JP6679173B2 - 車載装置 - Google Patents

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本発明は、ディスプレイを備えた車載装置の自動車への取付の技術に関するものである。
ディスプレイを備えた車載装置の自動車への取付の技術としては、前面にディスプレイが配置された本体部の両側部にブラケット等の連結部材を設け、自動車のインスツルメントパネルに設けられている取付スペースへの車載装置の取付を、本体部を取付スペースに収めた状態で連結部材を自動車側の連結部にネジ止め等により固定することにより行う技術が知られている(例えば、特許文献1、2)。
実開平7-4190号公報 特開10-129362号公報
上述した技術によれば、車載装置の本体部を取付スペースに収めた状態で連結部材に車室側からネジの操作等のためにアクセスできるようにするためには、ディスプレイの左右方向のサイズを前後方向から見てディスプレイが連結部材を覆わないサイズとする必要がある。
そして、このことがディスプレイの大型化の障害となっていた。
そこで、本発明は、自動車の取付スペースに設置する車載装置のディスプレイを大型化することを課題とする
前記課題達成のために、本発明は、自動車に設けられている収容部に装着される車載装置を、前記収容部に収容される本体部と、本体部を前記収容部に収容した状態で前記収容部に対して固定される取付部を有する、本体部の左右上下のいずれかの面から突出した連結部材と、前記本体部の前方に配置されたディスプレイパネルとより構成し、前記ディスプレイパネルを、前記本体部の前方で正立し、前後方向に見て当該ディスプレイパネルが前記本体部と前記連結部材とに重なる第1の状態と、位置と姿勢の少なくとも一方が前記第1の状態とは異なる第2の状態との間を遷移可能に前記本体部によって支持したものである。ただし、前記第2の状態において、前記ディスプレイパネルは、前後方向に見て前記取付部と重ならないようにする。
ここで、このような車載装置には、前記ディスプレイパネルの後方において、前記本体部の前面に固定されたサブパネルを備えてもよい。ただし、当該サブパネルには、前後方向に見て前記取付部と重なる範囲を含む領域を開口の範囲とする孔を設ける。
また、このような孔を備えたサブパネルを設ける場合には、前記サブパネルに着脱自在な、取付時に前記孔を覆う目隠蓋を設けるようにしてもよい。
または、このような孔を備えたサブパネルを設ける場合には、前記サブパネルの前記孔を覆う位置と、前記サブパネルの前記孔を露出させる位置との間を移動可能な、前記サブパネルに支持された目隠蓋を設けるようにしてもよい。
また、この場合には、前記サブパネルの前記孔を覆う位置と、前記サブパネルの前記孔を露出させる位置との間で、前記目隠蓋を移動させる移動手段も車載装置に備えるようにしてよい。
ここで、以上のような車載装置は、前記ディスプレイパネルの前記第2の状態を、前記第1の状態の当該ディスプレイパネルの姿勢に対して傾いている姿勢で、前記本体部の前方に位置している状態としてもよい。
また、以上のような車載装置には、前記ディスプレイパネルの状態を前記第1の状態と前記第2の状態との間で遷移させる遷移手段を設けることも好ましい。
また、この場合、当該車載装置に、給電機能を備えた通信インタフェースを設け、前記遷移手段において、前記通信インタフェースから給電される電力を用いて、前記ディスプレイパネルの状態を前記第1の状態から前記第2の状態に遷移させるようにしてもよい。
また、この場合にはさらに、前記遷移手段において、前記通信インタフェースを介して受信した命令に従って、前記ディスプレイパネルの状態を前記第1の状態から前記第2の状態に遷移させるようにしてもよい。
以上のような車載装置によれば、本体部の前方で正立した第1の状態におけるディスプレイパネルの大きさを、前後方向に見て当該ディスプレイパネルが前記本体部と前記連結部材とに重なる大きさとしても、ディスプレイパネルを第2の状態とすると、ディスプレイパネルが連結部材の取付部と前後方向に重ならなくなるので、収容部に本体部を収容した状態で、直接、または、サブパネルを設けた場合にはサブパネルの孔を介して、連結部材の取付部の収容部への固定/取り外しの作業を支障なく行えるようになる。
よって、本発明によれば、自動車の収容部に装着する車載装置のディスプレイパネルを、前後方向に見てディスプレイパネルが本体部と前記連結部材と重なるサイズまで大型化することができる。
以上のように、本発明によれば、自動車の取付スペースに設置する車載装置のディスプレイを大型化することができる。
