JP6662125B2 - カラオケシステム、管理サーバ、及びカラオケ装置 - Google Patents

カラオケシステム、管理サーバ、及びカラオケ装置 Download PDF

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Description

本開示は、カラオケ装置における利用客が協力して目標を達成する参加型機能を提供するカラオケシステム、管理サーバ、及びカラオケ装置に関する。
カラオケ装置において、利用客の歌唱技術を得点化する採点アプリケーションを利用して、他の利用客と歌唱得点を競い合う楽しみを提供する機能が搭載されたものが知られている。例えば、特許文献1には、複数のチームでカラオケの歌唱採点結果を競うチーム対抗歌合戦を楽しめるカラオケシステムが記載されている。また、全国の利用客による歌唱得点をリアルタイムでランキングし、ランキングの成績に応じて利用客に特典を付与するサービスも提供されている。このように、利用客に対して多様な楽しみ方を提供することで、利用客のカラオケ店舗への来店意欲を高める工夫がなされている。
特開2003−255964号公報
ところで、利用客のカラオケ店舗への来店意欲を高め、カラオケサービスの利用を促進するために、カラオケサービスの利用実績に応じて特典を付与することが考えられる。例えば、特定の開催時間帯を設定し、その開催時間帯中に歌唱得点等の累積が基準を満たしたことを条件に特典を付与する。これにより、開催時間帯中に特典を得るために利用客が熱心に歌唱を繰返し行うことになり、利用客の滞在時間が増加することが期待される。さらに、このような特典を付与するサービスを、複数の利用客が協力して共通の目標を達成する参加型のイベントとして実施することで、多くの利用客の来店を見込むことができる。また、そのような参加型のイベントを来客が少ない時間帯に開催することで、カラオケルームの利用率を高め、カラオケ店舗の収益を伸ばすことができると考えられる。
このような参加型のイベントにおいては、管理者が、利用客の数や利用客の歌唱の技量を推測して開催時間帯の長さや利用客が達成すべき目標の高さを設定するといった運用が考えられる。しかしながら、推測に基づいて開催時間帯や目標を適切に設定することは難しい。例えば、開催時間帯の長さに対して目標が過度に低く設定されてしまった場合、開催時間帯を多く残した状態で目標が達成されてしまう可能性がある。このような場合、目標を達成し特典を得たことに満足した利用客が、開催時間帯の満了を待たずに早期に退店してしまい、利用客の滞在時間を思うように延ばすことができないおそれがある。そのため、より多くの利用客に開催時間帯が満了するまで滞在してもらうための工夫が求められる。
そこで、本開示は、複数のカラオケ装置における利用客が協力して目標を達成する参加型機能において、利用客の意欲を高め滞在時間を向上するための技術を提供することを目的とする。
本開示の一態様に係るカラオケシステムは、ネットワークに接続された複数のカラオケ装置を有する。このカラオケシステムは、目標設定部と、作成部と、取得部と、集計部と、達成判断部と、達成提示部と、追加目標設定部と、追加目標送信部と、追加目標提示部とを備える。
目標設定部は、複数のカラオケ装置の利用客が共通の目標条件を達成する参加型機能について、開催時間帯と、開催時間帯において利用客が達成すべき目標条件とを設定するように構成されている。開催時間帯は、参加型機能が開催される時間帯である。また、目標条件は、利用客によるカラオケの歌唱の実績に関する条件を含む。
作成部は、参加型機能への参加を決定したカラオケ装置である参加端末それぞれにおいて、利用客が行ったカラオケの歌唱に関する評価を表す評価情報を作成するように構成されている。取得部は、参加端末それぞれにおいて作成された評価情報を取得するように構成されている。集計部は、取得部により取得された評価情報で表される評価を集計するように構成されている。
達成判断部は、集計部により集計された集計値に基づいて、開催時間帯が満了する前に目標設定部により設定された目標条件が達成されたか否かを判断するように構成されている。達成提示部は、達成判断部により目標条件が達成されたと判断された場合、目標条件が達成されたことを表す情報を、所定の情報提示部を介して管理者に提示するように構成されている。
追加目標設定部は、目標条件が達成されたと判断された場合、現時点から開催時間帯が満了するまでの残り時間に応じて、開催時間帯が満了するまでに利用客が達成すべき追加目標条件を設定するように構成されている。この追加目標条件には、利用客によるカラオケの歌唱の実績に関する条件が含まれる。追加目標送信部は、追加目標設定部によって設定された追加目標条件を表す追加目標情報を、参加端末に送信するように構成されている。追加目標提示部は、追加目標送信部により送信された追加目標情報に基づき、参加端末それぞれにおいて、追加目標情報を表す情報を所定の情報提示部を介して利用客に提示するように構成されている。
達成判断部は、さらに、追加目標設定部により設定された追加目標条件が達成されたか否かを判断するように構成されている。また、達成提示部は、さらに、達成判断部により追加目標条件が達成されたと判断された場合、追加目標条件が達成されたことを表す情報を、所定の情報提示部を介して管理者に提示するように構成されている。
上記構成によれば、参加型機能について設定された目標条件が達成された場合、開催時間帯の残り時間に応じて、追加目標条件を自動的に設定し、その追加目標条件を利用客に通知できる。これにより、たとえ、開催時間帯を多く残した状態で目標条件が達成されてしまっても、追加目標条件が新たに設定されることで残り時間における利用客の参加意欲を高めて滞在時間を向上させることができる。
