JP6677342B2 - 電気製品の筐体 - Google Patents

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Description

この発明は、電気製品の筐体に関するものである。
電気製品の筐体においては、筐体内に電源コードを収納する電源コード収納部が設けられ、この収納部に対し蓋が開閉可能に設けられ、蓋の電源コード収納部側の側面に電源コードを巻き付けるためのガイドを設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
日本実開平05−018069号公報
電気製品の中には、電源コードとしてキャブタイヤコードを使用しているものもある。電源コードがキャブタイヤコードであった場合、一般的にキャブタイヤコードは、いわゆるビニル平型コードと比較して、太くて柔軟性が低い。したがって、特許文献1に示されるような電気製品の筐体においては、キャブタイヤコードをガイドに巻き付けることが困難である。また、キャブタイヤコードを無理にガイドに巻き付けると、キャブタイヤコードを傷めてしまうおそれがある。さらに、例えば、BFタイプ等のサイズが大きいプラグを収納するのも困難である。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものである。その目的は、ビニル平型コードと比較して太くて柔軟性が低いキャブタイヤコード等を使用した電源コードであっても、コードを傷めることなく容易に収納することができる電気製品の筐体を得ることにある。
この発明に係る電気製品の筐体は、電気製品の外装をなす外ケースと、前記外ケースに形成され、前記電気製品の電源コードを収納するための凹状のコード収納部と、前記コード収納部を開閉自在に塞ぐ蓋部と、を備え、前記蓋部は、前記蓋部の下側が前記外ケースに回転可能に軸支されて、前記蓋部が開いた状態で前記蓋部の上側が前記外ケースから離間し、前記蓋部の少なくとも左右両側に設けられ、前記コード収納部の側へと突出した壁部と、前記電源コードのプラグ部を保持するプラグ保持部と、を備え、前記プラグ保持部は、前記蓋部が閉じた状態で前記プラグ部の栓刃が前記コード収納部の側へと突出するように前記プラグ部を保持し、前記コード収納部には、前記プラグ保持部に保持された前記プラグ部の前記栓刃が通る逃がし孔が形成される。
この発明に係る電気製品の筐体においては、ビニル平型コードと比較して太くて柔軟性が低いキャブタイヤコード等を使用した電源コードであっても、コードを傷めることなく容易に収納することができるという効果を奏する。
この発明の実施の形態1に係る電気製品の筐体を備えた除湿機の正面斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る除湿機のコード収納蓋部を閉じた状態を示す背面斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る除湿機のコード収納蓋部の開閉途中の状態を示す背面斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る除湿機のコード収納蓋部を開いた状態を示す背面斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る除湿機のコード収納蓋部を開いた状態を示す背面斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る除湿機のコード収納蓋部を開いた状態を示す側面図である。 この発明の実施の形態1に係るコード収納蓋部のホース蓋部を閉じた状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るコード収納蓋部に第1種電源コードを置いた状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るコード収納蓋部に第2種電源コードを置いた状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るコード収納蓋部のホース蓋部を開いた状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る除湿機のドレンホースを取り付けた状態を示す断面斜視図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一又は相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化又は省略する。なお、本発明は以下の実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
実施の形態1.
