JP6669431B2 - 包装機 - Google Patents

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Description

本発明は、包装機に関するものである。
例えば、フリーザー、家庭用の冷蔵庫、保温機、業務用のショーケース等の各種保温・加熱・冷却機器や、保冷車や保冷倉庫等に用いられる断熱材として、省エネルギー化を図ることなどの目的のため、断熱性能が高い真空断熱材が採用されつつある。特許文献1等に開示されるように、この真空断熱材は、コア・芯材と称される各種の熱伝導率の低い断熱性材料を、包装フィルムで包み込んで密封した包装体からなる。この密封するに際し、内部を減圧して真空状態にする。また、包装体内の芯材は、圧縮状態となる。
当該真空断熱材を構成する包装体を製造するには、例えば、一辺が開口した袋体に対し、人手により圧縮した芯材を袋詰めし、次いで開口した一辺から内部の空気を排気するとともに当該一辺をシールして密封することで行う。芯材は、袋体内に収納する前に圧縮した状態で固化した成形体のものもあれば、袋体内に収納後、袋体内を真空にする際の内部の排気・脱気に伴い圧縮状態になるものもある。
特開2005−207556号公報 特開平7−40912号公報
上記の人手による袋詰め作業では、単位時間あたりの製造個数をあまり多くすることができない。そこで、そのように人手で袋詰めするのではなく、例えば特許文献2などに開示された包装機をベースにし、自動的に圧縮状態の製品を包装フィルムで包み込むようにすることが考えられる。
すなわち、包装機を用いて自動包装する場合、包装フィルムは帯状のフィルムが巻き取られた原反ロールを包装機にセットし、当該原反ロールから連続して帯状のフィルムを包装機本体に供給する。一方、製品搬送供給装置により製品となる芯材を所定ピッチで搬送し、包装機本体に対し、順次供給する。そして、包装機本体にて帯状のフィルムにて芯材を囲繞し、シール処理やカット処理等を行う。
ところで、最終的に包装体内に収納された芯材の形状は適宜圧縮された薄いシート状となるものが多い。そして、上述したように係る真空断熱材は、例えば冷蔵庫その他の保冷・冷却等を目的とした家電製品に実装されるが、昨今の家電製品の大型化に伴い1枚の真空断熱材の寸法形状も大きくなる。また、建築などに適用する真空断熱材等は更に大きな寸法形状のものが必要となる。
これにともない包装フィルムのフィルム幅も広いものが要求されるが、原反ロールで供給される包装フィルムのフィルム幅の最大寸法は、製造可能なフィルム幅の限界から決まっている。そのため、真空断熱材の横幅(包装機における包装フィルムの搬送方向と直交する方向の長さ)に制限がかかり、要求される大きな寸法形状の真空断熱材を製造することができなくなるおそれがあるという課題がある。
上述した課題を解決するために、本発明の包装機は、(1)上フィルムを包装機本体に供給する上フィルム供給手段と、下フィルムを前記包装機本体に供給する下フィルム供給手段と、前記包装機本体に製品を供給する製品供給手段と、供給された前記製品を前記上フィルムと前記下フィルムで上下から挟み込んだ状態で搬送する手段と、前記上フィルムと前記下フィルムの搬送方向と交差する方向にシール・カットするエンドシール手段と、前記上フィルムと前記下フィルムの少なくとも一方の側縁をシールするサイドシール手段とを有する前記包装機本体とを備える。前記上フィルム供給手段は、第一上原反ロールから連続して繰り出される第一上フィルムと、第二上原反ロールから連続して繰り出される第二上フィルムを、互いの一方の側縁同士を沿った状態で連続してそれぞれ搬送する搬送手段と、搬送中の前記第一上フィルムの前記一方の側縁と前記第二上フィルムの前記一方の側縁をシーラント面を対向させるために折り曲げる端部折り曲げ手段と、その端部折り曲げ手段で折り曲げられた前記側縁同士を熱シールし、前記第一上フィルムと前記第二上フィルムとを繋ぎ合わせて前記上フィルムを形成するためのフィルム繋ぎシール手段とを備える。また、前記下フィルム供給手段は、第一下原反ロールから連続して繰り出される第一下フィルムと、第二下原反ロールから連続して繰り出される第二下フィルムを、互いの一方の側縁同士を沿った状態で連続してそれぞれ搬送する搬送手段と、搬送中の前記第一下フィルムの前記一方の側縁と前記第二下フィルムの前記一方の側縁をシーラント面を対向させるために折り曲げる端部折り曲げ手段と、その端部折り曲げ手段で折り曲げられた、搬送中の前記第一下フィルムと前記第二下フィルムの前記側縁同士を熱シールし、前記第一下フィルムと前記第二下フィルムとを繋ぎ合わせて前記下フィルムを形成するためのフィルム繋ぎシール手段とを備えるようにした。
本発明によれば、上フィルム並びに下フィルムをそれぞれ2枚のフィルム側縁同士を繋ぎ合わせてフィルム幅の大きいフィルムとなる。よって、製品の横幅が、前記第一上フィルムのフィルム幅、前記第二上フィルムのフィルム幅、前記下フィルムのフィルム幅、前記第二下フィルムのフィルム幅のいずれより広いものでも包装することができる。すなわち、一本の原反ロールのフィルム幅には上限があるため、上フィルムと下フィルムをそれぞれ一枚のフィルムで構成しようとすると、製品の幅は上記の原反ロールのフィルム幅の上限値よりも短いものという制約が生じるが、本発明によれば係る上限を超えた大きな製品を包装することができる。
そして、本発明では、原反ロールから連続して繰り出したフィルムの搬送中に、側縁を折り曲げる端部折り曲げ手段を設けるとともに、フィルム繋ぎシール手段を設けたため、2つの原反ロールから繰り出された2つのフィルムは、その搬送途中で側縁同士が自動的に接合されて幅広のフィルムとなり、それに伴い幅広の製品であっても連続して自動包装処理が行える。
(2)前記第一上フィルムの側縁と前記第二上フィルムの側縁とを繋ぎ合わせた部分と、前記第一下フィルムの側縁と前記第二下フィルムの側縁とを繋ぎ合わせた部分が上下方向で重ならないようにするとよい。係る構成を採ると、エンドシール装置で上フィルムと下フィルムをシールする際に、フィルムの重なり合う枚数の最大数を抑えることができ、確実にシールできるので良い。
(3)本発明に係る包装機は、包装機本体と、その包装機本体に包装フィルムを供給するフィルム供給手段と、前記包装機本体に製品を供給する製品供給手段とを備え、前記フィルム供給手段は、第一原反ロールから連続して繰り出される第一フィルムと、第二原反ロールから連続して繰り出される第二フィルムを、互いの一方の側縁同士を沿った状態で連続してそれぞれ搬送する搬送手段と、搬送中の前記第一フィルムの前記一方の側縁と前記第二フィルムの前記一方の側縁をシーラント面を対向させるために折り曲げる端部折り曲げ手段と、その端部折り曲げ手段で折り曲げられた、搬送中の前記第一下フィルムと前記第二下フィルムの前記側縁同士を熱シールし、前記第一フィルムと前記第二フィルムとをつなぎ合わせて前記包装フィルムを形成するためのフィルム繋ぎシール手段とを備え、前記包装機本体は、連続して供給される包装フィルムを筒状に形成する製袋手段と、その筒状に形成された前記包装フィルムの両側縁同士をシールするセンターシール装置と、そのセンターシール装置の下流側に配置され、前記包装フィルムの幅方向にシール・カットするエンドシール装置とを備えるようにした。
