JP6667776B1 - 麺取り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】茹で麺など比較的柔らかい麺が下流に配置される容器の中に漏れることなく盛られるようし、また工程のスピードアップ化を図ることが可能な麺取り装置の提供を課題とする。【解決手段】麺取り装置は、上流から流れる麺を留めるための、麺受けホッパー及びホッパー開閉シャッターからなる麺受け機構と、前記麺受け機構で留まった麺が通過する麺投下ガイドと、前記麺投下ガイド下流に配置される容器を乗せるためのコンベアーと、を備え、前記ホッパー開閉シャッターは閉じられた時V字谷形状である。【選択図】図1

Description

本発明は、調理製造した各種麺類、その他の食品などを、分離した容器に供給する麺取り装置に関する。
例えば、即席麺の製造工程においてフライヤーその他の熱処理装置から送り出された麺を次の包装工程などに受け渡す麺の受け渡し装置と麺の受け渡し方法が開示されている。
特許文献1に開示されている麺の受け渡し装置と麺の受け渡し方法おいては、フライヤーからバケットに収容したまま麺を送り出す熱処理コンベヤとバケットから供給される麺を受け入れて次工程に送り出す受け渡しコンベヤとを備え、受け渡しコンベヤは、無端チェンに吊り下げられたパレットを有する吊り下げタイプのもとし、パレット6を移動中に前傾させてその搭載面を移動方向に向ける変向機構と、搭載面から滑り出た麺を下から支えてパレットの移動方向に沿って滑らせる麺用レールを配置して、パレットにより麺を押し出すようにしている。特許文献1の図1の、熱処理コンベヤ10は、中途が熱処理装置としてフライヤーを経由して麺を油揚げするものであり、特許文献1の図示された熱処理コンベヤ10の部分はフライヤーから出て、すでに油揚げされた麺を次の工程に移転させるための先端部分である。したがって、特許文献1の図1において図示された熱処理コンベヤ10の左方に図示されないフライヤーがある。また特許文献1の図示された麺はバスケット13を形成用の型としてカップ麺として形成されて麺線の密度が上面に近いほど高くなり、下面に近いほど低く粗になっているとし、本特許文献1は、油揚げされた麺をカップ麺として形成する途中までの方法が開示されている。
また、特許文献1の熱処理コンベヤ10の先端での反転により下向きになった前記バスケット13から供給される麺を前記受け入れ部41で受け渡しコンベヤ40に受け入れるようになっている。特許文献1の熱処理コンベヤ10では前端のスプロケット14でバスケット13が上向きから横向きになり、さらに下向きになるに及んで、中の麺がバスケット13内に留まるように、バスケット13の開口面にそって案内板20が機枠2の前記上部枠21の下部に支持されている。この案内板20が途切れた部分が受け渡しコンベヤ40の受け入れ部41になっている。
特許文献1の前記受け渡しコンベヤ40は、前後のスプロケット42、43間に架け渡されて無端運動する左右の平行な無端チェン44と、これら平行なチェン44間に架設された吊り下げ機構5を介して吊り下げられたパレット6とからなる。
特許文献1の図2において、受け渡しコンベヤ40の先端部には受け渡しコンベヤ40から次工程に麺を案内する通路7が形成されており、送り出し部45において受け渡しコンベヤ40から通路7に麺を押し出すようになっている。
特許文献1のこの送り出し部45に、吊り下げ機構5を連続軸53を中心に展開させてパレット6を前傾から倒立させる変更レール70を固定する。こうして、特許文献1の変向レール70が、パレット6の吊り下げ機構5との兼ね合いでパレット6の搭載面を同パレット6の移動方向に向ける変向機構を構成している。
また、特許文献1のパレット6の移動方向に沿って、前記変更レール70に並行して、パレット6の傾いた搭載面から滑り出した麺を滑り案内する麺用レール90が設置される。この麺用レール90は幅方向に多数が平行をなしてスノコ状をなしている。
特許文献1のパレット6で搬送された麺1は送り出し部45に至ってパレット6の搭載面から前方に滑り出して麺用レール90上に供給される。
