JP6692730B2 - 建設機械 - Google Patents

建設機械 Download PDF

Info

Publication number
JP6692730B2
JP6692730B2 JP2016192310A JP2016192310A JP6692730B2 JP 6692730 B2 JP6692730 B2 JP 6692730B2 JP 2016192310 A JP2016192310 A JP 2016192310A JP 2016192310 A JP2016192310 A JP 2016192310A JP 6692730 B2 JP6692730 B2 JP 6692730B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
hook
crane
excavation
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016192310A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018053605A (ja
Inventor
充弘 中垣
充弘 中垣
貴昭 足立
貴昭 足立
未路来 山本
未路来 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Co Ltd filed Critical Yanmar Co Ltd
Priority to JP2016192310A priority Critical patent/JP6692730B2/ja
Publication of JP2018053605A publication Critical patent/JP2018053605A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6692730B2 publication Critical patent/JP6692730B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Shovels (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)

Description

本発明は、建設機械に関し、詳細には、フック格納検知装置を備える建設機械に関する。
特許文献1には、建設機械の一例として、格納可能な吊り荷作業用のフックを備えた油圧ショベルが記載されている。吊り荷作業用のフックは、アームの先端側に回動可能に取り付けられたバケットに格納可能に配置されており、フックが格納状態にあるか否かを検出する検出装置が設けられている。検出装置によってフック格納が検出されない場合は、掘削作業を行わず、クレーン作業を抑止する技術が記載されている。また、特許文献2には、フックが格納状態にあるか否かを検出する検出装置が、フックで格納状態にないと判断したときに、油圧シリンダのうち少なくとも1つの油圧シリンダの負荷保持側油室に作用して負荷保持側油室の負荷を保持する負荷保持手段が記載されている。また、フックが格納状態にあるか否かによってクレーンモード若しくは掘削モードの切り替え制御をするだけでなく、表示設定具からもクレーンモード若しくは掘削モードを切り替え制御できる。
特開2011−64032号公報 特開2001−90099号公報
しかし、従来の格納検知装置においては、クレーンモードにするためのシステムに異常が起こった場合には、機械が動作しなくなるという不具合が有る。また、従来の格納検知装置においては、モード切り替えは、フックが格納状態にあるか否かを検知してから行われる。
そこで、本発明はかかる課題に鑑み、フックの格納状態の検知については、掘削モードからクレーンモードへの遷移は状態判定とし、クレーンモードから掘削モードへの遷移は変化判定とすることができるフック格納検知装置を提供する。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
すなわち、本発明は、展開/格納を切り替え可能なフックと、前記フックの展開/格納を検出するセンサと、前記フックの展開/格納を検出してクレーンモード若しくは掘削モードの切り替えを制御する制御装置と、オペレータの操作によりクレーンモード若しくは掘削モードの切り替えを制御する操作・表示装置と、を備える建設機械であって、前記フックの展開/格納を検出する方法は、前記操作・表示装置がクレーンモードを選択しているときに、前記センサの信号の変化で前記フックの展開/格納を検出する変化判定方法と、前記操作・表示装置が掘削モードを選択しているときに、前記センサの信号の有無で前記フックの展開/格納を検出する状態判定方法と、が使い分けられ、前記変化判定方法または前記状態判定方法に基づきクレーン作業に伴う建設機械の異常を検出する異常検知装置を備えるものである。
また、前記センサは、近接センサによって構成し、前記近接センサが停止した場合、前記クレーンモードに遷移させるものである。
また、前記制御装置は、操作手段を備え、前記操作手段により所定の信号が入力された場合、前記制御装置は、前記クレーンモードまたは前記掘削モードの切り換えを停止するものである。
本発明によれば、クレーンモードから掘削モードへの切り替えを変化判定方法で制御することができる。また、各入力手段に異常が発生したときにセンサではなくクレーンモードに移行することに起因するものであることを判定できるので、オペレータに点検を促すまたは掘削モードに戻るように促すことができる。よって、各入力手段に異常が発生したときにクレーン作業を行うことを防止することができる。
