JP6569258B2 - 発振器、電子機器及び移動体 - Google Patents
発振器、電子機器及び移動体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6569258B2 JP6569258B2 JP2015059331A JP2015059331A JP6569258B2 JP 6569258 B2 JP6569258 B2 JP 6569258B2 JP 2015059331 A JP2015059331 A JP 2015059331A JP 2015059331 A JP2015059331 A JP 2015059331A JP 6569258 B2 JP6569258 B2 JP 6569258B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oscillator
- circuit
- value
- adjustment
- selection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
Description
本適用例に係る発振器は、温度補償回路と、前記温度補償回路の出力信号が入力される発振回路と、不揮発性メモリーと、加算回路と、を含み、前記不揮発性メモリーは、前記温度補償回路の設定値と、少なくとも1つの調整値と、を記憶し、前記加算回路は、前記設定値といずれかの前記調整値とを加算して、前記温度補償回路に出力する。
上記適用例に係る発振器は、選択回路を含み、前記不揮発性メモリーは、複数の前記調整値を記憶し、前記選択回路は、前記複数の前記調整値から1つを選択し、前記加算回路は、前記設定値と、前記選択回路が選択した前記調整値とを加算して、前記温度補償回路
に出力してもよい。
上記適用例に係る発振器において、前記不揮発性メモリーは、選択値を記憶し、前記選択回路は、前記選択値に基づいて、前記調整値を選択してもよい。
上記適用例に係る発振器は、選択値を出力するヒューズ回路を含み、前記選択回路は、前記選択値に基づいて、前記調整値を選択してもよい。
本適用例に係る電子機器は、上記のいずれかの発振器を備えている。
本適用例に係る移動体は、上記のいずれかの発振器を備えている。
1−1.第1実施形態
[発振器の構成]
図1及び図2に本実施形態の発振器の構造を示す。図1は、本実施形態の発振器の斜視図であり、図2(A)は図1のA−A’断面図である。また、図2(B)は、本実施形態の発振器の底面図である。
子3はパッケージ4に収容されている。
スター70に転送され、レジスター70に保持される。
定値の誤差が補正された温度補償データ)を温度補償回路40に出力する。
図5は、第1実施形態の発振器1の周波数温度特性の調整方法の一例を示すフローチャート図である。図5の工程S10〜S100の一部を省略又は変更し、あるいは、他の工程を追加してもよい。また、可能な範囲で、各工程の順番を適宜変更してもよい。なお、図5のフローチャートに先立ち、不揮発性メモリー60に、出力回路20、周波数調整回路30及びAFC回路32をそれぞれ制御するためのデータが書き込まれているものとする。
度特性を補償する設定値を算出する(S10)。例えば、所望の温度範囲(例えば、−40℃〜85℃)のうちの5点の温度の各々について、シリアルI/Fモードでレジスター70に複数の設定値のいずれか1つを書き込み、通常動作モードで発振器1の外部端子OUT1から出力される発振信号の周波数を測定する処理を繰り返して、設定値と発振周波数と関係などを求めて、これらの関係に基づいて、発振器1の周波数温度特性が基準範囲内(所望の温度範囲内における所望の周波数に対する発振器1の周波数偏差が基準範囲内)になるような設定値(温度補償データ)を算出する。
第2実施形態の発振器も、第1実施形態の発振器と同様、電圧制御型の温度補償型発振器であり、第1実施形態と同様の構成要素には同じ符号を付し、以下では、重複する説明については省略し、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
図7は、第2実施形態の発振器1の周波数温度特性の調整方法の一例を示すフローチャート図である。図7の工程S200〜S320の一部を省略又は変更し、あるいは、他の工程を追加してもよい。また、可能な範囲で、各工程の順番を適宜変更してもよい。また、以下では、図5のフローチャートと同様の工程については、その詳細についての説明を省略する。なお、図7のフローチャートに先立ち、不揮発性メモリー60のバンク1〜Mのすべてに、出力回路20、周波数調整回路30及びAFC回路32をそれぞれ制御するためのデータが書き込まれているものとする。
不揮発性メモリー60のバンクjに書き込む(S220)。この工程S220により、選択回路62は、バンクjに書き込まれた設定値を選択して出力し、選択回路64−1〜Nは、バンクjに書き込まれた調整値1〜Nをそれぞれ選択して出力する。
上述した各実施形態の発振器1(発振用IC2)は、種々に変形可能である。
ビットに空きが生じ、不揮発性メモリー60が不要に増大する可能性がある。
図9は、本実施形態の電子機器の構成の一例を示す機能ブロック図である。また、図10は、本実施形態の電子機器の一例であるスマートフォンの外観の一例を示す図である。
、超音波診断装置、電子内視鏡)、魚群探知機、各種測定機器、計器類(例えば、車両、航空機、船舶の計器類)、フライトシミュレーター、ヘッドマウントディスプレイ、モーショントレース、モーショントラッキング、モーションコントローラー、PDR(歩行者位置方位計測)等が挙げられる。
図11は、本実施形態の移動体の一例を示す図(上面図)である。図11に示す移動体400は、発振器410、エンジンシステム、ブレーキシステム、キーレスエントリーシステム等の各種の制御を行うコントローラー420,430,440、バッテリー450、バックアップ用バッテリー460を含んで構成されている。なお、本実施形態の移動体は、図11の構成要素(各部)の一部を省略し、あるいは、他の構成要素を付加した構成としてもよい。
周波数調整回路、32 AFC回路、40 温度補償回路、42 温度センサー、50
加算回路、52 選択回路、54 選択回路、60 不揮発性メモリー、62 選択回路、64−1〜64−N 選択回路、66 選択回路、70 レジスター、80 シリアルインターフェース(I/F)回路、90 ヒューズ回路、300 電子機器、310 発振器、312 発振回路、313 振動子、320 CPU、330 操作部、340
ROM、350 RAM、360 通信部、370 表示部、400 移動体、410
発振器、420,430,440 コントローラー、450 バッテリー、460 バックアップ用バッテリー
Claims (6)
- 温度補償回路と、
前記温度補償回路の出力信号が入力される発振回路と、
不揮発性メモリーと、
加算回路と、を含み、
前記不揮発性メモリーは、前記温度補償回路の設定値と、少なくとも1つの調整値と、を記憶し、
前記加算回路は、
前記設定値といずれかの前記調整値とを加算して、前記温度補償回路に出力し、
前記設定値は、温度補償調整工程において算出される温度補償用のデータであり、
前記調整値は、通常動作時における周波数温度特性が基準範囲内となる設定値に対する誤差である、発振器。 - 選択回路を含み、
前記不揮発性メモリーは、複数の前記調整値を記憶し、
前記選択回路は、前記複数の前記調整値から1つを選択し、
前記加算回路は、
前記設定値と、前記選択回路が選択した前記調整値とを加算して、前記温度補償回路に出力する、請求項1に記載の発振器。 - 前記不揮発性メモリーは、選択値を記憶し、
前記選択回路は、
前記選択値に基づいて、前記調整値を選択する、請求項2に記載の発振器。 - 選択値を出力するヒューズ回路を含み、
前記選択回路は、
