の回転軸又はロータコア21との磁気的な結合を極力小さくした状態で互いに連結するのが好ましい。
このように、外磁路部252及び環状磁路部253は、ロータ20の回転軸又はロータコア21に対して磁気的に遮蔽された状態で保持されるのが好ましい。これにより、後述する可変界磁コイル30で発生した界磁磁束がロータ20の回転に寄与しない漏れ磁束としてロータ20の回転軸又はロータコア21に漏れてしまうことが防止される。
(可変界磁コイル)
図3及び図4に示すように、磁路部材25の外磁路部252には、可変界磁コイル30が設けられている。可変界磁コイル30は、ロータコア21の周方向に延在する環状のコイルからなり、ロータコア21の軸方向の両側にそれぞれ設けられている。
可変界磁コイル30は、ロータティース23からステータ10に鎖交する磁束の磁束量を誘導コイル22で発生した誘導電流に基づいて調整可能なコイルである。上述したロータティース23からステータ10に鎖交する磁束には、永久磁石24の磁束の他に可変界磁コイル30で発生した界磁磁束が含まれる。本実施の形態では、誘導電流の大きさに応じて界磁磁束の磁束量が調整されることで、ロータティース23からステータ10に鎖交する磁束の磁束量が調整される。
界磁磁束の磁束量は、可変界磁コイル30に供給される直流電流が大きいほど、可変界磁コイル30の巻き数が多いほど大きくなる。可変界磁コイル30の巻き数は、予め実験的に求められた巻き数に設定される。
可変界磁コイル30は、周方向に隣り合う外磁路部252のうち一方の外磁路部252では該外磁路部252の径方向の内方側を通り、他方の外磁路部252では該外磁路部252の径方向の外方側を通るよう形成されている。
すなわち、可変界磁コイル30は、周方向に沿って並んだ全ての外磁路部252に対して径方向の内方側と外方側とを交互に通されることにより、全ての外磁路部252に共通の1つの環状のコイルとして形成されている。
具体的には、図7及び図8に示すように、可変界磁コイル30への直流電流の通電方向が図中に示した矢印方向である場合、可変界磁コイル30は、永久磁石24のN極が対向する側に配置された外磁路部252(図7及び図8において「252N」と記す)に対しては径方向の内方側を通るようになっている。また、可変界磁コイル30は、永久磁石24のS極が対向する側に配置された外磁路部252(図7及び図8において「252S」と記す)に対しては、可変界磁コイル30が径方向の外方側を通るようになっている。
これにより、可変界磁コイル30で発生した界磁磁束は、図7及び図8中、矢印Bfで示すように、外磁路部252Sから環状磁路部253を介して外磁路部252Nに導かれるようになっている。外磁路部252Nに導かれた界磁磁束は、空隙Gを通過して内磁路部251に導かれる。
この結果、図8に示すように、内磁路部251に導かれた界磁磁束と矢印Bmで示した永久磁石24の磁束とが合成されるようになっている。この合成された磁束(図8中、矢印「Bm+Bf」で示す)は、上述したようにN極の磁極が形成されたロータティース23からステータ10に鎖交するようになっている。図7及び図8では、誘導コイル22の図示を省略している。
可変界磁コイル30への直流電流の通電方向が図7及び図8で示した方向と逆向きとした場合には、可変界磁コイル30は、永久磁石24のN極が対向する側に配置された外磁路部252に対しては径方向の外方側を通り、永久磁石24のS極が対向する側に配置された外磁路部252に対しては径方向の内方側を通るのが好ましい。
図2に示すように、本実施の形態では、可変界磁コイル30は、ロータコア21の軸方向の両側に設けられ、この軸方向の両側において同一の内磁路部251(図3参照)に対向する外磁路部252のうち、一方の外磁路部252では、この外磁路部252の径方向の内方側を通り、他方の外磁路部252では、この外磁路部252の径方向の外方側を通るよう形成されている。すなわち、同一の内磁路部251を軸方向から挟むように配置される外磁路部252は、軸方向の両側において互いに径方向の反対側を可変界磁コイル30が通るよう構成されている。このように、可変界磁コイル30の巻き方は、ロータコア21の軸方向の両側に設けられた外磁路部252において非対称である。
