JP6676349B2 - 近赤外線防御化粧料組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、近赤外線防御化粧料組成物に関する。
従来より、太陽光に対する皮膚防御の観点から、紫外線防御化粧料が知られている。一方、近年は、健康意識の高まりにより、皮膚防御のための化粧料として、近赤外線に対する防御機能を有する化粧料が求められている。
皮膚を防御する化粧料として、特許文献1および2に記載のものがある。
特許文献1(特開2013−91625号公報)には、高い紫外線防御効果を維持しつつ、優れた乳化安定性と使用感を発揮する日焼け止め化粧料に関する技術として、紫外線散乱剤として疎水化処理酸化亜鉛及び/又は疎水化処理酸化チタンを含有し、有機紫外線吸収剤を含有しないノンケミカルな日焼け止め化粧料が開示されている。
特許文献2(国際公開第2009/017104号)には、近赤外線が皮膚の組織よりも深部の組織に到達することを阻害し、近赤外線によるそれらの組織の損傷を防止する防止剤に関する技術として、酸化チタン粉末と酸化亜鉛粉末とからなる赤外線透過遮蔽剤を含有する生体組織の近赤外線損傷の防止剤が開示されている。
特開2013−91625号公報 国際公開第2009/017104号
前述した特許文献1および2に記載の技術について本発明者らが検討したところ、近赤外線防御性能をより高めようと、酸化チタン、酸化亜鉛の含有量を増加させると、化粧料を皮膚に塗布した際に白くなるといった問題が生じることが分かった。一方、化粧料を皮膚に塗布した際に白くならないよう粒径の小さい酸化チタン、及び酸化亜鉛を用いると、近赤外線防御性能が低下する傾向が見出された。
そこで、本発明は、近赤外線防御効果に優れているとともに、皮膚に塗布された際に白くなりにくい近赤外線防御化粧料組成物を提供するものである。
本発明によれば、
次の成分(A)、(B)、(C)および水:
(A)個数平均粒径0.4μm以上10μm以下の酸化チタン
(B)個数平均粒径0.8μm以上20μm以下の酸化亜鉛
(C)油剤
を含有する近赤外線防御化粧料組成物であって、
成分(A)及び成分(B)の含有量の合計[(A)+(B)]が、3.5質量%以上15質量%以下であり、
成分(A)に対する成分(B)の質量比[(B)/(A)]が、4/11以上20/1以下である、近赤外線防御化粧料組成物が提供される。
本発明によれば、近赤外線防御効果に優れているとともに、皮膚に塗布された際に白くなりにくい近赤外線防御化粧料組成物を得ることができる。
以下、各成分について具体例を挙げて説明する。なお、各成分はいずれも単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができ、その組み合わせおよび配合量は、たとえば近赤外線防御化粧料組成物の近赤外線防御効果に応じて設計される。
(近赤外線防御化粧料組成物)
・成分(A)
成分(A)は、個数平均粒径0.4μm以上10μm以下の酸化チタンである。
成分(A)の酸化チタンは、好ましくはより分散性に優れたもの、たとえば必要に応じて公知の方法で表面を表面処理、具体的には疎水化処理されているものを用いることができる。
表面処理剤としては、メチルハイドロゲンポリシロキサン、メチルポリシロキサン等のシリコーン;パーフルオロアルキルリン酸エステル、パーフルオロアルコール等によるフッ素;N−アシルグルタミン酸等によるアミノ酸;その他、レシチン;金属石鹸;ステアリン酸等の脂肪酸;アルキルリン酸エステル等が挙げられる。なかでも、シリコーンが好ましく用いられる。
表面処理剤としてのシリコーンは制限されないが、たとえばメチルポリシロキサン、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロゲンポリシロキサン、メチルシクロポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、テトラデカメチルヘキサシロキサン、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン・メチル(ポリオキシプロピレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシプロピレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチルセチルオキシシロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチルステアロキシシロキサン共重合体等の各種シリコーン油を挙げることができる。近赤外線防御効果を向上させる観点から、好ましくは、メチルハイドロゲンポリシロキサン、ジメチルポリシロキサンやメチルポリシロキサンが挙げられる。
成分(A)の形状は、近赤外線を防御する効果が得られる限りにおいて、特に限定されない。
成分(A)の個数平均粒径は、皮膚に塗布したときの白つきを抑制する観点から、0.4μm以上であり、0.6μm以上であることが好ましく、0.8μm以上であることがより好ましく、また、近赤外線を防御する観点から、10μm以下であり、5μm以下であることが好ましく、2μm以下であることがより好ましい。
また、成分(A)の酸化チタンとしては、市販品を用いてもよく、具体例を示せば、テイカ社製のMPY−100M(1μm、酸化亜鉛/水酸化アルミニウム/ジメチルポリシロキサン処理、不定形)、チタン工業社製のST−750EC(2μm、水酸化アルミニウム/メチルハイドロゲンポリシロキサン処理、球形)、ST−730EC(0.5μm、メチルハイドロゲンポリシロキサン処理、球形)といったST−700シリーズ等が挙げられる。なお、かっこ内の数値(μm)は、いずれも個数平均粒径を表す。
本実施形態において、成分(A)の含有量は、より高い近赤外線防御効果を得る観点から、近赤外線防御化粧料組成物の全体に対して、好ましくは0.01質量%以上であり、より好ましくは0.1質量%以上であり、さらに好ましくは0.5質量%以上であり、さらにより好ましくは0.7質量%以上である。また、皮膚へ塗布した際に白くなりすぎることを防ぎ、また、きしみ感を低減させる観点から、成分(A)の含有量は、近赤外線防御化粧料組成物の全体に対して好ましくは14.99質量%以下であり、より好ましくは10質量%以下であり、さらに好ましくは7質量%以下であり、さらにより好ましくは2質量%以下である。
成分(B)は、個数平均粒径0.8μm以上20μm以下の酸化亜鉛である。
成分(B)の酸化亜鉛は、成分(A)と同様に、必要に応じて公知の方法で表面を疎水化処理したものを用いることができる。表面処理剤は、成分(A)において説明したものと同様のものが使用される、好ましくは、近赤外線防御効果を向上させる観点から、メチルハイドロゲンポリシロキサンやメチルポリシロキサンが挙げられる。
成分(B)の個数平均粒径は、皮膚に塗布したときの白つきを抑制する観点から、0.8μm以上であり、1.2μm以上であることが好ましく、1.6μm以上であることがより好ましく、また、近赤外線を防御する観点から、20μm以下であり、10μm以下であることが好ましく、4μm以下であることがより好ましい。
成分(B)の形状は、近赤外線を防御する効果が得られる限りにおいて、特に限定されない。
成分(B)の酸化亜鉛としては、市販品を用いてもよく、具体例を示せば、堺化学社製のXZ−1000F−LP(1μm、メチルポリシロキサン処理、六角板状)、XZ−2000F−LP(2μm、メチルポリシロキサン処理、六角板状)、XZ−3000F−LP(3μm、メチルポリシロキサン処理、六角板状)といったXZシリーズ、LIPZINC−2−KS(2μm、メチルハイドロゲンポリシロキサン処理、不定形)といったLIPZINCシリーズ等が挙げられる。なお、かっこ内の数値(μm)は、いずれも個数平均粒径を表す。
本実施形態において、成分(B)の含有量は、白つきを抑えつつ高い近赤外線防御効果を得る観点から、近赤外線防御化粧料組成物の全体に対して、好ましくは0.01質量%以上であり、より好ましくは1質量%以上であり、さらに好ましくは2質量%以上であり、さらにより好ましくは4.5質量%以上である。また、皮膚へ塗布した際に白くなりすぎることを防ぎ、また、きしみ感を低減させる観点から、成分(B)の含有量は、近赤外線防御化粧料組成物の全体に対して、好ましくは14.99質量%以下であり、より好ましくは12質量%以下であり、さらに好ましくは9質量%以下であり、さらにより好ましくは7質量%以下である。
成分(A)および成分(B)の個数平均粒径は、走査型電子顕微鏡(Scanning Electron Microscope;SEM)を用い、加速電圧3kV、2500倍率の観察条件にて観察し、得られた顕微鏡写真を画像解析ソフトImageJ(1.48V)(アメリカ 国立衛生研究所)を利用して円相当径を求め、その平均値を求めることにより得られる。
具体的には、3mm×3mmの導電性テープ(日新EM社製 SEM用カーボン両面テープ)に2mgの試料を塗布して観察用の試料を作成し、画像ソフト「ImageJ(1.48V)」を用いて以下の手順で行った。観察用の試料のSEM画像を画像デジタルファイル(JPEG形式)として呼び出し、画像ソフト「ImageJ(1.48V)」を用いて、観察用の試料のSEM画像中の粒子部分とその他の部分の二値化処理を行った。次に計測条件「Analyze Particles」として「Circularity=0.00−1.00」により、粒子1個当たりの面積を求めた。得られた粒子1個当たりの面積から、次式:(円相当径)=((面積)/π)^{0.5}を用いて円相当径を求める。同一画像内の100個の粒子をランダムに選択しそれぞれの円相当径を求め、(個数)平均値を算出し、個数平均粒径を得る。
本実施形態において、成分(A)及び成分(B)の含有量の合計[(A)+(B)]は、3.5質量%以上15質量%以下であり、近赤外線防御効果を得る観点から、好ましくは4.0質量%以上であり、より好ましくは4.3質量%以上であり、さらに好ましくは4.8質量%以上であり、白さを抑制し、きしみを低減する観点から、好ましくは13質量%以下であり、より好ましくは10質量%以下であり、さらに好ましくは8質量%以下である。
本実施形態において、成分(A)に対する成分(B)の質量比[(B)/(A)]は、4/11以上20/1以下であり、近赤外線防御効果を得つつ白さを抑制する観点及びきしみを低減する観点から、好ましくは1/2以上14/1以下であり、より好ましくは4/5以上12/1以下であり、さらに好ましくは1.2/1以上10/1以下であり、さらにより好ましくは2.5/1以上8/1以下である。
成分(C)は、油剤であり、通常の化粧料に用いられる油剤である。
成分(C)としては、1気圧下、25℃において、(C1)揮発性の油剤、(C2)不揮発性の油剤のいずれであってもよく、また、液体状、固体のいずれであっても構わない。きしみの低減、近赤外線防御を得る観点から、成分(C1)および成分(C2)のいずれも含有することが好ましい。
本発明の近赤外線防御化粧料組成物中の、成分(C2)に対する成分(C1)の質量比[(C1)/(C2)]は、同様の観点から、1/2以上9/1以下が好ましく、1/1以上8.5/1以下がより好ましく、3/1以上8/1以下がさらに好ましい。
成分(C1)の揮発性の油剤としては、例えば重合度0〜5の直鎖状ジメチルポリシロキサン、シクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等の重合度3〜7の環状シリコーン、一般式[(CHSiO]SiCHで表されるメチルトリメチコン、一般式[(CHSiO]Siで表されるテトラキストリメチルシロキシシラン等の分岐状ジメチルポリシロキサン、水添ポリイソブテン、イソドデカン等の分岐状炭化水素等が挙げられ、きしみの低減、近赤外線防御を得る観点から、環状シリコーン、分岐状炭化水素から選ばれる少なくとも1種又は2種以上が好ましく、環状シリコーンは、シクロペンタシロキサンを含むことが好ましく、分岐状炭化水素はイソドデカンを含むことが好ましい。
成分(C2)の不揮発性の油剤としては、シリコーン油、炭化水素油、合成エステル油、高級脂肪酸、高級アルコール、トリグリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン、ジイソステアリン酸ポリグリセリル等のうち、25℃で不揮発性の液体状のものが挙げられる。
25℃で不揮発性のシリコーン油としては、直鎖状ポリオルガノシロキサン、環状ポリシロキサン等が挙げられる。
このうち、直鎖状ポリオルガノシロキサンとしては、炭素数が1〜5のアルキル基を有する直鎖状アルキルポリシロキサン、炭素数が1〜5のアルキル基及び炭素数が6〜10のアリール基を有する直鎖状アルキルアリールポリシロキサン等が挙げられ、具体的には、直鎖状ジメチルポリシロキサン、直鎖状メチルフェニルポリシロキサン等が挙げられる。これら直鎖状オルガノポリシロキサンのうち、20℃における粘度が1〜1000mPa・s、さらに5〜10mPa・sのものが好ましい。
環状ポリシロキサンとしては、デカメチルポリシロキサン、ドデカメチルポリシロキサン、テトラメチルテトラハイドロジェンポリシロキサン、及び炭素数が1〜5のアルキル基を置換基として有する4〜6員環の環状ポリシロキサンが挙げられ、具体的には、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン等が挙げられる。
25℃で不揮発性の液体状の炭化水素油としては、流動パラフィン、流動イソパラフィン、流動オゾケライト、スクワラン、プリスタン、スクワレン、イソヘキサデカン等が挙げられる。
25℃で不揮発性の液体状の合成エステル油としては、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、パルミチン酸エチルヘキシル、トリ−2−エチルヘキシル酸グリセリン、安息香酸アルキル、ジ(カプリル酸/カプリン酸)プロバンジオール、ジイソステアリン酸プロパンジオール、トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、ジ−2−エチルヘキシル酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキシル酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ペンタエリスリトール、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セチル2−エチルヘキサノエート、2−エチルヘキシルパルミテート、トリ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレイン酸オレイル、アセトグリセライド、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2−オクチルドデシルエステル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、セバチン酸ジイソプロピル、コハク酸2−エチルヘキシル、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、ジパラメトキシケイ皮酸モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、2,5−ジイソプロピルケイ皮酸メチル、2,4,6−トリス[4−(2−エチルへキシルオキシカルボニル)アニリノ]−1,3,5−トリアジン)、トリメトキシケイ皮酸メチルビス(トリメチルシロキシ)シリルイソペンチル、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル、ジイソプロピルケイ皮酸エステル混合物、p−メトキシハイドロケイ皮酸ジエタノールアミン塩等が挙げられる。
25℃で不揮発性の液体状の高級脂肪酸としては、たとえば、炭素数12〜22の25℃で不揮発性の液体状の脂肪酸が挙げられ、さらに具体的には、オレイン酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノレイン酸等が挙げられる。
25℃で不揮発性の液体状の高級アルコールとしては、たとえば、炭素数12〜22の25℃で不揮発性の液体状のアルコールが挙げられ、さらに具体的には、オレイルアルコール、2−デシルテトラデシノール、ドデカノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール等が挙げられる。
さらに、成分(C)は、べたつきの抑制、保湿および皮膚のなめらかさの持続性、および、伸びのよさを向上する観点から、その粘度が25℃で300mPa・s以下のものが好ましく、より好ましくは150mPa・s以下、さらに好ましくは100mPa・s以下であり、たとえば、エステル油としては、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、パルミチン酸エチルヘキシル、トリ−2−エチルヘキシル酸グリセリン、安息香酸アルキルから選ばれる少なくとも1種又は2種以上が好ましく、炭化水素油としては流動パラフィン、流動イソパラフィン、または粘度が150mPa・s以下のジメチルポリシロキサンから選ばれる少なくとも1種又は2種以上が好ましい。
なお、成分(C)の粘度は、B型粘度計TVB−10(東機産業社製)を用いて、ロータNo.2、25℃、30rpm、1分間の条件で測定される。
本実施形態において、成分(C)の含有量は、近赤外線防御化粧料組成物の保存安定性を良好にし、きしみ感を低減する観点から、近赤外線防御化粧料組成物の全体に対して、好ましくは10質量%以上であり、より好ましくは20質量%以上であり、さらに好ましくは40質量%以上であり、さらにより好ましくは50質量%以上である。また、近赤外線防御性能と白さの抑制とを両立する観点から、成分(C)の含有量は、近赤外線防御化粧料組成物の全体に対して、好ましくは75質量%以下であり、より好ましくは72質量%以下であり、さらに好ましくは70質量%以下であり、さらにより好ましくは69質量%以下であり、殊更好ましくは67質量%以下である。
また、成分(C1)の含有量は、近赤外線防御効果を得つつきしみ感を低減する観点から、近赤外線防御化粧料組成物の全体に対して、好ましくは10質量%以上であり、より好ましくは20質量%以上であり、さらに好ましくは35質量%以上である。また、近赤外線防御性能と白さの抑制とを両立する観点から、成分(C1)の含有量は、近赤外線防御化粧料組成物の全体に対して好ましくは75質量%以下であり、より好ましくは70質量%以下であり、さらに好ましくは60質量%以下である。
また、成分(C2)の含有量は、近赤外線防御効果を得つつきしみ感を低減する観点から、近赤外線防御化粧料組成物の全体に対して、好ましくは1質量%以上であり、より好ましくは5質量%以上である。一方、近赤外線防御性能と白さの抑制とを両立する観点から、成分(C2)の含有量は、近赤外線防御化粧料組成物の全体に対して好ましくは75質量%以下であり、より好ましくは70質量%以下であり、さらに好ましくは65質量%以下である。
なお、成分(C)として成分(C2)のみを含む場合は、成分(C2)の含有量は、50質量%以上65質量%以下であることが好ましい。
本発明の近赤外線防御化粧料組成物は、近赤外線防御性能と白さの抑制とを両立する観点、及びきしみを低減する観点から、さらに、成分(D)として、界面活性剤を含有することが好ましい。
成分(D)としては、公知のアニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤を使用できる。このうち、ノニオン性界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤が挙げられ、市販品としては、ポリオキシエチレン(21)ラウリルエーテル(エマルゲン121−G(HLB14)、花王社製)、ポリオキシエチレン(20)2−ヘキシルデシルエーテル(エマルゲン1620G(HLB14)、花王社製)、ポリオキシエチレン(20)オクチルドデシルエーテル(エマルゲン2020G(HLB13)、花王社製)等を好適に用いることができる。
また、きしみを低減し、白さを抑制する観点から、本発明の近赤外線防御化粧料組成物は、少なくともシリコーン系界面活性剤を含むものがより好ましく、さらに、ノニオン性のシリコーン系界面活性剤を含むものがさらに好ましい。
成分(D)のシリコーン系界面活性剤としては、例えば、次の一般式(1)〜(3)で表わされるポリエーテル変性シリコーンが挙げられる。
Figure 0006676349
〔式中、Rは炭素数1〜5のアルキル基又はフェニル基を示し、Rは式−(CH−O−(CO)−(CO)−R(Rは水素原子又は炭素数1〜5のアルキル基、rは1〜5の数、sは1〜50の数、tは0〜30の数)で表わされる基を示し、R及びRはR又はRの何れか一つと同一の基を示し、pは5〜300の数、qは1〜50の数を示す。ただし、Rのすべてがフェニル基となることはない〕
Figure 0006676349
〔式中、R、R、p及びqは前記と同じ意味を示し、Rは炭素数2〜20のアルキル基を示し、R及びRはR、R又はRの何れか一つと同一の基を示し、uは1〜30の数を示す。ただし、Rのすべてがフェニル基となることはない〕
Figure 0006676349
〔式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基を示し、R10は式−Q−O−(CO)−(CO)14(Qは炭素数1〜4の炭化水素基、R14は水素原子、炭素数1〜4のアルキル基又はアセチル基、xは1以上の数、yは0以上の数)で表わされる基を示し、R11は式−Q−O−R15(Qは炭素数1〜4の炭化水素基、R15は炭素数8〜30の炭化水素基)で表わされる基を示し、R12及びR13はR、R10又はR11の何れか一つと同一の基を示し、αは0以上の数、β及びγは1以上の数を示す〕
なお、一般式(1)〜(3)で表わされるポリエーテル変性シリコーンは、その目的を逸脱しない範囲で、シリコーン鎖が分岐構造を有していたり、ポリエーテル以外の官能基で共変性されていてもよい。
上記一般式(1)で表わされる化合物としては、例えば、KF−6015、KF−6017(信越化学工業社製)、SH−3775M、SH−3772C(東レ・ダウコーニング社製)等が挙げられる。一般式(2)で表わされる化合物は、アルキルポリエーテル変性シリコーンと称されるもので、例えばアビルWE−09(ゴールドシュミット社製)、KF6038(信越シリコーン社製)等が挙げられる。一般式(3)で表わされる化合物は、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル共変性オルガノポリシロキサンで、例えば、メチルハイドロジェンポリシロキサンをポリオキシアルキレンアリルエーテルとアリルアルキルエーテルで共変性することにより容易に製造することができる。
また、成分(D)としては、部分架橋型ポリエーテル変性シリコーンを用いることができる。かかる部分架橋型ポリエーテル変性シリコーンは、オルガノハイドロジェンポリシロキサンと脂肪族不飽和基含有化合物とを付加重合させたもので、特開平4−272932号公報、特開平5−140320号公報等に記載されているものが例示される。部分架橋型ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン重合物は、下記一般式(4)
16 17 SiO(4−a−b−c)/2 (4)
〔式中、R16は炭素数1〜18の置換基を有していてもよいアルキル基、アリール基、アラルキル基又はハロゲン化炭化水素基を示し、R17は式−C2nO(CO)(CO)18(R18は水素原子、炭素数1〜10の飽和脂肪族炭化水素基又は−C(O)−R19(R19は炭素数1〜5の飽和脂肪族炭化水素基)で表わされる基を示し、dは2〜200の数、eは0〜200の数、d+eは3〜200の数、nは2〜6をそれぞれ示す)で表わされるポリオキシアルキレン基を示し、aは1≦a≦2.5、bは0.001≦b≦1、cは0.001≦c≦1をそれぞれ示す〕
で表わされるオルガノハイドロジェンポリシロキサン及び/又は一般式(5)
16 SiO(4−f−g)/2 (5)
〔式中、R16は前記と同じ意味を示し、fは1≦f≦3、gは0.001≦g≦1.5をそれぞれ示す〕
で表わされるオルガノハイドロジェンポリシロキサンと、一般式(a)
2m−1O(CO)(CO)2m−1 (a)
〔式中、hは2〜200の数、iは0〜200の数、h+iは3〜200の数、mは2〜6をそれぞれ示す〕
で表わされるポリオキシアルキレン及び/又は一般式(b)
16 20 SiO(4−j−k)/2 (b)
〔式中、R16は前記と同じ意味を示し、R20は末端に脂肪族不飽和基を有する炭素数2〜10の1価炭化水素基を示し、jは1≦j≦3、kは0.001≦k≦1.5をそれぞれ示す〕
で表わされるオルガノポリシロキサンとの組合せにおいて、上記一般式(4)及び/又は一般式(a)で表わされる成分を必須成分とする重合物である。
成分(D)としては、経時安定性および塗布時の感触が優れているため、アルキルポリエーテル変性シリコーンが好ましい。
成分(D)のシリコーン系界面活性剤の含有量は、近赤外線防御性能と白さの抑制とを両立し、きしみを低減する観点、べたつき感を抑制し、経時安定性を向上させる観点から、近赤外線防御化粧料組成物全体に対して、好ましくは0.08質量%以上、より好ましくは0.3質量%以上、更に好ましくは0.5質量%以上である。一方、近赤外線防御性能と白さの抑制とを両立する観点から、成分(D)の含有量は、近赤外線防御化粧料組成物の全体に対して、好ましくは15質量%以下であり、より好ましくは10質量%以下であり、さらに好ましくは5質量%以下であり、殊更好ましくは1.5質量%以下である。
成分(D)における、シリコーン系界面活性剤の含有量は、べたつき感を抑制し、経時安定性を向上させる観点から、成分(D)全体に対して、80質量%以上が好ましく、90質量%以上がより好ましく、95質量%以上がさらに好ましく、99質量%以上がよりさらに好ましく、実質100質量%が殊更に好ましい。
本実施形態において、成分(D)の含有量は、同様の観点から、近赤外線防御化粧料組成物の全体に対して、好ましくは0.1質量%以上であり、より好ましくは0.3質量%以上であり、さらに好ましくは0.5質量%以上である。また、近赤外線防御性能と白さの抑制とを両立する観点から、成分(D)の含有量は、近赤外線防御化粧料組成物の全体に対して、好ましくは15質量%以下であり、より好ましくは10質量%以下であり、さらに好ましくは5質量%以下であり、殊更好ましくは1.5質量%以下である。
本実施形態において、近赤外線防御化粧料組成物は、水を含む。水は、イオン交換水を用いることができる。水の含有量は、たとえば近赤外線防御化粧料組成物中の水以外の成分を除いた残部とすることができる。
また、水の含有量は、近赤外線防御性能と白さの抑制とを両立する観点から、近赤外線防御化粧料組成物全体に対して、好ましくは10〜80質量%であり、より好ましくは15〜70質量%であり、さらに好ましくは20〜60質量%である。
本実施形態において、近赤外線防御化粧料組成物は、上述した成分以外の成分、たとえば、成分(C)以外の油性成分、成分(A)、(B)以外の粉体、制汗剤、香料、保湿剤、美容成分、薬効成分、増粘剤、殺菌剤、pH調整剤、酸化防止剤、防腐剤、成分(C)以外のアルコール類およびその他の通常の化粧料に用いられる成分を含有させることもできる。なお、これらの各剤は、各剤としての用途に限られず、目的に応じて他の用途、たとえば、制汗剤を香料として使用したり、他の用途との併用として、たとえば、制汗剤と香料としての効果を奏するものとして使用することができる。
本実施形態においては、特定の成分(A)〜(C)及び水を特定の割合で組み合わせて用いることにより、近赤外線防御効果に優れているとともに、皮膚に塗布した際に白くなることを抑制し、さらに、きしみ感が低減された近赤外線防御化粧料組成物を得ることができる。
(近赤外線防御化粧料組成物を含む近赤外線防御化粧料)
本実施形態における近赤外線防御化粧料組成物を含む近赤外線防御化粧料は、通常の方法に従って製造することができる。具体的には、成分(A)〜(C)、必要に応じて、成分(D)その他成分を、ディスパー等により均一に混合し、得られた混合液と水とを、ホモジナイザー等により撹拌混合することにより得られる。
また、本実施形態により得られる近赤外線防御化粧料としては、化粧下地、乳化ファンデーション、アイシャドウ等のメイクアップ化粧料;サンスクリーンクリーム等の日焼け止め化粧料等が含まれる。また、剤型としては、たとえば乳液類、クリーム類等とすることができる。
なお、本実施形態の近赤外線防御化粧料組成物を含む近赤外線防御化粧料中の成分(A)及び成分(B)の個数平均粒径も、前述の方法により測定できる。なお、成分(A)と成分(B)とは、元素分析モード(EDX)により区別可能である。
本実施形態の近赤外線防御化粧料組成物を含む近赤外線防御化粧料は、皮膚、中でも頭皮を除く皮膚、好ましくは顔、身体、手足等のいずれかに塗布することにより、使用することができる。たとえば、本実施形態の近赤外線防御化粧料を皮膚に塗布することにより、近赤外線を防御しつつ、皮膚に塗布した際に白くなることを抑えることができ、さらにきしみ感を低減することができる。
以上、本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
(実施例及び比較例)
表1、2に示す組成(質量%)の近赤外線防御化粧料を、以下のようにして製造した。すなわち、水を除く全成分をディスパーを用いて均一に混合し、次いで得られた混合液に水を添加し、ホモジナイザーを用いて均一に混合し、近赤外線防御化粧料を得た。得られた近赤外線防御化粧料について、以下に示す評価を行った。その結果を表1、2中に併せて示す。
(評価方法)
・白さ
専門パネラー3名により、近赤外線防御化粧料約0.1gを、前腕内側の約2cm×5cmの面積に塗布した直後の白さについて、白さが非常に高く不自然さを非常に感じる場合を5点、自然な白さで、違和感を感じない場合を1点として5段階で評価し、各パネラーによる評価の平均点を白さの評価結果とした。
・きしみ
専門パネラー3名により、近赤外線防御化粧料約0.1gを、前腕内側の約2cm×5cmの面積に塗布した時のきしみについて、きしみが非常に高い場合を5点、きしみが感じられない場合を1点として、5段階で評価し、各パネラーによる評価の平均点をきしみの評価結果とした。
・近赤外線防御効果
近赤外線防御化粧料28.5mgを、PMMA(ポリメタクリル酸メチル樹脂)基板(HelioScreen社製HD6)に塗布し、15分間乾燥させ、測定用の試料とした。同様に赤外線防御能を持たない液状油(日清オイリオ社製エステモールN01)をPMMA基板に塗布し、15分乾燥させたものを対照用の試料とした。測定用試料、対照用試料それぞれについて分光光度計(島津製作所社製UV−3600、積分球モード)にて1500nmの透過率を測定した。測定の際には、積分球の開口部の外縁にPMMA基板の塗工面を、両面テープを用いて密着させた。測定用試料の透過率を対照用試料の透過率で除した値を透過率とし、(100%−透過率)を近赤外線防御効果(%)の指標とした。
Figure 0006676349
Figure 0006676349

Claims (8)

  1. 次の成分(A)、(B)、(C)および水:
    (A)個数平均粒径0.4μm以上10μm以下の酸化チタン
    (B)個数平均粒径0.8μm以上20μm以下の酸化亜鉛
    (C)油剤
    を含有する近赤外線防御化粧料組成物であって、
    成分(A)及び成分(B)の含有量の合計[(A)+(B)]が、3.5質量%以上12質量%以下であり、
    成分(A)に対する成分(B)の質量比[(B)/(A)]が、4/5以上12/1以下である、近赤外線防御化粧料組成物。
  2. (D)界面活性剤をさらに含む、請求項1に記載の近赤外線防御化粧料組成物。
  3. 成分(D)が、シリコーン系界面活性剤を含む、請求項2に記載の近赤外線防御化粧料組成物。
  4. 成分(C)が、(C1)揮発性の油剤および(C2)不揮発性の油剤を含む、請求項1乃至3いずれか1項に記載の近赤外線防御化粧料組成物。
  5. 成分(C2)に対する成分(C1)の質量比[(C1)/(C2)]が、1/2以上9/1以下である、請求項4に記載の近赤外線防御化粧料組成物。
  6. 成分(A)及び成分(B)の含有量の合計[(A)+(B)]が、4.8質量%以上8質量%以下であり、
    成分(A)に対する成分(B)の質量比[(B)/(A)]が、2.5/1以上8/1以下である、請求項1乃至5いずれか1項に記載の近赤外線防御化粧料組成物。
  7. 次の成分(A)、(B)、(C)および水:
    (A)個数平均粒径0.4μm以上10μm以下の酸化チタン
    (B)個数平均粒径0.8μm以上20μm以下の酸化亜鉛
    (C)油剤
    を含有する近赤外線防御化粧料であって、
    成分(A)及び成分(B)の含有量の合計[(A)+(B)]が、3.5質量%以上12質量%以下であり、
    成分(A)に対する成分(B)の質量比[(B)/(A)]が、4/5以上12/1以下である、近赤外線防御化粧料。
  8. 請求項7に記載の近赤外線防御化粧料を皮膚に塗布することを含む、近赤外線防御方法。
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