JP6668644B2 - 光照射器及びその光照射方法 - Google Patents

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Description

本開示は、光照射装置で使用される光照射器及びその光照射方法に関するものである。
従来、光硬化性材料を含有する被処理物に、光照射器から紫外線等の光を照射して硬化させる紫外線照射装置が提案されている。このような紫外線照射装置は、電源回路等を内蔵した装置本体と、紫外線を照射する光照射器と、光照射器及び装置本体を接続するケーブルとを備えている。そして、紫外線照射装置は、作業者が光照射器を自ら把持して操作することで被処理物に光照射作業が行われている。
前記した紫外線照射装置は、例えば、特許文献1に記載されているように、光照射器の先端側にレンズ等のガラスや透光性樹脂が設置されるように構成されている。より具体的には、光照射器は、ヘッド筐体の内側に設けたLED等の光源部と、この光源部の光照射側に設けたレンズ等の光学系と、この光学系を覆いヘッド筐体の先端側に設けられたヘッドカバー等を備えるように構成されている。
特開2005−199672号公報
しかしながら、特許文献1に記載された光照射器は、その先端側にガラス材料等の破損し易い部品が用いられている。したがって、作業者が光照射器を操作するときに、誤って被処理物等に光照射器を衝突させることにより、ガラス等が破損してしまうおそれがあった。また、光照射器は、作業中に被処理物に接触させるように操作することもあり、光照射器の先端側にガラス等の破損しやすい部材が設置されていると、被処理物側に対する密着性が悪く、効率的に作業を行うことが困難である。
そして、今後ますます光照射器を使用する分野が広がり、例えば、工場内や、建築土木作業等の工事現場等で使用されることも見込まれる。そのため、作業者が光照射器を持ち操作を行う場合に、光照射器が他の構造物等に接触する可能性が高くなる環境で使用されることが想定される。
本開示の実施形態は、光照射器を使用するときに、他の構造物と接触あるいは衝突しても破損し難く、また、作業位置に対して密着性に優れた光照射器及び光照射器の光照射方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本開示の実施形態にかかる光照射器は、紫外線を含む光を照射する発光装置と、前記発光装置を実装する実装基板と、一側に形成した取付面に前記実装基板を支持する支持部材と、前記支持部材及び前記実装基板の少なくとも一方に設けられる弾性部材とを備え、前記弾性部材は、光照射方向において、最端部に設けられる構成とした。
また、前記課題を解決するために、本開示の実施形態にかかる光照射器の光照射方法は、前記した光照射器において、前記光照射器を被照射物に対して離間させて照射する第1の照射工程と、前記第1の照射工程の後、前記光照射器の前記弾性部材と前記被照射物とを当接させながら照射する第2の照射工程と、を含むこととした。
本開示の実施形態に係る光照射器によれば、最端部に弾性部材を設けているので、弾性部材が他の構造物と接触しても弾性部材が衝撃を吸収して光照射器の破損を抑制することができる。
また、本開示の実施形態に係る光照射器の光照射方法によれば、被照射物に対して離間して光を照射した第1の照射工程の後に、被処理物に弾性部材を密着させて光を照射する第2の照射工程を行うことで、機器の破損をすることなく密着性を高めて被処理物を短時間で光硬化させることができる。
第1実施形態に係る光照射器を備える光照射装置の全体を模式的に示す斜視図である。 第1実施形態に係る光照射器において支持部材から弾性部材を取り外した状態を模式的に示す斜視図である。 第1実施形態に係る光照射器の一部を切欠いて模式的に示す断面図である。 光照射器の光照射方法を示す模式図であり、光硬化材を含む塗料を被照射物として壁面に塗布した状態を模式的に示す断面図である。 光照射器の光照射方法を示す模式図であり、被照射物を塗布して壁面から光照射器を離間して紫外線を含む光を照射する状態を模式的に示す模式図である。 光照射器の光照射方法を示す模式図であり、壁面の被照射物に光照射器を密着させて光照射を行う状態を示す模式図である。 (a)は、第2実施形態に係る光照射器を模式的に示す正面図であり、(b)は、第2実施形態に係る光照射器の一部を省略して模式的に示す断面図である。 (a)は、第3実施形態に係る光照射器を模式的に示す正面図であり、(b)は、第3実施形態に係る光照射器の一部を省略して模式的に示す断面図である。 (a)は、第4実施形態に係る光照射器を模式的に示す正面図であり、(b)は、第4実施形態に係る光照射器の一部を省略して模式的に示す断面図である。 