JP6679163B2 - ラベル製造装置 - Google Patents

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本発明は、連続基材上に順次形成されるラベルの良品、不良品を判別し、不良品を排除するラベル製造装置に関する。
近年、大量の製品にラベル貼付する場合に、連続台紙上にラベルを形成していき、良品のラベルのみを順次製品に貼付することが行われている。そして、連続台紙上に形成されたラベルを良品のみとする場合に、形成されたラベルを全品検査し、判別した不良品のラベルを容易かつ確実に排除し、排除した位置に良品のラベルを補充する必要がある。
従来、ラベル製造において不良品ラベルを排除するものとして、種々の技術が提案されている。例えば、特許文献1には、連続状のラベル用紙に連続して形成されたRFIDラベルとの通信状態により良否を判定し、剥離ローラにより不良と判定したRFIDラベルを台紙から剥離してトレイに回収するRFIDラベル検品装置が提案されている。
また、例えば特許文献2には、リーダ/ライタにおいて、剥離紙に貼付されたICラベルの良品/不良品を検査し、その後、不良ラベル回収ローラによって、不良品であるとされたICラベルを剥離紙から剥離して回収し、また、不良ラベル回収ローラにて回収されたICラベルを、不良ラベル回収紙によって不良ラベル回収ローラから剥離して回収するラベル貼付装置が提案されている。
特開2006−163838号公報 特開2008−114904号公報
しかしながら、特許文献1では、不良のRFIDラベルを台紙から剥離してトレイに回収するにあたり、剥離されたRFIDラベルの粘着層で当該トレイに移行されず確実な受け渡しが行われない場合があるという問題がある。また、特許文献2における不良ラベル回収ローラは、不良ラベル回収ローラには不良ラベルが全面で接着されており、当該不良ラベルの不良ラベル回収ローラより不良ラベル回収紙への受け渡しができない場合が生じるという問題がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、不良ラベルを確実に受け渡して回収させるラベル製造装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、少なくとも連続状の剥離体上に剥離自在にラベル本体が連続状で形成され、型抜きされて搬送される連続ラベル上の、当該各ラベル本体が良品か否かが検査されて不良品と判別されている不良ラベルを不良ラベル除去手段により除去するラベル製造装置であって、前記不良ラベル除去手段は、周面上に第1粘着部及び非粘着部が回転方向に沿って形成され、回転しながら前記不良ラベルのラベル本体側の搬送方向先端側を当該第1粘着部により接着保持し、後端側を当該非粘着部に位置させて前記剥離体より剥離させる不良ラベル取得ローラと、周面上に第2粘着部が形成され、前記不良ラベル取得ローラと共に回転しながら当該不良ラベル取得ローラに接着保持された不良ラベルのラベル粘着層側の前記非粘着部に位置された後端側を当該第2粘着部で接着保持して回収する不良ラベル回収ローラと、を有する構成とする。
本発明によれば、ラベル製造における工程中の不良ラベル除去手段に、不良ラベル取得ローラ及び不良ラベル回収ローラを備えさせて、不良ラベル取得ローラの周面上に第1粘着部及び非粘着部を回転方向に沿って形成し、回転しながら不良ラベルのラベル本体側の搬送方向先端側を当該第1粘着部により接着保持し、後端側を当該非粘着部に位置させて前記剥離体より剥離させ、不良ラベル回収ローラの周面上に第2粘着部が形成され、不良ラベル取得ローラと共に回転しながら当該不良ラベル取得ローラに接着保持された不良ラベルのラベル粘着層側の非粘着部に位置された後端側を当該第2粘着部で接着保持して回収するする構成とすることにより、不良ラベル取得ローラで確実に不良ラベルを接着保持させ、不良ラベル回収ローラに確実に受け渡すことができるものである。
本発明に係るラベル製造装置の概略構成図である。 図1の不良ラベル除去手段の説明図である。 図1の連続ラベルの説明図である。 図1及び図2の不良ラベル除去の動作説明図(1)である。 図1及び図2の不良ラベル除去の動作説明図(2)である。 図1及び図2の不良ラベル除去手段の他の構成の説明図(1)である。 図1及び図2の不良ラベル除去手段の他の構成の説明図(2)である。
