JP2005199672A - 紫外線照射装置 - Google Patents

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文男 畑中
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Abstract

【課題】光源として紫外線発光ダイオードを用い、ヘッド部での操作性に優れた紫外線照射装置を提供する。
【解決手段】部品の接着に使用される紫外線硬化型の樹脂を硬化させるために使用される紫外線照射装置であって、紫外線を発する紫外線発光ダイオード221が内蔵されたヘッド部12と、電源回路及び制御回路が内蔵され、ヘッド部12と電気ケーブル15で接続されたコントローラ部とを備え、ヘッド部12に、紫外線発光ダイオード221からの紫外線照射のオン・オフ操作を行うためのスイッチ216と、紫外線照射のオン・オフ状態を表示するインジケータ218と、紫外線の出力レベルを調節するための出力調節手段217とが備えられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、部品の接着に使用される紫外線硬化型の樹脂を硬化させるために使用される紫外線照射装置に関する。
紫外線硬化型の樹脂は、レジスト皮膜の形成や印刷の分野から光ピックアップ等の組立工程における小物部品の接着固定の分野まで広く使用されている。小物部品の接着固定に使用される紫外線硬化型の樹脂を硬化させるために使用される紫外線照射装置の従来例として、紫外線の光源に高圧水銀ランプや水銀キセノンランプを使用したものがある。この装置では、水銀キセノンランプとその点灯回路を内蔵する装置本体と小型のヘッド部とが光ファイバーケーブルで接続されている。水銀キセノンランプから発した紫外線は、光ファイバーケーブルを通ってヘッド部まで導かれ、ヘッド部から樹脂が塗布された接着部に照射される。このような紫外線照射装置を用いた小物部品の接着固定方法の従来例が特許文献1に記載されている。
また、紫外線硬化型の樹脂に紫外線を照射して硬化させる際に、空気と接触する樹脂の表面付近で酸素分子が樹脂分子と結びついて樹脂の硬化反応を阻害する現象(いわゆる酸素阻害)が発生し易い。この現象を防ぐために、窒素のような不活性ガスの雰囲気中で紫外線硬化型の樹脂に紫外線を照射する方法が知られている。例えば特許文献2には、レジスト皮膜の形成や印刷の分野において、窒素ガスを充満させたチャンバーの中で紫外線硬化型の樹脂に紫外線を照射する設備が開示されている。
特開2001−212831号公報特開平5−305259号公報
従来の水銀キセノンランプを内蔵した装置本体と小型のヘッド部とが光ファイバーケーブルで接続された構造の紫外線照射装置には、以下のような課題があった。まず、水銀キセノンランプから発した紫外線をヘッド部まで導く光ファイバーケーブルとして、石英光ファイバーをステンレスのフレキシブルケーブルで被覆したものが使用されているが、この光ファイバーケーブルが高価であり、しかも紫外線の減衰が大きいために遠くまで導くことが出来ない。また、仮に光ファイバーケーブルを長くして装置本体から離れた場所にヘッド部を配置した場合は、紫外線の出力の調整をヘッド側で行うことができず不便である。
近年、高圧水銀ランプや水銀キセノンランプに代わる紫外線の光源として高出力の紫外線発光ダイオード(UVLED)が実用化されている。本発明者らは、この紫外線発光ダイオードをヘッド部に内蔵させ、電源回路や制御回路をコントローラ部に内蔵させ、ヘッド部とコントローラ部とを電気ケーブルで接続した構成の紫外線照射装置を考案した。これにより、上記のような従来の紫外線照射装置の課題の解決を図り、ヘッド部での操作性に優れた紫外線照射装置を提供せんとした。また、前述のような酸素阻害の現象を抑え、樹脂の表面付近での硬化を促進するために、ヘッド部から紫外線と同時に不活性ガスを照射する構造について工夫した。
本発明による紫外線照射装置の第1の構成(請求項1)は、紫外線硬化型の樹脂を硬化させるために使用される紫外線照射装置であって、紫外線を照射可能な半導体素子が内蔵されたヘッド部と、電源回路及び制御回路が内蔵され、前記ヘッド部と電気ケーブルで接続されたコントローラ部とを備え、前記ヘッド部に、前記紫外線を照射可能な半導体素子からの紫外線照射のオン・オフ操作を行うためのスイッチと、紫外線照射のオン・オフ状態を表示するインジケータと、前記紫外線の出力レベルを調節するための出力調節手段とが備えられていることを特徴とする。
本発明による紫外線照射装置の第2の構成(請求項2)は、上記第1の構成において、前記スイッチ、前記インジケータ及び前記出力調整手段が実装されたプリント配線板が前記ヘッド部に内蔵され、前記紫外線を照射可能な半導体素子がヒートシンクである冷却ブロックに取り付けられていることを特徴とする。
本発明による紫外線照射装置の第3の構成(請求項3)は、上記第2の構成において、前記ヘッド部は、前記プリント配線板が内蔵されると共に基端側に前記電気ケーブルが接続されたヘッド本体部と、その先端側に着脱自在に結合した前記冷却ブロックと、その先端側に着脱自在に結合した交換可能なレンズホルダとを備え、前記紫外線を照射可能な半導体素子から発した紫外線を集光するための1又は複数のレンズが前記レンズホルダに収容されていることを特徴とする。
本発明による紫外線照射装置の第4の構成(請求項4)は、上記第3の構成において、前記ヘッド本体部、前記冷却ブロック及び前記レンズホルダが直線状に結合し、筒形状のヘッド部を構成していることを特徴とする。
本発明による紫外線照射装置の第5の構成(請求項5)は、上記第3の構成において、前記ヘッド本体部と前記レンズホルダとが前記冷却ブロックを介してアングル状に結合し、アングル形状のヘッド部を構成していることを特徴とする。
本発明による紫外線照射装置の第6の構成(請求項6)は、上記の各構成において、前記冷却ブロックと前記レンズホルダのレンズの周辺とに不活性ガスを導くガス流路が設けられ、前記レンズホルダの先端面に不活性ガスを噴射するガス噴射口が設けられていることを特徴とする。
本発明による紫外線照射装置の第7の構成(請求項7)は、紫外線を照射可能な半導体素子が内蔵されたヘッド部と、電源回路及び制御回路が内蔵され、前記ヘッド部と電気ケーブルで接続されたコントローラ部とを備えた紫外線照射装置において、前記ヘッド部に不揮発性メモリが備えられ、前記紫外線を照射可能な半導体素子の初期輝度に関する初期輝度データが前記不揮発性メモリに記憶され、前記コントローラ部は、前記ヘッド部の不揮発性メモリから読み出した初期輝度データに基づいて、当該ヘッド部の紫外線を照射可能な半導体素子の基本駆動電流を決定することを特徴とする。
