JP6667102B2 - 投影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、投影装置に関する。
今日、パーソナルコンピュータの画面やビデオ画像、さらにメモリカード等に記憶されている画像データによる画像等をスクリーンに投影する画像投影装置として、データプロジェクタが多用されている。このようなプロジェクタは、光源から出射された光をDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)と呼ばれるマイクロミラー表示素子や液晶板に集光させ、スクリーン上にカラー画像を表示させる。
プロジェクタは、パーソナルコンピュータやDVDプレーヤーなどの映像機器の普及に伴って、業務用プレゼンテーションから家庭用に至るまで用途が拡大している。このようなプロジェクタは、高輝度の放電ランプを光源とするものが主流であったが、近年、レーザダイオード等の固体発光素子や、その固体発光素子を励起光源とする蛍光板を光源として備えたものが種々開発されている。このような光源や制御用の基板等は、プロジェクタの主な熱源となることから、プロジェクタの内部を冷却するための技術が提案されている。
例えば、特許文献1のプロジェクタは、第一の光源装置に取り付けられる第一のヒートシンクと、第二の光源装置に取り付けられる第二のヒートシンクを備える。また、このプロジェクタは、第一のヒートシンクに冷却風を送風する第一の冷却ファンと、第二のヒートシンクに冷却風を送風する第二の冷却ファンを備える。第一の冷却ファンと第二の冷却ファンは、異なる方向から外気を取り込んで、第一のヒートシンクと第二のヒートシンクの各々に冷却風を送風する。また、第一の光源装置と第二の光源装置の間には、第一のヒートシンクと第二のヒートシンクから夫々放出される冷却風が同一方向に流れるように案内する案内部材が配置される。
よって、このプロジェクタは、冷却風同士の干渉を防ぎ、冷却ファンからの冷却風をスムーズに排気することで、効率よく各光源装置を冷却することを可能としている。
特開2011−75898号公報
一般的に、冷却が必要な熱源は、冷却ファンからの風が直接吹き付ける位置や、冷却ファンの風の吸気側の位置に配置されることで冷却される。特許文献1のプロジェクタにおいても、熱源である各光源装置と対応させて冷却ファンを配置し、光源装置に取り付けられたヒートシンクに向かって冷却風を送風している。そのため、冷却ファンや熱源となるヒートシンク等の構成部材のレイアウトが限られる。また、熱源を冷却ファンから遠い位置に配置する場合は、専用のダクトを用いて風を導く必要があるため、この場合も他の構成部材のレイアウトが制限されてしまう。
本発明は、以上の点に鑑み、構成部材のレイアウトの制限を低減させた投影装置を提供することを目的とする。
本発明の投影装置は、本体ケースの内部に配置されたファンと、固体発光素子からの光源光を励起光とする蛍光板装置を含む光源装置と、前記光源装置の上方に設けられ、前記ファンの排気側から前記ファンの吸気側へ延設される面ダクトと、前記ファンの排気側、且つ前記ファンと前記面ダクトの間に配置され、前記固体発光素子を冷却させるヒートシンクと、を備え、前記蛍光板装置は、前記ファンの側面部と前記面ダクトの間に配置された。
本発明によれば、構成部材のレイアウトの制限を低減させた投影装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る投影装置の外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る投影装置の機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る投影装置の内部構造を示す平面模式図である。 本発明の実施形態に係る光源装置の平面模式図である。 本発明の実施形態に係る曲面ダクト周辺における本体ケースを縦断面とした(a)正面図及び(b)側面図である。 本発明の実施形態に係る投影装置内の通気路を示す平面模式図である。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。図1は、投影装置10の外観斜視図である。本実施形態の投影装置10は、上本体ケース10a及び下本体ケース10bを備える。投影装置10の筐体の側板である正面パネル12、背面パネル13、右側パネル14、及び左側パネル15は、上本体ケース10aの外周縁から下方に向かって立設する。各パネル12〜15の下端は、下本体ケース10bの外周縁と当接する。したがって、投影装置10は、上本体ケース10aと下本体ケース10bにより略直方体状に形成される。なお、本実施形態において、投影装置10における左右とは投影方向に対しての左右方向を示し、前後とは投影装置10のスクリーン側方向及び光線束の進行方向に対しての前後方向を示す。
投影装置10の筺体の上面パネル11には、キー/インジケータ部37、投影画像調整部11aが設けられる。このキー/インジケータ部37には、電源スイッチキーや電源のオン又はオフを報知するパワーインジケータ、投影のオン、オフを切りかえる投影スイッチキー、光源装置や表示素子又は制御回路等が過熱した時に報知をする過熱インジケータ等の各種設定を行うためのキーやインジケータが配置されている。投影画像調整部11aは、一つ又は複数の回動摘みを備える。この回動摘みを操作することにより、図4で後述する投影側光学系の可動レンズの位置が調節され、投影画像の大きさやピントの調整が行われる。また、投影装置10は、図示しないが、リモートコントローラからの制御信号を受信するIr受信部を備えている。
