JP6689397B2 - ドライブプーリの製造方法及びその製造システムと、ローラ組付装置、ピース取付装置及びボス挿通装置 - Google Patents

ドライブプーリの製造方法及びその製造システムと、ローラ組付装置、ピース取付装置及びボス挿通装置 Download PDF

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Description

本発明は、ドライブプーリの製造方法及びその製造システムと、該製造システムを構成するローラ組付装置、ピース取付装置及びボス挿通装置に関する。
自動車車体に搭載される無段変速機は、特開平8−61448号公報に記載されるように、ムーバブルフェースと、複数個のスライドピースが外縁部に取り付けられたランププレートとの間に、複数個のウェイトローラが介装されることで構成されたドライブプーリを含む。なお、ムーバブルフェース及びスライドピースは略ディスク形状をなし、その中心には、第1貫通孔、第2貫通孔がそれぞれ形成される。この中の第1貫通孔には、ボスと指称される円筒体が嵌合される。
ドライブプーリは、作業者の手作業で組み立てられる。具体的には、先ず、ムーバブルフェース内に設けられたローラ保持部にウェイトローラを組み込み、さらに、第1貫通孔にボスを挿通する。その一方で、ランププレートの外縁部にスライドピースを個別に取り付ける。その後、ムーバブルフェースにランププレートを重畳する。
このような手作業での組み立ての場合、比較的長時間が必要である。これを改善するべく、ドライブプーリを自動的に組み立てることが可能な装置ないしシステムが要望されている。
本発明の一般的な目的は、ドライブプーリを自動的に且つ効率よく組み立てることが可能となるドライブプーリの製造方法を提供することにある。
本発明の主たる目的は、ドライブプーリを自動的に組み立てることが可能なドライブプーリの製造システムを提供することにある。
本発明の別の目的は、ムーバブルフェース内にウェイトローラを組み込むことが可能なローラ組付装置を提供することにある。
本発明のまた別の目的は、ランププレートの外縁部にスライドピースを取り付けることが可能なピース取付装置を提供することにある。
本発明のさらに別の目的は、ムーバブルフェースに形成された貫通孔にボスを挿通することが可能なボス挿通装置を提供することにある。
本発明の一実施形態によれば、ムーバブルフェース、複数個のウェイトローラ、円筒形状をなすボス、ランププレート及び複数個のスライドピースから、無段変速機を構成するドライブプーリを組み上げるドライブプーリの製造方法であって、
ムーバブルフェース内に複数個のウェイトローラを収容する工程と、
ランププレートの近傍に複数個のスライドピースを配置する工程と、
前記複数個のスライドピースを押し出し、前記ランププレートに前記複数個のスライドピースを取り付ける工程と、
前記ムーバブルフェースに形成された貫通孔にボスを挿通する工程と、
を有するドライブプーリの製造方法が提供される。
すなわち、本発明においては、所定の機構等によって上記の各工程を自動的に行う。このため、ムーバブルフェース内に複数個のウェイトローラを収容することや、ランププレートの近傍に配置された複数個のスライドピースを押し出して前記ランププレートに取り付けることが可能となる。
従って、ドライブプーリを得るまでに至る時間が、手作業を行う場合に比して著しく短縮される。このため、ドライブプーリの生産効率が向上する。
この場合、ランププレートに複数個のスライドピースを取り付ける工程と、貫通孔にボスを挿通する工程とを同時に行うことが好ましい。さらに、ムーバブルフェース内に複数個のウェイトローラを収容する工程と、ランププレートの近傍に複数個のスライドピースを配置する工程とを同時に行うようにしてもよい。このように複数の工程を同時に行うことにより、ドライブプーリの生産効率が一層向上する。
本発明の別の一実施形態によれば、ムーバブルフェース、複数個のウェイトローラ、円筒形状をなすボス、ランププレート及び複数個のスライドピースから、無段変速機を構成するドライブプーリを組み上げるドライブプーリの製造システムであって、
前記ムーバブルフェース及び前記ランププレートが載置されるとともに、この状態で回転可能な搬送用回転テーブルと、
ムーバブルフェース内に複数個のウェイトローラを収容するローラ組付装置と、
ランププレートに複数個のスライドピースを取り付けるピース取付装置と、
前記ムーバブルフェースに形成された貫通孔にボスを挿通するボス挿通装置と、
を含むドライブプーリの製造システムが提供される。
この構成により、搬送用回転テーブルを回転させてムーバブルフェース及びランププレートを搬送しながら、ムーバブルフェース内に複数個のウェイトローラを収容することや、ランププレートに複数個のスライドピースを取り付けること、さらに、ムーバブルフェースに形成された貫通孔にボスを挿通することを自動的に行うことが可能となる。
すなわち、各装置が所定の動作を営むことによってドライブプーリを効率よく組み立てることができる。従って、繁雑な手作業が不要となるとともに、ドライブプーリを得るまでの時間が短くなるので該ドライブプーリの生産効率が向上する。
ローラ組付装置は、ウェイトローラを搬送するローラ搬送機構と、開口部が形成された回転盤と、回転盤を回転させる回転駆動手段とを有する構成とすることが好ましい。さらに、ローラ搬送機構で搬送されたウェイトローラを、回転盤が回転するとともに開口部を通過させてムーバブルフェース内に収容する。
全てのウェイトローラをムーバブルフェース内に直接且つ同時に収容するようにした場合には、例えば、ムーバブルフェースに公差内の寸法の相違があるとき、一部のウェイトローラが、ムーバブルフェースに形成されたガイドリブに干渉してムーバブルフェース内に収容されない懸念がある。これに対し、上記の構成では、ウェイトローラが、ムーバブルフェースに形成されたガイドリブに一旦乗り上げた場合であっても、回転駆動手段の作用下に回転盤が回転した際にガイドリブからローラ溝に滑落する。従って、ムーバブルフェースに寸法の相違があるときにおいても、全てのウェイトローラをムーバブルフェース内に収容することが容易となる。
ローラ搬送機構は、真空吸着機構を含むものであることが好ましい。真空吸着機構は、構成が簡素であることに加え、ウェイトローラのような円柱形状体や、球形状体等を保持することが容易であるからである。
