JP6688686B2 - 合成樹脂製容器蓋 - Google Patents

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Description

本発明は、合成樹脂製容器蓋、更に詳細には円形天面壁及びこの天面壁の周縁から垂下する円筒形スカート壁を具備し、スカート壁の内周面には雌螺条が形成され、該スカート壁には該雌螺条よりも上方において周方向に間隔をおいて周方向に延在する複数個のスリットが形成されている合成樹脂製容器蓋に関する。
周知の如く、飲料用容器として、円筒形状の口頸部を有し、この口頸部の外周面には雄螺条が形成されている合成樹脂、ガラス或いは薄板金属から形成された容器が広く実用に供されている。そして、かかる容器のための容器蓋として、下記特許文献1及び2に開示されているとおり、円形天面壁及びこの天面壁の周縁から垂下する円筒形スカート壁を具備し、スカート壁の内周面には雌螺条が形成され、スカート壁には雌螺条よりも上方において周方向に間隔をおいて周方向に延在する複数個のスリットが形成されている合成樹脂製容器蓋が使用されている。容器に内容物を充填した後に容器の口頸部に容器蓋を装着して口頸部を密封する。この際には、容器の口頸部に容器蓋を被嵌し閉回転方向に容器蓋を回転して口頸部の雄螺条に容器蓋の雌螺条を螺合する。而して、容器内に内容物を充填する際には、内容物が口頸部の外周面に付着してしまうことが少なくない。それ故に、口頸部に容器蓋を装着して口頸部を密封した後に、容器蓋に加熱洗浄水を噴射する。噴射された洗浄水は容器蓋のスカート壁に形成されている複数個のスリットを通して容器蓋と容器の口頸部との間の空間に進入し、容器蓋のスカート壁の内周面と共に口頸部の外周面を洗浄する。
特開2009−154941号公報 特開2009−173311号公報
上述したとおりの形態の容器蓋における複数個のスリットは、容器蓋の外観を毀損することなく、そしてまた容器蓋に埃等が堆積する部位を生成することがないように配設することが要求され、それ故に通常極めて薄い切断刃によってスカート壁を切断することによって形成され、スリットの上下方向幅は著しく小さい。それ故に、充分な量の洗浄水をスリットを通して容器蓋のスカート壁と容器の口頸部との間の空間に進入させることが困難である、という解決すべき問題がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、複数個のスリットの上下方向幅を大きくすることなくして、容器蓋のスリットを通して容器蓋のスカート壁と容器の口頸部との間に流入する洗浄水の量が増大される、新規且つ改良された合成樹脂製容器蓋を提供することである。
本発明者等は、鋭意検討及び実験の結果、スカート壁の内周面にスリットよりも下方に位置し且つ雌螺条の上端よりも上方を或いは雌螺条の上端に続いて周方向に在する洗浄水受面を配設することによって上記主たる技術的課題を達成することができることを見出した。
即ち、本発明の第一の局面によれば、上記主たる技術的課題を達成する合成樹脂製容器蓋として、円形天面壁及び該天面壁の周縁から垂下する円筒形スカート壁を具備し、該スカート壁の内周面には雌螺条が形成され、該スカート壁には該雌螺条よりも上方において周方向に間隔をおいて周方向に延在する複数個のスリットが形成されている合成樹脂製容器蓋において、
該スカート壁の内周面には、該雌螺条の上側面の上端に続いて水平に延在する上側面を規定する弧状突条が形成されており、該弧状突条の上側面には、周方向に延在する洗浄水受面が規定されており、
該スカート壁の内周面上端部には周方向に間隔をおいて半径方向内方に延びる複数個のリブ片が付設されており、該リブ片の下端は該スリットよりも下方であるが該洗浄水受面よりは上方に位置する、ことを特徴とする合成樹脂製容器蓋が提供される。