本発明の実施形態に係る車載装置を示す図である。 本発明の実施形態に係る車載装置の車両への装着のようすを示す図である。 本発明の実施形態に係る車載装置のディスプレイパネルの開閉動作を示す図である。 本発明の実施形態に係るディスプレイパネルを開状態とした車載装置を示す図である。 本発明の実施形態に係る車載装置のサブパネルの他の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る車載装置の車載装置とUSBホスト装置を示す図である。 本発明の実施形態に係る車載装置とUSBホスト装置の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1に本実施形態に係る車載装置の構成を示す。
ここで、図1中、図1aは車載装置の上面を、図1bは車載装置の前面を、図1cは車載装置の側面を表している。
図示するように車載装置は、本体部1、本体部1の前面に固定されたサブパネル2、サブパネル2の前方に配置されたディスプレイパネル3、本体部1の左右の側部にそれぞれ一つずつ固定された2つのブラケット4を備えている。また、ディスプレイパネル3は、タッチパネルディスプレイ31と操作キー32を備えている。
但し、ディスプレイパネル3は開閉式のディスプレイパネル3であり、図1はディスプレイパネル3が閉状態にあるときのようすを表している。
さて、車載装置は、自動車のインスツルメントパネルに設けられている車載装置収容用の取付スペースに装着される装置であり、ディスプレイパネル3の上下左右方向のサイズは、取付スペースの開口の上下左右方向のサイズと同じかそれ以上のサイズである。また、サブパネル2の上下左右方向のサイズはディスプレイパネル3の上下左右方向のサイズとほぼ同じである。また、本体部1の上下方向のサイズは、取付スペースの上下方向のサイズ以下である。また、本体部1と二つのブラケット4を合わせた左右方向のサイズは、取付スペースの左右方向のサイズ以下である。
そして、取付スペースに本体部1を収容した状態で、図2aの斜視図に示すように2つのブラケット4に設けた孔41を通したネジを、自動車側に設けられているネジ穴にネジ止めすることにより、図2bに示すような自動車の取付スペース100に、図2cに示すように車載装置10はディスプレイパネル3が取付スペース100の開口を完全に覆う形態で装着される。
ここで、図2cに示すように、本体部1が取付スペース100に収容されているときに、ディスプレイパネル3が閉状態にある場合には、ディスプレイパネル3が取付スペース100の開口を完全に塞ぐので、車載装置10のブラケット4のネジの操作を車室側より行うことはできない。
そこで、本実施形態では、本体部1が取付スペース100に収容された状態にある車載装置10のブラケット4のネジの操作を、以下のように、ディスプレイパネル3を開状態として行えるように車載装置10を構成している。
まず、車載装置10のディスプレイパネル3の開閉の機構について説明する。
図3a1-a3は、ディスプレイパネル3が閉状態にあるときの側方から見たディスプレイパネル3の開閉に関わる構成を、図2bはディスプレイパネル3が閉状態にあるときの車載装置10を前方より(車室側より)見たようすを、図2cはディスプレイパネル3が開状態にあるときの車載装置10を前方より見たようすを表している。
さて、図3a1-a3に示すように、車載装置10はディスプレイパネル3の開閉を行う機構として、本体部1に対して前後方向に摺動可能に設けたスライダ11と、サブパネル2のフレームに設けたガイド溝21と、開検出リミットスイッチ12と、閉検出リミットスイッチ13と、図示を省略した開閉アクチュエータとを備えている。そして、ディスプレイパネル3は、スライダ11に対して揺動可能にスライダ11の前端に連結されており、ディスプレイパネル3の上部には、ガイド溝21に挿入されたガイドピン33が連結されている。
次に、開閉アクチュエータは、スライダ11を本体部1に対して前後方向に移動するアクチュエータであり、図3a1-a2-a3に示すように、図3a1のディスプレイパネル3が正立した姿勢(ディスプレイパネル3の表示面が垂直または略垂直となる姿勢)でサブパネル2の前面を覆う状態である閉状態から開閉アクチュエータによってスライダ11を前方に送り出していくと、ディスプレイパネル3は、スライダ11の前端との連結点が前方に移動すると共に、上端に連結されたガイドピン33のガイド溝21によるガイドによって、図3a2に示すように姿勢を後方に傾けていき、やがて、図3a3に示すディスプレイパネル3がサブパネル2の前方でおおよそ水平の姿勢をとる開状態となる。
