JP6672607B2 - 蓄電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、捲回型の電極組立体を備える蓄電装置に関する。
EV(Electric Vehicle)やPHV(Plug in Hybrid Vehicle)などの車両には、原動機となる電動機への供給電力を蓄える蓄電装置としてリチウムイオン電池などの二次電池が搭載されている。二次電池は、例えば両面に活物質層を有する帯状の正極電極と負極電極とが、セパレータを間に挟んだ状態で捲回された電極組立体をケース内に備える。
二次電池のうち、例えば、角型の二次電池の製造時には、負極電極、セパレータ、及び正極電極を捲回して扁平状の電極捲回体を形成した後、電極捲回体の捲回軸線が延びる方向から見た短手方向に沿って、電極捲回体に荷重を加えて電極組立体とし、その電極組立体をケース内に収容して二次電池が製造される。このような捲回型の電極組立体の製造方法として、特許文献1に開示の方法がある。
図7に示すように、特許文献1では、巻軸体81に対して負極電極、セパレータ、及び正極電極を巻き付けて電極捲回体82が製造される。巻軸体81は、2本の空隙形成部83を備える巻軸84と、その巻軸84の空隙形成部83の間に配置される巻芯85とを含み、全体として扁平状である。そして、特許文献1では、電極捲回体82を製造した後、巻軸体81のうちの巻軸84を電極捲回体82から引き抜き、巻芯85のみを電極組立体内に残した状態とする。
特開2013−235705号公報
ところが、特許文献1においては、巻軸84を電極捲回体82から引き抜く際、負極電極、セパレータ、及び正極電極が、巻軸84の引き抜きに追従してしまい、得られる電極組立体が捲回軸線方向に沿って位置ずれした形状になる虞がある。また、電極組立体においては、残った巻芯85における長手方向の両端部と、電極捲回体82の曲げ部との間に空隙が存在する。このため、電極捲回体82に対し、短手方向に沿って荷重が加わった場合、電極捲回体82の曲げ部が空隙の内側に逃げるように変形し、負極電極や正極電極における曲げ部となる部分が二つ折り状態に屈曲してしまう虞がある。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、捲回軸線方向に沿う電極組立体の位置ずれを抑制し、かつ曲げ部の屈曲を抑制することができる蓄電装置を提供することにある。
上記問題点を解決するための蓄電装置は、帯状の第1電極と帯状の第2電極とをセパレータで絶縁した状態で、絶縁性を有する芯材に捲き付けて形成された捲回型の電極組立体と、前記電極組立体を収容したケースと、を備える蓄電装置であって、前記電極組立体は、捲回軸線が延びる方向から見て扁平な形状であり、かつ前記捲回軸線が延びる方向から見た長手方向の両端に曲げ部を備え、前記第1電極、前記第2電極及び前記セパレータの積層された方向を積層方向とすると、前記積層方向において、前記第1電極は前記芯材寄りの内周面が第1のセパレータで絶縁され、前記第2電極は前記芯材寄りの内周面が第2のセパレータで絶縁されており、前記第1のセパレータ及び前記第2のセパレータは、前記芯材への捲き始め側に位置する始端部が前記芯材に固定されていることを要旨とする。なお、捲回型の電極組立体における積層方向とは、捲回軸線が延びる方向から見た長手方向、及び該長手方向に直交した短手方向それぞれにおいて、帯状の第1電極、第2電極及びセパレータの捲回によって、該第1電極、第2電極及びセパレータが積み重なった方向のことである。よって、捲回型の電極組立体における積層方向とは、矩形シート状の電極及びセパレータを積層した積層型の電極組立体における積層方向を示すものではない。
これによれば、第1のセパレータ、第1電極、第2のセパレータ、及び第2電極が、芯材に巻き付けられる際、各セパレータの始端部が芯材に固定されているため、第1のセパレータ、第1電極、第2のセパレータ、及び第2電極にテンションを加えながら巻き付けることができる。そして、芯材は電極組立体の中に存在し、電極組立体から抜き取られない。このため、芯材の抜き取りに伴う第1のセパレータ、第1電極、第2のセパレータ、及び第2電極の、捲回軸線方向への移動がなく、電極組立体の捲回軸線方向への位置ずれが抑制される。
