JP6667252B2 - 衣類処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、衣類処理装置に関し、ドラム式洗濯機やドラム式乾燥機などの衣類処理装置に関する。
従来、衣類処理装置としては、ドアが閉まらないようにドア側に突起形状の閉止抑制部を設けたものがある(例えば、特許第5645464号(特許文献1)参照)。上記衣類処理装置では、ドアが開いた状態に保って洗濯槽内にかびが発生したり、不用意にドアが閉まったりするのを防止できる。
特許第5645464号
ところが、上記衣類処理装置では、運転停止時には、ドア側の突起形状の閉止抑制部を操作することにより閉止抑制部を外箱側に突出させる必要がある一方で、洗濯運転や乾燥運転時には、突起形状の閉止抑制部をドア側に収納する操作をしなければドアが閉まらないため、使用性が悪いという問題がある。
そこで、この発明の課題は、簡単な構成で使用性のよいドア閉じ防止ができる衣類処理装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の衣類処理装置は、
前面側に開口部を有する外箱と、
上記外箱の開口部に開閉可能に取り付けられたドアと、
上記ドアの外縁側に上記開口部側に向かって突出するように設けられ、上記ドアに回動可能またはスライド可能に支持されたツメ部と、
上記外箱の開口部の周縁部分に設けられ、上記ドアが上記外箱の開口部を閉じた状態で上記ツメ部が係止する係止部と、
上記ツメ部が上記係止部に係止する方向に付勢する付勢部と、
上記ドアに設けられ、上記ツメ部を上記係止する方向とは反対の方向に回動またはスライドさせて上記係止部に係止可能にする操作部と、
上記外箱の開口部の周縁部分に設けられたストッパー部と
を備え、
上記ドアが開状態でかつ上記操作部が操作されていない状態において、上記ツメ部が上記ストッパー部に当接することで上記ドアが閉まらないようにしており、
上記ドアが開状態でかつ上記操作部の操作により上記ツメ部が上記係止する方向とは反対の方向に回動またはスライドした状態において、上記ツメ部が上記ストッパー部に当接しないことによって、上記ドアを閉鎖可能にしていることを特徴とする。
また、一実施形態の衣類処理装置では、
上記操作部は、上記ドアに設けられた把手である。
また、一実施形態の衣類処理装置では、
上記操作部は、上記ドアが閉じた状態から開いたとき、操作が禁止されたロック状態となり、
上記ドアの上記操作部に隣接するように設けられ、上記操作部のロック状態を解除するためのロック解除ボタンを備え、
上記ロック解除ボタンを操作中のみ、上記操作部の操作が可能になる。
また、一実施形態の衣類処理装置では、
上記ドアの外縁側に径方向に出没可能に設けられ、上記ドアが開いた状態で径方向外向に突出して上記ドアが閉まらないようにするドア閉じ防止部と、
上記ドアが開いた状態で突出した上記ドア閉じ防止部を没入させる解除操作部と
を備え、
上記ドアが開いて上記ドア閉じ防止部が径方向外向に突出した状態で、上記解除操作部を操作することにより上記ドア閉じ防止部を径方向内向に没入させて上記ドアを閉鎖可能にする。
また、この発明の衣類処理装置は、
前面側に開口部を有する外箱と、
上記外箱の開口部に開閉可能に取り付けられたドアと、
上記ドアを閉めた状態でロックするロック機構と、
上記ドアに設けられ、上記ロック機構によりロック状態を解除する操作部と、
上記ドアの外縁側に径方向に出没可能に設けられ、上記ドアが開いた状態で径方向外向に突出して上記ドアが閉まらないようにするドア閉じ防止部
備え、
上記ドアが開いて上記ドア閉じ防止部が径方向外向に突出した状態で、上記操作部を操作することにより上記ドア閉じ防止部を径方向内向に没入させて上記ドアを閉鎖可能にする。
したがって、ドア閉じ防止部が外箱の開口部の周縁部分に当たることで、使用性のよいドア閉じ防止がより確実にできる。
この発明によれば、簡単な構成で使用性のよいドア閉じ防止ができる衣類処理装置を実現することができる。