上記構成において、更に次のようにしてもよい。すなわち、集計部は、取得部により取得された評価情報で表される評価を参加端末ごとに集計するように構成されている。そして、追加目標設定部は、現時点から開催時間帯が満了するまでの残り時間の間に参加が継続している参加端末によって取得されると予測される評価の集計値を加味して追加目標条件を設定するように構成されている。このような構成によれば、開催時間帯が満了する頃合いに達成できるような程よい追加目標条件を設定できる。それにより、利用客が追加目標条件を達成しようとすることで、開催時間帯が満了する頃まで利用客の滞在時間を延ばすことができる。
上記構成において、更に次のようにしてもよい。すなわち、参加端末を利用する利用客が当該参加端末の利用を終了する予定時刻を取得するように構成された終了時刻取得部を更に備える。そして、追加目標設定部は、達成判断部により目標条件が達成されたと判断された場合、現時点から開催時間帯が満了するまでの期間に終了時刻取得部により取得された予定時刻が含まれることを条件に、追加目標条件を設定するように構成されている。このようにすることで、開催時間帯の残り時間の間にカラオケ店舗から退店する予定の利用客に対して追加目標条件を提示して、退店を思いとどまらせる効果が期待できる。
本開示の一態様に係る管理サーバは、複数のカラオケ装置とネットワークを介して通信するものであって、上述のカラオケシステムにおける目標設定部と、取得部と、集計部と、達成判断部と、達成提示部と、追加目標設定部と、追加目標送信部とを備える。この管理サーバを、参加型機能に参加する複数のカラオケ装置を有するカラオケシステムに適用することで、本開示のカラオケシステムについて上述した効果を得られる。
本開示の一態様に係るカラオケ装置は、参加決定部と、評価情報送信部と、追加目標受信部と、追加目標提示部とを備える。参加決定部は、複数のカラオケ装置の利用客が共通の目標条件を達成する参加型機能への参加の有無を決定するように構成されている。この参加型機能は、参加型機能が開催される時間帯である開催時間帯と、開催時間帯において利用客が達成すべき目標条件であって利用客によるカラオケの歌唱の実績に関する目標条件が設定されている。評価情報送信部は、参加決定部により参加が決定されている場合、利用客が行ったカラオケの歌唱に関する評価を表す評価情報を作成し、作成された評価情報を管理サーバに送信するように構成されている。
追加目標受信部は、目標条件が達成された時点から開催時間帯が満了するまでの残り時間に応じて管理サーバによって設定された追加の目標条件であって、利用客によるカラオケの歌唱の実績に関する追加目標条件を表す情報を、管理サーバから受信するように構成されている。追加目標提示部は、追加目標受信部により受信された追加目標情報に基づき、追加目標情報を表す情報を所定の情報提示部を介して利用客に提示するように構成されている。このカラオケ装置を複数有するカラオケシステムを構築することで、本開示のカラオケシステムについて上述した効果を得られる。
カラオケシステムの全体構成を表すブロック図。 図2Aは、管理サーバの構成を表すブロック図、図2Bは、カラオケ装置の構成を表すブロック図。 管理サーバ処理の手順を表すフローチャート。 管理テーブルの具体例を表す説明図。 追加目標条件の設定方法の一例を表す説明図。 カラオケ装置処理の手順を表すフローチャート。 演出画像の表示例を表す説明図。
以下、本開示の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本開示は下記の実施形態に限定されるものではなく様々な態様にて実施することが可能である。
[カラオケシステムの構成の説明]
図1に例示されるとおり、カラオケシステム1は、カラオケ店舗内のLAN50に接続された管理サーバ10、及び複数のカラオケ装置20a,20b,20c,20dを有する。なお、図1においては、カラオケ店舗に設けられた101〜104号室の各個室(すなわち、カラオケルーム)に設置されているカラオケ装置20それぞれの符号の後に「a」、「b」、「c」又は「d」を付記している。そして、以下の説明においては、カラオケ装置20a,20b,20c,20dを特に区別しない場合、単にカラオケ装置20と表記する。その場合は「a」、「b」、「c」,「d」の何れのカラオケ装置も含んで説明しているものとする。なお、図1では、4台のカラオケ装置20が記載されているが、それより多くのカラオケ装置20がLAN50に接続されていてもよい。
管理サーバ10は、参加型イベント(本開示における参加型機能に相当する)の進行を統括するサーバ装置である。この参加型イベントとは、複数のカラオケ装置20の利用者が達成すべき共通の目標条件を設定し、各カラオケ装置20おけるカラオケの歌唱の採点結果の集計結果が目標条件を達成できるかどうかを競うものである。このような参加型イベントを利用して、例えば、目標条件が達成された場合にカラオケ店舗の管理者が利用者に対して特典を与えるといった運用をすることが考えられる。
図2Aに例示されるとおり、管理サーバ10は、制御部11、記憶部12、操作部13、表示部14、及び通信インタフェース部15を備える。制御部11は、図示しないCPU、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、入出力インタフェース等を中心に構成された情報処理装置である。制御部11の機能は、CPUがROMや半導体メモリ等の非遷移的実体的記憶媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。記憶部12は、各種情報を記憶する記憶装置である。この記憶部12には、管理サーバ10の動作を制御するためのプログラムや各種データ等が記憶される。また、記憶部12には、カラオケ店舗内に設置された各カラオケ装置20の識別情報と、各カラオケ装置20が設置されている部屋の識別情報(例えば、部屋番号)とを対応付けた情報が記憶されている。操作部13は、カラオケ店舗の管理者による操作を入力するための入力装置である。表示部14は、画像情報を表示するための出力情報である。通信インタフェース部15は、管理サーバ10をLAN50に接続し、LAN50を介した通信を制御する通信装置である。
