JP4286007B2 - 複合容器蓋 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、飲料用容器の口頸部に適用される合成樹脂製容器蓋、更に詳しくは容器の口頸部から離脱することなくストローを挿通せしめてストローを介して容器内の飲料を吸引することができる合成樹脂製容器蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】
下記特許文献1には、飲料用容器の口頸部に適用される合成樹脂製容器蓋が開示されている。かかる容器蓋は天面壁とこの天面壁の周縁から垂下する円筒状スカート壁とを有する。天面壁には円弧状主部、この円弧状主部の両端から延びる一対の直線状付加部及び一対の直線状付加部の先端間を延びる円弧状付加部から成る破断可能ラインが配設されている。かような容器蓋においては、ストローの先端を破断可能ラインの円弧状主部に整合せしめて押圧することによって破断可能ラインの少なくとも円弧状主部を破断し、天面壁における円弧状主部に囲繞されている部位を下方に変位せしめてストローを容器内に進入せしめ、かくして容器の口頸部から容器蓋を離脱することなくストローを通して容器内の飲料を吸引することができる。また、所望に応じて、容器の口頸部から容器蓋を離脱せしめて容器内の飲料を消費することもできる。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−205753公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
而して、上記特許文献1に開示されている容器蓋には、次のとおりの解決すべき問題が存在する。天面壁に配設されている破断可能ラインをストローを使用して充分容易に破断できるようになすためには、容器蓋を例えば低密度ポリエチレンの如き比較的軟質で機械的強度が小さい合成樹脂から形成することが望まれる。しかしながら、比較的軟質で機械的強度が小さい合成樹脂から容器蓋を形成した場合、容器蓋の強度が不充分になり、耐落下特性及び耐衝撃特性が過小になってしまう傾向がある。他方、容器蓋の強度を充分なものにせしめるために、例えばポリプロピレン或いは高密度ポリエチレンの如き比較的硬質で機械的強度が大きい合成樹脂から形成した場合には、天面壁に配設されている破断可能ラインの破断が比較的困難になることに加えて、容器の口頸部に密接せしめられるシールも一体に形成されている場合にはシール特性が不充分になってしまう傾向がある。
【0005】
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、容器の口頸部から離脱することなくストローを挿通せしめてストローを介して容器内の飲料を吸引することができる形態の合成樹製性容器蓋にして、充分な耐落下特性及び耐衝撃特性を有すると共に、破断可能薄肉ラインは充分容易に破断せしめられ、そしてまた充分なシール特性を有する、新規且つ改良された合成樹脂製容器蓋を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、破断可能薄肉ラインが配設される天面壁を有する栓体と、栓体の天面壁の外周縁部を覆う環状壁及びこの環状壁の周縁から垂下する筒状スカート壁とを有する外側蓋体との2個の部材から容器蓋を構成し、栓体を比較的軟質の合成樹脂から形成し、外側部材を比較的硬質の合成樹脂から形成することによって、上記主たる技術的課題を達成することができることを見出した。
【0007】
即ち、本発明によれば、上記主たる技術的課題を達成する容器蓋として、容器の口頸部の頂面を覆う天面壁を有する合成樹脂製栓体と、該栓体の該天面壁の外周縁部を覆う環状壁及び該環状壁の周縁から垂下する筒状スカート壁を有する合成樹脂製外側蓋体とを具備する複合容器蓋において、
該栓体と該外側蓋体とは異なった合成樹脂から形成されており、該栓体は該外側蓋体より軟質であり、該栓体の該天面壁の中央部には破断可能薄肉ラインが配設されている、ことを特徴とする複合容器蓋が提供される。
【0008】
該破断可能薄肉ラインは円弧状主部と該円弧状主部の両端から延在する一対の直線状付加部と、そして更に該一対の直線状付加部の先端間を延びる円弧状乃至直線状付加部を含むのが好都合である。好ましくは、該破断可能薄肉ラインの該一対の直線状付加部間には突部が形成されており、該突部は該一対の直線状付加部の各々に向かって下方に傾斜する一対の傾斜面を有し、該一対の傾斜面の境界陵は円弧状主部に向かって下方に傾斜している。該破断可能薄肉ラインは該天面壁の上面にスコアを形成することによって規定されており、該スコアは下方に向かって漸次幅狭になる横断面形状を有するのが好適である。該栓体の該天面壁の該外周縁部の上面及び/又は該外側蓋体の該環状壁の下面には放射状に延びる複数個の溝又はリブが配設されているのが好都合である。また、該栓体の該天面壁の上面には環状突条が配設されており、該環状突条の外周面は該外側蓋体の該環状壁の内周面に対して間隙をおいて対向して位置せしめられるのが好都合である。該栓体は低密度ポリエチレンから形成し、該外側蓋体はポリプロピレン又は高密度ポリエチレンから形成することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に従って構成された複合容器蓋の好適実施形態を図示している添付図面を参照して、更に詳細に説明する。