図1はこの発明の第1実施形態の衣類処理装置の一例としてのドラム式洗濯乾燥機の斜視図である。 図2は上記ドラム式洗濯乾燥機のドアを開けた状態の斜視図である。 図3は上記ドアの裏面図である。 図4は上記ドアの押さえ部材を外した状態の裏面図である。 図5は図4の要部の拡大図である。 図6は図1のA−A線から見たツメ部を含む要部の断面図である。 図7は図6の状態からツメ部と係止部との係止が外れ始めたときの断面図である。 図8は図7の状態からツメ部と係止部との係止が外れたときの断面図である。 図9は図8の状態からツメ部がスライド部から抜けた後の状態の断面図である。 図10は比較例のドラム式洗濯乾燥機のツメ部を含む要部の断面図である。 図11はこの発明の第2実施形態の衣類処理装置の一例としてのドラム式洗濯乾燥機の斜視図である。 図12はこの発明の第3実施形態の衣類処理装置の一例としてのドラム式洗濯乾燥機のドアを開けた状態の斜視図である。
以下、この発明の衣類処理装置を図示の実施の形態により詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1はこの発明の第1実施形態の衣類処理装置の一例としてのドラム式洗濯乾燥機の斜視図である。
この第1実施形態のドラム式洗濯乾燥機は、図1に示すように、外箱1と、開口部4(図2に示す)を開閉する円盤形状のドア2と、外箱1内に配置された洗濯槽(図示せず)と、その洗濯槽内に回転可能に配置された回転ドラム3(図2に示す)を備える。また、外箱1の前面上側に、運転動作を選択して指示入力すると共に運転状態を表示する操作パネル6を設けている。また、外箱1の天面の左後面側に給水ホース接続口7と風呂水吸水口8を設けている。また、外箱1の天面の右後面側に乾燥フィルタ装置9を装着している。また、外箱1の前面の左上側に洗剤ケース61を装着し、外箱1の前面の左下側に糸くずフィルタ装置62を装着している。なお、図1において、63は排水ホース接続口である。また、ドア2の外縁側に把手10を取り付けている。この把手10は、操作部の一例である。
また、図2はドラム式洗濯乾燥機のドア2を開けた状態の斜視図を示している。
図2に示すように、略円盤状のドア2を、ドア取付金具20と外箱1側のヒンジ部30を介して外箱1の開口部4に取り付けている。外箱1の開口部4の左側に設けられたヒンジ部30は、ドア2を回動可能に支持する。なお、外箱1の開口部4の内縁側に環状の枠部材5を取り付けている。
また、ドア2の外縁側かつ把手10の下側にツメ部11を設けている。一方、外箱1の開口部4の右側に、係止部41aを有するロック機構40を設けている。ドア2を閉めた状態でツメ部11が係止部41aと係止する(図6参照)。
なお、ヒンジ部30を外箱1の開口部4の右側に設け、ロック機構40を外箱1の開口部4の左側に設けてもよい。
ドア2が閉められると、ドア2のツメ部11が外箱1の係止部41aに係止する一方、ドア2を閉じた状態で、把手10が手前に引かれることによって、ツメ部11をドア2の中央側に向けて回動させてツメ部11が係止部41aから外れる。
また、外箱1内に配置された洗濯槽(図示せず)および回転ドラム3は、ドア2側に開口しており、ドア2を開くことにより外箱1の開口部4を介して回転ドラム3内に洗濯物(図示せず)を出し入れできる。また、ドア2を閉じることで、洗濯槽は水密かつ気密が保たれる。
また、上記ドラム式洗濯乾燥機は、外箱1内の背面側下部に配置された乾燥用のヒートポンプユニット(図示せず)と、そのヒートポンプユニットを介して洗濯槽内の空気を循環させるための循環経路を備えている。
上記構成のドラム式洗濯乾燥機では、操作パネル6(図1に示す)から運転コースの選択や各工程の時間設定などが入力されると、その選択情報や設定情報が入力された制御装置(図示せず)によって、例えば洗濯から乾燥までの一連の動作を実行する。
図3はドア2の裏面図を示している。ドア2は、図3に示すように、環状の支持枠21と、その環状の支持枠21の内側に取り付けられた円錐台形状のガラス製の窓部材22と、環状の支持枠21の正面視左側(図3では右側)に取り付けられた接続部材24と、環状の支持枠21の裏面側に取り付けられた環状の押さえ部材25とを有している。接続部材24には、図2に示すドア取付金具20を介してヒンジ部30(図2に示す)が接続される。
また、ドア2は、環状の支持枠21の正面視右側(図3では左側)に把手10とツメ部11を有する。図3では、ツメ部11は、図2に示す外箱1の係止部41aに係止可能な位置に開口部4(図2に示す)側に向かって突出している。
