JP6695130B2 - 燃焼補助具 - Google Patents
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Description
特許文献1には、植木鉢にほぼ似た形状の有底本体からなり、その周壁上部側面部に少なくとも1つの切欠き開口部が設けられ、その開口部を網で覆い、燃料の火飛びを封止するようにしたことを特徴とする、アルコール固形燃料用のこんろが開示されている。
特許文献1に記載されたこんろでは、固形燃料からの火飛びを開口部に覆われた網によりブロックすることで、火飛びがこんろ外に散逸することを防ぐことができる。
そこで、持ち運び及び取り外し可能な燃焼補助具を固形燃料の周囲に配置することが検討されていた。
しかし、上記の通り、鍋には多種多様の種類があるため、燃焼補助具が高い場合には、鍋底と燃焼補助具とが接触して鍋底が傷付いたり、固形燃料からの炎が適切に鍋底に届かないことがあった。また、燃焼補助具が低い場合には、鍋底と燃焼補助具との間の隙間が大きくなり、この隙間から火飛びすることがあった。
本発明の燃焼補助具は衝立となり、エアコンや扇風機等に起因する空気の流動により固形燃料の炎が揺らぎ、鍋底等の加熱対象に炎が当たらなくなるのを防止することができる。
上記燃焼補助具では、内管と外管との位置を調節することにより、容易に高さを調節することができる。
上記燃焼補助具が上記した材料からなると、耐熱性を有し、固形燃料の燃焼により温度が上昇すると、固形燃料に対して熱を放射し易いので、固形燃料の温度をより早く上昇させることができ、固形燃料の初期火力を高めることができる。
上記燃焼補助具が上記した材料からなると、耐熱性を有し、固形燃料の燃焼により温度が上昇すると、固形燃料に対して熱を放射し易いので、固形燃料の温度をより早く上昇させることができ、固形燃料の初期火力を高めることができる。
また、これらは塑性を有するので、燃焼補助具の高さを一定の高さに保つことができる。
上記燃焼補助具に底部が形成されていると、燃焼補助具の底部に固形燃料を載置し、そのまま加熱用こんろに配置し、鍋底等の加熱対象を加熱することができる。
本発明の燃焼補助具に貫通孔又は切欠きが形成されていると、固形燃料が燃焼している際、周囲から連続的に空気を供給できるので、不完全燃焼を防止することができ、燃焼初期から固形燃料をより強い火力で燃焼させることができる。
また、固形燃料の燃焼時に貫通孔又は切欠きから流入した空気により安定的な上昇気流が形成される。そのため、固形燃料からの炎を収束させることができ、効率よく炎を鍋底等の加熱対象に当てることができる。その結果、効率よく加熱対象を加熱することができる。
すなわち、本発明の燃焼補助具は、火飛び防止機能だけでなく、加熱対象を効率よく加熱することができる機能も有する。
これら高さ調節機構により燃焼補助具の高さを調節することにより、本発明の燃焼補助具は、どのような形状のこんろと鍋との組み合わせに対しても用いることができる。
本発明の燃焼補助具は衝立となり、エアコンや扇風機等に起因する空気の流動により固形燃料の炎が揺らぎ、鍋底等の加熱対象に炎が当たらなくなるのを防止することができる。
これら高さ調節機構により燃焼補助具の高さを調節することにより、本発明の燃焼補助具は、どのような形状のこんろと鍋との組み合わせに対しても用いることができる。
本発明の燃焼補助具としては、例えば、内管と、内管の少なくとも一部を覆う外管とからなるものがあげられる。
内管と外管との位置を調節することにより、容易に高さを調節することができる。
以下説明する本発明の第一実施形態に係る燃焼補助具では、高さ調節機構が、内管の外壁に形成された雄ねじと、外管の内壁に形成された雌ねじとからなるねじ機構である。
図2は、図1に示す本発明の第一実施形態に係る燃焼補助具を構成する内管及び外管の一例を模式的に示す斜視図である。
図3(a)及び(b)は、図1に示す本発明の第一実施形態に係る燃焼補助具の調節機構により燃焼補助具の高さを調節する方法を模式的に示す斜視図である。
図4は、固形燃料を備えた加熱用こんろに図1に示す本発明の第一実施形態に係る燃焼補助具を載置した一例を模式的に示す斜視図である。
図5は、本発明の第一実施形態に係る燃焼補助具の別の一例を模式的に示す斜視図である。
そして、内管11は上に配置され、外管12は下に配置されている。