ここで、ディスプレイパネル3が開状態にあるときの正面から見た車載装置10のようすを表した図3cに示されるように、ディスプレイパネル3が開状態となると、ディスプレイパネル3によって覆われていたサブパネル2の前面が露出する。
また、以上の動作とは逆に、図3a3-a2-a1に示すように、図3a1のディスプレイパネル3が開状態にある状態から開閉アクチュエータによってスライダ11を後方に引き込んでいくと、ディスプレイパネル3は、スライダ11の前端に連結された下端が後方に移動すると共に、上端に連結されたガイドピン33のガイド溝21によるガイドによって、姿勢を正立した姿勢に戻していき、図3a1のディスプレイパネル3は閉状態に復帰する。
ここで、開検出リミットスイッチ12はディスプレイパネル3の開状態への遷移の完了を検出するためのリミットスイッチであり、ディスプレイパネル3の開状態となる位置までスライダ11が後方より前方に移動してくるとスライダ11の上辺に設けた凸部によって押し上げられオンとなる。また、閉検出リミットスイッチ13はディスプレイパネル3の閉状態への遷移の完了を検出するためのリミットスイッチであり、ディスプレイパネル3の閉状態となる位置までスライダ11が前方より後方に移動してくるとスライダ11の上辺に設けた凸部によって押し上げられオンとなる。
そして、車載装置10においては、この開検出リミットスイッチ12と閉検出リミットスイッチ13のオン/オフの検出値に応じて現在のディスプレイパネル3の開状態/閉状態の識別や、ディスプレイパネル3の状態を開状態と閉状態との間で遷移させるための開閉アクチュエータの制御が行われる。
以上、車載装置10のディスプレイパネル3の開閉について説明した。
次に、ディスプレイパネル3が開状態にあるときに、ブラケット4のネジの操作を可能とする構成について説明する。
図4aは、ディスプレイパネル3が開状態にあるときに車載装置10を前方より見たようすを表している。
図示するように、ディスプレイパネル3が開状態にあるときに露出するサブパネル2の前面には、CDやDVDなどの記録ディスクやメモリカードのスロットなどが設けられており、ユーザは、記録ディスクやメモリカードの脱着を行うときに、ディスプレイパネル3を開状態として、記録ディスクやメモリカードの脱着を行う。
また、サブパネル2には左右の両側部に縦長の目隠蓋22が着脱可能に付設されている。
ここで、図4bに目隠蓋22をサブパネル2から取り外したようすを示すように、サブパネル2には左右の両側部に縦長の孔である孔領域23が設けられており、目隠蓋22は、この孔領域23を覆って目隠しする部材である。
また、サブパネル2の孔領域23は、前方から(車室側から)見て、取付スペース100内の本体部1の左右のスペースのおおよそに重なるサイズと配置で設けられている。
したがって、サブパネル2から目隠蓋22を取り外すと、図4bに示すように、孔領域23を介して、本体部1の左右に配置しているブラケット4が前方に対して露出し、図4cに示すように、本体部1が取付スペース100に収容された状態にある車載装置10のブラケット4のネジの操作、すなわち、ブラケット4の孔41を通って自動車側のネジ孔に螺合しているネジの取り外しや、ブラケット4の孔41にネジを通しての自動車側のネジ穴へのネジのネジ止めを、車室側より行うことができるようになる。
ここで、以上のような目隠蓋22は、サブパネル2に着脱可能に取り付ける代わりに、図5に示すように、目隠蓋22が孔領域23を覆う位置と目隠蓋22が孔領域23を覆わずに孔領域23が露出する位置との間を左右方向にスライド可能に、サブパネル2に支持されるものとしてもよい。
また、この場合には、目隠蓋22を左右方向に移動する左右移動アクチュエータを本体部1に内蔵し、左右移動アクチュエータによって目隠蓋22の移動を行うようにしてもよい。
なお、サブパネル2の孔領域23は、必ずしも、サブパネル2の後方の本体部1の左右のスペース100のおおよそに重なるサイズと配置とする必要はなく、前方から(車室側から)、孔領域23を介して、ブラケット4の孔41を通すネジを操作できるものであれば、任意のサイズと任意の配置として良い。また、前方から、孔領域23を介して、ブラケット4の孔41を通すネジを操作できるものであれば、孔領域23の個数も任意としてよい。
以上、ディスプレイパネル3が開状態にあるときに、ブラケット4のネジの操作を可能とする構成について説明した。
さて、車載装置10を自動車に装着する前には、車載装置10に自動車から電源は供給されていない。一方で、車載装置10を自動車に装着する際には、上述のようにディスプレイパネル3を開状態に遷移させ、ブラケット4のネジの操作を可能としておく必要がある。
