JP6677226B2 - 建設機械用のセンサ情報処理システム - Google Patents

建設機械用のセンサ情報処理システム Download PDF

Info

Publication number
JP6677226B2
JP6677226B2 JP2017159041A JP2017159041A JP6677226B2 JP 6677226 B2 JP6677226 B2 JP 6677226B2 JP 2017159041 A JP2017159041 A JP 2017159041A JP 2017159041 A JP2017159041 A JP 2017159041A JP 6677226 B2 JP6677226 B2 JP 6677226B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
information
sensors
control device
processing system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017159041A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019036930A (ja
Inventor
翔 藤原
翔 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobelco Construction Machinery Co Ltd filed Critical Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2017159041A priority Critical patent/JP6677226B2/ja
Publication of JP2019036930A publication Critical patent/JP2019036930A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6677226B2 publication Critical patent/JP6677226B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

本発明は、制御装置と、機体に取付けられ同一の通信バスを介して制御装置に接続され複数のセンサ等を有する建設機械用のセンサ情報処理システムに関する。
建設機械等の車両では、複数のセンサが備えられ、それらが制御装置と情報を通信しながら作動している。その通信は、例えばCAN(Controller Area Network)通信などの通信方式を使用して、同一の通信バスを介して行われることが多い。
同一の通信バス上に複数のセンサを接続する場合には、個別の識別IDを設定するなど、各々のセンサを識別するための処理を実行する必要がある。このような同一の通信バス上に同一のセンサを複数接続する場合に、各々のセンサを識別するための処理を実行する建設機械用のセンサ情報処理システムとして、例えば、特許文献1に見られる技術が提案されている。
特開2015−224006号公報
特許文献1に見られる従来の建設機械用のセンサ情報処理システムは、CAN通信を行う通信バスに複数のバス側コネクタが設けられている。各々のバス側コネクタはバス側識別用接続端子を含み、各々のバス側識別用接続端子には、個々のバス側コネクタを識別するバス側コネクタ識別信号が入力されている。
複数のバス側コネクタの各々には、同一のセンサが接続される。複数のセンサの各々は、バス側識別用接続端子に接続されるセンサ側識別用端子を含み、センサをバス側コネクタに接続することで、バス側識別用接続端子及びセンサ側識別用端子を介してバス側コネクタ識別信号がセンサに入力される。各々のセンサは、入力されたバス側コネクタ識別信号に応じて自己の検出データを識別するための識別IDへ決定し、以降、各々のセンサは該識別IDにより識別される。
しかし、同一の通信バスに接続された複数の同一のセンサの中から各々のセンサを識別するためには、センサの他にバス側識別用接続端子を備えたバス側コネクタ及び、センサ側識別用端子を備えたセンサが必要となるのでハード面のコストが増加する。
本発明は、以上の点に鑑み、同一の通信バスに接続された複数の同一のセンサの中から、各々のセンサを個別に識別する処理を簡易な構成で実行することができる建設機械用のセンサ情報処理システムを提供することを目的とする。
[1]上記目的を達成するため、本発明の建設機械用のセンサ情報処理システムは、
制御装置と、機体に取付けられ同一の通信バスを介して前記制御装置に接続された複数のセンサとを有した建設機械用のセンサ情報処理システムであって、
前記制御装置と通信可能な情報入力手段と、前記センサのそれぞれを個別に電源と断接可能に接続する接続手段とを有しており、
各前記センサは演算機能を有しており、
各前記センサと前記電源との接続情報を前記情報入力手段にて入力可能とし、前記接続情報が前記情報入力手段を介して前記制御装置に入力可能であり、