また、本発明によれば、近接センサが故障等により停止した場合に、速やかにクレーンモードに遷移することで直感的にオペレータに異常を知らせることができる。故障状態のまま掘削作業されることを抑制して、フックの損傷を防止できる。
また、本発明によれば、近接センサが必要ない場合や存在しない場合に、選択的に近接センサを用いずクレーンモード若しくは掘削もードの切り替えを制御することができる。
建設機械の一実施形態である油圧ショベルの側面図。 (A)フックを示す前方斜視図、(B)フックを示す側方斜視図。 (A)格納状態のフックを示す側面図、(B)展開状態のフックを示す側面図。 制御装置の接続構成を示すブロック図。 クレーンモード及び掘削モードの切り換えを示すブロック図。 フック格納時の検出方法を示すブロック図。 フックの展開/格納の変化判定方法と状態判定方法を示すグラフ図。 フックの状態と、作業モードと、報知手段との時間に対する変化を示す図。
次に、発明の実施の形態を説明する。まず、建設機械の一例である油圧ショベルの全体構成について図1及び図2を用いて説明する。
油圧ショベル1は、油圧ショベルおよびクレーンとして使用可能な建設機械である。油圧ショベル1は、自走可能な車体2と、一端に掘削作業用のバケット31及びクレーン作業用のフック32を設けたフロント3とを有し、フロント3は、基端部が車体2の上部車体22に昇降可能に取り付けられたブーム33と、ブーム33の先端側に回動可能に取り付けられたアーム34と、アーム34の先端側に回動可能に取り付けられたバケット31と、バケット31を回動させるバケットシリンダ35と、を備える。
車体2は、クローラ付の下部車体21と、下部車体の上方に設けられ、水平方向に旋回可能に設けられた上部車体22と、を有する。上部車体22には、作業用のフロント3が設けられている。
フロント3は、掘削作業及びクレーン作業を行う作業部であり、バケット31と、クレーン作業用のフック32と、掘削作業用の上下方向に傾斜自在なブーム33と、ブーム33の先端が碗に回動可能に取り付けられたアーム34と、バケット31を回動させるバケットシリンダ35とを有する。
バケット31は、フロント3の前端に設けられた部材であり、掘削作業を行うためのツメを備えた容器状の部材である。バケット31は、アーム34の先端に回動可能に取り付けられている。バケット31は、アーム34に連結ピン34Aを介して回動可能に取り付けられている。さらに、バケット31は、リンク機構37を介してバケットシリンダ35と連結されている。
フック32は、クレーン作業を行う鉤状の部材であり、リンク機構37に回動可能に設けられている。ブーム33は、ブームシリンダ38によって昇降される。また、アーム34は、アームシリンダ39によって回転移動される。フック32は、リンク機構37の軸を回動支点として回動可能に支持されており、バケット31側に格納された格納状態とバケット31から突出させた展開状態との間で切り換えることが可能である。
次に、油圧ショベル1による掘削作業及びクレーン作業について説明する。掘削作業及びクレーン作業においては、車体2の下部車体21の移動と、上部車体22の旋回と、ブーム33、アーム34、及びバケット31の各々の作動とを適宜行い、必要な作業を実行する。
掘削作業を行う場合は、図3(A)に示すように、フック32を収納し、ブーム33、アーム34、及びバケット31を駆動して掘削作業を行う。また、クレーン作業を行う場合は、図3(B)に示すように、フック32をバケット31から突出させて、フック32に対象物を吊り下げることにより、クレーン作業を行う。
次に、油圧ショベル1のフック32の展開状態または格納状態に基づくモード選択制御について説明する。モード選択制御とは、クレーン作業を行う際のクレーンモードと、掘削作業を行う際の掘削モードとを選択する制御である。
制御装置5は、図4に示すように、ブーム33、アーム34、及びバケット31を駆動するブームシリンダ38、アームシリンダ39、及びバケットシリンダ35への作業油の流入量を制御する装置である。制御装置5は、クレーン制御として、ロッド圧センサ51、ボトム圧センサ52、ブーム角ポテンショメータ53、アーム角ポテンショメータ54、スタータスイッチ55、走行検出油圧スイッチ56、近接センサ57と連結されている。また、制御装置5は、報知手段61、電磁弁62、警報装置63、及び操作・表示装置64と接続されている。操作・表示装置64は、オペレータが操作する操作部64Aと、出力された情報を表示する表示部64Bとを備える。
近接センサ57は、フック32の展開状態または格納状態を検知するためのセンサである。近接センサ57は、図2に示すように、リンク機構37に取り付けられており、フック32が展開状態にあるときは、近接センサ57がOFFになり、フック32が格納状態にあるときは、近接センサ57がONになる。
報知手段61は、フック32の状態が変化した場合や、作業モードが変化した場合に、オペレータに知らせるための手段であり、例えば、ブザー等の音声によって報知する部材によって構成される。
操作・表示装置64は、オペレータが作業モードを変更し、または、報知手段61などの入り切りを切り換えるための操作を行うための装置であり、かつ、選択された作業モードや警告等をオペレータに知らせるために表示を行うための装置である。操作・表示装置64は、操作部64A及び表示部64Bを備える。本実施形態においては、操作部64Aは、複数のボタンで構成され、表示部64Bは液晶パネルで構成される。
次に、クレーンモードが選択された場合の制御装置5による制御について図5を用いて説明する。クレーンモードが選択された場合、バケット31の回動を規制する。また、クレーンモードが選択された場合、ロッド圧センサ51、ボトム圧センサ52、ブーム角ポテンショメータ53、アーム角ポテンショメータ54等から入力された情報に基づいて、フック32に吊り下げられた対象物の荷重、作業半径、ブーム角度を算出して出力し、出力された情報からクレーン作業を安定して行えないと判断した場合は、警報装置63を作動させる。
