JP5082895B2 - ロボットビジョンシステム - Google Patents

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本発明は、ロボット、特に産業用ロボットに視覚機能を付与したシステムであるロボットビジョンシステムに関する。
一般に産業用ロボットは、その先端の機能部を所定の目標位置に順次移動させることで、その機能部にて被搬送物を把持して搬送することや被加工物に種々の作業を行なうことを可能にしている。そして、こうしたロボットの機能部の移動は、予めティーチングなどでその機能部が目標位置を順次移動するように作成された制御プログラムに基づいて行なわれることが多い。例えば、複数のアームが回動可能に順に連結されたロボットでは、制御プログラムによって各アームの連結部の回転角度が逐次指定された回転角度に制御されることによりその機能部が所定の位置に位置決めされる。
ところで、このように予め定められた制御プログラムに基づいて制御されるロボットの機能部に所定の作業を行なわせるためには、ロボットと被加工物や被搬送物との相対的な位置関係が制御プログラムを作成したときの位置関係と同様でなければならない。詳述すると、例えば部品を基板に配置させるような場合、ロボットは所定の位置及び向きで供給された部品をその機能部の所定の位置に所定の向きで把持するとともに、その機能部を所定の向きで所定の位置に移動させることによって、本来所定の位置及び向きに配置されているはずの基板に対する部品の配置を行なうこととなる。そのため逆に、部品の供給位置や供給向き、あるいは部品とロボットとの相対位置、さらには基板の配置位置や向き等のいずれか一つでもそれらの関係にずれが生じるだけで、基板に対する部品の配置精度が確保できなくなる。
そこで従来は、部品等の位置や向きに多少のずれがあってもロボット等が搬送する部品を基板に対して正確に配置させるために、例えば特許文献1に記載のようなシステムも提案されている。すなわちこのシステムでは、イメージセンサを通じて撮像された部品及び基板の画像データを画像処理して算出された基板に対する部品の相対位置のずれ量に基づいて部品の搬送位置を補正するようにしている。図6に、この特許文献1に記載のカメラシステムの概要をブロック図として示す。
同図6に示すように、このシステムは基本的に、ホストコンピュータ100と、このホストコンピュータ100が接続されている高速シリアルデータバス102に接続された制御モジュール106を有するイメージセンサ104とを備える構成となっている。また、制御モジュール106には、この制御モジュール106からの指令を受け取ってその要求される動作を行なうロボット等からなる駆動装置108が接続されている。なお、図6では便宜上、高速シリアルデータバス102に接続された1つの制御モジュール106(イメージセンサ104)のみを図示したが、この高速シリアルデータバス102には複数の制御モジュール106(イメージセンサ104)が接続可能である。
ここで、ホストコンピュータ100には記憶部110が設けられており、この記憶部110には、制御モジュール106に対応する専用の制御用ファームウェア111、制御モジュール106の機能及び性能特性を設定するための専用の情報(パラメータ)112、制御モジュール106に画像処理を実行させる指示プログラム113等が保存されている。また、ホストコンピュータ100は、高速シリアルデータバス102におけるルートノードの役割を担っていて、高速シリアルデータバス102に複数の制御モジュール106が接続される場合であれ、それら接続された制御モジュール106を一意的に設定された
通し番号からなる識別番号によって各制御モジュール106を識別管理する。例えば、高速シリアルデータバス102に新たに接続されて通信が可能になった制御モジュール106があれば、ルートノードとしてのホストコンピュータ100は、この通信が可能になった制御モジュール106に対して対応する専用の制御用ファームウェア111を送信する。また、パラメータ112を要求した制御モジュール106があれば、この制御モジュール106に対してホストコンピュータ100は適切な特性、例えば機能及び性能を設定するための専用の情報(パラメータ)112を送信する。さらにホストコンピュータ100は、上記識別番号による識別管理に基づき、各制御モジュール106に対して必要と判断される指示プログラム113があればこれを送信する。
