JP6690045B1 - インサート挿入工具及びインサート挿入方法 - Google Patents

インサート挿入工具及びインサート挿入方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6690045B1
JP6690045B1 JP2019155088A JP2019155088A JP6690045B1 JP 6690045 B1 JP6690045 B1 JP 6690045B1 JP 2019155088 A JP2019155088 A JP 2019155088A JP 2019155088 A JP2019155088 A JP 2019155088A JP 6690045 B1 JP6690045 B1 JP 6690045B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insert
ink
mandrel
holding member
tap hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019155088A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020199626A (ja
Inventor
環 五島
環 五島
Original Assignee
株式会社三友精機
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社三友精機 filed Critical 株式会社三友精機
Priority to CN201980093950.4A priority Critical patent/CN113573850B/zh
Priority to US17/603,167 priority patent/US11420311B2/en
Priority to PCT/JP2019/034223 priority patent/WO2020246050A1/ja
Priority to EP19931673.8A priority patent/EP3922411B1/en
Priority to TW108132013A priority patent/TWI825167B/zh
Application granted granted Critical
Publication of JP6690045B1 publication Critical patent/JP6690045B1/ja
Publication of JP2020199626A publication Critical patent/JP2020199626A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B27/00Hand tools, specially adapted for fitting together or separating parts or objects whether or not involving some deformation, not otherwise provided for
    • B25B27/14Hand tools, specially adapted for fitting together or separating parts or objects whether or not involving some deformation, not otherwise provided for for assembling objects other than by press fit or detaching same
    • B25B27/143Hand tools, specially adapted for fitting together or separating parts or objects whether or not involving some deformation, not otherwise provided for for assembling objects other than by press fit or detaching same for installing wire thread inserts or tubular threaded inserts

