JP6682467B2 - 検査装置、検査方法および検査プログラム - Google Patents

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本発明は、基板に放射線を照射して半田の3次元像を取得し、複数の半田の傾向的なずれを計測する検査装置、検査方法および検査プログラムに関する。
従来、X線透過画像によって半田のずれを取得し、検査を行う検査装置が知られている。例えば、特許文献1には、半田接合部における透視階調像に基づいて重心が算出され、算出された重心が基準の重心と比較され、重心間の距離が直径の40%を超えているとずれていると判断される技術が開示されている。
特開2003−344312号公報
上述した従来の装置においては、個別の半田のずれを取得しており、当該ずれに基づいて各半田の良否を判定している。このように個別の半田のずれに着目すると、半田の良否を検査することはできるが、不良半田の原因を解消することはできなかった。例えば、BGA(Ball Grid Array)やCSP(Chip Size Package)における半田などにおいては、部品が設計位置からずれた位置に実装されるなどにより複数の半田が同一の傾向でずれる場合があるが、個別の半田のずれを検査する限り、部品の実装位置ずれが生じているか否かを特定することはできず、従って、傾向的なずれを解消し得る情報を得ることもできなかった。
本発明は、前記課題に鑑みてなされたもので、半田の傾向的なずれを解消し得る情報を得る技術の提供を目的とする。
前記目的を達成するため、検査装置は、複数の半田について、ランドと半田とのずれの統計値を取得し、出力する。当該統計値は複数の半田について統計値であるため、ランドと半田とのずれの傾向を示している。従って、当該統計値は、半田の傾向的なずれを解消し得る情報となる。当該統計値は、半田の傾向的なずれを示しているため、複数の半田を同一傾向にずらす原因を解消するために利用可能である。
例えば、ある部品が複数の半田によってランドに実装される場合において、当該部品の実装装置の経時的な変化等によって部品の実装位置が設計位置に対して特定の傾向でずれる場合、検査装置から実装装置に統計値に関連する値を出力することにより、当該特定の傾向を示す値を実装装置に供給することができる。このため、実装装置においては、当該統計値に基づいて、当該統計値が示すずれを解消するように部品の実装位置を変化させることにより、半田の傾向的なずれを解消することが可能になる。なお、検査装置は、検査を実行する装置であるため、半田の3次元像に基づいて半田の基準からのずれ等を計測し、半田の良否を計測しても良い。
ここで、搬送手段は、半田によってランドに対して部品が実装された基板を搬送することができればよい。すなわち、基板には、検査対象となる部品の実装に利用される半田が含まれており、搬送手段は、放射線照射領域に対して基板を搬送することができればよい。半田は、放射線による検査対象となる各種の態様であって良く、例えば、BGAやCSPにおける半田バンプや、リードによって実装を行う部品の半田であっても良く、種々の半田が想定されて良い。
ランドは半田の接点となる部位であれば良く、基板上に形成されていればよい。基板は、各種の基板であって良く、搬送経路も任意である。基板の製造ラインに検査装置が組み込まれる場合であれば、実装装置によって部品が実装され、リフロー炉を経て部品がランドに接合された基板が検査装置に搬送されることが好ましく、検査装置の搬送手段は、当該基板を放射線照射領域に搬送できることが好ましい。むろん、放射線の照射後に、検査装置の外部に基板を搬送可能であっても良い。
3次元像取得手段は、放射線照射領域に搬送された基板に放射線を照射して半田の3次元像を取得することができればよい。例えば、部品や半田を透過する放射線によって複数の方向から半田を撮影し、得られた画像を所定の座標系の座標軸方向に補正し、補正後の画像に基づいて再構成演算を実行することにより、半田の3次元像を取得することができればよい。
このような撮影のための撮影方法としては、種々の態様を想定可能であるが、例えば、放射線発生器と放射線検出器とを結ぶ直線が基板に垂直な軸に対して傾斜しているとともに当該直線が軸を中心に回転する構成等が挙げられる。当該回転は、種々の構成要素の動作によって実現可能であり、例えば、放射線発生器と放射線検出器との回転によって実現される構成や、放射線発生器が固定され、ステージの移動と放射線検出器の回転とによって実現される構成等が挙げられる。