また、本発明の第二の局面によれば、円形天面壁及び該天面壁の周縁から垂下する円筒形スカート壁
を具備し、該スカート壁の内周面には雌螺条が形成され、該スカート壁には該雌螺条よりも上方において周方向に間隔をおいて周方向に延在する複数個のスリットが形成されている合成樹脂製容器蓋において、
該スカート壁の内周面には、該スリットよりも下方で且つ該雌螺条の上端よりも上方に位置し、周方向に水平に延在する環状突条が形成されており、該環状突条の上側面には、周方向に水平に延在する該洗浄水受面が規定されており、
該スカート壁の内周面上端部には周方向に間隔をおいて半径方向内方に延びる複数個のリブ片が付設されており、該リブ片の下端は該スリットよりも下方であるが該洗浄水受面よりは上方に位置する、ことを特徴とする合成樹脂製容器蓋が提供される。
本発明の第一の局面にあっては、該雌螺条の最上部の上側面は水平に延在する形状に変形され、該洗浄水受面は該雌螺条の該最上部の上側面及び該弧状突条の上側面に規定されているのが好ましい。該洗浄水受面は周方向全体に渡って連続して延在するのが好適である。天面壁の内面には容器の口頸部の外周面に密接される外側シール片が形成されており、該スリットは該外側シール片の下端よりも上方に位置し、該洗浄水受面は該外側シール片の下端よりも下方に位置するのが好都合である。
本発明の合成樹脂製容器蓋によれば、後述する実施例及び比較例からも明確に理解されるとおり、複数個のスリットの上下方向幅を大きくすることなくして、容器蓋のスリットを通して容器蓋のスカート壁と容器の口頸部との間に流入する洗浄水の量が増大される。
図1は、本発明に従って構成された合成樹脂製容器蓋の好適実施形態を、一部を断面で示す正面図。 図1の線II−IIに沿った断面図。 図1の容器蓋の一部を拡大して示す部分断面図。 図1の容器蓋のスカート壁の内周面に形成されている雌螺条及び洗浄水受面を示す展開図。 本発明に従って構成された合成樹脂製容器蓋の他の好適実施形態を示す図4と同様の展開図。
以下、本発明に従って構成された合成樹脂製容器蓋の好適実施形態を図示している添付図面を参照して、更に詳述する。
図1を参照して説明すると、ポリエチレン又はポリプロピレンの如き適宜の合成樹脂から一体に射出又は圧縮成形することができる、全体を番号2で示す容器蓋は、円形天面壁4及びこの天面壁4の周縁から垂下する円筒形スカート壁6を具備している。天面壁4の内面周縁部には、同心状に配設された円筒形状の内側シール片8及び円筒形状の外側シール片10と共に半径方向に見て内側シール片8と外側シール片10との間に位置する環状突起12が形成されている。天面壁4の内面における内側シール片8よりも半径方向内側部においては、図1と共に図2を参照することによって明確に理解される如く、中央円形部、内側シール片8の基端に内接する円環状部及び中央円形部と縁環状部との間を放射状に延びる8個の放射状部を除く部位、即ち8個の扇状部位14においては肉厚が低減されている。
スカート壁6には周方向に延在する周方向破断ライン16が配設されており、スカート壁6は周方向破断ライン16よりも上方の主部18と周方向破断ライン16よりも下方のタンパーエビデント裾部20とに区画されている。更に詳述すると、図示の実施形態においては、スカート壁6の主部18とタンパーエビデント裾部20との境界領域において内径が急激に変動し(上方の比較的小さい内径から下方に比較的大きい内径に急激に変動し)、内径が比較的大きい部位の上端部の内周面には周方向に間隔をおいて軸線方向に延びる複数個の突条22が配設されている。そして、かかる突条22が配設されている部位において、突条22の一部を残留せしめてスカート壁6を周方向に切断することによって周方向破断ライン16が形成されている。タンパーエビデント裾部20は突条22の切断されることなく残留された部分即ち橋絡部24によって主部18に接続されている。