特許文献1の麺用レール90の上の麺1は同レール90上に滑り出された直後からパレット6の立ち上がった搭載面によって後方から押されて、受け渡しコンベヤ40と同速度で麺用レール90上を同レール90の前端まで移動され、受け渡しコンベヤ40から押し出される。
特許文献1の押し出された麺は通路7に至り、上面が下を向いたままここを滑って後続の工程に供給される。ここで上から容器としてカップが下向きになって麺を抱き込むように供給される。特許文献1のこの状態では、台の上で下向きの麺に下向きのカップが被さり、麺はカップ内に位置した状態にあり、次いで、台とカップが反転し、これに伴って麺も反転して、麺とカップが上向きになる。この状態では、上向きのカップ内に上向きの麺が収容された状態になり、そのまま次の工程に移動さて、カップ内への具や調味料などの供給が行われる。
前記のように、特許文献1のこの実施形態においては、麺の受け入れ部41においては熱処理コンベヤ10と受け渡しコンベヤ40とが同一方向に移動しているから、熱処理コンベヤ10から受け渡しコンベヤ4への麺の乗り移りが容易になり、両コンベヤ10、40の麺の搬送速度を大にすることができる。また、熱処理コンベヤ10から出た麺は、麺線の密度が大になって強度が高い上麺が下向きのまま。受け渡しコンベヤ40のパレット6の搭載面及び麺用レール90、さらにその後続の通路7に接して後工程に搬送される。
特開2015−14号公報
上記特許文献1に記載された麺の受け渡し装置と麺の受け渡し方法は、熱処理装置としてフライヤーを経由して麺を油揚げするものなので油揚げされた麺は比較的硬い麺となる、よって硬い麺に適した受け渡し装置と受け渡し方法となっている。しかし、本発明に用いる麺は、好適には茹で麺などを用いるので、麺の硬さは比較的柔らかい麺であるので、この柔らかい麺に適した受け渡し装置と受け渡し方法になる。よって本発明は特許文献1に記載された麺の受け渡し装置と受け渡し方法とは大きく異なっている。
特許文献1では、熱処理コンベヤ10から受け渡しコンベヤ4への麺の乗り移りが行われているが、コンベヤからコンベヤを使っての麺の移動では麺の移動速度が限定される可能性があるので、工程のスピードアップ化を損なう恐れがある。
また、特許文献1の受け渡しコンベヤ40の先端部には受け渡しコンベヤ40から次工程に麺を案内する通路7が形成されており、送り出し部45において受け渡しコンベヤ40から通路7に麺を押し出すようになっているが、特許文献1の図1では水平方向及び斜め方向に麺が移動するようになるので、麺の移動速度が限定される可能性があり、同様に工程のスピードアップ化を損なう恐れがある。
また、特許文献1のパレット6で搬送された麺は送り出し部45に至ってパレット6の搭載面から前方に滑り出して麺用レール90上に供給される。また特許文献1の麺用レール90上の麺は同レール90上に滑り出された直後からパレット6の立ち上がった搭載面によって後方から押されて、受け渡しコンベヤ40と同速度で麺用レール90上を同レール90の前端まで移動し、受け渡しコンベヤ40から押し出されるが、受け渡しコンベヤ40と同速度で麺用レール90上を同レール90の前端まで移動し、受け渡しコンベヤ40から押し出されるので、麺の移動速度が限定される可能性があり、同様に工程のスピードアップ化を損なう恐れがある。
前記、本発明の麺取り装置の中で使う麺は、生めん類に入り、この生めん類に関しては「生めん類の表示に関する公正競争規約」があり、この規約では、生めん類とは、小麦粉などの穀粉類を主原料として製めん、成形したもの及び製めん、成形した後「ゆで」、「むし」、「油揚げ」、「半生」又は「冷凍」の工程を経たもの(以下「加工したもの」という。)であって、「うどん」、「そば」、「中華めん」、「生マカロニ類」、「生スパゲッテイ類」、「ソフトスパゲッテイ式めん」、「大麦めん」、「大麦そば」、「冷めん」、「米粉めん」及び「ぎょうざの皮」並びにこれに準ずるものが含まれる、としている。
上記の生めん類の中で、本発明の麺取り装置に用いる、生めん類は、「油揚げ」や「冷凍」の工程を経た比較的硬い麺ではなく、それ以外の比較的柔らかい生めんが好適である。
そこで、本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、茹で麺など比較的柔らかい麺が下流に配置される容器の中に漏れることなく盛られるようし、また工程のスピードアップ化を図ることが可能な麺取り装置の提供を課題とする。