前記制御装置は、前記接続情報を、各前記センサを個別に識別するための参照データとして用いて、各前記センサを識別するための処理を実行すると共に、各前記センサの前記機体への取付位置に応じた内部演算に必要な情報を、各前記センサへ送信するように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、各センサと電源との接続情報を情報入力手段にて入力可能とし、接続情報が情報入力手段を介して制御装置に入力可能である。制御装置は、接続情報を、各センサを個別に識別するための参照データとして用いて、各センサを識別するための処理を実行するように構成されているので、同一の通信バスに接続された複数の同一のセンサの中から、各々のセンサを個別に識別する処理を簡易な構成で実行することができる。また、制御装置は、各センサの機体への取付位置に応じた内部演算に必要な情報を、当該各センサへ送信するように構成されているので、各センサは、受信した当該情報に基づいて、必要な演算を実行することができる。
[2]また、本発明においては、複数の前記センサは、前記機体の取付位置に各々取付けられるセンサであると共に個別にシリアル番号を有し、前記電源と前記センサとを接続することで前記センサは自身の前記シリアル番号を含む初期データを前記制御装置に送信し、前記制御装置は前記初期データに含まれる前記シリアル番号を記憶し、前記制御装置は、前記シリアル番号と、前記情報入力手段により入力された前記センサの取付位置情報とを含む情報付加データを前記センサに送信し、前記センサは自身の前記シリアル番号を含む前記情報付加データの取付位置情報をもとに自身の識別IDを決定し、前記識別IDが含まれた前記情報付加データを前記制御装置に送信するように構成されていることが好ましい。
電源とセンサを接続することで、センサは個別に有するシリアル番号を含む初期データを制御装置に送信し、制御装置は、シリアル番号を記憶すると共に該シリアル番号と、情報入力手段により入力されたセンサの取付位置情報とを含む情報付加データをセンサに送信する。センサは、自身のシリアル番号を含む情報付加データの取付位置情報をもとに自身の識別IDを決定し、以降は識別IDが含まれたCANデータを制御装置に送信するので、通信バスに接続された複数のセンサの取付位置情報の設定を一つ一つ行う際、設定が完了したセンサの電源を外さずに続けて次のセンサの識別のための処理を行うことができ、当該処理工数を削減できる。
[3]また、本発明においては、前記内部演算に必要な情報は、前記取付位置情報に応じた、取付位置座標、取付角度を含むことが好ましい。この構成によれば、各々のセンサは、取付位置座標や取付角度など、センサが取付位置に応じて必要な情報をインプットすることができる。
[4]また、本発明においては、前記接続手段は、脱着可能に設けられたコネクタであることが好ましい。接続手段を脱着可能なコネクタとすることで、設定用のスイッチを準備しなくてもスイッチの代わりに元々、建設機械の構成部品として該建設機械に搭載されているコネクタを流用すればよいので、設備コストを削減することができる。
[5]また、本発明においては、前記情報入力手段及び前記接続手段は、前記機体に設けられた運転室に配置されていることが好ましい。情報入力手段と情報入力手段との両方を建設機械の運転室内に配置することで、手が届きやすい範囲で設定作業を行うことができ、作業性を向上することができる。
実施形態に係る制御装置に接続された複数のセンサが取付けられた建設機械を概念的に示す平面図。 実施形態に係る建設機械用のセンサ情報処理システムの構成図。 実施形態の通信シーケンスの説明図。 実施形態の各データの説明図。 実施形態の制御装置側のフローチャート。 実施形態のセンサ側のフローチャート。
(実施形態)
図を参照して、本発明の実施形態の建設機械用のセンサ情報処理システム1を詳しく説明する。図1に示すように、建設機械10への各構成要素の配置は概念的に示されており、建設機械用のセンサ情報処理システム1は、作業を実行する建設機械10の機体11に備えられており、制御装置21と、機体11に取付けられ同一の通信バス22を介して制御装置21に接続された複数のセンサ23、24、25、26と、制御装置21と通信可能な情報入力手段31と、センサ23、24、25、26のそれぞれを個別に電源32(図2参照)と断接可能に接続する接続手段33とを有している。
建設機械10は、例えば油圧ショベルであり、下部走行体12と、下部走行体12の上に旋回可能に設けられた機体11と、機体11の前部に設けられた作業装置13と、機体11の前横部に設けられた運転室14と、機体11の後部に設けられたエンジン15と、機体11の後端部に設けられたカウンタウエイト16とを有している。
制御装置21、情報入力手段31及び接続手段33は、建設機械10の運転室14に配置されている。接続手段33は、脱着可能に設けれたコネクタである。接続手段33であるコネクタは、電源32からセンサ23、24、25、26に給電する配線部分に建設機械10の構成部品として建設機械10に搭載されたものである。
なお、実施形態では接続手段33を運転室14内に配置したコネクタとしたが、これに限定されず、接続手段33をスイッチ装置としてもよい。
センサ23、24、25、26は、機体11の周囲で該センサ23、24、25、26から任意の距離内に入った物体を検知する障害物センサである。第1のセンサ23は、機体11の右側部に設けられており、機体11の右方に位置する右側エリアS1を検知範囲とする。第2のセンサ24は、機体11の右後部に設けられており、機体11の右後方に位置する右後ろ側エリアS2を検知範囲とする。
第3のセンサ25は、機体11の左後部に設けられており、機体11の左後方に位置する左後ろ側エリアS3を検知範囲とする。第4のセンサ26は、機体11の左側部に設けられており、機体11の左方に位置する左側エリアS4を検知範囲とする。
