JP6662241B2 - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6662241B2
JP6662241B2 JP2016164003A JP2016164003A JP6662241B2 JP 6662241 B2 JP6662241 B2 JP 6662241B2 JP 2016164003 A JP2016164003 A JP 2016164003A JP 2016164003 A JP2016164003 A JP 2016164003A JP 6662241 B2 JP6662241 B2 JP 6662241B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
water suction
suction pipe
temperature side
tank portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016164003A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018031297A5 (ja
JP2018031297A (ja
Inventor
真樹 原田
真樹 原田
位司 安田
位司 安田
ブルゲーテ ヴァスコ
ブルゲーテ ヴァスコ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2016164003A priority Critical patent/JP6662241B2/ja
Priority to PCT/JP2017/028660 priority patent/WO2018037897A1/ja
Priority to DE112017004227.5T priority patent/DE112017004227B4/de
Publication of JP2018031297A publication Critical patent/JP2018031297A/ja
Publication of JP2018031297A5 publication Critical patent/JP2018031297A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6662241B2 publication Critical patent/JP6662241B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B29/00Engines characterised by provision for charging or scavenging not provided for in groups F02B25/00, F02B27/00 or F02B33/00 - F02B39/00; Details thereof
    • F02B29/04Cooling of air intake supply
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B29/00Engines characterised by provision for charging or scavenging not provided for in groups F02B25/00, F02B27/00 or F02B33/00 - F02B39/00; Details thereof
    • F02B29/04Cooling of air intake supply
    • F02B29/045Constructional details of the heat exchangers, e.g. pipes, plates, ribs, insulation, materials, or manufacturing and assembly
    • F02B29/0462Liquid cooled heat exchangers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B29/00Engines characterised by provision for charging or scavenging not provided for in groups F02B25/00, F02B27/00 or F02B33/00 - F02B39/00; Details thereof
    • F02B29/04Cooling of air intake supply
    • F02B29/045Constructional details of the heat exchangers, e.g. pipes, plates, ribs, insulation, materials, or manufacturing and assembly
    • F02B29/0475Constructional details of the heat exchangers, e.g. pipes, plates, ribs, insulation, materials, or manufacturing and assembly the intake air cooler being combined with another device, e.g. heater, valve, compressor, filter or EGR cooler, or being assembled on a special engine location
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M35/00Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M35/10Air intakes; Induction systems
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P2060/00Cooling circuits using auxiliaries
    • F01P2060/02Intercooler
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D21/00Heat-exchange apparatus not covered by any of the groups F28D1/00 - F28D20/00
    • F28D2021/0019Other heat exchangers for particular applications; Heat exchange systems not otherwise provided for
    • F28D2021/008Other heat exchangers for particular applications; Heat exchange systems not otherwise provided for for vehicles
    • F28D2021/0082Charged air coolers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

