JP6691197B1 - ヒーターアセンブリー - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体パッケージの集積度が向上するにつれて、急速加熱及び急速冷却のための迅速且つ精密な温度制御が可能でありながらも、簡単な構造を通じて全面積に均一なヒーティングが可能なヒーターアセンブリーを提供する。【解決手段】半導体素子製造用ボンディング装置に装着されるヒーターアセンブリーであって、第1主面100U及び第2主面100Bを含み、第1主面上に被処理半導体構造体PSが解除可能に支持されるヒーティングプレート100と、ヒーティングプレートの第2主面側に配置され、ヒーティングプレートを支持する電気的絶縁ボディー200と、ヒーティングプレートと電気的絶縁ボディーとの間に配置され、ヒーティングプレートの熱放出及び電源印加のための少なくとも2個以上のバスバー300とを含んでヒーターアセンブリーを構成する。【選択図】図1A

Description

本発明は、半導体製造装置に関し、より詳細には、半導体パッケージの製造時に迅速且つ正確な温度制御が可能なヒーターアセンブリーに関する。
一般に、電子製品の高機能化に必ず伴われなければならないことは、集積度の向上を通じた半導体チップの軽薄短小化である。前記半導体チップの高集積化のための半導体パッケージも、従来のワイヤボンディング方式のみでは軽薄短小化に限界を有する。よって、最近は、ワイヤボンディングを用いることなく、半導体チップの入出力端子であるパッド上に別途のソルダーバンプやパッドなどの電極部材を形成した後、半導体チップをキャリア基板やテープ配線基板などの配線基板に前記電極部材を用いて結合したり、半導体チップを他の半導体チップに直接積層する方式で配線工程を行う方式が広く使用されている。代表的な例として、前記半導体チップが裏返された状態で基板にボンディングされるフリップチップボンディング技術と、貫通型シリコンビア(through silicon via;TSV)を用いた各半導体チップの3次元積層技術とがある。
前記フリップチップボンディング及びTSVを用いた半導体パッケージ技術において、各電極のボンディングは、熱圧着方式又はレーザー圧着方式を通じて行われる。これらのうち、前記熱圧着方式は、加圧アームの内部にヒーターが内蔵され、加圧アームの先端に半導体チップの吸着のための吸入ホールを有する加圧ヘッドからなるヒーターアセンブリーによって行われる。
例えば、フリップチップボンディング工程において、前記ヒーターアセンブリーは、光学的認識装置などの位置整列装置によって配線基板の所定位置にボンディングするフリップチップの位置を合わせた後、加圧アームを下降させ、前記フリップチップを前記配線基板に加圧させながら前記加圧アーム内部のヒーターを加熱し、前記加圧ヘッド側に熱が伝導されながら前記フリップチップを加熱し、このような状態を所定時間維持することによって前記配線基板に前記フリップチップの電極パッドをボンディングさせる。必要に応じて、前記フリップチップと基板との間に熱硬化性樹脂が塗布され、前記熱圧着の間に熱硬化性樹脂の硬化が行われ、前記フリップチップのボンディング構造が保護される場合もある。その後、加圧ヘッドのヒーターを減温させ、加圧アームを上昇させることによって基板を引き出せるようにする。
前記TSVを用いた半導体パッケージ工程においても、各半導体チップの表面に露出した各貫通電極を互いに対向するように整列した後、積層された各半導体チップを加熱し、前記各貫通電極間をボンディングするために前記ヒーターアセンブリーが使用可能である。
半導体パッケージの軽薄短小化が持続的に要求されるにつれて、半導体チップ上の各電極間の距離が極小化され、前記各電極間の接続に短絡がないか、熱衝撃によるクラックがない信頼性のあるボンディングのために前記ヒーターアセンブリーの精密な温度制御が要求される。特に、急速加熱及び急速冷却を具現するための迅速な温度制御は、半導体パッケージの集積度が増加するほど各電極間の距離及び高さが減少するので必須的である。
しかし、従来のヒーターアセンブリーにおいては、一般に線形ヒーターが使用されており、その結果、前記ヒーターアセンブリーを加熱するための加熱構造及び冷却構造が複雑であり、前記ヒーターを所定温度まで迅速に加熱してから再び急速に冷却できる信頼性のある温度プロファイルの精密制御を得ることが難しい。
本発明が解決しようとする技術的課題は、半導体パッケージの集積度が向上するにつれて、急速加熱及び急速冷却のための迅速且つ精密な温度制御が可能でありながらも、簡単な構造を通じて全面積への均一なヒーティングが可能なヒーターアセンブリーを提供することにある。
本発明の一実施例によると、半導体素子製造用ボンディング装置に装着されるヒーターアセンブリーであって、第1主面及び第2主面を含み、前記第1主面上に被処理半導体構造体が解除可能に支持されるヒーティングプレートと、前記ヒーティングプレートの前記第2主面側に配置され、前記ヒーティングプレートを支持する電気的絶縁ボディーと、前記ヒーティングプレートと前記電気的絶縁ボディーとの間に配置され、前記ヒーティングプレートの熱放出及び電源印加のための少なくとも2個以上のバスバー(bus bars)とを含むヒーターアセンブリーが提供され得る。前記ヒーティングプレートの第2主面上に形成された発熱薄膜層により、前記ヒーティングプレートの第1主面上に形成された発熱本体の面相加熱が行われる。
本発明の実施例において、前記少なくとも2個以上のバスバーは、前記ヒーティングプレートの前記第2主面に対して平行な方向に伸張された構造を有し、互いに平行に離隔した2個のバスバーを含み得る。前記電気的絶縁ボディーは、前記バスバーの底部のうち少なくとも一部を収容するためのトレンチ部を有し、前記バスバーの前記少なくとも一部が前記トレンチ部に挿入されて支持され得る。また、前記バスバーは締結孔を含み、前記電気的絶縁ボディーは貫通ホールを含み、前記貫通ホール及び前記締結孔を通じる締結部材により、前記バスバーは前記電気的絶縁ボディーに固定され得る。前記バスバーの上部のうち一部は、前記ヒーティングプレートの前記第2主面と離隔し、冷却気体流路を確保するリセスされた表面を有し得る。前記バスバーは、金属、金属合金、炭素体又はこの組み合わせを含み得る。本発明の一実施例において、前記バスバーは、放熱のための放熱ホール、多孔質体又は放熱フィンを更に含み得る。前記バスバーの上部のうち一部に前記ヒーティングプレートが締結されたり、前記バスバーの上部のうち一部に前記電気的絶縁ボディーが締結され得る。
前記ヒーティングプレートは、前記被処理半導体構造体を解除可能に支持するための少なくとも一つ以上の第1真空ホールを含み、前記電気的絶縁ボディーの内部には、前記少なくとも一つ以上の第1真空ホールと連通し、前記少なくとも一つ以上の第1真空ホールにそれぞれ密着して気密を維持する少なくとも一つ以上の第1真空流路を含み得る。本発明の一実施例において、前記ヒーティングプレートは少なくとも一つ以上の冷却ホールを含み、前記電気的絶縁ボディーの内部には、前記冷却ホールに冷却気体を供給するための冷却気体流路を含み得る。
前記冷却気体流路のアウトレットは、前記ヒーティングプレートの前記冷却ホールと離隔し、前記冷却気体流路のアウトレットから放出される冷却気体の一部は、前記冷却ホールに伝達された後、前記ヒーティングプレートの前記第1主面上に伝達され得る。本発明の一実施例において、前記冷却気体流路の前記アウトレットは、前記ヒーティングプレートの前記冷却ホールと前記ヒーティングプレートの第2主面に対して垂直な方向にオフセットされ得る。
前記ヒーティングプレートの前記第1主面を保護するように前記被処理半導体構造体と前記ヒーティングプレートの前記第1主面との間に配置され、前記ヒーティングプレートの前記第2主面上に配置されるアタッチ部材を更に含み、前記ヒーティングプレートは、前記アタッチ部材を解除可能に支持するための少なくとも一つ以上の第2真空ホールを更に含み、前記電気的絶縁ボディーの内部には、前記少なくとも一つ以上の第2真空ホールと連通し、前記少なくとも一つ以上の第2真空ホールにそれぞれ密着して気密を維持する少なくとも一つ以上の第2真空流路を更に含み得る。
前記ヒーティングプレートの前記第1主面には、前記冷却ホールから伝達される前記冷却気体を前記第1主面に沿って拡張して流動させる第1トレンチパターンが形成され、前記トレンチパターンの少なくとも一部を前記アタッチ部材が覆うことができる。前記トレンチパターンは、前記アタッチ部材の縁部を越えて終端されたり、前記ヒーティングプレートの縁部まで延長され得る。
前記ヒーティングプレートの前記第1主面には、前記少なくとも一つ以上の第2真空ホールと連通し、前記アタッチ部材によって覆われて密閉される第2トレンチパターンが更に形成され得る。
