JP6676475B2 - 電子機器、その制御方法及びプログラム並びに記憶媒体 - Google Patents

電子機器、その制御方法及びプログラム並びに記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、電子機器、特に表示装置を備える電子機器、その制御方法及びプログラム並びに記憶媒体に関する。
表示装置を備えた電子機器には、装置に内蔵された近接検出部等の人感センサの検出情報に基づいてユーザの近接を検出し、表示装置の制御を行うものがある。
例えば、最近のデジタルカメラは、電子ビューファインダ(EVF:Electronic Viewfinder)の他に背面部分に液晶モニタを有し、どちらも被写体の構図確認に使用出来るように構成されている。この構成では、消費電力節減の観点から、EVFと液晶モニタの一方の画像表示を有効にするように制御するのが普通である。すなわち、ユーザがEVFの覗き窓に接眼しているときには、EVFの画像表示を有効にしつつ、液晶モニタの画像表示をオフにする。他方、EVFの覗き窓が閉成されていずに外光が入射しているときには、EVFの表示をオフにしつつ背面モニタの画像表示を有効にする。このような制御のために、EVFの覗き窓またはその近傍に、覗き窓への物体(通常は、撮影者の顔)の近接を検知する近接センサが、設けられている。
特許文献1には、光検出手段と人検出手段により室内の照明が点灯中であり且つ人が存在していると判断された場合に、機器の電源をオンにするテレビ受像機が開示されている。
特許文献2には、電子ビューファインダ(EVF)を採用する撮像装置において、EVFへの接眼を近接センサにより検知したら表示装置の電源をオンにする撮像装置が開示されている。これにより、EVFの表示画像をユーザが見ていない状況、例えば、ユーザそのものが存在しない状況では、EVFの電源をオフにすることができ、消費電力を節減出来る。
特開2008−252526号公報 特開2001−339627号公報
一般的に何れの表示装置も、表示素子の駆動に正電圧及び負電圧の複数種類の電圧を必要としている。消費電力を低減するには、ユーザが必要とされない期間では、これらの駆動電圧の生成を停止しておくことが望ましい。駆動電圧を生成する昇圧または降圧動作が完了し、駆動電圧が安定するまでには、ある程度の時間を要する。通常、駆動電圧が安定した段階で表示装置の画像表示を有効にするのが一般的である。このため、近接検出部によりユーザの近接を検出しても、即座に表示装置に安定した表示をさせることが難しい。
また、ユーザが電子機器を操作していないにも関わらず、近接検出部が誤って近接を検出し、表示装置の制御を行ってしまうという課題も有る。撮像装置の様な電子機器を首にかけて歩行すると、撮像装置が揺れる事により、撮像装置の背面がユーザの腹部に接触したり離れたりする。撮像装置の背面がユーザの腹部に接触または近接すると、近接検出部が近接を検出し、撮像装置の背面がユーザの腹部から離れると、近接検出部は近接未検出となる。すなわち、撮像装置の様な、人体の近接を検出することで表示装置を制御する電子機器を首にかけて歩行する際、電子機器が揺れることで、近接の検出と未検出を繰り返してしまう。この結果、表示装置も駆動(点灯)と停止(消灯)を繰り返すことになり、電力を無駄に消費し続けてしまう。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、近接検出に応じた処理をより好適に行なえる電子機器、その制御方法及びプログラム並びに記憶媒体を提示することを目的とする。
本発明に係る電子機器は、
電子機器の動きを検出する動き検出手段と、
物体の近接を検出する近接検出手段と、
接眼部に接眼して視認可能な表示手段と、
前記近接検出手段の近接検出情報が閾値より近い距離に対応する場合に前記表示手段の表示を開始するように制御する制御手段であって、前記動き検出手段が第1の動きを検出した場合に、前記閾値をより遠い距離に対応する値に変更する制御手段と
を有し、
前記制御手段は、前記第1の動きを検出してから所定時間が経過するまでに前記近接検出手段が近接を検出しなかった場合に、前記閾値を変更前の値に戻すように制御することを特徴とする。
本発明によれば、近接検出に応じて表示の制御を適切に行なえるようになる。
本発明の一実施例の背面図である。 本実施例の概略構成ブロック図である。 近接検出部の概略構成ブロック図である。 本実施例の動作フローチャートである。 本実施例の動作フローチャートである。 本実施例の状態遷移図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る電子機器の一実施例である撮像装置の背面図、図2はその概略構成ブロック図を示す。
図1及び図2に示す撮像装置10は、カメラ本体12と、カメラ本体12から取り外し可能なレンズユニット14からなる。
レンズユニット14は、レンズ16、絞り18、本体12のシステム制御部30からの制御信号に従いレンズ16及び絞り18を制御するレンズ制御部20からなる。レンズユニット14のマウント22を本体12のマウント72に機械的に結合することにより、レンズユニット14は本体12に固定される。本体12への固定状態では、レンズユニット14のコネクタ24は本体12のコネクタ74に電気的に接続する。レンズ制御部20は、コネクタ74,24を介してシステム制御部30と通信する。
