JP5877742B2 - 制御装置及び制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、サーボモータの制御技術に関する。
一つのコントローラに複数のサーボアンプを接続し、複数のモータを制御するシステムが知られている。そして、コントローラに対する複数のサーボアンプの接続方式として、並列接続方式と、直列接続方式とが提案されている。特許文献1には並列接続方式を採用したシステムが開示されている。また、特許文献2には直列接続方式を採用したシステムが開示されている。並列接続方式では、サーボアンプ毎に接続ポートが必要とされる。したがって、いわゆる多軸制御の場合のように、より多くのモータを制御する場合には直列接続方式の方が適している。
特開2003−177822号公報 特開2006−252363号公報
直列接続方式におけるコントローラとサーボアンプとの間の通信プロトコルは、複数種類存在する。例えば、SSC-NetやGA1060等がある。各コントローラで採用される通信プロトコルはコントローラのメーカによって定められ、そのコントローラで採用されている通信プロトコルに対応したサーボアンプのみが、利用可能である。この結果、利用可能なサーボアンプやサーボモータの選択に制約が生じていた。
本発明の目的は、利用可能なサーボアンプやサーボモータの選択の自由度を向上することにある。
本発明によれば、サーボモータを制御するサーボアンプが通信可能に接続される制御装置において、複数の前記サーボアンプがシリアル接続可能なシリアル通信用のインタフェースであって、通信プロトコルが互いに異なる、複数のインタフェースと、各々の前記インタフェースと、各々の前記インタフェースに前記サーボアンプを介して接続されているサーボモータと、の関係を示す接続情報を記憶する記憶部と、前記サーボモータの制御内容が決定した場合に、前記記憶部に記憶された前記接続情報を参照して各々の前記サーボモータに対応する通信プロトコルをそれぞれ特定する特定部と、前記インタフェースを介して前記サーボアンプに制御指令を出力する出力部と、前記サーボアンプから受信した接続確認信号と、前記記憶部に記憶された前記接続情報と、に基づいて、各々の前記インタフェースと、各々の前記サーボモータと、の関係が前記接続情報通りか否かを確認する確認部と、を備えた制御装置が提供される。
また、本発明によれば、サーボモータを制御するサーボアンプが通信可能に接続される制御装置における処理方法において、前記制御装置は、複数の前記サーボアンプがシリアル接続可能なシリアル通信用のインタフェースであって、通信プロトコルが互いに異なる、複数のインタフェースを備え、前記処理方法は、各々の前記インタフェースと、各々の前記インタフェースに前記サーボアンプを介して接続されているサーボモータと、の関係を示す接続情報を記憶する記憶工程と、前記サーボモータの制御内容が決定した場合に、前記記憶工程で記憶した前記接続情報を参照して各々の前記サーボモータに対応する通信プロトコルをそれぞれ特定する特定工程と、前記インタフェースを介して前記サーボアンプに制御指令を出力する出力工程と、前記サーボアンプから接続確認信号を受信する受信工程と、前記受信工程で受信した前記接続確認信号と、前記記憶工程で記憶した前記接続情報と、に基づいて、各々の前記インタフェースと、各々の前記サーボモータと、の関係が前記接続情報通りか否かを確認する確認工程と、を備えた処理方法
が提供される。
本発明によれば、利用可能なサーボアンプやサーボモータの選択の自由度を向上することができる。また、インタフェースとサーボモータとの接続関係を確認できる。
本発明の一実施形態に係る制御装置及びその周辺の装置のブロック図。 コネクタの例を示す図。 サーボアンプのブロック図。 処理部と記憶部の機能ブロック図。 接続情報の説明図。 電源投入時の制御装置及びサーボアンプの処理例を示すフローチャート。 制御装置の処理例を示すフローチャート。
図1は本発明の一実施形態に係る制御装置10及びその周辺の装置のブロック図である。制御装置10はサーボアンプ20、20A、20Bを介してサーボモータ(図1において不図示)を制御するコントローラであり、サーボアンプ20、20A、20Bは制御装置10に通信可能に接続されている。