以下、本発明の実施形態を図により説明する。本実施形態では、ラベルについて、RFIDラベルのように通信機能を備えるICラベルとして説明するが、例えば所定の情報が印刷された印刷ラベルについても適用することができるものである。また、本実施形態では、剥離体上にICラベル(ICモジュール)を一列で形成される場合を示したが、多列に形成させる場合に対して当該一列に対する構成部分を列ごとに配置することにより適用することができるものである。なお、「ICラベル」の用語は、型抜き後のものとして使用すると共に、型抜きされる以前もの、すなわちICラベルの主要素であるICモジュールを含む領域のものとしても使用する。
図1に本発明に係るラベル製造装置の概略構成図を示すと共に、図2に図1の不良ラベル除去手段の説明図を示し、図3に図1の連続ラベルの説明図を示す。図1において、ラベル製造装置11は、装置全体を制御する制御手段は図示しないが、連続ラベル供給部12より図3で説明する連続ラベル31が供給されるもので、搬送方向上にラベル検査部13、型抜き手段及び搬送ローラ16(16A,16B)が配置される。上記ラベル検査部13は、連続ラベル31上に形成されたICラベル36の主要素であるICモジュール35と通信を行い、良品か否かを判別する。なお、連続ラベル供給部12より供給される連続ラベル31が、ラベル製造工程中の前段階の工程で良否が事前検査され、当該検査結果を用いる場合には上記ラベル検査部13は不要となる。
上記型抜き手段は、型抜き刃14及び連続ラベル31を挟んで設けられる受け胴15で構成される。型抜きは剥離体32ではハーフカット状態(第1型抜き刃14及び第2型抜き刃16の剥離体32までのオーバシュート駆動状態)で行われる。上記搬送ローラ16A,16Bからは、分かれて良品及び不良品の総てのICラベルが型抜きされた後のカスと称されるラベル表面体34の不要体が不要体巻取部17で巻き取られる一方、剥離体(32)上で型抜きされた良品及び不良品の総てのICラベルが接着されて搬送される。
上記剥離体32の搬送方向上に、後述する不良ラベル除去手段、ラベル検知部18、良品ラベル補充部19が配置される。当該ラベル検知部18は、不良ラベルが除去された後の当該ラベルが存在していた空白領域の位置を検知するもので、検知精度は別として、例えば良品として搬送されてきたICラベル(36)の先端を検知し、次のICラベルの先端を検知したときの時間で空白領域か否かを判別させ、空白領域の場合に次工程の良品ラベル補充部19に対して当該先のICラベルの先端検知から所定時間後に良品のICラベルを補充させるように制御することにより実現することができる。また、良品ラベル補充部19は、ラベル検知部18で検知された位置に良品のICラベルを貼付して補充するものであり、従前より知られているインレット貼付機構等を適用することができ、ここでは説明を省略する。そして、上記良品ラベル補充部19で良品のICラベルが補充された上記剥離体32を巻き取る剥離体巻取部20が配置されるものである。
ところで、図1の構成中、ラベル検知部18及び良品ラベル補充部19を設けずに、不良品のICラベル36Aが除去された状態のラベルロールとしてもよい。この場合、良品ラベル補充は、別装置にてエンコード、補充、検査の工程で総て良品のICラベル36のラベルロールが作製されるものである。
なお、上記良品ラベル補充部19で良品のICラベルが補充された上記剥離体32に対し、斜め下方に搬送させるローラを介して鋭角に搬送方向を変えるラベル剥離部を配置し、その搬送方向上に剥離体巻取部20を配置し、一方、台紙供給部より剥離剤が形成されている台紙をラベル剥離部に近接させて搬送させて巻き取らせる台紙巻取部を配置する構成を加えてもよく、当該台紙上にラベル剥離部より剥離された良品のICラベルを転着させることとしてもよい。
上記不良ラベル除去手段は、不良ラベル取得ローラ26及び不良ラベル回収ローラ27により構成され、適宜送りローラ28を備える。図2において、不良ラベル取得ローラ26は、連続ラベル31側と不良ラベル回収ローラ27側との間で移動自在であり、周面上に第1粘着部26A及び非粘着部26Bが、回転方向に沿って例えば約半分ずつの領域で形成される。この実施形態では、当該不良ラベル取得ローラ26は、連続ラベル側と不良ラベル回収ローラ27側とに移動自在(駆動系は省略する)とする。