3次元像は、少なくとも半田について取得されるが、ランドについて取得されても良い。ランドについて3次元像が取得されない場合、ランドと半田とのずれは、ランドの設計位置と3次元像によって特定される半田の位置とのずれによって特定され得る。ランドについても3次元像が取得される場合、3次元像によって特定されるランドの位置と半田の位置とのずれが特定される。
なお、BGAやCSPにおける半田は、部品実装後に部品に半田が隠れるため目視することができない。また、3次元像ではなく、垂直撮影等の透過像を解析しようとしても、積層される基板やシールド材などの影響によって鮮明な画像を得ることができない。従って、放射線の照射に基づいて半田の3次元像を取得し、解析する構成によれば、目視で検査することができない状態の半田について統計的なずれを取得することができ、好ましい。なお、放射線は、半田を透過する電磁波等であれば良く、例えば、γ線やX線が放射線に該当する。
ずれ取得手段は、ランドと半田とのずれを複数の半田について取得することができればよい。すなわち、ランドは、半田の位置の基準となり、3次元像に基づいて特定される半田の位置は半田の実際の位置となるため、ランドと半田とのずれを設計と実装のずれとして取得することができればよい。また、当該ずれは、種々の手法によって特定可能であり、例えば、3次元像に基づいてランドや半田の重心位置が特定され、当該重心位置が比較対象となること等によって特定される。
統計値取得手段は、複数のランドについてのずれの統計値を取得することができればよい。すなわち、統計値取得手段は、ずれの傾向を示し得る統計値を取得することができればよい。統計は、種々の方法で実現可能であり、例えば、平均値、中央値等が挙げられる。
統計値出力手段は、統計値に関連する値を出力することができればよく、各種の装置で利用可能に統計値に関連する値を出力することができればよい。統計値に関連する値の出力先としては、種々の装置が想定可能であり、基板に対して部品を実装する実装装置に対して統計値に関連する値を出力する態様や、統計値の表示等を行うディスプレイ装置に出力する態様や、基板の製造工程を一括管理する工程管理装置に出力する態様や、メンテナンスの通知を行う通知装置に出力する態様など、種々の態様を想定可能である。なお、統計値に関連する値は、統計値自体であっても良いし、統計値を直接的または間接的に示す値であっても良い。このような値としては、部品の実装位置の座標を統計値によって補正した後の座標等が挙げられる。
さらに、統計値取得手段は、放射線照射領域に搬送された複数の基板における複数のランドに使用された複数の半田について統計値を取得する構成であっても良い。この構成によれば、複数の基板に渡って共通して発生するずれの傾向を示す統計値に関連する値を出力することが可能になる。
さらに、統計値取得手段は、特定の部品の複数個において実装に使用された複数の半田について統計値を取得する構成であっても良い。この構成によれば、特定の部品において共通して発生するずれの傾向を示す統計値に関連する値を出力することが可能になる。
さらに、統計値出力手段は、基板の実装面に平行な直交2軸についてのずれの相関係数の絶対値が閾値以上である場合に統計値に関連する値を出力する構成であっても良い。すなわち、基板の実装面に平行な直交2軸についてのずれの相関係数は、各軸方向についてのずれに相関があるか否かを示している。そして、相関係数の絶対値が閾値以上である状態は、各軸方向についてのずれに相関があることを示している。
各軸方向についてのずれに相関があれば、2次元平面の任意の方向へのずれや、回転方向のずれが特定の傾向として発生している可能性が高い。従って、相関係数の絶対値が閾値以上である場合に統計値に関連する値を出力する構成によれば、ずれが傾向として発生しているか否か定かではない状態において統計値に関連する値を出力することを防止することができる。
以上は、本発明が装置として実現される場合について説明したが、かかる装置を実現する方法やプログラムを実現することも可能である。以上のような検査装置は単独で実現される場合もあるし、ある方法に適用され、あるいは同方法が他の機器に組み込まれた状態で利用されることもあるなど、発明の思想としてはこれに限らず、各種の態様を含むものである。むろん、発明の実施態様がソフトウェアであったりハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。また、ソフトウェアの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。一次複製品、二次複製品などの複製段階についても同等である。さらに、一部がソフトウェアであって、一部がハードウェアで実現されている場合においても発明の思想において全く異なるものではなく、一部を記録媒体上に記憶しておいて必要に応じて適宜読み込まれるような形態であってもよい。
