JP6663530B1 - ベッド側柵カバー、およびベッド側柵カバーの使用方法 - Google Patents

ベッド側柵カバー、およびベッド側柵カバーの使用方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明者は、自身の介護業務経験などから、ベッドの側柵へ上方から被せられるベッド側柵カバーの利便性が向上されることが望ましいと考えている。より具体的には、本発明者は、ベッド使用者の雑貨小物などがベッドの敷布団のわきの隙間へ落込みやすいことに気付いた。しかしながら、従来のベッド側柵カバーは、雑貨小物などの敷布団のわきの隙間への落込みを防止することができない。【解決手段】 ベッドの側柵へ上方から被せられる袋状本体100を備えたベッド側柵カバーであって、袋状本体100は、側柵のベッド内側部を覆う袋状本体内側部101と、側柵のベッド外側部を覆う袋状本体外側部102と、を有し、袋状本体内側部101の口縁部分につながった内側垂下がり部110が、設けられているベッド側柵カバーである。【選択図】 図3

Description

本発明は、ベッドの側柵へ上方から被せられるベッド側柵カバー、およびベッド側柵カバーの使用方法に関する。
外周部を形成する枠状部材と、枠状部材の内周部の水平方向に沿って設けられた横部材とにより上部に矩形空間部が形成され、横部材から下方に設けられた縦部材、横部材及び枠状部材により隙間が形成されるベッド側柵と、軟質性部材によって形成されたカバー本体と、カバー本体をベッド側柵に装着したときに、カバー本体を固定するための固定部材とを有するベッド側柵カバーと、を有し、ベッド側柵は、ベッド本体の側部にベッド本体の長手方向に沿って設けられるベッド装置が、知られている(たとえば、特許文献1参照)。
このようなベッド装置において、カバー本体は、ベッド側柵の横部材より下方に挟み込むように装着することにより、隙間を閉塞し、かつ、矩形空間部が開口された状態にてベッド側柵カバーが装着される。
特開2011−103927号公報
ところで、本発明者は、自身の介護業務経験などから、ベッドの側柵へ上方から被せられるベッド側柵カバーの利便性が向上されることが望ましいと考えている。
より具体的には、本発明者は、ベッド使用者の雑貨小物などがベッドの敷布団のわきの隙間へ落込みやすいことに気付いた。
しかしながら、上述された従来のベッド側柵カバーは、雑貨小物などの敷布団のわきの隙間への落込みを防止することができない。
本発明は、上述された従来の課題を考慮し、雑貨小物などの敷布団のわきの隙間への落込みを防止することを目的とする。
第1の本発明は、ベッドの側柵へ上方から被せられる袋状本体を備えたベッド側柵カバーであって、
前記袋状本体は、前記側柵のベッド内側部を覆う袋状本体内側部と、前記側柵のベッド外側部を覆う袋状本体外側部と、を有し、
前記袋状本体外側部の口縁部分につながった外側垂下がり部が、設けられており、
前記外側垂下がり部は、前記袋状本体外側部の内面から、さらに前記袋状本体内側部の内面に沿わせて折畳まれており、
前記折畳まれた外側垂下がり部の下端部分は、丸められており、
一端が前記袋状本体内側部の前記ベッドに面している部分へ固定された係止ベルト部材が、設けられており、
前記係止ベルト部材の他端は、前記丸められた外側垂下がり部の前記下端部分と係止させられていることを特徴とするベッド側柵カバーである。
第2の本発明は、ベッドの側柵へ上方から被せられる袋状本体を備えたベッド側柵カバーの使用方法であって、
前記袋状本体は、前記側柵のベッド内側部を覆う袋状本体内側部と、前記側柵のベッド外側部を覆う袋状本体外側部と、を有し、
前記袋状本体外側部の口縁部分につながった外側垂下がり部が、設けられており、
前記外側垂下がり部を、前記袋状本体外側部の内面から、さらに前記袋状本体内側部の内面に沿わせて折畳み、
前記折畳まれた外側垂下がり部の下端部分を丸め、
一端が前記袋状本体内側部の前記ベッドに面している部分へ固定された係止ベルト部材の他端を前記丸められた外側垂下がり部の前記下端部分と係止させ、前記外側垂下がり部の下端部分を利用することにより、前記ベッドの敷布団のわきの隙間を塞ぐことを特徴とするベッド側柵カバーの使用方法である。
本発明に関連する第1の明は、ベッドの側柵へ上方から被せられる袋状本体を備えたベッド側柵カバーであって、