また、不良ラベル取得ローラ26は、図示しない駆動制御系により時計方向及び反時計方向に回転制御されるもので、不良ICラベル(36A)をその搬送方向と順方向(図面上では反時計方向)に回転しながら、不良ICラベル(36A)のラベル本体側となるラベル表面体(34)側の搬送方向先端側を当該第1粘着部26Aにより接着保持して剥離体(32)より剥離する。なお、不良ラベル取得ローラ26に形成される第1粘着部26A及び非粘着部26Bとの境界部分は、図では段差を形成させたものとして示しているが、段差のない状態で形成させてもよい。
上記不良ラベル回収ローラ27は、図示しない駆動制御系により反時計方向又は時計方向(不良ラベル取得ローラ27の不良ICラベルの接着保持時の回転方向と逆の回転方向であり、図面上では反時計方向)に回転制御されるもので、周面上の全領域(軸方向上の一部であってもよい)に第2粘着部27Aが形成される。すなわち、不良ラベル回収ローラ27は、不良ラベル取得ローラ26と共に回転しながら、当該不良ラベル取得ローラ26に接着保持された不良ICラベル(36A)のラベル粘着層(33)側の上記非粘着部26Bに位置された搬送方向後端側を当該第2粘着部27Aで接着保持して回収する。この場合、第2粘着部27Aで接着した段階で、図面上、不良ラベル回収ローラ27が反時計方向に回転されると同時に、不良ラベル取得ローラ26が時計方向に回転される。これらの動作形態は、図4及び図5で説明する。
ここで、上記連続ラベル31は、図3(A)、(B)に示すように、剥離基体32Aに剥離剤32Aが形成されている連続状の剥離体32(剥離剤32B)上にラベル粘着層33を介してラベル本体となるICチップ及びアンテナで構成されるICモジュール35(後にこれが含まれた領域で型抜きされてICラベル36となる)が所定間隔で連続状に形成されたものである。当該ICモジュール35は、設定された距離で配置された上記ラベル検査部13と通信を行い、良品であるか否かが判別される。そして、ICモジュール35上にラベル基体34A及び粘着層34Bで構成されるラベル表面体34が接着されたものである。なお、連続ラベル31として、ラベル表面体34のラベル基体34Aを、ICモジュール35を形成する単位のラベル基材としてもよく、当該ラベル基材にエッチングアンテナを形成させる場合には上記粘着層34を必要とし、印刷アンテナを形成させる場合には当該粘着層34は不要となる。上記ICモジュール35が良品であるか不良品であるかを問わず、型抜き刃14により周囲に型抜き線41が形成されて型抜きされる。
そこで、図4及び図5に、図1及び図2の不良ラベル除去の動作説明図を示す。なお、不良ラベル取得ローラ26及び不良ラベル回収ローラ27の回転方向は、連続ラベル(剥離体32)の搬送方向を図面上で左から右方向とした場合として示すが、当該搬送方向が右から左方向ならば逆となる。このことは後述の図6及び図7においても同様である。
まず、不良ラベル取得ローラ26は、図4(A)に示すように、不良ラベル回収ローラ27側に位置される。搬送される剥離体32上のICラベルがラベル検査部13で良品と判別され、当該良品のICラベル36の通過時には不良ラベル取得ローラ26は不動状態で当該良品のICラベル36の通過を待つ。
図4(B)に示すような不良ラベル36Aの通過時には、図4(C)に示すように、不良ラベル取得ローラ26が連続ラベル(連続状の剥離体32)側に移動され、第1粘着部26Aの下端側により当該不良ICラベル36Aのラベル本体側となるラベル表面体34側の搬送方向先端側を接着させると同時に当該不良ラベル取得ローラ26を反時計方向に回転させる。すなわち、上記第1粘着部26Aとラベル表面体34との粘着力は、不良ICラベル36Aのラベル粘着層33と剥離体32との粘着力より強いために、図4(D)に示すように、不良ラベル回収ローラ27の回転により当該不良ICラベル36Aは剥離体32より剥離されていく。
不良ICラベル36Aの全部の剥離後では、図4(E)に示すように、不良ICラベル36Aの長さ方向(搬送方向)でその搬送方向先端側が不良ラベル取得ローラ26の第1粘着部26Aの下端側で接着状態となり、後端側が非粘着部26Bとの位置関係で非接着状態となる。