レンズ制御部20は、レンズユニット14の全体を制御する。レンズ制御部20は、動作用の定数、変数及びプログラム等を記憶するメモリを内蔵する。レンズ制御部20はまた、レンズユニット14に固有の番号等の識別情報、管理情報、開放絞り値・最小絞り値、焦点距離等の機能情報、並びに、現在及び過去の各設定値等を保持する不揮発メモリを有する。レンズ制御部20は、画像処理部44により測定された合焦状態に応じてレンズ16のフォーカシングを制御することで撮像素子42に入射する被写体像の結像位置を変更する、いわゆるAF機能を有する。レンズ制御部20はまた、絞り18の絞り値及びレンズ16のズーミングを制御する機能を有する。
カメラ本体12の構成を説明する。システム制御部30は、撮像装置10を全体に制御する中央処理プロセッサ(CPU)からなり、システムメモリ32を使って各部を制御する。電気的に消去・記憶可能な不揮発性メモリ34には、各種パラメータ及びISO感度等の設定値、撮影モード及び各種補正データ等が格納され、更には、システム制御部30で動作するコンピュータプログラムが格納されている。
操作部36は、システム制御部30に各種所定の動作指示を入力する操作手段である。操作部36は、スイッチ、ダイヤル、タッチパネル、視線検知によるポインティング及び音声認識装置等のいずれか一つ又はそれらの組み合わせにより構成される。
電源スイッチ38は、撮像装置10の電源オン・オフと各モードの切り替え設定に使用される。
電源部40は、電池、電池検出部、電流検出部、保護回路、DCDCコンバータ及びLDOレギュレータ等から構成されている。電源部40は、システム制御部30の指示に基づき、DCDCコンバータにより生成される所望の電源電圧を所望の期間、撮像装置10の各部に供給する。電源部40は、電池装着の有無、電池種類及び残量を検出し、過電流の検出時には電圧出力を遮断する事により負荷回路を保護する。
撮像素子42は、レンズユニット14により形成され、撮像面に入射する光学像を画像信号に変換する素子である。画像処理部44は、撮像素子42から出力される画像信号に所定の演算処理を行い、その演算結果に基づいて、画素補間処理、色変換処理及びホワイトバランス処理等の画素処理を施して、所定映像信号形式の映像データを生成する。画像処理部44は生成した映像データをメモリ46に一時格納する。画像処理部44は、JPEG等の画像圧縮機能を有する。
記録回路48は、メモリ46に一時格納される映像データを半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体に記録し、記録媒体から再生する回路である。
システム制御部30は、画像処理部44からの露出情報に従い、絞り18の絞り値及びシャッタ50のシャッタ速度を決定する。システム制御部30は、決定したシャッタ速度にシャッタ制御部52を介してシャッタ50を制御し、決定した絞り値にレンズ制御部20を介して絞り18を制御する。システム制御部30は、メモリ46に一時格納される映像データの、ディスプレイ54及びEVF56による画像表示を制御する。
ディスプレイ54は、図1に示すように、カメラ本体12の背面の多くの面積を占める大きさであり、カメラ本体12の背面にディスプレイ54が配置される。EVF56は、ディスプレイ54の上方向に位置する覗き窓の中に配置される、接眼により画面を視認する表示手段である。覗き窓のすぐ下には、ユーザ(撮影者)が覗き窓に目を押し付けた接眼状態までの近接状態またはその程度を検出する近接検出部70の出力レンズ窓70a及び受光レンズ窓70bが配置されている。
ディスプレイ54は、有機ELディスプレイまたは液晶ディスプレイ型等により構成される。例えば、ディスプレイ54を構成する液晶ディスプレイは、薄膜トランジスタアクティブマトリクス駆動方式の透過型液晶パネルを有する。液晶パネルの1つの表示素子は、液晶上部にRGBの3色から成るカラーフィルタが設置された、RGB3つのサブ画素で構成されている。液晶下部及びカラーフィルタ上部には、光の振動方向を一方向に抑制する偏光フィルタが設けられている。ディスプレイ駆動部58が各サブ画素に印加される電圧を調整する事で、バックライト60から投光される光の透過率が調整され、所望の画像を階調表示する事ができる。
ディスプレイ54として有機ELディスプレイなどの自己発光ディスプレイを採用する場合、バックライト60は不要になる。
ディスプレイ駆動部58は、ディスプレイ54を駆動するための駆動タイミング信号を供給する。ディスプレイ駆動部58は、ディスプレイ54の表示素子の駆動電圧を生成するための昇圧手段及び降圧手段を内蔵しており、生成した駆動電圧を駆動タイミング信号に同期してディスプレイ54に印加する。
照明輝度制御部62は、バックライト60の照明輝度を段階的に調整できる。システム制御部30からのPWM制御信号に応じて、バックライト60の発光体に印加する電流量を制限する事で、照明輝度をリニアに変更する。バックライト60は、LED、蛍光管または有機EL等の光源、並びに、光源の出力光を面発光にするための導光板、反射板及び拡散板から構成されている。バックライト60は、ディスプレイ54の背面に固定されており、ディスプレイ54にその背面から投光する。