また、第1のセパレータ、第1電極、第2のセパレータ、及び第2電極を芯材に巻き付けて電極捲回体とした後、その電極捲回体に対し、捲回軸線が延びる方向から見た短手方向に荷重が加えられて、電極組立体が形成される。このとき、電極組立体の曲げ部となる部分に荷重が加わっても、荷重を芯材で受け止めることができ、曲げ部がそれ以上曲げられることが抑制され、曲げ部が屈曲することを抑制できる。
また、蓄電装置について、前記芯材は、前記第1のセパレータの前記始端部、及び前記第2のセパレータの前記始端部を挟持している。
これによれば、芯材に対する始端部の固定を容易に行うことができる。
また、蓄電装置について、前記芯材は、前記電極組立体の前記曲げ部に沿う湾曲部を備え、前記電極組立体の前記曲げ部の内面は前記湾曲部に接触している。
これによれば、芯材の湾曲部と、電極組立体の曲げ部の内面との間に隙間が生じにくい。このため、第1のセパレータ、第1電極、第2のセパレータ、及び第2電極を捲回した電極捲回体に対し、捲回軸線が延びる方向から見た短手方向に荷重が加えられても、電極組立体の曲げ部となる部分が逃げ込む場所(隙間)が無く、それ以上曲げられて屈曲することが抑制される。
また、蓄電装置について、前記芯材は、前記第1のセパレータ及び前記第2のセパレータより低融点であってもよい。
これによれば、例えば、電極組立体の内部短絡時に、第1のセパレータ及び第2のセパレータに先立って、芯材が溶解する。すると、捲回軸線が延びる方向から見た電極組立体の短手方向に沿って芯材の寸法が減少し、電極組立体の短手方向に沿った拘束が緩和される。その結果、短手方向に隣り合う第1電極と第2電極との間での導通が回避されやすくなる。
また、前記蓄電装置は二次電池である。
本発明によれば、捲回軸線方向に沿う電極組立体の位置ずれを抑制し、かつ曲げ部の屈曲を抑制することができる。
実施形態の二次電池を示す断面図。 実施形態の電極捲回体を示す斜視図。 (a)は二次電池を示す図1の3−3線断面図、(b)は始端部周辺を示す拡大断面図、(c)は芯材と電極組立体を示す拡大断面図。 芯材構成体と、セパレータを示す分解斜視図。 芯材の別例を示す斜視図。 芯材に対する始端部の固定方法の別例を示す斜視図。 背景技術を示す図。
以下、蓄電装置を二次電池に具体化した一実施形態を図1〜図4にしたがって説明する。
図1又は図3(a)に示すように、蓄電装置としての二次電池10は、ケース11に電極組立体12及び電解液(図示せず)が収容されている。ケース11は、有底四角筒状のケース本体13と、ケース本体13に電極組立体12を挿入するための開口部13aを塞ぐ矩形平板状の蓋体14とからなる。ケース本体13と蓋体14は、いずれも金属製(例えばステンレス製やアルミニウム製)である。二次電池10は角型電池であり、リチウムイオン電池である。ケース本体13は、長方形状の底板13bと、底板13bの対向する一対の短側縁から立設された短側壁13cと、底板13bの対向する一対の長側縁から立設された長側壁13dとを有する。電極組立体12は、ケース本体13の内部空間が直方体形状であることに対応させて、全体として直方体形状である。
図2及び図3(b)に示すように、電極組立体12は、長尺帯状の第1電極としての負極電極24と、長尺帯状の第1のセパレータ23と、長尺帯状の第2電極としての正極電極25と、長尺帯状の第2のセパレータ26と、を備える。本実施形態では、第1のセパレータ23及び第2のセパレータ26の長手方向に沿う寸法は、負極電極24及び正極電極25の長手方向に沿う寸法より長い。そして、第1のセパレータ23及び第2のセパレータ26において、負極電極24及び正極電極25より長い部分が、後述の芯材30への巻き始めの部分となる。
電極組立体12は、第1のセパレータ23と、負極電極24と、第2のセパレータ26と、正極電極25とを、捲回軸線Lを中心に渦巻き状に捲回した捲回型の構成である。第1のセパレータ23及び第2のセパレータ26は、絶縁性を有する樹脂製(例えばポリエチレンなど)である。また、電極組立体12は、負極電極24が正極電極25の内層となる状態で捲回されている。電極組立体12において、第1のセパレータ23、負極電極24、第2のセパレータ26、及び正極電極25が積層された方向を積層方向とする。電極組立体12では、その積層方向の内側から外側に向かって第1のセパレータ23、負極電極24、第2のセパレータ26、及び正極電極25の順番で積層されている。