また、図3(b)に示すように、内管11を反時計回りに回転させ、外管12から内管11をねじ出すことにより、燃焼補助具の高さを高くすることができる。
このように内管11と外管12との位置を調節することで、容易に燃焼補助具の高さを調節することができる。
なお、図3(a)及び(b)では、燃焼補助具10の機能を分かりやすく説明するため、貫通孔の記載を省略している。
さらに、高さを調節後、再度、高さを調節する必要がない場合には、接着剤等を用いて内管11と外管12とを完全に固定してもよい。
燃焼補助具10には、貫通孔15が形成されているので、固形燃料104が燃焼している際、周囲から連続的に空気を供給でき、不完全燃焼を防止することができ、燃焼初期から固形燃料104をより強い火力で燃焼させることができる。
また、固形燃料104の燃焼時に貫通孔15から流入した空気により安定的な上昇気流が形成される。そのため、固形燃料104からの炎を収束させることができ、効率よく炎を鍋等の加熱対象に当てることができる。その結果、効率よく加熱対象を加熱することができる。
すなわち、燃焼補助具10は、火飛び防止機能だけでなく、加熱対象を効率よく加熱することができる機能も有する。
アルコールとしては、メタノールが望ましく、難燃性の固形分としては、ステアリン酸等の脂肪酸のアルカリ金属塩(石鹸成分)が望ましい。
セラミックとしては、陶磁器、アルミナ、ジルコニア、コージュライト、ムライト等の酸化物セラミック等が挙げられる。
また、燃焼補助具10は、板材、鋳造材、押出材、クラッド材、網地、パンチングメタル、エキスパンドメタル等を加工することにより形成したものであってよい。
燃焼補助具10が上記した材料からなると、耐熱性を有し、固形燃料の燃焼により温度が上昇すると、固形燃料に対して熱を放射し易いので、固形燃料の温度をより早く上昇させることができ、固形燃料の初期火力を高めることができる。
燃焼補助具10では、外管12の直径は16〜113mmであることが望ましく、51〜63mmであることがより望ましい。また、外管12の高さは、10〜100mmであることが望ましく、15〜60mmであることがより望ましい。また、外管12の厚さは、0.5〜1.5mmであることが望ましい。
また、燃焼補助具10の高さは、10〜105mmの間で調節できることが望ましく、20〜50mmの間で調節できることがより望ましい。
内管の直径が110mmを超えると、固形燃料の搭載位置がずれやすく、固形燃料による加熱位置もずれやすくなる。
使用時の燃焼補助具の高さが10mm未満であると、燃焼補助具の高さが低すぎるため、燃焼補助具としての効果を発揮することが難しくなる。
使用時の燃焼補助具の高さが105mmを超えると、加熱対象となる鍋等を高い位置にセットする必要が生じ、固形燃料の火炎が届きにくくなり、加熱対象を充分に加熱することが難しくなる。
図6に示す燃焼補助具10は、円筒状の内管11´と円筒状の内管11´の一部を覆う外管12´とからなり、内管11´と外管12´とには、燃焼中の固形燃料に空気を供給するための貫通孔15が形成されている。
また、内管11´の外壁には雄ねじ13が形成されており、外管12´の内壁には雌ねじ14が形成されている。そして、内管11´は下に配置され、外管12´は上に配置されている。
本発明の第一実施形態に係る燃焼補助具は、このような状態で用いてもよい。
すなわち、燃焼補助具において、下に配置されることになる内管又は外管に底部が形成されていてもよい。
このような底部が形成されていると、燃焼補助具の底部に固形燃料を載置し、そのまま加熱用こんろに配置し、鍋底等の加熱対象を加熱することができる。
次に、本発明の燃焼補助具が、内管と外管とからなる場合の別の一例について図面を用いて説明する。
以下説明する本発明の第二実施形態に係る燃焼補助具では、高さ調節機構が、外管に形成された高さ調節穴と、高さ調節穴を介し内管及び外管を固定する固定具とからなり、高さ調節穴は、高さ方向の異なる2箇所以上の位置に固定具が配置される固定具配置部を有する。
図8は、図7に示す本発明の第二実施形態に係る燃焼補助具を構成する内管、外管及び固定具の一例を模式的に示す斜視図である。
図9(a)及び(b)は、図7に示す本発明の第二実施形態に係る燃焼補助具の調節機構により燃焼補助具の高さを調節する方法を模式的に示す斜視図である。
