JP2020162817A - 洗濯機 - Google Patents

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高木 政志
Masashi Takagi
政志 高木
上野 聖一
Seiichi Ueno
聖一 上野
秀樹 山川
Hideki Yamakawa
秀樹 山川
克幸 永井
Katsuyuki Nagai
克幸 永井
稔樹 松原
Toshiki Matsubara
稔樹 松原
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Abstract

【課題】本開示は、洗濯槽の内部に幼児が閉じ込められる事故を防止できる洗濯機を提供する。【解決手段】本開示における洗濯機は、本体31と、前記筐体内に支持された有底円筒型の受筒32と、受筒32内に回転可能に配設され、衣類を収容する洗濯槽33と、前部枠体35の開口部36および洗濯槽33の衣類出入口34を開閉可能に覆うドア39と、ドア39の開閉状態を検知するドア開閉検知手段27と、ドア39をロックするドアロック装置8と、受筒32の振動値を検知する振動センサ49と、を備える。洗濯機は、ドア39が開放している状態において振動センサ49で取得される振動値が所定以上の振動値を検知した場合、ドアロック装置8を稼働させることでドア39が閉状態にならないようにする。これにより、幼児が洗濯槽33内に誤って入り込んだ場合でも、ドア39が閉じて幼児が洗濯槽33内に閉じ込められることを防止できる。【選択図】図1

Description

本発明は、洗い、すすぎ、脱水行程を自動制御して行なう洗濯機に関する。
従来、この種の洗濯機は、幼児が誤って洗濯機を操作したり、洗濯槽内に入ったりすることを防ぐために、ドアが開かないように設定できるチャイルドロック機能が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
チャイルドロックスイッチ86は、電源スイッチ81の操作後、スタートスイッチ82の操作時に操作すると、以後の運転中においては、チャイルドロックスイッチ86を押さない限り、どのスイッチを押しても全く受け付けないような働きを有しているスイッチである。そして、チャイルドロックスイッチ86を操作して運転しても、運転コースが終了した時は、チャイルドロックスイッチ86の機能が解除される。
特開平5−49783号公報
しかしながら、前記従来の構成では、チャイルドロックを設定して運転したとしても、次回運転時に設定することを忘れる虞があった。また、チャイルドロックを設定しない状態では、幼児が誤って洗濯槽内に入った場合に内部に閉じ込められる虞があった。
本発明は、洗濯槽の内部に幼児が閉じ込められる事故を防止し、安全性を向上させることができるドラム式洗濯機を提供する。
本開示における洗濯機は、筐体と、前記筐体内に支持された有底円筒型の受筒と、前記受筒内に回転可能に配設され、衣類を収容する洗濯槽と、前記洗濯槽の開口部を開閉可能に覆うドアと、前記ドアの開閉状態を検知するドア開閉検知手段と、前記ドアをロックするドアロック装置と、前記受筒の振動値を検知する振動センサと、を備える。洗濯機は、前記ドアが開放している状態において前記振動センサで取得される振動値が所定以上の振動値を検知した場合、前記ドアロック装置を稼働させることでドアが閉状態にならないようにする。
本開示における洗濯機は、洗濯槽の内部に幼児が閉じ込められる事故を防止し、安全性を向上させることができる。
実施の形態1におけるドラム式洗濯機の全体斜視図 同ドラム式洗濯機の縦断面図 同ドラム式洗濯機のブロック回路図 同ドラム式洗濯機のドア及びドアロック装置の斜視図 同ドラム式洗濯機のドアロック装置の断面図 同ドラム式洗濯機の閉じ込め回避処理を示すフローチャート
以下、発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)

図1は、実施の形態1におけるドラム式洗濯機の全体斜視図、図2は、同ドラム式洗濯機の縦断面図、図3は、同ドラム式洗濯機のブロック回路図である。 図1、図2において、本体31内に、受筒32が揺動自在に弾性支持され、受筒32内に有底円筒形に形成された洗濯槽33が配設され、その軸心方向を正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させて回転自在に支持されている。また、受筒32の側面下部と本体31との間には、受筒32を揺動自在に弾性支持するための振動ダンパー50が設けられている。
受筒32の正面側には洗濯槽33の開口端に通じる衣類出入口34が形成され、本体31の前面側を構成する前部枠体35の前面に形成された上向き傾斜面に設けられた開口部36を開閉するドア39を開くことにより、衣類出入口34を通じて洗濯槽33内の洗濯物を出し入れすることができる。また、ドア39は、運転中は、前部枠体35側に設けたドアロック装置8(図3参照)によりロックされて開かないようになっている。ドアロックの機能について、詳細は後述する。
洗濯槽33の周面には、受筒32内に通じる多数の透孔40が形成され、洗濯槽33は、受筒32の背面側に取り付けられたモータ41によって、正転及び逆転方向に回転駆動される。また、受筒32には、注水管路42及び排水管路43が配管接続され、給水弁44および排水弁45の制御によって受筒32内への注水及び排水がなされる。
本体31前面部の前部枠体35の上方と本体31上部の天板63との間には、使用者が運転コース等のモードや各種機能の選択などをする操作表示部46が配設され、その操作表示部46の入力設定手段61(図3参照)から入力して行い、入力情報を基に表示手段62(図3参照)で表示して使用者に知らせる。
操作表示部46の左側下部には洗剤投入ケース26が前方に引き出し可能となるように前部枠体35に配置されている。
また、受筒32の側面上部には、3方向(X軸、Y軸、Z軸)の揺れを検知する振動センサ49が設けられており、常に受筒32の振動値を取得することが可能となっている。
また、本体31の下方には、制御手段(図3参照)を有する制御装置60が配設されており、モータ41、給水弁44、排水弁45、ドアロック装置8などを制御し、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御する。
図3において、商用電源51が正常で供給されている時は、通常シーケンス動作として、モータ41などの負荷に接続している駆動手段2を動作させて、洗濯機の洗い、すすぎ、脱水などの通常動作をおこなうように、制御装置60に設けられた制御手段1にて制御されている。なお、制御手段1は、常時通電状態となっている。
商用電源51の両端には、整流ダイオード56が接続されており、整流ダイオード56にて整流された交流電源は、平滑コンデンサ57にて直流電圧となり、スイッチング電源58および各負荷などの動作用電源として使用されている。
また、直流電圧検知回路59を設けることにより、交流電源、及び、また、整流ダイオード56、平滑コンデンサ57で生成された直流電源の両方を検知することができるようになっている。
そして、スイッチング電源58は、制御手段1の電源としており、制御手段1には、各種の設定内容や検知、測定結果などを記憶するメモリ9が接続されている。
また、商用電源51は、ゼロクロス検知回路54、パルス発生回路55を有する停電検知回路53に接続されている。ゼロクロス検知回路54は、商用電源51のオン・オフの切り替えの際に交流電圧の
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地点(ゼロクロス点)の通過を検出する回路で、パルス発生回路55は、パルス時間幅を常時、制御手段1にて監視し、電源周波数周期毎にパルス時間を測定する。
警報装置48は、異常時に音声によるエラーメッセージを出力し、使用者に処置対応の注意喚起をする。なお、このエラーメッセージは、言語によるメッセージだけでなくビープ音であってもよい。
Wifiユニット47は、インターネット回線を介し、あらかじめ登録しているスマートフォンなどの外部端末やサービスサーバ等と接続する。これにより、外部から洗濯機の状態を監視することや、洗濯機を遠隔操作することが可能となっている。
図4は、実施の形態1におけるドラム式洗濯機のドア及びドアロック装置の斜視図である。
図4において、ドア39にはレバー19が回動可能に設けられており、レバー19にはフック20が設けられている。レバー19は、取手部(図示せず)と一体的に動作するように構成されている。また、前部枠体35に収納されたドアロック装置8には、フック挿入穴21と、押し板部22と、フタ開検知用穴23が設けられている。押し板部22はフック挿入穴21の上方内部に設けられ、移動可能に構成されている。
ドア39が閉まる時には、まず、フック20の上部が押し板部22を押し込む。すると、押し板部22がフック20の上部が押し込む方向に移動するため、フック20全体がフック挿入穴21の内部に収容され、係合する。本実施の形態では、フック20がフック挿入穴21に完全に収容されている状態を閉状態とし、それ以外を開状態とする。
また、フック挿入穴21の下方内部には、フタ開検知用穴23が設けられる。フック20とフタ開閉検知穴23は、フック20がフック挿入穴21に完全に収容されている状態でのみ係合する。従って、フック20とフタ開閉検知穴23における係合状態を検知することで、ドア39が閉状態であるか否かを検知できる。
図5は、ドラム式洗濯機のドアロック装置の断面図である。