また、高速シリアルデータバス102は、データ通信用のネットワークであって、例えば高性能シリアルバス用IEEE規格1394のバス(以下、IEEE1394バスという)からなる。このIEEE1394バスは、高いデータ転送レートを有するとともに、等時性を持ってデータ転送を行なう等時性モード、非同期にデータ転送を行なう非同期モード、ホストを介さない「ピアツーピア」通信機能などを有している。このため、このカメラシステムにおいても制御用ファームウェア111やパラメータ112、指示プログラム113等の転送能力に優れたバスとなっている。
一方、イメージセンサ104は、レンズを介して撮像される画像をデジタル画像データDgとして取得するデジタルカメラシステムからなる。ここでは、この取得された画像データDgが制御モジュール106にそのまま転送され、この転送された画像データDgが、制御モジュール106にて、上記指示プログラム113に基づき所要に処理される。
ここで、制御モジュール106は、大きくは通信ユニット120と、この通信ユニット120に電気的に接続されている駆動装置用機能ユニット121とを有して構成されるモジュールである。このうち、通信ユニット120は、いわゆる小型コンピュータからなり、当該通信ユニット120に一意的な識別記号を与える通信IDコンポーネント122と、演算処理を行なうプロセッサ123と、このプロセッサ123のブートストラップロード指示プログラムが格納されている不揮発性メモリ124とを有している。また、この通信ユニット120には、ホストコンピュータ100から転送された上記指示プログラム113をはじめ、当該制御モジュール106用の制御状態命令及び制御変数のデータブロック等が一時的に保存される揮発性メモリ125が併せて設けられている。すなわちこの通信ユニット120では、電源が投入されるとまず、不揮発性メモリ124から提供されるブートストラップロード指示プログラムがプロセッサ123にて実行される。そして、このプログラムの実行に伴い通信IDコンポーネント122を通じて一意的に与えられる識別番号がホストコンピュータ100に送信され、これによりホストコンピュータ100から転送される専用の制御用ファームウェア111をはじめ、必要に応じて転送されるパラメータ112や指示プログラム113を取得する。その後、こうしてホストコンピュータ100から取得した制御用ファームウェア111はプロセッサ123に読み込まれて実行され、パラメータ112や指示プログラム113等も必要に応じて揮発性メモリ125に一時保存されつつプロセッサ123に読み込まれて実行、もしくは実行に供される。他方、上記駆動装置用機能ユニット121では、通信ユニット120でのこうした処理を通じて発せられる命令(位置命令)に基づいて上記駆動装置108の駆動を制御する。
上記カメラシステムではこのように、イメージセンサ104にて撮像された画像データDg及びデータブロックを使用して駆動装置108に対する命令(位置命令)を算出し、その命令を駆動装置用機能ユニット121を介して駆動装置108に伝達する。これにより、イメージセンサ104により撮像された部品及び基板の画像データDgを処理して算出された基板に対する部品の位置ずれに基づいて部品の搬送位置を補正することができるなど、駆動装置108による部品の位置決め精度の向上を図ることができるようになる。
米国特許第6985780号
しかしながら、上記特許文献1に記載のカメラシステムでは、制御モジュール106の電源が投入されるたびに、もしくはその都度必要とされるたびに制御用ファームウェア111をはじめ、機能及び性能特性を設定するための情報(パラメータ)112や指示プログラム113をそれぞれホストコンピュータ100から取得する必要がある。そのため、カメラシステムとしても自ずとホストコンピュータ100はもとより、高速のネットワークシステムが必須となり、システムの大規模化が避けられないものとなっている。
本発明は、上記課題を解消するためになされたものであって、その目的は、視覚機能を付与したロボットシステムとして、小規模化が可能なシステム構成でありながら、撮像した画像データに基づく柔軟で精度の高い位置決め等の制御を行なうことのできるロボットビジョンシステムを提供することにある。
本発明のロボットビジョンシステムは、ロボットと、該ロボットに設けられてワークに対する所定の処理を行う機能部と、前記ワークを含むロボットの周辺画像を撮像しつつこの撮像した画像を逐次データ処理して前記ロボットの動作に必要とされる情報を出力するスマートカメラと、前記ロボットの動作を制御する制御プログラムを有し、この制御プログラムと前記スマートカメラから出力される情報とに基づき前記機能部の位置決めを含めて前記ロボットの動作を制御するロボットコントローラと、を備えることを要旨とする。