正面パネル12と右側パネル14の前方右側の角部501には、吸気孔310が設けられる。正面パネル12の左側には、すり鉢状に窪んだ光出射部12aが設けられる。この光出射部12aの左側パネル15側の内壁には、吸気孔320が形成される。換言すれば、正面パネル12の前方左側の角部502には、吸気孔320が設けられる。投影装置10は、光出射部12aに、投影口12bと、投影口12bを覆うレンズカバー19を有する。正面パネル12の下端には、高さ調整ボタン12cが設けられる。投影装置10は、正面パネル12側の内部に支脚を備える。投影装置10は、高さ調整ボタン12cが押下されている間、下方からその支脚を出没させることができる。よって、使用者は、高さ調整ボタン12cを操作することにより支脚を任意の出代量で固定し、投影装置10の高さや傾きを調節することができる。
背面パネル13には、USB端子や画像信号入力用のD−SUB端子、S端子、RCA端子等を設ける入出力コネクタ部及び電源アダプタプラグ等の各種端子20が設けられている。また、背面パネル13において、右側パネル14側の角部に排気孔330が形成され、左側パネル15側の角部にも排気孔340が形成される。換言すれば、投影装置10の後方右側の角部503に排気孔330が配置され、後方左側の角部504にも排気孔340が配置される。
つぎに、投影装置10の投影装置制御手段について図2の機能ブロック図を用いて述べる。投影装置制御手段は、制御部38、入出力インターフェース22、画像変換部23、表示エンコーダ24、表示駆動部26等から構成される。
制御部38は、投影装置10内の各回路の動作制御を司るものであって、CPUや各種セッティング等の動作プログラムを固定的に記憶したROM及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成されている。
そして、この投影装置制御手段により、入出力コネクタ部21から入力された各種規格の画像信号は、入出力インターフェース22、システムバス(SB)を介して画像変換部23で表示に適した所定のフォーマットの画像信号に統一するように変換された後、表示エンコーダ24に出力される。
表示エンコーダ24は、入力された画像信号をビデオRAM25に展開記憶させた上でこのビデオRAM25の記憶内容からビデオ信号を生成して表示駆動部26に出力する。
表示駆動部26は、表示エンコーダ24から出力された画像信号に対応して適宜フレームレートで空間的光変調素子(SOM)である表示素子51を駆動するものである。
投影装置10は、光源である光源装置60から出射された光源光の光線束を、後述する導光光学系を介して表示素子51に照射することにより、表示素子51の反射光で光像(画像)を形成する。投影装置10は、その形成した光像を同じく後述する投影側光学系を介してスクリーンに投影し、画像を表示させる。なお、この投影側光学系の可動レンズ群235は、レンズモータ45によりズーム調整やフォーカス調整のための駆動が行われる。
画像圧縮/伸長部31は、画像信号の輝度信号及び色差信号をADCT及びハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮して着脱自在な記録媒体とされるメモリカード32に順次書き込む記録処理を行う。
また、画像圧縮/伸長部31は、再生モード時はメモリカード32に記録された画像データを読み出し、一連の動画を構成する個々の画像データを1フレーム単位で伸長する。そして、画像圧縮/伸長部31は、その画像データを、画像変換部23を介して表示エンコーダ24に出力し、メモリカード32に記憶された画像データに基づいた動画等を表示する処理を行う。
筺体の上面パネル11に設けられるメインキー及びインジケータ等により構成されるキー/インジケータ部37の操作信号は、直接に制御部38に送出される。リモートコントローラからのキー操作信号は、Ir受信部35で受信され、Ir処理部36で復調されたコード信号が制御部38に出力される。
なお、制御部38にはシステムバス(SB)を介して音声処理部47が接続されている。この音声処理部47は、PCM音源等の音源回路を備えており、投影モード及び再生モード時には音データをアナログ化し、スピーカ48を駆動して拡声放音させる。
また、制御部38は、光源制御手段としての光源制御回路41を制御している。この光源制御回路41は、画像生成時に要求される所定波長帯域の光が光源装置60から出射されるように、光源装置60の緑色光源装置における励起光照射装置や、赤色光源装置の発光を個別に制御する。光源装置60から出射された所定の波長帯域の光は、照射ミラー185で反射され、表示素子51に照射される。
制御部38は、冷却ファン駆動制御回路43に光源装置60等に設けた複数の温度センサによる温度検出を行わせ、この温度検出の結果から冷却ファンの回転速度を制御させている。また、制御部38は、投影装置10の電源をOFFにする指示を受けると、冷却ファン駆動制御回路43にタイマーを用いて投影装置10本体の電源OFF後も冷却ファンの回転を持続させたり、温度センサによる温度検出の結果に応じて投影装置10本体の電源を切るタイミングを定める等の制御を行うことができる。