弾性部材の外表面に凸部を設けた構成を模式的に示す断面図である。 弾性部材と発光装置との間に透光性樹脂を設けた構成を模式的に示す断面図である。 第5実施形態に係る光照射器の一部を省略して模式的に示す断面図である。 各光照射器に設けられる発光装置のパッケージにレンズを設けた構成を拡大して模式的に示す断面図である。 光照射器における取っ手の応用例を示し、光照射器の後方からの矢視において模式的に示す斜視図である。 光照射器における取っ手の他の応用例を示し、光照射器の後方からの矢視において模式的に示す斜視図である。 光照射器における取っ手の他の応用例を示し、光照射器の後方からの矢視において模式的に示す斜視図である。
以下、各実施形態に係る照明装置について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において参照する図面は、各実施形態を概略的に示したものであるため、各部材のスケールや間隔、位置関係等が誇張、あるいは、部材の一部の図示が省略されている場合がある。また、以下の説明では、同一の名称および符号については原則として同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略することとする。さらに、各図において示す方向は、構成要素間の相対的な位置を示し、絶対的な位置を示すことを意図したものではない。
(第1実施形態)
図1から図3を参照して、第1実施形態の光照射器1を説明する。光照射器1は、光照射装置Sの電源装置Gと、電源ケーブルCにより接続されている。この光照射器1は、被照射物Wに紫外線を含む光を照射させて被照射物Wを光硬化させる機器である。光照射器1は、紫外線を含む光を照射する発光装置10と、発光装置10を実装する実装基板20と、実装基板20を支持する支持部材30と、発光装置10からの光照射方向において支持部材30の最端部に設けられる弾性部材40と、を主として備え、ここでは、支持部材30に設けた取っ手50をさらに有している。
図2及び図3に示すように、発光装置10は、サファイア等の基板に積層された半導体層を有する発光素子13と、パッケージ11と、パッケージ11に設置した発光素子13を覆うように設けた透光性部材12とを備えている。発光装置10は、実装基板20の実装領域21の配線上に実装され、実装領域21に行列方向(縦横方向)に整列して配置されている。なお、発光素子13は、例えば、発光ダイオード(LED)や、半導体レーザ(LD)等の半導体素子であり、半導体層が発光部分を構成するものである。半導体層は、例えば、サファイア基板のc面(主面)上にバッファ層を介して形成されており、n型半導体層、活性層およびp型半導体層が下からこの順に積層された構造を有している。そして、活性層は、例えば井戸層(発光層)と障壁層とを有する量子井戸構造である。半導体層は、GaN,AlNもしくはInN,またはこれらの混晶であるIII−V族窒化物半導体(InAlGa1−X−YN(0≦X,0≦Y,X+Y≦1))から構成されることが好ましい。
発光素子13は、その出射光の波長が樹脂を硬化させることが出来ればよく、紫外線領域を含む波長を発光する。発光素子13は、例えば430nmより短い波長の発光をし、好ましくは400nmより短い波長の紫外線領域の発光をする。ただし、この場合、発光素子13は紫外線領域を含むように発光をすればよく、紫外線領域(400nm未満)よりも長いピーク波長を有する発光素子を用いてもよい。例えば、発光ピーク波長が405nm前後であり、そのスペクトルの短波長側の裾野が400nm未満となる発光素子13を用いることができる。
発光素子13は、通常一対の電極を有している。電極は、半導体層のそれぞれ異なる側に配置されているものであってもよいし、同じ側に電極が配置されていてもよい。
1つの発光装置10には、1つの発光素子13が搭載されるのみでもよいし、2以上の発光素子13が搭載されたものでもよい。後者の場合、発光波長の異なる発光素子13を組み合わせて用いてもよく、紫外線領域の発光を行う発光素子13を1つ以上含むことが好ましく、全てが紫外線領域の発光を行う発光素子13であることが好ましい。また、光照射器1の硬化作業を短縮するために、発光装置10は、紫外線領域の発光を行う発光素子13と、赤外線領域の発光を行う発光素子13を備えていてもよい。このようにすることで、被照射物の表面を温めながら硬化作業を行うことができるので、硬化にかかる作業時間を短縮することができる。
発光素子13は、パッケージ11の電極部にフリップチップ実装されていてもよいし、底面を電極部に接合しワイヤ等を用いて電気的に接続して実装されていてもよい。