また、ピース取付装置は、ランププレートの近傍に配置された複数個のスライドピースをランププレート側に指向して進行させる挿入機構を有するように構成するとよい。挿入機構で全てのスライドピースを押し出すことにより、複数個のスライドピースをランププレートに取り付けることができる。
さらに、ピース取付装置は、ランププレートの近傍に複数個のスライドピースを搬送するピース搬送機構を有するものであることが好ましい。これにより、スライドピースの搬送からランププレートへの取り付けまでの全工程を自動的に行うことが可能となる。従って、ドライブプーリの生産効率が一層向上する。
ピース搬送機構は、スライドピースを保持するための真空吸着機構を含むことが好ましい。上記したように、真空吸着機構は構成が簡素である。また、スライドピースのような小形状のものであっても容易に保持することができる。
また、スライドピースをピース搬送機構に向けて押圧する圧縮気体を導出する圧縮気体供給機構を設けることが好ましい。圧縮気体により、スライドピースがピース搬送機構に移動することが支援される。従って、スライドピースを効率よくピース搬送機構に供給することができる。
ボス挿通装置は、例えば、ムーバブルフェースに形成された貫通孔を通過してボスの孔部に係合するガイドを有するようにして構成すればよい。この場合、ガイドが貫通孔から離脱する方向に後退することに伴ってボスを貫通孔に案内する。これにより、ボスを貫通孔に容易に挿通させることができる。
製造システムに、1組のムーバブルフェース及びランププレートを同時に搬送用回転テーブルに搬送するワーク搬送機構をさらに設けるとよい。これにより、ワークであるムーバブルフェース及びランププレートを効率よく搬送用回転テーブルに供給することができる。しかも、作業者の手作業が不要となるので、作業者の負担が低減する。
さらに、スライドピースが取り付けられたランププレートを、ウェイトローラを収容した前記ムーバブルフェースに重畳する重畳機構を設けることが好ましい。これにより、重畳する工程を自動化することが可能となる。従って、作業者の負担が一層低減する。
本発明のまた別の一実施形態によれば、ムーバブルフェースに複数個のウェイトローラを収容するローラ組付装置であって、
ウェイトローラを搬送するローラ搬送機構と、
開口部が形成された回転盤と、
前記回転盤を回転させる回転駆動手段と、
を有し、
前記ローラ搬送機構で搬送された前記ウェイトローラを、前記開口部を通過させて前記ムーバブルフェース内に収容するローラ組付装置が提供される。
上記したように、このローラ組付装置は、ウェイトローラを保持して搬送するための真空吸着機構を含むものであることが好ましい。
本発明のさらに別の一実施形態によれば、ランププレートに複数個のスライドピースを取り付けるピース取付装置であって、
前記ランププレートの近傍に配置された前記複数個のスライドピースを前記ランププレート側に指向して進行させることで前記スライドピースを前記ランププレートに取り付ける挿入機構を有するピース取付装置が提供される。
上記したように、このピース取付装置には、複数個のスライドピースをランププレートの近傍に搬送するピース搬送機構を設けることが好ましい。また、ピース搬送機構を、スライドピースを保持するための真空吸着機構を含むように構成するとよい。
さらに、スライドピースがピース搬送機構に移動することを支援するべく、スライドピースをピース搬送機構に向けて押圧する圧縮気体を導出する圧縮気体供給機構を設けることが好ましい。
本発明のさらにまた別の一実施形態によれば、ムーバブルフェースに形成された貫通孔にボスを挿通するボス挿通装置であって、
前記貫通孔を通過して前記ボスの孔部に係合するガイドを有し、
前記ガイドが前記貫通孔から離脱する方向に後退することに伴って、前記ボスを前記貫通孔に案内するボス挿通装置が提供される。
上記したように、この構成により、ムーバブルフェースに形成された貫通孔にボスを容易に挿通することができる。
ドライブプーリの分解斜視図である。 図1のドライブプーリを構成するムーバブルフェースの、ドライブプーリ内面となる側の全体概略正面図である。 図1のドライブプーリを構成するランププレートの、ドライブプーリ外面となる側の全体概略正面図である。 本発明の実施の形態に係るドライブプーリの製造システムの概略平面図である。 図4の製造システムを構成するワーク搬送機構の要部概略斜視図である。 図4の製造システムを構成する移送用回転テーブルに設けられてムーバブルフェースを受ける第1受皿と、ランププレートを受ける第2受皿とを示す要部概略斜視図である。 ローラ組付装置の要部概略斜視図である。 図7のローラ組付装置を構成する保持盤、回転盤及び回転用エアシリンダを示す要部概略平面図である。 ピース搬送機を構成する位置決め用回転テーブルを主に示す要部概略斜視図である。 ピース挿入機の要部概略斜視図である。 図10のピース挿入機の下方からの要部概略斜視図である。 ボス挿通装置を構成する倣いガイドと、ムーバブルフェースと、ボスとの位置関係を示す要部縦断面図である。 ウェイトローラをローラ溝に収容する過程を模式的に示した要部縦断面図である。 ムーバブルフェースの貫通孔にボスが挿通された状態を示す要部縦断面図である。
以下、本発明に係るドライブプーリの製造方法につき、それを実施するためのローラ組付装置、ピース取付装置及びボス挿通装置を含んで構成されるドライブプーリの製造システムとの関係で好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
先ず、ドライブプーリ10につき、その分解斜視図である図1を参照して概略説明する。ドライブプーリ10は、ムーバブルフェース12と、複数個(例えば、6個)のウェイトローラ14と、外縁部に3個のスライドピース16が取り付けられたランププレート18とを有する。ムーバブルフェース12及びランププレート18はディスク形状をなし、ムーバブルフェース12の中心には第1貫通孔20が形成される一方、ランププレート18の中心には第2貫通孔22が形成される。
ムーバブルフェース12の一端面は、ドライブプーリ10の外面となる。この一端面は緩やかなテーパー状斜面からなり、傘形状となっている。一方、ランププレート18を臨む他端面には、図2に示すように、2本のガイドリブ24の間にローラ溝26が形成される。ローラ溝26は6本形成され、各ローラ溝26には1個のウェイトローラ14が収容される。ウェイトローラ14は、ローラ溝26に沿って移動可能である。