【0010】
図1及び図2に図示する如く、本発明に従って構成された複合容器蓋は、夫々別個に相互に異なる合成樹脂から形成された栓体2と外側蓋体4とから構成されていることが重要である。栓体2は機械的強度が比較的小さく比較的軟質である合成樹脂、例えば低密度ポリエチレン、から形成されており、外側蓋体4は機械的強度が比較的大きく比較的硬質である合成樹脂、例えばポリプロピレン又は高密度ポリエチレン、から形成されている。
【0011】
図3及び図4を参照して説明すると、栓体2は円形状の天面壁6を有する。この天面壁6の中央部8は比較的肉厚であり、外周縁部10は比較的肉薄である。天面壁6の最外周縁部11は半径方向外方に向かって幾分下方に傾斜せしめられている。外周縁部10の下面には下方に垂下する略円筒形状のシールリング12が付設されている。このシールリング12の内周面は下方に向かって内径が漸次増大する円錐台形状であり、外周面上部は下方に向かって外径が漸次増大する円錐台形状であり、外周面下部は下方に向かって外径が漸次減少する逆円錐台形状である。外周縁部10の下面には、更に、シールリング12の外側に位置するシール突条14も配設されている。天面壁6の上面には、中央部8と外周縁部10との境界領域から上方に突出する環状突条16が形成されている。そして、外周縁部10の上面には、環状突条16の外周面から放射状に延びる溝18が等角度間隔をおいて複数個、図示の場合は6個、配設されている。複数個の溝18を配設することに代えて複数個のリブを配設することもできる。天面壁10の最外周縁部11には溝が存在せず、最外周縁部11の全体が薄くせしめられていて、その上面が溝18の底面と同一面をなす。環状突条16の内側領域においては、天面壁6の中央部8の上面に全体を番号20で示す破断可能薄肉ラインが配設されている。図示の実施形態においては、破断可能薄肉ライン20は円弧状主部22、円弧状主部22の両端から幾分末広がり状に延びる一対の直線状付加部24、及び一対の直線状付加部24間を延びる円弧状付加部26から構成されている。一対の直線状付加部24間を円弧状付加部26によって接続することに代えて直線状付加部によって接続することもできる。破断可能薄肉ライン20は天面壁10の上面に形成されたスコア(溝)によって構成されているのが好適である。図3を参照することによって明確に理解される如く、破断可能薄肉ライン20を構成するスコアは下方に向かって漸次幅狭になる横断面形状を有するのが好適である。破断可能薄肉ライン20の一対の直線状付加部24間には突部28が形成されている。この突部28は略三角錐形状であり、一対の直線状付加部24に向かって下方に傾斜する一対の傾斜面30と円弧状付加部26に向かって下方に傾斜する傾斜面32を有する。一対の傾斜面30の境界陵34は円弧状主部22に向かって下方に傾斜している。一対の傾斜面30の各々と傾斜面32との境界陵36は一対の直線状付加部24の各々と円弧状付加部26との接続点に向かって下方に傾斜して延びている。
【0012】
図1及び図2と共に図5を参照して説明を続けると、外側蓋体4は環状壁38とこの環状壁38の周縁から垂下する略円筒状のスカート壁40とを有する。環状壁38の内径は、上記栓体2における環状突条16の外径よりも若干大きいのが好適である。環状壁38の下面には環状突条42が形成されている。スカート壁40の外周面には下方に向かって半径方向外方に傾斜する円錐台形状部44が形成されている。そして、この円錐台形状部44の上方において、スカート壁40の外周面には周方向に間隔をおいて軸線方向に延びる多数の滑り止め突条46が形成されている。円錐台形状部44の直ぐ下方には、周方向破断可能ライン48が配設されており、スカート壁40は周方向破断可能ライン48よりも上方の主部50と周方向破断可能ライン48よりも下方のタンパーエビデント裾部52とに区画されている。周方向破断破断ライン48自体は周方向に間隔をおいて主部50とタンパーエビデント裾部52とを接続している複数個の橋絡部54を有するそれ自体は周知の形態でよい。主部50の内周面には雌螺条56が形成されている。この雌螺条56には軸線方向に延びる中断部58が周方向に間隔をおいて複数個形成されている。タンパーエビデント裾部52の内周面には周方向に間隔をおいて複数個の係止片60が形成されている。係止片60の各々は、タンパーエビデント裾部52の内周面から半径方向内方に向かって上方に傾斜して延出せしめられている。