発光素子13のパッケージ11の電極部への実装は、例えば、錫−ビスマス系、錫−銅系、錫−銀系、金−錫系などの半田、AuとSn、AuとSi、AuとGe、AuとCu、AgとCuとをそれぞれ主成分とする合金等の共晶合金、あるいは、銀、金、パラジウムなどの導電性ペースト、バンプ、異方性導電材、低融点金属のろう材、エポキシ、シリコーン樹脂等の樹脂の接合部材を介して行われる。特に、紫外光の発光によって劣化しにくい無機物の材料、例えば半田、合金、共晶合金を用いることが好ましい。
パッケージ11は、発光素子13及び電子部品を載置する部材であり、発光素子13からの光を任意の方向に出射させるために、パッケージ11は凹部を有することが好ましい。パッケージ11は、例えば、ガラス、セラミックス、樹脂、木材、パルプ等の絶縁材料、半導体、金属(例えば、銅、銀、金、アルミニウム等)等の導電材料の単一材料及びこれらの複合材料によって形成することができる。なかでも、金属、セラミックス、樹脂等が好ましい。セラミックスとしては、放熱性の高い窒化アルミが好ましい。
透光性部材12は、発光素子13の発光領域を覆うように設けられる。そのため、発光素子13から出射された光を効率的に取り出すことができる部材で形成される。例えば、発光素子13から出射される光の波長の90%以上を透過するものが好ましい。
このような部材は、例えば、熱可塑性樹脂又は熱硬化性の樹脂、ガラス等により形成されたものとすることができ、なかでも、発光素子13が紫外光を発するものであるため、劣化しにくい無機物のガラスが好ましい。発光素子の発光波長が300nm以下である場合には、石英ガラスを用いることが好ましい。
なお、発光装置10は、紫外線あるいは紫外線を含む光を直接照射する構成に限らず、波長変換部材(図示せず)を介して、紫外線あるいは紫外線を含む光を照射するように構成してもよい。波長変換部材は、発光素子13からの照射光を異なる波長の光に変換するものである。波長変換部材は、一例として蛍光体の粒子であり、例えば、樹脂等のバインダーを介して発光素子13を覆うように設けられている。また、発光装置10では、波長変換部材を透光性部材12に含有させる構成としてもよい。
実装基板20は、その形状を特に限定されるものではないが、ここでは、矩形に形成され中央に発光装置10が実装される実装領域21が形成されている。実装基板20の実装領域21は、発光装置10が実装されたときに電気的に接続ができる配線が予め形成されている。実装基板20は、材料として、絶縁性材料を用いることが好ましく、かつ、発光装置10から放出される光や外光等が透過しにくい材料を用いることが好ましい。また、実装基板20は、ある程度の強度を有する材料や、フレキシブルな材料であってもよい。
なお、実装基板20は、実装領域21の周囲に沿って、配線部(中継配線部を含む)および外部との電気的な接続を行うパッド電極が形成されている。さらに、実装基板20の配線部には、過大な電圧印加を抑制する保護素子(例えば、ツェナーダイオード)が接続されている。また、パッド電極は、実装基板20の実装領域21とは反対となる裏面に形成される構成としてもよい。
支持部材30は、発光装置10を実装する実装基板20を支持するものである。この支持部材30は、支持躯体33と、この支持躯体の一側に形成した取付面31と、この取付面31の周縁に立ち上げて形成した枠縁部32と、を備え、ここでは、支持躯体33の取付面31とは反対側となる他側に取っ手50を設けている。
取付面31は、支持躯体33の一側に平担に形成され、実装基板20を取り付けるための構成を備えている。取付面31は、一例として、実装基板20をネジで取り付ける場合には、実装基板20をネジにより固定するためのネジ穴が形成されている。また、取付面31は、実装基板20のパッド電極に接続できるように配線を設置することができるように構成されている。なお、この配線は、電源ケーブルCに接続されるものである。
枠縁部32は、取付面31の周縁から光照射方向(取付面31に直交する方向)に立ち上げて形成されている。この枠縁部32は、ここでは円環状に形成され、取付面31に取り付けられる実装基板20及び発光装置10を合わせた高さよりも高くなるように形成されている。なお、図面では、枠縁部32は、発光装置10の最上部よりも高い位置となるように記載しているが、発光装置10の最上部とほぼ同じ高さとなるように形成してもよい。
支持躯体33は、金属材料や絶縁性材料、あるいは、部分的な金属材料と絶縁性材料とにより形成される。この支持躯体33は、実装基板20を電気的に接続する配線に、電源装置Gから電源ケーブルCを介して送られる電力を供給する配線を接続できるように構成されている。なお、支持躯体33は、実装基板20の裏面に当接する部分を電気的な配線とは絶縁した状態として金属材料を設置し、放熱機構としての役割を担うように構成してもよい。
