JP6682408B2 - 温度制御モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、赤外線検出装置に関する。
赤外線検出装置は、調理容器から放射される赤外線の強度から当該調理容器の温度を測定する装置に用いられる(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−109736号公報
赤外線検出装置では、温度の測定誤差を低減させる試みが行なわれている。本願発明者の知見によれば、調理容器の温度の測定誤差を低減させるためには、1つの赤外線検出装置内に赤外線検出素子を2つ設けて、当該赤外線検出素子の間隔を小さくする構成が有効である。この構成では、一の赤外線検出素子に赤外線を入射させる一方で、他の赤外線検出素子には赤外線を入射させないようにすることによって、他の赤外線検出素子の出力を利用して一の赤外線検出素子の出力を補正することができる。
しかし、赤外線の入射を遮断するために他の赤外線検出素子が遮蔽膜によって覆われる構成では、他の赤外線検出素子は、例えば、赤外線検出装置の入射窓からの放射エネルギーを検出し難くなる。このため、他の赤外線検出素子は、入射窓からの放射エネルギーの検出結果を用いて一の赤外線検出素子の出力を補正することができず、一の赤外線検出素子の出力を補正する精度が低下する。
本発明は、調理容器の温度を精度よく測定できる赤外線検出装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る赤外線検出装置は、調理容器からの赤外線の入射を受けて第1信号を出力する第1赤外線検出素子と、第1信号を補正するための第2信号を出力する第2赤外線検出素子と、搭載面を有し、当該搭載面上に第1赤外線検出素子及び第2赤外線検出素子を配置する支持台と、第1赤外線検出素子に対向する上壁を有し、第1赤外線検出素子、第2赤外線検出素子、及び支持台を収容する筐体と、筐体の上壁に設けられ、赤外線を第1赤外線検出素子に入射させるための入射窓と、調理容器と筐体との間に設けられ、赤外線の透過を遮断する遮光部と、を備え、第1赤外線検出素子は、入射窓の中心部において入射窓の中心軸線と交差する第1軸上に配置され、第2赤外線検出素子は、入射窓の中心部において中心軸線と交差する第2軸上に配置され、第1赤外線検出素子からの第1信号は、第2赤外線検出素子からの第2信号に対して逆相に出力され、遮光部は、第2軸上に配置される。
本発明の一態様に係る赤外線検出装置によれば、第1赤外線検出素子は、第1軸上に配置され、第2赤外線検出素子は、赤外線の透過を遮断する遮光部を配置する第2軸上に配置される。第1赤外線検出素子は、調理容器からの赤外線を受光する一方で、第2赤外線検出素子は、遮光部によって赤外線の入射を受け難い。また、第2赤外線検出素子は、遮蔽膜によって覆われないので、入射窓から放射される放射エネルギーを検出する。さらに、この入射窓自体から放射されるエネルギーは、入射窓から放射状に放出されるので、第1赤外線検出素子と第2赤外線検出素子とは、入射窓から、ほぼ同等のエネルギーを有する放射エネルギーを検出する。
この赤外線検出装置によれば、第2赤外線検出素子の検出対象が、調理容器から出射された赤外線自体を除いて、第1赤外線検出素子の検出対象に近い。このため、第1赤外線検出素子からの第1信号が、第2赤外線検出素子からの第2信号に対して逆相に出力されることにより、第1赤外線検出素子の出力から、調理容器からの赤外線量についての出力が精度よく取り出される。それゆえ、この赤外線検出装置は、調理容器の温度を精度よく測定することができる。
本発明の一態様に係る赤外線検出装置では、第1赤外線検出素子及び第2赤外線検出素子は、それぞれ、搭載面と中心軸線との交点を挟んで配置されてもよい。
この赤外線検出装置によれば、第1赤外線検出素子及び第2赤外線検出素子が、当該赤外線検出装置を小型化できるように搭載面上に配置されることができる。
本発明の一態様に係る赤外線検出装置では、第1赤外線検出素子及び第2赤外線検出素子は、それぞれ、交点を挟んで互いに対称となる位置に配置されてもよい。
この赤外線検出装置によれば、第1赤外線検出素子及び第2赤外線検出素子は、入射窓のほぼ同じ領域からの放射エネルギーを検出する。第2赤外線検出素子は、第1赤外線検出素子とほぼ同等の放射エネルギーを検出するので、第1赤外線検出素子からの第1信号を精度よく補正することができる。
