JP6689427B2 - ワークピースにサンディングまたはポリッシングを行うための二つの異なるタイプの作業動作を実現するよう構成される手持ち型機械工具 - Google Patents

ワークピースにサンディングまたはポリッシングを行うための二つの異なるタイプの作業動作を実現するよう構成される手持ち型機械工具 Download PDF

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Description

本発明は、ワークピース(被加工物)にサンディングまたはポリッシングを行うための手持ち型機械工具に関する。機械工具は、ハウジングと、機械工具の工具シャフトを作動させるとともに工具シャフトをその回転軸回りに回転させるためのモータと、サンディング要素またはポリッシング要素を取り外し可能に取り付けることができるバッキングパッド(裏当て板)と、を備える。バッキングパッドは、バッキングパッドが作業運動を実行できるよう、偏心要素を用いて、工具シャフトに偏心的に取り付けることができる。機械工具は、取り付けられるバッキングパッドの二つの異なるタイプの作業運動を実現するように構成される。
従来の機械工具は、ギア伝導機構および/または偏心要素等を用いたモータ・シャフトへのバッキングパッドの接続すなわち連結のタイプに応じた単一のタイプの作業運動を実行するバッキングパッドを有している。例えば、単純軌道作業運動を実行するバッキングパッドを有する軌道(オービタル)サンダーまたはポリッシャーや、ランダム軌道作業運動を実行するバッキングパッドを有するランダム・オービタル・サンダーまたはポリッシャーや、単純回転作業運動を実行する回転サンダーまたはポリッシャーが、当該技術においてよく知られている。バッキングパッドのそれぞれの所望のタイプの作業運動ごとに、別々の機械工具が必要である。
バッキングパッドは、平面図で見て、ほぼあらゆる形状を有することができる。特に、円形状、矩形状、正方形状、または三角形状の形状を有することができる。バッキングパッドは、剛性材料で形成される平面状のベースプレートと、弾性材料で形成される、例えば射出成形プロセスを用いてベースプレートの底面に取り付けられる平面状の吸収板と、例えばフック・アンド・ループ(ベルクロ(登録商標))留め具(ファスナ)を用いて吸収板の底面に取り外し可能に取り付けられるサンディング要素またはポリッシング要素(例えば研磨シートまたはポリッシング材料)と、を備えることができる。平面状のベースプレートは、例えば金属で形成される安定化インサートを備えることができる。もちろん、他の態様のバッキングパッドも可能である。
さらに、当該技術において、取り付けられるバッキングパッドの二つの異なるタイプの作業運動を実現するように構成されている機械工具が知られている。例えば、「ダイナブレード・ダイナロッケ(Dynabrade Dynalocke)(登録商標)」という名のデュアル・アクションサンダーが市場で入手可能である。このサンダーは、取り付けられるバッキングパッドの二つの異なるタイプの作業運動、すなわちランダム・オービタル作業運動と単純回転作業運動とを実現するよう構成される空気圧モータを有する。サンダーは、そのハウジングの最上部に配置されるとともにハウジングの外側からアクセス可能な機械的回転スイッチを有する。バッキングパッドのランダム・オービタル作業運動と単純回転作業運動とを切り換えるよう、スイッチは、工具のユーザによって手動で作動させることができる。
既知のサンダーには二、三の欠点がある。まず、所望のタイプの作業運動を選択するためのスイッチが、ハウジング内に配置されるとともにモータ・シャフトをバッキングパッドに連結する機械的ギア構成に作用することにある。機械工具のギア構成および/または他の部材への損傷を回避するために、ユーザがスイッチを作動可能となる前に、工具とモータとをそれぞれ完全停止状態にしなければならない。さらに、単純回転作業運動はあまり効率的でなく、バッキングパッドのすべての電力損失を補償するために特に強力なモータを必要とするか、あるいは、バッキングパッドを回転作業運動において小さい電力状態でのみ動作させることになる。最後に、バッキングパッドの二つの異なるタイプの作業運動間で切り換え可能な機械的ギア構成は、その機械的な構造が複雑であり、重量が重く、そしてその精巧な構造のためにそれほど頑強でなくやや高価である。
バッキングパッドの二つの異なるタイプの作業運動を実行するよう構成される上述した種類の既知の機械工具から、本発明は、取り付けられるバッキングパッドの二つの異なるタイプの作業運動を実行することができる改良機械工具を提供することを目的とする。特に、ユーザのために実用的利点を向上させた機械工具を実現することを目的とする。
本発明では、この目的が請求項1の特徴を備える機械工具によって達成される。特に、機械工具のハウジングがバッキングパッドに面する複数の第一磁気要素を備えており、偏心要素に取り付けられるバッキングパッドがハウジングに面する複数の第二磁気要素を備えており、機械工具が、第一磁気要素と第二磁気要素との少なくともいくつかの間で磁力が働いている場合に第一タイプの作業運動を実現し、第一磁気要素と第二磁気要素との間で磁力が働いていない場合には第二タイプの作業運動を実現するよう、構成されていることが提案される。
このように、本発明は、取り付けられるバッキングパッドの二つの異なるタイプの作業運動を実現するように構成される、ワークピースにサンディングまたはポリッシングを行うための手持ち型機械工具を提案する。機械工具を、バッキングパッドを所望のタイプの作業運動で動作させるよう、二つのタイプの作業運動間で容易に切り換えることができる。本発明にかかる機械工具は、特に構造が簡単であり、重量が軽く、頑強でありそして高価ではない。これらの利点はすべて、ハウジングとバッキングパッドとにそれぞれ備えられる磁気要素と、これらの磁気要素間で作用する/作用しない磁力と、を用いて達成される。また、二つのタイプの作業運動間で切り換わるために機械的ギア構成を必要としないので、本発明にかかる機械工具が必要とする保守は少なくてすむ。一方のタイプの作業運動から他方のタイプの作業運動へとそれぞれ機械工具またはバッキングパッドの作業運動を変更するためには、ユーザは、第一磁気要素と第二磁気要素との間で磁力を作動状態とするかしないかの適切な対応を取るだけでよい。これらの適切な対応は、以下により詳細に説明する種々の方法で実現することができる。