なお、実施形態では、センサ23、24、25、26を障害物センサとしたが、これに限定されず、温度センサや圧力センサでもよく、同種のセンサ又は通信バス22に単に接続しただけでは識別できないセンサであればセンサの種類は問わない。また、実施形態では、センサ23、24、25、26の数を4つとしたが、3つや6つなど複数あれば数は問わない。
次に建設機械用のセンサ情報処理システム1の構成について詳しく説明する。
図2に示すように、建設機械用のセンサ情報処理システム1は、制御装置21と、該制御装置21に通信可能なタッチパネル式の情報入力手段31と、同一の通信バス22を介して制御装置21に接続された第1のセンサ23、第2のセンサ24、第3のセンサ25及び第4のセンサ26と、第1のセンサ23、第2のセンサ24、第3のセンサ25及び第4のセンサ26のそれぞれを個別に電源32と断接可能に接続する接続手段33とを有する。
接続手段33は、第1のセンサ23と電源32を断接可能に接続する第1接続部34と、第2のセンサ24と電源32を断接可能に接続する第2接続部35と、第3のセンサ25と電源32を断接可能に接続する第3接続部36と、第4のセンサ26と電源32を断接可能に接続する第4接続部37とを有する。
通信バス22は、CAN通信を行う通信バスである。また、建設機械用のセンサ情報処理システム1では、各センサ23、24、25、26と電源32との接続情報を情報入力手段31にて入力可能とし、接続情報が情報入力手段31を介して制御装置21に入力可能であり、制御装置21は、接続情報を、各センサ23、24、25、26を個別に識別するための参照データとして用いて、各センサ23、24、25、26を識別するための処理を実行するように構成されている。
なお、実施形態では、情報入力手段31をタッチパネル形式としたが、これに限定されず、パーソナルコンピュータや専用の情報入力端末であっても差し支えない。また、接続手段33は、第1のセンサ23、第2のセンサ24、第3のセンサ25及び第4のセンサ26を個別に電源32に繋ぐことができればよく、コネクタやスイッチ装置など形態は問わないが、接続手段33をスイッチ装置とすることで、センサ23、24、25、26の識別設定を生産ラインで効率的に行うこともできる。
次に建設機械用のセンサ情報処理システム1の通信シーケンスについて説明する。本実施形態では、第1接続部34を接続して第1のセンサ23を識別するための処理を実行し、次に第2接続部35を接続して第2のセンサ24を識別するための処理を実行するというように、第1接続部34から第4接続部37まで1つずつ順番に接続し、第1のセンサ23から第4のセンサ26まで1つずつ順番に識別するための処理を実行する。以降の説明では、便宜上、第1のセンサ23を識別するための処理の通信シーケンスについて説明するが、他のセンサ24、25、26を識別するための処理の通信シーケンスについても同様とし説明は省略する。
図3に示すように、建設機械用のセンサ情報処理システム1は、電源32に接続手段33の第1接続部34を介して第1のセンサ23が接続され、該第1のセンサ23は通信バス22を介して制御装置21に接続されている。情報入力手段31は制御装置21と通信可能に接続されている。情報入力手段31と制御装置21との接続は、有線、無線を問わない。
複数のセンサ23、24、25、26は、演算機能を有するMPU(Micro Processing Unit)などの演算処理部を含んでいると共に、個別にシリアル番号を有する。そのうち、第1のセンサ23の識別について説明する。接続手段33の第1接続部34を接続し、電源32と第1のセンサ23を接続することで、第1のセンサ23が起動する。第1のセンサ23は、初期ID(デフォルトの暫定的ID)と自身のシリアル番号を含む初期データ41を制御装置21に送信する。
制御装置21は第1のセンサ23を認識して初期データ41に含まれるシリアル番号を記憶する。設定を開始すると、制御装置21はシリアル番号と情報入力手段31によって入力された取付位置情報等とを含む情報である第1の情報付加データ(以下、第1のCANデータという。)42を第1のセンサ23に送信する。
第1のセンサ23は、識別を開始し、自身のシリアル番号を含む第1のCANデータ42の、情報入力手段31によって入力された取付位置情報をもとに、第1のセンサ23の演算処理部に予め登録されているCANIDのテーブル43から自身の識別IDを決定し、識別IDが含まれた第2の情報付加データ(以下、第2のCANデータという。)44を制御装置21に送信する。制御装置21は、テーブル45に登録されている識別IDと照合し、識別IDの設定が完了する。設定完了メッセージ46を含めて第1のセンサ23に送り、以降は第1のセンサ23については識別IDを使用する。
図4に示すように、初期データ41は、初期IDに第1のセンサ23自身のシリアル番号を含むものである。第1のCANデータ42は、自身のシリアル番号、取付位置情報(右)の他に、初期ID、情報入力手段31によって入力された取付位置座標及び取付角度を含むものである。第2のCANデータ44は、識別IDの他に、初期ID、シリアル番号、情報入力手段31によって入力された取付位置情報(右)、取付位置座標、取付角度を含むものである。第1のCANデータ42によって、情報入力手段31により入力された取付位置座標や取付角度などを、第1のセンサ23の取付位置と共に、第1のセンサ23にインプットすることができる。