不良ラベル取得ローラ26の反時計方向の回転により、図5(A)に示すように、搬送方向先端側が接着状態となった不良ICラベル36Aの非粘着部26Bで非接着状態の後端側が上側(不良ラベル回収ローラ27側)となるタイミングで一旦停止させ、図5(B)に示すように、不良ラベル回収ローラ27側に移動させる。これによって、不良ラベル取得ローラ26の接着保持された不良ICラベル36Aの非粘着部26Bに位置された後端側のラベル粘着層33と不良ラベル回収ローラ27の第2粘着部27Aとが接着状態となる。
この時、図5(C)に示すように、不良ラベル取得ローラ26を時計方向に回転させると共に、不良ラベル回収ローラ27を反時計方向に回転させる。すなわち、回転当初においては、上記第2粘着部27Aとラベル粘着層33とで接着される不良ICラベル36Aの後端側は不良ラベル取得ローラ26では非粘着部26Bにより非接着となっており、上記両者の回転により、当該不良ICラベル36Aは不良ラベル取得ローラ26より不良ラベル回収ローラ27に対して確実に受け渡しが開始され、第2粘着部27Aとラベル粘着層33との粘着力が第1粘着部26Aとラベル表面体34との粘着力より強いために当該不良ICラベル36Aは不良ラベル取得ローラ26より剥離されていき、全部の剥離によって、図5(D)に示すように、不良ICラベル36Aが当該不良ラベル回収ローラ27に回収されることとなるものである。
このように、不良ラベル取得ローラ26で確実に不良ICラベル36Aを接着保持させ、不良ラベル回収ローラ27に確実に受け渡すことでできるものである。
次に、図6及び図7に、図1及び図2の不良ラベル除去手段の他の構成の説明図を示す。この実施形態は、不良ラベル取得ローラ26を連続ラベル(剥離体32)側に位置固定として上記反時計方向及び時計方向に回転制御されるものとし、不良ラベル回収ローラ27を不良ラベル取得ローラ26側に移動自在として上記反時計方向に回転制御されるものとして示しており、不良ラベル取得ローラ26の第1粘着部26A及び非粘着部26B並びに不良ラベル回収ローラ27の第2粘着部27Aの構成は同様である。
図6(A)において、まず、不良ラベル取得ローラ26は、連続ラベル(剥離体32)側に位置され、その非粘着部26Bが剥離体32側となるような回転位置とされる。すなわち、搬送される剥離体32上のICラベルがラベル検査部13で良品と判別され、当該良品のICラベル36の通過時には当該ICラベル36に不良ラベル取得ローラ26の非粘着部26Bが対向されており、そのまま当該良品のICラベル36の通過を待つ。
不良ラベル36Aの通過時には、図6(B)に示すように、不良ラベル取得ローラ26を時計方向に回転させて第1粘着部26Aの下端側により当該不良ICラベル36Aのラベル本体側となるラベル表面体34側の搬送方向先端側と接着させた後に、当該不良ラベル取得ローラ26を反時計方向に回転させる。すなわち、上記第1粘着部26Aとラベル表面体34との粘着力は、不良ICラベル36Aのラベル粘着層33と剥離体32との粘着力より強いために、図6(C)に示すように、不良ラベル回収ローラ27の回転により当該不良ICラベル36Aは剥離体32より剥離されていく。
不良ICラベル36Aの全部の剥離後では、図6(D)に示すように、不良ICラベル36Aの長さ方向(搬送方向)でその搬送方向先端側が不良ラベル取得ローラ26の第1粘着部26Aの下端側で接着状態となり、後端側が非粘着部26Bとの位置関係で非接着状態となる。
不良ラベル取得ローラ26の反時計方向の回転により、図7(A)に示すように、搬送方向先端側が接着状態となった不良ICラベル36Aの非粘着部26Bで非接着状態の後端側が上側(不良ラベル回収ローラ27側)となるタイミングで一旦停止させ、不良ラベル回収ローラ27を不良ラベル取得ローラ26側に移動させる。これによって、不良ラベル取得ローラ26の接着保持された不良ICラベル36Aの非粘着部26Bに位置された後端側のラベル粘着層33と不良ラベル回収ローラ27の第2粘着部27Aとが接着状態となる。
この時、図7(B)に示すように、不良ラベル取得ローラ26を時計方向に回転させると共に、不良ラベル回収ローラ27を反時計方向に回転させる。すなわち、回転当初においては、上記第2粘着部27Aとラベル粘着層33とで接着される不良ICラベル36Aの後端側は不良ラベル取得ローラ26では非粘着部26Bにより非接着となっており、上記両者の回転により、当該不良ICラベル36Aは不良ラベル取得ローラ26より不良ラベル回収ローラ27に対して確実に受け渡しが開始される。