本発明による紫外線照射装置の第8の構成(請求項8)は、紫外線を照射可能な半導体素子が内蔵されたヘッド部と、電源回路及び制御回路が内蔵され、前記ヘッド部と電気ケーブルで接続されたコントローラ部とを備えた紫外線照射装置において、前記ヘッド部に不揮発性メモリが備えられ、前記紫外線を照射可能な半導体素子の駆動積算時間を記憶するための領域が前記不揮発性メモリに設けられ、前記コントローラ部は、前記不揮発性メモリに記憶された駆動積算時間を一定時間ごとに更新すると共に、前記不揮発性メモリから読み出した駆動積算時間があらかじめ定めた時間に達したときに所定の報知出力を実行することを特徴とする。
本発明による紫外線照射装置の第9の構成(請求項9)は、紫外線を照射可能な半導体素子が内蔵されたヘッド部と、電源回路及び制御回路が内蔵され、前記ヘッド部と電気ケーブルで接続されたコントローラ部とを備えた紫外線照射装置において、前記ヘッド部に不揮発性メモリが備えられ、前記紫外線を照射可能な半導体素子が寿命に達したことを知る目安となる寿命管理値を記憶するための領域が前記不揮発性メモリに設けられ、前記コントローラ部は、前記紫外線を照射可能な半導体素子の駆動時間と照射パワーとの積を前記寿命管理値として前記不揮発性メモリに積算記憶させると共に、前記不揮発性メモリから読み出した寿命管理値があらかじめ定めた値に達したときに所定の報知出力を実行することを特徴とする。
本発明による紫外線照射装置の第10の構成(請求項10)は、上記第8又は第9の構成において、前記ヘッド部の不揮発性メモリの記憶データを前記コントローラ部が書き換える際に、停電等に起因するデータ破壊を回避するために、前記不揮発性メモリは、前記駆動積算時間又は寿命管理値の記憶領域として第1データ領域及び第2データ領域を備えると共に、書き換え動作中の状態を表す動作状態の記憶領域を備え、前記コントローラ部は、前記不揮発性メモリに記憶された前記駆動積算時間又は寿命管理値を書き換える手順として、まず、前記動作状態を第1の値に書き換えた後に前記第1データ領域を書き換え、次に前記動作状態を第2の値に書き換えた後に前記第2データ領域を書き換え、最後に前記動作状態を第3の値に書き換える手順を実行し、前記コントローラ部は、停電からの復帰時に、前記不揮発性メモリに記憶された動作状態をチェックし、その値に応じて、前記第1データ領域及び第2データ領域のいずれかに記憶されたデータを正しい駆動積算時間又は寿命管理値であるとみなすことを特徴とする。
本発明による紫外線照射装置の第11の構成(請求項11)は、紫外線を照射可能な半導体素子が内蔵されたヘッド部と、電源回路及び制御回路が内蔵され、前記ヘッド部と電気ケーブルで接続されたコントローラ部とを備えた紫外線照射装置であって、前記紫外線を照射可能な半導体素子が金属基板を介してヒートシンクである冷却ブロックに取り付けられ、前記紫外線を照射可能な半導体素子の金属ケースの一面に設けられた放熱用端子と前記金属基板の表面の金属露出部とが直接接合するように構成されていることを特徴とする。例えば、金属基板の表面に絶縁皮膜が形成されている場合に、その絶縁皮膜の一部が除かれた金属露出部が形成され、この金属露出部と紫外線を照射可能な半導体素子の金属ケースの一面に設けられた放熱用端子とが半田付け等によって直接接合するように構成されている。
本発明による紫外線照射装置の第12の構成(請求項12)は、紫外線を照射可能な半導体素子が内蔵されたヘッド部と、電源回路及び制御回路が内蔵され、前記ヘッド部と電気ケーブルで接続されたコントローラ部とを備えた紫外線照射装置であって、前記ヘッド部は、前記紫外線を照射可能な半導体素子から発した紫外線を照射対象物に集光するための1又は複数のレンズを含むレンズユニットを備え、該レンズユニットの先端側の1枚のレンズもしくは光学フィルタ、又は前記レンズユニットが交換可能に構成されていることを特徴とする。
本発明の紫外線照射装置の第1の構成によれば、光源に水銀キセノンランプを使用してヘッド部と装置本体とを光ファイバーケーブルで接続した従来の紫外線照射装置に比べて、小形化できると共に安価に構成することができる。また、ヘッド部とコントローラ部とが電気ケーブルで接続されているので、ヘッド部をコントローラ部から離れた箇所まで引き回すことが可能になる。更に、ヘッド部に、紫外線を照射可能な半導体素子からの紫外線照射のオン・オフ操作を行うためのスイッチと、紫外線照射のオン・オフ状態を表示するインジケータと、紫外線の出力レベルを調節するための出力調節手段とが備えられているので、コントローラ部から離れた箇所でヘッド部を用いて紫外線照射を行う際の操作性が良くなる。
本発明の紫外線照射装置の第2の構成によれば、上記のスイッチ、インジケータ(例えばLED)及び出力調節手段(例えば可変抵抗又はアップダウンスイッチ)がプリント配線板に実装され、ヘッド部の内部構造が簡素になると共にメンテナンスが容易になる。
本発明の紫外線照射装置の第3の構成によれば、ヘッド本体部、冷却ブロック及びレンズホルダが順番に結合した構造によってメンテナンス性に優れたヘッド部が得られる。また、紫外線を照射可能な半導体素子から発した紫外線を集光するための1又は複数のレンズが収容されたレンズホルダを交換可能としたことにより、ヘッド部の先端と紫外線照射対象(紫外線硬化型樹脂による接着固定部)との距離が変る場合に、焦点距離の異なる複数のレンズホルダを付け替えることによって同じヘッド部を使用することが可能になる。
本発明の紫外線照射装置の第4の構成によれば、ヘッド本体部、冷却ブロック及びレンズホルダが直線状に結合した筒形状のヘッド部が構成され、このようなヘッド部は、通常の用途では操作性に優れ、ホルダー部材を用いた固定も容易である。
本発明の紫外線照射装置の第5の構成によれば、ヘッド本体部とレンズホルダとが冷却ブロックを介してアングル状に結合したアングル形状のヘッド部が構成され、このようなヘッド部は、紫外線照射対象を上方からヘッド部越しに観察する際の視認性に優れている。また、ヘッド部を設備に固定する際にヘッド部の上方に十分なスペースが無いような場合に適している。
本発明の紫外線照射装置の第6の構成によれば、窒素のような不活性ガスの発生器から所定の管路を経て供給される不活性ガスがヘッド部のレンズホルダの先端面に設けられたガス噴射口から紫外線照射対象(紫外線硬化型樹脂による接着固定部)に向かって噴射される。これにより、紫外線硬化型樹脂の表面付近の空気が追い出されて酸素分子濃度が低下するので、酸素分子が樹脂分子と結びついて樹脂の硬化反応を阻害する現象が抑制又は緩和される。その結果、樹脂の内部と共に表面も略均一に硬化する効果が得られる。また、冷却ブロックに設けたガス流路を通る不活性ガスによって、紫外線を照射可能な半導体素子の放熱(冷却)が促進される効果も得られる。