本発明の一態様に係る赤外線検出装置では、調理容器と入射窓との間にフィルタを更に備え、フィルタは、入射窓への赤外線の入射を遮断してもよい。
この赤外線検出装置によれば、フィルタが設けられることによって、例えば摂氏100℃といった低温の物体からの赤外線が精度よく分離される。より高温領域にある調理容器の温度が、精度よく検出されることができる。
本発明の一態様に係る赤外線検出装置では、入射窓は、ガラスを含んでもよい。
この赤外線検出装置によれば、ガラスを含む入射窓が、例えば摂氏100℃といった低温の物体からの赤外線を精度よく分離する。より高温領域にある調理容器の温度の検出精度が向上する。
本発明の一態様に係る赤外線検出装置では、入射窓は、ガラスレンズを含んでもよい。
この赤外線検出装置によれば、ガラスレンズを含む入射窓が、例えば摂氏100℃といった低温の物体からの赤外線を精度よく分離すると共に、調理容器からの赤外線を集光して第1赤外線検出素子に入射させることができる。
本発明によれば、調理容器の温度を精度よく測定できる赤外線検出装置が提供される。
図1は、本実施形態に係る赤外線検出装置を含む温度制御モジュールの構成を示す概略図である。 図2は、図1に含まれる赤外線検出装置を示す断面図である。 図3は、本実施形態に係る赤外線検出装置の筐体を示す図である。 図4は、本実施形態に係る赤外線検出装置における第1赤外線検出素子及び第2赤外線検出素子の電気接続を示す概略図である。 図5は、本実施形態に係る放射エネルギーと温度との関係を示す図である。 図6は、本実施形態に係る赤外線検出装置の断面図である。 図7は、本実施形態に係る第1赤外線検出素子及び第2赤外線検出素子の配置の例を示した図である。 図8は、赤外線検出装置の第1の別形態を示す断面図である。 図9は、赤外線検出装置の第2の別形態を示す断面図である。 図10は、温度制御モジュールの比較例を示す概略図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1は、本実施形態に係る赤外線検出装置を含む温度制御モジュールの構成を示す概略図である。温度制御モジュール1は、モジュールケース2を備え、このモジュールケース2は、赤外線検出装置10を収容する。モジュールケース2の上方に磁界発生コイル3が設けられ、磁界発生コイル3の上方にトッププレート4が設けられる。トッププレート4上に調理容器5が載置される。本実施形態では、電源回路6が設けられ、この電源回路6から磁界発生コイル3に高周波電流が印加されて、磁界発生コイル3が磁力線Mを発生する。この磁力線Mによって、調理容器5は、電磁誘導加熱される。温度制御モジュール1は、加熱された調理容器5が放射する赤外線L1の強度から当該調理容器5の温度を測定する。モジュールケース2は、例えば、熱伝導率の低く、熱容量の高い樹脂を含み、トッププレート4は、結晶化ガラス(例えば、ネオセラム)を含むことができる。調理容器5は、例えば、鉄、ステンレスを含む。
モジュールケース2は、調理容器5からの赤外線L1を赤外線検出装置10に導くための導光部7を備え、磁界発生コイル3は、例えば、環状の形状を有し、この環状の中心部に開口3aを有する。モジュールケース2の導光部7は、磁界発生コイル3の開口3aの位置に設けられる。モジュールケース2は、赤外線検出装置10を載置する赤外線検出装置用支持台8を収容する。赤外線検出装置用支持台8は、例えば、ガラスエポキシを含み、この赤外線検出装置用支持台8には、例えば制御ユニット9が設けられる。制御ユニット9は、赤外線検出装置10に接続される差動増幅器50、及び、この差動増幅器50に接続される信号処理回路51を備える。赤外線検出装置10からの出力信号が、制御ユニット9から電源回路6に伝送され、電源回路6は、伝送された出力信号に基づいて、磁界発生コイル3に供給される電力を制御する。温度制御モジュール1では、磁界発生コイル3への供給電力の制御によって、調理容器5の温度を適正値に調整する。本実施形態では、冷却風が温度制御モジュール1内に送られることによって、モジュールケース2などが冷却されてもよい。
図2は、図1に含まれる赤外線検出装置を示す断面図である。図3は、本実施形態に係る赤外線検出装置の筐体を示す図である。図3の(a)は、本実施形態に係る赤外線検出装置の筐体の平面図であり、図3の(b)は、図3の(a)のIIIb−IIIb線に沿った断面図である。図2及び図3を参照しながら、赤外線検出装置10について説明する。
