JP6690287B2 - 画像形成材料 - Google Patents
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Description
すなわち本発明は、下記一般式(1)で表される近赤外線吸収色素[A]を含有する画像形成材料に関する。
X1〜X10は、それぞれ独立に、水素原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアルケニル基、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有してもよいアラルキル基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいアリールオキシ基、アミノ基、置換アミノ基、スルホ基、−SO2NR11R12、−COOR13、−CONR14R15、ニトロ基、シアノ基、またはハロゲン原子を表す。X1〜X10は、置換基同士が結合して環を形成してもよい。
M+は、無機または有機のカチオンを表し、R6〜R15はそれぞれ独立に、水素原子、置換基を有してもよいアルキル基を表す。)
<近赤外線吸収色素[A]>
本発明の一般式(1)で示される近赤外線吸収色素[A]について詳しく説明する。
X1〜X10は、それぞれ独立に、水素原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアルケニル基、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有してもよいアラルキル基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいアリールオキシ基、アミノ基、置換アミノ基、スルホ基、−SO2NR11R12、−COOR13、−CONR14R15、ニトロ基、シアノ基、またはハロゲン原子を表す。X1〜X10は、置換基同士が結合して環を形成してもよい。
M+は、無機または有機のカチオンを表し、R6〜R15はそれぞれ独立に、水素原子、置換基を有してもよいアルキル基を表す。)
近赤外線吸収色素[A]の製造方法としては、下記一般式(2)に示した1,8−ジアミノナフタレン類と、下記一般式(3)に示したシクロヘキサノン類とを、触媒とともに溶媒中で加熱還流して縮合させた後、下記式(4)に示した3,4−ジヒドロキシ−3−シクロブテン−1,2−ジオンを加えてさらに加熱還流させて縮合し、一般式(1)で示されるスクアリリウム色素を得る製造方法が考えられる。また、R1〜R5のうち少なくとも1つがSO3 −M+である場合は、スルホ基で置換された色素のスルホ基の水素イオンと、目的のカチオンを有する化合物とのカウンター交換により、SO3 −M+で置換された色素を得る製造方法が考えられ、カウンター交換は公知の方法で行うことができるが、本発明に使用される近赤外線吸収色素[A]はこれらの製造方法によって限定されるものではない。
本発明の画像形成材料の用途は特に制限されないが、電子写真用トナー、インクジェットプリンター用インク、あるいは、活版印刷、オフセット印刷、フレキソ印刷、グラビア印刷又はシルク印刷用のインクなどの用途に使用可能である。
0≦ΔE≦15 (I)
(100−R)≧75 (II)
[式(I)中、ΔEは下記式(III):
(式(III)中、L1、a1、b1はそれぞれ画像形成前における記録媒体表面のL値、a値、およびb値を示し、L2、a2、b2はそれぞれ前記画像形成材料を用いて付着量4g/m2の定着画像を記録媒体表面に形成した時の画像部におけるL値、a値、およびb値を示す。)
で表されるCIE1976L*a*b*表色系における色差を示し、式(II)中、R(単位:%)は前記画像部における波長850nmの赤外線反射率を示す。]
本発明に用いたスクアリリウム色素の同定には、元素分析およびMALDI TOF−MSスペクトルを用いた。元素分析は、パーキン・エルマー社製 2400 CHN Elemant Analyzerを用いた。MALDI TOF−MSスペクトルは、ブルカー・ダルトニクス社製MALDI質量分析装置autoflexIIIを用い、得られたマススペクトラムの分子イオンピークと、計算によって得られる質量数との一致をもって、得られた化合物の同定を行った。
(近赤外線吸収色素[A−1]の製造)
トルエン400部に、1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部、シクロヘキサノン25.1部、p−トルエンスルホン酸一水和物0.087部を混合し、窒素ガスの雰囲気中で加熱攪拌し、3時間還流させた。反応中に生成した水は共沸蒸留により系中から除去した。反応終了後、トルエンを蒸留して得られた暗茶色固体をアセトンで抽出し、アセトンとエタノールの混合溶媒から再結晶することにより精製した。得られた茶色固体を、トルエン240部とn−ブタノール160部の混合溶媒に溶解させ、3,4−ジヒドロキシ−3−シクロブテン−1,2−ジオン13.8部を加えて、窒素ガスの雰囲気中で加熱撹拌し、8時間還流反応させた。反応中に生成した水は共沸蒸留により系中から除去した。反応終了後、溶媒を蒸留し、得られた反応混合物を攪拌しながら、ヘキサン200部を加えた。得られた黒茶色沈殿物を濾別した後、順次ヘキサン、エタノールおよびアセトンで洗浄を行い、減圧下で乾燥させ、近赤外線吸収色素[A−1]64.4部(収率:91%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−1]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−2]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部およびシクロヘキサノン25.1部の代わりに、1,8−ジアミノ−4−トリフルオロメチルナフタレン57.2部および2,6−ジメチルシクロヘキサノン32.2部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−2]84.3部(収率:93%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−2]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−3]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部およびシクロヘキサノン25.1部の代わりに、1,8−ジアミノ−3−フェニルナフタレン59.2部および3,5−ジメチルシクロヘキサノン32.2部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−3]88.9部(収率:96%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−3]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−4]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部およびシクロヘキサノン25.1部の代わりに、1,8−ジアミノ−3−p−トリルナフタレン62.8部および4−メチルシクロヘキサノン28.6部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−4]85.2部(収率:92%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−4]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−5]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部およびシクロヘキサノン25.1部の代わりに、1,8−ジアミノ−3−メトキシナフタレン47.6部および3,3,5−トリメチルシクロヘキサノン35.8部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−5]79.7部(収率:94%