この明細書における開示は、過給気を空気によって冷却する冷却装置に関する。
例えば、過給気が下方に流れるダウンフロータイプのインタークーラの場合、吸気が凝縮してタンク内に凝縮水が溜まり、タンク内に溜まった水が加速時に一気に流出してエンジンに流入することがある。このような問題を解決する技術は、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1には、低温側タンクの下部に凝縮水を一時的に蓄えるリザーバが設けられ、リザーバの底部からアウトレットパイプ内に開口する位置まで延びる水吸い出しパイプが設けられている吸気冷却装置が開示されている。
特開2015−63913号公報
特許文献1における低温側タンクの内部は、中仕切り板によって、コア部で冷却された後の過給気が流れ込む上室とリザーバを構成する下室とに上下に区画されている。この構成によれば、底部を有する一つの低温側タンクの内表面積が大きくなるため、圧力を受ける面積が大きくなり、高い耐圧強度をもつ低温側タンクが必要になる。
また、特許文献1の装置では、リザーバを形成するために、別部品である中仕切り板を低温側タンクにボルト等で固定している。このため、組立工数を要し、組立コストに改善の余地がある。
このような課題に鑑み、この明細書における開示の目的は、タンクの受圧面積を低減するとともに組立性向上を図る冷却装置を提供することである。
この明細書に開示された複数の態様は、それぞれの目的を達成するために、互いに異なる技術的手段を採用する。また、特許請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例であって、技術的範囲を限定するものではない。
開示された冷却装置のひとつは、過給気が流入する流入部(10)を有する高温側タンク(1)と、高温側タンクを流出して内部を流通する過給気と外部の空気との熱交換によって過給気を冷却するコア部(2)と、コア部において冷却された過給気が外部機器へ向けて流出する流出部(43)を有する低温側タンク(3)と、低温側タンクの底部から流出部の内部まで延びるように設けられる水吸い上げ管(44;144;244)と、を備え、
低温側タンクは、部分的に貫通穴(420)が設けられた底部(42)を有し上端開口部がコア部に連結されている樹脂製の第1タンク部(4)と、上端開口部(50)が第1タンク部に連結された状態で、第1タンク部の内部に形成される上室(41)よりも下方に位置する下室(51)を形成する樹脂製の第2タンク部(5)と、を有して形成され、
第1タンク部と第2タンク部は、互いに溶着されている結合部(40,50)を形成する。
この冷却装置によれば、低温側タンクは上室を形成する第1タンク部と貯水可能な下室を形成する第2タンク部とを互いに溶着して形成されている。このため、各タンク部について縦方向の長さ寸法を小さくできるので、一つのタンク部において過給気の圧力を受ける内表面積を小さくすることができる。これにより、一つの容器が備えるべき耐圧能力を、従来技術のような一つの低温側タンクの場合に比べて大きく低下させることができる。このため、第1タンク部および第2タンク部のそれぞれに必要な耐圧能力を抑制できるので、第1タンク部および第2タンク部を金属でなく樹脂材料で形成することが可能になり、製品コストの低減に貢献できる。さらに、この冷却装置によれば、第1タンク部の底部によって低温側タンク内の上室と下室とを区画できるので、従来技術のように中仕切り板を低温側タンクに取り付ける工程を不要にできる。以上より、タンクの受圧面積を低減するとともに組立性向上を図る冷却装置を提供することができる。
第1実施形態の冷却装置の概要を示した斜視図である。 低温側タンクを構成する第1タンク部および第2タンク部の概要を示した斜視図である。 低温側タンクの内部構成を示した部分断面図である。 第2実施形態において水吸い上げ管と第1タンク部との結合状態を示した部分断面図である。 第3実施形態において水吸い上げ管と第1タンク部との結合状態を示した部分断面図である。
以下に、図面を参照しながら本開示を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る冷却装置100について図1〜図3を用いて説明する。冷却装置100は、過給機を備える内燃機関において、過給気が流れる通路に設置されて、過給機の圧縮により温度上昇した空気を冷却する熱交換器である。冷却装置100は、燃費効率と出力向上に寄与する。
図1に示すように冷却装置100は、過給気が流入する高温側タンク1と、高温側タンク1を流出した過給気と外部の空気とを熱交換して過給気を冷却するコア部2と、コア部2で冷却された過給気が流入する低温側タンク3と、水吸い上げ管44と、を備える。高温側タンク1、コア部2、低温側タンク3は、過給気の流れの上流側から下流側へこの順に設けられている。
高温側タンク1は過給気が流入する流入口を形成する流入部10を有する。流入部10には、内燃機関の吸気経路を形成するダクトまたはホースが接続されている。このダクトまたはホースは、例えば、過給機の吐出部につながっている。
コア部2は、図1に図示するように、過給気が下方に流れるダウンフロータイプのコアである。コア部2は内部に過給気が流通する複数の通路を備え、この通路を構成するチューブの周囲を空気が流れる。コア部2における複数のチューブは、その両端部のそれぞれがコアプレートの穴部に挿通されることで両端部のコアプレートに固定されている。高温側タンク1側で複数のチューブを支持するコアプレートは、高温側タンク1の外側面を覆うようにかしめられ、低温側タンク3側で複数のチューブを支持するコアプレートは、低温側タンク3の外側面を覆うようにかしめられる。これにより、コア部2は、高温側タンク1、低温側タンク3のそれぞれにかしめ固定されている。
