JP6680755B2 - ロボットシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ロボットシステムに関するものである。
従来、ワークを一の場所から他の場所へ搬送装置によって搬送し、各場所でロボットがワークに対して作業を行うロボットシステムが知られている。ワークは、搬送装置による搬送中やロボットによる作業中に動くことがないように、固定される必要がある。このようなワークの固定には、一般に、開閉可能なチャック式の治具と、治具を開閉駆動する電動シリンダまたはエアシリンダが使用されている。
一方、バネの付勢力を利用することで、シリンダのような駆動装置を用いることなくワークの把持および解放を行うチャック式のロボットハンドが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2016−196071号公報 特開平08−197474号公報
しかしながら、シリンダのような駆動装置が搭載された治具は、構造が複雑化および大型化してしまうという不都合がある。また、搬送装置にワークを供給するとき、および、搬送装置からワークを排出するときには、シリンダを作動させて治具を開閉する必要があるため、タクトタイムが長くなるという問題がある。
特許文献1,2には、搬送装置の治具の開閉にバネの付勢力を使用することは開示されていない。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、駆動装置を用いず、ワークの固定および固定解除を迅速に行うことができるロボットシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は以下の手段を提供する。
本発明の参考態様は、略水平な直線方向に搬送されるワークを固定するためのワーク固定治具であって、略水平方向に相互に対向して配置され、対向方向に開閉可能であり、閉じた状態で前記ワークを間に把持する一対の把持部材と、該一対の把持部材を閉方向に付勢する付勢部材とを備え、前記一対の把持部材が、相互に対向し、上側から下側に向かって前記対向方向の間隔が漸次狭くなるように相互に角度を成す傾斜面を有するワーク固定治具である。
本態様に係るワーク固定治具は、ロボットハンドを有するロボットと組み合わせて使用され、ワークを把持するロボットハンドが一対の把持部材間を下降および上昇することで、一対の把持部材間へのワークの供給および一対の把持部材間からのワークの排出が行われる。このときに、ロボットハンドの下降によって一対の把持部材が付勢部材の付勢力に抗して開き、ロボットハンドの上昇によって一対の把持部材が付勢部材の付勢力に従って閉じる。
具体的には、ロボットハンドは、一対の把持部材間を下降する途中で一対の把持部材の傾斜面に突き当たり、その後、傾斜面に沿って下降する。傾斜面間の間隔は上側から下側に向かって漸次狭くなっているので、ロボットハンドは、一対の把持部材を押し開きながら下降する。その後、ロボットハンドが傾斜面に沿って上昇するときに、一対の把持部材が付勢部材の付勢力によって閉じる。
このように、一対の把持部材は、ロボットハンドの下降および上昇と、付勢部材の付勢力とによって開閉駆動され、シリンダのような駆動装置が不要である。また、一対の把持部材は、ロボットハンドの下降と同時に開きロボットハンドの上昇と同時に閉じるので、ワークの固定および固定解除を迅速に行うことができる。
上記態様においては、前記一対の把持部材が、前記直線方向に相互に対向して配置されていてもよい。
ワークが直線方向に高速で搬送される場合、移動開始時および移動停止時には急激な加減速によってワークに直線方向の大きな慣性力が作用する。直線方向においてワークの両側に配置された一対の把持部材によってワークを把持することで、慣性力によるワークの移動および傾きを効果的に防止することができる。
本発明の参考態様は、略水平に配置される直線状のレールと、該レールに沿って移動するスライダと、該スライダ上に設けられ、前記レールの長手方向である略水平な直線方向に搬送されるワークを固定するためのワーク固定治具とを備え、該ワーク固定治具が、略水平方向に相互に対向して配置され、対向方向に開閉可能であり、閉じた状態で前記ワークを間に把持する一対の把持部材と、該一対の把持部材を閉方向に付勢する付勢部材とを備え、前記一対の把持部材が、相互に対向し、上側から下側に向かって前記対向方向の間隔が漸次狭くなるように相互に角度を成す傾斜面を有し、前記一対の把持部材の上方の空間が開放されており、該一対の把持部材の上側に配置され前記ワークを把持するロボットハンドが前記一対の把持部間を下降および上昇することができる、ワーク搬送装置である。