本発明の紫外線照射装置の第7の構成によれば、紫外線を照射可能な半導体素子の特性ばらつきによって変化する初期輝度に応じた調整をコントローラ部が自動的に行うことが可能になる。つまり、各ヘッド部の紫外線を照射可能な半導体素子ごとにあらかじめ測定された初期輝度に関するデータが不揮発性メモリに記憶されるので、コントローラ部は、不揮発性メモリから読み出した初期輝度データに基づいて、紫外線を照射可能な半導体素子の基本駆動電流を決定するドライバに与える電圧(に相当するディジタル値)を決定すればよい。こうすることにより、ヘッド部ごとに紫外線を照射可能な半導体素子の初期輝度調整を行うための半固定抵抗が不要になる。
本発明の紫外線照射装置の第8の構成によれば、紫外線を照射可能な半導体素子の駆動積算時間があらかじめ定めた時間(アラーム時間)に達すれば報知出力が実行されるので、ユーザはその報知出力に基づいて、例えば紫外線を照射可能な半導体素子の駆動電流と輝度との関係を再調整するといったメンテナンスを行うことができる。これにより、紫外線を照射可能な半導体素子の劣化を補償しながらできるだけ長時間にわたって紫外線を照射可能な半導体素子を使用することが可能になる。
本発明の紫外線照射装置の第9の構成によれば、紫外線を照射可能な半導体素子の寿命劣化をその駆動時間と照射パワーとの積である寿命管理値によって適切に管理し、必要な時期にヘッド部の交換等を促す報知出力(例えばインジケータ表示やブザー鳴動)によってユーザに知らせることができる。
本発明の紫外線照射装置の第10の構成によれば、第8又は第9の構成において、コントローラ部がヘッド部の不揮発性メモリの記憶データを書き換えている最中に停電(電源遮断操作による停電を含む)が発生した場合に、書き換え途中の寿命管理値又は駆動積算時間のデータが破壊されることを防ぐことができる。つまり、2つの記憶領域に同じデータを記憶しておき、データを書き換える場合に2つの記憶領域のデータを1つずつ書き換え、かつ、書き換え動作中の状態を表す動作状態を書き換え段階に応じて異なる値にしておくので、停電復帰時に2つの記憶領域のデータが異なっている場合であっても、動作状態の値に基づいて、いずれの記憶領域のデータが正しいか(正しい可能性が高いか)を判断することができる。その結果、寿命管理値又は駆動積算時間の記憶データの信頼性を高めることができる。
本発明の紫外線照射装置の第11の構成によれば、紫外線を照射可能な半導体素子の発熱を、金属基板を介して冷却ブロックへ効率的に放熱し冷却することができる。プリント配線板の銅箔を介して放熱させる場合に比べて格段に冷却効率が高い。また、紫外線を照射可能な半導体素子の金属ケースの一面に設けられた放熱用端子が半田付等によって金属基板に接合されるので、放熱用端子を金属基板又は冷却ブロックに直接又は絶縁層を介して接触させる場合に比べて接触面(接合面)での熱伝導が改善される。
本発明の紫外線照射装置の第12の構成によれば、紫外線硬化樹脂が硬化する際に蒸発する溶剤によって、レンズユニットの先端側のレンズ(又は光学フィルタ)の表面が汚れ、又は劣化した場合に、先端側のレンズもしくは光学フィルタ、又はレンズユニットを新しいものと交換することによって、紫外線の照射性能(照射パワー)の低下を防ぎ、紫外線照射装置を長期間使用することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説明する。
図1は、本発明の紫外線照射装置を用いた紫外線照射システム全体構成の例を示すブロック図である。(a)は不活性ガス(例えば窒素ガス)の噴射を行わない場合のシステムであり、(b)は不活性ガスの噴射を行う場合のシステムである。
図1(a)のシステムでは、コントローラ部11とヘッド部12とが電気ケーブル15で接続された紫外線照射装置10が使用される。ヘッド部12には、紫外線硬化型樹脂を硬化させるための紫外線を照射可能な半導体素子である紫外線発光ダイオード(UVLED)が内蔵されている。コントローラ部11は、ヘッド部12の紫外線発光ダイオードを駆動するための電源回路11a及び制御回路11bを備え、電気ケーブル(ワイヤーハーネス)15を介して紫外線発光ダイオードの駆動信号(電気信号)をヘッド部12に送信する。
図1(b)のシステムでは、紫外線照射装置10の他に、エア供給源13と窒素ガス発生器14が使用される。エア供給源13としては、工場内の場合はエア配管を使用することができる。コンプレッサを窒素ガス発生器14に直接接続してもよい。窒素ガス発生器14は、中空分離膜によって空気を窒素と酸素富化空気とに分離する方式の市販の窒素ガス発生装置を使用することができる。このような窒素ガス発生装置は、例えば半田付けや熱処理等における酸化防止のために一般に使用されている。
窒素ガス発生器14からの窒素ガスは、ガス配管16を通って紫外線照射装置10のヘッド部12に供給され、その先端面に設けられたガス噴射口から噴射される。したがって、図1(b)のシステムで使用される紫外線照射装置10のヘッド部12は、図1(a)のシステムで使用される紫外線照射装置10のヘッド部12に、窒素ガス(不活性ガス)の供給口、ガス流路及びガス噴射口が設けられた構造を有する。他の構造に関しては、図1(a)のシステムで使用される紫外線照射装置10と図1(b)のシステムで使用される紫外線照射装置10との間に違いは無い。それぞれの詳しい構造については後述する。なお、図1(b)の変形例として、窒素ガス発生器14からの窒素ガスが紫外線照射装置10のコントローラ部11に供給され、開閉弁を通ってヘッド部12に供給されるように構成してもよい。
図2は、本発明の実施例1に係る紫外線照射装置のヘッド部の外観を示す図である。(a)は正面図であり、(b)は内部構造を示す部分断面図である。また、図3は、実施例1に係る紫外線照射装置のヘッド部の分解図である。このヘッド部12を有する紫外線照射装置は、不活性ガス(窒素ガス等)の噴射を行わない紫外線照射システムで使用される。
この紫外線照射装置のヘッド部12は、基端側に電気ケーブル15が接続されたヘッド本体部21と、その先端側に着脱自在に結合した冷却ブロック22と、その先端側に着脱自在に結合した交換可能なレンズホルダ23とを備えている。ヘッド本体部21は、図3から分かるように、上下に分かれるケース部材211及び212と、基端部材213とが組み合わされた筒状ケースを備え、その内部にプリント配線板214が収容されている。
基端部材213には電気ケーブル15が接続されるコネクタ215が取り付けられ、コネクタ215を介して電気ケーブル15とプリント配線板214が電気的に接続される。プリント配線板214には、紫外線照射のオン・オフ操作を行うためのプッシュスイッチ216、紫外線の出力レベルを調節するための出力調節手段としてのアップダウンスイッチ(2個のプッシュスイッチ)217及び紫外線照射のオン・オフ状態を表示するインジケータ(LED)218が実装されている。また、不揮発性メモリであるEEPROM219やその他の電子部品が実装されている。このEEPROM219の使用目的については後述する。