磁力が磁気要素間に作用しているか否かに応じて、バッキングパッドは第一タイプまたは第二タイプの作業運動を実行する。種々のタイプの作業運動は、異なる特性によって互いに異なる運動とでき、例えば、単純回転作業運動、単純軌道作業運動、ランダム軌道作業運動またはギア駆動作業運動とでき、また軌道の程度または大きさによって互いと異なる運動とできる。好ましくは、二つのタイプの作業運動は、単純軌道運動およびランダム軌道運動を含む。
特に、磁力が第一磁気要素と第二磁気要素との間に作用する場合、バッキングパッドがその縦方向軸回りに機械工具の他の部分に対して回転することが禁止される第一作業運動をバッキングパッドは実行する。この場合、バッキングパッドは、その縦方向軸回りにいかなる回転運動をすることなく偏心要素によって行われる作業運動を実行する。特に、第一作業運動は単純軌道運動である。磁力が第一磁気要素と第二磁気要素との間に作用しない場合、バッキングパッドをその縦方向軸回りに回転自在とできる。この場合、バッキングパッドは、工具シャフトの回転軸回りの偏心的な要素によって行われる運動と、バッキングパッドの縦方向軸回りの自由な回転運動と、の重ね合せを含む作業運動を実行する。特に、第二作業運動はランダム軌道運動である。
第一タイプの作業運動の際に第一磁気要素と第二磁気要素との間に作用する磁力は、機械工具の動作の際にバッキングパッドをある回転方向位置においてしっかりと保持されるように、特にその縦方向中心軸回りの回転運動はせず、単純軌道運動を実行するように、十分に大きくなければならない。第一磁気要素と第二磁気要素との間で(またハウジングとバッキングパッドとの間)で磁力が作用するが、それでもバッキングパッドは第一タイプの作業運動を実行することができる。この目的を達成するために、隙間(クリアランス)を提供しハウジングに対するバッキングパッドの自由な作業運動を可能にするよう、バッキングパッドの上面とハウジングの底側との間にギャップを形成することもできる。ギャップを、ハウジングに取り付けられるとともに実質的に環状形状を有するフードまたはキャップを用いて、少なくとも部分的に埋めることもできる。フードまたはキャップは、機械工具の意図する使用の際に機械工具の粉塵吸引能力を向上させるよう、かつ/または、可能なタイプの作業運動の一方または両方における機械工具の意図する使用の際にバッキングパッドのその縦方向軸回りの回転運動を遅くするよう、機能する。
もちろん、磁気要素を必ずしもハウジングおよびバッキングパッドの内部にそれぞれ配置する必要はない。第一磁気要素はいずれにしてもハウジングに関連付けられ、そして第二磁気要素はバッキングパッドに関連付けられることは理解されよう。磁気要素をハウジングおよびバッキングパッドにどのようにまたどこにそれぞれ固定するかは、本発明の適切な機能には重要ではない。例えば、第一磁気要素を、ハウジングの底側に取り付けられるフード内にもしくはキャップ内に、または、フードにもしくはキャップに、配置することができ、フードもしくはキャップでハウジングとバッキングパッドとの間のギャップを埋める(ブリッジング)ことができる。
また、磁力は、ハウジングおよびバッキングパッドのそれぞれのすべての磁気要素間に必ずしも有効となる必要はない。第一タイプの作業運動の際に、ハウジングに関連付けられる第一磁気要素の少なくとも一つが、バッキングパッドに関連付けられる少なくとも一つの対応する第二磁気要素と相互作用すれば十分である。第一タイプの作業運動の際にバッキングパッドの回転を確実に禁止するためには、ハウジングに関連付けられる少なくとも二つの好ましくは三つの第一磁気要素が、バッキングパッドに関連付けられる対応する数の第二磁気要素と相互作用することが提案される。
本発明の好ましい態様では、機械工具が、ハウジングに面する複数の第二磁気要素を有するバッキングパッドが偏心要素に取り付けられている場合に第一タイプの作業運動を実現し、第二磁気要素がない他のバッキングパッドが偏心要素に取り付けられている場合には第二タイプの作業運動を実現するよう構成される、ことが提案される。この場合異なるタイプの作業運動間で切り換えを行うためにユーザが行うべき適切な対応は、異なるタイプのバッキングパッド(第二磁気要素を有する第一タイプのバッキングパッドおよびそのような第二磁気要素のない第二タイプのバッキングパッド)を偏心要素に装着することだけである。好ましくは、機械工具のハウジングに備えられる第一磁気要素は永久磁石で実現される。永久磁石は静磁場を生成し、例えば磁化された低炭素鋼、コバルト、ニッケル、フェライトまたは希土類元素で製造される。
なお、第一磁気要素をソレノイドで実現することもできる。この場合、機械工具を、ソレノイドが作動されて偏心要素に取り付けられるバッキングパッドの第二磁気要素のうちの少なくともいくつかに作用する磁力を生成する場合に第一タイプの作業運動を実現し、ソレノイドが非作動状態であり磁力を生成しないまたは生成する磁力が非常に小さく、バッキングパッドの第二磁気要素への影響がない場合には第二タイプの作業運動を実現するよう、構成することができる。この場合、異なるタイプの作業運動間で切り換えを行うためにユーザが行うべき適切な対応は、ハウジングの第一磁気要素を構成するソレノイドを電気的に作動させるかまたは非作動状態とするかだけである。機械的ギア伝達機構等の切り換えは必要ではない。