本発明の態様は、略水平に配置される直線状のレールと、該レールに沿って移動するスライダと、該スライダ上に設けられ、前記レールの長手方向である略水平な直線方向に搬送されるワークを固定するためのワーク固定治具とを備えるワーク搬送装置と、該ワーク搬送装置の前記レールの近傍に配置され、前記ワークを把持するロボットハンドを有するロボットとを備え、前記ワーク固定治具が、略水平方向に相互に対向して配置され、対向方向に開閉可能であり、閉じた状態で前記ワークを間に把持する一対の把持部材と、該一対の把持部材を閉方向に付勢する付勢部材とを備え、前記一対の把持部材が、相互に対向し、上側から下側に向かって前記対向方向の間隔が漸次狭くなるように相互に角度を成す傾斜面を有し、前記ロボットが前記一対の把持部材間で前記傾斜面に沿って前記ロボットハンドを下降させることで前記一対の把持部材が開き、前記ロボットが前記ロボットハンドを前記一対の把持部材間で上昇させることで前記一対の把持部材が前記付勢部材の付勢力によって閉じるロボットシステムである。
本発明によれば、駆動装置を用いず、ワークの固定および固定解除を迅速に行うことができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係るロボットシステムの構成図である。 図1のロボットシステムにおけるワーク固定治具の側面図であり、ロボットがワーク搬送装置のワーク固定治具にワークを供給する動作を説明する図である。 図1のロボットシステムにおけるワーク固定治具の側面図であり、ロボットがワーク搬送装置のワーク固定治具にワークを供給する動作を説明する図である。
以下に、本発明の一実施形態に係るワーク固定治具1、ワーク搬送装置2およびロボットシステム100について図面を参照して説明する。
本実施形態に係るロボットシステム100は、図1に示されるように、ワーク固定治具1によって保持されたワークWを略水平な直線方向Aに搬送するワーク搬送装置2と、ワーク搬送装置2のレール4の近傍に配置された複数台のロボット3とを備えている。複数台のロボット3は、直線方向Aに間隔を空けた複数の場所に配置されている。図1には、複数台のロボット3の内、1台のみ示されている。
参照する図面には、一例として円柱状のワークWが示されているが、ワークWの形状はこれに限定されるものではない。
ロボットシステム100は、システム100全体の動作を制御する制御装置(図示略)を備えている。ワーク搬送装置2は、必要に応じてロボット3の位置でワークWを一時的に停止させながらワークWを上流側から下流側に向かって搬送するように、制御装置によって制御される。複数台のロボット3は、ワーク搬送装置2によって搬送されるワークWに対して所定の作業を順番に行うように、制御装置によって制御される。
ワーク搬送装置2は、略水平に配置された直線状のレール4と、レール4に沿って移動するスライダ5と、スライダ5に設けられたワーク固定治具1とを備えている。スライダ5は略水平な上面5aを有し、上面5a上にワーク固定治具1が設けられている。ワーク搬送装置2は、レール4の長手方向である直線方向Aにスライダ5を移動させることで、スライダ5上のワークWを直線方向Aに搬送する。
ワーク固定治具1は、スライダ5の上面5a上に直線方向Aに相互に対向して配置され直線方向Aに開閉可能である一対の把持部材61,62と、直線方向Aにおいて一対の把持部材61,62の両側に配置され一対の把持部材61,62を閉方向に付勢する一対の付勢部材71,72とを備えている。
各把持部材61,62は、直線方向Aに移動可能に上面5a上に支持されている。一対の把持部材61,62は、相互に離間する方向の移動によって開き、相互に接近する方向の移動によって閉じるようになっている。
具体的には、図2および図3に示されるように、第1の把持部材61には、相互に平行であり、第2の把持部材62とは反対側に向かって直線方向Aに延びる2本のシャフト81が設けられている。2本のシャフト81は、上面5aに固定された固定部91によって、直線方向Aに移動可能に支持されている。同様に、第2の把持部材62には、相互に平行であり、第1の把持部材61とは反対側に向かって直線方向Aに延びる2本のシャフト82が設けられている。2本のシャフト82は、上面5aに固定された固定部92によって、直線方向Aに移動可能に支持されている。
把持部材61,62は、他の方式で直線方向Aに移動可能に支持されていてもよい。
付勢部材71,72は、例えば、直線方向Aに配置されたコイルバネである。第1の付勢部材71は、第1の把持部材61と固定部91との間に配置され、第1の把持部材61を第2の把持部材62に向かって付勢している。第2の付勢部材72は、第2の把持部材62と固定部92との間に配置され、第2の把持部材62を第1の把持部材61に向かって付勢している。一対の把持部材61,62は、一対の把持部材61,62の間に配置されたワークWを付勢部材71,72の付勢力によって把持することで、ワークWをスライダ5に対して固定するようになっている。