本発明の一実施例において、前記電気的絶縁ボディーを貫通し、前記少なくとも2個以上のバスバー間を経て前記ヒーティングプレートの前記第2主面に接触し、互いに独立的に温度を測定するための少なくとも2個のサーモカップルを更に含み得る。前記電気的絶縁ボディーは、サーモカップル用単一貫通ホールを含み、前記少なくとも2個のサーモカップルは、各測定端部が互いに3mm内の離隔距離を有するようにアセンブリー化され、前記サーモカップル用単一貫通ホールを通じて前記第2主面に接触し得る。アセンブリー化された前記少なくとも2個のサーモカップルは、複数のサーモカップルワイヤを通過させて互いに結ぶための多口チューブを含み得る。
本発明の実施例によると、バスバーを用いてヒーティングプレートの冷却構造を具現することによって発熱体の瞬間的な温度上昇と共に急激な冷却を具現し、精密な温度制御が可能な半導体素子製造用ボンディング装置に装着されるヒーターアセンブリーを提供することができる。
また、本発明の実施例によると、ヒーティングプレート上に配置されるアタッチ部材もヒーティングプレートの冷却の間に冷却気体によって独立的に強制に冷却されることによって、ヒーティングプレートの冷却によって間接的にアタッチ部材が冷却される機構に比べてより精密な急速冷却が可能なヒーターアセンブリーが提供され得る。
また、本発明の実施例によると、ヒーティングプレートの温度検出及びこれを通じたヒーティングプレートの温度制御のために使用されるサーモカップルをペア化して設置することによって、いずれか一つのサーモカップルに異常が発生したとしても、他の一つのサーモカップルによって正常な動作を可能にし、サーモカップルの故障によるヒーティング工程の中断を防止し、ペア化されたサーモカップルによって同一の測定部分で複数の独立した温度測定データを得ることによって不正確な温度測定可能性を最小化し、精密な加熱及び冷却が可能なヒーターアセンブリーが提供され得る。
本発明の一実施例に係るヒーターアセンブリーを上部から見た分解斜視図である。 図1aのヒーターアセンブリーを底部から見た分解斜視図である。 本発明の多様な実施例に係る放熱構造を有する各バスバーを示す斜視図である。 本発明の多様な実施例に係るヒーティングプレートの第2主面に接触し、互いに独立的に温度を測定するサーモカップルを示す斜視図である。 本発明の一実施例に係るヒーティングプレートの第2主面に接触可能なサーモカップルの配置を説明するための図である。 本発明の一実施例において、冷却気体がヒーティングプレートの第2主面に供給されるときの冷却気体の流れを説明するための図である。 本発明の多様な実施例に係る多様な形態の真空ホール、真空吸入流路、冷却ホール及び冷却気体吐出流路を有するヒーティングプレートを示す平面図である。 本発明の一実施例に係るヒーターアセンブリーの結合状態を示す斜視図である。 本発明の一実施例に係るヒーターアセンブリーを用いたフリップチップボンディング装置を示す図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施例を詳細に説明する。
本発明の各実施例は、当該技術分野で通常の知識を有する者に本発明を更に完全に説明するために提供されるものである。下記の実施例は、多様な他の形態に変形可能であり、本発明の範囲が下記の実施例に限定されることはない。むしろ、これらの実施例は、本開示を更に充実且つ完全にし、当業者に本発明の思想を完全に伝達するために提供されるものである。
また、以下の図面における各層の厚さや大きさは、説明の便宜及び明確性のために誇張して表現したものであって、図面上における同一の符号は同一の要素を称する。本明細書で使用された「及び/又は」という用語は、該当の列挙した項目のうちいずれか一つ及び一つ以上の全ての組み合わせを含む。
本明細書で使用された用語は、特定の実施例を説明するためのものであって、本発明を制限するためのものではない。本明細書で使用されたように、単数の形態は、文脈上、他の場合を明確に指摘するものでない限り、複数の形態を含み得る。
また、本明細書で使用された「含む(comprise)」及び/又は「含む(comprising)」という用語は、言及した各形状、数字、段階、動作、部材、要素及び/又はこれらのグループの存在を特定するものであって、一つ以上の他の形状、数字、動作、部材、要素及び/又はグループの存在又は付加を排除するものではない。
本明細書において、「第1」、「第2」などの用語は、多様な部材、部品、領域、各層及び/又は各部分を説明するために使用されるが、これらの部材、部品、領域、各層及び/又は各部分は、これらの用語によって限定されてはならないことは自明である。これらの用語は、一つの部材、部品、領域、層又は部分を他の部材、部品、領域、層又は部分と区別するためにのみ使用される。
したがって、以下で詳細に説明する「第1」部材、部品、領域、層又は部分は、本発明の教示から逸脱することなく、「第2」部材、部品、領域、層又は部分を称することができる。
本実施例において、ヒーターアセンブリーは、チップ間の積層又は基板上へのチップボンディングのためのボンディング装置に装着されるヒーターであり得る。例えば、ヒーターアセンブリーは、上端チップと下端チップとを貫通電極で連結するTSV(Through Silicon Via:シリコン貫通電極)を用いた半導体パッケージに使用されてもよい。しかし、本発明は、これに限定されるものではなく、チップのボンディングのための多様な形態のボンディング装置に適用可能であることは当然である。
図1aは、本発明の一実施例に係るヒーターアセンブリー10を上部から見た分解斜視図で、図1bは、図1aのヒーターアセンブリー10を底部から見た分解斜視図である。
図1a及び図1bは、半導体素子製造用ボンディング装置に使用されるヒーターアセンブリー10を開示する。ヒーターアセンブリー10は、ヒーティングプレート100と、電気的絶縁ボディー200と、ヒーティングプレート100と電気的絶縁ボディー200との間に配置される各バスバー300とを含み得る。
ヒーティングプレート100は、互いに反対の第1主面100Uと、第1主面100Uと対向する第2主面100Bとを含む。第1主面100U及び第2主面100Bは、いずれも電気絶縁性表面を有し得る。このために、ヒーティングプレート100は電気絶縁体であり得る。他の実施例において、ヒーティングプレート100は導電体であって、前記導電体の第1主面100U及び第2主面100Bの表面には、絶縁層、例えば、SiO又はAlなどの絶縁膜が形成されてもよい。
ヒーティングプレート100は、高速加熱と冷却が同時に可能でなければならなく、被処理半導体構造体PSの接触表面の全面積に均一な温度の熱量を提供することが好ましいので、熱伝導率が高く、熱変形の少ない材料で形成される発熱本体120を含むことが好ましい。一実施例において、発熱本体120は、アルミニウム窒化物(AlN)、シリコン炭化物(SiC)、サイアロン(SIALON)、ベリリウム酸化物(BeO)、シリコン窒化物(Si)、又はこれらの混合物を含み得る。しかし、これは例示的なものに過ぎなく、本発明がこれに限定されることはない。例えば、発熱本体120は、非制限的な例として、ガラス、石英、アルミニウム酸化物、カルシウムフッ化物又はイットリウム酸化物などのセラミックを含んでもよく、高温運営に適したものではないが、可撓性及び弾性が要求される場合、ポリイミドなどの熱硬化性高分子系材料を含んでもよい。
発熱本体120の第1主面100Uは、ボンディング工程が行われる被処理半導体構造体PSに接触し、被処理半導体構造体PSに熱を伝達すると共に圧力を印加する。被処理半導体構造体PSは、例えば、半導体チップ、半導体パッケージ、又は半導体ウエハーなどの基板であり得る。また、これらの被処理半導体構造体には、他の半導体構造体、例えば、半導体チップ、半導体パッケージ、半導体ウエハー、リードフレーム又はインターポーザーなどの基板にボンディングされ得る。例えば、チップ−ツー−チップ、チップ−ツー−ウエハー、ウエハー−ツー−ウエハーボンディングなどの積層工程が行われるが、これらの各例は例示的なものに過ぎなく、本発明がこれに限定されることはない。
発熱本体120の第2主面100Bには、発熱本体120を加熱するための発熱薄膜層110が形成され得る。発熱薄膜層110は、印加された電力信号によってジュール熱で加熱され得る。発熱薄膜層110は、薄膜形成工程を通じてヒーティングプレート100の第2主面100Bに直接形成されるものであるので、2次元の面相発熱を実現することができる。発熱薄膜層110は、被処理半導体構造体PSに伝達される熱の熱源であって、半導体チップ又はパッケージのボンディング又は製造のために制御された温度で高速昇温及び高速冷却が可能な発熱層である。このような高速昇温及び高速冷却により、ヒーターの質量を極小化するという利点がある。一実施例において、発熱薄膜層110の厚さは、急速温度制御及び円滑な熱伝逹が可能になるように数百nm〜5μm以下の大きさを有する。