高温側タンク1から流出した過給気は、コア部2において複数の通路に分配されたのち、低温側タンク3の内部で合流する。外部の空気は、チューブに直接またはフィンを介して間接的に接触することで、チューブ内を流れる過給気と熱交換する。過給気の熱はチューブやフィンを介して外部を流れる空気に移動するため、過給気を冷却することができる。
低温側タンク3は、コア部2において冷却された過給気が外部機器へ向けて流出する流出口を形成する流出部43を備える。この外部機器は、例えば、スロットル弁や内燃機関である。流出部43には内燃機関の吸気経路を形成するダクトまたはホースが接続されている。このダクトまたはホースは、例えば、内燃機関の吸気部につながっている。高温側タンク1、低温側タンク3は、それぞれブラケット等を介して車両側部材に連結されている。
図3に図示するように、低温側タンク3は、第1タンク部4と第2タンク部5とが結合されて形成されている。第1タンク部4と第2タンク部5は、互いに溶着されている結合部を形成する。第1タンク部4の下端周縁部40と第2タンク部5の上端周縁部50は、同様の形状である。下端周縁部40と上端周縁部50は接合することで、一つの接合面を形成し、接合部の外周が溶着された結合部になる。この接合部の外周が、例えば、振動溶着、熱板溶着、レーザー溶着のいずれかによって全周にわたって溶着されることでタンク部の内外を遮断するシール部を形成する。
第1タンク部4は、上端に開口部を有し、下部に底部となる底板部42を有する樹脂製の容器である。底板部42は、下端周縁部40よりも上方に位置する。第2タンク部5は、上端が開口する上端周縁部50を備え、第1タンク部4内の上室41よりも下方に位置する下室51を形成する樹脂製の容器である。下室51は、凝縮水を一時的にためるリザーバタンクとして機能する。第1タンク部4、第2タンク部5は、例えば、6,6−ナイロン、ガラスを含有した樹脂等、硬度の高い樹脂によって形成することができる。
第1タンク部4は、コア部2に連結されている上端開口部と底板部42との間に上室41を形成する。上室41は、コア部2を流出した過給気が低温側タンク3において最初に流入する室である。底板部42には、任意の場所に複数の貫通穴420が設けられている。上室41と下室51は、底板部42によって区画されているが貫通穴420によって連通している。
底板部42は、図2および図3に示すように、流出部43に近い側の端部の方が反対側よりも下方に位置する形状であることが好ましい。この場合、貫通穴420は、底板部42のうち、流出部43に近い側の下方に位置する部位に少なくとも設けられている。第1タンク部4内に流入した過給気は、流出部43に向かって流れるため、底板部42において流出部43に近い側は下流側部位であり反対側は上流側部位である。したがって、底板部42は、上流側部位から下流側部位にかけて下降する形状である。この構成により、底板部42に落下した水は、底板部42において下方に位置する側に流れて貫通穴420を通過して第2タンク部5に落ちる。
第1タンク部4には流出部43が設けられている。流出部43は、第1タンク部4の側壁に近い根元側よりも先端の方が上方に位置するように延びている。この構成により、低温側タンク3の内部に侵入した凝縮水等が流出部43の内部に溢れ出たとしても、重力により低温側タンク3の内部に戻るようになる。
水吸い上げ管44は、その両端が開口し、低温側タンク3の底部から流出部43の内部まで延びるように設けられている。低温側タンク3の底部における水吸い上げ管44は、その開口端部が第2タンク部5の底面の最下部に位置するように設けられていることが好ましい。水吸い上げ管44は、底板部42に一体に成形された状態で第1タンク部4に一体に設けられている。したがって、水吸い上げ管44は、底板部42を貫通するように第1タンク部4の内部から、第2タンク部5の底面まで延びている。水吸い上げ管44は、第1タンク部4と同じ樹脂材料、例えば、6,6−ナイロン、ガラスを含有した樹脂等、硬度の高い樹脂によって形成することができる。
流出部43内の通路断面積は、低温側タンク3内の通路断面積よりも小さい。この構成により、流出部43内における過給気の流速は、低温側タンク3内における過給気の流速よりも大きくなる。つまり、低温側タンク3内に流入した過給気は、流出部43内を通過する際に増速するため、タンク内の静圧が流出部43内の動圧に変化し、流出部43内の静圧はタンク内の静圧よりも低下することになる。この圧力差により、下室51にたまった水は、水吸い上げ管44を通じて第2タンク部5の底部から流出部43内に吸い上げられることになる。
以下に、第1実施形態の冷却装置100がもたらす効果を述べる。冷却装置100は、高温側タンク1と、高温側タンク1を流出した過給気を外部の空気との熱交換によって冷却するコア部2と、コア部2において冷却された過給気が流出する低温側タンク3と、低温側タンク3の水を吸い上げる水吸い上げ管44と、を備える。低温側タンク3は、樹脂製の第1タンク部4と、上端周縁部50が第1タンク部4に連結された状態で第1タンク部4の内部に形成される上室41よりも下方に下室51を形成する樹脂製の第2タンク部5と、を有して形成されている。第1タンク部4と第2タンク部5は、下端周縁部40と上端周縁部50とが互いに溶着されている結合部を形成して、低温側タンク3を構成する。
この冷却装置100によれば、低温側タンク3は上室41を形成する第1タンク部4と貯水可能な下室51を形成する第2タンク部5とを互いに溶着して形成されているため、一つのタンク部において過給気の圧力を受ける内表面積を小さくすることができる。特に各タンク部について、縦方向の長さ寸法を小さくできるので、タンク部が持つ剛性を高めることに寄与する。これにより、上室と水溜め室とを一つの低温側タンクの場合に比べて、一つの容器が備えるべき耐圧能力を大きく低下させることができる。