ランププレート18は、図3に示すように、テーパー状に傾斜した3個の傾斜部28と、該傾斜部28の中心から突出した中空円筒部30とを有し、ムーバブルフェース12の一端面を閉塞したとき、中空円筒部30はムーバブルフェース12から離間する方向に延在する。各傾斜部28には、中空円筒部30側に指向して陥没した凹部32が形成される。さらに、隣接する傾斜部28同士の間には、薄肉の平坦部34が介在する。なお、前記第2貫通孔22は、中空円筒部30の略中心に形成されている。
スライドピース16はクリップ形状をなし、開口に前記平坦部34が差し込まれる。ムーバブルフェース12とランププレート18は重畳され、その結果、両部材の間にウェイトローラ14が介装される。
さらに、第1貫通孔20には、円筒形状体からなるボス36が嵌合される。このように構成されるドライブプーリ10は、ボス36の第3貫通孔38(孔部)に嵌合されたドライブシャフトが回転することに伴って追従回転する。
次に、本実施の形態に係るドライブプーリ10の製造システムにつき説明する。図4に要部の概略を示すように、この製造システム50は、待機部100と、ローラ組付装置200と、ピース取付装置300と、ボス挿通装置400と、重畳装置500とを含んで構成される。待機部100と前記の各装置200、300、400、500は、基台51に設けられて略円環形状をなす移送用回転テーブル52の円周上に配設される。製造システム50は、待機部100から移送用回転テーブル52まで、ムーバブルフェース12及びランププレート18を搬送するワーク搬送機構102をさらに有する。
待機部100には、ムーバブルフェース12が個別に順次搬入されるとともに、複数個のランププレート18が重畳されている。搬入されたムーバブルフェース12と、重畳されたランププレート18は、並列に配置される。ムーバブルフェース12とランププレート18は、この状態で、1個ずつワーク搬送機構102に保持される。すなわち、ワーク搬送機構102は、1組のムーバブルフェース12及びランププレート18を移送用回転テーブル52に向かって同時に搬送する。
具体的には、ワーク搬送機構102は、支柱104に設けられた第1搬送用エアシリンダ106と、該第1搬送用エアシリンダ106の第1搬送用ロッド108の先端に設けられた第1リニアガイド110と、第1リニアガイド110の作用下に昇降可能な保持アーム112とを有する。保持アーム112には、図5に示すように、ムーバブルフェース12を把持する第1把持部114と、ランププレート18を把持する第2把持部116とが設けられる。この中の第1把持部114は、開閉自在な3個の把持爪118を有し、該3個の把持爪118は、互いに接近する方向に移動することでムーバブルフェース12を外縁部側から把持する。
一方の第2把持部116には、図示しない真空吸着機構が付設される。すなわち、ランププレート18は、前記真空吸着機構を構成する吸引用ノズル(図示せず)によって吸着保持される。
移送用回転テーブル52には、図6に示す第1受皿54及び第2受皿56が3個ずつ設けられる。第1受皿54はムーバブルフェース12を保持するためのものであり、第2受皿56はランププレート18を保持するためのものである。移送用回転テーブル52及び第1受皿54には、第1貫通孔20に連なる通過孔58が貫通形成される。
また、第1受皿54には、把持爪118が進入する切欠59が形成される。この切欠59により、把持爪118が第1受皿54に干渉することが回避される。
第2受皿56には、第2貫通孔22に進入して露呈する保持用柱60が立設される。また、周縁部近傍には、ランププレート18の凹部32に進入して該ランププレート18が回転することを防止する3本の回転防止用柱62が立設される。回転防止用柱62同士の間には、載置されたスライドピース16を滑動させるための滑動台座部64が設けられる。滑動台座部64の、第2受皿56から最も離間した最後方には後方壁68が立設されるとともに、該後方壁68に進入用切込70が形成される。
移送用回転テーブル52は、第1受皿54を上流側、第2受皿56を下流側として矢印X方向に沿って回転する。従って、第1受皿54に保持されたムーバブルフェース12は、第2受皿56に保持されたランププレート18の上流側に位置して移送される。
次に、ローラ組付装置200、ピース取付装置300及びボス挿通装置400につき詳細を説明する。先ず、ローラ組付装置200は、図7に示すように、ウェイトローラ14を一旦ストックするローラストッカ202と、開口部204が形成された回転盤206と、回転駆動手段としての回転用エアシリンダ208と、回転用エアシリンダ208が位置決め固定された保持盤210とを有する。
ローラストッカ202の近傍には、ローラストッカ202に近接するにつれて下方に傾斜した2個の傾斜台212が設けられる。これら傾斜台212には、図示しないローラ用マガジンからウェイトローラ14が供給される。ウェイトローラ14は、傾斜台212によって下方に滑動しながら、ローラストッカ202に案内される。
ローラストッカ202は厚肉の円盤形状体からなり、6本の受入溝214がローラ溝26に対応する形状で形成される。傾斜台212を滑動したウェイトローラ14は、受入溝214に収容される。ここで、ローラストッカ202は、図示しない回転駆動モータの作用下にインデックス回転することが可能である。2本の受入溝214のそれぞれにウェイトローラ14が収容された後は、ローラストッカ202がインデックス回転されることで、空の受入溝214が傾斜台212に対向する。
回転盤206は略円形状をなし、図8に示すように6本の開口部204が形成されている。回転盤206の中心には支軸216が設けられるとともに、この支軸216が、保持盤210に形成された挿通孔(図示せず)に通される。支軸216と挿通孔の間には若干の遊びが形成される。また、支軸216の、保持盤210から露呈した軸部の側壁にはネジが形成されるとともに、ワッシャ218を介してナット220が螺合される。このナット220により、挿通孔からの支軸216の抜け止めがなされるとともに、保持盤210によって回転盤206が回転自在に保持される。
保持盤210には、開口部204が露呈する3個の窓222a〜222cが形成される。その中の窓222bと回転用エアシリンダ208との間には、2個のボルト止め用ブロック224が設けられる。各ボルト止め用ブロック224には、ボルト226が窓222bに沿って延在するように挿通されている。ボルト止め用ブロック224に通されたボルト226の先端には、ナット227が螺合される。なお、ナット227を、ボルト止め用ブロック224に通されていない基端側に配置するようにしてもよい。
