JP6524720B2 - 無線機 - Google Patents

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Description

本発明は、マスタ制御装置とスレーブ制御装置で構成されるシステムに対して、スレーブ制御装置を介して接続される無線機に関する。
マスタ制御装置と、複数のスレーブ制御装置を有するシステムにおいては、スレーブ制御装置をマスタ制御装置の制御下に置くことで、各制御装置に様々な処理を割り当てることができ、システム全体で複雑な処理を実行させることが可能となる。このようなシステムは、様々な分野で利用される形態であり、例えば、特許文献1に示す技術では、マスタ制御装置と、複数のスレーブ制御装置のそれぞれとを無線通信で接続することで、制御装置間の配置に関する制約を基本的に取り払い、物理的な制限の無い下でシステムの構築が可能とされている。ただし、このようなシステムでは各制御装置の動作を協調させるために制御装置間の同期をとる必要がある。そこで、同期をとるために、無線ネットワークのネットワーククロックが利用されている。
特開2014−116811号公報
FA(ファクトリオートメーション)の分野でも、所定の通信方式によってマスタ制御装置とスレーブ制御装置との間を接続して形成されるシステムに、各種の制御機器が接続されて、マスタ制御装置からの制御信号により各制御装置が駆動制御される形態が広く利用されている。特にFAの分野に係る制御装置等は、工場内での製造ラインで使用されるため、制御的な安定性が強く求められる。そのため、制御装置間の信号の授受を無線通信を介して行うことは避ける傾向にある。これは、無線通信の場合、工場内のノイズ等で常時信号の授受が成功するとは限らないからである。
一方で、FA分野であっても、最近ではセンサによって計測したデータを収集する場合、広範囲に配置されたセンサから制御装置側へ効率的にデータを伝送するために無線通信を利用したいという要求が出ている。また、無線通信の対象はセンサだけではなく様々な駆動装置ともなり得る。しかし、上記の通り、FA分野ではこれまで無線通信の利用が積極的に行われてこなかったため、センサの計測データの無線通信による収集や駆動装置の無線駆動のための構成について十分な検討がされてきたとは言い難い。すなわち、従来技術では、無線通信を介したセンサを含む駆動装置の無線通信を介した制御が容易ではない。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、マスタ制御装置とスレーブ制御装置で構成されるFA分野のシステムに容易に無線機を導入する技術を提供することを目的とする。
本発明においては、上記課題を解決するために、一の駆動装置と無線通信が可能な無線機を、スレーブ制御装置の一の通信ポートを経て有線で接続するとともに、その一の駆動装置が無線機側に直接接続されているように、マスタ制御装置と一の駆動装置との間のデータ伝送を仲介する構成を採用することとした。これにより、一の駆動装置は無線通信を
介して無線機と接続されているにもかかわらず、マスタ制御装置から見たときに、一の駆動装置は無線機側に存在するように見えることになる。そのため、マスタ制御装置およびスレーブ制御装置は、駆動装置との通信に関しては従来通りのままで、無線機の導入を図ることができる。
詳細には、本発明に係る無線機は、一の駆動装置と無線通信が可能となるように形成された無線機であって、マスタ制御装置と所定の通信方式によって通信可能に接続されるスレーブ制御装置に対して、有線通信を介して接続される無線機であって、前記スレーブ制御装置が有する複数の通信ポートのうち一の通信ポートを経て前記有線通信が可能となるように、前記無線機を該スレーブ制御装置に接続する接続部と、前記無線通信を介して前記一の駆動装置と初めて接続された際に、該一の駆動装置を識別するための識別情報を該一の駆動装置から収集する識別情報収集部と、前記識別情報収集部によって収集された前記一の駆動装置の識別情報に基づいて、該一の駆動装置が前記一の通信ポートに仮想的に直接接続されているように、前記マスタ制御装置と該一の駆動装置との間のデータ伝送を仲介する伝送制御部と、を備える。