本発明は、前記茹で麺などの柔らかい麺が下流に配置される容器の中に漏れることなく盛られるようにし、また、でんぷん質等を含んでいる茹で麺を、スピーデーに下流に落下させるために前記シャッター板をエンボス形状としまた、前記シャッター板をV字谷形状に配置し、その角度を20°から50°の範囲とする。
また、本発明の中で用いる前記容器は、一定の深さと、その側面が開口部側に向かって拡開した形状を備え、しかも、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートなどの材質であるが、これら容器の中に麺だけを乗せる場合と、麺、具材及び調味料も載せる場合があり、よって上流から流れる麺を容器の最適な位置に盛り付ける必要がある。また容器の深さや大きさに合わせて容器から麺が飛び出さないように盛り付ける必要もあるので、麺投下ガイドの位置を水平方向及び上下方向に調整出来る仕組みを備えるなど鋭意検討した結果なされたものである。
本発明は、搬送手段から落下される麺を一時的に貯留するための、麺受けホッパー及びホッパー開閉シャッターを有する麺受け機構と、前記麺受け機構の下部に設けられてなる、前記麺が通過する麺投下ガイドと、前記麺投下ガイドの下部に配置されてなる、容器を載置するためのコンベアーと、を有する麺取り装置であって、前記ホッパー開閉シャッターは、斜め方向に作動する一対の平板状のシャッター板を有し、前記一対のシャッター板は、閉じられた状態で、V字谷形状であることを特徴とする麺取り装置である。
また、本発明は、前記一対のシャッター板の表面が、エンボス形状を備えてなることを特徴とする
また、本発明は、前記一対のシャッター板がなすV字谷形状の角度が、20°〜50であることを特徴とする、前記の麺取り装置である。
また、本発明は、前記麺受けホッパーに、麺通過検知センサーを有することを特徴とする、前記の麺取り装置である。
また、本発明は、前記麺投下ガイド下部に、一対の容器側面ガイド板を有することを特徴とする、前記の麺取り装置である。
また、本発明は、前記一対の容器側面ガイド板の一方の、容器に対向する側の面に容器透過検知センサーを有し、他方の、容器に対向する側の麺に容器透過検知センサー反射板を有することを特徴とする、前記の麺取り装置である。
また、本発明は、前記搬送手段から落下される麺の前記麺受け機構への到達時に、前記コンベアー上に前記容器が配置されていない場合、前記シャッター板の下に移動する麺除去スライダーを有することを特徴とする、前記の麺取り装置である。
また、本発明は、前記麺投下ガイドは水平方向及び上下方向に移動する機能を有することを特徴とする、前記の麺取り装置である。
本発明によれば、エンボス形状のシャター板を用いまた、これを含むホッパー開閉シャッターは閉じられた時V字谷形状に配置し、その角度を20°から50°の範囲とすることなどで、茹で麺などの柔らかい麺が下流に配置される容器の中にスピーディに落下しまた、漏れることなく盛られるようになり、そして工程のスピードアップ化を図ることが出来る。
実施形態の麺落下装置及び麺取り装置の構成例を示す正面図。 麺落下装置及び麺取り装置の構成例を示す右側面図。 麺落下装置及び麺取り装置の構成例を示す右側面図であり、(a)は図2と同じ配置図、(b)は麺投下ガイドを少し移動した図。 ホッパー開閉シャッターを示す平面図であり、(a)はホッパー開閉シャッターを閉じた図。(b)はホッパー開閉シャッターを開いた図。 一対のホッパー開閉シャッターを示す正面図。 麺受け機構の構成例を示す下面図であり、(a)はホッパー開閉シャッターを閉じた図、(b)はホッパー開閉シャッターを開いた図。 麺取り装置の構成例を示す斜視図であり、(a)と(b)は見る角度を変えた図。 麺取り装置稼働時の麺の流れを示す正面図。 麺取り装置稼働時の麺の流れを示す正面図であり、トラブルにより容器が麺投下ガイド下に配置されない時麺除去スラ―ダーの配置位置が変化している図。
以下、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について図面1から図9を用いて説明する。なお、本発明の実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
