JP2016134887A - 発振回路、発振器、電子機器及び移動体 - Google Patents
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Abstract
Description
本適用例に係る発振回路は、振動子の一端に接続される第1端子および前記振動子の他端に接続される第2端子を有し、前記振動子を発振させる発振用回路と、前記発振用回路に電気的に接続され、前記発振用回路を起動するための起動信号を出力する起動回路と、前記発振用回路に電力を供給する電源回路と、を含み、前記起動回路は、前記電源回路の立ち上がりに連動して前記発振用回路に前記起動信号を出力する。
上記適用例に係る発振回路において、前記発振用回路が起動を開始する前は、前記第1端子には第1の直流電圧が印加され、前記第2端子には第2の直流電圧が印加されており、前記起動信号は、前記第1端子への前記第1の直流電圧の印加および前記第2端子への前記第2の直流電圧の印加を停止させるための信号であってもよい。
上記適用例に係る発振回路において、前記第1の直流電圧は、前記第2の直流電圧よりも高く、前記発振用回路が起動を開始した後の前記第1端子の電圧は、前記第1の直流電圧よりも低く、前記発振用回路が起動を開始した後の前記第2端子の電圧は、前記第2の直流電圧よりも高くてもよい。
上記適用例に係る発振回路において、前記電源回路は、第1の信号が入力され、前記第1の信号に追従する第2の信号を生成し、前記第1の信号の電圧と前記第2の信号の電圧とが一致したときに立ち上がり、前記起動回路は、前記第1の信号の電圧と前記第2の信号の電圧とを比較するコンパレーター回路を有し、前記コンパレーター回路の出力信号に基づいて前記起動信号を生成してもよい。
上記適用例に係る発振回路において、前記コンパレーター回路は、前記第1の信号の電圧が上昇し、前記第2の信号の電圧と正のオフセット電圧との和が前記第1の信号の電圧と一致するときに前記出力信号の極性を反転させてもよい。
上記適用例に係る発振回路において、前記起動回路は、前記第1の信号の電圧が上昇し、前記コンパレーター回路の前記出力信号の極性が反転した後は、前記オフセット電圧を増加させてもよい。
回路の起動を開始する前の極性に戻らない)ため、発振用回路が起動を開始した後は、当該オフセット電圧を増加させることにより、コンパレーター回路の出力信号の極性が元に戻りにくくなり、振動子を安定して発振させることができる。
本適用例に係る発振器は、上記のいずれかの発振回路と、前記振動子と、当該発振回路と当該振動子とが配置される容器と、を有する。
本適用例に係る電子機器は、上記のいずれかの発振回路、又は、上記の発振器を備える。
本適用例に係る移動体は、上記のいずれかの発振回路、又は、上記の発振器を備える。
図1及び図2に本実施形態の発振器の構造を示す。図1は、本実施形態の発振器の斜視図であり、図2(A)は図1のA−A’断面図である。また、図2(B)は、本実施形態の発振器の底面図である。
して振動子3にフィードバックする。発振回路10は、振動子3の発振に基づく発振信号を出力する。
電圧振幅を安定化させるとともに、低消費電流化の観点から、出力回路30は出力振幅を抑えたクリップド・サイン波形を出力する。本実施形態では、振幅制御回路20により、出力回路30の出力振幅を例えば0.8〜1.2Vppの範囲で調整することが可能となっており、さらに、振幅制御回路20に従来よりも小型の発熱回路を内蔵した構成としている。また、本実施形態では、メモリー60には、出力回路30の内部に設けられた分周回路により発振信号を分周して出力するか否かを選択するための分周切替レジスターDIV、出力回路30が出力するクリップド・サイン波の発振信号の振幅レベルを調整するための出力レベル調整レジスターVOUT_ADJが設けられており、これらのレジスターに格納されるデータに基づく設定状態に連動して、振幅制御回路20の内部の発熱回路に流す電流量が制御される。
図4は、図3の出力回路30の構成例を示す図である。図4に示すように、出力回路30は、Vreg端子にはレギュレーター回路50の出力電圧Vregが印加され、Vclip端子には振幅制御回路20で生成されたクリップド・サイン波出力を得るためのクリップ電圧Vclipが印加される。出力回路30は、分周回路を備えており、DIV端子の電圧レベルにより、IN端子に入力される信号(発振回路10が出力する発振信号)を2分周するか否かを選択可能に構成されている。本実施形態では、分周切替レジスターDIVの設定値が0のときは、DIV端子がローレベルに設定され、入力信号は、分周されず、MOSトランジスターM1〜M4から成るインバーターで極性が反転され、ノードVBUF1の信号がNOR回路NOR1に伝達する。一方、分周切替レジスターDIVの設定値が1のときは、DIV端子がハイレベルに設定され、入力信号は、分周回路で1/2に分周され、ノードVBUF1の信号がNOR回路NOR1に伝達する。
図5は、図3の振幅制御回路20の構成例を示す図である。図5において、NMOSトランジスターM1,M2,M3はディプレッションタイプのMOSトランジスターであり、その他のMOSトランジスターはノーマルタイプ(エンハンスメントタイプ)のMOSトランジスターである。図5に示す振幅制御回路20は、温度補償回路40の調整時にスタティックな電流(直流電流)Ihtを流すことで、通常動作時に出力回路30で発生する熱に相当する熱を発生させる。これにより、通常動作時と温度補償回路40の調整時との間の発熱量の変動が抑えられる。