なお、管理サーバ10は、販売時点管理システム(いわゆるPOSシステム:Point Of Sale system)を構成する機能を有するものであってもよい。これにより、管理サーバ10は、カラオケ店舗に来店した利用客に対する来店処理ときに入力された、各カラオケルームの利用予定を表す利用予定情報を取得する。この利用予定情報には、利用客がカラオケルームの利用を終了する予定時刻、すなわち、利用客が退店する予定時刻を表す情報が含まれる。
カラオケ装置20は、例えば、カラオケ店舗に設置される業務用のカラオケ装置で具現化される。このカラオケ装置20は、利用客からリクエストされたカラオケ楽曲を演奏する機能や、利用客の歌唱を所定の評価基準に基づいて評価し、その採点結果を算出する機能を有する。また、カラオケ装置20は、上述の参加型イベントに関する通信機能やユーザインターフェース機能を有する。図2Bに例示されるとおり、カラオケ装置20は、制御部21、通信インタフェース部22、記憶部23、操作部24、音声入出力部25を備える。また、カラオケ装置20には、ディスプレイ26、マイク27、スピーカ28等の周辺機器が接続されている。
制御部21は、図示しないCPU、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、入出力インタフェース等を中心に構成された情報処理装置である。制御部21の機能は、CPUがROMや半導体メモリ等の非遷移的実体的記憶媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。通信インタフェース部22は、カラオケ装置20をLAN50に接続し、LAN50を介した通信を制御する通信装置である。カラオケ装置20は、通信インタフェース部22を介して管理サーバ10との間で通信を行う。
記憶部23は、例えばハードディスクドライブや半導体メモリ等の記憶装置である。記憶部23には、カラオケ楽曲を演奏するための楽曲データを多数収録したカラオケデータベースや、カラオケ装置20の動作を制御するためのプログラム等が記憶される。操作部24は、使用者による操作を入力するための入力装置であり、カラオケ装置20本体に備えられたタッチパネルやキー・スイッチ等からなる。
音声入出力部25は、音声の入出力を制御するデバイスである。音声入出力部25の入力側にはマイク27が接続される。これにより音声入出力部25は、利用客の歌唱音声を取得する。音声入出力部25の出力側にはスピーカ28が接続される。これにより音声入出力部25は、制御部21による演奏処理において再生された楽曲の演奏音及び利用客の歌唱音声の音源信号をスピーカ28に出力する。スピーカ28は、音声入出力部25から出力される音源信号を音に換えて出力する。
ディスプレイ26は、制御部21から送られてくる映像データに基づいて映像の表示を行う表示装置である。制御部21は、カラオケの伴奏の演奏処理と併せて、背景画像や歌詞テロップをディスプレイ26に表示させる。また、制御部21は、参加型イベントに関する各種演出画像をディスプレイ26に表示させる。なお、カラオケ装置20のその他の機能や構成については公知技術に従っているので、ここでは詳細な説明を省略する。
[管理サーバ処理の説明]
管理サーバ10の制御部11が実行する処理の手順について、図3のフローチャートを参照しながら説明する。この処理は、管理サーバ10の稼動中において所定の制御周期で繰返し実行される。
S100では、制御部11は、参加型イベントにおける目標条件を設定する操作指示を受付けたか否かを判定する。目標条件を設定する操作指示を受付けた場合(S100:YES)、制御部11はS102に進む。一方、目標条件を設定する操作指示を受付けていない場合(S100:NO)、制御部11はS100を繰返す。S102では、制御部11は、メモリにおいて管理している管理テーブルの内容を初期化する。
ここで、管理テーブルの構成について、図4Aを参照しながら説明する。図4Aに例示されるとおり、管理テーブルには、参加型イベントの構成要件を表す情報として、目標条件、開催期間、目標達成特典といった情報項目が記述されている。目標条件の情報項目には、参加型イベントにおいて店舗内の複数のカラオケ装置20の利用者が共同で達成すべき共通の目標条件が記述されている。図4Aの事例では、目標条件として合計点数が設定されている。この合計点数の目標条件は、当該目標条件の下で参加を決定した全てのカラオケ装置20(以下、参加端末とも称する)において行われる歌唱の採点結果を全て合計した点数に関する達成基準である。また、開催期間の情報項目には、上記目標条件に基づく参加型イベントが開催される時間帯(すなわち、開始時刻から終了時刻まで)を表す情報が記述されている。
また、目標達成特典の情報項目には、目標条件が達成された場合に参加端末の利用客に対して付与される特典の内容が記述されている。図4Aの事例では、目標達成特典として、初期の目標達成特典と、追加の目標達成特典との2種類が記述されているものとする。このうち、初期の目標達成特典は、初めに設定された目標条件が達成された場合に利用客に付与される特典を表す情報である。追加の目標達成特典は、初めに設定された目標条件が達成された後に開催期間の残り時間に応じて追加的に設定される追加目標条件が達成された場合に、更に利用客に付与される特典を表す情報である。これらの目標条件、開催期間、目標達成特典の各情報は、例えばカラオケ店舗の管理者によって企画され、管理サーバ10に登録されるようになっている。
また、この管理テーブルには、各部屋に設置されている複数のカラオケ装置20それぞれについて、目標条件に関する集計結果等を表す情報項目が設けられている。図4Aの事例では、各カラオケ装置20が設置された部屋ごとに「小計点数」、「参加有無」、「退店予定」の情報項目が設けられている。
小計点数は、対応するカラオケ装置20において当該目標条件の下で参加しているときに行われた歌唱の採点結果の点数を合計した値である。参加有無は、対応するカラオケ装置20が当該目標条件の下で参加型イベントに参加しているか否かを表す情報であり、「1」は参加を表し、「0」は不参加を表す。これらの小計点数及び参加有無の情報は、各カラオケ装置20からの通知される情報に基づいて管理サーバ10により自動的に更新される情報である。退店予定は、対応する部屋を利用する利用客が退店する予定時刻を表す情報である。また、管理テーブルには、参加型イベントに参加している各カラオケ装置20の小計点数を合計した合計点数が記録される。