マスタ制御装置とスレーブ制御装置との間で利用される所定の通信方式として、FA分野において使用されるIOリンクやAsi−bus等の通信方式が利用できる。ここで、スレーブ制御装置は、同等の機能を持つ制御装置をバス型に接続したときに、通信上、マスタ制御装置の制御下に置かれる制御装置である。したがって、スレーブ制御装置は、通信上、マスタ制御装置の下位に位置することになり、マスタ制御装置からの指示に従い、スレーブ制御装置は制御され、更には、スレーブ制御装置と接続される駆動装置も、マスタ制御装置からの指示に従い制御されることになる。
ここで、本発明に係る無線機は、スレーブ制御装置の一の通信ポートを経て、スレーブ制御装置と有線通信が可能となるように接続されるとともに、無線機自体は一の駆動装置と無線通信が可能となるように構成される。ここで、一の駆動装置が無線機と無線通信を介して初めて接続されたときに、識別情報収集部が当該一の駆動装置の識別情報を収集する。なお、この無線機と一の駆動装置との初めての接続については、物理的に無線機と一の駆動装置が接続された状態だけではなく、無線機と一の駆動装置との間で信号の授受が初めて可能となって状態を含むものである。すなわち、当該初めての接続とは、無線機と一の駆動装置との間で実質的な信号の授受が可能となった状態のことを言う。
そして、伝送制御部は、収集した一の駆動装置の識別情報を利用して、マスタ制御装置と一の駆動装置との間のデータ伝送を仲介することで、マスタ制御装置の制御対象である一の駆動装置が、スレーブ制御装置に直接接続されている仮想的な状態を形成する。すなわち、伝送制御部は、収集した識別情報を利用して、スレーブ制御装置に直接接続された仮想的な一の駆動装置を形成する。したがって、マスタ制御装置は、スレーブ制御装置に直接接続された仮想的な一の駆動装置に対してデータ伝送を行うことになる。すなわち、マスタ制御装置から伝送されてきたデータは、伝送制御部が仮想的な一の駆動装置として受信し、又は、一の駆動装置からのデータは、伝送制御部が仮想的な一の駆動装置としてマスタ制御装置に対して伝送する。
これにより、マスタ制御装置は、無線通信を介して無線機に接続されている一の駆動装置を、スレーブ制御装置の一の通信ポートに接続されている駆動装置としてデータ伝送に関する処理を行うことになる。そのため、マスタ制御装置とスレーブ制御装置で構成されるシステムは、駆動装置との通信に関しては従来とは何も変わらずに、スレーブ制御装置に対して無線機が有線接続されるだけで、無線通信を介して一の駆動装置とのデータ伝送を実現することが可能となり、以て、システムへの無線機導入が容易なものとなる。
ここで、上記の無線機は、前記一の駆動装置を含む複数の駆動装置と無線通信が可能となるように形成されてもよい。その場合、前記接続部は、前記複数の駆動装置の数に対応した、前記一の通信ポートを含む前記スレーブ制御装置が有する複数の通信ポートを経て前記有線通信が可能となるように、前記無線機を該スレーブ制御装置に接続する。そして、前記識別情報収集部は、前記無線通信を介して前記複数の駆動装置と初めて接続された際に、それぞれの駆動装置を識別するための識別情報を各駆動装置から収集し、前記伝送制御部は、前記識別情報収集部によって収集された前記複数の駆動装置のそれぞれの識別情報に基づいて、前該複数の駆動装置のそれぞれが前記複数の通信ポートのそれぞれに仮想的に直接接続されているように、前記マスタ制御装置と該複数の駆動装置との間のデータ伝送を仲介する。
このように無線機に対して複数の駆動装置が無線通信を介して接続される場合でも、伝送制御部によりデータ伝送の仲介が行われることで、スレーブ制御装置の複数の通信ポートのそれぞれに、各駆動装置が直接接続された仮想的な状態が形成される。そのため、マスタ制御装置は、実際には無線通信を介して無線機に接続されている各駆動装置を、スレーブ制御装置の各通信ポートに接続されている駆動装置として仮想化した上で、データ伝送に関する処理を行うことになる。その結果、マスタ制御装置とスレーブ制御装置で構成されるシステムは、複数の駆動装置との通信に関しては従来とは何も変わらずに、スレーブ制御装置に対して無線機が有線接続されるだけで、無線通信を介した各駆動装置とのデータ伝送を実現することが可能となる。