検査装置の概略ブロック図である。 図2Aは3次元像の撮影を説明するための図、図2Bはずれの検出を示す図である。 X線検査処理のフローチャートである。 図4Aは傾向的なずれを示す図、図4Bは傾向的なずれが解消した状態を示す図である。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態を、放射線にX線を用いた場合について説明する。
(1)検査装置の構成:
(2)X線検査処理:
(3)他の実施形態:
(1)検査装置の構成:
図1は本発明の一実施形態にかかる検査装置1の概略ブロック図である。検査装置1は、X線撮影機構部10と制御部20とを備えている。X線撮影機構部10は、X線発生器11とX線検出器12とX−Yステージ13とを備えている。X線撮影機構部10は、X−Yステージ13上の基板PとX線発生器11とX線検出器12とが所定の相対位置関係となった状態で、X線発生器11によって基板PにX線を照射させる。
X線発生器11は、X線を出力するX線出力部11aを備えており、所定の強度でX線を基板Pに照射することができる。X線検出器12は、X線の強度を検出する検出面12aを備えており、基板Pを透過したX線の透過量を反映したX線画像を撮影することができる。撮影されたX線画像はX線画像データ26bとしてメモリ26に記録される。
本実施形態において基板PはX線検査の対象となる半田を含んでいる。すなわち、基板Pは複数のランドを備えており、複数のランドと部品とを接続する複数の半田によって部品が基板Pに実装されている。基板PはX−Yステージ13により、X線の照射領域内で移動される。
X−Yステージ13は、所定の平面(X−Y平面と呼ぶ)に沿って2次元的に移動対象(基板等)を移動させることが可能な装置であり、本実施形態においては、基板PをX−Y平面に沿って移動させる。なお、基板PのX−Yステージ13への搬送は、図示しない搬送機構によって実行される。すなわち、実装装置2によって基板Pに対する部品の実装が完了すると、図示しない搬送機構によって基板Pがリフロー炉3に搬送され、リフロー炉3内で半田が溶融することによって部品が基板Pのランドに接合される。この後、リフロー炉3から搬送機構によって未検査の基板Pが検査装置1に搬入され、X−Yステージ13に受け渡される。X−Yステージ13に基板Pが受け渡されると、X−Yステージ13はX線の照射領域に基板Pを配置し、検査が行われた後に搬送機構によって基板Pが搬出される。当該搬送機構およびX−Yステージ13が搬送手段を構成する。
図2Aは、X線が基板Pに照射される様子を示す模式図であり、同図においては、横方向がX−Y平面に平行な方向であり、上下方向がX−Y平面に垂直なZ方向である。同図2Aにおいては、基板P上の半田S、X−Y平面Sf、X線発生器11のX線出力部11aおよびX線検出器12の検出面12aを模式的に示している。本実施形態において、X線出力部11aはZ軸に平行なA軸を含む所定の立体角の範囲にX線を出力する。A軸はX線出力部11aからX線の出力範囲のほぼ中央においてZ軸方向に平行に延びる軸であり、当該A軸を回転中心としてX線検出器12の検出面12aが回転する。当該回転においては、X線出力部11aと検出面12aの中央とを結ぶ直線Lと検出面12aとが常に垂直な状態となるように検出面12aの向きが変化しながら回転移動が行われるように設計されている(軸Aと直線Lとの角度はD)。
また、X−Yステージ13は、検出面12aの回転移動に同期させ、X線出力部11aと検出面12aの中央とを結ぶ直線L上に半田Sが配置されるように基板Pを移動させる。すなわち、撮影が行われる際には、検出面12aおよび半田Sが図2Aに示す破線の矢印に沿って回転するように検出面12aの回転とX−Yステージ13による基板Pの移動が行われる。本実施形態においては、A軸周りの回転角が異なる複数の撮影位置で半田Sが撮影されることにより、複数の方向から撮影されたX線画像が取得される。むろん、回転移動のための構成は一例であり、基板Pを固定し、X線出力部11aおよび検出面12aが回転移動される構成等であっても良い。