スカート壁6の主部18の外周面には、その上端部及び下端部を除いて、ナール山とナール谷とが周方向に交互に存在するナール26が形成されている(図2も参照されたい)。スカート壁6の主部18の内周面には雌螺条28が形成されている。かかる雌螺条28には複数個の中断部29が配設されている。更に,スカート壁6には、雌螺条28よりも上方において周方向に間隔を置いて周方向に延在する複数個(例えば6個)のスリット30が形成されている。かかるスリット30は上記外側シール片10の下端よりも上方に位置するのが好都合である。一方、タンパーエビデント裾部20の内周面には係止手段32が配設されている。図示の実施形態においては、係止手段32は周方向に間隔をおいて配設された複数個の係止片34から構成されており、係止片34の各々はタンパーエビデント裾部20の内面から半径方向内方に向かって上方に傾斜して延出している。
本発明に従って構成された容器蓋2においては、スカート壁6の内周面には上記スリット30よりも下方に位置し且つ雌螺条28よりも上方を或いは雌螺条28の上端に続いて周方向に延在する洗浄水受面36が配設されていることが重要である。図1及び図2と共に図3及び図4を参照して説明を続けると、図示の実施形態においては、雌螺条28は720度に渡って配設されており、通常の雌螺条に加えて最上部に位置する変形雌螺条部38−1及び38−2を含んでいる。図示の実施形態においては、変形雌螺条部38−1及び38−2は共に45度の角度範囲に渡って延在している。変形雌螺条部38−1及び38−2においては上側面が実質上水平に延在せしめられており、更に変形雌螺条部38−2においては半径方向内方への突出高さが最上端に向って漸次低減されている。そして、上面側が実質上水平に延在するように変形された変形雌螺条部38−1及び38−2に続いて、実施上水平に延在する上側面を有する弧状突条40が形成されており、雌螺条28の変形雌螺条部38−1及び38−2の上側面と弧状突条40の上側面とによって周方向全体に渡って連続して延びる洗浄水受面36が規定されている。弧状突条40の横断面形状は略半円形状でよい。洗浄水受面36は上記外側シール片10の下端よりも幾分下方に位置するのが好ましい。スカート壁6の内周面上端部に、周方向に間隔をおいて半径方向内方に延びる複数個のリブ片42が配設されている。リブ片42の各々は図2において時計方向に向かって傾斜して半径方向内方に延び、その半径方向先端は上記外側シール片10の外周面に接続され、その上端は天面壁4の内面に接続されている。リブ片42の下端は、上記スリット30よりも下方であるが洗浄水受面36よりも上方であるのが好都合である。
図5には、本発明に従って構成された容器蓋の変形実施形態が図示されている。この変形実施形態においては、雌螺条28を延長して変形を加えることなく、スカート壁6の内周面に、スリット30よりも下方で且つ雌螺条28の上端よりも上方に位置し、周方向に全周に渡って水平に延在する環状突条44が形成されており、この環状突条の上側面によって洗浄水受面36を規定している。図5に図示する変形実施形態における洗浄水受面36に関する上述したとおりの構成以外は、図1乃至図4に図示する実施形態と実質上同一でよい。
図1には、容器蓋2と共にこの容器蓋2が装着される容器の口頸部46も二点鎖線で図示されている。ポリエチレンテレフタレートの如き適宜の合成樹脂或いはガラスから形成することができる容器の口頸部46は、全体として円筒形状であり、上面は開口されている。口頸部46の外周面には、雄螺条48、この雄螺条48の下方に位置する係止あご部50、及び係止あご部50の更に下方に位置するサポートリング52が形成されている。当業者には周知の如く、サポ−トリング52は容器を搬送する際に利用される。