Abstract

【課題】作業効率を向上させることができるインサート挿入工具及びインサート挿入方法を提供する。【解決手段】実施形態に係るインサート挿入工具10は、インサートが装着されるマンドレル20と、インサートにおいてタップ穴に先に進入する先端の反対側の後端にインクを塗布する塗布部材50とを備える。これにより、タップ穴に挿入されたインサートが被加工物の表面に対して目立つようになり、ユーザはインサートがタップ穴に挿入されているか否かを視認することが可能になるので、確認作業が容易になり、作業効率を向上させることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、インサート挿入工具及びインサート挿入方法に関する。
通常、雌ネジの耐久性が要求される場合や強い締め付けが必要となる場合など、強硬な雌ネジが求められる場合には、例えばコイルインサートやネジインサートなどと呼ばれるインサートが用いられる。インサートは、ステンレスなどの線材がコイル状に巻かれて形成されており、インサート挿入工具により樹脂やアルミ合金などの被加工物のタップ穴(ネジ穴)にねじ込まれて挿入される(埋め込まれる)。このインサートとしては、タング付きインサートやタングレスインサートが存在しており、それぞれに対応するインサート挿入工具が用いられる。
一般的にインサートの色はステンレスなどの銀色であり、アルミ合金などの被加工物の色も同色あるいは同系色であることが多い。このため、被加工物のタップ穴に挿入されたインサートは被加工物の表面に対して目立たなく、インサートがタップ穴に挿入されているか否かをユーザが視認することは困難である。このため、ユーザは、タップ穴に挿入されたインサートに試しにネジを回し入れ、インサートがタップ穴に挿入されているか否かを確認する作業を行っている。この確認作業は、時間を要し、また、タップ穴ごとに実施されるため、作業効率は低下する。
特開2009−291860号公報
本発明が解決しようとする課題は、作業効率を向上させることができるインサート挿入工具及びインサート挿入方法を提供することである。
本発明の実施形態に係るインサート挿入工具は、インサートが装着されるマンドレルと、前記インサートにおいてタップ穴に先に進入する先端の反対側の後端にインクを塗布する塗布部材とを備えることを特徴とする。
上記インサート挿入工具について、前記塗布部材は、前記インクを保持するインク保持部材を有し、前記インク保持部材は、前記マンドレルに装着された前記インサートの前記後端に接触するようにしてもよい。
上記インサート挿入工具について、前記インク保持部材は、前記マンドレルの延伸方向に沿って移動可能に形成されており、前記マンドレルに装着された前記インサートの前記後端に前記インク保持部材を押し付ける押圧部材を備えるようにしてもよい。
上記インサート挿入工具について、前記塗布部材は、前記インクを保持するインク保持部材を有し、前記インク保持部材は、前記タップ穴に挿入された前記インサートの前記後端に接触するようにしてもよい。
上記インサート挿入工具について、前記塗布部材を収容する収容部材を備え、前記収容部材は、前記塗布部材に前記インクを供給するための供給孔を有するようにしてもよい。
本発明の実施形態に係るインサート挿入方法は、インサート挿入工具が備えるマンドレルにインサートを装着する工程と、前記インサート挿入工具が備える塗布部材により、前記マンドレルに装着された前記インサートにおいてタップ穴に先に進入する先端の反対側の後端にインクを塗布する工程と、前記インクが塗布されたインサートを前記インサート挿入工具により前記タップ穴に挿入する工程とを有することを特徴とする。
本発明の実施形態に係るインサート挿入方法は、インサート挿入工具が備えるマンドレルにインサートを装着する工程と、前記マンドレルに装着された前記インサートを前記インサート挿入工具によりタップ穴に挿入する工程と、前記インサート挿入工具が備える塗布部材により、前記タップ穴に挿入された前記インサートにおいて前記タップ穴に先に進入した先端の反対側の後端にインクを塗布する工程とを有することを特徴とする。
本発明の実施形態によれば、作業効率を向上させることができる。
第1の実施形態に係るインサート挿入工具を示す斜視図である。 第1の実施形態に係るインサート挿入工具を示す正面図である。 図2の3−3線断面図である。 第1の実施形態に係るインサート装着済のインサート挿入工具を示す正面図である。 第1の実施形態に係るインサート挿入動作を説明するための第1の図である。 第1の実施形態に係るインサート挿入動作を説明するための第2の図である。 第1の実施形態に係るインサート挿入動作を説明するための第3の図である。 第2の実施形態に係るインサート挿入工具を示す正面図である。 図8の9−9線断面図である。 第2の実施形態に係るインサート装着済のインサート挿入工具を示す正面図である。 第2の実施形態に係るインサート挿入動作を説明するための図である。
<第1の実施形態>
第1の実施形態について図1から図7を参照して説明する。なお、第1の実施形態中の上下左右の方向は図面に基づくものである。
(基本構成)
図1から図3に示すように、実施の一形態に係るインサート挿入工具10は、マンドレル(マンドル)20と、収容部材30と、押圧部材40と、塗布部材50とを備えている。このインサート挿入工具10は、図5に示すような被加工物A1のタップ穴A2にタング付きインサートB1(以下、インサートB1という)を挿入する(埋め込む)ために用いられる。
マンドレル20は円柱状に形成されており、マンドレル20の上部には六角ビット21が形成されている。六角ビット21は、自動式のドライバー(例えば、電動ドライバー)の駆動軸や手動式の回転治具にマンドレル20を着脱可能に連結する連結部として機能する。このため、インサート挿入工具10は自動式及び手動式の両方に対応可能になっている。マンドレル20の外周面には、環状のフランジ部材22が六角ビット21の根元付近に位置付けられて設けられている。また、マンドレル20の外周面には、溝部20aがフランジ部材22の下方付近からマンドレル20の中央付近までマンドレル20の延伸方向に延びるように形成されている。さらに、マンドレル20の下端側(先端側)の外周面には、雄ネジ20bが形成されている。この雄ネジ20bにインサートB1が組み合わされ、インサートB1はマンドレル20に装着される。
収容部材30は、本体31と、収容部32とを有している。この収容部材30は、本体31によりマンドレル20の一部を収容しつつ、収容部32によりマンドレル20の一部と共に塗布部材50を収容する。