そこで、本実施形態では、図6に示すように、車載装置10をUSBインタフェースを備えた装置とし、車載装置10にUSB接続したUSBホスト装置20から車載装置10に電源を供給することにより、車載装置10を自動車に装着する前であってもディスプレイパネル3を開状態に遷移させることができるようにしている。
図7に、車載装置10とUSBホスト装置20の機能ブロック構成を示す。
図示するように、USBホスト装置20は、表示部201、入力部202、制御部203、USBインタフェース204、USBインタフェース204を介した外部給電を行う給電部205を備えている。
また、車載装置10は、USBインタフェース101、電源コネクタ102、電源部103、取付時開閉制御部104、上述した開閉アクチュエータ105、上述した操作キー32、上述したタッチパネルディスプレイ31、その他の機能ブロック106を備えている。
このような構成において車載装置10の電源部103は、電源コネクタ102から車載装置10に電源が供給されている場合には、電源コネクタ102から供給される電源を車載装置10の動作電源として車載装置10の各部に供給する。一方、電源コネクタ102から電源が供給されておらず、USBインタフェース101から電源が供給されている場合には、USBインタフェース101から供給される電源を車載装置10の動作電源として車載装置10の各部に供給する。
USBホスト装置20の制御部203は、ユーザの所定の操作に応じて、リモート制御アプリケーションの実行を開始する。実行を開始したリモート制御アプリケーションは、車載装置10がUSBホスト装置20にUSB接続されている場合には、図6に示すような、車載装置10への給電開始及び車両着脱モードへの移行の要否をユーザから受け付ける画面を表示部201に表示し、車載装置10への給電開始及び車両着脱モードへの移行の要をユーザから受け付けたならば、給電部205にUSBインタフェース204を介した給電を開始させる。
また、USBホスト装置20の制御部203は、車載装置10への給電開始及び車両着脱モードへの移行の要をユーザから受け付けたならば、USB接続を介して車載装置10の取付時開閉制御部104に、車両着脱モードへの移行を指示する。
そして、車両着脱モードへの移行を指示された車載装置10の取付時開閉制御部104は、開閉アクチュエータ105を制御して、ディスプレイパネル3の状態を開状態に移行する。
ただし、車載装置10の取付時開閉制御部104は、電源コネクタ102またはUSBインタフェース101を介して電源が供給されている状態においては、所定のシーケンスでタッチパネルディスプレイ31へのタッチや操作キー32の操作による車両着脱モードへの移行の指示をユーザから受け付けて、ディスプレイパネル3の状態の開状態への移行を行うようにしてもよい。
すなわち、たとえば、車載装置10の電源コネクタ102に電源ラインが接続されたときに、車載装置10の他の全ての信号端子に信号線が接続されていなかった場合に、タッチパネルディスプレイ31に車両着脱モードへの移行の要否を問い合わせる画面を表示し、タッチパネルディスプレイ31へのユーザのタッチによる車両着脱モードへの移行の指示を受け付けて、ディスプレイパネル3の状態の開状態への移行を行うようにしてもよい。
また、車載装置10に、上述のように目隠蓋22を左右方向に移動する左右移動アクチュエータを設けた場合には、車載装置10の取付時開閉制御部104は、車両着脱モードへの移行の指示を受け付けたならば、左右移動アクチュエータを制御して、目隠蓋22をサブパネル2の孔領域23が露出する位置に目隠蓋22を移動するようにする。
なお、目隠蓋22を左右に移動する機構を上記したディスプレイパネル3を開閉する機構と連動する機構として、開閉アクチュエータ105と左右移動アクチュエータとして一つのアクチュエータを共用するようにしてもよい。
または、目隠蓋22はこれを設けずに、ディスプレイパネル3を開状態とするだけで孔領域23が露出するものとしても良い。
以上、本発明の実施形態について説明した。
ところで、以上の実施形態では、ディスプレイパネル3が回転を伴う移動を行って開閉する車載装置10への適用について示したが、ディスプレイパネル3は他の形態の移動、たとえば、上下方向や左右方向へのスライドにより、サブパネル2の前面を覆う状態とサブパネル2の前面を露出させる状態との間を遷移するものであってもよい。
また、本実施形態は、ブラケット4が、本体部1の上下に設けられている場合でも、サブパネル2の孔領域23をブラケット4の孔41に対応する位置に移動することにより、同様に適用することができる。
また、実際の実施において必要のない場合には、サブパネル2は、これを設けなくても良い。