また、上記の無線機において、該無線機が前記複数の通信ポートを経て前記スレーブ制御装置に接続される前の交換前状態では、前記複数の駆動装置に相当する複数の交換前駆動装置が該複数の通信ポートを経て該スレーブ制御装置に直接接続されていてもよい。このとき、前記マスタ制御装置は、前記交換前状態において前記スレーブ制御装置に接続されていた前記複数の交換前駆動装置のそれぞれの識別情報を有していてもよい。そして、この場合、前記伝送制御部は、前記接続部により前記無線機が前記スレーブ制御装置と初めて接続された際に、前記マスタ制御装置が有している、前記複数の交換前駆動装置のそれぞれの識別情報を該マスタ制御装置から取得し、該取得した該複数の交換前駆動装置のそれぞれの識別情報と、前記識別情報収集部によって収集された前記複数の駆動装置のそれぞれの識別情報とを対応付けることで、該複数の駆動装置のそれぞれが、対応する該複数の交換前駆動装置が接続していた前記通信ポートに仮想的に直接接続されているように、前記データ伝送の仲介を行う。
上記交換前状態は、マスタ制御装置とスレーブ制御装置で構成されるシステムにおいて本発明に係る無線機が導入される前の状態である。その交換前状態では、交換後の複数の駆動装置に相当する複数の交換前駆動装置が、スレーブ制御装置の複数の通信ポートのそれぞれに直接接続されている。このように各交換前駆動装置がスレーブ制御装置に直接接続されている状態では、交換前駆動装置とスレーブ制御装置との間が物理的に拘束された状態となるため、各駆動装置を自由に配置することは容易ではない。ここで、この交換前状態では、マスタ制御装置が、交換前駆動装置のそれぞれの識別情報を有している。
そして、接続部により無線機がスレーブ制御装置と初めて接続された際に、すなわち、複数の交換前駆動装置と複数の駆動装置との交換が行われると、伝送制御部は、マスタ制御装置が有する複数の交換前駆動装置の識別情報と、新しく接続された複数の駆動装置の識別情報との対応付けを行う。これにより、マスタ制御装置は、無線機の導入前の交換前駆動装置に対してデータ伝送を行う状態を維持したたままで、無線機の導入後の駆動装置に対してデータ伝送を行うことが可能となる。なお、当該対応付けについては、伝送制御部が任意に、複数の交換前駆動装置と複数の駆動装置とを紐付けしてもよく、又は、複数の交換前駆動装置のそれぞれと複数の駆動装置のそれぞれが何らかの相関を有している場
合には、その相関に関する情報をユーザによる入力等を介して無線機に提供することで、好適な紐付けを行うこともできる。
ここで、上述の無線機において、前記伝送制御部は、前記スレーブ制御装置側の前記複数の通信ポートのそれぞれに対応する前記無線機側の複数の通信ポートに対して、前記識別情報収集部によって収集された前記複数の駆動装置のそれぞれの識別情報を関連付けることで、該スレーブ制御装置側の複数の通信ポートへの該複数の駆動装置の仮想的な直接接続の状態を形成してもよい。これにより、マスタ制御装置及びスレーブ制御装置で構成されるシステムは、複数の駆動装置との通信に関しては従来通りのまま、無線機を介した複数の駆動装置に対してデータ伝送することが可能となる。
ここで、上述までの無線機において、前記複数の駆動装置は、それぞれ、所定の環境パラメータを計測するセンサであってもよい。その他、駆動装置は、マスタ制御装置によって駆動制御されるアクチュエータであってもよい。また、複数の駆動装置には、上記センサや上記アクチュエータが混合されていてもよい。
マスタ制御装置とスレーブ制御装置で構成されるFA分野のシステムに容易に無線機を導入する技術を提供することが可能となる。
本発明に係る無線機が接続される、マスタ制御装置及びスレーブ制御装置からなるシステムの概略構成を示す図である。 図1に示すシステムが形成される前の、マスタ制御装置及びスレーブ制御装置からなるシステムの概略構成を示す図である。 図1Aに示す無線機1の機能ブロック図である。 図1Aに示すシステムにおいて、無線機1、スレーブ制御装置30、マスタ制御装置20との間で行われる、計測情報の伝送のための処理に関するシーケンスを示す図である。 上段(a)は、図1Bに示すシステム構成の際にマスタ制御装置が有しているセンサの識別情報に関するデータの構成の一例を示し、下段(b)は、図1Aに示すシステム構成の際に無線機が収集したセンサの識別情報に関するデータの構成の一例を示す図である。 本発明に係る無線機が接続される、マスタ制御装置及びスレーブ制御装置からなるシステムの概略構成を示す第2の図である。
図面を参照して、本発明に係る無線機1が接続される、マスタ制御装置20及びスレーブ制御装置30、40からなる制御システム、および当該制御システムに含まれる無線機1、各制御装置20、30、40について説明する。なお、以下の実施形態の構成は例示であり、本発明はこの実施の形態の構成に限定されるものではない。