赤外線検出装置10は、第1赤外線検出素子21、第2赤外線検出素子22、支持台30、及び筐体40を備える。第1赤外線検出素子21は、例えば、サーモパイルを含み、調理容器5からの赤外線L1の入射を受けて第1信号S1を出力する。第2赤外線検出素子22は、例えば、第1赤外線検出素子21に近似する構成のサーモパイルを含み、第1信号S1を補正するための第2信号S2を出力する。第2赤外線検出素子22は、例えば、第1赤外線検出素子21の周囲の温度変動に応じて変化する第1赤外線検出素子21からの出力を補正するために用いられる。
支持台30は、搭載面30Aを有し、当該搭載面30A上に第1赤外線検出素子21及び第2赤外線検出素子22を配置する。支持台30は、例えば、コバールを含む。支持台30は、出力端子31を有し、この出力端子31を介して、第1赤外線検出素子21及び第2赤外線検出素子22からの出力信号が、制御ユニット9に伝送される。
筐体40は、第1赤外線検出素子21、第2赤外線検出素子22、及び支持台30を収容する。筐体40は、上壁41を有し、この上壁41は、第1赤外線検出素子21に対向している。筐体40の上壁41には、入射窓42が設けられ、調理容器5からの赤外線L1は、入射窓42を透過した後に第1赤外線検出素子21に入射する。入射窓42は、例えば、円形の二次元形状を有し、ガラスレンズ43を含むことができる。ガラスレンズ43は、例えば、ホウケイ酸ガラス、石英ガラス、及びサファイアガラスを含み、その上面43Aにおいて凸形状を成し、下面43Bにおいて平板形状を成している。ガラスレンズ43は、例えば、筐体40の上壁41に溶接によって取り付けられ、上壁41の内面のほぼ全体にわたって延在する。この構成により、筐体40及びガラスレンズ43の強度が確保される。筐体40は、例えば、コバールを含む。
第1赤外線検出素子21及び第2赤外線検出素子22は、同一の支持台30の搭載面30A上に配列されており、第1赤外線検出素子21は、入射窓42の中心部42Cにおいて入射窓42の中心軸線Cxと交差する第1軸Ax1上に配置される。一方、第2赤外線検出素子22は、入射窓42の中心部42Cにおいて中心軸線Cxと交差する第2軸Ax2上に配置される。第1赤外線検出素子21及び第2赤外線検出素子22は、それぞれ、搭載面30Aと中心軸線Cxとの交点P1を挟んで配置される。
赤外線検出装置10は、遮光部11を更に備える。遮光部11は、調理容器5と筐体40との間に設けられ、導光部7内において第2軸Ax2上に配置される。遮光部11は、赤外線L1の透過を遮断する。第2赤外線検出素子22は、第2軸Ax2上に配置された遮光部11によって赤外線L1の入射を受け難い。第2赤外線検出素子22は、遮蔽膜などによって覆われない。第2赤外線検出素子22は、入射窓42から放射される放射エネルギーを検出することができる。
図4は、本実施形態に係る赤外線検出装置における第1赤外線検出素子及び第2赤外線検出素子の電気接続を示す概略図である。第1赤外線検出素子21は、調理容器5から出射された赤外線L1の入射を受け、その入射強度に応じた第1信号S1を出力する。第2赤外線検出素子22は、第1信号S1を補正するための第2信号S2を出力する。第1赤外線検出素子21からの第1信号S1は、第2赤外線検出素子22からの第2信号S2に対して逆相に出力され、第1赤外線検出素子21及び第2赤外線検出素子22は、例えば、共に差動増幅器50に接続される。第1赤外線検出素子21及び第2赤外線検出素子22は、例えば、共に一の差動回路に接続されたのち、この差動回路からの信号が増幅回路によって増幅されてもよい。
差動増幅器50からの差信号50S又は増幅回路からの差信号は、信号処理回路51に入力される。信号処理回路51は、差動増幅器50からの差信号50S又は増幅回路からの差信号の大きさに基づいて、調理容器5の温度を算出する。この調理容器5の温度の算出結果に基づいて、電磁誘導などによる加熱量が制御される。差動増幅器50及び信号処理回路51は、制御ユニット9に含まれる。
図5は、本実施形態に係る放射エネルギーと温度との関係を示す図である。この図ではホウケイ酸ガラスを通して検出対象からの赤外線L1を検出したときの第1放射エネルギーRE1と、ホウケイ酸ガラスを通さないで検出対象からの赤外線L1を検出したときの第2放射エネルギーRE2とが示されている。図5では、温度100℃における第1放射エネルギーRE1の信号強度と第2放射エネルギーRE2の信号強度とが共に1.0に規格化されている。ホウケイ酸ガラスは、例えば、波長3μm以上の赤外線L1の透過を遮断することができる。