このような構成によれば、ワークも含めて撮像されたロボットの周辺画像の逐次データ処理を通じてスマートカメラから転送される情報に基づき、その都度のロボットの動作に必要とされる位置決め等をはじめとする各種制御が柔軟に、しかも精度よく行なわれるようになる。このとき、上記ロボットの周辺画像を逐次データ処理して得られる情報は、スマートカメラの機能にもよるものの、画像データを処理して得られる物等の座標情報、あるいは向き、形状、色等を示す情報、さらには基準等に対する適否を示す情報など多様であり、それら情報によりロボットの制御に高い自由度を与えることができる。また、スマートカメラにて撮像した画像をスマートカメラ自身にて逐次データ処理することにより、画像データの伝送距離が短縮され、画像データにノイズが混入される等の虞も抑制される。さらに、スマートカメラとロボットコントローラとの間では、通常の画像データに比較してサイズの小さい情報が転送されることから、特に高い転送能力を有するデータ転送機構は必要とされない。このため、ロボットに視覚機能を付与したロボットビジョンシステムとして、データ転送能力も含め、これをより簡易で小規模化の可能な構成とすることができるとともに、撮像した画像データに基づく柔軟で精度の高い位置決め等の制御を行うことができる。
また本発明のロボットビジョンシステムは、上記ロボットビジョンシステムにおいて、前記スマートカメラは、前記ロボットの動作に必要とされる情報として前記ワークに関する情報を出力するものであることを要旨とする。
この構成によるように、上記スマートカメラがワークを含んで撮像されるロボットの周辺画像から、その逐次のデータ処理を通じてワークに関する情報、例えばワークの座標、向き、形状、色等の情報を求め、これを出力するものとすれば、これらの情報が入力されるロボットコントローラでは、これらワークの座標、向き、形状、色等に基づく精度の高いワーク操作を行うことができるようになる。このうち、例えばワークの座標情報がスマートカメラから出力される場合には、これが入力されるロボットコントローラでは、ロボ
ットの機能部とワークとのずれ量を算出して機能部の位置を補正するなどの制御も可能となる。
また本発明のロボットビジョンシステムは、上記ロボットビジョンシステムにおいて、前記スマートカメラは、前記ロボットの動作に必要とされる情報として前記ロボットの機能部に関する情報を出力するものであることを要旨とする。
この構成によるように、上記スマートカメラが、上記ロボットの周辺画像としてロボットの機能部を含むようにこれを撮像し、その逐次データ処理を通じてロボットの機能部に関する情報、例えば同機能部の座標、向き、形状、色等の情報を求めてこれを出力するものとすれば、これらの情報が入力されるロボットコントローラでは、これらロボットの機能部の座標、向き、形状、色等に基づく機能部のより柔軟で精度の高い位置制御を行うことができるようになる。このうち、例えばロボットの機能部の座標情報がスマートカメラから出力される場合には、これが入力されるロボットコントローラでは、この機能部と処理の対象となるワークとのずれ量を算出してワークとの相対位置を補正するなどの制御も可能となる。
また本発明のロボットビジョンシステムは、上記ロボットビジョンシステムにおいて、前記スマートカメラは、前記ロボットの動作に必要とされる情報を前記ロボットコントローラに直接出力するものであることを要旨とする。
このような構成によれば、ロボットとスマートカメラとの間の情報の伝達は、例えばホストコンピュータの様な装置を介すことなく直接に行なわれるため、当該ロボットビジョンシステムとしてもその小規模化の実現が容易となる。
また本発明のロボットビジョンシステムは、上記ロボットビジョンシステムにおいて、前記スマートカメラと前記ロボットコントローラとはバス型のネットワークを介して通信可能に接続されており、前記スマートカメラから出力される前記ロボットの動作に必要とされる情報は、前記バス型のネットワークを介して前記ロボットコントローラに転送されることを要旨とする。
このような構成によれば、ロボットコントローラとスマートカメラとの間の情報の転送には汎用的なバス型のネットワーク、例えばイーサネット(登録商標)を用いることができることから、こうしたロボットビジョンシステムの実現もより容易となる。
以下、本発明にかかるロボットビジョンシステムを具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態にかかるロボットビジョンシステム1についてその概要をブロック図として示したものである。