図5において、ドアロック装置8は、押し板部22と、保持手段13と、ドアロックソレノイド10と、押し板部可動ソレノイド11と、ドア開閉検知手段27と、を備えている。
ドア39が閉状態の場合、ドアロックソレノイド10により保持手段13を駆動させることで、フック20がフック挿入穴21から抜け出さないようにロックし、ドア39が開かないようにすることができる。
また、ドア39が開放されている状態において、押し板部可動ソレノイド11を駆動させると押し板部22が動作される。この動作により、押し板部22は、ドア39を閉める際にフック20により押し込まれる方向の反対側に移動する。すると、フック20をフック挿入穴21の内部に挿入しようとしても押し板部22を押し込むことができなくなり、フック20をフック挿入穴21の内部に収容できなくなる。これにより、フック20とフック挿入穴21とが係合できなくなるため、ドア39が閉状態となることを抑止できる。
以上のように構成された洗濯機について、以下、その動作、作用を説明する。
まず、洗濯運転の基本動作を説明する。
衣類の洗濯を行なう場合は、まずドア39を開いて洗濯槽33内に洗濯物を投入して運転を開始させると、給水弁44が開き、洗剤投入ケース26内に水が給水され、洗剤投入ケース26内の洗剤を流しながら、注水管路42を介して受筒32内に所定量の注水がなされ、モータ41により洗濯槽33が回転駆動されて洗い行程が開始される。洗い行程の洗濯物は、洗濯槽33の回転により回転方向に持ち上げられ落下する撹拌動作が繰り返され、洗いがなされる。
そして、所要の洗い行程の後、排水弁45が開き、汚れた洗濯液は排水管路43から排出され、洗濯槽33を高速回転させる脱水動作により、洗濯物に含まれた洗濯液を脱水すし、その後、受筒32内に注水管路42から注水され、すすぎ行程が実施される。このすすぎ行程においても、洗濯物には洗濯槽33の回転により撹拌動作が繰り返されて、すすぎが実施され、脱水行程へと移行していく。
次に、閉じ込め回避処理について説明する。
図5は、本発明の実施の形態におけるドラム式洗濯機の閉じ込め回避処理を示すフローチャートである。
まず電源がONされると、ステップS1にて、初期の振動センサ49のデータ読み出しを行なう。ここでは比較する第1の所定振動値A1及び第2の所定振動値A2も読み出しを行なう。
ステップS2にて、受筒32の振動値が第1の所定振動値A1以下になっているか否かを判断する。ここで言う第1の所定振動値A1は、通常、受筒32が静止状態の振動値、もしくは、洗濯物を開口部36より入れて静止した場合の振動値より5倍以上の振動状態となっている。幼児が洗濯槽33に入っていると振動値が大きくなるので、所定振動値を越えた場合は、幼児が洗濯槽33に入っている虞があると判定する。
ステップS2にて、受筒32の振動値が第1の所定振動値A1より大きいと判断された場合(S2、No)、ステップS10にて、この状態の継続された時間を判断する。所定時間値Tは、例えば10秒以上に設定されており、ノイズ等による異常振動の誤検知を抑止する。
ステップS10で、第1の所定振動値A1が所定時間値T以上あったと判断された場合(S10、Yes)、ドア開閉検知手段27によりドア39が開放された状態か否かの判定を行う(S10)。ドア39が開放された状態の場合(S11、Yes)、押し板部可動ソレノイド11が動作して、ドア39が閉まらない状態とする(S12)。つまり、幼児が洗濯槽33に入っていたとしても、閉じ込められないようにする。同時に、警報装置
48により洗濯機周囲に対して異常報知を実施するとともに(S13)、あらかじめ登録しているスマートフォンなどの外部端末に対して遠隔報知を実施する(S14)。
ステップS15では、押し板部可動ソレノイド11の動作を解除可能か判定する。本実施の形態では、操作表示部46を介して使用者が解除指示を入力することで、押し板部可動ソレノイド11の動作を解除する(S15、Yes)。さらに、警報装置48による異常報知は、押し板部可動ソレノイド11の動作を解除すると同時に停止されるようにしてもよい。押し板部可動ソレノイド11の動作が解除されると、通常通り洗濯運転を開始できるようになる。
また、ステップS2において、受筒32の振動値が第1の所定振動値A1以下と判断された場合(S2、Yes)は、ステップS3にて操作設定許可をし、ステップS4にて運転コースを設定する。
ステップS5においてドアが閉状態であり(S5、No)、ステップS6において受筒32の振動値が第2の所定振動値A2以下であると判断された場合(S6、Yes)は、洗濯運転を開始させることが可能となる(S7)。ステップS8において、操作表示部46のスタートスイッチ(図示せず)がONされると(S8、Yes)、洗濯動作の運転が開始する(S9)。