電気モータによって動作する電気式の機械工具においては、ソレノイドを励磁するのに電気を利用できる。なお、空気圧モータによって動作する空気式の機械工具においては、通常は電気を利用できない。この場合、工具のハウジング内に配置される充電式電池によってソレノイドを励磁するための電気を供給することができる。あるいはまたは加えて、工具のハウジングに、機械工具の回転部分(例えばモータ・シャフト)によって作動されてソレノイドを励磁するための電気を供給するダイナモすなわち発電機を備えることもできる。ダイナモまたは発電機によって生成された電気を、ソレノイドに直接供給するまたは充電式電池またはコンデンサに一時的に蓄えることもできる。
本発明の他の好ましい態様では、第二磁気要素は永久磁石または強磁性体の部品(ピース)で実現される。第二磁気要素が永久磁石で実現される場合、第一磁気要素の極性とは反対の極性を有する必要がある。その強磁性要素は例えば低炭素鋼、コバルト、ニッケルまたはフェライトで製造することができ、第一磁気要素と磁気的に相互作用させるよう構成される。強磁性要素は、磁気要素によって生成された磁界に配置されると、磁気要素によって引き付けられる。好ましくは、強磁性要素はそれ自体の磁界を生成しない。この場合、バッキングパッドまたはその平面状のベースプレートがそれぞれ金属製の安定化インサートを備えるとき、金属インサートは強磁性要素を構成するかまたは強磁性要素として作用することができる。
ハウジングに備えられる第一磁気要素の数とバッキングパッドに備えられる第二磁気要素の数とは、同一とすることもまたは互いに異なる数とすることもできる。好ましくは、第一磁気要素の数は、第二磁気要素の数より多い。特に、第一磁気要素の数は、第二磁気要素の数の整数倍であることが提案される。第二磁気要素の数を偶数とすることも奇数とすることもできる。第二磁気要素の数は少なくとも2つであり、好ましくは少なくとも3つであることが提案される。バッキングパッドに関連付けられる第二磁気要素の数を少なくすることで、バッキングパッドの回転質量(orbiting masses)を低減でき、これにより、振動がないまたは非常に小さい、機械工具のより安定したより静かな動作が得られる。
さらに、偏心要素に取り付けられるバッキングパッドは、その縦方向中心軸回りに偏心要素に対して回転自在であり、バッキングパッドの縦方向軸は、工具シャフトの回転軸から間隔を空けて配置されるとともに実質的に平行に延びていることが提案される。特に、機械工具が使用されていないとき、つまり休止状態にあるとき、バッキングパッドはその縦方向軸回りに回転自在である。もちろん、バッキングパッドの自由回転は、ハウジングの底側とバッキングパッドの上面との間のギャップを埋めているフードまたはキャップによって(そのようなものが装着される場合)多少低減され得る。好ましくは、バッキングパッドは、縦方向軸に対してトルクに耐えることができるように(トルク・プルーフに)回転要素に取り付けられている。回転要素は、縦方向軸回りに回転自在に偏心要素に取り付けることができる。好適には、回転要素へのバッキングパッドのトルクに耐えることができる取り付け(トルク・プルーフ・アタッチメント)は、縦方向軸に対して実質的に垂直に延びる平面内における積極的なロック(ポジティブ・ロッキング)によって実現され、そしてバッキングパッドは、ネジまたは磁力を用いて縦方向軸の方向に回転要素に取り外し可能に固定される。その磁力は、第一磁気要素と第二磁気要素との間に作用する磁力、または、第一磁気要素および第二磁気要素ではない他の磁気要素間に作用する、異なる磁力とすることもできる。バッキングパッドを機械工具の他の部分に磁気的に取り付ける可能な方法の詳細は、本願と同じ発明者の出願番号EP18155369.4の欧州出願に記載されている。
本発明の他の好ましい態様では、ハウジングの複数の第一磁気要素は工具シャフトの回転軸の周囲に配置されており、複数の第一磁気要素のそれぞれの回転軸までの距離は所定の同じ距離であることが提案される。好ましくは、複数の第一磁気要素は、互いから周方向に均一に間隔を空けて配置されており、隣接する第一磁気要素のそれぞれに対して円周方向の距離が同じである。なお、種々の理由、例えば、工具のハウジングブロックの底側に位置する機械工具の他の部材または要素(例えば固定ネジやバランスウェイト)が、対応する空間を塞ぐまたは干渉するという構造上の理由で、第一磁気要素を円周方向に互いから均一に間隔を空けて配置しない場合もありうる。
このように、バッキングパッドの複数の第二磁気要素はバッキングパッドの縦方向中心軸の周囲に配置されており、複数の第二磁気要素の縦方向軸までの距離は所定の同じ距離であることが提案される。好ましくは、複数の第二磁気要素は、互いから周方向に均一に間隔を空けて配置されており、隣接する第二磁気要素のそれぞれに対して円周方向の距離は同じである。なお、種々の理由、例えば、バッキングパッドの上面に位置するバッキングパッドの他の部材または要素(例えば粉塵吸引システムの通気開口部)が対応する空間を塞ぐまたは干渉するという構造上の理由で、第二磁気要素を円周方向に互いから均一に間隔を空けて配置しない場合もありうる。
もちろん、第一磁気要素および/または第二磁気要素の数、磁石特性、寸法および/または位置は、第一磁気要素と第二磁気要素と間に作用する磁力の所望の強度を達成するために、自由に変更できる。好ましくは、ハウジングとバッキングパッドとの間のギャップにおける磁界の磁束線は、意図する使用の際にバッキングパッドの振動面に対して垂直に延びる。ハウジングとバッキングパッドとの二つの対向する磁気要素が近くに配置されるほど、磁力は大きくなる。また、互いに面し合う磁気要素の面の大きさが大きいほど、磁力は大きくなる。磁気要素の磁化率および透磁率も、磁力の強度および強さに影響を与えることができる他の特性である。