前記袋状本体は、前記側柵のベッド内側部を覆う袋状本体内側部と、前記側柵のベッド外側部を覆う袋状本体外側部と、を有し、
前記袋状本体内側部の口縁部分につながった内側垂下がり部が、設けられていることを特徴とするベッド側柵カバーなどである。
本発明に関連する第2の明は、前記袋状本体外側部の口縁部分につながった外側垂下がり部が、設けられており、
垂下がり方向における前記外側垂下がり部の長さは、前記袋状本体外側部の内面に、さらに前記袋状本体内側部の内面に沿わせて、前記外側垂下がり部を折畳むことができる長さであることを特徴とする本発明に関連する第1の明のベッド側柵カバーなどである。
本発明に関連する第3の本発明は、前記内側垂下がり部の下端部分は、丸められていることを特徴とする本発明に関連する第1または第2の明のベッド側柵カバーなどである。
本発明に関連する第4の明は、ベッドの側柵へ上方から被せられる袋状本体を備えたベッド側柵カバーであって、
前記袋状本体は、前記側柵のベッド内側部を覆う袋状本体内側部と、前記側柵のベッド外側部を覆う袋状本体外側部と、を有し、
前記袋状本体外側部の口縁部分につながった外側垂下がり部が、設けられていることを特徴とするベッド側柵カバーなどである。
本発明に関連する第5の明は、ベッドの側柵へ上方から被せられる袋状本体を備えたベッド側柵カバーの使用方法であって、
前記袋状本体は、前記側柵のベッド内側部を覆う袋状本体内側部と、前記側柵のベッド外側部を覆う袋状本体外側部と、を有し、
前記袋状本体内側部の口縁部分につながった内側垂下がり部が、設けられており、
前記内側垂下がり部の下端部分を利用することにより、前記ベッドの敷布団のわきの隙間を塞ぐことを特徴とするベッド側柵カバーの使用方法などである。
本発明に関連する第6の明は、前記袋状本体外側部の口縁部分につながった外側垂下がり部が、設けられており、
垂下がり方向における前記外側垂下がり部の長さは、前記袋状本体外側部の内面に、さらに前記袋状本体内側部の内面に沿わせて、前記外側垂下がり部を折畳むことができる長さであり、
前記袋状本体外側部の前記内面に、さらに前記袋状本体内側部の前記内面に沿わせて、前記外側垂下がり部を折畳むことを特徴とする本発明に関連する第5の明のベッド側柵カバーの使用方法などである。
本発明に関連する第7の明は、ベッドの側柵へ上方から被せられる袋状本体を備えたベッド側柵カバーの使用方法であって、
前記袋状本体は、前記側柵のベッド内側部を覆う袋状本体内側部と、前記側柵のベッド外側部を覆う袋状本体外側部と、を有し、
前記袋状本体外側部の口縁部分につながった外側垂下がり部が、設けられており、
前記外側垂下がり部の下端部分を利用することにより、前記ベッドの敷布団のわきの隙間を塞ぐことを特徴とするベッド側柵カバーの使用方法などである。
本発明に関連する第8の明は、垂下がり方向における前記外側垂下がり部の長さは、前記袋状本体外側部の内面に、さらに前記袋状本体内側部の内面に沿わせて、前記外側垂下がり部を折畳むことができる長さであり、
前記袋状本体外側部の前記内面に、さらに前記袋状本体内側部の前記内面に沿わせて、前記外側垂下がり部を折畳むことを特徴とする本発明に関連する第7の明のベッド側柵カバーの使用方法などである。
本発明により、雑貨小物などの敷布団のわきの隙間への落込みを防止することが可能なベッド側柵カバー、およびベッド側柵カバーの使用方法を提供することができる。
本発明に関連する発明における実施の形態1のベッド側柵カバーの背面図 (a)本発明に関連する発明における実施の形態1のベッド側柵カバーの正面図、(b)本発明に関連する発明における実施の形態1のベッド側柵カバーの左側面図、(c)本発明に関連する発明における実施の形態1のベッド側柵カバーの右側面図、(d)本発明に関連する発明における実施の形態1のベッド側柵カバーの平面図、(e)本発明に関連する発明における実施の形態1のベッド側柵カバーの底面図 本発明に関連する発明における実施の形態1のベッド側柵カバーの断面図 本発明に関連する発明における実施の形態2のベッド側柵カバーの背面図 (a)本発明に関連する発明における実施の形態2のベッド側柵カバーの正面図、(b)本発明に関連する発明における実施の形態2のベッド側柵カバーの左側面図、(c)本発明に関連する発明における実施の形態2のベッド側柵カバーの右側面図、(d)本発明に関連する発明における実施の形態2のベッド側柵カバーの平面図、(e)本発明に関連する発明における実施の形態2のベッド側柵カバーの底面図 