JP6687127B2 - 輻射ヒータ装置 - Google Patents

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Description

関連出願への相互参照
本出願は、2016年12月20日に出願された日本特許出願番号2016−246980号に基づくもので、ここにその記載内容が参照により組み入れられる。
本開示は、輻射ヒータ装置に関するものである。
特許文献1に輻射ヒータ装置が開示されている。この輻射ヒータ装置は、内装パネルの車室空間側であって、エアバッグ装置の展開方向に対応する場所に配置されたヒータ本体部を備える。この輻射ヒータ装置は、さらに、ヒータ本体部の車室空間側に配置された表皮層を備える。
内装パネルは、エアバッグ装置の展開を阻害しないように、エアバッグ装置の展開時に破断するティア部が設けられている。この輻射ヒータ装置では、ヒータ本体部および表皮層のそれぞれにもティア部が設けられている。いずれのティア部も、他の部位よりも肉厚が薄い薄肉部で構成されている。
特開2010−23567号公報
しかし、表皮層にティア部を設ける場合、表皮層の製造の際にティア部を形成する工程が必要となる。また、表皮層が薄膜の織物や編物等の繊維で構成される場合、ティア部を設けると、ほつれが生じる。
このため、表皮層にティア部を設けなくても、エアバッグ装置の展開時に、エアバッグ装置の展開を阻害しないように、表皮層が破断されることが望まれる。
本開示は、表皮層にティア部を設けなくても、エアバッグ装置の展開時に、エアバッグ装置の展開を阻害しないように、表皮層を破断させることができる車両用ヒータ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示の1つの観点によれば、
エアバッグ装置を備える車両に搭載され、車室内の乗員に向けて輻射熱を放射する輻射ヒータ装置であって、
エアバッグ装置の車室空間側に配置された内装パネルと、
内装パネルの車室空間側であって、発熱して輻射熱を放射するシート状のヒータ本体部と、
ヒータ本体部の車室空間側に配置され、ヒータ本体部を覆う表皮層とを備え、
内装パネルは、エアバッグ装置の展開時にパネル用ティア部が破断することで形成される破断端部を含む部分であって、エアバッグ装置の展開によって車室空間側に展開する展開部を有し、
パネル用ティア部は、一方向の一方側から他方側に向かって延びる1つのセンタライン部と、センタライン部の両端部側でセンタライン部と交差する方向に延びる一対のサイドライン部とを含み、
展開部は、センタライン部と一対のサイドライン部のそれぞれに沿って形成される破断端部を含み、
展開部が展開して表皮層に接触するときに、センタライン部に沿って形成された破断端部のうち少なくとも一部が表皮層に接触せず、表皮層に対して局所的に応力を与えるための応力集中部を展開部が有するように、内装パネルが構成されている。
これによれば、エアバッグ装置の展開時に、内装パネルがパネル用ティア部で破断する。これにより、内装パネルの展開部の展開が可能となる。展開部のうちセンタライン部に沿って形成された破断端部側が表皮層に接触する。このとき、応力集中部によって表皮層に応力が局所的に与えられるので、表皮層の破断が容易となる。よって、表皮層にティア部を設けなくても、エアバッグ装置の展開時に、エアバッグ装置の展開を阻害しないように、表皮層を破断させることができる。
第1実施形態における輻射ヒータ装置が配置された車室の断面図である。 図1中の輻射ヒータ装置の断面図である。 図2中のヒータ本体部の平面図である。 図3中のIV−IV線断面図である。 表面に乗員が触れた場合の熱移動を示す図4中のヒータ本体部の断面図である。 図1の輻射ヒータ装置の平面図であって、パネル用ティア部の平面レイアウトを示す図である。 エアバッグの展開前の状態における本実施形態の内装パネルの平面図である。 エアバッグの展開途中の状態における本実施形態の内装パネルの平面図である。 エアバッグの展開途中の状態における第1実施形態の輻射ヒータ装置の断面図である。 エアバッグの展開前の状態における比較例1の内装パネルの平面図である。 エアバッグの展開途中の状態における比較例1の内装パネルの平面図である。 エアバッグの展開後の状態における第1実施形態の輻射ヒータ装置の断面図である。 エアバッグの展開前の状態における第2実施形態の内装パネルの平面図である。 図13中のXIV−XIV線断面図である。 エアバッグの展開途中の状態における第2実施形態の内装パネルの平面図である。 エアバッグの展開前の状態における第3実施形態の内装パネルの平面図である。 図16中のXVII−XVII線断面図である。 エアバッグの展開途中の状態における第3実施形態の内装パネルの平面図である。 エアバッグの展開前の状態における第4実施形態の内装パネルの平面図である。 図19中のXX−XX線断面図である。 図19中のXXI−XXI線断面図である。 エアバッグの展開途中の状態における第4実施形態の内装パネルの平面図である。 エアバッグの展開前の状態における第5実施形態の内装パネルの平面図である。 エアバッグの展開途中の状態における第5実施形態の内装パネルの平面図である。 エアバッグの展開前の状態における第6実施形態の内装パネルの平面図である。 エアバッグの展開途中の状態における第6実施形態の内装パネルの平面図である。 第7実施形態における輻射ヒータ装置の平面図である。 図27中のXXVIII−XXVIII線断面図である。 図27中のXXIX−XXVIX線断面図である。 図27中のXXX−XXX線断面図である。 エアバッグの展開途中の状態における第7実施形態の輻射ヒータ装置の断面図である。 エアバッグの展開途中の状態における比較例1の輻射ヒータ装置の断面図である。 第8実施形態における輻射ヒータ装置の断面図である。 第9実施形態における輻射ヒータ装置の平面図である。 図34中のXXXV−XXXV線断面図である。 他の実施形態における輻射ヒータ装置の平面図であって、パネル用ティア部の平面レイアウトを示す図である。 他の実施形態における輻射ヒータ装置の平面図であって、パネル用ティア部の平面レイアウトを示す図である。 他の実施形態における輻射ヒータ装置の平面図であって、パネル用ティア部の平面レイアウトを示す図である。
以下、本開示の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
図1に示すように、本実施形態の輻射ヒータ装置1は、道路走行車両の車室内の暖房装置として用いられる。