図1に示すように、ロボットビジョンシステム1は、ロボットシステム2とそのロボットシステム2に接続されるスマートカメラ12を中心に構成されている。そして、ロボットシステム2は、大きくはロボット10とロボットコントローラ11とを備える構成となっている。ここで、このロボットシステム2は、複数のアームがそれぞれ関節部にて連結された多関節型のロボットを有するシステムであり、そのロボット10は、それぞれの関節部において連結されたアーム同士を所定の相対角度に回動させてその先端の機能部Tを目標位置まで移動させることによりワークWの加工や搬送を行なう部分である。なお、ロボット10の関節部には、モータやエンコーダが設けられている。また、ロボット10(機能部T)を位置制御等するロボットコントローラ11には、ロボット10の周辺画像I
mを撮影するとともに、その撮像された周辺画像Imのデータを処理してこうしたロボット10の位置制御に必要な情報を与えるスマートカメラ12が接続されている。さらに、ロボットコントローラ11には、必要に応じて、ロボット10の動作を制御する制御プログラムの開発に必要な開発用コンピュータ13やロボット10に対する教示による制御プログラムの作成に際してティーチングの指示を入力するティーチングペンダント14等が接続可能になっている。
図2は、ロボットコントローラ11のハードウェア的な構成を示したものである。ロボットコントローラ11には、CPUボード20、ロボット制御ボード21、デジタル入出力ボード22及びシリアル通信ボード23のそれぞれが一つのISAバス24に接続される態様にて設けられている。
ここで、CPUボード20は、図3に示すように、いわゆる小型コンピュータからなり、CPU30、ROM31、RAM32、SRAM33、ISAバスインタフェース34、イーサネット(登録商標)コントローラ35及びシリアル入出力(SIO)コントローラ36のそれぞれが一つのメインバス37に接続される態様にて設けられている。CPU30はいわゆる中央演算処理装置であって、CPU30がRAM32をデータメモリとして用いつつROM31やSRAM33に記憶されたOS(オペレーティングシステム)や各種アプリケーションプログラム等に基づいて所定の演算を行なうことにより、ロボット10に対する位置制御指令の生成が行なわれる。なお、ROM31としては、保存されているOSや各種アプリケーションプログラム等を必要に応じて開発用コンピュータ13等から変更できるように、フラッシュROM等のような書き換え可能なROMを採用することが望ましい。SRAM33は、ロボットコントローラ11の電源が遮断された場合にも図示しない電源からの電力の供給によりROM31よりも大量のデータ等を保存する事が可能なメモリであり、CPU30の処理に供される各種アプリケーションプログラムや各種データ等が保存されるとともにCPU30の演算結果も保存される。ISAバスインタフェース34は、メインバス37及びロボットコントローラ11のISAバス24の両方に接続されていて、CPUボード20とロボットコントローラ11のISAバス24に接続された他の各ボード21〜23との通信を可能にするインタフェースである。すなわち、CPUボード20にて算出された各ボード21〜23に伝達する必要のあるデータ、例えばロボット10に対する位置制御指令等は、ISAバス24を介して他の各ボード21〜23からも参照できるようになっている。イーサネット(登録商標)コントローラ35は、ロボットコントローラ11と他の機器とをバス型のネットワークとしてのイーサネット(登録商標)にて通信させるものであり、第1のポートP1に接続されたイーサネット(登録商標)ケーブルを介して他の機器との通信を可能とする。なお、本実施形態では、この第1のポートP1に、スマートカメラ12や開発用コンピュータ13が接続されることとなる。特にスマートカメラ12は常時接続されている。一方、開発用コンピュータ13は制御プログラムの作成時には接続されるものの、それ以外のときには接続されていないことが通常である。なお、イーサネット(登録商標)による通信には、各機器に設定された固有のアドレスが必要であり、イーサネット(登録商標)コントローラ35やスマートカメラ12や開発用コンピュータ13にはそれぞれ別々の固有のアドレスが予め設定されている。SIOコントローラ36は、ロボットコントローラ11と他の機器とをシリアル通信させるものであり、第2のポートP2に接続された機器とのシリアル通信を可能とする。本実施形態では、この第2のポートP2には、ティーチングペンダント14が接続されるが、このティーチングペンダント14も、ロボット10に対するティーチング作業を行なうとき以外は接続されていないことが通常である。
次に、ロボット制御ボード21は、いわゆる制御コントローラからなり、図4に示すように、DSP(デジタル信号処理装置)40、ROM41、RAM42、ISAバスインタフェース43、モータ制御回路部44、ポジションカウンタ45のそれぞれが一つのメ