タッチパネル64がディスプレイ54の上面に設置されている。タッチパネル64のタッチ検出方式には、抵抗膜方式、静電容量方式及び光学式方式等があるが、本実施例では、どの方式であってもよい。
EVF56は、有機ELディスプレイまたは液晶ディスプレイ等のフラット型ディスプレイからなる。EVF56は、図2に示すように、カメラ本体12の背面の上側の除き窓内に配置されている。
EVF56を構成する有機ELディスプレイは、薄膜トランジスタアクティブマトリクス駆動方式の有機ELパネルを内蔵する。有機ELパネルの1つの表示素子はRGB3つの有機EL素子で構成されており、有機EL素子に電圧を加える事で発光する。EVF駆動部66から各有機EL素子に印加される駆動電圧を調整する事で、各色の発光量を制御し、所望の画像を階調表示する事ができる。
EVF駆動部66は、EVF56を駆動する駆動タイミング信号をEVF56に供給する。EVF駆動部66は、EVF56の駆動電圧を生成するための昇圧手段及び降圧手段を内蔵し、生成した駆動電圧を駆動タイミング信号に同期してEVF56に印加する。
システム制御部30は、ディスプレイ54とEVF56のどちらにも、メニュー画面、画像及びライブビュー表示等を行わせることができる。システム制御部30は、操作部36の操作に従い、ディスプレイ54及びEVF56の表示を独立にオン/オフ制御する。システム制御部30はまた、近接検出部70の検出結果に応じてディスプレイ54とEVF56の表示切り替えを制御する。
姿勢検出部68は、重力方向に対する本体12の姿勢を検知する。システム制御部30は、姿勢検出部68で検出された姿勢に基づいて、撮影画像が本体12のどの姿勢で撮影されたものかを判別する。システム制御部30は、姿勢検出部68で検出された姿勢に応じた向き情報を撮影画像の画像ファイルに付加し、必要により撮影画像を指定方向に回転して記録する。姿勢検出部68は、加速度センサ等で構成されている。
近接検出部70は、EVF56の下側に配置され、ユーザが覗き窓に目を押し付けた接眼状態までの近接状態またはその程度(近接距離等)を検出する。システム制御部30は、近接検出部70より近接検出情報を取得すると、ディスプレイ54の表示を停止し、EVF56の表示を有効にするという表示切替えを実行する。
近接検出部70は例えば、赤外発光素子及び受光回路で構成されており、一定間隔で赤外光を発光し、その反射光量を測定する事で、既定位置に物体の有無を検出する。近接検出部70は、出力レンズ窓70a(図1)から赤外発光素子の出力赤外光(プローブ光)を外部に放射し、受光レンズ窓70b(図1)でプローブ光の物体(通常は撮影者)による反射光を受光する。近接検出部70は、本体12と撮影者との距離を複数段階の検出閾値で検出可能である。
図3は、近接検出部70の概略構成図を示す。近接検出部70の外部インターフェース302はシステム制御部30に接続する。システム制御部30は、近接検出部70を制御し、近接検出部70の近接検出結果を受信する。
発光素子制御部304は、赤外発光素子306を駆動し、その駆動電流を増減させることができる。駆動電流が増加すると、赤外発光素子306の発光強度が増す。赤外発光素子306の出力光は出力レンズ窓70aを介して外部に放射される。
出力レンズ窓70aから照射された光が対象物320で反射し、その反射光が受光レンズ窓70bで集光されて受光素子308に入射する。アンプ部310が、受光素子308の出力電気信号を増幅し、A/D変換部312が、アンプ部310のアナログ出力信号をデジタル信号に変換する。
ロジック制御部314は、赤外発光素子306の点灯/消灯のタイミングを制御し、受光素子308の蓄積/リセットのタイミング信号を生成する。ロジック制御部314は、A/D変換部312の出力値を複数の検出閾値と比較することで、近接距離または近接の程度を判定する。ロジック制御部314は、検出閾値を複数レベル間で変更可能である。ロジック制御部314は、近接判定結果をインターフェース302を介してシステム制御部30に通知する。
対象物320は、基本的に、撮像装置10のユーザ、則ち撮影者の顔または体の一部である。ただし、出力レンズ窓70aから照射された光を反射する物体であれば、近接検出部70はその物体の近接を検出する。
図4A及び図4Bは、本実施例の撮像動作を示すフローチャートである。図4A及び図4Bに示す処理を実現するプログラムが不揮発性メモリ34に格納されており、システム制御部30は、このプログラムを不揮発性メモリ34からシステムメモリ32に読み出して展開し、実行する。これにより、システム制御部30は、図4A及び図4Bに示す処理を実現する。ユーザが電源スイッチ38をオンにすると、撮像装置10が起動し、システム制御部30は、図4A及び図4Bに示す処理を開始する。
S401で、システム制御部30は、姿勢検出部68及び近接検出部70を起動させ、動作を開始させる。また、システム制御部30は、ディスプレイ54に表示を開始する。表示するのは、例えば撮像素子42で撮像されているライブビュー画像及び各種設定情報等である。また、システム制御部30は、無操作時間を計測するタイマを開始する。