<制御装置の構成>
制御装置10は、主回路基板11と、増設回路基板12A、12Bと、を備える。増設回路基板12A、12Bはユーザが必要に応じて選択的に主回路基板11に接続する基板である。以下、増設回路基板12A、12Bを総称する場合には増設回路基板12という。
主回路基板11は、処理部111、記憶部112、通信インタフェース部113、114、アドレスデコーダ部115及びコネクタ部116を備える。
処理部111はCPU等のプロセッサであり、記憶部112に記憶されたプログラムを実行する。記憶部112は、例えば、RAM、ROM、ハードディスク等である。通信インタフェース部113は上位コンピュータ1と処理部111との通信を司る通信用ICである。通信インタフェース部114は複数のサーボアンプ20と処理部111との通信を司るシリアル通信用ICである。複数のサーボアンプ20(図1では2つ)は、通信インタフェース部114にシリアル接続されている。
通信インタフェース部113、114には、それぞれ、固有のアドレスが割り当てられている。アドレスデコーダ部115は、処理部111がアドレスバス上に出力した信号が通信インタフェース部113を指定している場合には、通信インタフェース部113に選択信号を出力し、通信インタフェース部114を指定している場合には、通信インタフェース部114に選択信号を出力する。これにより処理部111は、通信インタフェース部113や通信インタフェース部114にアクセス可能となる。
コネクタ部116には増設回路基板12が接続される。増設回路基板12はコネクタ部124を備える。図2はコネクタ部116、124の一例を示す。コネクタ部116は雌型のコネクタである。コネクタ部124は複数のピン電極からなる雄部124aと、雌部124bとを備え、雄部124aは基板を貫通している。
そして、例えば、図2に示すように、増設回路基板12Aのコネクタ部124の雄部124aをコネクタ部116に挿入して接続する。これにより、主回路基板11のバスと増設回路基板12Aのバスとを電気的に接続できる。更に増設回路基板12Bの雄部124aを増設回路基板12Aのコネクタ部124の雌部124bに挿入して接続する。これにより、主回路基板11のバスと増設回路基板12A及び12Bの各バスとを電気的に接続できる。
こうして主回路基板11のバスに対して、複数の増設回路基板12を並列に接続することができる。ここでは2つの増設回路基板12A及び12Bを例示しているが、3以上の増設回路基板12を順次接続することが可能である。そして、主回路基板11のコネクタ部116を一つとしながら、複数の増設回路基板12を着脱可能に実装することができる。尤も、増設回路基板12を個別に着脱可能とするよう、複数のコネクタ部116を主回路基板11に設けてもよい。
図1に戻り、増設回路基板12Aは、通信インタフェース部121A、アドレスデコーダ部122、ID保持部123及びコネクタ部124を備える。通信インタフェース部121Aは複数のサーボアンプ20Aと処理部111との通信を司るシリアル通信用ICである。複数のサーボアンプ20A(図1では2つ)は、通信インタフェース部121Aにシリアル接続されている。ID保持部123は増設回路基板12Aに固有のIDを記憶している。
通信インタフェース部121A及びID保持部123には、それぞれ、固有のアドレスが割り当てられている。アドレスデコーダ部122は、処理部111がアドレスバス上に出力した信号が通信インタフェース部121Aを指定している場合には、通信インタフェース部121Aに選択信号を出力する。これにより処理部111は、通信インタフェース部121Aにアクセス可能となる。
アドレスデコーダ部122は、処理部111がアドレスバス上に出力した信号がID保持部123を指定している場合には、ID保持部123に選択信号を出力する。選択信号を受信したID保持部123は、自分が記憶しているIDをデータバス上に出力する。処理部111はデータバス上に出力されたIDを取得することで、増設回路基板12Aが主回路基板11に接続されていることを確認することができる。