図10は、本発明の第二実施形態に係る燃焼補助具の別の一例を模式的に示す斜視図である。
そして、内管21は上に配置され、外管22は下に配置されている。
高さ調節穴24は、外管22の下部に円周方向に沿って形成された長方形状の穴である下部固定具配置部24aと、外管22の上部に円周方向に沿って形成された長方形状の穴である上部固定具配置部24bと、下部固定具配置部24a及び上部固定具配置部24bを繋ぐように外管22の高さ方向に沿って形成された連結穴24cとからなる。
図7に示すように、内管21に形成された雄ねじが形成された固定具23aを、外管22に形成された高さ調節穴24に入れ、さらにその外側から雌ねじが形成された固定具23bを適用してこれを締めることで、内管21と外管22とは固定される。
図9(b)に示すように、雄ねじが形成された固定具23aを上部固定具配置部24bに配置し、雌ねじが形成された固定具23bで固定することにより燃焼補助具20の高さを高くすることができる。
このような方法で、燃焼補助具20の高さを調節することができる。
なお、図9(a)及び(b)では、燃焼補助具20の機能を分かりやすく説明するため、貫通孔の記載を省略している。
これにより、段階的に燃焼補助具の高さを調節することができる。
また、連結穴24cが外管22の高さ方向に対し斜めなるように形成されている場合には、連結穴24cの外管22の高さ方向に対する角度は、10〜45°であることが望ましい。
燃焼補助具に高さ調節穴が形成されていると、その部分には部材がないため機械的強度が弱くなる。そのため、外部から圧力を受けると高さ調節穴を起点に燃焼補助具が壊れやすくなる。上記のように連結穴が外管の高さ方向に対し斜めになるように形成されていると、高さ方向の圧力を分散させることができる。従って、高さ方向の圧力に対し強くなる。
図11に示す燃焼補助具20は、円筒状の内管21´と円筒状の内管21´の一部を覆う外管22´とからなり、内管21´と外管22´とには、燃焼中の固形燃料に空気を供給するための貫通孔25が形成されている。
また、内管21´は下に配置され、外管22´は上に配置されている。
さらに、内管21´の上部の外壁には、雄ねじが形成された固定具23aが形成されており、外管22´には高さ調節穴24が形成されている。
そして、内管21´に形成された雄ねじが形成された固定具23aを、外管22´に形成された高さ調節穴24に入れ、さらにその外側から雌ねじが形成された固定具23bを適用してこれを締めることで、内管21´と外管22´とが固定されている。
本発明の第二実施形態に係る燃焼補助具は、このような状態で用いてもよい。
特に、本発明の第二実施形態に係る燃焼補助具では、固定具配置部が繋がっているので、固定具が固定具配置部間を移動できれば内管と外管とが分離できないようになっていてもよい。このような形態としては、リベット状の棒を内管又は外管に形成された高さ調節穴に挿入し、リベット状の棒の脚部を内管又は外管に溶接した形態があげられる。このような形態の場合、リベット状の棒を移動させることにより燃焼補助具の高さを調節することができる。
次に、本発明の燃焼補助具が、内管と外管とからなる場合の別の一例について図面を用いて説明する。
以下説明する本発明の第三実施形態に係る燃焼補助具では、高さ調節機構が固定具と高さ調節穴とである点では、図7に示す本発明の第二実施形態に係る燃焼補助具と同じであるが、高さ調節穴が内管に形成されていること、及び、固定具が内管及び外管に形成されていない別部材である点が異なる。
図13は、図12に示す本発明の第三実施形態に係る燃焼補助具を構成する内管、外管及び固定具の一例を模式的に示す斜視図である。
図14(a)及び(b)は、図12に示す本発明の第三実施形態に係る燃焼補助具の調節機構により燃焼補助具の高さを調節する方法を模式的に示す斜視図である。
そして、内管31は上に配置され、外管32は下に配置されている。
また、図13に示すように、内管31の上部には円形の高さ調節穴34a1が形成されており、内管31の下部には円形の高さ調節穴34a2が形成されている。また、外管32の上部には円形の固定具用穴34bが形成されている。また、雄ねじが形成された固定具33a及び雌ねじが形成された固定具33bは、内管31及び外管32と別の部材である。
