JP6695865B2 - 硫黄含有置換基を有する有害生物防除に活性である四環式誘導体 - Google Patents

硫黄含有置換基を有する有害生物防除に活性である四環式誘導体 Download PDF

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Description

本発明は、硫黄置換基を含有する殺虫活性を有する四環式誘導体、これらの化合物を含む組成物、および、動物に対する有害生物(節足動物、特に昆虫または代表的なダニ目(Acarina)を含む)を防除するためのその使用に関する。
有害生物防除作用を有する硫黄含有複素環式化合物が公知であり、例えば、国際公開第2013/018928号パンフレット、国際公開第2013/187423号パンフレットおよび国際公開第2012/086848号パンフレットに記載されている。
ここに、有害生物防除特性を有する新規の硫黄含有複素環式誘導体が見出された。
本発明は、従って、式(I)の化合物
Figure 0006695865
(式中、
1およびR2は、相互に独立して、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、シアノ、ニトロ、C(O)R8、C(O)OR9、CONR1011またはS(O)m112であり;
3は、C1〜C3アルキル、C1〜C3ハロアルキル、C3〜C5ハロシクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C5シクロアルキルまたはC3〜C6ハロシクロアルキル−C1〜C4アルキルであり;
4およびR6は、水素、ハロゲンまたはC1〜C3アルキルであり;
5は、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルであるか、または、ハロゲン、ヒドロキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシおよびシアノからなる群から選択される置換基によって単置換もしくは多置換とされるC1〜C4アルキルであり;または、C3〜C6シクロアルキルであるか、または、C1〜C4アルキルおよびハロゲンからなる群から選択される置換基によって単置換もしくは多置換とされるC3〜C6シクロアルキルであり;または
5は、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニルであり;または
5は、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基によって単置換もしくは多置換とされることが可能であるフェニルであり;または
5は、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、ペンタフルオロスルファニル、C1〜C4ハロアルコキシ、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニルもしくはC1〜C4アルキルスルホニルであり;または
5はピリミジンまたはピリジンであって、共に、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、および−C(O)C1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって単置換もしくは多置換とされることが可能であるピリミジンまたはピリジンであり;
Xは窒素またはCR13であり;
Yは窒素またはCR14であり;
1は窒素またはCR15であり;
Vは窒素またはCHであり;
Zは窒素であり、および、G2は窒素もしくはCR16であり;または
Zは炭素であり、および、G2はN−R7、硫黄、酸素もしくはCR16であり;
7は、水素、C1〜C4アルキル、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニル、C1〜C4アルコキシ−C1〜C4アルキルまたはC3〜C6シクロアルキルであり;
8、R9、R10、R11およびR12は、互いに独立して、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ハロシクロアルキルまたはC1〜C6アルコキシ−C1〜C6アルキルであるが、ただし、m1が2である場合、R12は水素以外であり;
13、R14、R15およびR16は、相互に独立して、水素、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、1個もしくは複数個のメトキシ基で置換されたC1〜C4ハロアルキルであるか、または、R13、R14、R15およびR16は、相互に独立して、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルコキシ、フェニルカルボニルスルファニル、シアノ、メルカプトもしくはC1〜C4アルコキシカルボニルであり;
nは1または2であり;
mは、0、1または2であり;
1は、0、1または2であり;
pは1、2、3または4である);
ならびに、農芸化学的に許容可能な塩およびこれらの化合物のN−オキシドに関する。
置換基の定義におけるアルキル基は、直鎖または分岐であることが可能であり、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、t−ブチル、ペンチル、およびヘキシルである。アルコキシ、アルケニルおよびアルキニルラジカルは、既述のアルキルラジカルから誘導される。アルケニルおよびアルキニル基は一価または多価不飽和であることが可能である。
ハロゲンは一般に、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素である。これは、同様に、ハロアルキルまたはハロフェニルなどの他の意味との組み合わせのハロゲンにも適用される。
ハロアルキル基は1〜6個の炭素原子の鎖長を有する。ハロアルキルは、例えば、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロメチル、ジクロロメチル、トリクロロメチル、2,2,2−トリフルオロエチル、2−フルオロエチル、2−クロロエチル、ペンタフルオロエチル、1,1−ジフルオロ−2,2,2−トリクロロエチル、2,2,3,3−テトラフルオロエチルおよび2,2,2−トリクロロエチル;好ましくは、トリクロロメチル、ジフルオロクロロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチルおよびジクロロフルオロメチルであり、特にトリフルオロメチルである。
アルコキシ基は、1〜6個の炭素原子の好ましい鎖長を有する。アルコキシは、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、i−プロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキシおよびt−ブトキシであり、また、異性体ペンチルオキシおよびヘキシルオキシラジカル;好ましくはメトキシおよびエトキシである。アルコキシアルキル基は1〜6個の炭素原子の鎖長を有する。アルコキシアルキルは、例えば、メトキシメチル、メトキシエチル、エトキシメチル、エトキシエチル、n−プロポキシメチル、n−プロポキシエチル、イソプロポキシメチルまたはイソプロポキシエチルである。
シクロアルキル基は3〜6環の炭素原子を有することが好ましく、例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルである。フェニルは、フェノキシ、ベンジル、ベンジルオキシ、ベンゾイル、フェニルスルファニル、フェニルアルキル、フェノキシアルキルなどの置換基の一部としても、置換されていてもよい。この場合、置換基は、オルト、メタおよび/またはパラ位にあることが可能である。好ましい置換基の位置は環結合点を基準としてオルトおよびパラ位である。
本発明の文脈において、置換基の定義における「単〜多置換(と)され」とは、典型的には、置換基の化学構造に応じて、単置換〜七置換、好ましくは単置換〜五置換、より好ましくは単置換、二置換または三置換を意味する。
基(O)m−Sは、mの意味に応じて、スルファニル、スルフィニルまたはスルホニル基を表すことが可能である。
置換基R2は、シクロアルキル環における化学的に可能な位置のすべてに位置していることが可能である。従って、基(CH2nはまた、−(CHR2)−、−(C(R2)R2)−または−(CH2−C(R2)H)−を表すことが可能である。
例えば、少なくとも1つの塩基中心を有する式(I)の化合物は、例えば過塩素酸、硫酸、硝酸、含リン酸もしくはハロゲン化水素酸といった鉱酸などの強無機酸と共に、例えば酢酸といった無置換であるかもしくは例えばハロゲンにより置換されているC1〜C4アルカンカルボン酸など、例えばシュウ酸、マロン酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸もしくはフタル酸といった飽和もしくは不飽和ジカルボン酸など、例えばアスコルビン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸もしくはクエン酸といったヒドロキシカルボン酸など、または、安息香酸などの強有機カルボン酸と共に、または、例えばメタン−もしくはp−トルエンスルホン酸といった無置換であるかもしくは例えばハロゲンにより置換されているC1〜C4アルカン−もしくはアリールスルホン酸などの有機スルホン酸と共に例えば酸付加塩を形成することが可能である。例えば、少なくとも1つの酸性基を有する式(I)の化合物は、例えばナトリウム、カリウムもしくはマグネシウム塩といったアルカリ金属塩もしくはアルカリ土類金属塩などの例えば無機塩といった塩を塩基と共に形成することが可能であり、または、例えばエチル−、ジエチル−、トリエチル−もしくはジメチルプロピルアミンといったモルホリン、ピペリジン、ピロリジン、モノ−、ジ−もしくはトリ−低級アルキルアミンなど、もしくは、例えばモノ−、ジ−もしくはトリエタノールアミンといったモノ−、ジ−もしくはトリヒドロキシ−低級アルキルアミンなどのアンモニアもしくは有機アミンと共に塩を形成することが可能である。
式(I)の化合物の塩は、それ自体公知の様式で調製可能である。それ故、例えば、酸付加式(I)の化合物の塩は、好適な酸または好適なイオン交換試薬による処理で得られ、および、塩基による塩は、好適な塩基または好適なイオン交換試薬による処理で得られる。
式(I)の化合物の塩は、慣習的な様式で、例えば、好適な塩基化合物または好適なイオン交換試薬による処理によって遊離化合物I、酸付加塩に転換し、また、例えば好適な酸または好適なイオン交換試薬による処理によって塩基による塩に転換することが可能である。
式(I)の化合物の塩は、それ自体公知の様式で、例えば塩酸などの無機酸の塩を例えば酢酸銀といった酸のナトリウム、バリウムまたは銀塩などの好適な金属塩で、形成される例えば塩化銀といった無機塩が不溶性であって反応混合物から析出される好適な溶剤中において処理することにより、例えば他の酸付加塩といった、式(I)の化合物の他の塩(酸付加塩)に転換することが可能である。
手法または反応条件に応じて、塩形成特性を有する式(I)の化合物は、遊離形態または塩の形態で得ることが可能である。
式(I)の化合物および適切な場合には、その互変異性体(それぞれの場合において、遊離形態または塩形態で)は、適切であれば、水和物の形態でも入手可能であり、および/または、例えば、固体形態で存在する化合物の結晶化に用いられていてもよいものといった他の溶剤を含んでいることが可能である。
式(I)の化合物の好ましい群は、式(Ia)の化合物
Figure 0006695865
(式中;
1、R2、R3、R5、R13、V、nおよびmは上記の式(I)において定義されているとおりであり、ならびに、G2は、酸素、硫黄、または、水素もしくは1〜C2アルキルで置換された素である)によって表される。好ましい式(Ia)の化合物は、nが1または2であるものである。
特に好ましい式(Ia)の化合物は、
1が、水素、トリフルオロメチルまたはシアノであり;
2が、水素またはシアノであり;
3が、C1〜C3アルキル、C3〜C4シクロアルキルまたはC3〜C4シクロアルキル−C1〜C4アルキルであり;
5が、水素;C1〜C6ハロアルキル;ハロゲン;C1〜C4−ハロアルキルもしくはハロゲンから選択される置換基によって単置換もしくは二置換とされることが可能であるフェニル;または、C1〜C4ハロアルキルもしくはハロゲンから選択される置換基によって単置換もしくは二置換とされることが可能であるピリジルであり;特に
5が、水素、トリフルオロメチル、ハロゲン、4−(トリフルオロメチル)−フェニル、5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル、4−クロロ−フェニルまたは5−クロロ−2−ピリジルであるものである。
好ましくは、式(Ia)において、G2は、C1〜C2アルキルで置換された窒素である。
好ましい化合物はまた、R13が、水素、4−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル、5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジルまたは2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジルであるものである。最も好ましい化合物は、R13が水素であるものである。
好ましくは、式(Ia)において、Vは窒素であり、および、mは2である。
さらに非常に好ましい式(Ia)の化合物は、nが1または2であり、および、R1がシアノであるものである。式(Ia)の化合物のさらに好ましい群は、nが1または2であり、および、R1がトリフルオロメチルであるものである。
好ましい式(Ia)の化合物の他の組は、VがCHであるものである。
式(Ia)の化合物のさらに好ましい群は、R1が水素であり、および、R2がシアノであるものである。
式(I)の化合物のさらに好ましい群は、式(Ib)の化合物
Figure 0006695865
(式中、
1、R2、R3、R5、V、nおよびmは上記の式(I)において定義されているとおりであり、ならびに、G2は、酸素、硫黄、または、水素もしくは1〜C2アルキルで置換された素である)によって表される。好ましい式(Ib)の化合物は、nが1または2であるものである。
特に好ましい式(Ib)の化合物は、
1が、水素、トリフルオロメチルまたはシアノであり;
2が、水素またはシアノであり;
3が、C1〜C3アルキル、C3〜C4シクロアルキルまたはC3〜C4シクロアルキル−C1〜C4アルキルであり;
5が、水素;C1〜C6ハロアルキル;ハロゲン;C1〜C4−ハロアルキルもしくはハロゲンから選択される置換基によって単置換もしくは二置換とされることが可能であるフェニル;または、C1〜C4ハロアルキルもしくはハロゲンから選択される置換基によって単置換もしくは二置換とされることが可能であるピリジルであり;特に
5が、水素、トリフルオロメチル、ハロゲン、4−(トリフルオロメチル)−フェニル、5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル、4−クロロ−フェニルまたは5−クロロ−2−ピリジルであるものである。
好ましくは、式(Ib)において、G2は、C1〜C2アルキルで置換された窒素である。
好ましくは、式(Ib)において、Vは窒素であり、および、mは2である。
さらに非常に好ましい式(Ib)の化合物は、nが1または2であり、および、R1がシアノであるものである。式(Ib)の化合物のさらに好ましい群は、nが1または2であり、および、R1がトリフルオロメチルであるものである。
好ましい式(Ib)の化合物の他の組は、VがCHであるものである。
式(Ib)の化合物のさらに好ましい群は、R1が水素であり、および、R2がシアノであるものである。
式(I)の化合物のさらに好ましい群は、式(Ic)の化合物
Figure 0006695865
(式中、
1、R2、R3、R5、V、nおよびmは上記の式(I)において定義されているとおりであり、G2は窒素であり、または、G2はメチンもしくはCH−CH3である)によって表される。
好ましい式(Ic)の化合物は、
nが1または2であり;
1水素、シアノまたはトリフルオロメチル;
2が、水素またはシアノであり;
3が、C1〜C3アルキル、C3〜C4シクロアルキルまたはC3〜C4シクロアルキル−C1〜C4アルキルであり;
5が、水素;C1〜C6ハロアルキル;ハロゲン;C1〜C4−ハロアルキルもしくはハロゲンから選択される置換基によって単置換もしくは二置換とされることが可能であるフェニル;または、C1〜C4ハロアルキルもしくはハロゲンから選択される置換基によって単置換もしくは二置換とされることが可能であるピリジルであり;特に
5が、水素、トリフルオロメチル、ハロゲン、4−(トリフルオロメチル)−フェニル、5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル、4−クロロ−フェニルまたは5−クロロ−2−ピリジルであるものである。
好ましくは、式(Ic)の化合物において、R2は水素であり、および、R1はシアノである。
式(Ic)の化合物のさらに好ましい群において、R1はトリフルオロメチルである。
式(Ic)の化合物の他のさらに好ましい群において、G2は窒素である。
さらに好ましい群は、G2がメチンである式(Ic)の化合物である。
Vが窒素であり、および、mが2である式(Ic)の化合物もまた好ましい。
さらに好ましい式(Ic)の化合物は、VがCHであるものである。
式Iの化合物のさらに好ましい群は、式(Id)の化合物
Figure 0006695865
(式中、
1、R2、R3、R5、R12、V、Y、nおよびmは上記の式(I)において定義されているとおりであり、G2は窒素であり、または、G2はメチンもしくはCH−CH3である)によって表される。
好ましい式(Id)の化合物は、
nが1または2であり;
1が水素、シアノまたはトリフルオロメチルであり;
2が水素またはシアノであり;
3が、C1〜C3アルキル、C3〜C4シクロアルキルまたはC3〜C4シクロアルキル−C1〜C4アルキルであり;
5が、水素;C1〜C6ハロアルキル;ハロゲン;C1〜C4−ハロアルキルもしくはハロゲンから選択される置換基によって単置換もしくは二置換とされることが可能であるフェニル;または、C1〜C4ハロアルキルもしくはハロゲンから選択される置換基によって単置換もしくは二置換とされることが可能であるピリジルであり;特に
5が、水素、トリフルオロメチル、ハロゲン、4−(トリフルオロメチル)−フェニル、5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル、4−クロロ−フェニルまたは5−クロロ−2−ピリジルであるものである。
好ましい式(Id)の化合物は、R13が、水素、4−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル、5−(トリフルオロメチル)−3−ピリジルまたは2−(トリフルオロメチル)−4−ピリジルであるものである。最も好ましい式(Id)の化合物は、R13が水素であるものである。
特に好ましい式(Id)の化合物は、R2が水素であり、および、R1がシアノであるものである。式(Id)の化合物のさらに好ましい群において、R1はトリフルオロメチルである。
式(Id)の化合物のさらに好ましい群において、G2は窒素またはメチンであり、および、Yは窒素またはメチンである。特に好ましい式(Id)の化合物は、G2がメチンであるものである。
式(Id)の化合物の非常に好ましい群において、Vは窒素であり、および、mは2である。
好ましい式(Id)の化合物の他の組において、VはCHである。
式Iの化合物の特に好ましい実施形態において、
1は、水素またはシアノであり;
2は水素であり;
3はC1〜C4アルキルであり;
4は水素であり;
5はC1〜C4ハロアルキルであり;
6は水素であり;
pは1であり;
nは1または2であり;
mは0または2であり;好ましくは2であり;
XはCHであり;
YはNであり;
Zは炭素であり;
1はNであり;
2はN−R7であり;
7はC1〜C4アルキルであり;および
VはNである。
本発明に係る式(I)の化合物の調製プロセスは、原理上は、当業者に公知の方法によって実施される。より具体的には、R1がシアノである式(I)の化合物は、式(II)の化合物
Figure 0006695865
(式中、X、Y、Z、G1、G2、R3、R45、R6、mおよびVは上記の式(I)において記載されており、ならびに、X01はハロゲン、または、アセトニトリルアニオン均等物を有するトリフレート基である)の遷移金属触媒カップリングによって、式(III)の化合物を得ることにより調製され得る。
Figure 0006695865
多様なアセトニトリルアニオン均等物をこのような反応において用いることが可能である。このような均等物の例はトリ−n−ブチルスタニルアセトニトリルであり、これを、式(II)の化合物とMitiga et.al.(Chem.Lett.1984,1511)に記載されているスティル反応条件下で、または、トリメチルシリルアセトニトリルと、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)などのパラジウム触媒、および、例えばキサントホスまたはP(t−Bu)3といったリガンド、例えばZnF2といったフッ化物源の存在下において、DMFなどの双極性非プロトン性溶剤中に80〜120℃の温度でカップリングすることが可能である。このような反応は文献中に多くの前例があり、例えばHartwig et.al.(J.Am.Chem.Soc.2002,124,9330およびJ.Am.Chem.Soc.2005,127,15824)を参照のこと。
あるいは、式(III)の化合物は、式(II)の化合物と式(IV)のボロン酸とのスズキ反応によって調製可能である。
Figure 0006695865
上記の反応は、フッ化カリウムまたは炭酸セシウムなどの塩基、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)などのパラジウム触媒、および、DMSOまたはDMFなどの極性非プロトン性溶剤の存在下に、80〜150℃の温度で実施される。式(II)の化合物への反応は式(V)の中間体を介して進行する。
Figure 0006695865
中間体(V)はワンポットまたは単離されて式(III)の化合物に直接転換可能であり、別のステップにおいて、例えばフッ化カリウムまたは炭酸セシウムといった好適な塩基による処理で式(III)の化合物に転換可能である。このような反応は文献において周知であり、J.Am.Chem.Soc.2011,133,6948−6951に記載されている。
DMFなどの不活性溶剤中における水素化ナトリウム、または、アセトンもしくはアセトニトリルなどの非プロトン性溶剤中における炭酸セシウムなどの塩基の存在下における、式(VI)の化合物(式中、R2、pおよびnは既に定義されているとおりであり、ならびに、X02はハロゲンまたはトリフレートなどの脱離基である)の存在下での式(III)の化合物の処理。
Figure 0006695865
式(Ia01)の化合物
Figure 0006695865
(式中、R2、p、n、m、R3、R4、R5、R6、X、Y、Z、V、G1およびG2は式(I)に定義されているとおりである)を得ること。化学式がスキーム1にまとめられている。
Figure 0006695865
式(Ia01)の化合物は、R1がC(O)R8、C(O)OR9、CONR1011である式(I)の化合物に、当業者に公知であると共にスキーム2に例示されている方法によって転換が可能である。
Figure 0006695865
スキーム2においては、R2、p、n、m、R3、R4、R5、R6、X、Y、Z、V、G1およびG2が式(I)に定義されているとおりである式(Ia01)の化合物を式R8MgHalのグリニャール試薬で処理し、次いで、酸性加水分解(C.Ferri,“Reaktionen der Organischen Synthese”,Georg Thieme Verlag,Stuttgart,1978,page 324ff.に記載のとおり)により、式(Ia02)の化合物(式中、R8は式(I)に定義されているとおりである)を得ることが可能である。式(Ia03)の化合物は、例えば、水および例えばメタノールまたはアセトンといった水和性の溶剤中における、例えば水酸化リチウムといったアルカリ塩基による処理といった、当業者に公知である方法によって、式(Ia04)の対応する酸に容易に加水分解されることが可能である。(Ia04)の化合物は、当業者に公知であると共に例えばChem.Soc.Rev.,2009,38,606−631に記載の方法によって、式(Ia05)の化合物(式中、(X03)はハロゲンなどの脱離基である)または混合無水物に活性化することが可能である。その後、例えばトリエチルアミンといった塩基および例えばDMAPといった触媒の存在下で、例えば塩化メチレンといった不活性溶剤中における、式(Ia05)の化合物の式(VIIa)の化合物による処理で、式(Ia06)の化合物がもたらされる。
あるいは、式(III)の化合物は、例えばTHFもしくはジエチルエーテルなどの不活性溶剤中における活性化された亜鉛金属での処理、または、対応するリチウムもしくはマグネシウム試薬の金属交換反応によるC−X01結合への亜鉛の挿入によって式(II)の化合物から得ることが可能である。ハロゲンからの有機亜鉛試薬の調製は当業者に周知であり、例えばKnochel et.al.,Chem.Rev.1993,93,2117に記載されている。その後の、有機亜鉛試薬と式(VII)の化合物
Figure 0006695865
(式中、X02は好ましくは臭素であるハロゲンである)との、例えばNi(acac)2といった触媒、および、例えばシクロヘキシルジフェニルホスフィンといったホスフィンリガンドの存在下での、テトラヒドロフランなどの不活性溶剤中における反応で、式(III)の化合物がもたらされる。このような化学は、文献中に記載されている(Synthesis,1987,40−42を参照のこと)。式(III)の化合物はスキーム1および2に記載されているとおり式(I)の化合物に転換される。
式(I)の化合物(式中、R1はHである)は、式(VIIIa)のボロン酸または式(VIIIb)のMollander塩との、当業者に公知であると共に例えばTetrahedron Letters,43,6987,2002または国際公開第2014/025736号パンフレットに記載されている方法による、式(II)の化合物の直接的なスズキカップリングカップリングによって調製可能である。
Figure 0006695865
式(I)の化合物へのさらなるアプローチがスキーム4に例示されている。
Figure 0006695865
Figure 0006695865
スキーム4に示されているとおり、式(II)の化合物を、式(IX)の化合物と、例えばキサントホスといったリガンド、例えばPd2(アリル)2Cl2といった好適なパラジウム触媒、および、例えばDMAPといった塩基、例えばメシチレンといった不活性溶剤の存在下に、例えばY.S.Feng et al.Tetrahedron,2012,68,2113に記載されているとおりクロスカップリングして、式(X)の化合物(式中、G1、G2、R3、R4、R5、R6、R9、m、V、X、YおよびZは上記の式Iにおいて記載されている意味を有する)が得られる。化合物(X)は単離され得、または、自然に、または、DMSOなどの不活性溶剤中における加熱により脱カルボキシル化されて式(XI)の化合物を得ることが可能である。式(Ia03)の化合物へのその後の転換は、既述のとおり、および、スキーム4に示されているとおり達成することが可能である。あるいは、式(II)の化合物は、式(III)の化合物を得るための条件ときわめて類似する条件下で、式(XII)の化合物と脱カルボキシル化的にクロスカップリングに供することが可能である。式(III)の化合物の式(Ia01)の化合物への転換は既に記載されている(スキーム1)。パラジウム触媒脱カルボキシル化性クロスカップリングは、同様の事例において、例えばR.Shang et al.Angew.Chem.Int.Ed.,2011,50,4470に記載されている。
式(Ia07)の化合物(式中、nは1であり、pは1であり、R1はHであり、R2、R3、R4、R5、R6、X、Y、Z、G1、G2、Vおよびmは式(I)に記載されているとおりである)もまた、スキーム5に示されているとおり調製可能である。
Figure 0006695865
スキーム6において、式(II)の化合物は、例えば当業者に公知であると共に例えばChem.Rev.2000,100,3009−3066に記載されているものといった典型的なHeck条件下で式(XV)の化合物と反応に供される。得られる式(XIII)の化合物は、式(XIVa)もしくは(XIVb)の化合物、および、例えば水素化ナトリウムといった例えばアルカリ金属水素化物、または、例えば水酸化カリウムといったアルカリ金属アルコキシドといった塩基で、DMFまたはトルエンなどの不活性溶剤中において処理して、式(Ia07)の化合物(式中、R1、X、Y、Z、G1、G2、V、R2、R4、R5、R6、R3およびmは式(I)について定義されている意味を有する)を得ることが可能である。同様の化学が文献、例えばTetrahedron,Volume 43,Issue 12,1987,Pages 2609−2651に記載されている。
式(I)の化合物(すなわち、式(II)の化合物)の調製に必要とされる出発材料は多くの事例において公知であり、文献[Chemical abstract reference numbers]に記載されている;6−ブロモ−2−(3−エチルスルファニル−2−ピリジル)−7−イソプロピル−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン[1421956−60−6]、6−ブロモ−7−(ジフルオロメチル)−2−(3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン[1421956−59−3]、6−ブロモ−7−(ジフルオロメチル)−2−(3−エチルスルフィニル−2−ピリジル)−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン[1421956−58−2]、6−ブロモ−7−(ジフルオロメチル)−2−(3−エチルスルファニル−2−ピリジル)−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン[1421956−57−1]、2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−6−ヨード−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン[1421956−26−4]、6−ブロモ−2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン[1421956−07−1]、6−ブロモ−2−[3−エチルスルフィニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン[1421956−06−0]、6−ブロモ−2−[3−エチルスルファニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン[1421956−04−8]、6−ブロモ−2−(3−エチルスルファニル−2−ピリジル)−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−7−カルバルデヒド[1421954−62−2]、6−ブロモ−2−(3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン[1421954−25−7]、2−(3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−6−ヨード−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン[1421950−96−0]、2−[3−エチルスルファニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−5−ヨード−1−メチル−ベンズイミダゾール[1421950−48−2]、2−(3−エチルスルファニル−2−ピリジル)−5−ヨード−1−メチル−ベンズイミダゾール[1421950−16−4]。2−[3−エチルスルファニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−5−ヨード−1,3−ベンゾキサゾール[1616682−41−7]、2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−5−ヨード−1,3−ベンゾキサゾール[1616682−43−9]、6−ブロモ−2−(5−ブロモ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)オキサゾロ[5,4−b]ピリジン[1616682−28−0]、6−ブロモ−2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]オキサゾロ[5,4−b]ピリジン[1616682−16−6]、5−ブロモ−2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1,3−ベンゾキサゾール[1616682−19−9]、2−[3−エチルスルファニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−6−ヨード−チアゾロ[5,4−b]ピリジン[1421956−35−5]および2−[2−エチルスルファニル−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−6−ヨード−チアゾロ[5,4−b]ピリジン[1383947−33−8]。