2個のボルト226の、互いに対向した先端同士の間には、回転盤206の側壁に連結されて窓222bに通されたステー228が介在する。また、ステー228の上端面には連結盤230が取り付けられ、該連結盤230は、前記回転用エアシリンダ208を構成する回転用ロッド232の先端に連結される。このため、回転用ロッド232が前進又は後退することに追従して回転盤206が回転する。回転盤206の回転は、ステー228がボルト226の先端に当接することに伴って停止する。
ローラ組付装置200は、さらに、ローラストッカ202から回転盤206の下方に位置した第1受皿54までウェイトローラ14を搬送するためのローラ搬送機240(ローラ搬送機構)を有する。ローラ搬送機240は、図4に示す第2搬送用エアシリンダ242と、第2搬送用エアシリンダ242を昇降するための第2リニアガイド244と、ローラストッカ202に対向する吸着保持部材246を含む真空吸着機構とを備える。
吸着保持部材246の位置は、第2搬送用エアシリンダ242及び第2リニアガイド244によって調節することが可能である。すなわち、吸着保持部材246は、第2搬送用エアシリンダ242を構成する第2搬送用ロッド248が前進又は後退することに伴って水平方向に沿って変位する一方、第2リニアガイド244の作用下に第2搬送用エアシリンダ242が昇降することに伴って鉛直方向に沿って変位する。
ピース取付装置300は、ローラ組付装置200に隣接されたピース搬送機構としてのピース搬送機302と、該ピース搬送機302に対して略90°の位相差となる位置に設けられた挿入機構としてのピース挿入機304とを有する(図4参照)。先ず、ピース搬送機302には、図9に示すように、スライドピース16の形状に対応する形状の位置決め用凹部306が3個形成された位置決め用回転テーブル308と、前記位置決め用凹部306中の1個に供給されるスライドピース16をストックした滑動台310とが付設される。
位置決め用回転テーブル308は、移送用回転テーブル52の中心との間に第2受皿56を挟む位置に配設される。すなわち、移送用回転テーブル52、第2受皿56及び位置決め用回転テーブル308の各中心は、同一直線上に位置する。
位置決め用回転テーブル308は、ローラストッカ202と同様にインデックス回転することが可能である。すなわち、1個の位置決め用凹部306に対して滑動台310からスライドピース16が供給された後、位置決め用回転テーブル308がインデックス回転し、空の位置決め用凹部306が滑動台310に対向するようになっている。
ローラストッカ202と位置決め用回転テーブル308は、1個の回転駆動モータを共用する。すなわち、ローラストッカ202と位置決め用回転テーブル308は、回転駆動モータの作用下に同期してインデックス回転する。1回のインデックス回転時、回転量は約1/3回転、換言すれば、略120°である。
滑動台310は、位置決め用回転テーブル308に近接するにつれて下方となるように傾斜して設けられる。ここで、ピース取付装置300は、圧縮エア供給源を含むエア噴出機構(圧縮気体供給機構)を有する。滑動台310の傾斜上方には、前記圧縮エア供給源から供給された圧縮エア(圧縮気体)を間欠的に供給することが可能なエア噴出用ノズル312が配設される。圧縮エアは、該滑動台310上のスライドピース16に接触して該スライドピース16を押圧する。
ピース搬送機302は、図4に示す第2搬送用エアシリンダ242をローラ組付装置200と共有する。上記したように、第2搬送用エアシリンダ242を構成する第2搬送用ロッド248は、位置決め用回転テーブル308から第2受皿56に向かって前進する一方、第2受皿56から位置決め用回転テーブル308に向かって後退することが可能である。
第2搬送用ロッド248の先端に設けられた第2リニアガイド244には、スライドピース16を吸着保持するための真空吸着機構が付設される。すなわち、第2リニアガイド244を構成して鉛直方向に沿って昇降するスライダ(図示せず)には、前記吸着保持部材246の他、連結用バー326を介して略三角形状の支持板328が設けられるとともに、該支持板328に、前記真空吸着機構を構成する3組の吸引用ノズル330が支持される。以上から諒解されるように、吸引用ノズル330は、該第2リニアガイド244の作用下に位置決め用回転テーブル308に対して昇降可能である。
3組の吸引用ノズル330は、3個の位置決め用凹部306の各位相に対応する位相で設けられる。後述するように、各吸引用ノズル330は、位置決め用凹部306によって位置決めされたスライドピース16を吸着保持する。
一方のピース挿入機304は、図10に示すように、支柱350に支持された第3リニアガイド352と、該第3リニアガイド352を構成するスライダ353に第1ブラケット354を介して支持された取付用エアシリンダ356と、第1ブラケット354の下方に該第1ブラケット354と平行に設けられた第2ブラケット358とを有する。取付用エアシリンダ356の取付用ロッド360は、第1ブラケット354、第2ブラケット358にそれぞれに形成された挿通孔362、364に摺動可能に挿通されている。また、取付用ロッド360の先端には、ランププレート18の第2貫通孔22に進入する位置決め用リング366が設けられる。
取付用ロッド360において、第1ブラケット354と第2ブラケット358の間に位置する部位には、下方底面及び上方底面の双方にフランジ368が設けられた円筒形状体からなるアーム取付盤370が外嵌される。勿論、アーム取付盤370は、取付用エアシリンダ356の取付用ロッド360の前進(下降)、後退(上昇)に伴って下降又は上昇する。
第1ブラケット354の、第2ブラケット358を臨む下端面には、3本のアーム用支持柱372が垂下するように設けられる。各アーム用支持柱372には、略V字形状をなすリンク用アーム部材374の折曲部が傾動可能に連結される。また、各リンク用アーム部材374の一端は、前記アーム取付盤370のフランジ368同士の間に連結されている。
図11に示すように、第2ブラケット358の下端面には、互いに略120°の位相差となるように3組の案内レール376が放射状に設けられるとともに、該案内レール376に対して移動台車378が摺動可能に係合される。リンク用アーム部材374の残余の一端は、各移動台車378に連結される。従って、取付用ロッド360が前進(下降)、後退(上昇)することに伴ってアーム取付盤370が下降又は上昇すると、リンク用アーム部材374が傾動し、その結果、移動台車378が互いに離間又は接近する方向に変位する。
移動台車378の下端面には、四角柱形状の挿入部380が鉛直下方に指向して突出形成される。移動台車378が互いに接近する方向に変位するとき、挿入部380がスライドピース16を挿入する。
