JP6661975B2 - 制御回路、半導体集積回路装置、発振器、電子機器及び基地局 - Google Patents
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Description
本適用例に係る制御回路は、第1の記憶領域及び第2の記憶領域を含む記憶部と、外部装置からの前記記憶部へのアクセスを制御する通信制御部と、を備え、前記通信制御部が、前記第1の記憶領域に記憶されている情報に基づいて、前記第2の記憶領域へのアクセスを制限する第1のモードと、前記第2の記憶領域へのアクセスの制限を解除する第2のモードと、を切り替えるよう制御する、制御回路。
上記適用例に係る制御回路において、前記第2の記憶領域には、電子デバイスの特性を設定する情報が記憶されてもよい。
上記適用例に係る制御回路において、前記第1の記憶領域には、温度が安定したことを示す情報が記憶されてもよい。
上記適用例に係る制御回路は、前記外部装置とI2C通信を行い、前記通信制御部は、前記第1のモードにおいて、前記外部装置からの信号に対してアクノレッジ信号を返さないようにしてもよい。
上記適用例に係る制御回路において、前記第2の記憶領域は、複数の記憶領域を含み、前記第1の記憶領域は、前記複数の記憶領域の各々について異なるアクセスレベルを設定するための情報であるアクセスレベル設定情報を記憶し、前記通信制御部は、前記第1のモードにおいて、前記アクセスレベル設定情報に基づいて、前記複数の記憶領域の各々について異なるアクセスレベルを設定してもよい。
上記適用例に係る制御回路において、前記アクセスレベル設定情報は、外部から変更可能であってもよい。
本適用例に係る半導体集積回路装置は、上記のいずれかの制御回路を備えている。
本適用例に係る発振器は、上記のいずれかの制御回路を備えている。
本適用例に係る電子機器は、上記のいずれかの制御回路又は上記の発振器を備えている。
本適用例に係る基地局は、上記のいずれかの制御回路又は上記の発振器を備えている。
1−1.第1実施形態
[発振器の構造]
図1は、第1実施形態の発振器の構造の一例を示す図であり、発振器の断面図である。図1に示すように、第1実施形態の発振器1は、集積回路(IC:Integrated Circuit)チップ2、発振素子3、パッケージ4、外部端子(外部電極)6、温度制御素子7及び温度検出素子8を含んで構成されている。
図2は、第1実施形態の発振器1の機能ブロック図である。図2に示すように、第1実施形態の発振器1は、オーブン9に収容された発振素子3、温度制御素子7及び温度検出素子8と、発振素子3を発振させるためのICチップ2とを含む。ICチップ2、発振素子3、温度制御素子7及び温度検出素子8は、パッケージ4に収容されている(図1参照)。
路60により外部から外部端子6を介して不揮発性メモリー52又はレジスター54に対するリード/ライトが可能に構成されている。
Unit)を含む外部装置が記憶部50にアクセスするためのインターフェース処理を行う。インターフェース回路60は、例えば、SPI(Serial Peripheral Interface)やI2C(Inter-Integrated Circuit)通信などの各種のシリアルバス対応のインターフェース回路であってもよいし、パラレルバス対応のインターフェース回路であってもよい。た
だし、発振器1の外部端子数を削減することによりパッケージ4を小型化するためには、インターフェース回路60をシリアルバス対応のインターフェース回路として構成することが望ましい。本実施形態において、インターフェース回路60は、I2Cのシリアルバス対応のインターフェース回路であるものとする。
30は、温度検出信号の電圧が、レジスター54に保持された温度制御情報に応じた所望の電圧値に保たれるように、温度制御素子7の発熱又は吸熱を制御してもよい。これにより、オーブン9の内部温度(発振素子3が設けられる雰囲気の温度)が、発振器1の周囲温度によらずほぼ一定になるように制御される。
第1実施形態の発振器1では、記憶部50(不揮発性メモリー52及びレジスター54)は、アクセス可否の制御が可能な記憶領域(アドレス空間)を含む。インターフェース回路60は、アクセス可否情報に応じて当該記憶領域へのアセス可否を制御する。
、外部装置によるリードが可能な情報である。
図4は、第1実施形態におけるインターフェース回路60の構成例の機能ブロック図である。図4に示すように、インターフェース回路60は、I2C制御部61と、デコーダー62とを含む。
了した後、不揮発性メモリー52には、アクセス可否情報として、第2の記憶領域MA2に対するアクセスを制限するためのデータ(第1のモードに設定するためのデータ)が書き込まれる。これにより、発振器1の製造出荷後に、発振器1の電源が投入されると、不揮発性メモリー52に記憶されているアクセス可否情報がレジスター54に転送されて第1のモードに設定される。