発熱薄膜層110は、電源の印加時、抵抗による瞬間的な熱発生が可能な導電性薄膜であって、導電性金属酸化物、導電性金属窒化物又は炭素系材料を含み得る。例えば、前記導電性金属酸化物としては、ITO(In:SnO=90:10、インジウムスズ酸化物)導電膜又はFTO(F−doped SnO:フッ素(F)が含まれたスズ酸化物)導電膜が使用され得るが、本発明がこれに限定されることはなく、多様な種類の導電膜が使用され得る。発熱薄膜層110は、主なマトリックスを形成する金属などの構成材料の他に、ホウ素(B)、フッ素(F)又は塩素(Cl)などの非金属、チタン、ハフニウムなどの遷移金属、アルミニウム(Al)又はマグネシウム(Mg)などの他の金属、又はシリコン(Si)などの準金属などのドーピング元素を更に含んでもよい。
これらの材料としては、80℃〜800℃の温度範囲内で発熱が可能なものであればいずれも使用可能である。好ましくは、発熱薄膜層110は、希土類なしで、高温発熱でも電気的、化学的及び機械的性能に優れた前記FTOを含み得る。
発熱薄膜層110は、2次元的な平面構造体全体が熱を発生するので、従来のコイルヒーティング、熱線などのパターン化された熱源又は炭素繊維などの導電性繊維体による線形加熱部材と異なり、加熱が行われないデッドゾーンや熱勾配を有していない。通常、上述した従来の各熱源には、デッドゾーンと加熱部材との間の温度偏差を克服するために埋立体又は表面コーティング剤が必ず適用されなければならなく、これらの物質は異種構造又は物質であるので、信頼性のある結合や接合のために別途の締結部材又は高温焼結などの追加工程が要求され得る。しかし、発熱薄膜層110は、ヒーティングプレート100の第2主面100Bに化学気相蒸着、スパッタリング、熱分解、又はスプレー法などの気相蒸着法を用いて直接形成できるので、ヒーティングプレート100と発熱薄膜層との間の別途の接合のための締結構造又は焼結などの後処理工程が要求されない。
発熱薄膜層110は、瞬間的な温度上昇が可能であり、気体、例えば、周辺空気又は気相冷媒の接触によって急激な冷却が可能である。例えば、2次元形態(コーティング膜)の発熱薄膜層110とミアンダ型コイル抵抗線のアルミニウム発熱体との間の熱量方程式、すなわち、Q=cm△tを比較してみると、同一の面積に対して同一の熱量Qが蓄積されるとき、発熱薄膜層110の質量(m)は、アルミニウム発熱体の質量(m)より小さく、発熱薄膜層110の比熱(c、スズ/インジウム=0.05)は、アルミニウム発熱体の比熱(c:アルミニウム=0.21)より小さいので、同一の面積に対する同一の熱量を基準にして、発熱薄膜層の温度変化(△t)は、アルミニウム発熱体の温度変化(△t)より遥かに向上し得る。結局、2次元構造の発熱薄膜層は、3次元構造を有するバルキーな従来の発熱体に比べて瞬間的な温度上昇が可能であり、その反対に、冷却気体に露出すると更に速く冷却され得るという利点も有する。
一実施例において、発熱薄膜層110上には保護層(図示せず)が更に形成され得る。また、保護層は、電気絶縁性を有し、不純物拡散障壁層、シーリング層、防汚層、及び防湿層のうち少なくともいずれか一つ又は2以上の積層構造を含み得る。前記保護層は、下地の発熱薄膜層110と化合物を形成しない絶縁層であり得る。例えば、前記保護層は、シリコン酸化物、ガラス、アルミニウム酸化物又はマグネシウム酸化物を含み得る。
本発明の実施例において、発熱本体120の両端部には、各バスバー300の締結孔310及び電気的絶縁ボディー200の貫通ホール(図示せず)と同一の垂直線上に位置する4個のヒーティングプレート組立ホール101が形成され得る。他の実施例において、2個のヒーティングプレート組立ホール101が発熱本体120の中央端部に形成されてもよい。
ヒーティングプレート100、各バスバー300及び電気的絶縁ボディー200は、後述する締結部材900がヒーティングプレート組立ホール101、各バスバー300の締結孔310及び電気的絶縁ボディー200の貫通ホール(図示せず)を貫通することによって互いに固定され得る。他の実施例において、ヒーティングプレート100及び各バスバー300が上部方向に締結部材900によって固定され、各バスバー300及び電気的絶縁ボディー200が下部方向に他の締結部材によって固定されることによって、ヒーティングプレート100、各バスバー300及び電気的絶縁ボディー200が互いに固定され得る。
本発明の実施例において、ヒーティングプレート100には、被処理半導体構造体PS及びアタッチ部材DAのうち少なくとも一つを解除可能に支持するように発熱本体120の斜線方向に真空ホール120VH1、120VH2、120VH3が形成され得る。発熱本体120の真空ホール120VH1、120VH2、120VH3は、後述する電気的絶縁ボディー200の真空ホール200VH1、200VH2、200VH3及び後述するベース部400の真空ホール400VH1、400VH2、400VH3と垂直線上に位置し、真空吸入のために連通が形成され得る。その結果、前記真空吸入により、アタッチ部材DA又は被処理半導体構造体PSをヒーティングプレート100に密着させることができる。
真空ホール400VH1、400VH2、400VH3のうち真空ホール400VH2、400VH3は、それぞれトレンチパターンを有する真空吸入流路VPLと連結され、真空吸入流路VPLを通じてアタッチ部材DA又は被処理半導体構造体PSを吸入しようとする面積(以下、吸入面積と称する)が広くなり、アタッチ部材DA又は被処理半導体構造体PSをヒーティングプレート100に安定的に密着させることができる。例えば、真空吸入流路VPLを通じて広い吸入面積を提供することによって、冷却ホール120CHから吐出される冷却ガスによってアタッチ部材DA又は被処理半導体構造体PSが揺れることを改善させることができる。真空吸入流路VPLは、発熱本体120上にトレンチパターン形状に凹まれて形成され得る。また、アタッチ部材DA又は被処理半導体構造体PSがヒーティングプレート100に密着したとしても、アタッチ部材DA又は被処理半導体構造体PSとヒーティングプレート100との間にトレンチパターンの空間が形成されることによってヒーティングプレート100の吸入面積を広げることができる。
一実施例において、アタッチ部材DAの大きさは、ヒーティングプレート100の大きさと同一であり得るが、本発明がこれに限定されることはない。例えば、アタッチ部材DAの大きさは、ヒーティングプレート100の大きさより小さくてもよい。
本発明の実施例において、少なくとも一つ以上の発熱本体120の冷却ホール120CHが形成され得る。このとき、発熱本体120の冷却ホール120CHは、ヒーティングプレート100のみならず、アタッチ部材DAを速く冷却させるために、後述する電気的絶縁ボディー200の冷却ホール200CHと垂直線上でオフセットされて配置され得る。後述する電気的絶縁ボディー200の冷却ホール200CHを介して吐出される冷却気体(又は低温の酸素、アルゴン又は窒素)は、一次的にヒーティングプレート100の第2主面100Bとぶつかってヒーティングプレート100と電気的絶縁ボディー200との間の離隔空間に広がり、ヒーティングアセンブリー10の外側に排出されることによってヒーティングプレート100を冷却させることができる。前記冷却気体は、ヒーティングプレート100と電気的絶縁ボディー200との間の離隔空間Sが周囲に露出することによってヒーティングプレート100を冷却させることができる。次に、二次的にヒーティングプレート100と電気的絶縁ボディー200との間の空間内で速く流れる冷却気体の一部が発熱本体120の冷却ホール120CHを介して吐出され得る。このとき、冷却ホール120CHは、それぞれトレンチパターンを有する冷却気体吐出流路CPLと連結され、前記冷却気体の一部が冷却気体吐出流路CPLを介して流れながらアタッチ部材DAを冷却させることができる。
冷却気体吐出流路CPLは、真空吸入流路VPLと同様に、発熱本体120上にトレンチパターン形状に凹まれて形成され得る。また、アタッチ部材DAがヒーティングプレート100に密着したとしても、アタッチ部材DAとヒーティングプレート100との間にトレンチパターンの空間が形成されることによって、冷却気体は前記空間を介して移動しながら排出され得る。発熱本体120の真空ホール120VH2、120VH3、真空吸入流路VPL、冷却ホール120CH、及び冷却気体吐出流路CPLの多様な形成は、下記の図6a〜図6eを参照して説明する。
ヒーティングプレート100の第2主面100Bに配置され、ヒーティングプレート100を支持する電気的絶縁ボディー200は、発熱薄膜層110を含むヒーティングプレート100を電気的絶縁ボディー200の後端に締結されるベース部400と電気的に絶縁しながらヒーティングプレート100を安定的に支持する役割をすることができる。電気的絶縁ボディー200は、アルミニウム酸化物などの高強度を有するセラミック成形体であり得る。
一実施例において、電気的絶縁ボディー200は、後述するバスバー300の底部のうち少なくとも一部を収容するためのトレンチ部200TRを有し、バスバー300の前記少なくとも一部がトレンチ部200TRに挿入され得る。また、電気的絶縁ボディー200内には、ヒーティングプレート100の真空ホール120VH1、120VH2、120VH3と連通し、ヒーティングプレート100の真空ホール120VH1、120VH2、120VH3にそれぞれ密着して気密を維持する少なくとも一つ以上の真空ホール200VH1、200VH2、200VH3が形成され得る。このとき、真空ホール200VH1、200VH2、200VH3は突出した形態を有し得る。