次に、以上に述べた建設機械用のセンサ情報処理システム1について、制御装置21の処理をフローチャートに基づいて説明する。所定の演算処理周期で図5に示すセンサを識別するための処理を実行する。STEP1で、センサ信号(初期データ)を受信したか確認する。センサ信号(初期データ)を受信したならば(STEP1でYES)、STEP2に進む。センサ信号を受信していなければ(STEP1でNO)、現在の演算処理周期の実行を終了する。
STEP2で、情報入力手段31に入力することでセンサ位置情報(取付位置情報)が選択完了しているか確認する。センサ位置情報が選択完了していれば(STEP2でYES)、STEP3に進む。センサ位置情報が選択完了していなければ(STEP2でNO)、現在の演算処理周期の実行を終了する。
STEP3で、取付位置情報(右)及びシリアル番号を含む第1のCANデータ42を、第1のセンサ23へ送信する。
STEP4で、識別IDを含む第2のCANデータ44を受信したか確認する。識別IDを含む第2のCANデータ44を受信したならば(STEP4でYES)、STEP5に進む。識別IDを含む第2のCANデータ44を受信していなければ(STEP4でNO)、現在の演算処理周期の実行を終了する。
STEP5で、第1のセンサ23の識別IDの設定が完了し、さらに第1のセンサ23に設定完了メッセージを送信し、現在の演算処理周期の実行を終了する。
次に、以上に述べた建設機械用のセンサ情報処理システム1について、第1のセンサでの処理をフローチャートに基づいて説明する。所定の演算処理周期で図6に示す処理(識別ID設定等の処理)を実行する。STEP6で、第1のセンサ23の識別IDの設定処理が終了していない未調整状態であるか否か確認する。未調整状態であれば(STEP6でYES)、STEP7に進む。識別IDの設定処理が終了した調整済み状態であれば(STEP6でNO)、現在の演算処理周期の実行を終了する。
STEP7で、初期ID及びシリアル番号を含むセンサ信号(初期データ)を、制御装置21へ送信する。
STEP8で、制御装置21からの取付位置情報(右)及びシリアル番号を含む第1のCANデータ42を受信したか確認する。取付位置情報(右)及びシリアル番号を含む第1のCANデータ42を受信したのであれば(STEP8でYES)、STEP9に進む。取付位置情報(右)及びシリアル番号を含む第1のCANデータ42を受信していなければ(STEP8でNO)、現在の演算処理周期の実行を終了する。
STEP9で、取付位置情報(右)に基づき、テーブル43の使用IDセットから識別IDを取り出し第1のセンサ23自身の識別IDを決定する。STEP10で、識別IDを含む第2のCANデータ44を、制御装置21へ送信する。
STEP11で、制御装置21での識別IDの設定が完了した設定完了メッセージを、受信したか確認する。設定完了メッセージを受信したのであれば(STEP11でYES)、STEP12に進む。設定完了メッセージを受信していなければ(STEP11でNO)、現在の演算処理周期の実行を終了する。
STEP12で、第1のセンサ23での設定完了の書き込みを行って調整を完了し、現在の演算処理周期の実行を終了する。
なお、各センサ23、24、25、26を識別するための処理は、各センサ23、24、25、26の右、右後ろ、左、左後ろの取付位置を識別する処理を含むものとする。
以上に述べたように、制御装置21は、接続情報を、各センサ23、24、25、26を個別に識別するための参照データとして用いて、各センサ23、24、25、26を識別するための処理を実行するように構成されているので、同一の通信バス22に接続された複数の同一のセンサ23、24、25、26の中から、各々のセンサ23、24、25、26を個別に識別する処理を簡易な構成で実行することができる。
センサ23、24、25、26は、第1のCANデータ42の取付位置情報をもとに自身の識別IDを決定し、以降は識別IDが含まれた第2のCANデータ44を制御装置21に送信するので、CAN通信を行う通信バス22に接続された複数のセンサ23、24、25、26の識別IDの決定、取付位置情報の設定等の処理を一つ一つ行う際、当該処理が完了したセンサ23、24、25、26の電源32を外さずに続けて次のセンサの当該処理を行うことができ、処理工数を削減できる。
センサの数が増えてもセンサのハード構成を追加することなく、識別IDを決定する等の処理を実行することができる。さらに、制御装置21がセンサの取付位置とシリアル番号の組み合わせを記憶することで、センサが交換された場合に交換されたことを検出することができる。
なお、実施形態では、第1のセンサ23の識別IDの設定について説明したが、第2のセンサ24、第3のセンサ25、第4のセンサ26など、他のセンサについても同様に識別IDを設定することができる。また、実施形態では、通信バスをCAN通信としたが、これに限定されず、通信バスはいわゆるLAN等の通信バスであってもよい。また、各センサを識別するための処理は、電源とセンサとを接続することでセンサから送られたシリアル番号を含む初期データを制御装置が受け取り、制御装置が情報入力手段により入力されたセンサの取付位置情報と初期データに含まれるシリアル番号とを対応させることで、センサを識別する処理を含む。
1 建設機械用のセンサ情報処理システム1
10 建設機械
11 機体
14 運転室
21 制御装置
22 通信バス(CAN通信を行うバス)
23 第1のセンサ
24 第2のセンサ
25 第3のセンサ
26 第4のセンサ
31 情報入力手段
32 電源
33 接続手段(コネクタ、スイッチ装置)
42 第1の情報付加データ(第1のCANデータ)
44 第2の情報付加データ(第2のCANデータ)