また、図4はドア2の押さえ部材25を外した状態の裏面図を示し、図5は図4の要部の拡大図を示している。図4,図5において、図1〜図3に示す構成と同一の構成部には同一参照番号を付している。
図4,図5に示すように、把手10に設けられた軸部10a,10aを回動可能に支持する軸受部12,12を環状の支持枠21の裏面側に設けている。この軸受部12,12の軸Z(図5に示す)を中心に把手10が前後方向に回動する。
また、把手10の軸部10a,10aよりも径方向内側にアーム10c,10cを設けている。
また、把手10の下側には、環状の支持枠21の裏面側にシーソー部13を傾動可能に取り付けている。このシーソー部13の上側の一端が、把手10の下側のアーム10cを押さえつけるように、コイルバネ15によりツメ部11を介してシーソー部13を付勢している。
また、シーソー部13の下側には、環状の支持枠21の裏面側に軸14が取り付けられている。この軸14によってツメ部11を回動自在に支持している。また、軸14に巻装されたコイルバネ15により、ツメ部11を径方向外向に付勢している。
ここで、把手10を手前(図5の紙面に垂直な方向の下向き)に引くと、把手10の下側のアーム10cが環状の支持枠21の裏面から離間して、シーソー部13の上側の一端を持ち上げる。それにより、シーソー部13の下側の他端が、軸14に回動自在に支持されたツメ部11の基部11aを押さえつけることにより、基部11aに連動してツメ部11が、コイルバネ15の付勢力に抗して係止部41a(図6に示す)から外れるように径方向内向に回動する。
また、図6は図1のA−A線から見たツメ部11を含む要部の断面図を示しており、この図6は、ツメ部11が係止部41aに係止した状態を表している。図6において、図1〜図3に示す構成と同一の構成部には同一参照番号を付している。なお、図6において、22は、ガラス製の窓部材、26は透明樹脂製の前面カバーである。
図6に示すように、ロック機構40のハウジング41内に、スライド部42がドア2の径方向(図6中の左右方向)に沿ってスライド可能に収納されている。このスライド部42は係脱機構の一例である。
図6に示すように、ツメ部11は、基部11aと、その基部11aからロック機構40側に延びるアーム部11bと、アーム部11bの先端から径方向外向に屈曲する鉤部11cを有している。ドア2を閉めた状態において回転中心の外側でツメ部11が係止部41aと係止する。
また、ツメ部11の基部11aは、軸14を中心に回動可能に支持されている。
また、ハウジング41のツメ部11に対向する箇所に挿入口43を設けている。ハウジング41の挿入口43の径方向外側の縁部分に係止部41aを設けると共に、ハウジング41の係止部41a側かつ挿入口43の縁に、テーパー面41bを形成している。
ハウジング41内のスライド部42には、ツメ部11の鉤部11cが没入する凹部42aを設けている。
ドア2が閉じているときは、スライド部42の凹部42aにツメ部11の鉤部11cが没入し、かつ、スライド部42が径方向外側に移動した状態で、ツメ部11の鉤部11cがハウジング41の係止部41aに係止している。
このとき、例えば洗濯工程を実行するとき、ロック機構40に設けたプランジャなどを駆動してスライド部42の動きを規制することによって、把手10が手前に引かれてもツメ部11が係止部41aから外れないようにしている。
図7〜図9は、図6の状態から把手10を手前に引くことにより、ツメ部11と係止部41aとの係止が外れてドア2が開く動きを示している。
まず、図6の状態から把手10を、所定の引っ張り荷重よりも大きな力で手前に引くと、図7に示すように、ツメ部11と係止部41aとの係止が外れる。
次に、把手10を手前に引っ張り続けると、ツメ部11と係止部41aとの係止が外れた図7の状態から、図8に示すように、スライド部42の凹部42aからツメ部11の鉤部11cが抜け、ドア2が開いた状態になる。
そして、把手10から手を離すと、図8の状態からツメ部11は、コイルバネ15(図5に示す)の付勢力により、外側方向に回動し、元の位置に戻る。