正極電極25は、集電体としての長尺の矩形シート状の正極用金属箔25aと、その正極用金属箔25aの両面に帯状に設けられた正極活物質層25bと、を有する。正極電極25は、長手方向に延びる第1の辺25cに沿って正極活物質層25bの設けられていない正極未塗工部25dを一定幅で有する。
負極電極24は、集電体としての長尺の矩形シート状の負極用金属箔24aと、その負極用金属箔24aの両面に帯状に設けられた負極活物質層24bと、を有する。負極電極24は、長手方向に延びる第1の辺24cに沿って負極活物質層24bの設けられていない負極未塗工部24dを一定幅で有する。
図1に示すように、電極組立体12では、負極未塗工部24dが捲回軸線Lの延びる方向の第1端部12aに位置している。そして、電極組立体12は、第1端部12aに負極未塗工部24dを集めた負極接続部28を備え、負極接続部28は、負極未塗工部24dが、間に第1のセパレータ23及び第2のセパレータ26を挟まない状態で層状となっている。
また、電極組立体12では、正極未塗工部25dが捲回軸線Lの延びる方向の第2端部12b位置している。そして、電極組立体12は、第2端部12bに正極未塗工部25dを集めた正極接続部29を備え、正極接続部29は、正極未塗工部25dが、間に第1のセパレータ23及び第2のセパレータ26を挟まない状態で層状となっている。
電極組立体12の負極接続部28には、負極導電部材17の先端部が電気的に接続されている。負極導電部材17は、金属(本実施形態ではアルミニウム)からなる略矩形平板を例えばプレス加工などにより折り曲げて形成されている。負極導電部材17は、負極接続部28と電気的に接続される矩形平板状の接続部17aを備える。また、負極導電部材17は、接続部17aに連設され、電極組立体12の第1端部12aの面に沿って延びる導電部17bを備える。さらに、負極導電部材17は、導電部17bに連設され、電極組立体12の捲回軸線Lの延びる方向に沿って延び、かつ電極組立体12の周面と対向配置される端子接続部17cを備える。端子接続部17cには負極端子15が接続されている。
電極組立体12の正極接続部29には、正極導電部材18の先端部が電気的に接続されている。正極導電部材18は、金属(本実施形態では銅)からなる略矩形平板を例えばプレス加工などにより折り曲げて形成されている。正極導電部材18は、正極接続部29と電気的に接続される矩形平板状の接続部18aを備える。また、正極導電部材18は、接続部18aに連設され、電極組立体12の第2端部12bの面に沿って延びる導電部18bを備える。さらに、正極導電部材18は、導電部18bに連設され、電極組立体12の捲回軸線Lの延びる方向に沿って延び、かつ電極組立体12の周面と対向配置される端子接続部18cを備える。端子接続部18cには正極端子16が接続されている。
図3(a)に示すように、電極組立体12は、捲回軸線Lが延びる方向から見て扁平な形状である。電極組立体12は、捲回軸線Lが延びる方向から見た電極組立体12の長手方向の両端に曲げ部12cを備える。各曲げ部12cは、第1のセパレータ23、負極電極24、第2のセパレータ26、及び正極電極25の曲げ領域が層状に重なる部分である。すなわち、電極組立体12において、捲回軸線Lが延びる方向から見た電極組立体12の長手方向の両端では、該長手方向に沿って第1のセパレータ23、負極電極24、第2のセパレータ26及び正極電極25が積み重なっている。よって、捲回軸線Lが延びる方向から見た電極組立体12の長手方向の両端では、電極組立体12の積層方向に沿って第1のセパレータ23、負極電極24、第2のセパレータ26及び正極電極25が積み重なっている。
また、電極組立体12は、両方の曲げ部12cの間に平坦部12dを備える。平坦部12dは、第1のセパレータ23、負極電極24、第2のセパレータ26、及び正極電極25が曲げられることなく平面状に積層された部位である。また、電極組立体12において、捲回軸線Lが延びる方向から見た短手方向(長手方向に直交する方向)の両端面、すなわち、平坦部12dにおける積層方向の外側の両端面は平面状であり、電極組立体12はその平面状の部分に平坦面12fを有する。電極組立体12において、ケース11内では平坦部12dは、長側壁13dに対向している。