図1から図11は、この発明の実施の形態1に係るもので、図1は電気製品の筐体を備えた除湿機の正面斜視図、図2は除湿機のコード収納蓋部を閉じた状態を示す背面斜視図、図3は除湿機のコード収納蓋部の開閉途中の状態を示す背面斜視図、図4及び図5は除湿機のコード収納蓋部を開いた状態を示す背面斜視図、図6は除湿機のコード収納蓋部を開いた状態を示す側面図、図7はコード収納蓋部のホース蓋部を閉じた状態を示す斜視図、図8はコード収納蓋部に第1種電源コードを置いた状態を示す斜視図、図9はコード収納蓋部に第2種電源コードを置いた状態を示す斜視図、図10はコード収納蓋部のホース蓋部を開いた状態を示す斜視図、図11は除湿機のドレンホースを取り付けた状態を示す断面斜視図である。
ここでは、この発明の実施の形態1に係る筐体を備えた電気製品として除湿機1を例に挙げて説明する。除湿機1である電気製品の筐体は、前側外ケース100及び後側外ケース200を備えている。前側外ケース100及び後側外ケース200は、除湿機1(電気製品)の外装をなす外ケースである。図1及び図2に示すように、前側外ケース100は、除湿機1の前側半分の外装である。また、後側外ケース200は、除湿機1の後側半分の外装である。
前側外ケース100の上部には、操作パネル110が設けられている。操作パネル110は、除湿機1の使用者が操作するスイッチ等が備えられている。また、操作パネル110には、除湿機1の使用者に対して当該除湿機1の各種情報を表示する表示装置も設けられている。
後側外ケース200には、吸込口210及び吹出口220が形成されている。吸込口210は、除湿機1の内部に空気を取り込むための開口である。吸込口210は、後側外ケース200の背面部に配置されている。吹出口220は、除湿機1の外部に除湿後の空気を吹き出すための開口である。吹出口220は、後側外ケース200の上部に配置されている。
除湿機1は、ハンドル11を備えている。ハンドル11は、使用者が除湿機1を移動させる際に持つためのものである。ハンドル11は、例えば、後側外ケース200の上部に取り付けられている。ハンドル11は、後側外ケース200に対して回転させることができ、寝かせた状態と立たせた状態とにすることが可能である。使用しないときはハンドル11を寝かせておき、使用するときにハンドル11を立たせて使用者が掴むことができる。
図3から図5に示すように、後側外ケース200には、コード収納部230が形成されている。コード収納部230は、凹状に形成される。ここでは、コード収納部230は、正面視で矩形の有底箱状の凹みとして形成されている。そして、コード収納部230の後方側は開口されている。また、ここでは、コード収納部230は、後側外ケース200の背面部に向かって左側の下部に配置されている。コード収納部230は、除湿機1(電気製品)の電源コードを収納するためのものである。電源コードは、商用電源から電気製品である除湿機1を動作させるための電力を供給するためのものである。
図3から図5に示すのは、除湿機1(電気製品)の電源コードとして第1種電源コード400を備えた例である。第1種電源コード400は、第1種プラグ部410と第1種コード420とを備えている。第1種プラグ部410は、3本の栓刃を有するBFタイプのプラグである。第1種コード420は、キャブタイヤ型のコードである。第1種プラグ部410は、除湿機1の使用時に商用電源のコンセントに接続される。
図2から図4に示す例では、第1種電源コード400は、第1の電源コード出口201から後側外ケース200の外部に延びて設けられている。第1の電源コード出口201は、コード収納部230の外側に配置されている。具体的にここでは、第1の電源コード出口201は、後側外ケース200の背面部に向かって右側の下部に配置されている。つまり、第1種電源コード400は、コード収納部230の外側から後側外ケース200の外部に延びて設けられている。第1種コード420の一端に第1種プラグ部410が接続されている。第1種コード420の他端側は、第1の電源コード出口201から後側外ケース200の内部に入っている。