S402で、システム制御部30は、姿勢検出部68の姿勢検出出力を取り込み、姿勢検出演算処理を行う。この演算処理により、システム制御部30は、ユーザが歩行動作をしているか、接眼撮影準備動作をしているかを判別する。歩行動作中では、姿勢検出部68より取得される姿勢情報は、ユーザの足の動作に合わせて揺れるので、鉛直方向及び水平方向に対して周期的にほぼ一定の加速度の変化を示す。他方、接眼撮影準備動作の際には、図5に示すように、ユーザは手元操作又はライブビュー撮影状態から接眼撮影する為に素早く撮像装置10を動かす。この結果、姿勢情報は、鉛直方向又は水平方向に対して大きな加速度の変化を示す。このような相違により、システム制御部30は、ユーザ動作を判別できる。例えば、鉛直方向または水平方向で所定変化量以上の変化または動きを示す場合に、接眼撮影準備動作と判定する。
S403で、システム制御部30は、S402での判別結果が歩行動作を示すかどうかを判定し、歩行動作の場合にはS404に進み、そうでない場合にはS419に進む。
S404で、システム制御部30は、近接検出部70の検出動作を停止する。近接検出部70の検出動作を停止することにより、歩行時の近接検出部70の誤検出を回避できる。
S405で、システム制御部30は、撮像装置10の省電力モードに移行するまでの時間を初期値T0から、より短い所定時間T1に変更する。例えば、省電力モードに移行するまでの初期設定の時間T0が60秒であった場合、T1をより短い30秒に設定する。省電力モードは、撮像装置10の一部の機能の動作を停止した状態であり、通常動作モードと比較して撮像装置10の待機電力を低減できるモードである。例えば、ディスプレイ54を非表示に且つバックライト60を消灯したモードである。他には、バックライト60の発光強度を低減してディスプレイあ54の表示輝度を落としたモード、または、タッチパネル64の駆動を停止したモードなどが省電力モードと呼び得る。このような制御により、ユーザが撮像装置10を持ちながら歩行しているような、撮像装置10を未使用な場合には、低消費電力の省電力モードに早期に移行できるようになる。
S406で、システム制御部30は、姿勢検出部68の姿勢検出出力を取り込み、姿勢検出演算処理を行う。ここでの姿勢検出演算処理は、ユーザがEVF56に目を近づける接眼撮影準備中かどうかを判定する演算処理である。ここでは、例えば、ユーザが歩行中に被写体を探し、被写体を発見したので接眼撮影準備動作をする状況を想定している。
S407で、システム制御部30は、S406での演算結果に従い接眼撮影準備動作かどうかを判定する。接眼撮影準備動作を検出したと判定された場合、システム制御部30は、S408に移行する。S408で、システム制御部30は、省電力モード移行時間をT1から変更前の初期値T0に戻す。S409で、システム制御部30は、近接検出部70の動作を再開し、S420に移行する。
S407で接眼撮影準備動作をしていない場合、システム制御部30は、S410に移行する。S410で、システム制御部30は、操作部36による入力の有無を判定する。操作部36の入力があった場合、システム制御部30は、S411に移行し、操作部36の入力が無い場合、S412に移行する。
S411で、システム制御部30は、操作に応じた処理を実行し、省電力モード移行時間を初期値T0に戻し、無操作時間の計測をリセットして再開する。システム制御部30は、さらに、近接検出部の動作が停止していた場合には、近接検出部70の検出動作を再開する。操作に応じた処理は例えば、撮影設定の変更や撮影処理などである。S411の後、システム制御部30は、S417に進む。
S412で、システム制御部30は、無操作時間がT1に達したか否かを判定する。無操作時間がT1に達していない場合、システム制御部30は、S406に戻り、S406以降を繰り返す。無操作時間がT1に達していた場合、システム制御部30は、S413に進む。
S413で、システム制御部30は、省電力モード移行時間をT1から初期値T0に戻す。S414で、システム制御部30は、通常モードから省電力モードに動作モードを変更する。これにより撮像装置10の消費電力が少なくなる。この時、システム制御部30は、姿勢検出部68及び近接検出部70の動作を停止してもよい。
S415で、システム制御部30は、操作部36の操作があったのかどうかを判定する。操作部36の操作が無い場合、システム制御部30は、S415を再実行し、操作部36による操作入力を待機する。操作部36による操作入力があると、システム制御部30は、S416に進む。
S416で、システム制御部30は、省電力モードを解除して通常モードに移行し、S417に進む。姿勢検出部68と近接検出部70の動作を停止していた場合、システム制御部30は、両検出部68,70の動作を再開する。システム制御部30はまた、無操作時間の計測をリセットして再開する。
S419で、システム制御部30は、接眼撮影準備動作を検出したかどうかを判定する。接眼撮影準備動作を検出していない場合、システム制御部30は、S438に進み、接眼撮影準備動作を検出した場合、S420に進む。