本体31は、円筒状に形成されており、マンドレル20の延伸方向に沿って移動可能にマンドレル20に設けられている。マンドレル20は、本体31の貫通孔31aに通されている(図3参照)。本体31の外周面の上端側(後端側)には、ネジ穴31bがマンドレル20の溝部20aに対向するように形成されている。このネジ穴31bは、雌ネジが内周面に形成されている貫通孔である。ネジ穴31bには、雄ネジ33が挿入されている。雄ネジ33は、マンドレル20の溝部20aの底面に接触せず、あるいは、本体31の移動(上下方向への移動)が可能に接触する程度に、溝部20a内に突出しており、本体31は、溝部20aの延伸方向に沿って溝部20aの延伸方向の長さ範囲内で移動する。したがって、溝部20aは、延伸方向の長さによって本体31の移動範囲を定めるものである。
収容部32は、本体31の下端に本体31に一体的に設けられており、本体31の直径よりも大きい直径を有する円筒状に形成されている。収容部32の内面には、円環状の塗布部材50が取り付けられている。また、収容部32の外周面には、塗布部材50にインクを供給するための貫通孔である供給孔32aが形成されている。収容部32は、例えば、樹脂材により形成されている。この収容部32は、収容部材30が被加工物A1の表面に当接するときの衝撃を和らげる緩衝材としても機能する。
押圧部材40は、収容部材30をマンドレル20の下端側(先端側)に押す部材である。収容部材30は、押圧部材40によって下方向に押されており、収容部材30の雄ネジ33がマンドレル20の溝部20aの内周面の下端に当接し(図3参照)、停止している状態である。例えば、押圧部材40として付勢部材(例えば、コイルスプリングなどのバネ)が用いられ、付勢部材はマンドレル20のフランジ部材22の下面と本体31の上面との間に設けられている。
ここで、前述の収容部材30及び押圧部材40がユーザによってマンドレル20に装着される場合には、まず、マンドレル20にその下端側から押圧部材40が装着され、次いで、フランジ部材22に当接する押圧部材40に抗して収容部材30がマンドレル20に装着される。そして、収容部材30の本体31のネジ穴31bがマンドレル20の溝部20aに対向すると、ネジ穴31b内の雄ネジ33が溝部20a内に所定量(収容部材30の上下方向への移動が可能な所定量)だけ突出される。このようにして、収容部材30及び押圧部材40がマンドレル20に装着される。
塗布部材50は、第1のインク保持部材51と、第2のインク保持部材52とを有している。この塗布部材50は、第1のインク保持部材51及び第2のインク保持部材52により、インサートB1においてタップ穴A2に先に進入する先端の反対側の後端にインクを塗布する。
第1のインク保持部材51及び第2のインク保持部材52は円環状に形成されており、それぞれの環の外径、内径、厚さ及び幅(リング幅)は同じになっている。これらの第1のインク保持部材51及び第2のインク保持部材52は、第1のインク保持部材51が上層になり、第2のインク保持部材52が下層になるように積層されている(二層構造)。第1のインク保持部材51及び第2のインク保持部材52は、収容部材30の移動に応じて、収容部32と共にマンドレル20の延伸方向に沿って移動する。マンドレル20は、第1のインク保持部材51及び第2のインク保持部材52の個々の貫通孔51a、52a(図3参照)に通されている。第1のインク保持部材51及び第2のインク保持部材52の個々の貫通孔51a、52aの直径は、第1のインク保持部材51及び第2のインク保持部材52がそれぞれマンドレル20に接触しないように設定されている。
第1のインク保持部材51は、収容部32の内周面から供給孔32aを塞いでいる。この第1のインク保持部材51にインクが供給孔32aを介して供給される。例えば、ユーザは、スポイトなどのインク供給器具を用いて、供給孔32aから第1のインク保持部材51にインクを供給する。供給されたインクは、第1のインク保持部材51に浸透し、さらに、第1のインク保持部材51を介して第2のインク保持部材52にも浸透する。また、第2のインク保持部材52は収容部32の下面から突出しないように形成されている。このため、収容部32が、収容部材30が被加工物A1の表面に当接しても、第2のインク保持部材52が被加工物A1の表面に接触することは無く、インクが被加工物A1の表面に付着することは抑制されている。
ここで、インクとしては、例えば、赤色や青色、黒色、白色などのカラーインクなどが用いられる。彩色のためには、被加工物A1の表面の色に対して目立つ色、例えば、被加工物A1の色と異なる色や同系色でない色が用いられる。また、第1のインク保持部材51としては、例えば、スポンジなどの第1の多孔質体が用いられる。第2のインク保持部材52としては、例えば、多数の孔を有するゴムなどの第2の多孔質体が用いられる。なお、第1の多孔質体は、第2の多孔質体よりもインク保持量が多くなる材料により形成されており、第2の多孔質体は、第1の多孔質体よりも硬い材料により形成されている。
(インサート挿入動作)
次に、前述のインサート挿入工具10を用いたインサート挿入動作について図4から図7を参照して説明する。なお、図5から図7においては、被加工物A1やタップ穴A2を断面で示す。
インサートB1は、断面が菱形形状の線材(例えば、ステンレス)がコイル状に巻かれて形成されている。インサートB1の外周面が外側ネジとして機能し、インサートB1の内周面が内側ネジとして機能する。このインサートB1の一端部には、コイルの直径方向に折り曲げられたタングB2が形成されている。インサートB1がインサート挿入工具によりタップ穴A2に挿入されると、タングB2はタップ穴A2の奥側に位置する。
このインサートB1をタップ穴A2に挿入する前段階として、まず、インサート挿入工具10のマンドレル20が、六角ビット21を介して自動式のドライバーの駆動軸又は手動式の回転治具にユーザによって装着される。次いで、インサートB1がユーザによりインサート挿入工具10のマンドレル20に装着される。このとき、ユーザは、インサートB1だけを回したり、インサート挿入工具10だけを回したり、あるいは、それらの両方を互いに反対方向に回したりする。インサートB1は、タングB2がマンドレル20の先端部に引っかかる位置まで回されてマンドレル20に装着される。この装着時には、図4に示すように、インサートB1の上面が第2のインク保持部材52に接触し、インサートB1の上面にインクが付着して塗布される。この上面は、インサートB1においてタップ穴A2に先に進入する先端の反対側の後端である。