例えば、軸方向の一方側(図2中、上方側)の外磁路部252で可変界磁コイル30が径方向の外方側を通っている場合には、同一の内磁路部251に軸方向で対向する他方側(図2中、下方側)の外磁路部252では可変界磁コイル30が径方向の内方側を通るようになっている。
これにより、本実施の形態に係る回転電機1では、周方向に隣り合うロータティース23のうち一方のステータ10に鎖交する磁束が少なくなる等、磁束量の偏りが生じないようにできる。このため、回転電機1は、周方向に隣り合うロータティース23間でステータ10に鎖交する磁束の磁束量の差を少なくできる。すなわち、回転電機1は、ステータ10に鎖交する磁束の磁束量を全てのロータティース23において均等にすることができる。この結果、回転電機1は、トルクリプルの発生を抑制することができる。
(整流回路)
回転電機1は、誘導コイル22によって誘起された交流の誘導電流を直流に整流して可変界磁コイル30に供給する整流回路40を備えている。
図9に示すように、整流回路40は、4つのダイオードD1,D2,D3,D4を整流素子として備え、これらダイオードD1,D2,D3,D4と誘導コイル22及び可変界磁コイル30とを結線した閉回路として構成されている。整流素子としては、ダイオードに限らず、他のスイッチング素子などの半導体素子を採用してもよい。
ダイオードD1,D2,D3,D4は、例えば図示しないダイオードケースに収納された状態でロータ20に設けられている。ダイオードD1,D2,D3,D4は、ロータ20の内部に実装するようにしてもよい
整流回路40において、誘導コイル22で発生した交流の誘導電流は、ダイオードD1,D2,D3,D4により整流され、整流後の直流電流は、界磁電流として可変界磁コイル30に供給される。可変界磁コイル30は、直流電流が供給されることにより界磁磁束を発生させる。
(回転電機の作用)
次に、図7及び図8を参照して、本実施の形態に係る回転電機1の作用について説明する。
本実施の形態に係る回転電機1は、ロータ20に永久磁石24を備え、その永久磁石24の磁束を利用してトルクを出力する永久磁石型同期モータである。
従来の永久磁石型同期モータでは、永久磁石の磁束が一定のため、ロータの回転速度が上昇するにつれて永久磁石の磁束によってステータの電機子コイルに生じる逆起電力が増加する。そして、ロータの回転速度がある回転速度に達すると、電機子コイルに生じた逆起電力が永久磁石型同期モータの電源電圧と等しくなる。これにより、永久磁石型同期モータにはそれ以上電流を流すことができなくなる。この結果、ロータの回転速度を上昇させることができなくなってしまう。
従来、こうした問題を解決するために、ステータの電機子コイルに永久磁石による磁束を打ち消す電流を流すことにより電機子コイルに生じる逆起電力を等価的に低減させる弱め界磁制御が行われていた。
しかしながら、この弱め界磁制御は、永久磁石の磁束を打ち消す方向の磁束を発生させるべく電流を流すことから、トルクに寄与しない磁束を発生させることになるため、出力に対して無駄なエネルギーを消費しており、効率の低下を招いていた。
また、弱め界磁制御では、高調波磁束が生じるため、その高調波磁束に起因して永久磁石型同期モータの鉄損や電磁振動が増加するおそれがある。さらに、弱め界磁制御では、永久磁石の磁束に対して逆向きの磁束を発生させて永久磁石の磁束を抑え込むため、永久磁石の不可逆減磁が生じるおそれがある。このため、比較的保磁力の高い永久磁石を用いる必要があり、コストが増加してしまう。
また、永久磁石としてネオジウム磁石を用いた場合には、弱め界磁制御による外部磁場の変動により永久磁石に渦電流が生じ、永久磁石が発熱する。この発熱によって永久磁石の不可逆減磁が生じるおそれがある。したがって、耐熱性の高いレアアース等の材料を永久磁石に添加する必要がある。しかし、この場合には、添加されたレアアース等の材料が永久磁石にとって不純物となるため、永久磁石本来の性能を発揮させることができないおそれがある。