そして、このドア2が開いた状態で把手10を操作せずにドア2を閉めようとすると、図9に示すように、ツメ部11の鉤部11cがストッパー部41cに当接することで、ドア2が閉まらないようにしている。ここで、ストッパー部41cが当接するツメ部11の平坦面11dは、ストッパー部41cに当接した状態において、その当接位置を通りかつ軸14を中心とする円における上記当接位置を通る接線に対して鋭角をなす方向(反時計回り)に傾いている。これにより、ドア2が閉まる方向に押されても、ツメ部11が中央側に回動する力が働かないので、確実にドア閉じ防止ができる。
一方、図10に示す比較例のドラム式洗濯乾燥機では、ドア2を押しながらツメ部111が係止部41aに係止してドア2が閉じられ、ドア閉じ防止機能を有していない。なお、図10の比較例は、この発明ではなく、この発明を理解しやすくするために説明するものである。また、ツメ部111を除いて第1実施形態のドラム式洗濯乾燥機と同一の構成をしており、図1〜図5を援用する。
詳しくは、図10の状態からドア2が押し込まれると、ツメ部111の鉤部111cの湾曲面111dが、ハウジング41のテーパー面41bに当接して径方向内向(図10において左方向)に押されて、ツメ部111が中央側に回動する。これにより、スライド部42の凹部42a内にツメ部111の鉤部111cが没入する。そして、ドア2側のツメ部111は、ハウジング41の係止部41aに係止した状態に保持されて、ドア2が閉まる。
これに対して、この発明の第1実施形態の構成のドラム式洗濯乾燥機によれば、ドア2が開状態で、かつ、ツメ部11を回動させて係止部41aに係止可能にする把手10(操作部)が操作されていない状態において、ドア2の外縁側に開口部4に向かって突出するように設けられたツメ部11が、外箱1の開口部4の周縁部分に設けられたストッパー部41cに当接することでドア2が閉まらないようにしている。一方、上記ドア2が開状態で、かつ、把手10が操作されてツメ部11が回動した状態において、ツメ部11がストッパー部41cに当接しないことによって、ドア2を閉鎖可能にしている。これによって、簡単な構成で使用性のよいドア閉じ防止ができる。
また、操作部としてドア2に設けられた把手10を用いることにより、別に操作部を設けることなく、ドア2の開閉時に持つ把手10でツメ部11を回動させる操作ができ、ドア閉じ防止機能を解除できる。
上記第1実施形態では、ドア2に回動可能に支持されたツメ部11を用いたドラム式洗濯乾燥機について説明したが、ドアにスライド可能に支持されたツメ部を用いたものにこの発明を適用してもよい。
また、上記第1実施形態では、操作部としての把手10を手前に引くことによって、ツメ部11を回動させてドア2を閉めたが、ツメ部を回動またはスライドさせて係止部に係止可能にする操作部はこれに限らず、押しボタンやレバーなどの他の構成の操作部を用いてもよい。
また、上記第1実施形態では、ハウジング41の係止部41a側かつ挿入口43の縁に、テーパー面41bを形成していたが、テーパー面41bを形成しなくてもよい。このようにする場合、例えば、ハウジング41の係止部41a側かつ挿入口43の縁は、ハウジング41の係止部41aとは反対側かつ挿入口43の縁と同形状にしてもよい。
また、上記第1実施形態では、ハウジング41の係止部41a側かつ挿入口43の縁に、テーパー面41bを形成していたが、テーパー面41bを形成しなくてもよい。このようにする場合、例えば、ハウジング41の係止部41a側かつ挿入口43の縁は、ハウジング41の係止部41aとは反対側かつ挿入口43の縁と同形状にしてもよい。
また、上記第1実施形態において、ツメ部11は、例えば、樹脂、金属などで形成されてもよい。
〔第2実施形態〕
図11はこの発明の第2実施形態の衣類処理装置の一例としてのドラム式洗濯乾燥機の斜視図である。この第2実施形態のドラム式洗濯乾燥機は、ロック解除ボタン210を除いて図1,図2に示す第1実施形態のドラム式洗濯乾燥機と同一の構成をしており、同一構成部には同一参照番号を付している。
この第2実施形態のドラム式洗濯乾燥機は、ドア2が閉じた状態から開いたとき、把手10は、操作が禁止されたロック状態となる。また、図11に示すように、ドア2の把手10の上側に隣接するようにロック解除ボタン210を設けている。このロック解除ボタン210は、把手10のロック状態を解除する。