52MHzの場合は、クリップド・サイン波の振幅が若干低下する場合もあり、VOUT_ADJを“10”に設定して振幅を0.1V上げて0.92Vppとすることも可能である。
図8は、図3の発振回路10の構成例を示す図である。図8に示すように、発振回路10は、発振用回路11、電源回路12及び起動回路13を有する。
OSトランジスターM1,M2のソース・ドレイン間の電位差の変化をさらに抑制する。電源回路12の出力抵抗としては、差動増幅器AMP2のゲイン倍だけさらに上がる。電源電圧の変動に対して発振段電流Ioscが安定化し、発振用回路11の発振周波数変動を抑えられる。
発振開始後も十分な励振電流が供給され続けるため、発振が安定するまでの時間が短縮される。
図11は、本実施形態の電子機器の構成の一例を示す機能ブロック図である。また、図12は、本実施形態の電子機器の一例であるスマートフォンの外観の一例を示す図である。
図13は、本実施形態の移動体の一例を示す図(上面図)である。図13に示す移動体400は、発振器410、エンジンシステム、ブレーキシステム、キーレスエントリーシステム等の各種の制御を行うコントローラー420,430,440、バッテリー450、バックアップ用バッテリー460を含んで構成されている。なお、本実施形態の移動体は、図13の構成要素(各部)の一部を省略し、あるいは、他の構成要素を付加した構成としてもよい。
頼性の高い移動体を実現することができる。
振動子、320 CPU、330 操作部、340 ROM、350 RAM、360
通信部、370 表示部、400 移動体、410 発振器、420,430,440
コントローラー、450 バッテリー、460 バックアップ用バッテリー
Claims (9)
- 振動子の一端に接続される第1端子および前記振動子の他端に接続される第2端子を有し、前記振動子を発振させる発振用回路と、
前記発振用回路に電気的に接続され、前記発振用回路を起動するための起動信号を出力する起動回路と、
前記発振用回路に電力を供給する電源回路と、を含み、
前記起動回路は、
前記電源回路の立ち上がりに連動して前記発振用回路に前記起動信号を出力する、発振回路。 - 前記発振用回路が起動を開始する前は、前記第1端子には第1の直流電圧が印加され、前記第2端子には第2の直流電圧が印加されており、
前記起動信号は、前記第1端子への前記第1の直流電圧の印加および前記第2端子への前記第2の直流電圧の印加を停止させるための信号である、請求項1に記載の発振回路。 - 前記第1の直流電圧は、前記第2の直流電圧よりも高く、
前記発振用回路が起動を開始した後の前記第1端子の電圧は、前記第1の直流電圧よりも低く、
前記発振用回路が起動を開始した後の前記第2端子の電圧は、前記第2の直流電圧よりも高い、請求項1又は2に記載の発振回路。 - 前記電源回路は、
第1の信号が入力され、前記第1の信号に追従する第2の信号を生成し、前記第1の信号の電圧と前記第2の信号の電圧とが一致したときに立ち上がり、
前記起動回路は、
前記第1の信号の電圧と前記第2の信号の電圧とを比較するコンパレーター回路を有し、前記コンパレーター回路の出力信号に基づいて前記起動信号を生成する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の発振回路。 - 前記コンパレーター回路は、
前記第1の信号の電圧が上昇し、前記第2の信号の電圧と正のオフセット電圧との和が前記第1の信号の電圧と一致するときに前記出力信号の極性を反転させる、請求項4に記載の発振回路。 - 前記起動回路は、
前記第1の信号の電圧が上昇し、前記コンパレーター回路の前記出力信号の極性が反転した後は、前記オフセット電圧を増加させる、請求項5に記載の発振回路。 - 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の発振回路と、前記振動子と、当該発振回路と当該振動子とが配置される容器と、を有する、発振器。
- 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の発振回路、又は、請求項7に記載の発振器を備えた、電子機器。
- 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の発振回路、又は、請求項7に記載の発振器を備えた、移動体。
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---|---|---|---|---|
JPH09270639A (ja) * | 1996-03-29 | 1997-10-14 | Kinseki Ltd | 発振回路 |
JP2001274627A (ja) * | 2000-03-24 | 2001-10-05 | Nec Microsystems Ltd | 水晶発振器 |
JP2012244194A (ja) * | 2011-05-13 | 2012-12-10 | Seiko Epson Corp | 温度補償型発振器、電子機器 |
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2015
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