すなわち、電極組立体12において、捲回軸線Lが延びる方向から見た電極組立体12の短手方向では、該短手方向に沿って第1のセパレータ23、負極電極24、第2のセパレータ26及び正極電極25が積み重なっている。よって、捲回軸線Lが延びる方向から見た電極組立体12の短手方向では、電極組立体12の積層方向に沿って第1のセパレータ23、負極電極24、第2のセパレータ26及び正極電極25が積み重なっている。
二次電池10は、芯材30を備え、この芯材30に電極組立体12が巻き付けられている。芯材30は、電気的絶縁性を有する樹脂製であり、芯材30の融点は、第1のセパレータ23及び第2のセパレータ26の融点よりも低い。芯材30は、一対の芯材構成体31を組み合わせて構成され、芯材30には、第1のセパレータ23及び第2のセパレータ26の始端部23a,26aが固定されている。なお、第1のセパレータ23及び第2のセパレータ26の始端部23a,26aは、各セパレータ23,26の長手方向の一端部のことであり、芯材30に対して両セパレータ23,26の巻き付けを開始する部分のことである。本実施形態では、始端部23a,26aは、芯材30に挟持された部分のことである。
図4に示すように、芯材構成体31は、平面視矩形平板状である。芯材構成体31の長辺は、電極組立体12の長手方向に沿い、芯材構成体31の短辺は、電極組立体12において捲回軸線Lの延びる方向に沿う。芯材構成体31は一面に挟持面31aを備え、挟持面31aは平面視矩形状で、かつ平坦面状である。挟持面31aは、相手の芯材構成体31の挟持面31aに対峙している。芯材30は、対峙した挟持面31aの間に第1のセパレータ23及び第2のセパレータ26の始端部23a,26aを挟持し、この挟持により挟持面31a間からの始端部23a,26aの抜け出しが規制されている。
また、芯材構成体31は、挟持面31aと平行な他面に巻付け面31bを備え、巻付け面31bは平面視矩形状で、かつ平坦面状である。巻付け面31bは、挟持面31aよりも長辺に沿う長さが短いが、短辺に沿う長さは同じである。芯材30の両方の巻付け面31bに電極組立体12が巻き付けられ、各巻付け面31bの外側に平坦部12dが積層されている。
図3(b)に示すように、芯材構成体31は、長辺の延びる方向での両端部の短辺上に湾曲面31cを備え、湾曲面31cは、挟持面31aと巻付け面31bとを繋ぐ面である。湾曲面31cは、捲回軸線Lが延びる方向から見て挟持面31aから巻付け面31bに向けて円弧状に湾曲している。湾曲面31cは、挟持面31a又は巻付け面31bとの境界部から湾曲している。芯材30は、一対の湾曲面31cによって構成された円弧状の湾曲部Cを備え、その湾曲部Cの外側に、電極組立体12の曲げ部12cが積層されている。
捲回軸線Lの延びる方向から芯材30を見た場合、始端部23a,26aは、芯材30の厚み方向において湾曲部Cと重なる位置に配置され、巻付け面31bとは重なっていない。よって、始端部23a,26aは、挟持面31aのうち、芯材構成体31の厚み方向において湾曲面31c(湾曲部C)と重なる部分に挟持されている。
図3(c)に示すように、芯材30を、捲回軸線Lの延びる方向から見た場合、2つの湾曲面31cの外面同士を繋ぐ湾曲部Cの曲率は、電極組立体12における曲げ部12cの曲率と同じである。
電極組立体12において、芯材30には、始端部23a,26aが固定されている。電極組立体12は、芯材30への巻き始めとなる部分では、第1のセパレータ23及び第2のセパレータ26のみが巻き付けられている。2枚のセパレータ23,26の一周に亘る巻き付けにより、一対の芯材構成体31が2枚のセパレータ23,26に包み込まれ、一対の芯材構成体31同士が離れることが抑制されるとともに、芯材30が構成されている。なお、図3(a)〜図3(c)では、説明の便宜上、挟持面31a同士を離間させた状態で図示しているが、実際は、第1のセパレータ23及び第2のセパレータ26の巻き付けによって挟持面31a同士が互いに近付いている。
芯材30に対し、第1のセパレータ23及び第2のセパレータ26を一周巻き付けた後、負極電極24が第1のセパレータ23の外周側に巻き付けられている。芯材30に対し、第1のセパレータ23及び第2のセパレータ26を一周巻き付けた後、正極電極25が第2のセパレータ26の外周側に巻き付けられている。