一対の把持部材61,62の相互に対向する面61a,62aは、相互に角度を成す傾斜面である。直線方向Aの傾斜面61a,62a間の間隔は、上側から下側に向かって漸次狭くなっている。傾斜面61a,62aは、上端から下端まで滑らかに連続する平面または曲面である。参照する図面において、傾斜面61a,62aは平面であるが、傾斜面61a,62aは曲面であってもよい。また、参照する図面において、両方の傾斜面61a,62aが鉛直方向に対して同一の角度で相互に反対方向に傾斜しているが、両方の傾斜面61a,62aが相互に異なる角度で傾斜していてもよい。あるいは、一対の傾斜面61a,62aの内、一方が鉛直方向に沿って配置され、他方が鉛直方向に対して傾斜していてもよい。
符号61b,62bは、ワークWの外面を支持する支持部である。支持部61b,62bは、傾斜面61a,62aよりも下側に設けられている。支持部61b,62bは、ワークWが直線方向Aに嵌合する凹部を有し、直線方向Aの両側および直線方向Aに直交する方向の両側でワークWを支持するように構成されている。
ロボット3は、アーム3aと、アーム3aの先端に取り付けられ直線方向Aに開閉可能なロボットハンド3bとを備えている。参照する図面には、6軸多関節型のロボット3が示されているが、ロボット3は、他の種類のロボットであってもよい。
アーム3aは、ロボットハンド3bを略鉛直方向に上昇および下降させることができる。
ロボットハンド3bは、直線方向Aに対向し、間にワークWを把持する一対の把持爪を有している。一対の把持爪が相互に離間する方向に移動することでロボットハンド3bが開き、一対の把持爪が相互に接近する方向に移動することでロボットハンド3bが閉じるようになっている。
開いた状態のロボットハンド3bが閉じた一対の把持部材61,62間に上側から挿入可能なように、一対の把持部材61,62が閉じた状態での傾斜面61a,62aの上端間の直線方向Aの間隔は、開いた状態のロボットハンド3bの直線方向Aの寸法よりも大きくなっている。
次に、このように構成されたロボットシステム100の作用について説明する。
まず、上流側のロボット3によって、ワークWがワーク搬送装置2のワーク固定治具1に供給される。ワークWの供給動作において、図2に示されるように、ロボット3は、ロボットハンド3bによってワークWを把持し、ロボットハンド3bを一対の把持部材61,62の上側から下降させて一対の把持部材61,62間に挿入する。
一対の把持部材61,62の傾斜面61a,62a間の間隔は上側から下側に向かって漸次狭くなっているので、ロボットハンド3bは、下降の途中で一対の傾斜面61a,62aに突き当たり、一対の把持部材61,62を開方向に押圧する。ロボット3がロボットハンド3bを下降させる力は、付勢部材71,72の付勢力よりも十分に大きい。したがって、ロボットハンド3bは、一対の把持部材61,62を付勢部材71,72の付勢力に抗して押し開きながら、ワークWが上面5aに接触または近接する位置まで傾斜面61a,62aに沿って下降する。
次に、ロボット3は、一対の把持部材61,62をさらに押し開きながらロボットハンド3bを開いてワークWを解放し、ワークWを一対の把持部材61,62の間に配置する。次に、ロボット3は、開いた状態のロボットハンド3bを一対の把持部材61,62よりも上側まで上昇させる。ロボットハンド3bが一対の把持部材61,62間を上昇する過程で、一対の把持部材61,62は付勢部材71,72による付勢力によって徐々に閉じ、ロボットハンド3bが傾斜面61a,62aから離れたときに、一対の把持部材61,62によってワークWが把持されてワークWがスライダ5に対して固定される。
ワークWがワーク固定治具1によってスライダ5に固定された後、ワークWはワーク搬送装置2によって搬送され、他のロボット3によって加工等の作業が施される。その後、下流側のロボット3によって、ワークWがワーク搬送装置2のワーク固定治具1から排出される。
ワークWの排出動作において、ロボット3は、開いた状態のロボットハンド3bを一対の把持部材61,62の上側から下降させて一対の把持部材61,62間に挿入する。ロボットハンド3bは、下降の途中で一対の傾斜面61a,62aに突き当たり、その後は、一対の把持部材61,62を付勢部材71,72の付勢力に抗して押し開きながらワークWを把持可能な位置まで下降する。このときに、一対の把持部材61,62が開くことで、一対の把持部材61,62によるワークWの固定が解除される。
次に、ロボット3は、ロボットハンド3bを閉じてワークWを把持し、閉じた状態のロボットハンド3bを一対の把持部材61,62よりも上側まで上昇させる。ロボットハンド3bが一対の把持部材61,62間を上昇する過程で、一対の把持部材61,62は付勢部材71,72による付勢力によって閉じる。