このインサートB1の装着過程では、インサートB1の上面が第2のインク保持部材52に当接し、インサートB1は第2のインク保持部材52、すなわち、塗布部材50を収容する収容部材30を押し上げながら、マンドレル20に装着されていく。このとき、インサートB1の上面と第2のインク保持部材52の下面とが密着し、インサートB1の上面にはインクが付着して塗布される。収容部材30は押圧部材40により下方に押されているため、インサートB1の上面には第2のインク保持部材52が押し付けられている。なお、インクはインサートB1の上面だけではなく、インサートB1の側面(内周面及び外周面のいずれか一方又は両方)の一部にも付着することがある。
インサートB1が装着されたインサート挿入工具10は、図5に示すように、インサートB1がタップ穴A2に対向するようにユーザにより位置付けられ、インサートB1がタップ穴A2内に進入するように回されて、図6に示すように、インサートB1がタップ穴A2にねじ込められて挿入される(埋め込まれる)。収容部材30の収容部32の下面が被加工物A1の表面に当接し、マンドレル20が回転しなくなると、マンドレル20はそれ以上タップ穴A2内に進入しなくなる。収容部材30の収容部32の下面が被加工物A1の表面に当接し、第2のインク保持部材52の下面とインサートB1の上面とが離れるまで、第2のインク保持部材52の下面とインサートB1の上面とは密着しており、インサートB1の上面に対するインクの塗布は持続されている。
インサートB1がタップ穴A2に挿入されると(埋め込まれると)、インサート挿入工具10は、インサートB1の挿入時と逆方向に自動又は手動で回され、図7に示すように、タップ穴A2に挿入されたインサートB1からマンドレル20が外され、上方に引き上げられる。タップ穴A2に挿入されたインサートB1の上面には、インクが塗布されている。なお、第2のインク保持部材52は収容部32内から突出しておらず、第2のインク保持部材52が被加工物A1の表面に接触することは無い。これにより、インクが被加工物A1の表面に付着することは抑えられている。
このようなインサート挿入動作によれば、インサートB1がインサート挿入工具10に装着されると、インサートB1の上面にはインクが第2のインク保持部材52によって塗布される。このため、被加工物A1のタップ穴A2に挿入されたインサートB1の露出面である上面にはインクが塗布されており、タップ穴A2に挿入されたインサートB1は被加工物A1の表面に対して目立つようになる。これにより、ユーザはインサートB1がタップ穴A2に挿入されているか否かを視認することが可能となる。したがって、従来のように、ユーザがタップ穴A2内のインサートB1に試しにネジを回し入れる作業は不要となるので、作業効率を向上させることができる。また、被加工物A1の表面に複数のタップ穴A2が存在する場合でも、ユーザはそれらのタップ穴A2内のインサートB1の上面を一見すれば、各タップ穴A2にインサートB1が挿入されているか否かを視認することが可能となる。これにより、前述のような作業をタップ穴A2ごとに実施する必要も無くなるので、確実に作業効率を向上させることができる。
通常、インサートB1としては、銀色の安価なインサートが用いられるが、色付きのインサートを用いることも可能である。しかしながら、色付きのインサートは高価であるため、前述のインサート挿入工具10を用いることで、銀色の安価なインサートを用いることができる。これにより、色付きのインサートの使用を抑制することが可能になるので、コストを抑えることができる。
なお、インクとしては、例えば、赤色や青色、黒色、白色などのカラーインク以外にも、蛍光インク、蓄光インク、反射インク、発光インクなどを用いることも可能である。これらの蛍光インクや反射インク、発光インクなどを用いる場合にも、被加工物A1の表面の色に対して目立つ色のインクを用いることが好ましいが、これに限るものではなく、例えば、被加工物A1の表面と同じ色や同系色のインクを用いるようにしてもよい。また、インクとしては、顔料インクや染料インクなどの液体状のインク以外にも、ジェル状や粉末状、固形状などの各種インクを用いることが可能である。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、インサートB1がインサート挿入工具10に装着されると、インサートB1の露出面となる上面には塗布部材50によってインクが塗布される。このインクが塗布されたインサートB1が被加工物A1のタップ穴A2に挿入される。タップ穴A2に挿入されたインサートB1は被加工物A1の表面に対して目立つようになるので、ユーザはインサートB1がタップ穴A2に挿入されているか否かを視認することが可能となる。したがって、インサートB1がタップ穴A2に挿入されているか否かを確認する確認作業が容易になり、作業効率を向上させることができる。また、被加工物A1の表面に複数のタップ穴A2が存在する場合でも、ユーザはそれらのタップ穴A2に挿入されたインサートB1の上面を一見すれば、各タップ穴A2にインサートB1が挿入されているか否かを視認することが可能となる。したがって、確認作業が容易になり、確実に作業効率を向上させることができる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態について図8から図11を参照して説明する。なお、第2の実施形態中の上下左右の方向は図面に基づくものである。第2の実施形態では、第1の実施形態との相違点について説明し、その他の説明を省略する。
第2の実施形態では、図8及び図9に示すように、ロック部材60が設けられている。なお、第1の実施形態(図1から図3参照)に比べ、フランジ部材22及び押圧部材40が無く、収容部材30の本体31には、ネジ穴31b及び雄ネジ33が無く、さらに、マンドレル20の外周面には、溝部20aが無い。
マンドレル20の外周面には、図9に示すように、雄ネジ20cが六角ビット21の根元付近からマンドレル20の中央付近にかけて形成されている。また、収容部材30の本体31の貫通孔31aの内周面には、雌ネジ31cが本体31の上端から中央付近にかけて形成されている。この本体31の雌ネジ31cとマンドレル20の雄ネジ20cとが組み合わされ、収容部材30がマンドレル20に一体に保持される。
ロック部材60は、マンドレル20に収容部材30を固定するための部材である。このロック部材60の内周面には、図9に示すように、雌ネジ60aが形成されている。ロック部材60としては、例えば、ナットが用いられる。このロック部材60の雌ネジ60aとマンドレル20の雄ネジ20cが組み合わされ、ロック部材60の下面が本体31の上面に当接し、収容部材30がマンドレル20に固定される。