S438で、システム制御部30は、近接検出部70による近接検出を判定する。ここでの判定は、近接距離閾値TH1よりも対象物が近接したか否かである。近接検出があった、すなわち、近接閾値TH1よりも対象物が近接したと判定された場合、システム制御部30は、S423に進み、そうでない場合、S417に進む。
S420で、システム制御部30は、近接検出部70の近接距離閾値をTH1から、TH1より大きいTH2に変更する。これは、接眼撮影への移行の際にディスプレイ54からEVF56への表示切り替えに早めに行うようにするためである。また、システム制御部30は、接眼準備動作からの経過時間の計測を開始する。近接したか否かの判定は、TH1、TH2のように近接距離そのものを閾値とする判定でなくてもよく、例えば、受光素子308の受光量に対して設定された閾値で判定しても良い。すなわち、近接距離の長短に相当するものであれば、その閾値は、TH1,TH2でも、受光素子308の受光量でも、その他の要素でもよい。
S421で、システム制御部30は、近接検出部70により検出される距離が閾値(ここでは、TH2)よりも近いかどうかを判定する。対象物が閾値TH2よりも近い場合、システム制御部30は、S422に進み、そうでない場合、S440に進む。S440で、システム制御部30は、接眼準備動作からの経過時間がT2に達したか否かを判定する。T2は、接眼準備動作を行ってから接眼するまでに通常要すると想定される時間の閾値である。例えば、T2は1秒程度に設定される。接眼準備動作からの経過時間がT2に達した場合、すなわち、接眼準備動作からT2以内に近接検出していない場合、システム制御部30は、はS441に進み、そうでない場合、S421に戻る。
S441で、システム制御部30は、近接検出部70の近接距離閾値を初期値TH1に戻し、S417に進む。接眼準備動作からT2以内に近接検出部70による近接検出が無い場合、S419で検出した動作は実際には接眼撮影準備の動作ではなかったと考えられるので、近接距離閾値を初期値TH1に戻す。
S422で、システム制御部30は、近接検出部70の近接距離閾値を初期値TH1に戻す。S423で、システム制御部30は、ディスプレイ54からEVF56に表示を切り替える。すなわち、システム制御部30は、ディスプレイ54を非表示とし、EVF56を表示用に駆動する。EVF56に表示されるのは、例えば撮像素子42で撮像されているライブビュー画像及び各種設定情報である。
S424で、システム制御部30は、姿勢検出部68から出力される姿勢検出情報を取得し、歩行動作かどうかを判定する演算処理を行う。S425で、システム制御部30は、S424での演算結果により歩行動作を検出したかどうかを判定する。歩行動作を検出した場合、システム制御部30は、S426に移行し、歩行動作を検出していない場合、S439に移行する。
S439で、システム制御部30は、近接検出部70の検出出力により、撮影者がEVF56から眼を離したかどうかを判定する。S439で離眼を検出すると、システム制御部30は、S432に進む。離眼を検出しない場合、システム制御部30は、S424に戻って、歩行動作かどうかを再度、判定する。S439での離眼検出は、近接検出部70で対象物が近接していた状態から近接していない状態となったことの検出である。対象物が近接検出部70から近接検出時と同じ近接距離閾値TH1よりも離れたと判定した場合に離眼と判定しても良いし、TH1とはヒステリシスを持たせた距離だけ離れた場合に離眼と判定しても良い。
S426で、システム制御部30は、近接検出部70の動作を停止する。S427で、システム制御部30は、撮像装置10の省電力モード移行時間の閾値を初期値T0から、より短い閾値T1に変更する。
S428で、システム制御部30は、操作部36による入力操作を判定する。操作部36の入力があった場合、システム制御部30は、S429に移行する。これは、接眼撮影中にユーザが歩行する状況を想定している。操作部36の入力が無い場合、システム制御部30は、S433に移行する。これは、ユーザが未使用状態で撮像装置10を首にかけ歩行している状況を想定している。
S429で、システム制御部30は、省電力モード移行時間の閾値を初期値T0に戻し、無操作時間の計測をリセットして再開する。さらに、システム制御部30は、操作部36の入力操作に応じた処理(例えば、撮影設定の変更や撮影処理など)を実行する。S430で、システム制御部30は、近接検出部70の動作を再開する。
S431で、システム制御部30は、近接検出部70の近接検出出力に従い、離眼を検出するのを待機する。システム制御部30は、S431で離眼を検出すると、S432に進む。
S432で、システム制御部30は、EVF56からディスプレイ54に表示を切り替える。すなわち、システム制御部30は、EVF56の駆動を停止して非表示状態とし、他方でディスプレイ54を駆動して表示可能状態にする。このとき、ディスプレイ54は、例えば撮像素子42で撮像されているライブビュー画像及び各種設定情報を表示する。
S428で操作部36による入力操作が無い場合、システム制御部30は、S433に移行し、無操作時間が閾値T1に達したか否かを判定する。無操作時間が閾値T1に達していない場合、システム制御部30は、S428に戻り、閾値T1に達している場合、S434に進む。