S102における初期化では、制御部11は、管理者により入力された合計点数、開催期間、及び目標達成特典の各情報を、管理テーブルにおける対応する情報項目に登録する。また、管理テーブルにおける各部屋の小計点数及び参加有無の値を「0」にリセットする共に、退店予定の値を消去する。すなわち、図4Aに例示される初期状態にセットされる。
図3のフローチャートの説明に戻る。S104では、制御部11は、LAN50に接続されている複数のカラオケ装置20に対して参加型イベントへの参加勧誘を通知する。この参加勧誘は、参加型イベントの開催をカラオケ装置20に対して通知し、各カラオケ装置20に対して参加の有無を問合せるための情報であり、S102において登録された目標条件を表す情報等が含まれる。
S106では、制御部11は、カラオケ装置20から参加有無通知を受信したか否かを判定する。参加有無通知は、後述するカラオケ装置処理(図6参照)のS206及びS226において送信される情報である。この参加有無通知には、送信元のカラオケ装置20の識別情報と、参加型イベントへ参加することを表す「参加有」の情報、又は退店により参加アプリケーションへの参加を解除することを表す「参加無」の情報とが含まれる。参加有無通知を受信した場合(S106:YES)、制御部11はS108に進む。一方、参加有無通知を受信していない場合(S106:NO)、制御部11はS110に進む。
S108では、制御部11は、参加有無通知の送信元であるカラオケ装置20に対応する部屋番号について、管理テーブルにおける「参加有無」及び「退店予定」の内容を更新する。具体的には、制御部11は、参加有を表す情報を含む参加有無通知を受信した場合、管理テーブルにおける当該部屋番号に対応する「参加有無」の値を「1」に更新する。参加通知の送受信に伴い管理テーブルにおける「参加有無」の値が「1」に変更されることにより、当該カラオケ装置20は管理サーバ10において参加端末として扱われる。
また、管理テーブルにおける当該部屋番号に対応する「退店予定」の情報項目に、上述のPOSシステムの機能により取得された当該部屋の利用客が退店する予定時刻を登録する。なお、参加有を表す情報を送信していないカラオケ装置20については、管理テーブルにおける「参加有無」の値が「0」のままとなり、管理サーバ10において非参加端末として扱われる。一方、制御部11は、参加無を表す情報を含む参加有無通知を受信した場合、管理テーブルにおける当該部屋番号に対応する「参加有無」の値を「0」に更新すると共に、退店予定の時刻を消去する。ただし、小計点数の情報項目については、更新せずに維持する。
S110では、制御部11は、参加端末から採点情報を受信したか否かを判定する。採点情報は、後述するカラオケ装置処理(図6参照)のS218において送信される情報である。この採点情報は、送信元の参加端末において行われた歌唱の採点結果の点数を表す情報である。採点情報を受信した場合(S110:YES)、制御部11はS112に進む。一方、採点情報を受信していない場合(S110:NO)、制御部11はS114に進む。S112では、制御部11は、採点情報の送信元である参加端末に対応する部屋番号について、管理テーブルにおける「小計点数」の値に採点情報で表される点数を加算し、合計点数を更新する。
ここで、参加型イベントの途中経過における管理テーブルの状態について、図4B及び図4Cを参照しながら説明する。まず、図4Bの事例は、図4Aに例示される初期状態から目標条件の達成状況がある程度進捗した状態を表している。この図4Bの事例では、部屋番号101,102,103について参加有無の値が「1」となっており、それぞれの部屋のカラオケ装置20が参加型イベントに参加している状態を表している。また、参加型イベントに参加している各部屋について、退店予定の時刻が登録されている。そして、参加型イベントに参加している各カラオケ装置20において行われた歌唱の採点結果の点数が、それぞれの小計点数の欄に加算されている。一方、部屋番号104については参加有無の値が「0」のままであり、104号室のカラオケ装置20が参加型イベントに参加していない状態を表している。図4Bの事例では、合計点数の目標条件が未達成となっている。
つぎに、図4Cの事例は、図4Bに例示される状態から目標条件の達成状況がある程度進捗した状態を表している。図4Cの事例では、部屋番号101について、参加有無の値が「1」から「0」に変わっており、参加型イベントの開催期間の途中で利用客が退店した状態を表している。一方、部屋番号102,103について参加有無の値が「1」となっており、それぞれの部屋のカラオケ装置20が参加型イベントに参加している状態が継続していることを表している。そして、参加型イベントに現に参加している各カラオケ装置20、及び途中で利用客が退店したカラオケ装置20において行われた歌唱の採点結果の点数が、それぞれの小計点数の欄に加算されている。一方、部屋番号104については参加有無の値が「0」のままであり、104号室のカラオケ装置20が参加型イベントに参加していない状態を表している。図4Cの事例では、合計点数の目標条件が未達成となっている。
図3のフローチャートの説明に戻る。S114では、制御部11は、カラオケ装置20から管理テーブルの送信要求を受付けたか否かを判定する。この送信要求は、後述するカラオケ装置処理(図6参照)のS212において送信される情報である。管理テーブルの送信要求を受付けた場合(S114:YES)、制御部11はS116に進む。一方、管理テーブルの送信要求がない場合(S114:NO)、制御部11はS118に進む。S116では、制御部11は、要求元のカラオケ装置20に管理テーブルのデータを送信する。