塗布部材50は、第1の実施形態と同様、第1のインク保持部材51及び第2のインク保持部材52の二層構造になっている。第1のインク保持部材51及び第2のインク保持部材52は円環状に形成されているが、互いの環の外径及び幅(リング幅)は異なっている。第2のインク保持部材52の環の外径は、第1のインク保持部材51の環の外径よりも短くなっており、さらに、マンドレル20に装着されたインサートB1の外径よりも短くなっている(図10参照)。このため、第2のインク保持部材52の外周面は、収容部32の内周面と所定の離間距離(例えば、所定の水平離間距離)だけ離れている。
また、第2のインク保持部材52は、収容部32の下面から突出している。この第2のインク保持部材52の突出量は、収容部32の下面が被加工物A1の表面に当接したとき、第2のインク保持部材52の下面が、タップ穴A2に挿入されたインサートB1の上面に当接するように設定されている。なお、インサートB1がタップ穴A2に挿入されたとき、インサートB1の上面は被加工物A1の表面よりもタップ穴A2の奥側に所定量(例えば、0.5から2mmの範囲内の所定量)だけ入り込む(図示せず)。この入り込み量に応じて、第2のインク保持部材52の突出量は適切に設定されている。このように、第2のインク保持部材52は、タップ穴A2に挿入されたインサートB1の上面だけに接触するように形成されている。
ここで、収容部材30がユーザによってマンドレル20に装着される場合には、本体31の雌ネジ31cがマンドレル20の雄ネジ20cに組み合わされ、さらに、その組み合わせ量が調整され、収容部材30から突出するマンドレル20の突出量が所望量に設定される。この状態で、ロック部材60の雌ネジ60aがマンドレル20の上端側(後端側)からマンドレル20の雄ネジ20cに組み合わされ、ロック部材60の下面が本体31の上面に当接するように締め付けられる。このようにして、収容部材30がマンドレル20に装着される。
前述のマンドレル20の突出量は、タップ穴A2の深さやインサートB1の長さ(インサートB1におけるマンドレル20の延伸方向への長さ)に応じて設定されており、さらに、マンドレル20に装着されたインサートB1の上面と第2のインク保持部材52の下面とが接触しないように設定されている(図10参照)。なお、マンドレル20に装着されたインサートB1とは、マンドレル20の先端部がタングB2に引っかかった状態でマンドレル20に取り付けられたインサートである。
(インサート挿入動作)
次に、前述のインサート挿入工具10を用いたインサート挿入動作について図10及び図11を参照して説明する。なお、図10及び図11においては、被加工物A1やタップ穴A2を断面で示す。
第1の実施形態と同様、インサートB1をタップ穴A2に挿入する前段階として、まず、インサート挿入工具10のマンドレル20が、六角ビット21を介して自動式のドライバーの駆動軸又は手動式の回転治具にユーザによって装着される。次いで、インサートB1がユーザによりインサート挿入工具10のマンドレル20に装着される。このとき、ユーザは、インサートB1だけを回したり、インサート挿入工具10だけを回したり、あるいは、それらの両方を互いに反対方向に回したりする。インサートB1は、タングB2がマンドレル20の先端部に引っかかる位置まで回されてマンドレル20に装着される。この装着時には、第1の実施形態と異なり、図10に示すように、インサートB1の上面は第2のインク保持部材52に接触せず、インサートB1の上面にはインクが塗布されない。
インサートB1が装着されたインサート挿入工具10は、インサートB1がタップ穴A2に対向するようにユーザにより位置付けられ、インサートB1がタップ穴A2内に進入するように回されて、図11に示すように、インサートB1がタップ穴A2にねじ込められて挿入される(埋め込まれる)。収容部材30の収容部32の下面が被加工物A1の表面に当接し、マンドレル20が回転しなくなると、マンドレル20はそれ以上タップ穴A2内に進入しなくなる。この動作中、第2のインク保持部材52の下面が、タップ穴A2に挿入されたインサートB1の上面に当接すると、第2のインク保持部材52の下面とインサートB1の上面とが密着し、インサートB1の上面にはインクが付着して塗布される。なお、インサートB1の上面は被加工物A1の表面よりもタップ穴A2側に入り込むため、インサートB1の上面の高さ位置は被加工物A1の表面の高さ位置より低くなる(図示せず)。
インサートB1がタップ穴A2に挿入されると(埋め込まれると)、インサート挿入工具10は、インサートB1の挿入時と逆方向に自動又は手動で回され、タップ穴A2に挿入されたインサートB1からマンドレル20が外され、上方に引き上げられる。タップ穴A2に挿入されたインサートB1の上面には、インクが塗布されている。なお、第2のインク保持部材52は収容部32内から突出しているが、第2のインク保持部材52が被加工物A1の表面に接触することを抑えるように形成されており、インクが被加工物A1の表面に付着することは抑制されている。
つまり、第2のインク保持部材52は、その外径がインサートB1の外径よりも短くなるように形成されている。これにより、第2のインク保持部材52が、タップ穴A2に挿入されたインサートB1に接触しても、インサートB1の周囲に接触することが抑えられる。したがって、第2のインク保持部材52が被加工物A1の表面に接触することで、インクが被加工物A1の表面に付着することを抑制することができる。また、第2のインク保持部材52は、その外周面が収容部32の内周面から所定の離間距離だけ離れるように形成されている。このため、第2のインク保持部材52が、タップ穴A2に挿入されたインサートB1に当接したときに変形しやすくなり、第2のインク保持部材52に過剰な力がかからなくなるので、第2のインク保持部材52から多量のインクが流れ出すことを抑えることが可能となる。これにより、第2のインク保持部材52から多量のインクが排出されることで、インクが被加工物A1の表面に付着することを抑制することができる。