車室内には、乗員2が着座するための座席3が設置されている。車室内には、座席3よりも車両前方側に内装パネル10が設置されている。内装パネル10は、車室の前方側に配置されるインストルメントパネルである。本明細書で言うインストルメントパネルには、計器類が配置されている部分だけでなく、オーディオやエアコンを収納する部分が含まれる。
内装パネル10の内側、すなわち、車室空間側とは反対側の反車室空間側に、エアバッグ装置4が配置されている。エアバッグ装置4は、エアバッグ5と、インフレータ6とを有する。インフレータ6は、エアバッグ5にガスを注入する装置である。
輻射ヒータ装置1は、内装パネル10の下部に設けられている。輻射ヒータ装置1は、エアバッグ装置4に対して座席3側、すなわち、車室空間側に配置されている。輻射ヒータ装置1は、エアバッグ装置4の展開方向に配置されている。換言すると、輻射ヒータ装置1は、エアバッグ装置4を覆う位置に配置されている。輻射ヒータ装置1は、乗員2の足、特に膝からすねに向けて輻射熱H1を放射する。
図2に示すように、輻射ヒータ装置1は、内装パネル10と、ヒータ本体部20と、断熱層30と、表皮層40とを備える。
内装パネル10は、車室空間側の表面10aと、反車室空間側の裏面10bとを有している。輻射ヒータ装置1が備える内装パネル10とは、車室の前方側に配置された内装パネル10の全部または一部である。
ヒータ本体部20は、内装パネル10の車室空間側に設置されている。ヒータ本体部20は、面状、すなわち、シート状である。ヒータ本体部20は、通電によって発熱して輻射熱を放出する。ヒータ本体部20は、輻射ヒータ装置1に乗員2が触れたときに、乗員2が触れた部分の温度が急速に低下するという効果を奏するように構成されている。この具体的な構成については、後述する。
断熱層30は、ヒータ本体部20と内装パネル10との間に設置されている。すなわち、断熱層30は、ヒータ本体部20の反車室空間側であって、内装パネル10の車室空間側に設置されている。断熱層30は、ヒータ本体部20から反車室空間側への熱の移動を抑制する。
表皮層40は、ヒータ本体部20の車室空間側に設置されている。表皮層40は、ヒータ本体部20の表面を覆っている。表皮層40は、輻射ヒータ装置1の見栄えを向上させる。表皮層40は、薄膜の織物または編物で構成されている。本実施形態では、表皮層40は、ヒータ本体部20よりも薄い。
次に、ヒータ本体部20の具体的な構造について説明する。
図3に示すように、ヒータ本体部20は、X方向とY方向の両方向に沿って広がっている。ヒータ本体部20の平面形状は、ほぼ四角形である。図4に示すように、ヒータ本体部20は、Z方向に厚さをもつ。ヒータ本体部20は、主として表面と垂直な方向に向けて輻射熱H1を放射する面状ヒータとも呼ばれる。なお、図中の矢印で示すX方向、Y方向およびZ方向は、互いに直交する方向である。X方向およびY方向が、ヒータ本体部20の表面に平行な方向、すなわち、ヒータ本体部20の面方向である。Z方向が、ヒータ本体部20の表面に垂直な方向、すなわち、ヒータ本体部20の厚さ方向である。
図3、4に示すように、ヒータ本体部20は、基板部21と、複数の発熱部22と、複数の放熱部23と、一対の端子24とを備える。
基板部21がヒータ本体部20の外形をなしている。基板部21の内部に、複数の発熱部22と複数の放熱部23が配置されている。基板部21は、複数の発熱部22と複数の放熱部23を支持する部材である。基板部21は、合成樹脂で構成されている。合成樹脂は、例えば、熱可塑性樹脂である。
複数の発熱部22と複数の放熱部23は、発熱部22と放熱部23とが1つずつ交互に並んで配置されている。隣り合う発熱部22と放熱部23は接続されている。複数の発熱部22と複数の放熱部23は、一対の端子24の間に一連の通電経路を形成する。
1つの発熱部22は、通電によって発熱する。1つの発熱部22は、隣接する放熱部23に熱を供給する。1つの発熱部22は、金属材料で構成されている。
1つの放熱部23は、隣接する発熱部22から供給される熱によって輻射熱H1を放射する。1つの放熱部23は、発熱部22を構成する金属材料よりも電気抵抗が小さな金属材料で構成されている。
1つの放熱部23は、膜状である。1つの発熱部22の体積は、1つの放熱部23の体積と同等以下とされている。これにより、1つの発熱部22と1つの放熱部23は、体積が小さく、熱容量が小さくされている。
図3に示すように、隣り合う放熱部23の間に低熱伝導部25が存在する。低熱伝導部25は、放熱部23よりも熱伝導性が低い部分である。低熱伝導部25は、隣り合う放熱部23同士を熱的に分離している。低熱伝導部25は、基板部21を構成する材料によって構成されている。
図5に示すように、ひとつの特定の放熱部23の上において、ヒータ本体部20の表面に物体、すなわち、乗員2の指が触れる場合がある。この場合、その特定の放熱部23の熱H2は触れている物体に急速に伝達される。低熱伝導部25は、特定の放熱部23の周囲からその特定の放熱部23への熱伝導による熱H2の移動を抑制する。この結果、特定の放熱部23の温度は急速に低下する。よって、物体が触れている部分のヒータ本体部20の表面温度は急速に低下する。このように、ヒータ本体部20は、ヒータ本体部20に乗員2が触れたときに、乗員2が触れた部分の温度が急速に低下するという効果を奏するように、構成されている。
図2に示すように、内装パネル10は、パネル用ティア部11を有している。以下では、パネル用ティア部11を単にティア部11と呼ぶ。ティア部11は、エアバッグ装置4のエアバッグ5の展開時における内装パネル10の破断制御のために、機械的強度がその周囲よりも低下されている部分である。すなわち、ティア部11は、エアバッグ展開時に優先的に破断する部分である。ティア部11が破断することによって破断端部が形成される。
本実施形態では、ティア部11は、内装パネル10のうちその周囲の部分よりも薄い薄肉部で構成されている。薄肉部は、裏面10bに溝を形成することによって形成されている。したがって、ティア部11は、内装パネル10の裏面10b側で視認される。
図6に示すように、ティア部11は、1つのセンタライン部12と、一対のサイドライン部13とを有する。センタライン部12は、X−Y面方向において、薄肉部が線状に連続して延びている。サイドライン部13も、X−Y面方向において、薄肉部が線状に連続して延びている。なお、図6中の矢印で示すX方向、Y方向およびZ方向のそれぞれは、図3中の矢印で示すX方向、Y方向およびZ方向のそれぞれに対応する。図6のX方向、Y方向は、Z方向に対して垂直な方向であれば、図3のX方向、Y方向と異なる方向を示していてもよい。