冷却ブロック22はアルミニウム等の金属製のブロックであり、その先端面に紫外線発光ダイオード221が密着固定されている。冷却ブロック22は紫外線発光ダイオード221の動作時の発熱を冷却するヒートシンクとして機能する。図4は、冷却ブロック22の先端面に紫外線発光ダイオード221を密着固定する様子を示す図である。この図に示すように、3本の固定螺子222によって紫外線発光ダイオード221が冷却ブロック22の先端面に密着するように固定される。
レンズホルダ23には、紫外線発光ダイオード221から発した紫外線を集光するための1又は複数(図2の例では2枚)のレンズ231が収容されている。図5は、レンズホルダ23とその内部構造例を示す分解図である。この例では、2枚のレンズ231がスペーサ232とレンズ固定キャップ233によって、レンズホルダ23の内部に固定されている。
図6は、冷却ブロック22とレンズホルダ23との固定方法の例を示す図である。この例では、3本の固定螺子223によって冷却ブロック22とレンズホルダ23とが互いに固定される。レンズ231の合成焦点距離が異なる複数種類のレンズホルダ23を用意して交換可能とすることにより、同一のヘッド部12を使用しながら、ヘッド部12の先端と紫外線照射対象(紫外線硬化型樹脂による接着固定部)との距離が変化する場合に対応することができる。
図3に戻って、冷却ブロック22とヘッド本体部21との固定方法について説明する。上記のようにして冷却ブロック22とレンズホルダ23とを固定した後に、ヘッド本体部21を構成する上ケース部材211及び下ケース部材212が互いに合わせられ、先端部分が冷却ブロック22の基端側突出部224を挟むようにしてそれぞれ固定螺子21aで冷却ブロック22に固定される。また、上ケース部材211及び下ケース部材212の基端面には基端部材213が固定螺子21bを用いて固定される。
図7は、本発明の実施例2とその変形例に係る紫外線照射装置のヘッド部の部分断面図である。(a)は実施例2のヘッド部12を示し、(b)はその変形例のヘッド部12を示している。これらのヘッド部12を有する紫外線照射装置は、図1(b)に示した不活性ガス(窒素ガス等)の噴射を行う紫外線照射システムで使用される。このために、ヘッド部12の冷却ブロック22とレンズホルダ23のレンズ231の周辺とに不活性ガスを導くガス流路225が設けられ、レンズホルダ23の先端面に不活性ガスを噴射するガス噴射口234が設けられている。
図7(a)の例では、ガス配管16がヘッド本体部21の基端部に接続され、ガス配管16を通って供給される不活性ガスが、ヘッド本体部21の内部に設けられたガス流路227を通り、ガス接続部226及び上記のガス流路225を経てガス噴射口234に至るように構成されている。これに対して、図7(b)の例では、ガス配管16が冷却ブロック22の側面に設けたガス接続部226に直接接続され、ガス配管16を通って供給される不活性ガスが、ガス接続部226及び上記のガス流路225を経てガス噴射口234に至るように構成されている。
なお、レンズホルダ23の先端面には、レンズ231の周辺を円環状に囲むように複数個のガス噴射口234が配置されている。そして、それぞれのガス噴射口234に連通する複数のガス流路225がレンズホルダ23と冷却ブロック22の内部に形成され、それら複数のガス流路225が冷却ブロック22の内部で一本に合流してガス接続部226に至るように構成されている。
図8は、本発明の実施例3に係る紫外線照射装置のヘッド部を示す図である。(a)は不活性ガスの噴射構造を有していないヘッド部の部分断面図であり、(b)は不活性ガスの噴射構造を有するヘッド部の部分断面図である。(c)はこれらのヘッド部の支持方法の例を示す斜視図である。
実施例1及び2に示した紫外線照射装置のヘッド部12は、ヘッド本体部21、冷却ブロック22及びレンズホルダ23が直線状に結合した筒形状のヘッド部であった。これをストレートタイプということにする。これに対して、図8に示す実施例3では、ヘッド本体部21とレンズホルダ23とが冷却ブロック22を介してアングル状に結合し、アングル形状のヘッド部12が構成されている。これをアングルタイプということにする。
図8(c)から分かるように、実施例3のアングルタイプのヘッド部12では、ヘッド本体部21を把持するホルダー41を設け、これによってヘッド部12を固定することができる。この場合、ヘッド部12の上方空間に余裕ができる。つまり、ヘッド部12を設備に固定する際に、設備の関係でヘッド部の上方に十分なスペースを確保することが困難な場合に適している。また、紫外線照射の対象物(箇所)を上方からヘッド部越しに観察する際の視認性に優れている。
なお、実施例1又は2のストレートタイプのヘッド部12の支持方法の例を図9に示す。図9(a)の例では、ヘッド本体部21の背面に螺合によって略直角に固定したポール部材42をホルダー41で把持することによってヘッド部12を固定する。図9(b)の例では、ヘッド本体部21の背面に形成した2箇所の螺子孔を用いて、壁面等の固定対象43に固定螺子44によって直接螺子止めする。いずれの場合も、ヘッド部12の上方に電気ケーブル15(及びガス配管16)のための空間が必要になる。図8に示した実施例3のアングルタイプのヘッド部12の場合は、電気ケーブル15(及びガス配管16)が側方へ延びるので、ヘッド部12の上方空間に余裕が無くても問題ない。
図10は、本発明の実施例4に係る紫外線照射装置の外観を示す図である。この実施例の紫外線照射装置では、1台のコントローラ部61に最大4個のヘッド部62を接続することができる。コントローラ部61の前面パネルの下部左側には4個のケーブル接続用コネクタ611が縦に並ぶように配置され、上から順番にチャンネル1,2,3及び4と定められている。図示の例では、チャンネル1とチャンネル3に電気ケーブル63を介してヘッド部62が接続されている。なお、この実施例の紫外線照射装置のヘッド部62には窒素ガスの噴射機能は備えられておらず、コントローラ部61とヘッド部62は電気ケーブル63のみによって接続されている。
コントローラ部61の前面パネルの下部右側には、左側の縦に並んだ4チャンネルのコネクタに対応するように4個のインジケータ612と4個の押釦スイッチ613がそれぞれ縦に並ぶように設けられている。4個の押釦スイッチ613によって4チャンネルのヘッド部62からの紫外線照射を個別に作動及び停止させることができ、各ヘッド部62の紫外線照射の作動中又は停止中の状態が4個のインジケータ612によって個別に表示される。
コントローラ部61の前面パネルの中央部の左側には鍵スイッチ614が設けられ、右側には電源スイッチ(押釦スイッチ)615が設けられている。それらの上側には、設定操作部616及び表示部617が備えられている。設定操作部616には複数の押釦スイッチが設けられ、これらを用いて各ヘッド部62の紫外線照射の照射パワー、照射時間及び照射パターンを個別に設定することができる。照射パターンとして、一定の照射パワーでの連続照射、定率上昇照射パワーでの連続照射、インターバル照射、又は二次曲線状に変化する照射パワーでの連続照射を選択することができる。設定に際して、表示部617の4桁7セグメント表示とその下の4チャンネル分のインジケータが参照される。