つぎに、投影装置10の内部構造について述べる。図3は、投影装置10の内部構造を示す平面模式図である。投影装置10は、電源装置301、制御回路基板302、光源装置60を備える。また、投影装置10は、冷却ファンとして、吸気ファン260、中間ファン270、排気ファン280を備える。
光源装置60は、投影装置10の筐体の略中央に配置される。光源装置60は、光源ケース61によって内部にレンズやミラー等の光学部材を収納する。電源装置301は、光源装置60の左側パネル15側に配置される。電源装置301の基板は、左側パネル15と略平行に配置される。制御回路基板302は、光源装置60の背面パネル13側に配置される。制御回路基板302は、上下方向に対し略垂直に配置される。制御回路基板302は、電源回路ブロックや光源制御ブロック等を備える。また、制御回路基板302は、電源回路ブロックや光源制御ブロック等の機能毎に分けて、複数備えることができる。
光源装置60の内部構造について説明する。図4は、光源装置60の平面模式図である。光源装置60は、赤色波長帯域光の光源とされる赤色光源装置120と、緑色波長帯域光の光源とされる緑色光源装置80と、青色波長帯域光の光源とされる青色光源装置であると共に励起光源ともされる励起光照射装置70と、を備える。緑色光源装置80は、励起光照射装置70と、蛍光板装置100と、により構成される。光源装置60は、導光光学系140を有する。導光光学系140は、緑色波長帯域光及び青色波長帯域光及び赤色波長帯域光の光線束を合わせて、各色波長帯域の光線束を同一光路上に導光する。
励起光照射装置70は、投影装置10筐体の右側パネル14側に配置される。励起光照射装置70は、背面パネル13と光軸が平行になるよう配置された複数の固体発光素子を備える。本実施形態の固体発光素子は、青色波長帯域光を発する青色レーザダイオード71である。また、青色レーザダイオード71は、右側パネル14と平行に配置されている。これら青色レーザダイオード71は、固定ホルダ74に固定される。また、励起光照射装置70は、反射ミラー76、拡散板78、ヒートシンク81、を備える。反射ミラー76は、各青色レーザダイオード71からの出射光の光軸を拡散板78に向けて90度変換する。拡散板78は、反射ミラー76で反射した各青色レーザダイオード71からの出射光を予め定められた拡散角度で拡散する。ヒートシンク81は、青色レーザダイオード71と右側パネル14との間に配置される。図3に示すように、ヒートシンク81の右側方に形成された第一フィン811の板面は上下方向に対して垂直に形成される。また、上方に形成された第二フィン812の板面は、左右方向に対して垂直に形成される。
図4に戻り、各青色レーザダイオード71からの光路上には、青色レーザダイオード71からの出射光の指向性を高めて平行光に変換するコリメータレンズ73が夫々配置されている。これらコリメータレンズ73は、青色レーザダイオード71とともに固定ホルダ74に固定される。
赤色光源装置120は、青色レーザダイオード71の光線束と光軸が平行となるように配置された赤色光源121と、赤色光源121からの出射光を集光する集光レンズ群125と、を備える。この赤色光源121は、赤色波長帯域光を発する固体発光素子である赤色発光ダイオードである。赤色光源装置120は、赤色光源装置120が出射する赤色波長帯域光の光軸が、蛍光板101から出射される緑色波長帯域光の光軸と交差するように配置される。また、赤色光源装置120は、赤色光源121の右側パネル14側にヒートシンク130を備える。ヒートシンク130のフィン131は、全体が右側方向に立設しており、上下方向に対して略垂直に形成される。また、フィン131は、正面視において放射状に上下に広がるように傾斜して形成される。ヒートシンク130は、青色レーザダイオード71のヒートシンク81と、前方から見て上下左右方向が重ならない位置に配置される(図5(a)参照)。
緑色光源装置80を構成する蛍光板装置100は、蛍光板101、モータ110、入射側の集光レンズ群117、出射側の集光レンズ115、を備える。蛍光板101は、励起光照射装置70からの出射光の光軸と直交するように配置された蛍光ホイールである。この蛍光板101はモータ110により回転駆動する。集光レンズ群117は、励起光照射装置70から出射される励起光の光線束を蛍光板101に集光する。集光レンズ115は、蛍光板101から正面パネル12方向に出射される光線束を集光する。なお、蛍光板101の一部は、集光レンズ群117及び集光レンズ115の上方に位置される。そのため、蛍光板101の下方の一部が集光レンズ群117と集光レンズ115の光路上に配置される。
蛍光板101には、蛍光発光領域と拡散透過領域とが周方向に並設されている。蛍光発光領域は、青色レーザダイオード71から出射された青色波長帯域光を励起光として受けて、励起された緑色波長帯域の蛍光光を出射する。拡散透過領域は、青色レーザダイオード71からの出射光を拡散透過する。拡散透過した出射光は、光源装置60の青色波長帯域光として出射される。