第一磁気要素の位置と第二磁気要素の位置は、第二磁気要素は、バッキングパッドのその縦方向軸周りのそれぞれの離散的な回転方向位置において対応する第一磁気要素に面するよう設定されることがさらに提案される。好ましくは、第一磁気要素および第二磁気要素の面の大きさは、第一タイプの作業運動の際に第二磁気要素の面がそれぞれ対応する第一磁気要素の面内に常にあるよう、設計されている。バッキングパッドの軌道作業運動の際に、第二磁気要素はそれぞれ、対応する第一磁気要素に対してバッキングパッドの振動面内において連続的に軌道運動する。この態様では、バッキングパッドの軌道運動とその結果としての第二磁気要素の運動に関わらず、第二磁気要素の表面全体が対応する第一磁気要素の面に常時面することを保証するために、第一磁気要素の面の大きさは、第二磁気要素の面の大きさより大きい。語「面」に関して、磁気要素の作用面は、バッキングパッドの振動面と実質的に平行に延びる面であることを意味する。この目的を達成するために、ソレノイドもまた本発明の意味において「面」を有することができる。
本発明の好ましい態様では、第一磁気要素および第二磁気要素の面は円形状であり、第一または第二磁気要素の面の直径は、少なくとも、バッキングパッドがその単純軌道運動の際に行う軌道の大きさを他方の(それぞれ第二または第一)磁気要素の直径に加えた大きさであることが提案される。このようにすることによって、バッキングパッドの軌道運動の際に、第一磁気要素および第二磁気要素の面が、確実に常に重なり合うことができる。例えば、第二磁気要素の面のそれぞれの直径が10mmであり、バッキングパッドの軌道直径が4mmである(軌道直径は、工具シャフトの回転軸とバッキングパッドの縦方向軸との間の距離すなわち偏心オフセットの二倍である)場合、第一磁気要素の面の直径は少なくとも14mm(10mm+4mm)である。同様に、第一磁気要素の面のそれぞれの直径が10mmであり、所定の軌道が4mmである場合、第二磁気要素の面の直径は少なくとも14mmである。
次に、本発明のさらなる特徴および利点を、添付の図面を参照して、以降で説明する。図面は本発明の好ましい実施形態を示すが、本発明は記載する実施形態に限定されない。図に示していなくとも、かつ/または、説明において明示的には記載していなくとも、図に示す実施形態の種々の特徴を互いに自由に組み合わせることができる。
以下に図面を示す。
本発明の第一の好ましい実施形態に係る手持ち型機械工具の縦断面図である。 図1の機械工具の細部Aである。 図1の機械工具の線B−Bに沿った水平断面図である。 第一タイプのバッキングパッドが装着された図1の機械工具の線C−Cに沿った水平断面図である。 本発明の第二の好ましい実施形態に係る手持ち型機械工具の縦断面図である。 図5の機械工具の線C−Cに沿った水平断面図である。 第一タイプの作業運動の際の第一磁気要素および第二磁気要素の上面図である。
添付図面の図1〜図4を参照して、本発明にかかる手持ち型で手動誘導型(hand−guided)の機械工具1の第一の好ましい実施形態を説明する。機械工具1は、硬質プラスチック材料で好ましくは形成されるハウジング2を備える。もちろん、ハウジング2の少なくとも一部を、他の材料、例えば金属または炭素繊維で、形成することができることができる。好ましくは、ユーザが工具1を把持するハウジング2の部分は、弾性材料で例えばゴムまたは柔らかいプラスチック材料で形成される。さらに、工具1は、ハウジング2に対して作業運動を実行するよう構成されるバッキングパッド3を備える。機械工具1は、機械工具1に取り付けられるバッキングパッド3に、以下に詳細に説明する少なくとも二つの異なるタイプの作業運動を実行させるよう構成される。
ハウジング2内に、工具1は、回転軸6回りの回転運動を実行するよう構成されるモータ・シャフト5を有するモータ4を備える。本実施形態において、モータ4は電気モータ好ましくはBLDCモータである。もちろん、モータを空気圧モータで実現することもできる。また、シャフト5の回転運動をバッキングパッド3の所望の作業運動に変換するための手段7が設けられる。本実施形態において、変換手段7は、トルクに耐えることができるよう(トルク・プルーフに)モータ・シャフト5に取り付けられる偏心要素11を備える。偏心要素11は、偏心要素11によって縦方向軸9回りに回転自在に支持される回転要素8を有する。この目的を達成するために、偏心要素11には、回転要素8を支持するための軸受(ベアリング)11aが配置される。回転要素8は、互いに実質的に平行に延びる回転軸6と縦方向軸9とがずれていることが分かるように、偏心的にモータ・シャフト5に配置される。バッキングパッド3を、ネジ8aを用いて回転要素8に容易に装着し固定することができる。ネジ8aは、バッキングパッド3の中心に形成される貫通孔を通って、回転要素8に形成されるネジが形成された円筒空間部へネジ締めされる。バッキングパッド3と回転要素8とは、好ましくは、軸6,9に実質的に垂直であるバッキングパッド3の振動面において、トルクに耐えることができるよう(トルク・プルーフに)接続される。あるいは、バッキングパッド3を、磁力を用いて回転要素8に固定することもできる。もちろん、変換手段7は、あらゆる他の種類のギア機構を備えてもよい。
さらに、工具1は、工具1(すなわちそのモータ4)を作動させる/作動停止させるためのスイッチ10と、モータ4の(すなわちバッキングパッド3の作業運動の)速度を制御するためのローレットホイール(knurled wheel)10aと、を備える。バッキングパッド3は、好ましくは、剛性材料で製造されるベースプレート(平面状基部板)12と、ベースプレート12の底面に取り付けられる弾性材料で形成される平面状の吸収板13と、吸収板13の底面に例えばフック・アンド・ループ・ファスナを用いて取り外し可能に取り付けられる研磨またはポリッシングシート14と、を備える。孔15が、作業面から粉塵を吸引できるよう、吸収板13とシート14とに形成される。