【0013】
図1及び図2に図示する如く、栓体2は外側蓋体4内に挿入される。この際には栓体2の天面壁6の最外周縁部11が弾性的に変形せしめられる。外側蓋体4内の所定位置まで栓体2が挿入されると、外側蓋体4の環状壁38が栓体2の天面壁6の外周縁部10、更に詳しくは環状突条16よりも外側の領域、を覆い、環状壁38の下面に形成されている環状突条42が天面壁6の外周縁部10の上面に当接せしめられる。栓体2の環状突条16は外側蓋体4の環状壁38内に突出せしめられる。環状突条16の外周面は環状壁38の内周面に対向して位置し、両者間には若干の間隙が存在する。
【0014】
図1には栓体2と外側蓋体4とから構成された複合容器蓋が適用される容器の口頸部62も二点鎖線で図示されている。ガラス又はポリエチレンテレフタレートの如き適宜の合成樹脂から形成することができる容器の口頸部62は略円筒形状であり、その頂面は開口されている。口頸部62の外周面には雄螺条64とその下方に位置する係止あご部66とが形成されている。
【0015】
口頸部62に複合容器蓋を装着して口頸部62を密封する際には、口頸部62に複合容器蓋を被嵌し、閉方向即ち図1において上方から見て時計方向に回転せしめる。かくすると、外側蓋体4に形成されている雌螺条56が口頸部62に形成されている雄螺条64に螺合され、複合容器蓋は回転と共に口頸部62に対して下降せしめられる。雌螺条56を雄螺条64に所要とおりに螺合せしめると、外側蓋体4に配設されている係止片60は口頸部62の係止あご部66を弾性的に乗り越えて係止あご部66の下面に対向して位置せしめられる。栓体2に配設されているシールリング12は口頸部62内に進入せしめられて口頸部62の内周面に密接せしめられ、栓体2に配設されているシール突条14は口頸部62の頂面に密接せしめられ、かくして口頸部62が密封される。シールリング12及びシール突条14が配設されている栓体2は比較的軟質の合成樹脂から形成されている故に、口頸部62はシールリング12及びシール突条14によって充分良好にシールされる。所望ならば、栓体2における環状突条16の内側領域の上面に埃等が進入するのを防止するために、環状突条16の上面乃至外側蓋体4の環状壁38の上面に環状突条16の内側領域を覆う適宜のカバー片を貼着することもできる。
【0016】
本発明に従って構成された複合容器蓋の図示の実施形態においては、次の事実も留意されるべきである。当業者には周知の如く、容器の口頸部62に複合容器蓋を装着して口頸部62を密封した後に、容器内に飲料を充填する際に口頸部62の外周面に付着した飲料を洗浄することが望まれることが少なくないが、図示の実施形態においては、複合容器蓋の上方から洗浄液を噴射すると、かかる洗浄液が栓体2の環状突条16の外周面と外側蓋体4の環状壁38の内周面との間を通って流動し、次いで栓体2の天面壁6の外周縁部10の上面に配設された溝18及び天面壁6の最外周縁部11の上面を流動して、口頸部62の外周面に導入され、かくして口頸部62を充分良好に洗浄することができる。所望ならば、栓体2の環状突条16の外周面と外側蓋体4の環状壁38の内周面との間を通して洗浄液を充分確実に流動せしめるために、環状突条16の外周面及び/又は環状壁38の内周面に周方向に間隔をおいて複数個の溝乃至リブを形成することができる。また、栓体2の天面壁6の外周縁部10の上面に溝18又はリブを形成することに代えて、外側蓋体4の環状壁38の下面に溝又はリブを形成することもできる。
【0017】
容器内に収容されている飲料を飲む場合には、図1に二点鎖線で示す如く、ストロー68の先端を栓体2に配設されている破断可能薄肉ライン20の円弧状主部22に整合せしめてストロー68を下方に強制して、破断可能薄肉ライン20における少なくとも円弧状主部22を破断せしめる。かくすると、破断可能薄肉ライン20の円弧状主部22によって囲繞されている部位が一対の直線状付加部24間に存在する帯状領域をヒンジとして、或いは一対の直線状付加部24も破断される場合には円弧状主部22によって囲繞されている部位と共に一対の直線状付加部24間の部分が円弧状付加部26をヒンジとして、下方に変位せしめられてストロー68が容器内に進入せしめられる。従って、ストロー68を通して容器内の飲料を吸引することができる。本発明に従って構成された複合容器蓋においては、外側蓋体4は必要耐落下特性及び耐衝撃特性を得るために機械的強度が比較的大きく比較的硬質の合成樹脂から形成されているが、栓体2は機械的強度が比較的小さく比較的軟質である合成樹脂から形成されている故に、破断可能薄肉ライン20の少なくとも円弧状主部22を充分容易に破断することができる。そしてまた、図示の実施形態においては、破断可能薄肉ライン20を規定しているスコアが下方に向かって漸次幅狭になる横断面形状を有し、そしてまた破断可能薄肉ライン20の一対の直線状付加部24間に配設されている突部28が所定方向に傾斜している一対の傾斜面30を有し且つ一対の傾斜面30の境界陵34が所定方向に傾斜している故に、ストロー68の先端が破断可能薄肉ライン20の円弧状主部22に案内され、従って充分容易にストロー68の先端を破断可能薄肉ライン20の円弧状主部22に整合せしめることができる。