導光光学系140は、第一ダイクロイックミラー141、集光レンズ149、第二ダイクロイックミラー148、第一反射ミラー143、集光レンズ146、第二反射ミラー145、集光レンズ147を有する。第一ダイクロイックミラー141は、励起光照射装置70から出射される青色波長帯域光及び蛍光板101から出射される緑色波長帯域光と、赤色光源装置120から出射される赤色波長帯域光とが交差する位置に配置される。第一ダイクロイックミラー141は、青色波長帯域光及び赤色波長帯域光を透過し、緑色波長帯域光を反射する。第一ダイクロイックミラー141で反射した緑色波長帯域光の光軸は、集光レンズ149に向かう左側パネル15方向に90度変換される。したがって、第一ダイクロイックミラー141を透過した赤色波長帯域光の光軸は、第一ダイクロイックミラー141により反射された緑色波長帯域光の光軸と一致する。
集光レンズ149は、第一ダイクロイックミラー141の左側パネル15側に配置される。第一ダイクロイックミラー141を透過した赤色波長帯域光及び第一ダイクロイックミラー141により反射された緑色波長帯域光は、共に集光レンズ149に入射する。第二ダイクロイックミラー148は、集光レンズ149の左側パネル15側であって、集光レンズ147の背面パネル13側に配置される。第二ダイクロイックミラー148は、赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光を反射し、青色波長帯域光を透過する。したがって、集光レンズ149で集光された赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光は、第二ダイクロイックミラー148によって反射されて、背面パネル13側に90度変換される。第二ダイクロイックミラー148の背面パネル13側には、集光レンズ173が配置される。第二ダイクロイックミラー148により反射された赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光は、集光レンズ173に入射する。
第一反射ミラー143は、蛍光板101を透過した青色波長帯域光の光軸上、つまり、集光レンズ115と正面パネル12との間に配置される。第一反射ミラー143は、青色波長帯域光を反射して、この青色波長帯域光の光軸を左側パネル15方向に90度変換する。集光レンズ146は、第一反射ミラー143の左側パネル15側に配置される。また、第二反射ミラー145は、集光レンズ146の左側パネル15側に配置される。第二反射ミラー145は、第一反射ミラー143により反射されて、集光レンズ146により集光された青色波長帯域光の光軸を、背面パネル13側に90度変換する。集光レンズ147は、第二反射ミラー145の背面パネル13側に配置される。第二反射ミラー145により反射された青色波長帯域光は、集光レンズ147を介して第二ダイクロイックミラー148を透過し、集光レンズ173に入射する。このようにして、導光光学系140により導光された赤色、緑色、青色の各波長帯域光の光線束は、光源側光学系170の同一光路上に導光される。
光源側光学系170は、集光レンズ173、ライトトンネル175、集光レンズ178、光軸変換ミラー179、集光レンズ183、照射ミラー185、コンデンサレンズ195を備える。なお、コンデンサレンズ195は、コンデンサレンズ195の背面パネル13側に配置される表示素子51から出射された画像光を、投影側光学系220に向けて出射するため、投影側光学系220の一部でもある。
集光レンズ173から出射した各光線束は、ライトトンネル175に入射する。ライトトンネル175に入射される各光線束は、ライトトンネル175により均一な強度分布の光線束とされる。
ライトトンネル175の背面パネル13側の光軸上には、集光レンズ178を介して、光軸変換ミラー179が配置されている。ライトトンネル175の出射口から出射した光線束は、集光レンズ178で集光された後、光軸変換ミラー179により、集光レンズ183に向かう光軸に変換される。
光軸変換ミラー179で反射した光線束は、集光レンズ183により集光された後、照射ミラー185により、コンデンサレンズ195を介して表示素子51に所定の角度で照射される。なお、背面パネル13側にはヒートシンク190が設けられている。DMDとされる表示素子51は、このヒートシンク190により冷却される。また、ヒートシンク190の後方に形成されたフィン191の板面は、上下方向に対して垂直に形成される。
光源側光学系170により表示素子51の画像形成面に照射された光源光である光線束は、表示素子51の画像形成面で反射され、投影光として投影側光学系220を介してスクリーンに投影される。
投影側光学系220は、コンデンサレンズ195、可動レンズ群235、固定レンズ群225により構成される。固定レンズ群225は、固定鏡筒に内蔵される。可動レンズ群235は、可動鏡筒に内蔵され、手動又は自動により移動されることにより、ズーム調整やフォーカス調整を可能としている。
このように投影装置10を構成することで、蛍光板101を回転させるとともに励起光照射装置70及び赤色光源装置120から異なるタイミングで光を出射すると、赤色、緑色及び青色の各波長帯域光が導光光学系140を介してライトトンネル175に入射され、さらに光源側光学系170を介して表示素子51に入射される。よって、投影装置10の表示素子51であるDMDがデータに応じて各色の光を時分割表示することにより、スクリーンにカラー画像を投影することができる。