このようなインサート挿入動作によれば、インサートB1が被加工物A1のタップ穴A2に挿入されると、インサートB1の上面にはインクが第2のインク保持部材52によって塗布される。このため、第1の実施形態と同様、被加工物A1のタップ穴A2に挿入されたインサートB1の露出面である上面にはインクが塗布されており、タップ穴A2に挿入されたインサートB1は被加工物A1の表面に対して目立つようになる。これにより、ユーザはインサートB1がタップ穴A2に挿入されているか否かを視認することが可能となる。したがって、従来のように、ユーザがタップ穴A2内のインサートB1に試しにネジを回し入れる作業が不要となるので、作業効率を向上させることができる。また、被加工物A1の表面に複数のタップ穴A2が存在する場合でも、ユーザはそれらのタップ穴A2内のインサートB1の上面を一見すれば、各タップ穴A2にインサートB1が挿入されているか否かを視認することが可能となる。これにより、前述のような作業をタップ穴A2ごとに実施する必要も無くなるので、確実に作業効率を向上させることができる。
以上説明したように、第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。すなわち、インサートB1が被加工物A1のタップ穴A2に挿入されると、インサートB1の露出面である上面にはインクが塗布部材50によって塗布される。これにより、タップ穴A2に挿入されたインサートB1は被加工物A1の表面に対して目立つようになるので、ユーザはインサートB1がタップ穴A2に挿入されているか否かを視認することが可能となる。したがって、インサートB1がタップ穴A2に挿入されているか否かを確認する確認作業が容易になり、作業効率を向上させることができる。また、タップ穴A2が複数存在する場合でも、確認作業が容易になるので、確実に作業効率を向上させることができる。
<他の実施形態>
前述の説明においては、インサート挿入工具10として、タングB2を有するタング付きインサートに対応するインサート挿入工具を例示したが、これに限るものではなく、フック部を有するパウルなどの各種部材をマンドレル20に追加し、タングB2を有さないタングレスインサートに対応するインサート挿入工具を用いるようにしてもよい。なお、インサートB1としては、タング付きインサートやタングレスインサートの他にも、ねじ込み式インサートであるイリサート(登録商標)や、自力切削式インサートであるエンザートも存在しており、それらに対応するインサート挿入工具を用いるようにしてもよい。すなわち、各種のインサートに対応するインサート挿入工具を用いることが可能である。
また、前述の説明においては、塗布部材50を第1のインク保持部材51及び第2のインク保持部材52の二層により構成することを例示したが、これに限るものではなく、例えば、第1のインク保持部材51及び第2のインク保持部材52のどちらか一方の一層により構成するようにしてもよい。また、異なる部材による層構成を二層や一層にするのではなく、三層以上にするようにしてもよい。また、第1のインク保持部材51及び第2のインク保持部材52において、それらの形状や大きさ、材料などを互いに同じにするようにしてもよく、あるいは、異なるようにしてもよい。なお、塗布部材50にインクを供給するための供給孔32aを収容部32に一つだけ形成しているが、これに限るものではなく、複数設けるようにしてもよい。
また、前述の説明においては、インサートB1の上面にインクを塗布することを例示したが、これに限るものではなく、少なくともインサートB1の上面にインクを塗布すればよく、例えば、インサートB1の上面に加え、インサートの側面(内周面及び外周面のいずれか一方又は両方)に塗布するようにしてもよい。また、インサートB1の最上方の一巻目だけではなく二巻目や三巻目などの側面にも塗布するようにしてもよい。なお、少なくともインサートB1の上面の一部にインクを塗布すればよいが、インサートB1の上面の全体にインクを塗布することが好ましい。
また、前述の説明においては、第1のインク保持部材51及び第2のインク保持部材52をそれぞれ同じ円環状に形成することを例示したが、これに限るものではなく、例えば、第1のインク保持部材51及び第2のインク保持部材52をそれぞれ異なる形状に形成するようにしてもよい。例えば、第1のインク保持部材51を円環状に形成し、第2のインク保持部材52を円環の半分(1/2)の形状に形成するようにしてもよい。また、第1のインク保持部材51及び第2のインク保持部材52のどちらか一方又は両方を円環の1/2や1/3、1/4などの形状に形成するようにしてもよい。あるいは、インク保持部材として多孔質体の複数の小片を用意し、それらの小片を環状に間隔をあけて並べて設けるようにしてもよい。例えば、二つ又は四つなどの偶数個の小片を用意し、マンドレル20を間にして対向させて配置するようにしてもよい。なお、必要に応じて、多孔質体の小片ごとに供給孔32aを収容部32に形成するようにしてもよい。
ここで、インサートB1の上面に接触する第2のインク保持部材52を円環状に形成しなくても、第2のインク保持部材52は少なくともインサートB1の上面の一部に接触する。これにより、第2のインク保持部材52からインサートB1の上面の一部にインクが供給され、インクの粘度やインサートB1の上面の濡れ性などに応じ、インサートB1の上面全体に広がり、インサートB1の上面全体にインクが塗布される。なお、インクの粘度が高く、インサートB1の上面の濡れ性が悪い場合などには、インサートB1の上面の一部に供給されたインクがインサートB1の上面全体に広がらないが、少なくともインサートB1の上面の一部にインクは塗布される。このため、タップ穴A2に挿入されたインサートB1は被加工物A1の表面に対して目立つようになるので、ユーザはインサートB1がタップ穴A2に挿入されているか否かを容易に視認することができる。
以上、本発明に係る前述の実施形態を説明したが、前述の実施形態は例示であり、発明の範囲を限定するものではない。前述の実施形態は種々変更可能であり、例えば、前述の実施形態に示される構成要素を省略、置き換え、変更しても良く、さらに、異なる実施形態に係る構成要素を適宜組み合わせても良い。前述の実施形態やその変形は、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10 インサート挿入工具
20 マンドレル
20a 溝部
20b 雄ネジ
20c 雄ネジ
21 六角ビット
22 フランジ部材
30 収容部材
31 本体
31a 貫通孔
31b ネジ穴
31c 雌ネジ
32 収容部
32a 供給孔
33 雄ネジ
40 押圧部材
50 塗布部材
51 第1のインク保持部材
51a 貫通孔
52 第2のインク保持部材
52a 貫通孔
60 ロック部材
60a 雌ネジ
A1 被加工物
A2 タップ穴
B1 インサート
B2 タング