一方、図5に示す例では、第1種電源コード400は、第2の電源コード出口231から後側外ケース200の外部に延びて設けられている。第2の電源コード出口231は、コード収納部230の内側に配置されている。つまり、第1種電源コード400は、コード収納部230の内側から後側外ケース200の外部に延びて設けられている。
後側外ケース200には、コード収納蓋部300が設けられている。コード収納蓋部300は、コード収納部230を開閉自在に塞ぐ蓋部である。以下においては、コード収納蓋部300の各部について、図2に示すコード収納蓋部300が閉じた状態で、後側外ケース200の背面部に向かって見たときを基準にして、その上下左右の位置と方向を特定する。
コード収納蓋部300の下側は、後側外ケース200に回転可能に軸支されている。前述したように、図2に示すのは、コード収納蓋部300が閉じた状態である。図3に示すように、コード収納蓋部300は、後側外ケース200に対して軸支された下側の部分を中心にして回転することで、コード収納部230の開口を開閉する。そして、図4及び図5に示すように、コード収納蓋部300が開いた状態では、コード収納蓋部300の上側が後側外ケース200から離間する。
また、図6に示すように、除湿機1は、キャスター12を備えている。キャスター12は、例えば後側外ケース200の底面に取り付けられている。除湿機1は、同図に示すように、キャスター12が設置面Pに接触した状態で設置面P上に設置される。コード収納蓋部300が開いた状態でコード収納蓋部300の上側が設置面Pに接触し得るようになっている。コード収納蓋部300の下部は、設置面Pから一定距離だけ上方に離間した位置で、後側外ケース200に軸支されている。このため、コード収納蓋部300が開いてコード収納蓋部300の上側が設置面Pに接触した状態では、コード収納蓋部300の下側が高くコード収納蓋部300の上側が低くなるようにコード収納蓋部300が傾斜している。
次に、図7を参照しながらコード収納蓋部300の構成について説明する。同図に示すように、コード収納蓋部300は、全体として、正面視で矩形を呈する有底箱状である。コード収納蓋部300は、蓋主面部301、下側壁部311、左側壁部312、上側壁部313及び右側壁部314を備えている。蓋主面部301は、矩形平板状を呈する。蓋主面部301は、コード収納蓋部300が閉じた際に、コード収納部230の開口を塞ぐ部分である。
下側壁部311は、蓋主面部301の下縁部に沿って、蓋主面部301に対し直立して設けられる。左側壁部312は、蓋主面部301の左縁部に沿って、蓋主面部301に対し直立して設けられる。上側壁部313は、蓋主面部301の上縁部に沿って、蓋主面部301に対し直立して設けられる。そして、右側壁部314は、蓋主面部301の右縁部に沿って、蓋主面部301に対し直立して設けられる。図2から図6に示すように、コード収納蓋部300がコード収納部230に取り付けられると、下側壁部311、左側壁部312、上側壁部313及び右側壁部314は、蓋主面部301からコード収納部230の側へと突出した状態になる。
なお、これらの壁部は、コード収納蓋部300の少なくとも左右両側に設けられていればよい。すなわち、少なくとも左側壁部312と右側壁部314とが設けられていればよい。ただし、壁部は、コード収納蓋部300の左右両側と上側の三方に設けられることが好ましい。すなわち、左側壁部312と上側壁部313と右側壁部314とが設けられることが好ましい。ただし、ここで説明する図7から図10に示すように、コード収納蓋部300の上下左右の四方全てに壁部を設けることは妨げられない。
コード収納蓋部300は、一対の軸部321を備えている。軸部321は、左側壁部312と右側壁部314における下側壁部311寄りの位置にそれぞれ設けられている。軸部321は、左側壁部312と右側壁部314のそれぞれの外面から外方に突出した突起部である。軸部321は、コード収納蓋部300でコード収納部230を開閉する際に、後側外ケース200に対してコード収納蓋部300を回転させる回転軸となる部位である。軸部321をコード収納部230の軸支持部(図示せず)に係合させることで、コード収納蓋部300が後側外ケース200に取り付けられる。コード収納部230の軸支持部は、例えばコード収納部230の側壁部に形成される。