次に、フック格納検知制御について図5を用いて説明する。フック格納検知制御においては、フック格納状態を近接センサ57で検出し、フック格納時は掘削モードに、フック展開時はクレーンモードに自動で遷移するものである、
まず、フック32の状態を確認する。フック32が格納されているか否かを近接センサ57で検知し、制御装置5へ情報が送信される。そして、フック32が格納されているか否かの情報に基づいて、モード遷移を行う。フック32が展開される場合(ステップS10)、クレーンモードに、フック32が格納される場合(S20)、掘削モードに遷移する。掘削モードからクレーンモードへの遷移時には、所定時間終了後に報知手段61により報知が行われた後(S15)、クレーンモードへの遷移が行われる。また、クレーンモードから掘削モードへの遷移時には、所定時間終了後に報知手段61により報知が行われた後(S25)、掘削モードへの遷移が行われる。
クレーンモード中にエラーが発生すれば(S30)、操作・表示装置64の表示部64Bに、エラー表示を表示する。エラーが解消した場合(S35)、表示部64Bに表示されたエラー表示を消去する。また、操作・表示装置64の操作部64Aによって所定の操作を行った場合(S40)、掘削モードへ移行する。
掘削モード中に操作部64Aによって所定の操作を行った場合(S60)、クレーンモードへ移行する。また、S60において、クレーンモードへ移行しようとした際に、ブーム角ポテンショメータ53等からの情報に基づいて、クレーン機能に関するエラーが発生していると判断された場合、操作・表示装置64の表示部64Bにクレーンモード不可画面を表示し(S70)、クレーンモードへの遷移を禁止する。クレーンモードへの遷移を禁止している場合、報知手段61により報知が行われる(S75)。また、操作・表示装置64の操作部64Aによって所定の操作を行った場合(S76)、掘削モードへ移行する。また、クレーンモードへの遷移を禁止したときから所定の時間が経過した場合、掘削モードへ移行する(S77)。
また、S10において、フック32が展開されたとき、ブーム角ポテンショメータ53等からの情報に基づいて、クレーン機能に関するエラーが発生していると判断された場合、表示部64Bにクレーンモード不可画面を表示し(S80)、クレーンモードへの遷移を禁止する。このとき、表示部64Bにフック32を格納するように指示する指示表示画面と、クレーンモード不可画面とを交互に表示する。クレーンモードへの遷移を禁止している場合、報知手段61により報知が行われる(S85)。また、操作部64Aによって所定の操作を行った場合(S86)、掘削モードへ移行する。また、フック32を格納した場合所定の時間が経過した場合(S87)、報知手段61により報知が行われ(S88)、掘削モードへ移行する。
クレーン機能に関するエラーが解消したと判断された場合(S89)、表示部64Bに指示表示画面のみ表示する(S90)。また、報知手段61により報知が行われる(S95)。また、操作部64Aによって所定の操作を行った場合(S96)、掘削モードへ移行する。また、フック32を格納したときから所定の時間が経過した場合(S97)、報知手段61により報知が行われ(S88)、掘削モードへ移行する。
クレーンモード中に操作部64Aによって所定の操作を行った場合(S100)、掘削モードへ移行する。また、S100において、掘削モードへ移行しようとした際にフック32が展開されている場合(S110)、操作・表示装置64の表示部64Bに掘削モード不可画面を表示し(S120)、掘削モードへの遷移を禁止する。掘削モードへの遷移を禁止している場合、報知手段61により報知が行われる(S125)。フック32が、フック32を格納したときから所定の時間が経過した場合(S130)、報知手段61により報知が行われ(S88)、掘削モードへ移行する。
次に、フックの展開/格納を検出する方法について図6を用いて説明する。操作・表示装置64の表示部64Bに、掘削画面が表示されている場合、フック32が展開された場合(S210)、操作・表示装置64の表示部64Bに、クレーン画面が表示される。ここで、フック32が格納状態から展開状態へ変更したか否かを検出する方法は状態判定方法を採用する。すなわち、展開/格納情報を格納する数値において、格納状態(近接センサ57がONである場合)を状態1とし、展開状態(近接センサ57がOFFである場合)を状態0とする。より詳細には、状態判定においては、近接センサ57がONからOFFもしくはOFFからONへ変化した場合において、変化した時点から第一の所定の時間が経過した後で、状態を変更する。そして、前記状態が状態0である場合は、クレーン画面を表示する。
また、操作・表示装置64の表示部64Bにおいて、クレーン画面が選択されている場合、フック32が格納された場合(S220)、操作・表示装置の表示部64Bに、掘削画面が表示される。ここで、フック32が展開状態から格納状態へ変更したか否かを検出する方法は変化判定方法を採用する。すなわち、展開/格納情報を格納する数値において、格納状態を1、展開状態を0とした場合、前記数値が0から1へ変化した場合は、変化フラグ0x02を立てる。また、前記数値が1から0へ変化した場合は、変化フラグ0x01を立てる。より詳細には、変化判定においては、近接センサ57がOFFからONもしくはONからOFFへ変化した場合において、変化した時点から第二の所定の時間が経過した後で、変化判定フラグを立てる。第二の所定の時間は、第一の所定の時間よりも短い。そして、図7に示すように、変化判定では、変化フラグ0x02が立てられた場合に、掘削画面を表示する。