図1Aに示す制御システムは、主にFA分野で使用されるシステムであって、マスタ制御装置20に対して2台のスレーブ制御装置30、40が接続されて形成される。そして、各制御装置の間は、FA分野で標準的に使用される所定の通信方式に従って、制御信号や所定のデータが伝送される。当該所定の通信方式としては、IOリンク方式やAsi−bus方式が例示できる。これらの通信方式はFA分野では既知のものであるから、本明細書ではその詳細な説明は割愛するが、例えば、IOリンク方式は、マスタ制御装置からスレーブ制御装置、およびそれに接続される最下層レベルのデバイスまでの通信を可能にするためのIO技術であり、IEC 61131-9に準拠するものである。
図1Aに示す制御システムにおいては、マスタ制御装置20には複数の通信ポートが備えられており、図1Aにおいては通信ポート20xと20yが記載されている。マスタ制御装置20は、各通信ポートを経て有線でそれぞれスレーブ制御装置30、40と通信可能に接続されている。なお、マスタ制御装置20とスレーブ制御装置30、40間の通信は、ポイントツーポイント通信が行われる。ここで、通信ポート20xを経てマスタ制御装置20には、スレーブ制御装置30が有線を介して接続され、このときスレーブ制御装置30側の通信ポートは30xである。また、通信ポート20yを経てマスタ制御装置20には、スレーブ制御装置40が有線を介して接続され、このときスレーブ制御装置40側の通信ポートは40xである。
本実施例では、スレーブ制御装置30について詳細に説明する。スレーブ制御装置30は、通信ポート30x以外にも4つの通信ポート30a〜30dが備えられている。各通信ポートには、更なる下層のデバイスが接続され、具体的にはセンサ3が、通信ポート30aを経てスレーブ制御装置30に有線で接続される。更に無線機1が、通信ポート30b、30c、30dのそれぞれを経てスレーブ制御装置30に有線で接続されている。すなわち、無線機1も所定の通信方式に従った通信ポートを有しており、具体的には、無線機1側には、スレーブ制御装置30b、30c、30dのそれぞれに対応する3つの通信ポートが設けられ、そして、スレーブ制御装置側の通信ポートと無線機1側の通信ポートが1対1で有線で接続されており、スレーブ制御装置30と無線機1との通信も、所定の通信方式に従ったポイントツーポイント通信である。
この無線機1には、複数の無線機能付きセンサ(本実施例では、センサ2a〜2cの3台のセンサ)とそれぞれ無線通信が可能となるように形成されている。なお、無線機1とセンサ2a〜2cのそれぞれとの無線通信は、任意の通信方式が利用可能である。このように形成される図1Aに示すシステムでは、マスタ制御装置20からの指示に従い、センサ3、センサ2a〜2cによって計測されて計測データがスレーブ制御装置30を経由してマスタ制御装置20側へ収集される。
なお、センサ3、センサ2a〜2cのそれぞれは所定の外部環境パラメータ(温度、湿度、加速度等)を計測するためのセンサである。例えば、磁気センサ、光電センサ、温度センサ、湿度センサ、照度センサ、フローセンサ、圧力センサ、地温センサ、パーティクルセンサ等の物理系センサや、COセンサ、pHセンサ、ECセンサ、土壌水分センサ等の化学系センサを各センサに搭載することができる。本実施の形態では、説明を簡便にするために、センサ3、センサ2a〜2cには、それぞれが配置された位置における外部温度を計測するための温度センサのみが搭載されているものとし、マスタ制御装置20に収集されるデータは、その計測された温度データとする。
このように形成される制御システムの動作の詳細を説明する前に、当該制御システムが形成されるまでの過程を図1Bに基づいて説明する。図1Bは、図1Aに示す形態が形成される前の制御システムの形態を示す図である。マスタ制御装置20に対するスレーブ制御装置30、40の接続形態は同じであるが、スレーブ制御装置30に対する各センサの接続形態が、図1Aに示す形態と異なる。詳細には、図1Bでは、スレーブ制御装置30の4つの通信ポート30a〜30dのそれぞれに対して、センサ3、及びセンサ3a〜3cが接続されている。そして、各センサは、各通信ポートを経て有線でスレーブ制御装置30に接続されていることになる。
そして、図1Bに示すようにスレーブ制御装置30に対して接続されている、点線で囲まれた領域R1内の構成(すなわち、センサ3a〜3c)を、点線で囲まれた領域R2内の構成(すなわち、無線機1及びそれに無線接続されるセンサ2a〜2c)に交換するこ