芯材30に対し、電極組立体12の最内層の第1のセパレータ23は隙間無く巻き付けられ(面接触し)、その第1のセパレータ23に対して、第2のセパレータ26は隙間無く巻き付けられている(面接触している)。さらに、負極電極24は、第1のセパレータ23に対して面接触した状態に巻き付けられ、正極電極25は、第2のセパレータ26に対して面接触した状態に巻き付けられている。よって、電極組立体12の曲げ部12cの内面は、湾曲部Cに対し面接触している。また、電極組立体12の積層方向において、負極電極24は、芯材30寄りの内周面が第1のセパレータ23で絶縁され、正極電極25は、芯材30寄りの内周面が第2のセパレータ26で絶縁されている。
次に、電極組立体12の製造方法を二次電池10の作用として記載する。
まず、第1のセパレータ23、負極電極24、第2のセパレータ26、及び正極電極25を準備し、第1のセパレータ23及び第2のセパレータ26の始端部23a,26a側に、それら始端部23a,26aだけを芯材30に巻き取らせる部分を確保しておく。一対の芯材構成体31の挟持面31aの間に、第1のセパレータ23の始端部23a及び第2のセパレータ26の始端部26aを配置する。そして、一対の芯材構成体31で始端部23a,26aを挟持した状態で、芯材30を回転させ、第1のセパレータ23及び第2のセパレータ26の2枚を、一方の湾曲面31cに沿って折り返した後、芯材30に対し巻き付けていき、第1のセパレータ23及び第2のセパレータ26の2枚を、芯材30に対し一周巻き付ける。すると、第1のセパレータ23と第2のセパレータ26の2枚の内側に、一対の芯材構成体31が包み込まれ、始端部23a,26aが一対の芯材構成体31の間に挟持(固定)される。
その後、第1のセパレータ23、負極電極24、第2のセパレータ26及び正極電極25の4枚による積層体27が芯材30に巻き付けられていく。このとき、第1のセパレータ23、負極電極24、第2のセパレータ26及び正極電極25は、芯材30に引っ張られてテンションが加えられて巻かれていく。そして、積層体27の芯材30への巻き付けが終了すると、図2に示すように、電極捲回体32が完成する。その後、電極捲回体32に対し、捲回軸線Lの延びる方向から見た短手方向に荷重を加えて電極組立体12とし、その電極組立体12をケース11に収容して二次電池10が完成する。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)電極組立体12において、第1のセパレータ23及び第2のセパレータ26の始端部23a,26aは芯材30に固定されている。このため、芯材30に対する積層体27の巻き付けの際、各層にテンションを加えながら巻き付けることができる。そして、芯材30は、電極組立体12から抜き取られず、電極組立体12内に残るため、芯材30の抜き取りに伴う第1のセパレータ23、負極電極24、第2のセパレータ26及び正極電極25の捲回軸線Lに沿う方向への移動がなく、得られる電極組立体12において捲回軸線方向への位置ずれが抑制される。
また、電極組立体12の曲げ部12cとなる部分の内面を、芯材30の湾曲部Cに面接触させて巻き付けることができ、その巻き付け時に、曲げ部12cが二つ折りのように屈曲することを抑制することができる。
(2)積層体27を芯材30に巻き付けて電極捲回体32とした後、その電極捲回体32に対し、荷重が加えられて電極組立体12が形成される。このとき、電極捲回体32において、湾曲部Cによって、電極組立体12の曲げ部12cとなる部分がそれ以上曲げられて屈曲することが抑制される。このため、屈曲によって負極活物質層24bや正極活物質層25bに割れ等が生じることを抑制することができる。
(3)始端部23a,26aは、芯材構成体31の厚み方向において湾曲面31cと重なる部分に挟持されており、電極組立体12の平坦部12dに対して始端部23a,26aは重なっていない。このため、捲回軸線Lが延びる方向から見た電極組立体12の短手方向に沿って、電極捲回体32に荷重が加えられたとき、始端部23a,26aによって平坦部12dの面に沿う位置で加わる荷重の大きさが異なることが抑制される。その結果として、平坦部12dの面に沿う位置で、電極間距離がばらつくことが抑制できる。