操作・表示装置64の表示部64Bに、掘削画面が表示されている場合、操作部64Aによって所定の操作を行った場合(S230)、操作・表示装置の表示部64Bに、クレーン画面が表示される。また、操作・表示装置64の表示部64Bに、クレーン画面が表示されている場合、操作部64Aによって所定の操作を行った場合(S240)、操作・表示装置の表示部64Bに、掘削画面が表示される。
このように構成することにより、表示部64Bにクレーン画面が表示されているときに、掘削画面への切り換えを操作部64Aによって行う場合に、フック32が展開から格納された状態か否かの判定を状態判定でなく変化判定で行うことで、フック32が格納されていても、クレーン画面を保持することができる。
次に、近接センサ57が停止した場合には、クレーンモードへ遷移するように構成したものである。制御装置5は、近接センサ57からの入力信号が無くなった場合、フック32を格納状態から展開状態へ変更した後、掘削モードからクレーンモードへ変更する。この際、報知手段61によって報知が行われる。より詳細には、図8に示すように、フック32を格納状態から展開状態へ変更した時点で、報知手段61による報知を行う。この際、報知手段61による報知は所定時間継続的に行われる。報知手段61による報知が終了した時点で掘削モードからクレーンモードへ変更する。
また、操作・表示装置64の操作部64Aによる操作が行われ、フック検知制御をOFFにした場合には、フック32の格納状態又は展開状態の切り換えに関わらず、クレーンモードまたは掘削モードの切り換えを行わないように制御してもよい。このように構成することにより、近接センサ57が必要ない場合や存在しない場合に、選択的に近接センサ57を用いずクレーンモード若しくは掘削モードの切り替えを制御することができる。
また、フック32を格納した場合には、クレーンモードから掘削モードに変更したことを報知するために、報知手段によって報知する構成としてもよい。
図8に示すように、フック32を格納状態から展開状態へ変更させたとき、まず所定の時間報知手段61によって報知を行う。さらに、報知手段61による報知が終了した後、掘削モードからクレーンモードへ変更する。これにより、オペレータ等にクレーンモードから掘削モードに変更したことを確実に報知することができる。
また、図8に示すように、フック32を展開状態から格納状態へ変更させたとき、まず所定の時間報知手段61によって報知を行う。さらに、報知手段61による報知が終了した後、クレーンモードから掘削モードへ変更する。これにより、オペレータ等に掘削モードからクレーンモードに変更したことを確実に報知することができる。
以上のように、展開/格納を切り替え可能なフック32と、フック32の展開/格納を検出する近接センサ57と、フック32の展開/格納を検出してクレーンモード若しくは掘削モードの切り替えを制御する制御装置5と、を備える油圧ショベル1であって、フック32の展開/格納を検出する方法は、変化判定方法と状態判定方法とを使い分けるものである。このように構成することにより、フック32の展開/格納を状態判定方法とは異なる変化判定方法でもクレーンモード若しくは掘削モードの切り替えを制御することができる。また、各入力手段に異常が発生したときに近接センサ57ではなくクレーンモードに移行することに起因するものであることを判定できるので、オペレータに点検を促すまたは掘削モードに戻るように促すことができる。よって、ロッド圧センサ51、ボトム圧センサ52、ブーム角ポテンショメータ53、アーム角ポテンショメータ54、スタータスイッチ55、走行検出油圧スイッチ56等に異常が発生したときにクレーン作業を行うことを防止することができる。
また、近接センサ57が停止した場合、クレーンモードに遷移させるものであってもよい。このように構成することにより、近接センサ57が故障等により停止した場合に、速やかにクレーンモードに遷移することで直感的にオペレータに異常を知らせることができる。故障状態のまま掘削作業されることを抑制して、フックの損傷を防止できる。
また、制御装置5は、操作手段46Bを備え、操作手段46Bにより所定の信号が入力された場合、制御装置5は、クレーンモードまたは掘削モードの切り換えを停止するものであってもよい。このように構成することにより、近接センサ57が必要ない場合や存在しない場合に、選択的に近接センサ57を用いずクレーンモード若しくは掘削モードの切り替えを制御することができる。
なお、本実施形態においては、フック32の展開/格納を検出するセンサを近接センサ57として構成しているが、これに限定するものではなく、例えばポテンショメータなどの位置センサや、接触式のセンサであってもよい。
なお、本実施形態においては、フック32の展開/格納を行うフック駆動装置を設けていないがこれに限定するものではなく、例えばモータ等の駆動装置を設けることも可能である。
なお、本実施形態においては、操作・表示装置64は、複数のボタンから構成される操作部64Aと、液晶パネルから構成される表示部46Bを設ける構成としているが、これに限定するものではなく、例えば、操作部及び表示部を液晶タッチパネルにて一体に構成することも可能である。
1 油圧ショベル(建設機械)
2 車体
21 下部車体
22 上部車体
3 フロント
31 バケット
32 フック
33 ブーム
34 アーム
34A 連結ピン
35 バケットシリンダ
36
37 リンク機構
38 ブームシリンダ
39 アームシリンダ
5 制御装置
51 ロッド圧センサ
52 ボトム圧センサ
53 ブーム角ポテンショメータ
54 アーム角ポテンショメータ
57 近接センサ(センサ)
61 報知手段
62 電磁弁
63 警報装置
64 操作・表示装置
64A 操作部(操作手段)
64B 表示部