容器内に清涼飲料の如き内容物を充填した後に、口頸部46に容器蓋2を装着して口頸部46を密封する際には、口頸部46に容器蓋2を被嵌して容器蓋2を閉方向、即ち図1において上方から見て時計方向に回転せしめる。かくすると、容器蓋2の雌螺条28が口頸部46の雄螺条48に螺合され、容器蓋2は回転と共に相対的に下降せしめられる。容器蓋2が所要位置、即ち図1に図示する位置、まで下降せしめられると、容器蓋2の天面壁4の内面に形成されている環状突起12が口頸部46の頂面に当接せしめられると共に、容器蓋2の天面壁4の内面に形成されている内側シール片8及び外側シール片10が夫々口頸部46の内周面及び外周面に密接乃至当接せしめられ、かくして口頸部46が密封される。タンパーエビデント裾部20の内周面に形成されている係止片34は口頸部46の係止あご部50を弾性的に乗り越えてその下方に位置せしめられる。
容器の口頸部46を通して容器内に内容物、即ち清涼飲料の如き飲料、を充填する際には、内容物が飛散して口頸部46の外周面に付着してしまう傾向がある。そこで、容器の口頸部46に容器蓋2を所要とおりに装着して口頸部46を密封した後に、容器蓋2、特にそのスカート壁6の上端部に洗浄水を噴射し、スカート壁6に形成されているスリット30を通して口頸部46の外周面とスカート壁6の内周面との間に洗浄水を流入せしめて口頸部46の外周面及びスカート壁6の内周面を洗浄する。而して、本発明に従って構成された容器蓋2においては、上記スリット30よりも下方に位置し且つ雌螺条28よりも上方を或いは雌螺条28の上端に続いて在する洗浄水受面36がスカート壁6の内周面に配設されている故に、後述する実施例及び比較例の記載から明確に理解される如く、スリット30を通して充分な量の洗浄水が口頸部46の外周面とスカート壁6の内周面との間に流入せしめられ、従って充分良好に口頸部46の外周面及びスカート壁6の内周面を洗浄することができる。洗浄水受面36を配設することによって、スリット30を通して充分な量の洗浄水を口頸部46の外周面とスカート壁6の内周面との間に流入せしめることができる理由は、必ずしも明白ではないが、本発明者等は、スリット30を通して口頸部46の外周面とスカート壁6の内周面との間に流入した洗浄水が洗浄水受面36に一時的に滞留し、洗浄水受面36上にスリット30まで達する洗浄水溜りが生成され、この洗浄水溜りが所謂呼び水効果を生成する故である、と推定している。
図1を参照して説明を続けると、容器の内容物を消費するために口頸部46を開封する際には、容器蓋2を開方向、即ち図1において上方から見て反時計方向、に回転せしめる。かくすると、雌螺条28と雄螺条48との協働によって容器蓋2の天面壁4と共にスカート壁6の主部18は回転と共に相対的に上昇せしめられる。一方、タンパーエビデント裾部20は、その内周面に形成されている係止片34が口頸部46の係止あご部50に係止せしめられる故に上昇が阻止される。従って、周方向破断ライン16の橋絡部24に応力が生成され、橋絡部24が破断される。周方向破断ライン16の橋絡部24が破断されてタンパーエビデント裾部20が主部18から分離された後においては、容器蓋2の天面壁4及びスカート壁6の主部18は回転と共に自由に上昇せしめられて口頸部46から離脱され、かくして口頸部46が開封される。
実施例1
図1乃至図4に図示するとおりの形態の呼び径28mmのポリプロピレン製容器蓋を圧縮成形した。スリットは切断刃によってスカート壁を周方向に3.6mm渡って切断することによって、周方向に等間隔をおいて6個形成した。スリットの幅は0.3mmであった。雌螺条の変形を加えた最上部の周方向延在角度は90度で、弧状突条の周方向延在角度は170度であった。弧状突条の半径方向突出長さは0.3mmであった。