ボス挿通装置400は、図12に示すように、第4リニアガイド402(図4参照)の作用下に昇降する倣いガイド404(ガイド)を有する。ボス36は移送用回転テーブル52の下方に順次搬入され、倣いガイド404は、下降するときにボス36の第3貫通孔38に係合し、その後に上昇するときにボス36を一体的に引き上げて第2貫通孔22に通す役割を果たす。
倣いガイド404は、第4リニアガイド402側から、第4リニアガイド402のスライダに保持される被保持部406、大径部408、大テーパー状縮径部410、小径部412、小テーパー状縮径部414を有する。小テーパー状縮径部414の先端の直径が第3貫通孔38の内径よりも小さいことから、倣いガイド404が第3貫通孔38内に容易に進入する。
最下流に配設された重畳装置500は、図4に示すように、第5リニアガイド502と、該第5リニアガイド502の作用下に昇降するプレート保持部(図示せず)と、第6リニアガイド504と、該第6リニアガイド504の作用下に昇降するとともに第1把持部114と同様に構成されたプーリ把持部(図示せず)とを有する。重畳装置500には、さらに、第5リニアガイド502及び第6リニアガイド504を水平方向に沿って一体的に移動させる第7リニアガイド506が付設される。また、重畳装置500の近傍には、組み立てられたドライブプーリ10を払い出しする際に仮置きするためのストッカ台508が設けられる。
本実施の形態に係る製造システム50は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、その作用効果につき、本実施の形態に係るドライブプーリ10の製造方法との関係で説明する。
ランププレート18は、上記したように複数個が重畳された状態で待機部100(図4参照)に保管されている。この状態で、ドライブプーリ10を得るために、先ず、待機部100にムーバブルフェース12を個別に搬入し、ランププレート18に対して並列配置する。
次に、第1リニアガイド110の作用下に保持アーム112が下降する。青の結果、保持アーム112に設けられた第1把持部114、第2把持部116の各々が、ムーバブルフェース12、ランププレート18の直上に位置する。さらに、下降前に予め開いていた3個の把持爪118が、その先端が互いに接近する方向に移動することで閉じ、各先端がムーバブルフェース12の外縁部に掛止される。これに伴い、ムーバブルフェース12が外縁部側から把持爪118で把持される。
このようにしてムーバブルフェース12が把持されると同時に、ランププレート18が第2把持部116に把持される。すなわち、前記真空吸着機構が付勢されて吸引用ノズルを介する吸気が行われる。従って、ランププレート18が第2把持部116に吸着される。
その後、第1リニアガイド110の作用下に保持アーム112が上昇し、第1把持部114、第2把持部116がムーバブルフェース12、ランププレート18ごと上昇する。さらに、第1搬送用エアシリンダ106が付勢され、第1搬送用ロッド108が移送用回転テーブル52に向かって前進動作する。第1搬送用ロッド108が前進端となったとき、第1把持部114、第2把持部116が第1受皿54、第2受皿56の上方に位置する。
そして、第1リニアガイド110が再付勢されることで保持アーム112が降下する。これに伴い、第1把持部114、第2把持部116に把持されたムーバブルフェース12、ランププレート18が下降し、第1受皿54、第2受皿56にそれぞれ載置される。把持爪118が開き、且つ吸引用ノズル内の真空が破壊されることで、ムーバブルフェース12、ランププレート18が第1把持部114、第2把持部116の拘束から解放されて第1受皿54、第2受皿56にそれぞれ渡される。
この際、第1把持部114を構成する把持爪118は、第1受皿54の切欠59に進入する。さらに、把持爪118が開く際、把持爪118は、切欠59内で互いに離間する方向に移動する。このため、把持爪118が第1受皿54に干渉して開かなくなることが回避されるので、ムーバブルフェース12が第1把持部114から第1受皿54に容易に移動する。
また、第2受皿56に設けられた保持用柱60が第2貫通孔22に進入するとともに、回転防止用柱62が凹部32に進入する。以上により、ランププレート18の位置決め及び回り止めがなされる。この際、平坦部34が滑動台座部64に対向する。
第1リニアガイド110が再付勢されることで保持アーム112が上昇した後、第1搬送用エアシリンダ106が付勢され、第1搬送用ロッド108が移送用回転テーブル52から離間する方向に後退動作する。その結果、保持アーム112が元の位置に戻る。すなわち、第1把持部114、第2把持部116が、次に搬送すべきムーバブルフェース12、ランププレート18の上方に位置する。
この最中、ローラストッカ202(図7参照)に形成された6個の受入溝214中の2個に、2個の傾斜台212によって案内されたウェイトローラ14がそれぞれ供給される。ウェイトローラ14は、傾斜台212に対向した受入溝214に収容される。
同時に、ピース搬送機302において、エア噴出機構の作用下にエア噴出用ノズル312から圧縮エアが滑動台310上に吐出される。圧縮エアは、滑動台310上に直線的に並べられたスライドピース16中の最後方に接触し、該スライドピース16を押圧する。この押圧力が前方のスライドピース16に順次伝達され、最前方のスライドピース16が送り出される。このスライドピース16は、位置決め用回転テーブル308に形成された位置決め用凹部306に収容される。
このようにして2個のウェイトローラ14が2個の受入溝214に収容され、且つ1個のスライドピース16が1個の位置決め用凹部306に収容されると、前記回転駆動モータが付勢され、位置決め用回転テーブル308が約120°インデックス回転する。その結果、空の受入溝214中の2個が傾斜台212に対向するとともに、空の位置決め用凹部306が滑動台310に対向する。この間、エア噴出用ノズル312からの圧縮エアの吐出は停止される。
その後、上記に準じた動作がなされることにより、空の受入溝214にウェイトローラ14が収容されるとともに、空の位置決め用凹部306にスライドピース16が収容される。位置決め用回転テーブル308が約120°インデックス回転した後、同様の動作が再度営まれる。以上により、6個の受入溝214の全てにウェイトローラ14が収容されるとともに、3個の位置決め用凹部306の全てにスライドピース16が収容される。