バッキングパッド3は、その縦方向軸9回りに回転することができるよう、偏心要素11によって支持される。機械工具1がバッキングパッド3の二つの異なるタイプの作業運動を実現できるよう、ハウジング2がバッキングパッド3に面する複数の第一磁気要素16を備え、バッキングパッド3がハウジング2に面する複数の第二磁気要素17を備えることが提案される。バッキングパッド3の二つの異なるタイプの作業運動は、磁力が第一磁気要素16および第二磁気要素17のうちの少なくともいくつかの間で作動しているか否かに応じて実現される。特に、作動状態にある磁力は、バッキングパッド3のその縦方向軸9回りの自由回転を抑制し、バッキングパッド3を縦方向軸9の回りの所定回転方向位置に保持する。磁力が十分に強ければ、バッキングパッド3の縦方向軸9回りの回転が防止されることになる。磁力が作動状態にあるとき、バッキングパッド3は第一タイプの作業運動、特には回転軸6回りの単純軌道運動を実行することになる。磁力が作動状態にないとき、縦方向軸9回りのバッキングパッド3の自由回転が可能になり、バッキングパッド3は第二タイプの作業運動、特にはランダム軌道運動を実行することになる。
バッキングパッド3の作業運動のタイプを変更するために機械工具1のユーザが行なければならないことは、磁気要素16,17の間に作用する磁力を作動させるまたは非作動状態とするための適切な対応を取ることだけである。これは多種の方法によって達成することができるが、それらのうちの二つをさらに詳細にここに説明する。
ハウジング2とバッキングパッド3との間に磁力が作用する領域(細部A)における図1の工具1の拡大図を図2に示す。ハウジング2に対するバッキングパッド3の作業運動を可能にするために、ギャップ23がハウジング2とバッキングパッド3との間に形成される。磁気要素16,17間に生じる磁界24の磁束線は、好ましくはギャップ23の面積的な延設領域に対して、そしてバッキングパッド3の振動面に対して垂直に、このギャップ23を横切って延びる。磁界24は、ハウジング2に対してある回転方向位置にバッキングパッド3をしっかりと保持可能であるとともにバッキングパッド3が縦方向軸9回りに自由に回転するのを禁止するのに十分に強い磁力を生成する。磁気要素16,17間で磁力が作用しても、バッキングパッド3は、依然として回転軸6回りに回転する偏心要素11によって行われる第一タイプの作業運動、特に軌道運動を実行することができる。
図2から分かる通り、第一磁気要素16がハウジング2に取り付けられている。第一磁気要素16を、ハウジング2に直接的に、またはハウジング2に接続される一以上の追加要素18(例えば、金属またはプラスチック材料で形成される)を用いて間接的に、接続することもできる。ゴムまたは柔らかいプラスチック材料で形成されるとともにハウジング2の周囲に沿ってギャップ23を埋めるフードまたはキャップを、そのような追加要素18の例として挙げることができる。フードまたはキャップ18は、バッキングパッド3の上面に非常に近く、したがって、特に第一磁気要素16の取り付けによく適している。磁気要素16はそれぞれ、側部から開口部20を通じて収容空洞部19へと挿入される。空洞部19は追加要素18内に形成されるが、同様にハウジング2それ自体に形成することもできる。その作業位置に達した後、磁気要素16を例えば接着剤によって空洞部19内に固定することができる。磁気要素16の下方の開口部21は、バッキングパッド3に向かって方向付けられており、磁力がバッキングパッド3の対応する第二磁気要素17とより良好に相互作用できるように、そして例えば必要に応じて第一磁気要素16を空洞部19から取り外すことができるよう第一磁気要素16にアクセスできるように機能する。
第二磁気要素17は、バッキングパッド3の任意の部分に固定できる。本実施形態において、第二磁気要素は、剛性材料で形成される一以上の追加要素12aを用いて平面状のベースプレート12に間接的に固定される。なお、磁気要素17を、剛性ベースプレート12に直接、または、剛性ベースプレート12内に固定することもできる。第二磁気要素17は、上部から開口部22を通じて空洞部内に挿入される。空洞部は、追加要素12aまたはベースプレート12に配置される。磁気要素17の挿入後、開口部22を閉じることもできる。これは、適当なプラグ(差し込み)要素を用いて、または開口部22を通じて空洞部内にプラスチック材料を注入することによって、達成できる。開口部22を閉じることには、磁気要素17がバッキングパッド3内に動かないよう固定され、そして湿気、粉塵および汚れが空洞部内へと入り第二磁気要素17と触れることを防止できる利点がある。磁気要素17は、その生産の際に、バッキングパッド3内へと例えば射出成形を用いて挿入されることが好ましい。磁気要素17をバッキングパッド3に固定し、開口部22を閉じるために追加の製造工程が必要ではないからである。
第二磁気要素17を永久磁石または強磁性要素とできる。強磁性要素は、低炭素鋼で製造された小さく軽量なプレートまたは良好な強磁性を有する同様な材料とできる。剛性ベースプレート12を、第二磁気要素17を形成する強磁性要素として少なくとも部分的に機能する金属製でもよい。第二磁気要素17が永久磁石である場合、第一磁気要素16とは反対の極性を有する必要がある。
図1〜図4の実施形態では、機械工具1は、ハウジング2に面する複数の第二磁気要素17を有するバッキングパッド3が偏心要素11に取り付けられている場合に第一タイプの作業運動を実現し、第二磁気要素がない他のバッキングパッドが偏心要素11に取り付けられている場合には第二タイプの作業運動を実現するよう構成することが提案されている。この場合、異なるタイプの作業運動間で切り換えを行うためにユーザが行うべき適切な対応は、異なるタイプのバッキングパッド3(第二磁気要素を有する第一タイプのバッキングパッド3(図4参照)およびそのような第二磁気要素のない第二タイプのバッキングパッド(図示せず))を偏心要素11に装着することだけである。本実施形態において、ハウジング2に備えられる第一磁気要素16は、永久磁石である。永久磁石は、静磁場を生成し、例えば磁化された低炭素鋼、コバルト、ニッケル、フェライトまたは希土類元素で製造される。