そして、第2粘着部27Aと不良ICラベル36Aのラベル粘着層33との粘着力が第1粘着部26Aと不良ICラベル36Aのラベル表面体34との粘着力より強いために当該不良ICラベル36Aは不良ラベル取得ローラ26より剥離されていき、全部の剥離後に、図7(C)に示すように、不良ラベル取得ローラ26は非粘着部26Bが連続ラベル(剥離体32)側に対向する位置まで回転されて停止され、不良ラベル回収ローラ27を上方に移動させることで不良ICラベル36Aが当該不良ラベル回収ローラ27に回収されることとなるものである。
このように、不良ラベル取得ローラ26を位置固定し、不良ラベル回収ローラ27を不良ラベル取得ローラ26に対して移動自在とさせることによっても、同様に不良ラベル取得ローラ26で確実に不良ICラベル36Aを接着保持させ、不良ラベル回収ローラ27に確実に受け渡すことでできるものである。
ところで、上記2つの実施形態のほか、別の実施形態として、不良ラベル取得ローラ26と不良ラベル回収ローラ27とを接触状態とすると共に、送りローラ28上で搬送される連続ラベル側を不良ラベル取得ローラ26側に移動自在することとしてもよい。すなわち、良品のICラベル36の通過時には当該連続ラベルを不良ラベル取得ローラ26と非接触状態の位置とし、不良ICラベル26Aの通過時に当該連続ラベルを移動させて不良ラベル取得ローラ26に接触させることで不良ICラベル36Aを当該不良ラベル取得ローラ26に取得させるものである。当該連続ラベルを移動させる手段としては、例えば、送りローラ28の上流側及び下流側で、かつ、ICラベル36側にそれぞれガイドローラを配置させ、当該送りローラ28及び各ガイドローラを移動駆動することにより実現することができる。
上記各実施形態における不良ICラベル36Aの取得、受け渡しに関する駆動移動を総括すると、連続ラベル(剥離体32)より不良ラベル36Aを剥離させるときには、当該連続ラベル及び不良ラベル取得ローラ26の少なくとも何れかを移動自在として接触状態とさせる。また、不良ラベル36Aを不良ラベル取得ローラ26から不良ラベル回収ローラ27に受け渡すときには、当該不良ラベル取得ローラ26及び不良ラベル回収ローラ27の少なくとも何れかを移動自在として接触状態とさせるものである。
本発明のラベル製造装置は、通常ラベル、ICラベルを連続的に形成する装置の製造、販売、使用等の産業に利用可能である。
11 ラベル製造装置
12 連続ラベル供給部
13 ラベル検査部
14 型抜き手段
15 受け胴
16 搬送ローラ
17 不要体巻取部
18 ラベル検知部
19 良品ラベル補充部
20 剥離体巻取部
26 不良ラベル取得ローラ
26A 第1粘着部
26B 第1非粘着部
27 不良ラベル回収ローラ
27A 第2粘着部
28 送りローラ
31 連続ラベル
32 剥離体
33 ラベル粘着層
34 ラベル表面体
35 ICモジュール
35A 不良品ICラモジュール
36 ICラベル
36A 不良ICラベル
41 型抜き線

Claims (1)

  1. 少なくとも連続状の剥離体上に剥離自在にラベル本体が連続状で形成され、型抜きされて搬送される連続ラベル上の、当該各ラベル本体が良品か否かが検査されて不良品と判別されている不良ラベルを不良ラベル除去手段により除去するラベル製造装置であって、
    前記不良ラベル除去手段は、
    周面上に第1粘着部及び非粘着部が回転方向に沿って形成され、回転しながら前記不良ラベルのラベル本体側の搬送方向先端側を当該第1粘着部により接着保持し、後端側を当該非粘着部に位置させて前記剥離体より剥離させる不良ラベル取得ローラと、
    周面上に第2粘着部が形成され、前記不良ラベル取得ローラと共に回転しながら当該不良ラベル取得ローラに接着保持された不良ラベルのラベル粘着層側の前記非粘着部に位置された後端側を当該第2粘着部で接着保持して回収する不良ラベル回収ローラと、
    を有することを特徴とするラベル製造装置。
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