Claims (7)

  1. インサートが装着されるマンドレルと、
    前記インサートにおいてタップ穴に先に進入する先端の反対側の後端にインクを塗布する塗布部材と、
    を備え
    前記塗布部材は、前記インクを保持するインク保持部材を有し、
    前記インク保持部材は、前記マンドレルに装着された前記インサートの前記後端に接触することを特徴とするインサート挿入工具。
  2. 前記インク保持部材は、前記マンドレルの延伸方向に沿って移動可能に形成されており、
    前記マンドレルに装着された前記インサートの前記後端に前記インク保持部材を押し付ける押圧部材を備えることを特徴とする請求項1に記載のインサート挿入工具。
  3. インサートが装着されるマンドレルと、
    前記インサートにおいてタップ穴に先に進入する先端の反対側の後端にインクを塗布する塗布部材と、
    を備え、
    前記塗布部材は、前記インクを保持するインク保持部材を有し、
    前記インク保持部材は、前記タップ穴に挿入された前記インサートの前記後端に接触することを特徴とするインサート挿入工具。
  4. 前記インク保持部材は、前記マンドレルに装着された前記インサートの前記後端に接触することを特徴とする請求項に記載のインサート挿入工具。
  5. 前記塗布部材を収容する収容部材を備え、
    前記収容部材は、前記塗布部材に前記インクを供給するための供給孔を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のインサート挿入工具。
  6. インサート挿入工具が備えるマンドレルにインサートを装着する工程と、
    前記インサート挿入工具が備える塗布部材により、前記マンドレルに装着された前記インサートにおいてタップ穴に先に進入する先端の反対側の後端にインクを塗布する工程と、
    前記インクが塗布されたインサートを前記インサート挿入工具により前記タップ穴に挿入する工程と、
    を有することを特徴とするインサート挿入方法。
  7. インサート挿入工具が備えるマンドレルにインサートを装着する工程と、
    前記マンドレルに装着された前記インサートを前記インサート挿入工具によりタップ穴に挿入する工程と、
    前記インサート挿入工具が備える塗布部材により、前記タップ穴に挿入された前記インサートにおいて前記タップ穴に先に進入した先端の反対側の後端にインクを塗布する工程と、
    を有することを特徴とするインサート挿入方法。
JP2019155088A 2019-06-04 2019-08-27 インサート挿入工具及びインサート挿入方法 Active JP6690045B1 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201980093950.4A CN113573850B (zh) 2019-06-04 2019-08-30 螺套插入工具及螺套插入方法
US17/603,167 US11420311B2 (en) 2019-06-04 2019-08-30 Insert insertion tool and method for inserting insert
PCT/JP2019/034223 WO2020246050A1 (ja) 2019-06-04 2019-08-30 インサート挿入工具及びインサート挿入方法
EP19931673.8A EP3922411B1 (en) 2019-06-04 2019-08-30 Insert insertion tool and method for inserting insert
TW108132013A TWI825167B (zh) 2019-06-04 2019-09-05 插件插入工具及插件插入方法