S118では、制御部11は、管理テーブルに基づいて目標条件が達成されたか否かを判定する。具体的には、制御部11は、管理テーブルにおける各部屋(途中で退店した部屋も含む)の小計点数を合計した合計点数が、目標条件の合計点数以上になったことを条件に、目標条件が達成されたと判定する。目標条件が達成されていない場合(S118:NO)、制御部11はS120に進む。S120では、制御部11は、現在時刻と管理テーブルに登録されている開催期間とを比較し、開催期間が満了したか否かを判定する。開催期間が満了していない場合(SS120:NO)、制御部11はS106に戻る。
一方、S118において目標条件が達成されたと判定された場合(S118:YES)、制御部11はS122に進む。S122では、制御部11は、目標条件が達成されたことを表す情報を管理者に対して報知する。例えば、制御部11は、目標条件が達成された旨の表すメッセージや、参加端末に対応する部屋番号、参加端末に対応する部屋の利用客に提供する特典の内容等を表す等の画像情報を表示部14に表示する。S124では、制御部11は、目標条件が達成されたことを表す情報(目標条件達成通知)を各参加端末に対して通知する。
S126では、制御部11は、参加型イベントの終了時刻よりも退店予定の時刻の方が早い部屋があるか否かを判定する。具体的には、制御部11は、管理テーブルにおける開催期間の終了時刻と、参加型イベントに参加している各部屋の退店予定の時刻とを比較し、どちらが早いかを判定する。参加型イベントの終了時刻よりも退店予定の時刻の方が早い部屋がある場合(S126:YES)、制御部11はS128に進む。
S128では、制御部11は、現時点から開催期間が満了するまでの残り時間に応じて、開催期間が満了するまでに利用客が達成すべき追加の目標である追加目標条件を設定する。具体的には、制御部11は、追加目標条件として、初期の目標条件の合計点数に追加分の点数を上乗せした合計点数を算出し、管理テーブルにおける目標条件の情報項目を追加目標条件の内容に更新する。
追加目標条件の具体的な算出方法について、図5のグラフを参照しながら説明する。図5に例示されるグラフにおいて、横軸は参加型イベントの開始時刻から終了時刻までの時間を表し、縦軸は各参加端末において行われた歌唱の採点結果の集計点数を表している。
図5において、実線T1は、101号室の参加端末において行われた歌唱の採点結果の小計点数の推移を表すグラフである。実線T2は、102号室の参加端末において行われた歌唱の採点結果の小計点数の推移を表すグラフである。実線T3は、103号室の参加端末において行われた歌唱の採点結果の小計点数の推移を表すグラフである。実線TAは、全ての参加端末における小計点数T1〜T3を合計した合計点数の推移を表すグラフである。
図5の事例では、時刻10:00から12:00までの開催期間に対して、時刻11:00の時点で合計点数TAが目標条件に到達した状況を想定している。ただし、101〜103号室のうち、101号室の利用客は既に退店しているものとする。この時点で、参加型イベントの終了時刻まで残り時間が1時間である。
初期の目標条件が達成された時点で、制御部11は、参加が継続している各部屋について、残り時間の間に取得されると予測される小計点数を加味して、各部屋の終了時刻における小計点数を推定する。なお、参加型イベントに一旦参加しつつも既に利用客が退店した部屋については、退店時点における小計点数をそのまま終了時刻における小計点数として扱う。
そして、終了時刻における各部屋の小計点数を合計することで、終了時刻12:00における合計点数の予測値が得られる。したがって、制御部11は、合計点数の予測値を基準にして、追加目標条件を決定する。具体的には、合計点数の予測値をそのまま追加目標条件に設定してもよいし、合計点数の予測値に所定の重みを付与して微調整した値を追加目標条件に設定してもよい。
図5の事例では、時刻11:00の時点で参加が継続している102,103号室について、終了時刻12:00における小計点数T2e,T3eを推定する。具体的には、初期の目標条件が達成された時点における各部屋の小計点数の実績を開始時刻から目標条件達成時点の時刻までの時間で除した値を、単位時間あたりの小計点数の増加率とする。この単位時間あたりの小計点数の増加率を残り時間で乗算することで、各部屋において残り時間の間に取得されると予測される小計点数を予測できる。なお、退店済みの101号室については、退店時の小計点数をそのまま終了時刻12:00における小計点数T1eとして計上する。
そして、各部屋の小計点数T1e,T2e,T3eを合計することで、終了時刻12:00に到達すると予測される合計点数であるTAeが得られる。したがって、制御部11は、この予測値TAeを基準にして、追加目標条件を決定する。
ここで、追加目標条件が設定されたときの管理テーブルの状態について、図4Dを参照しながら説明する。図4Dの事例は、図4Cに例示される状態から更に時間が経過し、目標条件が達成されて追加目標条件が設定された状態を表している。この図4Dの事例では、部屋番号101,102,103の合計点数が初期の目標条件である1000点を越えている。それに伴い、目標条件の情報項目が追加目標条件として設定された1800点に更新されている。
図3のフローチャートの説明に戻る。S130では、制御部11は、追加目標条件が設定されたことを表す情報(目標条件再設定通知)を各参加端末に対して通知する。この目標条件再設定通知には、目標条件が再設定されたことを表す情報、及びS128において設定された追加目標条件が反映された管理テーブルを表す情報が含まれる。S130の後、制御部11はS106に戻る。
一方、S120において開催期間が満了したと判定された場合(S120:YES)、又は、S126において参加型イベントの終了時刻よりも退店予定が早い部屋がないと判定された場合(S126:NO)、制御部11はS132に進む。
S132では、制御部11は、参加型イベントが終了したことを表す情報を各カラオケ装置20に対して通知する。これにより、今回の参加型イベントは終了する。S132の後、制御部11はS100に戻り、次の参加型イベントのための目標条件の設定を待ち受ける。
[カラオケ装置処理の説明]