蓋主面部301には、プラグ保持部341、コードガイド部342、第1種プラグ用ガイド343及び第2種プラグ用ガイド344が設けられている。プラグ保持部341は、除湿機1の電源コードのプラグ部を保持するものである。コードガイド部342は、プラグ保持部341で除湿機1の電源コードのプラグ部を保持した際に、コードが配置される適切な方向を案内する。
第1種プラグ用ガイド343は、第1種電源コード400をコード収納蓋部300に置く際に、第1種プラグ部410を配置する向き及び位置を示している。ここでは、第1種プラグ用ガイド343は、例えば、適切な向き及び位置で配置された第1種プラグ部410の外形に合わせて線状に突起して設けられている。
コード収納蓋部300には、第1の切欠部331が形成されている。第1の切欠部331は、右側壁部314から蓋主面部301にかけて形成されている。すなわち、右側壁部314の下側壁部311寄りの部分は途切れており、右側壁部314に隙間が形成されている。そして、この右側壁部314の隙間に接続するようにして、蓋主面部301が半円状に欠けている。
以上のように構成された電気製品の筐体において、電気製品である除湿機1の電源コードをコード収納部230に収納する場合、使用者は、電源コードを直接にコード収納部230内に入れるのではなく、図4又は図5に示すようにまず電源コードをコード収納蓋部300に置き、その後にコード収納蓋部300を閉めることで、電源コードをコード収納部230内に収納することができる。
特に、電源コードとして第1種電源コード400のようなキャブタイヤ型のコードを使用している場合、コードの柔軟性が低い。このため、後側外ケース200の鉛直な側面に開口したコード収納部230内に、直接に電源コードを適切に収納するのは相当の困難を伴う。
これに対し、電源コードをコード収納蓋部300に置いた後にコード収納蓋部300を閉めて電源コードをコード収納部230内に収納するようにすることで、容易に電源コードをコード収納部230内に適切に収納することができる。この際、コード収納蓋部300には、少なくとも左側壁部312と右側壁部314とが設けられているため、コード収納蓋部300の蓋主面部301から電源コードがはみ出さないように容易に置くことができる。したがって、プラグが大きく太いキャブタイヤコードの第1種電源コード400であっても、コードを傷めることなく容易にコード収納部230に収納することができる。
このように、電源コードをコード収納部230に収納する場合、使用者は、まず、コード収納蓋部300を開く。前述したように、コード収納蓋部300の下側が、後側外ケース200に軸支されている。したがって、使用者がコード収納蓋部300を開くと、図3に示すように、コード収納蓋部300の上側が、除湿機1の後側にいる使用者の手前に倒れてくる。
そして、コード収納蓋部300が完全に開いた状態では、図4から図6に示すように、コード収納蓋部300の上側が、後側外ケース200から離間して除湿機1の設置面Pに接触する。前述したように、この状態では、コード収納蓋部300の下側が高くコード収納蓋部300の上側が低くなるようにコード収納蓋部300が傾斜している。このため、除湿機1の後側にいる使用者は、容易にコード収納蓋部300の内側に電源コードを置くことができる。また、コード収納蓋部300の上側が設置面Pに接触しているため、電源コードをコード収納蓋部300に収納する際に電源コードをコード収納蓋部300に強く押しつけても、除湿機1が移動や転倒することがなく、容易に電源コードを収納することができる。
また、図2に示すように、コード収納蓋部300が閉められた状態では、コード収納蓋部300は鉛直に立っている。したがって、図4から図6に示す状態でコード収納蓋部300に電源コードを置いた後、コード収納蓋部300を閉めるときには、コード収納蓋部300を徐々に起こしていく。この際、コード収納蓋部300の下側が軸となって回転するため、コード収納蓋部300の下側が後側外ケース200から離れることがない。
したがって、コード収納蓋部300が鉛直に近づくにつれてコード収納蓋部300からずれて落ちようとする電源コードは、コード収納部230内へと入るように落ちていく。このため、コード収納蓋部300を閉める過程で、コード収納部230から電源コードがはみ出してしまうことを抑制できる。