センタライン部12は、一方向の一方側から他方側に向かって延びている。図6では、X方向が一方向に対応する。一対のサイドライン部13のそれぞれは、センタライン部12の両端部側でセンタライン部12と交わっている。一対のサイドライン部13のそれぞれは、センタライン部12と交差する方向に延びている。図6では、Y方向が交差する方向に対応する。一対のサイドライン部13のそれぞれは、サイドライン部13の両端部13b、13cよりも中央側にセンタライン部12との交点13aを有する。
図7、8は、内装パネル10の表面10aを示している。図7は、エアバッグ5の展開前の状態を示している。図7に示すセンタライン部12は、図2中のティア部11のうち最も薄い部分の位置に相当する。図8は、エアバッグ5の展開時の状態を示している。
図7に示すように、センタライン部12は、複数の凸部121、122を有する線状に形成されている。具体的には、センタライン部12では、複数の凸部121、122のそれぞれが交互に凸部の向きを反対向きとして連続する線状に、薄肉部が配置されている。
この複数の凸部121、122は、複数の第1凸部121と複数の第2凸部122とを有する。複数の第1凸部121は、仮想直線VLよりもY方向の一方側に位置する。Y方向は、仮想直線VLに垂直な方向である。複数の第1凸部121は、Y方向の一方側に頂部が位置している。このため、複数の第1凸部121の向きは、Y方向の一方側である。複数の第2凸部122は、仮想直線VLよりもY方向の他方側に位置する。複数の第2凸部122は、Y方向の他方側に頂部が位置している。このため、複数の第2凸部122の向きは、Y方向の他方側である。したがって、複数の第1凸部121と複数の第2凸部122とは、凸部の向きが反対向きの関係である。
このため、エアバッグ5の展開時に、ティア部11に沿って内装パネル10が引き裂かれることによって、内装パネル10に一対の破断端部14、15が形成される。このとき、破断端部の形状は、ティア部11に沿う形状となる。
したがって、図8に示すように、センタライン部12が破断して形成される一対の破断端部14、15は、複数の凸部14a、15aを有する形状となる。一方の破断端部14の複数の凸部14aは、センタライン部12が有する複数の凸部121、122のうち他方側に位置する凸部122によって形成される。他方の破断端部15の複数の凸部15aは、センタライン部12が有する複数の凸部121、122のうち一方側に位置する凸部121によって形成される。
図7に示すように、センタライン部12の複数の凸部121、122のそれぞれは、凸部の頂部が平坦であり、凸部の幅が一定である矩形形状である。このため、図8に示すように、一対の破断端部14、15の複数の凸部14a、15aのそれぞれの形状は、矩形形状である。
一方、サイドライン部13は、図6に示すよう、直線状に形成されている。このため、エアバッグ5の展開時に形成される破断端部は、直線状となる。
また、図2に示すように、内装パネル10は、エアバッグ5の展開時に、内装パネル10が折れ曲がるためのヒンジ部16を有する。
内装パネル10は、エアバッグ5の展開時に、ヒンジ部16を軸に展開する展開部17を有する。展開部17は、図2、6に示すように、ティア部11に囲まれた部分である。より具体的には、展開部17は、内装パネル10のうちヒンジ部16とセンタライン部12とサイドライン部13とに囲まれた部分である。
換言すると、展開部17は、センタライン部12と一対のサイドライン部13のそれぞれに沿って形成される破断端部14、15を含む部分である。展開部17は、センタライン部12を挟んだ両側に位置する第1展開部171および第2展開部172を有する。以下では、第1展開部171および第2展開部172を一対の展開部17と呼ぶ。
なお、展開部17は、内装パネル10のうち展開部17以外の部分とは別体として構成されている。
また、図2に示すように、ヒータ本体部20はヒータ用ティア部26を有している。断熱層30は断熱層用ティア部31を有している。ヒータ用ティア部26と断熱層用ティア部31は、どちらも、薄肉部で構成されている。ヒータ用ティア部26と断熱層用ティア部31は、どちらも、センタライン部12およびサイドライン部13に対応する部位に、直線状に配置されている。
本実施形態では、表皮層40は、ティア部を有していない。
次に、本実施形態の輻射ヒータ装置1のエアバッグ装置4の作動時の作用について説明する。
図9に示すように、エアバッグ装置4が作動して、エアバッグ5が展開する。内装パネル10は、エアバッグ5から応力を受ける。これにより、内装パネル10は、ティア部11に沿って破断する。内装パネル10に破断端部14、15が形成される。
さらに、エアバッグ5が展開することで、内装パネル10のうち破断端部14、15を含む一対の展開部17が、ヒンジ部16を軸に車室空間側に展開する。この一対の展開部17が展開する応力が断熱層30およびヒータ本体部20に与えられる。これにより、断熱層30が断熱層用ティア部31で破断するとともに、ヒータ本体部20がヒータ用ティア部26で破断する。そして、一対の展開部17の破断端部14、15が表皮層40に接触する。
ここで、本実施形態と図10に示す比較例1とを比較する。比較例1では、センタライン部J12は、直線状に形成されている。このため、図11に示すように、エアバッグ5の展開時に形成される破断端部J14、J15は、直線状となる。したがって、破断端部J14、J15が表皮層40に接触するとき、破断端部J14、J15の全域が接触する。
これに対して、本実施形態では、図8に示すように、エアバッグ5の展開時に形成される破断端部14、15は、複数の凸部14a、15bを有する形状である。このため、破断端部14、15が表皮層40に接触するとき、複数の凸部14a、15bが表皮層40に接触する。すなわち、破断端部14、15の全域ではなく、破断端部14,15の一部が表皮層40に接触する。破断端部14、15の他の一部は、表皮層40に接触しない。
したがって、本実施形態では、比較例1と比較して、破断端部14、15が表皮層40に接触する接触面積が小さい。このため、表皮層40のうち複数の凸部14a、15aが接触する部分に応力が集中する。これにより、本実施形態によれば、比較例1と比較して、破断端部14、15による表皮層40の破断が容易となる。
表皮層40が破断端部14、15によって破断されることで、図12に示すように、エアバッグ5の展開が可能となる。なお、本実施形態では、破断端部14、15が有する複数の凸部14a、15aが、展開部が展開して表皮層に接触するときに、表皮層に対して局所的に接触して、表皮層の接触部分に応力を集中させて与える応力集中部に対応する。