Claims (3)

  1. 展開/格納を切り替え可能なフックと、前記フックの展開/格納を検出するセンサと、前記フックの展開/格納を検出してクレーンモード若しくは掘削モードの切り替えを制御する制御装置と、オペレータの操作によりクレーンモード若しくは掘削モードの切り替えを制御する操作・表示装置と、を備える建設機械であって、
    前記フックの展開/格納を検出する方法は、前記操作・表示装置がクレーンモードを選択しているときに、前記センサの信号の変化で前記フックの展開/格納を検出する変化判定方法と、前記操作・表示装置が掘削モードを選択しているときに、前記センサの信号の有無で前記フックの展開/格納を検出する状態判定方法と、が使い分けられ、
    前記変化判定方法または前記状態判定方法に基づきクレーン作業に伴う建設機械の異常を検出する異常検知装置を備える
    ことを特徴とする建設機械。
  2. 前記センサは、近接センサによって構成し、
    前記近接センサが停止した場合、前記クレーンモードに遷移させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
  3. 前記制御装置は、操作手段を備え、
    前記操作手段により所定の信号が入力された場合、前記制御装置は、前記クレーンモードまたは前記掘削モードの切り換えを停止する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の建設機械。
JP2016192310A 2016-09-29 2016-09-29 建設機械 Active JP6692730B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016192310A JP6692730B2 (ja) 2016-09-29 2016-09-29 建設機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016192310A JP6692730B2 (ja) 2016-09-29 2016-09-29 建設機械