Claims (5)

  1. 制御装置と、機体に取付けられ同一の通信バスを介して前記制御装置に接続された複数のセンサとを有した建設機械用のセンサ情報処理システムであって、
    前記制御装置と通信可能な情報入力手段と、前記センサのそれぞれを個別に電源と断接可能に接続する接続手段とを有しており、
    各前記センサは演算機能を有しており、
    各前記センサと前記電源との接続情報を前記情報入力手段にて入力可能とし、前記接続情報が前記情報入力手段を介して前記制御装置に入力可能であり、
    前記制御装置は、前記接続情報を、各前記センサを個別に識別するための参照データとして用いて、各前記センサを識別するための処理を実行すると共に、各前記センサの前記機体への取付位置に応じた内部演算に必要な情報を、各前記センサへ送信するように構成されていることを特徴とする建設機械用のセンサ情報処理システム。
  2. 請求項1に記載の建設機械用のセンサ情報処理システムであって、
    複数の前記センサは、前記機体の取付位置に各々取付けられるセンサであると共に個別にシリアル番号を有し、
    前記電源と前記センサとを接続することで前記センサは自身の前記シリアル番号を含む初期データを前記制御装置に送信し、
    前記制御装置は前記初期データに含まれる前記シリアル番号を記憶し、
    前記制御装置は、前記シリアル番号と、前記情報入力手段により入力された前記センサの取付位置情報とを含む情報付加データを前記センサに送信し、
    前記センサは自身の前記シリアル番号を含む前記情報付加データの取付位置情報をもとに自身の識別IDを決定し、前記識別IDが含まれた前記情報付加データを前記制御装置に送信するように構成されていることを特徴とする建設機械用のセンサ情報処理システム。
  3. 請求項2に記載の建設機械用のセンサ情報処理システムであって、
    前記内部演算に必要な情報は、前記取付位置情報に応じた、取付位置座標、取付角度を含むことを特徴とする建設機械用のセンサ情報処理システム。
  4. 請求項1から請求項3に記載の建設機械用のセンサ情報処理システムであって、
    前記接続手段は、脱着可能に設けられたコネクタであることを特徴とする建設機械用のセンサ情報処理システム。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項記載の建設機械用のセンサ情報処理システムであって、
    前記情報入力手段及び前記接続手段は、前記機体に設けられた運転室に配置されていることを特徴とする建設機械用のセンサ情報処理システム。
JP2017159041A 2017-08-22 2017-08-22 建設機械用のセンサ情報処理システム Active JP6677226B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017159041A JP6677226B2 (ja) 2017-08-22 2017-08-22 建設機械用のセンサ情報処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017159041A JP6677226B2 (ja) 2017-08-22 2017-08-22 建設機械用のセンサ情報処理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019036930A JP2019036930A (ja) 2019-03-07
JP6677226B2 true JP6677226B2 (ja) 2020-04-08