次に実施例5として、既述の実施例で説明したプリント配線板214に実装されたEEPROM(不揮発性メモリ)219の使用目的について図11を参照しながら説明を加える。図11は、不揮発性メモリの使用目的を説明するための回路ブロック図である。
不揮発性メモリ219の第1の使用目的は、紫外線発光ダイオード221の初期輝度に関する初期輝度データを記憶しておいて、駆動電流の調整に初期輝度データを使用することである。紫外線発光ダイオード221の初期輝度には個体差(ばらつき)があるため、通常は紫外線発光ダイオード221の駆動回路(ヘッド部12側)に半固定抵抗を用いた初期輝度調整回路が必要となる。そして、ヘッド部12ごとに紫外線照射パワーが所定値となるように半固定抵抗による初期調整を行う必要がある。
本実施例の紫外線照射装置では、各ヘッド部12に実装された紫外線発光ダイオード221のあらかじめ測定された初期輝度に関する初期輝度データを不揮発性メモリ219に記憶させておくことにより、上記のような初期輝度調整回路とそれを用いた初期調整作業が不要になる。つまり、マイクロプロセッサ111が不揮発性メモリ219から初期輝度データを読み出し、初期輝度データに応じた適切な基本駆動電流(正確にはそれに対応するディジタル値)を決定する。
マイクロプロセッサ111から出力される駆動電流に対応するディジタル値は、D/A変換器112でアナログ電圧に変換され、ドライバ113に与えられる。ドライバ113は、与えられたアナログ電圧に対応する駆動電流でヘッド部12の紫外線発光ダイオード221を駆動する。なお、この駆動電流は、前述した出力調節手段であるアップダウンスイッチ217によってヘッド部側で増減調節することができ、これによって紫外線照射出力をヘッド部側で増減調節することができる。
不揮発性メモリ219の第2の使用目的は、紫外線発光ダイオード221の駆動時間の積算値(駆動積算時間)を更新記憶することである。すなわち、コントローラ部11の制御回路11bを構成するマイクロプロセッサ(MPU)111は、D/A変換器112及びドライバ113を介してヘッド部12の紫外線発光ダイオード221の駆動を制御するが、その駆動時間の積算値をヘッド部12の不揮発性メモリ219に書き込む。この書き込み(更新記憶)は所定時間ごと(例えば1分ごと)に行われる。そして、マイクロプロセッサ111は、不揮発性メモリ219から読み出した駆動積算時間があらかじめ定めた時間(アラーム時間)に達すれば、所定の報知出力を行う。
報知出力として、例えばブザー鳴動、LEDの点滅表示、及び/又はメッセージ表示が行われる。ユーザはその報知出力に基づいて、例えば紫外線発光ダイオードの駆動電流と輝度との関係を再調整するといったメンテナンスを行うことができる。これにより、紫外線発光ダイオードの劣化を補償しながらできるだけ長時間にわたって紫外線発光ダイオードを使用することが可能になる。
図12は、コントローラ部11(のマイクロプロセッサ111)が所定時間(例えば1分)ごとに実行する駆動時間の積算と報知出力に関する処理のフローチャートである。まず、ステップ#101においてコントローラ部11はアラーム時間を読み出す。アラーム時間は積算駆動時間がその値に達すれば警報出力を行う基準時間であり、各ヘッド部12の不揮発性メモリ219に記憶されている。
次のステップ#102において、コントローラ部11は駆動積算時間を読み出す。この駆動積算時間は、各ヘッド部12の紫外線発光ダイオード221の駆動時間(紫外線照射時間)の積算値であり、やはり各ヘッド部12の不揮発性メモリ219に記憶されている。駆動積算時間を各ヘッド部12の不揮発性メモリ219に記憶することにより、ヘッド部12ごとの駆動積算時間の管理が容易になる。また、ヘッド部12を交換した場合にコントローラ部11側で特別な処理をしなくてもヘッド部12ごとの駆動積算時間の管理が適切に行われる。
次のステップ#103において、駆動積算時間の更新を行う。例えば、この処理ルーチンが1分ごとに実行される場合は、駆動積算時間を1分だけカウントアップ(インクリメント)する。
次のステップ#104において、更新後の駆動積算時間とステップ#101で読み出したアラーム時間との比較を行う。駆動積算時間がアラーム時間より小さければそのままステップ#106へ移行するが、駆動積算時間がアラーム時間以上になった場合は、続くステップ#105で報知出力処理を行った後にステップ#106へ移行する。報知出力は、コントローラ部11において、報知対象のヘッド部12が接続されたチャンネルの番号の表示と共に行われる。ステップ#106では、更新後の駆動積算時間をヘッド部12の不揮発性メモリ219に書き込む(書き戻す)。
前述のように、駆動積算時間だけでなく、アラーム時間も各ヘッド部12の不揮発性メモリ219に記憶するので、報知出力を行うまでの時間(アラーム時間)をヘッド部12ごとに設定することができる。また、駆動積算時間がアラーム時間以上になった時点で報知出力を行った後、駆動積算時間はリセットしないで、次回の報知出力までのアラーム時間を設定し直すことができる。アラーム時間の設定は、コントローラ部11からヘッド部12に対して通信によって行われる。
次に、不揮発性メモリ219の記憶データの信頼性を高めるための方法について説明する。コントローラ部11がヘッド部12の不揮発性メモリ219の記憶データを通信によって書き換えている最中に停電(誤操作による電源オフを含む)が発生すると、その記憶データが破壊されるおそれがある。特に駆動積算時間のように一定時間ごとに頻繁に記憶データを書き換える場合は、そのようなデータ破壊が発生する確率が高くなる。
そこで、本実施例では、2つのデータ記憶領域に同じデータを記憶しておき、データを書き換える場合に2つの記憶領域のデータを1つずつ書き換え、かつ、書き換え動作中の状態を表す動作状態を書き換え段階に応じて異なる値にセットする。こうすることにより、停電復帰時に2つの記憶領域のデータが異なっている場合であっても、動作状態の値に基づいて、いずれの記憶領域のデータが正しいか(正しい可能性が高いか)を判断することができる。その結果、寿命管理値又は駆動積算時間の記憶データの信頼性を高めることができる。
図13は、本実施例においてコントローラ部11がヘッド部12の不揮発性メモリ219の記憶データを通信によって書き換える手順の例を示すフローチャートである。この例では、2つのデータ記憶領域(第1及び第2のデータ記憶領域)としてアドレスFFFFFF10から始まる4バイトの領域及びアドレスFFFFFF14から始まる4バイトの領域が備えられ、動作状態の記憶領域としてアドレスFFFFFF18から始まる2バイトの領域が確保されている。また、第1及び第2のデータ記憶領域には、共に12340000(16進数)なる値が記憶されており。これを12345678(16進数)なる値に書き換える場合を仮定する。図13において、フローチャートの各ステップに対応させて、その右側に第1及び第2のデータ記憶領域と動作状態の記憶領域の記憶データ(値)の変化を示している。