一実施例において、発熱薄膜層110との離隔間隔を維持するために、電気的絶縁ボディー200の上面には支持突起210が突出して形成され得る。支持突起210は、電気的絶縁ボディー200の上面コーナー部に離隔して設置される4個の支持突起である。これらの支持突起210間に離隔空間Sが形成されるので、電気的絶縁ボディー200の4方向(前後左右方向)に冷却気体が流入し得る。
一実施例において、電気的絶縁ボディー200には、真空ホール200VH1、200VH2、200VH3と異なる位置に冷却ホール200CHが形成され得る。また、ヒーティングプレート100と電気的絶縁ボディー200との間の離隔空間Sの内部に冷却気体を供給するために、冷却ホール200CHはヒーティングプレート100と密着しないように形成され得る。
また、電気的絶縁ボディー200の冷却ホール200CHのアウトレットは、ヒーティングプレート100の冷却ホール120CHと垂直線上で互いにオフセットされ、電気的絶縁ボディー200の冷却ホール200CHのアウトレットから放出される冷却気体の一部は、ヒーティングプレート100の冷却ホール120CHに伝達された後、ヒーティングプレート100の第1主面100Uに伝達され得る。電気的絶縁ボディー200の冷却ホール200CHのアウトレットとヒーティングプレート100の冷却ホール120CHとが垂直線上でオフセットされずに互いに一致して整列される場合、電気的絶縁ボディー200の冷却ホール200CHのアウトレットから噴出される冷却気体の圧力がヒーティングプレート100の冷却ホール120CHを介してアタッチ部材DAに直接伝達され、ヒーティングプレート100の表面からアタッチ部材DAが脱着する危険が発生し得る。
一実施例において、電気的絶縁ボディー200は、少なくとも一つのサーモカップル用単一貫通ホール200TCHを含み、前記少なくとも2個のサーモカップルの各測定端部は、例えば、互いに3mm内の離隔距離を有するようにアセンブリー化され、サーモカップル用単一貫通ホール200THCを通じてヒーティングプレート100の第2主面100Bに接触し得る。
図1a及び図1bを参照すると、電気的絶縁ボディー200内で一つのサーモカップル用単一貫通ホール200TCHが形成されるが、本発明がこれに制限されることはなく、真空ホール200VH1、200VH2、200VH3及び冷却ホール200CHと互いに異なる位置に複数のサーモカップル用単一貫通ホール200TCHが形成されてもよい。
一部の実施例において、電気的絶縁ボディー200上の支持突起210によってヒーティングプレート100と電気的絶縁ボディー200との間に離隔空間Sが形成され、冷却ホール200CHを介して離隔空間Sに冷却気体が供給されるとき、一部の冷却気体はヒーティングプレート100の冷却ホール120CHに伝達され、ヒーティングプレート100を冷却させた他の一部の冷却気体は排出口(図示せず)を介して外部に排出され得る。前記排出口は、電気的絶縁ボディー200上の支持突起210によってヒーティングプレート100と電気的絶縁ボディー200との間に離隔空間Sが形成されるとき、離隔空間Sの側面に形成された排出口である。
本発明の実施例において、ヒーティングプレート100と電気的絶縁ボディー200との間に配置される各バスバー300には、ヒーティングプレート100に電力を供給するために互いに異なる極性を有する電力信号がそれぞれ印加され得る。各バスバー300は、電気的導体でありながら、ヒーティングプレート100の冷却の間に熱が放出されることを促進する放熱体として利用可能である。このために、各バスバー300は、アルミニウムなどの金属、インバー(invar)(Fe−Ni合金)などの金属合金、グラファイトなどの炭素系材料、又は導電性繊維体で形成され得るが、本発明がこれに限定されることはない。発熱薄膜層110によってヒーティングプレート100が加熱される実施例において、各バスバー300の少なくとも一部が発熱薄膜層110に圧着されることによって電力信号を発熱薄膜層110に印加することができる。
一実施例において、各バスバー300は、ヒーティングプレート100の第2主面100Bに対して平行な方向に伸張された構造を有し、互いに平行に離隔した2個のバスバー300を含み得る。各バスバー300は剛体形状を有する。一実施例において、電気的絶縁ボディー200は、各バスバー300の底部のうち少なくとも一部を収容するためのトレンチ部200TRを有し得る。また、バスバー300の前記少なくとも一部はトレンチ部200TRに挿入されて支持され得る。
バスバー300は、少なくとも一つ以上の締結孔310、320、330を有し得る。一実施例において、各締結孔は、ヒーティングプレート100をバスバー300に締結するための第1締結孔、及びバスバー300を電気的絶縁ボディー200に締結するための第2締結孔のうち少なくとも一つを含み得る。一実施例において、各バスバー300は電気的絶縁ボディー200に締結され、ヒーティングプレート100は各バスバー300によって固定され得る。この場合、バスバー300を電気的絶縁ボディー200に締結するとき、電気的絶縁ボディー200に形成された貫通ホール(図示せず)及びバスバー300の第2締結孔を通じる締結部材、例えば、ボルトによってバスバー300が電気的絶縁ボディー200に固定され、バスバー300の第2締結孔及びヒーティングプレート100の第1締結孔を通じる締結部材、例えば、ボルトによってヒーティングプレートがバスバーに固定されてもよい。
一実施例において、バスバー300の締結孔310は、バスバー300の締結孔320又はバスバー300の締結孔330に取り替えられるので、バスバー300の締結孔310が用いられる場合は、バスバー300の締結孔320又は締結孔330が形成されなくてもよく、バスバー300の締結孔320が用いられる場合は、バスバー300の締結孔310が形成されなくてもよい。
一実施例において、バスバー300の上部のうち一部は、ヒーティングプレート100の第2主面100Bと離隔し、冷却気体の流路を確保するリセスされた表面を有し得る。図2a〜図2dに示した実施例では、2個のリセスされた表面を有し得る。リセスされた表面の個数は1個又は3個以上であり得るが、本発明がこれに限定されることはない。また、リセスされた表面は平らであり得るが、これは例示的なものに過ぎなく、本発明がこれに限定されることはない。
本発明の実施例において、バスバー300と発熱薄膜層110との間に低抵抗接触面を提供したり、発熱薄膜層110への信頼性のある電源印加のために、バスバー300と発熱薄膜層110との間に金属ペースト(図示せず)を更に含み得る。前記金属ペーストは、導電性金属、ガラスフリット、及び有機バインダーを含み得る。また、前記導電性金属としては、銀(Ag)、銅(Cu)、ニッケル(Ni)、金(Au)、白金(Pt)、パラジウム(Pd)、鉛(Pb)、インジウム(In)、ロジウム(Rh)、ルテニウム(Rd)、イリジウム(Ir)、オスミウム(Os)、タングステン(W)、タンタル(Ta)、ビスマス(Bi)、スズ(Sn)、亜鉛(Zn)、チタン(Ti)、アルミニウム(Al)、コバルト(Co)及び鉄(Fe)からなる群から選ばれた1種以上の金属を含み得る。前記金属ペーストは、バスバー300及び発熱薄膜層110の一部領域に塗布又はコーティングされ得る。
図2a〜図2dは、本発明の多様な実施例に係る放熱構造を有する各バスバーを示す斜視図である。
図2aを参照すると、一実施例に係るバスバー300Aは、冷却気体の流れTを円滑にする放熱構造であって、曲面(又は流線形)を有するリセスされた表面300_Rを有する。曲面を有するリセスされた表面300_Rとヒーティングプレートの第2主面100Bとの間には、冷却気体の流れのための流路が拡張される。
図2bを参照すると、他の実施例に係るバスバー300Bは、冷却気体の流れT1、T2のためのリセスされた表面300_R及び放熱ホールDHを含んでもよい。放熱ホールDHは、冷却気体の流れを確保しながら冷却気体との接触表面を拡張する機能を行う。図面には示していないが、バスバー300Bにおいて、リセスされた表面300_Rは省略されてもよく、放熱ホールDHは2個以上の複数個であってもよい。
図2cを参照すると、更に他の実施例に係るバスバー300Cは多孔質体で形成されてもよい。前記多孔質体は、非制限的な例であって、導電体の発泡工程、気孔を形成するための犠牲物質のエッチング工程、又はワイヤなどの線形構造体を規則的又はランダムに結ぶ工程によって形成され得る。前記多孔質体の内部を介して冷却気体の流れT3が可能になってもよい。更に他の実施例では、上述したように、バスバー300Cにはリセスされた表面300_R又は放熱ホールDHが更に提供され、これを通じて冷却気体の流れT1、T2が追加的に誘導されてもよい。