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−5]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−6]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部およびシクロヘキサノン25.1部の代わりに、1,8−ジアミノ−2−トリフルオロメトキシナフタレン61.2部および3,5−ジエチルシクロヘキサノン39.4部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−6]92.2部(収率:90%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−6]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−7]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部およびシクロヘキサノン25.1部の代わりに、1,8−ジアミノ−2−フェノキシナフタレン63.3部および5−イソプロピル−2−メチルシクロヘキサノン39.4部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−7]95.0部(収率:92%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−7]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−8]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部およびシクロヘキサノン25.1部の代わりに、1,8−ジアミノ−3−p−トリルオキシナフタレン66.8部および2−シクロヘキシルシクロヘキサノン46.0部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−8]104.0部(収率:92%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−8]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−9]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部の代わりに、4,5−ジアミノナフタレン−1−スルホン酸60.2部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−9]80.7部(収率:93%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−9]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−10]の製造)
近赤外線吸収色素[A−9]の製造で使用したシクロヘキサノン25.1部の代わりに、2,6−ジメチルシクロヘキサノン32.2部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−9]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−10]87.0部(収率:93%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−10]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−11]の製造)
近赤外線吸収色素[A−9]の製造で使用したシクロヘキサノン25.1部の代わりに、3,5−ジメチルシクロヘキサノン32.2部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−9]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−11]87.0部(収率:93%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−11]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−12]の製造)
近赤外線吸収色素[A−9]の製造で使用したシクロヘキサノン25.1部の代わりに、4−メチルシクロヘキサノン28.6部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−9]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−12]83.8部(収率:93%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−12]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−13]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部およびシクロヘキサノン25.1部の代わりに、4,5−ジアミノ−N−エチルナフタレン−1−スルホアミド67.1部および2−ノルボルナノン28.1部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−13]90.5部(収率:94%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−13]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−14]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部およびシクロヘキサノン25.1部の代わりに、4,5−ジアミノ−1−ナフトエ酸51.1部およびスピロ[5.5]ウンデカン−1−オン42.5部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−14]86.0部(収率:91%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−14]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−15]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部およびシクロヘキサノン25.1部の代わりに、4,5−ジアミノ−1−ナフトエ酸メチル54.7部および3−メチル−3,4,4a,5,8,8a−ヘキサヒドロナフタレン−1(2H)−オン41.9部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−15]89.7部(収率:92%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−15]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−16]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部およびシクロヘキサノン25.1部の代わりに、4,5−ジアミノ−N−エチルナフトアミド58.0部および3−(2−クロロエチル)シクロヘキサノン41.0部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−16]90.8部(収率:91%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−16]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−17]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部およびシクロヘキサノン25.1部の代わりに、1,8−ジアミノ−3−ニトロフタレン51.4部および3,5−ジ(トリフルオロメチル)シクロヘキサノン