ステップ#201において、動作状態の値を第1の値(0001)に書き換える。この第1の値(0001)は、第1のデータ記憶領域を書き換え中であることを意味する。続くステップ#202において、アドレスFFFFFF10から始まる第1データ記憶領域を12340000から12345678に書き換える。
次のステップ#203において、動作状態の値を第2の値(0002)に書き換える。この第2の値(0002)は、第2のデータ記憶領域を書き換え中であることを意味する。続くステップ#204において、アドレスFFFFFF14から始まる第2データ記憶領域を12340000から12345678に書き換える。
最後のステップ#205で、動作状態の値を第3の値(0003)に書き換えて一連の記憶データ書き換え処理を終了する。このような手順を採用することにより、記憶データ書き換え処理の途中で停電が発生した場合は、停電から復帰した後の初期ルーチンにおいて下記のようにして記憶データを復旧することができる。
図14は、本実施例においてコントローラ部11がヘッド部12の不揮発性メモリ219の記憶データを復旧する手順の例を示すフローチャートである。停電から復帰した後(電源投入後)の初期ルーチンのステップ#301において、コントローラ部11は、ヘッド部12の不揮発性メモリ219に記憶されている動作状態の値をチェックする。
動作状態の値が0001の場合(ステップ#302のYes)は、第1データ記憶領域の書き換え中に停電が発生したと考えられるので、第1データ記憶領域の記憶データ(第1データ)の値は信頼できない。そこで、ステップ#305において、第2データ記憶領域の記憶データ(第2データ)を第1データへコピーする。つまり、図13に示したデータ書き換え処理のステップ#201、#202及び#205を実行する。
動作状態の値が0002の場合(ステップ#303のYes)は、第2データ記憶領域の書き換え中に停電が発生したと考えられるので、第2データ記憶領域の記憶データ(第2データ)の値は信頼できない。そこで、ステップ#306において、第1データを第2データへコピーする。つまり、図13に示したデータ書き換え処理のステップ#203、#204及び#205を実行する。
動作状態の値が0003の場合(ステップ#304のYes)は、図13に示したデータ書き換え処理の最中に停電は発生せずに正常に処理を終了したことを意味する。したがって、第1データ及び第2データは共に信頼できる。この場合は、第1データと第2データは同じ値のはずであるが、万一異なる場合を考慮し、ステップ#306で第1データを第2データへコピーする。
動作状態の値が0001〜0003のいずれでもない場合(ステップ#304のNo)は、動作状態の値を書き換えている最中に停電が発生した可能性が高い。この場合は、第1データ及び第2データは共に信頼できるが、両者の値が異なる場合を考慮し、ステップ#306で第1データを第2データへコピーする。
図14では、動作状態の4通りの値ごとに場合分けして説明したが、実際にはステップ#302における動作状態の値が0001か否かの判断だけで十分であることが理解できる。つまり、動作状態の値が0001の場合のみ、ステップ#305で第2データを第1データにコピーし、それ以外の場合はすべて、ステップ#306で第1データを第2データにコピーすればよい。
また、上記の例では初期ルーチンで記憶データの復旧処理を無条件に実行するが、別の例として、第1及び第2のデータ記憶領域の記憶データを比較し、一致する場合は記憶データ復旧処理を実行しないで、異なっている場合にのみ記憶データ復旧処理を実行するように構成してもよい。
本実施例の変形例として、駆動積算時間の代わりに、駆動時間と照射パワーとの積を寿命管理値として積算するようにしてもよい。この場合は、駆動時間だけでなく、照射パワーをも考慮した値が寿命管理値として積算されるので、紫外線発光ダイオードの寿命劣化を一層適切に管理し、必要な時期にヘッド部の交換等を促す報知出力によってユーザに知らせることができる。
次に、実施例6として、紫外線発光ダイオード221の取り付け方法とその放熱(冷却)構造について説明を加える。図4を参照して、紫外線発光ダイオード221は、3本の固定螺子222によって冷却ブロック22の先端面に密着するように固定されると説明した。詳細に言えば、図4に示した紫外線発光ダイオード221は、金属ケースに封入された紫外線発光ダイオード部品(以下、単に紫外線発光ダイオードという)と、それが固定された金属基板からなる。
図15は、実施例6において紫外線発光ダイオードが固定される金属基板の外観を示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。金属基板221bの上に固定される略円筒(薄型円筒)状の紫外線発光ダイオード(部品)221aの輪郭を一点鎖線で描いている。金属基板221bは、銅(又はアルミニウム)のような熱伝導の良い金属で作られる。図15(a)に示すように、金属基板221bの略矩形の外周部3箇所に、固定螺子222を係合するための半円形の切欠き221b1が設けられている。
金属基板221bの紫外線発光ダイオード221aが固定される側の面には絶縁皮膜が設けられ、その中央部に絶縁皮膜を取り除いて金属基板221bの表面を露出させた金属露出部221b2が形成されている。この金属露出部221b2は、紫外線発光ダイオード221aの金属ケース底面中央部に設けられた放熱用端子に半田付けによって直接接合される。
また、紫外線発光ダイオード221aの金属ケース底面には、電気接続用端子(アノード端子及びカソード端子)が設けられており、これらの端子に半田付けによって電気接続される2個のランド221b3が金属基板221bの金属露出部221b2の近傍に設けられている。紫外線発光ダイオード221aの放熱用端子と金属基板221bの金属露出部221b2との半田付け、及び、紫外線発光ダイオード221aの電気接続用端子と金属基板221bのランド221b3との半田付けは、クリーム半田等を用いた半田リフロー工程によって行われる。
紫外線発光ダイオード221aの電気接続用端子(アノード端子及びカソード端子)に接続される2個のランド221b3は、絶縁皮膜上に形成されたそれぞれの導電パターン221b4によって、リード線接続用ランド221b5まで引き出されている。リード線接続用ランド221b5には、図4に示されているように2本のリード線が接続され、これらのリード線は紫外線発光ダイオード221aの駆動回路に接続されている。