式(IIb)の他の中間体
Figure 0006695865
(式中、G2、R3、R4、R5、R6、m、V、XおよびYは式(I)において上記に記載されている定義を有し、ならびに、X01aはハロゲンである)は新規であると共に、特に式(I)の化合物の調製のために開発した。従って、これらもまた本発明の主題の一部を構成する。
上記の式I、Ia、Ib、IcおよびIdに係る好ましい置換基の定義は式IIの好ましい化合物についても有効である。
新規の式(IIb)の化合物(式中、G2、R3、R4、R5、R6、m、V、XおよびYは既述の定義を有し、ならびに、X01aはハロゲンである)の合成は、式(XVI)の化合物
Figure 0006695865
(式中、Y、Xは記載のとおりであり、および、X01aはハロゲンである)と、式(XVII)の化合物
Figure 0006695865
(式中、X04はハロゲンであり、ならびに、R4、R5、R6、R3およびmは式(I)について記載されている定義を有し、ならびに、R16aは水素またはC1〜C4アルキルである)とによる、不活性溶剤中における、任意選択により不活性溶剤中の好適な塩基の存在下での処理により準備して、式(IIba)の化合物を得ることが可能である
Figure 0006695865
(式中、Y、X、X01a、V、R3、R4、R5およびR6は式(I)に定義されているとおりであり、ならびに、R16aは水素またはC1〜C4アルキルである)。このような反応は文献中に多くの前例があり(例えば、国際公開第2013191113号パンフレット、または、Archiv.Pharm.Res.,37(5),588−599;2014を参照のこと)、通常は、エタノールまたはDMFなどの不活性溶剤中において60〜160℃の温度で、任意選択により、塩基の存在下で実施される。
式(IIb)の化合物を調製するためのさらなるプロセスは、式(XIII)の化合物と(XVIII)の化合物との反応を含む。
Figure 0006695865
ヨウ化亜鉛(II)またはインジウム(III)トリフレートなどのルイス酸の存在下に、クロロベンゼンまたは1,2ジクロロベンゼンなどの不活性溶剤中において、酢酸Cu(II)などの触媒性銅(II)塩と一緒に、酸素または空気雰囲気下、100〜180℃、好ましくは110〜140℃の温度で、式(IIba)の化合物(式中、R16aは水素である)が得られる。このような反応は、文献中において既に記載されている(R16aが水素である場合、Adv.Synth.Catal.2013,355,1741−1747、および、J.Org.Chem.,2013,78,12494−12504を参照のこと)。式(XVII)および(XVIII)の化合物は、例えばスキーム6に示されている方法によって式(XIX)の化合物から調製可能である。
Figure 0006695865
スキーム6においては、式(XIXa)のハロゲン化アシルが、当業者に公知であると共に例えばC.Ferri,“Reaktionen der Organischen Synthese”,Georg Thieme Verlag,Stuttgart,1978,page 223ffに記載の方法によるN,O−ジメチルヒドロキシルアミンとの反応で、ワインレブ(Weinreb)アミド(XX)に転換される。次いで、式(XX)のワインレブ(Weinreb)アミドは、式R16aCH2MgHal(XXI)のグリニャール試薬とワインレブ(Weinreb)の方法(Tetrahedron Letters 1981,22,3815−3818)に従って反応に供されて式XXVIIおよびXXVIIaの化合物が得られる。式XXVIIおよびXXVIIaの化合物はまた、式XXIIのニトリル化合物の式R16aCH2MgHalのグリニャール試薬による処理、これに続く酸性加水分解によって調製可能である(C.Ferri,“Reaktionen der Organischen Synthese”,Georg Thieme Verlag,Stuttgart,1978,page 223ff.に記載のとおり)。
式XXVIIおよびXXVIIaの化合物は、例えば酢酸中の臭素および臭化水素酸の混合物により(Phosphorus,Sulfur and Silicon and the Related Elements,2013,188(12),1835−1844に記載のとおり)、または、例えば、不活性溶剤(例えばクロロホルム、酢酸エチル等)中の臭化銅(II)により(J.Med.Chem.,2013,56(1),84−96に記載のとおり)、式XVIIの化合物にハロゲン化されることが可能である。あるいは、式XVIIの化合物(式中、R16aは水素である)は、ジアゾメタンまたはトリメチルシリルジアゾメタンによる処理、および、その後の、例えば臭化水素酸または塩酸といったハロゲン酸による、ジエチルエーテルなどの不活性溶剤中における処理で、式XIXaの化合物から直接調製可能である。このような手法は文献において周知であり、例えばEu.J.Med.Chem.,1987,22(5),457−62および国際公開第2009010455号パンフレットを参照のこと。
式XVIの化合物は文献において一般に公知であり、例えば以下のものである(括弧中のCASインデックス番号);4−ブロモピリジン−2−アミン[84249−14−9]、5−ブロモピリダジン−3−アミン[1187237−00−8]および6−ブロモピリミジン−4−アミン[1159818−57−1]。本発明において用いられる式(XIX)の化合物は一般に公知であり、国際公開第12/086848号パンフレット、国際公開第13/018928号パンフレット、国際公開第12/086848号パンフレット、国際公開第2013/187422号パンフレット、国際公開第2013/191113号パンフレットおよび国際公開第2013/191188号パンフレットに記載されている。
式(IIc)の化合物
Figure 0006695865
は、例えば式(IIca01)の代表的な例示化合物:
Figure 0006695865
についてスキーム7に示されているとおり調製可能である。
式(III)の中間体
Figure 0006695865
(式中、G1、G2、R3、R4、R5、R6、m、V、X、ZおよびYは上記の式(I)において記載されている定義を有する)は新規であると共に、特に式(I)の化合物の調製のために開発した。従って、これらもまた本発明の主題の一部を構成する。上記の式I、Ia、Ib、IcおよびIdに係る好ましい置換基定義は式IIIの好ましい化合物についても有効である。
反応体は塩基の存在下で反応に供されることが可能である。好適な塩基の例は、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属水酸化物、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属水素化物、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属アミド、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属アルコキシド、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属酢酸塩、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属炭酸塩、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属ジアルキルアミド、または、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属アルキルシリルアミド、アルキルアミン、アルキレンジアミン、遊離もしくはN−アルキル化飽和もしくは不飽和シクロアルキルアミン、塩基性複素環、水酸化アンモニウムおよび炭素環式アミンである。これらの例としては、水酸化ナトリウム、水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、ナトリウムメトキシド、酢酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、カリウムt−ブトキシド、水酸化カリウム、炭酸カリウム、水素化カリウム、リチウムジイソプロピルアミド、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド、水酸化カルシウム、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、トリエチレンジアミン、シクロヘキシルアミン、N−シクロヘキシル−N,N−ジメチルアミン、N,N−ジエチルアニリン、ピリジン、4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジン、キヌクリジン、N−メチルモルホリン、ベンジルトリメチル水酸化アンモニウムおよび1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセ−7−エン(DBU)が挙げられ得る。
反応体は、そのまま、すなわち溶剤または希釈剤を添加することなく相互に反応に供されることが可能である。しかしながら、ほとんどの場合は、不活性溶剤もしくは希釈剤またはこれらの混合物を添加することは有利である。反応を塩基の存在下で行った場合、過剰量で利用されたトリエチルアミン、ピリジン、N−メチルモルホリンまたはN,N−ジエチルアニリンなどの塩基もまた、溶剤または希釈剤として作用し得る。
この反応は、およそ−80℃〜およそ+140℃、好ましくはおよそ−30℃〜およそ+100℃の温度範囲、多くの事例において、周囲温度〜およそ+80℃の範囲内で行われることが有利である。
式(I)の化合物は、本発明に従い、慣習的な様式で式(I)の出発化合物の1個以上の置換基を他の置換基で置換することにより、それ自体公知の様式で他の式(I)の化合物に転換することが可能である。
各事例において好適である反応条件および出発材料の選択に応じて、例えば、1つの反応ステップのみで、本発明に従って1個の置換基を他の置換基で置換することが可能であり、または、同一の反応ステップで本発明に従って複数の置換基を他の置換基で置換することが可能である。
式(I)の化合物の塩は、それ自体公知の様式で調製可能である。それ故、例えば、酸付加式(I)の化合物の塩は、好適な酸または好適なイオン交換試薬による処理で得られ、および、塩基による塩は、好適な塩基または好適なイオン交換試薬による処理で得られる。
式(I)の化合物の塩は、慣習的な様式で、例えば、好適な塩基化合物または好適なイオン交換試薬による処理によって遊離化合物I、酸付加塩に転換し、また、例えば好適な酸または好適なイオン交換試薬による処理によって塩基による塩に転換することが可能である。
式(I)の化合物の塩は、それ自体公知の様式で、例えば塩酸などの無機酸の塩を例えば酢酸銀といった酸のナトリウム、バリウムまたは銀塩などの好適な金属塩で、形成される例えば塩化銀といった無機塩が不溶性であって反応混合物から析出される好適な溶剤中において処理することにより、例えば他の酸付加塩といった、式(I)の化合物の他の塩(酸付加塩)に転換することが可能である。
手法または反応条件に応じて、塩形成特性を有する式(I)の化合物は、遊離形態または塩の形態で得ることが可能である。
式(I)の化合物および適切な場合にはその互変異性体(それぞれの場合において、遊離形態または塩形態で)は、可能な異性体の1種の形態で、または、これらの混合物として、例えば、鏡像異性体および/もしくはジアステレオマーなどの純粋な異性体の形態で、または、例えばラセミ化合物、ジアステレオマー混合物もしくはラセミ化合物混合物といったエナンチオマー混合物などの異性体混合物として、分子中の不斉炭素原子の数、絶対および相対的立体配置に応じて、ならびに/または、分子中の非芳香族二重結合の立体配置に応じて存在していることが可能であり;本発明は、純粋な異性体に関すると共に可能性のあるすべての異性体混合物にも関し、また、本発明は、本明細書中上記および下記において、各事例において特異的に立体化学が詳述されていない場合においても、各事例においてこの意味で理解されるべきである。
選択された出発材料および手法に応じて得られることが可能である遊離形態または塩形態の式(I)の化合物のジアステレオマー混合物またはラセミ化合物混合物は、コンポーネントの物理化学的差異に基づいて、例えば分別晶出、蒸留および/またはクロマトグラフィによる公知の様式で純粋なジアステレオマーまたはラセミ化合物に分離可能である。
同様に得ることが可能であるラセミ化合物などのエナンチオマー混合物は以下のような公知の方法により光学的鏡像体に分割されることが可能である:例えば、光学的に活性な溶剤からの再結晶化;例えば、好適な微生物により補助されるアセチルセルロースでの高速液体クロマトグラフィ(HPLC)といったキラル吸着媒へのクロマトグラフィ;例えば、1つのエナンチオマーのみが錯化されるキラルクラウンエーテルを用いる、包接化合物の形成を介した特定の不動化された酵素による開裂;または、例えば、塩基性最終生成物ラセミ化合物を例えば樟脳酸、酒石酸もしくはリンゴ酸といったカルボン酸または例えばカンファースルホン酸といったスルホン酸などの光学的に活性な酸と反応させ、および、この様式で得ることが可能であるジアステレオマー混合物を、例えば異なる溶解度に基づく分別結晶化によって分離して、例えば塩基性薬剤といった好適な薬剤の作用により所望されるエナンチオマーを遊離させることが可能であるジアステレオマーを得ることによるジアステレオ異性塩への転換。
本発明に基づく純粋なジアステレオマーまたはエナンチオマーの入手は、好適な異性体混合物の分離のみならず、例えば、好適な立体化学の出発材料が伴う本発明によるプロセスの実施といった、一般に公知のジアステレオ選択的もしくはエナンチオ選択的合成方法によっても可能である。
N−オキシドは、例えばトリフルオロ酢酸無水物といった酸無水物の存在下で、式(I)の化合物を例えばH22/尿素付加物といった好適な酸化剤と反応させることにより調製可能である。このような酸化は、例えばJ.Med.Chem.32(12),2561−73,1989または国際公開第00/15615号パンフレットといった文献から公知である。
個々の成分が異なる生物学的活性を有している場合には、生物学的により活性である、例えばエナンチオマーもしくはジアステレオマーといった異性体、または、例えばエナンチオマー混合物もしくはジアステレオマー混合物といった異性体混合物を各事例において単離もしくは合成することが有利である。
式(I)の化合物および適切な場合にはその互変異性体は、遊離形態もしくは塩形態の各事例において、適切な、水和物の形態で得られることも可能であり、および/または、例えば固体形態で存在する化合物の結晶化に用いられていてもよい他の溶剤を含んでいることも可能である。
以下の表1〜11に係る化合物は、上記の方法に従って調製可能である。以下に続く実施例は、本発明を例示し、好ましい式Iの化合物を示すことを意図している。
表X:この表は、表Xの後に開示されている式(Iaa)、(Iab)、(Iac)、(Iad)、(Iae)および(Iaf)に係る27種の置換基の選定X.001〜X.027を開示する。表Xにおいて、EtはCH2CH3を表し、CH2Cypは
Figure 0006695865

を表し、式中、矢印は硫黄への結合点を表す。
Figure 0006695865

Figure 0006695865
表1:この表は、式(Iaa)の27種の化合物1.001〜1.027を開示する。
Figure 0006695865
(式中、nは1であり、mは2であり、および、R1、R2、R3、R4、R5、R6およびR13は、表XにおけるX.001〜X.027の行中に定義されているとおりである)。
例えば、化合物1.004は以下の構造を有する。
Figure 0006695865
表2:この表は、式(Iab)の27種の化合物2.001〜2.027(式中、nは1であり、mは2であり、および、R1、R2、R3、R4、R5、R6およびR13は、表XのX.001〜X.027の行中に定義されているとおりである)を開示する。
Figure 0006695865
表3:この表は、式(Iac)の27種の化合物3.001〜3.027の27種の化合物3.001〜3.027(式中、nは1であり、mは2であり、および、R1、R2、R3、R4、R5、R6およびR13は、表XのX.001〜X.027の行中に定義されているとおりである)を開示する。
Figure 0006695865
表4:この表は、式(Iad)の27種の化合物4.001〜4.027(式中、nは1であり、mは2であり、および、R1、R2、R3、R4、R5、R6およびR13は、表XのX.001〜X.027の行中に定義されているとおりである)を開示する。
Figure 0006695865
表5:この表は、式(Iae)の27種の化合物5.001〜5.027(式中、nは1であり、mは2であり、および、R1、R2、R3、R4、R5、R6およびR13は、表XのX.001〜X.027の行中に定義されているとおりである)を開示する。
Figure 0006695865
表6:この表は、式(Iaf)の27種の化合物6.001〜6.027(式中、nは1であり、mは2であり、および、R1、R2、R3、R4、R5、R6およびR13は、表XのX.001〜X.027の行中に定義されているとおりである)を開示する。
Figure 0006695865
表7:この表は、式(Iag)の27種の化合物7.001〜7.027(式中、nは2であり、mは2であり、および、R1、R2、R3、R4、R5、R6およびR13は、表XのX.001〜X.027の行中に定義されているとおりである)を開示する。
Figure 0006695865
表Y:この表は、表Yの後に開示されている式(Iah)、(Iai)、(Iaj)および(Iak)に係る24種の置換基の選定Y.001〜Y.024を開示する。
表Yにおいて、EtはCH2CH3を表し、CH2Cypは
Figure 0006695865

を表し、式中、矢印は硫黄への結合点を表す。
Figure 0006695865

Figure 0006695865
表8:この表は、式(Iah)の24種の化合物8.001〜8.024(式中、nは1であり、mは2であり、および、R1、R2、R3、R4、R5およびR6は表YのY.001〜1.024の行に定義されているとおりである)を開示する。
Figure 0006695865
表9:この表は、式(Iai)の24種の化合物9.001〜9.024(式中、nは1であり、mは2であり、および、R1、R2、R3、R4、R5およびR6は表YのY.001〜Y.024の行に定義されているとおりである)を開示する。
Figure 0006695865
表10:この表は、式(Iaj)の24種の化合物10.001〜10.024(式中、nは1であり、mは2であり、および、R1、R2、R3、R4、R5およびR6は表YのY.001〜Y.024の行に定義されているとおりである)を開示する。
Figure 0006695865
表11:この表は、式(Iak)の24種の化合物11.001〜11.024(式中、nは1であり、mは2であり、および、R1、R2、R3、R4、R5およびR6は表YのY.001〜Y.024の行に定義されているとおりである)を開示する。
Figure 0006695865
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本発明による式Iの化合物は、きわめて少ない適用量であっても有害生物防除分野において予防的におよび/または治癒的に価値のある活性成分であり、きわめて好ましい殺生範囲を有すると共に、温血性の種、魚類、および、植物は良好な耐容性を示すものである。本発明による活性成分は、昆虫またはダニ目の代表的なものなどの通常は感受性(耐性)の動物有害生物の成長ステージのすべてもしくは個々に対して作用する。本発明による活性成分の殺虫性または殺ダニ性活性は、直接的に顕在化(すなわち、直ぐに、もしくは、例えば脱皮中といった一定時間の経過後のみに生じる有害生物の殺処分において)されるか、または、間接的に顕在化(例えば産卵量および/もしくは孵化率の低減)されることが可能である。
上記の動物に対する有害生物のさらなる例は以下のとおりである。
ダニ目(Acarina)から、例えば、アカリツス属の一種(Acalitus spp)、アカルス属の一種(Aculus spp)、アカリカルス属の一種(Acaricalus spp)、アセリア属の一種(Aceria spp)、アシブトコナダニ(Acarus siro)、アンブリオンマ属の一種(Amblyomma spp.)、ナガヒメダニ属の一種(Argas spp.)、ブーフィラス属の一種(Boophilus spp.)、ブレビパルプス属の一種(Brevipalpus spp.)、ブリオビア属の一種(Bryobia spp)、カリピトリメルス属の一種(Calipitrimerus spp.)、ショクヒヒゼンダニ属の一種(Chorioptes spp.)、ワクモ(Dermanyssus gallinae)、デルマトファゴイデス属の一種(Dermatophagoides spp)、エオテトラニカス属の一種(Eotetranychus spp)、エリオフィエス属の一種(Eriophyes spp.)、ヘミタルソネムス属の一種(Hemitarsonemus spp)、イボマダニ属の一種(Hyalomma spp.)、マダニ属の一種(Ixodes spp.)、オリゴニクス属の一種(Olygonychus spp)、カズキダニ属の一種(Ornithodoros spp.)、ポリファゴタルソネラタス(Polyphagotarsone latus)、パノニクス属の一種(Panonychus spp.)、ミカンサビダニ(Phyllocoptruta oleivora)、フィトネムス属の一種(Phytonemus spp)、ポリファゴタロソネムス属の一種(Polyphagotarsonemus spp)、キュウセンヒゼンダニ属の一種(Psoroptes spp.)、コイタマダニ属の一種(Rhipicephalus spp.)、リゾグリフス属の一種(Rhizoglyphus spp.)、サルコプテス属の一種(Sarcoptes spp.)、ステネオタルソネムス属の一種(Steneotarsonemus spp.)、ホコリダニ属の一種(Tarsonemus spp.)およびテトラニクス属の一種(Tetranychus spp.);
シラミ目(Anoplura)から、例えば、ブタジラミ属の一種(Haematopinus spp.)、シラミ属の一種(Linognathus spp.)、ペディクルス属の一種(Pediculus spp.)、ペムフィグス属の一種(Pemphigus spp.)およびネアブラムシ属の一種(Phylloxera spp.);
鞘翅目(Coleoptera)から、例えば、アグリオテス属の一種(Agriotes spp.)、アンフィマロンマジャレ(Amphimallon majale)、セマダラコガネ(Anomala orientalis)、アントノムス属の一種(Anthonomus spp.)、アンフォディウス属の一種(Aphodius spp)、アスチラスアトロマクラタス(Astylus atromaculatus)、アテニウス属の一種(Ataenius spp)、アトマリアリネアリス(aria linearis)、カエトクネマチビアリス(Chaetocnema tibialis)、セロトマ属の一種(Cerotoma spp)、コノデルス属の一種(Conoderus spp)、コスモポリテス属の一種(Cosmopolites spp.)、コチニスニチダ(Cotinis nitida)、クルクリオ属の一種(Curculio spp.)、シクロセファラ属の一種(Cyclocephala spp)、デルメステス属の一種(Dermestes spp.)、ディアブロティカ属の一種(Diabrotica spp.)、アデルスツノカブト(Diloboderus abderus)、エピラクナ属の一種(Epilachna spp.)、エレムヌス属の一種(Eremnus spp.)、ヘテロニクスアラトル(Heteronychus arator)、ヒポテネムスハンペイ(Hypothenemus hampei)、ラグリアフイロサ(Lagria vilosa)、コロラドハムシ(Leptinotarsa decemLineata)、リッソルホプトルス属の一種(Lissorhoptrus spp.)、リオゲニス属の一種(Liogenys spp)、マエコラスピス属の一種(Maecolaspis spp)、アカビロウドコガネ(Maladera castanea)、メガセリス属の一種(Megascelis spp)、メリゲテスアエネウス(Melighetes aeneus)、メロロンタ属の一種(Melolontha spp.)、マイオクロウスアルマツス(Myochrous armatus)、オリジャエフィルス属の一種(Orycaephilus spp.)、オチオリンクス属の一種(Otiorhynchus spp.)、フィロファーガ属の一種(Phyllophaga spp)、フリクチヌス属の一種(Phlyctinus spp.)、ポピリア属の一種(Popillia spp.)、プシリオデス属の一種(Psylliodes spp.)、リソマツスアウブチリス(Rhyssomatus aubtilis)、リゾペルタ属の一種(Rhizopertha spp.)、コガネムシ科(Scarabeidae)、シトフィルス属の一種(Sitophilus spp.)、シトトルガ属の一種(Sitotroga spp.)、ソマチカス属の一種(Somaticus spp)、スフェノフォラス属の一種(Sphenophorus spp)、ステルネクススブシグナツス(Sternechus subsignatus)、ゴミムシダマシ属の一種(Tenebrio spp.)、トリボリウム属の一種(Tribolium spp.)およびトロゴデルマ属の一種(Trogoderma spp.);
双翅目(Diptera)から、例えば、ヤブカ属の一種(Aedes spp.)、ハマダラカ属の一種(Anopheles spp)、アンテリゴナソカタ(Antherigona soccata)、バクトロシアオレアエ(Bactrocea oleae)、ビビオホルツラヌス(Bibio hortulanus)、ブラジシア属の一種(Bradysia spp)、カリホラエリスロセファラ(Calliphora erythrocephala)、セラチチス属の一種(Ceratitis spp.)、オビキンバエ属の一種(Chrysomyia spp.)、イエカ属の一種(Culex spp.)、クテレブラ属の一種(Cuterebra spp.)、ダクス属の一種(Dacus spp.)、デリア属の一種(Delia spp)、キイロショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)、ヒメイエバエ属の一種(Fannia spp.)、ガストロフィラス属の一種(Gastrophilus spp.)、ゲオミザトリプンクタタ(Geomyza tripunctata)、ツェツェバエ属の一種(Glossina spp.)、ウシバエ属の一種(Hypoderma spp.)、ヒッポボスカ属の一種(Hyppobosca spp.)、リリオミザ属の一種(Liriomyza spp.)、キンバエ属の一種(Lucilia spp.)、メラナグロミザ属の一種(Melanagromyza spp.)、イエバエ属の一種(Musca spp.)、ヒツジバエ属の一種(Oestrus spp.)、オルセオリア属の一種(Orseolia spp.)、オシネラフリット(Oscinella frit)、アカザモグリハナバエ(Pegomyia hyoscyami)、ホルビア属の一種(Phorbia spp.)、ラゴレチス属の一種(Rhagoletis spp)、リベリアクアドリファシアタ(Rivelia quadrifasciata)、スカテラ属の一種(Scatella spp)、キノコバエ属の一種(Sciara spp.)、サシバエ属の一種(Stomoxys spp.)、アブ属の一種(Tabanus spp.)、タニア属の一種(Tannia spp.)およびガガンボ属の一種(Tipula spp.);
半翅目(Hemiptera)から、例えば、アカントコリススカブラトル(Acanthocoris scabrator)、アクロステルナム属の一種(Acrosternum spp)、ウススジカスミカメ(Adelphocoris lineolatus)、アンブリペルタニチダ(Amblypelta nitida)、バチコエリアタラシナ(Bathycoelia thalassina)、ブリサス属の一種(Blissus spp)、トコジラミ属の一種(Cimex spp.)、クラビグララトメントシコリス(Clavigralla tomentosicollis)、クレオンチアデス属の一種(Creontiades spp)、ジスタンチエラテオブロマ(Distantiella theobroma)、ジケロプスフルカツス(Dichelops furcatus)、ジスデルクス属の一種(Dysdercus spp.)、イデッサ属の一種(Edessa spp)、オイキスツス属の一種(Euchistus spp.)、ヒメナガメ(Eurydema pulchrum)、エウリガステル属の一種(Eurygaster spp.)、クサギカメムシ(Halyomorpha halys)、ホルシアスノビレルス(Horcias nobilellus)、レプトコリサ属の一種(Leptocorisa spp.)、メクラカメムシ属の一種(Lygus spp)、マルガロデス属の一種(Margarodes spp)、ムルガンチアヒストリオニク(Murgantia histrionic)、ネオメガロトムス属の一種(Neomegalotomus spp)、タバコカスミカメ(Nesidiocoris tenuis)、ネザラ属の一種(Nezara spp.)、ニシウスシムランス(Nysius simulans)、オエバルスインスラリス(Oebalus insularis)、ピエスマ属の一種(Piesma spp.)、ピエゾドルス属の一種(Piezodorus spp)、ロドニウス属の一種(Rhodnius spp.)、サールベルゲラシングラリス(Sahlbergella singularis)、スカプトコリスカスタネア(Scaptocoris castanea)、スコチノファラ属の一種(Scotinophara spp.)、チアンタ属の一種(Thyanta spp)、トリアトマ属の一種(Triatoma spp.)、ヴァチガイルデンス(Vatiga illudens);アシルトシウムピスム(Acyrthosium pisum)、アダルゲス属の一種(Adalges spp)、アガリアナエンシゲラ(Agalliana ensigera)、アゴノセナタルギオニイ(Agonoscena targionii)、アレウロジクス属の一種(Aleurodicus spp)、アレウロカンツス属の一種(Aleurocanthus spp)、アレウロロブスバロデンシス(Aleurolobus barodensis)、アレウロトリキスフロッコスス(Aleurothrixus floccosus)、アレイロデスブラシカエ(Aleyrodes brassicae)、フタテンミドリヒメヨコバイ(Amarasca biguttula)、アムリトズスアトキンソニ(Amritodus atkinsoni)、アオニジエラ属の一種(Aonidiella spp.)、アリマキ科(Aphididae)、ワタアブラムシ属の一種(Aphis spp.)、アスピジオツス属の一種(Aspidiotus spp.)、ジャガイモヒゲナガアブラムシ(Aulacorthum solani)、バクテリセラコッケレリ(Bactericera cockerelli)、ベミシア属の一種(Bemisia spp)、ブラキカウダス属の一種(Brachycaudus spp)、ダイコンアブラムシ(Brevicoryne brassicae)、カコプシラ属の一種(Cacopsylla spp)、ニンジンフタオアブラムシ(Cavariella aegopodii Scop.)、セロプラスタ属の一種(Ceroplaster spp.)、クリソムファルスアオニジウム(Chrysomphalus aonidium)、オンシツマルカイガラムシ(Chrysomphalus dictyospermi)、シカデラ属の一種(Cicadella spp)、シロオオヨコバイ(Cofana spectra)、クリプトミズス属の一種(Cryptomyzus spp)、シカヅリナ属の一種(Cicadulina spp)、ヒラタカタカイガラムシ(Coccus hesperidum)、ダルブルスマイジス(Dalbulus maidis)、ジアレウロデス属の一種(Dialeurodes spp)、ミカンキジラミ(Diaphorina citri)、ジウラフィスノキシア(Diuraphis noxia)、ジサフィス属の一種(Dysaphis spp)、エムポアスカ属の一種(Empoasca spp.)、リンゴワタムシ(Eriosoma larigerum)、エリスロネウラ属の一種(Erythroneura spp.)、カスカルジア属の一種(Gascardia spp.)、グリカスピスブリンブレコンベイ(Glycaspis brimblecombei)、ヒアダフィスシュードブラシカエ(Hyadaphis pseudobrassicae)、ヒアロプテルス属の一種(Hyalopterus spp)、ヒペロミズスパリズス(Hyperomyzus pallidus)、リュウガンズキンヨコバイ(Idioscopus clypealis)、ヤコビアスカリビカ(Jacobiasca lybica)、ラオデルファクス属の一種(Laodelphax spp.)、ミズキカタカイガラムシ(Lecanium corni)、レピドサフェス属の一種(Lepidosaphes spp.)、ニセダイコンアブラムシ(Lopaphis erysimi)、リオゲニスマイヂス(Lyogenys maidis)、マクロシフム属の一種(Macrosiphum spp.)、マハナルワ属の一種(Mahanarva spp)、メタカルファプルイノサ(Metcalfa pruinosa)、ムギウスイロアブラムシ(Metopolophium dirhodum)、ミンズスクルズス(Myndus crudus)、ミズス属の一種(Myzus spp.)、ネオトキソプテラ属の一種(Neotoxoptera sp)、ツマグロヨコバイ属の一種(Nephotettix spp.)、ニラパルバタ属の一種(Nilaparvata spp.)、ナシミドリオオアブラムシ(Nippolachnus piri Mats)、オドナスピスルタエ(Odonaspis ruthae)、オレグマラニゲラゼンター(Oregma lanigera Zehnter)、ヤマモモコナジラミ(Parabemisia myricae)、パラトリオザコッケレリ(Paratrioza cockerelli)、パルラトリア属の一種(Parlatoria spp.)、ペムフィグス属の一種(Pemphigus spp.)、トウモロコシウンカ(Peregrinus maidis)、ペルキンシエラ属の一種(Perkinsiella spp)、ホップイボアブラムシ(Phorodon humuli)、フィロキセラ属の一種(Phylloxera spp)、プラノコッカス属の一種(Planococcus spp.)、プセウダウラカスピス属の一種(Pseudaulacaspis spp.)、シュードコッカス属の一種(Pseudococcus spp.)、ワタノミハムシ(Pseudatomoscelis seriatus)、プシラ属の一種(Psylla spp.)、プルビナリアエチオピカ(Pulvinaria aethiopica)、クアドラズピジオツス属の一種(Quadraspidiotus spp.)、クエサダギガス(Quesada gigas)、イナズマヨコバイ(Recilia dorsalis)、ロパロシフム属の一種(Rhopalosiphum spp.)、サイセチア属の一種(Saissetia spp.)、スカホイデウス属の一種(Scaphoideus spp.)、スチザフィス属の一種(Schizaphis spp.)、シトビオン属の一種(Sitobion spp.)、セジロウンカ(Sogatella furcifera)、スピシスチルスフェスチヌス(Spissistilus festinus)、タロファガスプロセルピナ(Tarophagus Proserpina)、トキソプテラ属の一種(Toxoptera spp)、トリアロイデス属の一種(Trialeurodes spp)、トリジスカスポロボリ(Tridiscus sporoboli)、トリオニムス属の一種(Trionymus spp)、ミカントガリキジラミ(Trioza erytreae)、ニセヤノネカイガラムシ(Unaspis citri)、ジギナフラミゲラ(Zygina flammigera)、ジギニジアスクテラリス(Zyginidia scutellaris);