図8は、除湿機1の電源コードが前述した第1種電源コード400である場合に、この第1種電源コード400をコード収納蓋部300に置いた状態の一例を示すものである。同図に示すように、第1種プラグ部410の外形を第1種プラグ用ガイド343に合わせるようにし、かつ、栓刃が蓋主面部301とは反対側に向くようにして、第1種プラグ部410を配置する。このように第1種プラグ部410を配置すると、プラグ保持部341は、第1種プラグ部410の第1種コード420との接続部分を保持する。そして、緩く束ねた第1種コード420を、下側壁部311、左側壁部312、上側壁部313及び右側壁部314の内側に入れる。このように、コード収納蓋部300は、プラグ保持部341及び第1種プラグ用ガイド343、並びに、下側壁部311、左側壁部312、上側壁部313及び右側壁部314を備えることで、容易に蓋主面部301の内側に収まるように第1種電源コード400をコード収納蓋部300に置くことができる。
第1種電源コード400がコード収納部230の外側にある第1の電源コード出口201から後側外ケース200の外部に延びている場合、図8に示すように第1種コード420を第1の切欠部331を通した上で、第1種電源コード400がコード収納蓋部300に置かれる。このようにすると、図2に示すようにコード収納蓋部300を閉じた際に、第1の切欠部331を通して、第1種電源コード400がコード収納部230の外側からコード収納部230内に引き入れられる。すなわち、この場合には、第1の切欠部331は、除湿機1の未使用時にコード収納部230に電源コードを引き入れるための切欠部として機能している。したがって、除湿機1の運転中は余った電源コードをコード収納蓋部300に収納できないため、通電中の発熱による電源コードの損傷を防止することができる。
一方、第1種電源コード400が第2の電源コード出口231から延びている場合(図5)、除湿機1の使用時には、コード収納蓋部300を閉じた際に、第1の切欠部331を通して、第1種電源コード400をコード収納部230の内側から後側外ケース200の外側へと引き出すことができる。すなわち、この場合には、第1の切欠部331は、除湿機1の使用時にコード収納部230から電源コードを引き出すための切欠部として機能している。
図8に示すように、プラグ保持部341は、栓刃が蓋主面部301とは反対側に向くようにして第1種プラグ部410を保持する。この状態で図2のようにコード収納蓋部300を閉じると、第1種プラグ部410の栓刃はコード収納部230の側へと突出する。図3から図5に示すように、コード収納部230には、栓刃逃がし孔232が形成されている。栓刃逃がし孔232はコード収納蓋部300が閉じた状態で、プラグ保持部341に保持された第1種プラグ部410の栓刃が通る位置に配置されている。このようにすることで、コード収納部230の奥行きを、第1種プラグ部410の栓刃を除く部分の厚みを考慮して設定すればよい。したがって、コード収納部230の奥行きを小さくすることができる。
電気製品である除湿機1の電源コードは、除湿機1が使用される国、地域等に合わせて異なる種類のものを用いることができる。電源コードは、これまでに説明した第1種電源コード400の他に、例えば、図9に示すような第2種電源コード500であってもよい。第2種電源コード500は、第2種プラグ部510と第2種コード520とを備えている。第2種プラグ部510は、2本の栓刃を有するAタイプのプラグである。ここでは、第2種コード520がいわゆるビニル平型コードである例を示したが、これに限られない。第2種コード520は、例えばキャブタイヤ型コードであってもよい。
第1種プラグ部410と同じく、第2種プラグ部510は、除湿機1の使用時に商用電源のコンセントに接続される。また、第1種電源コード400と同じく、第2種電源コード500は、第1の電源コード出口201から後側外ケース200の外部に延びて設けられてもよいし、第2の電源コード出口231から後側外ケース200の外部に延びて設けられてもよい。