インバス46に接続される態様にて設けられている。ロボット制御ボード21では、DSP40がRAM42をデータメモリとして用いつつROM41に記憶されているファームウェアや各種プログラム及びCPUボード20の算出した位置制御指令等に基づいた所定の演算を行ない、これによってロボット10を制御するための制御信号の生成が行なわれる。なお、ROM41としても、保存されたファームウェア等を必要に応じて開発用コンピュータ13等から変更できるように、フラッシュROM等のような書き換え可能なROMを採用することが望ましい。ISAバスインタフェース43は、メインバス46及びロボットコントローラ11のISAバス24の両方に接続されていて、ロボット制御ボード21をロボットコントローラ11のISAバス24に接続された他の各ボード20,22,23と通信可能にするインタフェースである。すなわち、ロボット制御ボード21は、CPUボード20にて算出された位置制御指令等を参照できるとともに、ロボット制御ボード21が算出した各種情報を他の各ボード20,22,23に参照させることができる。モータ制御回路部44には、同じくロボット制御ボード21に設けられているパワードライブ部47が接続されている。モータ制御回路部44では、DSP40にて生成された上記制御信号に基づいてロボット10に設けられたモータMに与えるべき電力を算出しつつパワードライブ部47を介してモータMに与えられる供給電力を制御する。また、モータMに設けられた図示しないセンサにて検出された電流量等の情報がモータ制御回路部44に入力されて、モータMに与えるべき電力の算出に対するフィードバックが行なわれている。ポジションカウンタ45は、ロボット10に設けられた関節部の回転角度を検出するエンコーダENに接続され、そのエンコーダENから入力される回転角度信号に基づいてロボット10の関節部の回転角度を検出する。そして、ロボット制御ボード21はその検出された回転角度を上記制御信号の生成にフィードバックさせるとともに、同ポジションカウンタ45により検出された回転角度はまた、ロボットコントローラ11のISAバス24を介してCPUボード20に取り込まれて上記位置制御指令の生成に利用される。なお、ここでは便宜上、ロボット10が有するモータM及びエンコーダENはそれぞれ1つとして説明したが、ロボット10にはこれらモータM及びエンコーダENがそれぞれ複数備えられていることが一般的である。
また、図1に示したロボットコントローラ11において、デジタル入出力ボード22は、CPUボード20から指示された情報に対応したデジタル信号を出力するとともに、入力したデジタル信号に基づいた情報をCPUボード20が取り込めるようにするボードである。さらに、シリアル通信ボード23は、CPUボード20から指示された情報に基づいたシリアル通信用のデータをポートから出力するとともに、ポートに入力されたシリアル通信用のデータに基づいた情報をCPUボード20が取り込めるようにするボードである。
図5は、スマートカメラ12のハードウェア的な構成を示したものである。スマートカメラ12は、いわゆる小型コンピュータを内蔵する構成となっており、CPU50、ROM51、RAM52、イーサネット(登録商標)コントローラ53、ビデオインタフェース54のそれぞれが一つのメインバス55に接続される態様で設けられている。CPU50はいわゆる中央演算処理装置であって、CPU50がRAM52をデータメモリとして用いつつROM51に記憶されているOSや各種アプリケーションプログラムに基づいて所要の処理、例えば画像処理プログラムを実行することにより、画像データに対するデータ処理が逐次行われる。なお、ROM51としては、これも保存されているOSや各種アプリケーションプログラム等を必要に応じて開発用コンピュータ13等から変更できるように、フラッシュROM等のような書き換え可能なROMを採用することが望ましい。イーサネット(登録商標)コントローラ53は、スマートカメラ12と他の機器とをイーサネット(登録商標)により通信させるものであり、イーサネット(登録商標)ケーブルを介して他の機器との通信を可能とする。本実施形態では、このイーサネット(登録商標)コントローラ53には、ロボットコントローラ11が常時接続されている。なお、イーサ