図1は、麺落下装置及び麺取り装置1の構成例を示す正面図である。ここで前記麺落下装置1Bは構成例のひとつとして公知の麺落下装置1Bであり、また前記麺取り装置1Aは本発明に係わる一実施形態である。前記公知の麺落下装置1Bは、空バケット15の中に茹で麺2が入った麺入りバケット14が複数個右方向に流れながら麺入りバケット流れ方向19で示す下方向に回転しその結果、前記茹で麺2が重力により麺落下方向20aの方向に落ちて行く様子を示す。またこれらはバケットカバー16で覆われている。また前記茹で麺2が重力により麺落下方向20aの方向に移動時前記茹で麺2が外に飛散しないようシューターカバー17及びシューター18で覆われている。また、本実施例での麺は茹で麺を使っている。
次に本発明に係わる一実施形態である前記麺取り装置1Aは、上流から流れる茹で麺2を留めるための、麺受けホッパー4及び、前記シャッター板5a、及びエアーシリンダー5b及びシリンダーロッド5cからなるホッパー開閉シャッター5を有する麺受け機構3を有し、前記、麺受け機構3に上流から落下する茹で麺2を一旦留めるために前記ホッパー開閉シャッター5を閉め、その後、前記エアーシリンダー5bを引けば前記麺受け機構3で留まった茹で麺2が下流に落下する。この前記麺受け機構3で、上流から落下する茹で麺2を一旦留め茹で麺2の勢いを一旦静止させることで、前記茹で麺2が下流に配置される前記容器7からはみ出さないようになる。また前記シャッター板5aは前記エアーシリンダー5bに有するシリンダーロット5cと繋がっている。
次に前記麺受け機構3の下流に麺投下ガイド6を配置する。上流から落下する前記茹で麺2が前記麺投下ガイド6を通過することで、前記茹で麺2が落下途中バラバラになるのを防ぎながら下流に配置する容器7に前記茹で麺2を盛ることが出来る。
次に前記麺投下ガイド6の下流に配置される容器7を乗せるためのコンベアー8を備える。前記コンベアー8の上に容器7を複数個乗せ、その後、前記麺投下ガイド6を通過した茹で2はコンベアー8上の容器7に盛られその後送り方向23の水平方向に容器7が移動する。その後、前記茹で麺2が盛られている容器7は、図示しないが、別のコンベアーに移動するようにしても良い。
また、前記麺受けホッパー4は麺受けホッパー枠22で固定している。また、前記麺受けホッパー4に麺通過センサー9を設け、前記茹で麺2が前記麺受け機構3に届いたか、届いていないか感知し、届いていない場合は前記ホッパー開閉シャッター5は開かないようになっている。
また、麺投下ガイド6の下流に配置される前記容器7の近辺に容器透過検知センサー11を設ける。これは、麺受け機構3で留まった茹で麺2が下流に落下する前に、前記容器7が前記麺投下ガイド6の下に配置されているかどうかを感知する。もし前記容器7が前記麺投下ガイド6下に配置されていない場合は前記落下した茹で麺2を受けるために、図示しないが麺除去スライダー13が前記シャッター板5aの下に移動してくる。前記容器7が前記麺投下ガイド6下に配置されていないトラブルが発生しても麺取り装置1Aを停止する必要がないので、その分スピードアップ化を図ることが出来る。
図2は、麺落下装置1B及び麺取り装置1Aの構成例を示す右側面図である。茹で麺2がシューター18の先端付近を落下し、また一部麺受けホッパー4に落下している様子を示す。前記シャッター板5a、エアーシリンダー5b、及びシリンダーロッド5cからなるホッパー開閉シャッター5は図に示すとおり一対設けられ、V字谷形状に閉じられている。また、前記エアーシリンダー5bを固定する、シリンダースタンド21を有する。
また、麺投下ガイド6の下部に一対の容器側面ガイド板10を設け、前記麺投下ガイド6の下部に配置される容器7がずれないようにする。