S434で、システム制御部30は、省電力モード移行時間の閾値をT1から初期値T0に戻す。S435で、システム制御部30は、通常モードから省電力モードに動作モードを変更する。S436で、システム制御部30は、操作部36による入力を待つ。操作部36の入力があると、システム制御部30は、S437に進む。S437で、システム制御部30は、省電力モードを解除して通常モードに移行する。システム制御部30はまた、姿勢検出部68と近接検出部70の動作を停止していた場合には、これらの動作を再開する。更に、システム制御部30は、無操作時間の計測をリセットして再開する。
S417で、システム制御部30は、電源スイッチ38がオフされたかどうかを判定する。電源オフされていない場合、システム制御部30は、S402に戻り、S402以降を再度、実行する。電源オフされた場合、システム制御部30は、本体12の電源をオフにする。
図5は、接眼撮影前の初期状態と、振り上げ動作の検出、引き下げ動作の検出との間の状態遷移と閾値の関係を示す模式図である。
接眼撮影前の初期状態では、図5(a)に示すように、手元での操作又はライブビュー撮影等が想定される。図5(a)に示す手元操作状態から接眼撮影に移行する場合には、図5(b)に示すように振り上げ動作をするので、接眼撮影準備動作として鉛直上向き方向に対して大きな加速度の変化が見られる。ライブビュー撮影状態から接眼撮影に移行する場合、図5(c)に示すようにユーザは引き寄せ動作をするので、接眼撮影準備動作として水平手前方向に対して大きな加速度の変化が見られる。
図5(b)、(c)に示す動作では、姿勢検出部68が接眼撮影準備動作を検出した場合に、近接検出部70の近接距離閾値を初期値TH1より大きな値TH2に変更する。この結果、初期値TH1のままであった場合よりも早期に近接を検出できる。図5(b)、(c)に示す状態において、所定時間T2以内に近接検出しない場合に誤検出と想定して図5(a)に示す初期状態に戻す。これにより、時間T2内で近接を検出した場合には、EVF56に表示を切り替えるので、表示切り替え時間を短縮できる。図5(b)、(c)に示す状態において時間T2以内に近接を検出した場合には、図5(d)に示す状態(EVF56による表示)に切り替える。
S403またはS425で姿勢検出部68により歩行動作を検出した場合、近接検出部70の動作を停止する。これにより、歩行動作時の近接検出部70の誤検出を回避できる。歩行動作時に本体12が揺れることで近接検出部70の近接検出と近接未検出のハンチングを防止でき、この結果、EVF56とディスプレイ54の表示の頻繁な切り替えも防止できる。また、歩行を検出したときには省電力モード移行時間を変更するので、未使用時の消費電力を低減できる
歩行動作を検出した場合に、近接検出部70による近接検出動作を停止せず、その検出結果に応じたEVF56とディスプレイ54の表示(駆動)/非表示(駆動停止)の切替えを行わないようにしてもよい。
本実施例では、ユーザが接眼撮影準備動作をした際には近接検出部70の近接距離閾値を変更する事で、ディスプレイからEVFへの表示切り替え時間を短縮できる。
また、ユーザが歩行動作した際には近接検出部70の動作を停止し、更には省電力モード移行時間を変更する事で、未使用時の消費電力を低減できる。
EVF56とディスプレイ54の2つの表示手段を有する撮像装置を例に本発明を説明したが、本発明は、1つまたは3つ以上の表示手段を有する電子機器一般に適用可能である。
近接検出部70として近接検出方式を赤外線投受光による近接検出方式のものを例示したが、静電容量方式など、その他の方式のものでもよい。姿勢検出部68として加速度センサによるものを例示したが、ジャイロセンサで検出する方式など、他の検出方式のセンサを使用してもよい。
本発明は、撮像装置に限定されず、同様の制御を行う、表示装置を搭載した電子機器に適用可能である。
システム制御部30が行うものとして説明した上述の各種制御は、1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
近接検出の閾値を姿勢により変更する実施例を説明したが、より一般的には、本体12の動きの内容または程度により近接検出の閾値を変更することにも適用可能である。この場合、姿勢検出部を動き検出部と読み替えればよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、2つの表示手段を有する撮像装置に本発明を適用した場合を例にして説明したが、本発明は、表示手段を有し、近接に応じて当該表示手段の表示を制御する電子機器一般に適用可能である。則ち、本発明は、パーソナルコンピュータ、PDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、プリンタ、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤ、ゲーム機、電子ブックリーダ、タブレット端末、スマートフォン、投影装置などに適用可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。