このため、第1タンク部4および第2タンク部5のそれぞれに必要な耐圧能力を抑えることができる。したがって、第1タンク部4および第2タンク部5を金属でなく樹脂材料で形成することが可能になり、製品コストの低減に貢献できる。アルミ材料の低温側タンクを樹脂材料で形成することにより、重量の軽量化およびタンクコストの低減が図れる。さらに、この冷却装置100によれば、第1タンク部4の底板部42によって低温側タンク3内の上室41と下室51とを区画できるので、従来技術のように中仕切り板を低温側タンクに取り付ける工程を必要としない。冷却装置100は、タンクの受圧面積の低減と組立性向上とが図れる。
また、水吸い上げ管44は、第1タンク部4と同じ樹脂材料で構成されて第1タンク部4に一体成形されている。これによれば、水吸い上げ管44と第1タンク部4とを金型によって一つの成形部品で製造することができる。このため、部品管理工数、部品組立工数を削減でき、製品コストを抑えることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態は、水吸い上げ管144と第1タンク部4との結合状態が第1実施形態に対して相違する。第2実施形態で特に説明しない構成、作用、効果については、第1実施形態と同様であり、以下、前述の実施形態と異なる点についてのみ説明する。
図4に示すように、水吸い上げ管144は第1タンク部4とは異なる材料、例えば、金属材料で形成されている。例えば、水吸い上げ管144はアルミニウム、またはアルミニウム合金で形成されている。
金属製の水吸い上げ管144は、金型を用いた異種材料一体成形によって、第1タンク部4と一体に形成されている。例えば、金属成形品である水吸い上げ管144を金型内の所定の位置に設置し、水吸い上げ管144の周りに樹脂を注入し、水吸い上げ管144を溶融樹脂で包み込み固化させる。このように金属品と樹脂を一体化することにより、金属製品の水吸い上げ管144と第1タンク部4とを一つの部品で成形することができる。また、金属材料で構成される水吸い上げ管144を第1タンク部4の底板部142に形成された穴部142aに圧入した状態で第1タンク部4に固定してもよい。
第2実施形態によれば、金属材料で構成された水吸い上げ管144が第1タンク部4に一体成形されている場合には、金属製の水吸い上げ管144と樹脂製の第1タンク部4とを金型によって一つの成形部品で製造することができる。このため、部品組立工数を削減でき、製品コストを抑えることができる。また水吸い上げ管144を金属で形成できるため、型抜きを考慮する必要がない水吸い上げ管144の形状を採用できるので、吸い上げ性能を優先した水吸い上げ管144を製造可能である。
また、金属材料で構成された水吸い上げ管144が第1タンク部4の穴部142aに圧入された状態で第1タンク部4に固定されている場合には、型抜きを考慮する必要がないため、水吸い上げ管144の形状に関して自由度が高い。これにより、吸い上げ性能を優先した形状に水吸い上げ管144を形成することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態は、水吸い上げ管244と第1タンク部4との結合状態が第1実施形態に対して相違する。第3実施形態で特に説明しない構成、作用、効果については、第1実施形態と同様であり、以下、前述の実施形態と異なる点についてのみ説明する。
図5に示すように、水吸い上げ管244は樹脂材料で形成された樹脂成形品である。水吸い上げ管244は第1タンク部4と同じ材料で形成されてもよいし、異なる材料でもよい。樹脂成形品である水吸い上げ管244を底板部142に形成された穴部に挿通した状態で底板部142と水吸い上げ管244を一体に溶着する。したがって、水吸い上げ管244と第1タンク部4とは、互いに溶着された溶着部142bを形成することで一体に固定されている。
第3実施形態によれば、水吸い上げ管244は樹脂材料で形成されており、第1タンク部4に一体に溶着されている。第1タンク部4と水吸い上げ管244とを一体成形する場合に比べて型抜きを考慮する必要がないため、水吸い上げ管244の形状に関して自由度が高い。これにより、吸い上げ性能を優先した形状に水吸い上げ管244を形成することができる。
(他の実施形態)
この明細書の開示は、例示された実施形態に制限されない。開示は、例示された実施形態と、それらに基づく当業者による変形態様を包含する。例えば、開示は、実施形態において示された部品、要素の組み合わせに限定されず、種々変形して実施することが可能である。開示は、多様な組み合わせによって実施可能である。開示は、実施形態に追加可能な追加的な部分をもつことができる。開示は、実施形態の部品、要素が省略されたものを包含する。開示は、ひとつの実施形態と他の実施形態との間における部品、要素の置き換え、または組み合わせを包含する。開示される技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示される技術的範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内での全ての変更を含むものと解されるべきである。
前述の実施形態において、第1タンク部4と第2タンク部5とは、互いに溶着可能な樹脂材料で形成されていればよい。したがって、両タンク部の樹脂材料が同じ材料であることに限定されない。
前述の実施形態において、第1タンク部4と第2タンク部5を互いに溶着する方法は、振動溶着、熱板溶着、レーザー溶着のいずれかに限定するものではない。
1…高温側タンク、 2…コア部、 3…低温側タンク
4…第1タンク部、 5…第2タンク部、 10…流入部
40…下端周縁部(結合部)、 41…上室、42…底板部(底部)
43…流出部、 44,144,244…水吸い上げ管
50…上端周縁部(上端開口部、結合部)、 51…下室
142a…穴部、 420…貫通穴