図5に示されるように、第1放射エネルギーRE1の信号増加率は、第2放射エネルギーRE2の信号増加率に比べて大きい。例えば、検出対象の温度が100℃から60℃に変化したとき、第1放射エネルギーRE1の信号強度は1.0から約0.2に減少するのに対して、第2放射エネルギーRE2の信号強度は1.0から約0.6に減少する。また、例えば、検出対象の温度が100℃から130℃に変化したとき、第1放射エネルギーRE1の信号強度は1.0から約2.8に増大するのに対して、第2放射エネルギーRE2の信号強度は1.0から約1.4に増大する。
この放射エネルギーの検出結果から、検出対象の温度が約100℃付近の低温領域において、ホウケイ酸ガラスを通して赤外線L1が検出されるときは、ホウケイ酸ガラスを通さないで赤外線が検出されるときに比べて、放射エネルギーの信号強度の増加率が大きく、検出対象の温度の見積もり誤差が小さくなることが理解される。ホウケイ酸ガラスを通して赤外線L1が検出されたときには、検出される信号自体の信号強度の絶対値は減少する一方で、検出された信号は、例えば、電気信号に変換されて増幅器などで増幅されることができる。調理容器5の温度は、例えば摂氏200℃以上といった高温領域にあり、導光部7及び/又は遮光部11の温度は、例えば摂氏100℃付近といった低温領域にある。ホウケイ酸ガラスを通して赤外線L1が検出されるときは、導光部7及び/遮光部11の温度の見積もり誤差が小さくなるので、導光部7及び/又は遮光部11からの赤外線L1が精度よく分離される。
図6は、本実施形態に係る赤外線検出装置の断面図である。図6に示されるように、赤外線検出装置10は、フィルタ12を更に備えることができる。入射窓42が、例えば、赤外線L1に対して透明なシリコンといった材料を含むときに、フィルタ12は、導光部7内において、遮光部11と入射窓42との間に設けられる。図6では、フィルタ12は、入射窓42を覆うように設置されている。フィルタ12は、入射窓42への赤外線L1の入射を遮断し、例えば、ホウケイ酸ガラス、石英ガラス、及びサファイアガラスを含む。
図7は、本実施形態に係る第1赤外線検出素子及び第2赤外線検出素子の配置の例を示した図である。第1赤外線検出素子21は、受光面71を有し、受光面71は、第1端部71a、中央部71b及び第2端部71cを含む。受光面71上において、第1端部71a、中央部71b及び第2端部71cは、この順に配列している。第2赤外線検出素子22は、受光面72を有し、第1赤外線検出素子21と同様に、受光面72は、第1端部72a、中央部72b及び第2端部72cを含む。各受光面71、72は、光(赤外線)感応領域の表面である。
第1赤外線検出素子21及び第2赤外線検出素子22は、それぞれ、搭載面30Aと中心軸線Cxとの交点P1を挟んで互いに対称となる位置に配置されることができて、図7は、この対称な配置を例示している。すなわち、第1赤外線検出素子21と第2赤外線検出素子22とが交点P1を挟んで互いに対称に配置されているとは、後述するように、受光面71の少なくとも一部と受光面72の少なくとも一部とが交点P1を挟んで互いに対称に配置されていることをいう。図7の(a)〜(c)では、第2赤外線検出素子22は、その中央部72bが第2軸Ax2上に位置するように配置されている。
図7の(a)に示されるように、第1赤外線検出素子21は、例えば、中央部71bが第1軸Ax1と交差するように配置される。また、図7の(b)に示されるように、第1赤外線検出素子21は、例えば、第2端部71cが第1軸Ax1と交差するように配置される。図7の(c)に示されるように、第1赤外線検出素子21は、例えば、第1端部71aが第1軸Ax1と交差するように配置される。図7の(a)〜(c)の配置においては、第1赤外線検出素子21と第2赤外線検出素子22とは、入射窓42及び/又はフィルタ12から、互いにほぼ同等な放射エネルギーを検出する。
図7では、第2赤外線検出素子22の中央部72bが第2軸Ax2上に位置するように配置された例が示されている。第2赤外線検出素子22の第1端部72a又は第2端部72cが第2軸Ax2上に位置するように配置されているときも、第1赤外線検出素子21は、その第1端部71a、中央部71b及び第2端部71cのいずれか一つが第1軸Ax1と交差するように配置されることができる。これらの配置のときも、第1赤外線検出素子21と第2赤外線検出素子22とは、入射窓42及び/又はフィルタ12から、互いにほぼ同等な放射エネルギーを検出する。