以上のように、本実施形態によれば、閉状態で本体部1の前方で正立したディスプレイパネル3の大きさを、前後方向に見て当該ディスプレイパネル3が本体部1やブラケット4に重なる大きさとしても、ディスプレイパネル3を開状態とすると、ディスプレイパネル3がブラケット4の孔41の周辺と前後方向に重ならなくなるので、取付スペース100に本体部1を収容した状態で、サブパネル2の孔領域23を介して、または、サブパネル2を設けない場合には直接、ブラケット4の取付スペース100への固定/取り外しの作業を支障なく行えるようになる。
よって、本実施形態によれば、ディスプレイパネル3の大きさを、前後方向に見て当該ディスプレイパネル3が本体部1やブラケット4に重なる大きさまで拡大することができる。
1…本体部、2…サブパネル、3…ディスプレイパネル、4…ブラケット、10…車載装置、11…スライダ、12…開検出リミットスイッチ、13…閉検出リミットスイッチ、20…USBホスト装置、21…ガイド溝、22…目隠蓋、23…孔領域、31…タッチパネルディスプレイ、32…操作キー、33…ガイドピン、41…孔、100…取付スペース、101…USBインタフェース、102…電源コネクタ、103…電源部、104…取付時開閉制御部、105…開閉アクチュエータ、106…機能ブロック、201…表示部、202…入力部、203…制御部、204…USBインタフェース、205…給電部。

Claims (9)

  1. 自動車に設けられている収容部に装着される車載装置であって、
    前記収容部に収容される本体部と、
    本体部を前記収容部に収容した状態で前記収容部に対して固定される取付部を有する、本体部の左右上下のいずれかの面から突出した連結部材と
    前記本体部の前方に配置されたディスプレイパネルとを有し、
    前記ディスプレイパネルは、前記本体部の前方で正立し、前後方向に見て当該ディスプレイパネルが前記本体部と前記連結部材とに重なる第1の状態と、位置と姿勢の少なくとも一方が前記第1の状態とは異なる第2の状態との間を遷移可能に前記本体部によって支持されており、
    前記第2の状態において、前記ディスプレイパネルは、前後方向に見て前記取付部と重ならず、
    前記取付部は、前記自動車の車室側よりネジを通す孔であるネジ用孔を有し、当該取付部は、前記ネジ用孔を通したネジを前記収容部が備えるネジ穴に螺合することにより前記収容部に対して固定されることを特徴とする車載装置。
  2. 請求項1記載の車載装置であって、
    前記ディスプレイパネルの後方において、前記本体部の前面に固定されたサブパネルを有し、
    当該サブパネルには、前後方向に見て前記取付部と重なる範囲を含む領域を開口の範囲とする孔である開口部が設けられていることを特徴とする車載装置。
  3. 請求項2記載の車載装置であって、前記サブパネルに着脱自在に設けられた、取付時に前記開口部を覆う目隠蓋を有することを特徴とする車載装置。
  4. 請求項2記載の車載装置であって、
    前記サブパネル前記開口部を覆う位置と、前記サブパネルの前記開口部を露出させる位置との間を移動可能に、前記サブパネルに支持された目隠蓋を有することを特徴とする車載装置。
  5. 請求項4記載の車載装置であって、
    前記サブパネルの前記開口部を覆う位置と、前記サブパネルの前記開口部を露出させる位置との間で、前記目隠蓋を移動させる移動手段を有することを特徴とする車載装置。
  6. 請求項1、2、3、4または5記載の車載装置であって、
    前記ディスプレイパネルの前記第2の状態は、前記第1の状態の当該ディスプレイパネルの姿勢に対して傾いている姿勢で、前記本体部の前方に位置している状態であることを特徴とする車載装置。
  7. 請求項1、2、3、4、5または6記載の車載装置であって、
    前記ディスプレイパネルの状態を前記第1の状態と前記第2の状態との間で遷移させる遷移手段を有することを特徴とする車載装置。
  8. 請求項7記載の車載装置であって、
    給電機能を備えた通信インタフェースを備え、
    前記遷移手段は、前記通信インタフェースから給電される電力を用いて、前記ディスプレイパネルの状態を前記第1の状態から前記第2の状態に遷移させることを特徴とする車載装置。
  9. 請求項8記載の車載装置であって、
    前記遷移手段は、前記通信インタフェースを介して受信した命令に従って、前記ディスプレイパネルの状態を前記第1の状態から前記第2の状態に遷移させることを特徴とする
    車載装置。
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