次に、本実施形態の輻射ヒータ装置1の主な特徴について説明する。
(1)ヒータ本体部20は、ヒータ本体部20に乗員2が触れたときに、乗員2が触れた部分の温度が急速に低下するという効果を奏するように、構成されている。そして、表皮層40は、薄膜の織物または編物で構成されている。このため、表皮層40の熱容量は小さくなっている。これにより、ヒータ本体部20が奏する効果が損なわれない。なお、ヒータ本体部20が奏する効果が損なわれなければ、表皮層40は、織物または編物に限らず、織物および編物以外の複数の繊維からなる布で構成されていてもよい。
(2)本実施形態のように、表皮層40が織物または編物などの布で構成されている場合、表皮層40にティア部を設けると、ほつれが生じるという問題が発生する。このため、表皮層40にティア部を設けなくても、エアバッグ5の展開時に表皮層40を破れやすくすることが望まれる。すなわち、エアバッグ5の展開時の表皮層40の破れ方を制御できることが望まれる。
そこで、本実施形態では、ティア部11のセンタライン部12の形状が、複数の凸部121、122を有する線状となっている。この線状は、複数の凸部121、122のそれぞれが、交互に凸部の向きを反対向きに変えながら連続して配置された形状である。すなわち、センタライン部12の形状は、波線形状である。センタライン部12の形状とは、内装パネル10の裏面10bを正面から見たときの形状である。
これにより、エアバッグ5の展開時に、センタライン部12で破断することで形成される内装パネル10の破断端部14、15の形状を、複数の凸部14a、15aを有する形状とすることができる。このため、一対の展開部17が表皮層40に応力を加えるとき、表皮層40のうち複数の凸部14a、15aが接触する部分に応力を集中させることができる。よって、表皮層40を応力が集中する部位で破断させることができる。
このように、本実施形態によれば、エアバッグ装置4の展開時に、破断した内装パネル10によって表皮層40に応力が局所的に与えられるので、表皮層の破断が容易となる。よって、表皮層40にティア部を設けなくても、エアバッグ装置4の展開時に表皮層40を安定して破断させることができる。
また、本実施形態によれば、表皮層40に対して、エアバッグ装置4の展開時に表皮層40を破断させるための特別な加工を必要としない。このため、表皮層40の見栄えが良好となる。さらに、表皮層40の製造が容易となる。
また、本実施形態によれば、輻射ヒータ装置1は、エアバッグ装置4の展開を阻害しない。このため、図1に示すように、内装パネル10のうちエアバッグ装置4の設置部に対しても、輻射ヒータ装置1を設置することができる。これにより、内装パネル10のうちエアバッグ装置4の設置部を避けて輻射ヒータ装置を設置した場合と比較して、発熱面積を拡大できる。よって、乗員2への放熱量を増大させることができる。したがって、乗員2に対して、より効果的な温熱快適性を提供することができる。
(第2実施形態)
本実施形態は、センタライン部12の具体的な平面形状が第1実施形態と異なる。その他の輻射ヒータ装置1の構成は第1実施形態と同じである。
図13、14に示すように、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、センタライン部12は、複数の凸部121、122を有する線状の薄肉部で構成されている。
図13に示すように、本実施形態では、第1実施形態と異なり、センタライン部12の複数の凸部121、122のそれぞれは、凸部の頂部が平坦であり、凸部の幅が頂部から離れるにつれて大きくなる台形形状である。
このため、図15に示すように、一対の破断端部14、15の複数の凸部14a、15aのそれぞれの形状は、台形形状となる。
本実施形態によれば、複数の凸部14a、15aの頂部を細くしつつ、頂部から離れた側を太くできる。よって、表皮層40に効果的に応力集中させることができる。さらに、内装パネル10の破断時において、センタライン部12以外の部位での割れを防止できる。
(第3実施形態)
本実施形態は、センタライン部12の具体的な平面形状が第1実施形態と異なる。その他の輻射ヒータ装置1の構成は第1実施形態と同じである。
図16、17に示すように、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、センタライン部12は、複数の凸部121、122を有する線状の薄肉部で構成されている。
図16に示すように、本実施形態では、第1実施形態と異なり、センタライン部12の複数の凸部121、122のそれぞれは、凸部の頂部が尖っており、凸部の幅が頂部から離れるにつれて大きくなる三角形状である。
このため、図18に示すように、一対の破断端部14、15の複数の凸部14a、15aのそれぞれの形状は、三角形状となる。
本実施形態によれば、複数の凸部14a、15aの頂部が尖っているので、表皮層40により効果的に応力集中させることができる。
(第4実施形態)
本実施形態は、センタライン部12の具体的な平面形状が第1実施形態と異なる。その他の輻射ヒータ装置1の構成は第1実施形態と同じである。
図19に示すように、本実施形態では、センタライン部12は、複数の開口部123と、複数の薄肉部124とによって構成されている。複数の開口部123は、互いに間を空けて間欠的に配置されている。複数の開口部123のそれぞれは、六角形である。薄肉部124は、複数の開口部123のうち隣り合う開口部123の間の部分である。薄肉部は、隣り合う開口部123の一方から他方に向かって直線状に延びている。
図20に示すように、複数の開口部123は、内装パネル10の表面10aから裏面10bまで貫通している。図21に示すように、薄肉部124は、内装パネル10の裏面10bに溝が形成されることで、他の部位よりも薄くなっている。
図22に示すように、一対の破断端部14、15は、開口部123の開口縁部および薄肉部124に沿った形状となる。このため、本実施形態においても、一対の破断端部14、15は、複数の凸部14a、15aを有する形状となる。このように、本実施形態では、センタライン部12のうち薄肉部124が破断することによって、薄肉部124が複数の凸部14a、15aとなるように、複数の開口部123が配置されている。よって、本実施形態によっても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
本実施形態によれば、内装パネル10に複数の開口部123を形成することで、強度が低い部分を顕著に作ることができる。このため、エアバッグ装置4の展開時において、内装パネル10の破断が容易となる。