本発明に関連する発明における実施の形態2のベッド側柵カバーの断面図 本発明に関連する発明における変形例の実施の形態1のベッド側柵カバーの断面図 (a)本発明に関連する発明における変形例の実施の形態1のベッド側柵カバーの内側垂下がり部の下端部分近傍の拡大断面図(その一)、(b)本発明に関連する発明における変形例の実施の形態1のベッド側柵カバーの内側垂下がり部の下端部分近傍の拡大断面図(その二) 本発明に関連する発明における実施の形態3のベッド側柵カバーの断面図 本発明における施の形態ベッド側柵カバーの断面図
図面を参照しながら、本発明、および本発明に関連する発明における実施の形態について詳細に説明する。
以下同様であるが、いくつかの構成要素は図面において示されていないこともあるし透視的にまたは省略的に示されていることもある。
(実施の形態1)
はじめに、図1から3を参照しながら、本実施の形態のベッド側柵カバーについて具体的に説明する。
ここに、図1は本発明に関連する発明における実施の形態1のベッド側柵カバーの背面図であり、図2(a)は本発明に関連する発明における実施の形態1のベッド側柵カバーの正面図であり、図2(b)は本発明に関連する発明における実施の形態1のベッド側柵カバーの左側面図であり、図2(c)は本発明に関連する発明における実施の形態1のベッド側柵カバーの右側面図であり、図2(d)は本発明に関連する発明における実施の形態1のベッド側柵カバーの平面図であり、図2(e)は本発明に関連する発明における実施の形態1のベッド側柵カバーの底面図であり、図3は本発明に関連する発明における実施の形態1のベッド側柵カバーのA−A断面図である。
本実施の形態のベッド側柵カバーについて説明しながら、本発明ベッド側柵カバーの使用方法についても説明する。
本実施の形態のベッド側柵カバーは、本発明に関連する発明におけるベッド側柵カバーの例である。
袋状本体100は本発明に関連する発明における袋状本体の例であり、袋状本体内側部101は本発明に関連する発明における袋状本体内側部の例であり、袋状本体外側部102は本発明に関連する発明における袋状本体外側部の例である。
内側垂下がり部110は、本発明に関連する発明における内側垂下がり部の例である。
ベッドマットレス20は、ベッドフレーム10の上面へ載置されている。
外枠部材31と、複数の縦桟部材32と、を有する側柵30は、ベッドフレーム10の側面へ脱着自由に取付けられている。単数の側柵30が取付けられていてもよいし、複数の側柵30が取付けられていてもよい。
敷布団40は、ベッドマットレス20の上面へ載置されている。
ベッドの側柵30へ上方から被せられる袋状本体100は、側柵30のベッド内側部を覆う袋状本体内側部101と、側柵30のベッド外側部を覆う袋状本体外側部102と、を有する。
たとえば、袋状本体100は、袋状本体内側部101および袋状本体外側部102を形成するためのミシンステッチなどである、左右両側の袋状本体縫合せ部103を利用することにより、1枚のキルティング布から構成されている。もちろん、ビニール布などが、キルティング布の代わりに利用されてもよい。
袋状本体100は、十分な厚みが得られるように、たとえば、裏打ちされていてもよい。ベッド使用者が就寝時などに手足を縦桟部材32の間のスペースに突込んで怪我をしにくいので、安全性が向上する。
本実施の形態のベッド側柵カバーは、リバーシブルタイプであり、表裏を入替えて使用可能である。
袋状本体内側部101の口縁部分につながった内側垂下がり部110が、設けられている。
内側垂下がり部110は、袋状本体内側部101と一体的に構成されているが、袋状本体内側部101と一体的に構成されていなくてもよい。たとえば、袋状本体内側部101とは異なる別部材として構成された内側垂下がり部110が、ミシンステッチなどのような縫合せ部を利用することにより、袋状本体内側部101へ脱着自由に取付けられていてもよい。
内側垂下がり部110の下端部分を利用することにより、ベッドの敷布団40のわきの隙間Gが塞がれる。
したがって、垂下がり方向における内側垂下がり部110の長さL11は、比較的に大きいことが望ましい。