ロボット3は、閉じた状態のロボットハンド3bを一対の把持部材61,62間に挿入し、一対の把持部材61,62間でロボットハンド3bを開いてもよい。
このように、本実施形態によれば、一対の把持部材61,62に設けられた傾斜面61a,62aと一対の把持部材61,62を閉方向に付勢する付勢部材71,72とによって、一対の把持部材61,62は、ロボットハンド3bの下降に伴って開き、ロボットハンド3bの上昇に伴って閉じるように構成されている。これにより、シリンダのような駆動装置を用いる場合と比較して、簡単かつ小型の機構でワークWの固定および固定解除を行うことができるという利点がある。また、これにより、ワーク固定治具1の軽量化および低コスト化を図ることができるという利点がある。また、ロボットハンド3bの下降および上昇と同時に一対の把持部材61,62が開閉するので、駆動装置によって一対の把持部材61,62を開閉駆動する場合と比較して、ワークWの供給および排出に要するタクトタイムを短縮することができるという利点がある。
また、ワーク搬送装置2によってワークWが高速で搬送される場合には、直線方向Aの慣性力によるワークWの移動および傾きが防止されるようにワークWを固定することが重要となる。すなわち、移動開始時には、急激な加速によって直線方向Aの下流側に向かう大きな慣性力がワークWに作用し、移動停止時には、急激な減速によって直線方向Aの上流側に向かう大きな慣性力がワークWに作用する。一方、直線方向Aに直交する方向の慣性力はワークWにはほとんど作用しない。
本実施形態によれば、一対の把持部材61,62が、直線方向AにおいてワークWの両側に配置されワークWを直線方向Aに把持するので、直線方向AにおいてワークWが安定的に固定される。したがって、急激な加減速によるワークWの移動および傾きを効果的に防止することができるという利点がある。
なお、図2および図3において、ロボットハンド3bの外面と傾斜面61a,62aとが面接触しているが、ロボットハンド3bの外面と傾斜面61a,62aとが線接触または点接触するように、ロボットハンド3bの外面の形状と傾斜面61a,62aの形状とが設計されていてもよい。
また、ロボットハンド3bの外面に、直線方向Aに直交する回転軸回りに回転可能なローラが設けられ、ローラと傾斜面61a,62aとが接触するように構成されていてもよい。ローラを設けることで、ロボットハンド3bの下降時の摩擦力を低減することができる。
本実施形態においては、一対の把持部材61,62の両方が、直線方向Aに移動可能であるとともに付勢部材71,72によって閉方向に付勢されることとしたが、これに代えて、一対の把持部材61,62のうち一方のみが、直線方向Aに移動可能であるとともに付勢部材71または72によって閉方向に付勢されていてもよい。
本実施形態においては、一対の把持部材61,62が直線方向Aに相互に対向して配置されていることとしたが、ワーク搬送装置2によるワークWの搬送速度が遅い場合や移動開始時および移動停止時の加減速が緩やかな場合等には、一対の把持部材61,62が、直線方向Aに交差する方向に相互に対向して配置されていてもよい。
1 ワーク固定治具
2 ワーク搬送装置
3 ロボット
3a アーム
3b ロボットハンド
4 レール
5 スライダ
61,62 把持部材
61a,62a 傾斜面
71,72 付勢部材
100 ロボットシステム
A 直線方向
W ワーク

Claims (2)

  1. 略水平に配置される直線状のレールと、該レールに沿って移動するスライダと、該スライダ上に設けられ、前記レールの長手方向である略水平な直線方向に搬送されるワークを固定するためのワーク固定治具とを備えるワーク搬送装置と
    該ワーク搬送装置の前記レールの近傍に配置され、前記ワークを把持するロボットハンドを有するロボットとを備え、
    前記ワーク固定治具が、
    略水平方向に相互に対向して配置され、対向方向に開閉可能であり、閉じた状態で前記ワークを間に把持する一対の把持部材と、
    該一対の把持部材を閉方向に付勢する付勢部材とを備え、
    前記一対の把持部材が、相互に対向し、上側から下側に向かって前記対向方向の間隔が漸次狭くなるように相互に角度を成す傾斜面を有し、
    前記ロボットが前記一対の把持部材間で前記傾斜面に沿って前記ロボットハンドを下降させることで前記一対の把持部材が開き、
    前記ロボットが前記ロボットハンドを前記一対の把持部材間で上昇させることで前記一対の把持部材が前記付勢部材の付勢力によって閉じるロボットシステム
  2. 前記一対の把持部材が、前記直線方向に相互に対向して配置されている請求項1に記載のロボットシステム
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