次に制御部20について説明する。制御部20は、発生器制御部21と撮影画像取得部22と撮影機構制御部23と入力部24と出力部25とメモリ26とCPU27とを備えている。メモリ26はデータを記憶可能な記憶媒体であり、プログラムデータ26aとX線画像データ26bと3次元像データ26cとずれデータ26dとが記憶される。CPU27は、プログラムデータ26aを読み出して実行することにより、後述する各種処理のための演算を実行する。なお、メモリ26はデータを記憶することができればよく、RAMやEEPROM,HDD等種々の記憶媒体を採用可能である。
撮影機構制御部23はX線発生器11,X線検出器12およびX−Yステージ13を制御し、基板PのX線画像を撮影する撮影位置および倍率となるようにX−Yステージ13の位置と検出面12aの位置およびX線出力部11aの高さを調整する。発生器制御部21は、X線発生器11を制御し、X線発生器11から基板Pに対してX線を照射させる。撮影画像取得部22は、X線検出器12が検出したX線の強度、すなわち透過量の画像を示すX線画像データ26bを取得する。X線画像データ26bは複数の画素の階調値によって構成される画像データであり、各画素の階調値はX線検出器12が検出したX線の強度を示す。3次元像データ26cは、X線画像データ26bに基づいて再構成処理が行われることによって生成される半田やランドの3次元像を示すデータである。ずれデータ26dは、ランドと半田とのずれの量を示すデータであり、基板P上で検査対象となった半田のそれぞれについて算出され、順次追加されていく。
出力部25は基板Pの検査結果等を表示するディスプレイであり、入力部24は利用者の入力を受け付ける操作入力機器である。CPU27は、プログラムデータ26aが示すプログラムを実行することにより、基板Pに含まれる基板Pの良否判定と、ずれの傾向を示す統計値の算出を行う。良否判定は、半田が不良であるか否かを個別に判定する処理であり、詳細は後述する。
ずれの傾向を示す統計値は、個別の半田の良否ではなく、複数の半田が全体としてずれている傾向にある場合に、そのずれの量を示す値であり、当該統計値の算出のために、CPU27はプログラムデータ26aに基づいて3次元像取得部27aとずれ取得部27bと統計値取得部27cと統計値出力部27dとの各機能を実行する。
3次元像取得部27aは、X線照射領域に搬送された基板PにX線を照射して半田の3次元像を取得する機能である。すなわち、CPU27は、3次元像取得部27aの機能により、X線画像データ26bを参照し、半田の3次元像を生成する。具体的には、CPU27は、各半田を複数の位置から撮影して得られたX線画像データ26bに基づいて再構成演算を実行して3次元像を生成する。生成された3次元像を示す情報は3次元像データ26cとしてメモリ26に記録される。なお、当該再構成演算によって得られた3次元像は、半田の検査にも利用されるため、半田の検査の際に取得された3次元像がずれの算出に流用される構成であっても良い。
ずれ取得部27bは、ランドと半田とのずれを複数の半田について取得する機能である。図2Bは、基板P、ランドL、半田S、部品Ptを模式的に示す図であり、Y軸方向から基板P等を眺めた状態を示している。ずれは、各種の手法で特定可能であるが、ここでは一例として、半田Sの高さ方向の中心における断面の面積重心位置SgとランドLの高さ方向の中心における断面の面積重心位置Lgとのずれが取得される例を説明する。
この場合、CPU27は、ずれ取得部27bの機能により、半田Sの3次元像を半田Sの高さ方向にスキャンし、高さ方向の中点を通り、X−Y平面に平行な方向の断面の像を取得する。さらにCPU27は、当該像に基づいて半田Sの面積を特定し、面積重心位置Sgを取得する。また、CPU27は、ずれ取得部27bの機能により、ランドLの3次元座標をランドLの高さ方向にスキャンし、高さ方向の中点を通り、X−Y平面に平行な方向の断面の像を取得する。さらにCPU27は、当該像に基づいてランドLの面積を特定し、面積重心位置Lgを取得する。なお、ランドLの面積重心位置Lgは、他の手法で算出されても良い。例えば、通常、半田SはランドLの外周にも存在する状態となる(図2Bに示すSr等)ため、ランドLの高さで3次元像をスライスすれば、リング状または円弧状の半田Sの像が得られる。そこで、半田Sのリングまたは円弧からランドLの外周を構成する円の中心を特定し、面積重心位置Lgと見なす構成等が採用されてもよい。