とで、図1Aに示す制御システムが構成される。すなわち、交換前ではスレーブ制御装置30に対して4つの有線を介して各センサが接続されていたが、交換後は、4つのセンサのうち3つのセンサとスレーブ制御装置30との間に無線機1が介在した状態になっている。このとき、スレーブ制御装置30と無線機1との間の有線接続数は、交換前も交換後も同じ3つである。このように無線機1を使用することで、それに無線接続するセンサ2a〜2cの設置場所を広く選択できるようになり、温度データの収集を効果的に実行できるようになる。
一方で、図1Aに示す制御システムでは、図1Bに示す制御システムと比べて無線機1が導入されているため、マスタ制御装置20からセンサによる計測情報を収集する際には、無線機1の存在を考慮して制御信号や計測情報を伝送しなければならなくなる。そうすると、マスタ制御装置20やスレーブ制御装置30において、無線機1の導入に対応する変更処理(無線機1が導入される前の状態から導入されることに対応するための処理)が求められることになり、制御システムのユーザに何らかの負担を強いることになる。
そこで、図1Aに示す制御システムでは、無線機1の導入に当たって、制御システムのユーザに求められる負担を可及的に軽減するために、無線機1が図2に示すように工夫されている。無線機1は、内部に演算装置、メモリ等を有し、有線通信及び無線通信機能だけではなく、当該演算装置により所定の制御プログラムが実行されることで様々な機能が発揮される。そして、図2は、無線機1の有する機能をイメージ化した機能ブロック図である。なお、図示はしていないが、マスタ制御装置20、スレーブ制御装置30も、同じように様々な機能部を有している。
ここで、図2に基づいて、無線機1が有する機能部について説明する。無線機1は、機能部として、制御部10、通信部11、計測情報格納部12を有している。制御部10は、無線機1における様々な制御を司る機能部であるが、特に、識別情報収集部101、伝送制御部102、計測情報収集部103を有している。識別情報収集部101は、無線機1が無線通信を介して接続される対象物、すなわちセンサ2a〜2cとそれぞれ最初に接続されたときに、各センサを個別に識別可能な識別情報を収集する機能部である。当該識別情報は、スレーブ制御装置30及びマスタ制御装置20が各センサを識別するためにも使われるため、これらの制御装置が把握可能なデータ構成を有している情報である。例えば、マスタ制御装置20とスレーブ制御装置30との間の所定の通信方式がIOリンク方式である場合には、当該IOリンク方式に従った、各センサに対応するIODDプロファイルを当該識別情報として利用することができる。
また、伝送制御部102は、マスタ制御装置30から見たときにセンサ2a〜2cが仮想的にスレーブ制御装置30の対応する通信ポート30b〜30dにそれぞれ接続された状態として通信が可能となるように、マスタ制御装置30とセンサ2a〜2cの間のデータ伝送を仲介する機能部である。具体的には、識別情報収集部101が収集したセンサ2a〜2cのそれぞれの識別情報に基づいて、各センサとスレーブ制御装置30の通信ポート30b〜30dのそれぞれと有線で接続されている無線機1側の通信ポートのそれぞれとの関連付けを行う。この関連付け処理により、スレーブ制御装置30の通信ポート30b〜30dのそれぞれに、仮想的にセンサ2a〜2cのそれぞれが直接接続された状態が形成され、マスタ制御装置20と各センサとの間のデータ伝送の仲介が可能となる。この仮想的な接続状態は、各センサがスレーブ制御装置30に直接接続されている図1Bに示す状態と同一視できる状態である。換言すれば、伝送制御部102は、センサ2a〜2cは、実際には無線機1に対して無線通信を介して接続されている状態であるにも関わらず、上記データ伝送の仲介により、あたかもセンサ2a〜2cのそれぞれがスレーブ制御装置30の通信ポート30b〜30dにそれぞれ直接接続されているように振る舞うことを可能とする。
次に、計測情報収集部103は、無線機1と無線通信可能に接続されるセンサ2a〜2cから、それぞれが計測した計測情報である温度データを無線通信を介して収集する機能部である。計測情報収集部103による温度データの収集は、マスタ制御装置20からの指示に従って行われてもよく、又は、マスタ制御装置20とは独立して無線機1からの指示に従って行われてもよい。