以上説明したように、本実施形態では、第1赤外線検出素子21及び第2赤外線検出素子22が同一の支持台30の搭載面30A上に配置されるので、サーモパイルを含む第1赤外線検出素子21及び第2赤外線検出素子22において冷接点での温度揺らぎの補正が精度よく行われる。
赤外線検出装置10によれば、第1赤外線検出素子21は、第1軸Ax1上に配置され、第2赤外線検出素子22は、赤外線L1の透過を遮断する遮光部11を配置する第2軸Ax2上に配置される。第1赤外線検出素子21は、調理容器5からの赤外線L1を受光する一方で、第2赤外線検出素子22は、遮光部11によって赤外線L1の入射を受け難い。入射窓42は、例えばホウケイ酸ガラスを含むので、3μm以上の波長帯の赤外線L1の入射を遮断する。このため、第1赤外線検出素子21は、加熱時の調理容器5に比べて十分低温のモジュールケース2などから放射される3μm以上の波長帯の赤外線L1からの影響を殆ど受けないで、加熱時の調理容器5から出射される3μm未満の波長帯の赤外線L1を検出することができる。第2赤外線検出素子22は、モジュールケース2などから放射される3μm以上の波長帯の赤外線L1からの影響を殆ど受けないで、第1赤外線検出素子21の出力を補正するための検出を行うことができる。
また、入射窓42が、例えばホウケイ酸ガラスを含むので、例えば摂氏100℃付近といった低温領域にある導光部7及び/又は遮光部11の温度の見積もり誤差が小さくなる。導光部7及び/又は遮光部11からの赤外線が精度よく分離されるので、より高温領域にある調理容器5の温度が、精度よく検出されることができる。入射窓42が、例えばホウケイ酸ガラスレンズを含むときには、例えば摂氏100℃といった低温の物体からの赤外線L1を精度よく分離すると共に、調理容器5からの赤外線L1を集光して第1赤外線検出素子21に入射させることができる。赤外線検出装置10では、更に、フィルタ12が遮光部11と入射窓42との間に設けられることによって、例えば摂氏100℃といった低温の物体からの赤外線L1が精度よく分離される。より高温領域にある調理容器の温度が、精度よく検出されることができる。
赤外線検出装置10によれば、第2赤外線検出素子22の検出対象が、調理容器5から出射された赤外線L1自体を除いて、第1赤外線検出素子21の検出対象に近い。このため、第1赤外線検出素子21からの第1信号S1が、第2赤外線検出素子22からの第2信号S2に対して逆相に出力されることにより、第1赤外線検出素子21の出力から、調理容器5からの赤外線量についての出力が精度よく取り出される。それゆえ、この赤外線検出装置10は、調理容器5の温度を精度よく測定することができる。
また、赤外線検出装置10では、第2赤外線検出素子22が遮蔽膜によって覆われないので、第2赤外線検出素子22は、ガラスレンズ43などを含む入射窓42から放射される放射エネルギーを検出する。また、第1赤外線検出素子21及び第2赤外線検出素子22が、それぞれ、交点P1を挟んで互いに対称となる位置に配置されてもよいので、第1赤外線検出素子21及び第2赤外線検出素子22は、入射窓42のほぼ同じ領域からの放射エネルギーを検出する。この入射窓42自体から放射されるエネルギーは、入射窓42から放射状に放出されるので、第1赤外線検出素子21と第2赤外線検出素子22とは、入射窓42から、ほぼ同等のエネルギーを有する放射エネルギーを検出する。第1赤外線検出素子21及び第2赤外線検出素子22は、互いに対称に配置されたとき、フィルタ12のほぼ同じ領域からの放射エネルギーを検出することができる。第2赤外線検出素子22は、入射窓42及び/又はフィルタ12から、第1赤外線検出素子21とほぼ同等の放射エネルギーを検出するので、第1赤外線検出素子21からの第1信号S1を精度よく補正することができる。
この赤外線検出装置10では、第1赤外線検出素子21及び第2赤外線検出素子22が、それぞれ、搭載面30Aと中心軸線Cxとの交点P1を挟んで配置される。このため、当該赤外線検出装置10を小型化できるように搭載面30A上に配置されることもできる。
図8は、赤外線検出装置の第1の別形態を示す断面図であり、図3の(b)の断面図に対応する。図8の赤外線検出装置10Pでは、筐体40Pの上壁41Pに設けられる入射窓42Pが、図3の赤外線検出装置10の入射窓42に比べて小さい。また、図8の赤外線検出装置10Pでは、入射窓42Pにガラスレンズ43Pが含まれる一方で、そのガラスレンズ43Pの形状が図3の赤外線検出装置10のガラスレンズ43の形状と異なっている。ガラスレンズ43Pは、一例として、その上面43A及び下面43Bが共に凸形状を成している。