図3は、平面B−Bにおける図1の機械工具1の断面図を示す。バッキングパッド3は円形形状を有することが分かる。断面は、ハウジング2に関連付けられる追加要素18(例えばフードまたはキャップ)を貫通するよう延びている。ハウジング2に関連付けられる第一磁気要素16が合計六つであることが分かる。磁気要素16は、回転軸6の周囲に配置され、それぞれの軸6までの距離は所定の同じ距離であり、互いから周方向に均一に間隔を空けて配置されている。もちろん、隣接する永久要素16間の周方向距離を変えることもできる。
図4は、平面C−Cにおける図1の機械工具1の断面図を示す。バッキングパッド3の上面の部分が見えている。断面図は、バッキングパッド3の平面状のベースプレート12の中央部を貫通するよう延びている。バッキングパッド3に関連付けられる第二磁気要素17が合計三つであることが分かる。磁気要素17は、縦方向軸9の周囲に配置され、それぞれが縦方向軸9までの距離が所定の同じ距離であり、互いから周方向に均一に間隔を空けて配置されている。
図5および図6に示す本発明の他の実施形態では、第一磁気要素16はソレノイド(電磁石)である。ソレノイドは、電気的に作動・作動停止が行われ、これによりソレノイドが磁界24を生成する/生成しないことができる。この場合、機械工具1は、ソレノイド16が作動されて偏心要素11に取り付けられるバッキングパッド3の第二磁気要素17のうちの少なくともいくつかに作用する磁力を生成する場合に第一タイプの作業運動を実現し、ソレノイド16が非作動状態であり磁力を生成しないまたは生成する磁力が非常に小さく、バッキングパッド3の第二磁気要素17への影響がない場合には、第二タイプの作業運動を実現するよう構成される。この場合、異なるタイプの作業運動間で切り換えを行うためにユーザが行うべき適切な対応は、ハウジング2の第一磁気要素を構成するソレノイド16を電気的に作動させるかまたは非作動とするかだけである。これは、任意のタイプのスイッチング手段10bによって、例えば機械的または電気的スイッチ、回転式スイッチ、押しボタン、タッチ・センシブル・ディスプレイ上の仮想スイッチ等によって、達成できる。スイッチング手段10bを、ハウジング2の外部からアクセス可能なハウジング2の任意の位置に配置できる。図5の実施形態において、スイッチング手段10bをハウジング2の上部側に配置することができる。作業運動のタイプを変更するには機械的ギア伝達機構等の切り換えは必要ではない。
図6は、線C−Cに沿って図5の機械工具1を貫通する断面図を示す。第二磁気要素17が、ソレノイドであり、フードまたはキャップ18内に配置されていることがよく分かる。もちろん、ソレノイド17を、ハウジング2内に特にハウジング2の底面に沿って配置することもできる。
電気モータ4によって動作する電気式の機械工具1においては、ソレノイド16を励磁するのに電気を利用できる。なお、空気圧モータによって動作する空気式の機械工具においては、通常は電気を利用できない。この場合、工具のハウジング2内に配置される充電式電池によってソレノイド16を励磁するための電気を供給することができる。あるいは、工具のハウジング2に、機械工具1の回転部分(例えばモータ・シャフト5)によって作動されてソレノイド16を励磁するための電気を供給するダイナモすなわち発電機を設けることもできる。ダイナモまたは発電機によって生成された電気を、ソレノイド16に直接供給してもよいし、充電式電池またはコンデンサに一時的に蓄えてもよい。
第一磁気要素16および/または第二磁気要素17の数、磁石特性、寸法および/または位置は、第一磁気要素16と第二磁気要素17と間に作用する磁力の所望の強度を達成するために、自由に変更できる。磁気要素16,17の磁化率および透磁率もまた、磁力の強度および強さに影響を与えることができる他の特性である。磁気要素16,17のそれぞれの特性を、対応するそれぞれの機械工具1の設計とそれぞれの動作条件に応じて適応させることができる。
バッキングパッド3の単純軌道作業運動の際に、バッキングパッド3の第二磁気要素17のそれぞれは、ハウジング2の対応する第一磁気要素16に対して軌道運動を実行する。これを、バッキングパッド3の軌道作業運動の際に、第一磁気要素16の中心26回りの軌道運動25を実現している第一磁気要素16および対応する第二磁気要素17を示す図7を参照して、さらに詳細に説明する。第二磁気要素17の軌道運動25の際に、その中心27は軌道運動25に対応する円上を回る。軌道運動25の直径は、モータ・シャフト5の回転軸6とバッキングパッド3の縦方向軸9との間の距離(R25で示す)の二倍に対応する。第一磁気要素16および第二磁気要素17は、円形状の作用面を有する。第一磁気要素16はR16の半径を有する。また、第二磁気要素17はR17の半径を有する。本実施形態において、第一磁気要素16の半径R16は、第二磁気要素17の半径R17に距離R25を加えた大きさ以上である(R16≧R17+R25)。言い換えれば、それぞれの第一磁気要素16の面の直径は少なくとも、対応する第二磁気要素17の面の直径(2×R17)に軌道直径2×R25を加えた大きさである。これにより、バッキングパッド3の軌道運動25の間、第二磁気要素17の面がそれぞれ、対応する第一磁気要素16の面内に常にあることが保証される。同様に、このことは、それぞれの第一磁気要素17の面の直径が少なくとも、対応する第二磁気要素16の面の直径(2×R16)に軌道直径2×R25を加えた大きさである場合にも達成できる。
<付記>
(付記1)
ワークピースにサンディングまたはポリッシングを行うための手持ち型の機械工具(1)であって、前記機械工具(1)は、
ハウジング(2)と、
前記機械工具(1)の工具シャフト(5)を作動させ、前記工具シャフト(5)をその回転軸(6)回りに回転させるためのモータ(4)と、
サンディング要素またはポリッシング要素を取り外し可能に取り付けることができるバッキングパッド(3)であって、前記バッキングパッド(3)が作業運動を実行できるよう偏心要素(11)を用いて前記工具シャフト(5)に偏心的に取り付けることができるバッキングパッドと、