この発明も上述した(1)の発明と同様に、ピロー包装するために製品を包み込む包装フィルムを2枚のフィルム側縁同士を繋ぎ合わせてフィルム幅の大きいフィルムとなる。よって、一本の原反ロールのフィルム幅には上限があるため、上フィルムと下フィルムをそれぞれ一枚のフィルムで構成しようとすると、製品の幅は上記の原反ロールのフィルム幅の上限値の1/2よりもさらに短いものという制約が生じるが、本発明によれば係る上限を超えた大きな製品をピロー包装することができる。
そして、本発明では、原反ロールから連続して繰り出したフィルムの搬送中に、側縁を折り曲げる端部折り曲げ手段を設けるとともに、フィルム繋ぎシール手段を設けたため、2つの原反ロールから繰り出された2つのフィルムは、その搬送途中で側縁同士が自動的に接合されて幅広のフィルムとなり、それに伴い幅広の製品であっても連続して自動包装処理が行える。
(4)前記第一フィルムの側縁と前記第二フィルムの側縁とを繋ぎ合わせた部分と、前記センターシール装置でシールされたセンターシール部が上下方向で重ならないようにするとよい。係る構成を採ると、エンドシール装置で筒状の包装フィルムを横方向にシールする際に、フィルムの重なり合う枚数の最大数を抑えることができ、確実にシールできるので良い。
(5)前記端部折り曲げ手段は、それぞれのフィルムを掛け渡すローラであり、前記フィルムを前記ローラに掛け渡す際に、そのフィルムの側縁を前記ローラの端部より外に突出した状態とすると良い。フィルムの円周に沿ってフィルムが移動するだけでその側縁が折り曲げられる。よって簡単な構成で、しかも折り曲げ処理を行うためのスペースも小さくて済むので良い。
(6)前記製品は、真空断熱材を構成する芯材とするとよい。真空断熱材は、その対象物が増えるとともに、実装する箇所の面積も大きなものが存在する。本発明によれば従来対応できない大きな寸法の真空断熱材を製造することが可能となるのでよい。
(7)前記エンドシール装置は、フィルムを挟み込んだシーラが当該フィルムの搬送方向と交差する方向に移動するシーラを備えた移動式シール装置とするとよい。本発明によれば、フィルム幅が長くなるで、一般に用いられるエンドシール装置のようにフィルムを横断するような上下一対のシーラで一度に挟み込んでシールする構成を採ると、シール装置が大型化する。そこで、移動式にすることで小型にすることができるので良い。
この場合に、例えば移動するシーラはバーシーラとし、そのシーラの進行方向後方にプレスローラを配置し、プレスローラにより、加熱されたフィルムを加圧することで接着するように構成するとよい。また、シーラはヒーターを備えた回転式のプレスローラにより構成しても良い。また、シーラは間欠的に移動しながらフィルムを多段階に加圧加熱することで接着するようにしてもよい。
本発明によれば、真空断熱材その他の大型な製品を包む込んだ包装体を、フィルムを連続して供給しながら自動的に製造することができる。また、本発明では、製造可能な包装体の幅寸法を大きくすることができる。
(a)は本発明に係る包装機の好適な第一実施形態を示す正面図であり、(b)はそのエンドシール装置及びその周辺を示す拡大正面図である。 本発明に係る包装機の好適な第一実施形態を示す平面図である。 (a)は本発明の要部を示す拡大正面図であり、(b)は端部折り曲げローラを示す側面図である。 (a)はサイドシール装置を示す正面図であり、(b)はその側面図ある。 (a)は本実施形態の包装機により製造される包装体の一例を示す斜視図であり、(b)はその側面図である。 (a)は本発明に係る包装機の好適な第二実施形態を示す正面図であり、(b)はその要部を示す拡大正面図である。 本発明に係る包装機の好適な第二実施形態を示す平面図である。 本発明に係る包装機の好適な第三実施形態を示す正面図である。 その平面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について図面に基づき、詳細に説明する。なお、本発明は、これに限定されて解釈されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づいて、種々の変更、修正、改良を加え得るものである。
図1〜図3は、本発明に係る包装機の第一実施形態を示している。本実施形態の包装機1は、包装機本体2と、その包装機本体2に包装フィルムを供給するフィルム供給装置3と、包装機本体2に製品4を供給する製品搬送供給装置5を備える。本実施形態では、製品4は真空断熱材を構成するための芯材である。この包装機1は、真空断熱材を構成する芯材となる製品4を、包装フィルムで包み込むとともに適宜位置をシール・カットし、一辺が開封状態の中間製品を製造するものである。そして、製造された中間製品は、別の包装機にて当該中間製品の内部の空気を吸引・排気して真空にするとともに開封された一辺をシールすることで真空断熱材を製造する。
包装機1は、製品4を上下から上フィルム10と下フィルム11で挟み込むとともに、3辺をシールすることで、上述したように一辺が開封状態の中間製品を製造する。そして本実施形態で包装対象となる製品4は、扁平な矩形シート状であって、包装機本体2における搬送方向の横幅が、包装フィルムを構成する1本の原反ロールの横幅よりも長い、大型のものである。そこで、上フィルム10,下フィルム11は、それぞれ二本の原反ロールから連続して引き出した二本の帯状フィルムを繋ぎ合わせて形成したものを用い、上フィルム10,下フィルム11のフィルム幅を一本の原反ロールを用いたフィルム幅の限界を超えた幅広なものを可能とした。係る処理を行うフィルム供給装置3の具体的な構成は、以下の通りである。
フィルム供給装置3は、上フィルム10を包装機本体2に供給するための上フィルムサプライ装置6と、下フィルム11を包装機本体2に供給するための下フィルムサプライ装置7を備える。上フィルムサプライ装置6は、包装機本体2より下流側に第一上原反ロール12,第二上原反ロール13をそれぞれ回転自在に支持する第一上回転支持軸14,第二上回転支持軸15を備える。第一上回転支持軸14,第二上回転支持軸15は、原反ロールを着脱自在に装着可能で、装着した状態で当該原反ロールを固定し、一体に回転する機構を備える。第一上回転支持軸14と第二上回転支持軸15は、前後にずらして平行に配置する。また、本実施形態では、第一上回転支持軸14と第二上回転支持軸15は、同じ高さに設置している。さらに、図2に示すように、第一上原反ロール12のフィルム幅W1は、第二上原反ロール13のフィルム幅W2よりも長くしている。さらに、第一上原反ロール12と第二上原反ロール13は、互いに近接する端部同士が、軸方向に一部オーバーラップするように、それぞれの回転支持軸にセットする。そして、上述したように第一上原反ロール12のフィルム幅W1を第二上原反ロール13のフィルム幅W2よりも長くしたため、上記のオーバーラップする部分は、両上原反ロールの互いに離反する端面間の中間距離地点からずれて偏芯した位置にある。