図2dを参照すると、更に他の実施例に係るバスバー300Dは、放熱構造として各放熱フィン300Pを更に含んでもよい。各放熱フィン300Pは、放熱表面積を増大させ、冷却気体の流れTとの接触面積を更に拡張させることもできる。各放熱フィン300Pの形状は、図示した板状に限定されるものではなく、ニードル状、しわ状又はその複合形態などの多様な3次元構造を有することができ、本明細書では、これらを放熱フィンと総称する。各放熱フィン300P間への冷却気体の流れT3が可能になり、バスバー300Dが強制に冷却され得る。他の実施例において、各放熱フィン300Pの他に、リセスされた表面や放熱ホールなどの追加的な放熱構造が更に提供されてもよい。
図2a〜図2dに開示したバスバー300A〜300Dのリセスされた表面を有する第1主面とヒーティングプレート100の第2主面とが接触し、各バスバー300A〜300Dとヒーティングプレート100とが締結され、各バスバー300A〜300Dのリセスされた表面を含んでいない第2主面と電気的絶縁ボディー200のトレンチ部200TRとが接触し、各バスバー300A〜300Dと電気的絶縁ボディー200とが締結され得る。
一実施例において、発熱薄膜層110に高電力の電源印加が必要である場合、図3a〜図3dに示すように、各バスバー300A〜300Dと発熱薄膜層110との間の接触面積を増加させるために、各バスバー300A〜300Dのリセスされた表面を含んでいない第2主面とヒーティングプレート100の第2主面とが接触し、各バスバー300A〜300Dとヒーティングプレート100とが締結され、各バスバー300A〜300Dのリセスされた表面を有する第1主面と電気的絶縁ボディー200のトレンチ部200TRとが接触し、各バスバー300A〜300Dと電気的絶縁ボディー200とが締結され得る。矛盾しない限り、図3a〜図3dに開示した各バスバー300A〜300Dに関する説明は、図2a〜図2dに開示した各バスバー300A〜300Dを参照すればよい。
また、図2a〜図3dを参照して開示した各バスバー300A〜300Dの形状は例示的であって、リセスされた表面、放熱ホール又は各放熱フィンは、単独で適用されてもよく、少なくとも2以上が組み合わされて適用されてもよい。これらの放熱構造は、ヒーティングプレート100の内部から外部に放出される冷却気体の流れを円滑に確保するための方向に整列され得る。例えば、放熱ホールの軸は冷却気体の流れ方向と一致し、各放熱フィンも冷却気体の流れ方向に整列され得る。本発明の実施例によると、ヒーターアセンブリー10の冷却段階で各バスバーが放熱構造を通じて自然に冷却されると共に、放熱構造が冷却気体の流れT、T1、T2、T3に露出して強制に冷却され得る。各バスバー300の強制冷却を通じてヒーティングプレートの熱放出が促進され、ヒーティングプレート100の急速冷却が確保され得る。
再び図1a及び図1bを参照すると、ベース部400は、電気的絶縁ボディー200が装着される支持ブロックであって、ベース部400にはヒーターアセンブリー10が組み立てられる。例えば、ベース部400には、電気的絶縁ボディー200との結合のために第1固定ボルト(図示せず)が挿入される第1固定ホール403と、後述する下部プレート600との結合のために第2固定ボルトが挿入される第2固定ホール401とが形成され得る。
第1固定ホール403は、ベース部400の中央端部側に電気的絶縁ボディー200の該当の各ホール220と整列されて配置され得る。また、第2固定ホール401は、ベース部400の縁部側に後述する下部プレート600の該当の各ホールと整列されて配置され得る。
一実施例において、ベース部400内には、真空ホール400VH1、400VH2、400VH3及び冷却ホール400CHが形成され得る。また、ベース部400の真空ホール400VH1、400VH2、400VH3は、電気的絶縁ボディー200の真空ホール200VH1、200VH2、200VH3及びヒーティングプレート100の真空ホール120VH1、120VH2、120VH3と垂直方向に一致して位置し得る。そして、ベース部400の冷却ホール400CHは、電気的絶縁ボディー200の冷却ホール200CHと垂直方向に一致して位置し、ヒーティングプレート100の冷却ホール120CHと垂直方向に離隔して位置し得る。また、これらの電気的絶縁ボディー200とベース部400との間の間隙では、冷却気体の漏出を防止するために気密を維持することができる。
本発明の他の実施例に係るヒーターアセンブリー10は、発熱薄膜層110が形成されたヒーティングプレート100と、エアが流入する離隔空間Sを提供する電気的絶縁ボディー200と、ヒーティングプレート100と電気的絶縁ボディー200との間に配置され、ヒーティングプレート100の熱放出のための少なくとも2個以上のバスバー300と、冷却気体が循環されるように冷却流路を提供するベース部400と、ヒーティングプレート100の上面に着脱可能に装着されるアタッチ部材DAとを含み得る。ヒーティングプレート100、電気的絶縁ボディー200、2個以上のバスバー300及びベース部400の説明は、矛盾しない限り、上述した図1a〜図1bの説明を参照すればよい。
ヒーティングプレート100の第1主面100Uを保護するように、アタッチ部材DAは、一実施例において、熱伝逹能に優れたセラミックパッドで形成され得る。アタッチ部材DAは、ヒーターアセンブリー10を通じたチップのボンディング作動時、ヒーティングプレート100と被処理半導体構造体PSとの間に位置するので、ヒーティングプレート100と被処理半導体構造体PSとの間の直接的な損傷を防止し、ヒーターアセンブリー10及び被処理半導体構造体PSを衝撃から保護するバッファー部材として機能することができる。
一実施例において、アタッチ部材DA内には、ヒーティングプレート100の真空ホール120VH1と垂直方向に貫通する真空ホールDAHが形成される。また、真空ホールDAHに連結され、被処理半導体構造体PSとの吸入面積を広げるトレンチパターンを有する真空吸入流路DALが形成され得る。
アタッチ部材DAは、ヒーティングプレート100への着脱が可能な構造を通じて、熱変形及び損傷が頻繁に発生する部品に対する迅速な取り替えが可能である。本実施例において、被処理半導体構造体PSは、アタッチ部材DAの真空ホールDAHを通じた真空吸入力によってアタッチ部材DAに着脱可能である。勿論、本発明がこれに限定されることはなく、アタッチ部材DAは多様な結合方式を通じてヒーティングプレート100に着脱可能である。例えば、アタッチ部材DAは、クリップ又はクランプ部材を用いてヒーティングプレート100の上面に付着又は分離され得る。
本発明の実施例において、電気的絶縁ボディー200とベース部400との間には、少なくとも一つの配線通路として電源線及び温度測定用配線が提供され得る。電源線がバスバー300と連結されることによって発熱薄膜層110に電源が印加され、温度測定用配線を介してサーモカップル、温度センサーなどの温度測定用センサーの検出信号が外部測定装置に伝達され得る。
少なくとも2個以上のバスバー300間を経てヒーティングプレート100の第2主面100Bに接触し、互いに独立的に温度を測定するための少なくとも2個のサーモカップルを更に含み得る。前記各サーモカップルは、電気的絶縁ボディー200のサーモカップル用単一貫通ホール200TCHを通じてヒーティングプレート100の第2主面100Bに接触し得る。好ましくは、ヒーティングプレート100の第2主面100Bに接触するサーモカップルの測定端部は、ヒーティングプレート100の第1主面100Uに密着し、加熱される被処理半導体構造体PSの加熱面積範囲内に位置し得る。実質的に、ヒーティングプレート100の面積は、被処理半導体構造体PSの面積より大きく、ヒーティングプレート100の一部領域が被処理半導体構造体PSを加熱するので、ヒーティングプレート100の第2主面100Bに接触するサーモカップルの測定端部の位置は、被処理半導体構造体PSを加熱しないヒーティングプレート100の一部領域から除外させることによって、被処理半導体構造体PSを加熱するヒーティングプレート100の一部領域内で温度測定が行われる。しかし、このようなサーモカップルの測定端部の位置はこれらに限定されなく、被処理半導体構造体PSを加熱するヒーティングプレート100の一部領域、及び被処理半導体構造体PSを加熱しないヒーティングプレート100の一部領域に対して温度測定が行われる。
図4a及び図4bは、本発明の多様な実施例に係るヒーティングプレート100の第2主面100Bに接触し、互いに独立的に温度を測定するサーモカップルTCを示す斜視図である。
図4aを参照すると、一実施例に係るサーモカップル500aは、2口チューブ501と、測定端部503と、測定端部503からの測定信号を外部温度測定装置(図示せず)に伝達するサーモカップルワイヤ502とを含み得る。測定端部503は、ゼーベック効果を用いて温度による異種金属の接触面、例えば、ヒーティングプレート100の第2主面100Bとサーモカップル500aの金属のいずれか一つの接触面で発生する起電力を発生させ、発生した起電力は、サーモカップルワイヤ502を介して外部温度測定装置(図示せず)に伝達され得る。