また、本実施形態では、センタライン部12を次のように形成することができる。予め、内装パネル10に、複数の開口部123の形成予定領域を含めて、直線状の薄肉部124を形成しておく。続いて、穴開け加工により、内装パネル10のうち複数の開口部123の形成予定領域に、複数の開口部123を形成する。このように、本実施形態によれば、穴開け加工によって、センタライン部を容易に形成することできる。
また、本実施形態では、隣り合う開口部123の間隔は、できるだけ小さい方が好ましい。例えば、隣り合う開口部123の間隔は、1つの開口部123の最大開口幅よりも小さいことが好ましい。これにより、複数の凸部14a、15aの頂部を細くすることができる。
(第5実施形態)
図23に示すように、本実施形態は、第4実施形態に対して、センタライン部12を構成する複数の開口部123の平面形状を、四角形に変更したものである。四角形は、ひし形、正方形、長方形等のいずれであってもよい。
図24に示すように、一対の破断端部14、15は、複数の凸部14a、15aを有する形状となる。よって、本実施形態においても、第4実施形態と同様の効果が得られる。
(第6実施形態)
図25に示すように、本実施形態は、第4実施形態に対して、センタライン部12を構成する複数の開口部123の平面形状を、円形に変更したものである。円形は、真円、楕円等のいずれであってもよい。
図26に示すように、一対の破断端部14、15は、複数の凸部14a、15aを有する形状となる。よって、本実施形態においても、第4実施形態と同様の効果が得られる。
(第7実施形態)
図27、28、29、30に示すように、本実施形態は、内装パネル10が応力集中部としての突起部18を有する点が、第1実施形態と異なる。
図28に示すように、突起部18は、ティア部11の破断前の状態において、内装パネル10のうちティア部11側の領域に設けられており、表皮層40に向かって突出している。突起部18の断面形状は、三角形状である。突起部18の先端部は尖っている。
図28、29に示すように、突起部18は、内装パネル10のうち一対の展開部17となる部位に設けられている。具体的には、突起部18は、第1突起部181と、第2突起部182とを含む。第1突起部181は、内装パネル10のうち第1展開部171となる部位に設けられている。第1突起部181は、第1展開部171の一部である。第2突起部182は、内装パネル10のうち第2展開部172となる部位に設けられている。第2突起部182は、第2展開部172の一部である。
図27に示すように、第1突起部181は、センタライン部12に沿って線状に配置された第1センタ突起部181aと、サイドライン部13に沿って線状に配置された第1サイド突起部181bとを有する。同様に、第2突起部182は、センタライン部12に沿って線状に配置された第2センタ突起部182aと、サイドライン部13に沿って線状に配置された第2サイド突起部182bとを有する。第1センタ突起部181aおよび第2センタ突起部182aのどちらも、突起部18の高さは均一である。なお、本実施形態では、センタライン部12は、図10に示す比較例1のセンタライン部J12と同様に、直線状に形成されている。サイドライン部13も、直線状に形成されている。
図30に示すように、第1サイド突起部181bおよび第2サイド突起部182bのどちらも、突起部18の高さが徐々に変化している。具体的には、突起部18の高さは、センタライン部12とサイドライン部13との交点13a側からサイドライン部13の端部13b、13c側に向かうにつれて低くなっている。
図31に示すように、一対の展開部17の展開時では、突起部18が断熱層30、ヒータ本体部20に接触して応力を与えることで、断熱層30およびヒータ本体部20が破断する。そして、突起部18が表皮層40に接触する。このとき、一対の破断端部14、15の全体は、表皮層40に接触しない。なお、一対の破断端部14、15は、直線状である。
ここで、本実施形態と図32に示す比較例1とを比較する。比較例1は、本実施形態と異なり、突起部18が設けられていない。比較例1は、第1実施形態での説明の通り、センタライン部J12は、直線状に形成されている。このため、破断端部J14、J15は、直線状となる。
本実施形態および比較例1のどちらも、エアバッグ装置4の展開時に、第1展開部171および第2展開部172のそれぞれが、センタライン部12に沿って形成された一対の破断端部14、15同士が離れるように展開するようになっている。
このため、比較例1では、一対の破断端部14、15は、表皮層40に対して離れて接触する。すなわち、表皮層40における一対の破断端部14、15のそれぞれの接触部は、距離L2の長さ分、離れている。
これに対して、本実施形態によれば、図31に示すように、表皮層40における第1センタ突起部181aの接触部と第2センタ突起部182aの接触部との距離L1を、図32に示す比較例1での距離L2よりも短くできる。
このため、表皮層40における第1センタ突起部181aの接触部と第2センタ突起部182aの接触部との間の領域に対して、第1センタ突起部181aと第2センタ突起部182aの両方から応力を与えることができる。よって、比較例1と比較して、表皮層40に対して応力を局所的に与えることができる。これにより、本実施形態によれば、比較例1と比較して、表皮層40の破断が容易となる。
なお、本実施形態では、内装パネル10のうち第1展開部171となる部位と第2展開部172となる部位との両方に、センタ突起部181a、181bが設けられていた。本実施形態のセンタ突起部181a、181bは、第1センタ突起部181aと第2センタ突起部182aとを含む。しかしながら、内装パネル10のうち第1展開部171となる部位と第2展開部172となる部位との一方のみに、センタ突起部が設けられていてもよい。すなわち、第1センタ突起部181aと第2センタ突起部182aとの一方のみが設けられていてもよい。この場合であっても、エアバッグ装置4の展開時の表皮層40における第1展開部171の接触部と第2展開部172の接触部との距離を、比較例1での距離L2よりも短くできる。よって、本実施形態と同様の効果が得られる。
また、本実施形態では、第1サイド突起部181bおよび第2サイド突起部182bのそれぞれにおける突起部18の高さが、交点13a側からサイドライン部13の端部13b、13c側に向かうにつれて低くなっている。換言すると、突起部18の表皮層40までの距離は、サイドライン部の端部13b、13c側から交点13a側に向かうにつれて短くなっている。このため、表皮層40のうちセンタライン部12に対応する部位に対して、最初に応力が与えられる。これにより、表皮層40のうちセンタライン部12に対応する部位を、最初に破断させることができる。その次に、表皮層40のうちサイドライン部13に対応する部位を破断させることができる。そして、表皮層40のうちサイドライン部13に対応する部位を、交点13a側から端部13b、13c側に向かって順に破断させることができる。本実施形態によれば、このような表皮層40の破断制御が可能となる。