そして、CPU27は、ずれ取得部27bの機能により、X−Y平面におけるX軸方向、Y軸方向のそれぞれについて、半田Sの面積重心位置SgとランドLの面積重心位置Lgとのずれを取得する。図2Bにおいては、左側の半田S1においてずれが0であり、右側の半田S2においてずれがX方向にΔXである例が示されている。CPU27は、ずれ取得部27bの機能により、基板P上の検査対象となっている全ての半田について当該ずれを取得し、ずれデータ26dとしてメモリ26に記憶させる。
統計値取得部27cは、複数の半田についてのずれの統計値を取得する機能である。すなわち、CPU27は、統計値取得部27cの機能により、ずれデータを参照し、全ての半田についてのずれの平均値をX方向、Y方向のそれぞれについて取得する。むろん、平均値は、各種の統計技法を利用して算出されて良く、ノイズデータを除外するなどの処理が行われてもよい。
統計値出力部27dは、統計値に関連する値を出力する機能である。すなわち、統計値は複数の半田におけるずれの傾向を示しているため、当該傾向をキャンセルするように部品の実装位置を変化させると、複数の半田におけるずれをまとめて解消することができる。そこで、本実施形態においてCPU27は、統計値出力部27dの機能により、図示しないインターフェースを介して実装装置2に対して統計値を出力する。実装装置2が統計値を取得すると、実装装置2は、当該統計値が示すX方向のずれと、Y方向のずれのそれぞれをキャンセルするように部品の実装位置を変化させる。この結果、半田の傾向的なずれを解消することが可能になる。
なお、本実施形態においてCPU27は、統計値が複数の半田の傾向を示している可能性が高いか否かを判定し、複数の半田の傾向を示している可能性が高い場合に統計値を出力し、複数の半田の傾向を示している可能性が低い場合には統計値を出力しないように構成されている。具体的には、CPU27は、統計値出力部27dの機能により、X方向およびY方向についてのずれの相関係数を取得する(詳細は後述)。
そして、CPU27は、相関係数の絶対値が閾値以上である場合に、統計値を出力する。すなわち、相関係数の絶対値が閾値以上である場合、X方向のずれとY方向のずれが有意に関連している。そこで、CPU27は、相関係数の絶対値が閾値以上である場合にはX方向のずれとY方向のずれが、半田のずれの傾向を示している可能性が高いと見なし、統計値を実装装置2に対して出力する。以上の構成によれば、ずれを誤修正する可能性を低減することができる。
(2)X線検査処理:
図3は、X線検査処理を示すフローチャートである。検査装置1は、基板Pの検査を行うために図3に示すX線検査処理を実行する。X線検査処理が開始されると、CPU27は、撮影機構制御部23を制御し、実装装置2からリフロー炉3を経て搬送される基板Pを検査装置1内に搬送し、X−Yステージ13によってX線の照射領域に基板Pを搬送する(ステップS100)。
次に、CPU27は、3次元像取得部27aの処理により、X線検出器12の回転角に対応する変数nを1に初期化する(ステップS105)。次に、CPU27は、3次元像取得部27aの処理により、n番目の撮影位置にX線検出器12の検出面12aを移動させ、n番目のX線画像を撮影する(ステップS110)。すなわち、X線検出器12の検出面12aを1回転させる過程での半田Sの撮影回数は予め決められており、nが1の場合、CPU27は、撮影機構制御部23に制御信号を出力し、X−Yステージ13およびX線検出器12を制御して初回撮影位置に移動させる。
nが2以上の場合、CPU27は、初回撮影位置から(360/撮影回数)×nの角度が検出面12aの角度であると見なし、撮影機構制御部23に制御信号を出力し、X線検出器12を制御して当該角度に検出面12aを配置する。また、CPU27は、撮影機構制御部23に制御信号を出力し、X−Yステージ13を制御して検出面12aとX線出力部11aとを結ぶ直線L上に半田Sを配置する。
移動が完了すると、CPU27は、発生器制御部21に制御信号を出力し、X線発生器11からX線を出力させる。この結果、X線発生器11からX線が出力されると、半田Sを透過したX線を含むX線がX線検出器12で検出される。そこで、CPU27は、撮影画像取得部22に制御信号を出力し、X線検出器12が出力するX線画像を取得し、X線画像データ26bとしてメモリ26に記録する。