増設回路基板12Bは増設回路基板12Aと同様の構成となっている。つまり、増設回路基板12Bは通信インタフェース部121B、アドレスデコーダ部122、ID保持部123及びコネクタ部124を備える。通信インタフェース部121Bは複数のサーボアンプ20Bと処理部111との通信を司るシリアル通信用ICである。複数のサーボアンプ20B(図1では3つ)は、通信インタフェース部121Bにシリアル接続されている。
ID保持部123は増設回路基板12Bに固有のIDを記憶している。通信インタフェース部121B及びID保持部123に、それぞれ、固有のアドレスが割り当てられている点や、その機能並びにアドレスデコーダ部122の機能は増設回路基板12Aの場合と同様である。
通信インタフェース部114、121A及び121Bは互いに異なる通信プロトコルに基づいている。通信インタフェース部114とサーボアンプ20の組みは通信プロトコルを共通としている。同様に、通信インタフェース部121Aとサーボアンプ20Aの組みや、通信インタフェース部121Bとサーボアンプ20Bとの組みも、それぞれ通信プロトコルを共通としている。
通信プロトコルの違いはソフトウエアの違いだけでなく、ハードウエアも違う場合があり得る。ハードウエアの違いには、サーボアンプに対する配線の接続ポートの違いも含まれ得る。図2は、増設回路基板12Aの接続ポート125Aと増設回路基板12Bの接続ポート125Bとの物理的な構成が異なっている場合を例示している。
ここで、例えば、サーボアンプのメーカとして、X社、Y社、Z社が存在し、互いに異なる通信プロトコルを採用している場合を想定する。この場合、例えば、通信インタフェース部114はX社の通信プロトコルに基づくものとし、通信インタフェース部121AはY社の通信プロトコルに基づくものとし、通信インタフェース部121BはZ社の通信プロトコルに基づくものとする。そうすると、制御装置10にはX社、Y社、Z社の各サーボアンプが接続可能となる。
通信インタフェース部121A、121Bはそれぞれ増設回路基板12A、12Bに実装したので、X社のサーボアンプのみを利用したいユーザは主回路基板11のみを準備すればよいことになる。また、X社とZ社のサーボアンプを利用したいユーザは主回路基板11と増設回路基板12Bを準備すればよいことになる。
本実施形態では、サーボアンプとの通信用のインタフェース部として、主回路基板11には一つの通信インタフェース部114のみを実装し、他の通信インタフェース部121A、121Bは増設回路基板12A、12Bにそれぞれ実装した。しかし、増設回路基板12を用いず、主回路基板11に全ての通信インタフェース部を実装する構成も採用可能である。但し、この場合はユーザにとって不要な通信インタフェース部が存在する場合があり得る。逆に、主回路基板11には、サーボアンプとの通信用のインタフェース部を実装せず、増設回路基板12のみに実装する構成も採用可能である。この場合はユーザにとって不要な通信インタフェース部が存在する場合は無くなるが、主回路基板11を準備しただけでは、いずれのサーボアンプも接続できなくなる。
また、主回路基板11や増設回路基板12に実装する通信インタフェース部は必ずしも1種類である必要はなく、2種類以上実装してもよい。増設回路基板12の数も2つに限られず、1つであってもよいし3以上であってもよい。
<サーボアンプの構成>
図3はサーボアンプ20のブロック図である。ここではサーボアンプ20を例に挙げるが、サーボアンプ20A、20Bも同様の構成を備えている。
サーボアンプ20は、処理部21、記憶部22、通信インタフェース部23、ドライブ回路24及び信号処理部25を備える。
処理部21はCPU等のプロセッサであり、記憶部22に記憶されたプログラムを実行する。記憶部22は、例えば、RAM、ROM、ハードディスク等である。通信インタフェース部23は制御装置10と処理部21との通信を司る通信用ICである。
ドライブ回路24は処理部21からの制御指令に基づきサーボモータMに駆動電力を供給する。エンコーダEはサーボモータMの回転量を検出するセンサである。信号処理部25はA/D変換器等を備え、エンコーダEの出力信号に基づく検出結果を処理部21へ出力する。処理部21はエンコーダEの検出結果に基づきサーボモータMを制御する。本実施形態では一つのサーボアンプ20が一つのサーボモータMを制御する場合を想定している。