そこで、本実施の形態に係る回転電機1では、弱め界磁制御を行わずに、上述した磁路部材25及び可変界磁コイル30の作用によって、永久磁石24を備えたロータ20からステータ10に鎖交する磁束量を調整可能な構成とした。これにより、本実施の形態に係る回転電機1は、上述したような弱め界磁制御による問題を解決することができる。
(正弦波励磁時)
本実施の形態に係る回転電機1において電機子コイル11に供給される電流が高調波成分を含まない正弦波電流である場合、誘導コイル22に鎖交する高調波成分の磁束はないか、あるいは鎖交していても微量である。このため、可変界磁コイル30は、界磁磁束を発生してないか、あるいは発生していても微量である。したがって、空隙Gにおいては、磁気抵抗が高い状態である。
この結果、外磁路部252には、図7及び図8において矢印Bfで示すような界磁磁束が流れない。したがって、正弦波励磁時にロータ20からステータ10に鎖交する磁束の全て又は大部分は、永久磁石24の磁束となる。
(高調波重畳励磁時)
本実施の形態に係る回転電機1において電機子コイル11に供給される電流に高調波成分が重畳されている場合、誘導コイル22に高調波成分の磁束が鎖交し、誘導電流が誘起される。この誘導電流が、整流回路40によって整流されて直流電流として可変界磁コイル30に供給される。直流電流が供給された可変界磁コイル30は、界磁磁束を発生させる。
この界磁磁束は、図7及び図8において矢印Bfで示すように、外磁路部252Sから環状磁路部253を介して外磁路部252Nに導かれる。外磁路部252Nに導かれた界磁磁束は、空隙Gを通過して内磁路部251に導かれる。
この結果、図8中、矢印「Bm+Bf」で示すように、内磁路部251に導かれた界磁磁束と永久磁石24の磁束とが合成された磁束が、ロータティース23からステータ10に鎖交する。このため、高調波重畳励磁時は、永久磁石24の磁束に加えて可変界磁コイル30による界磁磁束をステータ10に鎖交させることができ、正弦波励磁時と比較してロータ20の界磁量を強めることができる。
また、電機子コイル11に供給される三相交流に重畳される高調波電流の周波数や振幅を変更することで、誘導コイル22に鎖交する磁束量を変えることができる。これにより、可変界磁コイル30に供給される電流の大きさを変えることができる。このため、可変界磁コイル30で発生する界磁磁束の磁束量を変えることができ、ロータ20の強め界磁量を可変とすることが可能となる。
このことから、ロータ20の回転数が高く弱め界磁が必要なときには上述の正弦波励磁を行い、ロータ20の回転数が低くトルクが必要なときには上述の高調波重畳励磁を行うことで、図10に示すように、永久磁石24として、弱め界磁のときに鎖交させる磁束数の磁石を使用したとしても、電機子コイル11に供給される三相交流に重畳させる高調波によりロータ20の界磁量を強めて、必要な磁束数をステータ10に鎖交させることができる。したがって、磁石量を削減させたり、残留磁束密度の低い安価な磁石を使用したりしてもトルクを確保することができ、回転電機1のコストを低減させることができる。
さらに、弱め界磁を不要とすることができ、高回転時の出力増加と効率向上を図ることができる。加えて、弱め界磁磁束によって発生する高調波を無くすことができ、電磁振動を大幅に低減させることができる。
また、磁路部材25の内磁路部251がロータコア21を軸方向に貫通しているため、可変界磁コイル30による界磁磁束がロータコア21の内部にまで通りやすくなり、界磁磁束の磁束数を増加させることができる。
また、軸方向におけるロータコア21の一方側及び他方側のそれぞれにおいて、可変界磁コイル30が全ての外磁路部252に対して共通の1つの環状のコイルとして形成されているので、ロータ20の軸方向の長さを抑えることができる。このため、ロータ20の軸方向の長さが増えることで発生が懸念される振動を抑えることができる。
また、ロータコア21の軸方向の両側で強め界磁可能な界磁磁束を発生させることができるので、界磁磁束を増加させることができ、界磁磁束の可変界磁幅を拡大させることができる。
以上のように、本実施の形態の回転電機1によれば、電機子コイル11に供給される三相交流に重畳された高調波電流により、誘導コイル22に誘導電流を発生させ、その誘導電流を整流回路40で整流して可変界磁コイル30に供給することにより、可変界磁コイル30に界磁磁束を発生させることができる。これにより、永久磁石24の磁束に加えて可変界磁コイル30による界磁磁束をステータ10に鎖交させることができ、ロータ20の界磁量を強めることができる。