上流から落下した前記茹で麺2が、前記麺受け機構3に留まりその後、前記麺受け機構3を開き前記茹で麺2を落下させる時、前記コンベアー8上に前記容器7が配置されていれば前記容器7に茹で麺2を盛ることが出来るが、前記容器7が配置されていない時前記麺受け機構3を開くと前記茹で麺2はコンベアー8上に落下するトラブルが発生する。これを回避する為に、前記麺受け機容器3を開き前記茹で麺2を落下させる時、前記コンベアー8上の前記容器7の配置有無を検知する為、一対の容器側面ガイド板10の一方近辺に容器透過検知センサー11を設け、他方近辺に容器透過検知センサー反射板12を設ける。この仕組みは、発光素子と受光素子がひとつのセンサーに内蔵され発光した光が反射板に反射して戻ってきた光量を受光素子が計算する仕組みとなっており、センサーの間に物体があると光が遮断、もしくは反射光量が低くなる。反射光量が高くなり、つまり容器7の配置無と検知した場合、図示しないが、麺除去スライダー13が前記シャッター板5aの下に移動し前記落下する茹で麺2を受けうようにする。その結果麺取り装置1Aは停止せず稼働を続けられるので工程のスピードアップを図れる。
図3は、麺落下装置及び麺取り装置1の構成例を示す右側面図である。図2の空バケット15は左手水平方向に移動し、一段のみの構造であるが、図3(a)は、一段目の空バケット15を空バケット流れ方向24に回転させ連続して右手水平方向に流れるようにしている。
また、上流から落下した前記茹で麺2が、前記麺受け機構3に留まりその後前記ホッパー開閉シャッター5を開き、茹で麺2を下流のコンベア8上の容器7に盛り付けられている図である。
図3(b)は、麺投下ガイド6が左手水平方向に少し移動し設置している図である。例えば容器7に、茹で麺2と、その横に具材及び調味料も盛り付ける場合、上流から流れる茹で麺2を、容器7の茹で麺2のスペースに盛り付ける必要がある。その為に、麺投下ガイド6を左手水平方向に移動し前記容器7の茹で麺2のスペースに盛り付けられる最適な位置に設置セットする。また容器7の深さや大きさが異なっても容器7から茹で麺2が飛び出さないように盛り付ける必要があり、その為に、麺投下ガイド6の位置を上下方向にも移動出来るようにし、茹で麺2が飛び出さない最適な位置に前記容器7をセットできる仕組みを備える。具体的方法は図示しないが、前記麺投下ガイド6の脇にボードを設けまた、前記ボード中に上下左右に複数の穴を設け、その穴の最適な位置に麺投下ガイド6をボルトで止める。他に電動で麺投下ガイド6を左右水平方向及び上下方向に移動出きるようしても良い。
図4は、ホッパー開閉シャッター5を示す平面図である。ホッパー開閉シャッター5は、エアーシリンダー5b、シャッター板5a、シリンダーロッド5cなどから構成される。前記シリンダーロッド5c一対を互いに伸ばせばホッパー開閉シャッター5が閉じる。
前記シャッター板5aの材料は金属が好ましい、材質としては腐食しにくいステンレスが最も好ましい。樹脂製は、耐久性や耐薬品性に劣り、アルミ製は、電蝕しやすく、アルカリ系の洗浄液を使用するため、腐食するので不適である。また金属材料に麺を流すとでんぷんが金属材料に付着してしまう、またでんぷんの付着を長時間放置すると、雑菌が増殖するので食品衛生管理上好ましくないため前記シャッター板5aに留まった麺を素早く流す必要があり、そのために前記シャッター板5aの表面をエンボス形状とすることで、麺の塊が素早く流れるようになる。エンボスの形は特に限定しないが半球状が好ましい。また、エンボス1個のサイズは2mmら10mmの範囲が好ましいが最も好ましいのは直径5mm位である。
図4(b)は、ホッパー開閉シャッター板5を開いた図である。前記シリンダーロッド5c一対を互いに引けばホッパー開閉シャッター5が開く。
図5は、一対のホッパー開閉シャッター5を示す正面図である。符号は図4と同等であるので符号の詳細説明は省略する。実際麺取り装置1Aに組み込む場合は、ホッパー開閉シャッター5は図5に示す通りシャッター板5aを隣同士にして一対組み込む。図5のホッパー開閉シャッター5は閉じた状態で一対水平に対向しているが、この状態のまま麺取り装置1Aに組み込むと前記ホッパー開閉シャッター5で留まった茹で麺2の塊が素早く落下しないので、前記茹で麺2の塊の落下スピードアップ化を図るためにV字谷形状となるようにして組み込む。
図6は、麺受け機構3の構成例を示す平面図であり、図6(a)はホッパー開閉シャッター5を閉じた図である。ホッパー開閉シャッター5は、エアーシリンダー5b、シャッター板5a、シリンダーロッド5cなどから構成される。また、その上流に麺受けホッパー4を配置する。前記麺受け機構3は、前記ホッパー開閉シャッター5及び前記麺受けホッパー4から構成される。