各原反ロールは、帯状のフィルムが巻き取られて形成される。そして各回転支持軸に装着された原反ロールは、回転支持軸とともに回転し、回転に伴い帯状のフィルムが連続して繰り出される。回転支持軸の回転は、例えば当該回転支持軸に連係された駆動モータの回転出力を受けて自転するようにしてもよいし、帯状のフィルムをフィードローラによる搬送力により引き出すことで行うようにしても良い。
第一上原反ロール12から連続して繰り出される第一上フィルム16は、複数の各種ローラ18に掛け渡され、第一端部折り曲げローラ20に導かれる。第一端部折り曲げローラ20は、その軸方向の長さが第一上原反ロール12のフィルム幅W1、すなわち第一上フィルム16のフィルム幅よりも短い設定のものを用いる。そして、第一上フィルム16を第一端部折り曲げローラ20に掛け渡す際に、第二上原反ロール13から繰り出される第二上フィルム17側の側縁16aを、第一端部折り曲げローラ20の外に突出した状態とする。すると、図3に示すように、第一端部折り曲げローラ20の外側に突出した側縁16aは、当該第一端部折り曲げローラ20の円周面に沿って移動する際に当該ローラの中心軸側に傾き、平坦な帯状の第一上フィルム16の側縁16aが折れ曲がった状態になる。
同様に、第二上原反ロール13から連続して繰り出される第二上フィルム17は、複数の各種のローラ18に掛け渡され、第二端部折り曲げローラ21に導かれる。第二端部折り曲げローラ21は、その軸方向の長さが第二上原反ロール13のフィルム幅W2、すなわち第二上フィルム17のフィルム幅よりも短い設定のものを用いる。そして、第二上フィルム17を第二端部折り曲げローラ21に掛け渡す際に、第一上フィルム16側の側縁17aを、第二端部折り曲げローラ21の外に突出した状態とする。すると、図3に示すように、第二端部折り曲げローラ21の外側に突出した側縁17aは、当該第二端部折り曲げローラ21の円周面に沿って移動する際に当該ローラの中心軸側に傾き、平坦な帯状の第二上フィルム17の側縁17aが折れ曲がった状態になる。
第一上フィルム16,第二上フィルム17は、それぞれ第一端部折り曲げローラ20,第二端部折り曲げローラ21に沿って移動することでその搬送方向が下方に変更される。そして、折り曲げられた側縁16a,17a同士が接触する。また、第一上フィルム16,第二上フィルム17は、片面が熱シール可能なシーラント面となり、両側縁16a,17aの接触する面がシーラント面となるようにする。
さらに、第一端部折り曲げローラ20,第二端部折り曲げローラ21の下方には、吸着テーブル22が配置される。この吸着テーブル22は、下降移動する第一上フィルム16と第二上フィルム17に接触可能な吸着面を有する本体ボックスと、その本体ボックスに連係する吸引手段を備える。そして吸着面には、多数の貫通孔が形成される。これにより、吸引手段の動作に伴い吸着面では貫通孔を介して吸引され、第一上フィルム16,第二上フィルム17は、吸着面に吸着されてピンと張った状態のまま搬送される。また、側縁16a,17aは、互いに接触或いは近接した状態で吸着面に対して直交方向に延びる状態で移動する。
吸着テーブル22の下方には、フィルム繋ぎシール装置24が配置される。このフィルム繋ぎシール装置24は、両側縁16a,17aを両側から挟み込んで加熱・加圧する一対のシーラを備える。これより、当該一対のシーラを通過することで、側縁16a,17aは熱シールされて一体化し、一枚の幅広の上フィルム10が形成される。上フィルム10のフィルム幅は、第一上フィルム16のフィルム幅W1と第二上フィルム17のフィルム幅W2をあわせた長さに近いもののなる。また、フィルム繋ぎシール装置24は、シール強度が強く、側縁16a,17a間の密着度が高く、長期にわたり当該側縁16a,17aの接合面が剥がれることはもちろん当該接合面からの空気漏れがないようなものを用いる。
このようにして第一上フィルム16と第二上フィルム17をつなぎ合わされて形成された上フィルム10は、フリーローラ28,ダンサーローラ26,フィードローラ27等に掛け渡され、所定の経路で搬送され包装機本体2の上流側に導かれ、包装機本体2に連続して供給される。そして、包装機本体2に供給された上フィルム10は、製品4の上面を覆った状態で製品4とともに搬送される。
一方、下フィルムサプライ装置7は、上述した上フィルムサプライ装置6と同様の構成を採る。すなわち、下フィルムサプライ装置7は、包装機本体2より下流側の下方所定位置に第一下原反ロール32,第二下原反ロール33をそれぞれ回転自在に支持する第一下回転支持軸34,第二下回転支持軸35を備える。第一下回転支持軸34,第二下回転支持軸35は、原反ロールを着脱自在に装着可能で、装着した状態で当該原反ロールを固定し、一体に回転する機構を備える。第一下回転支持軸34と第二下回転支持軸35は、前後にずらして平行に配置する。また、本実施形態では、第一下回転支持軸34と第二下回転支持軸35は、同じ高さに設置している。さらに、図2に示すように、第一下原反ロール32のフィルム幅W3は、第二下原反ロール33のフィルム幅W4よりも長くしている。さらに、第一下原反ロール32と第二下原反ロール33は、互いに近接する端部同士が、軸方向に一部オーバーラップするように、それぞれの回転支持軸にセットする。そして、上述したように第一下原反ロール32のフィルム幅W3を第二下原反ロール33のフィルム幅W4よりも長くしたため、上記のオーバーラップする部分は、両上原反ロールの互いに離反する端面間の中間距離地点からずれて偏芯した位置にある。
さらに図2等から明らかなように、第一下原反ロール32と第二下原反ロール33の互いに近接する端部同士の中間距離地点からのずれる方向と、上述した第一上原反ロール12と第二上原反ロール13の互いに近接する端部同士の中間距離地点からのずれる方向を逆にした。
各原反ロールは、帯状のフィルムが巻き取られて形成される。そして各回転支持軸に装着された原反ロールは、回転支持軸とともに回転し、回転に伴い帯状のフィルムが連続して繰り出される。回転支持軸の回転は、例えば当該回転支持軸に連係された駆動モータの回転出力を受けて自転するようにしてもよいし、帯状のフィルムをフィードローラによる搬送力により引き出すことで行うようにしても良い。
第一下原反ロール32から連続して繰り出される第一下フィルム36は、複数の各種ローラ38に掛け渡され、第三端部折り曲げローラ40に導かれる。第三端部折り曲げローラ40は、その軸方向の長さが第一下原反ロール32のフィルム幅W3、すなわち第一下フィルム36のフィルム幅よりも短い設定のものを用いる。そして、第一下フィルム36を第三端部折り曲げローラ40に掛け渡す際に、第二下原反ロール33から繰り出される第二下フィルム37側の側縁36aを、第三端部折り曲げローラ40の外に突出した状態とする。すると、第三端部折り曲げローラ40の外側に突出した側縁36aは、当該第三端部折り曲げローラ40の円周面に沿って移動する際に当該ローラの中心軸側に傾き、平坦な帯状の第一下フィルム36の側縁36aが折れ曲がった状態になる。