Claims (5)

  1. 過給気が流入する流入部(10)を有する高温側タンク(1)と、
    前記高温側タンクを流出して内部を流通する過給気と外部の空気との熱交換によって過給気を冷却するコア部(2)と、
    前記コア部において冷却された過給気が外部機器へ向けて流出する流出部(43)を有する低温側タンク(3)と、
    前記低温側タンクの底部から前記流出部の内部まで延びるように設けられる水吸い上げ管(44、144、244)と、を備え、
    前記低温側タンクは、
    部分的に貫通穴(420)が設けられた底板部(42、142)と、前記コア部に連結されている上端部と、前記底板部と前記上端部との間に形成された上室(41)と、を有する樹脂製の第1タンク部(4)と、
    上端周縁部(50)が前記第1タンク部に連結された状態で、前記第1タンク部を構成する部品の一部である前記底板部によって前記上室と仕切られて前記上室よりも下方に位置する下室(51)を形成する樹脂製の第2タンク部(5)と、を有し
    前記第1タンク部と前記第2タンク部は、互いに溶着されている結合部(40,50)を形成する冷却装置。
  2. 前記水吸い上げ管(44)は、前記第1タンク部と同じ樹脂材料で前記第1タンク部に一体成形されている請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記水吸い上げ管(144)は、金属材料で形成されており、前記第1タンク部に一体成形されている請求項1に記載の冷却装置。
  4. 前記水吸い上げ管(144)は金属材料で形成されており、前記水吸い上げ管は前記第1タンク部に形成された穴部(142a)に圧入された状態で前記第1タンク部に固定されている請求項1に記載の冷却装置。
  5. 前記水吸い上げ管(244)は、樹脂材料で形成されており、前記第1タンク部に一体に溶着されている請求項1に記載の冷却装置。
JP2016164003A 2016-08-24 2016-08-24 冷却装置 Active JP6662241B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016164003A JP6662241B2 (ja) 2016-08-24 2016-08-24 冷却装置
PCT/JP2017/028660 WO2018037897A1 (ja) 2016-08-24 2017-08-08 冷却装置
DE112017004227.5T DE112017004227B4 (de) 2016-08-24 2017-08-08 Kühlvorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016164003A JP6662241B2 (ja) 2016-08-24 2016-08-24 冷却装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2018031297A JP2018031297A (ja) 2018-03-01
JP2018031297A5 JP2018031297A5 (ja) 2019-04-11
JP6662241B2 true JP6662241B2 (ja) 2020-03-11