上記第2実施形態によれば、ロック解除ボタン210を操作中のみ、把手10の操作が可能になるので、ロック解除ボタン210の操作中に操作部10の操作を同時に行わないと、把手10を操作してドア2を閉鎖可能にできない。これにより、把手10を誤って操作してドア2が閉じることがなく、確実なドア閉じ防止ができる。
上記ドラム式洗濯乾燥機では、把手10を操作するときに手の指が届く範囲にロック解除ボタン210を設けることにより、片手で把手10を操作しながらロック解除ボタン210によりロック状態を解除することができる。
上記第2実施形態のドラム式洗濯乾燥機においても、第1実施形態のドラム式洗濯乾燥機と同様の効果を有する。
なお、上記第2実施形態の変形例としては、ツメ部が図10に示すツメ部111の形状とする。この場合であっても、ロック解除ボタン210が押されない限り、把手10の操作ができないため、それに連動するツメ部111も回動しない。これによって、把手10を操作せずにドア2を閉めようとしても、ツメ部111が回動しないため、ドア閉じを防止できる。
〔第3実施形態〕
図12はこの発明の第3実施形態の衣類処理装置の一例としてのドラム式洗濯乾燥機のドアを開けた状態の斜視図である。この第3実施形態のドラム式洗濯乾燥機は、ドア閉じ防止部310を除いて図1,図2に示す第1実施形態のドラム式洗濯乾燥機と同一の構成をしており、同一構成部には同一参照番号を付している。
この第3実施形態のドラム式洗濯乾燥機は、ドア2の外縁側に径方向に出没可能に設けられたドア閉じ防止部310を備えている。上記ドア2が開いた状態でドア閉じ防止部310が径方向外向に突出して、ドア2が閉まらないようにしている。
そして、上記ドア2が開いてドア閉じ防止部310が径方向外向に突出した状態で、把手10(解除操作部)を操作することによりドア閉じ防止部310を径方向内向に没入させて、ドア閉じ防止部310をドア2内に収納し、ドア2を閉鎖可能にする。
上記第3実施形態によれば、ドア2側のツメ部11が外箱1側のストッパー部41cに当接することと、ドア閉じ防止部310が外箱1の開口部4の周縁部分に当たることで、使用性のよいドア閉じ防止がより確実にできる。
上記第3実施形態のドラム式洗濯乾燥機においても、第1実施形態のドラム式洗濯乾燥機と同様の効果を有する。
なお、上記第3実施形態のドラム式洗濯乾燥機では、ドア2側のツメ部11が外箱1側のストッパー部41cに当接することでドア閉じ防止する構成は無くともよい。
なお、上記第3実施形態の変形例としては、ツメ部が図10に示すツメ部111の形状とする。この場合であっても、把手10(解除操作部)を操作することによりドア閉じ防止部310を径方向内向に没入させて、ドア閉じ防止部310をドア2内に収納し、ドア2を閉鎖可能となる。したがって、把手10を操作せずにドア2を閉めようとしても、ツメ部111が回動しないため、ドア閉じを防止できる。
上記第1〜第3実施形態では、衣類処理装置としてのドラム式洗濯乾燥機について説明したが、衣類処理装置はこれに限らず、ドラム式洗濯機やドラム式乾燥機あるいはドラム式でない構成の洗濯機や乾燥機などの衣類処理装置にこの発明を適用してもよい。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記第1〜第3実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、上記第1〜第3実施形態で記載した内容を適宜組み合わせたものを、この発明の一実施形態としてもよい。
この発明および実施形態をまとめると、次のようになる。
この発明の衣類処理装置は、
前面側に開口部4を有する外箱1と、
上記外箱1の開口部4に開閉可能に取り付けられたドア2と、
上記ドア2の外縁側に上記開口部4側に向かって突出するように設けられ、上記ドア2に回動可能またはスライド可能に支持されたツメ部11と、
上記外箱1の開口部4の周縁部分に設けられ、上記ドア2が上記外箱1の開口部4を閉じた状態で上記ツメ部11が係止する係止部41aと、
上記ドア2に設けられ、上記ツメ部11を回動またはスライドさせて上記係止部41aに係止可能にする操作部10と、
上記外箱1の開口部4の周縁部分に設けられたストッパー部41cと
を備え、
上記ドア2が開状態でかつ上記操作部10が操作されていない状態において、上記ツメ部11が上記ストッパー部41cに当接することで上記ドア2が閉まらないようにしており、