たとえば、内側垂下がり部110の下端部分は、敷布団40とベッドマットレス20との間の箇所へしっかり挟込まれている。ベッド使用者の雑貨小物などがベッドの敷布団40のわきの隙間Gへ落込まないので、利便性が向上する。
垂下がり方向における袋状本体内側部101および袋状本体外側部102の長さL10は、高さ方向における側柵30の長さと比較して、大きすぎないことが望ましい。これは、介護担当者が、縦桟部材32の間のスペースから矢印Xで示された水平向きに手を差込むことにより、内側垂下がり部110の下端部分を敷布団40とベッドマットレス20との間の箇所へ容易に挟込むことができるからである。
たとえば、ベッドメーキングを行うとき、介護担当者は、矢印Yで示された鉛直向きに袋状本体100を持上げることにより、矢印Xで示された向きと反対の水平向きに内側垂下がり部110を引出す。このような水平向きの内側垂下がり部110の引出しがスムーズに行われるように、袋状本体縫合せ部103の強度は十分に大きいことが望ましい。さらに、内側垂下がり部110の下端部分における滑りやすさを向上させるためのシート材貼付または塗料塗布などを利用することにより、引出し時の摩擦抵抗が減少させられてもよい。
(実施の形態2)
つぎに、図4から6を参照しながら、本実施の形態のベッド側柵カバーについて具体的に説明する。
ここに、図4は本発明に関連する発明における実施の形態2のベッド側柵カバーの背面図であり、図5(a)は本発明に関連する発明における実施の形態2のベッド側柵カバーの正面図であり、図5(b)は本発明に関連する発明における実施の形態2のベッド側柵カバーの左側面図であり、図5(c)は本発明に関連する発明における実施の形態2のベッド側柵カバーの右側面図であり、図5(d)は本発明に関連する発明における実施の形態2のベッド側柵カバーの平面図であり、図5(e)は本発明に関連する発明における実施の形態2のベッド側柵カバーの底面図であり、図6は本発明に関連する発明における実施の形態2のベッド側柵カバーのA−A断面図である。
本実施の形態のベッド側柵カバーについて説明しながら、本発明ベッド側柵カバーの使用方法についても説明する。
本実施の形態のベッド側柵カバーは、本発明に関連する発明におけるベッド側柵カバーの例である。
袋状本体200は本発明に関連する発明における袋状本体の例であり、袋状本体内側部201は本発明に関連する発明における袋状本体内側部の例であり、袋状本体外側部202は本発明に関連する発明における袋状本体外側部の例である。
内側垂下がり部210は、本発明に関連する発明における内側垂下がり部の例である。
外側垂下がり部220は、本発明に関連する発明における外側垂下がり部の例である。
ベッドの側柵30へ上方から被せられる袋状本体200は、側柵30のベッド内側部を覆う袋状本体内側部201と、側柵30のベッド外側部を覆う袋状本体外側部202と、を有する。
たとえば、袋状本体200は、袋状本体内側部201および袋状本体外側部202を形成するためのミシンステッチなどである、左右両側の袋状本体縫合せ部203を利用することにより、1枚のキルティング布から構成されている。もちろん、ビニール布などが、キルティング布の代わりに利用されてもよい。
袋状本体200は、十分な厚みが得られるように、たとえば、裏打ちされていてもよい。ベッド使用者が就寝時などに手足を縦桟部材32の間のスペースに突込んで怪我をしにくいので、安全性が向上する。
本実施の形態のベッド側柵カバーは、リバーシブルタイプであり、表裏を入替えて使用可能である。
袋状本体内側部201の口縁部分につながった内側垂下がり部210が、設けられている。
内側垂下がり部210は、袋状本体内側部201と一体的に構成されているが、袋状本体内側部201と一体的に構成されていなくてもよい。たとえば、袋状本体内側部201とは異なる別部材として構成された内側垂下がり部210が、ミシンステッチなどのような縫合せ部を利用することにより、袋状本体内側部201へ脱着自由に取付けられていてもよい。
内側垂下がり部210の下端部分を利用することにより、ベッドの敷布団40のわきの隙間Gが塞がれる。
したがって、垂下がり方向における内側垂下がり部210の長さL21は、比較的に大きいことが望ましい。
たとえば、内側垂下がり部210の下端部分は、敷布団40とベッドマットレス20との間の箇所へしっかり挟込まれている。ベッド使用者の雑貨小物などがベッドの敷布団40のわきの隙間Gへ落込まないので、利便性が向上する。