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019104357 2019-06-04
JP2019104357 2019-06-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6690045B1 true JP6690045B1 (ja) 2020-04-28
JP2020199626A JP2020199626A (ja) 2020-12-17

Family

ID=70413878

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019155088A Active JP6690045B1 (ja) 2019-06-04 2019-08-27 インサート挿入工具及びインサート挿入方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US11420311B2 (ja)
EP (1) EP3922411B1 (ja)
JP (1) JP6690045B1 (ja)
CN (1) CN113573850B (ja)
TW (1) TWI825167B (ja)
WO (1) WO2020246050A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117381717B (zh) * 2023-09-22 2024-04-05 中电国基北方有限公司 有尾螺套的安装组件及有尾螺套的安装设备

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53115999A (en) 1977-03-17 1978-10-09 Minato Shiyouji Kk Method of comfirming nut clamping
US4536115A (en) * 1982-06-30 1985-08-20 Helderman J Frank Anchor apparatus for insertion into a pre-formed hole
EP0159300A1 (en) * 1984-03-30 1985-10-23 Stig Westman Repair sleeve for piping
JPS60161569U (ja) * 1984-04-02 1985-10-26 本田技研工業株式会社 マ−カ内蔵型ソケツトレンチ
JPS62130182A (ja) * 1985-12-03 1987-06-12 株式会社 東日製作所 マ−カ−付きトルクレンチ
GB8624330D0 (en) * 1986-10-10 1986-11-12 Parker L Inserting tool
JPH0476369U (ja) 1990-11-15 1992-07-03
US5456145A (en) 1993-02-16 1995-10-10 Kato Spring Works Company, Ltd. Installation tool for tangless helically coiled insert
JP3633966B2 (ja) * 1994-09-21 2005-03-30 株式会社東日製作所 マーカー付きトルクレンチ
JP4489681B2 (ja) 2005-10-13 2010-06-23 本田技研工業株式会社 マーカ内蔵型ソケットレンチ及びマーカ液供給装置
JP4563967B2 (ja) * 2006-06-06 2010-10-20 本田技研工業株式会社 ヘリサート工具及びヘリサート修正工具
JP2009291860A (ja) 2008-06-03 2009-12-17 Advanex Inc タング付きインサート挿入工具
US8667872B2 (en) * 2010-10-26 2014-03-11 Nicholas McCullough Socket holder
US20120324689A1 (en) * 2011-06-27 2012-12-27 Yu Hsin Li Installation tool for helical threaded insert
CN102248513A (zh) * 2011-08-03 2011-11-23 浙江大学 一种装螺套的专用工具
JP5815471B2 (ja) * 2012-05-29 2015-11-17 日本スプリュー株式会社 タング無し螺旋状コイルインサート抜取り工具
US9597787B2 (en) 2014-04-07 2017-03-21 Newfrey Llc Iinsertion tool
EP3131703B1 (en) * 2014-04-07 2019-11-13 Newfrey LLC Insertion tool
CN104723247A (zh) * 2015-04-08 2015-06-24 广西玉柴机器股份有限公司 自动点漆的螺栓拧紧力矩扳手
CN208153512U (zh) * 2018-02-27 2018-11-27 山东豪迈机械科技股份有限公司 插销螺套安装装置及其轮胎模具

Also Published As

Publication number Publication date
EP3922411A1 (en) 2021-12-15
CN113573850B (zh) 2023-05-02
US11420311B2 (en) 2022-08-23
TW202045828A (zh) 2020-12-16
CN113573850A (zh) 2021-10-29
WO2020246050A1 (ja) 2020-12-10
EP3922411A4 (en) 2022-06-15
TWI825167B (zh) 2023-12-11
US20220088757A1 (en) 2022-03-24
EP3922411B1 (en) 2024-02-14
JP2020199626A (ja) 2020-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107614078B (zh) 可熔玩具珠子
JP6690045B1 (ja) インサート挿入工具及びインサート挿入方法
US20040144214A1 (en) Sockets and method of surface treatment for sockets
WO1995016610A1 (en) Kit and method for opening, refilling and sealing a cartridge
US5340128A (en) Wear-resistant chuck for driving hard-shank bits
JP2002539960A (ja) 変形可能な把持スリーブを備えた液圧チャック
CN101965463A (zh) 套环固定
US20060266480A1 (en) Coating film transfer tool and cartridge to be used in the tool
US8656965B2 (en) Bleeder plug
JP5058653B2 (ja) スタンプマーカー
CN103419515A (zh) 印模、用于印模的印模胶筒及半成品
US5980178A (en) Ornamental bolt and nut
US20050022359A1 (en) Method for the attachment of a functional element to a sheet metal part and also a component assembly
CN211636621U (zh) 比色管架
JP3115607U (ja) カラービット
CN201794879U (zh) 固定装置
DE20211170U1 (de) Schnellspannfutter für einen Schraubendreher
KR20220002338A (ko) 블라인드 리벳 너트, 블라인드 리벳 너트 배치 및 세팅 방법
CN211065400U (zh) 带有立体标识的口红包装管
US20100192767A1 (en) Method for mounting a fastener screw on a brake cylinder
US1188056A (en) Connector for electric conductors.
CN212075589U (zh) 产品转移系统和电子设备生产装置
WO2007105852A1 (en) Combination structure of coupling boss and plate
TWM472769U (zh) 固定組件
US20220032409A1 (en) Mount System

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191126

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20191126

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20191218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200317

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200408

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6690045

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250