ネット(登録商標)における通信に用いられる固有のアドレスは上述のように、このイーサネット(登録商標)コントローラ53(スマートカメラ12)自身に予め設定されている。ビデオインタフェース54には、同じくスマートカメラ12に設けられているイメージセンサ56が接続されている。イメージセンサ56は、例えばCCDを撮像素子として用いたカメラであり、ロボット10の周辺画像Im、例えばロボット10が加工や把持するワークWの画像や、ロボット10の先端の機能部Tの画像を撮像してそのデータをビデオインタフェース54に出力する。そして、ビデオインタフェース54は、イメージセンサ56を通じた撮像された画像データをRAM52に転送する部分であり、CPU50では、こうしてRAM52に転送された画像データに対して上述した所要の処理を行なうこととなる。
詳述すると、スマートカメラ12は、ロボットコントローラ11からの撮像指示に基づいてロボット10の周辺画像Imをイメージセンサ56より撮像しつつ、その撮像した画像データをビデオインタフェース54を介して画像メモリでもあるRAM52に逐次保存する。そして、このRAM52に保存された画像データが、ロボットコントローラ11からの画像処理指示に基づき、スマートカメラ12内にて所要の処理、いわゆる画像処理が逐次行なわれる。本実施形態では、この画像処理として、ワークWの位置や向きを示す座標情報、ワークWの形状を示す形状情報、ワークWの色合いや明暗を示す色彩情報、複数のワークW間における重なりや接触などの関係を示す配列情報、ロボット10先端の機能部Tの向きや座標を示すロボット情報等を含む処理情報等を算出する。その後、ロボットコントローラ11からの情報転送指示に基づいてこれら算出された座標情報やロボット情報等を含む処理情報がロボットコントローラ11に転送される。こうして、処理情報が転送されたロボットコントローラ11では、上記処理情報に含まれる座標やロボット情報等に基づいて、例えばワーク座標とロボット10の機能部Tの座標とのずれ量を算出し、その算出したずれに基づいてロボット10の機能部Tの位置を補正する等の制御を行なう。これにより、ロボット10はその機能部TがワークWの加工や把持に好適な位置に精度よく位置決めされるようになる。
以上説明したように、本実施形態のロボットビジョンシステム1によれば、以下に列記するような効果が得られるようになる。
(1)ワークWも含めて撮像されたロボット10の周辺画像Imの逐次データ処理を通じてスマートカメラ12から転送される処理情報に基づき、ロボットコントローラ11がワークWの座標とロボット10の機能部Tの座標とのずれ量を算出して同機能部Tの位置決め制御をするようにした。これにより、ロボット10の機能部Tの動作に必要とされる位置決め、例えばワークWに対する位置決めなどを柔軟に、しかも精度よく行うことができるようになる。
(2)スマートカメラ12により撮像した画像をスマートカメラ12自身にて逐次データ処理するようにした。これにより、画像データの伝送距離が短縮され、画像データにノイズが混入される等の虞を抑制することができる。
(3)スマートカメラ12とロボットコントローラ11との間では、通常の画像データに比較してサイズの小さい情報が転送されるようにした。これにより、情報の転送には特に高い転送能力を有するデータ転送機構は必要とされないため、ロボットビジョンシステムとして、データ転送能力も含め、これをより簡易で小規模化を可能な構成とすることができる。
(4)また、スマートカメラ12とロボットコントローラ11との間の情報の伝達をイーサネット(登録商標)を介して直接行なうようにした。このように情報を直接伝達するようにすることにより、例えばホストコンピュータの様な装置も不要となり、ロボットビ
ジョンシステムとしての小規模化を促進することができる。また、汎用的なバス型のネットワークであるイーサネット(登録商標)を用いたことにより、こうしたロボットビジョンシステムの実現も容易となる。
なお、上記実施形態は、例えば以下のような態様にて実施することもできる。
・上記実施形態では、データ転送機構としてイーサネット(登録商標)を用いたが、データ転送機構はイーサネット(登録商標)には限られず、その他の通信手段、例えば、シリアル通信やUSB、IEEE1394などのデータ転送機構を採用するようにしてもよい。
・上記実施形態では、イメージセンサ56の撮影素子としてCCDを採用したが、こうしたイメージセンサとしては、撮像した画像をビデオインタフェースに入力できるものであればどのようなものであってもよい。
・上記実施形態では、スマートカメラ12としてイメージセンサ56を一体に備えるものを採用したが、こうしたスマートカメラとしては、CPU等を備えた筐体部とイメージセンサを備えたカメラ部とが分離されたものを専用のケーブルにて接続するなど、これら筐体部とカメラ部とが離間されたものを採用するようにしてもよい。そのようにすれば、比較的小さいカメラ部にあってはその配設の自由度が高められ、例えばロボットの先端部にカメラ部を配設するような構成も容易となる。