以上のようにしてn番目の角度においてX線画像が取得されると、CPU27は、3次元像取得部27aの処理により、nが予め決められた最大値Nであるか否かを判定し(ステップS115)、nが最大値Nであると判定されない場合、nをインクリメントしてステップS110以降の処理を繰り返す。ステップS115において、nが最大値Nであると判定された場合、CPU27は、3次元像取得部27aの処理により、再構成演算を実行する(ステップS120)。
再構成演算は、半田Sの3次元構造を再構成することができれば良く、種々の処理を採用可能である。例えば、フィルタ補正逆投影法を採用可能である。この処理においてCPU27は、まず、複数のX線画像のいずれかに対してフーリエ変換を実施し、フーリエ変換で得られた結果に対して周波数空間でフィルタ補正関数を乗じる。さらに、この結果に対して逆フーリエ変換を実施することで、フィルタ補正を行った画像を取得する。尚、このフィルタ補正関数は、画像のエッジを強調するための関数等を採用可能である。
続いて、フィルタ補正後の画像を、それが投影された軌跡に沿って3次元空間へ逆投影する。すなわち、X線検出器12の検出面12aにおけるある位置の像に対応する軌跡は、X線発生器11の焦点とこの位置とを結ぶ直線であるので、この直線上に画像を逆投影する。以上の逆投影を複数のX線画像のすべてについて行うと、3次元空間上で基準のサンプルが存在する部分のX線吸収係数分布が強調され、基準のサンプルの3次元形状を示す再構成情報が得られる。生成された再構成情報は3次元像データ26cとしてメモリ26に記録される。
次に、CPU27は、半田を検査する(ステップS125)。すなわち、ステップS120により、3次元空間上で半田を示す再構成情報が得られた状態である。そこで、CPU27は、半田の品質に対応した特徴量を取得する。特徴量としては、種々の量を採用可能であり、例えば、半田の中のボイドの大きさや形状等が挙げられる。当該特徴量には予め良否を判定するための閾値が設定されており、CPU27は、特徴量と当該閾値を比較することによって半田を検査する。半田が不良と判定された場合、CPU27は当該半田が不良であることを示す情報を出力部25に出力させる。
次に、CPU27は、基板上の半田の検査が終了したか否かを判定する(ステップS130)。すなわち、基板Pには複数の位置に半田が存在するため、ステップS110〜S115で撮影できない領域や正確な検査ができない領域に検査対象の半田が残っている場合、CPU27は、基板上の半田の検査が終了していないと判定する。ステップS130において、基板上の半田の検査が終了したと判定されない場合、CPU27は、残りの半田の検査を撮影対象としてステップS105以後の処理を繰り返す。
ステップS130において、基板上の半田の検査が終了したと判定された場合、CPU27は、ずれ取得部27bの処理により、検査済の基板の枚数が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS135)。本実施形態においては、新たに検査した基板が閾値以上となるたびにずれの統計を行うように構成されており、予め閾値が規定されている。そこで、CPU27は、最後にずれの測定を行ってから検査を行った基板の枚数が閾値以上であるか否かを判定する。ステップS135において、検査済の基板の枚数が閾値以上であると判定されない場合、CPU27は、ステップS100以降の処理を繰り返す。
ステップS135において、検査済の基板の枚数が閾値以上であると判定された場合、CPU27は、ずれ取得部27bおよび統計値取得部27cの処理により、半田のずれの統計値を取得する(ステップS140)。すなわち、CPU27は、ずれ取得部27bの処理により、3次元像データ26cを参照し、再構成演算実施済の各半田について、半田の3次元像から半田Sの高さ方向の上端および下端(Z軸方向の両端)を特定し、高さ方向の中央位置をスライス位置として特定する。そして、CPU27は、当該スライス位置の画像の面積重心位置Sgを特定する。
また、CPU27は、ずれ取得部27bの処理により、再構成演算済の3次元像から各半田の下部に存在する基板P上のランドLの像を特定し、ランドLの高さ方向の上端および下端を特定する。そして、CPU27は、高さ方向の中央位置をスライス位置として特定し、当該スライス位置の画像の面積重心位置Lgを特定する。さらに、CPU27は、ずれ取得部27bの処理により、各半田の面積重心位置Sgと各半田に対応するランドLの面積重心位置LgとをX方向およびY方向で比較し、各方向のずれΔXおよびΔYを取得する。