また、通信部11は、制御部10と相互作用するように形成され、無線機1の外部との通信、すなわち情報の送受信を行う機能部である。したがって、通信部11は、無線通信を介したセンサ2a〜2cのそれぞれとの送受信、及び有線通信を介したスレーブ制御装置30との送受信を行う機能部である。したがって、通信部11は、無線機1の送受信部としての機能も包含する。また、通信部11は、識別情報収集部101や計測情報収集部103による計測情報の収集の際の受信や、伝送制御部102によるデータ伝送の仲介のための送受信等も司る。なお、図2においては通信部11による無線通信を点線で表し、有線通信を実線で表している。また、計測情報格納部12は、計測情報収集部103によって収集された、各センサによる温度データを、メモリに格納する機能部である。
また、マスタ制御装置20、スレーブ制御装置30にも、図示はしていないが、様々な機能部が形成されている。すなわち、スレーブ制御装置30に接続された無線機1以外の駆動装置(例えば、センサ3)や、マスタ制御装置20に接続されているスレーブ制御装置30、40を制御するための機能部等が形成されている。
<温度データ収集処理>
ここで、図3に、図1Aに示す制御システムによる温度データ収集のための処理のシーケンス図を示す。なお、図3に示すシーケンスは、図1Bに示す交換前状態でスレーブ制御装置30に接続されているセンサ3a〜3cを、図1Aに示すように無線機1を介したセンサ2a〜2bとスレーブ制御装置30との接続状態に交換されたタイミングT1からの処理の流れを示している。
先ず、タイミングT1では、無線機1がスレーブ制御装置30に対して通信ポート30b、30c、30dを経て有線接続される。これによりスレーブ制御装置30側で無線機1が認識されるとともに、無線機1では、識別情報収集部101により、自身に無線接続可能なセンサの識別情報が収集される。当該識別情報の収集が行われると、無線機1からマスタ制御装置20に対して、図1Bに示すように交換前状態においてスレーブ制御装置30に接続されていたセンサ、すなわちセンサ3及びセンサ3a〜3cのそれぞれの識別情報(交換前識別情報)を要求する要求信号を送信する。
ここで、図4の上段(a)に交換前識別情報のデータ構成の一例を示す。マスタ制御装置20は、図1Bに示すようにスレーブ制御装置30に有線接続されていたセンサ3、3a〜3cによる温度データを収集するにあたって、これらのセンサを認識するためにそれぞれの識別情報(例えば、IODDプロファイル)を収集していた。そこで、図4(a)に示すように交換前識別情報には、交換前のセンサ3、3a〜3cのそれぞれの識別情報が格納されている。また、図4の下段(b)には、識別情報収集部101によって収集されたセンサ2a〜2cのそれぞれの識別情報が格納されたデータを示す。この収集された識別情報には、交換後のセンサ2a〜2cのそれぞれの識別情報が含まれている。
再び図3に戻ると、タイミングT2で、マスタ制御装置20は無線機1から交換前識別情報の要求を受信し、その後、当該交換前識別情報の送信のための準備を行い、無線機1に送信する。そして、無線機1は、タイミングT3で当該交換前識別情報を受信する。そして、無線機1は、伝送制御部102により、上記データ伝送の仲介処理の準備、すなわ
ち、上述したように、新たに無線接続されたセンサ2a〜2cとスレーブ制御装置30の通信ポート30b〜30dのそれぞれと有線で接続されている無線機1側の通信ポートのそれぞれとの関連付け処理が行われる。
例えば、この関連付け処理では、先に取得した交換前識別情報と、収集されたセンサ2a〜2cの識別情報とが使用される。交換前識別情報に含まれているセンサのうち、現時点で含まれなくなっているセンサは、センサ3a〜3cである。したがって、センサ3a〜3cが接続されていたスレーブ制御装置30の通信ポート30b〜30dに対応する無線機1側の通信ポートに対して、センサ2a〜2cが関連付けられることになる。そして、交換前後のセンサ同士の対応に関する情報が、制御システムのユーザにより無線機1に提供されておくことで、各通信ポートと各センサとの紐付けが行われる。例えば、センサ2a、2b、2cは、それぞれ、センサ3a、3b、3cが接続されていた通信ポート30b、30c、30dに対応する無線機側の通信ポートに紐付けられてもよい。また、別法として、各センサと各通信ポートとの紐付けは、伝送制御部102によって自動的に行われてもよい。
このように図3に示すタイミングT1〜T3までの各処理が、制御システムによる温度データ収集のための前処理になる。以降説明するタイミングT4以降の処理が、実際に温度データの収集を行う処理になる。