(第8実施形態)
図33に示すように、本実施形態は、第7実施形態に対して、突起部18の断面形状を四角形状に変更したものである。本実施形態では、突起部18の先端部は平坦である。突起部18の先端部の形状は、湾曲等の他の形状であってもよい。なお、表皮層40に応力集中させるためには、第7実施形態のように、突起部18の先端部が尖っていることが好ましい。
(第9実施形態)
図34に示すように、本実施形態は、第7実施形態に対して、突起部18の配置を変更したものである。本実施形態では、第1センタ突起部181aおよび第2センタ突起部182aのそれぞれは、センタライン部12に沿って間欠的に配置されている。すなわち、第1センタ突起部181aおよび第2センタ突起部182aのそれぞれが、センタライン部12に沿って配置された複数の突起部183で構成されている。複数の突起部183のそれぞれは、互いに間をあけて配置されている。
このため、本実施形態では、一対の展開部17の展開時に、第1センタ突起部181aおよび第2センタ突起部182aを構成する複数の突起部183のそれぞれが、表皮層40に接触する。これにより、表皮層40に対して局所的に接触して、表皮層40の接触部分に応力をより集中させて与えることができる。
また、本実施形態では、第1サイド突起部181bおよび第2サイド突起部182bのそれぞれは、一対のサイドライン部13に沿って間欠的に配置されている。すなわち、第1サイド突起部181bおよび第2サイド突起部182bのそれぞれが、一対のサイドライン部13に沿って配置された複数の突起部183で構成されている。
図35に示すように、第1サイド突起部181bおよび第2サイド突起部182bのそれぞれにおける突起部18の高さが、交点13a側からサイドライン部13の端部13b、13c側に向かうにつれて低くなっている。このため、本実施形態においても、第7実施形態と同様の効果が得られる。
(他の実施形態)
(1)上記各実施形態では、輻射ヒータ装置1は、断熱層30を備えていたが、これに限定されない。輻射ヒータ装置1は、断熱層30を備えていなくてもよい。この場合、第7−第9実施形態では、突起部18を配置できるように、スペーサを配置する等によって、ヒータ本体部20と内装パネル10との間をあけることが好ましい。
(2)第1実施形態では、センタライン部12とサイドライン部13のうちセンタライン部12のみが複数の凸部121、122を有する線状に形成されていたが、これに限定されない。センタライン部12とサイドライン部13の両方が複数の凸部を有する線状に形成されていてもよい。
(3)第1−第3実施形態では、ティア部11を構成する薄肉部が、途切れることなく線状に延びていたが、これに限定されない。ティア部11を構成する薄肉部は、線状に延びて配置されていれば、線の途中で途切れていてもよい。
(4)第4−第6実施形態では、隣り合う開口部123の間の部分が薄肉部124であったが、隣り合う開口部123の間の部分が内装パネル10の他の部分と同じ厚さであってもよい。この場合であっても、隣り合う開口部123の間の部分は、強度が弱くなっている。このため、複数の開口部と、隣り合う開口部123の間の部分とによってティア部11を構成することができる。
(5)上記各実施形態では、ヒータ本体部20はヒータ用ティア部26を有していたが、これに限定されない。一対の破断端部14、15または突起部18によってヒータ本体部20が破断可能である場合、ヒータ本体部20はヒータ用ティア部26を有していなくてもよい。同様に、断熱層30は断熱層用ティア部31を有していたが、これに限定されない。一対の破断端部14、15または突起部18によって断熱層30が破断可能である場合、断熱層30は断熱層用ティア部31を有していなくてもよい。
(6)上記各実施形態では、図6等に示されるように、一対のサイドライン部13のそれぞれは、センタライン部12の両端部に位置していたが、これに限定されない。図36、37に示すように、一対のサイドライン部13のそれぞれは、センタライン部12の両端部の周辺部に位置していてもよい。図36に示す例では、一対のサイドライン部13のそれぞれは、センタライン部12と交わっており、センタライン部12の両端部から離れている。図37に示す例では、一対のサイドライン部13のそれぞれは、センタライン部12と交わっておらず、センタライン部12の両端部から離れている。要するに、一対のサイドライン部13のそれぞれは、センタライン部12の両端部側に位置していればよい。
(7)上記各実施形態では、図6等に示されるように、一対のサイドライン部13のそれぞれは、Y方向にまっすぐに延びていた。しかしながら、図38に示すように、一対のサイドライン部13のそれぞれは、Y方向に対して斜めの方向にまっすぐに延びていてもよい。このように、一対のサイドライン部13のそれぞれは、センタライン部12と交差する方向であれば、Y方向以外の方向に延びていてもよい。
(8)本開示は上記した実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能であり、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の材質、形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の材質、形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その材質、形状、位置関係等に限定されるものではない。
(まとめ)
上記各実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、輻射ヒータ装置は、内装パネルと、ヒータ本体部と、表皮層とを備える。内装パネルは、エアバッグ装置の展開時にパネル用ティア部が破断することで形成される破断端部を含む部分であって、エアバッグ装置の展開によって車室空間側に展開する展開部を有する。パネル用ティア部は、一方向の一方側から他方側に向かって延びる1つのセンタライン部と、センタライン部の両端部側でセンタライン部と交差する方向に延びる一対のサイドライン部とを含む。展開部は、センタライン部と一対のサイドライン部のそれぞれに沿って形成される破断端部を含む。展開部が展開して表皮層に接触するときに、センタライン部に沿って形成された破断端部のうち少なくとも一部が表皮層に接触しないように、内装パネルが構成されている。さらに、このときに、表皮層に対して局所的に応力を与えるための応力集中部を展開部が有するように、内装パネルが構成されている。