Family

ID=61245704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016164003A Active JP6662241B2 (ja) 2016-08-24 2016-08-24 冷却装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6662241B2 (ja)
DE (1) DE112017004227B4 (ja)
WO (1) WO2018037897A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113464269A (zh) * 2021-08-20 2021-10-01 浙江吉利控股集团有限公司 一种具有冷凝水自排出功能的中冷器

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3601391A1 (de) * 1986-01-18 1987-02-26 Daimler Benz Ag Vorrichtung zum absaugen von in den luftsammelkasten eines ladeluftkuehlers abtropfendes kondensatoel
JPH0799236B2 (ja) * 1991-03-27 1995-10-25 鬼怒川ゴム工業株式会社 車両用エアダクトのドレンバルブ取付構造
JP2586391Y2 (ja) * 1993-01-29 1998-12-02 株式会社テネックス 共鳴型消音器
FR2880387B1 (fr) * 2005-01-03 2011-07-15 Peugeot Citroen Automobiles Sa Dispositif de recuperation et d'elimination de l'huile entrainee dans le circuit de refroidissement d'un turbocompresseur pour vehicule automobile
FR2930631B1 (fr) * 2008-04-24 2017-12-15 Valeo Systemes Thermiques Branche Thermique Moteur Dispositif d'evacuation de condensats, boite collectrice de gaz d'un refroidisseur de gaz comprenant un tel dispositif et refroidisseur de gaz comprenant une telle boite collectrice
US9103269B2 (en) * 2012-02-27 2015-08-11 Ford Global Technologies, Llc Charge air cooler duct system and method
DE102012211857A1 (de) 2012-07-06 2014-01-09 Behr Gmbh & Co. Kg Wärmeübertrager
JP6185349B2 (ja) * 2013-09-24 2017-08-23 トヨタ自動車株式会社 過給式内燃機関のインテークガス冷却装置
JP2016164003A (ja) 2016-05-12 2016-09-08 セイコーエプソン株式会社 印刷材収容容器

Also Published As

Publication number Publication date
DE112017004227T5 (de) 2019-05-16
WO2018037897A1 (ja) 2018-03-01
JP2018031297A (ja) 2018-03-01
DE112017004227B4 (de) 2021-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106917667B (zh) 间接中冷器
JP5866011B2 (ja) 吸気マニホールド
JP6185349B2 (ja) 過給式内燃機関のインテークガス冷却装置
JP6635022B2 (ja) インタークーラおよびそのインタークーラの製造方法
US20180363987A1 (en) Heat exchanger
WO2020097333A1 (en) Heat exchanger assembly with single helix liquid-cooled charge air cooler
JP5796530B2 (ja) 蓄冷機能付きエバポレータの蓄冷ケース
CN106574810B (zh) 冷凝器
US8646516B2 (en) Alternating plate headerless heat exchangers
WO2010079796A1 (ja) 複合型熱交換器
JP6662241B2 (ja) 冷却装置
JP4892020B2 (ja) 内燃機関における冷却水通路装置
JP6572040B2 (ja) コンデンサ
CN110114629A (zh) 中间冷却器
US20200011604A1 (en) Heat exchanger
JPWO2017169666A1 (ja) インタークーラ
JP2012092674A (ja) インタークーラ
JP7306342B2 (ja) 冷却ユニット
EP3187708B1 (en) Intercooler device for supercharged internal combustion engine
JP4276893B2 (ja) 車両用熱交換装置
JP7021026B2 (ja) 排気熱回収器
US20190360757A1 (en) Heat exchanger
JP2011231722A (ja) 内燃機関における冷却水通路装置
JP3947900B2 (ja) 内燃機関の吸気装置
JP2010197005A (ja) 複合型熱交換器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190212

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190212

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20190212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20190212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200127

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6662241

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250