先ず、タイミングT4では、計測情報収集部103により、各センサが計測した温度データを無線機1が収集する。その収集した温度データは、計測情報格納部12内に格納される。その後、タイミングT5で、マスタ制御装置20から各センサに対して、計測した温度データを送信してくるように要求が出される。しかし、上記の通り関連付け処理により、実際には当該要求は無線機1に出されることになる。すなわち、マスタ制御装置20から見たときに、仮想的にスレーブ制御装置30に直接接続されているように見えるセンサ、すなわち無線機1の伝送制御部102に対して温度データの送信要求が届けられる。したがって、その送信要求を受け取った伝送制御部102は、各センサごとに温度データを格納する通信パケットを生成する。その後、センサ2a、2b、2cのそれぞれによって計測された温度データを含む通信パケットは、それぞれ、通信ポート30b、30c、30dを経てマスタ制御装置20まで送信される。そして、タイミングT6において、マスタ制御装置20は、各センサから受信した温度データをメモリ内に格納し、その温度データに関連する所定の処理が実行される。
なお、図3においては、無線機1からスレーブ制御装置30への温度データの送信は1回のみ記載しているが、適切な時間間隔で無線機1による温度データの収集は繰り返される。また、図3において、計測された温度データは、無線機1からマスタ制御装置20に伝送されるが、無線機1から一旦スレーブ制御装置30において格納されてもよい。この場合、スレーブ制御装置30が、仮想的に直接接続された状態にある各センサに対して、温度データの送信要求を出すことになる。そして、マスタ制御装置20は、スレーブ制御装置30に対して格納している温度データを送信するように要求してもよい。
このように図1Aに示す制御システムでは、無線通信を利用した情報収集により効果的な温度データの収集が実現される。そのために無線機1がスレーブ制御装置30とセンサ2a〜2cの間に配置されるが、上記の通り、伝送制御部102によって各センサが仮想的にスレーブ制御装置30の通信ポートに直接接続された状態が形成されているため、スレーブ制御装置30及びマスタ制御装置20は、各センサとのデータ伝送に関して、従来通りに、換言すれば、無線機1が導入される前の図1Bに示す状態と同じように通信を行うことができる。したがって、無線機1の導入に関するユーザ負担は、可及的に抑制されることになる。
また、図1Bに示す交換状態から図1Aに示す接続状態に置き換えたときに、特に、図3でタイミングT1〜T3で示した前処理を自動的に行うことで、図1Aに示す制御システム形成のユーザ負担を可及的に抑制しながら無線機1による温度データの集約を実行し得る。
<変形例>
マスタ制御装置20及びスレーブ制御装置30、40によって形成される制御システムの変形例について、図5に基づいて説明する。図5に示す制御システムと、図1Aに示す制御システムの相違点は、無線通信を行うセンサ2a〜2cのそれぞれに対応する無線機1a〜1cが、スレーブ制御装置30の通信ポート30d、30b、30cに有線接続されている点である。そして、無線機1a〜1cのそれぞれが、無線機1と同じように、図2に示す各機能部を有している。そして、各無線機における伝送制御部が、上記の伝送制御部102と実質的に同じ機能を果たすことで、図5に示す制御システムの形成のための、各無線機の導入に関するユーザ負担は、可及的に抑制されることになる。
1、1a、1b、1c・・・・無線機
2a、2b、2c・・・・センサ
20・・・・マスタ制御装置
30、40・・・スレーブ制御装置

Claims (6)

  1. 一の駆動装置と無線通信が可能となるように形成された無線機であって、マスタ制御装置と所定の通信方式によって通信可能に接続されるスレーブ制御装置に対して、有線通信を介して接続される無線機であって、
    前記無線機が一の通信ポートを経て前記スレーブ制御装置に接続される前の交換前状態では、前記一の駆動装置に相当する交換前駆動装置が該一の通信ポートを経て該スレーブ制御装置に直接接続され、
    前記無線機は、
    前記スレーブ制御装置が有する複数の通信ポートのうち一の通信ポートを経て前記有線通信が可能となるように、前記無線機を該スレーブ制御装置に接続する接続部と、
    前記無線機が前記一の通信ポートを経て前記スレーブ制御装置に接続された後に前記無線通信を介して前記一の駆動装置と初めて接続された際に、該一の駆動装置を識別するための識別情報を該一の駆動装置から収集する識別情報収集部と、