を備え、
前記機械工具(1)が、取り付けられる前記バッキングパッド(3)の二つの異なるタイプの作業運動を実現するように構成されており、
前記機械工具(1)の前記ハウジング(2)は、前記バッキングパッド(3)に面する複数の第一磁気要素(16)を備え、
前記偏心要素(11)に取り付けられるバッキングパッド(3)は、前記ハウジング(2)に面する複数の第二磁気要素(17)を備え、
前記機械工具(1)は、磁力が前記第一磁気要素(16)と前記第二磁気要素(17)との少なくともいくつかの間で働いている場合に第一タイプの作業運動を実現し、磁力が前記第一磁気要素(16)と前記第二磁気要素(17)との間で働いていない場合には第二タイプの作業運動を実現するよう構成されている、
ことを特徴とする、機械工具。
(付記2)
前記機械工具(1)は、前記ハウジング(2)に面する複数の前記第二磁気要素(17)を有する前記バッキングパッド(3)が前記偏心要素(11)に取り付けられている場合に前記第一タイプの作業運動を実現し、前記第二磁気要素(17)がない他のバッキングパッド(3)が前記偏心要素(11)に取り付けられている場合には前記第二タイプの作業運動を実現するよう、構成されている、
付記1に記載の機械工具(1)。
(付記3)
前記第一磁気要素(16)は永久磁石である、
付記2に記載の機械工具(1)。
(付記4)
前記第一磁気要素(16)はソレノイドであり、
前記機械工具(1)は、前記ソレノイド(16)が作動されて前記偏心要素(11)に取り付けられる前記バッキングパッド(3)の前記第二磁気要素(17)のうちの少なくともいくつかに作用する磁力を生成する場合に前記第一タイプの作業運動を実現し、前記ソレノイド(16)が非作動であり磁力を生成しない場合には前記第二タイプの作業運動を実現するよう、構成されている、
付記1に記載の機械工具(1)。
(付記5)
前記第二磁気要素(17)は永久磁石または強磁性体のピースである、
付記1から4のいずれか1項に記載の機械工具(1)。
(付記6)
前記偏心要素(11)に取り付けられる前記バッキングパッド(3)はその縦方向中心軸(9)回りに前記偏心要素(11)に対して回転自在であり、
前記バッキングパッド(3)の前記縦方向軸(9)は、前記工具シャフト(5)の回転軸(6)から間隔を空けて配置されるとともに実質的に平行に延びている、
付記1から5のいずれか1項に記載の機械工具(1)。
(付記7)
前記バッキングパッド(3)は、前記縦方向軸(9)に対してトルクに耐えることができるよう回転要素(8)に取り付けられており、
前記回転要素(8)は、前記縦方向軸(9)回りに回転自在に前記偏心要素(11)に取り付けられている、
付記6に記載の機械工具(1)。
(付記8)
前記バッキングパッド(3)の前記回転要素(8)への前記トルクに耐えることができる取り付けは、前記縦方向軸(9)に対して実質的に垂直に延びる平面内におけるポジティブ・ロッキングによって実現され、
前記バッキングパッド(3)は、ネジ(8a)または磁力を用いて前記縦方向軸(9)の方向に前記回転要素(8)に取り外し可能に固定される、
付記7に記載の機械工具(1)。
(付記9)
前記第二の作業運動はランダム軌道運動である、
付記6から8のいずれか1項に記載の機械工具(1)。
(付記10)
前記第一の作業運動は単純軌道運動であり、
前記バッキングパッド(3)は、前記第一磁気要素(16)と前記第二磁気要素(17)との少なくともいくつかの間の相互作用によって生じる磁力を用いて、前記縦方向軸(9)に対して離散的な回転方向位置に保持される、
付記1から9のいずれか1項に記載の機械工具(1)。
(付記11)
前記ハウジング(2)の前記複数の第一磁気要素(16)は前記工具シャフト(5)の前記回転軸(6)の周囲に配置されており、
前記複数の第一磁気要素(16)は、前記回転軸(6)までの距離が所定の同じ距離であり、互いから周方向に均一に間隔を空けて配置されている、
付記1から10のいずれか1項に記載の機械工具(1)。
(付記12)
前記バッキングパッド(3)の前記複数の第二磁気要素(17)は、前記バッキングパッド(3)の縦方向中心軸(9)の周囲に配置されており、
前記複数の第二磁気要素(17)は、前記縦方向軸(9)までの距離が所定の同じ距離であり、互いから周方向に均一に間隔を空けて配置されている、
付記1から11のいずれか1項に記載の機械工具(1)。
(付記13)
前記第一磁気要素(16)の位置および前記第二磁気要素(17)の位置は、前記バッキングパッド(3)のそれぞれの離散的な回転方向位置において、前記第二磁気要素(17)のうちの少なくともいくつかは対応する第一磁気要素(16)に面するよう設定される、
付記1から12のいずれか1項に記載の機械工具(1)。
(付記14)
前記第一磁気要素(16)および前記第二磁気要素(17)の面の大きさは、前記バッキングパッド(3)の単純軌道運動の際に、前記第二磁気要素(17)の面がそれぞれ前記対応する第一磁気要素(16)の面内に常にあるよう、設計されている、
付記13に記載の機械工具(1)。
(付記15)
前記第一磁気要素(16)および前記第二磁気要素(17)の面は円形状であり、
前記第一磁気要素(16)または前記第二磁気要素(17)の面の直径(2×R16,2×R17)は、少なくとも、他方の前記第二磁気要素(17)または前記第一磁気要素(16)の直径(2×R17,2×R16)に、前記バッキングパッド(3)の単純軌道運動の際の軌道の大きさ(2×R25)を加えた大きさである、
付記14に記載の機械工具(1)。

Claims (13)

  1. ワークピースにサンディングまたはポリッシングを行うための手持ち型の機械工具(1)であって、前記機械工具(1)は、
    ハウジング(2)と、
    前記機械工具(1)の工具シャフト(5)を作動させ、前記工具シャフト(5)をその回転軸(6)回りに回転させるためのモータ(4)と、
