JP6685439B2 - コンクリート構造物の構築方法、コンクリート構造物 - Google Patents
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第2の発明は、コンクリート構造物の構築方法であって、鉛直方向の孔を有する複数のプレキャストブロックを上下に並べて上下の前記プレキャストブロックの対応する前記孔に鉄筋を挿通し、上下の前記プレキャストブロックの間に目地を形成することで、前記コンクリート構造物の上下端部の間を縦方向に連続する鋼材を含む、前記コンクリート構造物の外周部を先行して構築し、その後、前記コンクリート構造物の内部を構築し、上下の前記プレキャストブロックは間隔を空けて配置され、上下の前記プレキャストブロックの間に間詰めを行うことで前記目地が形成されることを特徴とするコンクリート構造物の構築方法である。
第1の発明において、前記継手は例えば前記目地内に埋設される。
第4の発明は、外周部と内部とを構築して成るコンクリート構造物であって、前記コンクリート構造物の外周部に、前記コンクリート構造物の上下端部の間を縦方向に連続する鋼材を含み、前記コンクリート構造物の外周部において、鉛直方向の孔を有する複数のプレキャストブロックが上下に並べられ、上下の前記プレキャストブロックの対応する前記孔に鉄筋が挿通され、上下の前記プレキャストブロックの間に目地が形成され、上下の前記プレキャストブロックは間隔を空けて配置され、上下の前記プレキャストブロックの間に間詰めを行うことで前記目地が形成されたことを特徴とするコンクリート構造物である。
(1.コンクリート構造物1)
図1(a)、(b)は本発明の第1の実施形態に係るコンクリート構造物1を示す図である。図1に示すように、本実施形態のコンクリート構造物1は、橋脚や大口径深礎杭として構築されるマスコンクリート構造物である。ただし、本発明の適用対象はこれに限ることはなく、水門の堰柱等のその他のマスコンクリート構造物、あるいはそれ以外のコンクリート構造物でもよい。
次に、コンクリート構造物1の構築方法について図3を参照して説明する。
図4は第2の実施形態のコンクリート構造物1aを示す図である。このコンクリート構造物1aでは、外周部11に周方向の緊張材112が設けられ、緊張材112により外周部11に周方向のプレストレスが加えられる。また、内部12のコンクリートには膨張材が用いられる。
図5は第3の実施形態のコンクリート構造物1bを示す図である。このコンクリート構造物1bでは、外周部11のコンクリート打設時の内型枠を埋設型枠113とし、この埋設型枠113をコンクリート構造体1bの補強材として用いる。
第4の実施形態は、プレキャストブロックを用いてコンクリート構造物の外周部を構築する例である。
図10は第5の実施形態に係るコンクリート構造物1eを示す図である。第5の実施形態は、内部12のコンクリートとしてプレパックドコンクリート15を用いたものである。プレパックドコンクリート15は、例えば、粗骨材13の間の空隙にモルタル14を充填して構築される。
11、11a、11b;外周部
12;内部
13;粗骨材
14;モルタル
15;プレパックドコンクリート
111、119;主鉄筋
112、115;緊張材
113、113’;埋設型枠
113a;H鋼フレーム
113b;型枠ブロック
113c;孔開き鋼板ジベル
114、121;突出材
114a、118a、121a;孔
116、118;プレキャストブロック
116a;縦鉄筋
116b;横鉄筋
116c;継手
117、120;目地
122;ジオテキスタイル
Claims (11)
- コンクリート構造物の構築方法であって、
継手を有する複数のプレキャストブロックを上下に並べて上下の前記プレキャストブロックの継手同士を接続し、上下の前記プレキャストブロックの間に目地を形成することで、前記コンクリート構造物の上下端部の間を縦方向に連続する鋼材を含む、前記コンクリート構造物の外周部を先行して構築し、
その後、前記コンクリート構造物の内部を構築し、
上下の前記プレキャストブロックは間隔を空けて配置され、上下の前記プレキャストブロックの間に間詰めを行うことで前記目地が形成されることを特徴とするコンクリート構造物の構築方法。 - コンクリート構造物の構築方法であって、
鉛直方向の孔を有する複数のプレキャストブロックを上下に並べて上下の前記プレキャストブロックの対応する前記孔に鉄筋を挿通し、上下の前記プレキャストブロックの間に目地を形成することで、前記コンクリート構造物の上下端部の間を縦方向に連続する鋼材を含む、前記コンクリート構造物の外周部を先行して構築し、
その後、前記コンクリート構造物の内部を構築し、
上下の前記プレキャストブロックは間隔を空けて配置され、上下の前記プレキャストブロックの間に間詰めを行うことで前記目地が形成されることを特徴とするコンクリート構造物の構築方法。 - 前記継手が前記目地内に埋設されることを特徴とする請求項1記載のコンクリート構造物の構築方法。
- 前記コンクリート構造物の外周部と内部とで、異なるコンクリートを用いることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のコンクリート構造物の構築方法。
- 前記コンクリート構造物の内部には、外周部に用いるコンクリートよりも低スランプ且つ貧配合であるコンクリートを用いることを特徴とする請求項4に記載のコンクリート構造物の構築方法。
- 前記コンクリート構造物の内部は、プレパックドコンクリートにより構築されることを特徴とする請求項4に記載のコンクリート構造物の構築方法。
- 前記内部を横断するように配置される緊張材が、前記コンクリート構造物の外周部の間をつなぐように設けられることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のコンクリート構造物の構築方法。
- 前記コンクリート構造物の外周部に、前記外周部の平面形状を収縮させようとする収縮力を導入するとともに、
前記コンクリート構造物の内部のコンクリートに膨張材を用いることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載のコンクリート構造物の構築方法。 - 前記コンクリート構造物の外周部から内側に突出し、前記内部のコンクリートが充填される孔を有する水平方向の平板状の突出材を設けることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載のコンクリート構造物の構築方法。
- 外周部と内部とを構築して成るコンクリート構造物であって、
前記コンクリート構造物の外周部に、前記コンクリート構造物の上下端部の間を縦方向に連続する鋼材を含み、
前記コンクリート構造物の外周部において、継手を有する複数のプレキャストブロックが上下に並べられ、上下の前記プレキャストブロックの継手同士が接続され、上下の前記プレキャストブロックの間に目地が形成され、
上下の前記プレキャストブロックは間隔を空けて配置され、上下の前記プレキャストブロックの間に間詰めを行うことで前記目地が形成されたことを特徴とするコンクリート構造物。 - 外周部と内部とを構築して成るコンクリート構造物であって、
前記コンクリート構造物の外周部に、前記コンクリート構造物の上下端部の間を縦方向に連続する鋼材を含み、
前記コンクリート構造物の外周部において、鉛直方向の孔を有する複数のプレキャストブロックが上下に並べられ、上下の前記プレキャストブロックの対応する前記孔に鉄筋が挿通され、上下の前記プレキャストブロックの間に目地が形成され、
上下の前記プレキャストブロックは間隔を空けて配置され、上下の前記プレキャストブロックの間に間詰めを行うことで前記目地が形成されたことを特徴とするコンクリート構造物。
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