前記選択値に基づいて、前記調整値を選択する、請求項2に記載の発振器。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の発振器を備えた、電子機器。
- 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の発振器を備えた、移動体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015059331A JP6569258B2 (ja) | 2015-03-23 | 2015-03-23 | 発振器、電子機器及び移動体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015059331A JP6569258B2 (ja) | 2015-03-23 | 2015-03-23 | 発振器、電子機器及び移動体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016178606A JP2016178606A (ja) | 2016-10-06 |
JP6569258B2 true JP6569258B2 (ja) | 2019-09-04 |
Family
ID=57070559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015059331A Active JP6569258B2 (ja) | 2015-03-23 | 2015-03-23 | 発振器、電子機器及び移動体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6569258B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020181229A (ja) | 2019-04-23 | 2020-11-05 | セイコーエプソン株式会社 | 電子部品、電子機器及び移動体 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000183648A (ja) * | 1998-12-10 | 2000-06-30 | Toyo Commun Equip Co Ltd | 周波数補正機能を有する圧電発振器 |
JP2001267847A (ja) * | 2000-03-17 | 2001-09-28 | Asahi Kasei Microsystems Kk | 温度補償型水晶発振器及び水晶発振器の温度補償方法 |
CN1543703A (zh) * | 2001-08-29 | 2004-11-03 | 精工爱普生株式会社 | 振荡器及通信设备 |
JP2009260598A (ja) * | 2008-04-16 | 2009-11-05 | Panasonic Corp | 無線装置 |
JP5556342B2 (ja) * | 2010-05-07 | 2014-07-23 | セイコーエプソン株式会社 | 圧電発振器、gps受信装置及び電子機器 |
JP5836115B2 (ja) * | 2011-12-28 | 2015-12-24 | 京セラクリスタルデバイス株式会社 | 圧電デバイスおよび周波数調整方法 |
-
2015
- 2015-03-23 JP JP2015059331A patent/JP6569258B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016178606A (ja) | 2016-10-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10069499B2 (en) | Method of manufacturing oscillator, oscillator, electronic apparatus, and moving object | |
CN106026917B (zh) | 振荡器、电子设备以及移动体 | |
JP6536780B2 (ja) | 半導体回路装置、発振器、電子機器および移動体 | |
JP6540943B2 (ja) | 半導体回路装置、発振器、電子機器および移動体 | |
US9306580B2 (en) | Oscillation circuit, oscillator, electronic device, mobile object, and oscillator manufacturing method | |
US9294101B2 (en) | Integrated circuit, vibrating device, electronic apparatus, moving object, and method of switching modes of integrated circuit | |
US10187066B2 (en) | Electronic device, method of manufacturing electronic device, electronic apparatus, and moving object | |
US10075171B2 (en) | Oscillator, electronic apparatus, and moving object | |
JP2018113603A (ja) | 発振器、電子機器および移動体 | |
US10897227B2 (en) | Oscillation circuit, oscillator, electronic device, and vehicle | |
CN105897167B (zh) | 振荡电路、电子设备、移动体以及振荡电路的调节方法 | |
JP6569258B2 (ja) | 発振器、電子機器及び移動体 | |
JP2016178605A (ja) | 発振器の製造方法 | |
CN111490734A (zh) | 振荡器、电子设备以及移动体 | |
JP6891929B2 (ja) | 温度補償型水晶発振器、電子機器及び移動体 | |
JP2016178602A (ja) | 発振器の製造方法 | |
JP2020005298A (ja) | 発振器、電子機器及び移動体 | |
JP2016187155A (ja) | 発振器の製造方法 | |
JP2016178603A (ja) | 発振器の製造方法 | |
JP2016178607A (ja) | 発振器の製造方法 | |
JP2016152540A (ja) | 発振回路の調整方法、発振回路、電子機器及び移動体 | |
JP2016178604A (ja) | 発振器の製造方法 | |
JP2016134887A (ja) | 発振回路、発振器、電子機器及び移動体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180302 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181212 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190109 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190307 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190709 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190722 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6569258 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |