JP6741836B2 - 水中油型乳化化粧料 - Google Patents
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特許文献1(特開2014−91735号公報)には、架橋(メタ)アクリル酸エステル系樹脂粉体、アクリル酸ナトリウム/アクリロイルジメチルタウリン共重合体、25℃で液状の油剤、疎水処理された粉体および水を特定の割合で含む水中油型乳化化粧料に関する技術が記載されている。また、同文献に記載の化粧料により、肌に塗布した際に、きしみ感を低減し、また、伸ばしやすく、肌に均一に塗布することができるので、違和感がなく、自然に見えるものであり、さらさらとした感触も持続するとされている。
そこで、本発明は、保存安定性および肌への伸ばしやすさに優れ、肌のきしみ、油っぽさおよびべたつきを抑制しつつ、肌の滑らかさおよび保湿性を高めることができる水中油型乳化化粧料を提供するものである。
以下の成分(A)〜(E):
(A)アクリル酸ナトリウム/アクリロイルジメチルタウリン共重合体、
(B)ヒドロキシエチルセルロースおよびヒドロキシメチルセルロースからなる群から選ばれる1種以上、
(C)酸化チタンおよび酸化亜鉛からなる群から選ばれる1種以上、
(D)油剤、および
(E)水
を含む水中油型乳化化粧料であって、
前記水中油型乳化化粧料全体に対する前記成分(A)の含有量が0.30〜1.2質量%であり、
前記水中油型乳化化粧料全体に対する前記成分(D)の含有量が15〜30質量%であり、
前記水中油型乳化化粧料中の前記成分(B)に対する前記成分(A)の質量割合(成分(A)/成分(B))が、1/1より大きく5/1以下である、水中油型乳化化粧料が提供される。
(A)アクリル酸ナトリウム/アクリロイルジメチルタウリン共重合体
(B)ヒドロキシエチルセルロースおよびヒドロキシメチルセルロースからなる群から選ばれる1種以上
(C)酸化チタンおよび酸化亜鉛からなる群から選ばれる1種以上
(D)油剤
(E)水
また、本実施形態において、水中油型乳化化粧料全体に対する成分(A)の含有量が0.30〜1.2質量%であり、水中油型乳化化粧料全体に対する成分(D)の含有量が15〜30質量%であり、水中油型乳化化粧料中の成分(B)に対する成分(A)の質量割合(成分(A)/成分(B))が、1/1より大きく5/1以下である。
また、本明細書中、「〜」は、断りがなければ、以上から以下を表す。
成分(A)は、アクリル酸ナトリウム/アクリロイルジメチルタウリン共重合体である。
成分(A)のアクリル酸ナトリウム/アクリロイルジメチルタウリン共重合体は、さらに具体的には、International Cosmetic Ingredient Dictionaryに「SODIUM ACRYLATE/ACRYLOYLDIMETHYL TAURATE COPOLYMER」と記載される、アクリル酸ナトリウムとアクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウムとの共重合体である。
成分(A)を含む市販品としては、たとえばスクワランやイソヘキサデカンなどの油剤と非イオン界面活性剤とともに、油中に分散された組成物として、SEPPIC社からSEPIGEL501、SEPIGEL305、SIMULGEL EGまたはSIMULGEL GL‐L NS(登録商標)として提供されているものを使用することができる。これらの中でも、水中油型乳化化粧料の保存安定性を向上させる観点、および、水中油型乳化化粧料の伸ばしやすさを向上させる観点から、アクリル酸ナトリウム/アクリロイルジメチルタウリン共重合体を組成物として配合しているSIMULGEL EG(アクリル酸ナトリウム/アクリロイルジメチルタウリン共重合体の含有量:37.5質量%)が好ましい。
成分(B)は、ヒドロキシエチルセルロースおよびヒドロキシメチルセルロースからなる群から選ばれる1種以上である。
また、成分(B)の重量平均分子量は、肌のきしみおよびべたつきを抑制する観点、および肌のなめらかさを向上させる観点から、100,000以上が好ましく、150,000以上がより好ましく、180,000以上がさらに好ましく、3,000,000以下が好ましく、1,000,000以下がより好ましく、500,000以下がさらに好ましい。
成分(C)は、酸化チタンおよび酸化亜鉛からなる群から選ばれる1種以上である。
成分(D)は、油剤である。
成分(D)としては、固体脂および液体状油のいずれを用いることもできる。
また、成分(D)として、25℃において不揮発性の油剤を用いることが好ましく、成分(D)が25℃において不揮発性の油剤から構成されることがより好ましい。
すなわち、本実施形態の水中油型乳化化粧料において、特定の25℃で液体状の油と固体状の油を組み合わせて用いることが好ましい。このような組み合わせをとることにより、他の成分との相互作用により、本実施形態の水中油型乳化化粧料が、べたつきときしみの抑制、保湿および肌のなめらかさの持続性に優れるとともに、外観の白さを抑制することができると考えられる。
以下、成分(D1)および(D2)についてさらに具体的に説明する。
成分(D1)として、油溶性紫外線吸収剤および他の液体状油のうち、25℃において不揮発性のものが挙げられる。
パラアミノ安息香酸、エチルジヒドロキシプロピルパラアミノ安息香酸、グリセリルパラアミノ安息香酸、オクチルジメチルパラアミノ安息香酸、パラジメチルアミノ安息香酸アミル、パラジメチルアミノ安息香酸2−エチルへキシル等のパラアミノ安息香酸系紫外線吸収剤;
4−(2−β−グルコピラノシロキシ)プロポキシ−2−ヒドロキシベンゾフェノン、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノン、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノンジスルホン酸ナトリウム、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−硫酸、2,2'−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2'4,4'−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2,2'−ジヒドロキシ−4,4'−ジメトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−N−オクトキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤;
パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル(たとえば、ユビナールMC80;BASFジャパン社製)、ジパラメトキシケイ皮酸モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、2,5−ジイソプロピルケイ皮酸メチル、2,4,6−トリス[4−(2−エチルへキシルオキシカルボニル)アニリノ]−1,3,5−トリアジン(たとえば、ユビナールT150;BASFジャパン社製)、トリメトキシケイ皮酸メチルビス(トリメチルシロキシ)シリルイソペンチル、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル・ジイソプロピルケイ皮酸エステル混合物、p−メトキシハイドロケイ皮酸ジエタノールアミン塩等のケイ皮酸系紫外線吸収剤;
2−フェニル−ベンズイミダゾール−5−硫酸、4−イソプロピルジベンゾイルメタン、4−tert−ブチル−4'−メトキシジベンゾイルメタン(たとえば、パラソール1789;DSMニュートリションジャパン社製)等のベンゾイルメタン系紫外線吸収剤;
オクトクリレン(たとえば、パラソール340;DSMニュートリションジャパン社製)、ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸2−エチルヘキシル(たとえば、ソフトシェードDH;味の素社製)、1−(3,4−ジメトキシフェニル)−4,4−ジメチル−1,3−ペンタンジオン、シノキサート、メチル−O−アミノベンゾエート、3−(4−メチルベンジリデン)カンフル、オクチルトリアゾン、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルエステル(たとえば、ユビナールAplus、ユビナールAplus GRANULAR;BASFジャパン社製)、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン(たとえば、チノソーブS;BASFジャパン社製)、メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール(たとえば、チノソーブM;BASFジャパン社製)が挙げられ、これらから選ばれる1種または2種以上を用いることができる。
また、成分(D1)は、オリーブ油等の天然由来のものであってもよい。
なお、成分(D1)の粘度は、B型粘度計TVB−10(東機産業社製)を用いて、ロータNo.2、25℃、30rpm、1分間の条件で測定される。
成分(D2)の具体例として、炭素数12〜22のアルコール、炭素数12〜22の脂肪酸、炭素数14〜22のモノアルキルグリセリルエーテル、ロウ、エステル油、ステロール類、炭化水素油、セラミド類、25℃で固体状のシリコーン油等のうち、25℃で不揮発性で固体状である油が挙げられる。
これらのセラミドは天然型(D(−)体)の光学活性体を用いても、非天然型(L(+)体)の光学活性体を用いても、さらに天然型と非天然型の混合物を用いてもよい。上記化合物の相対立体配置は、天然型の立体配置のものでも、それ以外の非天然型の立体配置のものでもよく、また、これらの混合物によるものでもよい。中でも、CERAMIDE1、CERAMIDE2、CERAMIDE3、CERAMIDE5、CERAMIDE6IIの化合物(以上、INCI、8th Edition)および次式で表わされるものが好ましい。
上記一般式(5)に示す化合物の具体例として、下記式に示すものが挙げられる。
成分(E)は、水である。本実施形態において、水中油型乳化化粧料中の成分(E)の含有量は、たとえば水中油型乳化化粧料中の成分(E)以外の成分を除いた残部とすることができる。
また、水中油型乳化化粧料中の成分(E)の含有量は、水中油型乳化化粧料の保存安定性を向上させる観点から、たとえば水中油型乳化化粧料全体に対して、好ましくは53〜80質量%であり、より好ましくは55〜70質量%である。
具体的には、以下の手順により本実施形態における水中油型乳化化粧料が得られる。すなわち、25℃程度の所定の温度において、成分(A)、(B)および成分(E)を混合して水相を調製する。一方、成分(C)および(D)を、必要に応じて加熱して成分(D)を溶解させ、混合して均一な油相を調製する。得られた水相と油相を25〜100℃程度の所定の温度下で、混合して均一にし、室温(25℃)程度まで冷却し、必要に応じて香料等を添加し混合することにより、水中油型乳化化粧料を得る。
成分(A)、(B)およびキサンタンガムを組み合わせて用いることにより、水中油型乳化化粧料の保存安定性および肌への伸ばしやすさ、ならびに、肌のきしみ、油っぽさおよびべたつきの抑制、肌の滑らかさおよび保湿性の向上の各効果のバランスをさらに安定的に向上させることができる。
水中油型乳化化粧料中のキサンタンガムの含有量は、好ましくは0.01〜1質量%であり、より好ましくは0.02〜0.8質量%、さらに好ましくは0.05〜0.5質量%である。
ノニオン性界面活性剤としては、たとえば、エチレングリコールモノステアリン酸エステル等のエチレングリコール脂肪酸エステル;
ポリエチレングリコール(2)モノステアリン酸エステル等のポリエチレングリコール脂肪酸エステル;
ポリエチレングリコール(5)デシルペンタデシルエーテル等のポリアルキレングリコールアルキルエーテル;
ポリエチレングリコール(5)硬化ヒマシ油モノイソラウレート等のポリエチレングリコール硬化ヒマシ油;
プロピレングリコール脂肪酸エステル;
グリセリンモノイソステアリン酸エステル等のモノグリセリンモノ脂肪酸エステル;
グリセリンジステアリン酸エステル、グリセリンジラウリン酸エステル等のモノグリセリンジ脂肪酸エステル;
グリセリンモノイソステアリルエーテル等のグリセリンアルキルエーテル;
ソルビタンモノステアリン酸エステル(モノステアリン酸ソルビタン)等のソルビタン脂肪酸エステル;
モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(ポリソルベート80)等のソルビタン脂肪酸エステルのポリオキシエチレンエーテル;
脂肪酸アルカノールアミド;
ラウリン酸ジエタノールアミド等の脂肪酸ジアルカノールアミド、ステアリル酸グリセリル等のモノ脂肪酸グリセリルエステル、ステアリルグリセリルエーテル等のモノ脂肪酸グリセリルエーテルなどが挙げられる。
表1および2に示す組成の水中油型乳化化粧料(日焼け止め化粧料)を後述する方法にて製造し、後述する方法で、伸びの良さ、油っぽさのなさ、きしみのなさ、べたつきのなさ、肌のなめらかさ、保湿性の高さおよび水中油型乳化化粧料の保存安定性の良さを評価した。結果を表1および表2に併せて示す。
25℃の温度下で、成分(E)に、成分(A)、(B)および全任意成分を添加し、混合して、水相を調製した。一方、90℃の温度下で、成分(D1)に、成分(D2)を添加して成分(D2)を溶解させ、さらに(C)を添加してディスパーで混合し分散させて、油相を調製した。その後、得られた該水相を30〜40℃に加熱撹拌しながら、油相を添加し乳化をおこなった。その後室温(25℃)まで撹拌冷却し、各表に記載の水中油型乳化化粧料を得た。なお、揮発性油を用いる場合は、成分(D2)と同様に(D1)に添加されるが、その際の温度および油相と水相との混合温度は60℃に調整し、それ以外は、上記に準じて製造した。
(官能評価)
専門パネラー2名により、前腕内側に直径3cm円に水中油型乳化化粧料を0.02mL塗布した。
水中油型乳化化粧料塗布後、25℃、57%RH下にて30分経過後、塗布部を指で触れることにより官能評価をおこなった。
伸びの良さ、油っぽさのなさ、きしみのなさ、べたつきのなさ、肌のなめらかさ、保湿性の高さの各項目について、基準を4段階に分け、好ましい効果の高さがベストな場合を4とし、ワーストを1として、2点以上を合格と判断して評価した。2名のパネラーの平均値を算出して少数第1位を四捨五入した。
100mLのガラス瓶に、50mLの水中油型乳化化粧料を入れ、密閉して、50℃で1か月間保存した後、化粧料中の油相の分離の有無を、専門パネラー1名により、目視により確認し、下記基準で示した。
基準を4段階に分け、分離が全くないものをベストの4とし、油が完全分離したものをワーストの1として、2点以上を合格と判断して評価した。
*1 アクリル酸ナトリウム・アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム共重合体:SIMULGEL EG、SEPPIC社製の有効成分
*2 ヒドロキシエチルセルロース:HECダイセル SE400、ダイセルファインケム社製
*3 シリコーン被覆酸化亜鉛(ハイドロゲンジメチコン処理酸化亜鉛):MICRO ZINC OXIDE MZ−504R3M、テイカ社製
*4 パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル(粘度:78mPa・s):ユビナール MC80、BASFジャパン社製
*5 ジカプリン酸ネオペンチルグリコール(粘度:24mPa・s):エステモール N−01、日清オイリオグループ社製
*6 ジメチルポリシロキサン(粘度:13mPa・s):シリコーン KF−96A−6CS、信越化学工業社製
*7 ジイソステアリン酸ポリグリセリル(粘度:913mPa・s):コスモール42V、日清オイリオグループ社製
*8 ジメチルシクロポリシロキサン(揮発性):シリコーン TSF405A、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製
*9 ワセリン(融点:40〜75℃):スーパーホワイトプロトペット、SONNEBORN製
*10 ステアリルアルコール(融点:54.5〜59.5℃):ステアリルアルコール、高級アルコール工業社製
*11 ビスアルキル(C30−45)ジメチコン(融点:60〜70℃):シリコーン SF1642K、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製
*12 パルミチン酸デキストリン(融点:70〜85℃):レオパールKL2、千葉製粉社製
*13 ステアリルジメチコン(融点:32℃):DOW CORNING 2503 COSMETIC WAX、ダウ・ケミカル・カンパニー製
*14 キサンタンガム:ケルデント、DSP五協フード&ケミカル社製
*15 モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン:レオドール TW−S120V、花王社製
*16 モノステアリン酸ソルビタン:レオドール SP−S10V、花王社製
*17 エデト酸二ナトリウム:クレワット N、ナガセケムテックス社製
*18 ジプロピレングリコール:DPG−RF、ADEKA社製
*19 エタノール:95度合成アルコール、日本合成アルコール社製
表3に示す処方の水中油型乳化化粧料を製造した。本例の水中油型乳化化粧料についても、前述した実施例における水中油型乳化化粧料の製造方法に準じて製造した。
*20 スクワラン(粘度:37mPa・s):スクワラン、岸本特殊肝油工業所社製
*21 安息香酸アルキル(C12〜15)(粘度:21mPa・s):フィンソルブ TN、Innospec Active Chemicals LLC製
*22 流動イソパラフィン(粘度:22mPa・s):パールリームEX、日油社製
*23 オリーブ油(粘度:77mPa・s):クロピュアOL、クローダジャパン社製
*24 流動パラフィン(粘度:26mPa・s):ハイコールK−23、カネダ社製
*25 サラシミツロウ(融点:62〜67℃):ゴールデンブランド、三木化学工業社製
*26 フェノキシエタノール:ハイソルブ EPH、東邦化学工業社製
Claims (3)
- 以下の成分(A)〜(E):
(A)アクリル酸ナトリウム/アクリロイルジメチルタウリン共重合体、
(B)ヒドロキシエチルセルロースおよびヒドロキシメチルセルロースからなる群から選ばれる1種以上、
(C)酸化チタンおよび酸化亜鉛からなる群から選ばれる1種以上、
(D)油剤、および
(E)水
を含む水中油型乳化化粧料であって、
前記水中油型乳化化粧料全体に対する前記成分(A)の含有量が0.30〜1.2質量%であり、
前記水中油型乳化化粧料全体に対する前記成分(D)の含有量が15〜30質量%であり、
前記成分(D)が、25℃で不揮発性の固体脂(D2)を含み、前記水中油型乳化化粧料中における前記成分(D)中の、前記成分(D2)の含有量が、4〜15質量%であり、
前記水中油型乳化化粧料中の前記成分(B)に対する前記成分(A)の質量割合(成分(A)/成分(B))が、1/1より大きく5/1以下であり、
架橋(メタ)アクリル酸エステル系樹脂粉体を含有しない、水中油型乳化化粧料。 - 前記成分(D)が、25℃で不揮発性の液体状油(D1)を含む、請求項1に記載の水中油型乳化化粧料。
- キサンタンガムをさらに含む、請求項1または2に記載の水中油型乳化化粧料。
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