<異なる通信プロトコルへの対応>
本実施形態における、異なる通信プロトコルへの対応について説明する。図4は制御装置10の処理部111の機能ブロック図及び記憶部112に記憶される情報を示す。
処理部111は、記憶部112に記憶された演算プログラム112aを実行することで制御内容演算部111aとして機能する。制御内容演算部111aは上位コンピュータ1からの指示にしたがい、各々のサーボモータMの制御内容を決定する。
処理部111は、また、記憶部112に記憶された接続情報112bを参照して各々のサーボモータMに対応する通信プロトコルをそれぞれ特定する特定部111bとして機能する。図5は接続情報112bの一例を示す。接続情報112bはユーザが適宜設定、変更することが可能である。
接続情報112bは、各々の通信インタフェース部114、121A、121Bと、これらにサーボアンプ20、20A、20Bを介して接続されているサーボモータMと、の関係を示す情報である。換言すれば、各サーボモータMと通信プロトコルの種類との関係を示している。図5の接続情報112bでは、モータIDに、通信インタフェースIDと配置IDとが関連付けられている。
モータIDは各サーボモータMを個別に識別するためのIDである。本実施形態の場合、上記の通り、本実施形態では一つのサーボアンプ20が一つのサーボモータMを制御する場合を想定している。したがって、モータIDはサーボアンプ20、20A、20Bを識別するためのIDでもある。
通信インタフェースIDは、通信インタフェース部114、121A、121Bを識別するためのIDであり、通信プロトコルの種類を識別するID(或いは主回路基板11や増設回路基板12A、12Bを識別するID)でもある。接続情報112bにおいて通信インタフェースIDはサーボモータMのサーボアンプの接続先の通信インタフェース部を示す。例えば、図1において、サーボアンプ20に接続されているサーボモータMであれば、通信インタフェース部114を示すIDが関連付けられる。また、サーボアンプ20Aに接続されているサーボモータMであれば通信インタフェース部121Aを示すIDが関連付けられる。
配置IDは、サーボモータMの配設部位を識別するためのIDである。図5は、一例としてサーボモータMがロボット2の駆動用のサーボモータである場合を想定し、ロボット2におけるサーボモータMの配設部位を例示している。例えば、モータIDが”a”のサーボモータはロボット2のエンドエフェクタを駆動するモータである。
図4に戻り、処理部111は、記憶部112に記憶された変換プログラム112cを実行することで変換部111cとして機能する。変換プログラム112cは、通信プロトコルの種類毎に用意される。変換部111cは、特定部111bが特定した通信プロトコルにしたがって、変換プログラム112cを選択して実行し、制御内容演算部111aが決定したサーボモータM毎の制御内容を、対応する通信プロトコルの種類に応じたサーボモータM毎の制御指令に変換する。
例えば、サーボアンプ20Aに接続されているサーボモータMであれば、通信インタフェース部121Aの通信プロトコルに対応した変換プログラム112cが実行され、制御内容演算部111aで決定した制御内容が制御指令に変換される。同様に、サーボアンプ20Bに接続されているサーボモータMであれば、通信インタフェース部121Bの通信プロトコルに対応した変換プログラム112cが実行され、制御内容演算部111aで決定した制御内容が制御指令に変換される。
処理部111は、また、出力部111dとして機能する。出力部111dは変換部111cで変換した制御指令を、対応する通信インタフェース部114、121A又は121Bを介してサーボアンプ20、20A又は20Bに出力する。例えば、サーボアンプ20Aに接続されているサーボモータMの制御指令を出力する場合には、通信インタフェース部121Aを介して制御指令を出力する。制御指令には、モータIDによって、制御対象となるサーボモータMが指定される。サーボアンプ20Aは自身に接続されたサーボモータMが指定された場合にその制御指令を受信して実行することになる。
<処理例>