同様に、第二下原反ロール33から連続して繰り出される第二下フィルム37は、複数の各種のローラ38に掛け渡され、第四端部折り曲げローラ41に導かれる。第四端部折り曲げローラ41は、その軸方向の長さが第二下原反ロール33のフィルム幅W4、すなわち第二下フィルム37のフィルム幅よりも短い設定のものを用いる。そして、第二下フィルム37を第四端部折り曲げローラ41に掛け渡す際に、第一下フィルム36側の側縁37aを、第四端部折り曲げローラ41の外に突出した状態とする。すると、第四端部折り曲げローラ41の外側に突出した側縁37aは、当該第四端部折り曲げローラ41の円周面に沿って移動する際に当該ローラの中心軸側に傾き、平坦な帯状の第二下フィルム37の側縁37aが折れ曲がった状態になる。
第一下フィルム36,第二下フィルム37は、それぞれ第三端部折り曲げローラ40,第四端部折り曲げローラ41に沿って移動することでその搬送方向が下方に変更される。そして、折り曲げられた側縁36a,37a同士が接触する。また、第一下フィルム36,第二下フィルム37は、片面が熱シール可能なシーラント面となり、両側縁36a,37aの接触する面がシーラント面となるようにする。
さらに、第三端部折り曲げローラ40,第四端部折り曲げローラ41の上方には、吸着テーブル42が配置される。この吸着テーブル42は、上昇移動する第一下フィルム36と第二下フィルム37に接触可能な吸着面を有する本体ボックスと、その本体ボックスに連係する吸引手段を備える。そして吸着面には、多数の貫通孔が形成される。これにより、吸引手段の動作に伴い吸着面では貫通孔を介して吸引され、第一下フィルム36,第二下フィルム37は、吸着面に吸着されてピンと張った状態のまま搬送される。また、側縁36a,37aは、互いに接触或いは近接した状態で吸着面に対して直交方向に延びる状態で移動する。
吸着テーブル42の上方には、フィルム繋ぎシール装置44が配置される。このフィルム繋ぎシール装置44は、両側縁36a,37aを両側から挟み込んで加熱・加圧する一対のシーラを備える。これより、当該一対のシーラを通過することで、側縁36a,37aは熱シールされて一体化し、一枚の幅広の下フィルム11が形成される。下フィルム11のフィルム幅は、第一下フィルム36のフィルム幅W3と第二下フィルム37のフィルム幅W4をあわせた長さに近いもののなる。
このようにして第一下フィルム36と第二下フィルム37をつなぎ合わされて形成された下フィルム11は、フリーローラ58,ダンサーローラ56,フィードローラ57等に掛け渡され、所定の経路で搬送され包装機本体2の上流側に導かれ、包装機本体2に連続して供給される。そして、包装機本体2に供給された下フィルム11の上に製品4が乗った状態で製品4とともに搬送される。
なお、本実施形態では、各端部折り曲げローラの全長を各フィルムのフィルム幅よりも短くしたが、必ずしも短くする必要は無く、掛け渡すフィルムの一方の側縁が端部折り曲げローラの外側に突出するように設定すれば良い。
製品搬送供給装置5は、搬送面が水平面内に設置され、搬送面上に置かれた製品4を前方に向けて搬送するベルトコンベア装置8と、そのベルトコンベア装置8の下流側上方に配置された製品抑え部9を備える。ベルトコンベア装置8と製品抑え部9との間で製品4を挟み込むことになり、その状態でベルトコンベア装置8を回転駆動すると、挟まれた製品4は前方への搬送力を受け、次段の包装機本体2へ供給される。また、製品抑え部9は、例えばベルトコンベアとしてもよい。そのようにすると、製品4を上下からしっかりと挟み込んだ状態で、当該上下から前方への搬送力を与えることができ、確実に搬送することができる。
包装機本体2は、上流側の製品搬入側にエンドシール装置50を備える。エンドシール装置50は、上フィルム10と下フィルム11の所定部位を搬送方向と直交する方向にシールするとともにカットする装置である。当該所定部位は、前後の製品4の空間部位となる。本実施形態では、包装機本体2の製品搬入側に設けられているので、製品搬送供給装置5の先端位置で待機している製品4と、直前に包装機本体2に供給された製品4の間をシール・カットする。
このシール・カットにより、フィルム供給装置3により包装機本体2に供給される上フィルム10と下フィルム11は、当該包装機本体2の製品搬入部位にてシールされて接合されるとともに、当該シールされた部位がカットされる。これにより、エンドシール装置50の下流側に位置する先行する上フィルム10,下フィルム11は、後続の連続したフィルムから切り離され、製品4を胴巻き状に包み込んだ状態の中間体51が形成される。この中間体51の両サイドは開封した状態となっている。
当該中間体51が切り離されて残った上フィルム10と下フィルム11は、エンドシール装置50の上流側であって製品搬送供給装置5から搬出される製品4の前方において搬送経路を遮るように配置される。よって、製品搬送供給装置5から製品4が搬出されてくると、製品4の前端面が上フィルム10,下フィルム11に接触する。そして、製品4がさらに前進移動すると、上フィルム10と下フィルム11は、製品4に付勢されて進行方向前方に引き出され、包装機本体2内に、上フィルム10と下フィルム11とで製品4を上下から挟み込んだ状態で供給され、当該包装機本体2内を前進移動する。そして、製品4の後端がエンドシール装置50を通過後の適宜のタイミングで搬送が一時停止され、上述したようにエンドシール装置50により製品4が存在しない上フィルム10と下フィルム11のフィルム部位をシール・カットする。
また、上フィルム10側の繋ぎ部10b(第一上フィルム16の側縁16aと第二上フィルム17の側縁17aの接続部位)と、下フィルム11側の繋ぎ部11b(第一下フィルム36の側縁36aと第二下フィルム37の側縁37aの接続部位)の形成位置が、上下方向に重ならずに横にずれている。そのため、エンドシール装置50のシーラが、上フィルム10と下フィルム11とを挟み込んでシールするに際し、フィルム部位の重なりが繋ぎ部で極端に厚くなることがなく、確実にシールすることができる。
さらに、本実施形態で用いる製品4は幅広であり、それに伴い上フィルム10,下フィルム11のフィルム幅も大きくなる。そのため、エンドシール装置として一般的に用いられる回転式やボックスモーション等の上下一対のシーラを用い、その一対のシーラでフィルムを横方向の全長にわたり一括して挟み込んで加圧・加熱してシールするとともに、当該シーラ内に実装したカッターによりシールしたフィルム部位をカットするものではなく、シーラがフィルムの搬送方向と直交する方向に移動する移動式のシール装置とした。なお、フィルム幅方向に長いシーラを用意し、一般的なエンドシール装置の大型なものを適用しても良い。