(4)芯材30は、一対の芯材構成体31を備え、始端部23a,26aは一対の芯材構成体31によって挟持されることで芯材30に固定されている。よって、芯材30を一対の芯材構成体31とすることで、始端部23a,26aを芯材30に容易に固定できる。
(5)湾曲部Cに対し、電極組立体12の曲げ部12cの内面が接触し、芯材30の外面と電極組立体12の内面との間に隙間が生じにくい。このため、電極組立体12の製造のために、電極捲回体32に対し荷重が加わっていても、電極組立体12の曲げ部12cとなる部分がそれ以上曲げられて屈曲することが抑制される。
(6)芯材30は、第1のセパレータ23及び第2のセパレータ26より低融点である。このため、例えば、電極組立体12の内部短絡時に、第1のセパレータ23及び第2のセパレータ26に先立って、芯材30が溶解する。すると、電極組立体12の短手方向に沿った芯材30の寸法が減少し、電極組立体12の短手方向に沿った拘束が緩和される。その結果、短手方向に隣り合う負極電極24と正極電極25との間での導通が回避されやすくなる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 芯材は、一対の芯材構成体31で構成されなくてもよい。例えば、図5に示すように、芯材40は、長手方向の両端のうち、一端から他端付近までに、挟持部としてのスリット40aを備え、このスリット40aによって、始端部23a,26aを挟持(固定)可能としてもよい。なお、芯材40は、スリット40a内で対向する面に挟持面40bを備え、スリット40aを挟む外面に巻付け面40cを備える。さらに、芯材40は、長手方向の両端に湾曲部40dを備える。
また、図6に示すように、芯材50は、挟持によって始端部23a,26aを固定するものでなくてもよく、芯材50において、長手方向の一端部に始端部23a,26aを溶着によって固定するものでもよい。この場合、芯材50は、始端部23a,26aを挟持するためのスリットは備えない。そして、芯材50は、厚み方向の両端面に矩形状の巻付け面50aを備え、長手方向の両端に湾曲部50bを備える。始端部23a,26aは、芯材50の湾曲部50bに溶着されてもよいし、始端部23a,26aを含む部分が、巻付け面50a全体に亘って溶着されてもよい。
○ 2枚の始端部23a,26aは、実施形態のように一箇所で同時に固定されなくてもよい。例えば、一方の始端部23aは、芯材の長手方向の一端部に固定され、他方の始端部26aは、芯材の長手方向の他端部に固定されてもよい。
○ 実施形態において、一対の芯材構成体31は積層体27の巻き付けによって分離が防止されたが、始端部23a,26aを一対の芯材構成体31で挟持した状態で、芯材構成体31同士を接着、溶着等して一体化してもよい。
○ 芯材30は、第1のセパレータ23及び第2のセパレータ26と同じ又は高融点の材料で形成されていてもよい。
○ 実施形態では、第1のセパレータ23及び第2のセパレータ26を芯材30に対して一周巻き付けた後に、負極電極24及び正極電極25を巻き付けるようにしたが、これに限らない。負極電極24及び正極電極25が、芯材構成体31の間に挟まれなければ、負極電極24及び正極電極25の巻き付けを始端部23a,26a付近から開始してもよい。
○ 実施形態では、芯材30の厚み方向において、湾曲部Cだけに始端部23a,26aが重なる状態で、始端部23a,26aを挟持したが、これに限らない。挟持面31aの全面で、第1のセパレータ23及び第2のセパレータ26の巻き始め側を挟持してもよい。この場合、第1のセパレータ23及び第2のセパレータ26において、挟持面31aの全面で挟持された部分が始端部となる。
このように構成した場合、始端部は、芯材構成体31の厚み方向において挟持面31aの全面に挟持されており、電極組立体12の平坦部12dに対して第1のセパレータ23及び第2のセパレータ26が重なっている。このため、捲回軸線Lが延びる方向から見た電極組立体12の短手方向に沿って、電極捲回体32に荷重が加えられたとき、第1のセパレータ23及び第2のセパレータ26によって平坦部12dの面に沿う位置で加わる荷重の大きさが異なることが抑制される。その結果として、平坦部12dの面に沿う位置で、電極間距離がばらつくことが抑制できる。