図3に戻り、吸気ファン260は、前方右側の角部501において図1に示す上本体ケース10aの内壁に近接して、吸気孔310の内側に配置される。吸気ファン260は、吸気側261を吸気孔310に向けるとともに、排気側262を投影装置10の略中央に向けて、斜めに傾けて配置される。中間ファン270は、後方右側の角部503においてヒートシンク81の後側に配置される。中間ファン270は、吸気側271をヒートシンク81に向けるとともに、排気側272を排気孔330に向けて配置される。排気ファン280は、後方左側の角部504において排気孔340の内側に配置される。排気ファン280は、吸気側281をヒートシンク190に向けるとともに、排気側282を排気孔340に向けて、斜めに傾けて配置される。本実施形態の吸気ファン260、中間ファン270、排気ファン280は、それぞれ一つの軸流型のファンにより形成される。また、吸気ファン260、中間ファン270、排気ファン280は、いずれも高さが図1に示す下本体ケース10bから上本体ケース10aの近くにまで亘って形成される。
投影装置10は、内部に曲面ダクト400、右側面ダクト410、左側面ダクト420、後側面ダクト430、を有する。各面ダクト400,410,420,430は、面が上下方向と平行な板状に形成される。
曲面ダクト400は、光源装置60の上に配置される。曲面ダクト400は、吸気ファン260の排気側262の略正面において投影装置10の左右方向に形成される平面状の第一面401と、吸気ファン260の側方側において投影装置10の前後方向に形成される平面状の第二面402と、を有する。よって、第二面402は、第一面401と略直交する方向に形成される。第一面401と第二面402とは、吸気ファン260から見て凹状の湾曲面403を介して接続される。また、第二面402の前方側では、右方に屈曲した後にさらに前方に屈曲する板状のL字状板部404が延設される。このように、曲面ダクト400は、吸気ファン260の排気側262から吸気ファン260の吸気側261へ延設される。
図5(a)は曲面ダクト400周辺における本体ケースを縦断面とした正面図であり、図5(b)は曲面ダクト400周辺における本体ケースを縦断面とした側面図である。なお、図5(a)及び図5(b)では、吸気ファン260の図示は省略している。曲面ダクト400は、上本体ケース10aから下方に向かって立設して、光源装置60の上方に配置される。図5(a)に示すように、曲面ダクト400の下端には、第一面401から湾曲面403にかけて、矩形状の第一切欠部400dが形成される。また、L字状板部404の下端には、矩形状の第二切欠部404dが形成される。第二切欠部404dの前側縁は、L字状板部404の湾曲面404aの位置に形成される。第一切欠部400a及び第二切欠部404dは、投影装置10の制御回路基板302と、赤色光源装置120及び蛍光板装置100とを接続する配線の引き込み通路として用いることができる。
図5(b)で、第一面401の下方には、下本体ケース10bから上方に立設するガイド板151が形成される。ガイド板151は、図3に示すように、曲面ダクト400の第一面401と平面視における位置が重なるように配置される。すなわち、ガイド板151は、投影装置10の左右方向に設けられる。ガイド板151の右側からは、後方のヒートシンク81に向かって延設される板状の右端部151aが形成される。また、ガイド板151の左側には、前方のヒートシンク130に向かって延設される板状の左端部151bが形成される(図3参照)。
図3に戻り、右側面ダクト410は、光源装置60の上方であって、光源ケース61とヒートシンク81の間に配置される。右側面ダクト410は、投影装置10の前後方向に亘って設けられる。右側面ダクト410の前方部は、曲面ダクト400の第一面401と接続される。左側面ダクト420は、投影側光学系220と電源装置301の間に配置される。左側面ダクト420は、投影装置10の前後方向に亘って設けられる。
後側面ダクト430は、光源装置60と背面パネル13の間に配置される。後側面ダクト430は、投影装置10の左右方向に亘って設けられる。後側面ダクト430は、制御回路基板302の上方に配置される。また、後側面ダクト430は、右方が右側面ダクト410の後方と接続され、左方が左側面ダクト420の後方と接続される。
右側面ダクト410は、上本体ケース10aから下方に立設して形成される。左側面ダクト420は、下本体ケース10bから上方に立設して形成される。また、後側面ダクト430は、上下に上本体ケース10a及び下本体ケース10bとの間隙を有し、他の構成部材との干渉を避けながら配置させることができる。
本実施形態では、発熱量の比較的高い、赤色光源121のヒートシンク130と、青色レーザダイオード71のヒートシンク81と、蛍光板装置100と、が吸気ファン260の近辺に配置される。吸気ファン260の左側、すなわち吸気ファン260の略側面側には、蛍光板装置100(第二冷却対象物)が配置される。吸気ファン260の排気側262の略正面には、ヒートシンク130(第一冷却対象物)が配置される。よって、ヒートシンク130の後方及び左方には、曲面ダクト400が配置される。このように、吸気ファン260、曲面ダクト400、冷却対象物である蛍光板装置100やヒートシンク130等によって、冷却装置が構成される。