ステップS6にて、受筒32の振動値が第2の所定振動値A2以上であると判断された場合(S6、No)はステップS13へ移行し、警報装置48により洗濯機周囲に対して異常報知を実施するとともに、外部端末に対して遠隔報知を実施する(S14)。
以上のように、本実施の形態における洗濯機は、本体31と、前記筐体内に支持された有底円筒型の受筒32と、受筒32内に回転可能に配設され、衣類を収容する洗濯槽33と、洗濯槽33の衣類出入口34を開閉可能に覆うドア39と、ドア39の開閉状態を検知するドア開閉検知手段27と、ドア39をロックするドアロック装置8と、受筒32の振動値を検知する振動センサ49と、を備える。洗濯機は、ドア39が開放している状態において振動センサ49で取得される振動値が所定以上の振動値を検知した場合、ドアロック装置8を稼働させることでドア39が閉状態にならないようにする。
これにより、ドア39が開放している状態において洗濯槽33の異常振動が検知された場合に、ドア39が閉状態となることを抑止できる。そのため、幼児が洗濯槽33内に誤って入り込んだ場合でも、ドア39が閉じて幼児が洗濯槽33内に閉じ込められることを防止できる。
また、本実施の形態における洗濯機のように、異常状態を視覚情報で報知する操作表示部46及び/又は音声情報で報知する警報装置48を備え、ドア39が開放している状態において振動センサ49で取得される振動値が所定以上の振動値を検知した場合、操作表示部46又は及び/又は警報装置48により異常状態を報知するようにしてもよい。
これにより、洗濯機周囲に対して、洗濯槽33内で異常振動が発生している旨を報知することができる。そのため、幼児が洗濯槽33内に閉じ込められることを抑止できる。
また、本実施の形態における洗濯機のように、スマートフォンなどの外部端末と通信するWifiユニット47を備え、ドア39が開放している状態において振動センサ49で取得される振動値が所定以上の振動値を検知した場合、Wifiユニット47を介して外部端末 これにより、洗濯機周囲に対する異常報知だけでなく、使用者の所有する外部端末に対して異常を報知することができる。そのため、使用者が洗濯機から遠い場所にいる
場合でも、幼児が洗濯槽33内に閉じ込められることを抑止できる。
また、本実施の形態における洗濯機のように、ドア39は、回動可能に設けられたレバー19と、レバー19に設けられ、ドア39を閉じる際、ドアロック装置8に設けられたフック挿入穴21に収納されるように移動するフック20を有し、ドアロック装置8は、フック20がフック挿入穴21に収納されるように移動することを妨げる干渉手段である押し板部22及び押し板部可動ソレノイド11を有し、ドア39が開放している状態において振動センサ49で取得される振動値が所定以上の振動値を検知した場合、干渉手段である押し板部22及び押し板部可動ソレノイド11を作動させることで、フック20がフック挿入穴21に収納されないようにしてもよい。
これにより、一般に用いられるドアロック装置の構成を大きく変更することなく、ドア39が開放している状態においてドア39が閉状態にならないようにすることができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されない。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
実施の形態1では、洗濯機の一例としてドラム式洗濯機を説明した。洗濯機は、ドアにロックをかけて洗濯運転を実施するものであればよいので、ドラム式洗濯機に限定されない。従って、縦型洗濯機や二槽式洗濯機であってもよい。また、実施の形態1におけるドラム式洗濯機は、洗濯槽33の軸心方向を正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させている例を説明したが、軸心方向は水平としてもよい。
実施の形態1では、振動センサの一例として、3方向(X軸、Y軸、Z軸)の揺れを検出する振動センサ49を説明した。振動センサは、受筒の振動を検知するものであればよいので、三軸の揺れを検出する振動センサに限定されず、二軸の揺れを検出する振動センサを用いてもよい。
実施の形態1では、干渉手段の一例として、押し板部22及び押し板部可動ソレノイド11を説明した。干渉手段は、フック20がフック挿入穴21に収納されるように移動することを妨げる手段であればよいので、押し板部22及び押し板部可動ソレノイド11に限定されない。また、押し板部22は、ドア39が閉状態の場合にドア39をロックする際に用いられてもよい。この場合、押し板部22は保持手段13により動作され、フック20がフック挿入穴21から抜け出さないようにロックする。