膜翅目(Hymenoptera)から、例えば、ヒメハキリアリ属(Acromyrmex)、アルゲ属の一種(Arge spp)、アッタ属の一種(Atta spp.)、セフス属の一種(Cephus spp.)、ジプリオン属の一種(Diprion spp.)、マツハバチ科(Diprionidae)、シマトウヒハバチ(Gilpinia polytoma)、ホプロカンパ属の一種(Hoplocampa spp.)、ケアリ属の一種(Lasius spp.)、イエヒメアリ(Monomorium pharaonis)、ネオジプリオン属の一種(Neodiprion spp.)、クロナガアリ(Pogonomyrmex spp)、スレノプシスインビクタ(Slenopsis invicta)、ソレノプシス属の一種(Solenopsis spp.)およびベスパ属の一種(Vespa spp.);
等翅目(Isoptera)から、例えば、コプトテルメス属の一種(Coptotermes spp)、コルニテルネスクムランス(Corniternes cumulans)、インシシテルメス属の一種(Incisitermes spp)、マクロテルメス属の一種(Macrotermes spp)、マストテルメス属の一種(Mastotermes spp)、ミクロテルメス属の一種(Microtermes spp)、ヤマトシロアリ属の一種(Reticulitermes spp.);ソレノプシスゲミナーテ(Solenopsis geminate);
鱗翅目(Lepidoptera)から、例えば、アクレリス属の一種(Acleris spp.)、アドキソフィエス属の一種(Adoxophyes spp.)、アエゲリア属の一種(Aegeria spp.)、アグロティス属の一種(Agrotis spp.)、アラバマアルギラセア(Alabama argillaceae)、アミロイス属の一種(Amylois spp.)、アンチカルシアゲマタリス(Anticarsia gemmatalis)、アルチップス属の一種(Archips spp.)、アルギレスチア属の一種(Argyresthia spp)、アルギロタエニア属の一種(Argyrotaenia spp.)、アウトグラファ属の一種(Autographa spp.)、ブックラトリクスツルベリエラ(Bucculatrix thurberiella)、アフリカズイム(Busseola fusca)、スジマラダメイガ(Cadra cautella)、モモシンクイガ(Carposina nipponensis)、キロ属の一種(Chilo spp.)、コリストネウラ属の一種(Choristoneura spp.)、クリソテウチアトピアリア(Chrysoteuchia topiaria)、クリシアアンビグエラ(Clysia ambiguella)、クナファロクロシス属の一種(Cnaphalocrocis spp.)、クネファシア属の一種(Cnephasia spp.)、コチリス属の一種(Cochylis spp.)、コレオフォラ属の一種(Coleophora spp.)、コリアスレスビア(Colias lesbia)、ワタアカキリバ(Cosmophila flava)、クラムバス属の一種(Crambus spp)、ケブカノメイガ(Crocidolomia binotalis)、クリプトフレビアロイコトレタ(Cryptophlebia leucotreta)、シダリマペルスペクタリス(Cydalima perspectalis)、シジア属の一種(Cydia spp.)、ジアファニアペルスペクタリス(Diaphania perspectalis)、ジアトラエア属の一種(Diatraea spp.)、ジパロプシスカスタネア(Diparopsis castanea)、エアリアス属の一種(Earias spp.)、エルダナサッカリナ(Eldana saccharina)、エフェスチア属の一種(Ephestia spp.)、エピノチア属の一種(Epinotia spp)、エスチグメネアクレア(Estigmene acrea)、エチエラジンキネラ(Etiella zinckinella)、オイコスマ属の一種(Eucosma spp.)、ブドウホソハマキ(Eupoecilia ambiguella)、ユープロクチス属の一種(Euproctis spp.)、エウクソア属の一種(Euxoa spp.)、フェルチアジャクリフェリア(Feltia jaculiferia)、グラホリタ属の一種(Grapholita spp.)、ヘディアヌビフェラナ(Hedya nubiferana)、ヘリオティス属の一種(Heliothis spp.)、ハイマダラノメイガ(Hellula undalis)、ヘルペトグラマ属の一種(Herpetogramma spp)、アメリカシロヒトリ(Hyphantria cunea)、ケイフェリアリコペルシセラ(Keiferia lycopersicella)、モロコシマダラメイガ(Lasmopalpus lignosellus)、レウコプテラシテラ(Leucoptera scitella)、リトコレチス属の一種(Lithocollethis spp.)、ホソバヒメハマキ(Lobesia botrana)、ロキソステゲビフィダリス(Loxostege bifidalis)、リマントリア属の一種(Lymantria spp.)、リオネチア属の一種(Lyonetia spp.)、マラコソマ属の一種(Malacosoma spp.)、ヨトウガ(Mamestra brassicae)、タバコスズメガ(Manduca sexta)、ミチムナ属の一種(Mythimna spp)、ノクツア属の一種(Noctua spp)、オペロフテラ属の一種(Operophtera spp.)、オルニオデスインディカ(Orniodes indica)、ヨーロッパアワノメイガ(Ostrinia nubilalis)、パメネ属の一種(Pammene spp.)、パンデミス属の一種(Pandemis spp.)、マツキリガ(Panolis flammea)、パパイペマネブリス(Papaipema nebris)、ワタアカミムシ(Pectinophora gossypiela)、ペリレウコプテラコッフェエラ(Perileucoptera coffeella)、シューダレチアウニプンクタ(Pseudaletia unipuncta)、ジャガイモキバガ(Phthorimaea operculella)、モンシロチョウ(Pieris rapae)、ピエリス属の一種(Pieris spp.)、コナガ(Plutella xylostella)、プレイス属の一種(Prays spp.)、シュードプルシア属の一種(Pseudoplusia spp)、ラキプルシアヌ(Rachiplusia nu)、リチアアルビコスタ(Richia albicosta)、シルポファガ属の一種(Scirpophaga spp.)、セサミア属の一種(Sesamia spp.)、スパルガノチス属の一種(Sparganothis spp.)、スポドプテラ属の一種(Spodoptera spp.)、シレプタデロガテ(Sylepta derogate)、シナンテドン属の一種(Synanthedon spp.)、タウメトポエア属の一種(Thaumetopoea spp.)、トルトリックス属の一種(Tortrix spp.)、イラクサギンウワバ(Trichoplusia ni)、トマトキバガ(Tuta absoluta)、およびスガ属の一種(Yponomeuta spp.);
食毛目(Mallophaga)から、例えば、
ダマリネア属の一種(Damalinea spp.)およびケモノハジラミ属の一種(Trichodectes spp.);
直翅目(Orthoptera)から、例えば、ゴキブリ属の一種(Blatta spp.)、チャバネゴキブリ属の一種(Blattella spp.)、グリロタルパ属の一種(Gryllotalpa spp.)、マデイラゴキブリ(Leucophaea maderae)、ロクスタ属の一種(Locusta spp.)、ネオクルチラヘキサダクチラ(Neocurtilla hexadactyla)、ワモンゴキブリ属の一種(Periplaneta spp.)、スカプテリスクス属の一種(Scapteriscus spp)、およびコオロギ属の一種(Schistocerca spp.);
チャタテムシ目(Psocoptera)から、例えば、リポセリス属の一種(Liposcelis spp.);
ノミ目(Siphonaptera)から、例えば、ナガノミ属の一種(Ceratophyllus spp.)、イヌノミ属の一種(Ctenocephalides spp.)およびケオプスネズミノミ(Xenopsylla cheopis);
総翅目(Thysanoptera)から、例えば、カリオトリプスファセオリ(Calliothrips phaseoli)、ハナアザミウマ属の一種(Frankliniella spp.)、ヘリオトリプス属の一種(Heliothrips spp)、ヘルシノトリプス属の一種(Hercinothrips spp.)、パルテノトリプス属の一種(Parthenothrips spp)、シルトトリプスアウランチィ(Scirtothrips aurantii)、ダイズアザミウマ(Sericothrips variabilis)、タエニオトリプス属の一種(Taeniothrips spp.)、トリプス属の一種(Thrips spp);
シミ目(Thysanura)から、例えば、セイヨウシミ(Lepisma saccharina)。
本発明による活性成分は、特に植物であって、特に、農業、園芸および営林における有用植物および観賞用植物に、または、このような植物の果実、花、群葉、茎、塊茎もしくは根などの器官に、ならびに、いくつかの場合において、さらには、これらの有害生物に対する保護が有効である期間より後の時点に形成される植物器官に発生する上記の種類の有害生物を防除、すなわち、抑制もしくは駆逐するために用いられることが可能である。
好適な標的作物は、特に、コムギ、オオムギ、ライ麦、カラスムギ、イネ、トウモロコシまたはモロコシ属(Sorghum)などの穀類;サトウダイコンまたは飼料ビートなどのビート;リンゴ、セイヨウナシ、セイヨウスモモ、モモ、アーモンド、サクランボ、または、例えばイチゴ、ラズベリーもしくはブラックベリーといった液果類などの、例えば仁果、石果または軟果といった果実;インゲンマメ、レンズマメ、エンドウマメまたは大豆などのマメ科作物;アブラナ、マスタード、ケシ、オリーヴ、ヒマワリ、ココナツ、トウゴマ、カカオまたは落花生などの油作物;カボチャ、キュウリまたはメロンなどのウリ科植物;綿、亜麻、アサまたはジュートなどの繊維植物;オレンジ、レモン、グレープフルーツまたはタンジェリンなどの柑橘果実;ホウレンソウ、レタス、アスパラガス、キャベツ、ニンジン、タマネギ、トマト、ジャガイモまたはピーマンなどの野菜;アボカド、シナモンまたは樟脳などのクスノキ科;ならびに、タバコ、堅果、コーヒー、ナス、サトウキビ、チャ、コショウ、ブドウ、ホップ、オオバコ科、ラテックス植物および観賞用植物である。
本発明に係る活性成分は、綿、野菜、トウモロコシ、イネおよびダイズ作物におけるマメアブラムシ(Aphis craccivora)、ジアブロチカバルテアタ(Diabrotica balteata)、ニセアメリカタバコガ(Heliothis virescens)、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)、コナガ(Plutella xylostella)およびエジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)の防除に特に好適である。本発明に係る活性成分はさらに、ヨトウガ(Mamestra)(好ましくは野菜において)、コドリンガ(Cydia pomonella)(好ましくはリンゴにおいて)、ヒメヨコバイ(Empoasca)(好ましくは野菜、ブドウ園において)、ハムシ(Leptinotarsa)(好ましくはジャガイモにおいて)およびニカメイガ(Chilo supressalis)(好ましくはイネにおいて)の防除に特に好適である。
さらなる態様において、本発明はまた、植物寄生性線虫(内部寄生性−、半内部寄生性−および外部寄生性線虫)、特に、根こぶ線虫、キタネコブセンチュウ(Meloidogyne hapla)、サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)、ジャワネコブセンチュウ(Meloidogyne javanica)、アレナリアネコブセンチュウ(Meloidogyne arenaria)および他のメロイドギネ属(Meloidogyne)の種;シスト形成線虫、ジャガイモシストセンチュウ(Globodera rostochiensis)および他のグロボデラ属の一種(Globodera)種;ムギシストセンチュウ(Heterodera avenae)、ダイズシストセンチュウ(Heterodera glycines)、テンサイシストセンチュウ(Heterodera schachtii)、クローバシストセンチュウ(Heterodera trifolii)、および他のシストセンチュウ属(Heterodera)の種;シードガル(Seed gall)線虫、アングイナ属(Anguina)の種;クキセンチュウおよびハガレセンチュウ、アフェレンコイデス属(Aphelenchoides)の種;刺毛線虫(sting nematode)、ベロノライムスロンギカウダツス(Belonolaimus longicaudatus)および他のベロノライムス属(Belonolaimus)の種;マツザイ線虫、マツノザイセンチュウ(Bursaphelenchus xylophilus)および他のブルサフェレンクス属(Bursaphelenchus)の種;ワセンチュウ、クリコネマ(Criconema)種、クリコネメラ(Criconemella)種、クリコネモイデス(Criconemoides)種、メソクリコネマ(Mesocriconema)種;茎および鱗茎線虫、イモグサレセンチュウ(Ditylenchus destructor)、クキセンチュウ(Ditylenchus dipsaci)および他のジチレンクス属(Ditylenchus)の種;キリセンチュウ、ドリコドルス(Dolichodorus)種;ラセンセンチュウ、ヘリオコチレンクスムルチシンクツス(Heliocotylenchus multicinctus)および他のヘリコチレンクス属(Helicotylenchus)の種;サヤセンチュウおよびサヤワセンチュウ(Sheath and sheathoid nematode)、ヘミシクリオホラ属(Hemicycliophora)種およびヘミクリコネモイデス属(Hemicriconemoides)種;ヒルスマンニエラ属(Hirshmanniella)の種;ヤリセンチュウ、ホプロアイムス属(Hoploaimus)の種;ニセネコブセンチュウ、ナコブス属(Nacobbus)の種;ハリセンチュウ、ロンギドルスエロンガツス(Longidorus elongatus)および他のロンギドルス属(Longidorus)の種;ピンセンチュウ、ネグサレセンチュウ属(Pratylenchus)の種;ネグサレセンチュウ、ムギネグサレセンチュウ(Pratylenchus neglectus)、キタネグサレセンチュウ(Pratylenchus penetrans)、プラチレンクスクルビタツス(Pratylenchus curvitatus)、プラチレンクスグーデイイ(Pratylenchus goodeyi)および他のネグサレセンチュウ属(Pratylenchus)の種;ネモグリセンチュウ、バナナネモグリセンチュウ(Radopholus similis)および他のネモグリセンチュウ属(Radopholus)の種;ニセフクロセンチュウ、ロチレンクスロブスツス(Rotylenchus robustus)、トチレンクスレニホルミス(Rotylenchus reniformis)および他のロチレンクス(Rotylenchus)種;スクテロネマ属(Scutellonema)の種;ユミハリ線虫、トリコドルスピリミチブス(Trichodorus primitivus)および他のトリコドルス属(Trichodorus)の種、パラトリトリコドルス属(Paratrichodorus)の種;イシュクセンチュウ、ナミイシュクセンチュウ(Tylenchorhynchus claytoni)、チレンコルヒンクスドゥビウス(Tylenchorhynchus dubius)および他のチレンコルヒンクス属(Tylenchorhynchus)の種;ミカンネセンチュウ、チレンクルス属(Tylenchulus)の種;オオハリセンチュウ、キシフィネマ属(Xiphinema)の種などの植物寄生性線虫;ならびに、スバングイナ属の一種(Subanguina spp.)、ヒプソペリネ属の一種(Hypsoperine spp.)、マクロポストニア属の一種(Macroposthonia spp.)、メリニウス属の一種(Melinius spp.)、プンクトデラ属の一種(Punctodera spp.)およびキニスルシウス属の一種(Quinisulcius spp.)などの他の植物寄生性線虫種による植物およびその一部に対する損害を防止する方法に関し得る。
本発明の化合物はまた、軟体動物に対しても活性を有し得る。その例としては、例えば、スクミリンゴガイ科(Ampullariidae);アリオン属(Arion)(コウラクロナメクジ(A.ater)、A.サーカムスクリプツス(A.circumscriptus)、A.ホルテンシス(A.hortensis)、A.ルーファス(A.rufus));オナジマイマイ科(Bradybaenidae)(ブラジバエナフルチクム(Bradybaena fruticum));オウシュウマイマイ属(Cepaea)(ニワノオウシュウマイマイ(C.hortensis)、モリマイマイ(C.Nemoralis));オクロジナ(ochlodina);デロセラス属(Deroceras)(D.アグレスチス(D.agrestis)、D.エムピリコルム(D.empiricorum)、D.ラエヴェ(D.laeve)、D.レチクラツム(D.reticulatum));ディスクス属(Discus)(D.ロツンダツス(D.rotundatus));ユーオムファリア属(Euomphalia);ガルバ属(Galba)(G.トルンクラタ(G.trunculata));ヘリセリア属(Helicelia)(H.イタラ(H.itala)、H.オブヴィア(H.obvia));マイマイ科(Helicidae)(ヘリシゴナアルブストルム(Helicigona arbustorum));ヘリコディスクス属(Helicodiscus);ヘリクス属(Helix)(H.アペルタ(H.aperta));リマックス属(Limax)(L.シネレオニゲル(L.cinereoniger)、キイロナメクジ(L.flavus)、チャコウラナメクジ(L.marginatus)、マダラコウラナメクジ(L.maximus)、L.テネルス(L.tenellus));モノアライガイ属(Lymnaea);ミラックス属(Milax)(ニワコウラナメクジ(M.gagates)、M.マルギナツス(M.marginatus)、M.ソウェルビイ(M.sowerbyi));オペアス属(Opeas);リンゴガイ属(Pomacea)(スクミリンゴガイ(P.canaticulata));ミジンマイマイ属(Vallonia)およびザニトイデス属(Zanitoides)が挙げられる。
「作物」という用語は、例えば、特にバチルス属の一種(Bacillus)のトキシン生成性バクテリア由来の公知のものなどの1種以上の選択的に作用するトキシンを合成することが可能であるようDNA組換え技術を用いて形質転換された作物植物をも含むと理解されるべきである。
このような形質転換植物によって発現されることが可能であるトキシンとしては、例えば、セレウス菌(Bacillus cereus)またはバチルスポピリエ(Bacillus popilliae)由来の例えば殺虫性タンパク質といった殺虫性タンパク質;または、例えばCry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1もしくはCry9Cといったδ−エンドトキシンなどのバチルスチューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)由来の殺虫性タンパク質、または、例えばVip1、Vip2、Vip3もしくはVip3Aといった栄養型殺虫性タンパク質(Vip);または、フォトラブダスルミネッセンス(Photorhabdus luminescens)、ゼノラブダスネマトフィルス(Xenorhabdus nematophilus)などの、例えばフォトラブダス属の一種(Photorhabdus spp.)もしくはゼノラブダス属の一種(Xenorhabdus spp.)といった線虫共生バクテリアの殺虫性タンパク質;サソリトキシン、クモトキシン、大型のハチ(wasp)トキシンおよび他の昆虫特異的神経トキシンなどの動物によって生成されるトキシン;ストレプトミセス(Streptomycete)トキシンなどの真菌によって生成されるトキシン、エンドウマメレクチン、オオムギレクチンまたはマツユキソウレクチンなどの植物レクチン;アグルチニン;トリプシン抑制剤、セリンタンパク分解酵素抑制剤、パタチン、シスタチン、パパイン抑制剤などのプロテイナーゼ抑制剤;リシン、トウモロコシ−RIP、アブリン、ルフィン、サポリンまたはブリオジンなどのリボソーム−不活性化タンパク質(RIP);3−ヒドロキシステロイドキシダーゼ、エクジステロイド−UDP−グリコシル−トランスフェラーゼ、コレステロールオキシダーゼ、エクジソン抑制剤、HMG−COA−レダクターゼなどのステロイド代謝酵素、ナトリウムまたはカルシウム遮断剤などのイオンチャネル遮断剤、幼虫ホルモンエステラーゼ、利尿ホルモン受容体、スチルベンシンターゼ、ビベンジルシンターゼ、キチナーゼおよびグルカナーゼが挙げられる。
本発明の文脈においては、例えばCry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1もしくはCry9Cといったδ−エンドトキシン、または、例えばVip1、Vip2、Vip3もしくはVip3Aといった栄養型殺虫性タンパク質(Vip)とは、特にハイブリッドトキシン、切断型トキシンおよび修飾トキシンでもあることが理解されるべきである。ハイブリッドトキシンは、これらのタンパク質の異なるドメインの新たな組み合わせによって組換えで生成される(例えば、国際公開第02/15701号パンフレットを参照のこと)。例えば切断型Cry1Abといった切断型トキシンが公知である。修飾トキシンの場合、天然トキシンの1種以上のアミノ酸が置換される。このようなアミノ酸置換において、好ましくは自然に存在しないタンパク分解酵素認識配列がトキシンに挿入され、例えば、Cry3A055の場合には、カテプシン−G−認識配列がCry3Aトキシンに挿入される(国際公開第03/018810号パンフレットを参照のこと)。
このようなトキシン、または、このようなトキシンを合成可能な形質転換植物の例が、例えば、欧州特許出願公開第A−0 374 753号明細書、国際公開第93/07278号パンフレット、国際公開第95/34656号パンフレット、欧州特許出願公開第A−0 427 529号明細書、欧州特許出願公開第A−451 878号明細書および国際公開第03/052073号パンフレットに開示されている。
このような遺伝形質転換植物の調製プロセスは、一般に当業者に公知であり、例えば上記の刊行物に記載されている。CryI−タイプデオキシリボ核酸およびこれらの調製は、例えば、国際公開第95/34656号パンフレット、欧州特許出願公開第A−0 367 474号明細書、欧州特許出願公開第A−0 401 979号明細書および国際公開第90/13651号パンフレットから公知である。
遺伝形質転換植物中に含有されている毒素は、有害な昆虫に対する耐性を植物に対して付与する。このような昆虫は昆虫の分類群のいずれに属していてもよいが、特に、甲虫(鞘翅目)、羽を2枚有する昆虫(双翅目)、および、ガ(鱗翅目)に通例見出される。
殺虫剤耐性をコードすると共に1種以上の毒素を発現する1種以上の遺伝子を含有する遺伝形質転換植物が公知であり、そのいく種かが市販されている。このような植物の例としては:YieldGard(登録商標)(Cry1Abトキシンを発現するトウモロコシ品種);YieldGard Rootworm(登録商標)(Cry3Bb1トキシンを発現するトウモロコシ品種);YieldGard Plus(登録商標)(Cry1AbおよびCry3Bb1トキシンを発現するトウモロコシ品種);Starlink(登録商標)(Cry9Cトキシンを発現するトウモロコシ品種);Herculex I(登録商標)(Cry1Fa2トキシンおよび酵素ホスフィノトリシンN−アセチルトランスフェラーゼ(PAT)を発現して、除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を達成するトウモロコシ品種);NuCOTN 33B(登録商標)(Cry1Acトキシンを発現する綿品種);Bollgard I(登録商標)(Cry1Acトキシンを発現する綿品種);Bollgard II(登録商標)(Cry1AcおよびCry2Abトキシンを発現する綿品種);VIPCOT(登録商標)(Vip3AおよびCry1Abトキシンを発現する綿品種);NewLeaf(登録商標)(Cry3Aトキシンを発現するジャガイモ品種);NatureGard(登録商標)Agrisure(登録商標)GT Advantage(GA21グリホサート−耐性形質)、Agrisure(登録商標)CB Advantage(Bt11コーン穿孔性害虫(CB)形質)およびProtecta(登録商標)が挙げられる。
このような遺伝子組換え作物のさらなる例は以下のとおりである。
1.Syngenta Seeds SAS,Chemin de l’Hobit 27,F−31 790 St.Sauveur,France製のBt11 Maize,登録番号C/FR/96/05/10。切断型Cry1Ab毒素の遺伝形質転換発現により、アワノメイガ(ヨーロッパアワノメイガ(Ostrinia nubilalis)およびセサミアノナグリオイデス(Sesamia nonagrioides))による攻撃に対する耐性が付与された遺伝子組み換えトウモロコシ(Zea mays)である。Bt11トウモロコシはまた、遺伝子導入で酵素PATを発現して、グルホシネートアンモニウム除草剤に対する耐性を達成している。
2.Syngenta Seeds SAS,Chemin de l’Hobit 27,F−31 790 St.Sauveur,France製のBt176 Maize,登録番号C/FR/96/05/10。Cry1Ab毒素の遺伝形質転換発現により、アワノメイガ(ヨーロッパアワノメイガ(Ostrinia nubilalis)およびセサミアノナグリオイデス(Sesamia nonagrioides))による攻撃に耐性が付与された遺伝子組み換えトウモロコシ(Zea mays)である。Bt176トウモロコシはまた、遺伝子導入で酵素PATを発現して、グルホシネートアンモニウム除草剤に対する耐性を達成している。
3.Syngenta Seeds SAS,Chemin de l’Hobit 27,F−31 790 St.Sauveur,France製のMIR604 Maize,登録番号C/FR/96/05/10。修飾Cry3A毒素の遺伝形質転換発現により昆虫耐性が付与されたトウモロコシである。この毒素は、カテプシンG−タンパク分解酵素認識配列の挿入により修飾されたCry3A055である。このような遺伝形質転換トウモロコシ植物の調製は、国際公開第03/018810号パンフレットに記載されている。
4.Monsanto Europe S.A.270−272 Avenue de Tervuren,B−1150 Brussels,Belgium製のMON 863 Maize,登録番号C/DE/02/9。MON 863は、Cry3Bb1毒素を発現し、一定の鞘翅目の昆虫に対する耐性を有している。
5.Monsanto Europe S.A.270−272 Avenue de Tervuren,B−1150 Brussels,Belgium製のIPC 531 Cotton,登録番号C/ES/96/02。
6.Pioneer Overseas Corporation,Avenue Tedesco,7 B−1160 Brussels,Belgium,登録番号C/NL/00/10製の1507 Maize。一定の鱗翅目昆虫に対する耐性を達成するためにタンパク質Cry1Fを発現すると共に、グルホシネートアンモニウム除草剤に対する耐性を達成するためにPATタンパク質を発現する遺伝子組み換えトウモロコシ。