図7に示すように、第2種プラグ用ガイド344は、第2種電源コード500をコード収納蓋部300に置く際に、第2種プラグ部510を配置する向き及び位置を示している。ここでは、第2種プラグ用ガイド344は、例えば、適切な向き及び位置で配置された第2種プラグ部510のイラストである。
図9は、除湿機1の電源コードが第2種電源コード500である場合に、この第2種電源コード500をコード収納蓋部300に置いた状態の一例を示すものである。同図では、第2種コード520の一部の図示を省略している。同図に示すように、第2種プラグ部510を、第2種プラグ用ガイド344のイラストに合わせて配置する。このように第2種プラグ部510を配置すると、プラグ保持部341は、第2種プラグ部510を保持する。そして、図示は省略するが、緩く束ねた第2種コード520を、下側壁部311、左側壁部312、上側壁部313及び右側壁部314の内側に入れる。このように、コード収納蓋部300は、プラグ保持部341及び第2種プラグ用ガイド344、並びに、下側壁部311、左側壁部312、上側壁部313及び右側壁部314を備えることで、容易に蓋主面部301の内側に収まるように第2種電源コード500をコード収納蓋部300に置くことができる。
以上のように、この発明の実施の形態1に係るコード収納蓋部300は、除湿機1の電源コードが第1種電源コード400であっても、第2種電源コード500であっても、両方の場合に共通して使用することができる。そして、第1種電源コード400と第2種電源コード500の両方を容易に蓋主面部301の内側に収まるようにコード収納蓋部300に置くことができる。特に、第1種電源コード400の場合は第1種プラグ用ガイド343を用いて第1種プラグ部410を配置し、第2種電源コード500の場合は第2種プラグ用ガイド344を用いて第2種プラグ部510を配置することで、1つのプラグ保持部341で、第1種プラグ部410と第2種プラグ部510の両方を保持することができる。
図7に示すように、コード収納蓋部300には、第2の切欠部332が形成されている。第2の切欠部332は、上側壁部313から蓋主面部301にかけて形成されている。すなわち、上側壁部313の左側壁部312寄りの部分は途切れており、上側壁部313に隙間が形成されている。そして、この上側壁部313の隙間に接続するようにして、蓋主面部301が半長円状に欠けている。第2の切欠部332のうち蓋主面部301に形成された半長円状の部分は、ホース通過部332aである。
蓋主面部301には、ホース蓋部351及びホース蓋保持部352が設けられている。ホース蓋部351は、ホース通過部332aを開閉自在に塞ぐものである。ホース蓋部351の上側壁部313とは反対側の端部は、蓋主面部301に回転可能に取り付けられている。ホース蓋部351を蓋主面部301に対して回転させることで、ホース通過部332aを開閉することができる。
図7に示すのは、ホース蓋部351でホース通過部332aを閉じた状態である。そして、図10に示すのが、ホース蓋部351でホース通過部332aを開いた状態である。ホース通過部332aを開いた状態では、ホース蓋部351の一部がホース蓋保持部352に係合される。そして、ホース蓋保持部352によりホース蓋部351が開いた状態を保持することができる。
図11に示すように、除湿機1は、熱交換器21、ドレンパン22、貯水タンク600及びドレンホース23を備えている。熱交換器21及びドレンパン22は、前側外ケース100及び後側外ケース200で構成される筐体の内部に設けられる。熱交換器21は、吸込口210から筐体内部に吸い込んだ空気を冷却し、当該空気中に含まれる水分を凝縮させる。ドレンパン22は、熱交換器21の下方に配置されている。ドレンパン22は、熱交換器21で凝縮されて生じたドレン水を受けて貯水タンク600に導く。貯水タンク600はドレン水を貯溜する。貯水タンク600が満水になると、除湿機1は運転を停止する。
ドレンパン22には、ドレンホース23を接続することができる。ドレンホース23は、ドレンパン22が受けたドレン水を、貯水タンク600に貯留せずに除湿機1の外部に排出するためのものである。ドレンホース23は、コード収納部230から後側外ケース200の外側に延びるように取り付けられる。