上記ドア2が開状態でかつ上記操作部10の操作により上記ツメ部11が回動またはスライドした状態において、上記ツメ部11が上記ストッパー部41cに当接しないことによって、上記ドア2を閉鎖可能にしていることを特徴とする。
上記構成によれば、ドア2が開状態で、かつ、ツメ部11を回動またはスライドさせて係止部41aに係止可能にする操作部10が操作されていない状態において、ドア2の外縁側に開口部4に向かって突出するように設けられたツメ部11が、外箱1の開口部4の周縁部分に設けられたストッパー部41cに当接することでドア2が閉まらないようにしている。一方、上記ドア2が開状態で、かつ、操作部10が操作されてツメ部11が回動またはスライドした状態において、ツメ部11がストッパー部41cに当接しないことによって、ドア2を閉鎖可能にしている。これによって、簡単な構成で使用性のよいドア閉じ防止ができる。
また、一実施形態の衣類処理装置では、
上記操作部10は、上記ドア2に設けられた把手である。
上記実施形態によれば、操作部10としてドア2に設けられた把手を用いることにより、別に操作部を設けることなく、ドア2の開閉時に持つ把手でツメ部11を回動またはスライドさせる操作ができる。
また、一実施形態の衣類処理装置では、
上記操作部10は、上記ドア2が閉じた状態から開いたとき、操作が禁止されたロック状態となり、
上記ドア2の上記操作部10に隣接するように設けられ、上記操作部10のロック状態を解除するためのロック解除ボタン210を備え、
上記ロック解除ボタン210を操作中のみ、上記操作部10の操作が可能になる。
上記実施形態によれば、ロック解除ボタン210を操作中のみ、操作部10の操作が可能になるので、ロック解除ボタン210の操作中に操作部10の操作を同時に行わないと、操作部10を操作してドア2を閉鎖可能にできない。これにより、操作部10を誤って操作してドア2が閉じることがなく、確実なドア閉じ防止ができる。
また、一実施形態の衣類処理装置では、
上記ドア2の外縁側に径方向に出没可能に設けられ、上記ドア2が開いた状態で径方向外向に突出して上記ドア2が閉まらないようにするドア閉じ防止部310と、
上記ドア2が開いた状態で突出した上記ドア閉じ防止部310を没入させる解除操作部10と
を備え、
上記ドア2が開いて上記ドア閉じ防止部310が径方向外向に突出した状態で、上記解除操作部10を操作することにより上記ドア閉じ防止部310を径方向内向に没入させて上記ドア2を閉鎖可能にする。
上記実施形態によれば、ドア2の外縁側に径方向に出没可能に設けられたドア閉じ防止部310が、ドア2が開いた状態で径方向外向に突出するので、ドア閉じ防止部310が外箱1の開口部4の周縁部分に当たってドア2が閉まらないようにする。そして、上記ドア2が開いてドア閉じ防止部310が径方向外向に突出した状態で、解除操作部10を操作することによりドア閉じ防止部310を径方向内向に没入させてドア2を閉鎖可能にする。
したがって、ドア2側のツメ部11が外箱1側のストッパー部41cに当接することと、ドア閉じ防止部310が外箱1の開口部4の周縁部分に当たることで、使用性のよいドア閉じ防止がより確実にできる。
また、この発明の衣類処理装置は、
前面側に開口部4を有する外箱1と、
上記外箱1の開口部4に開閉可能に取り付けられたドア2と、
上記ドア2の外縁側に径方向に出没可能に設けられ、上記ドア2が開いた状態で径方向外向に突出して上記ドア2が閉まらないようにするドア閉じ防止部310と、
上記ドア閉じ防止部310を径方向内向に没入させる解除操作部10と
を備え、
上記ドア2が開いて上記ドア閉じ防止部310が径方向外向に突出した状態で、上記解除操作部10を操作することにより上記ドア閉じ防止部310を径方向内向に没入させて上記ドア2を閉鎖可能にする。
上記構成によれば、ドア2の外縁側に径方向に出没可能に設けられたドア閉じ防止部310が、ドア2が開いた状態で径方向外向に突出するので、ドア閉じ防止部310が外箱1の開口部4の周縁部分に当たってドア2が閉まらないようにする。そして、上記ドア2が開いてドア閉じ防止部310が径方向外向に突出した状態で、解除操作部10を操作することによりドア閉じ防止部310を径方向内向に没入させてドア2を閉鎖可能にする。