・上記実施形態では、スマートカメラ12の画像処理による処理情報に基づいてロボットコントローラ11がロボット10の機能部Tの位置決め制御を行うようにした。しかし、上記ロボットビジョンシステムとしての用途はこれに限らない。すなわち、スマートカメラ12の画像データ処理によりワークの位置や向き、ワークの形状、ワークの色合いや明暗、複数のワーク間における重なりや接触などの関係、ロボット10先端の機能部Tの向きや座標等の処理情報が算出される場合には、ロボットコントローラ11にこれら処理情報に基づく各種の制御を行なわせることができる。例えば、ワークの形状や色合いの情報からは、当該ワークが目的の部品であるか否かの判定を行い、その結果を機能部の位置決め制御に反映させるようにすることができる。また、ワークの重なり情報からは、機能部をワークへアプローチさせる特殊な軌道の算出や、機能部に複数のワークを分離させる作業などを行なわせるようにすることができる。また、ロボット10に各種の制御を行う場合においても、多様な情報に基づいた制御が行えることから、より自由度の高い制御を行うこともできる。
・その他、スマートカメラ12が処理の対象とする画像の内容も上述の内容に限られることなく任意である。例えばワークの搬送装置、ワークの加工装置、他のロボットや周辺機器等に関する画像等に基づいてそれぞれ必要とされる処理を行ない、それらの物の向きや座標、形状等の情報を算出するようにしてもよい。これらの情報を制御に用いることで、ロボットコントローラ11は、ロボット10の機能部Tに周囲にある物との干渉や接触を防ぐなどの制御を行うことができるようにもなる。すなわち、ロボットビジョンシステムを構成するロボットの動作を周辺環境、すなわち他の生産設備等に対してより調和したものとすることもできる。
本発明にかかるロボットビジョンシステムの一実施形態についてその概略構成を示すブロック図。 同実施形態のロボットコントローラの構成を示すブロック図。 同実施形態のCPUボードの構成を示すブロック図。 同実施形態のロボット制御ボードの構成を示すブロック図。 同実施形態のスマートカメラの構成を示すブロック図。 従来のカメラシステムの構成を示すブロック図。
符号の説明
1…ロボットビジョンシステム、10…ロボット、11…ロボットコントローラ、12…スマートカメラ、13…開発用コンピュータ、14…ティーチングペンダント、20…CPUボード、21…ロボット制御ボード、22…デジタル入出力ボード、23…シリアル通信ボード、24…ISAバス、30,50…CPU、31,41,51…ROM、32,42,52…RAM、33…SRAM、34,43…ISAバスインタフェース、35,53…イーサネット(登録商標)コントローラ、36…シリアル入出力コントローラ、37,46,55…メインバス、40…DSP、44…モータ制御回路部、45…ポジションカウンタ、47…パワードライブ部、54…ビデオインタフェース、56…イメージセンサ、M…モータ、T…機能部、W…ワーク、EN…エンコーダ、P1…第1のポート、P2…第2のポート。

Claims (3)

  1. ロボットと、
    該ロボットに設けられてワークに対する所定の処理を行う機能部と、
    前記ワークを含むロボットの周辺画像を撮像しつつこの撮像した画像を逐次データ処理して前記ロボットの動作に必要とされる情報を出力するスマートカメラと、
    前記ロボットの動作を制御する制御プログラムを有し、この制御プログラムと前記スマートカメラから出力される情報とに基づき前記機能部の位置決めを含めて前記ロボットの動作を制御するロボットコントローラと、を備え、
    前記スマートカメラ内にて、前記機能部の座標及び向きを算出することで、前記ロボットのロボット制御情報を生成し、前記スマートカメラが前記ロボット制御情報を、前記ロボットコントローラに出力するものであるロボットビジョンシステム。
  2. 前記ロボットの制御に必要とされる情報として、前記スマートカメラ内にて、前記ワークの座標及び向きを算出するものである
    請求項1に記載のロボットビジョンシステム。
  3. 前記スマートカメラと前記ロボットコントローラとはバス型のネットワークを介して通信可能に接続されており、前記スマートカメラから出力される前記ロボットの動作に必要とされる情報は、前記バス型のネットワークを介して前記ロボットコントローラに転送される
    請求項1〜のいずれか1つに記載のロボットビジョンシステム。
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