そして本実施形態の移動式のエンドシール装置50の具体的な構成は、以下通りである。図1に示すように、上フィルム10と下フィルム11を挟んで、上シーラ部50aと下シーラ部50bを備える。上シーラ部50aと下シーラ部50bは、対向状態を維持しながら同期して、フィルム幅方向に移動するように構成する。そして、上シーラ部50a,下シーラ部50bは、ともに、上フィルム10と下フィルム11を上下から挟み込む一対のバーシーラと、バーシーラの前後両側にそれぞれ配置された上下一対のニップローラと、上下一対のプレスローラを備える。ニップローラは、エンドシール装置の進行方向前方に配置し、プレスローラは、エンドシール装置の進行方向後方に配置する。ニップローラは、ゴム製であり、上フィルム10と下フィルム11を所定の圧力で挟み込む。バーシーラは、上フィルム10と下フィルム11の両側縁に近接し、フィルム部位を加熱する。プレスローラは、バーシーラで加熱された上フィルム10と下フィルム11の両側縁を所定の圧力で加圧し、当該フィルム部位を熱シールする。
上下一対のバーシーラ,ニップローラ,プレスローラは、互いに接近離反する機構に連係され、互い離反した待機姿勢と、互いに接近して上フィルム10と下フィルム11を挟み込み可能な動作姿勢との間で遷移する。そして、エンドシール装置50は、待機姿勢で待ち、先頭の製品4が通過後の所定のタイミングで上シーラ部50a,下シーラ部50bが互いに接近して上フィルム10と下フィルム11を挟み込んだ動作姿勢に遷移する。次いで、上シーラ部50a,下シーラ部50bは、フィルムの幅方向に移動し、上フィルム10と下フィルム11を横断する。これにより、エンドシール装置50が通過したフィルム部位がエンドシールされる。
さらに本実施形態では、上シーラ部50a,下シーラ部50bに、プレスローラの更に進行方向後にカッターを備えた。このカッターは、例えば回転式のカッターであり、上シーラ部50aと下シーラ部50bが動作姿勢になると、上下でフィルムを挟み込み、シール部位をカットする。よって、動作姿勢になった上シーラ部50a,下シーラ部50bが、フィルム幅方向に移動すると、当該フィルムの幅方向にシールされるともにカットする。
さらに本実施形態では、上シーラ部50a,下シーラ部50bの進行方向両サイドに、抑え部材53を設けた。抑え部材53で上下から上フィルム10,下フィルム11を挟み込みフィルムをぴんと張った状態で、上シーラ部50a,下シーラ部50bを移動することで、確実にシール・カットするようにした。
包装機本体2は、エンドシール装置50の進行方向前方からその全長にわたり搬送装置60を備える。搬送装置60は、上流から順番に配置された第一コンベア装置61,第二コンベア装置62,第三コンベア装置63を有する。第一コンベア装置61と第二コンベア装置62は、それぞれ平行に配置された複数のエンドレスベルトを備えたベルトコンベア装置であり、掛かるエンドレスベルトの回転により、中間体51を搬送する。さらに第一コンベア装置61の上方には抑えコンベア装置64を備える。これにより、包装機本体2に供給された製品4を上フィルム10,下フィルム11で挟み込んだ状態のものを、第一コンベア装置61,抑えコンベア装置64で上下から挟み込み、しっかりと前方へ搬送する。
第二コンベア装置62は、エンドシール装置50でシール・カットして形成された中間体51を搬送する。また第二コンベア装置62の一方サイドの外側には、サイドシール装置65を配置する。図2等に示すように、サイドシール装置65は、上フィルム10と下フィルム11の一方の側縁を熱シールするためのものである。
図4に示すように、サイドシール装置65は、それらフィルムを上下から挟み込む一対のバーシーラ66と、バーシーラ66の前後両側にそれぞれ配置された上下一対のニップローラ68と、上下一対のプレスローラ69を備える。ニップローラ68は、サイドシール装置65の進行方向前方(図4中、矢印方向)に配置し、プレスローラ69は、サイドシール装置65の進行方向後方に配置する。なお、プレスローラ69をフィルムの進行方向前方にも配置する構成としてもよい。こうすると、サイドシール装置65は、バーシーラ66がバックする際にも上フィルム10,下フィルム11を加圧し接着することができるようになり、サイドシール装置65の終端の停止位置において、バーシーラ66で加熱されている未接着のフィルム部位を接着できる機能を付加することができる。
ニップローラ68は、ゴム製であり、上フィルム10と下フィルム11の両側縁を所定の圧力で挟み込む。バーシーラ66は、上フィルム10と下フィルム11の両側縁に近接し、フィルム部位を加熱する。プレスローラ69は、バーシーラ66で加熱された上フィルム10と下フィルム11の両側縁を所定の圧力で加圧し、当該フィルム部位を熱シールする。
上下一対のバーシーラ66,ニップローラ68,プレスローラ29は、開閉可能に構成され、互い離反した待機位置と、互いに接近して上フィルム10と下フィルム11を挟み込み可能な動作位置との間で遷移する。具体的には、上下一対のバーシーラ66は、昇降移動して互いに接近離反し,対向するシール面が離れた待機位置と、シール面同士が接近してその間を通る上フィルム10と下フィルム11を加熱する動作位置との間で遷移する。上下一対のニップローラ68は、上側のニップローラ68を取り付ける支持板68aが下端縁を回転中心に正逆回転し、待機位置では、図4等に示すように支持板68aの上側が外側に開くように傾斜する。これにより、支持板68aと一体になって上側のニップローラ68の回転軸が上向きに傾斜し、当該上側のニップローラ68と下側の回転軸が水平のニップローラ68とが離反する。また、動作位置では、図4に示す状態から支持板68aは起立し、その支持板68aと一体になって上側のニップローラ68の回転軸も水平になり、上下のニップローラ68が接触する。プレスローラ69についても同様で、上側のプレスローラ69を取り付ける支持板69aを回転可能に配置することで待機位置と動作位置を採る。
上下一対のバーシーラ66,ニップローラ68,プレスローラ69は、移動台70の上に設置される。移動台70は、フィルムの搬送方向に沿って配置されたガイドレール71に連係される。ガイドレール71は、搬送方向に沿った所定の領域に形成する。これにより、移動台70ひいてはバーシーラ66,ニップローラ68,プレスローラ69は、ガイドレール71の設置領域を往復移動する。
さらに本実施形態では、バーシーラ66等が接触するフィルム部位の両サイドを抑える抑え部材54を設けた。抑え部材54は、サイドシール装置65の移動範囲をカバーするように固定設置される。これにより、フィルムがぴんと張った状態で、バーシーラ66,ニップローラ68,プレスローラ69が接触し、フィルムが弛むことなく確実にシールされる。