7.Monsanto Europe S.A.270−272 Avenue de Tervuren,B−1150 Brussels,Belgium製のNK603×MON 810トウモロコシ,登録番号C/GB/02/M3/03。遺伝子組み換え変種NK603およびMON810のかけ合わせによる、在来型の品種改良されたトウモロコシ交配変種からなる。NK603×MON810トウモロコシは、遺伝子導入で、除草剤Roundup(登録商標)(グリホサート含有)に対する耐性を付与するアグロバクテリウム属の一種(Agrobacterium sp.)菌株CP4由来のタンパク質CP4 EPSPSを発現し、および、アワノメイガを含む一定の鱗翅目に対する耐性をもたらすバチルスチューリンゲンシスクルスターキ(Bacillus thuringiensis subsp.kurstaki)に由来のCry1Ab毒素を発現する。昆虫耐性植物の遺伝子組換え作物はまた、BATS(Zentrum fuer Biosicherheit und Nachhaltigkeit,Zentrum BATS,Clarastrasse 13,4058 Basel,Switzerland)Report 2003(http://bats.ch)に記載されている。
「作物」という用語は、例えば、いわゆる「感染特異的タンパク質」(PRP、例えば欧州特許出願公開第0 392 225号明細書を参照のこと)などの選択的な作用を有する抗病原性物質を合成することが可能であるよう組換えDNA技術を用いて形質転換された作物植物をも含むと理解されるべきである。このような抗病原性物質およびこのような抗病原性物質を合成可能である形質転換植物の例は、例えば、欧州特許出願公開第0 392 225号明細書、国際公開第95/33818号パンフレットおよび欧州特許出願公開第0 353 191号明細書から公知である。
このような形質転換植物を製造する方法は一般に当業者に公知であると共に、例えば、上記の公報に記載されている。
作物はまた、真菌(例えば、フザリウム属(Fusarium)、炭疽病菌またはフィトフトラ属(Phytophthora))、細菌(例えばシュードモナス属(Pseudomonas))またはウイルス性(例えばジャガイモ葉巻病ウイルス、トマト黄化壊疽ウイルス、キュウリモザイクウイルス)病原体に対する耐性を高めるために改良されていてもよい。
作物はまた、ダイズシスト線虫などの線虫に対する高い抵抗性を有するものを含む。
非生物ストレスに耐性である作物は、例えばNF−YBまたは技術分野において公知である他のタンパク質の発現により、干ばつ、高塩分、高温、低温、霜または光線に対する高い耐性を有するものを含む。
このような形質転換植物によって発現可能である抗病原性物質としては、例えば、例えばウイルス性KP1、KP4またはKP6トキシンといったナトリウムおよびカルシウムチャネルの遮断剤などのイオンチャネル遮断剤;スチルベンシンターゼ;ビベンジルシンターゼ;キチナーゼ;グルカナーゼ;いわゆる「感染特異的タンパク質」(PRP;例えば欧州特許出願公開第0 392 225号明細書を参照のこと);例えばペプチド抗生物質もしくは複素環式抗生物質といった微生物によって産生される抗病原性物質(例えば、国際公開第95/33818号パンフレットを参照のこと)、または、植物病原体防御に関与するタンパク質またはポリペプチド因子(いわゆる、国際公開第03/000906号パンフレットに記載の「植物病害抵抗性遺伝子」)が挙げられる。
本発明の組成物のさらなる使用分野は、貯蔵した物品および貯蔵庫の環境の保護、ならびに、木材、生地、床材もしくは建築物などの原料の保護、ならびに、特に、上記の種類の有害生物に対するヒト、家畜および繁殖家畜の保護といった衛生分野である。
本発明はまた、有害生物(蚊および他の病原媒介者など;また、http://www.who.int/malaria/vector_control/irs/en/を参照のこと)を防除する方法を提供する。一実施形態においては、有害生物を防除する方法は、標的有害生物に、その生息地に、または、表面もしくは基材に、ブラシ、ローラ、吹付け、塗布または浸漬によって本発明に係る組成物を適用するステップを含む。一例として、壁、天井または床面などの表面のIRS(屋内残留噴霧)適用が本発明の方法により想定されている。他の実施形態においては、このような組成物を、網、衣類、寝具、カーテンおよびテントの(またはこれらの製造に用いられることが可能である)形態の不織布または布材料などの基材に適用することが想定されている。本発明のさらなる目的は、従って、有効量の式Iの化合物を含有する組成物を含む不織および織物材料から選択される基材である。
一実施形態において、このような有害生物を防除する方法は、効果的な残存性の有害生物防除活性が表面もしくは基材にもたらされるよう、標的有害生物、その生息地、または、表面もしくは基材に、殺有害生物的に有効な量の本発明に係る組成物を適用するステップを含む。このような適用は、本発明の有害生物防除組成物をブラシ、ローラ、吹付け、塗布または浸漬することにより達成され得る。一例として、効果的な残存性の有害生物防除活性が表面上にもたらされるよう、壁、天井または床面などの表面へのIRS適用が本発明の方法により想定されている。他の実施形態においては、網、衣類、寝具、カーテンおよびテントの(またはこれらの製造に用いられることが可能である)形態の布材料などの基材における有害生物の残存性防除のためのこのような組成物の適用が想定されている。
不織布、布または網を含む処理されるべき基材は、綿、ラフィア、ジュート、亜麻、サイザル、麻布もしくはウールなどの天然繊維、または、ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリアクリロニトリルなどの合成繊維等よりなるものであり得る。ポリエステルが特に好適である。生地処理方法は、例えば国際公開第2008/151984号パンフレット、国際公開第2003/034823号パンフレット、米国特許第5631072号明細書、国際公開第2005/064072号パンフレット、国際公開第2006/128870号パンフレット、欧州特許第1724392号明細書、国際公開第2005/113886号パンフレットまたは国際公開第2007/090739号パンフレットにおいて公知である。
本発明に係る組成物のさらなる使用分野は、すべての観賞用樹木、ならびに、すべての種類の果実および堅果の成る木に対する樹幹注入/幹処理の分野である。
樹幹注入/幹処理の分野において、本発明に係る化合物は、上記の鱗翅目(Lepidoptera)の木喰虫、および、鞘翅目(Coleoptera)の木喰虫に対して特に好適であり、特に、以下の表AおよびBに列挙されているウッドボーラー(woodborer)に対して好適である。
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衛生分野において、本発明の組成物は、カタダニ、ヒメダニ、キュウセンヒダニ、ツツガムシ、ハエ(刺咬性および非刺咬性)、寄生性ハエ幼虫、シラミ、毛シラミ、ハジラミ、および、ノミなどの外寄生生物に対して有効である。
このような寄生虫の例は以下の通りである。
シラミ目(Anoplurida)のうち:ブタジラミ属の一種(Haematopinus spp.)、シラミ属の一種(Linognathus spp.)、ペディクルス属の一種(Pediculus spp.)およびフチルス属の一種(Phtirus spp.)、ソレノポテス属の一種(Solenopotes spp.)。
ハジラミ目(Mallophagida)のうち:トリメノポン属の一種(Trimenopon spp.)、タンカクハジラミ属の一種(Menopon spp.)、トリノトン属の一種(Trinoton spp.)、ボビコーラ属の一種(Bovicola spp.)、ウェルネキエラ属の一種(Werneckiella spp.)、レピケントロン属の一種(Lepikentron spp.)、ダマリナ属の一種(Damalina spp.)、ケモノハジラミ属の一種(Trichodectes spp.)およびフェリコラ属の一種(Felicola spp.)。
双翅目(Diptera)、ならびに、長角亜目(Nematocera)および単角亜目(Brachycerina)のうち、例えばヤブカ属の一種(Aedes spp.)、ハマダラカ属の一種(Anopheles spp.)、イエカ属の一種(Culex spp.)、ブユ属の一種(Simulium spp.)、エウシムリウム属の一種(Eusimulium spp.)、サシチョウバエ属の一種(Phlebotomus spp.)、ルツォミヤ属の一種(Lutzomyia spp.)、キュリコイデス属の一種(Culicoides spp.)、メクラアブ属の一種(Chrysops spp.)、キボシアブ属の一種(Hybomitra spp.)、アチロータス属の一種(Atylotus spp.)、アブ属の一種(Tabanus spp.)、ゴマフアブ属の一種(Haematopota spp.)、フィリポミイア属の一種(Philipomyia spp.)、ブラウラ属の一種(Braula spp.)、イエバエ属の一種(Musca spp.)、トゲアシメマトイ属の一種(Hydrotaea spp.)、サシバエ属の一種(Stomoxys spp.)、ハエマトビア属の一種(Haematobia spp.)、モレリア属の一種(Morellia spp.)、ヒメイエバエ属の一種(Fannia spp.)、ツェツェバエ属の一種(Glossina spp.)、オオクロバエ属の一種(Calliphora spp.)、キンバエ属の一種(Lucilia spp.)、オビキンバエ属の一種(Chrysomyia spp.)、ヴォールファールトニクバエ属の一種(Wohlfahrtia spp.)、サルコファガ属の一種(Sarcophaga spp.)、ヒツジバエ属の一種(Oestrus spp.)、ウシバエ属の一種(Hypoderma spp.)、ウマバエ属の一種(Gasterophilus spp.)、シラミバエ属の一種(Hippobosca spp.)、リポプテナ属の一種(Lipoptena spp.)およびヒツジシラミバエ属の一種(Melophagus spp.)。
ノミ目(Siphonapterida)のうち、例えばヒトノミ属の一種(Pulex spp.)、イヌノミ属の一種(Ctenocephalides spp.)、ネズミノミ属の一種(Xenopsylla spp.)、ナガノミ属の一種(Ceratophyllus spp.)。
異翅目(Heteropterida)のうち、例えばトコジラミ属の一種(Cimex spp.)、トリアトマ属の一種(Triatoma spp.)、ロドニウス属の一種(Rhodnius spp.)、アカモンサシガメ属の一種(Panstrongylus spp.)。
ゴキブリ目(Blattarida)のうち、例えばトウヨウゴキブリ(Blatta orientalis)、ワモンゴキブリ(Periplaneta americana)、チャバネゴキブリ(Blattelagermanica)およびスペラ属の一種(Supella spp.)。
ダニ亜類(Acaria)(コナダニ科(Acarida))ならびにマダニ亜目(Metastigmata)および中気門亜目(Mesostigmata)のうち、例えばナガヒメダニ属の一種(Argas spp.)、カズキダニ属の一種(Ornithodorus spp.)、オトビウス属の一種(Otobius spp.)、マダニ属の一種(Ixodes spp.)、アンブリオンマ属の一種(Amblyomma spp.)、ブーフィラス属の一種(Boophilus spp.)、カクマダニ属の一種(Dermacentor spp.)、チマダニ属の一種(Haemophysalis spp.)、イボマダニ属の一種(Hyalomma spp.)、コイタマダニ属の一種(Rhipicephalus spp.)、デルマニッスス属の一種(Dermanyssus spp.)、ライリエチア属の一種(Raillietia spp.)、ニューモニサス属の一種(Pneumonyssus spp.)、ステルノストマ属の一種(Sternostoma spp.)およびバロア属の一種(Varroa spp.)。
ケダニ亜目(Actinedida)(前気門類(Prostigmata))およびコナダニ亜目(Acaridida)(コナダニ亜目(Astigmata))のうち、例えばアカラピス属の一種(Acarapis spp.)、ツメダニ属の一種(Cheyletiella spp.)、オルニトケイレチア属の一種(Ornithocheyletia spp.)、ミオビア属の一種(Myobia spp.)、ヒツジツメダニ属の一種(Psorergates spp.)、ニキビダニ属の一種(Demodex spp.)、ツツガムシ属の一種(Trombicula spp.)、リストロホルス属の一種(Listrophorus spp.)、アカルス属の一種(Acarus spp.)、ケナガコナダニ属の一種(Tyrophagus spp.)、ゴミコナダニ属の一種(Caloglyphus spp.)、ヒポデクテス属の一種(Hypodectes spp.)、プテロリクス属の一種(Pterolichus spp.)、キュウセンヒゼンダニ属の一種(Psoroptes spp.)、ショクヒヒゼンダニ属の一種(Chorioptes spp.)、ミミヒゼンダニ属の一種(Otodectes spp.)、サルコプテス属の一種(Sarcoptes spp.)、ノトエドレス属の一種(Notoedres spp.)、クネミドコプテス属の一種(Knemidocoptes spp.)、シトジテス属の一種(Cytodites spp.)およびラミノシオプテス属の一種(Laminosioptes spp.)。
本発明の組成物はまた、木材、生地、プラスチック、接着剤、糊、塗料、紙および厚紙、皮革、床材、ならびに、建材などの材料の場合にも、昆虫外寄生に対する保護に好適である。
本発明による組成物は、例えば、以下の有害生物に対して用いられることが可能である:ヨーロッパイエカミキリ(Hylotrupes bajulus)、クロロホルスピロシス(Chlorophorus pilosis)、アノビウムプンクタツム(Anobium punctatum)、クセストビウムルホビロスム(Xestobium rufovillosum)、プチリヌスペクチコルニス(Ptilinuspecticornis)、デンドロビウムペルチネクス(Dendrobium pertinex)、マツザイシバンムシ(Ernobius mollis)、オオナガシバンムシ(Priobium carpini)、ヒラタキクイムシ(Lyctus brunneus)、アフリカヒラタキクイムシ(Lyctus africanus)、アメリカヒラタキクイムシ(Lyctus planicollis)、ナラヒラタキクイムシ(Lyctus linearis)、リクツスプベセンス(Lyctus pubescens)、トロゴキシロンアエクアレ(Trogoxylon aequale)、ミンテスルギコリス(Minthesrugicollis)、キシルボルス種(Xyleborus spec.),トリプトデンドロン種(Tryptodendron spec.)、アパテモナクス(Apate monachus)、ボストリクスカプシンス(Bostrychus capucins)、ヘテロボストリクスブルンネウス(Heterobostrychus brunneus)、シノキシロン種(Sinoxylon spec.)およびチビタケナガシンクイムシ(Dinoderus minutus)などの甲虫;ならびに、コルリキバチ(Sirex juvencus)、モミノオオキバチ(Urocerus gigas)、ウロセルスギガスタイグヌス(Urocerus gigas taignus)およびウロセルスアウグル(Urocerus augur)などの膜翅類;ならびに、カロテルメスフラヴィコリス(Kalotermes flavicollis)、ニシインドカンザイシロアリ(Cryptotermes brevis)、ヘテロテルメスインディコラ(Heterotermes indicola)、キアシシロアリ(Reticulitermes flavipes)、レティクリテルメスサントネンシス(Reticulitermes santonensis)、レティキュリテルメスルシフグス(Reticulitermes lucifugus)、ムカシシロアリ(Mastotermes darwiniensis)、ネバダオオシロアリ(Zootermopsis nevadensis)およびイエシロアリ(Coptotermes formosanus)などのシロアリ;ならびに、セイヨウシミ(Lepisma saccharina)などのシミ類。
従って、本発明はまた、(少なくとも)1種の本発明による活性成分を含んでいると共に意図された目的および背景的な状況に適しているよう選択されるべきである、乳化性懸濁液濃縮物、懸濁液濃縮物、マイクロエマルジョン、油分散生物、直接的に噴霧可能もしくは希釈可能な溶液、延展可能なペースト、希釈エマルジョン、可溶性の粉末、分散性の粉末、水和剤、粉剤、高分子物質中の顆粒もしくはカプセルなどの有害生物防除組成物に関する。
これらの組成物において、活性成分は、好ましくは、例えば溶剤もしくは固体キャリアといった増量剤など、または、表面活性化合物(界面活性剤)などの配合技術分野において従来から用いられている(少なくとも)1種の助剤と一緒に、または、例えば、特定の粒径で、純粋な形態の固体活性成分で採用される。
好適な溶剤の例は:無水素化または部分水素化芳香族炭化水素、好ましくは、キシレン混合物、アルキル化ナフタレンもしくはテトラヒドロナフタレンなどのアルキルベンゼンのC8〜C12画分、パラフィンもしくはシクロヘキサンなどの脂肪族もしくは脂環式炭化水素、エタノール、プロパノールもしくはブタノールなどのアルコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコールエーテル、エチレングリコールもしくはエチレングリコールモノメチルエーテルもしくはエチレングリコールモノエチルエーテルなどのグリコールおよびそのエーテルならびにエステル、シクロヘキサノン、イソホロンまたはジアセトンアルコールなどのケトン、N−メチルピロリド−2−オン、ジメチルスルホキシドまたはN,N−ジメチルホルムアミドなどの強極性溶剤、水、無エポキシ化もしくはエポキシ化ナタネなどの無エポキシ化もしくはエポキシ化植物油、ひまし油、ココナツもしくは大豆油、および、シリコーン油である。
例えば粉剤および分散性粉末に用いられる固体キャリアは、概して、方解石、タルク、カオリン、モンモリロナイトまたはアタパルジャイトなどの地下天然鉱物である。物理特性を向上させるために、高分散シリカまたは高分散吸収ポリマーを添加することも可能である。顆粒の粒状吸着キャリアは、軽石、レンガグリット、セピオライトまたはベントナイトなどの多孔性のものであり、および、好適な非吸着性キャリア材料は方解石または砂である。加えて、特にドロマイトまたは細片植物残渣といった多数の無機または有機粒状化材料を用いることが可能である。
好適な表面活性化合物は、配合される活性成分のタイプに応じて、良好な乳化、分散および濡れ特性を有するノニオン性、カチオン性および/もしくはアニオン性界面活性剤、または、界面活性剤混合物である。以下に記載の界面活性剤は、単なる例とみなされるべきである;配合の技術分野において従来から用いられており、本発明に好適な多数のさらなる界面活性剤が関連する文献に記載されている。
好適なノニオン性界面活性剤は、特に、脂肪族もしくは脂環式アルコールの、飽和もしくは不飽和脂肪酸の、または、アルキルフェノールのポリグリコールエーテル誘導体であり、これは、およそ3個〜およそ30個のグリコールエーテル基、および、およそ8個〜およそ20個の炭素原子を(シクロ)脂肪族炭化水素ラジカルに含有し得、または、およそ6個〜およそ18個の炭素原子をアルキルフェノールのアルキル部分に含有し得る。また、ポリプロピレングリコール、エチレンジアミノポリプロピレングリコール、または、アルキルポリプロピレングリコールとの水溶性ポリエチレンオキシド付加物であって、1個〜およそ10個の炭素原子をアルキル鎖中に、および、およそ20個〜およそ250個のエチレングリコールエーテル基、および、およそ10個〜およそ100個のプロピレングリコールエーテル基を有しているものが好適である。通常、上記の化合物は、1個〜およそ5個のエチレングリコールユニットユニット/プロピレングリコールユニットを含有している。記載し得る例は、ノニルフェノキシポリエトキシエタノール、ヒマシ油ポリグリコールエーテル、ポリプロピレングリコール/ポリエチレンオキシド付加物、トリブチルフェノキシポリエトキシエタノール、ポリエチレングリコールまたはオクチルフェノキシポリエトキシエタノールである。また、ポリオキシエチレンソルビタントリオレエートなどのポリオキシエチレンソルビタンの脂肪酸エステルが好適である。
カチオン性界面活性剤は、特に、一般に、置換基としておよそ8個〜およそ22個のC原子の少なくとも1個のアルキルラジカルを有する、および、さらなる置換基として、(無ハロゲン化もしくはハロゲン化)低級アルキルまたはヒドロキシアルキルまたはベンジルラジカルを有する第4級アンモニウム塩である。塩は、ハロゲン化物、硫酸メチル、または、硫酸エチルの形態であることが好ましい。例は、ステアリルトリメチル塩化アンモニウムおよびベンジルビス(2−クロロエチル)エチルアンモニウムブロミドである。
好適なアニオン性界面活性剤の例は、水溶性の石鹸または水溶性の合成表面活性化合物である。好適な石鹸の例は、オレイン酸もしくはステアリン酸の、または、例えばココナツもしくはトール油から入手可能である天然脂肪酸混合物のナトリウムもしくはカリウム塩などのおよそ10個〜およそ22個のC原子を有する脂肪酸のアルカリ、アルカリ土類または(無置換または置換)アンモニウム塩であり;脂肪酸メチルタウレートについても注記されなければならない。しかしながら、特に脂肪族スルホン酸塩、脂肪族硫酸塩、スルホン化ベンズイミダゾール誘導体、または、アルキルアリールスルホン酸塩といった合成界面活性剤がより頻繁に用いられる。概して、脂肪族スルホン酸塩および脂肪族硫酸塩がアルカリ、アルカリ土類または(置換もしくは非置換)アンモニウム塩として存在しており、これらは、一般に、およそ8個〜およそ22C原子のアルキルラジカルを有しており、アルキルはまたアシルラジカルのアルキル部分を含んでいると理解されるべきであり;記載し得る例は、リグノスルホン酸、ドデシル硫酸エステル、または、天然の脂肪酸から調製された脂肪族アルコールスルフェート混合物のナトリウムもしくはカルシウム塩である。この基はまた、脂肪族アルコール/エチレンオキシド付加物の硫酸エステルおよびスルホン酸の塩を含む。スルホン化ベンズイミダゾール誘導体は、2つのスルホニル基、および、およそ8個〜およそ22C原子の脂肪酸ラジカルを含有していることが好ましい。アルキルアリールスルホネートの例は、デシルベンゼンスルホン酸、ジブチルナフタレンスルホン酸、または、ナフタレンスルホン酸/ホルムアルデヒド縮合物のナトリウム、カルシウム、もしくは、トリエタノールアンモニウム塩である。また、p−ノニルフェノール/(4−14)エチレンオキシド付加物のリン酸エステル、または、リン脂質の塩などの好適なリン酸塩がさらに可能である。
概して、組成物は、0.1〜99%、特に0.1〜95%の活性成分、および、1〜99.9%、特に5〜99.9%の少なくとも1種の固体または液体補助剤を含み、一般に、組成物の0〜25%、特に0.1〜20%が界面活性剤であることが可能である(各事例における%は重量パーセントを意味する)。市販物としては濃縮組成物が好ましい傾向にある一方で、最終消費者は、概して、活性成分を実質的に低い濃度で含む希釈組成物を用いる。
典型的には、葉面処理用の前混合配合物は、0.1〜99.9%、特に1〜95%の所望される処方成分、および、99.9〜0.1%、特に99〜5%の固体または液体補助剤(例えば水などの溶剤を含む)を含み、ここで、助剤は、前混合配合物を基準として0〜50%、特に0.5〜40%の量の界面活性剤であることが可能である。
通常、種子処理用途のためのタンク混合配合物は、0.25〜80%、特に1〜75%の所望される処方成分、および、99.75〜20%、特に99〜25%の固体または液体助剤(例えば水などの溶剤を含む)を含み、ここで、助剤は、タンク混合配合物を基準として0〜40%、特に0.5〜30%の量の界面活性剤であることが可能である。
典型的には、種子処理用途のための前混合配合物は、0.5〜99.9%、特に1〜95%の所望される処方成分、および、99.5〜0.1%、特に99〜5%の固体または液体補助剤(例えば水などの溶剤を含む)を含み、ここで、助剤は、前混合配合物を基準として0〜50%、特に0.5〜40%の量の界面活性剤であることが可能である。
市販の製品は濃縮物(例えば、予混合組成物(配合物))として配合されることが好ましいが、最終消費者は通常、希釈配合物(例えば、タンク混合組成物)を採用するであろう。
好ましい種子処理予混合配合物は水性懸濁液濃縮物である。この配合物は、流動床技術、ローラミル法、ロトスタチックシードトリータ(rotostatic seed treater)およびドラムコータなどの従来の処理技術および機器を用いて種子に適用することが可能である。噴流床などの他の方法もまた有用であり得る。これらの種子はコーティング前に予め分級されていてもよい。コーティング後、種子を、典型的には、乾燥し、次いで、分級のために分級器に移す。このような手法は技術分野において公知である。
一般的に、本発明の予混合組成物は、0.5〜99.9、特に1〜95、有利には1〜50質量%の所望される処方成分、および、99.5〜0.1、特に99〜5質量%の固体または液体補助剤(例えば水などの溶剤を含む)を含有し、ここで、助剤(または補助剤)は、前混合配合物の質量を基準として、0〜50、特に0.5〜40質量%の量の界面活性剤であることが可能である。
予混合組成物用の葉配合物タイプの例は以下のとおりである。
GR:顆粒
WP:水和剤
WG:水分散性顆粒(粉末)
SG:水溶性顆粒
SL:可溶性濃縮物
EC:乳化性濃縮物
EW:エマルジョン、水中油型
ME:マイクロエマルジョン
SC:水性懸濁液濃縮物
CS:水性カプセル懸濁液
OD:油系懸濁液濃縮物、および
SE:水性サスポエマルジョン。
一方で、予混合組成物用の種子処理配合物タイプの例は以下のとおりである。
WS:種子処理スラリー用水和剤
LS:種子処理用溶液
ES:種子処理用エマルジョン
FS:種子処理用懸濁液濃縮物
WG:水分散性顆粒、および
CS:水性カプセル懸濁液。
タンク混合組成物用の好適な配合物タイプの例は、溶液、希釈エマルジョン、懸濁液またはこれらの混合物、および、粉剤である。
好ましい組成物は、特に以下のとおり組成される(%=重量パーセント)。
乳化性濃縮物:
活性成分:1〜95%、好ましくは5〜20%
界面活性剤:1〜30%、好ましくは10〜20%
溶剤:5〜98%、好ましくは70〜85%

粉剤:
活性成分:0.1〜10%、好ましくは0.1〜1%
固体キャリア:99.9〜90%、好ましくは99.9〜99%

懸濁液濃縮物:
活性成分:5〜75%、好ましくは10〜50%
水:94〜24%、好ましくは88〜30%
界面活性剤:1〜40%、好ましくは2〜30%

水和剤:
活性成分:0.5〜90%、好ましくは1〜80%
界面活性剤:0.5〜20%、好ましくは1〜15%
固体キャリア:5〜99%、好ましくは15〜98%

粒質物:
活性成分:0.5〜30%、好ましくは3〜15%
固体キャリア:99.5〜70%、好ましくは97〜85%
調製例:
「M.p.」は融点(℃)を意味する。フリーラジカルはメチル基を表す。
LCMS方法:
方法G−標準:
スペクトルは、以下を備えるWaters製質量分光計(SQDまたはZQシングル四重極型質量分析計)で記録した:エレクトロスプレーソース(極性:陽イオンまたは陰イオン、キャピラリ:3.00kV、コーン範囲:30〜60V、抽出器:2.00V、ソース温度:150℃、脱溶剤温度:350℃、コーンガス流:0L/Hr、脱溶剤ガス流:650L/Hr、質量範囲:100〜900Da)およびWaters製のAcquity UPLC:バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメントおよびダイオード−アレイ検出器。溶剤デガッサ、バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメントおよびダイオード−アレイ検出器。カラム:Waters製UPLC HSS T3、1.8μm、30×2.1mm、温度:60℃、DAD波長範囲(nm):210〜500、溶剤勾配:A=水+5%MeOH+0.05%HCOOH、B=アセトニトリル+0.05%HCOOH:勾配:勾配:0分間0%B、100%A;1.2〜1.5分間100%B;流量(ml/min)0.85
方法H−標準長:
スペクトルは、以下を備えるWaters製質量分光計(SQDまたはZQシングル四重極型質量分析計)で記録した:エレクトロスプレーソース(極性:陽イオンまたは陰イオン、キャピラリ:3.00kV、コーン範囲:30〜60V、抽出器:2.00V、ソース温度:150℃、脱溶剤温度:350℃、コーンガス流:0L/Hr、脱溶剤ガス流:650L/Hr、質量範囲:100〜900Da)およびWaters製のAcquity UPLC:バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメントおよびダイオード−アレイ検出器。溶剤デガッサ、バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメントおよびダイオード−アレイ検出器。カラム:Waters製UPLC HSS T3、1.8μm、30×2.1mm、温度:60℃、DAD波長範囲(nm):210〜500、溶剤勾配:A=水+5%MeOH+0.05%HCOOH、B=アセトニトリル+0.05%HCOOH:勾配:勾配:0分間0%B、100%A;2.7〜3.0分間100%B;流量(ml/min)0.85
方法I−非偏光:
スペクトルは、以下を備えるWaters製質量分光計(SQDまたはZQシングル四重極型質量分析計)で記録した:エレクトロスプレーソース(極性:陽イオンまたは陰イオン、キャピラリ:3.00kV、コーン範囲:30〜60V、抽出器:2.00V、ソース温度:150℃、脱溶剤温度:350℃、コーンガス流:0L/Hr、脱溶剤ガス流:650L/Hr、質量範囲:100〜900Da)およびWaters製のAcquity UPLC:バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメントおよびダイオード−アレイ検出器。溶剤デガッサ、バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメントおよびダイオード−アレイ検出器。カラム:Waters製UPLC HSS T3、1.8μm、30×2.1mm、温度:60℃、DAD波長範囲(nm):210〜500、溶剤勾配:A=水+5%MeOH+0.05%HCOOH、B=アセトニトリル+0.05%HCOOH:勾配:勾配:0分間40%B、60%A;1.2〜1.5分間100%B;流量(ml/min)0.85
質量分光分析法MS
株式会社島津製作所製LC−20AD質量分光計(シングル四重極型質量分析計)
機器パラメータ:
イオン化法:エレクトロスプレー
極性:陽イオンおよび陰イオン
キャピラリ(kV)1.50
コーン(V)不明
抽出器(V)5.00
ソース温度(℃)200
脱溶剤温度(℃)250
コーンガス流(l/Hr)90
脱溶剤ガス流(l/Hr)90
質量範囲:50〜1000Da
実施例P1:1−[2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル]シクロプロパンカルボニトリル(化合物5.002)
Figure 0006695865
ステップA:2−[2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル]アセトニトリル:
Figure 0006695865
2.2mlのDMFを含有する2〜5mLマイクロ波バイアルに、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(11mg、.011mmol)、亜鉛(II)フッ化物(69mg、0.67mmol)、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(キサントホス、13mg、0.022mmol)、2−トリメチルシリルアセトニトリル(150mg、1.3mmol))および6−ブロモ−2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン(500mg、1.1mmol、国際公開第2013018928号パンフレットに記載のとおり調製した)を加えた。キャップを閉め、混合物をマイクロ波中において30分間かけて140℃に加熱した。この時間の後のLCMS分析で反応の完了が示されていた。混合物を冷却し、t−ブチルメチルエーテルで希釈し、水、次いで塩水で洗浄し、有機層を無水Na2SO4で乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。茶色の粗残渣をシクロヘキサン/酢酸エチルで溶離するシリカゲルカートリッジ(Rf200)で精製して、表題の生成物をベージュ色の粉末として得た。
HPLC0.87(方法G)、0.87分間(MH+(410))。
1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ ppm;1.45(t,J=7.34Hz,3H);3.94(s,3H);3.97−4.05(m,4H);8.16(d,J=2.20Hz,1H)8.49(d,J=2.20Hz,1H)8.81(d,J=1.83Hz,1H)9.27(d,J=2.20Hz,1H).