以上の処理により、検査済の全ての半田とランドとの組み合わせについてずれΔXおよびΔYが取得されると、CPU27は、統計値取得部27cの処理により、当該ずれΔXおよびΔYの平均値を統計値として取得する。すなわち、CPU27は、X方向のずれΔXの総和をサンプル数で除した値をX方向の統計値として取得し、Y方向のずれΔYの総和をサンプル数で除した値をY方向の統計値として取得する。
このように、本実施形態においてCPU27は、統計値取得部27cの処理により、X線照射領域に搬送された複数の基板Pにおける複数のランドLに使用された複数の半田Sについて統計値を取得する。すなわち、本実施形態においては、基板全体に存在する半田Sのずれの傾向を取得している。この構成によれば、特定の部品に限らず、複数の基板に渡って傾向的にずれているか否かを特定可能な統計値を取得することができ、実装装置2におけるずれを特定の部品に限定することなく特定することができる。
次に、CPU27は、統計値出力部27dの処理により、相関係数を取得する(ステップS145)。本実施形態において相関係数rはr=sxy/(sx・sy)で表現される。ここで、sxyはX方向、Y方向のずれの共分散、sxはX方向のずれの標準偏差、syはY方向のずれの標準偏差である。相関係数rは下記(1)によって算出可能である。
Figure 0006682467
ここで、xiはサンプル番号iの半田のX方向のずれ、xバーはX方向のずれの統計値、yiはサンプル番号iの半田のY方向のずれ、yバーはY方向のずれの統計値、nはサンプル数である。
相関係数は、X方向のずれとY方向のずれとが互いに相関しているか否かを示しており、相関がある場合にはX方向のずれとY方向のずれが互いに関連して発生することが統計的に裏付けられる。そこで、CPU27は、統計値出力部27dの処理により、相関係数の絶対値が0.4以上であるか否かを判定し(ステップS150)、0.4以上であると判定された場合に、CPU27は、統計値出力部27dの処理により、統計値を実装装置2に出力する(ステップS155)。
ステップS150において、相関係数の絶対値が0.4以上であると判定されない場合、CPU27は、ステップS100以降の処理を繰り返す。すなわち、本実施形態においては、相関係数の絶対値が0.4より小さい場合には相関が低く、傾向的なずれを発生させる原因が発生していない(または発生しているか否か不明)であると見なす。一方、相関係数の絶対値が0.4以上である場合、CPU27は、X方向のずれとY方向のずれが互いに関連して発生しており、実装装置2において有意なずれ(例えば、実装装置2における部品搬送部の経時的な劣化や実装装置2における部品吸着装置のずれ等)が発生していると見なし、統計値を出力する。以上の構成によれば、検査装置1において他の装置である実装装置2におけるずれの発生を検知し、実装装置2に通知することができる。
実装装置2において、設計値の座標からX方向、Y方向のずれを減じる補正を行うなどして統計値が示すずれを解消する補正を行った場合、傾向的なずれを解消することができる。図4Aは、相関係数rが−0.4より小さい(絶対値が0.4より大きい)場合のずれをプロットしたグラフである。図4Aに示す例においては、X方向の統計値が−Xaであり、Y方向の統計値がYaである。
この例においては相関係数の絶対値が0.4より大きいため、検査装置1から実装装置2に統計値が出力され、実装装置2において部品の実装位置が統計値の逆方向に修正される。すなわち、X方向にXa、Y方向に−Yaだけずれた位置に部品が実装される。従って、実装位置の傾向的なずれが解消される。図4Bにおいては、ずれが解消された後に検査された基板についてずれが計測された場合のプロット例を示しており、同図4Bに示すようにずれの傾向が解消している。また、この場合には相関係数の絶対値が0.4より小さくなる。
(4)他の実施形態:
以上の実施形態は本発明を実施するための一例であり、ランドと半田とのずれを複数の半田について取得して統計し、出力する限りにおいて、他にも種々の実施形態を採用可能である。例えば、本実施形態に係る検査装置1と実装装置2とリフロー炉3は、一体の装置であっても良いし、より多くの装置が一体化されたシステムであってもよい。また、検査装置1から出力される値は統計値自体に限定されず、統計値から算出された値であっても良い。このような値としては、例えば、実装装置2における部品の実装位置の座標を統計値によって補正した後の座標等が挙げられる。