また、電機子コイル11に供給される三相交流に重畳される高調波電流の周波数や振幅を変えることにより、誘導コイル22に発生する誘導電流を変えることができる。これによって、可変界磁コイル30による界磁磁束の磁束量を可変にできる。
このようなことから、本実施の形態の回転電機1は、特別な付加巻線やアクチュエータ等の構成を設けることなく簡易な構成で、ロータ20からステータ10に鎖交する磁束の磁束量を調整することができる。この結果、本実施の形態の回転電機1は、低コストな構成でロータ20からステータ10に鎖交する磁束を可変させることができる。
また、本実施の形態の回転電機1は、温度変化によって永久磁石24の磁束量が増減した場合であっても、可変界磁コイル30の界磁磁束を調整することでロータ20の界磁量を必要な界磁量に維持することができる。これにより、本実施の形態の回転電機1は、温度変化に対するロバスト性が向上し、高品質で安定した駆動が可能となる。
回転電機1は、例えば車載用の電動機、風力発電用の発電機や工作機械用の電動機として好適に採用することができる。
(ロータの第1の変形例)
本実施の形態に係る回転電機1では、内磁路部251がロータコア21の径方向における中間位置に配置されたロータ20を適用したが、図11に示すように、内磁路部251がロータコア21の径方向における内方側に配置されたロータ120を適用してもよい。
具体的には、磁路部材25の外磁路部252は、軸方向でのロータコア21側の端部252aと、環状磁路部253と接続された本体部252bとを有する。端部252aは、ロータコア21側の端面が内磁路部251の端面と対向するように、本体部252bの端部から径方向の内方側に延伸している。これにより、内磁路部251がロータコア21の径方向の内方側に配置された場合であっても、空隙Gを介して外磁路部252を内磁路部251に対向させることができる。
ロータ120においては、内磁路部251が、永久磁石24の磁束が通りにくいロータコア21の径方向の内方側に配置されているので、正弦波励磁時における永久磁石24の磁束が外磁路部252に漏れてしまうことを防止することができる。
(ロータの第2の変形例)
上述したロータの第1の変形例では、外磁路部252の端部252aと内磁路部251の端面との間に空隙Gが形成されていたが、図12及び図13に示すように、外磁路部252の端部252aと内磁路部251の端面との間に空隙Gを形成しない構成であってもよい。
具体的には、第2の変形例に係るロータ220は、端部252aのロータコア21側の端面と内磁路部251の端面とが密着した状態となるように、内磁路部251と外磁路部252とが配置されたものである。内磁路部251と外磁路部252とが一体形成されていてもよい。
また、図14に示すように、ロータコア21には、内磁路部251を軸方向に通すための貫通孔21aが形成されている。貫通孔21aは、内磁路部251との間に空隙Grを形成するようにその大きさが設定されている。このため、ロータコア21と内磁路部251とは、空隙Grを介して対向するようになっている。
空隙Grは、可変界磁コイル30に直流電流が供給されていないときには永久磁石24の磁束がロータコア21と内磁路部251との間で流れることがない、又は流れても微量となるような大きさである。また、空隙Grは、可変界磁コイル30に直流電流が供給されているときには可変界磁コイル30で発生した界磁磁束が内磁路部251からロータコア21に流れるような大きさに設定されている。
また、ロータ220において、内磁路部251を軸方向に対して直交する平面で切断したときの断面形状は、径方向の外方側と径方向の内方側との間で等辺を有する六角形状に形成されている。これにより、永久磁石24からロータティース23に向かう磁束の経路から内磁路部251を遠ざけることができる。このため、正弦波励磁時における永久磁石24の磁束が内磁路部251を介して外磁路部252側に漏れてしまうことを防止することができる。なお、内磁路部251の断面形状は、径方向の外方側に頂点を有する三角形状に形成されていても同様の効果が得られる。