【0018】
更に、所望ならば、口頸部62から複合容器蓋を離脱せしめて容器内の飲料を消費することもできる。この際には、外側蓋体4のスカート壁40に指を掛けて複合容器蓋を開方向、即ち図1において上方から見て反時計方向に回転せしめる。かくすると、口頸部62の雄螺条64と外側蓋体4の雌螺条56との協働によって複合容器蓋は回転と共に上方に移動せしめられるが、外側蓋体4のタンパーエビデント裾部52はその内周面に配設されている係止片60が口頸部62の係止あご部66に係止せしめられる故に上方への移動が阻止され、これによって外側蓋体4のスカート壁40に形成されている周方向破断可能ライン48が破断、更に詳しくは複数個の橋絡部54が破断され、タンパーエビデント裾部52がスカート壁40の主部50から分離される。しかる後においては、タンパーエビデント裾部52を残して、外側蓋体4のその他の部分及び栓体2が回転と共に上昇せしめられて口頸部62から離脱せしめられる。
【0019】
【発明の効果】
本発明の複合容器蓋は、容器の口頸部から離脱することなくストローを挿通せしめてストローを介して容器内の飲料を吸引することができる形態の合成樹製性容器蓋にして、充分な耐落下特性及び耐衝撃特性を有すると共に、破断可能薄肉ラインは充分容易に破断せしめられ、そしてまた充分なシール特性を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された複合容器蓋の好適実施形態を示す断面図。
【図2】図1の複合容器蓋の平面図。
【図3】図1の複合容器蓋における栓体の断面図。
【図4】図3の栓体の平面図。
【図5】図1の複合容器蓋における外側蓋体を一部を断面で一部を側面で示す図。
【符号の説明】
2:栓体
4:外側蓋体
6:栓体の天面壁
8;天面壁の中央部
10:天面の外周縁部
16:環状突条
18:溝
20:破断可能薄肉ライン
22:破断可能薄肉ラインの円弧状主部
24:破断可能薄肉ラインの一対の直線状付加部
26:破断可能薄肉ラインの円弧状付加部
28:突部
30:一対の傾斜面
34:一対の傾斜面の境界陵
38:環状壁
40:スカート壁
62:容器の口頸部
Claims (8)
- 容器の口頸部の頂面を覆う天面壁を有する合成樹脂製栓体と、該栓体の該天面壁の外周縁部を覆う環状壁及び該環状壁の周縁から垂下する筒状スカート壁を有する合成樹脂製外側蓋体とを具備する複合容器蓋において、
該栓体と該外側蓋体とは異なった合成樹脂から形成されており、該栓体は該外側蓋体より軟質であり、該栓体の該天面壁の中央部には破断可能薄肉ラインが配設されている、ことを特徴とする複合容器蓋。 - 該破断可能薄肉ラインは円弧状主部と該円弧状主部の両端から延在する一対の直線状付加部とを含む、請求項1記載の複合容器蓋。
- 該破断可能薄肉ラインは該一対の直線状付加部の先端間を延びる円弧状乃至直線状付加部を含む、請求項2記載の複合容器蓋。
- 該破断可能薄肉ラインの該一対の直線状付加部間には突部が形成されており、該突部は該一対の直線状付加部の各々に向かって下方に傾斜する一対の傾斜面を有し、該一対の傾斜面の境界陵は円弧状主部に向かって下方に傾斜している、請求項2又は3記載の複合容器蓋。
- 該破断可能薄肉ラインは該天面壁の上面にスコアを形成することによって規定されており、該スコアは下方に向かって漸次幅狭になる横断面形状を有する、請求項1から3までのいずれかに記載の複合容器蓋。
- 該栓体の該天面壁の該外周縁部の上面及び/又は該外側蓋体の該環状壁の下面には放射状に延びる複数個の溝又はリブが配設されている、請求項1から5までのいずれかに記載の複合容器蓋。
- 該栓体の該天面壁の上面には環状突条が配設されており、該環状突条の外周面は該外側蓋体の該環状壁の内周面に対して間隙をおいて対向して位置せしめられる、請求項1から6までのいずれかに記載の複合容器蓋。
- 該栓体は低密度ポリエチレンから形成され、該外側蓋体はポリプロピレン又は高密度ポリエチレンから形成されている、請求項1から7までのいずれかに記載の複合容器蓋。
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