また、第2の観点によれば、センタライン部は、破断端部が複数の凸部を有する形状となるように構成されている。センタライン部に沿って形成された破断端部のうち複数の凸部が、表皮層に接触することで、応力集中部となる。
これによれば、内装パネルの破断端部の形状を複数の凸部を有する形状とすることができる。このため、展開部が表皮層に応力を加えるとき、表皮層のうち複数の凸部が接触する部分に応力を集中させることができる。すなわち、複数の凸部を応力集中部として機能させることができる。
また、第3の観点によれば、センタライン部は、薄肉部によって構成されている。破断端部が複数の凸部を有する形状となるように、薄肉部は、複数の凸部のそれぞれが交互に凸部の向きを反対向きに変えながら連続する線状に配置されている。センタライン部に沿って形成された破断端部のうち複数の凸部が、表皮層に接触することで、応力集中部となる。
このように、センタライン部が構成されていることが好ましい。これによれば、内装パネルの破断端部の形状を複数の凸部を有する形状とすることができる。このため、展開部が表皮層に応力を加えるとき、表皮層のうち複数の凸部が接触する部分に応力を集中させることができる。すなわち、複数の凸部を応力集中部として機能させることができる。
また、第4の観点によれば、センタライン部は、互いに間を空けて配置された複数の開口部と、複数の開口部のうち隣り合う開口部の間の部分とによって構成されている。センタライン部のうち間の部分が破断することによって、間の部分が複数の凸部となるように、複数の開口部が配置されている。センタライン部に沿って形成された破断端部のうち複数の凸部が、表皮層に接触することで、応力集中部となる。
このように、センタライン部が構成されていることが好ましい。これによれば、内装パネルの破断端部の形状を複数の凸部を有する形状とすることができる。このため、展開部が表皮層に応力を加えるとき、表皮層のうち複数の凸部が接触する部分に応力を集中させることができる。すなわち、複数の凸部を応力集中部として機能させることができる。
また、第5の観点によれば、展開部は、センタライン部を挟んだ両側に位置する第1展開部および第2展開部を有する。第1展開部および第2展開部のそれぞれは、エアバッグ装置の展開時に、センタライン部に沿って形成された破断端部同士が離れるように展開するようになっている。内装パネルは、第1展開部となる部位と第2展開部となる部位との少なくとも一方にセンタライン部に沿って設けられたセンタ突起部を有する。パネル用ティア部の破断前の状態において、センタ突起部は、表皮層に向かって突出している。第1展開部および第2展開部の展開時に、センタ突起部が表皮層に接触することで、応力集中部となる。
このように、応力集中部として、センタ突起部を、内装パネルに設けることが好ましい。これによれば、表皮層における第1展開部の接触部と第2展開部の接触部との距離を短くできる。このため、表皮層における第1展開部の接触部と第2展開部の接触部との間の領域に対して、センタ突起部から応力を与えることができる。よって、センタ突起部を有していない場合と比較して、表皮層に対して応力を局所的に与えることができる。
また、第6の観点によれば、センタ突起部は、第1展開部となる部位に設けられた第1センタ突起部と、第2展開部となる部位に設けられた第2センタ突起部とを含む。
このように、応力集中部として、第1センタ突起部および第2センタ突起部を、内装パネルに設けることが好ましい。これによれば、表皮層における第1センタ突起部の接触部と第2センタ突起部の接触部との距離を短くできる。このため、表皮層における第1センタ突起部の接触部と第2センタ突起部の接触部との間の領域に対して、第1センタ突起部と第2センタ突起部の両方から応力を与えることができる。よって、第1センタ突起部および第2センタ突起部を有していない場合と比較して、表皮層に対して応力を局所的に与えることができる。
また、第7の観点によれば、第1センタ突起部および第2センタ突起部のそれぞれは、センタライン部に沿って互いに間を空けて配置された複数の突起部で構成される。
このように、第1センタ突起部および第2センタ突起部のそれぞれが複数の突起部で構成されることが好ましい。これによれば、第1展開部および第2展開部の展開時に、複数の突起部のそれぞれが表皮層に接触する。これにより、表皮層に対して局所的に接触して、表皮層の接触部分に応力をより集中させて与えることができる。
また、第8の観点によれば、一対のサイドライン部のそれぞれは、サイドライン部の両端部よりも中央側に前記センタライン部との交点を有する。内装パネルは、第1展開部となる部位のうち一対のサイドライン部に沿って設けられた一対の第1サイド突起部と、第2展開部となる部位のうち一対のサイドライン部に沿って設けられた一対の第2サイド突起部とを有する。第1サイド突起部および第2サイド突起部のそれぞれは、パネル用ティア部の破断前の状態において、表皮層に向かって突出している。第1サイド突起部および第2サイド突起部のそれぞれにおける突起部の表皮層までの距離は、サイドライン部の端部側から交点側に向かうにつれて短くなっている。
これによれば、第1展開部および第2展開部の展開時に、表皮層のうちセンタライン部に対応する部位を、最初に破断させることができる。その次に、表皮層のうちサイドライン部に対応する部位を破断させることができる。そして、表皮層のうちサイドライン部に対応する部位を、交点側からサイドライン部の端部側に向かって順に破断させることができる。

Claims (5)

  1. エアバッグ装置(4)を備える車両に搭載され、車室内の乗員に向けて輻射熱を放射する輻射ヒータ装置であって、
    前記エアバッグ装置の車室空間側に配置された内装パネル(10)と、
    前記内装パネルの車室空間側であって、発熱して輻射熱を放射するシート状のヒータ本体部(20)と、
    前記ヒータ本体部の車室空間側に配置され、前記ヒータ本体部を覆う表皮層(40)とを備え、
    前記内装パネルは、前記エアバッグ装置の展開時にパネル用ティア部が破断することで形成される破断端部(14、15)を含む部分であって、前記エアバッグ装置の展開によって車室空間側に展開する展開部(17)を有し、