弾性部材40は、光照射方向において、支持部材30の最端部に設けられ、被照射物W等の外部と接触したときに衝撃を緩和するものである。この弾性部材40は、発光装置10に対面して覆うように支持部材30の枠縁部32に取り付けられている。なお、弾性部材40は、被照射物W等に弾性変形することで密着した状態で当接して、紫外線を含む光を予定外の方向に送り出さない役割も果たすこともできる。弾性部材40は、一例として、有底円筒形に形成され、支持部材30の枠縁部32に着脱自在に設置される。弾性部材40は、後記するように、被照射物に直接接触させて照射するので、その表面が汚れたり部材が欠けたりすることがある。そのため、着脱可能で可換性の弾性部材40を用いることが好ましい。弾性部材40は、有底円筒形の底面部分を、紫外線を含む光を透過する光透過部41として有すると共に、この光透過部41の周縁に枠縁部32と当接して係合する係合部42を備えている。
そして、係合部42は、枠縁部32の外側に係合して枠縁部32の高さの範囲において、ここでは高さが同等あるいは同等以上になるように、光透過部41からの長さを有している。光透過部41の厚みと係合部42の厚みは、同じでもよいが、係合部42の厚みは光透過部41の厚みよりも厚いことが好ましい。これにより、厚みが大きい係合部42は変形がしにくいので、支持部材30の枠縁部32と係合部42との固定強度を高めることができる。一方、厚みが小さい光透過部41では発光装置10から放出される光を透過させやすくなる。なお、厚みが小さい光透過部41を有する発光装置10では、係合部42の厚みは、例えば光透過部41の厚みの1.2〜2倍である。
弾性部材40は、少なくとも光透過部41が紫外線を含む光を透過させることができるとともに、光透過部41及び係合部42が弾性変形することができる。弾性部材40は、例えば、樹脂を基材とするものが挙げられる。このような樹脂としては、例えば、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂、これらの変性樹脂又はこれらの樹脂を1種以上含むハイブリッド樹脂等などが挙げられる。具体的には、エポキシ樹脂組成物、変性エポキシ樹脂組成物(シリコーン変性エポキシ樹脂等)、シリコーン樹脂組成物、変性シリコーン樹脂組成物(エポキシ変性シリコーン樹脂等)、ハイブリッドシリコーン樹脂、ポリイミド樹脂組成物、変性ポリイミド樹脂組成物、ポリアミド樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリシクロヘキサンテレフタレート樹脂、ポリフタルアミド(PPA)、ポリカーボネート樹脂、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、液晶ポリマー(LCP)、ABS樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂、PBT樹脂、ユリア樹脂、BTレジン、ポリウレタン樹脂等の樹脂が挙げられる。なかでも、耐紫外線性に優れ、硬度の調整を行いやすいシリコーン樹脂を用いることが好ましい。
なお、弾性部材40は、紫外線を含む光を透過させることができることができれば、透明である必要はなく半透明あるいは白濁色にして光を拡散できる構成であっても構わない。弾性部材40は、光照射時に被照射物W等に当接して密着することができるように、例えば、2〜5mmの厚みで形成されている。弾性部材40は、密着性を良好にするため、低硬度の樹脂を用いることが好ましく、例えば、デュロメータ硬度でタイプA〜タイプEの樹脂を用いることが好ましい。したがって、弾性部材40は、当接させる被照射物W側にある程度の凹凸があっても弾性変形してそれらの凹凸の形状に倣って覆い密着性に優れる。
また、発光装置10が波長変換部材を介して、紫外線あるいは紫外線を含む光を照射する場合は、弾性部材40に波長変換部材を含有させてもよい。保護メガネを装着し硬化作業を行う場合、紫外線領域の発光は視認が困難であるが、このように波長変換部材を備えることで、照射光を視認することができるようになる。したがって、例えば波長変換部材で変換された緑色光や赤色光をガイド光として用いることができ、効率的に照射作業を行うことができる。
さらに、光照射器1の配光を広げるために弾性部材40に拡散材料を含有させてもよい。拡散材料として酸化ジルコニウム、酸化アルミニウムおよびダイヤモンドなどを用いることができる。