ホース蓋部351でホース通過部332aを開いた状態で、コード収納蓋部300を閉じると、ドレンホース23をホース通過部332aに通してコード収納蓋部300の外に出すことができる。このようにすることで、ドレンホース23の接続部分をコード収納蓋部300で隠されるコード収納部230に入れることができ、外観の意匠性を向上することができる。
ドレンホース23を使用せずに除湿機1を設置する場合には、ホース蓋部351でホース通過部332aを閉じることで、外観の意匠性を向上することができる。また、ドレンホース23を使用しない場合に、ホース通過部332aから内部に異物等が侵入することを防止できる。
この発明は、電気製品の外装をなす外ケースを備え、当該電気製品の電源コードを収納可能な電気製品の筐体に利用できる。
1 除湿機(電気製品)
11 ハンドル
12 キャスター
21 熱交換器
22 ドレンパン
23 ドレンホース
100 前側外ケース(外ケース)
110 操作パネル
200 後側外ケース(外ケース)
201 第1の電源コード出口
210 吸込口
220 吹出口
230 コード収納部
231 第2の電源コード出口
232 栓刃逃がし孔
300 コード収納蓋部(蓋部)
301 蓋主面部
311 下側壁部(壁部)
312 左側壁部(壁部)
313 上側壁部(壁部)
314 右側壁部(壁部)
321 軸部
331 第1の切欠部(切欠部)
332 第2の切欠部
332a ホース通過部
341 プラグ保持部
342 コードガイド部
343 第1種プラグ用ガイド
344 第2種プラグ用ガイド
351 ホース蓋部
352 ホース蓋保持部
400 第1種電源コード(電源コード)
410 第1種プラグ部(プラグ部)
420 第1種コード
500 第2種電源コード(電源コード)
510 第2種プラグ部(プラグ部)
520 第2種コード
600 貯水タンク

Claims (8)

  1. 電気製品の外装をなす外ケースと、
    前記外ケースに形成され、前記電気製品の電源コードを収納するための凹状のコード収納部と、
    前記コード収納部を開閉自在に塞ぐ蓋部と、を備え、
    前記蓋部は、
    前記蓋部の下側が前記外ケースに回転可能に軸支されて、前記蓋部が開いた状態で前記蓋部の上側が前記外ケースから離間し、
    前記蓋部の少なくとも左右両側に設けられ、前記コード収納部の側へと突出した壁部と、
    前記電源コードのプラグ部を保持するプラグ保持部と、を備え
    前記プラグ保持部は、前記蓋部が閉じた状態で前記プラグ部の栓刃が前記コード収納部の側へと突出するように前記プラグ部を保持し、
    前記コード収納部には、前記プラグ保持部に保持された前記プラグ部の前記栓刃が通る逃がし孔が形成された電気製品の筐体。
  2. 前記壁部は、前記蓋部の前記左右両側と前記上側の三方に設けられる請求項1に記載の電気製品の筐体。
  3. 前記蓋部が開いた状態で前記蓋部の上側が前記電気製品の設置面に接触し得る請求項1又は請求項2に記載の電気製品の筐体。
  4. 前記電源コードは、前記コード収納部の内側から前記外ケースの外部に延びて設けられ、
    前記蓋部には、前記電気製品の使用時に前記コード収納部から前記電源コードを引き出すための切欠部が形成された請求項1から請求項のいずれか一項に記載の電気製品の筐体。
  5. 前記電源コードは、前記コード収納部の外側から前記外ケースの外部に延びて設けられ、
    前記蓋部には、前記電気製品の未使用時に前記コード収納部に前記電源コードを引き入れるための切欠部が形成された請求項1から請求項のいずれか一項に記載の電気製品の筐体。
  6. 前記電気製品は、除湿機であり、
    前記外ケースは、前記除湿機を移動させる際に使用者が持つためのハンドルを備えた請求項1から請求項のいずれか一項に記載の電気製品の筐体。
  7. 前記蓋部には、ドレンホースを通すためのホース通過部が設けられた請求項に記載の電気製品の筐体。
  8. 前記蓋部は、前記ホース通過部を開閉自在に塞ぐホース蓋部を備えた請求項に記載の電気製品の筐体。
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