さらに、統計によって把握される傾向は、複数の基板に共通して発生する半田のずれの傾向に限定されない。例えば、CPU27が統計値取得部27cの処理により、特定の部品の複数個において実装に使用された複数の半田について、統計値を取得する構成であっても良い。すなわち、特定の部品の複数個にわたって半田のずれの統計値を取得する構成であっても良い。この構成は、例えば、図1に示す構成において、図3に示すフローチャートのステップS140で、部品毎に半田のずれの統計値を取得する構成が挙げられる。
この場合、部品毎に相関係数が取得され、部品毎に相関係数の絶対値が0.4以上であるか否か判定される。そして、相関係数の絶対値が0.4以上である部品についてはその部品の統計値が実装装置2に出力される。実装装置2においては、統計値を取得し、当該統計値に対応する部品については実装位置を統計値に基づいて補正する。この構成によれば、部品毎に実装位置のずれの傾向を解消することができる。
むろん、他にも種々の単位で統計が行われて良く、例えば、量産試作段階であれば、基板1枚の検査が終了するたびに統計値が取得され、当該統計値が出力されても良い。
1…検査装置、2…実装装置、3…リフロー炉、10…X線撮影機構部、11…X線発生器、11a…X線出力部、12…X線検出器、12a…検出面、13…X−Yステージ、20…制御部、21…発生器制御部、22…撮影画像取得部、23…撮影機構制御部、24…入力部、25…出力部、26…メモリ、26a…プログラムデータ、26b…X線画像データ、26c…3次元像データ、26d…ずれデータ、27…CPU、27a…3次元像取得部、27b…ずれ取得部、27c…統計値取得部、27d…統計値出力部

Claims (6)

  1. 半田によってランドに対して部品が実装された基板を搬送する搬送手段と、
    放射線照射領域に搬送された前記基板に放射線を照射して前記半田の3次元像を取得する3次元像取得手段と、
    前記3次元像に基づいて前記ランドと前記半田とのずれを複数の前記半田について取得するずれ取得手段と、
    複数の前記半田についての前記ずれの統計値を取得する統計値取得手段と、
    前記基板の実装面に平行な直交2軸についてのずれの相関係数の絶対値が閾値以上である場合に、前記統計値に関連する値を出力する統計値出力手段と、
    を備える検査装置。
  2. 前記統計値出力手段は、
    前記基板に対して前記部品を実装する実装装置に対して前記統計値に関連する値を出力する、
    請求項1に記載の検査装置。
  3. 前記統計値取得手段は、
    前記放射線照射領域に搬送された複数の前記基板における複数の前記ランドに使用された複数の前記半田について、前記統計値を取得する、
    請求項1または請求項2のいずれかに記載の検査装置。
  4. 前記統計値取得手段は、
    特定の前記部品の複数個において実装に使用された複数の前記半田について、前記統計値を取得する、
    請求項1〜請求項3のいずれかに記載の検査装置。
  5. 半田によってランドに対して部品が実装された基板を搬送する搬送工程と、
    放射線照射領域に搬送された前記基板に放射線を照射して前記半田の3次元像を取得する3次元像取得工程と、
    前記3次元像に基づいて前記ランドと前記半田とのずれを複数の前記半田について取得するずれ取得工程と、
    複数の前記半田についての前記ずれの統計値を取得する統計値取得工程と、
    前記基板の実装面に平行な直交2軸についてのずれの相関係数の絶対値が閾値以上である場合に、前記統計値に関連する値を出力する統計値出力工程と、
    を含む検査方法。
  6. 半田によってランドに対して部品が実装された基板を搬送する搬送機能と、
    放射線照射領域に搬送された前記基板に放射線を照射して前記半田の3次元像を取得する3次元像取得機能と、
    前記3次元像に基づいて前記ランドと前記半田とのずれを複数の前記半田について取得するずれ取得機能と、
    複数の前記半田についての前記ずれの統計値を取得する統計値取得機能と、
    前記基板の実装面に平行な直交2軸についてのずれの相関係数の絶対値が閾値以上である場合に、前記統計値に関連する値を出力する統計値出力機能と、
    をコンピュータに実現させる検査プログラム。
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