このように、本実施の形態では、1個の回転駆動モータでローラストッカ202と位置決め用回転テーブル308を同時にインデックス回転させるようにしている。このため、構成が簡素となるとともに、ローラストッカ202と位置決め用回転テーブル308を同期してインデックス回転させることが容易となる。
次に、移送用回転テーブル52が略90°インデックス回転し、第1受皿54上のムーバブルフェース12が保持盤210及び回転盤206の下方に位置すると同時に、第2受皿56上のランププレート18が位置決め用回転テーブル308に隣接する。このインデックス回転が終了するまで、ローラ組付装置200は、ローラストッカ202の受入溝214にウェイトローラ14を収容した状態で待機し、また、ピース搬送機302は、位置決め用回転テーブル308の位置決め用凹部306にスライドピース16を収容した状態で待機している。
次に、第2リニアガイド244の作用下に、吸着保持部材246及び吸引用ノズル330が下降する。吸着保持部材246は受入溝214内のウェイトローラ14を吸着保持し、一方、吸引用ノズル330は、位置決め用凹部306内のスライドピース16を吸着保持する。
その後、第2リニアガイド244の作用下に吸着保持部材246及び吸引用ノズル330が上昇し、さらに、第2搬送用エアシリンダ242の第2搬送用ロッド248が第1受皿54、第2受皿56に向かって前進動作する。これにより、ウェイトローラ14が保持盤210の上方に位置するとともに、スライドピース16が滑動台座部64の上方に位置する。
そして、第2リニアガイド244の作用下に吸着保持部材246及び吸引用ノズル330が再下降する。その結果、ウェイトローラ14が窓222a〜222cを介して開口部204に挿入される。同時に、スライドピース16が滑動台座部64の最後方に載置される。
吸着保持部材246内及び吸引用ノズル330内が真空破壊されると、ウェイトローラ14が吸着保持部材246から解放され、且つスライドピース16が吸引用ノズル330から解放される。これにより、ウェイトローラ14が吸着保持部材246からローラ組付装置200に渡されるとともに、スライドピース16が吸引用ノズル330から滑動台座部64に渡される。この時点で、ウェイトローラ14の全部がローラ溝26に収容されてもよいし、一部がローラ溝26に収容されるとともに、残りの一部が図13に示すようにガイドリブ24に乗り上げてローラ溝26に収容されていない状態であってもよい。全てのウェイトローラ14がガイドリブ24に乗り上げても差し支えない。
すなわち、本実施の形態では、ウェイトローラ14の保持盤210への搬送と、スライドピース16の第2受皿56(滑動台座部64)への搬送が、第2搬送用エアシリンダ242及び第2リニアガイド244の作用下に同時に行われる。このように異なる部材を同一の搬送機構で搬送するようにしたことで、製造システム50の簡素化を図ることができるとともに、ドライブプーリ10の生産効率の向上を図ることができる。
しかも、位置決め用回転テーブル308において、スライドピース16の位相と滑動台座部64の位相が合致するようにスライドピース16が位置決めされているので、スライドピース16と滑動台座部64の位相を合わせる作業を行う必要がない。このことも、作業の効率化に寄与する。
第2リニアガイド244の作用下に吸着保持部材246及び吸引用ノズル330が再上昇し、さらに、第2搬送用エアシリンダ242の第2搬送用ロッド248が第1受皿54、第2受皿56から離間する方向に後退動作する。すなわち、吸着保持部材246、吸引用ノズル330及び第2リニアガイド244が吸着保持前の位置に退避する。
この間、回転用エアシリンダ208が付勢され、その回転用ロッド232が前進動作する。これに伴い、連結盤230及びステー228が前進動作することによって回転盤206が回転する。従って、ガイドリブ24に乗り上げていたウェイトローラ14が回転盤206に押圧され、ガイドリブ24からローラ溝26に滑落する。回転盤206の回転は、ステー228がボルト226に当接することで停止する。
全てのウェイトローラ14をローラ溝26に直接且つ同時に収容しようとする場合、例えば、ムーバブルフェース12に公差内の寸法の相違があるときには、ウェイトローラ14の一部がガイドリブ24に乗り上げる懸念がある。この場合、作業者の手作業によってガイドリブ24に乗り上げたウェイトローラ14をローラ溝26に収容すればよいが、煩雑である上に長時間を要することになる。
これに対し、本実施の形態では、ウェイトローラ14がガイドリブ24に一旦乗り上げることを許容し、その後、回転盤206を回転させることで、ガイドリブ24上のウェイトローラ14をローラ溝26内に滑動させるようにしている。従って、ムーバブルフェース12に公差内の寸法の相違がある場合であっても、全てのウェイトローラ14をローラ溝26に収容することができる。このために煩雑な手作業が不要であり、しかも、その分だけウェイトローラ14のローラ溝26への収容に要する時間を短縮することができる。
次に、移送用回転テーブル52が略90°インデックス回転し、第1受皿54上のムーバブルフェース12がボス挿通装置400の下方に位置すると同時に、第2受皿56上のランププレート18がピース挿入機304の下方に位置する。その後、ランププレート18へのスライドピース16の取り付けと、ムーバブルフェース12の第1貫通孔20へのボス36の挿通が同時に行われる。
ランププレート18へのスライドピース16の取り付けにつき説明する。上記したように、この時点では、スライドピース16は、滑動台座部64の最後方、換言すれば、ランププレート18から最も離間する位置に載置されている。このスライドピース16をランププレート18側に進行させるべく、取付用エアシリンダ356が下降した後、取付用ロッド360が後退(上昇)する。
一層詳細には、取付用エアシリンダ356は、第3リニアガイド352の作用下に下降する。これにより、第2ブラケット358がランププレート18を覆い、且つ移動台車378が滑動台座部64の後方壁68の外方に位置する。さらに、位置決め用リング366が第2貫通孔22に進入し、これにより、ランププレート18を位置決めする。
その後、取付用ロッド360が後退(上昇)する。その結果、アーム取付盤370が上昇するとともに、これに伴って、一端が該アーム取付盤370に取り付けられたリンク用アーム部材374が、アーム用支持柱372に支持された折曲部を支点として傾動する。この際、リンク用アーム部材374の他端が挿通孔364に指向して移動する。該他端に移動台車378が連結されているため、移動台車378も挿通孔364に指向して移動し、結局、互いに接近する。