59.8部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−17]103.5部(収率:93%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−17]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−18]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部およびシクロヘキサノン25.1部の代わりに、1,8−ジアミノ−4−クロロナフタレン48.7部および3,5−ジメチルシクロヘキサノン32.2部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−18]75.9部(収率:92%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−18]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−19]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部およびシクロヘキサノン25.1部の代わりに、1,8−ジアミノ−4−クロロナフタレン48.7部および2−フェニルシクロヘキサノン44.5部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−19]90.4部(収率:96%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−19]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−20]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部およびシクロヘキサノン25.1部の代わりに、1,8−ジアミノ−4−クロロナフタレン48.7部および4−p−トリルシクロヘキサノン48.1部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−20]92.7部(収率:95%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−20]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−21]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部およびシクロヘキサノン25.1部の代わりに、1,8−ジアミノ−4−クロロナフタレン48.7部および4−ベンジルシクロヘキサノン48.1部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−21]88.8部(収率:91%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−21]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−22]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部およびシクロヘキサノン25.1部の代わりに、1,8−ジアミノ−4−クロロナフタレン48.7部および4−エトキシシクロヘキサノン36.3部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−22]80.3部(収率:93%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−22]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−23]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部およびシクロヘキサノン25.1部の代わりに、1,8−ジアミノ−4−クロロナフタレン48.7部および2,6−ジ(トリフルオロメトキシ)シクロヘキサノン68.0部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−23]109.5部(収率:94%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−23]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−24]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部およびシクロヘキサノン25.1部の代わりに、1,8−ジアミノ−4−クロロナフタレン48.7部および4−フェノキシシクロヘキサノン48.6部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−24]91.2部(収率:93%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−24]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−25]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部およびシクロヘキサノン25.1部の代わりに、1,8−ジアミノ−4−クロロナフタレン48.7部および3−オキソ−シクロヘキサンスルホン酸ナトリウム塩51.1部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−25]88.5部(収率:93%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−25]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−26]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部およびシクロヘキサノン25.1部の代わりに、1,8−ジアミノ−4−クロロナフタレン48.7部およびN−エチル−3−オキソシクロヘキサン−1−スルホアミド52.4部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−26]92.5部(収率:91%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−26]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−27]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部およびシクロヘキサノン25.1部の代わりに、1,8−ジアミノ−4−クロロナフタレン48.7部および4−オキソシクロヘキサンカルボン酸36.3部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−27]79.5部(収率:92%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−27]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−28]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部およびシクロヘキサノン25.1部の代わりに、1,8−ジアミノ−4−クロロナフタレン48.7部および2−オキソシクロヘキサンカルボン酸エチル43.5部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−28]88.5部(収率:95%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−28]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−29]