上記容器蓋を図1に図示するとおりの口頸部を備えているポリエチレンテレフタレート製容器の口頸部に装着して口頸部を密封した。しかる後に、広さ7900cmで水平に延在し直径8mmの噴射孔が実質上等間隔をおいて32個形成されている噴射面を有する噴射装置によって、73℃の温水を4分に渡って容器蓋の上方から噴射した。この際には、容器蓋の下半部には温水がかからないようにしてカバーしてスリット以外から温水が容器の口頸部と容器蓋との間に侵入しないようにした。そして、タンパーエビデント裾部の下端と容器の口頸部との隙間から流出する温水を収集して、収集した温水の量を測定した。5個の容器蓋について測定した結果は下記表1のとおりであった。
実施例2
容器蓋のスカート壁の内周面に配設されている洗浄水受面の形態が図5に図示するとおりあったことを除いて、実施例1の容器蓋と同一の容器蓋を5個形成し、実施例1と同様な方法によって、スリットを通して容器の口頸部と容器蓋のスカート壁との間に進入した温水の量を測定した。5個の容器蓋について測定した結果は下記表1のとおりであった。
比較例
洗浄水受面を構成する環状突条が形成されていない点を除き、実施例2の容器蓋と同一の容器蓋を5個形成し、実施例1と同様な方法によって、スリットを通して容器の口頸部と容器蓋のスカート壁との間に進入した温水の量を測定した。5個の容器蓋について測定した結果は下記表1のとおりであった。
2:容器蓋
4:天面壁
6:スカート壁
8:内側シール片
10:外側シール片
12:環状突起
16:周方向破断ライン
18:スカート壁の主部
20:タンパーエビデント裾部
28:雌螺条
30:スリット
32:係止手段
36:洗浄水受面
38−1:変形雌螺条部
38−2:変形雌螺条部
40:弧状突条
42:リブ片
44:環状突条
46:容器の口頸部
48:雄螺条
50:係止あご部

Claims (5)

  1. 円形天面壁及び該天面壁の周縁から垂下する円筒形スカート壁を具備し、該スカート壁の内周面には雌螺条が形成され、該スカート壁には該雌螺条よりも上方において周方向に間隔をおいて周方向に延在する複数個のスリットが形成されている合成樹脂製容器蓋において、
    該スカート壁の内周面には、該雌螺条の上側面の上端に続いて水平に延在する上側面を規定する弧状突条が形成されており、該弧状突条の上側面には、周方向に延在する洗浄水受面が規定されており、
    該スカート壁の内周面上端部には周方向に間隔をおいて半径方向内方に延びる複数個のリブ片が付設されており、該リブ片の下端は該スリットよりも下方であるが該洗浄水受面よりは上方に位置する、ことを特徴とする合成樹脂製容器蓋。
  2. 該雌螺条の最上部の上側面は水平に延在する形状に変形され、該洗浄水受面は該雌螺条の該最上部の上側面及び該弧状突条の上側面に規定されている、請求項1に記載の合成樹脂製容器蓋。
  3. 円形天面壁及び該天面壁の周縁から垂下する円筒形スカート壁
    を具備し、該スカート壁の内周面には雌螺条が形成され、該スカート壁には該雌螺条よりも上方において周方向に間隔をおいて周方向に延在する複数個のスリットが形成されている合成樹脂製容器蓋において、
    該スカート壁の内周面には、該スリットよりも下方で且つ該雌螺条の上端よりも上方に位置し、周方向に水平に延在する環状突条が形成されており、該環状突条の上側面には、周方向に延在する該洗浄水受面が規定されており、
    該スカート壁の内周面上端部には周方向に間隔をおいて半径方向内方に延びる複数個のリブ片が付設されており、該リブ片の下端は該スリットよりも下方であるが該洗浄水受面よりは上方に位置する、ことを特徴とする合成樹脂製容器蓋。
  4. 該洗浄水受面は周方向全体に渡って連続して延在する、請求項1から3までのいずれかに記載の合成樹脂製容器蓋。
  5. 該天面壁の内面には容器の口頸部の外周面に密接される外側シール片が形成されており、該スリットは該外側シール片の下端よりも上方に位置し、該洗浄水受面は該外側シール片の下端よりも下方に位置する、請求項1からまでのいずれかに記載の合成樹脂製容器蓋。
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