カラオケ装置20の制御部21が実行する処理の手順について、図6のフローチャートを参照しながら説明する。この処理は、カラオケ装置20の稼動中において所定の制御周期で繰返し実行される。
S200では、制御部21は、管理サーバ10から参加型イベントへの参加勧誘通知を受付けたか否かを判定する。この参加勧誘通知は、上述の管理サーバ処理(図3参照)のS104において送信される情報である。参加勧誘通知を受付けた場合(S200:YES)、制御部21はS202に進む。一方、参加勧誘通知を受付けていない場合(S200:NO)、制御部21はS200を繰返す。
S202では、制御部21は、受信した参加勧誘通知に基づく参加受付画面をディスプレイ26に表示する。この参加受付画面には、例えば、参加型イベントの目標条件を表す画像情報や、参加型イベントへの参加の有無を決定する操作を受付ける機能が割当てられたグラフィカルユーザインタフェース(GUI)が含まれる。S204では、制御部21は、参加を決定する操作指示が利用者によって入力されたか否かを判定する。この操作指示は、例えば、操作部24やリモコン端末(不図示)を介して利用者によって入力されるものとする。参加を決定する操作指示が入力された場合(S204:YES)、制御部21はS206に進む。一方、参加型イベントに参加しないことを決定する操作指示が入力された場合(S204:NO)、制御部21はS200に戻る。
S206では、制御部21は、自カラオケ装置20の識別情報と、参加型イベントへ参加することを表す「参加有」の情報とを含む参加有無通知を管理サーバ10に送信する。この参加有無通知が管理サーバ10に受理されることにより、管理サーバ10において当該カラオケ装置20が参加端末として扱われる。
S208では、制御部21は、管理サーバ10から目標条件達成通知を受信したか否かを判定する。目標条件達成通知は、管理サーバ処理(図3参照)のS124において送信される情報である。目標条件達成通知を受信した場合(S208:YES)、制御部21はS210に進む。S210では、制御部21は、目標条件達成に関する演出画像をディスプレイ26に表示させる。この演出画像には、例えば、目標条件が達成されたことを利用者に通知するメッセージ等の画像情報が含まれる。S210の後、制御部21はS216に進む。
一方、S208において目標条件達成通知を受信していないと判定された場合(S208:NO)、制御部21はS212に進む。S212では、制御部21は、管理サーバ10に対して管理テーブルの送信を要求し、管理テーブル(図4参照)のデータを取得する。S214では、制御部21は、S210で取得した管理テーブルに基づき、利用者に対して目標条件の達成を奨励する演出画像をディスプレイ26に表示させる。
ここで、目標条件の達成を奨励する演出画像の具体例について、図7Aを参照しながら説明する。図7Aの事例は、カラオケ楽曲の演奏処理において表示される背景画像に重畳して、初期の目標条件の達成を奨励する演出画像30aが表示された状況を表したものである。この演出画像30aには、演奏中の楽曲に対応する歌詞テロップの表示領域以外のスペースを利用して、30b,30c,30dの各画像情報が描画されている。
30bは、自カラオケ装置20が参加型イベントに参加中であることを表す画像情報である。30cは、目標条件の達成状況を表す画像情報である。図7Aの事例では、画像情報30cとして、各部屋における歌唱の採点結果の小計点数が記述されている。30dは、目標条件達成のために必要な残りの合計点数と、目標条件を達成することで得られる特典とを表す画像情報である。
図6のフローチャートの説明に戻る。S216では、制御部21は、自カラオケ装置20において新規の歌唱採点結果が作成されたか否かを判定する。歌唱採点結果が作成された場合(S216:YES)、制御部21はS218に進む。S218では、制御部21は、自カラオケ装置20の識別情報と歌唱採点結果の点数とを含む採点情報を管理サーバ10に送信する。一方、歌唱採点結果が作成されていない場合(S216:NO)、制御部21はS220に進む。
S220では、制御部21は、管理サーバ10から目標条件再設定通知を受信したか否かを判定する。目標条件再設定通知は、管理サーバ処理(図3参照)のS130において送信される情報である。目標条件再設定通知を受信した場合(S220:YES)、制御部21はS222に進む。S222では、制御部21は、目標条件再設定通知に含まれる管理テーブルに基づき、追加目標条件の達成を奨励する演出画像をディスプレイ26に表示させる。一方、S220において目標条件再設定通知を受信していない場合(S220:NO)、制御部21はS224に進む。
ここで、S222において表示される、追加目標条件の達成を奨励する演出画像の具体例について、図7Bを参照しながら説明する。図7Bの事例は、カラオケ楽曲の演奏処理において表示される背景画像に重畳して、追加目標条件の達成を奨励する演出画像31aが表示された状況を表したものである。この演出画像31aには、演奏中の楽曲に対応する歌詞テロップの表示領域以外のスペースを利用して、31b,31c,31dの各画像情報が描画されている。
31bは、自カラオケ装置20において追加目標条件の達成に挑戦中であることを表す画像情報である。31cは、追加目標条件の達成状況を表す画像情報である。図7Bの事例では、画像情報31cとして、各部屋における歌唱の採点結果の小計点数が記述されている。31dは、追加目標条件達成のために必要な残りの合計点数と、追加目標条件を達成することで得られる追加特典とを表す画像情報である。
図6のフローチャートの説明に戻る。S224では、制御部21は、利用客が退店することを表す指示を受付けたか否かを判定する。利用客が退店することを表す指示を受付けた場合(S224:YES)、制御部21はS226に進む。S226では、制御部21は、自カラオケ装置20の識別情報と、参加型イベントへの参加を解除することを表す「参加無」の情報とを含む参加有無通知を管理サーバ10に送信する。この参加有無通知が管理サーバ10に受理されることにより、管理サーバ10において当該カラオケ装置20の利用客が退室したものとして扱われる。S226の後、制御部21はS200に戻る。