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部およびシクロヘキサノン25.1部の代わりに、1,8−ジアミノ−4−クロロナフタレン48.7部および4−オキソ−N−プロピルシクロヘキサンカルボキシアミド46.8部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−29]89.6部(収率:93%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−29]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−30]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部およびシクロヘキサノン25.1部の代わりに、1,8−ジアミノ−4−クロロナフタレン48.7部および4−アミノシクロヘキサノン28.9部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−30]73.0部(収率:92%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−30]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−31]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部およびシクロヘキサノン25.1部の代わりに、1,8−ジアミノ−4−クロロナフタレン48.7部および4−(ジメチルアミノ)シクロヘキサノン36.1部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−31]81.0部(収率:94%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−31]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−32]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部およびシクロヘキサノン25.1部の代わりに、1,8−ジアミノ−4−クロロナフタレン48.7部および4−オキソシクロヘキサンカルボニトリル31.4部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−32]77.7部(収率:95%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−32]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−33]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部およびシクロヘキサノン25.1部の代わりに、1,8−ジアミノ−4−クロロナフタレン48.7部および4−ニトロシクロヘキサノン36.6部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−33]78.8部(収率:91%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−33]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−34]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部およびシクロヘキサノン25.1部の代わりに、1,8−ジアミノ−4,5−ジクロロナフタレン57.4部および3,5−ジフルオロシクロヘキサノン34.3部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−34]88.1部(収率:95%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−34]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−35]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部およびシクロヘキサノン25.1部の代わりに、1,8−ジアミノ−4,5−ジブロモナフタレン79.9部および2−クロロシクロヘキサノン33.9部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−35]102.6部(収率:90%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−35]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−36]の製造)
近赤外線吸収色素[A−1]の製造で使用した1,8−ジアミノ−3−メチルナフタレン43.5部およびシクロヘキサノン25.1部の代わりに、1,8−ジアミノ−2−ナフトニトリル46.3部および3,3−ジブロモシクロヘキサノン65.4部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−1]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−36]102.8部(収率:92%)を得た。TOF−MSによる質量分析および元素分析の結果、近赤外線吸収色素[A−36]であることを同定した。
(近赤外線吸収色素[A−37]の製造)
近赤外線吸収色素[A−11]20.0部を、水300部に加えて撹拌し再分散した後、26%アンモニア水を用いてpH9.0に調整して溶解させた。この溶液中に、8%ドデシルトリメチルアンモニウムクロリド水溶液179.7部を徐々に添加した。滴下した箇所から析出物が次々に現れ、添加と共に徐々にpHが低下した。添加終了後にはブリードは見られなかった。スラリーから析出物を濾別した後、水洗して、80℃で乾燥し、近赤外線吸収色素[A−37]31.5部(収率:99%)を得た。
(近赤外線吸収色素[A−38]の製造)
近赤外線吸収色素[A−37]の製造で使用した8%ドデシルトリメチルアンモニウムクロリド水溶液179.7部の代わりに、8%テトラブチルアンモニウムブロミド水溶液219.5部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−37]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−38]32.2部(収率:99%)を得た。
(近赤外線吸収色素[A−39]の製造)
近赤外線吸収色素[A−37]の製造で使用した8%ドデシルトリメチルアンモニウムクロリド水溶液179.7部の代わりに、8%1,2−ジメチル−3−プロピルイミダゾリウムヨージド水溶液181.2部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−37]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−39]26.6部(収率:98%)を得た。
(近赤外線吸収色素[A−40]の製造)
近赤外線吸収色素[A−37]の製造で使用した8%ドデシルトリメチルアンモニウムクロリド水溶液179.7部の代わりに、8%1−ブチルピリジニウムクロリド水溶液116.9部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−37]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−40]26.7部(収率:99%)を得た。
(近赤外線吸収色素[A−41]の製造)
近赤外線吸収色素[A−37]の製造で使用した8%ドデシルトリメチルアンモニウムクロリド水溶液179.7部の代わりに、8%エチルトリフェニルホスホニウムブロミド水溶液252.8部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−37]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−41]34.7部(収率:99%)を得た。