係るサイドシール装置65を用いたシール処理は、以下のように行う。図2に示すように、サイドシール装置65は、搬送方向の下流側の待機位置において、図4に示すように上下一対のバーシーラ66,ニップローラ68,プレスローラ69が離反した状態で待つ。中間体51は、第二コンベア装置62にて搬送され、適宜位置で一時停止する。すると、サイドシール装置65の上下一対のバーシーラ66を中間体51の側縁(上フィルム10の側縁10a,下フィルム11の側縁11a)に近接させるとともに、ニップローラ68,プレスローラ69で中間体51の側縁(上フィルム10の側縁10a,下フィルム11の側縁11a)を挟み込む。その状態で移動台80がフィルム進行方向後方に移動する。すると、上下一対のバーシーラ66,ニップローラ68,プレスローラ69は、側縁10a,11aを挟み込んだ状態のまま当該側縁10a,11aに沿って移動しながらシールする。これにより、図5に示すように、上フィルム10の側縁10a,下フィルム11の側縁11aは熱シールされてサイドシール部73が形成される。これにより、中間体51の三辺がシールされた包装体75が製造される。
図5から明らかなように、この包装体75は、上フィルム10は第一上フィルム16と第二上フィルム17がつなぎ合わされて構成され、下フィルム11は第一下フィルム36と第二下フィルム37がつなぎ合わされて構成されるため、フィルム幅方向に大きな寸法のものができる。なお、開放された一辺は、後工程でシールされ、最終形態の四方シール包装体となる。よって、四方シール包装体において、一本の原反ロールのフィルム幅の最大寸法よりも大きいものが製造できる。また、上フィルム10側の繋ぎ部10bと、下フィルム11側の繋ぎ部11bの形成位置が、上下方向に重ならずに横にずれている。
一方、一辺がサイドシールされて包装体75が製造されると、サイドシール装置65は待機位置に戻るとともに、第二コンベア装置62が運転再開をし、包装体75を搬送して第三コンベア装置63上に移し替える。第三コンベア装置63は、搬送方向と直交する方向に回転軸を有する多数のフリーローラを備える。包装体75は、第二コンベア装置62からの搬送力を受けて、当該フリーローラ上を滑りながら移動する。
第三コンベア装置63の下流側には、搬出コンベア装置78が配置される。搬出コンベア装置78の搬送方向は、第三コンベア装置63と直交方向に異なる。さらにこの第三コンベア装置63と搬出コンベア装置78の上方には、移載装置76が配置される。この移載装置76は、第三コンベア装置63上の包装体75に対し前方への搬送力を与え、当該包装体75を搬出コンベア装置78に移し替える。そして搬出コンベア装置78は、ベルトコンベア装置から構成され、包装体75を搬出する。
図6,図7は本発明の第二実施形態を示している。本実施形態では、ピロー包装機に適用した例を示している。すなわち、ピロー包装機1′は、包装機本体2′と、その包装機本体2′に包装フィルム10′を供給するフィルム供給装置3′と、包装機本体2′に製品4を供給する製品供給部5′を備える。このピロー包装機1′では、1本の原反ロールから繰り出されセル一枚の帯状の包装フィルムでは包み込めない幅広の製品4をピロー包装するものである。そこで、本実施形態においても、第一実施形態と同様に、2枚のフィルムの側縁同士を搬送途中で貼り合わせて1枚の幅広の包装フィルムを形成し、係る幅広の包装フィルムを用いてピロー包装するようにした。また、2枚のフィルムを貼り合わせる構成も同様のものを用いた。そして、ピロー包装機1′の構成を簡単に説明すると以下の通りである。
製品供給部5′は、具体的な構成の図示を省略するが、図7に示すように、包装機本体2の搬送方向と直交する方向に横並び状態で製品4を搬送し、先頭の製品4から順に製袋器87の搬入口に正対させる。そして、製品供給部5′は、製品4を所定のタイミングで順次製袋器87内に供給する。
フィルム供給装置3′は、包装機本体2の上流側に第一原反ロール12′,第二原反ロール13′をそれぞれ回転自在に支持する第一回転支持軸14′,第二回転支持軸15′を備える。第一回転支持軸14′,第二回転支持軸15′は、原反ロールを着脱自在に装着可能で、装着した状態で当該原反ロールを固定し、一体に回転する機構を備える。第一回転支持軸14′と第二回転支持軸15′は、前後にずらして平行に配置する。また、本実施形態では、第一回転支持軸14′と第二回転支持軸15′は、同じ高さに設置している。さらに、図7に示すように、第一原反ロール12′のフィルム幅W5は、第二原反ロール13′のフィルム幅W6よりも長くしている。さらに、第一原反ロール12′と第二原反ロール13′は、互いに近接する端部同士が、軸方向に一部オーバーラップするように、それぞれの回転支持軸にセットする。そして、上述したように第一原反ロール12′のフィルム幅W5を第二原反ロール13′のフィルム幅W6よりも長くしたため、上記のオーバーラップする部分は、両原反ロールの互いに離反する端面間の中間距離地点からずれて偏芯した位置にある。
第一原反ロール12′から連続して繰り出される第一フィルム16′は、複数の各種ローラ18′に掛け渡され、第五端部折り曲げローラ20′に導かれる。そして、第一フィルム16′を第五端部折り曲げローラ20′に掛け渡す際に、第二原反ロール13′から繰り出される第二フィルム17′側の側縁16a′を、第五端部折り曲げローラ20′の外に突出した状態とする。
同様に、第二原反ロール13′から連続して繰り出される第二フィルム17′は、複数の各種のローラ18′に掛け渡され、第六端部折り曲げローラ21′に導かれる。そして、第二フィルム17′を第六端部折り曲げローラ21′に掛け渡す際に、第一フィルム16′側の側縁17a′を、第六端部折り曲げローラ21′の外に突出した状態とする。
これにより、第一フィルム16′,第二フィルム17′は、それぞれの端部折り曲げローラ20′,21′の円周面に沿って移動する際に当該ローラの中心軸側に傾き、平坦な帯状の各フィルム16′,17′の側縁16a′,17a′が折れ曲がった状態になる。そして折り曲げられた側縁16a,17a同士が接触する。
第一フィルム16′,第二フィルム17′は、第五端部折り曲げローラ20′,第六端部折り曲げローラ21′の上方に設けた吸着テーブル22に吸着されてぴんと張った状態で上昇移動し、側縁16a,17aは、互いに接触或いは近接した状態で吸着面に対して直交方向に延びる状態で移動する。そして、接触または近接した両側縁16a′,17a′は、フィルム繋ぎシール装置24′にて両側から挟み込んで加熱・加圧されて熱シールされる。これより、側縁16a,17aは熱シールされて一体化し、一枚の幅広の包装フィルム10′が形成される。
この包装フィルム10′は、各種ローラに掛け渡されて所定の経路で進み、フィルムたぐり装置74を通過してフィルムの弛みを無くして所定のテンションがかかった状態にし、蛇行修正装置77を通過することで蛇行を修正し、搬送方向に沿って平行な状態で搬送し、包装機本体2′に連続して供給する。
包装機本体2′は、搬入側に連続して供給される帯状の包装フィルム10′を筒状にする製袋器87を備える。この製袋器87は逆ピロータイプ用であり、包装フィルム10′の両サイドを上方に立ち上げる。そして、立ち上げたフィルム部位を徐々に内方に折り曲げていき、製品4の上面を覆うとともに、両側縁を接触或いは近接状態で突き合わせる。