従って、移動台車378が、案内レール376に沿って滑動台座部64の後方壁68に指向して移動する。この際、移動台車378に設けられた挿入部380が、進入用切込70を通過して滑動台座部64に載置されたスライドピース16を押圧する。これにより押し出されたスライドピース16は、滑動台座部64を滑動してランププレート18に向かい、滑動台座部64に対向した平坦部34に差し込まれる。すなわち、スライドピース16がランププレート18の平坦部34に挿入されて取り付けられる。
その後、取付用ロッド360が前進(下降)するとともに、アーム取付盤370が下降する。これに追従し、リンク用アーム部材374が、前記他端が挿通孔364から離間する方向に移動する。従って、移動台車378がスライドピース16から離間する方向に移動するとともに、挿入部380が、進入用切込70を通過して後方壁68の外方に退避する。
さらに、第3リニアガイド352の作用下に、取付用エアシリンダ356が上昇して退避する。
一方、ボス挿通装置400では、第1貫通孔20にボス36が通される。すなわち、第4リニアガイド402の作用下に倣いガイド404が下降し、図12に示すように、ムーバブルフェース12の第1貫通孔20、移送用回転テーブル52及び第1受皿54の通過孔58を通過する。倣いガイド404は、移送用回転テーブル52の下方に予め搬入されたボス36の第3貫通孔38に挿入される。
この際、倣いガイド404の先端である小テーパー状縮径部414の直径が第3貫通孔38の内径よりも小さく設定されているので、倣いガイド404がボス36の第3貫通孔38内に容易に進入する。倣いガイド404は交換可能であり、小径部412の直径が第3貫通孔38の内径に略等しいものが選定される。なお、大径部408の直径は、第1貫通孔20の内径と略同等である。
小径部412が第3貫通孔38に係合するまで倣いガイド404が下降した後、第4リニアガイド402は、倣いガイド404を停止させる。その後、第4リニアガイド402の作用下に倣いガイド404が上昇すると、ボス36がこれに追従して上昇する。上記したように小径部412が第3貫通孔38に係合しているので、ボス36が倣いガイド404と一体的に変位することが可能であるからである。
倣いガイド404は、第1貫通孔20に沿って上昇する。このため、図14に示すように、ボス36が第1貫通孔20に挿通される。
すなわち、本実施の形態では、ランププレート18に対するスライドピース16の取り付けと、ムーバブルフェース12に対するボス36の取り付けを同時に行うようにしている。このため、ドライブプーリ10を比較的短時間で効率よく作製することができる。
次に、移送用回転テーブル52が略90°インデックス回転し、第1受皿54上のムーバブルフェース12が前記プーリ把持部の下方に位置すると同時に、第2受皿56上のランププレート18が前記プレート保持部の下方に位置する。その後、第5リニアガイド502の作用下にプレート保持部が降下してランププレート18を把持し、この状態で上昇する。
さらに、第7リニアガイド506の作用下に第5リニアガイド502が第1受皿54の上方に平行移動した後、プレート保持部を降下させる。これにより第1受皿54上のムーバブルフェース12にランププレート18が被せられ、その結果、ドライブプーリ10が得られるに至る。なお、この際、第6リニアガイド504は、第5リニアガイド502と一体的に平行移動し、第1受皿54の上方から退避して、ストッカ台508の上方に位置している。
その後、第7リニアガイド506の作用下に第5リニアガイド502及び第6リニアガイド504が平行移動して元の位置に戻る。すなわち、第5リニアガイド502が第2受皿56の上方に位置するとともに、第6リニアガイド504が第1受皿54の上方に位置する。さらに、第6リニアガイド504がプーリ把持部を降下させるとともに、降下したプーリ把持部が閉じてドライブプーリ10を外縁部から把持する。
この状態で、第6リニアガイド504がプーリ把持部を上昇させる。さらに、第5リニアガイド502及び第6リニアガイド504が一体的に平行移動し、第5リニアガイド502が第1受皿54の上方に位置するとともに、第6リニアガイド504がストッカ台508の上方に位置する。そして、第6リニアガイド504の作用下にプーリ把持部が下降し、ストッカ台508にドライブプーリ10を載置する。
プーリ把持部が第6リニアガイド504の作用下に上昇する一方で、把持爪が開くことで、1回の製造サイクルが終了する。
なお、上記のようにして1個のドライブプーリ10が作製されている間、下流側の第1受皿54上の新たなムーバブルフェース12、第2受皿56上の新たなランププレート18に対して同様の作業が営まれる。従って、複数個のドライブプーリ10を連続的に作製することが可能である。このため、ドライブプーリ10の生産効率が著しく向上する。
本発明は、上記した実施の形態に特に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、複数個のランププレート18を待機部100に順次搬送するようにしてもよい。
また、搬送や把持を、ロボット等で行うようにしてもよい。
さらに、第1〜第7リニアガイド110、244、352、402、502、504、506の少なくともいずれかをシリンダに代替してもよい。

Claims (19)

  1. ムーバブルフェース(12)、複数個のウェイトローラ(14)、円筒形状をなすボス(36)、ランププレート(18)及び複数個のスライドピース(16)から、無段変速機を構成するドライブプーリ(10)を組み上げるドライブプーリ(10)の製造方法であって、
    ムーバブルフェース(12)内に複数個のウェイトローラ(14)を収容する工程と、
    ランププレート(18)の近傍に複数個のスライドピース(16)を配置する工程と、
    前記複数個のスライドピース(16)を押し出し、前記ランププレート(18)に前記複数個のスライドピース(16)を取り付けると同時に、前記ムーバブルフェース(12)に形成された貫通孔(20)にボス(36)を挿通する工程と、
    を有することを特徴とするドライブプーリ(10)の製造方法。
  2. 請求項1記載の製造方法において、前記ムーバブルフェース(12)内に前記複数個のウェイトローラ(14)を収容する工程を行うと同時に、前記ランププレート(18)の近傍に前記複数個のスライドピース(16)を搬送することを特徴とするドライブプーリ(10)の製造方法。