実施の形態1では、閉じ込め回避処理を開始するタイミングの一例として、電源がONされた時(S1)を説明した。制御手段1は常時通電状態となっているため、閉じ込め回避処理を開始するタイミングは電源がONにされた時に限定されず、振動検知を常時行う構成にしてもよい。その場合、前回の洗濯運転終了後、洗濯物が全て取り出されてドアが閉状態になった時、閉じ込め回避処理が開始される。また、電源がONにされてから一定時間が経過すると、待機状態又は電源をOFFとする洗濯機が知られている。その場合、待機状態又は電源をOFFとしてからも閉じ込め回避処理は継続される構成にしてもよい。これにより、一定時間経過後に洗濯槽内に幼児が入り込み、閉じ込め事故が起きることを防止できる。
実施の形態1では、第1の所定振動値A1の一例として、通常、受筒32が静止状態の振動値、もしくは、洗濯物を開口部36より入れて静止した場合の振動値より5倍以上の
振動状態を説明した。所定振動値は、幼児が洗濯槽に入っている虞がある振動値であればよいので、静止状態の振動値の5倍に限定されない。
実施の形態1では、幼児が洗濯槽に入っているか否かを判定する方法として、ステップS10において、所定時間値Tの間に所定の振動値以上の振動が検知されたか否かによって判定していた。判定方法は、振動値が所定の振動値以上であるか否かを用いていればよいので、所定時間値Tは限定しない。所定時間値Tは、0秒より大きい時間であればよい。ただし、所定時間値Tとして10秒間の検知時間を設けているように、所定時間値Tを長くすることで誤検知を抑制できる。
実施の形態1では、受筒32の振動値が第2の所定振動値A2以下であると判断された場合(S6、Yes)は、洗濯機を動作させることが可能となり、操作表示部46のスタートスイッチ(図示せず)がONされると(S8、Yes)、洗濯動作の運転が開始する(S9)、としていた。洗濯機を動作させる手段は、操作表示部46のスタートスイッチに限定されない。従って、あらかじめ登録しているスマートフォンなどの端末機器や、Wifiユニット47を介して接続するサービスサーバ等によって動作指示を行う構成にしてもよい。また、洗濯動作許可を行う際に、操作表示部46や端末機器に、幼児の閉じ込め等による洗濯槽33の振動が無い旨を報知する構成にしてもよい。
実施の形態1では、ステップS15における押し板部可動ソレノイドを解除可能か指示入力する一例として、操作表示部46を介して指示入力する構成を説明した。指示入力は、干渉手段を解除可能か否か使用者が入力できる構成であればよいので、操作表示部46の代わりに端末機器による遠隔操作を用いてもよい。
本開示は、洗濯槽の回転軸が水平又は水平から傾斜している洗濯機に適用可能である。具体的には、縦型洗濯機、ドラム式洗濯機、二槽式洗濯機などに、本開示は適用可能である。
1 制御手段
8 ドアロック装置
11 押し板部可動ソレノイド(干渉手段)
20 フック
21 フック挿入穴
22 押し板部(干渉手段)
27 ドア開閉検知手段
31 本体
32 受筒
33 洗濯槽
35 前部枠体
36 開口部
39 ドア
41 モータ
46 操作表示部
47 Wifiユニット
48 警報装置
49 振動センサ
60 制御装置
61 入力設定手段
62 表示手段

Claims (4)

  1. 筐体と、前記筐体内に支持された有底円筒型の受筒と、前記受筒内に回転可能に配設され、衣類を収容する洗濯槽と、前記洗濯槽の開口部を開閉可能に覆うドアと、前記ドアの開閉状態を検知するドア開閉検知手段と、前記ドアをロックするドアロック装置と、前記受筒の振動値を検知する振動センサと、を備え、前記ドアが開放している状態において前記振動センサで取得される振動値が所定以上の振動値を検知した場合、前記ドアロック装置を稼働させることでドアが閉状態にならないようにする洗濯機。
  2. 異常状態を視覚情報で報知する表示手段及び/又は音声情報で報知する警報装置を備え、前記ドアが開放している状態において前記振動センサで取得される振動値が所定以上の振動値を検知した場合、前記表示手段及び/又は前記警報装置により異常状態を報知する請求項1に記載の洗濯機。
  3. 外部端末と通信する通信部を備え、前記ドアが開放している状態において前記振動センサで取得される振動値が所定以上の振動値を検知した場合、前記通信部を介して前記外部端末に異常状態を報知する請求項1に記載の洗濯機。
  4. 前記ドアは、回動可能に設けられ、前記ドアを閉じる際、前記ドアロック装置に設けられたフック挿入穴に収納されるように移動するフックを有し、
    前記ドアロック装置は、前記フックが前記フック挿入穴に収納されるように移動することを妨げる干渉手段を有し、
    前記ドアが開放している状態において前記振動センサで取得される振動値が所定以上の振動値を検知した場合、前記干渉手段を作動させることで前記フックが前記フック挿入穴に収納されないようにする請求項1に記載の洗濯機。
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