Claims (21)

  1. 電子機器の動きを検出する動き検出手段と、
    物体の近接を検出する近接検出手段と、
    接眼部に接眼して視認可能な表示手段と、
    前記近接検出手段の近接検出情報が閾値より近い距離に対応する場合に前記表示手段の表示を開始するように制御する制御手段であって、前記動き検出手段が第1の動きを検出した場合に、前記閾値をより遠い距離に対応する値に変更する制御手段と
    を有し、
    前記制御手段は、前記第1の動きを検出してから所定時間が経過するまでに前記近接検出手段が近接を検出しなかった場合に、前記閾値を変更前の値に戻すように制御することを特徴とする電子機器。
  2. 電子機器の動きを検出する動き検出手段と、
    物体の近接を検出する近接検出手段と、
    接眼部に接眼して視認可能な表示手段と、
    前記近接検出手段の近接検出情報が閾値より近い距離に対応する場合に前記表示手段の表示を開始するように制御する制御手段であって、前記動き検出手段が第1の動きを検出した場合に、前記閾値をより遠い距離に対応する値に変更する制御手段と
    を有し、
    前記制御手段は、前記動き検出手段が前記第1の動きとは異なる第2の動きを検出した場合に、前記近接検出手段の検出動作を停止するか、前記近接検出手段の検出結果に応じた前記表示手段の表示の制御を停止することを特徴とする電子機器。
  3. 前記第1の動きは、前記接眼部にユーザが接眼するために前記電子機器を動かす動きである請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記第1の動きは、鉛直方向又は水平方向の所定変化量以上の動きであることを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  5. 前記制御手段は、前記動き検出手段が前記第1の動きとは異なる第2の動きを検出した場合に、前記近接検出手段の検出動作を停止するか、前記近接検出手段の検出結果に応じた前記表示手段の表示の制御を停止することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  6. 電子機器の動きを検出する動き検出手段と
    物体の近接を検出する近接検出手段と、
    接眼部に接眼して視認可能な表示手段と、
    前記近接検出手段の近接検出情報が閾値より近い距離に対応する場合に前記表示手段の表示を開始するように制御する制御手段であって、前記動き検出手段が第2の動きを検出した場合に、前記近接検出手段の検出動作を停止するか、前記近接検出手段の検出結果に応じた前記表示手段の表示の制御を停止する制御手段と
    を有し、
    前記第2の動きは、前記電子機器を持ったユーザが歩行している際の前記電子機器の動きであることを特徴とする電子機器。
  7. 電子機器の動きを検出する動き検出手段と
    物体の近接を検出する近接検出手段と、
    接眼部に接眼して視認可能な表示手段と、
    前記近接検出手段の近接検出情報が閾値より近い距離に対応する場合に前記表示手段の表示を開始するように制御する制御手段であって、前記動き検出手段が第2の動きを検出した場合に、前記近接検出手段の検出動作を停止するか、前記近接検出手段の検出結果に応じた前記表示手段の表示の制御を停止する制御手段と
    を有し、
    前記第2の動きは、鉛直方向又は水平方向の周期的な動きであることを特徴とする電子機器。
  8. 電子機器の動きを検出する動き検出手段と
    物体の近接を検出する近接検出手段と、
    接眼部に接眼して視認可能な表示手段と、
    前記近接検出手段の近接検出情報が閾値より近い距離に対応する場合に前記表示手段の表示を開始するように制御する制御手段であって、前記動き検出手段が、前記接眼部にユーザが接眼するために前記電子機器を動かす動きとは異なる第2の動きを検出した場合に、前記近接検出手段の検出動作を停止するか、前記近接検出手段の検出結果に応じた前記表示手段の表示の制御を停止する制御手段と
    を有し、
    前記制御手段は、前記動き検出手段が前記第2の動きを検出すると、省電力モードに移行するまでの無操作時間の閾値を短くすることを特徴とする電子機器。
  9. 前記第2の動きは、鉛直方向又は水平方向の周期的な動きであることを特徴とする請求項6または8に記載の電子機器。
  10. 前記制御手段は、前記動き検出手段が前記第2の動きを検出すると、省電力モードに移行するまでの無操作時間の閾値を短くすることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の電子機器。
  11. 前記制御手段は、前記近接検出手段の検出動作の停止または前記近接検出手段の検出結果に応じた前記表示手段の表示の制御停止の後、ユーザの操作があると、前記近接検出手段の動作を再開するか、前記近接検出手段での検出結果に応じた前記表示手段の表示の制御を再開することを特徴とする請求項5乃至10のいずれか1項に記載の電子機器。