なお、紫外線発光ダイオード221aの電気接続用端子に接続される2個のランド221b3とそれらの導電パターン221b4、そしてリード線接続用ランド221b5は、絶縁皮膜の上に形成されて金属基板221bから絶縁されている。本実施例では、その上にさらに形成された絶縁皮膜によって導電パターン221b4が覆われている。つまり、導電パターン221b4は、2層の絶縁皮膜の間に形成されている。この場合、紫外線発光ダイオード221aの電気接続用端子に接続される2個のランド221b3及びリード線接続用ランド221b5の部分は上側の絶縁皮膜が取り除かれている。一方、紫外線発光ダイオード221aの放熱用端子が接続される金属露出部221b2は、上下2層の絶縁皮膜が共に取り除かれて金属基板221bの表面が露出している。
上記のような紫外線発光ダイオード221aの取り付け構造としたことにより、紫外線発光ダイオード221aが動作時に発生する熱は、金属基板221bを介して冷却ブロック22へ効率的に放熱される。ガラスエポキシ基材等を用いたプリント配線板の銅箔を介して放熱させる場合に比べて格段に放熱効率が高くなる。また、紫外線発光ダイオード221aの金属ケースの底面に設けられた放熱用端子が半田付によって金属基板221bに接合されるので、放熱用端子を金属基板又は冷却ブロックに直接又は絶縁層を介して接触させる場合に比べて接触面(接合面)での熱伝導が改善される。
次に、実施例7として、ヘッド部12のレンズユニットの先端側の1枚のレンズもしくは光学フィルタを交換可能とした構造について説明する。図5に示した構造では、ヘッド部12のレンズホルダ23の内側から2枚のレンズ231がスペーサ232とレンズ固定キャップ233によって固定されている。したがって、先端側の1枚のレンズのみを交換することは困難である。また、レンズホルダ23全体を交換するにしても、図3に示したように、上下のケース部材211及び212を分解して冷却ブロック22の後端側からレンズホルダ23の固定螺子を取り外さなければならない。
図16は本発明の実施例7及びその変形例におけるヘッド部のレンズユニットの先端側の1枚のレンズもしくは光学フィルタ、又はレンズユニットを交換可能とした構造を示す図である。図16(a)は、実施例7の構成であり、レンズホルダ23(に一体に構成されたレンズユニット)の先端側に設けた光学フィルタ235が交換可能になっている。つまり、レンズホルダ23の先端側に光学フィルタ235が装着され、その上から固定リング236がねじ込まれている。固定リング236の外周には雄螺子236aが形成され、これに螺合する雌螺子23aがレンズホルダ23の先端部内周に形成されている。また、固定リング236の先端面には固定リング236を回転させて締め付けたり緩めたりするための冶具(ブレード)を係合させる溝236bが形成されている。
上記の構造の第1変形例として、図5に示した2枚のレンズ231のうちの先端側の1枚を図16(a)に示した光学フィルタ235の代わりとして、レンズホルダ23の先端側から取り付けるようにしても良い。この場合は、レンズユニットの先端側の1枚のレンズが上記の光学フィルタ235と同様に交換可能となる。
また、図16(b)は第2変形例を示している。この構造では、レンズホルダ23が、レンズホルダ基部23Aとその先端に着脱自在に取り付けられるレンズユニット23Bからなる。レンズユニット23Bの1又は複数のレンズ(光学フィルタを含めてもよい)を内蔵する筒状ケースの基端部外周に雄螺子23Baが形成され、これに螺合する雌螺子23Aaがレンズホルダ基部23Aの先端部内周に形成されている。したがって、この変形例では、1又は複数のレンズを含むレンズユニット23Bが交換可能になっている。
上記のように、レンズユニット先端側の1枚のレンズもしくは光学フィルタ、又はレンズユニットが交換可能に構成されていることにより、以下のようなメリットがある。すなわち、紫外線硬化樹脂が硬化する際に蒸発する溶剤によって、レンズユニットの先端側のレンズ(又は光学フィルタ)の表面が汚れ、又は劣化した場合に、先端側のレンズもしくは光学フィルタ、又はレンズユニットを新しいものと交換することによって、紫外線の照射性能(照射パワー)の低下を防ぎ、紫外線照射装置を長期間使用することが可能となる。なお、先端側のレンズもしくは光学フィルタ、又はレンズユニットを交換可能とする具体的な構造は、上記実施例や変形例の構造に限らず、種々の公知の構造を採用することができる。
以上、本発明の実施例を適宜変形例に言及しながら説明したが、本発明はこれらの実施例及び変形例を更に改変した形態で実施してもよい。例えば、紫外線を照射可能な半導体素子としての紫外線発光ダイオードに代えて、紫外線レーザダイオードを用いてもよい。
本発明の紫外線照射装置を用いた紫外線照射システム全体構成の例を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係る紫外線照射装置のヘッド部の外観を示す図である。 実施例1に係る紫外線照射装置のヘッド部の分解図である。 冷却ブロックの先端面に紫外線発光ダイオードを密着固定する様子を示す図である。 レンズホルダとその内部構造例を示す分解図である。 冷却ブロックとレンズホルダとの固定方法の例を示す図である。 本発明の実施例2とその変形例に係る紫外線照射装置のヘッド部の部分断面図である。 本発明の実施例3に係る紫外線照射装置のヘッド部を示す図である。 実施例1又は2のストレートタイプのヘッド部の支持方法の例を示す図である。 本発明の実施例4に係る紫外線照射装置の外観を示す図である。 不揮発性メモリの使用目的を説明するための回路ブロック図である。 本発明の実施例5においてコントローラ部が実行する駆動時間の積算と報知出力に関する処理のフローチャートである。 コントローラ部がヘッド部の不揮発性メモリの記憶データを通信によって書き換える手順の例を示すフローチャートである。 コントローラ部がヘッド部の不揮発性メモリの記憶データを復旧する手順の例を示すフローチャートである。 本発明の実施例6において紫外線発光ダイオードが固定される金属基板の外観を示す図である。 本発明の実施例7及びその変形例におけるヘッド部のレンズユニットの先端側の1枚のレンズもしくは光学フィルタ、又はレンズユニットを交換可能とした構造を示す図である。
符号の説明

11 コントローラ部
11a 電源回路
11b 制御回路
12 ヘッド部
15 電気ケーブル
21 ヘッド本体部
22 冷却ブロック
23 レンズホルダ
23B レンズユニット
214 プリント配線板
216 スイッチ
217 出力調節手段(アップダウンスイッチ)
218 インジケータ
219 不揮発性メモリ
221,221a 紫外線を照射可能な半導体素子(紫外線発光ダイオード)
221b 金属基板
225 ガス流路
231 レンズ
234 ガス噴射口
235 光学フィルタ(又はレンズ)

Claims (12)

  1. 紫外線硬化型の樹脂を硬化させるために使用される紫外線照射装置であって、
    紫外線を照射可能な半導体素子が内蔵されたヘッド部と、電源回路及び制御回路が内蔵され、前記ヘッド部と電気ケーブルで接続されたコントローラ部とを備え、