ステップB:1−[2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル]シクロプロパンカルボニトリル(化合物5.002);
Figure 0006695865
2−[2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル]アセトニトリル(300mg、0.73mmol)のアセトニトリル(10ml)中の溶液に、炭酸セシウム(720mg、2.20mmol)および1,2ジブロモエタン(280mg、1.50mmol)を添加した。茶色の溶液を周囲温度で1時間撹拌し、次いで、70℃に加熱した。1時間後に所望の生成物の形成がLC/MSにより示された。この反応を冷却し、周囲温度でさらに4日間撹拌し、次いで、酢酸エチルおよび水で希釈し、有機層を分離し、水および塩水で順次に洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗混合物を、シケキサン(Cychexane)/酢酸エチルで溶離するシリカゲルカートリッジ(Rf200)で精製して、表題の化合物を黄色の樹脂として得た。
LCMS(方法G)Rt.0.94min,436(M+H).1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ ppm 1.44(t,J=7.52Hz,3H);1.52−1.57(m,2H);1.70(br.s.,1H);1.83−1.89(m,2H);4.01(q,J=7.46Hz,2H);8.08(d,J=2.20Hz,1H);8.56(d,J=1.83Hz,1H);8.80(d,J=1.83Hz,1H);9.26(d,J=1.10Hz,1H).
実施例P2:1−[2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル]シクロブタンカルボニトリル(化合物No.7.002):
Figure 0006695865
アルゴン雰囲気下で、2−[2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル]アセトニトリル(実施例P1ステップAのとおり調製、200mg、0.49mmol)の溶液をジメチルホルムアミドに溶解し、0℃に冷却した。この溶液に、水素化ナトリウム(47mg、鉱油中に55%、従って25mg、1.1mmol)を添加し、反応混合物を0℃で30分間撹拌し、次いで、1,3−ジブロモプロパン(200mg、0.98mmol)で処理した。茶色の反応混合物を氷浴下に冷却しながら1時間撹拌し、次いで、周囲温度に温め、18時間撹拌した。混合物を飽和水性NH4Clで失活させ(発熱、35℃への昇温)、t−ブチルメチルエーテルで抽出した(×3)。組み合わせた有機層を水および塩水で順次に洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗生成物をシクロヘキサン/酢酸エチルで溶離するシリカゲルカートリッジ(Rf200)で精製して、表題の化合物を無色の樹脂として得た。
LCMS(方法G);Rt=0.98min,(M+H)450.1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ ppm:1.42(t,J=7.34Hz,3H);2.12−2.25(m,1H);2.45−2.62(m,1H);2.69−2.81(m,2H);2.90−3.07(m,2H);3.95(s,3H);4.00(q,J=7.34Hz,2H);8.11(d,J=2.20Hz,1H);8.61(d,J=2.20Hz,1H);8.78(d,J=2.20Hz,1H)9.24(dd,J=2.20,0.73Hz,1H).
実施例P3.2−[2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル]シクロプロパンカルボニトリル(化合物No.5.007)。
Figure 0006695865
ステップA:(E,Z)−3−[2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル]プロプ−2−エンニトリル
Figure 0006695865
(E)−3−[2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル]プロプ−2−エンニトリル(0.5g、1.1mmol)をDMF(1.5ml)中に溶解し、アクリロニトリル(240mg、4.5mmol)で処理した。この反応をアルゴンでフラッシュし、次いで、N−エチル−N−イソプロピル−プロパン−2−アミン、トリ(o−トリル)ホスフィン(62mg、0.2mmol)および酢酸パラジウム(II)(23mg、0.1mmol)を添加した。茶色の溶液を120℃で一晩撹拌した。
14時間後、同量の酢酸パラジウム(II)およびトリ(o−トリル)ホスフィンを再度添加し、混合物を120℃でさらに14時間撹拌した。この時間の後、反応混合物を周囲温度に冷却し、酢酸エチルおよび水で希釈した。有機層を分離し、再度、水および塩水(一度)で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗生成物をシクロヘキサン:酢酸エチルで溶離するシリカゲルカートリッジ(Rf200)で精製して、表題の化合物をベージュ色の固体(3:1 E/Z異性体混合物)として得た。
LCMS(方法G);Rt=0.93min,(M+H)422.
ステップB:2−[2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル]シクロプロパンカルボニトリル(実施例5.007)。
Figure 0006695865
トリメチルスルホキソニウムアイオダイド(760mg、3.3mmol)を4mlのDMSO中に懸濁させ、水素化ナトリウム(130mgの鉱油中の55%懸濁液、従って、71mg、3.0mmol)で処理した。混合物を室温で45分間撹拌し、次いで、3mlのDMSO中の2−[2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル]アセトニトリル(280mg、0.66mmol)をゆっくりと懸濁液に添加した。得られた赤色の溶液を室温で撹拌した。2時間後のLC/MS分析において、0.69分に所望される物質、および、0.94分に出発材料が検出された。反応混合物を一晩撹拌し、次いで、水性飽和NH4Clで失活させ、EtOAcで抽出した(×3)。組み合わせた有機層を塩水で一回洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗反応混合物をシクロヘキサン/EtOAcで溶離するシリカゲルカートリッジ(Rf200)で精製して2種の生成物を得、これらを、逆相クロマトグラフィによりさらに精製した。これにより、最初の溶離化合物として表題の化合物を得た。
LCMS(方法G);Rt=0.89min,(M+H)436,Rt=0.89.1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ ppm:1.40(t,J=7.34Hz,3H);1.61−1.72(m,2H);1.98(td,J=8.44,5.87Hz,1H);2.69−2.78(m,1H);3.92(s,3H);3.93−4.10(m,2H);7.97(d,J=1.47Hz,1H);8.54(d,J=2.20Hz,1H);8.77(d,J=1.47Hz,1H);9.22(d,J=1.47Hz,1H);
溶離された第2の生成物は2−[2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−6−イル]−1−メチル−シクロプロパンカルボニトリル(表A1の化合物P5)として同定された。
Figure 0006695865
LCMS(方法G);R.t=0.91min,(M+H)−CH3,436.1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ ppm 1.40(t,J=7.52Hz,3H)1.53−1.61(m,3H)1.63−1.70(m,1H)1.76(dt,J=9.35,5.41Hz,1H)3.89(s,3H)3.97(q,J=7.34Hz,2H)7.75−7.80(m,1H)8.42(d,J=1.83Hz,1H)8.77(d,J=2.20Hz,1H)9.19−9.26(m,1H).
実施例P4:6−シクロプロピル−2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン(化合物5.001)
Figure 0006695865
6−ブロモ−2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン(500mg、1.1mmol、国際公開第2013/018928号パンフレットに記載のとおり調製)、カリウムシクロプロピルトリフルオロボレート(300mg、2.2mmol)、ビス(トリ−t−ブチルホスフィン)パラジウム(0)(23mg、0.045mmol)および炭酸ナトリウム(170mg、1.6mmol))をジメトキシエタンに溶解した。反応混合物をマイクロ波バイアルに移し、140℃で80分間加熱した。
次いで、反応混合物を冷却し、水および酢酸エチルで希釈した。有機層を分離し、水および塩水で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。粗生成物をジクロロメタンに溶解させ、Teflonバルク吸着剤に吸着させ、次いで、これをシクロヘキサン/酢酸エチルで溶離するシリカゲルカートリッジ(Rf200)、次いで、分取RP HPLCで精製して、表題の化合物を白色の固体として得た。
LCMS(方法G);R.t=1.01min,(M+H),411;1H NMR(400MHz,クロロホルム−d)δ ppm 0.67−0.73(m,2H)0.96−1.02(m,2H)1.32(t,J=7.34Hz,3H)2.01(tt,J=8.48,5.09Hz,1H)3.81(s,3H)3.93(q,J=7.46Hz,2H)7.61(d,J=1.83Hz,1H)8.32(d,J=1.83Hz,1H)8.67−8.69(m,1H)9.13(dd,J=2.20,0.73Hz,1H).
中間体I−1:6−ブロモ−2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−イミダゾ[4,5−c]ピリジン:
Figure 0006695865
ステップA:2−ブロモ−5−フルオロ−1−オキシド−ピリジン−1−イウム:
Figure 0006695865
2−ブロモ−5−フルオロピリジン(50.0g、0.284mol)のTFA(100.0mL)中の撹拌溶液に、H22(30%、150mL)を0℃で滴下し、混合物を60〜70℃で一晩撹拌した。冷却後、反応混合物を氷水上に注ぎ入れ、ジクロロメタン/メタノールで抽出し(10:1、500mL×3)、有機層を飽和重炭酸ナトリウム溶液および塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。ろ過および減圧中での濃縮の後、粗生成物(オフホワイトの固体)をさらに精製することなく次のステップに用いた。
ステップB:2−ブロモ−5−フルオロ−4−ニトロ−ピリジン:
Figure 0006695865
2−ブロモ−5−フルオロ−1−オキシド−ピリジン−1−イウム(46g、0.239mmol)の硫酸(濃硫酸、200mL)中の溶液に、発煙硝酸(100mL)を0℃でゆっくりと添加した。添加の後、反応温度を120℃に昇温させ、攪拌をこの温度で8時間継続した。周囲温度に冷却した後、反応溶液を氷水上に注いだ。NH4OHでpH値を1に調節し、酢酸エチルで抽出し(400mL×3)、有機層を飽和重炭酸ナトリウム溶液および塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。ろ過および減圧中での濃縮の後、粗生成物をカラムクロマトグラフィにより精製して表題の化合物を明るい黄色の固体として得た。
ステップC:6−ブロモ−N−メチル−4−ニトロ−ピリジン−3−アミン:
Figure 0006695865
2−ブロモ−5−フルオロ−4−ニトロピリジン(15g、67.8mmol)のエタノール(100mL)中の溶液に、30% MeNH2/エタノール(60mL)を添加した。この反応混合物を周囲温度で4時間撹拌した。次いで、混合物を減圧中で濃縮して表題の化合物を固体として得、これをさらに精製することなく次のステップに用いた。
ステップD:6−ブロモ−N3−メチル−ピリジン−3,4−ジアミン:(方法A)
Figure 0006695865
6−ブロモ−N−メチル−4−ニトロ−ピリジン−3−アミン(14.9g、64.2mmol)のメタノール(150mL)中の溶液に、0℃で、ラネーNi(20重量%)を添加し、次いで、ヒドラジン水和物(25mL)を滴下した。反応混合物を周囲温度で1時間撹拌した。ラネーNiをセライトを通してろ出し;ろ液を減圧中で濃縮し、シリカゲルによるクロマトグラフィカラム(ジクロロメタン:メタノールで溶離、10:1)で精製して、表題の化合物をオフホワイトの固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ(ppm)7.20(s,1H),6.53(s,1H),5.76(brs,2H),4.81(q,1H),2.70(d,J=6.4Hz,3H).ESI−MS(+):203(M+H)。
(方法B)
6−ブロモ−N−メチル−4−ニトロ−ピリジン−3−アミン(20g、86mmol)の酢酸(400mL)中の溶液に、Fe粉末(24g、428mmol)を周囲温度で添加した。反応混合物を80℃で5時間撹拌した。固体をセライトを通してろ出し;ろ液を水性NaOHを用いてpH=4〜5に調節し、次いで、酢酸エチルで抽出した。有機層を無水MgSO4で乾燥させ、ろ過し、減圧中で濃縮した。残渣を酢酸エチルから再結晶させて表題の化合物をオフホワイトの固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ(ppm)7.20(s,1H),6.53(s,1H),5.76(brs,2H),4.81(q,1H),2.70(d,J=6.4Hz,3H).ESI−MS(+):203(M+H).
ステップF:N−(4−アミノ−6−ブロモ−3−ピリジル)−3−エチルスルホニル−N−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボキサミド:
Figure 0006695865
6−ブロモ−N3−メチル−ピリジン−3,4−ジアミン(0.60g、2.96mmol)、3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボン酸(0.92g、3.26mmol、国際公開第2013180194号パンフレットのとおり調製)およびHATU(1.4g、3.68mmol)のDMF(5.0mL)中の撹拌溶液に、DIPEA(1.2ml、7.26mmol)を添加した。この系を、周囲温度で一晩撹拌した。この反応をEtOAcおよびH2Oで希釈し、有機層を塩水および水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。ろ過および減圧中での濃縮の後、表題の粗生成物をさらに精製することなく次のステップに用いた。
ステップG:6−ブロモ−2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−イミダゾ[4,5−c]ピリジン(化合物I−1):
Figure 0006695865
N−(4−アミノ−6−ブロモ−3−ピリジル)−3−エチルスルホニル−N−メチル−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−カルボキサミド(粗、2.96mmol)の酢酸(5.0mL)中の溶液を120℃で一晩撹拌した。混合物を乾燥するまで蒸発させた。残渣をシリカゲルにおけるクロマトグラフィ(石油エーテル:EtOAc=4:1)により精製して、表題の化合物を白色の固体として得た。1H NMR(400MHz,DMSO−d6):δ(ppm)9.53(s,1H),8.94(s,1H),8.74(s,1H),8.01(s,1H),3.83(q,J=7.6Hz,2H),3.79(s,3H),1.19(t,J=7.2Hz,3H).19F NMR(300MHz,DMSO−d6):δ(ppm)−60.42(s,3F).ESI−MS(+):449(M+H),472(M+Na);ESI−MS(−):447(M−H).Mpt.188−190℃.LCMS(方法SQD13):Rt.0.95min,449/451(M+H).
Figure 0006695865
任意に所望される濃度のエマルジョンを、水による希釈でこのような濃縮物から調製可能である。
Figure 0006695865
溶液は、微小滴の形態での使用に好適である。
Figure 0006695865
活性成分をジクロロメタン中に溶解し、溶液をキャリアに吹きつけ、その後、溶剤を減圧中で蒸発させる。
Figure 0006695865
すぐに使用可能な粉剤は、キャリアと活性成分とを均質に混合することにより得られる。
Figure 0006695865
活性成分を添加剤と混合し、混合物を好適なミルで十分に粉砕する。これにより水和剤が得られ、これを水で希釈して任意の所望される濃度の懸濁液を得ることが可能である。
実施例F6:押出し機顆粒
活性成分 10%
リグノスルホン酸ナトリウム 2%
カルボキシメチルセルロース 1%
カオリン 87%
活性成分を添加剤と混合し、混合物を粉砕し、水で湿らせ、押出し、粒状化し、空気流中で乾燥させる。
実施例F7:コート顆粒
活性成分 3%
ポリエチレングリコール(MW 200) 3%
カオリン 94%
ミキサ中で、微細に粉砕した活性成分を、ポリエチレングリコールで湿らせたカオリンに均一に適用する。これによりダストフリー被覆顆粒が得られる。
実施例F8:懸濁液濃縮物
活性成分 40%
エチレングリコール 10%
ノニルフェノキシポリエチレングリコールエーテル(15molのEO) 6%
リグノスルホン酸ナトリウム 10%
カルボキシメチルセルロース 1%
37%ホルムアルデヒド水溶液 0.2%
シリコーン油(75%水性エマルジョン) 0.8%
水 32%
微細に粉砕した活性成分を添加剤と均質に混合する。任意に所望される濃度の懸濁液を、水による希釈でこれにより得られる懸濁液濃縮物から調製することが可能である。
Figure 0006695865
組み合わせを補助剤と完全に混合し、混合物を好適なミルで十分に粉砕することで、種子処理に直接使用可能である粉末が得られる。
実施例F10:乳化性濃縮物
活性成分 10%
オクチルフェノールポリエチレングリコールエーテル 3%
(4〜5molのエチレンオキシド)
ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム 3%
ヒマシ油ポリグリコールエーテル(35molのエチレンオキシド) 4%
シクロヘキサノン 30%
キシレン混合物 50%
植物の保護に用いられることが可能である任意の必要とされる希釈度のエマルジョンは、水による希釈でこの濃縮物から得ることが可能である。
実施例F11:種子処理用の流動性濃縮物
活性成分 40%
プロピレングリコール 5%
コポリマーブタノールPO/EO 2%
トリスチレンフェノール 10〜20モルのEO 2%
1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン(20%水溶液の形態) 0.5%
モノアゾ−顔料カルシウム塩 5%
シリコーン油(75%水中エマルジョンの形態) 0.2%
水 45.3%
微細に粉砕した組み合わせを補助剤と均質に混合して懸濁液濃縮物を得、これから、いずれかの所望される希釈率の懸濁液を水による希釈によって得ることが可能である。このような希釈物を用いることで、吹付け、注入または浸漬により、生きている植物ならびに植物繁殖体を処理し、微生物による外寄生に対して保護することが可能である。
本発明による組成物の活性は、他の殺虫的、殺ダニ的および/または殺菌・殺カビ的に活性な処方成分を加えることにより、相当な広範化、および、流行している状況に対する適応が可能である。式Iの化合物と他の殺虫的、殺ダニ的および/または殺菌・殺カビ的に活性な処方成分との混合物はまた、より広い意味で、相乗的活性とも説明可能であるさらに意外な利点を有し得る。例えば、植物によるより優れた耐性、低い殺草性、異なる成長段階昆虫を防除可能であること、または、例えば粉砕もしくは混合の最中、保管もしくは使用の最中といった製造中の挙動が良好であることである。
ここで、活性成分に対する好適な添加物は、例えば、以下の分類の活性成分が代表的である:有機リン化合物、ニトロフェノール誘導体、チオ尿素、幼虫ホルモン、ホルムアミジン、ベンゾフェノン誘導体、尿素、ピロール誘導体、カルバメート、ピレスロイド、塩素化炭化水素、アシル尿素、ピリジルメチレンアミノ誘導体、マクロライド、ネオニコチノイドおよびバチルスチューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)調製物。
以下に示す式Iの化合物と活性成分との混合物が好ましい(略記「TX」は、「本発明の表1〜11およびAに記載の化合物からなる群から選択される1種の化合物」を意味する):
石油(代替名)(628)+TXから構成される物質群から選択される補助剤、
1,1−ビス(4−クロロフェニル)−2−エトキシエタノール(IUPAC名)(910)+TX、2,4−ジクロロフェニルベンゼンスルホネート(IUPAC/Chemical Abstracts名)(1059)+TX、2−フルオロ−N−メチル−N−1−ナフチルアセタミド(IUPAC名)(1295)+TX、4−クロロフェニルフェニルスルホン(IUPAC名)(981)+TX、アバメクチン(1)+TX、アセキノシル(3)+TX、アセトプロール[CCN]+TX、アクリナトリン(9)+TX、アルジカルブ(16)+TX、アルドキシカルブ(863)+TX、α−シペルメトリン(202)+TX、アミジチオン(870)+TX、アミドフルメト[CCN]+TX、アミドチオエート(872)+TX、アミトン(875)+TX、シュウ酸水素アミトン(875)+TX、アミトラズ(24)+TX、アラマイト(881)+TX、三酸化ヒ素(882)+TX、AVI382(化合物コード)+TX、AZ60541(化合物コード)+TX、アジンホスエチル(44)+TX、アジンホスメチル(45)+TX、アゾベンゼン(IUPAC名)(888)+TX、アゾシクロチン(46)+TX、アゾトエート(889)+TX、ベノミル(62)+TX、ベノキサホス(代替名)[CCN]+TX、ベンゾキメート(71)+TX、ベンジル安息香酸塩(IUPAC名)[CCN]+TX、ビフェナゼート(74)+TX、ビフェントリン(76)+TX、ビナパクリル(907)+TX、ブロフェンバレレート(代替名)+TX、ブロモシクレン(918)+TX、ブロモホス(920)+TX、ブロモホスエチル(921)+TX、ブロモプロピレート(94)+TX、ブプロフェジン(99)+TX、ブトカルボキシム(103)+TX、ブトキシカルボキシム(104)+TX、ブチルピリダベン(代替名)+TX、多硫酸カルシウム(IUPAC名)(111)+TX、カンフェクロール(941)+TX、カルバノレート(943)+TX、カルバリル(115)+TX、カルボフラン(118)+TX、カルボフェノチオン(947)+TX、CGA50’439(開発コード)(125)+TX、チノメチオナート(126)+TX、クロルベンシド(959)+TX、クロルジメホルム(964)+TX、クロルジメホルムヒドロクロリド(964)+TX、クロルフェナピル(130)+TX、クロルフェネトール(968)+TX、クロルフェンソン(970)+TX、クロルフェンスルフィド(971)+TX、クロルフェンビンホス(131)+TX、クロロベンジラート(975)+TX、クロロメブホルム(977)+TX、クロロメチウロン(978)+TX、クロロプロピレート(983)+TX、クロルピリホス(145)+TX、クロルピリホスメチル(146)+TX、クロルチオホス(994)+TX、シネリンI(696)+TX、シネリンII(696)+TX、シネリンス(696)+TX、クロフェンテジン(158)+TX、クロサンテル(代替名)[CCN]+TX、クマホス(174)+TX、クロタミトン(代替名)[CCN]+TX、クロトキシホス(1010)+TX、クフラエブ(1013)+TX、シアントエート(1020)+TX、シフルメトフェン(CAS登録番号:400882−07−7)+TX、シハロトリン(196)+TX、シヘキサチン(199)+TX、シペルメトリン(201)+TX、DCPM(1032)+TX、DDT(219)+TX、デメフィオン(1037)+TX、デメフィオン−O(1037)+TX、デメフィオン−S(1037)+TX、デメトン(1038)+TX、デメトンメチル(224)+TX、デメトン−O(1038)+TX、デメトン−O−メチル(224)+TX、デメトン−S(1038)+TX、デメトン−S−メチル(224)+TX、デメトン−S−メチルスルホン(1039)+TX、ジアフェンチウロン(226)+TX、ジアリホス(1042)+TX、ダイアジノン(227)+TX、ジクロフルアニド(230)+TX、ジクロルボス(236)+TX、ジクリホス(代替名)+TX、ジコホル(242)+TX、ジクロトホス(243)+TX、ジエノクロル(1071)+TX、ジメホクス(1081)+TX、ジメトエート(262)+TX、ジナクチン(代替名)(653)+TX、ジネクス(1089)+TX、ジネクスジクレキシン(1089)+TX、ジノブトン(269)+TX、ジノカップ(270)+TX、ジノカップ−4[CCN]+TX、ジノカップ−6[CCN]+TX、ジノクトン(1090)+TX、ジノペントン(1092)+TX、ジノスルホン(1097)+TX、ジノテルボン(1098)+TX、ジオキサチオン(1102)+TX、ジフェニルスルホン(IUPAC名)(1103)+TX、ジスルフィラム(代替名)[CCN]+TX、ジスルホトン(278)+TX、DNOC(282)+TX、ドフェナピン(1113)+TX、ドラメクチン(代替名)[CCN]+TX、エンドスルファン(294)+TX、エンドチオン(1121)+TX、EPN(297)+TX、エピリノメクチン(代替名)[CCN]+TX、エチオン(309)+TX、エトエートメチル(1134)+TX、エトキサゾール(320)+TX、エトリムホス(1142)+TX、フェナザフロル(1147)+TX、フェナザキン(328)+TX、酸化フェンブタスズ(330)+TX、フェノチオカルブ(337)+TX、フェンプロパトリン(342)+TX、フェンピラド(代替名)+TX、フェンピロキシメート(345)+TX、フェンソン(1157)+TX、フェントリファニル(1161)+TX、フェンバレレート(349)+TX、フィプロニル(354)+TX、フルアクリピリム(360)+TX、フルアズロン(1166)+TX、フルベンジミン(1167)+TX、フルシクロクスロン(366)+TX、フルシトリネート(367)+TX、フルエネチル(1169)+TX、フルフェノクスロン(370)+TX、フルメトリン(372)+TX、フルオルベンシド(1174)+TX、フルバリネート(1184)+TX、FMC1137(開発コード)(1185)+TX、ホルメタネート(405)+TX、ホルメタネートヒドロクロリド(405)+TX、ホルモチオン(1192)+TX、ホルムパラネート(1193)+TX、γ−HCH(430)+TX、グリオジン(1205)+TX、ハルフェンプロクス(424)+TX、ヘプテノホス(432)+TX、ヘキサデシルシクロプロパンカルボキシレート(IUPAC/Chemical Abstracts名)(1216)+TX、ヘキシチアゾクス(441)+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、イソカルボホス(代替名)(473)+TX、イソプロピルO−(メトキシアミノチオホスホリル)サリチレート(IUPAC名)(473)+TX、イベルメクチン(代替名)[CCN]+TX、ジャスモリンI(696)+TX、ジャスモリンII(696)+TX、ジョドフェンホス(1248)+TX、リンダン(430)+TX、ルフェヌロン(490)+TX、マラチオン(492)+TX、マロノベン(1254)+TX、メカルバム(502)+TX、メホスフォラン(1261)+TX、メスルフェン(代替名)[CCN]+TX、メタクリホス(1266)+TX、メタミドホス(527)+TX、メチダチオン(529)+TX、メチオカルブ(530)+TX、メソミル(531)+TX、臭化メチル(537)+TX、メトルカルブ(550)+TX、メビンホス(556)+TX、メキサカルベート(1290)+TX、ミルベメクチン(557)+TX、ミルベマイシンオキシム(代替名)[CCN]+TX、ミパホクス(1293)+TX、モノクロトホス(561)+TX、モルホチオン(1300)+TX、モキシデクチン(代替名)[CCN]+TX、ナレド(567)+TX、NC−184(化合物コード)+TX、NC−512(化合物コード)+TX、ニフルリジド(1309)+TX、ニッコマイシン(代替名)[CCN]+TX、ニトリラカルブ(1313)+TX、ニトリラカルブ1:1塩化亜鉛錯体(1313)+TX、NNI−0101(化合物コード)+TX、NNI−0250(化合物コード)+TX、オメトエート(594)+TX、オキサミル(602)+TX、オキシデプロホス(1324)+TX、オキシジスルホトン(1325)+TX、pp’−DDT(219)+TX、パラチオン(615)+TX、ペルメトリン(626)+TX、石油(代替名)(628)+TX、フェンカプトン(1330)+TX、フェントエート(631)+TX、ホレート(636)+TX、ホサロン(637)+TX、ホスホラン(1338)+TX、ホスメット(638)+TX、ホスファミドン(639)+TX、ホキシム(642)+TX、ピリミホスメチル(652)+TX、ポリクロロテルペン(慣習名)(1347)+TX、ポリナクチン(代替名)(653)+TX、プロクロノール(1350)+TX、プロフェノホス(662)+TX、プロマシル(1354)+TX、プロパルギット(671)+TX、プロペタムホス(673)+TX、プロポキスル(678)+TX、プロチダチオン(1360)+TX、プロトエート(1362)+TX、ピレトリンI(696)+TX、ピレトリンII(696)+TX、ピレトリン(696)+TX、ピリダベン(699)+TX、ピリダフェンチオン(701)+TX、ピリミジフェン(706)+TX、ピリミテート(1370)+TX、キナルホス(711)+TX、キンチオホス(1381)+TX、R−1492(開発コード)(1382)+TX、RA−17(開発コード)(1383)+TX、ロテノン(722)+TX、シュラダン(1389)+TX、セブホス(代替名)+TX、セラメクチン(代替名)[CCN]+TX、SI−0009(化合物コード)+TX、ソファミド(1402)+TX、スピロジクロフェン(738)+TX、スピロメシフェン(739)+TX、SSI−121(開発コード)(1404)+TX、スルフィラム(代替名)[CCN]+TX、スルフラミド(750)+TX、スルホテプ(753)+TX、スルフル(754)+TX、SZI−121(開発コード)(757)+TX、τ−フルバリネート(398)+TX、テブフェンピラド(763)+TX、TEPP(1417)+TX、テルバム(代替名)+TX、テトラクロルビンホス(777)+TX、テトラジホン(786)+TX、テトラナクチン(代替名)(653)+TX、テトラスル(1425)+TX、チアフェノクス(代替名)+TX、チオカルボキシム(1431)+TX、チオファノックス(800)+TX、チオメトン(801)+TX、チオキノックス(1436)+TX、ツリンギエンシン(代替名)[CCN]+TX、トリアミホス(1441)+TX、トリアラテン(1443)+TX、トリアゾホス(820)+TX、トリアズロン(代替名)+TX、トリクロルホン(824)+TX、トリフェノホス(1455)+TX、トリナクチン(代替名)(653)+TX、バミドチオン(847)+TX、バニリプロール[CCN]およびYI−5302(化合物コード)+TXから構成される物質群から選択される殺ダニ剤、
ベトキサジン[CCN]+TX、ニオクタノン酸銅(IUPAC名)(170)+TX、硫酸銅(172)+TX、シブトリン[CCN]+TX、ジクロン(1052)+TX、ジクロロフェン(232)+TX、エンドタール(295)+TX、フェンチン(347)+TX、消石灰[CCN]+TX、ナーバム(566)+TX、キノクラミン(714)+TX、キノンアミド(1379)+TX、シマジン(730)+TX、酢酸トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)および水酸化トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)+TXから構成される物質群から選択される殺藻剤、
アバメクチン(1)+TX、クルホメート(1011)+TX、ドラメクチン(代替名)[CCN]+TX、エマメクチン(291)+TX、エマメクチン安息香酸塩(291)+TX、エピリノメクチン(代替名)[CCN]+TX、イベルメクチン(代替名)[CCN]+TX、ミルベマイシンオキシム(代替名)[CCN]+TX、モキシデクチン(代替名)[CCN]+TX、ピペラジン[CCN]+TX、セラメクチン(代替名)[CCN]+TX、スピノサド(737)およびチオファネート(1435)+TXから構成される物質群から選択される駆虫薬、
クロラロース(127)+TX、エンドリン(1122)+TX、フェンチオン(346)+TX、ピリジン−4−アミン(IUPAC名)(23)およびストリキニン(745)+TXから構成される物質群から選択される殺鳥剤、
1−ヒドロキシ−1H−ピリジン−2−チオン(IUPAC名)(1222)+TX、4−(キノキサリン−2−イルアミノ)ベンゼンスルホンアミド(IUPAC名)(748)+TX、8−硫酸ヒドロキシキノリン(446)+TX、ブロノポール(97)+TX、ニオクタノン酸銅(IUPAC名)(170)+TX、水酸化銅(IUPAC名)(169)+TX、クレゾール[CCN]+TX、ジクロロフェン(232)+TX、ジピリチオン(1105)+TX、ドジチン(1112)+TX、フェナミノスルフ(1144)+TX、ホルムアルデヒド(404)+TX、ヒドラルガフェン(代替名)[CCN]+TX、カスガマイシン(483)+TX、カスガマイシンヒドロクロリド水和物(483)+TX、ニッケルビス(ジメチルジチオカルバメート)(IUPAC名)(1308)+TX、ニトラピリン(580)+TX、オクチリノン(590)+TX、オキソリン酸(606)+TX、オキシテトラサイクリン(611)+TX、硫酸ヒドロキシキノリンカリウム(446)+TX、プロベナゾール(658)+TX、ストレプトマイシン(744)+TX、ストレプトマイシンセスキスルフェート(744)+TX、テクロフタラム(766)+TX、およびチオメルサール(代替名)[CCN]+TXから構成される物質群から選択される殺バクテリア剤、
リンゴコカクモンハマキ(Adoxophyes orana)GV(代替名)(12)+TX、アグロバクテリウムラジオバクター(Agrobacterium radiobacter)(代替名)(13)+TX、アムブリセイウス属の一種(Amblyseius spp.)(代替名)(19)+TX、アナグラファファルシフェラ(Anagrapha falcifera)NPV(代替名)(28)+TX、アングルスアトムス(Anagrus atomus)(代替名)(29)+TX、アブラコバチ(Aphelinus abdominalis)(代替名)(33)+TX、コレマンアブラバチ(Aphidius colemani)(代替名)(34)+TX、ショクガタマバエ(Aphidoletes aphidimyza)(代替名)(35)+TX、オートグラファカリホルニカ(Autographa californica NPV)(代替名)(38)+TX、バシラスフィルムス(Bacillus firmus)(代替名)(48)+TX、バシラススファエリクス(Bacillus sphaericus Neide)(学名)(49)+TX、バチルスチューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis Berliner)(学名)(51)+TX、バチルスチューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis subsp.aizawai)(学名)(51)+TX、バチルスチューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis subsp.israelensis)(学名)(51)+TX、バチルスチューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis subsp.japonensis)(学名)(51)+TX、バチルスチューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis subsp.kurstaki)(学名)(51)+TX、バチルスチューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis subsp.tenebrionis)(学名)(51)+TX、ベアウベリアバッシアナ(Beauveria bassiana)(代替名)(53)+TX、ベアウベリアブロングニアルチイ(Beauveria brongniartii)(代替名)(54)+TX、ヤマトクサカゲロウ(Chrysoperla carnea)(代替名)(151)+TX、ツマアカオオヒメテントウ(Cryptolaemus montrouzieri)(代替名)(178)+TX、コドリンガ(Cydia pomonella)GV(代替名)(191)+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)(代替名)(212)+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)(代替名)(254)+TX、オンシツツヤコバチ(Encarsia formosa)(学名)(293)+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(代替名)(300)+TX、アメリカタバコガ(Helicoverpa zea)NPV(代替名)(431)+TX、ヘテロルハブジチスバクテリオホラ(Heterorhabditis bacteriophora)およびH.メギジス(H.megidis)(代替名)(433)+TX、ヒポダミアコンベルゲンス(Hippodamia convergens)(代替名)(442)+TX、フジコナヒゲナガトビコバチ(Leptomastix dactylopii)(代替名)(488)+TX、マクロロフスカリジノサス(Macrolophus caliginosus)(代替名)(491)+TX、ヨトウガ(Mamestra brassicae)NPV(代替名)(494)+TX、メタフィクスヘルボルス(Metaphycus helvolus)(代替名)(522)+TX、メタリジウムアニソプリアエ(Metarhizium anisopliae var.acridum)(学名)(523)+TX、メタリジウムアニソプリアエ(Metarhizium anisopliae var.anisopliae)(学名)(523)+TX、マツノキハバチ(Neodiprion sertifer NPV)およびN.レコンテイ(N.lecontei NPV)(代替名)(575)+TX、ヒメハナカメムシ属の一種(Orius spp.)(代替名)(596)+TX、パエシロマイセスフモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)(代替名)(613)+TX、チリカブリダニ(Phytoseiulus persimilis)(代替名)(644)+TX、シロイチモジヨトウ(Spodoptera exigua)マルチカプシド核多角体ウイルス(学名)(741)+TX、ステイネルネマビビオニス(Steinernema bibionis)(代替名)(742)+TX、ステイネルネマカルポカプサエ(Steinernema carpocapsae)(代替名)(742)+TX、ステイネルネマフェルチアエ(Steinernema feltiae)(代替名)(742)+TX、ステイネルネマグラセリ(Steinernema glaseri)(代替名)(742)+TX、ステイネルネマリオブラエb(Steinernema riobrave)(代替名)(742)+TX、ステイネルネマリオブラビス(Steinernema riobravis)(代替名)(742)+TX、ステイネルネマスカプテリスキ(Steinernema scapterisci)(代替名)(742)+TX、ステイネルネマ属の一種(Steinernema spp.)(代替名)(742)+TX、トリコグラマ属の一種(Trichogramma spp.)(代替名)(826)+TX、チフロドロムスオクシデンタリス(Typhlodromus occidentalis)(代替名)(844)およびベルチシリウムレカニイ(Verticillium lecanii)(代替名)(848)+TXから構成される物質群から選択される生物剤、
ヨードメタン(IUPAC名)(542)および臭化メチル(537)+TXから構成される物質群から選択される土壌不毛剤、
アホレート[CCN]+TX、ビサジル(代替名)[CCN]+TX、ブスルファン(代替名)[CCN]+TX、ジフルベンズロン(250)+TX、ジマチフ(代替名)[CCN]+TX、ヘメル[CCN]+TX、ヘムパ[CCN]+TX、メテパ[CCN]+TX、メチオテパ[CCN]+TX、メチルアホレート[CCN]+TX、モルジド[CCN]+TX、ペンフルロン(代替名)[CCN]+TX、テパ[CCN]+TX、チオヘムパ(代替名)[CCN]+TX、チオテパ(代替名)[CCN]+TX、トレタミン(代替名)[CCN]およびウレデパ(代替名)[CCN]+TXから構成される物質群から選択される不妊化剤、
(E)−デカ−5−エン−1−イルアセテートを伴う(E)−デカ−5−エン−1−オール(IUPAC名)(222)+TX、(E)−トリデカ−4−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(829)+TX、(E)−6−メチルヘプタ−2−エン−4−オール(IUPAC名)(541)+TX、(E,Z)−テトラデカ−4,10−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(779)+TX、(Z)−ドデカ−7−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(285)+TX、(Z)−ヘキサデカ−11−エナル(IUPAC名)(436)+TX、(Z)−ヘキサデカ−11−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(437)+TX、(Z)−ヘキサデカ−13−エン−11−イン−1−イルアセテート(IUPAC名)(438)+TX、(Z)−イコス−13−エン−10−オン(IUPAC名)(448)+TX、(Z)−テトラデカ−7−エン−1−アル(IUPAC名)(782)+TX、(Z)−テトラデカ−9−エン−1−オール(IUPAC名)(783)+TX、(Z)−テトラデカ−9−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(784)+TX、(7E,9Z)−ドデカ−7,9−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(283)+TX、(9Z,11E)−テトラデカ−9,11−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(780)+TX、(9Z,12E)−テトラデカ−9,12−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(781)+TX、14−メチルオクタデカ−1−エン(IUPAC名)(545)+TX、4−メチルノナン−5−オールを伴う4−メチルノナン−5−オン(IUPAC名)(544)+TX、α−ムルチストリアチン(代替名)[CCN]+TX、ブレビコミン(代替名)[CCN]+TX、コドレルレ(代替名)[CCN]+TX、コドレモン(代替名)(167)+TX、クエルレ(代替名)(179)+TX、ジスパールア(277)+TX、ドデカ−8−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(286)+TX、ドデカ−9−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(287)+TX、ドデカ−8+TX、10−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(284)+TX、ドミニカルア(代替名)[CCN]+TX、エチル4−メチルオクタノエート(IUPAC名)(317)+TX、オイゲノール(代替名)[CCN]+TX、フロンタリン(代替名)[CCN]+TX、ゴシップルア(代替名)(420)+TX、グランドルア(421)+TX、グランドルアI(代替名)(421)+TX、グランドルアII(代替名)(421)+TX、グランドルアIII(代替名)(421)+TX、グランドルアIV(代替名)(421)+TX、ヘキサルア[CCN]+TX、イプスジエノール(代替名)[CCN]+TX、イプセノール(代替名)[CCN]+TX、ジャポニルア(代替名)(481)+TX、リネアチン(代替名)[CCN]+TX、リトルア(代替名)[CCN]+TX、ループルア(代替名)[CCN]+TX、メドルア[CCN]+TX、メガトモ酸(代替名)[CCN]+TX、メチルオイゲノール(代替名)(540)+TX、ムスカルア(563)+TX、オクタデカ−2,13−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(588)+TX、オクタデカ−3,13−ジエン−1−イルアセテート(IUPAC名)(589)+TX、オルフラルア(代替名)[CCN]+TX、オリクタルア(代替名)(317)+TX、オストラモン(代替名)[CCN]+TX、シグルア[CCN]+TX、ソルジジン(代替名)(736)+TX、スルカトール(代替名)[CCN]+TX、テトラデカ−11−エン−1−イルアセテート(IUPAC名)(785)+TX、トリメドルア(839)+TX、トリメドルアA(代替名)(839)+TX、トリメドルアB1(代替名)(839)+TX、トリメドルアB2(代替名)(839)+TX、トリメドルアC(代替名)(839)およびトランクコール(代替名)[CCN]+TXから構成される物質群から選択される昆虫フェロモン、
2−(オクチルチオ)−エタノール(IUPAC名)(591)+TX、ブトピロノキシル(933)+TX、ブトキシ(ポリプロピレングリコール)(936)+TX、ジブチルアジペート(IUPAC名)(1046)+TX、フタル酸ジブチル(1047)+TX、ジブチルコハク酸塩(IUPAC名)(1048)+TX、ジエチルトルアミド[CCN]+TX、ジメチルカルベート[CCN]+TX、ジメチルフタレート[CCN]+TX、エチルヘキサンジオール(1137)+TX、ヘキサミド[CCN]+TX、メトキンブチル(1276)+TX、メチルネオデカンアミド[CCN]+TX、オキサメート[CCN]およびピカリジン[CCN]+TXから構成される物質群から選択される昆虫忌避剤、
1−ジクロロ−1−ニトロエタン(IUPAC/Chemical Abstracts名)(1058)+TX、1,1−ジクロロ−2,2−ビス(4−エチルフェニル)−エタン(IUPAC名)(1056)、+TX、1,2−ジクロロプロパン(IUPAC/Chemical Abstracts名)(1062)+TX、1,2−ジクロロプロパンを伴う1,3−ジクロロプロペン(IUPAC名)(1063)+TX、1−ブロモ−2−クロロエタン(IUPAC/Chemical Abstracts名)(916)+TX、2,2,2−トリクロロ−1−(3,4−ジクロロフェニル)酢酸エチル(IUPAC名)(1451)+TX、2,2−ジクロロビニル2−エチルスルフィニルエチルメチルリン酸(IUPAC名)(1066)+TX、2−(1,3−ジチオラン−2−イル)フェニルジメチルカルバメート(IUPAC/Chemical Abstracts名)(1109)+TX、2−(2−ブトキシエトキシ)エチルチオシアネート(IUPAC/Chemical Abstracts名)(935)+TX、2−(4,5−ジメチル−1,3−ジオキソラン−2−イル)フェニルメチルカルバメート(IUPAC/Chemical Abstracts名)(1084)+TX、2−(4−クロロ−3,5−キシリルオキシ)エタノール(IUPAC名)(986)+TX、2−クロロビニルジエチルリン酸(IUPAC名)(984)+TX、2−イミダゾリドン(IUPAC名)(1225)+TX、2−イソバレリルインダン−1,3−ジオン(IUPAC名)(1246)+TX、2−メチル(プロプ−2−イニル)アミノフェニルメチルカルバメート(IUPAC名)(1284)+TX、2−チオシアナトエチルラウレート(IUPAC名)(1433)+TX、3−ブロモ−1−クロロプロプ−1−エン(IUPAC名)(917)+TX、3−メチル−1−フェニルピラゾール−5−イルジメチルカルバメート(IUPAC名)(1283)+TX、4−メチル(プロプ−2−イニル)アミノ−3,5−キシリルメチルカルバメート(IUPAC名)(1285)+TX、5,5−ジメチル−3−オキソシクロヘキサ−1−エニルジメチルカルバメート(IUPAC名)(1085)+TX、アバメクチン(1)+TX、アセフェート(2)+TX、アセタミプリド(4)+TX、アセチオン(代替名)[CCN]+TX、アセトプロール[CCN]+TX、アクリナトリン(9)+TX、アクリロニトリル(IUPAC名)(861)+TX、アラニカルブ(15)+TX、アルジカルブ(16)+TX、アルドキシカルブ(863)+TX、アルドリン(864)+TX、アレトリン(17)+TX、アロサミジン(代替名)[CCN]+TX、アリキシカルブ(866)+TX、α−シペルメトリン(202)+TX、α−エクジソン(代替名)[CCN]+TX、リン化アルミニウム(640)+TX、アミジチオン(870)+TX、アミドチオエート(872)+TX、アミノカルブ(873)+TX、アミトン(875)+TX、シュウ酸水素アミトン(875)+TX、アミトラズ(24)+TX、アナバシン(877)+TX、アチダチオン(883)+TX、AVI382(化合物コード)+TX、AZ60541(化合物コード)+TX、アザジラクチン(代替名)(41)+TX、アザメチホス(42)+TX、アジンホスエチル(44)+TX、アジンホスメチル(45)+TX、アゾトエート(889)+TX、バチルスチューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)δエンドトキシン(代替名)(52)+TX、バリウムヘキサフルオロシリケート(代替名)[CCN]+TX、バリウムポリスルフィド(IUPAC/Chemical Abstracts名)(892)+TX、バルトリン[CCN]+TX、バイエル22/190(開発コード)(893)+TX、バイエル22408(開発コード)(894)+TX、ベンジオカルブ(58)+TX、ベンフラカルブ(60)+TX、ベンサルタップ(66)+TX、β−シフルトリン(194)+TX、β−シペルメトリン(203)+TX、ビフェントリン(76)+TX、ビオアレトリン(78)+TX、ビオアレトリンS−シクロペンテニル異性体(代替名)(79)+TX、バイオエタノメトリン[CCN]+TX、ビオパーメトリン(908)+TX、ビオレスメトリン(80)+TX、ビス(2−クロロエチル)エーテル(IUPAC名)(909)+TX、ビストリフルロン(83)+TX、ホウ酸ナトリウム(86)+TX、ブロフェンバレレート(代替名)+TX、ブロムフェンビンホス(914)+TX、ブロモシクレン(918)+TX、ブロモ−DDT(代替名)[CCN]+TX、ブロモホス(920)+TX、ブロモホスエチル(921)+TX、ブフェンカルブ(924)+TX、ブプロフェジン(99)+TX、ブタカルブ(926)+TX、ブタチオホス(927)+TX、ブトカルボキシム(103)+TX、ブトネート(932)+TX、ブトキシカルボキシム(104)+TX、ブチルピリダベン(代替名)+TX、カズサホス(109)+TX、ヒ酸カルシウム[CCN]+TX、シアン化カルシウム(444)+TX、多硫酸カルシウム(IUPAC名)(111)+TX、カンフェクロール(941)+TX、カルバノレート(943)+TX、カルバリル(115)+TX、カルボフラン(118)+TX、二硫化炭素(IUPAC/Chemical Abstracts名)(945)+TX、四塩化炭素(IUPAC名)(946)+TX、カルボフェノチオン(947)+TX、カルボスルファン(119)+TX、カルタップ(123)+TX、カルタップヒドロクロリド(123)+TX、セバジン(代替名)(725)+TX、クロルビシクレン(960)+TX、クロルダン(128)+TX、クロルデコン(963)+TX、クロルジメホルム(964)+TX、クロルジメホルムヒドロクロリド(964)+TX、クロルエトキシホス(129)+TX、クロルフェナピル(130)+TX、クロルフェンビンホス(131)+TX、クロルフルアズロン(132)+TX、クロルメホス(136)+TX、クロロホルム[CCN]+TX、クロルピクリン(141)+TX、クロルホキシム(989)+TX、クロルプラゾホス(990)+TX、クロルピリホス(145)+TX、クロルピリホスメチル(146)+TX、クロルチオホス(994)+TX、クロマフェノジド(150)+TX、シネリンI(696)+TX、シネリンII(696)+TX、シネリンス(696)+TX、cis−レスメスリン(代替名)+TX、シスメトリン(80)+TX、クロシトリン(代替名)+TX、クロエトカルブ(999)+TX、クロサンテル(代替名)[CCN]+TX、クロチアニジン(165)+TX、アセト亜ヒ酸銅[CCN]+TX、ヒ酸銅[CCN]+TX、オレイン酸銅[CCN]+TX、クマホス(174)+TX、クミトエート(1006)+TX、クロタミトン(代替名)[CCN]+TX、クロトキシホス(1010)+TX、クルホメート(1011)+TX、氷晶石(代替名)(177)+TX、CS708(開発コード)(1012)+TX、シアノフェンホス(1019)+TX、シアノホス(184)+TX、シアントエート(1020)+TX、シクレトリン[CCN]+TX、シクロプロトリン(188)+TX、シフルトリン(193)+TX、シハロトリン(196)+TX、シペルメトリン(201)+TX、シフェノトリン(206)+TX、シロマジン(209)+TX、シチオエート(代替名)[CCN]+TX、d−リモネン(代替名)[CCN]+TX、d−テトラメトリン(代替名)(788)+TX、DAEP(1031)+TX、ダゾメット(216)+TX、DDT(219)+TX、デカルボフラン(1034)+TX、デルタメトリン(223)+TX、デメフィオン(1037)+TX、デメフィオン−O(1037)+TX、デメフィオン−S(1037)+TX、デメトン(1038)+TX、デメトンメチル(224)+TX、デメトン−O(1038)+TX、デメトン−O−メチル(224)+TX、デメトン−S(1038)+TX、デメトン−S−メチル(224)+TX、デメトン−S−メチルスルホン(1039)+TX、ジアフェンチウロン(226)+TX、ジアリホス(1042)+TX、ジアミダホス(1044)+TX、ダイアジノン(227)+TX、ジカプトン(1050)+TX、ジクロロフェンチオン(1051)+TX、ジクロルボス(236)+TX、ジクリホス(代替名)+TX、ジクレシル(代替名)[CCN]+TX、ジクロトホス(243)+TX、ジシクラニル(244)+TX、ディルドリン(1070)+TX、ジエチル5−メチルピラゾール−3−イルリン酸(IUPAC名)(1076)+TX、ジフルベンズロン(250)+TX、ジロール(代替名)[CCN]+TX、ジメフルトリン[CCN]+TX、ジメホクス(1081)+TX、ジメタン(1085)+TX、ジメトエート(262)+TX、ジメトリン(1083)+TX、ジメチルビンホス(265)+TX、ジメチラン(1086)+TX、ジネクス(1089)+TX、ジネクスジクレキシン(1089)+TX、ジノプロプ(1093)+TX、ジノサム(1094)+TX、ジノセブ(1095)+TX、ジノテフラン(271)+TX、ジオフェノラン(1099)+TX、ジオキサベンゾホス(1100)+TX、ジオキサカルブ(1101)+TX、ジオキサチオン(1102)+TX、ジスルホトン(278)+TX、ジチクロホス(1108)+TX、DNOC(282)+TX、ドラメクチン(代替名)[CCN]+TX、DSP(1115)+TX、エクジステロン(代替名)[CCN]+TX、EI1642(開発コード)(1118)+TX、エマメクチン(291)+TX、エマメクチン安息香酸塩(291)+TX、EMPC(1120)+TX、エムペントリン(292)+TX、エンドスルファン(294)+TX、エンドチオン(1121)+TX、エンドリン(1122)+TX、EPBP(1123)+TX、EPN(297)+TX、エポフェノナン(1124)+TX、エピリノメクチン(代替名)[CCN]+TX、エスフェンバレレート(302)+TX、エタホス(代替名)[CCN]+TX、エチオフェンカルブ(308)+TX、エチオン(309)+TX、エチプロール(310)+TX、エトエートメチル(1134)+TX、エトプロホス(312)+TX、ギ酸エチル(IUPAC名)[CCN]+TX、エチル−DDD(代替名)(1056)+TX、エチレンジブロミド(316)+TX、ジクロロエタン(化学名)(1136)+TX、エチレンオキシド[CCN]+TX、エトフェンプロックス(319)+TX、エトリムホス(1142)+TX、EXD(1143)+TX、ファンファー(323)+TX、フェナミホス(326)+TX、フェナザフロル(1147)+TX、フェンクロルホス(1148)+TX、フェネタカルブ(1149)+TX、フェンフルトリン(1150)+TX、フェニトロチオン(335)+TX、フェノブカルブ(336)+TX、フェノキサクリム(1153)+TX、フェノキシカルブ(340)+TX、フェンピリトリン(1155)+TX、フェンプロパトリン(342)+TX、フェンピラド(代替名)+TX、フェンスルホチオン(1158)+TX、フェンチオン(346)+TX、フェンチオンエチル[CCN]+TX、フェンバレレート(349)+TX、フィプロニル(354)+TX、フロニカミド(358)+TX、フルベンジアミド(CAS登録番号:272451−65−7)+TX、フルコフロン(1168)+TX、フルシクロクスロン(366)+TX、フルシトリネート(367)+TX、フルエネチル(1169)+TX、フルフェネリム[CCN]+TX、フルフェノクスロン(370)+TX、フルフェンプロックス(1171)+T