第1実施形態では、アクセス可否情報に応じて第2の記憶領域MA2に対するアクセス可否が制御される場合について説明した。第2実施形態では、第2の記憶領域MA2が、それぞれランクが予め設定された複数のサブ記憶領域を含み、ランクごとにアクセス可否を示すアクセスレベル設定情報に応じて第2の記憶領域MA2のサブ記憶領域に対するアクセス可否が制御される。
域を有する第2の記憶領域MA2とを含む。第2の記憶領域MA2は、図5において2つのサブ記憶領域MA2a、MA2bを含んで構成されているが、1又は3以上のサブ記憶領域を含んで構成されていてもよい。
図7は、本実施形態の電子機器の構成の一例を示す機能ブロック図である。本実施形態の電子機器300は、発振器310、CPU320、逓倍回路330、ROM(Read Only Memory)340、RAM(Random Access Memory)350、通信部360を含んで構成されている。なお、本実施形態の電子機器は、図7の構成要素(各部)の一部を省略又は変更し、あるいは、他の構成要素を付加した構成としてもよい。
る不図示の記憶部へのCPU320からのアクセスに対するインターフェース回路として機能する。
発振器1(インターフェース回路60(制御部)を備える)を適用することにより、例えば通信基地局などに利用可能な、従来よりも周波数精度の高い、高性能、高信頼性を所望される電子機器300を実現することも可能である。
図8は、本実施形態の基地局の概略構成の一例を示す図である。本実施形態の基地局400は、受信装置410、送信装置420及び制御装置430を含んで構成されている。なお、本実施形態の電子機器は、図8の構成要素(各部)の一部を省略又は変更し、あるいは、他の構成要素を付加した構成としてもよい。
Claims (10)
- 温度制御素子の発熱又は吸熱を制御する温度制御回路の動作を制御する制御回路であって、
第1の記憶領域及び第2の記憶領域を含む記憶部と、
外部装置からの前記記憶部へのアクセスを制御する通信制御部と、を備え、
前記第1の記憶領域には、前記第2の記憶領域に対するアクセスの可否を示すアクセス可否情報が記憶され、
前記第2の記憶領域には、前記温度制御回路の動作を制御するための温度制御情報が記憶され、
前記通信制御部が、前記アクセス可否情報に基づいて、前記第2の記憶領域へのアクセスを制限する第1のモードと、前記第2の記憶領域へのアクセスの制限を解除する第2のモードと、を切り替えるよう制御する、制御回路。 - 前記第2の記憶領域には、発振素子を発振させる発振回路の動作を制御するための発振制御情報、又は、レギュレーターの動作を制御するための電圧制御情報が記憶される、請求項1に記載の制御回路。
- 前記第1の記憶領域には、温度が安定したことを示す温度安定情報が記憶される、請求項1又は2に記載の制御回路。
- 前記外部装置とI2C通信を行い、
前記通信制御部は、前記第1のモードにおいて、前記外部装置からの信号に対してアクノレッジ信号を返さない、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の制御回路。 - 前記第2の記憶領域は、複数の記憶領域を含み、
前記第1の記憶領域は、前記複数の記憶領域の各々について異なるアクセスレベルを設定するための情報であるアクセスレベル設定情報を記憶し、
前記通信制御部は、前記第1のモードにおいて、前記アクセスレベル設定情報に基づいて、前記複数の記憶領域の各々について異なるアクセスレベルを設定する、請求項1乃至
3のいずれか一項に記載の制御回路。 - 前記アクセスレベル設定情報は、外部から変更可能である、請求項5に記載の制御回路。
- 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の制御回路を備えている、半導体集積回路装置。
- 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の制御回路と、前記温度制御素子と、前記温度制御回路と、を備えている、発振器。
- 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の制御回路又は請求項8に記載の発振器を備えている、電子機器。
- 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の制御回路又は請求項8に記載の発振器を備えている、基地局。
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