    前記ヘッド部に、前記紫外線を照射可能な半導体素子からの紫外線照射のオン・オフ操作を行うためのスイッチと、紫外線照射のオン・オフ状態を表示するインジケータと、前記紫外線の出力レベルを調節するための出力調節手段とが備えられていることを特徴とする紫外線照射装置。
  2. 前記スイッチ、前記インジケータ及び前記出力調整手段が実装されたプリント配線板が前記ヘッド部に内蔵され、前記紫外線を照射可能な半導体素子がヒートシンクである冷却ブロックに取り付けられていることを特徴とする
    請求項1記載の紫外線照射装置。
  3. 前記ヘッド部は、前記プリント配線板が内蔵されると共に基端側に前記電気ケーブルが接続されたヘッド本体部と、その先端側に着脱自在に結合した前記冷却ブロックと、その先端側に着脱自在に結合した交換可能なレンズホルダとを備え、前記紫外線を照射可能な半導体素子から発した紫外線を集光するための1又は複数のレンズが前記レンズホルダに収容されていることを特徴とする
    請求項2記載の紫外線照射装置。
  4. 前記ヘッド本体部、前記冷却ブロック及び前記レンズホルダが直線状に結合し、筒形状のヘッド部を構成していることを特徴とする
    請求項3記載の紫外線照射装置。
  5. 前記ヘッド本体部と前記レンズホルダとが前記冷却ブロックを介してアングル状に結合し、アングル形状のヘッド部を構成していることを特徴とする
    請求項3記載の紫外線照射装置。
  6. 前記冷却ブロックと前記レンズホルダのレンズの周辺とに不活性ガスを導くガス流路が設けられ、前記レンズホルダの先端面に不活性ガスを噴射するガス噴射口が設けられていることを特徴とする
    請求項1から5のいずれか1項記載の紫外線照射装置。
  7. 紫外線を照射可能な半導体素子が内蔵されたヘッド部と、電源回路及び制御回路が内蔵され、前記ヘッド部と電気ケーブルで接続されたコントローラ部とを備えた紫外線照射装置であって、
    前記ヘッド部に不揮発性メモリが備えられ、前記紫外線を照射可能な半導体素子の初期輝度に関する初期輝度データが前記不揮発性メモリに記憶され、
    前記コントローラ部は、前記ヘッド部の不揮発性メモリから読み出した初期輝度データに基づいて、当該ヘッド部の紫外線を照射可能な半導体素子の基本駆動電流を決定することを特徴とする紫外線照射装置。
  8. 紫外線を照射可能な半導体素子が内蔵されたヘッド部と、電源回路及び制御回路が内蔵され、前記ヘッド部と電気ケーブルで接続されたコントローラ部とを備えた紫外線照射装置であって、
    前記ヘッド部に不揮発性メモリが備えられ、前記紫外線を照射可能な半導体素子の駆動積算時間を記憶するための領域が前記不揮発性メモリに設けられ、
    前記コントローラ部は、前記不揮発性メモリに記憶された駆動積算時間を一定時間ごとに更新すると共に、前記不揮発性メモリから読み出した駆動積算時間があらかじめ定めた時間に達したときに所定の報知出力を実行することを特徴とする紫外線照射装置。
  9. 紫外線を照射可能な半導体素子が内蔵されたヘッド部と、電源回路及び制御回路が内蔵され、前記ヘッド部と電気ケーブルで接続されたコントローラ部とを備えた紫外線照射装置であって、
    前記ヘッド部に不揮発性メモリが備えられ、前記紫外線を照射可能な半導体素子が寿命に達したことを知る目安となる寿命管理値を記憶するための領域が前記不揮発性メモリに設けられ、
    前記コントローラ部は、前記紫外線を照射可能な半導体素子の駆動時間と照射パワーとの積を前記寿命管理値として前記不揮発性メモリに積算記憶させると共に、前記不揮発性メモリから読み出した寿命管理値があらかじめ定めた値に達したときに所定の報知出力を実行することを特徴とする紫外線照射装置。
  10. 請求項8又は9記載の紫外線照射装置において前記ヘッド部の不揮発性メモリの記憶データを前記コントローラ部が書き換える際に、停電等に起因するデータ破壊を回避するために、
    前記不揮発性メモリは、前記寿命管理値又は駆動積算時間の記憶領域として第1データ領域及び第2データ領域を備えると共に、書き換え動作中の状態を表す動作状態の記憶領域を備え、
    前記コントローラ部は、前記不揮発性メモリに記憶された前記寿命管理値又は駆動積算時間を書き換える手順として、まず、前記動作状態を第1の値に書き換えた後に前記第1データ領域を書き換え、次に前記動作状態を第2の値に書き換えた後に前記第2データ領域を書き換え、最後に前記動作状態を第3の値に書き換える手順を実行し、
    前記コントローラ部は、停電からの復帰時に、前記不揮発性メモリに記憶された動作状態をチェックし、その値に応じて、前記第1データ領域及び第2データ領域のいずれかに記憶されたデータを正しい寿命管理値又は駆動積算時間であるとみなすことを特徴とする紫外線照射装置。
  11. 紫外線を照射可能な半導体素子が内蔵されたヘッド部と、電源回路及び制御回路が内蔵され、前記ヘッド部と電気ケーブルで接続されたコントローラ部とを備えた紫外線照射装置であって、
    前記紫外線を照射可能な半導体素子が金属基板を介してヒートシンクである冷却ブロックに取り付けられ、
    前記紫外線を照射可能な半導体素子の金属ケースの一面に設けられた放熱用端子と前記金属基板の表面の金属露出部とが直接接合するように構成されていることを特徴とする紫外線照射装置。
  12. 紫外線を照射可能な半導体素子が内蔵されたヘッド部と、電源回路及び制御回路が内蔵され、前記ヘッド部と電気ケーブルで接続されたコントローラ部とを備えた紫外線照射装置であって、
    前記ヘッド部は、前記紫外線を照射可能な半導体素子から発した紫外線を照射対象物に集光するための1又は複数のレンズを含むレンズユニットを備え、該レンズユニットの先端側の1枚のレンズもしくは光学フィルタ、又は前記レンズユニットが交換可能に構成されていることを特徴とする紫外線照射装置。
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JP2009292029A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Ji Engineering:Kk 紫外線照射ヘッド及び紫外線照射装置
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JP2017049092A (ja) * 2015-09-01 2017-03-09 日亜化学工業株式会社 光照射器及びその光照射方法
JP2019201137A (ja) * 2018-05-17 2019-11-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品実装装置及び部品実装方法

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