一実施例では、入射窓42Pは円形の二次元形状を有し、その円の直径D1は、3.4mmである。筐体40Pの上壁41Pから筐体40Pの底面40Bまでの距離H1は、5.4mmである。入射窓42Pのガラスレンズ43Pは、両凸レンズであり、レンズの曲率半径は、その上面43A及び下面43Bにおいて、共に4mm〜5mmである。ガラスレンズ43Pの厚みT1は、1mm〜2mmである。搭載面30Aと中心軸線Cxとの交点P1と、第2赤外線検出素子22の中心部との距離W1は、2.3mmである。
図8の赤外線検出装置10Pは、入射窓42P及びガラスレンズ43Pの大きさと形状とが異なる点を除いて、図3の赤外線検出装置10と同様の構成を有する。第1赤外線検出素子21は、入射窓42Pの中心部42Cにおいて入射窓42Pの中心軸線Cxと交差する第1軸Ax1上に配置され、調理容器5から出射された赤外線L1を受光する。一方、第2赤外線検出素子22は、入射窓42Pの中心部42Cにおいて中心軸線Cxと交差する第2軸Ax2上に配置され、調理容器5から出射された赤外線L1の入射を受け難い。第1赤外線検出素子21及び第2赤外線検出素子22は、それぞれ、搭載面30Aと中心軸線Cxとの交点P1を挟んで配置される。
図8の赤外線検出装置10Pでは、図3の赤外線検出装置10と同様に、第1赤外線検出素子21からの第1信号S1が、第2赤外線検出素子22からの第2信号S2に対して逆相に出力されることにより、第1赤外線検出素子21の全体の出力から、調理容器5からの赤外線量についての出力が精度よく取り出されることが可能である。それゆえ、図8の赤外線検出装置10Pは、調理容器5の温度を精度よく測定することができる。
図9は、赤外線検出装置の第2の別形態を示す断面図であり、図3の(b)の断面図に対応する。図9の赤外線検出装置10Qでは、筐体40Qの上壁41Qに設けられる入射窓42Qが、図3の赤外線検出装置10の入射窓42に比べて小さい。また、図9の赤外線検出装置10Qでは、図3の赤外線検出装置10と異なり、入射窓42Qにガラス43Qが含まれる一方で、そのガラス43Qはレンズ形状を有しておらず、一例として、平板形状を成している。ガラス43Qは、例えばホウケイ酸ガラスを含む。
赤外線検出装置10Qでは、第1赤外線検出素子21は、入射窓42Qの中心部42Cにおいて入射窓42Qの中心軸線Cxと交差する第1軸Ax1上に配置され、調理容器5から出射された赤外線L1を受光する。一方、第2赤外線検出素子22は、入射窓42Qの中心部42Cにおいて中心軸線Cxと交差する第2軸Ax2上に配置され、調理容器5から出射された赤外線L1の入射を受け難い。第1赤外線検出素子21及び第2赤外線検出素子22は、それぞれ、搭載面30Aと中心軸線Cxとの交点P1を挟んで配置される。第2赤外線検出素子22は、遮蔽膜などによって覆われない。
図9の赤外線検出装置10Qでは、第1赤外線検出素子21は、第1軸Ax1上に配置され、第2赤外線検出素子22は、赤外線L1の透過を遮断する遮光部11を配置する第2軸Ax2上に配置される。第1赤外線検出素子21は、調理容器5からの赤外線L1を受光する一方で、第2赤外線検出素子22は、遮光部11によって赤外線L1の入射を受け難い。入射窓42Qは、例えばホウケイ酸ガラスを含むので、3μm以上の波長帯の赤外線L1の入射を遮断する。このため、第1赤外線検出素子21は、加熱時の調理容器5に比べて十分低温のモジュールケース2などから放射される3μm以上の波長帯の赤外線L1からの影響を殆ど受けないで、加熱時の調理容器5から出射される3μm未満の波長帯の赤外線L1を検出することができる。第2赤外線検出素子22は、モジュールケース2などから放射される3μm以上の波長帯の赤外線L1からの影響を殆ど受けないで、第1赤外線検出素子21の出力を補正するための検出を行うことができる。
また、入射窓42Qが、例えばホウケイ酸ガラスを含むので、例えば摂氏100℃付近といった低温領域にある導光部7及び/又は遮光部11の温度の見積もり誤差が小さくなる。導光部7及び/又は遮光部11からの赤外線が精度よく分離されるので、より高温領域にある調理容器5の温度が、精度よく検出されることができる。赤外線検出装置10Qでは、更に、フィルタ12が遮光部11と入射窓42Qとの間に設けられることによって、例えば摂氏100℃といった低温の物体からの赤外線L1が精度よく分離される。より高温領域にある調理容器の温度が、精度よく検出されることができる。