    前記パネル用ティア部は、一方向の一方側から他方側に向かって延びる1つのセンタライン部(12)と、前記センタライン部の両端部側で前記センタライン部と交差する方向に延びる一対のサイドライン部(13)とを含み、
    前記展開部は、前記センタライン部と前記一対のサイドライン部のそれぞれに沿って形成される前記破断端部を含み、
    前記展開部が展開して前記表皮層に接触するときに、前記センタライン部に沿って形成された前記破断端部のうち少なくとも一部が前記表皮層に接触せず、前記表皮層に対して局所的に応力を与えるための応力集中部(14a、15aを前記展開部が有するように、前記内装パネルが構成されており、
    前記センタライン部は、薄肉部によって構成されており、
    前記破断端部が複数の凸部(14a、15a)を有する形状となるように、前記薄肉部は、複数の凸部(121、122)のそれぞれが交互に凸部の向きを反対向きに変えながら連続する線状に配置されており、
    前記センタライン部に沿って形成された前記破断端部のうち前記複数の凸部が、前記表皮層に接触することで、前記応力集中部となる輻射ヒータ装置。
  2. エアバッグ装置(4)を備える車両に搭載され、車室内の乗員に向けて輻射熱を放射する輻射ヒータ装置であって、
    前記エアバッグ装置の車室空間側に配置された内装パネル(10)と、
    前記内装パネルの車室空間側であって、発熱して輻射熱を放射するシート状のヒータ本体部(20)と、
    前記ヒータ本体部の車室空間側に配置され、前記ヒータ本体部を覆う表皮層(40)とを備え、
    前記内装パネルは、前記エアバッグ装置の展開時にパネル用ティア部が破断することで形成される破断端部(14、15)を含む部分であって、前記エアバッグ装置の展開によって車室空間側に展開する展開部(17)を有し、
    前記パネル用ティア部は、一方向の一方側から他方側に向かって延びる1つのセンタライン部(12)と、前記センタライン部の両端部側で前記センタライン部と交差する方向に延びる一対のサイドライン部(13)とを含み、
    前記展開部は、前記センタライン部と前記一対のサイドライン部のそれぞれに沿って形成される前記破断端部を含み、
    前記展開部が展開して前記表皮層に接触するときに、前記センタライン部に沿って形成された前記破断端部のうち少なくとも一部が前記表皮層に接触せず、前記表皮層に対して局所的に応力を与えるための応力集中部(14a、15aを前記展開部が有するように、前記内装パネルが構成されており、
    前記センタライン部は、互いに間を空けて配置された複数の開口部(123)と、前記複数の開口部のうち隣り合う開口部の間の部分(124)とによって構成されており、
    前記センタライン部のうち前記間の部分が破断することによって、前記間の部分が複数の凸部(14a、15a)となるように、前記複数の開口部が配置されており、
    前記センタライン部に沿って形成された前記破断端部のうち前記複数の凸部が、前記表皮層に接触することで、前記応力集中部となる輻射ヒータ装置。
  3. エアバッグ装置(4)を備える車両に搭載され、車室内の乗員に向けて輻射熱を放射する輻射ヒータ装置であって、
    前記エアバッグ装置の車室空間側に配置された内装パネル(10)と、
    前記内装パネルの車室空間側であって、発熱して輻射熱を放射するシート状のヒータ本体部(20)と、
    前記ヒータ本体部の車室空間側に配置され、前記ヒータ本体部を覆う表皮層(40)とを備え、
    前記内装パネルは、前記エアバッグ装置の展開時にパネル用ティア部が破断することで形成される破断端部(14、15)を含む部分であって、前記エアバッグ装置の展開によって車室空間側に展開する展開部(17)を有し、
    前記パネル用ティア部は、一方向の一方側から他方側に向かって延びる1つのセンタライン部(12)と、前記センタライン部の両端部側で前記センタライン部と交差する方向に延びる一対のサイドライン部(13)とを含み、
    前記展開部は、前記センタライン部と前記一対のサイドライン部のそれぞれに沿って形成される前記破断端部を含み、
    前記展開部が展開して前記表皮層に接触するときに、前記センタライン部に沿って形成された前記破断端部のうち少なくとも一部が前記表皮層に接触せず、前記表皮層に対して局所的に応力を与えるための応力集中部(81a、182a)を前記展開部が有するように、前記内装パネルが構成されており、
    前記展開部は、前記センタライン部を挟んだ両側に位置する第1展開部(171)および第2展開部(172)を有し、
    前記第1展開部および第2展開部のそれぞれは、前記エアバッグ装置の展開時に、前記センタライン部に沿って形成された前記破断端部同士が離れるように展開するようになっており、
    前記内装パネルは、前記第1展開部となる部位と前記第2展開部となる部位との少なくとも一方に前記センタライン部に沿って設けられたセンタ突起部(181a、182a)を有し、
    前記パネル用ティア部の破断前の状態において、前記センタ突起部は、前記表皮層に向かって突出しており、
    前記第1展開部および前記第2展開部の展開時に、前記センタ突起部が前記表皮層に接触することで、前記応力集中部となり、
    前記一対のサイドライン部のそれぞれは、前記サイドライン部の両端部(13b、13c)よりも中央側に前記センタライン部との交点(13a)を有し、
    前記内装パネルは、前記第1展開部となる部位のうち前記一対のサイドライン部に沿って設けられた一対の第1サイド突起部(181b)と、前記第2展開部となる部位のうち前記一対のサイドライン部に沿って設けられた一対の第2サイド突起部(182b)とを有し、
    前記第1サイド突起部および前記第2サイド突起部のそれぞれは、前記パネル用ティア部の破断前の状態において、前記表皮層に向かって突出しており、
    前記第1サイド突起部および前記第2サイド突起部のそれぞれにおける突起部の前記表皮層までの距離は、前記サイドライン部の端部側から前記交点側に向かうにつれて短くなっている輻射ヒータ装置。
  4. 前記センタ突起部は、前記第1展開部となる部位に設けられた第1センタ突起部(181a)と、前記第2展開部となる部位に設けられた第2センタ突起部(182a)とを含む請求項に記載の輻射ヒータ装置。
  5. 前記第1センタ突起部および前記第2センタ突起部のそれぞれは、前記センタライン部に沿って互いに間を空けて配置された複数の突起部(183)で構成される請求項に記載の輻射ヒータ装置。
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