図6(b)はホッパー開閉シャッター5を開いた図である。ホッパー開閉シャッター5は、エアーシリンダー5b、シャッター板5a、シリンダーロッド5cなどから構成される。また、その上流に麺受けホッパー4を配置する。前記麺受け機構3は、前記ホッパー開閉シャッター5及び前記麺受けホッパー4から構成される。
図7は麺取り装置の構成例を示す斜視図であり、図7(a)と図7(b)は見る角度を変えた図である。図7(a)の前記麺取装置1Aは、上流から流れる茹で麺2を留めるための、麺受けホッパー4及びホッパー開閉シャッター5からなる麺受け機構3と、前記麺受け機構3に留まった茹で麺2が通過する麺投下ガイド6を有し、前記ホッパー開閉シャッター5は、シャッター板5aとエアーシリンダー5b、シリンダーロット5cからなり、一対設け前記ホッパー開閉シャッター5は閉じられた時V字谷形状とする。
また、一対のホッパー開閉シャッターは閉じられた時、20°から50°の範囲でV字谷形状とするのが好適である。前記角度の測定は、前記麺受け機構3を前記麺取り装置1Aを含む図1と同じように垂直に固定し、前記ホッパー開閉シャッター5の下に水平板を置き前記水平板と前記、シャッター板5aの角度を測定している。20°未満であると、前記麺受け機構3に留まった茹で麺2を前記ホッパー開閉シャッター5を開き落下すると茹で麺2の落下速度が速くなり、処理能力は上昇するが、茹で麺2がやや広がって落ちる為に下流の容器7に盛り付けられた時漏れる可能性が高くなる。また、前記シャッター板5aの傾斜がゆるいので、前記茹で麺2のでんぷんが前記シャッター板5aに付着しやすくなる。また、50°を超えると麺の切れが良く、でんぷんが前記シャッター板5aに付着しにくくなるが、茹で麺2が中心に寄って落下するようになるので下流の容器7に盛り付けられた時山なりになり手直しが必要となる。また、最も好適なのが、30°から40°である。茹で麺が容器7の中心に寄って落下するので前記茹で麺2は前記容器から漏れがなくなる。また、茹で麺2の切れが良く、前記シャッター板5aに付着しずらくなる。
また、麺投下ガイド6の形状は落下するゆで麺2の入り口となる部分を広くし上流からの茹で麺2を漏れることなくすべて入るようにしている、また落下する茹で麺2の出口となる部分は前記落下する茹で麺2の入り口となる部分より狭くし下流に設置している容器7の中心に落下し盛り付けられるようにしている。
図7(b)は、図7(a)と同じ装置構成であるが、角度を変えた斜視図であり、これらを比較することで前記麺取り装置1Aを分かりやすくしている。
図8は、麺取り装置1A稼働時の茹で麺2の流れを示す正面図であるが、図1で説明した麺取り装置1Aに麺除去スラ―ダー13を追加している。上流から流れる茹で麺2が、前記シャッター板5aに届いた時、前記コンベアー8上に前記容器が配置されていない場合、前記シャッター板5aの下に移動する麺除去スライダー13を有する。
図8(a)は、前記茹で麺2が前記シャッター板5aに留まっている図である。また下流に容器7が配置しているので、前記茹で麺2が落下した場合前記容器7に盛り付けられるので、前記麺除去スライダー13は前記シャッター板5aの下に移動していない。
図8(b)は、前記シャッター板5aが開き前記茹で麺2が下流に設置している麺投下ガイド6を通過している様子を示す図である。また図8(c)は、前記茹で麺2が前記麺投下ガイド6を通過し下流に設置している容器7に盛り付けられている様子を示す図である。
図9は、麺取り装置1A稼働時の茹で麺2の流れを示す正面図であり、前記茹で麺2が前記シャッター板5aに留まっているにもかかわらずトラブルにより容器7が麺投下ガイド6の下に配置されていないため麺除去スラ―ダー13の配置位置が変化している図である。
図9(a)は、前記茹で麺2が前記シャッター板5aに留まっているにもかかわらずトラブルにより容器7が麺投下ガイド6の下に配置していないので、図8で説明した麺除去スラ―ダー13が左斜め上方向に移動し、前記シャッター板5aの下に前記麺除去スライダー13の先端部分を配置する。前記麺除去スライダー13の形状は図9(a)で示す通り先端が尖った形状であり、図示していないが、前記尖った形状の上面部分は開口しており、茹で麺2を受けることが出来る。それ以外はコの字状の筒であるが、鋭利な先端部分以外の上面を部材で覆っても良い。また前記麺除去スラ―ダー13を斜め上方に移動出来るようにモーターなど取り付けている。