図3の平面視において、吸気ファン260の側面側263と、正面パネル12と、の間には間隙S1が設けられる。また、吸気孔310の縁部311は、吸気ファン260の正面パネル12側の角部260aよりも蛍光板装置100側(すなわち投影装置10の左側)に配置される。したがって、吸気ファン260の蛍光板装置100が配置される側面側263(側面部)と、吸気ファン260の吸気側261との間には、通気路が形成される。
つぎに、投影装置10の内部における冷却用空気の流路について説明する。図6は、投影装置10内の通気路を示す平面模式図である。本図では、投影装置10内の空気の流路を矢印で示している。吸気ファン260は、吸気孔310を介して投影装置10の外部から空気f1を取り込む。吸気側261から取り込まれた空気f1は、排気側262から排気される。排出された空気f2,f3のうち、左側パネル15側の空気f2は、ヒートシンク130に吹き付けられて図4に示す赤色光源121が冷却される。ヒートシンク130に吹き付けられた空気f2のうち光源装置60の上方側の空気は、曲面ダクト400の第一面401や湾曲面403に当たり、左側へ向かう空気f21と右側へ向かう空気f22に分流する。
左側へ分岐した前方へ向かう空気f21は、曲面ダクト400の第二面402に沿って前方へ移動する。軸流型のファンは、排気側の縁部周辺から排出された空気を再び吸気側に吸気させる循環流を発生させる性質がある。循環流は、ファンの排気側から上下左右いずれかの側面を逆向きに流れ、再び吸気側から吸気される。本実施形態では、曲面ダクト400を配置することにより、吸気ファン260の側面側を流れる空気f21を効率良く案内することができる。そのため、吸気ファン260の側面に配置させた熱源を冷却することができる。また、本実施形態では、吸気ファン260の側面側には蛍光板装置100が熱源として配置される。循環流となった空気f21の一部は、吸気孔310の縁部311から一旦外部に排気され、新たに流入してくる空気f1と合流し、再び吸気孔310を介して吸気側261から吸気される。
ヒートシンク130に吹き付けられた空気f2から分流して右側へ向かう空気f22は、排気側262から排気された右側パネル14側の空気f3と合流し、ヒートシンク81に吹き付けられる。ヒートシンク81に吹き付けられた空気f3は、右側パネル14と右側面ダクト410により案内されて後方へ流れ、中間ファン270の吸気側271から吸気される。その後、中間ファン270の排気側272から排気された空気f4は、一部が排気ファン280へ向かって左側に流れ、残りが排気孔330から外部へ排出される。中間ファン270から排気ファン280へ向かう空気f5は、後側面ダクト430と背面パネル13により案内される。このとき、制御回路基板302やヒートシンク190が冷却される。排気ファン280へ到達した空気f5は、吸気側281から取り込まれ、排気側282から排気孔340を介して外部へ排出される。
また、電源装置301が配置される位置には、左右が左側パネル15と左側面ダクト420により遮蔽された流路が形成される。排気ファン280が駆動すると、光出射部12aに設けられた吸気孔320から空気f6が流入する。流入した空気f6は、電源装置301を通過した後、排気ファン280の吸気側281から取り込まれ、排気側282から排気孔340を介して外部へ排出される。これにより、電源装置301が冷却される。
このように、投影装置10内に曲面ダクト400、右側面ダクト410、左側面ダクト420、後側面ダクト430を配置することにより、投影装置10内に空気の流路を形成し、この流路上に配置されたヒートシンク130,81,190、蛍光板装置100、制御回路基板302、電源装置301等の熱源を効率良く冷却することができる。また、吸気ファン260と排気ファン280を、図3の平面視に示したように投影装置10の対角上に配置させているため、主な通気方向を対角方向に形成させて、効率の良い冷却機構を構成することができる。
さらに、曲面ダクト400を吸気ファン260の正面側の一部から側面側にかけて配置させたことにより、流量の多い循環流を発生させて、熱源を吸気ファン260の側面側に配置させた場合であっても良好な冷却効果を得ることができる。したがって、冷却が必要な熱源となる構成部材のレイアウトの自由度を増加させることができる。
また、光源ケース61は、図5(b)に示すように吸気ファン260側の下方に流入口62を有する。光源装置60と下本体ケース10bは、間隔を開けて配置される。そのため、吸気ファン260から排出された一部の空気f7は、流入口62から光源装置60の下側に流入する。光源装置60の下側に流入した空気f7は、ヒートシンク190側に設けられた流出口63から排出され、その後、排気ファン280によって投影装置10の外部へ排出される。