X、フルメトリン(372)+TX、フルバリネート(1184)+TX、FMC1137(開発コード)(1185)+TX、フォノホス(1191)+TX、ホルメタネート(405)+TX、ホルメタネートヒドロクロリド(405)+TX、ホルモチオン(1192)+TX、ホルムパラネート(1193)+TX、ホスメチラン(1194)+TX、ホスピレート(1195)+TX、ホスチアゼート(408)+TX、ホスチエタン(1196)+TX、フラチオカルブ(412)+TX、フレトリン(1200)+TX、γ−シハロトリン(197)+TX、γ−HCH(430)+TX、グアザチン(422)+TX、グアザチン酢酸塩(422)+TX、GY−81(開発コード)(423)+TX、ハルフェンプロクス(424)+TX、ハロフェノジド(425)+TX、HCH(430)+TX、HEOD(1070)+TX、ヘプタクロル(1211)+TX、ヘプテノホス(432)+TX、ヘテロホス[CCN]+TX、ヘキサフルムロン(439)+TX、HHDN(864)+TX、ヒドラメチルノン(443)+TX、シアン化水素(444)+TX、ヒドロプレン(445)+TX、ヒキンカルブ(1223)+TX、イミダクロプリド(458)+TX、イミプロトリン(460)+TX、インドキサカルブ(465)+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、IPSP(1229)+TX、イサゾホス(1231)+TX、イソベンザン(1232)+TX、イソカルボホス(代替名)(473)+TX、イソドリン(1235)+TX、イソフェンホス(1236)+TX、イソラン(1237)+TX、イソプロカルブ(472)+TX、イソプロピルO−(メトキシアミノチオホスホリル)サリチレート(IUPAC名)(473)+TX、イソプロチオラン(474)+TX、イソチオエート(1244)+TX、イソキサチオン(480)+TX、イベルメクチン(代替名)[CCN]+TX、ジャスモリンI(696)+TX、ジャスモリンII(696)+TX、ジョドフェンホス(1248)+TX、幼虫ホルモンI(代替名)[CCN]+TX、幼虫ホルモンII(代替名)[CCN]+TX、幼虫ホルモンIII(代替名)[CCN]+TX、ケレバン(1249)+TX、キノプレン(484)+TX、λ−シハロトリン(198)+TX、砒酸鉛[CCN]+TX、レピメクチン(CCN)+TX、レプトホス(1250)+TX、リンダン(430)+TX、リリムホス(1251)+TX、ルフェヌロン(490)+TX、リチダチオン(1253)+TX、m−クメニルメチルカルバメート(IUPAC名)(1014)+TX、リン化マグネシウム(IUPAC名)(640)+TX、マラチオン(492)+TX、マロノベン(1254)+TX、マジドクス(1255)+TX、メカルバム(502)+TX、メカルホン(1258)+TX、メナゾン(1260)+TX、メホスフォラン(1261)+TX、塩化第一水銀(513)+TX、メスルフェンホス(1263)+TX、メタフルミゾン(CCN)+TX、メタム(519)+TX、メタムカリウム(代替名)(519)+TX、メタムナトリウム(519)+TX、メタクリホス(1266)+TX、メタミドホス(527)+TX、ノルニコチン(IUPAC/Chemical Abstracts名)(1268)+TX、メチダチオン(529)+TX、メチオカルブ(530)+TX、メトクロトホス(1273)+TX、メソミル(531)+TX、メトプレン(532)+TX、メトキンブチル(1276)+TX、メトトリン(代替名)(533)+TX、メトキシクロル(534)+TX、メトキシフェノジド(535)+TX、臭化メチル(537)+TX、メチルイソチオシアネート(543)+TX、メチルクロロホルム(代替名)[CCN]+TX、塩化メチレン[CCN]+TX、メトフルトリン[CCN]+TX、メトルカルブ(550)+TX、メトキサジアゾン(1288)+TX、メビンホス(556)+TX、メキサカルベート(1290)+TX、ミルベメクチン(557)+TX、ミルベマイシンオキシム(代替名)[CCN]+TX、ミパホクス(1293)+TX、ミレックス(1294)+TX、モノクロトホス(561)+TX、モルホチオン(1300)+TX、モキシデクチン(代替名)[CCN]+TX、ナフタロホス(代替名)[CCN]+TX、ナレド(567)+TX、ナフタレン(IUPAC/Chemical Abstracts名)(1303)+TX、NC−170(開発コード)(1306)+TX、NC−184(化合物コード)+TX、ニコチン(578)+TX、ニコチンスルフェート(578)+TX、ニフルリジド(1309)+TX、ニテンピラム(579)+TX、ニチアジン(1311)+TX、ニトリラカルブ(1313)+TX、ニトリラカルブ1:1塩化亜鉛錯体(1313)+TX、NNI−0101(化合物コード)+TX、NNI−0250(化合物コード)+TX、ノルニコチン(慣習名)(1319)+TX、ノバルロン(585)+TX、ノビフルムロン(586)+TX、O−5−ジクロロ−4−ヨードフェニルO−エチルエチルホスホノチオエート(IUPAC名)(1057)+TX、O,O−ジエチルO−4−メチル−2−オキソ−2H−クロメン−7−イルホスホロチオネート(IUPAC名)(1074)+TX、O,O−ジエチルO−6−メチル−2−プロピルピリミジン−4−イルホスホロチオネート(IUPAC名)(1075)+TX、O,O,O’,O’−テトラプロピルジチオピロホスフェート(IUPAC名)(1424)+TX、オレイン酸(IUPAC名)(593)+TX、オメトエート(594)+TX、オキサミル(602)+TX、オキシデメトンメチル(609)+TX、オキシデプロホス(1324)+TX、オキシジスルホトン(1325)+TX、pp’−DDT(219)+TX、パラ−ジクロロベンゼン[CCN]+TX、パラチオン(615)+TX、パラチオンメチル(616)+TX、ペンフルロン(代替名)[CCN]+TX、ペンタクロロフェノール(623)+TX、ラウリン酸ペンタクロロフェニル(IUPAC名)(623)+TX、ペルメトリン(626)+TX、石油(代替名)(628)+TX、PH60−38(開発コード)(1328)+TX、フェンカプトン(1330)+TX、フェノトリン(630)+TX、フェントエート(631)+TX、ホレート(636)+TX、ホサロン(637)+TX、ホスホラン(1338)+TX、ホスメット(638)+TX、ホスニクロル(1339)+TX、ホスファミドン(639)+TX、ホスフィン(IUPAC名)(640)+TX、ホキシム(642)+TX、ホキシムメチル(1340)+TX、ピリメタホス(1344)+TX、ピリミカーブ(651)+TX、ピリミホスエチル(1345)+TX、ピリミホスメチル(652)+TX、ポリクロロジシクロペンタジエン異性体(IUPAC名)(1346)+TX、ポリクロロテルペン(慣習名)(1347)+TX、亜ヒ酸カリウム[CCN]+TX、カリウムチオシアネート[CCN]+TX、プラレトリン(655)+TX、プレコセンI(代替名)[CCN]+TX、プレコセンII(代替名)[CCN]+TX、プレコセンIII(代替名)[CCN]+TX、プリミドホス(1349)+TX、プロフェノホス(662)+TX、プロフルトリン[CCN]+TX、プロマシル(1354)+TX、プロメカルブ(1355)+TX、プロパホス(1356)+TX、プロペタムホス(673)+TX、プロポキスル(678)+TX、プロチダチオン(1360)+TX、プロチオホス(686)+TX、プロトエート(1362)+TX、プロトリフェンブト[CCN]+TX、ピメトロジン(688)+TX、ピラクロホス(689)+TX、ピラゾホス(693)+TX、ピレスメトリン(1367)+TX、ピレトリンI(696)+TX、ピレトリンII(696)+TX、ピレトリン(696)+TX、ピリダベン(699)+TX、ピリダリル(700)+TX、ピリダフェンチオン(701)+TX、ピリミジフェン(706)+TX、ピリミテート(1370)+TX、ピリプロキシフェン(708)+TX、カッシア(代替名)[CCN]+TX、キナルホス(711)+TX、キナルホスメチル(1376)+TX、キノチオン(1380)+TX、キンチオホス(1381)+TX、R−1492(開発コード)(1382)+TX、ラホキサニド(代替名)[CCN]+TX、レスメスリン(719)+TX、ロテノン(722)+TX、RU15525(開発コード)(723)+TX、RU25475(開発コード)(1386)+TX、リアニア(代替名)(1387)+TX、リアノジン(慣習名)(1387)+TX、サバジラ(代替名)(725)+TX、シュラダン(1389)+TX、セブホス(代替名)+TX、セラメクチン(代替名)[CCN]+TX、SI−0009(化合物コード)+TX、SI−0205(化合物コード)+TX、SI−0404(化合物コード)+TX、SI−0405(化合物コード)+TX、シラフルオフェン(728)+TX、SN72129(開発コード)(1397)+TX、亜ヒ酸ナトリウム[CCN]+TX、シアン化ナトリウム(444)+TX、ナトリウムフッ化物(IUPAC/Chemical Abstracts名)(1399)+TX、ヘキサフルオロケイ酸ナトリウム(1400)+TX、ペンタクロロフェノキシドナトリウム塩(623)+TX、セレン酸ナトリウム(IUPAC名)(1401)+TX、チオシアン酸ナトリウム[CCN]+TX、ソファミド(1402)+TX、スピノサド(737)+TX、スピロメシフェン(739)+TX、スピロテトラマト(CCN)+TX、スルコフロン(746)+TX、スルコフロンナトリウム(746)+TX、スルフラミド(750)+TX、スルホテプ(753)+TX、スルフリルフッ化物(756)+TX、スルプロホス(1408)+TX、タール油(代替名)(758)+TX、τ−フルバリネート(398)+TX、チオナジン(1412)+TX、TDE(1414)+TX、テブフェノジド(762)+TX、テブフェンピラド(763)+TX、テブピリムホス(764)+TX、テフルベンズロン(768)+TX、テフルトリン(769)+TX、テメホス(770)+TX、TEPP(1417)+TX、テラレスリン(1418)+TX、テルバム(代替名)+TX、テルブホス(773)+TX、テトラクロロエタン[CCN]+TX、テトラクロルビンホス(777)+TX、テトラメトリン(787)+TX、θ−シペルメトリン(204)+TX、チアクロプリド(791)+TX、チアフェノクス(代替名)+TX、チアメトキサム(792)+TX、チクロホス(1428)+TX、チオカルボキシム(1431)+TX、チオシクラム(798)+TX、チオシクラム水素オキサレート(798)+TX、チオジカルブ(799)+TX、チオファノックス(800)+TX、チオメトン(801)+TX、チオナジン(1434)+TX、チオスルタップ(803)+TX、チオスルタップナトリウム(803)+TX、ツリンギエンシン(代替名)[CCN]+TX、トルフェンピラド(809)+TX、トラロメトリン(812)+TX、トランスフルトリン(813)+TX、トランスパーメトリン(1440)+TX、トリアミホス(1441)+TX、トリアザメート(818)+TX、トリアゾホス(820)+TX、トリアズロン(代替名)+TX、トリクロルホン(824)+TX、トリクロルメタホス−3(代替名)[CCN]+TX、トリクロロナト(1452)+TX、トリフェノホス(1455)+TX、トリフルムロン(835)+TX、トリメタカルブ(840)+TX、トリプレン(1459)+TX、バミドチオン(847)+TX、バニリプロール[CCN]+TX、ベラトリジン(代替名)(725)+TX
、ベラトリン(代替名)(725)+TX、XMC(853)+TX、キシリルカルブ(854)+TX、YI−5302(化合物コード)+TX、ζ−シペルメトリン(205)+TX、ζメトリン(代替名)+TX、亜鉛ホスフィド(640)+TX、ゾラプロホス(1469)およびZXI8901(開発コード)(858)+TX、シアントラニリプロール[736994−63−19]+TX、クロラントラニリプロール[500008−45−7]+TX、シエノピラフェン[560121−52−0]+TX、シフルメトフェン[400882−07−7]+TX、ピリフルキナゾン[337458−27−2]+TX、スピネトラム[187166−40−1+187166−15−0]+TX、スピロテトラマト[203313−25−1]+TX、スルホキサフロル[946578−00−3]+TX、フルフィプロール[704886−18−0]+TX、メペルフルトリン[915288−13−0]+TX、テトラメチルフルトリン[84937−88−2]+TX、トリフルメゾピリン(国際公開第2012/092115号パンフレットに開示されている)+TXから構成される物質群から選択される殺虫剤、
ビス(トリブチルスズ)オキシド(IUPAC名)(913)+TX、ブロモアセタミド[CCN]+TX、ヒ酸カルシウム[CCN]+TX、クロエトカルブ(999)+TX、アセト亜ヒ酸銅[CCN]+TX、硫酸銅(172)+TX、フェンチン(347)+TX、第二鉄リン酸(IUPAC名)(352)+TX、メタアルデヒド(518)+TX、メチオカルブ(530)+TX、ニクロスアミド(576)+TX、ニクロスアミドオラミン(576)+TX、ペンタクロロフェノール(623)+TX、ペンタクロロフェノキシドナトリウム塩(623)+TX、チオナジン(1412)+TX、チオジカルブ(799)+TX、酸化トリブチルスズ(913)+TX、トリフェンモルフ(1454)+TX、トリメタカルブ(840)+TX、酢酸トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)および水酸化トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)+TX、ピリプロール[394730−71−3]+TXから構成される物質群から選択される殺軟体動物剤、
AKD−3088(化合物コード)+TX、1,2−ジブロモ−3−クロロプロパン(IUPAC/Chemical Abstracts名)(1045)+TX、1,2−ジクロロプロパン(IUPAC/Chemical Abstracts名)(1062)+TX、1,2−ジクロロプロパンを伴う1,3−ジクロロプロペン(IUPAC名)(1063)+TX、1,3−ジクロロプロペン(233)+TX、3,4−ジクロロテトラヒドロチオフェン1,1−ジオキシド(IUPAC/Chemical Abstracts名)(1065)+TX、3−(4−クロロフェニル)−5−メチルロダニン(IUPAC名)(980)+TX、5−メチル−6−チオキソ−1,3,5−チアジアジナン−3−イル酢酸(IUPAC名)(1286)+TX、6−イソペンテニルアミノプリン(代替名)(210)+TX、アバメクチン(1)+TX、アセトプロール[CCN]+TX、アラニカルブ(15)+TX、アルジカルブ(16)+TX、アルドキシカルブ(863)+TX、AZ60541(化合物コード)+TX、ベンクロチアズ[CCN]+TX、ベノミル(62)+TX、ブチルピリダベン(代替名)+TX、カズサホス(109)+TX、カルボフラン(118)+TX、二硫化炭素(945)+TX、カルボスルファン(119)+TX、クロルピクリン(141)+TX、クロルピリホス(145)+TX、クロエトカルブ(999)+TX、サイトカイニン(代替名)(210)+TX、ダゾメット(216)+TX、DBCP(1045)+TX、DCIP(218)+TX、ジアミダホス(1044)+TX、ジクロロフェンチオン(1051)+TX、ジクリホス(代替名)+TX、ジメトエート(262)+TX、ドラメクチン(代替名)[CCN]+TX、エマメクチン(291)+TX、エマメクチン安息香酸塩(291)+TX、エピリノメクチン(代替名)[CCN]+TX、エトプロホス(312)+TX、エチレンジブロミド(316)+TX、フェナミホス(326)+TX、フェンピラド(代替名)+TX、フェンスルホチオン(1158)+TX、ホスチアゼート(408)+TX、ホスチエタン(1196)+TX、ルフラール(代替名)[CCN]+TX、GY−81(開発コード)(423)+TX、ヘテロホス[CCN]+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、イサミドホス(1230)+TX、イサゾホス(1231)+TX、イベルメクチン(代替名)[CCN]+TX、カイネチン(代替名)(210)+TX、メカルホン(1258)+TX、メタム(519)+TX、メタムカリウム(代替名)(519)+TX、メタムナトリウム(519)+TX、臭化メチル(537)+TX、メチルイソチオシアネート(543)+TX、ミルベマイシンオキシム(代替名)[CCN]+TX、モキシデクチン(代替名)[CCN]+TX、ミロテシウムベルカリア(Myrothecium verrucaria)組成物(代替名)(565)+TX、NC−184(化合物コード)+TX、オキサミル(602)+TX、ホレート(636)+TX、ホスファミドン(639)+TX、ホスホカルブ[CCN]+TX、セブホス(代替名)+TX、セラメクチン(代替名)[CCN]+TX、スピノサド(737)+TX、テルバム(代替名)+TX、テルブホス(773)+TX、テトラクロロチオフェン(IUPAC/Chemical Abstracts名)(1422)+TX、チアフェノクス(代替名)+TX、チオナジン(1434)+TX、トリアゾホス(820)+TX、トリアズロン(代替名)+TX、キシレノルス[CCN]+TX、YI−5302(化合物コード)およびゼアチン(代替名)(210)+TX、フルエンスルホン[318290−98−1]+TXから構成される物質群から選択される殺線虫剤、
エチルキサントゲン酸カリウム[CCN]およびニトラピリン(580)+TXから構成される物質群から選択される硝化抑制剤、
アシベンゾラル(6)+TX、アシベンゾラル−S−メチル(6)+TX、プロベナゾール(658)およびオオイタドリ(Reynoutria sachalinensis)抽出物(代替名)(720)+TXから構成される物質群から選択される植物活性化剤、
2−イソバレリルインダン−1,3−ジオン(IUPAC名)(1246)+TX、4−(キノキサリン−2−イルアミノ)ベンゼンスルホンアミド(IUPAC名)(748)+TX、α−クロロヒドリン[CCN]+TX、リン化アルミニウム(640)+TX、アンツ(880)+TX、三酸化ヒ素(882)+TX、炭酸バリウム(891)+TX、ビスチオセミ(912)+TX、ブロジファクム(89)+TX、ブロマジオロン(91)+TX、ブロメタリン(92)+TX、シアン化カルシウム(444)+TX、クロラロース(127)+TX、クロロファシノン(140)+TX、コレカルシフェロール(代替名)(850)+TX、クマクロル(1004)+TX、クマフリル(1005)+TX、クマテトラリル(175)+TX、クリミジン(1009)+TX、ジフェナクム(246)+TX、ジフェチアロン(249)+TX、ジファシノン(273)+TX、エルゴカルシフェロール(301)+TX、フロクマフェン(357)+TX、フルオロアセタミド(379)+TX、フルプロパジン(1183)+TX、フルプロパジンヒドロクロリド(1183)+TX、γ−HCH(430)+TX、HCH(430)+TX、シアン化水素(444)+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、リンダン(430)+TX、リン化マグネシウム(IUPAC名)(640)+TX、臭化メチル(537)+TX、ノルボルミド(1318)+TX、ホスアセチム(1336)+TX、ホスフィン(IUPAC名)(640)+TX、リン[CCN]+TX、ピンドン(1341)+TX、亜ヒ酸カリウム[CCN]+TX、ピリヌロン(1371)+TX、シリロシド(1390)+TX、亜ヒ酸ナトリウム[CCN]+TX、シアン化ナトリウム(444)+TX、フルオロ酢酸ナトリウム(735)+TX、ストリキニン(745)+TX、硫酸タリウム[CCN]+TX、ワルファリン(851)および亜鉛ホスフィド(640)+TXから構成される物質群から選択される殺鼠剤、
2−(2−ブトキシエトキシ)−エチルピペロニレート(IUPAC名)(934)+TX、5−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)−3−ヘキシルシクロヘキサ−2−エノン(IUPAC名)(903)+TX、ファルネソールを伴うネロリドール(代替名)(324)+TX、MB−599(開発コード)(498)+TX、MGK264(開発コード)(296)+TX、ピペロニルブトキシド(649)+TX、ピプロタール(1343)+TX、プロピル異性体(1358)+TX、S421(開発コード)(724)+TX、セサメックス(1393)+TX、セサスモリン(1394)およびスルホキシド(1406)+TXから構成される物質群から選択される共力剤、
アントラキノン(32)+TX、クロラロース(127)+TX、ナフテン酸銅[CCN]+TX、オキシ塩化銅(171)+TX、ダイアジノン(227)+TX、ジシクロペンタジエン(化学名)(1069)+TX、グアザチン(422)+TX、グアザチン酢酸塩(422)+TX、メチオカルブ(530)+TX、ピリジン−4−アミン(IUPAC名)(23)+TX、チラム(804)+TX、トリメタカルブ(840)+TX、ナフテン酸亜鉛[CCN]およびジラム(856)+TXから構成される物質群から選択される動物忌避剤、
イマニン(代替名)[CCN]およびリバビリン(代替名)[CCN]+TXから構成される物質群から選択される抗ウイルス剤、
酸化水銀(II)(512)+TX、オクチリノン(590)およびチオファネートメチル(802)+TXから構成される物質群から選択される創傷保護剤、
ならびに、アザコナゾール(60207−31−0]+TX、ビテルタノール[70585−36−3]+TX、ブロムコナゾール[116255−48−2]+TX、シプロコナゾール[94361−06−5]+TX、ジフェンコナゾール[119446−68−3]+TX、ジニコナゾール[83657−24−3]+TX、エポキシコナゾール[106325−08−0]+TX、フェンブコナゾール[114369−43−6]+TX、フルキンコナゾール[136426−54−5]+TX、フルシラゾール[85509−19−9]+TX、フルトリアホール[76674−21−0]+TX、ヘキサコナゾール[79983−71−4]+TX、イマザリル[35554−44−0]+TX、イミベンコナゾール[86598−92−7]+TX、イプコナゾール[125225−28−7]+TX、メトコナゾール[125116−23−6]+TX、ミクロブタニル[88671−89−0]+TX、ペフラゾエート[101903−30−4]+TX、ペンコナゾール[66246−88−6]+TX、プロチオコナゾール[178928−70−6]+TX、ピリフェノックス[88283−41−4]+TX、プロクロラズ[67747−09−5]+TX、プロピコナゾール[60207−90−1]+TX、シメコナゾール[149508−90−7]+TX、テブコナゾール[107534−96−3]+TX、テトラコナゾール[112281−77−3]+TX、トリアジメホン[43121−43−3]+TX、トリアジメノール[55219−65−3]+TX、トリフルミゾール[99387−89−0]+TX、トリチコナゾール[131983−72−7]+TX、アンシミドール[12771−68−5]+TX、フェナリモル[60168−88−9]+TX、ヌアリモル[63284−71−9]+TX、ブピリメート[41483−43−6]+TX、ジメチリモール[5221−53−4]+TX、エチリモール[23947−60−6]+TX、ドデモルフ[1593−77−7]+TX、フェンプロピジン[67306−00−7]+TX、フェンプロピモルフ[67564−91−4]+TX、スピロキサミン[118134−30−8]+TX、トリデモルフ[81412−43−3]+TX、シプロジニル[121552−61−2]+TX、メパニピリム[110235−47−7]+TX、ピリメタニル[53112−28−0]+TX、フェンピクロニル[74738−17−3]+TX、フルジオキソニル[131341−86−1]+TX、ベナラキシル[71626−11−4]+TX、フララキシル[57646−30−7]+TX、メタラキシル[57837−19−1]+TX、R−メタラキシル[70630−17−0]+TX、オフレース[58810−48−3]+TX、オキサジキシル[77732−09−3]+TX、ベノミル[17804−35−2]+TX、カルベンダジム[10605−21−7]+TX、デバカルブ[62732−91−6]+TX、フベリダゾール[3878−19−1]+TX、チアベンダゾール[148−79−8]+TX、クロゾリネート[84332−86−5]+TX、ジクロゾリン[24201−58−9]+TX、イプロジオン[36734−19−7]+TX、ミクロゾリン[54864−61−8]+TX、プロシミドン[32809−16−8]+TX、ビンクロゾリン[50471−44−8]+TX、ボスカリド[188425−85−6]+TX、カルボキシン[5234−68−4]+TX、フェンフラム[24691−80−3]+TX、フルトラニル[66332−96−5]+TX、メプロニル[55814−41−0]+TX、オキシカルボキシン[5259−88−1]+TX、ペンチオピラド[183675−82−3]+TX、チフルザミド[130000−40−7]+TX、グアザチン[108173−90−6]+TX、ドジン[2439−10−3][112−65−2](遊離塩基)+TX、イミノクタジン[13516−27−3]+TX、アゾキシストロビン[131860−33−8]+TX、ジモキシストロビン[149961−52−4]+TX、エネストロビン{Proc.BCPC,Int.Congr.,Glasgow,2003,1,93}+TX、フルオキサストロビン[361377−29−9]+TX、クレソキシムメチル[143390−89−0]+TX、メトミノストロビン[133408−50−1]+TX、トリフロキシストロビン[141517−21−7]+TX、オリザストロビン[248593−16−0]+TX、ピコキシストロビン[117428−22−5]+TX、ピラクロストロビン[175013−18−0]+TX、フェルバム[14484−64−1]+TX、マンコゼブ[8018−01−7]+TX、マンネブ[12427−38−2]+TX、メチラム[9006−42−2]+TX、プロピネブ[12071−83−9]+TX、チラム[137−26−8]+TX、ジネブ[12122−67−7]+TX、ジラム[137−30−4]+TX、カプタホール[2425−06−1]+TX、キャプタン[133−06−2]+TX、ジクロフルアニド[1085−98−9]+TX、フルオロイミド[41205−21−4]+TX、ホルペット[133−07−3]+TX、トリルフルアニド[731−27−1]+TX、ボルドー液[8011−63−0]+TX、水酸化銅(II)[20427−59−2]+TX、塩化銅[1332−40−7]+TX、硫酸銅[7758−98−7]+TX、酸化銅(II)[1317−39−1]+TX、マンカッパー[53988−93−5]+TX、オキシン銅[10380−28−6]+TX、ジノカップ[131−72−6]+TX、ニトロタルイソプロピル[10552−74−6]+TX、エディフェンホス[17109−49−8]+TX、イプロベンホス[26087−47−8]+TX、イソプロチオラン[50512−35−1]+TX、ホスジフェン[36519−00−3]+TX、ピラゾホス[13457−18−6]+TX、トルコホスメチル[57018−04−9]+TX、アシベンゾラル−S−メチル[135158−54−2]+TX、アニラジン[101−05−3]+TX、ベンチアバリカルブ[413615−35−7]+TX、ブラストサイジン−S[2079−00−7]+TX、チノメチオナート[2439−01−2]+TX、クロロネブ[2675−77−6]+TX、クロロタロニル[1897−45−6]+TX、シフルフェナミド[180409−60−3]+TX、シモキサニル[57966−95−7]+TX、ジクロン[117−80−6]+TX、ジクロシメット[139920−32−4]+TX、ジクロメジン[62865−36−5]+TX、ジクロラン[99−30−9]+TX、ジエトフェンカルブ[87130−20−9]+TX、ジメトモルフ[110488−70−5]+TX、SYP−LI90(フルモルフ)[211867−47−9]+TX、ジチアノン[3347−22−6]+TX、エタボキサム[162650−77−3]+TX、エトリジアゾール[2593−15−9]+TX、ファモキサドン[131807−57−3]+TX、フェンアミドン[161326−34−7]+TX、フェノキサニル[115852−48−7]+TX、フェンチン[668−34−8]+TX、フェリムゾン[89269−64−7]+TX、フルアジナム[79622−59−6]+TX、フルオピコリド[239110−15−7]+TX、フルスルファミド[106917−52−6]+TX、フェンヘキサミド[126833−17−8]+TX、ホセチルアルミニウム[39148−24−8]+TX、ヒメキサゾール[10004−44−1]+TX、イプロバリカルブ[140923−17−7]+TX、IKF−916(シアゾファミド)[120116−88−3]+TX、カスガマイシン[6980−18−3]+TX、メタスルホカルブ[66952−49−6]+TX、メトラフェノン[220899−03−6]+TX、ペンシクロン[66063−05−6]+TX、フタリド[27355−22−2]+TX、ポリオキシン[11113−80−7]+TX、プロベナゾール[27605−76−1]+TX、プロパモカルブ[25606−41−1]+TX、プロキナジド[189278−12−4]+TX、ピロキロン[57369−32−1]+TX、キノキシフェン[124495−18−7]+TX、キントゼン[82−68−8]+TX、スルフル[7704−34−9]+TX、チアジニル[223580−51−6]+TX、トリアゾキシド[72459−58−6]+TX、トリシクラゾール[41814−78−2]+TX、トリホリン[26644−46−2]+TX、バリダマイシン[37248−47−8]+TX、ゾキサミド(RH7281)[156052−68−5]+TX、マンジプロパミド[374726−62−2]+TX、イソピラザム[881685−58−1]+TX、セダキサン[874967−67−6]+TX、3−ジフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(9−ジクロロメチレン−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−メタノナフタレン−5−イル)−アミド(国際公開第2007/048556号パンフレットに開示されている)+TX、3−ジフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸(3’,4’,5’−トリフルオロ−ビフェニル−2−イル)−アミド(国際公開第2006/087343号パンフレットに開示されている)+TX、[(3S,4R,4aR,6S,6aS,12R,12aS,12bS)−3−[(シクロプロピルカルボニル)オキシ]−1,3,4,4a,5,6,6a,12,12a,12b−デカヒドロ−6,12−ジヒドロキシ−4,6a,12b−トリメチル−11−オキソ−9−(3−ピリジニル)−2H,11Hナフト[2,1−b]ピラノ[3,4−e]ピラン−4−イル]メチル−シクロプロパンカルボキシレート[915972−17−7]+TXおよび1,3,5−トリメチル−N−(2−メチル−1−オキソプロピル)−N−[3−(2−メチルプロピル)−4−[2,2,2−トリフルオロ−1−メトキシ−1−(トリフルオロメチル)エチル]フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド[926914−55−8]+TX、フルフィプロール[704886−18−0]+TX、シクラニリプロール[1031756−98−5]+TX、テトラニリプロール[1229654−66−3]+TX、グアジピル(国際公開第2010/060231号パンフレットに記載されている)+TX、および、シクロキサプリド(国際公開第2005/077934号パンフレットに記載されている)+TX。
例えば[3878−19−1]といった有効成分に続く括弧中の参照は、Chemical Abstracts Registry numberを指している。上記の混合相手は公知である。有効成分が「The Pesticide Manual」[The Pesticide Manual−A World Compendium;Thirteenth Edition;Editor:C.D.S.TomLin;The British Crop Protection Council]中に含まれている場合、これらは、特定の化合物について本明細書中上記の丸括弧中に示されている項目番号下でその中に記載されており;例えば、化合物「アバメクチン」は、項目番号(1)下に記載されている。上記に記載の特定の化合物について「[CCN]」が付記されている場合、対象の化合物は[A.Wood;Compendium of Pesticide Common Names,Copyright(著作権)1995−2004]にてインターネットを介してアクセス可能である「Compendium of Pesticide Common Names」に含まれており;例えば、化合物「アセトプロール」は、インターネットアドレスhttp://www.alanwood.net/pesticides/acetoprole.htmlにおいて記載されている。
上記明細書において、上記の活性成分の大部分は、いわゆる「慣用名」、関連する「ISO慣用名」または他の「慣用名」を個々の事例において用いることにより言及されている。「慣用名」による呼称ではない場合、代わりに用いられる呼称の性質は特定の化合物について丸括弧中に記載されており;この場合、IUPAC名、IUPAC/Chemical Abstracts名、「化学名」、「慣習名」、「化合物名」もしくは「開発コード」が用いられており、または、これらの呼称もしくは「慣用名」のいずれも用いられていない場合には、「代替名」が採用されている。
「CAS Reg.No」はChemical Abstracts Registry Numberを意味する。
表表1〜11およびAから選択される式Iの化合物と上記の活性成分との活性成分混合物は、表表1〜11およびAから選択される化合物と上記の活性成分とを、好ましくは100:1〜1:6000、特に50:1〜1:50の混合比、とりわけ20:1〜1:20、とりわけ10:1〜1:10、とりわけ5:1〜1:5の比で含み、2:1〜1:2の比が特に好ましく、および、4:1〜2:1の比が同様に好ましく、特に、1:1、または、5:1、または、5:2、または、5:3、または、5:4、または、4:1、または、4:2、または、4:3、または、3:1、または、3:2、または、2:1、または、1:5、または、2:5、または、3:5、または、4:5、または、1:4、または、2:4、または、3:4、または、1:3、または、2:3、または、1:2、または、1:600、または、1:300、または、1:150、または、1:35、または、2:35、または、4:35、または、1:75、または、2:75、または、4:75、または、1:6000、または、1:3000、または、1:1500、または、1:350、または、2:350、または、4:350、または、1:750、または、2:750、または、4:750の比が好ましい。これらの混合比は重量基準である。
上記の混合物は、上記の混合物を含む組成物を有害生物もしくはその環境に適用するステップを含む有害生物を防除する方法において用いられることが可能であるが、手術または治療によるヒトまたは動物の身体の処置法、および、ヒトまたは動物の身体において実施される診断法は除かれる。