    前記交換前状態において前記スレーブ制御装置に接続されていた前記一の交換前駆動装置の識別情報と前記識別情報収集部によって収集された前記一の駆動装置の識別情報に基づいて、該一の駆動装置が前記一の通信ポートに仮想的に直接接続されているように、前記マスタ制御装置と該一の駆動装置との間のデータ伝送を仲介する伝送制御部と、
    を備える、無線機。
  2. 前記無線機は、前記一の駆動装置を含む複数の駆動装置と無線通信が可能となるように形成され、
    前記無線機が複数の通信ポートを経て前記スレーブ制御装置に接続される前の交換前状態では、前記複数の駆動装置に相当する複数の交換前駆動装置が該複数の通信ポートを経て該スレーブ制御装置に直接接続され、
    前記接続部は、前記複数の駆動装置の数に対応した、前記一の通信ポートを含む前記スレーブ制御装置が有する複数の通信ポートを経て前記有線通信が可能となるように、前記無線機を該スレーブ制御装置に接続し、
    前記識別情報収集部は、前記無線機が前記一の通信ポートを経て前記スレーブ制御装置に接続された後に前記無線通信を介して前記複数の駆動装置と初めて接続された際に、それぞれの駆動装置を識別するための識別情報を各駆動装置から収集し、
    前記伝送制御部は、前記交換前状態において前記スレーブ制御装置に接続されていた前
    記複数の交換前駆動装置のそれぞれの識別情報と前記識別情報収集部によって収集された前記複数の駆動装置のそれぞれの識別情報に基づいて、前該複数の駆動装置のそれぞれが前記複数の通信ポートのそれぞれに仮想的に直接接続されているように、前記マスタ制御装置と該複数の駆動装置との間のデータ伝送を仲介する、
    請求項1に記載の無線機。
  3. 前記マスタ制御装置は、前記交換前状態において前記スレーブ制御装置に接続されていた前記複数の交換前駆動装置のそれぞれの識別情報を有し、
    前記伝送制御部は、前記接続部により前記無線機が前記スレーブ制御装置と初めて接続された際に、前記マスタ制御装置が有している、前記複数の交換前駆動装置のそれぞれの識別情報を該マスタ制御装置から取得し、該取得した該複数の交換前駆動装置のそれぞれの識別情報と、前記識別情報収集部によって収集された前記複数の駆動装置のそれぞれの識別情報とを対応付けることで、該複数の駆動装置のそれぞれが、対応する該複数の交換前駆動装置が接続していた前記通信ポートに仮想的に直接接続されているように、前記データ伝送の仲介を行う、
    請求項2に記載の無線機。
  4. 前記伝送制御部は、前記スレーブ制御装置側の前記複数の通信ポートのそれぞれに対応する前記無線機側の複数の通信ポートに対して、前記識別情報収集部によって収集された前記複数の駆動装置のそれぞれの識別情報を関連付けることで、該スレーブ制御装置側の複数の通信ポートへの該複数の駆動装置の仮想的な直接接続の状態を形成する、
    請求項2又は請求項3に記載の無線機。
  5. 前記複数の駆動装置は、それぞれ、所定の環境パラメータを計測するセンサである、
    請求項2から請求項4の何れか1項に記載の無線機。
  6. マスタ制御装置と所定の通信方式によって通信可能に接続されるスレーブ制御装置が有する複数の通信ポートのうち一の通信ポートを介して、一の交換前駆動装置が該スレーブ制御装置に有線で直接接続されている交換前状態から、一の駆動装置と無線通信が可能となるように形成された無線機であって、該スレーブ制御装置の該一の通信ポートを介して有線で接続される無線機を介して、該一の交換前駆動装置に代えて該一の駆動装置を該スレーブ制御装置に接続し直す方法であって、
    前記無線機が前記一の通信ポートを介して前記スレーブ制御装置に接続された後に前記無線通信を介して前記一の駆動装置と初めて接続された際に、該一の駆動装置を識別するための識別情報を該一の駆動装置から収集し、
    前記一の駆動装置が前記一の通信ポートに仮想的に直接接続されているように、前記マスタ制御装置と該一の駆動装置との間のデータ伝送を仲介するために、前記無線機において、前記交換前状態において前記スレーブ制御装置に接続されていた前記複数の交換前駆動装置のそれぞれの識別情報と前記識別情報収集部によって収集された前記一の駆動装置の識別情報に基づいて、該一の駆動装置と該一の通信ポートに有線接続されている該無線機側の通信ポートとの関連付け処理を行う、
    駆動装置の再接続方法。
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