取っ手50は、作業者が把持して光照射器1を操作するために使用される部分である。この取っ手50は、支持部材30の後方に連続して形成され、ここでは、外観形状が棒状であり内部に配線が設置できるように円筒形状に形成されている。取っ手50は、その内部に電源ケーブルCが挿通されるように構成されている。なお、取っ手50には、光照射のオンオフを行うスイッチ51が設けられ、作業者が手元で発光装置10のオンオフを操作できるように構成されている。
以上の構成を備える光照射器1は、支持部材30の光照射方向における最端部に弾性部材40が設置されていることにより、作業中あるいは作業現場への搬送中に、外部の構造物と接触しても、弾性部材40がその衝撃を緩和することができる
。また、光照射器1は、例えば、壁面に塗布した光硬化塗料である被照射物Wに紫外線を含む光を照射するときに、光硬化塗料の塗布面に当接させて作業を行う場合、その塗布面に弾性部材40が弾性変形することで密着性を高め、より光照射効率を高めて作業を行うことができる。そして、弾性部材40が被照射物W等に当接するときに密着性が高いことから、紫外線を含む光が予想しない方向に漏えいすることを回避できる。
次に、光照射器1の光照射方法について、図4A〜図4Cを参照して説明する。
図4Aに示すように、初めに、光硬化性物質である光硬化塗料を壁面に塗布した後、図4Bに示すように、被照射物Wに対して所定の間隔を隔てて、光照射器1から紫外線を含む光を照射する(第1の照射工程)。そして、被照射物Wの全体について、光照射器1を移動して光を照射する。被照射物Wは、紫外線を含む光が照射されることで、所定の硬度に光硬化する。さらに、図4Cに示すように、一度、距離を隔てて光照射した被照射物Wに、今度は直接当接させて弾性部材40を密着させ、光照射作業を行う(第2の照射工程)。
被照射物Wによっては、光照射器1の弾性部材40を作業位置に直接当接させて密着させた状態で光照射作業を行うことで、光硬化を促進させている。光照射器1は、その先端部となる弾性部材40を作業位置(被照射物W)に当接させても、弾性部材40が弾性変形して密着するので、被照射物Wとなる照射面に対して発光素子13の光軸が直交する方向に位置させることができ、また、弾性部材40の密着性が高いので、光照射器1の周囲から光が漏れにくくなる。さらに、作業位置に当接させるときに弾性部材40が衝撃を吸収することができるので、光照射器1の支持部材30や発光装置10が破損する心配がない。
(第2実施形態)
つぎに、図5から図13を参照して、光照射器1A〜1Jについて説明すると共に、各光照射器に共通する発光装置の他の構成について説明する。なお、既に説明した同じ構成、あるいは、図5から図7で共通する構成は、同じ符号を付して説明を適宜省略する。
図5(a)及び図5(b)に示すように、光照射器1Aは、支持部材130及び弾性部材40Aの構成が光照射器1と異なるので、異なる部分を主に説明する。
光照射器1Aの支持部材130は、周縁まで平坦に形成され、その中央に取付面131が形成されている。弾性部材40Aは、実装基板20の周縁に連続して枠状に設けられている。弾性部材40Aは、ここでは断面形状が台形に形成されている。弾性部材40Aは、その先端部が実装基板20に実装される発光装置10の高さよりも高くなるように設置されている。
そして、弾性部材40Aは、被照射物Wが壁面に塗布した光硬化性材料を含む塗料のような平坦面である場合、その壁面に当接するときに、例えば、枠開口が広がるように弾性変形(図5の仮想線参照)して壁面に密着することができるように構成されている。弾性部材40Aは、光照射方向において支持部材130の最端部に位置しているため、被照射物Wとなる壁面に当接した状態であっても、発光装置10と被照射物Wとには間隔が形成され当接することはない。また、光照射器1Aは、発光装置10からの紫外線を含む光を、被照射物Wに直接照射できるので、図3に示すような照射経路に介在する部材がない分、光硬化の効率に優れる。
なお、弾性部材40Aの厚みや高さあるいは断面形状には、光照射を行うときに作業位置に当接させた場合に、発光装置10に作業部位が接触しないように設定されていれば限定されるものではない。また弾性部材40Aは、紫外線を含む光を透過させないように、表面に透過防止膜を設ける構成とすることや、弾性部材40A内に透過防止部材や反射材料を混入させる構成としてもよい。弾性部材40Aは、光を透過しない構成とすることで、作業位置に当接させて光照射を行う場合に、弾性部材により周囲に光が漏れることを防止することができる。
(第3実施形態)