図9の赤外線検出装置10Qでは、第2赤外線検出素子22の検出対象が、調理容器5から出射された赤外線L1自体を除いて、第1赤外線検出素子21の検出対象に近い。このため、第1赤外線検出素子21からの第1信号S1が、第2赤外線検出素子22からの第2信号S2に対して逆相に出力されることにより、第1赤外線検出素子21の出力から、調理容器5からの赤外線量についての出力が精度よく取り出される。それゆえ、この赤外線検出装置10Qは、調理容器5の温度を精度よく測定することができる。
また、赤外線検出装置10Qでは、第2赤外線検出素子22が遮蔽膜によって覆われないので、第2赤外線検出素子22は、ガラス43Qなどを含む入射窓42Qから放射される放射エネルギーを検出する。また、第1赤外線検出素子21及び第2赤外線検出素子22が、それぞれ、交点P1を挟んで互いに対称となる位置に配置されてもよいので、第1赤外線検出素子21及び第2赤外線検出素子22は、入射窓42Qのほぼ同じ領域からの放射エネルギーを検出する。この入射窓42Q自体から放射されるエネルギーは、入射窓42Qから放射状に放出されるので、第1赤外線検出素子21と第2赤外線検出素子22とは、入射窓42Qから、ほぼ同等のエネルギーを有する放射エネルギーを検出する。第1赤外線検出素子21及び第2赤外線検出素子22は、互いに対称に配置されたとき、フィルタ12のほぼ同じ領域からの放射エネルギーを検出することができる。第2赤外線検出素子22は、入射窓42Q及び/又はフィルタ12から、第1赤外線検出素子21とほぼ同等の放射エネルギーを検出するので、第1赤外線検出素子21からの第1信号S1を精度よく補正することができる。
この赤外線検出装置10Qでは、第1赤外線検出素子21及び第2赤外線検出素子22が、それぞれ、搭載面30Aと中心軸線Cxとの交点P1を挟んで配置される。このため、当該赤外線検出装置10Qを小型化できるように搭載面30A上に配置されることもできる。
図10は、温度制御モジュールの比較例を示す概略図である。図10の温度制御モジュール1Pでは、モジュールケース2が、第1赤外線検出装置61、第2赤外線検出装置62、及び第1赤外線検出装置61と第2赤外線検出装置62とを載置する赤外線検出装置用支持台8を収容する。また、第1赤外線検出装置61及び第2赤外線検出装置62は、共に一の赤外線検出素子を有する。すなわち、第1赤外線検出装置61及び第2赤外線検出装置62は、それぞれ第1赤外線検出素子21及び第2赤外線検出素子22を有する。
第1赤外線検出素子21は、例えば、サーモパイルを含み、調理容器5からの赤外線L1の入射を受けて第1信号S1を出力する。第2赤外線検出素子22は、例えば、第1赤外線検出素子21に近似する構成のサーモパイルを含み、第1信号S1を補正するための第2信号S2を出力する。図10の温度制御モジュール1Pは、赤外線検出装置用支持台8が二つの赤外線検出装置を載置する点と、一の赤外線検出装置が共に一の赤外線検出素子を有する点を除いて、図1の温度制御モジュール1と同様の構成を有する。
本比較例では、調理容器5からの赤外線L1が、第1赤外線検出装置61に入射する一方で、第2赤外線検出装置62は、当該第2赤外線検出装置62に調理容器5からの赤外線L1を遮断するように遮光部81を備える。第1赤外線検出装置61と第2赤外線検出装置62とが、赤外線検出装置用支持台8上で互いに離れて配置され、第1赤外線検出素子21及び第2赤外線検出素子22も互いに離れて配置される。このため、本比較例では、図1の温度制御モジュール1に比べて、サーモパイルを含む第1赤外線検出素子21及び第2赤外線検出素子22において冷接点での温度揺らぎの補正は精度よく行われ難い。
また、第1赤外線検出装置61と第2赤外線検出装置62とが、赤外線検出装置用支持台8上で互いに離れて配置されるので、第1赤外線検出装置61の出射窓63のガラスレンズの温度は、第2赤外線検出装置62の出射窓64のガラスレンズの温度と異なる。このため、第1赤外線検出装置61の出射窓63のガラスレンズから検出される放射エネルギーは、第2赤外線検出装置62の出射窓64のガラスレンズから検出される放射エネルギーと異なる。第2赤外線検出装置62は、ガラスレンズからの放射エネルギーについては、第1赤外線検出装置61の検出値に近い検出値を得ることが難しく、第2赤外線検出素子22は、第1赤外線検出素子21からの第1信号S1を補正するための第2信号S2を精度よく出力し難い。本比較例では、第1赤外線検出装置61の出力から、調理容器5からの赤外線量についての出力が精度よく取り出されことが困難である。すなわち、本比較例に係る第1赤外線検出装置61は、調理容器5の温度を精度よく測定し難い。