図6は電源投入時の制御装置10及び各サーボアンプ20、20A、20Bの初期処理例を示すフローチャートである。電源が投入されると制御装置10の処理部111、及び、各サーボアンプ20、20A、20Bの処理部21は、同図の処理を実行する。
処理部111はS1で起動処理を行う。また、各処理部21もS11で起動処理を行う。処理部111は、S2で増設基板の接続確認処理を行う。ここでは、接続情報112bを読み出し、接続情報112bの通信インタフェースIDで示される通信インタフェース部を有する増設回路基板(12Aや12B)が主回路基板11に接続されているかを確認する処理を行う。
詳細には、各ID保持部123に固有のアドレスを順次指定し、ID保持部123からIDが出力されれば接続されていると判断し、出力されなければ接続されていないと判断する。接続情報112bの通信インタフェースIDで示される全通信インタフェース部について接続が確認されればS3へ進み、確認できなければエラー処理を行う。
S3〜S5で処理部111は、接続情報112bのモータIDで示される各サーボモータMの接続確認を行う。具体的には、各サーボアンプ20、20A、20Bへ、対応する通信インタフェース部114、121A、121Bを介して順番にモータIDを指定して接続確認信号を送信する(S3)。制御装置10からの接続確認信号を受信した各サーボアンプ20、20A、20Bの処理部21は、折り返し接続確認信号を制御装置10へ送信する(S12)。接続確認信号を受信すると、処理部111はそのサーボアンプとの通信接続を確立する(S4)。接続確認信号を受信しなかった場合、処理部111はエラー処理を行う。S5では接続情報112bで示される全てのモータIDについて、サーボアンプと通信接続が確立したか否かを判定し、全て確立していれば(Yes)一単位の処理を終了し、全て確立していなければ(No)S3へ戻って次のサーボアンプとの通信接続確認を行う。こうして、処理部111はサーボアンプから受信した接続確認信号と、接続情報112bと、に基づいて、各々の通信インタフェース部114、121A、121Bと、各々のサーボモータMと、の関係が接続情報112b通りか否かを確認することができる。
次に、上位コンピュータ1から制御指令を受信した場合の制御装置10の処理例を図7を参照して説明する。
図5に例示した、サーボモータMがロボット2の駆動用のサーボモータである場合を想定すると、上位コンピュータ1からは例えばエンドエフェクタを所定の位置へ移動する制御指令が目標動作として制御装置10に与えられる。
このような場合に、制御装置10の処理部111は図7の処理を実行する。図7の処理のうち、S21〜S23の処理は図4の制御内容演算部111aとしての処理に相当し、S24の処理は特定部111bとしての処理に相当する。また、S25の処理は変換部111cとしての処理に相当し、S26の処理は出力部111dとしての処理に相当する。
S21では、目標動作を達成するのに必要な各サーボモータMの回転量を演算する。S22では軌道計画を行う。例えば、ロボットのエンドエフェクタを目標位置に移動する場合にはその移動軌道を決定する。S23では各サーボモータMの制御内容を決定する。制御内容は、例えばサーボモータMを単位時間に回転させる位置データである。
S24では接続情報112bを参照して各々のサーボモータMに対応する通信プロトコルをそれぞれ特定する。S25では、サーボモータMに対応する通信プロトコルに対応した変換プログラムにより、S23で決定した個々のサーボモータMの制御内容を、対応通信プロトコルに適合した制御指令に変換する。S26ではS25で変換した制御指令を、対応する通信インタフェース部114、121A又は121Bを介してサーボアンプ20、20A又は20Bに出力する。ここでは、例えば、サーボモータMの駆動タイミングと回転量が指定された制御指令が出力される。
以上により一単位の処理が終了する。処理部111は、例えば、一定時間毎に同期用のデータが各サーボアンプに送信され、各サーボアンプは受信した同期用のデータを契機として制御指令を実行することになる。