図4bを参照すると、一実施例に係るサーモカップル500bは、4口チューブ501'と、複数の測定端部503a、503bと、測定端部503a、503bからの測定信号を外部温度測定装置(図示せず)に伝達する複数のサーモカップルワイヤ502a、502bとを含み得る。測定端部503aは、ゼーベック効果を用いて温度による異種金属の接触面、例えば、ヒーティングプレート100の第2主面100Bとサーモカップル500bの金属の第1接触面で発生する起電力を発生させ、発生した起電力は、サーモカップルワイヤ502aを介して外部温度測定装置(図示せず)に伝達され得る。また、測定端部503bは、ゼーベック効果を用いて温度による異種金属の接触面、例えば、ヒーティングプレート100の第2主面100Bとサーモカップル500bの金属の第1接触面と異なる第2接触面で発生する起電力を発生させ、発生した起電力は、サーモカップルワイヤ502bを介して外部温度測定装置(図示せず)に伝達され得る。好ましくは、第1測定端部503aと第2測定端部503bは、互いに3mm内の離隔距離を有するように4口チューブ501'を通じてアセンブリー化され、電気的絶縁ボディー200のサーモカップル用単一貫通ホール200TCHを介してヒーティングプレート100の第2主面に接触し得る。アセンブリー化された前記少なくとも2個のサーモカップル500bは、複数のサーモカップルワイヤ502a、502bを通過させて互いに結ぶための4口チューブ501'を含み得る。しかし、本発明において、サーモカップル500bは、4口以上、例えば、n(nは整数、n=5、6、7、…)口チューブを含み得る。
図4a及び図4bを参照すると、複数のサーモカップル500aをヒーティングプレート100の第2主面100Bに分散させて接触させることによって、ヒーティングプレート100によって被処理半導体構造体PSが均一に加熱されるかどうかを測定することができる。また、サーモカップル500bをヒーティングプレート100の第2主面100Bに接触させることによって、第1測定端部503a及び第2測定端部503bのうちいずれか一つはアクティブ測定端部として用いられ、他の一つはスタンバイ用測定端部として用いられて二重化(Active/Standby)される。その結果、いずれか一つの測定端部を通じて温度測定が不可能であるとしても、他の測定端部を通じて温度測定が可能になることによって温度測定の安定性を図ることができる。一部の実施例において、隣接したヒーティングプレート100の2個の接触面に対して平均温度値を活用することによって、信頼性のある温度測定が可能である。本発明の他の実施例において、均一で、安定的で、且つ信頼性のある温度測定のために、図4a及び図4bの各サーモカップルが下記の図5のように混合され、ヒーティングプレート100の第2主面100Bに分散・接触してもよい。
図5は、本発明の一実施例に係る電気的絶縁ボディー200のサーモカップル用単一貫通ホール200TCHを通じてヒーティングプレート100の第2主面100Bに接触可能なサーモカップル500a、500bを説明するための図である。
図5を参照すると、電気的絶縁ボディー200内の真空ホール200VH1、200VH2、200VH3及び冷却ホール200CHと互いに異なる位置に形成された少なくとも一つ以上のサーモカップル用単一貫通ホール200TCHを通じて、複数のサーモカップル500a、500b、500cが電気的絶縁ボディー200の上部表面に導出され得る。また、導出された複数のサーモカップル500a、500b、500cの各測定端部はヒーティングプレート100の第2主面100Bに分散・接触し得る。
図6は、本発明の一実施例において、ベース部400の冷却ホール400CHと垂直方向に一致する電気的絶縁ボディー200の冷却ホール200CHから冷却気体がヒーティングプレート100の第2主面100Bに供給されるときの冷却気体の流れを説明するための図である。
図6を参照すると、ベース部400の冷却ホール400CHと垂直方向に一致する電気的絶縁ボディー200の冷却ホール200CHを介して冷却気体が垂直方向T1に供給されるとき、垂直方向T1の冷却気体は、ヒーティングプレート100の第2主面100Bとぶつかって水平方向T2、T3に分岐され得る。前記水平方向T2、T3に分岐された冷却気体の一部は、ヒーティングプレート100を冷却させた後、排出口OLを介して外部に噴出されてもよく、前記水平方向T2、T3に分岐された冷却気体の他の一部は、電気的絶縁ボディー200の冷却ホール200CHと離隔しているヒーティングプレート100の冷却ホール120CHを介して冷却気体吐出流路CPL方向T5、T7に沿って流れてもよい。
図7a〜図7eは、本発明の多様な実施例に係る多様な形態の真空ホール120VH2、120VH3、真空吸入流路VPL、冷却ホール120CH、及び冷却気体吐出流路CPLを有するヒーティングプレート110を示す平面図である。
図7aを参照すると、ヒーティングプレート100の真空ホール120VH1、120VH2、120VH3は斜線方向に位置し、このうち真空ホール120VH2、120VH3は、トレンチパターンを有する真空吸入流路VPLと連結され得る。また、ヒーティングプレート100の4個の冷却ホール120CH'は、ヒーティングプレート100の真空ホール120VH1を中心に矩形状に位置し、それぞれのヒーティングプレート100の冷却ホール120CH'は分岐形態のトレンチパターンを有する冷却気体吐出流路CPL'と連結され、図1aの冷却気体吐出流路CPLより広い冷却面積を提供することができる。
図7bを参照すると、ヒーティングプレート100の真空ホール120VH1、120VH2、120VH3は斜線方向に位置し、このうち真空ホール120VH2、120VH3は、トレンチパターンを有する真空吸入流路VPLと連結され得る。また、ヒーティングプレート100の2個の冷却ホール120CHは、ヒーティングプレート100の真空ホール120VH1を中心に対称的に位置し、それぞれのヒーティングプレート100の冷却ホール120CHは分岐形態のトレンチパターンを有する冷却気体吐出流路CPL''と連結され、図1aの冷却気体吐出流路CPLより広い冷却面積を提供することができる。
図7cを参照すると、ヒーティングプレート100の真空ホール120VH1、120VH2、120VH3は斜線方向に位置し、このうち真空ホール120VH2、120VH3は、トレンチパターンを有する真空吸入流路VPLと連結され得る。また、ヒーティングプレート100の2個の冷却ホール120CHは、ヒーティングプレート100の真空ホール120VH1を中心に対称的に位置し、それぞれのヒーティングプレート100の冷却ホール120CHはジグザグ状のトレンチパターンを有する冷却気体吐出流路CPL'''と連結され、図1aの冷却気体吐出流路CPLより広い冷却面積を提供することができる。
図7dを参照すると、2個のヒーティングプレート組立ホール101'は中央端部に位置し得る。また、ヒーティングプレート120の真空ホール120VH1、120VH2、120VH3は斜線方向に位置し、このうち真空ホール120VH2、120VH3は、トレンチパターンを有する真空吸入流路VPLと連結され得る。また、ヒーティングプレート100の2個の冷却ホール120CHは、ヒーティングプレート100の真空ホール120VH1を中心に対称的に位置し、それぞれのヒーティングプレート100の冷却ホール120CHは分岐形態のトレンチパターンを有する冷却気体吐出流路CPL''''と連結され、図1aの冷却気体吐出流路CPLより広い冷却面積を提供することができる。
図7eを参照すると、2個のヒーティングプレート組立ホール101'は中央端部に位置し得る。また、ヒーティングプレート100の真空ホール120VH1、120VH2、120VH3は斜線方向に位置し、このうち真空ホール120VH2、120VH3は分岐形態のトレンチパターンを有する真空吸入流路VPLと連結され得る。また、ヒーティングプレート100の2個の冷却ホール120CHは、ヒーティングプレート100の真空ホール120VH1を中心に対称的に位置し、それぞれのヒーティングプレート100の冷却ホール120CHは円状の分岐形態のトレンチパターンを有する冷却気体吐出流路CPL'''''と連結され、図1aの冷却気体吐出流路CPLより広い冷却面積を提供することができる。
本発明は、図7a〜図7eを参照して説明した多様な形態の真空ホール120VH2、120VH3、真空吸入流路VPL、冷却ホール120CH及び冷却気体吐出流路CPLに限定されない。例えば、冷却面積又は吸入面積を最大化できる真空ホール120VH2、120VH3及び冷却ホール120CHの配置、冷却面積又は吸入面積を最大化できる真空吸入流路VPL及び冷却気体吐出流路CPLの形態であればいずれも適用可能である。
図8は、本発明の一実施例に係るヒーターアセンブリー10の結合状態を示す斜視図である。