図14(b)に示すように、内管31の下部に形成された高さ調節穴34a2と、外管32の固定具用穴34bに雄ねじが形成された固定具33aを挿入し、雌ねじが形成された固定具33bで固定することにより燃焼補助具30の高さを高くすることができる。
このような方法で、燃焼補助具30の高さを調節することができる。
なお、図14(a)及び(b)では、燃焼補助具30の機能を分かりやすく説明するため、貫通孔の記載を省略している。
また、燃焼補助具30において、高さ調節機構は、内管31の下部に形成された高さ調節穴34a1と、内管31の上部に形成された高さ調節穴34a2と、外管32の固定具用穴34bとからなる高さ調節穴と、雄ねじが形成された固定具33aと、雌ねじが形成された固定具33bとからなる固定具である。
また、燃焼補助具30では、外管32には一つの固定具用穴34bのみが形成されていたが、本発明の第三実施形態に係る燃焼補助具では、外管の高さ方向の異なる2箇所以上の位置に固定具用穴を形成してもよい。これにより固定具用穴を高さ調節穴及び固定具配置部として用いることができる。
このように、高さ調節穴の数を増やすことで、段階的に燃焼補助具の高さを調節することができる。
図15に示す燃焼補助具30は、円筒状の内管31´と円筒状の内管31´の一部を覆う外管32´とからなり、内管31´と外管32´とには、燃焼中の固形燃料に空気を供給するための貫通孔35が形成されている。内管31´と外管32´とは、雄ねじが形成された固定具33a及び雌ねじが形成された固定具33bにより固定されている。
そして、内管31は下に配置され、外管32は上に配置されている。
本発明の第三実施形態に係る燃焼補助具は、このような状態で用いてもよい。
例えば、高さ調節穴にリベット状の棒を差し込み、リベット状の棒の脚部をクリップ等で留めることにより内管及び外管を固定してもよい。
次に、本発明の燃焼補助具が、内管と外管とからなる場合の別の一例について図面を用いて説明する。
以下説明する本発明の第四実施形態に係る燃焼補助具は、高さの異なる複数の内管と、前記内管の少なくとも一部を覆う外管とからなり、外管の内壁には内管を載置するための凸部が形成されており、いずれかの内管を選択して凸部に載置することにより高さを調節することができる。
図17は、図16に示す本発明の第四実施形態に係る燃焼補助具を構成する内管及び外管の一例を模式的に示す斜視図である。
図18(a)及び(b)は、図16に示す本発明の第四実施形態に係る燃焼補助具の調節機構により燃焼補助具の高さを調節する方法を模式的に示す斜視図である。
図17に示すように、内管41には、高さが低い内管41sと、高い内管41tの2種類がある。また、外管42の内壁には内管41を載置するための凸部43が形成されている。
図18(b)に示すように、内管41tを選択し、外管42の凸部43に内管41tを載置することにより、燃焼補助具40の高さを高くすることができる。
なお、図18(a)及び(b)では、燃焼補助具40の機能を分かりやすく説明するため、貫通孔の記載を省略している。
高さの異なる複数種類の内管を用いることにより、段階的に燃焼補助具の高さを調節することができる。
本発明の第二実施形態〜第四実施形態に係る燃焼補助具は、本発明の第一実施形態に係る燃焼補助具と同様に、貫通孔の代わりに切欠きが形成されていてもよい。
また、貫通孔や切欠きの形状や、その合計面積や、材料や、底部の形成等も本発明の第一実施形態に係る燃焼補助具の記載と同様であることが望ましい。
なお、本発明の第二実施形態〜第四実施形態に係る燃焼補助具の内管及び外管が円筒状である場合、内管の直径は15〜110mmであることが望ましく、20〜50mmであることがより望ましい。また、内管の高さは、10〜100mmであることが望ましく、15〜60mmであることがより望ましい。また、内管の厚さは、0.5〜1.5mmであることが望ましい。
外管の直径は16〜113mmであることが望ましく、51〜63mmであることがより望ましい。また、外管の高さは、10〜100mmであることが望ましく、15〜60mmであることがより望ましい。また、外管の厚さは、0.5〜1.5mmであることが望ましい。
また、本発明の第二実施形態〜第四実施形態に係る燃焼補助具の高さは、10〜105mmの間で調節できることが望ましく、20〜50mmの間で調節できることがより望ましい。