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018053605A JP2018053605A (ja) 2018-04-05
JP6692730B2 true JP6692730B2 (ja) 2020-05-13

Family

ID=61835434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016192310A Active JP6692730B2 (ja) 2016-09-29 2016-09-29 建設機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6692730B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021095718A (ja) * 2019-12-16 2021-06-24 住友重機械工業株式会社 ショベル、情報処理装置
WO2021186517A1 (ja) * 2020-03-16 2021-09-23 日立建機株式会社 作業機械
JP7489287B2 (ja) * 2020-10-12 2024-05-23 ヤンマーホールディングス株式会社 建設機械

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4495717A (en) * 1982-12-30 1985-01-29 Michael Lockwood Combination spacer and lifting device for backhoe machinery
JP2001090099A (ja) * 1999-09-24 2001-04-03 Komatsu Ltd 油圧ショベルの吊り具安全装置
JP2003119832A (ja) * 2001-10-10 2003-04-23 Hitachi Constr Mach Co Ltd フック付き油圧ショベル
JP2003138594A (ja) * 2001-11-02 2003-05-14 Hitachi Constr Mach Co Ltd フック付き油圧ショベル
KR20050111861A (ko) * 2004-05-24 2005-11-29 현대중공업 주식회사 크레인 기능 유압 굴삭기용 훅 장치
JP5429798B2 (ja) * 2009-09-18 2014-02-26 株式会社アクティオ フック付き油圧ショベル
JP6060987B2 (ja) * 2015-02-12 2017-01-18 コベルコ建機株式会社 作業機械の制御装置及び作業機械

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018053605A (ja) 2018-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6692730B2 (ja) 建設機械
JP2008266975A (ja) 作業機械の制御装置
JP7164294B2 (ja) 作業車両
KR20170048493A (ko) 작업 기계
KR20100106466A (ko) 건설 기계
KR101058463B1 (ko) 건설 기계의 표시 장치
JP4896933B2 (ja) 建設機械の盗難防止装置
JP2003119832A (ja) フック付き油圧ショベル
JP7489287B2 (ja) 建設機械
JP2016211149A (ja) 建設機械
JP6060987B2 (ja) 作業機械の制御装置及び作業機械
KR100674120B1 (ko) 유압쇼벨의 걸이구 안전장치
WO2022118945A1 (ja) 建設機械
JP7123745B2 (ja) 運搬車両
JP2009001397A (ja) アウトリガ装置の誤作動防止装置
JP2023070617A (ja) 管理システム
JP3630516B2 (ja) 自動運転ショベル
JP2015030588A (ja) 作業機械の作動量制限装置
JP2018145604A (ja) 油圧ショベル
JP2001199682A (ja) 油圧ショベルの制御装置
JP4172325B2 (ja) 積み込み機械の荷重検出装置
JP2020139347A (ja) 作業車の安全装置
WO2022034893A1 (ja) 表示装置、及びそれを備える作業機械
JP7181041B2 (ja) 運搬車両
JP7165479B2 (ja) 運搬車両

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191001

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200407

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200415

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6692730

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350