図6(a)及び図6(b)に示すように、光照射器1Bの支持部材130は、周縁まで平坦に形成され、その中央に取付面131が設置されている。弾性部材40Bは、発光装置10等の破損を防止するものであり、柱状に形成された複数本を支持部材130あるいは実装基板20に設置している。弾性部材40Bは、ここでは、実装基板20の周囲となる支持部材130に設置された第1の弾性部材41Bと、実装基板上で発光装置10間に設置された第2の弾性部材42Bとを備えている。第1の弾性部材41Bは、作業面に当接させて作業者が押圧したときに、折れ曲がらない太さと高さに形成されている。この第1の弾性部材41Bは、例えば、上下左右に4本が等間隔で配置されている。また、第2の弾性部材42Bは、実装基板20の中央の発光装置10の周囲に等間隔で配置されている。第2の弾性部材42B及び第1の弾性部材41Bは、光を透過すると共に弾性変形して衝撃を緩和することができるシリコーン等の部材で形成されている。なお、第1の弾性部材41Bの形状は柱状に、第2の弾性部材42Bの形状は円錐台形状となることが好ましい。
また、第2の弾性部材42Bは、実装基板20からの高さを、第1の弾性部材41Bと同じになるように、設定している。第1の弾性部材41B及び第2の弾性部材42Bは、支持部材130の発光装置10からの光照射方向において、最端部となる位置に設置されている。したがって、光照射作業を行うときに、作業位置に弾性部材40Bを当接して押圧すると、第1の弾性部材41Bが弾性変形して(図6の仮想線参照)長手方向に収縮して当接位置に密着し、かつ、第2の弾性部材42Bが弾性変形していずれかの方向に折れ曲がって当接位置に密着する。この弾性部材40Bは、被照射物Wとの密着性が高く、衝撃を吸収して発光装置10の破損を防止することができる。
(第4実施形態)
図7(a)及び図7(b)に示すように、光照射器1Cは、支持部材130の中央に設置した取付面131に発光装置10を実装した実装基板20を取り付けている。そして、弾性部材40Cは、シート状に形成され、発光装置10を覆うように支持部材及び実装基板20に係止して設置されている。この弾性部材40Cは、発光装置10からの紫外線を含む光を透過することができ、かつ、弾性変形することができるシリコーンあるいは合成シリコーン等のシート状部材で形成されている。弾性部材40Cは、対面する発光装置10の位置以外の部分において、接着材あるいは熱圧着により、支持部材130の表面あるいは実装基板の表面の少なくとも一方と接続されている。
弾性部材40Cは、作業位置に当接して押圧しても、発光装置10が破損しない厚みを備えている。弾性部材40Cは、例えば、2〜5mmの一様な厚みになるように形成されている。なお、弾性部材40Cは、発光装置10に対面する中央の範囲と、支持部材130に対面する周縁の範囲で厚みを(周縁を薄く)変えて構成してもよい。弾性部材40Cの厚みを中央と周縁とで変えることで、発光装置10の破損の防止と支持部材への接続のし易さとを個別に調整することができる。
なお、発光装置10と対向する位置に設置される弾性部材40、40Cにおいては、図8に示すように、発光装置10と対面する位置に凸部としてのレンズを備えるように構成してもよい。例えば、図8に示すように、光照射器1Dは、弾性部材40Dが、その表面の中心近傍に形成される凸部43Dを有している。弾性部材40の凸部43Dは、平凸レンズの機能を備えている。この凸部43Dは、弾性部材40Dと同じ素材で一体に形成されている。凸部43Dは、発光装置10に対向する位置に配置されていることが好ましく、発光装置10の光軸と凸部43Dの光軸とが一致するように設置されることが望ましい。この弾性部材40Dの構成によれば、発光装置10からの紫外線を含む光を効率的に被照射物Wに照射することができる。なお、光照射器1Dを被照射物Wに当接して光照射する場合において、凸部43Dの突出している高さ分について、シート状部分の弾性部材が弾性変形(図8の仮想線参照)することで平坦な被照射物Wである壁面等に当接して照射することが可能となる。また、凸部43Dは、発光装置10の光軸と対向する位置となる光透過部41Dの中心近傍に形成されることが好ましい。
さらに、発光装置10の光照射方向に対向して弾性部材40が設けられる構成の光照射器1の場合、図9に示すように、弾性部材40と発光装置10の間となる空間を透光性樹脂44E等の部材で充填する構成としてもよい。光照射器1Eは、弾性部材40と発光装置10との間に透光性樹脂44Eが存在することで、空気層が存在する部分がなくなり、反射の発生を防止して、光取出し効率が下がる原因を抑制できる。なお、弾性部材40と発光装置10との間に透光性樹脂44Eを充填する場合には、弾性部材40と発光装置10との間が小さくなるように枠縁部32の高さが形成されることが好ましい。
(第5実施形態)