したがって、ドア閉じ防止部310が外箱1の開口部4の周縁部分に当たることで、使用性のよいドア閉じ防止ができる。
1…外箱
2…ドア
3…回転ドラム
4…開口部
5…環状の枠部材
6…操作パネル
7…給水ホース接続口
8…風呂水吸水口
9…乾燥フィルタ装置
10…把手
10a,10a…軸部
11…ツメ部
11a…基部
11b…アーム部
11c…鉤部
11d…平坦面
12,12…軸受部
13…シーソー部
14…軸
15…コイルバネ
17…リンク部
20…ドア取付金具
21…環状の支持枠
22…窓部材
24…接続部材
25…環状の押さえ部材
26…前面カバー
30…ヒンジ部
40…ロック機構
41…ハウジング
41a…係止部
41b…テーパー面
41c…ストッパー部
42…スライド部
42a…凹部
43…挿入口
61…洗剤ケース
62…糸くずフィルタ装置
63…排水ホース接続口
210…ロック解除ボタン
310…ドア閉じ防止部

Claims (5)

  1. 前面側に開口部を有する外箱と、
    上記外箱の開口部に開閉可能に取り付けられたドアと、
    上記ドアの外縁側に上記開口部側に向かって突出するように設けられ、上記ドアに回動可能またはスライド可能に支持されたツメ部と、
    上記外箱の開口部の周縁部分に設けられ、上記ドアが上記外箱の開口部を閉じた状態で上記ツメ部が係止する係止部と、
    上記ツメ部が上記係止部に係止する方向に付勢する付勢部と、
    上記ドアに設けられ、上記ツメ部を上記係止する方向とは反対の方向に回動またはスライドさせて上記係止部に係止可能にする操作部と、
    上記外箱の開口部の周縁部分に設けられたストッパー部と
    を備え、
    上記ドアが開状態でかつ上記操作部が操作されていない状態において、上記ツメ部が上記ストッパー部に当接することで上記ドアが閉まらないようにしており、
    上記ドアが開状態でかつ上記操作部の操作により上記ツメ部が上記係止する方向とは反対の方向に回動またはスライドした状態において、上記ツメ部が上記ストッパー部に当接しないことによって、上記ドアを閉鎖可能にしていることを特徴とする衣類処理装置。
  2. 請求項1に記載の衣類処理装置において、
    上記操作部は、上記ドアに設けられた把手であることを特徴とする衣類処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の衣類処理装置において、
    上記操作部は、上記ドアが閉じた状態から開いたとき、操作が禁止されたロック状態となり、
    上記ドアの上記操作部に隣接するように設けられ、上記操作部のロック状態を解除するためのロック解除ボタンを備え、
    上記ロック解除ボタンを操作中のみ、上記操作部の操作が可能になることを特徴とする衣類処理装置。
  4. 請求項1から3までのいずれか1つに記載の衣類処理装置において、
    上記ドアの外縁側に径方向に出没可能に設けられ、上記ドアが開いた状態で径方向外向に突出して上記ドアが閉まらないようにするドア閉じ防止部と、
    上記ドアが開いた状態で突出した上記ドア閉じ防止部を没入させる解除操作部と
    を備え、
    上記ドアが開いて上記ドア閉じ防止部が径方向外向に突出した状態で、上記解除操作部を操作することにより上記ドア閉じ防止部を径方向内向に没入させて上記ドアを閉鎖可能にすることを特徴とする衣類処理装置。
  5. 前面側に開口部を有する外箱と、
    上記外箱の開口部に開閉可能に取り付けられたドアと、
    上記ドアを閉めた状態でロックするロック機構と、
    上記ドアに設けられ、上記ロック機構によるロック状態を解除する操作部と、
    上記ドアの外縁側に径方向に出没可能に設けられ、上記ドアが開いた状態で径方向外向に突出して上記ドアが閉まらないようにするドア閉じ防止部
    備え、
    上記ドアが開いて上記ドア閉じ防止部が径方向外向に突出した状態で、上記操作部を操作することにより上記ドア閉じ防止部を径方向内向に没入させて上記ドアを閉鎖可能にすることを特徴とする衣類処理装置。
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