図9(b)は、前記麺除去スライダー13の先端部分で前記茹で麺2を受け取った図である。図9(c)は、前記麺除去スライダー13の出口部分から茹で麺2が放出された図である。図示しないが、前記麺除去スライダー13の出口部分の下に前記放出された茹で麺2を受けるためのコンベアー、または容器などを配置しても良い。以上説明したように、前記茹で麺2が前記シャッター板5aに留まっているにもかかわらずトラブルにより容器7が麺投下ガイド6の下に配置していない場合麺除去スライダー13で前記茹で麺2を受けるようにすることで麺取り装置1Aを停止することなく稼働を続けられるので工程のスピードアップを図れる。
1 麺落下装置及び麺取り装置
1A 麺取り装置
1B 麺落下装置
2 麺(茹で麺)
3 麺受け機構
4 麺受けホッパー
5 ホッパー開閉シャッター
5a シャッター板
5b エアーシリンダー
5c シリンダーロッド
6 麺投下ガイド
7 容器
8 コンベアー
9 麺通過検知センサー
10 容器側面ガイド板
11 容器透過検知センサー
12 容器透過検知センサー反射板
13 麺除去スライダー
14 麺入りバケット
15 空バケット
16 バケットカバー
17 シューターカバー
18 シューター
19 麺入りバケット流れ方向
20a 麺落下方向
20b 麺落下方向
20c 麺落下方向
21 シリンダースタンド
22 麺受けホッパー枠
23 容器送り方向
24 空バケット流れ方向
25 麺入り容器

Claims (8)

  1. 搬送手段から落下される麺を一時的に貯留するための、麺受けホッパー及びホッパー開閉シャッターを有する麺受け機構と、
    前記麺受け機構の下部に設けられてなる、前記麺が通過する麺投下ガイドと、
    前記麺投下ガイドの下部に配置されてなる、容器を載置するためのコンベアーと、
    を有する麺取り装置であって、
    前記ホッパー開閉シャッターは、斜め方向に作動する一対の平板状のシャッター板
    を有し、前記一対のシャッター板は、閉じられた状態で、V字谷形状であることを特徴とする麺取り装置。
  2. 前記一対のシャッター板の表面はエンボス形状を備えてなることを特徴とする、請求項1に記載の麺取り装置。
  3. 前記一対のシャッター板がなすV字谷形状の角度は、20°〜50°であることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の麺取り装置。
  4. 前記麺受けホッパーに、麺通過検知センサーを有することを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の麺取り装置。
  5. 前記麺投下ガイド下部に、一対の容器側面ガイド板を有することを特徴とする、請求項1ないし請求項4の7いずれかに記載の麺取り装置。
  6. 前記一対の容器側面ガイド板の一方の、容器に対向する側の面に容器透過検知センサーを有し、他方の、容器に対向する側のに容器透過検知センサー反射板を有することを特徴とする、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の麺取り装置。
  7. 前記搬送手段から落下される麺の前記麺受け機構への到達時に、前記コンベアー上に前記容器が配置されていない場合、前記シャッター板の下に移動する麺除去スライダーを有することを特徴とする、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の麺取り装置。
  8. 前記麺投下ガイドは水平方向及び上下方向に動作する機能を有することを特徴とする、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の麺取り装置。
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