また、図10に示すように、光照射器1Fは、支持部材30の枠縁部32に連続して弾性部材40Fを枠状に設けるように構成してもよい。弾性部材40Fは、枠縁部32の内周面、端面及び外周面に係合するように設けられており、光照射方向において、支持部材30の最端部となる位置に設置されている。この弾性部材40Fは、発光装置10に対面する位置には存在しないので、発光装置10から照射される紫外線を含む光を、被照射物Wに効率良く送ることができる。また、光照射器1Fを被照射物Wに当接させて光照射作業を行う場合は、弾性部材40Fが被照射物Wに当接して弾性変形し密着性に優れる。また、光照射器1Fを落下等した場合でも、弾性部材40Fが最端部に設置されているので、弾性部材40Fが衝撃を緩和して発光装置10等に対する影響を最小限とすることができる。
さらに、図1〜図7、図9、図10に示した光照射器1、1A〜1C、1E、1Fにおいて、パッケージ11の凹部を覆うように設けた透光性部材12を、図11に示すようなレンズの構成としても構わない。すなわち、図11に示すように、光照射器1、1A〜1C、1E、1Fでは、発光素子13が設置されるパッケージ11の凹部開口に設けた透光性部材120を平凸レンズとした発光装置100の構成であってもよい。この場合、発光素子13からの紫外線を含む光は、平行光として被照射物Wの深部まで照射することができる。この発光装置100によれば、紫外線を含む光を単位面積当たり多く照射することができる。
また、透光性部材120の形状はバットウィングレンズ形状であってもよい。この場合、発光素子13からの出射光の配光を広げることができるので、光照射器1で広範囲の領域を硬化させることができ、作業時間を短縮することができる。ただし、透光性部材120の形状として、その他に既知のレンズ形状を用いることができる。
また、支持部材の形状、取っ手の形状あるいは設置位置は、図12〜図14に示すような構成であってもよい。なお、弾性部材40は、光透過部41及び係合部42を備え、係合部42が支持部材230,330の周側面の一部を覆う構成として示している。
図12に示すように、光照射器1Gでは、支持部材230の外観を円柱形状とし、その支持部材230の周側面に取っ手50Aを左右に設置する構成としてもよい。取っ手50Aは、C字形状の金属あるいは樹脂等の部材をネジや接着材等の接合手段により、支持部材230の周側面に取り付けられている。取っ手50Aは、作業者が両手で把持できる構成であるため、支持部材230が大型化しても作業性を損なうことがない。また、被照射物に直接当接させる第2の照射工程の際に、取っ手50Aは両手で押圧することができるので、光照射器と被照射物を十分に密着させることができる。
さらに、図13に示すように、光照射器1Hでは、外観が円柱形状の支持部材230の後端面に取っ手50Bを設置する構成としてもよい。取っ手50Bは、L字形状の金属あるいは樹脂等の部材を前記した接合手段により、当該取っ手50Bの一端が支持部材230の後端面に固定されることで取り付けられている。このように、取っ手50Bは支持部材23の後端面に形成されているので、前方に押圧して強い力で光照射器と被照射物を密着させることができる。
そして、図14に示すように、光照射器1Jでは、外観が円柱形状の後端に円錐台形状の部分を連続するような形状の支持部材330において、円柱形状の周側面から円錐台形状の周側面に亘って取っ手50Cを設置する構成としてもよい。取っ手50Cは、帯状に形成された金属あるいは樹脂の部材を前記した接合手段により、支持部材330の外周面に固定することで取り付けている。このように光照射器1Jでは手軽に片手で持つことができるので、遠方から被照射物に照射する第1の照射を行う際に効率的に作業を行うことができる。
なお、取っ手50(50A,50B,50C)は、支持部材30(130,230,330)の大きさや形状により、配置、形状が設定され特に限定されるものではない。さらに、取っ手50A,50B,50Cでは、スイッチを支持部材230,330側に設ける構成にすることが望ましい。また、図12から図14では、弾性部材40は、図1に示す構成を用いるように図示したが、既に説明した他の構成である弾性部材40A〜40C等であっても構わない。
また、本開示の実施形態にかかる光照射器は、前記した構成に限定されるものではく、例えば、発光装置10を実装する実装基板20の表面や、支持部材の取付面31、及び、枠縁部32の内側面に、光の照射効率を上げるために、光反射樹脂を塗布するように構成してもよい。
さらに、弾性部材40Aは、実装基板20や、取付面131の形状に関わらず、円環状としてもよく、その断面形状は、矩形や三角形等、特に限定されるものではない。そして、弾性部材40Aは、実装基板20の周縁に設置される構成としてもよい。さらに、弾性部材40A、40Fは、連続する枠状の構成として説明したが、間欠的に弾性部材で実装基板の周囲を囲む枠状となるように構成してもよい。