(ロータの第3の変形例)
上述したロータの第2の変形例では、外磁路部252の端部252aと内磁路部251の端面との間に空隙Gを形成しない構成としたが、図15に示すように、外磁路部252の端部252aと内磁路部251の端面との間に空隙Gを形成してもよい。
この第3の変形例に係るロータ320は、外磁路部252の端部252aと内磁路部251の軸方向の端面との間に空隙Gを形成した点で第2の変形例に係るロータ220とは異なるが、他の構成は第2の変形例に係るロータ220と同様である。
第3の変形例に係るロータ320によれば、ロータコア21と内磁路部251との間の空隙Grに加えて上述の空隙Gを有するので、正弦波励磁時における永久磁石24の磁束が内磁路部251を介して外磁路部252側に漏れてしまうことをより一層防止することができる。
本発明の実施の形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正及び等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1 回転電機
10 ステータ
11 電機子コイル
20、120、220、320 ロータ
21 ロータコア
22 誘導コイル
23 ロータティース
24 永久磁石
25 磁路部材
30 可変界磁コイル
40 整流回路
251 内磁路部
252、252N、252S 外磁路部
253 環状磁路部
D1,D2,D3,D4 ダイオード
G、Gr 空隙

Claims (5)

  1. 通電により磁束を発生させる電機子コイルを有するステータと、複数のロータティースが形成されたロータコアを有するロータと、を備えた回転電機であって、
    前記ロータは、
    前記複数のロータティースのそれぞれに巻かれ、前記ステータ側で発生した磁束に基づいて誘導電流を発生する誘導コイルと、
    前記ロータコアに内包され、前記ロータコアの周方向に所定の間隔をおいて複数配置された永久磁石と、
    周方向に隣り合う前記永久磁石の間に配置された磁路部材と、
    前記ロータティースから前記ステータに鎖交する磁束の磁束量を前記誘導電流に基づいて調整可能な可変界磁コイルと、を有し、
    前記磁路部材は、
    前記ロータコアに内包された内磁路部と、
    前記ロータコアの軸方向で前記内磁路部に空隙を介して対向するよう配置された外磁路部と、
    周方向に隣り合う前記外磁路部同士を接続する環状の環状磁路部と、を有し、
    前記可変界磁コイルは、前記外磁路部に設けられていることを特徴とする回転電機。
  2. 周方向に隣り合う前記永久磁石は、互いに磁化方向が逆向きとなるよう配置されていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記内磁路部は、前記ロータティースの径方向の内方側で前記ロータコアに内包されており、
    前記永久磁石は、周方向に隣り合う前記内磁路部の間で前記ロータコアに内包されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回転電機。
  4. 前記可変界磁コイルは、前記ロータコアの周方向に延在する環状のコイルからなり、周方向に隣り合う前記外磁路部のうち一方の外磁路部では該外磁路部の径方向の内方側を通り、他方の外磁路部では該外磁路部の径方向の外方側を通るよう形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の回転電機。
  5. 前記外磁路部は、前記内磁路部の軸方向の両側に設けられ、
    前記可変界磁コイルは、前記ロータコアの軸方向の両側に設けられ、前記軸方向の両側で同一の内磁路部に対向する外磁路部のうち一方の外磁路部では該外磁路部の径方向の内方側を通り、他方の外磁路部では該外磁路部の径方向の外方側を通るよう形成されていることを特徴とする請求項4に記載の回転電機。
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