  12. 前記制御手段は、前記近接検出手段の検出動作の停止または前記近接検出手段の検出結果に応じた前記表示手段の表示の制御停止の後、前記動き検出手段が前記第1の動きを検出すると、前記近接検出手段の動作を再開するか、前記近接検出手段での検出結果に応じた前記表示手段の表示の制御を再開することを特徴とする請求項2または5に記載の電子機器。
  13. 前記表示手段と異なる、接眼せずに視認可能な第2の表示手段をさらに有し、前記制御手段は、前記近接検出手段で近接を検出したことに応じて前記第2の表示手段から前記表示手段に表示を切り替え、前記近接検出手段で近接を検出しなくなったことに応じて前記表示手段から前記第2の表示手段に表示を切り替えることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の電子機器。
  14. 撮像手段を有する撮像装置であることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の電子機器。
  15. 動きを検出する動き検出手段と、
    物体の近接を検出する近接検出手段と、
    接眼部に接眼して視認することが可能な表示手段と
    を有する電子機器の制御方法であって、
    前記近接検出手段の近接検出情報が閾値より近い距離に対応する場合に前記表示手段の表示を開始するように制御する制御ステップであって、 前記動き検出手段が第1の動きを検出した場合に、前記閾値をより遠い距離に対応する値に変更する制御ステップと
    を有し、
    前記制御ステップは、前記第1の動きを検出してから所定時間が経過するまでに前記近接検出手段が近接を検出しなかった場合に、前記閾値を変更前の値に戻すように制御することを特徴とする電子機器の制御方法。
  16. 動きを検出する動き検出手段と、
    物体の近接を検出する近接検出手段と、
    接眼部に接眼して視認することが可能な表示手段と
    を有する電子機器の制御方法であって、
    前記近接検出手段の近接検出情報が閾値より近い距離に対応する場合に前記表示手段の表示を開始するように制御する制御ステップであって
    前記動き検出手段が第1の動きを検出した場合に、前記閾値をより遠い距離に対応する値に変更する制御ステップと
    を有し、
    前記制御ステップは、前記動き検出手段が前記第1の動きとは異なる第2の動きを検出した場合に、前記近接検出手段の検出動作を停止するか、前記近接検出手段の検出結果に応じた前記表示手段の表示の制御を停止することを特徴とする電子機器の制御方法。
  17. 動きを検出する動き検出手段と、
    物体の近接を検出する近接検出手段と、
    接眼部に接眼して視認可能な表示手段と
    を有する電子機器の制御方法であって、
    前記近接検出手段の近接検出情報が閾値より近い距離に対応する場合に前記表示手段の表示を開始するように制御する制御ステップと、
    前記動き検出手段が第2の動きを検出した場合に、前記近接検出手段の検出動作を停止するか、前記近接検出手段の検出結果に応じた前記表示手段の表示の制御を停止するステップと
    を有し、
    前記第2の動きは、前記電子機器を持ったユーザが歩行している際の前記電子機器の動きであることを特徴とする電子機器の制御方法。
  18. 動きを検出する動き検出手段と、
    物体の近接を検出する近接検出手段と、
    接眼部に接眼して視認可能な表示手段と
    を有する電子機器の制御方法であって、
    前記近接検出手段の近接検出情報が閾値より近い距離に対応する場合に前記表示手段の表示を開始するように制御する制御ステップと、
    前記動き検出手段が第2の動きを検出した場合に、前記近接検出手段の検出動作を停止するか、前記近接検出手段の検出結果に応じた前記表示手段の表示の制御を停止するステップと
    を有し、
    前記第2の動きは、鉛直方向又は水平方向の周期的な動きであることを特徴とする電子機器の制御方法。
  19. 動きを検出する動き検出手段と、
    物体の近接を検出する近接検出手段と、
    接眼部に接眼して視認可能な表示手段と
    を有する電子機器の制御方法であって、
    前記近接検出手段の近接検出情報が閾値より近い距離に対応する場合に前記表示手段の表示を開始するように制御する制御ステップであって、 前記動き検出手段が、前記接眼部にユーザが接眼するために前記電子機器を動かす動きとは異なる第2の動きを検出した場合に、前記近接検出手段の検出動作を停止するか、前記近接検出手段の検出結果に応じた前記表示手段の表示の制御を停止する制御ステップと
    を有し、
    前記制御ステップは、前記動き検出手段が前記第2の動きを検出すると、省電力モードに移行するまでの無操作時間の閾値を短くすることを特徴とする電子機器の制御方法。
  20. コンピュータを、請求項1乃至14のいずれか1項に記載された電子機器の各手段として機能させるためのプログラム。
  21. コンピュータを、請求項1乃至14のいずれか1項に記載された電子機器の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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