  3. ムーバブルフェース(12)、複数個のウェイトローラ(14)、円筒形状をなすボス(36)、ランププレート(18)及び複数個のスライドピース(16)から、無段変速機を構成するドライブプーリ(10)を組み上げるドライブプーリ(10)の製造システム(50)であって、
    前記ムーバブルフェース(12)及び前記ランププレート(18)が載置されるとともに、この状態で回転可能な搬送用回転テーブル(52)と、
    ムーバブルフェース(12)内に複数個のウェイトローラ(14)を収容するローラ組付装置(200)と、
    ランププレート(18)に複数個のスライドピース(16)を取り付けるピース取付装置(300)と、
    前記ムーバブルフェース(12)に形成された貫通孔(20)にボス(36)を挿通するボス挿通装置(400)と、
    を含むことを特徴とするドライブプーリ(10)の製造システム(50)。
  4. 請求項4記載の製造システム(50)において、前記ローラ組付装置(200)は、前記ウェイトローラ(14)を搬送するローラ搬送機構(240)と、開口部(204)が形成された回転盤(206)と、前記回転盤(206)を回転させる回転駆動手段(208)とを有し、前記ローラ搬送機構(240)で搬送された前記ウェイトローラ(14)を、前記開口部(204)を通過させて前記ムーバブルフェース(12)内に収容することを特徴とするドライブプーリ(10)の製造システム(50)。
  5. 請求項5記載の製造システム(50)において、前記ローラ搬送機構(240)が前記ウェイトローラ(14)を保持するための真空吸着機構を含むことを特徴とするドライブプーリ(10)の製造システム(50)。
  6. 請求項4記載の製造システム(50)において、前記ピース取付装置(300)は、前記ランププレート(18)の近傍に配置された前記複数個のスライドピース(16)を前記ランププレート(18)側に指向して進行させる挿入機構(304)を有することを特徴とするドライブプーリ(10)の製造システム(50)。
  7. 請求項7記載の製造システム(50)において、前記ランププレート(18)の近傍に前記複数個のスライドピース(16)を搬送するピース搬送機構(302)をさらに有することを特徴とするドライブプーリ(10)の製造システム(50)。
  8. 請求項8記載の製造システム(50)において、前記ピース搬送機構(302)が前記スライドピース(16)を保持するための真空吸着機構を含むことを特徴とするドライブプーリ(10)の製造システム(50)。
  9. 請求項8又は9記載の製造システム(50)において、前記スライドピース(16)を前記ピース搬送機構(302)に向けて押圧する圧縮気体を導出する圧縮気体供給機構をさらに有することを特徴とするドライブプーリ(10)の製造システム(50)。
  10. 請求項4記載の製造システム(50)において、前記ボス挿通装置(400)は、前記貫通孔(20)を通過して前記ボス(36)の孔部(38)に係合するガイド(404)を有し、前記ガイド(404)が前記貫通孔(20)から離脱する方向に後退することに伴って前記ボス(36)を前記貫通孔(20)に案内することを特徴とするドライブプーリ(10)の製造システム(50)。
  11. 請求項4〜11のいずれか1項に記載の製造システム(50)において、1組の前記ムーバブルフェース(12)及び前記ランププレート(18)を同時に前記搬送用回転テーブル(52)に搬送するワーク搬送機構(102)をさらに有することを特徴とするドライブプーリ(10)の製造システム(50)。
  12. 請求項4〜12のいずれか1項に記載の製造システム(50)において、前記スライドピース(16)が取り付けられた前記ランププレート(18)を、前記ウェイトローラ(14)を収容した前記ムーバブルフェース(12)に重畳する重畳機構(500)をさらに有することを特徴とするドライブプーリ(10)の製造システム(50)。
  13. ムーバブルフェース(12)に複数個のウェイトローラ(14)を収容するローラ組付装置(200)であって、
    ウェイトローラ(14)を搬送するローラ搬送機構(240)と、
    開口部(204)が形成された回転盤(206)と、
    前記回転盤(206)を回転させる回転駆動手段(208)と、
    を有し、
    前記ローラ搬送機構(240)で搬送された前記ウェイトローラ(14)を、前記回転盤(206)が回転するとともに前記開口部(204)を通過させて前記ムーバブルフェース(12)内に収容することを特徴とするローラ組付装置(200)。
  14. 請求項14記載のローラ組付装置(200)において、前記ローラ搬送機構(240)が、前記ウェイトローラ(14)を保持するための真空吸着機構を含むことを特徴とするローラ組付装置(200)。
  15. ランププレート(18)に複数個のスライドピース(16)を取り付けるピース取付装置(300)であって、
    前記ランププレート(18)の近傍に配置された前記複数個のスライドピース(16)を前記ランププレート(18)側に指向して進行させることで前記スライドピース(16)を前記ランププレート(18)に取り付ける挿入機構(304)を有することを特徴とするピース取付装置(300)。
  16. 請求項16記載のピース取付装置(300)において、前記複数個のスライドピース(16)を前記ランププレート(18)の近傍に搬送するピース搬送機構(302)をさらに有することを特徴とするピース取付装置(300)。
  17. 請求項17記載のピース組付装置(300)において、前記ピース搬送機構(302)が、前記スライドピース(16)を保持するための真空吸着機構を含むことを特徴とするピース取付装置(300)。
  18. 請求項17又は18記載のピース取付装置(300)において、前記スライドピース(16)を前記ピース搬送機構(302)に向けて押圧する圧縮気体を導出する圧縮気体供給機構をさらに有することを特徴とするピース取付装置(300)。
  19. ムーバブルフェース(12)に形成された貫通孔(20)にボス(36)を挿通するボス挿通装置(400)であって、
    前記貫通孔(20)を通過して前記ボス(36)の孔部(38)に係合するガイド(404)を有し、
    前記ガイド(404)が前記貫通孔(20)から離脱する方向に後退することに伴って、前記ボス(36)を前記貫通孔(20)に案内することを特徴とするボス挿通装置(400)。
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