製袋器87の下流側には、吸着式の搬送コンベア装置88が配置される。搬送コンベア装置88は、搬送面に多数の貫通孔を有し、製袋器87を通過した搬送面上の包装フィルム10′を吸着した状態で搬送する。
また、製袋器87の下流側所定位置には、センターシール装置81を設ける。センターシール装置81は、製袋器87を通過して突き合された両側縁を加熱・加圧し、シールする。
さらに、吸着式の搬送コンベア装置88の下流側には、搬出コンベア装置83が配置される。そして搬出コンベア装置83の適宜位置にエンドシール装置82が配置される。搬出コンベア装置83は、ベルトコンベア装置であり、エンドシール装置82の設置箇所を迂回する搬送面をとる。
エンドシール装置82は、筒状に形成された包装フィルム10′の所定位置を横方向にシールするとともにカットするものである。所定位置は、前後の製品4の間の製品4が存在しない領域である。また、エンドシール装置82は、上下一対のシーラを備え、当該シーラが昇降して包装フィルム10′を挟み込むとシールする。また、シーラ内にはカッター刃が内蔵されており、シールした部位をカットする。このカットにより、エンドシール装置82の下流側に突出した部分が後続の包装フィルム10′から分離され、包装体が製造される。なお、本実施形態では、製品4の寸法に併せてエンドシール装置82の前後方向の位置を変更・調整できるようにしている。
本実施形態でも、2つのフィルムの側縁16a′,17a′同士をつなぎ合わせ、フィルム幅方向に大きな寸法の包装フィルム10′が製造されるため、一本の原反ロールのフィルム単体では製造できない大きいピロー包装体を製造することができる。
本実施形態でもフィルム幅の異なる原反ロールを用い、包装フィルム10′の繋ぎ部(第一フィルム16′の側縁16a′と第二フィルム17′の側縁17a′の接続部位)の形成位置が、センターシール部位と上下方向に重ならずに横にずれている。そのため、エンドシール装置50のシーラが、筒状に形成された包装フィルム10′を挟み込んでシールするに際し、フィルム部位の重なりが繋ぎ部で極端に厚くなることがなく、確実にシールすることができる。なお、その他の構成並びに作用効果は、第一実施形態と同様であるため、その詳細な説明を省略する。
図8,図9は、本発明の第三実施形態を示している。本実施形態では、第一実施形態と同様に上フィルム10と下フィルム11で製品4を上下から挟み込み、一辺を除いて周縁をシールした包装体を製造するタイプものである。そして、本実施形態では、2枚のフィルムを貼り合わせる機構を異ならせている。
すなわち、第一上原反ロール12から繰り出された第一上フィルム16は、複数のローラ18により所定経路で搬送される。同様に第二上原反ロール13から繰り出された第二上フィルム17は、複数のローラ18により所定経路で搬送される。そして、それらの搬送経路の途中(水平移動する経路)に、フィルムの側縁を徐々に立ち上げる折り曲げ機構85を設ける。この折り曲げ機構85は、例えばピロー包装機における製袋器のようにフィルムの側縁を立ち上げるものと類似の構成を採ると良い。
これにより、第一上フィルム16と第二上フィルム17が水平移動しながら、隣接する側縁16a,17aが徐々に下方に折り曲げられ、側縁16a,17a同士が接触或いは近接する。そして、折り曲げ機構85の下流側に配置したフィルム繋ぎシール装置24により、両側縁16a,17aを両側から挟み込んで加熱・加圧する。これにより、第一上フィルム16と第二上フィルム17は、側縁同士が熱シールされて一体化し、一枚の幅広の上フィルム10が形成される。
同様に、第一下原反ロール32,第二下原反ロール33から繰り出された第一下フィルム36,第二下フィルム37の水平移動する経路上に、フィルムの側縁を徐々に立ち上げる折り曲げ機構86を設ける。そして折り曲げ機構86の下流側に配置したフィルム繋ぎシール装置44により、両側縁36a,37aを両側から挟み込んで加熱・加圧する。これにより、第一下フィルム36と第二下フィルム37は、側縁同士が熱シールされて一体化し、一枚の幅広の下フィルム11が形成される。
そして、幅広の上フィルム10,下フィルム11は、包装機本体2に供給され、エンドシール装置50にて幅方向にシールされ一体化される。なお、その他の構成並びに作用効果は上述した各実施形態と同様であるため、対応する部材に同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
なおまた、本実施形態では、第一上原反ロール12と第二上原反ロール13のフィルム幅がほぼ等しくし、フィルム同士のオーバーラップする部位が中心位置付近にしている。同様に、第一下原反ロール32と第二下原反ロール33のフィルム幅もほぼ等しくしている。このようにすると、エンドシール装置50でシールする際に、上下の繋ぎ部位が重なるが、上述した実施形態のように一方或いは双方を横にずらしても良い。また、第一実施形態では、上下両方とも繋ぎ部位を偏芯させたが、一方または双方を中心に位置させても良い。
なお、サイドシール装置45のバーシーラ46はフィルムを挟み込んで加熱加圧するためのものである。また、ニップローラ48と加熱したプレスローラ49によりフィルムを挟み込んで移動しながらシールするサイドシール装置47を用いてもよい。フィルムを加熱加圧する手段として加熱板によるものだけではなく例えば、超音波によるシール方法などでも良い。
また、各種の包装処理をするに際し、シール部に部分的に未シール部を設けた包装体を製造する包装装置・包装方法としてもよい。また、上述した実施形態では、一辺を未シール部として開放したが、部分的にシールする部位を設けても良い。サイドシール装置は、往復両方向でシールできるようにすることも可能である。例えば、ニップローラをプレスローラに変更して、バーシーラの両側にプレスローラが配置された構造にすれば、往方向及び復方向のいずれの方向に移動する場合であっても、バーシーラで加熱された上下フィルムをプレスローラで加圧し接着することができる。
上述したサイドシール装置やエンドシール装置において、フィルムを加熱するのがバーシーラではなく、ヒーターを内蔵したプレスローラとし、当該プレスローラによりフィルムを加圧加熱することで接着するようにしても良い。
上述した各種の実施形態並びに変形例では、製品は真空断熱材を構成する芯材であって、圧縮された成形体であるため包装機で包装する際に圧縮する工程は設けていないが、例えば、当該製品を包装機で包装処理する際に圧縮する必要がある場合、例えば包装機本体に供給する手前で製品を上下に圧縮し、その圧縮した状態のままフィルム内に供給するようにしたり、サイドシール装置でシールする際に、フィルムごと製品を上下に圧縮し、その圧縮した状態のままサイドシールするようにしたりするなど、適宜位置に圧縮手段を設けると良い。
また、上述した各種の実施形態並びに変形例では、製品は真空断熱材を構成する芯材としたが、本発明はこれに限ることはなく、各種の製品に対応できる。