垂下がり方向における袋状本体内側部201および袋状本体外側部202の長さL20は、高さ方向における側柵30の長さと比較して、大きすぎないことが望ましい。これは、介護担当者が、縦桟部材32の間のスペースから矢印Xで示された水平向きに手を差込むことにより、内側垂下がり部210の下端部分を敷布団40とベッドマットレス20との間の箇所へ容易に挟込むことができるからである。
たとえば、ベッドメーキングを行うとき、介護担当者は、矢印Yで示された鉛直向きに袋状本体200を持上げることにより、矢印Xで示された向きと反対の水平向きに内側垂下がり部210を引出す。このような水平向きの内側垂下がり部210の引出しがスムーズに行われるように、袋状本体縫合せ部203の強度は十分に大きいことが望ましい。さらに、内側垂下がり部210の下端部分における滑りやすさを向上させるためのシート材貼付または塗料塗布などを利用することにより、引出し時の摩擦抵抗が減少させられてもよい。
袋状本体外側部202の口縁部分につながった外側垂下がり部220が、設けられている。
外側垂下がり部220は、袋状本体外側部202と一体的に構成されているが、袋状本体外側部202と一体的に構成されていなくてもよい。たとえば、袋状本体外側部202とは異なる別部材として構成された外側垂下がり部220が、ミシンステッチなどのような縫合せ部を利用することにより、袋状本体外側部202へ脱着自由に取付けられていてもよい。
垂下がり方向における外側垂下がり部220の長さL22は、袋状本体外側部202の内面に、さらに袋状本体内側部201の内面に沿わせて、外側垂下がり部220を折畳むことができる長さである。
したがって、垂下がり方向における外側垂下がり部220の長さL22は、垂下がり方向における袋状本体内側部201および袋状本体外側部202の長さL20より大きい。すなわち、
(数1)
L22>L20
である。
袋状本体外側部202の内面に、さらに袋状本体内側部201の内面に沿わせて、外側垂下がり部220が折畳まれる。
たとえば、外側垂下がり部220は、袋状本体外側部202の内面のみならず、袋状本体内側部201の内面をもすっかり覆うように折畳まれる。すなわち、
(数2)
L22≧L20+L20=2×L20
である。ベッド使用者が就寝時などに手足を縦桟部材32の間のスペースに突込んで怪我をしにくいので、安全性が向上する。
外側垂下がり部220の下端部分は、ベッドの敷布団40のわきの隙間Gを塞ぐために、敷布団40とベッドマットレス20との間の箇所へ挟込まれていてもよいし、丸められていてもよい。
なお、本発明に関連する発明における内側垂下がり部の下端部分は、丸められていてもよい。
たとえば、内側垂下がり部110の下端部分は、ベッドの敷布団40のわきの隙間Gを塞ぐために、図3に示されているように敷布団40とベッドマットレス20との間の箇所へ挟込まれているのではなく、図7に示されているように丸められていてもよい。
ここに、図7は、本発明に関連する発明における変形例の実施の形態1のベッド側柵カバーのA−A断面図である。
内側垂下がり部110の下端部分は、変形可能に丸められてあらかじめ縫合せられていてもよいし、容易に膨らませられながら丸められるように下側辺に挿入された骨部材を有してもよいし、十分な厚みが得られるように折畳まれながら丸められて面ファスナーなどで留められてもよい。
たとえば、丸められた内側垂下がり部110の下端部分は、図8(a)に示されているように上方のベルト基部131で内側垂下がり部110へ固定された単数のまたは複数の係止ベルト部材130によりしっかり留められてもよいし、図8(b)に示されているように下方のベルト基部131で内側垂下がり部110へ固定された単数のまたは複数の係止ベルト部材130によりしっかり留められてもよい。
ここに、図8(a)および8(b)は、本発明に関連する発明における変形例の実施の形態1のベッド側柵カバーの内側垂下がり部110の下端部分近傍の拡大A−A断面図(その一および二)である。
ベッド使用者が上体を起こすために敷布団40が持上げられて斜めに傾けられても、内側垂下がり部110の下端部分は、敷布団40とベッドマットレス20との間の箇所へ挟込まれていないので、ほとんど全く影響されず、ベッドの敷布団40のわきの隙間Gが塞がれている状態は維持される。