さらに、弾性部材40Bは、柱の形状、数、配置、大きさ等、光照射および発光装置10を保護することができる状態であれば、特に限定されるものではない。また、弾性部材40Bは、取付面131のみに設置することや、あるいは、実装基板20上にのみ設置する構成としてもよい。
なお、弾性部材40、40A〜40Fは、最大に弾性変形したときに、実装基板20の発光装置10よりも高い位置(最端部)になるように、その大きさ、柔らかさ等が設定されている。
また、発光素子13は、パッケージ11に設けられることなく、直接、実装基板20の実装領域21に実装される構成としてもよい。実装基板20に発光素子13が直接、実装される場合には、実装された発光素子13を覆うように光透過性樹脂を設ける構成とすることが好ましい。
本開示の実施形態に係る光照射器は、紫外線を含む光を照射することで硬化する光硬化材を含む被照射物に対して使用することができる。光照射器は、例えば、車、電化製品、住宅、爪等に使用される塗装材、接着材、ネイル塗布材等に使用することができる。
1,1A〜1J 光照射器
10 発光装置
11 パッケージ
12 透光性部材
13 発光素子
20 実装基板
21 実装領域
30,130,230,330 支持部材
31,131 取付面
32 枠縁部
33 支持躯体
40,40A,40B,40C,40D,40F 弾性部材
41 光透過部
41B 第1の弾性部材
42 係合部
42B 第2の弾性部材
43D 凸部
50,50A,50B,50C 取っ手
51 スイッチ
C 電源ケーブル
G 電源装置
S 光照射装置
W 被照射物

Claims (7)

  1. 紫外線を含む光を照射する発光装置と、前記発光装置を実装する実装基板と、一側に形成した取付面に前記実装基板を支持する支持部材と、前記支持部材に設けられる弾性部材とを備え、
    前記弾性部材は、前記支持部材の取付面に設けられると共に、前記実装基板の周縁に連続して枠状に、又は、間欠的に枠状に形成され、前記実装基板から垂直方向における発光装置の高さよりも高くなるように設けられると共に、最大に弾性変形したときに、前記発光装置よりも高い位置になる大きさ及び柔らかさで形成され、
    前記枠状に形成された前記弾性部材の厚み方向の断面形状が基端から先端に向かって断面の幅を狭くする台形に形成されている光照射器。
  2. 紫外線を含む光を照射する発光装置と、前記発光装置を実装する実装基板と、一側に形成した取付面に前記実装基板を支持する支持部材と、前記支持部材及び前記実装基板に設けられる弾性部材とを備え、
    前記発光装置は、複数が前記実装基板に実装され、
    前記弾性部材は、前記実装基板から垂直方向における前記発光装置の高さよりも高くなるように設けられると共に、最大に弾性変形したときに、前記発光装置よりも高い位置になる大きさ及び柔らかさで形成され、前記支持部材の取付面で前記実装基板の周りに間欠的に柱状に形成される第1の弾性部材を備えると共に、複数の前記発光装置の間で前記実装基板に間欠的に柱状に形成される第2の弾性部材を備える光照射器。
  3. 前記第1の弾性部材は、基端から先端まで同じ太さの柱状に形成され、
    前記第2の弾性部材は、基端から先端に向かって幅を狭くする円錐台形に形成される請求項2に記載の光照射器。
  4. 前記支持部材は、前記取付面を除く外表面から突出する取っ手を備え、前記支持部材又は前記取っ手のいずれかに、前記発光装置に電源からの電力を供給する電源ケーブルが接続される請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の光照射器。
  5. 前記弾性部材は、シリコーン樹脂で形成される請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の光照射器
  6. 前記弾性部材は、紫外線を含む光を透過させないように、表面に透過防止膜を設ける構成、又は、前記弾性部材内に透過防止部材や反射材料を混入させる構成である請求項1に記載の光照射器。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の光照射器を用いて、
    前記光照射器を被照射物に対して離間させて光を照射する第1の照射工程と、
    前記第1の照射工程の後、前記光照射器の前記弾性部材と前記被照射物とを当接させながら光を照射する第2の照射工程と、を含む光照射方法。
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