一方、S224において退店指示を受付けていない場合(S224:NO)、制御部21はS228に進む。S228では、制御部21は、管理サーバ10からイベント終了通知を受信したか否かを判定する。イベント終了通知は、管理サーバ処理(図3参照)のS132において送信される情報である。イベント終了通知を受信した場合(S228:YES)、制御部21はS200に戻る。一方、イベント終了通知を受信していない場合(S228:NO)、制御部21はS208に戻る。
そして、S220で目標条件再設定通知を受信した以降に行われるS208において、目標条件達成通知を受信したと判定された場合(S208:YES)、制御部21は、S210において追加目標条件達成に関する演出画像をディスプレイ26に表示させる。この演出画像には、例えば、追加目標条件が達成されたことを利用者に通知するメッセージ等の画像情報が含まれる。
[効果]
実施形態のカラオケシステム1によれば、次の効果を奏する。
開催期間が設定された参加型イベントにおいて初期の目標条件が達成された場合、残り時間に応じて、追加目標条件を自動的に設定し、その追加目標条件を利用客に通知できる。これにより、たとえ、開催期間を多く残した状態で目標条件が達成されてしまっても、追加目標条件が新たに設定されることで残り時間における利用客の参加意欲を高めて滞在時間を向上させることができる。
また、開催期間が満了するまでの残り時間の間に取得されると予測される評価の集計値を加味して追加目標条件を設定することができる。このようにすることで、開催期間が満了する頃合いに達成できるような程よい追加目標条件を設定できる。それにより、利用客が追加目標条件を達成しようとすることで、開催時間帯が満了する頃まで利用客の滞在時間を延ばすことができる。
また、参加型イベントの開催期間が満了するまでに利用客が退室する予定の部屋があることを条件に、追加目標条件を設定することができる。このようにすることで、開催期間の残り時間の間にカラオケ店舗から退店する予定の利用客に対して追加目標条件を提示して、退店を思いとどまらせる効果が期待できる。
[特許請求の範囲に記載の構成との対応]
実施形態の各構成と、特許請求の範囲に記載の構成との対応は次のとおりである。
管理サーバ10の制御部11が実行するS102の処理が、目標設定部としての処理に相当する。また、制御部11が実行するS110の処理が、取得部としての処理に相当する。また、制御部11が実行するS112の処理が、集計部としての処理に相当する。また、制御部11が実行するS118の処理が、達成判断部としての処理に相当する。また、制御部11が実行するS122の処理が、達成提示部としての処理に相当する。また、制御部11が実行するS128の処理が、追加目標設定部としての処理に相当する。また、制御部11が実行するS130の処理が、追加目標送信部としての処理に相当する。また、制御部11が実行するS108の処理が、終了時刻取得部としての処理に相当する。
カラオケ装置20の制御部21が実行するS206の処理が、作成部及び評価情報送信部としての処理に相当する。また、制御部21が実行するS218の処理が、作成部及び評価情報送信部としての処理に相当する。また、制御部21が実行するS220の処理が、追加目標受信部としての処理に相当する。また、制御部21が実行するS222の処理が、追加目標提示部としての処理に相当する。
[変形例]
上記各実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素に分担させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に発揮させたりしてもよい。また、上記各実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記各実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が、本開示の実施形態である。例えば、上述の実施形態では、参加型イベントにおける目標条件として、歌唱採点結果の合計点数を適用した事例について説明した。それ以外にも、例えば、個々の参加端末における歌唱評価結果の小計点数について、個別に達成基準を設定してもよい。また、管理サーバ10が、利用客の退店を検知する方法として、カラオケ装置20から利用客が退室する通知(例えば、ログアウト通知)を受付けることによって検知してもよいし、管理テーブルの退店予定の時刻が到来したことで検知してもよい。
上述した管理サーバ10やカラオケ装置20としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体等、種々の形態で本開示を実現することもできる。
1…カラオケシステム、10…管理サーバ、11…制御部、12…記憶部、13…操作部、14…表示部、15…通信インタフェース部、20…カラオケ装置、21…制御部、22…通信インタフェース部、23…記憶部、24…操作部、25…音声入出力部、26…ディスプレイ、27…マイク、28…スピーカ。

Claims (5)

  1. ネットワークに接続された複数のカラオケ装置を有するカラオケシステムであって、
    前記複数のカラオケ装置の利用客が共通の目標条件を達成する参加型機能について、前記参加型機能が開催される時間帯である開催時間帯と、前記開催時間帯において利用客が達成すべき目標条件であって利用客によるカラオケの歌唱の実績に関する目標条件を設定するように構成された目標設定部と、
    前記参加型機能への参加を決定したカラオケ装置である参加端末それぞれにおいて、利用客が行ったカラオケの歌唱に関する評価を表す評価情報を作成するように構成された作成部と、
    前記参加端末それぞれにおいて作成された前記評価情報を取得するように構成された取得部と、
    前記取得部により取得された評価情報で表される評価を集計するように構成された集計部と、