以上、本発明の様々な側面を実施形態並びに変形例を用いて説明してきたが、これらの実施形態や説明は、本発明の範囲を制限する目的でなされたものではなく、本発明の理解に資するために提供されたものであることを付言しておく。本発明の範囲は、明細書に明示的に説明された構成や製法に限定されるものではなく、本明細書に開示される本発明の様々な側面の組み合わせをも、その範囲に含むものである。本発明のうち、特許を受けようとする構成を、添付の特許請求の範囲に特定したが、現在の処は特許請求の範囲に特定されていない構成であっても、本明細書に開示される構成を、将来的に特許請求する可能性があることを、念のために申し述べる。
1 包装機
1′ ピロー包装機
2,2′ 包装機本体
3,3′ フィルム供給装置
4 製品
5 製品搬送供給装置
5′ 製品供給部
6 上フィルムサプライ装置
7 下フィルムサプライ装置
10 上フィルム
10a 側縁
10b 繋ぎ部
10′ 包装フィルム
11 下フィルム
11a 側縁
11b 繋ぎ部
12 第一上原反ロール
12′ 第一原反ロール
13 第二上原反ロール
13′ 第二原反ロール
16 第一上フィルム
16a,16a′ 側縁
16′ 第一フィルム
17 第二上フィルム
17a,17a′ 側縁
17′ 第二フィルム
20 第一端部折り曲げローラ(端部折り曲げ手段)
20′ 第五端部折り曲げローラ(端部折り曲げ手段)
21 第二端部折り曲げローラ(端部折り曲げ手段)
21′ 第六端部折り曲げローラ(端部折り曲げ手段)
24 フィルム繋ぎシール装置
24′ フィルム繋ぎシール装置
25 サイドシール装置
32 第一下原反ロール
33 第二下原反ロール
36 第一下フィルム
36a 側縁
37 第二下フィルム
37a 側縁
40 第三端部折り曲げローラ(端部折り曲げ手段)
41 第四端部折り曲げローラ(端部折り曲げ手段)
44 フィルム繋ぎシール装置
45 サイドシール装置
47 サイドシール装置
50 エンドシール装置
50a 上シーラ部
50b 下シーラ部
65 サイドシール装置
75 包装体
81 センターシール装置
82 エンドシール装置
85 折り曲げ機構(端部折り曲げ手段)
86 折り曲げ機構(端部折り曲げ手段)
87 製袋器

Claims (7)

  1. 上フィルムを包装機本体に供給する上フィルム供給手段と、
    下フィルムを前記包装機本体に供給する下フィルム供給手段と、
    前記包装機本体に製品を供給する製品供給手段と、
    供給された前記製品を前記上フィルムと前記下フィルムで上下から挟み込んだ状態で搬送する手段と、前記上フィルムと前記下フィルムの搬送方向と交差する方向にシール・カットするエンドシール手段と、前記上フィルムと前記下フィルムの少なくとも一方の側縁をシールするサイドシール手段とを有する前記包装機本体とを備え、
    前記上フィルム供給手段は、
    第一上原反ロールから連続して繰り出される第一上フィルムと、第二上原反ロールから連続して繰り出される第二上フィルムを、互いの一方の側縁同士を沿った状態で連続してそれぞれ搬送する搬送手段と、
    搬送中の前記第一上フィルムの前記一方の側縁と前記第二上フィルムの前記一方の側縁をシーラント面を対向させるために折り曲げる端部折り曲げ手段と、
    その端部折り曲げ手段で折り曲げられた、搬送中の前記第一上フィルムと前記第二上フィルムの前記側縁同士を熱シールし、前記第一上フィルムと前記第二上フィルムとを繋ぎ合わせて前記上フィルムを形成するためのフィルム繋ぎシール手段とを備え、
    前記下フィルム供給手段は、
    第一下原反ロールから連続して繰り出される第一下フィルムと、第二下原反ロールから連続して繰り出される第二下フィルムを、互いの一方の側縁同士を沿った状態で連続してそれぞれ搬送する搬送手段と、
    搬送中の前記第一下フィルムの前記一方の側縁と前記第二下フィルムの前記一方の側縁をシーラント面を対向させるために折り曲げる端部折り曲げ手段と、
    その端部折り曲げ手段で折り曲げられた、搬送中の前記第一下フィルムと前記第二下フィルムの前記側縁同士を熱シールし、前記第一下フィルムと前記第二下フィルムとを繋ぎ合わせて前記下フィルムを形成するためのフィルム繋ぎシール手段とを備えたことを特徴とする包装機。
  2. 前記第一上フィルムの側縁と前記第二上フィルムの側縁とを繋ぎ合わせた部分と、前記第一下フィルムの側縁と前記第二下フィルムの側縁とを繋ぎ合わせた部分が上下方向で重ならないようにしたことを特徴とする請求項1に記載の包装機。
  3. 包装機本体と、その包装機本体に包装フィルムを供給するフィルム供給手段と、前記包装機本体に製品を供給する製品供給手段とを備え、
    前記フィルム供給手段は、
    第一原反ロールから連続して繰り出される第一フィルムと、第二原反ロールから連続して繰り出される第二フィルムを、互いの一方の側縁同士を沿った状態で連続してそれぞれ搬送する搬送手段と、
    搬送中の前記第一フィルムの前記一方の側縁と前記第二フィルムの前記一方の側縁をシーラント面を対向させるために折り曲げる端部折り曲げ手段と、
    その端部折り曲げ手段で折り曲げられた、搬送中の前記第一フィルムと前記第二フィルムの前記側縁同士を熱シールし、前記第一フィルムと前記第二フィルムとをつなぎ合わせて前記包装フィルムを形成するためのフィルム繋ぎシール手段とを備え、
    前記包装機本体は、連続して供給される包装フィルムを筒状に形成する製袋手段と、その筒状に形成された前記包装フィルムの両側縁同士をシールするセンターシール装置と、
    そのセンターシール装置の下流側に配置され、前記包装フィルムの幅方向にシール・カットするエンドシール装置とを備えたことを特徴とする包装機。
  4. 前記第一フィルムの側縁と前記第二フィルムの側縁とを繋ぎ合わせた部分と、前記センターシール装置でシールされたセンターシール部が上下方向で重ならないようにしたことを特徴とする請求項3に記載の包装機。
  5. 前記端部折り曲げ手段は、それぞれのフィルムを掛け渡すローラであり、前記フィルムを前記ローラに掛け渡す際に、そのフィルムの側縁を前記ローラの端部より外に突出した状態としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の包装機。
  6. 前記製品は、真空断熱材を構成する芯材であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の包装機
  7. 前記エンドシール装置は、フィルムを挟み込んだシーラが当該フィルムの搬送方向と交差する方向に移動するシーラを備えた移動式シール装置であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の包装機
JP2015015647A 2015-01-29 2015-01-29 包装機 Active JP6669431B2 (ja)

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