また、投影装置10の内部には、図示しない温度センサが設けられる。温度センサは、例えば、ヒートシンク81,130,190、電源装置301、制御回路基板302、光源装置60の光源ケース61、蛍光板装置100等に設けられる。制御部38は、各部材の温度が一定以上に上昇しないように、各ファン260,270,280の回転速度を制御することができる。ファン260,270,280の制御としては、例えば、制御部38が、各部材の温度センサの温度を確認してその温度が一定以上となったと判断した場合、各ファン260,270,280の回転速度を増加させたり、各ファン260,270,280相互の回転速度のバランスを調整することができる。
なお、本実施形態では、吸気ファン260を投影装置10の前方右側の角部501に配置させたが、吸気ファン260は、第一面401が排気側262の略正面に配置されて第二面402が吸気ファン260の側面側に配置される曲面ダクト400との位置関係を維持していれば、吸気孔310から離れた内部の位置に設けてもよい。
また、中間ファン270又は排気ファン280の側面に熱源となる冷却対象物を配置して、その冷却対象物を循環流によって冷却させてもよい。
以上、本実施形態の冷却装置は、本体ケース10a,10bの内部に配置されたファン260と、ファン260の排気側262からファン260の吸気側へ延設される曲面ダクト400と、ファン260の側面部と曲面ダクト400の間に配置された冷却対象物(ヒートシンク130,蛍光板装置100)と、を備える。そのため、排気側262から排気された空気f2の一部を曲面ダクト400によりファン260の側面側263へ案内し、ファン260の側面側263へ容易に空気f21の流れを作ることができる。よって、ファン260の側面側263にも投影装置10の冷却対象物となる部材を配置させて冷却させることができ、構成部材のレイアウトの制限を低減させることができる。
また、冷却対象物が曲面ダクト400に沿って配置されており、本体ケース10aが平面視してファン260の近傍の角部501に吸気孔310を有し、軸流型のファン260が吸気側261を吸気孔310に向けて吸気孔310の内側に配置される冷却装置は、外部の空気を効率良く取り込み、空気の内部への流入角度を狭くして流路損失を低減することができる。よって、空気の流速の減少を低減させて冷却効果を増加させることができる。
また、ファン260の側面部と、ファン260の吸気側261との間に通気路が形成される冷却装置は、循環流を効率良く発生させることができる。よって、ファン260の側面側に配置された第一冷却対象物を効率良く冷却させることができる。
また、冷却装置と光源光を出射する光源装置60とを備え、曲面ダクト400が光源装置60の上方に設けられた投影装置10は、熱源となる構成部材が配置されない領域に空気が流入することを防止しながら、その空気を投影装置10内の熱源が配置された領域に案内することができる。よって、冷却用の空気を効率良く利用することができる。
また、冷却対象物がファン260の排気側262であって、ファン260と曲面ダクト400の間に配置される第一冷却対象物(ヒートシンク130)と、ファン260の側面側263に配置される第二冷却対象物(蛍光板装置100)である投影装置10は、ファン260から排出されて曲面ダクト400に向かう空気を、排気側に配置された熱源と側面側に配置された熱源を一つの空気流により冷却することができる。よって、複数の熱源を効率良く冷却することができる。
また、第一冷却対象物が固体発光素子(赤色光源121)を冷却させるヒートシンク130であり、第二冷却対象物が蛍光板装置100である投影装置10は、発熱量の比較的多い複数の構成部品を一つの空気流により冷却することができる。よって、複数の熱源を効率良く冷却することができる。
また、ファン260が、本体ケース10a,10bの内壁と近接して配置される投影装置10は、第一冷却対象物が配置されない他の側面側には循環流を発生しにくくすることができる。よって、冷却対象物が配置される側に循環流を効率良く発生させることができる。
また、曲面ダクト400が平面状の第一面401と、第一面401と略直交する方向に形成された平面状の第二面402と、第一面401と第二面402を接続する湾曲面403とを有する投影装置10は、排気側262に排出された空気を循環流としてスムーズに誘導することができる。よって、循環流の流路損失を低減させ、熱源を効率良く冷却することができる。
また、以上説明した実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の最初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 本体ケースの内部に配置されたファンと、
前記ファンの排気側から前記ファンの吸気側へ延設される面ダクトと、
前記ファンの側面部と前記面ダクトの間に配置された冷却対象物と、
を備えることを特徴とする冷却装置。
[2] 前記ファンは軸流型のファンであり、
前記冷却対象物は前記面ダクトに沿って配置されており、
前記本体ケースは、平面視して前記ファン近傍の角部に吸気孔を有し、
前記ファンは、前記ファンの吸気側を前記吸気孔に向けて配置される、
ことを特徴とする上記[1]に記載の冷却装置。
[3] 前記ファンの側面部と、前記ファンの前記吸気側との間に通気路が形成されることを特徴とする上記[2]に記載の冷却装置。
[4] 上記[1]乃至上記[3]の何れかに記載の冷却装置と、
光源光を出射する光源装置と、