5…調理容器、10、10P、10Q…赤外線検出装置、11…遮光部、12…フィルタ、21…第1赤外線検出素子、22…第2赤外線検出素子、30…支持台、30A…搭載面、40…筐体、41、41P、41Q…上壁、42、42P、42Q…入射窓、42C…中心部、43、43P…ガラスレンズ、43Q…ガラス、Ax1…第1軸、Cx…中心軸線、L1…赤外線、P1…交点、S1…第1信号、S2…第2信号。

Claims (6)

  1. 樹脂を含むモジュールケースと、
    前記モジュールケースに収容される赤外線検出装置と、
    を備え、
    前記モジュールケースは、調理容器からの赤外線を前記赤外線検出装置に導くための導光部を備え、
    前記赤外線検出装置は、
    前記導光部により導かれる前記調理容器からの前記赤外線の入射を受けて第1信号を出力する第1赤外線検出素子と、
    前記第1信号を補正するための第2信号を出力する第2赤外線検出素子と、
    搭載面を有し、当該搭載面上に前記第1赤外線検出素子及び前記第2赤外線検出素子を配置する支持台と、
    前記第1赤外線検出素子に対向する上壁を有し、前記第1赤外線検出素子、前記第2赤外線検出素子、及び前記支持台を収容する筐体と、
    前記筐体の前記上壁に設けられ、前記赤外線を前記第1赤外線検出素子に入射させるための入射窓と、
    前記調理容器と前記筐体との間に設けられ、前記赤外線の透過を遮断する遮光部と、
    を備え、
    前記入射窓は、ホウケイ酸ガラスを含み、
    前記第1赤外線検出素子は、前記入射窓の中心部において前記入射窓の中心軸線と交差する第1軸上に配置され、
    前記第2赤外線検出素子は、前記入射窓の前記中心部において前記中心軸線と交差する第2軸上に配置され、
    前記第1赤外線検出素子からの前記第1信号は、前記第2赤外線検出素子からの前記第2信号に対して逆相に出力され、
    前記遮光部は、前記第2軸上に配置される、温度制御モジュール
  2. 前記入射窓は、ホウケイ酸ガラスレンズを含む、請求項に記載の温度制御モジュール
  3. 樹脂を含むモジュールケースと、
    前記モジュールケースに収容される赤外線検出装置と、
    を備え、
    前記モジュールケースは、調理容器からの赤外線を前記赤外線検出装置に導くための導光部を備え、
    前記赤外線検出装置は、
    前記導光部により導かれる前記調理容器からの前記赤外線の入射を受けて第1信号を出力する第1赤外線検出素子と、
    前記第1信号を補正するための第2信号を出力する第2赤外線検出素子と、
    搭載面を有し、当該搭載面上に前記第1赤外線検出素子及び前記第2赤外線検出素子を配置する支持台と、
    前記第1赤外線検出素子に対向する上壁を有し、前記第1赤外線検出素子、前記第2赤外線検出素子、及び前記支持台を収容する筐体と、
    前記筐体の前記上壁に設けられ、前記赤外線に対して透明であって、前記赤外線を前記第1赤外線検出素子に入射させるための入射窓と、
    前記調理容器と前記入射窓との間に前記入射窓を覆うように設けられており、ホウケイ酸ガラスを含むフィルタと、
    前記調理容器と前記筐体との間に設けられ、前記赤外線の透過を遮断する遮光部と、
    を備え、
    前記第1赤外線検出素子は、前記入射窓の中心部において前記入射窓の中心軸線と交差する第1軸上に配置され、
    前記第2赤外線検出素子は、前記入射窓の前記中心部において前記中心軸線と交差する第2軸上に配置され、
    前記第1赤外線検出素子からの前記第1信号は、前記第2赤外線検出素子からの前記第2信号に対して逆相に出力され、
    前記遮光部は、前記第2軸上に配置される、温度制御モジュール。
  4. 前記第1赤外線検出素子及び前記第2赤外線検出素子は、それぞれ、前記搭載面と前記中心軸線との交点を挟んで配置される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の温度制御モジュール
  5. 前記第1赤外線検出素子及び前記第2赤外線検出素子は、それぞれ、前記交点を挟んで互いに対称となる位置に配置される、請求項に記載の温度制御モジュール
  6. 前記入射窓は、前記上壁の内面のほぼ全体にわたって延在している、請求項1〜5のいずれか一項に記載の温度制御モジュール
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