表表1〜11およびAから選択される式Iの化合物と、上記の1種または複数種の活性成分とを含む混合物は、例えば、単一の「調合済み」形態で、単一の活性成分コンポーネントの個々の配合物から組成される「タンク混合物」などの複合型噴霧混合物で、および、逐次的(すなわち、数時間または数日間などの適度に短時間のうちに次々と)に適用される場合には単一の活性成分を併用して適用されることが可能である。表表1〜11およびAから選択される式Iの化合物と上記の活性成分とを適用する順番は本発明の作用について重要ではない。
本発明に係る組成物はまた、例えば未エポキシ化またはエポキシ化植物性油(例えばエポキシ化ココナツ油、ナタネ油またはダイズ油)といった安定化剤、例えばシリコーン油といった消泡剤、防腐剤、粘度調節剤、バインダおよび/もしくは粘着剤、肥料、または、特定の効果を達成するための他の活性成分、例えば殺菌剤、殺菌・殺カビ剤、抗線虫薬、植物活性化剤、殺軟体動物剤もしくは除草剤などのさらなる固体助剤もしくは液体助剤を含んでいることが可能である。
本発明に係る組成物は、それ自体は公知である様式において、助剤の不在下で、例えば、固体活性成分を粉末化し、スクリーニングし、および/または、固体に圧縮することにより調製され、また、少なくとも1種の助剤の存在下に、例えば、活性成分を助剤と共に均質混合し、および/または、粉末化することにより調製される。組成物のこれらの調製プロセス、および、これらの組成物を調製するための化合物Iの使用もまた本発明の主題である。
流行している状況における意図される目的、および、上述の種類の有害生物を防除するための組成物の使用に適合するよう選択されるべきである、吹付け、噴霧、散粉、はけ塗り、粉衣、拡散または流しかけなどの上述の種類の有害生物の防除方法である組成物の適用方法が本発明の他の主題である。典型的な濃度割合は、0.1〜1000ppm、好ましくは0.1〜500ppmの活性成分である。1ヘクタール当たりの適用量は、一般に1〜2000gの活性成分/ヘクタール、特に10〜1000g/ha、好ましくは10〜600g/haである。
作物保護分野における好ましい適用方法は植物の群葉への適用(葉面処理)であり、対象となる有害生物による外寄生の脅威に合致する適用頻度および量を選択することが可能である。代わりに、植物の生育地に液体組成物を潅注することにより、または、固体形態の活性成分を植物の生育地に(例えば土壌に例えば顆粒形態で)導入する(土壌適用)ことにより、根系を介して植物に活性成分を到達させることが可能である(浸透移行作用)。水稲作物の場合、このような顆粒は計量されて満たされた水田に適用が可能である。
本発明の化合物およびその組成物はまた、果実、塊茎もしくは穀粒などの例えば種子といった植物繁殖体、または、苗床植物の上記の種類の有害生物に対する保護に好適である。繁殖体を植える前に化合物で処理することが可能であり、例えば、種子を播種の前に処理することが可能である。もしくは、穀粒を液体組成物中に液浸させることにより、または、固体組成物層を塗布することにより、化合物を種子穀粒に適用する(コーティング)ことが可能である。繁殖体を適用場所に植える際、例えばドリルまきの最中に蒔き溝に組成物を適用することも可能である。植物繁殖体に対するこれらの処理方法、および、このようにして処理された植物繁殖体が本発明のさらなる主題である。典型的な処理量は、防除される植物および有害生物/真菌に応じることとなり、一般に、1〜200グラム/100kgの種子、好ましくは5〜150グラム/100kgの種子、10〜100グラム/100kgの種子などである。
種子という用語は、すべての種類の種子および植物栄養繁殖体を包含し、特にこれらに限定されないが、真正種子、種子片、吸根、トウモロコシ、鱗茎、果実、塊茎、穀粒、根茎、挿し木、挿し芽等を含み、好ましい実施形態においては、真正種子を意味する。
本発明はまた、式Iの化合物でコーティングされ、または、処理され、または、式Iの化合物を含有する種子を含む。「コーティングされ、または、処理され、および/または、含有する」という用語は、一般に、適用時活性成分が種子の表面の大部分にあることを意味するが、適用方法に応じて、処方成分のより多くもしくは少ない部分が種子材料中に浸透していてもよい。前記種子生成物が(再度)植えられる場合、活性成分が吸収されていてもよい。実施形態においては、本発明により、式(I)の化合物が植物繁殖体に付着したものが利用可能となる。さらに、式(I)の化合物で処理された植物繁殖体を含む組成物が利用可能となる。
種子処理は、種子粉衣、種子コーティング、種子散粉、種子液浸および種子ペレット化などの技術分野において公知であるすべての好適な種子処理技術を含む。式(I)の化合物の種子処理適用は、種子の播種前、播種/植え付けの最中における種子に対する吹付けまたは散粉などのいずれかの公知の方法によって行われることが可能である。
生物学的実施例:
化合物(P1〜P6)は表A1に示されている。
実施例B1:タバココナジラミ(Bemisia tabaci)(綿コナジラミ):摂食/接触活性
綿葉片を24−ウェルマイクロタイタープレート中の寒天の上に置き、10,000ppmのDMSOストック溶液から調製したテスト水溶液を噴霧した。乾燥させた後、葉片にコナジラミの成虫を外寄生させた。インキュベーションの6日後に、サンプルを死亡率について確認した。
以下の化合物が200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした:P2。
実施例B2:ジアブロチカバルテアタ(Diabrotica balteata)(コーンルートワーム):摂食/接触活性
24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天層上に置いたトウモロコシの新芽を吹付けにより、10,000ppmのDMSOストック溶液から調製したテスト水溶液で処理した。乾燥させた後、プレートに、L2幼虫(ウェル毎に6〜10匹)を外寄生させた。サンプルを、未処理のサンプルと比較して、外寄生の4日後に死亡率および成長阻害について評価した。
以下の化合物が200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした:
P6、P3、P1およびP2。
実施例B3ユースキスツスヘロス(Euschistus heros)(ネオトロピカルブラウンスティンクバグ(Neotropical Brown Stink Bug)):摂食/接触活性
24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上のダイズの葉に、10,000ppmのDMSOストック溶液から調製したテスト水溶液を噴霧した。乾燥させた後、葉にN−2若虫を外寄生させた。サンプルを、未処理のサンプルと比較して、外寄生の5日後に成長阻害について評価した。
以下の化合物が、2つの区分の少なくとも一方(死亡率または成長阻害)において、200ppmの施用量で少なくとも80%の効果をもたらした:P6。
実施例B4ミカンキイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis)(ミカンキイロアザミウマ):摂食/接触活性
ヒマワリの葉片を24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天の上に置き、10,000のDMSOストック溶液から調製したテスト水溶液を噴霧した。乾燥させた後、葉片に様々な齢数のハナアザミウマ属(Frankliniella)の個体群を外寄生させた。サンプルを、外寄生から7日後の死亡率について評価した。
以下の化合物が200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした:P2。
実施例B5モモアカアブラムシ(Myzus persicae)(モモアカアブラムシ):摂食/接触活性
ヒマワリの葉片を24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天の上に置き、10,000ppmのDMSOストック溶液から調製したテスト水溶液を噴霧した。乾燥させた後、葉片に様々な齢数のアブラムシの個体群を外寄生させた。サンプルを、外寄生の6日後に死亡率について評価した。
以下の化合物が200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした:P6、P1およびP2。
実施例B6モモアカアブラムシ(Myzus persicae)(モモアカアブラムシ):浸透移行活性
様々な齢数のアブラムシ個体群を外寄生させたエンドウ実生の根を、10,000ppmのDMSOストック溶液から調製したテスト水溶液中に直接入れた。サンプルを、実生をテスト溶液中に入れてから6日後に、死亡率について評価した。
以下の化合物が、24ppmのテスト量で少なくとも80%の死亡率をもたらした:P6およびP2。
実施例B7モモアカアブラムシ(Myzus persicae)(モモアカアブラムシ):固有活性
10,000ppmのDMSOストック溶液からのテスト化合物をピペットにより24ウェルマイクロタイタープレートに適用し、スクロース溶液と混合した。これらのプレートを、延伸したParafilmで閉じた。24個の孔を有するプラスチック製のステンシルをプレート上に置き、外寄生させたエンドウの実生をParafilm上に直接置いた。外寄生されたプレートをゲル吸取り紙および他のプラスチック製のステンシルで閉じ、次いで、上下を逆さまにした。サンプルを、外寄生から5日後の死亡率について評価した。
以下の化合物が12ppmのテスト量で少なくとも80%死亡率をもたらした:P1およびP2。
実施例B8コナガ(Plutella xylostella)(コナガ):摂食/接触活性
人工餌料の入った24−ウェルマイクロタイタープレートをピペットにより10,000ppm DMSOストック溶液から調製したテスト水溶液で処理した。乾燥させた後、プレートにL2幼虫(ウェル毎に10〜15匹)を外寄生させた。サンプルを、未処理のサンプルと比較して、外寄生の5日後に死亡率および成長阻害について評価した。
以下の化合物が、2つの区分の少なくとも一方(死亡率または成長阻害)において、200ppmの施用量で少なくとも80%の効果をもたらした:P6、P1およびP2。
実施例B9エジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)(エジプトコットンリーフワーム):摂食/接触活性
綿葉片を24−ウェルマイクロタイタープレート中の寒天の上に置き、10,000ppm DMSOストック溶液から調製したテスト水溶液を噴霧した。乾燥させた後、葉片に5匹のL1幼虫を外寄生させた。サンプルを、未処理のサンプルと比較して、外寄生の3日後に、死亡率、摂食阻害効果および成長阻害について評価した。テストサンプルによるエジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)の防除は、死亡率、摂食阻害効果および成長阻害の少なくとも1つが未処理のサンプルよりも高い場合である。
以下の化合物が、200ppmの施用量で少なくとも80%の防除をもたらした:
P6、P5、P1およびP2。
実施例B10エジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)(エジプトコットンリーフワーム):浸透移行活性
テスト化合物を10,000ppmのDMSOストック溶液から24−ウェルプレートにピペットにより採取し、寒天と混合した。レタスの種子を寒天の上に置き、マルチウェルプレートを同様に寒天を含有する他のプレートで閉じた。7日後、根が化合物を吸収し、レタスが蓋プレート中で育っていた。この時点でレタスの葉を蓋プレート中に切り取った。スポドプテラ(Spodoptera)の卵をピペットでプラスチック製のステンシルを介して湿性のゲル吸取り紙上にとり、プレートをこれで閉じた。外寄生の6日後に、サンプルを、未処理のサンプルと比較して、死亡率、摂食阻害効果および成長阻害について評価した。
以下の化合物が、3つの区分(死亡率、接触阻害または成長阻害)の少なくとも1つにおいて、12.5ppmのテスト量で少なくとも80%の効果をもたらした:P6およびP2。
実施例B11ナミハダニ(Tetranychus urticae)(ナミハダニ):摂食/接触活性
24−ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上のインゲンの葉片に、10,000ppmのDMSOストック溶液から調製したテスト水溶液を噴霧した。乾燥させた後、葉片に様々な齢数のダニ個体群を外寄生させた。外寄生から8日後に、サンプルを、混合個体群(可動状態)における死亡率について評価した。
以下の化合物が200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした:P4。
実施例B12ネッタイシマカ(Aedes aegypti)(ネッタイシマカ):摂食接触活性
10〜15匹ヤブカ属(Aedes)幼虫(L2)を栄養混合物と一緒に96−ウェルマイクロタイタープレートに入れた。テスト化合物をウェル中にピペットでとった。2日間のインキュベーション期間の後、昆虫を死亡率および成長阻害について評価した。
以下の化合物が、2つの区分の少なくとも一方(死亡率または成長阻害)において、5ppmのテスト量で少なくとも80%の効果をもたらした:P2。
本発明のまた別の態様は、以下のとおりであってもよい。
〔1〕式(I)の化合物
Figure 0006695865
(式中、
1 およびR 2 は、相互に独立して、水素、C 1 〜C 6 アルキル、C 1 〜C 6 ハロアルキル、シアノ、ニトロ、C(O)R 8 、C(O)OR 9 、CONR 10 11 またはS(O) m1 12 であり;
3 は、C 1 〜C 3 アルキル、C 1 〜C 3 ハロアルキル、C 3 〜C 5 ハロシクロアルキル、C 3 〜C 6 シクロアルキル−C 1 〜C 4 アルキル、C 3 〜C 5 シクロアルキルまたはC 3 〜C 6 ハロシクロアルキル−C 1 〜C 4 アルキルであり;
4 およびR 6 は、水素、ハロゲンまたはC 1 〜C 3 アルキルであり;
5 は、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C 1 〜C 4 アルコキシ、C 1 〜C 4 アルキルであるか、または、ハロゲン、ヒドロキシ、C 1 〜C 4 ハロアルコキシ、C 1 〜C 4 アルコキシおよびシアノからなる群から選択される置換基によって単置換もしくは多置換されたC 1 〜C 4 アルキル;または、C 3 〜C 6 シクロアルキルであるか、または、C 1 〜C 4 アルキルおよびハロゲンからなる群から選択される置換基によって単置換もしくは多置換されたC 3 〜C 6 シクロアルキル;または
5 は、C 2 〜C 6 アルケニル、C 2 〜C 6 ハロアルケニル、C 2 〜C 6 アルキニル、C 2 〜C 6 ハロアルキニル;または
5 は、ハロゲン、シアノ、C 1 〜C 4 アルキル、C 1 〜C 4 ハロアルキル、C 1 〜C 4 ハロアルコキシ、C 1 〜C 4 アルコキシ、C 1 〜C 4 ハロアルキルスルファニル、C 1 〜C 4 ハロアルキルスルフィニル、C 1 〜C 4 ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C 1 〜C 4 ハロアルキルからなる群から選択される置換基によって単置換もしくは多置換され得るフェニル;または
5 は、C 1 〜C 4 ハロアルキルスルファニル、C 1 〜C 4 ハロアルキルスルフィニル、C 1 〜C 4 ハロアルキルスルホニル、ペンタフルオロスルファニル、C 1 〜C 4 ハロアルコキシ、−C(O)C 1 〜C 4 アルキル、C 1 〜C 4 アルキルスルファニル、C 1 〜C 4 アルキルスルフィニルもしくはC 1 〜C 4 アルキルスルホニル;または
5 は、ピリミジンまたはピリジンであって、共に、ハロゲン、シアノ、C 1 〜C 4 アルキル、C 1 〜C 4 ハロアルキル、C 1 〜C 4 ハロアルコキシ、C 1 〜C 4 アルコキシ、C 1 〜C 4 アルキルスルファニル、C 1 〜C 4 アルキルスルフィニル、C 1 〜C 4 アルキルスルホニル、C 1 〜C 4 ハロアルキルスルファニル、C 1 〜C 4 ハロアルキルスルフィニル、C 1 〜C 4 ハロアルキルスルホニル、および−C(O)C 1 〜C 4 アルキルからなる群から選択される置換基によって単置換もしくは多置換され得るピリミジンまたはピリジンであり;
Xは窒素またはCR 13 であり;
Yは窒素またはCR 14 であり;
1 は窒素またはCR 15 であり;
Vは窒素またはCHであり;
Zは窒素であり、および、G 2 は窒素もしくはCR 16 であり;または
Zは炭素であり、および、G 2 はN−R 7 、硫黄、酸素もしくはCR 16 であり;
7 は、水素、C 1 〜C 4 アルキル、C 2 〜C 6 アルケニル、C 2 〜C 6 アルキニル、C 1 〜C 4 アルコキシ−C 1 〜C 4 アルキルまたはC 3 〜C 6 シクロアルキルであり;
8 、R 9 、R 10 、R 11 およびR 12 は、互いに独立して、水素、C 1 〜C 6 アルキル、C 1 〜C 6 ハロアルキル、C 3 〜C 6 シクロアルキル、C 3 〜C 6 ハロシクロアルキルまたはC 1 〜C 6 アルコキシ−C 1 〜C 6 アルキルであるが、ただし、m 1 が2である場合、R 12 は水素以外であり;
13 、R 14 、R 15 およびR 16 は、相互に独立して、水素、ハロゲン、C 1 〜C 4 アルキル、C 1 〜C 4 ハロアルキル、1以上のメトキシ基で置換されたC 1 〜C 4 ハロアルキルであるか、または、R 13 、R 14 、R 15 およびR 16 は、相互に独立して、C 1 〜C 4 ハロアルキルスルファニル、C 1 〜C 4 ハロアルキルスルフィニル、C 1 〜C 4 ハロアルキルスルホニル、C 1 〜C 4 ハロアルコキシ、フェニルカルボニルスルファニル、シアノ、メルカプトもしくはC 1 〜C 4 アルコキシカルボニルであり;
nは1または2であり;
mは、0、1または2であり;
1 は、0、1または2であり;
pは1、2、3または4である。)
および農芸化学的に許容可能な塩およびこれらの化合物のN−オキシド。
〔2〕式(Ia)の化合物
Figure 0006695865
(式中;
1 、R 2 、R 3 、R 5 、R 13 、V、nおよびmは前記〔1〕における式(I)で定義されているとおりであり、G 2 は、酸素、硫黄、または、水素もしくはC 1 〜C 2 アルキルで置換された窒素である。)
により表される、前記〔1〕に記載の式(I)の化合物。
〔3〕式(Ib)の化合物
Figure 0006695865
(式中、
1 、R 2 、R 3 、R 5 、V、nおよびmは前記〔1〕における式(I)で定義されているとおりであり、G 2 は、酸素、硫黄、または、水素もしくはC 1 〜C 2 アルキルで置換された窒素である。)
により表される、前記〔1〕に記載の式(I)の化合物。
〔4〕式(Ic)の化合物
Figure 0006695865
(式中、
1 、R 2 、R 3 、R 5 、V、nおよびmは前記〔1〕における式(I)で定義されているとおりであり、G 2 は窒素であり、または、G 2 はメチンもしくはCH−CH 3 である。)
により表される、前記〔1〕に記載の式(I)の化合物。
〔5〕式(Id)の化合物
Figure 0006695865
(式中、
1 、R 2 、R 3 、R 5 、R 12 、V、Y、nおよびmは前記〔1〕における式(I)で定義されているとおりであり、G 2 は窒素であるか、または、G 2 はメチンもしくはCH−CH 3 である。)
により表される、前記〔1〕に記載の式(I)の化合物。
〔6〕R 1 が水素またはシアノであり;
2 が水素であり;
3 がC 1 〜C 4 アルキルであり;
4 が水素であり;
5 がC 1 〜C 4 ハロアルキルであり;
6 が水素であり;
pが1であり;
nが1または2であり;
mが0または2であり;
XがCHであり;
YがNであり;
Zが炭素であり;
1 がNであり;
2 がN−R 7 であり;
7 がC 1 〜C 4 アルキルであり;および
VがNである、
前記〔1〕に記載の式(I)の化合物。
〔7〕式(IIb)の化合物であって
Figure 0006695865
式中、G 1 、G 2 、R 3 、R 4 、R 5 、R 6 、m、V、X、YおよびZが前記〔1〕における式(I)に記載の意味を有し、および、X 01 が、ハロゲンまたはトリフルオロメタンスルホネートであるが、ただし、
6−ブロモ−2−(3−エチルスルファニル−2−ピリジル)−7−イソプロピル−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン[1421956−60−6]、6−ブロモ−7−(ジフルオロメチル)−2−(3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン[1421956−59−3]、6−ブロモ−7−(ジフルオロメチル)−2−(3−エチルスルフィニル−2−ピリジル)−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン[1421956−58−2]、6−ブロモ−7−(ジフルオロメチル)−2−(3−エチルスルファニル−2−ピリジル)−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン[1421956−57−1]、2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−6−ヨード−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン[1421956−26−4]、6−ブロモ−2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン[1421956−07−1]、6−ブロモ−2−[3−エチルスルフィニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン[1421956−06−0]、6−ブロモ−2−[3−エチルスルファニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン[1421956−04−8]、6−ブロモ−2−(3−エチルスルファニル−2−ピリジル)−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン−7−カルバルデヒド[1421954−62−2]、6−ブロモ−2−(3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン[1421954−25−7]、2−(3−エチルスルホニル−2−ピリジル)−6−ヨード−3−メチル−イミダゾ[4,5−b]ピリジン[1421950−96−0]、2−[3−エチルスルファニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−5−ヨード−1−メチル−ベンズイミダゾール[1421950−48−2]、2−(3−エチルスルファニル−2−ピリジル)−5−ヨード−1−メチル−ベンズイミダゾール[1421950−16−4]、2−[3−エチルスルファニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−5−ヨード−1,3−ベンゾキサゾール[1616682−41−7]、2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−5−ヨード−1,3−ベンゾキサゾール[1616682−43−9]、6−ブロモ−2−(5−ブロモ−3−エチルスルホニル−2−ピリジル)オキサゾロ[5,4−b]ピリジン[1616682−28−0]、6−ブロモ−2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]オキサゾロ[5,4−b]ピリジン[1616682−16−6]、5−ブロモ−2−[3−エチルスルホニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−1,3−ベンゾキサゾール[1616682−19−9]、2−[3−エチルスルファニル−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]−6−ヨード−チアゾロ[5,4−b]ピリジン[1421956−35−5]および2−[2−エチルスルファニル−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−6−ヨード−チアゾロ[5,4−b]ピリジン[1383947−33−8]
ではない化合物。
〔8〕式(III)の化合物
Figure 0006695865
であって、式中、G 1 、G 2 、R 3 、R 4 、R 5 、R 6 、m、V、X、ZおよびYは、前記〔1〕における式(I)に記載の定義を有する化合物。
〔9〕活性成分としての、少なくとも1種の前記〔1〕に記載の式Iの化合物、または、適切な場合には、その互変異性体であって、各場合において遊離形態もしくは農芸化学的に利用可能な塩形態である化合物またはその互変異性体と、少なくとも1種の助剤とを含む有害生物防除組成物。
〔10〕有害生物の防除方法であって、前記〔8〕に記載の組成物を前記有害生物またはその環境に適用することを含み、手術または治療によるヒトまたは動物の身体の処置方法、および、ヒトまたは動物の身体において実施される診断方法は除かれる方法。
〔11〕有害生物による被害から植物繁殖体を保護する方法であって、前記繁殖体または前記繁殖体が植えられる場所を前記〔9〕に記載の組成物で処理することを含む方法。
〔12〕前記〔11〕に記載の方法に従って処理した植物繁殖体。
〔13〕前記〔9〕に記載の組成物を含む、不織および織物材料から選択される基材。

Claims (6)

  1. 式(I)の化合物
    Figure 0006695865
    (式中、
    1およびR2は、相互に独立して、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、シアノ、ニトロ、C(O)R8、C(O)OR9、CONR1011またはS(O)m112であり;
    3は、C1〜C3アルキル、C1〜C3ハロアルキル、C3〜C5ハロシクロアルキル、C3〜C6シクロアルキル−C1〜C4アルキル、C3〜C5シクロアルキルまたはC3〜C6ハロシクロアルキル−C1〜C4アルキルであり;
    5は、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルであるか、または、ハロゲン、ヒドロキシ、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシおよびシアノからなる群から選択される置換基によって単置換もしくは多置換されたC1〜C4アルキル;または、C3〜C6シクロアルキルであるか、または、C1〜C4アルキルおよびハロゲンからなる群から選択される置換基によって単置換もしくは多置換されたC3〜C6シクロアルキル;または
    5は、C2〜C6アルケニル、C2〜C6ハロアルケニル、C2〜C6アルキニル、C2〜C6ハロアルキニル;または
    5は、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニルおよび−C(O)C1〜C4ハロアルキルからなる群から選択される置換基によって単置換もしくは多置換され得るフェニル;または
    5は、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、ペンタフルオロスルファニル、C1〜C4ハロアルコキシ、−C(O)C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニルもしくはC1〜C4アルキルスルホニル;または
    5は、ピリミジンまたはピリジンであって、共に、ハロゲン、シアノ、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、C1〜C4ハロアルコキシ、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4アルキルスルファニル、C1〜C4アルキルスルフィニル、C1〜C4アルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、および−C(O)C1〜C4アルキルからなる群から選択される置換基によって単置換もしくは多置換され得るピリミジンまたはピリジンであり;
    2 は、酸素、硫黄、または、水素もしくはC 1 〜C 2 アルキルで置換された窒素であり、
    Vは窒素あり;
    8、R9、R10、R11およびR12は、互いに独立して、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C3〜C6シクロアルキル、C3〜C6ハロシクロアルキルまたはC1〜C6アルコキシ−C1〜C6アルキルであるが、ただし、m1が2である場合、R12は水素以外であり;
    13 は、水素、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4ハロアルキル、1以上のメトキシ基で置換されたC1〜C4ハロアルキルであるか、または、R13 は、1〜C4ハロアルキルスルファニル、C1〜C4ハロアルキルスルフィニル、C1〜C4ハロアルキルスルホニル、C1〜C4ハロアルコキシ、フェニルカルボニルスルファニル、シアノ、メルカプトもしくはC1〜C4アルコキシカルボニルであり;
    nは1または2であり;
    mはであり;
    1は、0、1または2であ。)
    または当該化合物の農芸化学的に許容可能な塩もしくはN−オキシド。
  2. 式(Ib)の化合物
    Figure 0006695865
    (式中、
    1、R2、R3、R5、V、n、mおよびG 2 は請求項1における式(I)で定義されているとおりであ。)
  3. 式(I)の化合物。
    Figure 0006695865
    (式中、
    1が水素またはシアノであり;
    2が水素であり;
    3がC1〜C4アルキルであり;
    4が水素であり;
    5がC1〜C4ハロアルキルであり;
    6が水素であり;
    pが1であり;
    nが1または2であり;
    mがであり;
    XがCHであり;
    YがNであり;
    Zが炭素であり;
    1がNであり;
    2がN−R7であり;
    7がC1〜C4アルキルであり;および
    VがNである。)
  4. 活性成分としての、少なくとも1種の請求項1に記載の式Iの化合物、請求項2に記載の式Ibの化合物もしくは請求項3に記載の式Iの化合物、または、適切な場合には、その互変異性体であって、各場合において遊離形態もしくは農芸化学的に利用可能な塩形態である化合物またはその互変異性体と、少なくとも1種の助剤とを含む有害生物防除組成物。
  5. 有害生物の防除方法であって、請求項に記載の組成物を前記有害生物またはその環境に適用することを含み、手術または治療によるヒト身体の処置方法、および、ヒト身体において実施される診断方法は除かれる方法。
  6. 有害生物による被害から植物繁殖体を保護する方法であって、前記繁殖体または前記繁殖体が植えられる場所を請求項に記載の組成物で処理することを含む方法。
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