図8を参照すると、ヒーティングプレート100と電気的絶縁ボディー200は、ヒーティングプレート組立ホール101、ヒーティングプレート100と電気的絶縁ボディー200との間に配置されたバスバー300の締結孔310及び電気的絶縁ボディー200の貫通ホールを通過する締結部材900を通じて締結され得る。また、電気的絶縁ボディー200とベース部400は、電気的絶縁ボディー200の組立ホール220とベース部400の第1固定ホール403を通過する締結部材800を通じて締結され得る。また、ベース部400と下部プレート600は、ベース部400の第2固定ホール401及び下部プレート600の組立ホール(図示せず)を通過する締結部材700を通じて締結され得る。一実施例において、締結部材700、800、900は固定ボルトを含み得るが、これらに制限されることはなく、締結部材を通じてヒーティングプレート100と電気的絶縁ボディー200、電気的絶縁ボディー200とベース部400、又はベース部400と下部プレート600とが締結され得る。
一実施例において、下部プレート600は、真空吸入のための吸入部610と、冷却気体を注入する引入部620とを含み得る。図面には示していないが、下部プレート600の内部には、ベース部400の真空ホール400VH1、400VH2、400VH3と吸入部610との間を連結させる真空吸入経路が形成され、真空吸入流路とは別途に、ベース部400の冷却ホール400CHと引入部620との間を連結させる冷却気体流路が形成され得る。
一実施例において、下部プレート600は、冷却気体の流入及び循環のための陰圧を提供することができる。このために、下部プレート600の内部には、陰圧の発生のためにガス移動を案内するメイン流路と、前記メイン流路と連通した冷却気体流路とが設けられる。前記冷却気体流路は、前記メイン流路と同一の直径を有し得るが、本発明がこれに限定されることはなく、前記冷却気体流路の個数は1個又は複数個であり得る。
前記メイン流路において前記メイン流路の入口620から出口610にガス(エア)が高速に移動すると、前記メイン流路は冷却気体流路より低い圧力(陰圧)を維持することができ、前記メイン流路と冷却気体流路との間の圧力差により、前記冷却気体流路内のガス(例えば、エア)は前記メイン流路に移動し、前記メイン流路の出口610を介して排出され得る。このように、前記メイン流路内でガス(エア)の流れが発生し、前記メイン流路内のガス(エア)の速度が発生(増加)すると、前記メイン流路内の圧力は冷却気体流路内の圧力より低く(ベルヌーイの定理)なるので、前記冷却気体流路は離隔空間Sを介して冷却気体を流入させ、前記冷却気体の流れに露出する発熱薄膜層110は、流入する前記冷却気体によって急冷されたり、温度上昇が抑制され得る。一実施例において、発熱薄膜層110の急冷のためには、前記メイン流路に沿って流れるガスの流速を増加させることができ、発熱薄膜層110が一定の温度に維持される場合、発熱薄膜層110に印加される電力の制御を通じて温度を調節したり、前記電力の制御と共に冷却させる方式で発熱薄膜層110の温度を一定に制御することができる。
前記冷却気体流路は、前記メイン流路の一側及び他側から分岐される2個の冷却気体流路として提供され得る。これらの4個の冷却気体流路は、電気的絶縁ボディー200の2個の冷却ホール200CHにそれぞれ連通し得る。その結果、離隔空間Sを介して流入したエアは、ヒーティングプレート100の熱によって加熱された状態で2個の冷却ホール200CHを介して2個の冷却気体流路に移動し得る。また、前記冷却気体流路に移動した冷却気体は、前記メイン流路を通過して前記メイン流路の出口610に迅速に排出され得る。このような冷却気体の迅速な流れを通じて、ヒーティングプレート100は急速に冷却され得る。
図9は、本発明の一実施例に係るヒーターアセンブリー10を用いたフリップチップボンディング装置である。
図9を参照すると、フリップチップボンディング装置は、ベアチップ20、IC基板40、及びベアチップ20とIC基板40との間に形成されたバンプパッド30からなる半導体チップパッケージSCPと、ヒーターアセンブリー10と、ヒーターアセンブリー10の全般的な動作を制御する制御モジュール(図示せず)とを含み得る。ヒーターアセンブリー10を構成するヒーティングプレート100、電気的絶縁ボディー200、各バスバー300、ベース部400及び下部プレート600は、矛盾しない限り、図1a〜図7を参照して説明した内容を参照すればよい。
ベアチップ20は、ウエハーから切り取った集積回路チップであって、パッケージング段階直前の状態のものとしてベアダイ(bare die)と称する。IC基板40は、ベアチップ20と主基板(図示せず)とを電気的に連結し、動作電源を供給し、信号の入出力(I/O)を可能にし、内蔵されたベアチップ20を外部衝撃から保護する役割もする。バンプパッド30は、ベアチップ20に電流を流入させる端子としての役割をすることができる。また、制御モジュール(図示せず)は、外部装置(図示せず)を通じて冷却ガス供給及び真空吸入がヒーターアセンブリー10内で行われるように制御することができる。具体的に、制御モジュール(図示せず)は、半導体チップパッケージSCPが準備されると、熱加圧(TP)を行い、ベアチップ20がIC基板40にボンディングできるようにヒーターアセンブリー10を制御することができる。これによって、半導体チップパッケージSCP内にベアチップ20とIC基板40とが電気的及び機械的に連結され得る。また、制御モジュール(図示せず)は、ヒーターアセンブリー10を通じた熱加圧によってベアチップ20とIC基板40とを接合させた後、後続する半導体チップパッケージSCPを製造するために、熱加圧が行われた半導体チップパッケージSCP、ヒーターアセンブリー10内のヒーティングプレート100、及びアタッチ部材DAのうち少なくとも一つが冷却されるように、ヒーターアセンブリー10の冷却ホール120CH、200CH、400CHを介して冷却気体が流れるように制御することができる。
一実施例において、制御モジュール(図示せず)は、真空吸着力を通じてヒーターアセンブリー10のヒーティングプレート100にベアチップ20を吸着させた後、前記吸着したベアチップ20がIC基板40にボンディングできるようにヒーターアセンブリー10を制御することができる。
本発明の一実施例に係る発熱薄膜層110は、その上部に拡散防止膜を更に含み得る。発熱薄膜層110がFTO導電膜である場合、約200℃以上の高温で加熱して使用されると、高い電圧による影響で薄膜の微細構造が変化したり、膜の酸化状態に変化がもたらされ得る。このように前記FTO導電膜を加熱又は冷却する工程が繰り返され、原子移動による欠陥又は微細構造の変化が累積される場合、前記FTO導電膜の表面には劣化が発生し、クラックなどの欠陥が発生し得る。その結果、前記欠陥は、前記薄膜発熱体の安定性及び耐久性を劣化させる原因となり得る。
本発明の一実施例において、このような欠陥を最小化するために発熱薄膜層110上に拡散防止膜(図示せず)を更に形成することができる。前記拡散障壁層によって発熱薄膜層110のスズ及び/フッ素の原子移動又は揮発が防止され、発熱薄膜層110の表面の劣化が防止され得るので、安定性及び耐久性が向上した発熱構造体が提供され得る。また、前記拡散障壁層は、発熱薄膜層110を覆うことによって酸素、水分、メタンガス、酸化性気体又は還元性気体などの大気中の気体分子が発熱薄膜層110に浸透することを遮断することができる。
本発明の実施例に係る加熱体においては、実際の使用時、主に発熱薄膜層110で寿命と関連する欠陥が発生し得る。発熱薄膜層110は、基板(図1aの120参照)に別途に形成されるものであるので、単純に寿命が終了した発熱薄膜層110を化学的エッチングや物理的研磨を通じて除去し、露出した基板表面に再び発熱薄膜層110を形成することによって加熱体を再生させることができる。このような本発明は、パターン電極のように異種の材料を複合化及び焼結して製造される従来の加熱体に比べて優れた経済性を有するという利点を有する。
発熱薄膜層110を用いた加熱体によって半導体製造工程の被処理体に熱を均一に伝逹するためには、ヒーティングプレート(図1aの100参照)の高速昇温又は高速冷却時、加熱体の表面と被処理体の表面との接触界面が全領域にわたって維持されなければならなく、このためには加熱体の熱変形が起こってはならない。本発明者は、このような熱変形が基板と発熱薄膜層110との間の熱膨張係数の差によって発生することを確認した。基板と発熱薄膜層110との間の熱膨張係数の差により、高速昇温又は高速冷却時、ヒーティングプレート(図1aの100参照)が被処理体の表面を基準にして凹状に又は凸状に変形可能であり、この場合、被処理体との接触時、全面積にわたって熱を均一に伝逹できないという問題が発生し得る。また、前記熱膨張係数の差は、発熱薄膜層110が基板から剥離される現象をもたらし、ヒーティングプレート100の寿命を短縮させる場合もある。特に、半導体を製造するための熱圧着ボンディング装置(Thermal Compression Bonder;TCB)の精密ヒーターとして発熱薄膜層110を適用するためにはこれを改善する必要がある。