(実施の形態3)
つぎに、図9を参照しながら、本実施の形態のベッド側柵カバーについて具体的に説明する。
ここに、図9は、本発明に関連する発明における実施の形態3のベッド側柵カバーの断面図である。
本実施の形態のベッド側柵カバーについて説明しながら、本発明ベッド側柵カバーの使用方法についても説明する。
本実施の形態のベッド側柵カバーは、本発明におけるベッド側柵カバーの例である。
袋状本体300は本発明における袋状本体の例であり、袋状本体内側部301は本発明における袋状本体内側部の例であり、袋状本体外側部302は本発明における袋状本体外側部の例である。
外側垂下がり部320は、本発明における外側垂下がり部の例である。
本実施の形態のベッド側柵カバーは、上述された実施の形態1および2のベッド側柵カバーと類似している。
ベッドの側柵30へ上方から被せられる袋状本体300は、側柵30のベッド内側部を覆う袋状本体内側部301と、側柵30のベッド外側部を覆う袋状本体外側部302と、を有する。
たとえば、袋状本体300は、袋状本体内側部301および袋状本体外側部302を形成するためのミシンステッチなどである、左右両側の袋状本体縫合せ部を利用することにより、1枚のキルティング布から構成されている。もちろん、ビニール布などが、キルティング布の代わりに利用されてもよい。
袋状本体300は、十分な厚みが得られるように、たとえば、裏打ちされていてもよい。ベッド使用者が就寝時などに手足を縦桟部材32の間のスペースに突込んで怪我をしにくいので、安全性が向上する。
本実施の形態のベッド側柵カバーは、リバーシブルタイプであり、表裏を入替えて使用可能である。
袋状本体外側部302の口縁部分につながった外側垂下がり部320が、設けられている。
外側垂下がり部320は、袋状本体外側部302と一体的に構成されているが、袋状本体外側部302と一体的に構成されていなくてもよい。たとえば、袋状本体外側部302とは異なる別部材として構成された外側垂下がり部320が、ミシンステッチなどのような縫合せ部を利用することにより、袋状本体外側部302へ脱着自由に取付けられていてもよい。
垂下がり方向における外側垂下がり部320の長さは、袋状本体外側部302の内面に、さらに袋状本体内側部301の内面に沿わせて、外側垂下がり部320を折畳むことができる長さである。
したがって、垂下がり方向における外側垂下がり部320の長さは、垂下がり方向における袋状本体内側部301および袋状本体外側部302の長さより大きい。
袋状本体外側部302の内面に、さらに袋状本体内側部301の内面に沿わせて、外側垂下がり部320が折畳まれる。
たとえば、外側垂下がり部320は、袋状本体外側部302の内面のみならず、袋状本体内側部301の内面をもすっかり覆うように折畳まれる。ベッド使用者が就寝時などに手足を縦桟部材32の間のスペースに突込んで怪我をしにくいので、安全性が向上する。
外側垂下がり部320の下端部分を利用することにより、ベッドの敷布団40のわきの隙間Gが塞がれる。
したがって、垂下がり方向における外側垂下がり部320の長さは、比較的に大きいことが望ましい。
たとえば、外側垂下がり部320の下端部分は、敷布団40とベッドマットレス20との間の箇所へしっかり挟込まれている。ベッド使用者の雑貨小物などがベッドの敷布団40のわきの隙間Gへ落込まないので、利便性が向上する。
垂下がり方向における袋状本体内側部301および袋状本体外側部302の長さは、高さ方向における側柵30の長さと比較して、大きすぎないことが望ましい。これは、介護担当者が、縦桟部材32の間のスペースから矢印Xで示された水平向きに手を差込むことにより、外側垂下がり部320の下端部分を敷布団40とベッドマットレス20との間の箇所へ容易に挟込むことができるからである。
たとえば、ベッドメーキングを行うとき、介護担当者は、矢印Yで示された鉛直向きに袋状本体300を持上げることにより、矢印Xで示された向きと反対の水平向きに外側垂下がり部320を引出す。このような水平向きの外側垂下がり部320の引出しがスムーズに行われるように、袋状本体縫合せ部の強度は十分に大きいことが望ましい。さらに、外側垂下がり部320の下端部分における滑りやすさを向上させるためのシート材貼付または塗料塗布などを利用することにより、引出し時の摩擦抵抗が減少させられてもよい。