Family

ID=65636064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017159041A Active JP6677226B2 (ja) 2017-08-22 2017-08-22 建設機械用のセンサ情報処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6677226B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114852012B (zh) * 2021-06-29 2023-10-20 长城汽车股份有限公司 获取传感器位置的系统、方法以及车辆

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4982392B2 (ja) * 2008-01-11 2012-07-25 株式会社日立製作所 分散型計算機システム、構成情報の設定方法、および構成情報設定装置
JP5554630B2 (ja) * 2010-05-19 2014-07-23 日立建機株式会社 建設機械の表示装置
JP5423990B2 (ja) * 2010-12-14 2014-02-19 株式会社デンソー タイヤ空気圧センサのid登録システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019036930A (ja) 2019-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4586092B2 (ja) 複数のロボット機構部を備えたロボットシステム
JP5877742B2 (ja) 制御装置及び制御方法
JP5204214B2 (ja) 可動機械制御システム
JP6384733B2 (ja) 通信システム、及び制御装置
CN103974854B (zh) 用于机动车的通信装置
JP6677226B2 (ja) 建設機械用のセンサ情報処理システム
CN103963075A (zh) 机器人系统
US9805234B1 (en) Arrangement for determining the plugging position of a hose coupling on a connection field
TW201606651A (zh) 韌體更新技術
JP5199383B2 (ja) 航空機の機首輪操舵制御ユニットの操作性をチェックする検査装置及び検査方法
JP2009006465A (ja) ダイレクト操作装置および配電作業用ロボット
JP2019506874A (ja) トラクターと用具とを有する農業用システムの稼働方法、および農業用システム
CA3010902C (en) A method of operating an agricultural system having a tractor and an implement, an agricultural system, and a computer program product
US20190268300A1 (en) Communication device and method of controlling communication device
JP6524720B2 (ja) 無線機
JP6391373B2 (ja) マスター・スレーブネットワーク装置
CN205219137U (zh) 总线式机器人多轴运动控制器
CA3079775C (en) Method for operating an agricultural implement and arrangement comprising an agricultural implement
JPH10315170A (ja) ロボット制御装置
JP5546891B2 (ja) 複数の近接センサとplcとの配線システムおよびこのシステムに用いる中継ボックス
CN107315626B (zh) 车载多媒体及其控制方法
CN108345557A (zh) 一种小型仿生水下机器人平台间通信系统
CN101176131A (zh) 用于移动式机器尤其是用于公共工程机、农机或装卸机的遥控装置
JP2008250691A (ja) プログラマブルコントローラにおける機器とのケーブル配線レス方式
CN205178923U (zh) 变频器主从控制系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180619

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190606

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190730

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190927

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6677226

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150