本発明の一実施例によると、セラミック系発熱薄膜層110に対して基板120をセラミック系材料で構成し、基板120の材料組成を調節する。一実施例において、基板120は、絶縁体であるシリコン窒化物を主な構成材料として含み得る。しかし、シリコン窒化物は、金属酸化物である発熱薄膜層に比べて熱膨張率が小さい。前記シリコン窒化物で構成される基板120の熱膨張係数と発熱薄膜層110の熱膨張係数とをマッチングさせるために、熱膨張係数が発熱薄膜層に比べて大きいセラミック材料、例えば、チタン窒化物(TiN)を混合して使用することができる。すなわち、本発明の実施例に係る基板120は、熱膨張係数が低いとしても、電気絶縁性に優れたセラミック材料を主な基板材料として使用し、主に金属酸化物を含むので、前記主な基板材料より高い熱膨張率を有する発熱薄膜層110と基板120との間の熱膨張係数の差をマッチングさせるために、熱膨張係数が大きい付加セラミック材料を混合させることができる。その結果、主な基板材料及び付加セラミック材料を含む混合組成の基板は、混合規則(rule of mixture)により、これらの材料の相対的混合比に線形的に比例する熱膨張係数を有することができる。
一実施例において、FTO発熱薄膜層との熱膨張係数のマッチングのために、前記混合組成の基板は、シリコン窒化物とチタン窒化物との混合組成を有することができる。一実施例において、基板120は、シリコン窒化物粉末とチタン窒化物粉末とを混合することによってスラリーを形成した後、これを焼結して形成され得る。このとき、チタン窒化物は、材料自体が導電性を有するので、前記混合粉末の総重量に対してチタン酸化物が30重量%未満で混合されたときに基板120の絶縁性を維持することができる。
したがって、本発明の多様な実施例に係る発熱薄膜層110を含むヒーターアセンブリー10は、急速加熱及び急速冷却に有利なだけでなく、均一な熱分布及び別途の形成によって再生的利点を有する。
以上で説明した本発明は、上述した実施例及び添付の図面に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で様々な置換、変形及び変更が可能であることは、本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者にとって明白であろう。
100 ヒーティングプレート
110 発熱薄膜層
120 発熱本体
120CH 冷却ホール
120VH1、120VH2、120VH3 真空ホール
200 電気的絶縁ボディー
200TR トレンチ部
200VH1、200VH2、200VH3 真空ホール
200CH 冷却ホール
200TCH サーモカップル用単一貫通ホール
300 バスバー
310、320、330 締結孔
400 ベース部
401 第2固定ホール
403 第1固定ホール
600 下部プレート
DA アタッチ部材
PS 被処理半導体構造体

Claims (20)

  1. 半導体素子製造用ボンディング装置に装着されるヒーターアセンブリーであって、
    第1主面及び第2主面を含み、前記第1主面上に被処理半導体構造体が解除可能に支持されるヒーティングプレートと、
    前記ヒーティングプレートの前記第2主面側に配置され、前記ヒーティングプレートを支持する電気的絶縁ボディーと、
    前記ヒーティングプレートと前記電気的絶縁ボディーとの間に配置され、前記ヒーティングプレートの熱放出及び電源印加のための少なくとも2個以上のバスバーと、を含むヒーターアセンブリー。
  2. 前記ヒーティングプレートの第2主面上に形成された発熱薄膜層により、前記ヒーティングプレートの第1主面上に形成された発熱本体の面相加熱が行われる、請求項1に記載のヒーターアセンブリー。
  3. 前記少なくとも2個以上のバスバーは、前記ヒーティングプレートの前記第2主面に対して平行な方向に伸張された構造を有し、互いに平行に離隔した2個のバスバーを含む、請求項1に記載のヒーターアセンブリー。
  4. 前記電気的絶縁ボディーは、前記バスバーの底部のうち少なくとも一部を収容するためのトレンチ部を有し、前記バスバーの前記少なくとも一部が前記トレンチ部に挿入されて支持される、請求項1に記載のヒーターアセンブリー。
  5. 前記バスバーは締結孔を含み、前記電気的絶縁ボディーは貫通ホールを含み、前記貫通ホール及び前記締結孔を通じる締結部材によって前記バスバーが前記電気的絶縁ボディーに固定される、請求項1に記載のヒーターアセンブリー。
  6. 前記バスバーの上部のうち一部は、前記ヒーティングプレートの前記第2主面と離隔し、冷却気体流路を確保するリセスされた表面を有する、請求項1に記載のヒーターアセンブリー。
  7. 前記バスバーは、放熱のための放熱ホール、多孔質体又は放熱フィンを更に含む、請求項1に記載のヒーターアセンブリー。
  8. 前記バスバーは、金属、金属合金、炭素体又はこれらの組み合わせを含む、請求項1に記載のヒーターアセンブリー。
  9. 前記バスバーの上部のうち一部に前記ヒーティングプレートが締結されたり、
    前記バスバーの部のうち一部に前記電気的絶縁ボディーが締結される、請求項1に記載のヒーターアセンブリー。
  10. 前記ヒーティングプレートは、前記被処理半導体構造体を解除可能に支持するための少なくとも一つ以上の第1真空ホールを含み、
    前記電気的絶縁ボディーの内部には、前記少なくとも一つ以上の第1真空ホールと連通し、前記少なくとも一つ以上の第1真空ホールにそれぞれ密着して気密を維持する少なくとも一つ以上の第1真空流路を含む、請求項1に記載のヒーターアセンブリー。
  11. 前記ヒーティングプレートは、少なくとも一つ以上の冷却ホールを含み、
    前記電気的絶縁ボディーの内部には、前記冷却ホールに冷却気体を供給するための冷却気体流路を含む、請求項1に記載のヒーターアセンブリー。
  12. 前記冷却気体流路のアウトレットは、前記ヒーティングプレートの前記冷却ホールと離隔し、前記冷却気体流路のアウトレットから放出される冷却気体の一部が前記冷却ホールに伝達され、前記ヒーティングプレートの前記第1主面上に伝達される、請求項11に記載のヒーターアセンブリー。
  13. 前記冷却気体流路の前記アウトレットは、前記ヒーティングプレートの前記冷却ホールと前記ヒーティングプレートの第2主面に対して垂直な方向にオフセットされた、請求項12に記載のヒーターアセンブリー。
  14. 前記ヒーティングプレートの前記第1主面を保護するように前記被処理半導体構造体と前記ヒーティングプレートの前記第1主面との間に配置され、前記ヒーティングプレートの前記第2主面上に配置されるアタッチ部材を更に含み、
    前記ヒーティングプレートは、前記アタッチ部材を解除可能に支持するための少なくとも一つ以上の第2真空ホールを更に含み、
    前記電気的絶縁ボディーの内部には、前記少なくとも一つ以上の第2真空ホールと連通し、前記少なくとも一つ以上の第2真空ホールにそれぞれ密着して気密を維持する少なくとも一つ以上の第2真空流路を更に含む、請求項11に記載のヒーターアセンブリー。
  15. 前記ヒーティングプレートの前記第1主面には、前記冷却ホールから伝達される前記冷却気体を前記第1主面に沿って拡張して流動させる第1トレンチパターンが形成され、前記第1トレンチパターンの少なくとも一部を前記アタッチ部材が覆う、請求項14に記載のヒーターアセンブリー。
  16. 前記第1トレンチパターンは、前記アタッチ部材の縁部を越えて縦断されたり、前記ヒーティングプレートの縁部まで延長される、請求項15に記載のヒーターアセンブリー。
  17. 前記ヒーティングプレートの前記第1主面には、前記少なくとも一つ以上の第2真空ホールと連通し、前記アタッチ部材によって覆われて密閉される第2トレンチパターンが更に形成された、請求項14に記載のヒーターアセンブリー。
  18. 前記電気的絶縁ボディーを貫通し、前記少なくとも2個以上のバスバー間を経て前記ヒーティングプレートの前記第2主面に接触し、互いに独立的に温度を測定するための少なくとも2個のサーモカップルを更に含む、請求項1に記載のヒーターアセンブリー。
  19. 前記電気的絶縁ボディーは、サーモカップル用単一貫通ホールを含み、
    前記少なくとも2個のサーモカップルは、各測定端部が互いに3mm内の離隔距離を有するようにアセンブリー化され、前記サーモカップル用単一貫通ホールを通じて前記第2主面に接触する、請求項18に記載のヒーターアセンブリー。
  20. アセンブリー化された前記少なくとも2個のサーモカップルは、複数のサーモカップルワイヤを通過させて互いに結ぶための多口チューブを含む、請求項19に記載のヒーターアセンブリー。
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