    サンディング要素またはポリッシング要素を取り外し可能に取り付けることができるバッキングパッド(3)であって、前記バッキングパッド(3)が作業運動を実行できるよう偏心要素(11)を用いて前記工具シャフト(5)に偏心的に取り付けることができるバッキングパッドと、
    を備え、
    前記機械工具(1)が、取り付けられる前記バッキングパッド(3)の二つの異なるタイプの作業運動を実現するように構成されており、
    前記機械工具(1)の前記ハウジング(2)は、前記バッキングパッド(3)に面する複数の第一磁気要素(16)を備え、
    前記バッキングパッド(3)は、前記ハウジング(2)に面する複数の第二磁気要素(17)を有する第一タイプのバッキングパッドと、前記第二磁気要素(17)を有さない第二タイプのバッキングパッドと、を含み、前記第一タイプのバッキングパッドと前記第二タイプのバッキングパッドとは、選択的に前記偏心要素(11)に取り付けられ、
    前記機械工具(1)は、前記第一タイプの前記バッキングパッドが前記偏心要素に取り付けられ磁力が前記第一磁気要素(16)と前記第二磁気要素(17)との少なくともいくつかの間で働いている場合に第一タイプの作業運動を実現し、前記第二タイプの前記バッキングパッドが前記偏心要素に取り付けられている場合には第二タイプの作業運動を実現するよう構成されている、
    ことを特徴とする、機械工具。
  2. 前記第一磁気要素(16)は永久磁石である、
    請求項1に記載の機械工具(1)。
  3. 前記第二磁気要素(17)は永久磁石または強磁性体のピースである、
    請求項1又は2に記載の機械工具(1)。
  4. 前記偏心要素(11)に取り付けられる前記バッキングパッド(3)はその縦方向中心軸(9)回りに前記偏心要素(11)に対して回転自在であり、
    前記バッキングパッド(3)の前記縦方向中心軸(9)は、前記工具シャフト(5)の回転軸(6)から間隔を空けて配置されるとともに実質的に平行に延びている、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の機械工具(1)。
  5. 前記バッキングパッド(3)は、前記縦方向中心軸(9)に対してトルクに耐えることができるよう回転要素(8)に取り付けられており、
    前記回転要素(8)は、前記縦方向中心軸(9)回りに回転自在に前記偏心要素(11)に取り付けられている、
    請求項4に記載の機械工具(1)。
  6. 前記バッキングパッド(3)の前記回転要素(8)への前記トルクに耐えることができる取り付けは、前記縦方向中心軸(9)に対して実質的に垂直に延びる平面内におけるポジティブ・ロッキングによって実現され、
    前記バッキングパッド(3)は、ネジ(8a)または磁力を用いて前記縦方向中心軸(9)の方向に前記回転要素(8)に取り外し可能に固定される、
    請求項5に記載の機械工具(1)。
  7. 前記第二タイプの作業運動はランダム軌道運動である、
    請求項4から6のいずれか1項に記載の機械工具(1)。
  8. 前記第一タイプの作業運動は単純軌道運動であり、
    前記偏心要素(11)に取り付けられる前記バッキングパッド(3)はその縦方向中心軸(9)回りに前記偏心要素(11)に対して回転自在であり、
    前記バッキングパッド(3)は、前記第一磁気要素(16)と前記第二磁気要素(17)との少なくともいくつかの間の相互作用によって生じる磁力を用いて、前記縦方向中心軸(9)に対して離散的な回転方向位置に保持される、
    請求項1に記載の機械工具(1)。
  9. 前記ハウジング(2)の前記複数の第一磁気要素(16)は前記工具シャフト(5)の前記回転軸(6)の周囲に配置されており、
    前記複数の第一磁気要素(16)は、前記回転軸(6)までの距離が所定の同じ距離であり、互いから周方向に均一に間隔を空けて配置されている、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の機械工具(1)。
  10. 前記偏心要素(11)に取り付けられる前記バッキングパッド(3)はその縦方向中心軸(9)回りに前記偏心要素(11)に対して回転自在であり、
    前記バッキングパッド(3)の前記複数の第二磁気要素(17)は、前記バッキングパッド(3)の前記縦方向中心軸(9)の周囲に配置されており、
    前記複数の第二磁気要素(17)は、前記縦方向中心軸(9)までの距離が所定の同じ距離であり、互いから周方向に均一に間隔を空けて配置されている、
    請求項1に記載の機械工具(1)。
  11. 前記第一磁気要素(16)の位置および前記第二磁気要素(17)の位置は、前記バッキングパッド(3)のそれぞれの離散的な回転方向位置において、前記第二磁気要素(17)のうちの少なくともいくつかは対応する第一磁気要素(16)に面するよう設定される、
    請求項1から10のいずれか1項に記載の機械工具(1)。
  12. 前記第一磁気要素(16)および前記第二磁気要素(17)の面の大きさは、前記バッキングパッド(3)の単純軌道運動の際に、前記第二磁気要素(17)の面がそれぞれ前記対応する第一磁気要素(16)の面内に常にあるよう、設計されている、
    請求項11に記載の機械工具(1)。
  13. 前記第一磁気要素(16)および前記第二磁気要素(17)の面は円形状であり、
    前記第一磁気要素(16)または前記第二磁気要素(17)の面の直径(2×R16,2×R17)は、少なくとも、他方の前記第二磁気要素(17)または前記第一磁気要素(16)の直径(2×R17,2×R16)に、前記バッキングパッド(3)の前記縦方向中心軸(9)と前記工具シャフト(5)の前記回転軸(6)との距離である、前記バッキングパッド(3)の単純軌道運動の際の軌道の大きさ(2×R25)を加えた大きさである、
    請求項12に記載の機械工具(1)。

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