を備え、
前記面ダクトは、前記光源装置の上方に設けられたことを特徴とする投影装置。
[5] 前記冷却対象物は、前記ファンの排気側であって、前記ファンと前記面ダクトの間に配置される第一冷却対象物と、前記ファンの側面側に配置される第二冷却対象物と、であることを特徴とする上記[4]に記載の投影装置。
[6] 固体発光素子からの光源光を励起光とする蛍光板装置を含む光源装置を備え、
前記第一冷却対象物は、前記固体発光素子を冷却させるヒートシンクであり、
前記第二冷却対象物は、前記蛍光板装置である、
ことを特徴とする上記[5]に記載の投影装置。
[7] 前記ファンは、前記本体ケースの内壁と近接して配置されることを特徴とする上記[4]乃至上記[6]の何れかに記載の投影装置。
[8] 前記面ダクトは、平面状の第一面と、前記第一面と略直交する方向に形成された平面状の第二面と、前記第一面と前記第二面を接続する湾曲面と、を有することを特徴とする上記[4]乃至上記[7]の何れかに記載の投影装置。
10 投影装置 10a 上本体ケース
10b 下本体ケース 11 上面パネル
11a 投影画像調整部 12 正面パネル
12a 光出射部 12b 投影口
12c 高さ調整ボタン 13 背面パネル
14 右側パネル 15 左側パネル
19 レンズカバー 20 端子
21 入出力コネクタ部
22 入出力インターフェース 23 画像変換部
24 表示エンコーダ 25 ビデオRAM
26 表示駆動部 31 画像圧縮/伸長部
32 メモリカード 35 Ir受信部
36 Ir処理部 37 キー/インジケータ部
38 制御部 41 光源制御回路
43 冷却ファン駆動制御回路 45 レンズモータ
47 音声処理部 48 スピーカ
51 表示素子 60 光源装置
61 光源ケース 62 流入口
63 流出口
70 励起光照射装置 71 青色レーザダイオード
73 コリメータレンズ 74 固定ホルダ
76 反射ミラー 78 拡散板
80 緑色光源装置 81 ヒートシンク
100 蛍光板装置 101 蛍光板
110 モータ 115 集光レンズ
117 集光レンズ群 120 赤色光源装置
121 赤色光源 125 集光レンズ群
130 ヒートシンク 131 フィン
140 導光光学系 141 第一ダイクロイックミラー
143 第一反射ミラー 145 第二反射ミラー
146 集光レンズ 147 集光レンズ
148 第二ダイクロイックミラー 149 集光レンズ
151 ガイド板 151a 右端部
151b 左端部 170 光源側光学系
173 集光レンズ 175 ライトトンネル
178 集光レンズ 179 光軸変換ミラー
183 集光レンズ 185 照射ミラー
190 ヒートシンク 191 フィン
195 コンデンサレンズ 220 投影側光学系
225 固定レンズ群 235 可動レンズ群
260 吸気ファン 260a 角部
261 吸気側 262 排気側
263 側面側 270 中間ファン
271 吸気側 272 排気側
280 排気ファン 281 吸気側
282 排気側 301 電源装置
302 制御回路基板 310 吸気孔
311 縁部 320 吸気孔
330 排気孔 340 排気孔
400 曲面ダクト 400d 第一切欠部
401 第一面 402 第二面
403 湾曲面 404 L字状板部
404d 第二切欠部 410 右側面ダクト
420 左側面ダクト 430 後側面ダクト
501〜504 角部
811 第一フィン 812 第二フィン
S1 間隙 f1〜7,f21,f22 空気

Claims (5)

  1. 本体ケースの内部に配置されたファンと、
    固体発光素子からの光源光を励起光とする蛍光板装置を含む光源装置と、
    前記光源装置の上方に設けられ、前記ファンの排気側から前記ファンの吸気側へ延設される面ダクトと、
    前記ファンの排気側、且つ前記ファンと前記面ダクトの間に配置され、前記固体発光素子を冷却させるヒートシンクと、
    を備え、
    前記蛍光板装置は、前記ファンの側面部と前記面ダクトの間に配置されたことを特徴とする投影装置。
  2. 前記ファンは軸流型のファンであり、
    前記冷却対象物は前記面ダクトに沿って配置されており、
    前記本体ケースは、平面視して前記ファン近傍の角部に吸気孔を有し、
    前記ファンは、前記ファンの吸気側を前記吸気孔に向けて配置される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の投影装置。
  3. 前記ファンの側面部と、前記ファンの前記吸気側との間に通気路が形成されることを特徴とする請求項2に記載の投影装置。
  4. 前記ファンは、前記本体ケースの内壁と近接して配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の投影装置。
  5. 前記面ダクトは、平面状の第一面と、前記第一面と略直交する方向に形成された平面状の第二面と、前記第一面と前記第二面を接続する湾曲面と、を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の投影装置。
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