○ 始端部23a,26aを、芯材構成体31の一方の湾曲面31cに重なる位置で挟持しつつ、芯材構成体31の他方の湾曲面31cに重なる位置にスペーサを介在させて、挟持面31a同士の間隔を一定に維持してもよい。
○ 第1電極を正極電極25とし、第2電極を負極電極24としてもよい。
○ 実施形態では、負極電極24は、負極用金属箔24aの両面に負極活物質層24bを有するとしたが、負極用金属箔24aの片面のみに負極活物質層24bを有していてもよい。同様に、正極電極25は、正極用金属箔25aの両面に正極活物質層25bを有するとしたが、正極用金属箔25aの片面のみに正極活物質層25bを有していてもよい。
○ 実施形態では、二次電池10はリチウムイオン二次電池であったが、これに限られず、他の二次電池であってもよい。要は、第1のセパレータ23、第2のセパレータ26及び電解液を介して負極活物質層24bと正極活物質層25bとの間をイオンが移動するとともに電荷の授受を行うものであればよい。
○ 蓄電装置は電気二重層コンデンサ等の他の蓄電装置に適用してもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)前記芯材は、一対の芯材構成体を組み合わせて構成され、各芯材構成体は前記始端部を挟持する挟持面を備えるとともに、前記電極組立体の曲げ部を形成する湾曲面を備え、前記始端部は、前記芯材構成体の厚み方向に沿って前記曲げ部と重なる状態で前記挟持面の一部に挟持される、又は前記挟持面の全面に挟持される蓄電装置。
L…捲回軸線、10…蓄電装置としての二次電池、11…ケース、12…電極組立体、12c…曲げ部、23,26…セパレータ、23…第1のセパレータ、23a,26a…始端部、24…第1電極としての負極電極、25…第2電極としての正極電極、26…第2のセパレータ、30,40,50…芯材、C,40d,50d…湾曲部。

Claims (5)

  1. 帯状の第1電極と帯状の第2電極とをセパレータで絶縁した状態で、絶縁性を有する芯材に捲き付けて形成された捲回型の電極組立体と、
    前記電極組立体を収容したケースと、を備える蓄電装置であって、
    前記電極組立体は、捲回軸線が延びる方向から見て扁平な形状であり、かつ前記捲回軸線が延びる方向から見た長手方向の両端に曲げ部と前記曲げ部の間に平坦部とを備え、
    前記第1電極、前記第2電極及び前記セパレータの積層された方向を積層方向とすると、前記積層方向において、前記第1電極は前記芯材寄りの内周面が第1のセパレータで絶縁され、前記第2電極は前記芯材寄りの内周面が第2のセパレータで絶縁されており、
    前記芯材は、前記電極組立体の前記曲げ部に沿う湾曲部を備え、
    前記捲回軸線が延びる方向から見た前記芯材の厚み方向において前記湾曲部と重なる部分には、前記第1のセパレータ及び前記第2のセパレータの前記芯材への捲き始め側に位置する始端部のみが固定されており、
    前記電極組立体の前記芯材への捲き始めとなる部分は、前記第1のセパレータ及び前記第2のセパレータのみが捲き付けられており、前記第1のセパレータの前記始端部、及び前記第2のセパレータの前記始端部は、前記電極組立体の前記平坦部に重なっていないことを特徴とする蓄電装置。
  2. 前記芯材は、前記第1のセパレータの前記始端部、及び前記第2のセパレータの前記始端部を挟持している請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 記電極組立体の前記曲げ部の内面は前記湾曲部に接触している請求項1又は請求項2に記載の蓄電装置。
  4. 前記芯材は、前記第1のセパレータ及び前記第2のセパレータより低融点である請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の蓄電装置。
  5. 前記蓄電装置は二次電池である請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の蓄電装置。
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