以上述べたとおり、本実施形態では互いに通信プロトコルが異なる通信インタフェース部114、121A及び121Bを備えたことで、利用可能なサーボアンプやサーボモータの選択の自由度を向上することが可能となる。言い換えると、サーボアンプやサーボモータを自由に選定することが可能なコントローラ(制御装置)が得られる。通信インタフェース部114、121A及び121Bと、サーボモータMとの対応関係は接続情報112bで管理されるので、通信プロトコルの種類を識別してサーボモータMの制御が可能となる。また、変換部111cにより、制御内容演算部111aが決定した制御内容を、自動的に各通信プロトコルに対応した制御指令に変換できる。これにより、ロボット等のモーション制御にあたって、サーボアンプの通信プロトコルを統一する必要を無くすことを可能とした。

Claims (6)

  1. サーボモータを制御するサーボアンプが通信可能に接続される制御装置において、
    複数の前記サーボアンプがシリアル接続可能なシリアル通信用のインタフェースであって、通信プロトコルが互いに異なる、複数のインタフェースと、
    各々の前記インタフェースと、各々の前記インタフェースに前記サーボアンプを介して接続されているサーボモータと、の関係を示す接続情報を記憶する記憶部と、
    前記サーボモータの制御内容が決定した場合に、前記記憶部に記憶された前記接続情報を参照して各々の前記サーボモータに対応する通信プロトコルをそれぞれ特定する特定部と、
    前記インタフェースを介して前記サーボアンプに制御指令を出力する出力部と、
    前記サーボアンプから受信した接続確認信号と、前記記憶部に記憶された前記接続情報と、に基づいて、各々の前記インタフェースと、各々の前記サーボモータと、の関係が前記接続情報通りか否かを確認する確認部と、
    を備えた制御装置。
  2. 前記特定部が特定した通信プロトコルにしたがって、前記制御内容を前記サーボモータ毎の制御指令に変換する変換部を備え、
    前記出力部は前記変換部により変換された制御指令を出力する請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記制御装置が、
    前記記憶部、前記特定部、前記変換部及び前記出力部を含む主回路基板と、
    前記主回路基板に対して着脱可能に実装される、少なくとも一つの増設回路基板と、を備え、
    前記複数のインタフェースのうちの少なくとも一つが、前記増設回路基板に含まれる請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記サーボモータがロボット駆動用のサーボモータであり、
    前記ロボットの目標動作に基づいて、各サーボモータの前記制御内容を決定する請求項1に記載の制御装置。
  5. サーボモータを制御するサーボアンプが通信可能に接続される制御装置における処理方法において、
    前記制御装置は、
    複数の前記サーボアンプがシリアル接続可能なシリアル通信用のインタフェースであって、通信プロトコルが互いに異なる、複数のインタフェースを備え、
    前記処理方法は、
    各々の前記インタフェースと、各々の前記インタフェースに前記サーボアンプを介して接続されているサーボモータと、の関係を示す接続情報を記憶する記憶工程と、
    前記サーボモータの制御内容が決定した場合に、前記記憶工程で記憶した前記接続情報を参照して各々の前記サーボモータに対応する通信プロトコルをそれぞれ特定する特定工程と、
    前記インタフェースを介して前記サーボアンプに制御指令を出力する出力工程と、
    前記サーボアンプから接続確認信号を受信する受信工程と、
    前記受信工程で受信した前記接続確認信号と、前記記憶工程で記憶した前記接続情報と、に基づいて、各々の前記インタフェースと、各々の前記サーボモータと、の関係が前記接続情報通りか否かを確認する確認工程と、
    を備えた処理方法。
  6. 前記特定工程で特定した通信プロトコルにしたがって、前記制御内容を前記サーボモータ毎の制御指令に変換する変換工程を備え、
    前記出力工程では前記変換工程で変換した制御指令を出力する請求項5に記載の処理方法。
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