外側垂下がり部320の下端部分は、ベッドの敷布団40のわきの隙間Gを塞ぐために、敷布団40とベッドマットレス20との間の箇所へ挟込まれていてもよいが、丸められていてもよい。
たとえば、外側垂下がり部320の下端部分は、ベッドの敷布団40のわきの隙間Gを塞ぐために、図9に示されているように敷布団40とベッドマットレス20との間の箇所へ挟込まれているのではなく、図10に示されているように丸められていてもよい。
ここに、図10は、本発明における施の形態ベッド側柵カバーの断面図である。
外側垂下がり部320の下端部分は、変形可能に丸められてあらかじめ縫合せられていてもよいし、容易に膨らませられながら丸められるように下側辺に挿入された骨部材を有してもよいし、十分な厚みが得られるように折畳まれながら丸められて面ファスナーなどで留められてもよい。
たとえば、丸められた外側垂下がり部320の下端部分は、図10に示されているようにベルト基部331で袋状本体内側部301へ固定された単数のまたは複数の係止ベルト部材330により袋状本体内側部301へしっかり留められてもよいし、ベルト基部331で外側垂下がり部320へ固定された単数のまたは複数の係止ベルト部材330により袋状本体内側部301へしっかり留められてもよい。
ベッド使用者が上体を起こすために敷布団40が持上げられて斜めに傾けられても、外側垂下がり部320の下端部分は、敷布団40とベッドマットレス20との間の箇所へ挟込まれていないので、ほとんど全く影響されず、ベッドの敷布団40のわきの隙間Gが塞がれている状態は維持される。
本発明におけるベッド側柵カバー、およびベッド側柵カバーの使用方法は、雑貨小物などの敷布団のわきの隙間への落込みを防止することができ、ベッドの側柵へ上方から被せられるベッド側柵カバーに利用する目的に有用である。
10 ベッドフレーム
20 ベッドマットレス
30 側柵
31 外枠部材
32 縦桟部材
40 敷布団
100 袋状本体
101 袋状本体内側部
102 袋状本体外側部
103 袋状本体縫合せ部
110 内側垂下がり部
130 係止ベルト部材
131 ベルト基部
200 袋状本体
201 袋状本体内側部
202 袋状本体外側部
203 袋状本体縫合せ部
210 内側垂下がり部
220 外側垂下がり部
300 袋状本体
301 袋状本体内側部
302 袋状本体外側部
320 外側垂下がり部
330 係止ベルト部材
331 ベルト基部

Claims (2)

  1. ベッドの側柵へ上方から被せられる袋状本体を備えたベッド側柵カバーであって、
    前記袋状本体は、前記側柵のベッド内側部を覆う袋状本体内側部と、前記側柵のベッド外側部を覆う袋状本体外側部と、を有し、
    前記袋状本体外側部の口縁部分につながった外側垂下がり部が、設けられており、
    前記外側垂下がり部は、前記袋状本体外側部の内面から、さらに前記袋状本体内側部の内面に沿わせて折畳まれており、
    前記折畳まれた外側垂下がり部の下端部分は、丸められており、
    一端が前記袋状本体内側部の前記ベッドに面している部分へ固定された係止ベルト部材が、設けられており、
    前記係止ベルト部材の他端は、前記丸められた外側垂下がり部の前記下端部分と係止させられていることを特徴とするベッド側柵カバー。
  2. ベッドの側柵へ上方から被せられる袋状本体を備えたベッド側柵カバーの使用方法であって、
    前記袋状本体は、前記側柵のベッド内側部を覆う袋状本体内側部と、前記側柵のベッド外側部を覆う袋状本体外側部と、を有し、
    前記袋状本体外側部の口縁部分につながった外側垂下がり部が、設けられており、
    前記外側垂下がり部を、前記袋状本体外側部の内面から、さらに前記袋状本体内側部の内面に沿わせて折畳み、
    前記折畳まれた外側垂下がり部の下端部分を丸め、
    一端が前記袋状本体内側部の前記ベッドに面している部分へ固定された係止ベルト部材の他端を前記丸められた外側垂下がり部の前記下端部分と係止させ、前記外側垂下がり部の下端部分を利用することにより、前記ベッドの敷布団のわきの隙間を塞ぐことを特徴とするベッド側柵カバーの使用方法。
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