(近赤外線吸収色素[A−42]の製造)
近赤外線吸収色素[A−37]の製造で使用した8%ドデシルトリメチルアンモニウムクロリド水溶液179.7部の代わりに、8%トリメチルスルホニウムブロミド水溶液107.0部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−37]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−42]23.5部(収率:98%)を得た。
(近赤外線吸収色素[A−43]の製造)
近赤外線吸収色素[A−37]の製造で使用した8%ドデシルトリメチルアンモニウムクロリド水溶液179.7部の代わりに、8%硫酸アルミニウム水溶液71.5部を使用した以外は、近赤外線吸収色素[A−37]の製造と同様の操作を行い、近赤外線吸収色素[A−43]20.2部(収率:99%)を得た。
(近赤外線吸収色素[B−1]の製造)
特許第3590694号を参考にして下記の近赤外線吸収色素[B−1]を合成した。
以下に、本発明で用いられる画像形成材料として、トナーおよびインクジェット用インキの製造法を上げるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(トナー)
製造例1〜43で製造した、各近赤外線吸収色素[A−1〜43]を用い、下記の方法により凝集法トナーを得た(実施例1〜43)。また、製造例44で製造した、近赤外線吸収色素[B−1]を用い、実施例1〜43と同様にして凝集法トナーを得た(比較例1)。
各近赤外線吸収色素20部のそれぞれに、イオン交換水80部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(ネオペレックスG−15、花王社製)3部を添加し、アイガーミルで3時間分散処理して、各色素の分散液を得た。
反応器に、エステルワックスエマルジョン330部((SELOSOL R−586、中京油脂社製)固形分として)、イオン交換水13000部を入れ、90℃に昇温し、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(ネオペレックスG−15、花王社製)3部、スチレン2500部、n−ブチルアクリレート650部、メタクリル酸170部、8%過酸化水素水溶液330部、8%アスコルビン酸水溶液330部を添加した。90℃で7時間反応を継続してポリマー乳化液を得た。
上記ポリマー乳化液150部に、分散液9.5部を注入し混合撹拌した。この中に、0.5%の硫酸アルミニウム溶液40部を撹拌しながら注入した。60℃に昇温し、2時間撹拌を継続し、ろ過、洗浄、乾燥し、本発明のトナーを得た。
(インクジェット用インキ)
製造例1〜43で製造した、各近赤外線吸収色素[A−1〜43]を用い、下記の方法によりインクジェット用インキを得た(実施例44〜86)。また、製造例44で製造した、近赤外線吸収色素[B−1]を用い、実施例44〜86と同様にしてインクジェット用インキを得た(比較例2)。
各近赤外線吸収色素20部のそれぞれに、イオン交換水200部、特殊芳香族スルホン酸ホルマリン縮合物のナトリウム塩(デモールSN−B、花王社製)2部を添加し、アイガーミルで3時間分散処理して、各色素の分散液を得た。
上記各分散液40.3部に、グリセリン10部、トリエチレングリコール10部、トリエチレングリコールモノブチルエーテル10部、トリエタノールアミン0.2部、アセチレングリコール系界面活性剤(オルフィンE1010、日信化学社製)1部を混合し、35℃で1時間撹拌した。その後、1.0μmのフィルタで濾過して、本発明のインクジェット用インキを得た。なお、残りは超純水(比抵抗値18MΩ・cm以上)を添加し、全量が100部となるように調製した。
[実施例1〜43、比較例1]
(トナーの評価)
実施例1〜43および比較例1で得られたトナーのそれぞれ50部に、疎水性シリカ0.3部を外添、混合し、電子写真プリンターでベタ画像を上質紙に印刷して画像を得た。得られた画像について、以下の方法で評価を行った。結果を表3に示す。
(インクジェット用インキの評価)
実施例44〜86および比較例2で得られたインクジェット用インキを、インクジェットプリンターPM−A700(商品名、EPSON社製)用のブラックインク用のインクカートリッジに詰めてフォト光沢紙(EPSON社製PM写真紙<光沢>(KA420PSK、EPSON)(商品名)にカラー設定「黒」にてベタ画像を印刷して画像を得た。得られた画像について、以下の方法で評価を行った。結果を表4に示す。
得られたベタ画像について、反射分光濃度計(エックスライト株式会社製、x−rite939)を用いて測定を行い、式(I)中のΔEおよび式(II)中のRを求めた。なお、◎は非常に良好なレベル、○は良好なレベル、×は実用には適さないレベルである。評価基準は下記の通りである。
◎ :0≦ΔE≦5
○ :5<ΔE≦15
× :ΔE>15
〈近赤外線吸収能〉
◎ :80≦(100−R)≦100
○ :75≦(100−R)<80
× :0≦(100−R)<75
上記の不可視性と近赤外線吸収能を評価する際に作製した場合と同様にして得られた試験片を、耐光性試験機(TOYOSEIKI社製「SUNTEST CPS+」)に入れ、24時間放置した。耐光性試験前後の画像について、反射分光濃度計(エックスライト株式会社製、x−rite939)を用いて測定を行い、式(II)中のRを求めた。光照射前のそれに対する残存率を求め、耐光性を、下記基準で評価した。なお、残存率の算出は、以下の式を用いて算出した。
○ :残存率 が、90%以上、95%未満
× :残存率 が、90%未満
また、スルホ基の塩(SO3 −M+)のカチオンとしては、アンモニウム化合物と3価の金属原子が耐久性付与の観点でより好ましく、近赤外線吸収色素(A−38:アンモニウム化合物、A−43:3価の金属原子)を含む画像形成材料が極めて良好な結果であった。
本発明の近赤外線吸収色素ではない近赤外線吸収色素[B−1]を含む画像形成材料は、不可視性と耐光性が悪化していた。
また、スルホ基の塩(SO3 −M+)のカチオンとしては、アンモニウム化合物と3価の金属原子が耐久性付与の観点でより好ましく、近赤外線吸収色素(A−38:アンモニウム化合物、A−43:3価の金属原子)を含む画像形成材料が極めて良好な結果であった。
本発明の近赤外線吸収色素ではない近赤外線吸収色素[B−1]を含む画像形成材料は、不可視性と耐光性が悪化していた。
Claims (2)
- 下記一般式(1)で表される近赤外線吸収色素[A]を含有する画像形成材料。
一般式(1)
(一般式(1)中、R1〜R5は、それぞれ独立に、水素原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいアリールオキシ基、スルホ基、SO3 −M+、−SO2NR6R7、−COOR8、−CONR9R10、ニトロ基、シアノ基、またはハロゲン原子を表す。また、R1〜R5のうち少なくとも1つは水素原子以外の置換基を表す。
X1〜X10は、それぞれ独立に、水素原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアルケニル基、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有してもよいアラルキル基、置換基を有してもよいアルコキシ基、置換基を有してもよいアリールオキシ基、アミノ基、置換アミノ基、スルホ基、−SO2NR11R12、−COOR13、−CONR14R15、ニトロ基、シアノ基、またはハロゲン原子を表す。X1〜X10は、置換基同士が結合して環を形成してもよい。
M+は、無機または有機のカチオンを表し、R6〜R15はそれぞれ独立に、水素原子、置換基を有してもよいアルキル基を表す。) - 電子写真用トナー、インクジェットプリンター用インク、又は活版、オフセット、フレキソ、グラビア若しくはシルク印刷用のインクである請求項1に記載の画像形成材料。
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