    前記集計部により集計された集計値に基づいて、前記開催時間帯が満了する前に前記目標設定部により設定された目標条件が達成されたか否かを判断するように構成された達成判断部と、
    前記達成判断部により前記目標条件が達成されたと判断された場合、前記目標条件が達成されたことを表す情報を、所定の情報提示部を介して管理者に提示するように構成された達成提示部と、
    前記達成判断部により前記目標条件が達成されたと判断された場合、現時点から前記開催時間帯が満了するまでの残り時間に応じて、前記開催時間帯が満了するまでに利用客が達成すべき追加の目標条件であって利用客によるカラオケの歌唱の実績に関する追加目標条件を設定するように構成された追加目標設定部と、
    前記追加目標設定部によって設定された追加目標条件を表す追加目標情報を、前記参加端末に送信するように構成された追加目標送信部と、
    前記追加目標送信部により送信された追加目標情報に基づき、前記参加端末それぞれにおいて、前記追加目標情報を表す情報を所定の情報提示部を介して利用客に提示するように構成された追加目標提示部と、
    を備え、
    前記達成判断部は、さらに、前記追加目標設定部により設定された追加目標条件が達成されたか否かを判断するように構成されており、
    前記達成提示部は、さらに、前記達成判断部により前記追加目標条件が達成されたと判断された場合、前記追加目標条件が達成されたことを表す情報を、所定の情報提示部を介して管理者に提示するように構成されている、カラオケシステム。
  2. 請求項1に記載のカラオケシステムにおいて、
    前記集計部は、前記取得部により取得された評価情報で表される評価を前記参加端末ごとに集計するように構成されており、
    前記追加目標設定部は、前記達成判断部により前記目標条件が達成されたと判断された場合、現時点から前記開催時間帯が満了するまでの残り時間と、現時点で前記参加型機能への参加が継続している前記参加端末に係る評価の集計値とに基づき、前記残り時間の間に参加が継続している前記参加端末によって取得されると予測される評価の集計値を加味して前記追加目標条件を設定するように構成されている、カラオケシステム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のカラオケシステムにおいて、
    前記参加端末を利用する利用客が当該参加端末の利用を終了する予定時刻を取得するように構成された終了時刻取得部を更に備え、
    前記追加目標設定部は、前記達成判断部により前記目標条件が達成されたと判断された場合、現時点から前記開催時間帯が満了するまでの期間に前記終了時刻取得部により取得された予定時刻が含まれることを条件に、前記追加目標条件を設定するように構成されている、カラオケシステム。
  4. 複数のカラオケ装置とネットワークを介して通信するように構成された管理サーバであって、
    前記複数のカラオケ装置の利用客が共通の目標を達成する参加型機能について、前記参加型機能が開催される時間帯である開催時間帯と、前記開催時間帯において利用客が達成すべき目標条件であって利用客によるカラオケの歌唱の実績に関する目標条件を設定するように構成された目標設定部と、
    前記参加型機能への参加を決定したカラオケ装置である参加端末それぞれから、利用客が行ったカラオケの歌唱に関する評価を表す評価情報を取得するように構成された取得部と、
    前記取得部により取得された評価情報で表される評価を集計するように構成された集計部と、
    前記集計部により集計された集計値に基づいて、前記開催時間帯が満了する前に前記目標設定部により設定された目標条件が達成されたか否かを判断するように構成された達成判断部と、
    前記達成判断部により前記目標条件が達成されたと判断された場合、前記目標条件が達成されたことを表す情報を、所定の情報提示部を介して管理者に提示するように構成された達成提示部と、
    前記達成判断部により前記目標条件が達成されたと判断された場合、現時点から前記開催時間帯が満了するまでの残り時間に応じて、前記開催時間帯が満了するまでに利用客が達成すべき追加の目標条件であって利用客によるカラオケの歌唱の実績に関する追加目標条件を設定するように構成された追加目標設定部と、
    前記追加目標設定部によって設定された追加目標条件を表す追加目標条件情報を、前記参加端末に送信するように構成された追加目標送信部と、
    を備え、
    前記達成判断部は、さらに、前記追加目標設定部により設定された追加目標条件が達成されたか否かを判断するように構成されており、
    前記達成提示部は、さらに、前記達成判断部により前記追加目標条件が達成されたと判断された場合、前記追加目標条件が達成されたことを表す情報を、所定の情報提示部を介して管理者に提示するように構成されている、管理サーバ。
  5. 数のカラオケ装置の利用客が共通の目標条件を達成する参加型機能であって、前記参加型機能が開催される時間帯である開催時間帯と、前記開催時間帯において利用客が達成すべき目標条件であって利用客によるカラオケの歌唱の実績に関する目標条件が設定されている参加型機能への参加の有無を決定するように構成された参加決定部と、
    前記参加決定部により参加が決定されている場合、利用客が行ったカラオケの歌唱に関する評価を表す評価情報を作成し、作成された評価情報を管理サーバに送信するように構成された評価情報送信部と、
    前記目標条件が達成された時点から前記開催時間帯が満了するまでの残り時間に応じて前記管理サーバによって設定された追加の目標条件であって、利用客によるカラオケの歌唱の実績に関する追加目標条件を表す情報を、前記管理サーバから受信するように構成された追加目標受信部と、
    前記追加目標受信部により受信された追加目標情報に基づき、前記追加目標情報を表す情報を所定の情報提示部を介して利用客に提示するように構成された追加目標提示部と、
    を備えるカラオケ装置。
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