次に、燃焼補助具が筒状であり、高さ調節機構が燃焼補助具の一部に形成された蛇腹形状部である場合の一例、すなわち、本発明の第五実施形態に係る燃焼補助具について図面を用いて説明する。
図20(a)及び(b)は、図19に示す本発明の第五実施形態に係る燃焼補助具の調節機構により燃焼補助具の高さを調節する方法を模式的に示す斜視図である。
また、燃焼補助具50には、燃焼中の固形燃料に空気を供給するための貫通孔55が形成されている。
なお、図3(a)及び(b)では、燃焼補助具50の機能を分かりやすく説明するため、貫通孔の記載を省略している。
燃焼補助具50が上記した部材からなると、耐熱性を有し、固形燃料の燃焼により温度が上昇すると、固形燃料に対して熱を放射し易いので、固形燃料の温度をより早く上昇させることができ、固形燃料の初期火力を高めることができる。
また、これらは塑性を有するので、燃焼補助具50の高さを一定の高さに保つことができる。
また、本発明の第五実施形態に係る燃焼補助具の厚さは、0.5〜1.5mmであることが望ましい。
また、本発明の第五実施形態に係る燃焼補助具の高さは、10〜105mmの間で調節できることが望ましく、20〜50mmの間で調節できることがより望ましい。
また、貫通孔や切欠きの形状や、その合計面積や、材料や、底部の形成等も本発明の第一実施形態に係る燃焼補助具の記載と同様であることが望ましい。
11、21、31、41、41t、41s 内管
12、22、32、42 外管
13 雄ねじ
14 雌ねじ
15、25、35、45、55 貫通孔
16 切欠き
23a、23b、33a、33b 固定具
24、34a1、34a2 高さ調節穴
24a、24b 固定具配置部
34b 固定具用穴
43 凸部
51 蛇腹形状部
Claims (10)
- アルコールを主成分とする固形燃料の周囲に配置され、前記固形燃料の燃焼時に生じる火飛びを防止するための燃焼補助具であって、
前記燃焼補助具の高さを調節するための高さ調節機構を有し、
前記高さ調節機構は、前記固形燃料の配置位置を変えずに前記燃焼補助具の底部から上部までの距離を調節することができる
ことを特徴とする燃焼補助具。 - 前記燃焼補助具は、内管と、前記内管の少なくとも一部を覆う外管とからなる請求項1に記載の燃焼補助具。
- 前記内管及び前記外管は、円筒状であり、
前記高さ調節機構は、前記内管の外壁に形成された雄ねじと、前記外管の内壁に形成された雌ねじとからなるねじ機構であり、
前記内管を時計回りに回転させ前記外管に前記内管をねじ込む、又は、前記内管を反時計回りに回転させ前記外管から前記内管をねじ出すことにより高さを調節することができる請求項2に記載の燃焼補助具。 - 前記高さ調節機構は、前記内管及び/又は前記外管に形成された高さ調節穴と、前記高さ調節穴を介し前記内管及び前記外管を固定する固定具とからなり、
前記高さ調節穴は、高さ方向の異なる2箇所以上の位置に前記固定具が配置される固定具配置部を有し、
いずれかの前記固定具配置部を選択して前記固定具により前記内管及び前記外管を固定することにより高さを調節することができる請求項2に記載の燃焼補助具。 - 前記燃焼補助具は、高さの異なる複数の内管と、前記内管の少なくとも一部を覆う外管とからなり、
前記外管の内壁には前記内管を載置するための凸部が形成されており、
いずれかの前記内管を選択して前記凸部に載置することにより高さを調節することができる請求項1に記載の燃焼補助具。 - 前記燃焼補助具は、アルミニウム、銅、ステンレス、鉄、グラファイト、チタン、ガラス、及び、セラミックからなる群から選ばれる少なくとも1種からなる請求項1〜5のいずれかに記載の燃焼補助具。
- 前記燃焼補助具は筒状であり、
前記高さ調節機構は、前記燃焼補助具の一部に形成された蛇腹形状部であり、
前記蛇腹形状部を伸縮させることにより高さを調節することができる請求項1に記載の燃焼補助具。 - 前記燃焼補助具は、アルミニウム、銅、ステンレス、鉄、グラファイト及びチタンからなる群から選ばれる少なくとも1種からなる請求項7に記載の燃焼補助具。
- 底部が形成されている請求項1〜8のいずれかに記載の燃焼補助具。
- 燃焼中の前記固形燃料に空気を供給するための貫通孔又は切欠きが形成されている請求項1〜9のいずれかに記載の燃焼補助具。
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